JP5381397B2 - 環状体、環状体張架装置、画像形成装置および環状体の製造方法 - Google Patents
環状体、環状体張架装置、画像形成装置および環状体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5381397B2 JP5381397B2 JP2009152537A JP2009152537A JP5381397B2 JP 5381397 B2 JP5381397 B2 JP 5381397B2 JP 2009152537 A JP2009152537 A JP 2009152537A JP 2009152537 A JP2009152537 A JP 2009152537A JP 5381397 B2 JP5381397 B2 JP 5381397B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular body
- image
- carbon black
- image carrier
- conductive material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
例えば、上記トナー像を中間転写体を介して静電的に転写することにより再生画像を得る画像形成装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。
即ち、請求項1に係る発明は、
少なくとも熱可塑性樹脂と、カーボンブラック、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアセチレンから選択される少なくとも一種の導電材料と、を含有し且つ少なくとも外周表面を構成する層を有し、外周表面の導電点の密度が20点/μm2以上100点/μm 2 以下である環状体である。
前記導電材料が一次粒子径20nm以下のカーボンブラックである請求項1に記載の環状体である。
請求項1または請求項2に記載の環状体と、
前記環状体を内周面側から回転可能に張架する複数の張架部材と、
を備える環状体張架装置である。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電装置と、
前記帯電装置により帯電された前記像保持体上に静電潜像を形成する潜像形成装置と、
前記像保持体上の静電潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する現像装置と、
請求項1または請求項2に記載の環状体を用いてなる中間転写用環状体と、
前記像保持体上の前記トナー像を前記中間転写用環状体に転写する一次転写装置と、
前記中間転写用環状体に転写された前記トナー像を記録媒体に転写する二次転写装置と、
前記記録媒体上のトナー像を定着する定着装置と、
を備える画像形成装置である。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電装置と、
前記帯電装置により帯電された前記像保持体上に静電潜像を形成する潜像形成装置と、
前記像保持体上の静電潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する現像装置と、
請求項1または請求項2に記載の環状体を用いてなる記録媒体搬送用環状体と、
前記像保持体上の前記トナー像を前記記録媒体搬送用環状体によって搬送される記録媒体に転写する転写装置と、
前記記録媒体上のトナー像を定着する定着装置と、
を備える画像形成装置である。
熱可塑性樹脂溶液と、カーボンブラック、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアセチレンから選択される少なくとも一種の導電材料と、を混合し、150MPa以上の圧力下で分散する分散工程と、
前記分散工程にて前記導電材料が分散された前記熱可塑性樹脂溶液を環状に成形し少なくとも外周表面を構成する層を成形する成形工程と、
を有する請求項1または請求項2に記載の環状体の製造方法である。
固体状の熱可塑性樹脂と、カーボンブラック、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアセチレンから選択される少なくとも一種の導電材料と、を混合し、60Nm以上の回転トルクの下で溶融混練する溶融混練工程と、
前記溶融混練工程にて前記導電材料が溶融混練された前記熱可塑性樹脂を環状に成形し少なくとも外周表面を構成する層を成形する成形工程と、
を有する請求項1または請求項2に記載の環状体の製造方法である。
前記導電材料が一次粒子径20nm以下のカーボンブラックである請求項6または請求項7に記載の環状体の製造方法である。
第1実施形態に係る環状体は、少なくとも熱可塑性樹脂と、カーボンブラック、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアセチレンから選択される少なくとも一種の導電材料と、を含有し且つ少なくとも外周表面を構成する層を有し、外周表面の導電点の密度が20点/μm2以上100点/μm 2 以下であることを特徴とする。更には該導電点の密度が25点/μm2以上であることがより好ましく、導電点の密度が30点/μm2以上であることが特に好ましい。
このメカニズムは、以下のように推察される。第1実施形態に係る環状体は、微小な導電点が数多く外周表面に存在するために、剥離放電の際の放電場所が分散し、各導電点(即ち放電場所)にかかる放電エネルギーが小さくなり、放電による樹脂の電気的な破壊が起こらないためと考えられる。
尚、上記「導電点」とは、以下の方法により環状体の外周表面にて観測されるものを表す。まず、試料表面に導電性の両面テープを貼りつけた後、静電除去した試料を準備する。該試料の表面を−4.0Vの測定電圧をかけながら大気中で10×10μmの範囲を512×512の分解能でコンダクティングAFM測定(Digital Instruments製、NanoscopeIIIa+D3100を使用)をおこなう。この際のプローブと導電性の両面テープに0.7pA以上の電流が流れる点を導電点と定義する。
この導電点の画像解析を行い、導電点数(隣接する導電点はまとめて1つと数える)と面積から、上記導電点の密度が算出される。本明細書に記載の数値は当該方法によって算出されたものである。
上記表面抵抗率の測定は、JIS−K−6911(1995年)に準じて、円形電極(三菱油化(株)製ハイレスターIPのURプローブ:円柱状電極の外径Φ16mm、リング状電極部の内径Φ30mm、外径Φ40mm)を用い、サンプルを絶縁板の上に置き、22℃/55%RH環境下、電圧100V印加し、印加後5sec後の外径から内径に流れる電流値をアドバンテスト製、微小電流計 R8340Aを用いることにより測定し、その電流値より得た表面抵抗値から表面抵抗率を求める。
次いで、第1実施形態に係る環状体の組成について説明する。
(1)樹脂
第1実施形態に係る環状体に用いる樹脂としては、環状体の伸びや収縮といった変形を抑制する観点から、熱可塑性樹脂が適している。該熱可塑性樹脂の具体例としては、ポリエステル樹脂(ポリエステル樹脂の例としては、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂等が挙げられる)、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、またはポリエーテルイミド樹脂等、特に限定されることなく画像形成装置の環状体として用いられる熱可塑性樹脂であれば使用される。
これらの中でも、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、またはポリカーボネート樹脂が最も適している。
尚、上記樹脂は単独で用いても混合して用いてもよい。
導電材料とは、第1実施形態に係る環状体に導電性を付与し得る材料を表し、即ち上記環状体の表面抵抗率を1013Ω/□以下に制御し得る材料を指す。
上記導電材料としては、例えばカーボンブラック、イオン導電性樹脂、または導電性高分子材料等が挙げられる。上記カーボンブラックとしては、例えばオイルファーネスブラック、チャンネルブラック、またはアセチレンブラック等が挙げられ、中でもチャンネルブラックが特に好ましい。また、導電性高分子材料としては、例えばポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアセチレン等が挙げられる。
尚、上記導電材料は単独で用いても混合して用いてもよい。
また、上記カーボンブラックの一次粒子径は小さくなると嵩密度が小さくなり取り扱いが困難になる事や表面積が大きくなるために分散物がチキソ性を示すようになる為、10nm以上であることが好ましく、12nm以上であることが特に好ましい。
第1実施形態に係る環状体には、上記のほかにも、樹脂の熱劣化を防止するための酸化防止剤や、流動性を向上させるための界面活性剤等、画像形成装置の環状体として用いられるどの添加剤を用いてもよい。
第1実施形態に係る環状体を製造する方法としては、例えば
(a)少なくとも熱可塑性樹脂(以下単に「樹脂」とも称す)と、カーボンブラック、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアセチレンから選択される少なくとも一種の導電材料と、を混合分散した熱可塑性樹脂溶液を筒型状の円筒成形管の外周面または内周面に塗布し、乾燥して少なくとも外周表面を構成する層を成形する方法
(b)固体状の熱可塑性樹脂と、カーボンブラック、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアセチレンから選択される少なくとも一種の導電材料と、を溶融混練機を用いて固体状の熱可塑性樹脂の融点以上に加熱し、溶融混練(導電剤を分散)し、得られた樹脂ペレットを溶融押出し少なくとも外周表面を構成する層を成形する方法
が挙げられる。
上記(a)の製造方法においては、前述の通り、導電点の密度を前述の範囲に制御するため、樹脂と導電材料とを分散する際には150MPa以上の圧力下で分散することが好ましく、200MPa以上の圧力下で分散することが特に好ましい。
より具体的な方法としては、上記圧力下で径の小さなオリフィスを通過させ分散する湿式ジェットミルを用いる方法が挙げられる。
環状体の成形は、特に限定されないが、例えば図1に示す回転塗布法により好適に行われる。この方法では、環状体の長さに対応した外径を有する円筒成形管11を用意する。円筒成形管11外周面に沿った位置に、塗布液(樹脂溶液)16を円筒成形管11外周面上に吐出するためのノズル15を配し、ノズル15は配管を通じて塗布液容器14に接続されており、さらに塗布液容器14は配管を通じて加圧装置17に接続している。また、ノズル15の下方には、吐出された塗布液16を円筒成形管11外周面上において押し付けるためのブレード18が配置されている。
得られた塗布液16塗膜を加熱乾燥させ、その後冷却して円筒成形管11から剥離し、定められた幅で切断することで環状体が得られる。
なお、塗布液(樹脂溶液)16の樹脂材料としてポリイミド前駆体を用いる場合には、円筒成形管11外周面上に塗布液16塗膜を形成した後、80℃以上170℃以下で乾燥することにより溶媒を除去し(乾燥工程)、さらに250℃以上350℃以下に加熱することでイミド転化(焼成工程)させてポリイミド樹脂膜を形成する。
上記(b)の製造方法においては、前述の通り、導電点の密度を前述の範囲に制御するため、樹脂と導電材料とを溶融混練機を用いて固体状の樹脂の融点以上に加熱し、溶融混練する際に60Nm以上のスクリューの回転トルクの下で溶融混練することが好ましく、80Nm以上の回転トルクの下で溶融混練することが特に好ましい。
上記方法によって溶融混練し、排出され冷却された樹脂ペレットを、一軸押出し成形機等の溶融押出し成形機の材料投入部に投入し、加熱し、環状の間隙を持った金型より溶融押出しし、冷却し、得られた環状物を切断して、環状体が得られる。
内周表面側に設ける層としては、例えば導電層や補強層が挙げられ、材料としてはニッケル電鋳ベルトやポリイミド樹脂ベルト等を用いて形成される。該層の膜厚は、20μm以上100μm以下であることが好ましい。
上記第1実施形態に係る環状体は、電子写真方式の画像形成装置用の環状体として好適に用いられ、特に中間転写用環状体または記録媒体搬送用環状体として好適に用いられる。即ち、上記第1実施形態に係る環状体を適用した好ましい画像形成装置の態様としては、以下の2態様が挙げられる。
尚、環状体を中間転写用環状体として用いる場合には、該環状体は1×108Ω/□以上1×1012Ω/□以下の表面抵抗率を持つことが好ましい。
尚、環状体を記録媒体搬送用環状体として用いる場合には、該環状体は1×109Ω/□以上1×1013Ω/□以下の表面抵抗率を持つことが好ましい。
像保持体101a乃至101dとしては、公知の電子写真感光体が広く適用される。電子写真感光体としては、感光層が無機材料で構成される無機感光体や、感光層が有機材料で構成される有機感光体などが用いられる。有機感光体においては、露光により電荷を発生する電荷発生層と、電荷を輸送する電荷輸送層を積層する機能分離型有機感光体や、電荷を発生する機能と電荷を輸送する機能を果たす単層型有機感光体が好適に用いられる。また、無機感光体においては、感光層がアモルファスシリコンにより構成されているものが、好適に用いられる。
帯電装置102a乃至102dとしては、特に制限はなく、例えば、導電性(ここで、帯電装置における「導電性」とは例えば体積抵抗率が107Ω・cm未満を意味する。)または半導電性(ここで、帯電装置における「半導電性」とは例えば体積抵抗率が107乃至1013Ωcmを意味する。)のローラ、ブラシ、フィルム、またはゴムブレード等を用いた接触型帯電器、コロナ放電を利用したスコロトロン帯電器やコロトロン帯電器など、公知の帯電器が広く適用される。これらの中でも接触型帯電器が好ましい。
露光装置114a乃至114dとしては、特に制限はなく、例えば、像保持体101a乃至101dの表面に、半導体レーザー光、LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)光、または液晶シャッタ光等の光源、或いはこれらの光源からポリゴンミラーを介して定められた像様に露光し得る光学系機器など、公知の露光装置が広く適用される。
現像装置103a乃至103dとしては、目的に応じて選択され。例えば、一成分系現像剤または二成分系現像剤をブラシ、またはローラ等を用い接触或いは非接触させて現像する公知の現像器などが挙げられる。
また、小径無機粒子については表面処理することにより、分散性が高くなり、粉体流動性をあげる効果が大きくなるため有効である。
一次転写ロール105a乃至105dは単層或いは多層のいずれでもよい。例えば、単層構造の場合は、発泡または無発泡のシリコーンゴム、ウレタンゴム、またはEPDM等にカーボンブラック等の導電性粒子が適量配合されたロールで構成される。
像保持体クリーニング装置104a乃至104dは、一次転写工程後の像保持体101a乃至101dの表面に付着する残存トナーを除去するためのものであり、クリーニングブレードの他、ブラシクリーニング、またはロールクリーニング等が用いられる。これらの中でもクリーニングブレードを用いることが好ましい。また、クリーニングブレードの材質としてはウレタンゴム、ネオプレンゴム、またはシリコーンゴム等が挙げられる。
二次転写ロール109の層構造は、特に限定されるものではないが、例えば、三層構造の場合、コア層と中間層とその表面を被覆するコーティング層により構成される。コア層は導電性粒子を分散したシリコーンゴム、ウレタンゴム、またはEPDM等の発泡体で、中間層はこれらの無発泡体で構成される。コーティング層の材料としては、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、またはパーフルオロアルコキシ樹脂などが挙げられる。二次転写ロール109の体積抵抗率は107Ωcm以下であることが好ましい。また、中間層を除いた2層構造としてもよい。
バックアップロール108は、二次転写ロール109の対向電極を形成する。バックアップロール108の層構造は、単層或いは多層のいずれでもよい。例えば単層構造の場合は、シリコーンゴム、ウレタンゴム、またはEPDM等にカーボンブラック等の導電性粒子が適量配合されたロールで構成される。二層構造の場合は、上記のゴム材料で構成される弾性層の外周面を高抵抗層で被覆したロールから構成される。
定着装置110としては、例えば、熱ローラ定着器、加圧ローラ定着器、またはフラッシュ定着器など公知の定着器が広く適用される。
中間転写ベルトクリーニング装置112および113としては、クリーニングブレードの他、ブラシクリーニング、またはロールクリーニング等を用いることができ、これらの中でもクリーニングブレードを用いることが好ましい。また、クリーニングブレードの材質としてはウレタンゴム、ネオプレンゴム、またはシリコーンゴム等が挙げられる。
(環状体の作製)
溶剤可溶型ポリアミドイミド樹脂(東洋紡製バイロマックスHR16NN、固形分率18質量%、溶剤はn−メチル−2−ピロリドン)にカーボンブラック(Special Black 5、Degussa社製、一次粒子径20nm)を32phr添加し、高圧衝突型分散機(ジーナス製)を用いて「200Mpa」にてφ0.1mmのオリフィスを通過させるとともに2分割したスラリーを衝突させることを5回行い分散を行った。
尚、「phr」とは樹脂の質量を100としたときのカーボンブラックの質量を表す。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Monarch880、Cabot社製、一次粒子径16nm)14phrに変更した以外は、実施例1に記載の方法により、φ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は81μmで、表面抵抗率は0.95×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表1に示した。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Monarch1000、Cabot社製、一次粒子径16nm)30phrに変更した以外は、実施例1に記載の方法により、φ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は81μmで、表面抵抗率は2.1×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表1に示した。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Color Black FW1、Degussa社製、一次粒子径13nm)20phrに変更した以外は、実施例1に記載の方法によりφ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は80μmで、表面抵抗率は0.87×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表1に示した。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Color Black FW200、Degussa社製、一次粒子径13nm)24phrに変更した以外は、実施例1に記載の方法によりφ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は81μmで、表面抵抗率は1.1×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表1に示した。
ポリイミド樹脂前駆体(宇部興産製ユーワニスA、固形分率18質量%、溶剤はn−メチル−2−ピロリドン)にカーボンブラック(Special Black 5、Degussa社製、一次粒子径20nm)を28phr添加し、高圧衝突型分散機(ジーナス製)を用いて「200Mpa」にてφ0.1mmのオリフィスを通過させるとともに2分割したスラリーを衝突させることを5回行い分散を行った。
この環状体の膜厚は83μmで、表面抵抗率は9.7×1010Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表1に示した。
高圧衝突型分散機(ジーナス製)を用いて「150Mpa」にてφ0.1mmのオリフィスを通過させるように変更し、且つカーボンブラックの添加量を18phrに変更した以外は、実施例4に記載の方法により、φ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は82μmで、表面抵抗率は6.7×1010Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表1に示した。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Regal400R、Cabot社製、一次粒子径25nm)36phrに変更した以外は、実施例1に記載の方法により、φ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は82μmで、表面抵抗率は1.7×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表1に示した。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Special Black4、Degussa社製、一次粒子径25nm)33phrに変更した以外は、実施例1に記載の方法によりφ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は82μmで、表面抵抗率は2.7×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表1に示した。
高圧衝突型分散機(ジーナス製)を用いて「130Mpa」にてφ0.1mmのオリフィスを通過させるように変更し、且つカーボンブラックの添加量を13phrに変更した以外は、実施例4に記載の方法により、φ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は80μmで、表面抵抗率は6.7×1010Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表1に示した。
溶剤可溶型ポリアミドイミド樹脂(東洋紡製バイロマックスHR16NN、固形分率18質量%、溶剤はn−メチル−2−ピロリドン)にカーボンブラック(Color Black FW200、Degussa社製、一次粒子径13nm)を12phr添加し、横型サンドミル(Dyno社製、Dynomill KDL)にφ2mmのジルコニア製球を内容積の60体積%充填し、φ90mmの攪拌羽で回転数1592rpmで回転させたところへ通すことで分散を行った。このときの出口での液圧は「0.2MPa」であった。
−表面抵抗率−
表面抵抗率は、前述の方法により求めた。
また、表面抵抗率の変化は、下記白抜け画像の評価前後における表面抵抗率を測定し、評価前の表面抵抗率の常用対数値と評価後の表面抵抗率の常用対数値の差より求めた。尚、上記表面抵抗率の変化は、0.6以下が求められ、望ましくは0.3以下である。
また、導電点の密度およびカーボンブラックの一次粒子径は、前述の方法により測定した。
尚、実施例4における導電点の密度の測定の際の解析画像(導電点の密度28.6点/μm2)を図3に、比較例2における導電点の密度の測定の際の解析画像(導電点の密度13.7点/μm2)を図4に示す。
10℃15%RHの低温低湿環境下において、富士ゼロックス社製のDocuPrint C2250によってA4縦用紙を連続して3000枚転写した後、ハーフトーン(マゼンタ30%)の画像をA3縦用紙に転写した。このときの2次転写電圧は5.6kVとした。得られたハーフトーン画像を目視により下記評価基準で白抜け画像の判定を行った。
白抜け画像の評価基準
◎:白抜けなし
○:わずかに白抜けあり
△:白抜けあり
×:ひどい白抜けあり
(環状体の作製)
熱可塑性樹脂(宇部興産社製ポリアミド3030XA)にカーボンブラック(Special Black 5、Degussa社製、一次粒子径20nm)を32phrとなるように、二軸溶融混練機(パーカーコーポレイション社製)を用いて、加熱温度240℃、スクリューの回転トルク「100Nm」にて溶融混練し、樹脂ペレットを得た。
尚、「phr」とは樹脂の質量を100としたときのカーボンブラックの質量を表す。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Monarch880、Cabot社製、一次粒子径16nm)14phrに変更し、且つ溶融混練時のスクリューの回転トルクを下記表2に示す数値に変更した以外は、実施例8に記載の方法により、φ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は121μmで、表面抵抗率は0.98×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表2に示した。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Monarch1000、Cabot社製、一次粒子径16nm)30phrに変更し、且つ溶融混練時のスクリューの回転トルクを下記表2に示す数値に変更した以外は、実施例8に記載の方法により、φ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は122μmで、表面抵抗率は2.0×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表2に示した。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Color Black FW1、Degussa社製、一次粒子径13nm)20phrに変更し、且つ溶融混練時のスクリューの回転トルクを下記表2に示す数値に変更した以外は、実施例8に記載の方法によりφ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は125μmで、表面抵抗率は0.87×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表2に示した。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Color Black FW200、Degussa社製、一次粒子径13nm)24phrに変更し、且つ溶融混練時のスクリューの回転トルクを下記表2に示す数値に変更した以外は、実施例8に記載の方法によりφ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は123μmで、表面抵抗率は1.01×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表2に示した。
熱可塑性樹脂(ポリブチレンテレフタレート:三菱化学社製ノバヂュラン)にカーボンブラック(Special Black 5、Degussa社製、一次粒子径20nm)を28phr添加し、実施例8に記載の溶融混練機(パーカーコーポレイション社製)を用い、加熱温度は実施例8に記載の条件、スクリューの回転トルクは「150Nm」に変更して溶融混練を行い、樹脂ペレットを得た。
この環状体の膜厚は131μmで、表面抵抗率は9.9×1010Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表2に示した。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Regal400R、Cabot社製、一次粒子径25nm)36phrに変更し、且つ溶融混練時のスクリューの回転トルクを下記表2に示す数値に変更した以外は、実施例8に記載の方法により、φ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は122μmで、表面抵抗率は1.7×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表2に示した。
用いたカーボンブラックを、カーボンブラック(Special Black4、Degussa社製、一次粒子径25nm)33phrに変更し、且つ溶融混練時のスクリューの回転トルクを下記表2に示す数値に変更した以外は、実施例8に記載の方法によりφ277.9mm、幅350mmの環状体を得た。
この環状体の膜厚は124μmで、表面抵抗率は2.7×1011Ω/□であった。この環状体よりサンプルを切り取り、導電点の密度を測定するとともに、白抜け画像評価を実施した結果を表2に示した。
表面抵抗率の算出、表面抵抗率の変化の算出、導電点の密度の測定、およびカーボンブラックの一次粒子径の測定を、実施例1において行った方法により行った。また、白抜け画像の評価についても、実施例1において行った方法により行った。
14 容器
15 ノズル
16 塗布液
17 加圧装置
18 ブレード
101a乃至101d 像保持体
102a乃至102d 帯電装置
103a乃至103d 現像装置
104a乃至104d 像保持体クリーニング装置
105a乃至105d 一次転写ロール
106a乃至106d テンションロール
107 中間転写ベルト
107b 環状体張架装置(ベルト張架装置)
108 バックアップロール
109 二次転写ロール
110 定着装置
111 ドライブロール
112 中間転写ベルトクリーニングブレード
113 中間転写ベルトクリーニングブラシ
114a乃至114d 露光装置
115 記録媒体
116 二次転写ベルト
Claims (8)
- 少なくとも熱可塑性樹脂と、カーボンブラック、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアセチレンから選択される少なくとも一種の導電材料と、を含有し且つ少なくとも外周表面を構成する層を有し、外周表面の導電点の密度が20点/μm2以上100点/μm 2 以下である環状体。
- 前記導電材料が一次粒子径20nm以下のカーボンブラックである請求項1に記載の環状体。
- 請求項1または請求項2に記載の環状体と、
前記環状体を内周面側から回転可能に張架する複数の張架部材と、
を備える環状体張架装置。 - 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電装置と、
前記帯電装置により帯電された前記像保持体上に静電潜像を形成する潜像形成装置と、
前記像保持体上の静電潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する現像装置と、
請求項1または請求項2に記載の環状体を用いてなる中間転写用環状体と、
前記像保持体上の前記トナー像を前記中間転写用環状体に転写する一次転写装置と、
前記中間転写用環状体に転写された前記トナー像を記録媒体に転写する二次転写装置と、
前記記録媒体上のトナー像を定着する定着装置と、
を備える画像形成装置。 - 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電装置と、
前記帯電装置により帯電された前記像保持体上に静電潜像を形成する潜像形成装置と、
前記像保持体上の静電潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する現像装置と、
請求項1または請求項2に記載の環状体を用いてなる記録媒体搬送用環状体と、
前記像保持体上の前記トナー像を前記記録媒体搬送用環状体によって搬送される記録媒体に転写する転写装置と、
前記記録媒体上のトナー像を定着する定着装置と、
を備える画像形成装置。 - 熱可塑性樹脂溶液と、カーボンブラック、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアセチレンから選択される少なくとも一種の導電材料と、を混合し、150MPa以上の圧力下で分散する分散工程と、
前記分散工程にて前記導電材料が分散された前記熱可塑性樹脂溶液を環状に成形し少なくとも外周表面を構成する層を成形する成形工程と、
を有する請求項1または請求項2に記載の環状体の製造方法。 - 固体状の熱可塑性樹脂と、カーボンブラック、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアセチレンから選択される少なくとも一種の導電材料と、を混合し、60Nm以上の回転トルクの下で溶融混練する溶融混練工程と、
前記溶融混練工程にて前記導電材料が溶融混練された前記熱可塑性樹脂を環状に成形し少なくとも外周表面を構成する層を成形する成形工程と、
を有する請求項1または請求項2に記載の環状体の製造方法。 - 前記導電材料が一次粒子径20nm以下のカーボンブラックである請求項6または請求項7に記載の環状体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009152537A JP5381397B2 (ja) | 2009-03-25 | 2009-06-26 | 環状体、環状体張架装置、画像形成装置および環状体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009074025 | 2009-03-25 | ||
JP2009074025 | 2009-03-25 | ||
JP2009152537A JP5381397B2 (ja) | 2009-03-25 | 2009-06-26 | 環状体、環状体張架装置、画像形成装置および環状体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010250251A JP2010250251A (ja) | 2010-11-04 |
JP5381397B2 true JP5381397B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=43312615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009152537A Active JP5381397B2 (ja) | 2009-03-25 | 2009-06-26 | 環状体、環状体張架装置、画像形成装置および環状体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5381397B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10871733B2 (en) | 2019-05-10 | 2020-12-22 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Belt, intermediate transfer belt, and image forming apparatus |
JP7367501B2 (ja) * | 2019-12-06 | 2023-10-24 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 転写装置及び画像形成装置 |
JP7367500B2 (ja) * | 2019-12-06 | 2023-10-24 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 転写ユニット、転写装置、及び画像形成装置 |
JP7447451B2 (ja) * | 2019-12-06 | 2024-03-12 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 無端ベルト、無端ベルトの製造方法、転写装置、及び画像形成装置 |
JP2022049675A (ja) | 2020-09-16 | 2022-03-29 | キヤノン株式会社 | 中間転写体及び画像形成装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3799847B2 (ja) * | 1998-12-07 | 2006-07-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 中間転写体及びそれを用いる画像形成装置 |
JP2001109277A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 中間転写体 |
JP2003131463A (ja) * | 2001-10-29 | 2003-05-09 | Nitto Denko Corp | 半導電性ベルト |
JP4440033B2 (ja) * | 2004-08-05 | 2010-03-24 | 株式会社リコー | 中間転写体とその製造方法及び成膜液組成物、この中間転写体を用いた画像形成装置 |
JP4764052B2 (ja) * | 2005-04-06 | 2011-08-31 | キヤノン株式会社 | エンドレスベルト及び電子写真装置 |
JP2007011117A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 中間転写ベルト |
JP2007140055A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Ricoh Co Ltd | 半導電性シームレスベルト及びその製造方法、並びに該半導電性シームレスベルトを用いた画像形成装置及び画像形成方法 |
-
2009
- 2009-06-26 JP JP2009152537A patent/JP5381397B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010250251A (ja) | 2010-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5429419B2 (ja) | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP5381397B2 (ja) | 環状体、環状体張架装置、画像形成装置および環状体の製造方法 | |
JP2013195452A (ja) | 画像形成装置用複層ポリイミドフィルム、画像形成装置、及び画像形成装置用複層ポリイミドフィルムの製造方法 | |
JP5470771B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5482054B2 (ja) | 画像形成装置用の円筒状部材の製造方法 | |
JP4821311B2 (ja) | 半導電性ベルト及び該半導電性ベルトを用いた画像形成装置 | |
JP2017025213A (ja) | 画像形成装置用表面処理カーボンブラック、画像形成装置用管状体、画像形成装置用管状体ユニット、及び画像形成装置 | |
JP2010060734A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4639712B2 (ja) | 導電性ロールおよびこれを備えた画像形成装置 | |
JP2004287383A (ja) | 半導電性ベルト、及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2005025052A (ja) | 半導電性ベルト、その製造方法、並びに、これを用いた中間転写ベルト及び画像形成装置 | |
US8032067B2 (en) | Circular body, circular body unit, and image forming apparatus | |
JP6221741B2 (ja) | 中間転写体、管状体ユニット、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ | |
JP4158661B2 (ja) | 半導電性ベルト、中間転写体、及び画像形成装置 | |
JP3387713B2 (ja) | 中間転写体及び該中間転写体を有する画像形成装置 | |
JP2010197961A (ja) | 転写装置、及び画像形成装置 | |
JP2009258708A (ja) | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP2013068912A (ja) | 画像形成装置用の環状体、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ | |
JP3391964B2 (ja) | 中間転写体及び該中間転写体を有する画像形成装置 | |
JP2004334150A (ja) | 半導電性ベルト、半導電性ベルトの製造方法、および、画像形成装置 | |
JP2005031421A (ja) | 中間転写体、及び該中間転写体を備えた画像形成装置 | |
JP2008233511A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003005531A (ja) | 中間転写体、中間転写体の製造方法、画像形成装置 | |
JP4206722B2 (ja) | 半導電性ベルト、及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP3903677B2 (ja) | 中間転写体、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130916 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5381397 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |