JP5614060B2 - 管状体、転写ユニット及び画像形成装置 - Google Patents
管状体、転写ユニット及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5614060B2 JP5614060B2 JP2010049831A JP2010049831A JP5614060B2 JP 5614060 B2 JP5614060 B2 JP 5614060B2 JP 2010049831 A JP2010049831 A JP 2010049831A JP 2010049831 A JP2010049831 A JP 2010049831A JP 5614060 B2 JP5614060 B2 JP 5614060B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- inner layer
- carbon black
- coating film
- outer layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
即ち、請求項1に係る発明は、
請求項1に係る発明は、
少なくとも、樹脂と導電性粒子とを含んで構成される外層及び内層の2層を有してなり、
前記内層が、厚み方向において他の領域に比べ導電性が高い第1領域と、前記第1領域の外側に前記第1領域よりも導電性が低い第2領域と、前記第1領域の内側に前記第1領域よりも導電性が低く前記第2領域よりも導電性が高い第3領域と、を有する構成、又は前記内層が、厚み方向において他の領域に比べ導電性が高い第1領域と、前記第1領域の内側に前記第1領域よりも導電性が低い第2領域と、前記第1領域の外側に前記第1領域よりも導電性が低く前記第2領域よりも導電性が高い第3領域と、を有する構成である管状体。
請求項1に記載の管状体である転写ベルトと、該転写ベルトを張力がかかった状態で掛け渡す複数のロールと、を備え、画像形成装置本体に対して脱着される転写ユニット。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像保持体の表面の潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像が転写される中間転写体と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像を前記中間転写体の表面に一次転写する一次転写手段と、
前記中間転写体の表面に転写された前記トナー像を被転写媒体に二次転写する二次転写手段と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を定着する定着手段と、
を備え、
前記中間転写体が、請求項1に記載の管状体である画像形成装置。
請求項2に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べ、画像形成装置で使用した際に、濃度ムラ、又は白点といった画像欠陥が抑制される。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べ、濃度ムラ、又は白点といった画像欠陥が抑制される。
図1は、本実施形態に係る転写ベルトを示す概略斜視図である。図2は、図1のA−A概略断面図である。図3は、他の本実施形態に係る転写ベルトを示す概略断面図である。なお、図3は、図1のA−A断面図に相当する。
一方、導電点偏在領域124A以外の領域の導電性は、ベルト断面における印加電圧5Vのコンダクティブ原子間力顕微鏡観察像において検出される電流の最大値が11pA以上20pA未満(望ましくは17pA以上20pA以下)であって、二乗平均電流値が2pA以上3pA以下(望ましくは2.1pA以上3pA以下)であることがよい。
この測定試料としてのベルト断面での電流値を前記cAFMシステムで測定する。得られたcAFM像を、システム付属の画像処理ソフトにより解析を行い、最大電流値と二乗平均電流値を算出する。なお、本実施形態では、このベルト断面における対象となる領域を観察したcAFM像において、最大電流値と二乗平均電流値の算出を2箇所で実施し、その平均値を最大電流値と二乗平均電流値とする。
樹脂材料は、そのヤング率が、ベルト厚みによっても異なるが、望ましくは、3500MPa以上、より望ましくは4000MPa以上であればよく、ベルトとしての機械特性が満足される。樹脂としては、上記ヤング率を満たせば、制限はないが、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルエーテルエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエステル樹脂、補強材を添加してなるポリエステル樹脂などが挙げられる。
導電性粒子としては、導電性又は半導電性の粉末が使用でき、ベルトとして特定の電気抵抗を安定して得ることができれば、導電性に制限はないが、例えば、ケッチエンブラック、アセチレンブラック、pH5以下の酸化処理カーボンブラック等のカーボンブラック、アルミニウムやニッケル等の金属、酸化錫等の酸化金属化合物、チタン酸カリウム等が例示される。そしてこれらを単独、あるいは併用して使用してもよいが価格面で有利なカーボンブラックが望ましい。ここで、「導電性」とは、体積抵抗率が107 Ωcm未満であることを意味する。また、「半導電性」とは、体積抵抗率が107以上1013 Ωcm以下であることを意味する。他も同様である。
本実施形態に係る転写ベルトが中間転写ベルトの場合、その外周面の表面抵抗率は、常用対数値で9(LogΩ/□)以上13(LogΩ/□)以下であることが望ましく、10(LogΩ/□)以上12(LogΩ/□)以下であることがより望ましい。電圧印加の30msec後の表面抵抗率の常用対数値が13(LogΩ/□)を超えると、二次転写時に記録媒体と中間転写ベルトとが静電吸着し、記録媒体の剥離ができなくなる場合がある。一方、電圧印加の30msec後の表面抵抗率の常用対数値が9(LogΩ/□)未満であると、中間転写ベルトに一次転写されたトナー像の保持力が不足し画質の粒状性や像乱れが発生する場合がある。尚、前記体積抵抗率の常用対数値は、後述する導電剤の種類、及び導電剤の添加量により制御される。
図6に、表面抵抗率測定装置に用いる電極の平面概略図を示す。表面電極21を中心とし、同心円環状にガード電極22が配置されている。ここで、d1〜d3は、それぞれ表面電極21の直径、ガード電極22の内周円の直径、ガード電極22の外周円の直径を表す。これらの値は、測定サンプルの大きさ及び形状に併せて任意に設定可能である。なお、本実施例中の表面抵抗率の測定には、URプローブ(三菱化学社製)を用い、d1〜d3はそれぞれ下記の値とした。
d1=16mm
d2=30mm
d3=40mm
表面抵抗率ρsは下記式にて算出した。
式:ρs=[π(d2+d1)/(d2−d1)]×(V/I)
(ここで、Vは表面電極21に印加する電圧値(V)を、Iは微小電流計26で検出する電流値(A)をそれぞれ表す。本実施例中の表面抵抗率の測定では、表面電極21に印加する電圧は500Vとした。また、電流値Iは電圧Vを印加してから10s後の値とした。表面抵抗率の測定は温度20℃、相対湿度40%の環境下で行った。)
図6に、体積抵抗率測定装置に用いる電極の平面概略図を示す。表面電極21を中心とし、同心円環状にガード電極22が配置されている。ここで、d1〜d3は、それぞれ表面電極21の直径、ガード電極22の内周円の直径、ガード電極22の外周円の直径を表す。これらの値は、測定サンプルの大きさ及び形状に併せて任意に設定可能である。なお、本実施例中の体積抵抗率の測定には、URプローブ(三菱化学社製)を用い、d1〜d3はそれぞれ下記の値とした。
d1=16mm
d2=30mm
d3=40mm
体積抵抗率ρvは下記式にて算出した。
式:ρv=[(π×d12)/4]×(V/I)×(1/t)
(ここで、Vは表面電極21に印加する電圧値(V)を、Iは微小電流計26で検出する電流値(A)を、tは測定サンプルの膜厚(cm)をそれぞれ表す。本実施例中の体積抵抗率の測定では、表面電極21に印加する電圧は500Vとした。また、電流値Iは電圧Vを印加してから10s後の値とした。また、測定サンプルの膜厚tの測定には、マイクロメーターや渦電流式膜厚系など公知のいかなる方法も好適に用いることができるが、本実施例中では、渦電流式膜厚計ISOSCOPE MP30(Fischer社製)にて膜厚を測定した。体積抵抗率の測定は温度20℃、相対湿度40%の環境下で行った。)
なお、外層用塗膜121Aが内層用塗膜122Aよりも厚みが厚い場合、外層用塗膜121Aに加えるエネルギーの総和は内層用塗膜122Aに加えるエネルギーの総和よりも大きいことがよい。具体的には、例えば、同じ乾燥温度であれば、外層用塗膜121Aの乾燥時間は内層用塗膜122Aよりも長くすることがよい。これにより、内層用塗膜122Aの溶媒は、外層用塗膜121Aを通じて乾燥するので、内層用塗膜122A及び外層用塗膜121A同時に乾燥が行われる。
また、内層用塗布液の円筒成形管11上への塗布方法は、導電性粒子124と樹脂材料とが含まれる外層用塗布液の塗布方法で挙げられた塗布方法が利用される。
図12は、本実施形態に係る転写ユニットを示す概略斜視図である。本実施形態に係る転写ユニット130は、図12に示すように、前記実施形態に係る転写ベルト120を備えており、転写ベルト120は対向配置された駆動ロール131及び従動ロール132により張力がかかった状態で掛け渡されている(以下、単に「張架」という場合がある。)。また、図示されていないが、感光体(像保持体)表面のトナー像を転写ベルト120上に1次転写させるためのロールと、転写ベルト120上に転写されたトナー像をさらに記録媒体に2次転写させるためのロールが配置される。なお、転写ベルト120を張架するロールの数は限定されず、使用態様に応じて配置すればよい。このような構成の転写ユニット130は画像形成装置に組み込まれて使用され、画像形成の際、駆動ロール131,従動ロール132の回転に伴って転写ベルト120も張架した状態で回転する。
図13は、本実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
像保持体101a〜101dとしては、公知の電子写真感光体を広く適用することができる。電子写真感光体としては、感光層が無機材料で構成される無機感光体や、感光層が有機材料で構成される有機感光体などを用いることができる。有機感光体においては、露光により電荷を発生する電荷発生層と、電荷を輸送する電荷輸送層を積層する機能分離型の有機感光体や、電荷を発生する機能と電荷を輸送する機能を同一の層が果たす単層型有機感光体が好適に用いられる。また、無機感光体においては、感光層がアモルファスシリコンにより構成されているものが、好適に用いられる。
帯電装置102a〜102dとしては、特に制限はなく、例えば、導電性(ここで、「導電性」とは例えば体積抵抗率が107Ω・cm未満を意味する。本明細書においては、特記がない限り同様である。)又は半導電性(ここで、「半導電性」とは例えば体積抵抗率が107〜1013Ωcmを意味する。本明細書においては、特記がない限り同様である。)のローラ、ブラシ、フィルム、又はゴムブレード等を用いた接触型帯電器、コロナ放電を利用したスコロトロン帯電器やコロトロン帯電器など、公知の帯電器を広く適用することができる。これらの中でも、オゾンの発生が少なく、効率的な帯電を行うことができる接触型帯電器が好ましい。
露光装置114a〜114dとしては、特に制限はなく、例えば、像保持体101a〜101dの表面に、半導体レーザー光、LED光、又は液晶シャッタ光等の光源、或いはこれらの光源からポリゴンミラーを介して所望の像様に露光できる光学系機器など、公知の露光装置を広く適用することができる。
現像装置103a〜103dとしては、目的に応じて選択することができる。例えば、一成分系現像剤又は二成分系現像剤をブラシ、ローラ等を用い接触或いは非接触させて現像する公知の現像器などが挙げられる。
1次転写ロール105a〜105dは単層或いは多層のいずれでもよい。例えば、単層構造の場合は、発泡又は無発泡のシリコーンゴム、ウレタンゴム、又はエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等にカーボンブラック等の導電性粒子が適量配合されたロールで構成される。その抵抗値は105Ω以上1010Ω以下の範囲にあることが好ましい。1次転写ロール105a〜105dには1.0kV以上5.5kV以下の電圧が印加され、像保持体101a〜101dとの間に発生する電界により、トナーを転写する。
像保持体クリーニング装置104a〜104dは、1次転写工程後の像保持体101a〜101dの表面に付着する残存トナーを除去するためのものであり、クリーニングブレードの他、ブラシクリーニング、又はロールクリーニング等を用いることができる。これらの中でもクリーニングブレードを用いることが好ましい。また、クリーニングブレードの材質としてはウレタンゴム、ネオプレンゴム、又はシリコーンゴム等が挙げられる。
2次転写ロール109の層構造は、特に限定されるものではないが、例えば、三層構造の場合、コア層と中間層とその表面を被覆するコーティング層により構成される。コア層は導電性粒子を分散したシリコーンゴム、ウレタンゴム、又はEPDM等の発泡体で、中間層はこれらの無発泡体で構成される。コーティング層の材料としては、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、パーフルオロアルコキシ樹脂などが挙げられる。2次転写ロール109の体積抵抗率は107Ωcm以下であることが好ましい。また、中間層を除いた2層構造とすることも可能である。
バックアップロール108は、2次転写ロール109の対向電極を形成する。バックアップロール108の層構造は、単層或いは多層のいずれでもよい。例えば単層構造の場合は、シリコーンゴム、ウレタンゴム、又はEPDM等にカーボンブラック等の導電性粒子が適量配合されたロールで構成される。二層構造の場合は、上記のようなゴム材料で構成される弾性層の外周面を高抵抗層で被覆したロールから構成される。バックアップロール108の表面抵抗率は107Ω/□以上1011Ω/□以下の範囲にあることが好ましい。
定着装置110としては、例えば、熱ローラ定着器や加圧ローラ定着器、又はフラッシュ定着器など公知の定着器を広く適用することができる。
中間転写ベルトクリーニング装置112及び113としては、クリーニングブレードの他、ブラシクリーニング、ロールクリーニング等を用いることができ、これらの中でもクリーニングブレードを用いることが好ましい。また、クリーニングブレードの材質としてはウレタンゴム、ネオプレンゴム、又はシリコーンゴム等が挙げられる。
3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’-ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18wt%)100重量部にカーボンブラック(Special Black 4:Degussa社製)を80重量部添加し、ジェットミル分散機(Geanus PY[衝突部の最小部断面積0.032mm2]:ジーナス社製)を用い、圧力200MPaで分散ユニット部を5回通過させて分散・混合を行った。得られた分散液に対して、3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’-ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18wt%)を、ポリアミック酸100重量部に対してカーボンブラックが21重量部になるよう添加し、プラネタリー式ミキサー(アイコーミキサー:愛工舎製作所製)を用いて混合・攪拌することにより、カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を調製した。
管状体1の作製において、内層用塗膜と外層用塗膜塗布後の乾燥時間、及び内層用塗膜と外層用塗膜のイミド化後の膜厚を、それぞれ表1に示す値とした以外は、管状体1と同様にして管状体2〜7を作製した。管状体2〜7の内層用塗膜乾燥後残留NMP量と体積抵抗率を表1に示す。
3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’-ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18wt%)100重量部にカーボンブラック(Special Black 4:Degussa社製)を80重量部添加し、ジェットミル分散機(Geanus PY[衝突部の最小部断面積0.032mm2]:ジーナス社製)を用い、圧力200MPaで分散ユニット部を5回通過させて分散・混合を行った。得られた分散液に対して、3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’-ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18wt%)を、ポリアミック酸100重量部に対してカーボンブラックが23.0重量部になるよう添加し、プラネタリー式ミキサー(アイコーミキサー:愛工舎製作所製)を用いて混合・攪拌することにより、内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を調製した。
管状体1の作製において、内層用塗膜と外層用塗膜塗布後の乾燥時間、及び内層用塗膜と外層用塗膜のイミド化後の膜厚を、それぞれ表1に示す値とした以外は、管状体1と同様にして管状体9を作製した。管状体9の内層用塗膜乾燥後残留NMP量と体積抵抗率を表1に示す。
管状体8の作製において、内層用塗膜と外層用塗膜塗布後の乾燥時間、及び内層用塗膜と外層用塗膜のイミド化後の膜厚を、それぞれ表1に示す値とした以外は、管状体8と同様にして管状体10〜11を作製した。管状体10〜11の内層用塗膜乾燥後残留NMP量と体積抵抗率を表1に示す。
3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’-ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18wt%)100重量部にカーボンブラック(Special Black 4:Degussa社製)を80重量部添加し、ジェットミル分散機(Geanus PY[衝突部の最小部断面積0.032mm2]:ジーナス社製)を用い、圧力200MPaで分散ユニット部を5回通過させて分散・混合を行った。得られた分散液に対して、3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’-ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18wt%)を、ポリアミック酸100重量部に対してカーボンブラックが21重量部になるよう添加し、プラネタリー式ミキサー(アイコーミキサー:愛工舎製作所製)を用いて混合・攪拌することにより、カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を調製した。
管状体12の作製において、内層用塗膜塗布後、外層用塗膜塗布後及びNMP塗布後の乾燥時間、及び内層用塗膜と外層用塗膜のイミド化後の膜厚を、それぞれ表1に示す値とした以外は、管状体12と同様にして管状体13〜18を作製した。管状体13〜18の内層用塗膜乾燥後残留NMP量と体積抵抗率を表1に示す。
3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’-ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18wt%)100重量部にカーボンブラック(Special Black 4:Degussa社製)を80重量部添加し、ジェットミル分散機(Geanus PY[衝突部の最小部断面積0.032mm2]:ジーナス社製)を用い、圧力200MPaで分散ユニット部を5回通過させて分散・混合を行った。得られた分散液に対して、3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’-ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18wt%)を、ポリアミック酸100重量部に対してカーボンブラックが19重量部になるよう添加し、プラネタリー式ミキサー(アイコーミキサー:愛工舎製作所製)を用いて混合・攪拌することにより、外層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を調製した。
管状体12の作製において、内層用塗膜塗布後、外層用塗膜塗布後及びNMP塗布後の乾燥時間、及び内層用塗膜と外層用塗膜のイミド化後の膜厚を、それぞれ表1に示す値とした以外は、管状体12と同様にして管状体20を作製した。管状体20の内層用塗膜乾燥後残留NMP量と体積抵抗率を表1に示す。
管状体19の作製において、内層用塗膜塗布後、外層用塗膜塗布後及びNMP塗布後の乾燥時間、及び内層用塗膜と外層用塗膜のイミド化後の膜厚を、それぞれ表1に示す値とした以外は、管状体19と同様にして管状体21〜22を作製した。管状体21〜22の内層用塗膜乾燥後残留NMP量と体積抵抗率を表1に示す。
(管状体1の導電点偏在領域の特定)
管状体1の作製において得られた管状体1の外層の外周面の表面抵抗率を特定した。次に、測定した箇所の内層の内周面を研磨フィルム(ラッピングフィルム#2000[A3−9SHT]:住友スリーエム社製)で研磨し、次いで研磨フィルム(ラッピングフィルム#10000[C3−0.5SHT]:住友スリーエム社製)で仕上げ研磨を行った。研磨後の膜厚を測定したところ、削り膜厚は0.2μmであった。研磨後、再び外層の外周面の表面抵抗率を測定した。以降、内層の内周面からの研磨と外層の外周面の表面抵抗率の測定を繰り返した。図14に、内層の内周面からの研磨量と外層の外周面の表面抵抗率の測定結果、つまり内層の内周面からの研磨量に対する外層の外周面の表面抵抗率の変化を示す。
管状体1の導電点偏在領域の特定と同様にして、管状体2〜8の導電点偏在領域の境界位置1及び境界位置2の特定を行った。管状体2〜8の導電点偏在領域の境界位置1及び境界位置2を、それぞれ表1に示す。
管状体1の導電点偏在領域の特定と同様にして、内層の内周面からの研磨量に対する外層の外周面の表面抵抗率の変化と、外層の外周面からの研磨量に対する内層の内周面の表面抵抗率の変化を調べたが、管状体9〜11のいずれにおいても、表面抵抗率の変化が見られず、導電点偏在領域が存在しないことが確認された。
管状体1の導電点偏在領域の特定と同様にして、管状体12〜19の導電点偏在領域の境界位置1及び境界位置2の特定を行った。管状体12〜19の導電点偏在領域の境界位置1及び境界位置2を、それぞれ表1に示す。
管状体1の導電点偏在領域の特定と同様にして、内層の内周面からの研磨量に対する外層の外周面の表面抵抗率の変化と、外層の外周面からの研磨量に対する内層の内周面の表面抵抗率の変化を調べたが、管状体20〜22のいずれにおいても、表面抵抗率の変化が見られず、導電点偏在領域が存在しないことが確認された。
内層の導電点偏在領域と他の領域(導電点偏在領域以外の内層領域、及び外層領域)との導電性について、コンダクティブ原子間力顕微鏡観察(cAFM)像による最大電流値及び二乗平均電流値を調べた。結果を表2に示す。
図1に示す基本構成を有するフルカラープリンター(DocuPrint C5450:富士ゼロックス社製)を改造した評価機に管状体1を搭載した。
この画質評価機を用い、A3用紙(J紙:富士ゼロックス社製)に両面プリントを行った。プリント時に、2次転写ロールに印加される転写電圧を4.0kVに設定した。出力画像として、ハーフトーンパターン(Cyan70%濃度)を印字し、ウロコ状の濃度ムラ及び白点を、目視にてグレード評価した。画質評価は両面プリントの裏面側で行った。また、画像出力は10℃、15RH%の環境下で実施した。各画像欠陥のグレード判定基準は以下の通り。画質評価の結果を表2に示す。
G0:発生が無い
G1:わずかに発生が見られる(許容レベル内)
G2:発生が見られる(許容レベル内)
G3:発生が容易に確認できる(許容レベル内)
G4:発生が確認でき許容できなくなるレベル
G5:発生が顕著になり許容レベルを大きく超える
G6:はっきりとしたウロコ形態が確認できるレベル
G0:発生が無い
G1:わずかに発生が見られる(許容レベル内)
G2:発生が見られる(許容レベル内)
G3:発生が容易に確認できる(許容レベル内)
G4:発生が確認でき許容できなくなるレベル
G5:発生が顕著になり許容レベルを大きく超える
G6:発生数、大きさも大きくなり許容レベルをはるかに超える
実施例1において、管状体1の代わりに表1に示す管状体に変えた以外は、実施例1と同様にして画質評価を行った。結果を表2に示す。
実施例1において、管状体1の代わりに表1に示す管状体に変えた以外は、実施例1と同様にして画質評価を行った。結果を表2に示す。
−管状体23の作製−
ポリイミド前駆体溶液(商品名:Uワニス、宇部興産製、固形分濃度18%、溶媒はN−メチルピロリドン)100重量部に、カーボンブラック(商品名:スペシャルブラック4、デグザヒュルス社製)を固形分重量比で22%、及びN−メチルピロリドン15重量部を混合し、次いで対向衝突型分散機(株式会社ジーナス製、GeanusPY)により分散し、25℃での粘度が約12Pa・sの内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を得た。
次に、その円筒成形管11の表面にシリコーン系離型剤(商品名:KS700、信越化学(株)製)を塗布し、300℃で1時間焼き付け処理を施した。
円筒成形管11の両端に、マスキング部材(商品名:スコッチテープ#232、住友スリーエム社製で、クレープ紙基材とアクリル系粘着材からなる幅24mmのもの)を全周にわたって貼り付けた。
塗布後、円筒成形管11をそのまま5分間回転を続けることで、塗膜表面のらせん筋は消失した。これにより、膜厚が160μmの内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体塗膜が形成された。この厚さは、でき上がり膜厚33μmに相当する。
なお、内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥塗膜の乾燥状態での残留溶媒量は、35重量%であった。この残留溶媒量は、内層用塗膜塗布後の円筒成形管11の重さから、乾燥後の円筒成形管11の重さの差分より算出した。
塗布後、円筒成形管11をそのまま回転を5分間続けることで、塗膜表面のらせん筋は消失した。これにより、膜厚が300μmの外層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体塗膜が形成された。この厚さは、でき上がり膜厚67μmに相当する。
その後、円筒成形管11を10rpmで回転させながら180℃の乾燥炉に入れ、外層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体塗膜を30分間で乾燥させた。これにより、内外層合わせたカーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥塗膜の残留溶剤量が40重量%であり、円筒成形管11の回転をやめても皮膜が垂れることがない状態の皮膜を得ることができた。
得られた管状体の膜厚をダイヤルゲージで測定すると、内層及び外層の合計で100μmであった。また、得られた管状体から厚さ約1μmの縦断面の薄片を作製し、光学顕微鏡にて透過光で断面を観察すると、図16に示すように、内層と外層との界面における内層側にカーボンブラックが偏在した領域(カーボンブラック偏在領域:つまり、カーボンブラックの密度が高い領域)が約5μmの厚さで存在していることが確認された。
得られた管状体は、外層の表面抵抗率が12.5LogΩ/□、内層の表面抵抗率(裏面の表面抵抗率)が12.1LogΩ/□、体積抵抗率が13.8LogΩ・cmであり、中間転写ベルトとして好ましい値であった。
−管状体24の作製−
実施例17と同様にして、円筒成形管11上に内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体塗膜を形成し、円筒成形管11を10rpmで回転させながら180℃の乾燥炉に入れ、20分間乾燥させた。
次に、得られた内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥塗膜の端部のマスキング部材を手で引き剥がし、円筒成形管11を回転台からおろして垂直にして加熱炉に入れ、200℃で30分、300℃で30分加熱反応させ、残留溶剤の乾燥とポリイミド樹脂のイミド化反応を同時に行って、カーボンブラック分散ポリイミド皮膜を形成し、これを内層とした。
次に、得られた外層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥塗膜の端部のマスキング部材を手で引き剥がし、円筒成形管11を回転台からおろして垂直にして加熱炉に入れ、200℃で30分、300℃で30分加熱反応させ、残留溶剤の乾燥とポリイミド樹脂のイミド化反応を同時に行って、カーボンブラック分散ポリイミド皮膜を形成し、これを外層とした。
得られた管状体から厚さ約1μmの縦断面の薄片を作製し、光学顕微鏡にて透過光で断面を観察したが、カーボンブラックが偏在した領域(カーボンブラック偏在領域:つまり、カーボンブラックの密度が高い領域)は形成されていなかった。
得られた管状体は、外層の表面抵抗率が15LogΩ/□以上、体積抵抗率15LogΩ・cm以上であり、中間転写ベルトとして好ましいものではなかった。
−管状体25の作製−
実施例17において、内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体塗膜の乾燥条件を180℃、8分間に変更した以外は、実施例17と同様に管状体25を得た。なお、乾燥した内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥塗膜の残留溶媒は55重量%であった。
得られた管状体から厚さ約1μmの縦断面の薄片を作製し、光学顕微鏡にて透過光で断面を観察したが、図18に示すように、カーボンブラックが偏在した領域(カーボンブラック偏在領域:つまり、カーボンブラックの密度が高い領域)は形成されていなかった。
得られた管状体は、外層の表面抵抗率が14.5LogΩ/□、内層の表面抵抗率(裏面の表面抵抗率)が14.5LogΩ/□、体積抵抗率が14.1LogΩ・cmであった。
−管状体26の作製−
実施例17において、内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体塗膜の乾燥条件を180℃、35分間に変更した以外は、実施例17と同様に管状体26を得た。なお、乾燥した内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥塗膜の残留溶媒は、19重量%であった。
得られた管状体は、表面全面に気泡欠陥があった。また、得られた管状体の抵抗測定も気泡欠陥にリング電極が触れるため均一に荷重がかからず、測定ができなかった。
−管状体27の作製−
実施例17において、内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体塗膜の乾燥条件を190℃、25分間に変更し、外層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体塗膜の乾燥条件を180℃、30分間に変更した以外は、実施例17と同様に管状体27を得た。なお、乾燥した内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥塗膜の残留溶媒は、22重量%であり、得られた内層及び外層は形状が保持され、外層形成後も気泡欠陥は発生しなかった。
得られた管状体から厚さ約1μmの縦断面の薄片を作製し、光学顕微鏡にて透過光で断面を観察すると、図17に示すように、内層と外層との界面における内層側にカーボンブラックが偏在した領域(カーボンブラック偏在領域:つまり、カーボンブラックの密度が高い領域)が約5μmの厚さで存在していることが確認された。また、内層と外層との界面とカーボンブラック偏在領域との間に(つまり外層とカーボンブラック偏在領域との間に)、他の領域に比べてカーボンブラックが少なく含まれた領域(カーボンブラック低密度領域)が約1μmの厚さで存在していることが確認された。
得られた管状体は、外層の表面抵抗率が12.2LogΩ/□、内層の表面抵抗率(裏面の表面抵抗率)が10.9LogΩ/□、体積抵抗率が13.3LogΩ・cmであり、中間転写ベルトとしては、好ましい範囲であった。
−管状体28の作製−
実施例17において、内層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体塗膜の乾燥条件を125℃、50分間に変更し、外層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体塗膜の乾燥条件を180℃、30分間に変更した以外は、実施例17と同様に管状体28を得た。
得られた管状体から厚さ約1μmの縦断面の薄片を作製し、光学顕微鏡にて透過光で断面を観察すると、内層と外層との界面における内層側にカーボンブラックが偏在した領域(カーボンブラック偏在領域:つまり、カーボンブラックの密度が高い領域)が約2.5μmの厚さで存在していることが確認された。
得られた管状体は、外層の表面抵抗率が13.6LogΩ/□、内層の表面抵抗率(裏面の表面抵抗率)が13.3LogΩ/□、体積抵抗率14.0LogΩ・cmであり、中間転写ベルトとして好ましい値であった。
14 容器
15 ノズル
16 ポリイミド前駆体溶液
17 加圧装置
18 ブレード
21 表面電極
22 ガード電極
23 裏面電極
24 絶縁シート
25 直流電源
26 微小電流計
27 測定サンプル
101a〜101d 像保持体
102a〜102d 帯電装置
103a〜103d 現像装置
104a〜104d 像保持体クリーニング装置
105、105a〜105d 一次転写ロール
106a〜106d テンションロール
107 中間転写ベルト
107b 転写ユニット
108 バックアップロール
109 二次転写ロール
110 定着装置
111 駆動ロール
112 中間転写ベルトクリーニングブレード
113 中間転写ベルトクリーニングブラシ
114a〜114d 像露光装置
115 被転写媒体
120 転写ベルト
121 外層
121A 外層用塗膜
122 内層
122A 内層用塗膜
123 溶出用溶媒
124 導電性粒子
124A 導電点偏在領域
130 転写ユニット
131 駆動ロール
132 従動ロール
Claims (3)
- 少なくとも、樹脂と導電性粒子とを含んで構成される外層及び内層の2層を有してなり、
前記内層が、厚み方向において他の領域に比べ導電性が高い第1領域と、前記第1領域の外側に前記第1領域よりも導電性が低い第2領域と、前記第1領域の内側に前記第1領域よりも導電性が低く前記第2領域よりも導電性が高い第3領域と、を有する構成、又は前記内層が、厚み方向において他の領域に比べ導電性が高い第1領域と、前記第1領域の内側に前記第1領域よりも導電性が低い第2領域と、前記第1領域の外側に前記第1領域よりも導電性が低く前記第2領域よりも導電性が高い第3領域と、を有する構成である管状体。 - 請求項1に記載の管状体である転写ベルトと、該転写ベルトを張力がかかった状態で掛け渡す複数のロールと、を備え、画像形成装置本体に対して脱着される転写ユニット。
- 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像保持体の表面の潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像が転写される中間転写体と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像を前記中間転写体の表面に一次転写する一次転写手段と、
前記中間転写体の表面に転写された前記トナー像を被転写媒体に二次転写する二次転写手段と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を定着する定着手段と、
を備え、
前記中間転写体が、請求項1に記載の管状体である画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010049831A JP5614060B2 (ja) | 2009-03-19 | 2010-03-05 | 管状体、転写ユニット及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009068770 | 2009-03-19 | ||
JP2009068770 | 2009-03-19 | ||
JP2010049831A JP5614060B2 (ja) | 2009-03-19 | 2010-03-05 | 管状体、転写ユニット及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010241123A JP2010241123A (ja) | 2010-10-28 |
JP5614060B2 true JP5614060B2 (ja) | 2014-10-29 |
Family
ID=43094699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010049831A Active JP5614060B2 (ja) | 2009-03-19 | 2010-03-05 | 管状体、転写ユニット及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5614060B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4844700B1 (ja) * | 2011-08-16 | 2011-12-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 無端状ベルトの製造方法 |
JP5910223B2 (ja) * | 2011-08-17 | 2016-04-27 | 富士ゼロックス株式会社 | ポリアミック酸組成物、無端ベルト及びその製造方法、画像形成装置 |
JP5867809B2 (ja) * | 2011-12-15 | 2016-02-24 | 株式会社リコー | 中間転写ベルト、中間転写ベルトの製造方法および画像形成装置 |
JP6075620B2 (ja) * | 2012-12-28 | 2017-02-08 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP6413545B2 (ja) * | 2014-08-15 | 2018-10-31 | 富士ゼロックス株式会社 | 管状体、管状体ユニット、中間転写体、及び画像形成装置 |
JP6492795B2 (ja) * | 2015-03-09 | 2019-04-03 | 富士ゼロックス株式会社 | 転写ベルト、転写ベルトユニット、及び画像形成装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001129837A (ja) * | 1999-11-04 | 2001-05-15 | Nitto Denko Corp | 半導電性ベルト及びその製造方法 |
JP2004045916A (ja) * | 2002-07-15 | 2004-02-12 | Nitto Denko Corp | 中間転写兼定着ベルトおよびその製造方法 |
JP2004287383A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-10-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト、及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2005024829A (ja) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Bando Chem Ind Ltd | 中間転写部材及びその製造方法 |
JP2005024873A (ja) * | 2003-07-02 | 2005-01-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導電性ベルト、及び半導電性ベルトの製造方法 |
JP2005262729A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Nitto Denko Corp | シームレスベルトおよびその製造方法 |
JP5081651B2 (ja) * | 2008-02-04 | 2012-11-28 | 株式会社リコー | 電子写真用中間転写媒体及び該中間転写媒体を用いた画像形成装置 |
-
2010
- 2010-03-05 JP JP2010049831A patent/JP5614060B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010241123A (ja) | 2010-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5429419B2 (ja) | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP5614060B2 (ja) | 管状体、転写ユニット及び画像形成装置 | |
JP2009139657A (ja) | ベルト部材、転写装置、画像形成装置及びベルト部材仕様決定評価方法 | |
JP5825114B2 (ja) | ポリイミド樹脂フィルム、管状体、管状体ユニット、中間転写体、及び画像形成装置 | |
JP2010224229A (ja) | 管状体、管状体支持装置、画像定着装置、画像形成装置、及び管状体の製造方法 | |
JP2013195452A (ja) | 画像形成装置用複層ポリイミドフィルム、画像形成装置、及び画像形成装置用複層ポリイミドフィルムの製造方法 | |
JP5589680B2 (ja) | 管状体、管状体ユニット、中間転写体、及び画像形成装置 | |
US8506277B2 (en) | Cylindrical core for manufacturing endless belt-shaped body, and method for manufacturing endless belt-shaped body | |
JP2010060734A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5470771B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010191375A (ja) | 環状体、環状体張架装置および画像形成装置 | |
JP2009258698A (ja) | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP5446180B2 (ja) | 転写ベルト及びその製造方法並びに転写ユニット及び画像形成装置 | |
JP2013195464A (ja) | 管状体、管状体ユニット、中間転写体、及び画像形成装置 | |
JP5920142B2 (ja) | 二次転写装置用の二次転写ベルト、二次転写装置、転写装置、及び画像形成装置 | |
JP2010139644A (ja) | 転写ベルト、ベルト張架装置、及び画像形成装置 | |
JP4844643B2 (ja) | 管状体、転写ユニット、及び画像形成装置 | |
JP2009258708A (ja) | 環状体、環状体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP2018084661A (ja) | 無端ベルト、無端ベルトユニット、及び画像形成装置 | |
JP2010060811A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5245310B2 (ja) | 無端状ベルト、ベルト張架装置および画像形成装置 | |
JP2018159829A (ja) | 転写部材及び画像形成装置 | |
JP4400118B2 (ja) | ポリイミド製無端ベルトの製造方法 | |
JP6872107B2 (ja) | 無端ベルト、無端ベルトユニット、及び画像形成装置 | |
JP6859664B2 (ja) | ベルト部材、ベルト部材ユニット、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140812 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140825 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5614060 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |