JP2010139644A - 転写ベルト、ベルト張架装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベルト厚み方向に抵抗差を有すると共に、印加電圧を500V、パルス電圧を400Vに設定した条件でパルス静電応力(PEA)法によりベルト外周面から測定される空間電荷によるピークの位置をベルト外周面から厚み40μm以上の領域に有する転写ベルト。
【選択図】なし
Description
請求項1に係る発明は、
ベルト厚み方向に抵抗差を有すると共に、印加電圧を500V、パルス電圧を400Vに設定した条件でパルス静電応力(PEA)法によりベルト外周面から測定される空間電荷によるピークの位置をベルト外周面から厚み40μm以上の領域に有する転写ベルト。
前記ベルト厚み方向の抵抗差が、0.6Log(Ω/□)以上である請求項1に記載の転写ベルト。
印加電圧を500V、パルス電圧を400Vに設定した条件でパルス静電応力(PEA)法によりベルト外周面から測定される空間電荷によるピーク強度の絶対値が30C/m3以下である請求項1に記載の転写ベルト。
印加電圧を500V、パルス電圧を400Vに設定した条件でパルス静電応力(PEA)法によりベルト外周面から測定される空間電荷によるピーク位置(X:μm)とピーク強度の絶対値(Y:C/m3)との関係が下記式(1)を満たす請求項1に記載の転写ベルト。
式(1):Y<0.8X−24.0
画像形成装置本体に着脱可能であり、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の転写ベルトと、該転写ベルトを内側から張力がかかった状態で掛け渡す複数のロールと、を有するベルト張架装置。
像保持体と、
前記像保持体表面を帯電する帯電手段と、
前記像保持体表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
前記トナー像を前記記録媒体に定着する定着手段と、
を有し、
前記転写手段が、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の転写ベルトを備えることを特徴とする画像形成装置。
請求項2に係る発明によれば、ベルト厚み方向の抵抗差が特定以上であっても、電荷の蓄積による画像の濃度ムラが抑制される。
請求項3に係る発明によれば、空間電荷によるピーク強度を考慮しない場合に比べ、電荷の蓄積による画像の濃度ムラが抑制される。
請求項4に係る発明によれば、空間電荷によるピーク強度とピーク強度との関係を考慮しない場合に比べ、電荷の蓄積による画像の濃度ムラが抑制される。
請求項5に係る発明によれば、転写ベルトの空間電荷によるピークの位置を考慮しない場合に比べ、濃度ムラが抑制される。
請求項6に係る発明によれば、転写ベルトの空間電荷によるピークの位置を考慮しない場合に比べ、濃度ムラが抑制される。
本実施形態に係る転写ベルトは、ベルト厚み方向に抵抗差を有する。そして、印加電圧を500V、パルス電圧を400Vに設定した条件でパルス静電応力(PEA)法によりベルト外周面から測定される空間電荷によるピークの位置をベルト外周面から厚み40μm以上の領域に有する。
・式(1):Y<0.8X−24.0
以下、本実施形態に係る転写ベルトの具体的構成について説明する。
本実施形態に係る転写ベルトは、空間電荷のピーク位置を、ベルト外周面から特定厚み以上と離れた場所とし、ベルト厚み方向に抵抗差を有するベルトである。このベルト厚み方向に抵抗差を有するとは、ベルト厚み方向に抵抗値が異なる領域が存在することを意味する。空間電荷のピーク位置をベルト外周面から特定厚み以上と離れた場所とし、ベルト厚み方向に抵抗差を有する構成として具体的には、例えば、
1)2層以上の抵抗が異なる層を積層した構成、2)単層構成で導電剤の含有率をベルト厚み方向に分布を持たせた構成(つまり、ベルト厚み方向に導電剤の含有率が異なる領域が存在する構成)等が挙げられる。
樹脂材料は、そのヤング率が、ベルト厚みによっても異なるが、望ましくは、3500MPa以上、より望ましくは4000MPa以上であればよく、ベルトとしての機械特性が満足される。樹脂としては、上記ヤング率を満たせば、制限はないが、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルエーテルエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエステル樹脂、補強材を添加してなるポリエステル樹脂などが挙げられる。
本実施形態に係る転写ベルトが中間転写ベルトの場合、その外周面の表面抵抗率は、常用対数値で9(LogΩ/□)以上13(LogΩ/□)以下であることが望ましく、10(LogΩ/□)以上12(LogΩ/□)以下であることがより望ましい。電圧印加の30msec後の表面抵抗率の常用対数値が13(LogΩ/□)を超えると、二次転写時に記録媒体と中間転写ベルトとが静電吸着し、記録媒体の剥離ができなくなる場合がある。一方、電圧印加の30msec後の表面抵抗率の常用対数値が9(LogΩ/□)未満であると、中間転写ベルトに一次転写されたトナー像の保持力が不足し画質の粒状性や像乱れが発生する場合がある。尚、前記体積抵抗率の常用対数値は、後述する導電剤の種類、及び導電剤の添加量により制御される。
式:ρs=π×(D+d)/(D−d)×(V/I)
なお、表面抵抗率は、円形電極(三菱油化(株)製ハイレスターIPのURプローブ:円柱状電極部Cの外径Φ16mm、リング状電極部Dの内径Φ30mm、外径Φ40mm)を用い、22℃/55%RH環境下、電圧500V、10秒印加後の電流値を求め算出する。
式ρv=19.6×(V/I)×t
なお、体積抵抗率は、円形電極(三菱油化(株)製ハイレスターIPのURプローブ:円柱状電極部Cの外径Φ16mm、リング状電極部Dの内径Φ30mm、外径Φ40mm)を用い、22℃/55%RH環境下、電圧500V、10秒印加後の電流値を求め算出する。
式:Δl=P・l・α/(t・w・E)
ここで、Δl:ベルトの変位量(μm)
P:負荷 (N)
l:2本のテンションロール間のベルトの長さ(mm)
α:係数
t:ベルト厚み(mm)
w:ベルト幅(mm)
E:ベルト材料のヤング率(N/mm2)を表す。
また、転写ベルトが、基材層と、基材層上に形成される層(表面層や弾性層)と、を有する場合、その基材層上に形成される層の厚みの割合は、ベルト総厚みの10%以上50%であることがよい。基材層上に形成される層の厚みが、上記範囲であれば、基材の樹脂材料に影響させずに、転写ベルト上のトナーに集中していた押圧力は分散される。このためトナーは凝集し難くなり、結果、ライン画像が中抜けするホロキャラクター等の画質欠陥は発生し難くなる。
本実施形態に係る画像形成装置は、像保持体と、像保持体表面を帯電する帯電手段と、
前記像保持体表面に潜像を形成する潜像形成手段と、潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、トナー像を前記記録媒体に定着する定着手段と、を有し、転写手段が、上記本実施形態に係る転写ベルトを備えるものである。
また、本実施形態に係る画像形成装置は、例えば、転写手段が記録媒体を搬送するための搬送転写ベルトと像保持体に形成されたトナー像を用紙転写ベルトにより搬送された記録媒体に転写するための転写部とを備え、当該記録媒体転写ベルトとして上記本実施形態に係る転写ベルトを備える構成が挙げられる。
なお、支持ロール24は、図示しないバネ等により駆動ロール22から離れる方向に付勢されており、両者に巻回された中間転写ベルト20に特定の張力が与えられている。また、中間転写ベルト20の像保持体側面には、駆動ロール22と対向して中間転写体クリーニング装置30が備えられている。
また、各ユニット10Y、10M、10C、10Kの現像装置(現像手段)4Y、4M、4C、4Kのそれぞれには、トナーカートリッジ8Y、8M、8C、8Kに収容されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーが供給可能である。
尚、1次転写ロール5Yは、中間転写ベルト20の内側に配置され、感光体1Yに対向した位置に設けられている。更に、各1次転写ロール5Y、5M、5C、5Kには、1次転写バイアスを印加するバイアス電源(図示せず)がそれぞれ接続されている。各バイアス電源は、図示しない制御部による制御によって、各1次転写ロールに印加する転写バイアスを可変する。
感光体1Yは、導電性(20℃における体積抵抗率:1×106Ωcm以下)の基体上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗(一般の樹脂程度の抵抗)であるが、レーザ光線3Yが照射されると、レーザ光線が照射された部分の比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3を介してレーザ光線3Yを出力する。レーザ光線3Yは、感光体1Yの表面の感光層に照射され、それにより、イエロー印字パターンの静電荷像が感光体1Yの表面に形成される。
このようにして感光体1Y上に形成された静電荷像は、感光体1Yの走行に従って特定の現像位置まで回転される。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電荷像が、現像装置4Yによって可視像(現像像)化される。
一方、感光体1Y上に残留したトナーはクリーニング装置6Yで除去されて回収される。
こうして、第1ユニット10Yにてイエロートナー像の転写された中間転写ベルト20は、第2乃至第4ユニット10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー像が重ねられて多重転写される。
なお、上記例示した画像形成装置は、中間転写ベルト20を介してトナー像を記録媒体Pに転写する構成となっているが、この構成に限定されるものではなく、感光体から直接トナー像が記録媒体Pに転写される構造であってもよい。
以上により記録媒体上に画像が形成される。
−基材層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液−
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’−ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18質量%)100質量部に、カーボンブラック(Special Black 4:Degussa社製)を80質量部添加し、ジェットミル分散機(Geanus PY[衝突部の最小部断面積0.032mm2]:ジーナス社製)を用い、圧力200MPaで分散ユニット部を5回通過させて分散・混合を行い、分散液(A)を得た。
次いで、得られた分散液(A)に対して、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’−ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18質量%)を、ポリアミック酸100質量部に対してカーボンブラックが10質量部になるよう添加し、プラネタリー式ミキサー(アイコーミキサー:愛工舎製作所製)を用いて混合・攪拌することにより、基材層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を調製した。
前記分散液(A)に対して3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’−ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18質量%)をポリアミック酸100質量部に対してカーボンブラックが16質量部になるよう添加する以外は、最内周層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液と同様の製法により表面層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を得た。
図5に示す円筒成型管11として、外径366mm、長さ650mmのアルミニウム製円筒体を用意した。かかるアルミニウム製円筒体は、表面を切削して外径を366mmとした後、球形ガラス粒子によるブラスト処理により、表面粗さRa:0.40μmに粗面化したものである。その円筒成型管11の表面にシリコーン系離型剤(商品名:KS700、信越化学(株)製)を塗布し、300℃で1時間焼き付け処理を施してアルミニウム製円筒体を作製した。さらに、回転塗布工程として、図5に示すように、円筒成型管11を軸方向を水平にして矢印Aの方向に40rpmで回転させた。ブレード18は幅20mm、厚さ0.5mmのSUSからなり、弾力性を有している。ブレード18を円筒成型管11に押付け、ポリイミド前駆体溶液16として前記基材層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を用い、加圧装置17に配管を通じて接続された容器14から口径2mmのノズル15を通して押し出した。ポリイミド前駆体溶液16がブレード18を通過する際、ブレード18が押し広げられ、ブレード18と円筒成型管11の間には隙間ができた。次いで、ノズル15とブレード18を矢印Bの方向に120mm/分の速さで移動させた。なお、塗布の際には、円筒成型管11の両端に20mmずつの不塗布領域を設けた。次に、基材層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液が塗布された円筒成型管11を水平のまま、6rpmで回転させながら120℃で25分間加熱乾燥させ、最内周層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜を得た。なお、最内周層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜の膜厚は、後に示すイミド化後の膜厚が33μmになるよう、塗布時のノズル15からの押出し液量を調整した。
基材層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜が形成された円筒成型管11の表面に、前記表面層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液を、基材層の形成に記載の方法により塗布した。
次に、表面層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体溶液が塗布された円筒成型管11を水平のまま、6rpmで回転させながら120℃で25分間加熱乾燥させ、表面層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜を得た。なお、表面層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜の膜厚は、後に示すイミド化後の膜厚が67μmになるよう、塗布時のノズル15からの押出し液量を調整した。
実施例1において、表面層膜厚(du)、基材層膜厚(dl)、表面層カーボンブラック(CB)含有量C1、基材層カーボンブラック(CB)含有量C2をそれぞれ表1に示す値とした以外は、実施例1に記載の方法により、中間転写ベルトを作製した。
−表面層用ポリアニリン分散ポリイミド前駆体溶液−
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4’−ジアミノジフェニルエーテルからなるポリアミック酸のNMP溶液(イミド転化後の固形分率が18質量%)を、ポリアミック酸100質量部に対してポリアニリンが15質量部になるよう添加し、プラネタリー式ミキサー(アイコーミキサー:愛工舎製作所製)を用いて混合・攪拌することにより、表面層用ポリアニリン分散ポリイミド前駆体溶液を調製した。
実施例1において、基材層膜厚(dl)、基材層カーボンブラック(CB)含有量C2をそれぞれ表2に示す値とした以外は、実施例1に記載の方法により基材層用カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜を形成した。
基材層カーボンブラック分散ポリイミド前駆体乾燥膜が形成された円筒成型管11の表面に、前記表面層用ポリアニリン分散ポリイミド前駆体溶液を、実施例1の最内周層の形成に記載の方法により塗布した。
次に、表面層用ポリアニリン分散ポリイミド前駆体溶液が塗布された円筒成型管11を水平のまま、6rpmで回転させながら120℃で25分間加熱乾燥させ、表面層用ポリアニリン分散ポリイミド前駆体乾燥膜を得た。なお、表面層ポリアニリン分散ポリイミド前駆体乾燥膜の膜厚は、後に示すイミド化後の膜厚が40μmになるよう、塗布時のノズル15からの押出し液量を調整した。
実施例4において、表面層膜厚(du)、基材層膜厚(dl)、表面層ポリアニリン(PAn)含有量C1’、基材層カーボンブラック(CB)含有量C2をそれぞれ表2に示す値とした以外は、実施例4に記載の方法により中間転写ベルトを作製した。
実施例1又は4において、表面層膜厚(du)、基材層膜厚(dl)、表面層カーボンブラック(CB)含有量C1、表面層ポリアニリン(PAn)含有量C1’、基材層カーボンブラック(CB)含有量C2をそれぞれ表3に示す値とした以外は、実施例1又は4に記載の方法により中間転写ベルトを作製した。なお、表面層カーボンブラック(CB)含有量C1に値を表記した場合、実施例1に記載の方法により中間転写ベルトを作製し、表面層ポリアニリン(PAn)含有量C1’を表記した場合、実施例4に記載の方法により中間転写ベルトを作製した。
−特性−
得られた中間転写ベルトについて、既述の方法により、ベルト外周面から測定される空間電荷によるピークの位置(ベルト外周面からの厚み)、空間電荷によるピーク強度の絶対値、表面層の表面抵抗率、基材層の体積抵抗率を測定した。その結果を表4及び表5に示す。
フルカラー複写機(DocuColor 8000 Digital Press:富士ゼロックス社製)を改造した画像評価機(2次転写ロールを評価機本体内蔵の電源から切り離して、外部電源(TRek社製 MODEL 610D)に接続し、2次転写ロールに外部から直接電圧(プリント時に二次転写ロールに印加される転写電圧を4.0kVに設定)を印加するように改造し、前記中間転写ベルトを搭載した。テスト条件としてはCyanハーフトーン(濃度30、50%)で濃度ムラ及び点状白抜け及びうろこ状ムラを目視で評価した。尚、評価基準は以下の通りである。その結果を表6に表す。
○:白点状白抜けが確認されない
×:白点状白抜けがはっきりと確認される。
○:ハーフトーン濃度30、50%のどちらでもうろこ状ムラがが確認されない。
△:ハーフトーン濃度30時はわずかにしかうろこ状ムラが確認されないが、濃度50%時ではっきりとうろこ状ムラが確認される
×:ハーフトーン濃度30、50%のどちらでもかうろこ状ムラがはっきりと確認される。
◎:ハーフトーン濃度30、50%のどちらでも濃度ムラが確認されない。
○:ハーフトーン濃度50%時のみわずかに濃度ムラが確認されるが許容範囲内である
○−:ハーフトーン濃度30、50%でわずかに濃度ムラが確認されるが許容範囲内である
△:ハーフトーン濃度30時はわずかにしか濃度ムラが確認されないが、濃度50%時ではっきりと濃度ムラが確認される
×:ハーフトーン濃度30、50%のどちらでも濃度ムラがはっきりと確認される。
2Y、2M、2C、2K 帯電ロール
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
3 露光装置
4Y、4M、4C、4K 現像装置
5Y、5M、5C、5K 1次次転写ロール
6Y、6M、6C、6K クリーニング装置
8Y、8M、8C、8K トナーカートリッジ
10Y、10M、10C、10K 画像形成ユニット
11 円筒成型管
14 容器
15 ノズル
16 ポリイミド前駆体溶液
17 加圧装置
18 ブレード
20 中間転写ベルト
22 駆動ロール
24 支持ロール
26 2次転写ロール
30 中間転写体クリーニング装置
101 試料
102 電圧印加電極
103 接地電極
104 圧電端子センサー
105 オシロスコープ
106 コンピュータ
201Y、201M、201C、201BK 感光体ドラム
202Y、202M、202C、202BK 帯電ロール
203Y、203M、203C、203BK 露光器
204Y、204M、204C、204BK 現像装置
205Y、205M、205C、205BK 感光体ドラム清掃部材
206 記録媒体搬送転写ベルト
207Y、207M、207C、207BK 転写ロール
208 記録媒体搬送ロール
209 定着装置
210 ベルト支持ロール
212 ベルト支持ロール
214 ベルト用清掃部材
216 記録媒体
220 ベルト張架装置
Y、M、C、BK 画像形成ユニット
Claims (6)
- ベルト厚み方向に抵抗差を有すると共に、印加電圧を500V、パルス電圧を400Vに設定した条件でパルス静電応力(PEA)法によりベルト外周面から測定される空間電荷によるピークの位置をベルト外周面から厚み40μm以上の領域に有する転写ベルト。
- 前記ベルト厚み方向の抵抗差が、0.6Log(Ω/□)以上である請求項1に記載の転写ベルト。
- 印加電圧を500V、パルス電圧を400Vに設定した条件でパルス静電応力(PEA)法によりベルト外周面から測定される空間電荷によるピーク強度の絶対値が30C/m3以下である請求項1に記載の転写ベルト。
- 印加電圧を500V、パルス電圧を400Vに設定した条件でパルス静電応力(PEA)法によりベルト外周面から測定される空間電荷によるピーク位置(X:μm)とピーク強度の絶対値(Y:C/m3)との関係が下記式(1)を満たす請求項1に記載の転写ベルト。
式(1):Y<0.8X−24.0 - 画像形成装置本体に着脱可能であり、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の転写ベルトと、該転写ベルトを内側から張力がかかった状態で掛け渡す複数のロールと、を有するベルト張架装置。
- 像保持体と、
前記像保持体表面を帯電する帯電手段と、
前記像保持体表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
前記トナー像を前記記録媒体に定着する定着手段と、
を有し、
前記転写手段が、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の転写ベルトを備えることを特徴とする画像形成装置。
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