JP2009245013A - プリンタ装置および搭乗券のカット位置制御方法 - Google Patents

プリンタ装置および搭乗券のカット位置制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スタブや券と券のつなぎ目のくびれた部分を検出するためのセンサを搭載していない装置において、1つながりとなった複数枚の搭乗券の、1枚の搭乗券の搭乗券長に応じてカット位置を自動的に制御することを可能としたプリンタ装置を提供することである。
【解決手段】提案するプリンタ装置は、媒体の先端位置をカット位置から第1の搭乗券長に対応する送り量だけ進ませるように、搬送部を駆動し(S103)、そのカット位置で、カッターを昇降動作させてカット動作を試みる(S104)。このカット動作に成功すれば、処理される1つながりとなった複数枚の搭乗券の、1枚の搭乗券長を上記第1の搭乗券長とし、このカット動作に失敗すれば、媒体の先端位置を、さらに、第1の搭乗券長より長い第2の搭乗券長と第1の搭乗券長との差分に対応する送り量だけ進ませるように、搬送部を駆動し(S109)、そのカット位置で、カッターを昇降動作させてカット動作を再度試みる(S104)。
【選択図】図3

Description

本発明は、航空機の搭乗券を発券するプリンタ装置において、搭乗券のカット位置を制御する技術に関する。
エアライン業界には、搭乗券、チケットの発券専用プリンタとバゲッジタグ印刷専用プリンタとがある。業界内では、効率化・コスト低減化の目的からバゲッジタグ印刷専用プリンタによる搭乗券、チケット発券への印刷が要望され、その運用が始まっている。
なお、搭乗券、チケットの1枚の長さは、(7+3/8)インチと、8インチの2通りがあり、このうちのあるものは、スタブと呼ばれる搭乗券本体に対する余白部分が設けられている。そして、搭乗券、チケットの1枚の長さに応じて印字パターンにも2種類ある。
上記運用を可能とするために必要なプリンタの機能として以下の2つがある。
・セットされている媒体中の1枚の搭乗券(チケット)長に合わせてカットする機能
・ホスト指示と、セットされた1枚の搭乗券(チケット)長から、適切な印字パターンを自動選択する機能
上記した2つの機能を実現するため、現状では、プリンタのメカ構成として、スタブや券と券のつなぎ目のくびれた部分を検出するためのセンサを搭載しているが、これによりコストアップの原因となっている。
一方、上述のバゲッジタグ印刷専用プリンタは、スタブや券と券のつなぎ目のくびれた部分を検出するためのセンサを搭載していない。このため、装置設定(ソフトウェアスイッチ等)にて、1枚の搭乗券(チケット)長をユーザ設定またはホスト指示設定されて、その設定された1枚の搭乗券(チケット)長を基に、以降の処理を行っている。
しかし、セットされた媒体中の1枚の搭乗券(チケット)長を自動認識する構成ではないため、例えば次のような問題が発生する。
すなわち、スタブを有する搭乗券に対してスタブを有さない搭乗券に対する指定を行なうなどのオペレーションミスによって正しい位置に文字等が印字されないという問題がある。
周辺の類似技術として、例えば、特許文献1では、給紙される用紙の長さを自動的に検出し、プリント動作を実行するプリントシステムが示されている。
また、特許文献2では、金融機関で扱われる不特定多数の帳票類をイメージリーダで読み取り、プリンタで印刷可能かどうかを判定するプリンタシステムが示されている。
特開平9−191731号公報 「用紙長さ自動検出によるプリントシステム及びその制御方法」 特開2002−36654号公報 「プリンタシステム」
本発明は、スタブや券と券のつなぎ目のくびれた部分を検出するためのセンサを搭載していない装置において、1つながりとなった複数枚の搭乗券の、1枚の搭乗券の搭乗券長に応じてカット位置を自動的に制御することを可能としたプリンタ装置および搭乗券のカット位置制御方法を提供することを目的とする。
提案する第1のプリンタ装置は、複数枚の搭乗券が1つながりとなったまとまりである媒体から、それぞれの搭乗券に印字を行い、カットする装置である。
この第1のプリンタ装置は、印字処理に先立って行われるカット動作で搭乗券と搭乗券のつなぎ目の候補位置でカッターによる媒体のカットを試みるカット部と、現在の候補位置で上記カット部による切断ができなかった場合に、次の候補位置での切断を試みるように、上記カット部を駆動するとともに、切断ができた候補位置を、媒体の1枚の搭乗券の搭乗券長に設定する制御部と、を有する。
提案する第2のプリンタ装置は、複数枚の搭乗券が1つながりとなったまとまりから、それぞれの搭乗券に印字を行い、カットする装置である。
この第2のプリンタ装置は、1枚の搭乗券の第1の搭乗券長に対応する送り量と、1枚の搭乗券の上記第1の搭乗券長より長い第2の搭乗券長と上記第1の搭乗券長との差分に対応する送り量と、を記憶する送り量記憶部と、カット位置まで上記1つながりとなっている搭乗券を搬送する搬送部と、上記1つながりとなっている搭乗券に対してカッターを昇降動作させてカットを試みるカッター部と、制御部とを有する。
上記制御部は、上記送り量記憶部に記憶される第1の搭乗券長に対応する送り量だけ上記1つながりとなっている搭乗券の先端部分を上記カッター部の設置位置から上記搬送部を駆動して搬送して、上記1つながりとなっている搭乗券に対し上記カッター部による第1のカット動作を試みて、上記第1のカット動作が成功した場合、1枚の搭乗券の搭乗券長を上記第1の搭乗券長に設定する。
また、上記制御部は、さらに、上記第1のカット動作が失敗した場合、上記1つながりとなっている搭乗券の先端部分を、上記送り量記憶部に記憶される差分に対応する送り量だけ上記搬送部を駆動して搬送して、上記1つながりとなっている搭乗券に対し上記カッター部による第2のカット動作を試みて、上記第2のカット動作が成功した場合、1枚の搭乗券の搭乗券長を上記第2の搭乗券長に設定する。
ここで、例えば、1つながりとなった複数枚の搭乗券(媒体)への損傷を低減するために、媒体を、搭乗券と搭乗券の境界のミシン目が設けられた位置ではカットできるが、それ以外のミシン目が設けられていない位置ではカットできない程度に、カッターの駆動トルク、搬送部による媒体への押し圧が軽減されている。
よって、プリンタ装置において、処理される1つながりとなった複数枚の搭乗券の、1枚の搭乗券長が2種類(第1の搭乗券長:X1、第2の搭乗券長:X2、ただし、X2>X1)あった場合、まず、媒体の先端位置をカット位置から第1の搭乗券長に対応する送り量だけ進ませるように、搬送部を駆動し、そのカット位置で、カッターを昇降動作させてカット動作を試みる。
このカット動作に成功すれば、処理される1つながりとなった複数枚の搭乗券の、1枚の搭乗券長を上記第1の搭乗券長とし、このカット動作に失敗すれば、媒体の先端位置を、さらに、第2の搭乗券長(=X2)と第1の搭乗券長(=X1)との差分(=X2−X1)に対応する送り量だけ進ませるように、搬送部を駆動し、そのカット位置で、カッターを昇降動作させてカット動作を試みる。そして、このカット動作に成功すれば、処理される1つながりとなった複数枚の搭乗券の、1枚の搭乗券長を上記第2の搭乗券長とする。これにより、搭乗券の搭乗券長に応じたカット位置制御が可能となる。
本発明によれば、スタブや券と券のつなぎ目のくびれた部分を検出するためのセンサを搭載していない装置において、搭乗券の搭乗券長に応じてカット位置を自動的に制御することができ、指定ミスによって搭乗券のカット位置が正しい位置からずれて、正しい位置に文字等が印字されないことを解消できる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。
図1は、航空機の搭乗券の種類一覧を示す図である。
図1において、搭乗券1は、スタブ(余白部分)2と、搭乗券本体部分3とによって1枚の搭乗券が構成されている。搭乗券1の1枚の搭乗券長X2は8インチである。
また、搭乗券5は、スタブを有さない搭乗券である。搭乗券5の1枚の搭乗券長X1は(7+3/8)インチである。
なお、スタブを有さない搭乗券として、搭乗券5の他に搭乗券6がある。搭乗券6の1枚の搭乗券長はX2すなわち8インチである。
以下、本実施形態においては、搭乗券に印刷を行なうプリンタ装置(以下、「発券プリンタ」という)を用いて、搭乗券1または搭乗券5に対して印字を行なう際に、搭乗券種類に応じてどのように搭乗券長を設定して、カット位置を制御するかについて説明する。図1から明らかなように、搭乗券6と搭乗券5の間でも同様なカット位置制御が可能である。
図2は、発券プリンタの構成を示す断面図である。なお、以下の説明で、文字等が印刷される前の状態の1つながりとなって堆積した複数枚の搭乗券のことを媒体ということがある。
図2に示すように、発券プリンタ10は、媒体の挿入口側に設けられた対の入口ローラ11−1、11−2と、媒体上に印字を行なう印字ヘッド12と、印字ヘッド12と対向する位置に設けられたプラテンローラ13と、不図示の機構の回転により媒体位置を含む上下方向の所定範囲を昇降動作することにより、媒体に接触し、場合によっては媒体をカットするカッター15と、媒体が排出される排出口側に設けられた対の出口ローラ16−1、16−2とによって構成される。
図2において、媒体搬送モータ17は、媒体を発券プリンタ10の挿入口から排出口の方向に搬送すべく各ローラを回転させるためのモータである。また、カッター駆動モータ18は、カッター15を昇降動作させるためのモータである。
センサ21は、媒体が挿入口にセットされたかどうかを検出するセンサである。
また、基準となる位置に設けられたセンサ22により媒体先端がその位置を通過した時刻が検出され、この時刻を基準にして、搬送速度を考慮しつつ、媒体に対して印字を開始する時刻や、媒体をカットすべくカッター15の昇降動作を開始する時刻が決定される。この意味で、センサ22は、印字開始位置およびカット位置の基準センサと呼ばれる。
センサ23は、媒体が発券プリンタ10の排出口から排出(放出)されたかどうかを検出するセンサである。
センサ24は、カッター15の昇降動作のタイミングを検出するセンサである。なお、図7、図9で後述するように、このセンサ24は、光透過型センサである。
本実施形態においては、図1および図4に示すように、複数枚の搭乗券が1つながりとなって、搭乗券と搭乗券の境界にはカットし易くするためのミシン目が設けられて、その
ミシン目で折りたたむことで複数枚の搭乗券が文字列等の必要なデータが印字されていない状態で1まとまりに堆積している。そして、その堆積した複数枚の搭乗券の先端部分が発券プリンタ10の挿入口から挿入される。
図3は、1つながりとなった複数枚の搭乗券に対する、1枚の搭乗券の搭乗券長設定処理のフローチャートである。
図3のステップS101において、発券プリンタ10の挿入口近くに設けられたセンサ21によって、その挿入口に媒体がセットされたかどうかが監視されている。
媒体のセットが検出されない限り、ステップS101の監視処理が続行する。
ステップS101で媒体のセットが検出されると、続くステップS102で、カット位置が初期値に設定される。
本フローチャートにおいては、搭乗券長が8インチの搭乗券と、搭乗券長が(7+3/8)インチの搭乗券のいずれかが、後述の図4に示すように、発券プリンタ10の挿入口側に1つながりになって堆積している場合を想定している。そして、このフローチャートの処理を行なうことによって堆積している搭乗券の搭乗券長に等しい間隔で媒体がカットされるとともに、媒体への印字もずれることなく行われる。なお、本フローチャートには、媒体に適切な搭乗券長を設定して待機位置に搭乗券(媒体)の先端位置をセットするまでが示されている。
ステップS102におけるカット位置の初期値とは、搭乗券長の最小値(この場合、(7+3/8)インチ)に対応した送り量をいう。なお、後述のステップS108における「カット位置の次の位置」とは、搭乗券長が最小のものの次に大きいもの(この場合、8インチ)と、搭乗券長が最小のもの(この場合、(7+3/8)インチ)との差分(この場合、5/8インチ)に対応した送り量である。
ステップS102に続くステップS103では、図4に示すように、媒体がカット位置まで搬送される。なお、より正確には、センサ22が設置された基準位置からカッター15の設置位置までの距離(図4中、「距離A」と表記)に対応する送り量と、ステップS102で設定された送り量とを加算した送り量だけ、センサ22の位置を基準にして媒体は搬送される。この結果、図4に示すように、媒体がカッター15の設置位置から紙面左側に距離X1(=(7+3/8)インチ)だけはみ出すことになる。
ステップS103に続くステップS104では、上記したように、カッター駆動モータ18が駆動されて、不図示の機構が回転することで、カッター15が媒体位置を含んで昇降動作することで、媒体に対するカット動作が試みられる。このカット動作のタイミングはセンサ24によって監視(検出)される。
1つながりとなった複数枚の搭乗券(媒体)への損傷を低減するために、媒体を、搭乗券と搭乗券の境界のミシン目が設けられた位置ではカットできるが、それ以外のミシン目が設けられていない位置ではカットできない程度に、カッター15の駆動トルク、対の入口ローラ11−1、11−2による媒体への押し圧、対の出口ローラ16−1、16−2による媒体への押し圧、印字ヘッド12と、印字ヘッド12と対向する位置に設けられたプラテンローラ13とによる媒体への押し圧が予め調整されている。
そして、媒体のミシン目の位置でカッターが昇降動作した場合の、カッター15が上昇を始めてから、元の位置に下降して戻るまでの時間を例えば統計的に測定し、必要に応じて所定のマージンを加える等し、元の位置に戻るまで要した時間の範囲(T1<戻るまで要した時間<T2、すなわち、T1,T2)を「正常なタイミング」としてメモリに予め
記憶する。
また、カッター15が媒体のミシン目を外れた位置で昇降動作により媒体のカットを字際に試みた結果、通常は、媒体とカッター15との引っかかり具合によって、正常なタイミングより早く元の位置に戻るか(T1>戻るまで要した時間)、遅く元の位置に戻るか(T2<戻るまで要した時間<T3、T3は後述)(これらをまとめて「異常なタイミング」という)、または、カッター15が媒体にいつまでも引っかかっていて、想定される時間(T3)内には元の位置に戻らない(戻るまで要した時間>T3)(以下、「センサ24が変化を検出しない」という)という3ケースがあることが判明した。なお、センサ24が「異常なタイミング」を検出した場合でも媒体がカットされていることがあることも判明した。
それぞれのケースでステップS103から制御を渡されたステップS104の処理は次のように分岐する。
すなわち、ステップS103から制御を渡されたステップS104で、センサ24が「異常なタイミング」を検出した場合、ステップS105において、媒体のカットを試みた位置が出口ローラ16−1、16−2より先になる(図4の紙面上でより左側になる)まで媒体が搬送され、さらに、その媒体のカットを試みた位置がセンサ23より手前になるまで媒体を逆方向に搬送して戻す。
このようにすれば、媒体がカットできた場合は、センサ23より手前に戻された、媒体の新たな先端位置より図4の紙面上で左側は媒体がなくなる。よって、ステップS105に続くステップS106において、センサ23が出力する光が透過するかどうかを判断することで、媒体がカットできたかどうかが判断できる。
ステップS106で、センサ23が出力する光が透過すると判断された場合、ステップS111に進む。ステップS106で、センサ23が出力する光が媒体により遮蔽されたと判断された場合、ステップS108に進む。
一方、ステップS103から制御を渡されたステップS104で、「センサ24が変化を検出しなかった」場合、ステップS107で、カッター15を退避させて元の位置に戻す。そして、ステップS107またはステップS106(センサ23の光が遮蔽された場合)から制御を渡されたステップS108において、カット位置が次の位置に設定され、続くステップS109において、図5に示すように、媒体先端位置がカッターの設置位置から距離X2(=8インチ)となるように、媒体が距離X2(=8インチ)と距離X1(=(7+3/8)インチ)との差分X2−X1(=5/8インチ)に対応する送り量だけ差分搬送され、ステップS104に進む。なお、ステップS109から制御を渡されたステップS104での処理については後述する。
さらに、ステップS103から制御を渡されたステップS104で、センサ24が「正常なタイミング」を検出した場合、ステップS110において、カット済み媒体すなわち1枚の搭乗券が発券プリンタ10の排出口から排出(放出)されて、ステップS110またはステップS106(センサ23の光が透過した場合)から制御を渡されたステップS111において、処理される媒体の1枚の搭乗券の搭乗券長が第1の搭乗券長X1(=(7+3/8)インチ)に対応する送り量に設定されるとともに、図6に示すように、媒体が待機位置(図6中では、この待機位置は、センサ22より距離Pだけ手前にある)まで搬送されて一連の処理が終了する。
続いて、ステップS109から制御を渡されたステップS104での処理について説明する。
ステップS109から制御を渡されたステップS104では、カッター15が媒体位置を含んで昇降動作することで、媒体に対するカット動作が試みられる。
本実施形態の前提では、1枚の搭乗券の搭乗券長は、X1(=(7+3/8)インチ)または、X2(=8インチ)であるので、ステップS109から制御を渡されたステップS104でのカット動作は、何らかのイレギュラーな原因による場合を除いて通常成功するはずである。
このステップS104にさらに続くステップS110では、カット済み媒体すなわち1枚の搭乗券が発券プリンタ10の排出口から排出(放出)されて、このステップS110またはステップS106(センサ23の光が透過した場合)から制御を渡されたステップS111において、処理される媒体の1枚の搭乗券の搭乗券長が第2の搭乗券長X2(=8インチ)に対応する送り量に設定されるとともに、図6に示すように、媒体が待機位置(図6中では、この待機位置は、センサ22より距離Pだけ手前にある)まで搬送されて一連の処理が終了する。
図7は、カット部の構造を示す詳細図である。
図7において、カット部30は、モータ軸31を有しカッター34を駆動するモータ32、モータ32のモータ軸31に取り付けられた円板33、上下方向に移動可能なように両脇がガイドされた、複数枚の搭乗券が1つながりとなったまとまりである媒体をカットするカッター34、円板33に第1連結部36で回転可能に固定されるとともに、カッター34に第2連結部37で回転可能に固定される、長尺の連結部材35、発光部が出力する光を受光部が受光する光透過型センサ24、カッター34が形成する面に垂直に立てかけるように設置された、光透過型センサ24の発光部が受光部に出力する光を遮蔽する遮蔽板38、によって構成される。なお、図7では、カッター34の昇降動作に伴って経時的に変化するカッター34、連結部材35、遮蔽板38の位置が重ねて表示されているが、実際には、カッター34、連結部材35、遮蔽板38はそれぞれ1つしかない。また、図7に示すように、鉛直下向き方向と、モータ軸31から第1連結部36に向かう方向とのなす角によって角度位置が示される。
図8は、モータの回転に伴って円板が回転し、カッターが上下方向を移動する様子を示す図である。
図8の左側の図は、カッター34が上下方向の最も低い位置にある。この位置では、連結部材35の長手方向がカッター34の移動する上下方向と一致し、連結部材35の第2連結部37は、モータ軸31の最も近くに位置する。
モータ32の回転に伴って円板32が回転することで、連結部材35が第2連結部37を回転中心に首振り運動するようにして、図8の真ん中の図に示すように、カッター34を上下方向に少し持ち上げる。
そして、カッター34が上下方向の最も高い位置にある、図8の右側の図でも、連結部材35の長手方向がカッター34の移動する上下方向と一致する。この場合、連結部材35の第2連結部37は、モータ軸31から最も離れた位置にある。
図9Aおよび図9Bは、光透過型センサと遮蔽板を図7の矢印A方向から見た図である。
図7の矢印Bで示される、連結部材35の長手方向がカッター34の移動する上下方向と一致し、かつ、連結部材35の第2連結部37がモータ軸31に最も近いような位置を基準にして、モータ軸31と第2連結部37を結ぶ方向が、カッター34の移動する上下方向となす角度が左右それぞれの方向に50.6度の範囲内では、図9Aに示すように、
遮蔽板38が、紙面奥行き方向で見て光透過型センサ24の発光部41と受光部42の間に存在し、発光部41から出力された光が受光部42に受光されないようになる。
これに対し、モータ軸31と第2連結部37を結ぶ方向が、カッター34の移動する上下方向となす角度が左右それぞれの方向に50.6度の範囲を外れた範囲にある場合は、図9Bに示すように、遮蔽板38は、紙面奥行き方向で見て光透過型センサ24の発光部41と受光部42の間に存在せず、発光部41から出力された光は受光部42に受光される。
すなわち、カッター34が昇降動作の開始時点で、左右それぞれの方向に50.6度の範囲を外れたときから、再びその範囲に戻ってきたときまでをカッター34による昇降動作の1回分として光透過型センサ24は検出する。
本実施形態における、1つながりとなった複数枚の搭乗券への損傷を低減するために、該1つながりとなった複数枚の搭乗券を、搭乗券と搭乗券の境界のミシン目が設けられた位置ではカットできるが、それ以外のミシン目が設けられていない位置ではカットできない程度に、カッターの駆動トルク、搬送部による上記1つながりとなった複数枚の搭乗券への押し圧を予め調整することは、次のようにして実現される。なお、モータ32は、ステッピングモータであり、1秒間の、モータを動かすための層の切替のパルス数(pulse per second、pps)により速度が表現される。
(1)媒体に適切な搭乗券長を設定するための動作モード時(仮カット時)のモータトルクを、設定された搭乗券長による通常のカット動作時(正カット時)のモータトルクより下げるようにしている。
例: 仮カット時:100%出力 正カット時:141%出力
(2)仮カット動作の、モータ起動時の加速スルーイングの途中をラフにすることで、カッターの媒体への押し付け負荷が大きい場合に、モータの脱調(空回り)が発生するようにした。
例: 加速スルーイングの最終部分のpps変位を、
正カット:1144pps → 1241pps → 1250ppsでスムーズ(徐々に最高速にしている)
仮カット:1250pps → 2500pps → 5000ppsでラフ(急加速して最高速にしている)
なお、詳しくは、正カットおよび仮カットで、定常速度(最高速度)、初期速度、スルーイングをそれぞれ次のように設定している。
正カット動作用:
定常速度:1250pps
初期速度:645pps
スルーイング:645pps → 795pps → 925pps →1040pps → 1144pps → 1241pps →1250pps
仮カット動作用:
定常速度:5000pps
初期速度:400pps
スルーイング:400pps → 920pps → 1290pps →1590pps → 1848pps → 2079pps → 2288pps → 2481pps →1250pps → 2500pps → 5000pps
そして、搭乗券と搭乗券の間のミシン目が設けられた位置でカットできた場合の、光透過型センサ24によって検出された、左右それぞれの方向に50.6度の範囲を外れてから、再びその範囲に戻ってくるまでの時間のばらつきを実測して、第1の時間範囲(上記した「正常なタイミング」に対応)としてプリンタ装置のメモリに記憶し、また、モータ
32の脱調(空回り)が必ず発生した時間を実測して、(上記第1の時間範囲を超えた)第2の時間(上記した「センサ24が変化を検出しない」場合に対応)としてプリンタ装置のメモリに記憶する。
そして、カッター部30のカット動作を行なうためのカッター34の昇降動作の開始時点から、上記第1の時間範囲内に、カッター34が元の位置に戻ったことが光透過型センサ24によって検出された場合を、カッター34による媒体カットの成功とし、カッター部30のカット動作を行なうためのカッター34の昇降動作の開始時点から、上記第2の時間内に、カッター34が元の位置に戻らなかったことが光透過型センサ24によって検出された場合を、カッター34による媒体カットの失敗とする。
なお、カッター部30のカット動作を行なうためのカッター34の昇降動作の開始時点から、上記第1の時間範囲内を外れ、かつ、上記第1の時間範囲を超えた第2の時間より以前に、カッター34が元の位置に戻ったことが光透過型センサ24によって検出された場合、媒体カットの成功、失敗の両方の場合がある。この場合、図3のフローチャートで説明したように、別のセンサを使用する方法により媒体カットの成功、失敗を判定する。
航空機の搭乗券の種類一覧を示す図である。 発券プリンタの構成を示す断面図である。 1つながりとなった複数枚の搭乗券に対する、1枚の搭乗券の搭乗券長設定処理のフローチャートである。 媒体が第1カット位置まで搬送された状態の発券プリンタを示す断面図である。 媒体が第1カット位置から第2カット位置まで差分搬送された状態の発券プリンタを示す断面図である。 媒体が適正なセット位置にセットされた状態の発券プリンタを示す断面図である。 カット部の構造を示す詳細図である。 モータの回転に伴って円板が回転し、カッターが上下方向を移動する様子を示す図である。 光透過型センサと遮蔽板を図7の矢印A方向から見た図(その1)である。 光透過型センサと遮蔽板を図7の矢印A方向から見た図(その2)である。
符号の説明
1、5、6 搭乗券
2 スタブ
3 搭乗券本体部分
10 発券プリンタ
11−1、11−2 入口ローラ
12 印字ヘッド
13 プラテンローラ
15、34 カッター
16−1、16−2 出口ローラ
17 媒体搬送モータ
18、32 カッター駆動モータ
21、22、23、24 センサ
25 媒体
30 カット部
31 モータ軸
33 円板
35 連結部材
36 第1連結部
37 第2連結部
38 遮蔽板
41 発光部
42 受光部

Claims (11)

  1. 複数枚の搭乗券が1つながりとなったまとまりである媒体から、それぞれの搭乗券に印字を行い、カットするプリンタ装置において、
    印字処理に先立って行われるカット動作で搭乗券と搭乗券のつなぎ目の候補位置でカッターによる媒体のカットを試みるカット部と、
    現在の候補位置で前記カット部による切断ができなかった場合に、次の候補位置での切断を試みるように、前記カット部を駆動するとともに、
    切断ができた候補位置を、媒体の1枚の搭乗券の搭乗券長に設定する制御部と、を備えることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 複数枚の搭乗券が1つながりとなったまとまりから、それぞれの搭乗券に印字を行い、カットするプリンタ装置において、
    1枚の搭乗券の第1の搭乗券長に対応する送り量と、1枚の搭乗券の前記第1の搭乗券長より長い第2の搭乗券長と前記第1の搭乗券長との差分に対応する送り量と、を記憶する送り量記憶部と、
    カット位置まで前記1つながりとなっている搭乗券を搬送する搬送部と、
    前記1つながりとなっている搭乗券に対してカッターを昇降動作させてカット動作を試みるカッター部と、
    前記送り量記憶部に記憶される第1の搭乗券長に対応する送り量だけ前記1つながりとなっている搭乗券の先端部分を前記カッター部の設置位置から前記搬送部を駆動して搬送して、前記1つながりとなっている搭乗券に対し前記カッター部による第1のカット動作を試みて、
    前記第1のカット動作が成功した場合、1枚の搭乗券の搭乗券長を前記第1の搭乗券長に設定し、
    前記第1のカット動作が失敗した場合、前記1つながりとなっている搭乗券の先端部分を、前記送り量記憶部に記憶される差分に対応する送り量だけ前記搬送部を駆動して搬送して、前記1つながりとなっている搭乗券に対し前記カッター部による第2のカット動作を試みて、
    前記第2のカット動作が成功した場合、1枚の搭乗券の搭乗券長を前記第2の搭乗券長に設定する制御部と、を備えることを特徴としたプリンタ装置。
  3. 1つながりとなった複数枚の搭乗券への損傷を低減するために、該1つながりとなった複数枚の搭乗券を、搭乗券と搭乗券の境界のミシン目が設けられた位置ではカットできるが、それ以外のミシン目が設けられていない位置ではカットできない程度に、カッターの駆動トルク、搬送部による前記1つながりとなった複数枚の搭乗券への押し圧が予め調整されていることを特徴とする請求項1または2記載のプリンタ装置。
  4. 前記カッター部がカット動作を行なうタイミングを検知する検知部をさらに備え、
    前記カッター部のカット動作を行なうためのカッターの昇降動作の開始時点から、予め定められた第1の時間範囲内に、該カッターが元の位置に戻ったことが前記検知部により検知された場合を、前記第1または第2のカット動作の成功とすることを特徴とする請求項2記載のプリンタ装置。
  5. 前記カッター部がカット動作を行なうタイミングを検知する検知部をさらに備え、
    前記カッター部のカット動作を行なうためのカッターの昇降動作の開始時点から、予め定められた第2の時間内に、該カッターが元の位置に戻らなかったことが前記検知部により検知された場合を、前記第1または第2のカット動作の失敗とすることを特徴とする請求項2記載のプリンタ装置。
  6. 前記カッター部がカット動作を行なうタイミングを検知する検知部と、
    プリンタ装置の排出口の近くに設けられた第2検知部と、をさらに備え、
    前記カッター部のカット動作を行なうためのカッターの昇降動作の開始時点から、予め定められた第1の時間範囲内を外れ、かつ、予め定められた、前記第1の時間範囲を超えた第2の時間より以前に、該カッターが元の位置に戻ったことが前記検知部により検知された場合、
    前記制御部は、前記搬送部を駆動して前記1つながりとなっている搭乗券のカット動作を試みた位置をプリンタ装置の排出口を出るまで搬送してから、前記1つながりとなっている搭乗券のカット動作を試みた位置を該プリンタ装置の排出口近くに設けられた第2検知部の手前まで戻し、
    前記第2検知部が出力する光が透過した場合に前記第1または第2のカット動作の成功とし、
    前記第2検知部が出力する光が遮蔽された場合に前記第1または第2のカット動作の失敗とすることを特徴とする請求項2記載のプリンタ装置。
  7. 複数枚の券が1つながりとなったまとまりである媒体を、券と券の間のミシン目が設けられた位置でカットすることで、前記媒体から券を発行する券発行装置に設置されるカット部において、
    モータのモータ軸に取り付けられた円板と、
    上下方向に移動可能なように両脇がガイドされた、前記媒体をカットするカッターと、
    前記円板に第1連結部で回転可能に固定されるとともに、前記カッターに第2連結部で回転可能に固定される、長尺の連結部材と、
    発光部が出力する光を受光部が受光する光透過型センサと、
    前記カッターが形成する面に垂直に立てかけるように設置された、前記光透過型センサの発光部が受光部に出力する光を遮蔽する遮蔽板と、を有し、
    前記モータの回転に伴って前記円板が回転し、前記連結部材がその第2連結部を中心に首振り運動して、前記カッターが昇降動作し、
    前記モータ軸と前記第2連結部を結ぶ方向が、前記カッターの移動する上下方向となす角度の所定範囲で、前記遮蔽板が前記光透過型センサの発光部と受光部の間を通過して、前記カッターの昇降動作のタイミングを前記光透過型センサが検出し、
    1枚の券長の検出動作モード時は、前記モータのモータトルクを通常動作時の値より低く設定し、かつ、前記モータの加速スルーイングを通常動作時よりラフに設定したことを特徴とするカット部。
  8. 複数枚の搭乗券が1つながりとなったまとまりである媒体から、それぞれの搭乗券に印字を行い、カットする処理をプリンタ装置が行なう方法において、
    印字処理に先立って行われるカット動作において、前記プリンタ装置の第1メモリから搭乗券と搭乗券のつなぎ目の候補位置を読み出し、その候補位置でカッターによる媒体のカットを試みるステップ1と、
    前記第1メモリから読み出された現在の候補位置で前記ステップ1の切断ができなかった場合に、前記第1メモリから次の候補位置を読み出し、その次の候補位置で前記ステップ1の切断を試みるステップ2と、
    ステップ1またはステップ2で切断ができた場合に、その切断ができた候補位置を、媒体の1枚の搭乗券の搭乗券長として前記プリンタ装置の第2メモリに書き込むステップと、を備えることを特徴とする搭乗券のカット位置制御方法。
  9. 複数枚の搭乗券が1つながりとなったまとまりから、それぞれの搭乗券をカットする処理を、カット位置まで前記1つながりとなっている搭乗券を搬送する搬送部と、前記1つながりとなっている搭乗券に対してカッターを昇降動作させてカットを試みるカッター部とを駆動してプリンタ装置が行なう方法において、
    前記プリンタ装置のメモリに記憶された、1枚の搭乗券の第1の搭乗券長に対応する送り量だけ前記1つながりとなっている搭乗券の先端部分を前記カッター部の設置位置から前記搬送部を駆動して搬送して、前記1つながりとなっている搭乗券に対し前記カッター部による第1のカット動作を試みるステップと、
    前記第1のカット動作が成功した場合、1枚の搭乗券の搭乗券長を前記第1の搭乗券長に設定するステップと、
    前記第1のカット動作が失敗した場合、前記1つながりとなっている搭乗券の先端部分を、前記プリンタ装置のメモリに記憶された、1枚の搭乗券の前記第1の搭乗券長より長い第2の搭乗券長と前記第1の搭乗券長との差分に対応する送り量だけ前記搬送部を駆動して搬送して、前記1つながりとなっている搭乗券に対し前記カッター部による第2のカット動作を試みるステップと、
    前記第2のカット動作が成功した場合、1枚の搭乗券の搭乗券長を前記第2の搭乗券長に設定するステップと、を備えることを特徴とした搭乗券のカット位置制御方法。
  10. 1つながりとなった複数枚の搭乗券への損傷を低減するために、該1つながりとなった複数枚の搭乗券を、搭乗券と搭乗券の境界のミシン目が設けられた位置ではカットできるが、それ以外のミシン目が設けられていない位置ではカットできない程度に、カッターの駆動トルク、搬送部による前記1つながりとなった複数枚の搭乗券への押し圧が予め調整されていることを特徴とする請求項8または9記載のカット位置制御方法。
  11. 複数枚の券が1つながりとなったまとまりである媒体を、券と券の間のミシン目が設けられた位置でカットすることで、前記媒体から券を発行する券発行装置に設置され、
    モータのモータ軸に取り付けられた円板と、
    上下方向に移動可能なように両脇がガイドされた、前記媒体をカットするカッターと、
    前記円板に第1連結部で回転可能に固定されるとともに、前記カッターに第2連結部で回転可能に固定される、長尺の連結部材と、
    発光部が出力する光を受光部が受光する光透過型センサと、
    前記カッターが形成する面に垂直に立てかけるように設置された、前記光透過型センサの発光部が受光部に出力する光を遮蔽する遮蔽板と、を有するカット部の制御方法において、
    前記モータの回転に伴って前記円板が回転し、前記連結部材がその第2連結部を中心に首振り運動して、前記カッターが昇降動作するステップと、
    前記モータ軸と前記第2連結部を結ぶ方向が、前記カッターの移動する上下方向となす角度の所定範囲で、前記遮蔽板が前記光透過型センサの発光部と受光部の間を通過して、前記カッターの昇降動作のタイミングを前記光透過型センサが検出するステップと、
    1枚の券長の検出動作モード時は、前記モータのモータトルクを通常動作時の値より低く設定し、かつ、前記モータの加速スルーイングを通常動作時よりラフに設定するステップと、を有することを特徴とするカット部の制御方法。
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