JPH07246738A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

Info

Publication number
JPH07246738A
JPH07246738A JP3965294A JP3965294A JPH07246738A JP H07246738 A JPH07246738 A JP H07246738A JP 3965294 A JP3965294 A JP 3965294A JP 3965294 A JP3965294 A JP 3965294A JP H07246738 A JPH07246738 A JP H07246738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
label
printing
cutting
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3965294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3630715B2 (ja
Inventor
Michio Suzuki
道雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP03965294A priority Critical patent/JP3630715B2/ja
Publication of JPH07246738A publication Critical patent/JPH07246738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3630715B2 publication Critical patent/JP3630715B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】用紙を位置決めして印字を行うもので、カッタ
ーによるカット長さ又は剥離板による剥離長さのばらつ
きを補正する。 【構成】印字開始からラベル用紙のギャップをフォトセ
ンサにより検出するまでのラベル用紙の搬送距離を記憶
する複数の格納エリアが形成されたRAMを設け、今回
の搬送距離及びRAMに記憶された最新の過去2回の搬
送距離からその平均値を算出し、この平均値に基づいて
カッターによるカット位置までの移動距離を算出するも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、用紙の特定位置を検
出し、この特定位置の検出に基づいて用紙を印字位置に
位置決めして印字を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタで印字されるラベル用紙又はタ
グ用紙には、無地のラベルが連続しているものや、プリ
印刷が為されていないものや、ミシン目が形成されてい
ないものなど、用紙の印字開始位置を位置決めする必要
がないものと、複数のラベルが所定間隔をおいて台紙に
貼着されたものや、プリ印刷が為されているものや、ミ
シン目が形成されているものなど、用紙の印字開始位置
を位置決めする必要があるものとがある。
【0003】この用紙の印字開始位置への位置決めをす
るために、ラベル間のギャップ等を検出する透過形のフ
ォトセンサや、ブラックマーク等検出する反射形のフォ
トセンサが、サーマルヘッド等の印字ヘッドへ用紙を供
給する搬送路上( 印字ヘッドの前方 )に設けてある。
【0004】すなわち、その用紙の印字開始位置への位
置決めは、このフォトセンサによりラベルの先端を検出
すると、又はブラックマークを検出すると、印字ヘッド
による印字位置からフォトセンサによる検出位置までの
距離に基づいて、用紙の印字開始位置を印字ヘッドによ
る印字位置に搬送して行われる。
【0005】一方、プリンタとしては、例えば、用紙の
印字済みの1枚のラベルと、未印字のラベルとを切断分
離するためのカッターを、印字ヘッドから装置外部への
用紙の排出のための搬送路上( 印字ヘッドの後方 )に備
えたものや、使用者が印字済みラベルを取り剥がしやす
いように、印字済みの1枚のラベルを台紙から一部を残
して剥離させる剥離板を、上述した排出のための搬送上
に備えたものが知られている。
【0006】用紙の印字開始位置を位置決めする必要の
ない用紙を使用した場合では、印字終了後に、印字ヘッ
ドによる印字位置からカッターによる切断位置までの距
離に基づいて、予め設定された搬送距離だけ搬送して、
切断処理が行われる。
【0007】用紙の印字開始位置を位置決めする必要が
ある用紙を使用した場合でも、印字終了後に、印字ヘッ
ドによる印字位置からカッターによる切断位置までの距
離又は剥離板による剥離位置までの距離に基づいて、予
め設定された搬送距離だけ搬送して、切断処理又は剥離
が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、複数
のラベルが所定間隔をおいて台紙に貼着されたラベル用
紙では、全てのラベルピッチが、すなわち、各ラベルの
先端から隣りの各ラベルの先端までの距離が高精度に均
等ではなく、ばらつきがある。また、タグ用紙の裏面に
印刷されたブラックマークにおいても、タグのピッチは
それぞればらつきが生じている。
【0009】さらに、用紙の厚さ、材質、用紙の収納状
態により、印字ヘッドへ搬送される用紙がカール状に湾
曲し、フォトセンサによるラベル間のギャップの位置又
はブラックマークの位置の検出にもばらつきが生じるこ
とがある。
【0010】従って、このように用紙を印字開始位置に
位置決めしたものでは、印字終了後のカッターによる切
断位置又は剥離板による剥離位置までの搬送が、予め設
定された搬送距離として一定となっているため、カット
長さ( 切断ピッチ )又は剥離長さにばらつきが生じると
いう問題があった。
【0011】用紙のカット長さにばらつきが生じると、
切断した多数のラベルを搬送する場合に、例えば容器に
収容し難く、また手で持ち難く、さらに外観が悪いとい
う問題があり、また、ラベル長さのばらつきによりその
剥離長さにばらつきが生じると、剥離されたラベルの垂
れ下がり方が異なるので、ラベルの剥がし取り具合が一
様でない、つまりラベルが台紙から剥がれ落ちたり、ラ
ベルの一部が台紙に付き過ぎていて手で取り難いという
問題があった。
【0012】そこでこの発明は、用紙を位置決めして印
字を行うものにおいて、カッターによるカット長さ又は
剥離板による剥離長さのばらつきを補正することができ
るプリンタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
用紙の特定位置を検出する用紙検出手段を備え、この用
紙検出手段による検出に基づいて、用紙を位置決めし
て、印字ヘッドにより用紙上に印字を行うプリンタにお
いて、用紙上の印字済み部分と未印字部分とを切断分離
する切断手段と、所定状態から用紙検出手段により用紙
の特定位置を検出するまでの用紙の搬送距離のデータを
複数記憶するピッチ記憶手段と、このピッチ記憶手段に
記憶された新規の搬送距離データを含めた複数の搬送距
離データの平均を算出し、この平均の搬送距離データに
より、用紙を印字ヘッドによる印字位置から切断手段の
切断位置へ搬送するために予め設定された搬送距離を補
正する搬送距離補正手段と、印字終了後に、この搬送距
離補正手段により補正された搬送距離だけ用紙を搬送し
て切断手段により用紙を切断させる切断制御手段とを設
けたものである。
【0014】請求項2対応の発明は、複数のラベルが所
定間隔をおいて台紙に貼着されたラベル用紙を使用し、
ラベル間のギャップを検出するラベル検出手段を備え、
このラベル検出手段による検出に基づいて、ラベルを位
置決めして、印字ヘッドによりラベル用紙上の位置決め
されたラベルに印字を行うプリンタにおいて、ラベル用
紙上の印字済みラベルを台紙から一部を残して剥離する
ための剥離手段と、所定状態からラベル検出手段により
ラベル間のギャップを検出するまでのラベル用紙の搬送
距離のデータを複数記憶するピッチ記憶手段と、このピ
ッチ記憶手段に記憶された新規の搬送距離データを含め
た複数の搬送距離データの平均を算出し、この平均の搬
送距離データにより、ラベル用紙を印字ヘッドによる印
字位置から剥離手段による剥離位置へ搬送するために予
め設定された搬送距離を補正する搬送距離補正手段と、
印字終了後に、この搬送距離補正手段により補正された
搬送距離だけラベル用紙を搬送して剥離手段により印字
済みラベルを台紙から剥離させる剥離搬送手段とを設け
たものである。
【0015】
【作用】請求項1対応の発明においては、所定状態から
用紙検出手段により用紙の特定位置を検出するまでの用
紙の搬送距離のデータがピッチ記憶手段に記憶される。
【0016】このとき、搬送距離補正手段は、ピッチ記
憶手段に記憶された新規の搬送距離データを含めた複数
の搬送距離データの平均を算出し、この平均の搬送距離
データにより、用紙を印字ヘッドによる印字位置から切
断手段による切断位置へ搬送するために設定された搬送
距離を補正する。
【0017】印字終了後、切断制御手段により、用紙が
搬送距離補正手段により補正された搬送距離だけ搬送さ
れて、切断手段による用紙の切断が行われる。
【0018】請求項2対応の発明においては、所定状態
からラベル検出手段によりラベル間のギャップが検出さ
れるまでの用紙の搬送距離のデータがピッチ記憶手段に
記憶される。
【0019】このとき、搬送距離補正手段は、ピッチ記
憶手段に記憶された新規の搬送距離データを含めた複数
の搬送距離データの平均を算出し、この平均の搬送距離
データにより、用紙を印字ヘッドによる印字位置から剥
離手段による剥離位置へ搬送するために設定された搬送
距離を補正する。
【0020】印字終了後、剥離搬送手段により、用紙が
搬送距離補正手段により補正された搬送距離だけ搬送さ
れて、剥離手段による用紙の一部を残した剥離が行われ
る。
【0021】
【実施例】以下、請求項1記載の発明の実施例を図1乃
至図3を参照して説明する。なお、この第1実施例はこ
の発明を、複数のラベルが所定間隔をおいて貼着された
ラベル用紙にサーマルヘッドにより印字を行うサーマル
プリンタに適用したものである。
【0022】図1( a )は、この発明を適用したサーマ
ルプリンタの概略の構成を示す図である。
【0023】1は、印字ヘッドとしてのサーマルヘッド
である。このサーマルヘッド1にはプラテン2が対向配
置されている。このサーマルヘッド1とプラテン2との
間にはラベル用紙3が介挿され、このラベル用紙3を前
記サーマルヘッド1の印字位置へ供給する搬送路上( サ
ーマルヘッド1の前方、つまり図1の右方 )には、用紙
検出手段としての透過形のフォトセンサ4が設置されて
いる。また、前記ラベル用紙3を前記サーマルヘッド1
の印字位置から装置外部へ排出する搬送路上(サーマル
ヘッド1の後方 )には、切断手段としてのカッター5が
設けられている。なお、図示しないが、前記ラベル用紙
3は、ロール状に巻回され、プリンタ本体ロール支持軸
にセットされる。
【0024】図2は、前記サーマルプリンタの要部回路
構成を示すブロック図である。
【0025】6は、制御部本体を構成するCPU(centr
al processing unit) である。このCPU6が行う処理
のプログラムデータが記憶されたROM(read only mem
ory)7、前記CPU5が処理を行う時に使用する各種メ
モリのエリアが形成されたRAM(random access memor
y)8、コードに対応してフォントデータ( イメージデー
タ )が記憶されたキャラクタROM9、受信データやド
ットイメージデータ等が一時的に記憶されるイメージバ
ッファRAM10、ホストコンピュータ等と回線を介し
て接続されたUART( universal asynchronous recei
ver transmiter) 11はそれぞれ、システムバス12を
介して前記CPU6と接続されている。
【0026】また、前記CPU6は前記システムバス1
2を介して、サーマルヘッド1を駆動するヘッドドライ
バ13、前記ラベル用紙3を前記サーマルヘッド1によ
る印字位置に供給搬送すると共に前記サーマルヘッド1
から装置外部に排出搬送するために前記プラテン2を回
転させる紙送りモータ14を駆動するモータドライバ1
5、用紙上に貼着されたラベル間のギャップを検出する
透過形のフォトセンサ4から出力された検出信号を入力
するI/O(input/output)ポート16、切断手段として
のカッター5により切断動作を行うためのカッターモー
タ17を駆動するカッタードライバ18と接続されてい
る。
【0027】前記RAM8は、通常の位置決め制御で使
用されるように、前記紙送りモータ14の駆動ステップ
数をカウントするカウンタが形成されていると共に、ピ
ッチ記憶手段として、印字開始時から前記フォトセンサ
4によりラベル間のギャップが検出されるまでに上記カ
ウンタでカウントされたカウント値( ステップ数 )を記
憶する格納エリアが複数形成されている。
【0028】図3は、前記CPU6が行うメイン処理の
流れを示す。
【0029】電源が立ち上げられると、RAM8やI/
Oポート16を初期化する処理等を行うイニシャライズ
を行い、このイニシャライズを終了すると、ステップ1
( ST1 )の処理として、ホストコンピュータから送信
されたデータを受信するまでの待機状態となる。
【0030】ホストコンピュータからのデータを受信す
ると、その受信データを解析して、データバッファRA
M10に格納する。
【0031】次に、この解析の結果、受信データが印字
コマンドを含む印字データか否かを判断する。ここで受
信データが印字データでなければ、その受信データに応
じて、その他の処理を行い、再び前述のステップ1の処
理に戻るようになっている。
【0032】受信データが印字データであれば、この印
字データに基づいて、キャラクタROM9に記憶された
フォントデータを使用して、ドットイメージをデータバ
ッファRAM10の受信データを格納したエリアとは別
のエリアに描画( 展開 )する。
【0033】この描画の処理を終了すると、ステップ2
( ST2 )の処理として、紙送りモータ14を1ステッ
プ駆動し、データバッファRAM10から1ライン分の
ドットイメージをヘッドドライバ13を介してサーマル
ヘッド1へ出力する。この処理で、1ライン分の印字が
ラベル用紙3に行われる。
【0034】次に、フォトセンサ4から出力される検出
信号の取り込みを行い、この検出信号のレベルにより、
ラベル貼着部分かギャップ部分かを判断する解析を行
う。この解析の結果、ギャップ部分か否かによりギャッ
プを通過しているか否かを確認する。
【0035】ここで、ギャップを通過していると判断し
た場合にのみ、サーマルヘッド1による印字位置からフ
ォトセンサ4による検出位置までの距離に基づいて、印
字終了ステップ数を算出して、RAM8に設定する。さ
らに、印字を開始してからこの時までの紙送りモータ1
4の駆動ステップ数をRAM8の所定の格納エリアに記
憶させると共に、この今回の駆動ステップ数とRAM8
の格納エリアにすでに記憶されている最新の過去2回の
駆動ステップ数とから平均の駆動ステップ数を算出し、
この平均の駆動ステップ数から今回の駆動ステップ数を
減算する。そして、この減算の結果をサーマルヘッド1
による印字位置からカッター5による切断位置までの距
離に加算し、これを補正された移動距離のステップ数と
して、RAM8に設定する( 搬送距離補正手段 )。
【0036】すなわち、今回の印字開始からフォトセン
サ4でラベル用紙3のギャップを検出するまでの紙送り
モータ14の駆動ステップ数をBn としたときに、最新
の過去2回の駆動ステップ数をB(n-2) 、B(n-1) と
し、サーマルヘッド1による印字位置からカッター5に
よる切断位置までの距離のステップ数をDとし、補正さ
れた移動距離のステップ数をDn すると、 Dn =D−{[( B(n-2) +B(n-1) +Bn ) /3]−
Bn } という式により移動距離のステップ数が算出される。
【0037】なお、ラベル用紙の交換時には、RAM8
に記憶された印字開始からフォトセンサ4によりラベル
用紙3のギャップを検出するまでの紙送りモータ14の
駆動ステップ数は全て消去され、その代わりに、好感さ
れたラベル用紙に適合する駆動ステップ数が設定され、
この適合する駆動ステップ数により平均の駆動ステップ
数が算出されるようになっている。
【0038】次に、印字終了か否かを、ギャップを通過
したと判断したときからの紙送りモータの駆動ステップ
数が、RAM8に設定された印字終了ステップ数に等し
くなったか否かにより判断する。ここで、印字終了では
ないと判断されたときには、再び前述のステップ2の処
理に戻るようになっている。
【0039】また、印字終了と判断されると、紙送りモ
ータ14の1ステップ駆動を、RAM8に設定されてい
る移動距離のステップ数に達するまで繰り返して行う。
紙送りモータ14の駆動ステップ数がRAM8に設定さ
れている移動距離のステップ数に達すると、カッターモ
ータ17を駆動させて、カッター5によりラベル用紙を
切断するカット動作を行う( 切断制御手段 )。
【0040】このカット動作を終了すると、RAM8に
設定されている移動距離のステップ数分だけバックフィ
ードを行い、このバックフィードを終了すると、再び前
述のステップ1の処理に戻るようになっている。
【0041】このような構成のサーマルプリンタにおい
ては、図1( a )に示すように、まずラベル用紙3の最
初のラベルの印字開始位置は、サーマルヘッド1による
印字位置に位置決めされる。
【0042】この状態で印字が開始され、紙送りモータ
14が順次1ステップ駆動して、ラベル用紙3の最初の
ラベルに印字が行われる。ラベル用紙3が搬送されて、
図1( b )に示すように、フォトセンサ4によりラベル
用紙3のギャップが検出される。
【0043】この時、フォトセンサ4による検出位置か
らサーマルヘッド1による印字位置までの距離に基づい
て、印字終了ステップ数を算出してRAM8に設定す
る。さらに、印字開始時からこの時までの紙送りモータ
14の駆動ステップ数が、RAM8の所定の格納エリア
に記憶されると共に、RAM8に記憶されている最新の
過去2回の駆動ステップ数との平均を算出し、ラベル用
紙3をカッター5によるカット位置に搬送するための移
動距離のステップ数を補正して、RAM8に設定する。
【0044】印字動作はさらに継続して行われ、フォト
センサ4がギャップを検出してからの紙送りモータ14
の駆動ステップ数が、RAM8に設定されている印字終
了ステップ数と等しくなると、印字が終了したと判断さ
れる。この時の状態を図1(c )に示す。
【0045】この時から、RAM8に設定されている移
動距離のステップ数だけ、紙送りモータ14を駆動させ
て、ラベル用紙3上の印字済みラベルと未印字ラベルと
の間のギャップを、カッター5の切断位置に位置決めす
る。この時の状態を図1( d)に示す。
【0046】ここでカッター5を駆動させて印字済みラ
ベルをラベル用紙3から切断分離し、RAM8に設定さ
れている移動距離のステップ数だけバックフィードする
と、再び図1( a )に示すような初期状態に戻る。
【0047】なお、図1において、Aは、最初のラベル
のラベルピッチを示し、Bは、印字を開始してからフォ
トセンサ4によりギャップが検出されたときまでの搬送
距離、Cは、フォトセンサ4による検出位置からサーマ
ルヘッド1による印字位置までの搬送距離、Dは、サー
マルヘッド1による印字位置からカッター5によるカッ
ト位置までの搬送距離を示している。
【0048】このようにこの実施例によれば、印字開始
からラベル用紙3のギャップをフォトセンサ4により検
出するまでのラベル用紙3の搬送距離を記憶する複数の
格納エリアが形成されたRAM8を設け、今回の搬送距
離及びRAM8に記憶された最新の過去2回の搬送距離
からその平均値を算出し、この平均値に基づいてカッタ
ー5によるカット位置までの移動距離を算出することに
より、この移動距離でラベル用紙3を搬送してカッター
5により切断すれば、ラベル用紙3のカット長さのばら
つきを補正することができる。従って、切断したラベル
を重ね合せた時に、その切断端の重ね合せを滑らかにす
ることができ、切断した多数のラベルを搬送する場合
に、例えば容器に収容し易く、また手で持ち易く、さら
に外観が良いという効果を得ることができる。
【0049】なお、このサーマルプリンタにおいては、
複数ラベルが所定間隔をおいて台紙に貼着されたものに
ついて説明したが、この発明はこれに限定されるもので
はなく、裏面にブラックマークが印刷されたラベル用紙
又はタグ用紙、あるいはプリ印刷されたラベル用紙又は
タグ用紙を使用した場合にも適用できるものである。
【0050】また、印字開始からラベル用紙のギャップ
をフォトセンサ4により検出するまでの用紙の搬送距離
を過去2回の搬送距離と合わせて平均値を求め、この平
均値に基づいてカッター5までの移動距離を算出するよ
うになっていたが、この発明はこれに限定されるもので
はなく、過去3回以上の搬送距離と合わせて平均値を求
めるようにしても良いものである。
【0051】さらに、このサーマルプリンタにおいて
は、所定状態として印字開始を基準にして、印字開始か
らラベル用紙3のギャップをフォトセンサ4により検出
するまでのラベル用紙3の搬送距離の平均値を求めるよ
うになっていたが、この発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、前回の印字におけるラベル用紙3のギ
ャップをフォトセンサ4により検出した状態を所定状態
として、フォトセンサ4により前回の印字でのギャップ
検出から今回の印字でのギャップ検出までのラベル用紙
3の搬送距離の平均値を求めて、カッター5によるカッ
ト位置までの移動距離を算出しても良いものである。
【0052】次に、請求項2記載の発明の実施例を図4
乃至図7を参照して説明する。なお、この実施例はこの
発明を、複数のラベルが所定間隔をおいて貼着されたラ
ベル用紙にサーマルヘッドにより印字を行うサーマルプ
リンタに適用したものである。
【0053】図4( a )は、この発明を適用したサーマ
ルプリンタの概略の構成を示す図である。
【0054】21は、印字ヘッドとしてのサーマルヘッ
ドである。このサーマルヘッド21にはプラテン22が
対向配置されている。このサーマルヘッド21とプラテ
ン22との間にはラベル用紙23が介挿され、このラベ
ル用紙23を前記サーマルヘッド21の印字位置へ供給
する搬送路上( サーマルヘッド21の前方、つまり図4
の右方 )には、用紙検出手段としての透過形の用紙セン
サ24が設置されている。
【0055】また、前記ラベル用紙23を前記サーマル
ヘッド21の印字位置から装置外部へ排出する搬送路(
サーマルヘッド21の後方 )には、剥離手段としての剥
離板25が設置され、この剥離板25の先端を介して、
ラベル用紙23は台紙側に折り曲げられ、その台紙が巻
取ローラ26によって巻き取られるようになっている。
【0056】前記剥離板25の先端によりラベル用紙2
3は台紙側に折り曲げられ、しかもその台紙は巻取りロ
ーラ26により巻き取られているので、そのラベル用紙
23の折り曲げ部分では、ラベルが台紙から剥離され、
前記サーマルヘッド21からの排出の搬送路の延長上に
突出する。
【0057】この台紙から剥離して、突出したラベルを
検出するために、上記排出の搬送路の延長上に、透過形
のラベル検出センサ27が設置されている。
【0058】図6は、前記サーマルプリンタの要部回路
構成を示すブロック図である。
【0059】28は、制御部本体を構成するCPUであ
る。このCPU28が行う処理のプログラムデータが記
憶されたROM29、前記CPU28が処理を行う時に
使用する各種メモリのエリアが形成されたRAM30、
コードに対応してフォントデータ( イメージデータ )が
記憶されたキャラクタROM31、受信データやドット
イメージデータ等が一時的に記憶されるイメージバッフ
ァRAM32、ホストコンピュータ等と回線を介して接
続されたUART33はそれぞれ、システムバス34を
介して前記CPU28と接続されている。
【0060】また、前記CPU28は前記システムバス
34を介して、サーマルヘッド21を行動するヘッドド
ライバ35、前記ラベル用紙23を前記サーマルヘッド
21による印字位置に供給搬送すると共に前記サーマル
ヘッド21から装置外部に排出搬送するためプラテン2
2を回転させる紙送りモータ36を駆動する紙送りモー
タドライバ37、前記用紙センサ24及び前記ラベル検
出センサ27から出力された各検出信号をそれぞれ入力
するI/Oポート38、前記巻取ローラ26により前記
ラベル用紙23の台紙の巻取り動作を行うための巻取モ
ータ39を駆動する巻取モータドライバ40と接続され
ている。
【0061】前記RAM30は、前記紙送りモータ36
の駆動ステップ数をカウントするカウンタが形成されて
いると共に、ピッチ記憶手段として、印字開始時から前
記用紙検出センサ24によりラベル間のギャップが検出
されるまでに上記カウンタでカウントされたカウント値
( ステップ数 )を記憶する格納エリアが複数形成されて
いる。
【0062】図7は、前記CPU28が行うメイン処理
の流れを示す。
【0063】電源が立ち上げられると、RAM30やI
/Oポート38を初期化する処理等を行うイニシャライ
ズを行い、このイニシャライズを終了すると、ステップ
1(ST1 )の処理として、ホストコンピュータから送
信されたデータを受信するまでの待機状態となる。
【0064】ホストコンピュータからのデータを受信す
ると、その受信データを解析して、データバッファRA
M32に格納する。
【0065】次に、この解析の結果、受信データが印字
コマンドを含む印字データか否かを判断する。ここで、
受信データが印字データでなければ、その受信データに
応じて、その他の処理を行い、再び前述のステップ1の
処理に戻るようになっている。
【0066】受信データが印字データであれば、この印
字データに基づいて、キャラクタROM31に記憶され
たフォントデータを使用して、ドットイメージをデータ
バッファRAM32の受信データを格納したエリアとは
別のエリアに描画( 展開 )する。
【0067】この描画の処理を終了すると、ステップ2
( ST2 )の処理として、紙送りモータ36を1ステッ
プ駆動し、データバッファRAM32から1ライン分の
ドットイメージをヘッドドライバ35を介してサーマル
ヘッド21へ出力する。この処理で、1ライン分の印字
がラベル用紙23に行われる。
【0068】次に、用紙センサ24からの検出信号の取
り込みを行い、この検出信号のレベルにより、ラベル貼
着部分かギャップ部分かを判断する解析を行う。この解
析の結果、ギャップ部分か否かによりギャップを通過し
ているか否かを確認する。
【0069】ここで、ギャップを通過していると判断し
た場合にのみ、サーマルヘッド21による印字位置から
用紙センサ24による検出位置までの距離に基づいて、
印字終了ステップ数を算出して、RAM30に設定す
る。さらに、印字を開始してからこの時までの紙送りモ
ータ36の駆動ステップ数とRAM30の格納エリアに
記憶させると共に、この今回の駆動ステップ数とRAM
30の格納エリアにすでに記憶されている最新の過去2
回の駆動ステップ数とから平均の駆動ステップ数を算出
し、この平均の駆動ステップ数から今回の駆動ステップ
数を減算する。そして、この減算の結果を、サーマルヘ
ッド1による印字位置から剥離板25による剥離位置ま
での距離からラベル長のうち剥離しないでおく部分の標
準長さを減算した数値に加算する。これを補正された移
動距離のステップ数として、RAM30に設定する( 搬
送距離補正手段 )。
【0070】すなわち、今回の印字開始から用紙センサ
24でラベル用紙23のギャップを検出するまでの紙送
りモータ36の駆動ステップ数をFn としたときに、最
新の過去2回の駆動ステップ数をF(n-2) 、F(n-1) と
し、サーマルヘッド21による印字位置から剥離板25
による剥離位置までの距離のステップ数をHとし、ラベ
ル長のうち剥離しないでおく部分の標準長さIをとし、
補正された移動距離のステップ数をJn とすると、 Jn =( H−I )−{[( F(n-2) +F(n-1) +Fn )
/3]−Fn } という式により移動距離のステップ数が算出される。
【0071】なお、ラベル用紙23の交換時には、RA
M30に記憶された印字開始から用紙センサ24により
ラベル用紙23のギャップを検出するまでの紙送りモー
タ36の駆動ステップ数は全て消去され、その代わり
に、交換されたラベル用紙23に適合した駆動ステップ
数が設定され、この適合する駆動ステップ数により平均
の駆動ステップ数が算出されるようになっている。
【0072】次に、印字終了か否かを、ギャップを通過
したと判断したときからの紙送りモータ36の駆動ステ
ップ数が、RAM30に設定された印字終了ステップ数
に等しくなったか否かにより判断する。ここで、印字終
了ではないと判断されたときには、再び前述のステップ
2の処理に戻るようになっている。
【0073】また、印字終了と判断されると、紙送りモ
ータ36の1ステップ駆動を、RAM30に設定されて
いる移動距離のステップ数に達するまで繰り返して行う
( 剥離搬送手段 )。
【0074】紙送りモータ30の駆動ステップ数がRA
M30に設定されている移動距離のステップ数に達する
と、ラベル検出センサ27からの検出信号の取り込みを
行い、この検出信号レベルにより、ラベルが剥がし取ら
れたことが検出されるまでの待機状態となる。
【0075】ラベル検出センサ27の検出信号により、
ラベルが剥がし取られたことが検出されると、RAM3
0に設定されている移動距離のステップ数分だけバック
フィードを行い、このバックフィードを終了すると、再
び前述のステップ1の処理に戻るようになっている。
【0076】このような構成のサーマルプリンタにおい
ては、図4( a )に示すように、まずラベル用紙23の
最初のラベルの印字開始位置は、サーマルヘッド21に
よる印字位置に位置決めされる。
【0077】この状態で印字が開始され、紙送りモータ
244が順次1ステップ駆動して、ラベル用紙23の最
初のラベルに印字が行われる。ラベル用紙23が搬送さ
れて、図4( b )に示すように、用紙センサ24により
ラベル用紙23のギャップが検出される。
【0078】この時、用紙センサ24による検出位置か
らサーマルヘッド21による印字位置までの距離に基づ
いて、印字終了ステップ数を算出してRAM30に設定
する。さらに、印字開始時からこの時までの紙送りモー
タ36の駆動ステップ数が、RAM30の処理の格納エ
リアに記憶されると共に、RAM30に記憶されている
最新の過去2回の駆動ステップ数との平均を算出し、ラ
ベル用紙23を剥離板25による剥離位置に搬送するた
めの移動距離のステップ数を補正して、RAM30に設
定する。
【0079】印字動作はさらに継続して行われ、用紙セ
ンサ24がギャップを検出してからの紙送りモータ36
の駆動ステップ数が、RAM30に設定されている印字
終了ステップ数と等しくなると、印字が終了したと判断
される。この時の状態を図5( a )に示す。
【0080】この時から、RAM30に設定されている
移動距離のステップ数だけ、紙送りモータ36を駆動さ
せて、ラベル用紙23を剥離板25の剥離位置へ位置決
めする。この時ラベル用紙23の先頭のラベルは、剥離
しない部分の標準長さにこのラベルのラベルピッチの平
均のラベルピッチからの差( ばらつき )分を加算した長
さだけ、剥離されないで台紙に貼着したまま、他の剥離
した部分が突出する。この時の状態を図5( b )に示
す。
【0081】この時、ラベル検出センサ27によりラベ
ルが検出され、このラベルが剥がし取られない限り、ラ
ベル用紙23のバックフィードは行われず、従って、次
のラベルの印字発行も行われない。
【0082】突出されたラベルが剥がし取られると、ラ
ベル検出センサ27によりラベルが検出されなくなり、
この時のラベル検出センサ27の検出信号により、バッ
クフィードが行われる。すると、図4( a )に示すよう
な初期状態に戻る。
【0083】なお図4及び図5において、Eは、最初の
ラベルのラベルピッチを示し、Fは、印字を開始してか
ら用紙センサ24によりギャップが検出されたときまで
の搬送距離、Gは、用紙センサ24による検出位置から
サーマルヘッド21による印字位置までも搬送距離、H
は、サーマルヘッド21による印字位置から剥離板25
による剥離位置までの搬送距離を示している。
【0084】このようにこのサーマルプリンタによれ
ば、印字開始からラベル用紙23のギャップを用紙セン
サ24により検出するまでの用紙の搬送距離を記憶する
複数の格納エリアが形成されたRAM30を設け、今回
の搬送距離及びRAM30に記憶された最新の過去2回
の搬送距離からその平均値を算出し、この平均値に基づ
いて剥離板25による剥離位置までの移動距離を算出す
ることにより、この移動距離でラベル用紙23を搬送す
れば、ラベルの剥離長さのばらつきを補正することがで
きる。従って、剥離されたラベルの垂れ下がり方をほと
んど一様にできるので、ラベルの剥がし取り具合が一様
にできるという効果を得ることができる。
【0085】なお、この実施例においても、前述した請
求項1記載の発明の実施例と同様に、複数ラベルが所定
間隔をおいて台紙に貼着されたものについて説明した
が、この発明はこれに限定されるものではなく、裏面に
ブラックマークが印刷されたラベル用紙あるいはプリ印
刷されたラベル用紙を使用した場合にも適用できるもの
である。
【0086】また、この実施例においても、印字開始か
らラベル用紙23のギャップをフォトセンサ4により検
出するまでのラベル用紙23の搬送距離を過去2回の搬
送距離と合わせて平均値を求め、この平均値に基づいて
剥離板25までの移動距離を算出するようになっていた
が、この発明はこれに限定されるものではなく、過去3
回以上の搬送距離と合わせて平均値を求めるようにして
も良いものである。
【0087】さらに、この実施例においても、所定状態
として印字開始を基準にして、印字開始からラベル用紙
23のギャップをフォトセンサ24により検出するまで
のラベル用紙23の搬送距離の平均値を求めるようにな
っていたが、この発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、前回の印字におけるラベル用紙23のギャ
ップをフォトセンサ24により検出した状態を所定状態
として、フォトセンサ24により前回の印字でのギャッ
プ検出から今回の印字でのギャップ検出までのラベル用
紙23の搬送距離の平均値を求めて、剥離版25までの
移動距離を算出しても良いものである。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
用紙を位置決めして印字を行うものにおいて、カッター
のカット位置までの移動距離を過去の印字での所定状態
から用紙検出手段により検出されるまでの用紙の搬送距
離の平均値に基づいて算出することにより、カッターに
よるカット長さのばらつきを補正することができるプリ
ンタを提供できる。
【0089】また、剥離板までの移動距離を過去の印字
での所定状態から用紙検出手段により検出されるまでの
用紙の搬送距離の平均値に基づいて算出することによ
り、剥離板による剥離長さのばらつきを補正することが
できるプリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のサーマルプリンタの要
部構成とその動作を示す図。
【図2】同実施例のサーマルプリンタの要部回路構成を
示すブロック図。
【図3】同実施例のサーマルプリンタで行われるメイン
処理の流れを示す図。
【図4】この発明の第2実施例のサーマルプリンタの要
部構成とその動作を示す図。
【図5】同実施例のサーマルプリンタの要部構成とその
動作を示す図。
【図6】同実施例のサーマルプリンタの要部回路構成を
示すブロック図。
【図7】同実施例のサーマルプリンタで行われるメイン
処理の流れを示す図。
【符号の説明】
1,21…サーマルヘッド、4…フォトセンサ、5…カ
ッター、6,28…CPU、8,30…RAM、14,
36…紙送りモータ、25…剥離板、27…ラベル検出
センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の特定位置を検出する用紙検出手段
    を備え、この用紙検出手段による検出に基づいて、前記
    用紙を位置決めして、印字ヘッドにより用紙上に印字を
    行うプリンタにおいて、前記用紙上の印字済み部分と未
    印字部分とを切断分離する切断手段と、所定状態から前
    記用紙検出手段により前記用紙の特定位置を検出するま
    での前記用紙の搬送距離のデータを複数記憶するピッチ
    記憶手段と、このピッチ記憶手段に記憶された新規の搬
    送距離データを含めた複数の搬送距離データの平均を算
    出し、この平均の搬送距離データにより、前記用紙を前
    記印字ヘッドによる印字位置から前記切断手段の切断位
    置へ搬送するために予め設定された搬送距離を補正する
    搬送距離補正手段と、印字終了後に、この搬送距離補正
    手段により補正された搬送距離だけ前記用紙を搬送して
    前記切断手段により用紙を切断させる切断制御手段とを
    設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 複数のラベルが所定間隔をおいて台紙に
    貼着されたラベル用紙を使用し、ラベル間のギャップを
    検出するラベル検出手段を備え、このラベル検出手段に
    よる検出に基づいて、前記ラベルを位置決めして、印字
    ヘッドによりラベル用紙上の位置決めされたラベルに印
    字を行うプリンタにおいて、前記ラベル用紙上の印字済
    みラベルを前記台紙から一部を残して剥離するための剥
    離手段と、所定状態から前記ラベル検出手段により前記
    ラベル間のギャップを検出するまでの前記ラベル用紙の
    搬送距離のデータを複数記憶するピッチ記憶手段と、こ
    のピッチ記憶手段に記憶された新規の搬送距離データを
    含めた複数の搬送距離データの平均を算出し、この平均
    の搬送距離データにより、前記ラベル用紙を前記印字ヘ
    ッドによる印字位置から前記剥離手段による剥離位置へ
    搬送するために予め設定された搬送距離を補正する搬送
    距離補正手段と、印字終了後に、この搬送距離補正手段
    により補正された搬送距離だけ前記ラベル用紙を搬送し
    て前記剥離手段により印字済みラベルを台紙から剥離さ
    せる剥離搬送手段とを設けたことを特徴とするプリン
    タ。
JP03965294A 1994-03-10 1994-03-10 プリンタ Expired - Fee Related JP3630715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03965294A JP3630715B2 (ja) 1994-03-10 1994-03-10 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03965294A JP3630715B2 (ja) 1994-03-10 1994-03-10 プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07246738A true JPH07246738A (ja) 1995-09-26
JP3630715B2 JP3630715B2 (ja) 2005-03-23

Family

ID=12559024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03965294A Expired - Fee Related JP3630715B2 (ja) 1994-03-10 1994-03-10 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3630715B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003026134A (ja) * 2001-07-10 2003-01-29 Sato Corp ラベルプリンタ
JP2003048349A (ja) * 2001-08-08 2003-02-18 Sato Corp 印刷装置
JP2008535683A (ja) * 2005-03-16 2008-09-04 パンデュイット・コーポレーション 反転可能プリンターアッセンブリ
JP2009245013A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Fujitsu Frontech Ltd プリンタ装置および搭乗券のカット位置制御方法
US8303198B2 (en) 2008-08-07 2012-11-06 Seiko Epson Corporation Label paper indexing control method and label printer
JP2013240893A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Sato Holdings Corp サーマルプリンター、その用紙片ピッチ計測方法およびその印字用紙連続体位置検出方法
JP2015134475A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び印刷装置の制御方法
JP2017213701A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2021014016A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 株式会社沖データ 画像形成装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003026134A (ja) * 2001-07-10 2003-01-29 Sato Corp ラベルプリンタ
JP2003048349A (ja) * 2001-08-08 2003-02-18 Sato Corp 印刷装置
JP4705278B2 (ja) * 2001-08-08 2011-06-22 株式会社サトー 印刷装置
JP2008535683A (ja) * 2005-03-16 2008-09-04 パンデュイット・コーポレーション 反転可能プリンターアッセンブリ
US9061522B2 (en) 2005-03-16 2015-06-23 Panduit Corp. Reversible printer assembly
JP2009245013A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Fujitsu Frontech Ltd プリンタ装置および搭乗券のカット位置制御方法
US8920055B2 (en) 2008-03-28 2014-12-30 Fujitsu Frontech Limited Printer device and method for controlling cutting position of boarding pass
US8303198B2 (en) 2008-08-07 2012-11-06 Seiko Epson Corporation Label paper indexing control method and label printer
JP2013240893A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Sato Holdings Corp サーマルプリンター、その用紙片ピッチ計測方法およびその印字用紙連続体位置検出方法
JP2015134475A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び印刷装置の制御方法
JP2017213701A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2021014016A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 株式会社沖データ 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3630715B2 (ja) 2005-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2633726B2 (ja) バーコードラベルプリンタ
JP2008080668A (ja) 印字テープ、テープカセット及びテープ印字装置
US20060096710A1 (en) Roll and printer
JP2007144955A (ja) 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
JPH07246738A (ja) プリンタ
JP2000141775A (ja) ラベル用紙及びラベルプリンタ
JP3357119B2 (ja) ラベルプリンタにおけるラベルの印字処理方法
WO2007063917A1 (ja) 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
JPH09109425A (ja) 印刷装置及びこの印刷装置に使用される記録紙
JP2002200806A (ja) プリンタ及びその制御方法、並びにコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体
JP2007090677A (ja) 印字開始位置セット方法
JP2001038966A (ja) ラベルプリンタおよびラベルプリンタ制御方法
JP2899456B2 (ja) ラベルプリンタ
JP2750215B2 (ja) ラベルプリンタ
JPH08253219A (ja) ラベルプリンタ
JP2007245559A (ja) 印刷装置及び印刷プログラム
JP4705278B2 (ja) 印刷装置
JPH0634250B2 (ja) ラベル、タグ等への印字装置
JP2003312070A (ja) ラベルプリンタ
JP2003026134A (ja) ラベルプリンタ
JP2000168181A (ja) ラベル識別装置及びラベル識別方法並びに帯状台紙
JP2002160408A (ja) プリンタ及びその制御方法
JP2001180060A (ja) 印字装置及び記録紙
JPH0216221B2 (ja)
JP2001335016A (ja) ラベルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20041207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20041215

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees