JP2002200806A - プリンタ及びその制御方法、並びにコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体 - Google Patents

プリンタ及びその制御方法、並びにコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体

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JP2002200806A
JP2002200806A JP2001000674A JP2001000674A JP2002200806A JP 2002200806 A JP2002200806 A JP 2002200806A JP 2001000674 A JP2001000674 A JP 2001000674A JP 2001000674 A JP2001000674 A JP 2001000674A JP 2002200806 A JP2002200806 A JP 2002200806A
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sheet
fixed
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continuous
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JP2001000674A
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English (en)
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Kazuko Fukano
和子 深野
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚分の定形シートを連続状に有する連続
状シートに対して印刷を行うプリンタにおいて、新規に
連続状シートをセットした際、一枚目の定形シートが無
駄になる不都合を解消する。 【解決手段】 ホストコンピュータ54からの指示によ
って選択された選択ラベルが所定のセット位置に位置決
めされるように搬送駆動部24を制御する改シート制御
手段100を有する。改シート制御手段100は、選択
ラベルを選択する際の基準とする基準ラベルを特定する
とともに、この基準ラベルの位置情報を求める位置記憶
手段102と、この位置情報に基づいて選択ラベルを搬
送すべき距離を求める搬送距離設定手段104と、搬送
駆動部24を制御して選択ラベルの搬送・位置決めを実
行させる位置決め制御手段106とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】複数枚分の定形シートを連続
状に有する連続状シートに対して印刷を行うプリンタ及
びその制御方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】複数枚分の定形シートを連続状に有する
連続状シートをセットし、該連続状シートを搬送しなが
ら前記定形シート部分に印字を行うプリンタが知られて
おり、この種のプリンタは、定形シートであるチケット
やラベルの発行用として既に普及している。
【0003】例えばチケットを発行する場合は、チケッ
ト用の定形フォーマット(表側)および位置決め用のブ
ラックマーク(裏側)を予め印刷した連続状シートが使
用され、該連続状シートがセットされたプリンタにおい
ては、ブラックマーク印刷部と非印刷部とで光の反射率
に差が生じることを利用し、反射式の光学センサでブラ
ックマーク位置を検出すると共に、該検出位置(基準位
置)を基準として印字位置の位置決めを行っている。
【0004】また、ラベルを発行する場合は、長尺な台
紙に所定間隔を存して複数のラベルを貼着した連続状シ
ートが使用され、該連続状シートがセットされたプリン
タにおいては、台紙のみの部分とラベルが貼着された部
分とで光の透過率に差が生じることを利用し、透過式の
光学センサでラベルの先端位置を検出すると共に、該検
出位置を基準として印字位置の位置決めを行っている。
【0005】また、例えば台紙部分に抜き穴を設け、こ
の抜き穴の位置が光学センサで検出された位置を基準位
置として印字位置の位置決めを行うこともできる(特開
平11−20254号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリンタにおいては、新規の連続状シートがセット
されると、センサが基準位置を検出するまで連続状シー
トを搬送した後、検出位置を基準として連続状シートを
所定の初期位置に位置合せするイニシャライズ動作(初
期印字制御)を行うため、センサ、印字ヘッド、ブラッ
クマーク等の位置関係により、一枚目の定形シート部分
が印字ヘッド位置を通過して印字不能となる可能性があ
り、この場合には一枚目の定形シートが無駄になる不都
合がある。特に連続状シートの各定形シート部分に通し
番号を予め印刷すると共に、該通し番号に対応する認証
用データ(暗号ナンバー)を各定形シート部分に印字す
ることにより、チケットの偽造、不正発行等を防止する
場合においては、一枚目の定形シートを無駄にすると、
ホストコンピュータ側で認識している通し番号にズレが
生じるため、ホストコンピュータ側のデータ修正が必要
になる不都合があった。
【0007】本発明の目的は、連続状シートが新規に装
填された際に、一枚目の定形シートに印刷を行うことが
でき、また、通し番号に対応する認証用データを定形シ
ートに印刷する場合に、通し番号のズレを防止してホス
トコンピュータ側のデータ修正を不要にすることができ
るプリンタ及びその制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、複数枚分の定形シートを連続状に有する連続
状シートをセットし、該連続状シートを搬送しながら前
記定形シート部分に印刷を行うプリンタにおいて、前記
連続状シートを搬送する搬送駆動手段と、前記定形シー
トに印刷を行う印刷駆動手段と、前記搬送駆動手段及び
前記印刷駆動手段を制御する制御手段とを有し、前記制
御手段は、前記複数の定形シートのなかから選択した選
択定形シートが所定のセット位置に位置決めされるよう
に前記搬送駆動手段を制御する改シート制御手段を備え
て構成される。このため、例えば連続状シートが新規に
装填された際に、一枚目の定形シートに印刷を行うこと
が可能になる。
【0009】また、前記セット位置は、位置決めの対象
となる前記定形シートの所定の位置が、前記印刷駆動手
段の印刷ヘッドの位置と略一致する位置であることが好
ましい。
【0010】また、前記セット位置は、位置決めの対象
となる前記定形シートの被印刷範囲の先頭部の位置が、
前記印刷駆動手段の印刷ヘッドの位置と略一致する位置
であるように構成してもよい。
【0011】また、前記選択定形シートの選択は、選択
の際の基準となる基準定形シートに対する前記選択定形
シートの相対的配列位置を指定することによって行われ
ることが好ましい。
【0012】また、前記基準定形シートは、前記セット
位置に位置する前記定形シート、前記印刷駆動手段によ
って印刷可能な印刷可能位置に位置する前記定形シー
ト、又は前記セット位置若しくは前記印刷可能位置に最
も近い位置に位置する前記定形シートであることが好ま
しい。
【0013】また、前記改シート制御手段は、前記基準
定形シートの位置情報を求めてこれを記憶する位置記憶
手段と、前記位置記憶手段から得た前記位置情報に基づ
いて、前記選択定形シートを前記セット位置に位置決め
するために必要な前記連続状シートの搬送距離を改シー
ト搬送距離として求める搬送距離設定手段と、前記搬送
距離設定手段から得た前記改シート搬送距離に基づいて
前記搬送駆動手段を制御することによって、前記選択定
形シートを前記セット位置に位置決めさせる位置決め制
御手段とを有することが好ましい。
【0014】また、前記定形シートの基準位置を検出す
る基準位置検出手段を更に有し、前記位置記憶手段は、
前記基準位置検出手段が前記基準位置を検出した後の前
記連続状シートの搬送距離に基づいて、前記基準定形シ
ートを特定するとともに前記位置情報を求めることが好
ましい。
【0015】また、前記位置決め制御手段は、前記基準
位置検出手段が前記基準位置を検出した後の前記連続状
シートの搬送距離に基づいて、前記選択定形シートを前
記セット位置に位置決めさせる処理を行うことが好まし
い。
【0016】また、前記搬送距離設定手段は、前記改シ
ート搬送距離が所定値を超えないように監視する搬送距
離監視手段を有することが好ましい。この場合において
は、例えば戻し動作の際に、定形シートの剥離等が生じ
ることを回避することが可能になる。
【0017】また、前記選択定形シートとして選択すべ
き前記定形シートは、オペレータによって任意に指定さ
れることが好ましい。
【0018】また、前記定形シートはラベルであり、前
記連続状シートは、帯状の基材上に前記ラベルが貼着さ
れて構成されていることが好ましい。
【0019】また、前記定形シートは、前記連続状シー
トの一方の面に予め印刷された定形フォーマットであ
り、前記連続状シートの他方の面には、位置決め用の所
定のマークが印刷されて構成されているものとすること
ができる。 更に、本発明は、複数枚分の定形シートを
連続状に有する連続状シートをセットし、該連続状シー
トを搬送しながら前記定形シート部分に印刷を行うプリ
ンタであって、前記連続状シートを搬送する搬送駆動手
段と、前記定形シートに印刷を行う印刷駆動手段と、前
記搬送駆動手段及び前記印刷駆動手段を制御する制御手
段とを備えたプリンタの制御方法において、前記複数の
定形シートのなかから選択した選択定形シートが所定の
セット位置に位置決めされるように前記搬送駆動手段を
制御する改シート制御工程を有して構成されている。こ
のため、例えば連続状シートが新規に装填された際に、
一枚目の定形シートに印刷を行うことが可能になる。
【0020】また、前記セット位置は、位置決めの対象
となる前記定形シートの所定の位置が、前記印刷駆動手
段の印刷ヘッドの位置と略一致する位置であることが好
ましい。
【0021】また、前記セット位置は、位置決めの対象
となる前記定形シートの被印刷範囲の先頭部の位置が、
前記印刷駆動手段の印刷ヘッドの位置と略一致する位置
であることよう構成してもよい。
【0022】また、前記選択定形シートの選択は、選択
の際の基準となる基準定形シートに対する前記選択定形
シートの相対的配列位置を指定することによって行われ
ることが好ましい。
【0023】また、前記基準定形シートは、前記セット
位置に位置する前記定形シート、前記印刷駆動手段によ
って印刷可能な印刷可能位置に位置する前記定形シー
ト、又は前記セット位置若しくは前記印刷可能位置に最
も近い位置に位置する前記定形シートであることが好ま
しい。
【0024】また、前記改シート制御工程は、前記基準
定形シートの位置情報を求めてこれを記憶する位置記憶
工程と、前記位置記憶工程を経て得られた前記位置情報
に基づいて、前記選択定形シートを前記セット位置に位
置決めするために必要な前記連続状シートの搬送距離を
改シート搬送距離として求める搬送距離設定工程と、前
記搬送距離設定工程を経て得られた前記改シート搬送距
離に基づいて前記搬送駆動手段を制御することによっ
て、前記選択定形シートを前記セット位置に位置決めさ
せる位置決め制御工程とを備えていることが好ましい。
【0025】また、前記定形シートの基準位置を検出す
る基準位置検出手段を更に有し、前記位置記憶工程で
は、前記基準位置検出手段が前記基準位置を検出した後
の前記連続状シートの搬送距離に基づいて、前記基準定
形シートを特定するとともに前記位置情報を求めること
が好ましい。
【0026】また、前記位置決め制御工程では、前記基
準位置検出手段が前記基準位置を検出した後の前記連続
状シートの搬送距離に基づいて、前記選択定形シートを
前記セット位置に位置決めさせる処理を行うことが好ま
しい。
【0027】また、前記搬送距離設定工程は、前記改シ
ート搬送距離が所定値を超えないように監視する搬送距
離監視工程を含むことが好ましい。この場合において
は、例えば戻し動作の際に、定形シートの剥離等が生じ
ることを回避することが可能になる。
【0028】また、前記選択定形シートとして選択すべ
き前記定形シートは、オペレータによって任意に指定さ
れることが好ましい。
【0029】また、前記定形シートはラベルであり、前
記連続状シートは、帯状の基材上に前記ラベルが貼着さ
れて構成されていることが好ましい。
【0030】また、前記定形シートは、前記連続状シー
トの一方の面に予め印刷された定形フォーマットであ
り、前記連続状シートの他方の面には、位置決め用の所
定のマークが印刷されて構成されているものとすること
ができる。
【0031】更に、本発明は、前記プリンタの制御方法
を実行するプログラムを記録したコンピュータで読み取
り可能な情報記録媒体に関する。
【0032】この場合に、前記情報記録媒体は、コンパ
クト・ディスク、フロッピー・ディスク、ハードディス
ク、光磁気ディスク、ディジタル・ビデオ・ディスク、
磁気テープ、半導体メモリー及びメモリー装置を含むも
のとすることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って説明する。図1は本発明の一実施形態に係るプ
リンタの外観を示す概略斜視図であり、図2は該プリン
タの蓋体が開放された状態を示す概略斜視図であり、図
3は該プリンタの内部を示す概略側面図であり、図4は
該プリンタの制御を実現するための構成を示すブロック
図である。
【0034】図1〜図3に示すように、プリンタ10
は、前部が開口した筐体12と、該筐体12の前部開口
を開閉自在に覆蓋する蓋体14とを備えており、蓋体1
4を開放することによって、ロール紙Pの交換及びプリ
ンタ内部の保守、点検が可能となる。
【0035】ロール紙Pは、被印刷部材である複数枚分
の定形シートを連続状に有する連続状シートとして構成
されている。特に、本実施形態においては、ロール紙P
は、帯状の長尺な基材Q上に定形シートとしてのラベル
Lが所定のピッチで貼着されて構成されている。なお、
定形シートを直接連結することによってロール紙Pを構
成するようにしてもよい。この場合、各定形シートは、
印刷後に切り離される。また、図1に示すように、ロー
ル紙Pにおける、例えばラベルLの間の位置には、ブラ
ックマークRが設けられている。このブラックマークR
は、後述するように、ラベルLの基準位置を検出するた
めに利用される。
【0036】図3に示すように、ロール紙Pは、プリン
タ内部に回転自在に収納され、その先端側は、搬送路1
6を経由して排紙口18から筐体外へ導かれる。搬送路
16上には、印刷駆動部(印刷駆動手段)20を構成す
る例えばサーマルタイプの印刷ヘッド22、及び搬送駆
動部(搬送駆動手段)24を構成するプラテンローラ2
6が、搬送路16を挟んで互いに対向するように配置さ
れている。
【0037】図2及び図3に示すように、本実施形態に
おいては、プラテンローラ26は蓋体14の先端部に回
転自在の状態で取り付けられている。また、プラテンロ
ーラ26には、ギア27a、27b等を介して、ステッ
ピングモータ、サーボモータ等のモータ28が連結され
ており、プラテンローラ26は、このモータ28を駆動
することによって回転し、ロール紙Pを搬送する。
【0038】また、図3に示すように、搬送路16上に
おける印刷ヘッド22の上流側には、ロール紙Pの基準
位置(例えば、印刷ヘッド22に対するラベルLの相対
的な位置を得るための基準となる位置)を検出するため
の基準位置検出センサ(基準位置検出手段)30が設け
られている。基準位置検出センサ30としては光学セン
サが用いられており、この光学センサでロール紙Pのブ
ラックマークRの位置を検出することによって、ラベル
Lの基準位置を検知するようにしている。特に、本実施
形態においては、基準位置検出センサ30は、発光素子
と受光素子を搬送路16の一側に備えた反射式の光学セ
ンサとして構成されており、これは、蓋体14の先端部
におけるプラテンローラ26の近傍に取り付けられてい
る。
【0039】なお、ブラックマークRは、ロール紙Pの
裏面側に形成しても良い。また、ロール紙Pのブラック
マークRの対応位置に抜き穴を形成し、これを透過式セ
ンサで検出するようにしてもよい。更に、透過式光学セ
ンサを用いてラベルLの先端位置又は後端位置を検出す
ることによって、ラベルLの基準位置を検知するように
してもよい。
【0040】搬送路16上における、例えば印刷ヘッド
22の下流側に、印刷後のロール紙Pを切断して各ラベ
ルLを分離するためのカッタ機構を設けるようにしても
よい。
【0041】図1に示すように、例えば蓋体14の前面
部には、電源のON/OFF、エラー発生の有無、各種
動作状態等を示す表示部、電源スイッチ、及び各種操作
スイッチを備えた操作部32が設けられている。表示部
は、例えば複数のLED(Light Emitting Diode)で構
成されている。
【0042】図4に示すように、プリンタ10は、制御
部(制御手段)40を備えている。この制御部40は、
演算手段であるCPU(Central Processing Unit)4
2、プリンタの制御プログラムや印字文字のパターンデ
ータ等が格納されているROM(Read Only Memory)4
4、ワーク用等として使用されるRAM(Random Acces
s Memory)46、各種インターフェース(I/F)48
等を備えており、これらCPU42、ROM44、RA
M46及びI/F48は、バス50を介して互いに接続
されている。RAM46としては、プリンタ10の電源
がOFFにされている場合でも記憶内容を保持可能な不
揮発性メモリを用いることが好ましい。
【0043】また、プリンタ10は、蓋体14(図1〜
図3参照)の開閉状態を検出するための蓋体開閉検出部
52を備えている。そして、この蓋体開閉検出部52、
並びに前記印刷駆動部20、前記搬送駆動部24、前記
基準位置検出センサ30及び前記操作部32は、それぞ
れ、I/F48等を介して制御部40のCPU42と接
続されている。
【0044】また、CPU42には、I/F48等を介
して、ホストコンピュータ54が接続されている。この
ホストコンピュータ54には、キーボードやマウス等の
入力装置56、及び表示装置58が接続されている。
【0045】図3及び図4に示すように、制御部40
は、ホストコンピュータ54からの印刷指令を受信する
と、搬送駆動部24を制御して(すなわち、プラテンロ
ーラ26を回転させて)ロール紙Pを搬送しつつ、印刷
駆動部20を制御して(すなわち、印刷ヘッド22を走
査させて)ラベルL上に所望の文字や記号等を印刷す
る。そして、印刷後のラベルLは排紙口18から排出さ
れて利用者に提供される。
【0046】また、制御部40は、例えば、ロール紙P
がプリンタ10内部にセットされたとき(実際には、蓋
体開閉検出部52によって、蓋体14が閉められたこと
を検出したとき)に、搬送駆動部24を制御して、ラベ
ルLを所定のセット位置に位置決めさせる処理を行う。
この処理の際に、制御部40は、基準位置検出センサ3
0で検出されたラベルLの基準位置に基づいて、ロール
紙Pを搬送すべき距離を求めている。ここで、セット位
置とは、後述するように、ラベルLの先端部の位置が、
印刷ヘッド22の位置(すなわち、印刷ヘッド22によ
る印刷実行位置)と略一致する位置(すなわち、初期位
置)である(図5(A)参照)。
【0047】次に、本実施形態に係るプリンタ10が備
える特徴的な機能である改シート機能について説明す
る。この改シート機能は、例えばオペレータの指示に基
づいて複数のラベルLのなかから選択されたラベルL
(選択ラベル(選択定形シート)L1とも記す)を前記
セット位置に位置決めさせる機能である。
【0048】図5(A)〜(C)は、改シート機能を説
明するための動作説明図である。なお、図5(A)及び
(B)は、改シート機能の実行前の状態を示しており、
同図(C)は、改シート機能の実行後の状態を示してい
る。また、図5(A)〜(C)中では、上方向(すなわ
ち、ロール紙Pが印刷ヘッド22を経て排紙口18側へ
向かう方向)を正(+)方向とし、下方向を負(−)方
向とする。
【0049】図5(A)は、ラベル番号N=0のラベル
Lがセット位置(すなわち、ラベルLの先端部におけ
る、特に、ラベルLの被印刷範囲の先頭部Aの位置が、
印刷ヘッド22の位置と略一致するようなラベルLの位
置:初期位置)に位置決めされている状態を示してい
る。図5(A)に示す状態としては、例えば、ラベルL
に対して印刷を開始する直前の待機状態が想定される。
【0050】また、図5(B)は、ラベル番号N=0の
ラベルLが、印刷ヘッド22によって印刷可能な印刷可
能位置(すなわち、ラベルLの位置が、印刷ヘッド22
の位置と重なるようなラベルLの位置)に位置している
状態を示している。図5(B)に示す状態としては、例
えば、印刷作業を実行中の状態が想定される。
【0051】以下、前記セット位置や前記印刷可能位置
に位置するラベル番号N=0のラベルLを、基準ラベル
(基準定形シート)L0と記す。ここで、前記セット位
置や前記印刷可能位置に位置するラベルLがない場合に
は、これらセット位置や印刷可能位置に最も近いラベル
Lを基準ラベルL0としてもよい。なお、以下の説明に
おいて、ラベル番号Nは、基準ラベルL0に対する相対
的配列位置を表すものとする。
【0052】図5(A)又は(B)に示す状態のロール
紙Pに対して、オペレータが、ラベル番号Nが例えばN
=2のラベルL(すなわち、基準ラベルL0の2つ下流
側のラベルL)を選択ラベルL1として選択すると、制
御部40は、基準ラベルL0の現在の位置に基づいて、
選択ラベルL1をセット位置に位置決めするために必要
なロール紙Pの搬送距離(改シート搬送距離とも記す)
Xを求める。例えば、隣り合うラベルLの先頭部A間の
距離を基準距離Y(既知値)とした場合、図5(A)の
例では、改シート搬送距離Xは、X=−(Y×2)とな
る。一方、図5(B)中における、印刷ヘッド22の位
置と基準ラベルL0の先頭部Aとの間の距離(すなわ
ち、セット位置に対する基準ラベルL0の偏り量)を偏
り距離Zとした場合、改シート搬送距離Xは、X=−
(Y×2+Z)となる。すなわち、改シート搬送距離X
は、基準距離Y、偏り距離Z、及び選択ラベルL1のラ
ベル番号Nを用いて、 X=−(Y×N+Z) … (1) で表される。
【0053】制御部40が、搬送駆動部24を制御し
て、ロール紙Pを前記改シート搬送距離Xだけ搬送させ
ると、図5(C)に示すように、選択ラベルL1がセッ
ト位置まで移動され、このセット位置に位置決めされ
る。すなわち、ラベル番号Nとして、基準ラベルL0に
対する選択ラベルL1の相対的配列位置を指定すること
によって、改シート搬送距離Xを求め、この改シート搬
送距離Xに基づいて選択ラベルL1をセット位置に位置
決めさせることができる。
【0054】次に、前記改シート機能を実現するための
手段である改シート制御手段について説明する。この改
シート制御手段は、図4中のCPU42上で所定のプロ
グラムを実行させることによって実現される。また、改
シート制御手段の全部又は一部の機能をホストコンピュ
ータ54上に実現することも可能であり、その場合で
も、CPU42上に実現された改シート制御手段と同様
の作用・効果を得ることができる。
【0055】図6は、改シート制御手段100を示す機
能ブロック図である。改シート制御手段100は、位置
記憶手段102、搬送距離設定手段104及び位置決め
制御手段106を備えている。
【0056】位置記憶手段102は、基準位置検出セン
サ30が基準位置を検出した後にロール紙Pが搬送され
た距離に基づいて、基準ラベルL0を特定するととも
に、この基準ラベルL0の位置情報(すなわち、図5
(B)中の偏り距離Z)を求め、更に、この位置情報を
記憶するとともに、これをホストコンピュータ54に対
して出力する機能を有する。この場合、位置記憶手段1
02は、プリンタ10の電源がOFFにされている場合
でも記憶内容(位置情報)を保持可能な構成とすること
が好ましい。このように、記憶内容を保持可能とするこ
とによって、印刷作業中にプリンタ10の電源が一旦O
FFされた場合でも、記憶・保持された位置情報に基づ
いて、後述する選択ラベルL1の位置決め作業を確実に
実行することができる。
【0057】なお、ロール紙Pが搬送された距離は、搬
送駆動部24のモータ28がステッピングモータで構成
されている場合には、制御部40から該ステッピングモ
ータに送られる指令ステップ数に基づいて得られ、一
方、モータ28がサーボモータで構成されている場合に
は、エンコーダ等の回転角度検出器で検出される該サー
ボモータの回転角度に基づいて得られる(図6中では、
ロール紙Pの搬送距離が搬送駆動部24から得られる構
成を一例として図示している)。
【0058】また、ホストコンピュータ54が位置記憶
手段102からの位置情報を受け取ったとき、この位置
情報に基づいて、基準ラベルL0の位置等を表示装置5
8の図示しない画面上に表示させるようにしてもよい。
この場合、オペレータは、後述する選択ラベルL1の選
択作業を画面上の表示内容を確認しながら行うことがで
きる。
【0059】搬送距離設定手段104は、例えばホスト
コンピュータ54からの制御情報として、選択ラベルL
1のラベル番号Nが指示されると、このラベル番号N、
及び位置記憶手段102から読み出した位置情報に基づ
いて、前記(1)式から改シート搬送距離Xを求める機
能を有する。また、搬送距離設定手段104は、求めら
れた改シート搬送距離Xが所定値を超えないように監視
する搬送距離監視手段108としての機能も有してい
る。なお、選択ラベルL1のラベル番号NはN=0であ
ってもよい。この場合、後述する位置決め制御手段10
6においては、基準ラベルL0をセット位置に位置決め
する処理が行われるものとする(図5(A)又は(B)
参照)。
【0060】位置決め制御手段106は、搬送距離設定
手段104からの改シート搬送距離Xを受け取ると、こ
の改シート搬送距離Xに基づいて搬送駆動部24を制御
することによって、選択ラベルL1をセット位置に位置
決めさせる機能を有する。この場合、選択ラベルL1
は、実際には、改シート搬送距離Xを所定量だけ上回る
(絶対値的に上回る)距離だけ搬送され、その後、前記
所定量分だけ戻されて停止される。こうすることによっ
て、搬送駆動部24を構成するギア等のバックラッシュ
量を相殺させることができる。また、位置決め制御手段
106においては、選択ラベルL1の位置決めの際に、
基準位置検出センサ30で検出される基準位置を考慮
し、この基準位置が検出された後にロール紙Pが搬送さ
れた距離に基づいて選択ラベルL1の停止位置を決定す
るようにしてもよい。
【0061】次に、改シート制御手段100における改
シート処理について説明する。図7は、第1処理例を示
すフローチャートであり、図8は、第2処理例を示すフ
ローチャートである。
【0062】図7に示すように、第1処理例において、
改シート制御手段100は、まず、搬送距離設定手段1
04を通じて、ホストコンピュータ54からの改シート
指示を受け取る(701)。この改シート指示には、例
えばオペレータが入力装置56を介して任意に入力し
た、選択ラベルL1として選択すべきラベルLのラベル
番号Nが含まれている(図4参照)。ここで、選択ラベ
ルL1の選択は、ホストコンピュータ54等において、
位置記憶手段102からの位置情報に基づいて自動的に
行われるようにしてもよい。また、選択ラベルL1の選
択は、オペレータが操作部32を操作することによって
行うようにしてもよい。
【0063】続いて、搬送距離設定手段104は、ホス
トコンピュータ54からのラベル番号Nと、位置記憶手
段102から読み出した位置情報(偏り距離Z)とに基
づいて、前記(1)式から改シート搬送距離Xを求める
(702、図5(A)又は(B))。
【0064】次に、改シート制御手段100は、位置決
め制御手段106を通じて、改シート搬送距離Xに基づ
いて搬送駆動部24を制御することによって、選択ラベ
ルL1をセット位置に位置決めさせる(703、図5
(C))。
【0065】一方、図8に示すように、第2処理例にお
いて、改シート制御手段100は、まず、図7の例と同
様に、ステップ701の処理(改シート指示を受け取る
処理)及びステップ702の処理(改シート搬送距離X
を求める処理)を行う。
【0066】次いで、改シート制御手段100は、搬送
距離設定手段104の搬送距離監視手段108を通じ
て、改シート搬送距離Xが所定値を超えないように監視
する(801)。実際には、特に、ロール紙Pが負方向
に所定距離以上搬送される(戻される)ことがないよう
に監視を行う。これは、戻し動作の際に、ラベルLが搬
送部材等と接触して剥離することを回避するためであ
る。
【0067】搬送距離監視手段108は、前記ステップ
801において、改シート搬送距離Xが所定値を超える
(はい)と判断した場合には、選択ラベルL1を変更す
る処理を行う(802)。実際には、選択ラベルL1の
ラベル番号Nを1つ減らす処理(N=N−1)を行う。
そして、このステップ802の処理の後、前記ステップ
702の処理に戻る。
【0068】一方、前記ステップ801において、搬送
距離監視手段108が、改シート搬送距離Xが所定値を
超えない(いいえ)と判断した場合には、図7の例と同
様に、ステップ703の処理を行って、選択ラベルL1
の位置決めを実行する。
【0069】以上の如く本実施形態のプリンタ10は、
選択ラベルL1が所定のセット位置に位置決めされるよ
うに搬送駆動部24を制御する改シート制御手段100
を備えているので、例えばロール紙Pを新規に装填した
際に、一枚目のラベルLにも印刷を行うことが可能とな
る。また、印刷後のラベルLを剥がし取ったり、印刷内
容を確認するために、ラベルLを一旦排紙口18から送
り出す際にも、次に印刷を行うべきラベルLを印刷開始
位置にセットし直すことができる。従って、使われずに
無駄になるラベルLの発生を防ぐとともに、通し番号に
対応する認証用データをラベルLに印字する場合に、通
し番号のズレを防止してホストコンピュータ側のデータ
修正を不要にすることができる。
【0070】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。例えば前
記実施形態においては、ラベルの印刷を行う場合を示し
たが、チケットの印刷も略同様の動作手順で行うことが
可能である。また、基準位置検出センサとしては、光学
センサに限らず、磁気センサ等の様々な方式のセンサを
用いることができる。また、選択定形シートの所定のセ
ット位置として、カッタ機構による切断位置や、ラベル
を剥取可能な位置を採用することができる。
【0071】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、連続状シー
トが新規に装填された際に、一枚目の定形シートに印刷
を行うことができ、また、通し番号に対応する認証用デ
ータを定形シートに印刷する場合に、通し番号のズレを
防止してホストコンピュータ側のデータ修正を不要にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの外部を示
す概略斜視図である。
【図2】図1のプリンタの蓋体が開放された状態を示す
概略斜視図である。
【図3】図1のプリンタの内部を示す概略側面図であ
る。
【図4】図3のプリンタの制御を実現するための構成を
示すブロック図である。
【図5】(A)〜(C)は、図4のプリンタが備える特
徴的な機能である改シート機能を説明するための動作説
明図である。
【図6】改シート機能を実現するための手段である改シ
ート制御手段を示す機能ブロック図である。
【図7】図6の改シート制御手段における改シート処理
の第1処理例を示すフローチャートである。
【図8】図6の改シート制御手段における改シート処理
の第2処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】 P ロール紙 L ラベル L1 選択ラベル L0 基準ラベル N ラベル番号 R ブラックマーク 10 プリンタ 12 筐体 14 蓋体 18 排紙口 20 印刷駆動部 22 印刷ヘッド 24 搬送駆動部 26 プラテンローラ 30 基準位置検出センサ 40 制御部 54 ホストコンピュータ 100 改シート制御手段 102 位置記憶手段 104 搬送距離設定手段 106 位置決め制御手段 108 搬送距離監視手段

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚分の定形シートを連続状に有する
    連続状シートをセットし、該連続状シートを搬送しなが
    ら前記定形シート部分に印刷を行うプリンタにおいて、 前記連続状シートを搬送する搬送駆動手段と、 前記定形シートに印刷を行う印刷駆動手段と、 前記搬送駆動手段及び前記印刷駆動手段を制御する制御
    手段とを有し、 前記制御手段は、前記複数の定形シートのなかから選択
    した選択定形シートが所定のセット位置に位置決めされ
    るように前記搬送駆動手段を制御する改シート制御手段
    を備えている、ことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記セット位置は、位置決めの対象とな
    る前記定形シートの先端部の位置が、前記印刷駆動手段
    の印刷ヘッドの位置と略一致する位置であることを特徴
    とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記セット位置は、位置決めの対象とな
    る前記定形シートの被印刷範囲の先頭部の位置が、前記
    印刷駆動手段の印刷ヘッドの位置と略一致する位置であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記選択定形シートの選択は、選択の際
    の基準となる基準定形シートに対する前記選択定形シー
    トの相対的配列位置を指定することによって行われるこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプリン
    タ。
  5. 【請求項5】 前記基準定形シートは、前記セット位置
    に位置する前記定形シート、前記印刷駆動手段によって
    印刷可能な印刷可能位置に位置する前記定形シート、又
    は前記セット位置若しくは前記印刷可能位置に最も近い
    位置に位置する前記定形シートであることを特徴とする
    請求項4に記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記改シート制御手段は、 前記基準定形シートの位置情報を求めてこれを記憶する
    位置記憶手段と、 前記位置記憶手段から得た前記位置情報に基づいて、前
    記選択定形シートを前記セット位置に位置決めするため
    に必要な前記連続状シートの搬送距離を改シート搬送距
    離として求める搬送距離設定手段と、 前記搬送距離設定手段から得た前記改シート搬送距離に
    基づいて前記搬送駆動手段を制御することによって、前
    記選択定形シートを前記セット位置に位置決めさせる位
    置決め制御手段とを有することを特徴とする請求項4又
    は5に記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記定形シートの基準位置を検出する基
    準位置検出手段を更に有し、 前記位置記憶手段は、前記基準位置検出手段が前記基準
    位置を検出した後の前記連続状シートの搬送距離に基づ
    いて、前記基準定形シートを特定するとともに前記位置
    情報を求めることを特徴とする請求項6に記載のプリン
    タ。
  8. 【請求項8】 前記位置決め制御手段は、前記基準位置
    検出手段が前記基準位置を検出した後の前記連続状シー
    トの搬送距離に基づいて、前記選択定形シートを前記セ
    ット位置に位置決めさせる処理を行うことを特徴とする
    請求項6又は7に記載のプリンタ。
  9. 【請求項9】 前記搬送距離設定手段は、前記改シート
    搬送距離が所定値を超えないように監視する搬送距離監
    視手段を有することを特徴とする請求項6〜8の何れか
    に記載のプリンタ。
  10. 【請求項10】 前記選択定形シートとして選択すべき
    前記定形シートは、オペレータによって任意に指定され
    ることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のプリ
    ンタ。
  11. 【請求項11】 前記定形シートはラベルであり、 前記連続状シートは、帯状の基材上に前記ラベルが貼着
    されて構成されていることを特徴とする請求項1〜10
    の何れかに記載のプリンタ。
  12. 【請求項12】 前記定形シートは、前記連続状シート
    の一方の面に予め印刷された定形フォーマットであり、 前記連続状シートの他方の面には、位置決め用の所定の
    マークが印刷されて構成されていることを特徴とする請
    求項1〜10の何れかに記載のプリンタ。
  13. 【請求項13】 複数枚分の定形シートを連続状に有す
    る連続状シートをセットし、該連続状シートを搬送しな
    がら前記定形シート部分に印刷を行うプリンタであっ
    て、前記連続状シートを搬送する搬送駆動手段と、前記
    定形シートに印刷を行う印刷駆動手段と、前記搬送駆動
    手段及び前記印刷駆動手段を制御する制御手段とを備え
    たプリンタの制御方法において、 前記複数の定形シートのなかから選択した選択定形シー
    トが所定のセット位置に位置決めされるように前記搬送
    駆動手段を制御する改シート制御工程を有することを特
    徴とするプリンタの制御方法。
  14. 【請求項14】 前記セット位置は、位置決めの対象と
    なる前記定形シートの先端部の位置が、前記印刷駆動手
    段の印刷ヘッドの位置と略一致する位置であることを特
    徴とする請求項13に記載のプリンタの制御方法。
  15. 【請求項15】 前記セット位置は、位置決めの対象と
    なる前記定形シートの被印刷範囲の先頭部の位置が、前
    記印刷駆動手段の印刷ヘッドの位置と略一致する位置で
    あることを特徴とする請求項13に記載のプリンタの制
    御方法。
  16. 【請求項16】 前記選択定形シートの選択は、選択の
    際の基準となる基準定形シートに対する前記選択定形シ
    ートの相対的配列位置を指定することによって行われる
    ことを特徴とする請求項13〜15に記載のプリンタの
    制御方法。
  17. 【請求項17】 前記基準定形シートは、前記セット位
    置に位置する前記定形シート、前記印刷駆動手段によっ
    て印刷可能な印刷可能位置に位置する前記定形シート、
    又は前記セット位置若しくは前記印刷可能位置に最も近
    い位置に位置する前記定形シートであることを特徴とす
    る請求項16に記載のプリンタの制御方法。
  18. 【請求項18】 前記改シート制御工程は、 前記基準定形シートの位置情報を求めてこれを記憶する
    位置記憶工程と、 前記位置記憶工程を経て得られた前記位置情報に基づい
    て、前記選択定形シートを前記セット位置に位置決めす
    るために必要な前記連続状シートの搬送距離を改シート
    搬送距離として求める搬送距離設定工程と、 前記搬送距離設定工程を経て得られた前記改シート搬送
    距離に基づいて前記搬送駆動手段を制御することによっ
    て、前記選択定形シートを前記セット位置に位置決めさ
    せる位置決め制御工程とを備えていることを特徴とする
    請求項16又は17に記載のプリンタ制御方法。
  19. 【請求項19】 前記定形シートの基準位置を検出する
    基準位置検出手段を更に有し、 前記位置記憶工程では、前記基準位置検出手段が前記基
    準位置を検出した後の前記連続状シートの搬送距離に基
    づいて、前記基準定形シートを特定するとともに前記位
    置情報を求めることを特徴とする請求項18に記載のプ
    リンタの制御方法。
  20. 【請求項20】 前記位置決め制御工程では、前記基準
    位置検出手段が前記基準位置を検出した後の前記連続状
    シートの搬送距離に基づいて、前記選択定形シートを前
    記セット位置に位置決めさせる処理を行うことを特徴と
    する請求項18又は19に記載のプリンタ制御方法。
  21. 【請求項21】 前記搬送距離設定工程は、前記改シー
    ト搬送距離が所定値を超えないように監視する搬送距離
    監視工程を含むことを特徴とする請求項18〜20の何
    れかに記載のプリンタの制御方法。
  22. 【請求項22】 前記選択定形シートとして選択すべき
    前記定形シートは、オペレータによって任意に指定され
    ることを特徴とする請求項13〜21の何れかに記載の
    プリンタの制御方法。
  23. 【請求項23】 前記定形シートはラベルであり、 前記連続状シートは、帯状の基材上に前記ラベルが貼着
    されて構成されていることを特徴とする請求項13〜2
    2の何れかに記載のプリンタの制御方法。
  24. 【請求項24】 前記定形シートは、前記連続状シート
    の一方の面に予め印刷された定形フォーマットであり、 前記連続状シートの他方の面には、位置決め用の所定の
    マークが印刷されて構成されていることを特徴とする請
    求項13〜22の何れかに記載のプリンタの制御方法。
  25. 【請求項25】 請求項13から24のいずれか1項に
    記載のプリンタの制御方法を実行するプログラムを記録
    したコンピュータで読み取り可能な情報記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記情報記録媒体は、コンパクト・デ
    ィスク、フロッピー(登録商標)・ディスク、ハードデ
    ィスク、光磁気ディスク、ディジタル・ビデオ・ディス
    ク、磁気テープ、半導体メモリー及びメモリー装置を含
    むことを特徴とする請求項25のプログラムを記録した
    情報記録媒体。
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