JP2003048349A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2003048349A
JP2003048349A JP2001240136A JP2001240136A JP2003048349A JP 2003048349 A JP2003048349 A JP 2003048349A JP 2001240136 A JP2001240136 A JP 2001240136A JP 2001240136 A JP2001240136 A JP 2001240136A JP 2003048349 A JP2003048349 A JP 2003048349A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピッチセンサとサーマルヘッドの間の距離を
ラベルのピッチより短くし、処理を単純化するととも
に、誤差を小さくすることができるようにする。 【解決手段】 ピッチセンサ9と、サーマルヘッド5
と、カッタセンサ13とをこの順に、カッタセンサ13
とピッチセンサ9の間の距離Xが最小ラベル1のピッチ
Lより短く、ピッチセンサ9とサーマルヘッド5の間の
距離Yが最小ラベル1のピッチLより短くなるように配
置する。ただし、距離Xが距離Yより長くなるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に関し、
特に、ラベル又はタグのピッチを測定し、ラベル又はタ
グの所定の位置へ印刷する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置としてのラベルプリンタ
は、図5に示すように、ピッチセンサ9の位置S1とサ
ーマルヘッド5の印字位置Hとの間の距離Y1が、ラベ
ル1(以下ではラベル1−1,1−2,・・・を区別す
る必要がない場合、適宜ラベル1と記載する)のピッチ
より長くなっている。例えば、距離Y1を100ミリメ
ートル(mm)とし、ラベル1のピッチ(図5のL1に
相当する)を40mmとすると、ピッチセンサ9の位置
S1からサーマルヘッド5の印字位置Hまでの間に約2
枚半のラベル1が入る。図5に示した例の場合、ピッチ
センサ9の位置S1からサーマルヘッド5の印字位置H
までの間に、ラベル1−1、ラベル1−2、及びラベル
1−3の約半分が入ることになる。
【0003】従来より、ラベルプリンタにおいては、ピ
ッチセンサ9によるラベル1の検出時からのラベル1の
搬送距離に基づいて、ラベル1と印字位置との位置関係
を算出し、サーマルヘッド5の書き込みタイミングを制
御するのが一般的である。従って、図5に示した例の場
合、ラベル1−1は丁度印字位置にあり、ラベル1−1
の印字位置Hまでの搬送距離は0、ラベル1−2の印字
位置Hまでの搬送距離はL1、ラベル1−2の印字位置
Hまでの搬送距離はL2と計算され、これらの計算結果
に基づいて、ラベル1の搬送制御、及びサーマルヘッド
5の印字タイミングの制御が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、ピッチセ
ンサ9の位置S1とサーマルヘッド5の印字位置Hまで
の間の距離Y1よりも、ラベルピッチL1が短い場合、
ピッチセンサ9を通過したラベル1−1が印字位置Hま
で搬送される間に、ラベル1−2,1−3がピッチセン
サ9を通過するので、サーマルヘッド5の書き込みタイ
ミングの補正や管理が複雑になる課題があった。また、
物理的距離Y1の長さに比例して、搬送距離や印字位置
の誤差も大きくなる。例えば、印字位置Hから搬送方向
(図1の左方向)にラベル1を送り出してカット動作や
剥離動作を行わせるために順フィード動作や逆フィード
動作を行わせると、搬送誤差が益々大きくなる。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、印字位置とセンサ位置との間の距離を、ラ
ベルのピッチより短くすることにより、処理を単純化す
るとともに、搬送時の誤差や印字位置の誤差を抑制する
ことができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の印刷装
置は、複数の連続したラベル又はタグからなるロール状
の媒体が供給され、ラベル又はタグの所定の位置に印刷
を行う印刷装置であって、媒体を所定の搬送方向に搬送
する搬送手段と、ラベル又はタグの位置を検出する検出
手段と、ラベル又はタグに印刷を行う印刷手段とを備
え、検出手段と印刷手段は、検出手段と印刷手段の間の
距離が、ラベル又はタグのピッチより短くなるように配
置されることを特徴とする。請求項2に記載の印刷装置
は、複数の連続したラベル又はタグからなるロール状の
媒体が供給され、ラベル又はタグの所定の位置に印刷を
行う印刷装置であって、媒体を所定の搬送方向に搬送す
る搬送手段と、ラベル又はタグの位置を検出する検出手
段と、ラベル又はタグに印刷を行う印刷手段と、ラベル
をカットする位置を検出するカット位置検出手段とを備
え、検出手段と、印刷手段と、カット位置検出手段とが
この順番で配置されるとき、検出手段と印刷手段は、検
出手段と印刷手段の間の距離が、ラベル又はタグのピッ
チより短くなるように配置され、カット位置検出手段
は、カット位置検出手段と検出手段の間の距離がラベル
又はタグのピッチより短くなるように配置されることを
特徴とする。また、ラベル又はタグをカットするカット
手段をさらに備え、カット手段は、カット手段と検出手
段との間の距離が、ラベル又はタグのピッチより短くな
るように配置されるようにすることができる。本発明に
係る印刷装置においては、搬送手段が、媒体を所定の搬
送方向に搬送し、検出手段が、ラベル又はタグの位置を
検出し、印刷手段が、ラベル又はタグに印刷を行う。そ
して、検出手段と印刷手段は、検出手段と印刷手段の間
の距離が、ラベル又はタグのピッチより短くなるように
配置される。或いは、搬送手段が、媒体を所定の搬送方
向に搬送し、検出手段が、ラベル又はタグの位置を検出
し、印刷手段が、ラベル又はタグに印刷を行い、カット
位置検出手段が、ラベルをカットする位置を検出する。
そして、検出手段と、印刷手段と、カット位置検出手段
とがこの順番で配置されるとき、検出手段と印刷手段
は、検出手段と印刷手段の間の距離が、ラベル又はタグ
のピッチより短くなるように配置され、カット位置検出
手段は、カット位置検出手段と検出手段の間の距離がラ
ベル又はタグのピッチより短くなるように配置される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるラベ
ルプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図
に示すように、ラベルプリンタは、各部を制御する制御
部10と、ラベル1に印刷を行うサーマルヘッド5と、
制御部10の制御により駆動されるステッピングモータ
(以下では、適宜単にモータと記載する)7と、ベルト
8を介して伝達されるモータ7の回転駆動力によって回
転し、後述する供給軸4にセットされたラベル連続体3
を構成する台紙2及び台紙2に剥離可能に貼付されたラ
ベル1を搬送するとともに、ラベル1をサーマルヘッド
5に押圧するプラテンローラ6と、ラベル連続体3を回
転自在に支持する供給軸4と、所定の光を出射する発光
部と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の
強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を
出力する受光部とからなり、台紙2及びラベル1を挟む
ように発光部と受光部を配し、ラベル1とギャップ(隣
接する2つのラベル1の間の台紙2のみの部分)を受光
部の受光量に基づいて検出するピッチセンサ9と、ピッ
チセンサ9の場合と同様に、所定の光を出射する発光部
と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の強
度に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、台
紙2及びラベル1を挟むように発光部と受光部を配し、
ラベル1のカット位置を受光部の受光量に基づいて検出
するカッタセンサ13と、ラベル1をギャップの部分で
切り離すロータリカッタ12と、ピッチセンサ9の場合
と同様に、所定の光を出射する発光部と、発光部から出
射された光を受光し、受光した光の強度に対応する電気
信号を出力する受光部とからなり、台紙2及びラベル1
を挟むように発光部と受光部を配し、ラベル1の終了を
受光部の受光量に基づいて検出するエンドセンサ11と
を備えている。
【0008】図2は、図1の実施の形態の電気的な構成
例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部
10は、所定の制御プログラムを記憶するROM(re
adonly memory)22と、ROM22に記
憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制
御するCPU(central processing
unit)21と、CPU21が動作する上で必要と
なる各種データを記憶するRAM(random ac
cess memory)23と、ステッピングモータ
7にパルス信号を供給し、ステッピングモータ7を回転
させるモータ制御部24と、CPU21から供給される
印刷すべき文字、図形、及びバーコードなどの印刷デー
タに対応する制御信号を生成し、サーマルヘッド5に供
給し、印刷動作を行わせる印刷制御部25と、CPU2
1の制御下、ピッチセンサ9の発光部を制御し、光を出
射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受
け取り、ディジタルのデータに変換してピッチ検出デー
タとしてCPU21に供給するセンサ制御部26と、C
PU21の制御下、エンドセンサ11の発光部を制御
し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電
気信号を受け取り、電気信号の大きさ及び変化に基づい
てラベル1の終了を検出し、エラー検出データをCPU
21に供給するエラー検出部31と、CPU21の制御
下、カッタセンサ13の発光部を制御し、光を出射させ
るとともに、受光部から出力される電気信号を受け取
り、電気信号の大きさ及び変化に基づいてラベル1のカ
ット位置を検出し、カット位置検出データをCPU21
に供給するカット位置検出部33と、ロータリカッタ1
2を制御し、ラベル1を切り離すカッタ制御部32と、
外部インタフェース27と、インタフェース30とを備
えている。そして、各種データやコマンドを入力するた
めの入力部28と、入力部28から入力された入力デー
タや、各種情報を表示するための表示部29とがインタ
フェース30を介して接続されている。入力部28より
入力された入力データは、インタフェース30を介して
CPU21に供給され、表示部29に表示される各種情
報に対応する表示データは、インタフェース30を介し
てCPU21より供給されるようになっている。また、
外部インタフェース27を介して、外部に接続された機
器との間で各種データやコマンドの送受信を行うことが
できるようになっている。
【0009】図3は、ラベルプリンタのサーマルヘッド
5とピッチセンサ9の間の距離と、ラベル1のピッチと
の関係を示す模式図である。同図に示すように、ピッチ
センサ9とサーマルヘッド5の間の距離Y2は、ラベル
1のピッチL1より短くなっている。このように、ピッ
チセンサ9の位置S2とサーマルヘッド5の印字位置H
の間の距離Y2を、ラベル1のピッチL1より短くする
ことにより、従来のように、ピッチセンサ9とサーマル
ヘッド5の間に、複数のラベル1が入るということがな
くなり、各ラベル1の搬送制御や印字タイミングの補正
処理や管理処理を簡単にすることができる。
【0010】次に、図4を参照して、本実施の形態の動
作について説明する。図4は、サーマルヘッド5とピッ
チセンサ9の間の距離Yと、カッタセンサ13とピッチ
センサ9の間の距離Xと、ラベル1のピッチLとの間の
関係を示す模式図である。この例の場合、次式で表され
るように、サーマルヘッド5とピッチセンサ9の間の距
離Yが、ラベル1のピッチLより短いものとする。
【0011】L > Y
【0012】まず最初に、CPU21は、モータ制御部
24に対してラベル1及び台紙2を搬送方向(図1の左
方向)に搬送するよう指令する。この指令を受けたモー
タ制御部24は、ステッピングモータ7に制御信号を供
給し、ラベル1及び台紙2を搬送方向に搬送させる。
【0013】次に、CPU21は、センサ制御部26か
らピッチ検出データの供給を受けると、このピッチ検出
データに基づいて、ラベル1の先端部がピッチセンサ9
の直下に移動したことを検知し、その位置からサーマル
ヘッド5までの距離に対応するステップ数分だけラベル
1及び台紙2を搬送方向に搬送するようモータ制御部2
4に指令する。この指令を受けたモータ制御部24は、
上記ステップ数分だけステッピングモータ7を回転さ
せ、ラベル1の先端部をサーマルヘッド5の直下に移動
させる。
【0014】次に、CPU21は、モータ制御部24を
制御し、ラベル1の印刷開始位置までラベル1を搬送さ
せるとともに、RAM23に展開された印刷データをラ
ベル1に印刷するよう印刷制御部25に指令する。この
指令を受けたモータ制御部24は、ステッピングモータ
7を制御してラベル1の印刷開始位置をサーマルヘッド
5の直下に移動させる。
【0015】そして、印刷制御部25は、RAM23に
展開された印刷データの1ライン分を印刷するための制
御信号をサーマルヘッド5に供給し、印刷データの最初
の1ラインをラベル1に印刷する。次に、モータ制御部
24は、ラベル1を1ライン分だけ搬送し、印刷制御部
25は印刷データの次のラインをラベル1に印刷する。
この処理を繰り返すことにより、ラベル1に印刷データ
の全ラインの印刷が行われる。
【0016】ラベル1への印刷が行われる過程で、ラベ
ル1の後端部がピッチセンサ9に移動すると、ピッチセ
ンサ9はラベル1の後端部において受光量の変化に対応
する電気信号をセンサ制御部26に供給し、センサ制御
部26はピッチ検出データをCPU21に供給する。C
PU21は、センサ制御部26からピッチ検出データが
供給されると、ラベル1の後端部がピッチセンサ9を通
過したことを認識する。
【0017】ピッチセンサ9により、ラベル1の先端部
が検出されてから、ラベル1への印刷が開始され、印刷
が終了するまでの間に、センサ制御部26がCPU21
に対してピッチ検出データを供給するのは、ピッチセン
サ9がラベル1の後端部を検出したときの1回だけであ
る。このため、CPU21は、ラベル1の現在の位置を
簡単な処理で正確に認識することができる。
【0018】また、サーマルヘッド5とピッチセンサ9
の間の距離Yを短くすることにより、ピッチセンサ9に
おいてラベル1の先端部が検出された後、ラベル1の先
端部をサーマルヘッド5まで搬送するときの搬送誤差を
小さくすることができる。
【0019】また、サーマルヘッド5とピッチセンサ9
の間の距離Yを、ラベル1のピッチLより短くすること
により、ピッチセンサ9からサーマルヘッド5にラベル
1が搬送される間に複数のラベル1についての処理を行
う必要がなくなり、ピッチセンサ9によるラベル1の先
端部及び後端部の検出処理、及びサーマルヘッド5の印
字タイミングの制御処理等を単純化することができ、処
理速度を上げることができる。
【0020】次に、次式で表されるように、カッタセン
サ13とピッチセンサ9の間の距離Xが、ラベル1のピ
ッチLより短く、ピッチセンサ9とサーマルヘッド5の
間の距離Yが、ラベル1のピッチLより短く、距離Yが
距離Xより短い場合の動作について説明する。
【0021】X < L > Y (ただし、X >
Y)
【0022】)まず最初に、CPU21は、モータ制御
部24に対してラベル1及び台紙2を搬送方向に搬送す
るよう指令する。この指令を受けたモータ制御部24
は、ステッピングモータ7に制御信号を供給し、ラベル
1及び台紙2を搬送方向に搬送させる。
【0023】次に、CPU21は、センサ制御部26か
らピッチ検出データの供給を受けると、このピッチ検出
データに基づいて、ラベル1の先端部がピッチセンサ9
の直下に移動したことを検知し、その位置からサーマル
ヘッド5までの距離に対応するステップ数分だけラベル
1及び台紙2を搬送方向に搬送するようモータ制御部2
4に指令する。この指令を受けたモータ制御部24は、
上記ステップ数分だけステッピングモータ7を回転さ
せ、ラベル1の先端部をサーマルヘッド5の直下に移動
させる。
【0024】次に、CPU21は、モータ制御部24を
制御し、ラベル1の印刷開始位置までラベル1を搬送さ
せるとともに、RAM23に展開された印刷データをラ
ベル1に印刷するよう印刷制御部25に指令する。この
指令を受けたモータ制御部24は、ステッピングモータ
7を制御してラベル1の印刷開始位置をサーマルヘッド
5の直下に移動させる。
【0025】そして、印刷制御部25は、RAM23に
展開された印刷データの1ライン分を印刷するための制
御信号をサーマルヘッド5に供給し、印刷データの最初
の1ラインをラベル1に印刷する。次に、モータ制御部
24は、ラベル1を1ライン分だけ搬送し、印刷制御部
25は印刷データの次のラインをラベル1に印刷する。
この処理を繰り返すことにより、ラベル1に印刷データ
の全ラインの印刷が行われる。
【0026】ラベル1への印刷が行われる過程で、ラベ
ル1の後端部がピッチセンサ9に移動すると、ピッチセ
ンサ9はラベル1の後端部において受光量の変化に対応
する電気信号をセンサ制御部26に供給し、センサ制御
部26はピッチ検出データをCPU21に供給する。C
PU21は、センサ制御部26からピッチ検出データが
供給されると、ラベル1の後端部がピッチセンサ9を通
過したことを認識する。
【0027】次に、CPU21は、モータ制御部24に
対して、印刷が終了したラベル1の後端部をカッタセン
サ13の直下まで搬送するよう指令する。CPU21
は、ラベル1の位置を正確に把握しているので、ラベル
1の後端部をカッタセンサ13の直下に移動させるため
に必要なステップ数をモータ制御部24に供給すること
ができる。そして、モータ制御部24は、ステッピング
モータ7を制御し、CPU21から供給されたステップ
数分だけラベル1を搬送する。これによりラベル1の後
端部はカッタセンサ13の直下に移動し、カット位置検
出部33は、カット位置検出データをCPU21に供給
する。
【0028】次に、CPU21は、印刷済みのラベル1
を切り離すために、ラベル1の後端部をロータリカッタ
12の直下に移動させよう、モータ制御部24に指令す
る。この指令を受けたモータ制御部24は、ステッピン
グモータ7を制御し、ラベル1の後端部をロータリカッ
タ12の直下に移動させる。次に、CPU21は、カッ
タ制御部32に対して、ラベル1を切り離すよう指令す
る。この指令を受けたカッタ制御部32は、ロータリカ
ッタ12を制御し、ラベル1を切り離す。
【0029】次に、CPU21は、モータ制御部24に
対して、ラベル1をバックフィードさせ、切り離された
ラベル1の次のラベル1の先端部をサーマルヘッド5の
直下に移動させるよう指令する。この指令を受けたモー
タ制御部24は、ステッピングモータ7を制御し、次の
ラベル1の先端部をサーマルヘッド5の直下に移動させ
る。
【0030】カッタセンサ13とロータリカッタ12の
間の距離がラベル1のピッチLより短いとすると、印刷
が終了したラベル1の後端部をロータリカッタ12が切
り離してから、バックフィードして次のラベル1の先端
部をサーマルヘッド5の直下に移動させる間に、カット
位置検出部33がカット位置検出データをCPU21に
供給する回数は1回であり、ピッチセンサ9がピッチ検
出データをCPU21に供給する回数も高々1回であ
る。
【0031】このように、カッタセンサ13とピッチセ
ンサ9の間の距離Xを、ラベル1のピッチLの長さより
短くすることにより、ピッチセンサ9の直下やカッタセ
ンサ13の直下にラベル1の先端部や後端部が移動して
停止することがなくなり、誤動作の発生を抑制すること
ができる。
【0032】また、ロータリカッタ12を、ロータリカ
ッタ12とピッチセンサ9の間の距離がラベル1のピッ
チより短くなるように配置すれば、さらに処理を単純化
することができ、カット位置の誤差を小さくすることが
できる。
【0033】なお、上記実施の形態においては、本発明
をラベルプリンタに適用する場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、他の印刷装置にも本発
明を適用することができる。
【0034】また、上記実施の形態においては、台紙に
剥離可能に貼付されたラベルに文字や図形等を印刷する
場合について説明したが、台紙なしラベルやタグに文字
や図形等を印刷する場合にも本発明を適用することがで
きる。
【0035】また、上記実施の形態の構成及び動作は例
であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更す
ることができることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の印刷装置
によれば、搬送手段が、媒体を所定の搬送方向に搬送
し、検出手段が、ラベル又はタグの位置を検出し、印刷
手段が、ラベル又はタグに印刷を行う。そして、検出手
段と印刷手段は、検出手段と印刷手段の間の距離が、ラ
ベル又はタグのピッチより短くなるように配置されるよ
うにしたので、ラベルやタグの所定の位置に印刷を行う
処理を単純化するとともに、搬送誤差を小さくすること
ができる。また、請求項2に記載の印刷装置によれば、
搬送手段が、媒体を所定の搬送方向に搬送し、検出手段
が、ラベル又はタグの位置を検出し、印刷手段が、ラベ
ル又はタグに印刷を行い、カット位置検出手段が、ラベ
ルをカットする位置を検出する。そして、検出手段と、
印刷手段と、カット位置検出手段とがこの順番で配置さ
れるとき、検出手段と印刷手段は、検出手段と印刷手段
の間の距離が、ラベル又はタグのピッチより短くなるよ
うに配置され、カット位置検出手段は、カット位置検出
手段と検出手段の間の距離がラベル又はタグのピッチよ
り短くなるように配置されるようにしたので、ラベル又
はタグの所定の位置に印刷を行う処理や、ラベル又はタ
グを所定の位置でカットする処理を単純化するととも
に、搬送誤差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置を応用したラベルプリンタの
一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の制御部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】サーマルヘッド5とピッチセンサ9の間の距離
Y2と、ラベルのピッチL1との関係を示す模式図であ
る。
【図4】サーマルヘッド5とピッチセンサ9の間の距離
Yと、カッタセンサ13とピッチセンサ9の間の距離X
と、ラベルのピッチLとの関係を示す模式図である。
【図5】従来のラベルプリンタのサーマルヘッド5とピ
ッチセンサ9の間の距離Y1と、ラベル1のピッチL1
との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 ラベル 2 台紙 3 ラベル連続体 4 供給軸 5 サーマルヘッド 6 プラテンローラ 7 ステッピングモータ 8 ベルト 9 ピッチセンサ 10 制御部 11 エンドセンサ 12 ロータリカッタ 13 カッタセンサ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 モータ制御部 25 印刷制御部 26 センサ制御部 27 外部インタフェース 28 入力部 29 表示部 30 インタフェース 31 エラー検出部 32 カッタ制御部 33 カット位置検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の連続したラベル又はタグからなる
    ロール状の媒体が供給され、前記ラベル又はタグの所定
    の位置に印刷を行う印刷装置であって、 前記媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、 前記ラベル又はタグの位置を検出する検出手段と、 前記ラベル又はタグに印刷を行う印刷手段とを備え、 前記検出手段と前記印刷手段は、前記検出手段と前記印
    刷手段の間の距離が、前記ラベル又はタグのピッチより
    短くなるように配置されることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 複数の連続したラベル又はタグからなる
    ロール状の媒体が供給され、前記ラベル又はタグの所定
    の位置に印刷を行う印刷装置であって、 前記媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、 前記ラベル又はタグの位置を検出する検出手段と、 前記ラベル又はタグに印刷を行う印刷手段と、 前記ラベルをカットする位置を検出するカット位置検出
    手段とを備え、 前記検出手段と、前記印刷手段と、前記カット位置検出
    手段とがこの順番で配置されるとき、前記検出手段と前
    記印刷手段は、前記検出手段と前記印刷手段の間の距離
    が、前記ラベル又はタグのピッチより短くなるように配
    置され、前記カット位置検出手段は、前記カット位置検
    出手段と前記検出手段の間の距離が前記ラベル又はタグ
    のピッチより短くなるように配置されることを特徴とす
    る印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記ラベル又はタグをカットするカット
    手段をさらに備え、 前記カット手段は、前記カット手段と前記検出手段との
    間の距離が、前記ラベル又はタグのピッチより短くなる
    ように配置されることを特徴とする請求項2に記載の印
    刷装置。
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