JPH07276721A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH07276721A
JPH07276721A JP8921594A JP8921594A JPH07276721A JP H07276721 A JPH07276721 A JP H07276721A JP 8921594 A JP8921594 A JP 8921594A JP 8921594 A JP8921594 A JP 8921594A JP H07276721 A JPH07276721 A JP H07276721A
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JP
Japan
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print control
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Withdrawn
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JP8921594A
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English (en)
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Kazuhisa Furuya
一寿 古屋
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙サイズまたは用紙種類を変更しても、用
紙の所定位置から印字を開始できるプリンタを提供す
る。 【構成】 ラベル用紙4の用紙サイズ、センサ種別など
の印字制御条件データを記憶する用紙サイズエリア30
2、センサ種別エリア303と、印字制御条件データを
ホストから入力する通信インターフェイス32と、ラベ
ル用紙4を搬送するプラテンロール10と、ラベル用紙
4に印字するサーマルヘッド5と、通信インターフェイ
ス3から入力された用紙サイズ等と用紙サイズエリア3
02等に記憶した用紙サイズとを比較する比較手段と、
この比較手段で用紙サイズ等が異なると判断したとき通
信インターフェイス31から入力される印字制御条件デ
ータに基づいてプラテンロール10でラベル用紙4の印
字位置決めを実行する位置決め手段と、通信インターフ
ェイス32から入力された用紙サイズ等を用紙サイズエ
リア303に設定する設定手段とを設けたプリンタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラベルを所定間隔毎
に連続的に台紙に貼付したラベル用紙または連続用紙を
搬送し、ラベルまたは連続用紙上に印字するラベルプリ
ンタ等のプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ラベルを所定間隔を設けて台紙
に連続的に貼付したラベル用紙と、用紙の裏に等間隔で
位置決めマークが付された連続用紙とを選択的にセット
して、このセットされたいずれかの用紙にラインサーマ
ルヘッドで印字するラベルプリンタが知られている。こ
のラベルプリンタでは、ラベル用紙を検出するための透
過型センサと、連続用紙に予め付された位置決めマーク
を検出するための反射型センサとの種別の異なる2つの
センサが設けられている。そして、ラベル用紙と連続用
紙のうちセットされた用紙を、この用紙に合わせて選択
された一方のセンサで検出して印字位置に対する位置決
めをしている。そして、ホストコンピュータ(以下、ホ
ストという)からこのラベルプリンタに印字データや印
字フォーマット、および、センサの種別、1枚毎の用紙
サイズ等の印字制御条件データを送信し、この送信され
た印字制御条件データに基づいて用紙に印字する。な
お、ここで用紙サイズとは、ラベル1枚分の長さ、およ
び、連続用紙の位置決めマーク間の長さのことである。
【0003】ところで、このラベルプリンタでは、ラベ
ル用紙を用いている場合においてサイズの異なるラベル
用紙に変更するとき、または、ラベル用紙から連続用紙
に変更するに際しセンサを透過型センサから反射型セン
サに切替えるときには、ホストから使用される用紙サイ
ズやセンサ種別の印字制御条件データを送信して印字制
御条件を変更している。この変更するための印字制御条
件データは、それぞれ独立して送信されたり、用紙への
印字を命令する印字命令等に含まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ラベル用紙あるいは連
続用紙の用紙サイズやセンサ種別を変更するのは、用紙
を取り替えたときであり、一般的に取り替えられた用紙
の所定の印字開始位置が印字ヘッドの印字位置にないた
め、印字データと印字フォーマットデータとを送信した
あとに印字命令を送信すると、1枚目の用紙では用紙の
途中から印字を開始して、所望の印字結果が得られな
い。また、予め設定された枚数の印字を行うときにも、
この場合2枚目以降は所定位置に印字されるように制御
されているものの、最初の1枚は所定位置に印字されな
いため、この分の1枚を再度印字しなければならない。
従って、一旦用紙の印字位置合わせのためのフィード命
令をホストからラベルプリンタに送信して用紙の印字位
置決めを行い、その後に印字命令を送信しなければなら
なず、操作が煩わしい。
【0005】この発明は、印字を施す用紙サイズや用紙
種類を変えても、自動的に用紙の所定印字位置から印字
を開始することができるプリンタを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、印字を施す
用紙の種類またはサイズの少なくとも一方に応じた印字
制御条件データを予め記憶した印字制御条件記憶手段
と、前記印字制御条件記憶手段に記憶した印字制御条件
データに基づいて用紙を搬送する搬送手段と、前記用紙
に印字出力する印字手段と、前記印字制御条件データを
入力する入力手段と、前記入力手段により入力された印
字制御条件データと前記印字制御条件記憶手段に予め記
憶された印字制御条件データとを比較する比較手段と、
この比較手段によって入力された印字制御条件データと
予め印字制御条件記憶手段に記憶した印字制御条件デー
タとが異なると判定されたときは前記入力手段から入力
された印字制御条件データに基づいて前記搬送手段を駆
動して前記用紙を搬送してこの用紙の印字位置決めを実
行する位置決め手段と、前記入力手段で入力された印字
制御条件データを前記印字制御条件記憶手段に登録する
登録処理手段とを設けたものである。
【0007】
【作用】このような構成により、印字制御条件データを
入力手段で入力すると、比較手段で入力された印字制御
条件データと印字制御条件記憶手段に予め記憶した印字
制御条件データとが比較され、この比較手段で印字制御
条件が異なると判断されると、入力された印字制御条件
データに基づいて位置決め手段により用紙の印字位置決
めが搬送手段を駆動して行われる。そして、入力手段で
入力された印字制御条件データが登録処理手段で印字制
御条件記憶手段に記憶される。
【0008】
【実施例】以下、この発明をラベルプリンタに適用した
一実施例を示す図面に基づいて説明する。
【0009】このラベルプリンタ1の機械的構成を、図
3に基づいて説明する。図3においてプリンタ本体1の
前方(図3において左側)には、台紙3とこの台紙3に
所定間隔を置いて連続的に貼付されたラベル2からなる
ラベル用紙4(以下、単に用紙という)に対向配置され
た印字手段としてのサーマルヘッド5が設けられ、ま
た、プリンタ本体1a後方(図3で右側)には、ロール
状に巻回された用紙4を支持する支持軸6が設けられて
いる。この支持軸6から前方に向かって用紙搬送経路8
が形成され、用紙搬送路8に沿って用紙4の両側をガイ
ドする用紙ガイド9、一対の搬送ローラ10、用紙4の
下面を支持するガイド板11が設けられている。さらに
用紙搬送路8の前方に前記サーマルヘッド5と相対向し
て前記用紙4を挟持してラベル2に印字しつつ搬送する
プラテンローラ12とが配置されている。なお、前記支
持軸6、用紙ガイド9、一対の搬送ローラ10、ガイド
板11およびプラテンローラ12は、プリンタ本体1a
内で略垂直状態に立設した本体フレーム1bに片持ち状
態に設けられている。
【0010】前記サーマルヘッド5とプラテンローラ1
2の更に前方に、ラベル2を台紙から剥離する剥離板1
3が設けられ、剥離したラベル2がプリンタ本体1aの
ラベル発行口14から突出するようになっている。剥離
板13の下方には、ガイドローラ15が設けられ、この
ガイドローラ15の後方にガイド部16、巻取りモータ
17(図3では不図示)に駆動される台紙巻取りローラ
18が設けられ、台紙3が剥離板13から、ガイドロー
ラ15、ガイド部16を介して台紙巻取りリール18で
巻き取られる。そして、剥離板13、ガイドローラ1
5、台紙巻取りローラ18も、前記本体フレーム1bに
片持ち状態で設けられている。
【0011】サーマルヘッド5は、本体フレーム1bに
片持ち状態で固定された軸19に回動可能に軸支された
ヘッドホルダ20にねじ止めされプラテンローラ12に
対して接離自在となるように支持されている。また、プ
ラテンローラ12の駆動は、パルスモータ21(図3で
は不図示)に連結され駆動される。そして、用紙搬送路
8中にあるサーマルヘッド5および一対の搬送ローラ1
0間のガイド板11上には、透過型センサ22と反射型
センサ23とが用紙搬送方向に対して直交する方向に並
列配置されている。なお、図3では、反射型センサ23
は、透過型センサ22により重合した配置にある。
【0012】前記サーマルヘッド5の取付位置より上方
位置には、ロール状に巻回されたインクリボン24を順
次引出し可能に支持するリボン供給軸25とリボン巻取
り軸26とが設けられ、このリボン供給軸25とリボン
巻取り軸26とのインクリボン搬送路中にサーマルヘッ
ド5とプラテンローラ12とに挟持される部分、およ
び、サーマルヘッド5を覆いつつ本体フレーム1bに取
付けられ外面がインクリボンガイドとなるように構成さ
れた外形がフレイム状のリボンガイド50を介してイン
クリボン24が掛け渡され、リボン供給軸25およびサ
ーマルヘッド5間には、インクリボン24のエンドを検
出するリボンセンサ27が設けられている。また、前記
リボン巻取り軸26は、リボンモータ28により回転し
て、インクリボン24を常に適正なトルクで巻き取るよ
うになっている。リボン供給軸25、リボン巻取り軸2
6およびリボンガイド50は、本体フレーム1bに片持
ち状態に取り付けられている。
【0013】なお、前述の一対の搬送ローラ10は、プ
ラテンローラ12を駆動するパルスモータ21に連結さ
れ回転されるものであり、用紙4をサーマルヘッド5へ
供給するときには、サーマルヘッド5とプラテンローラ
12とを離反させた作動状態において用紙4を印字可能
位置に搬送させ、また、サーマルヘッド5とプラテンロ
ーラ12間に用紙4が挟持され、用紙4搬送しつつ印字
出力を行う印字動作モードでは一対の搬送ローラ10が
離反されて非回転位置に作動される。
【0014】なお、図1において、本体フレーム1bの
裏面側には、前述の各モータ17、19、26や、これ
らのモータと各駆動部分を連結するギヤ群(図示せ
ず)、後述するCPU28、ROM30やRAM31等
の電子部品が取り付けられた回路基板(図示せず)等が
取り付けられている。
【0015】次に、図1に基づいてこのラベルプリンタ
1の電気ブロック図を説明すると、CPU28には、バ
スライン29を介してプログラムや固定データを記憶す
るROM30、可変情報を記憶するRAM31、ホスト
コンピュータ(以下、ホストという)32と通信回線3
2aを介して接続された入力手段としての通信インター
フェイス(以下、通信I/Fという。図面に通信I/F
と示す)33、サーマルヘッドコントローラ34、モー
タコントローラ35およびインプットアウトプットポー
ト(以下、I/Oという。図面にI/Oと示す)36が
それぞれ接続されている。
【0016】前記サーマルヘッドコントローラ34に
は、前述のサーマルヘッド5が接続され、このサーマル
ヘッド5の印字入出力制御をしている。モータコントロ
ーラ35には、前述の巻取りモータ17、パルスモータ
21およびリボンモータ28が接続され、各モータの回
転動作を制御している。I/O36には、透過型センサ
22、反射型センサ23およびリボンセンサ27が接続
され、各センサからの検出出力を取り込むものである。
【0017】前記RAM31内には、受信バッファ31
1、用紙サイズエリア312、センサ種別エリア31
3、フレームバッファ314、カウンタ315および用
紙一時バッファ316とが設けられている。受信バッフ
ァ311は、ホスト32から通信I/F32を介して受
信したデータを一時的に記憶する領域である。用紙サイ
ズエリア312は、ホスト32から送信された用紙のサ
イズを記憶するエリアである。センサ種別エリア313
は、印字に際して透過型センサ22および反射型センサ
23のどちらか一方を用いるかを決定するための情報を
記憶するエリアである。フレームバッファ314は、印
字データをビット情報としてサーマルヘッド5に与える
ようにイメージを描画して記憶するエリアである。ま
た、カウンタ315は、印字中に用紙がどの程度搬送さ
れたかを検出するために用いるものである。用紙一時バ
ッファ316は、ホスト32から受信したデータが用紙
サイズであったときに、この用紙サイズを一時的に記憶
しておくバッファである。ここで、用紙サイズエリア3
12とセンサ種別エリア313とで、印字制御条件記憶
手段を構成する。
【0018】次に、このラベルプリンタ1の印字動作モ
ードおよび用紙搬送モードにおけるCPU28が実行す
る手順を図4に示すフローチャートに基づいて説明す
る。まず、ステップ1(図面でステップをSTと示す、
以下同じ)ではホスト32からデータを受信したか否か
を判断し、データが受信されるまでステップ1を繰り返
す。このデータを受信したか否かの判断は、1つのコマ
ンドを受信したか否かの判断である。ステップ1でデー
タを受信したならば、ステップ2で受信したデータの解
析が行われた後、次のステップ3でその受信したデータ
が印字命令か否かを判断する。印字命令であれば、ステ
ップ4で用紙サイズデータおよびセンサ種別データの比
較処理(詳細は図5に示すフローチャートに基づいて後
述する)を行い、ステップ5でサーマルヘッド5やプラ
テンローラ10等を駆動する印字処理でラベル2に印字
を施しステップ1に戻る。
【0019】ステップ3で印字命令でなければ、ステッ
プ6で用紙4を搬送するフィード命令か否かを判断し
て、フィード命令であれば、ステップ7で印字制御条件
セーブ処理、すなわち、フィード命令のコマンド中に含
まれるセンサ種別データをRAM31内のセンサ種別エ
リア313に記憶するとともに、用紙一時バッファ31
6に一時記憶した用紙サイズデータを用紙サイズエリア
312に記憶する。そして、ステップ8でフィード処理
(詳細は図6に示すフローチャートに基づいて後述す
る)を実行して、ステップ1の処理に戻る。ステップ6
でフィード命令でないと判断すると、ステップ9で用紙
サイズデータか否かを判断し、用紙サイズデータであれ
ば、ステップ10でこの用紙サイズデータを前記RAM
31の受信バッファ311から用紙一時バッファ316
に転送して一時記憶して、用紙サイズデータでなければ
ステップ11で他の処理を実行する。
【0020】ステップ11の他の処理には、例えば、印
字フォーマットデータを受信したときには、この印字フ
ォーマットデータにもとづいて印字フォーマットを設定
し、印字する文字列データである印字データを受信した
ときには、印字フォーマットに従って印字データをフレ
ームバッファ314に描画して、また、描画クリア命令
を受信したときには、フレームバッファ314に描画し
て記憶したイメージデータをクリアする処理である。
【0021】次に、前述のステップ4における比較処理
を行う手順について、図5に示すフローチャートに基づ
いて説明すると、まず、ステップ12でホスト32から
送信され用紙一時バッファ316に記憶した用紙サイズ
データと用紙サイズエリア312に記憶した用紙サイズ
データとを比較して両方のデータが同じか否かを判断
し、同じデータであれば、次のステップ13でホスト3
2から送信された印字命令のコマンドに含まれるセンサ
種別データとRAM31内のセンサ種別エリア312に
記憶したセンサ種別データとを比較して両方のデータが
同じか否かを判断し、同じデータであれば、この比較処
理手順を抜けて、元の処理に戻る。また、前述のステッ
プ12、および、ステップ13におけるデータの同一性
判断で異なると判断したときには、ステップ14で印字
制御条件セーブ処理として用紙一時バッファ316の用
紙サイズデータを用紙サイズエリア312に記憶すると
ともに受信したセンサ種別データをセンサ種別エリア3
13に記憶した後、次のステップ15では、モータの駆
動制御を行い用紙の搬送動作を制御するフィード処理
(詳細は図6に示すフローチャートに基づいて後述す
る)を実行して、この処理を抜ける。
【0022】上記ステップ8およびステップ15のフィ
ード処理では、まず、ステップ16でRAM31内のカ
ウンタ315をクリアする。そして、次のステップ17
でプラテンローラ12を回転するパルスモータ21を1
ステップだけ駆動し、つまり、1つのパルスをパルスモ
ータ21に与えて、このパルスモータ21が駆動され、
次のステップ18でセンサ種別エリア313に記憶した
センサ種別データにより決定されるセンサによって、台
紙上に貼付されたラベル間隔寸法、すなわち、ギャップ
部分、または、用紙の長さ方向に所定間隔長さがセンサ
で検出されるように施したマーク(以下、ラベル間隔の
寸法をギャップ部分、または、用紙の所定間隔を示すマ
ークを単にマークという)を検出したか否かを判断す
る。このステップ18では、マークを検出するまでは、
くり返してステップ17が実行される。
【0023】ステップ18で、マークを検出すると、次
のステップ19でカウンタ315に記憶した内容に1を
加えて(インクリメント)、ステップ20でパルスモー
タ21を1ステップだけ駆動し、ステップ21でこのカ
ウンタ315の内容が所定値か否かを判断して、このカ
ウンタ315が所定値になるまでステップ19からステ
ップ21までの処理を繰り返す。ステップ21でカウン
タ315が所定値になっとき、すなわち、用紙の印字位
置決め(用紙の頭出し)がなされたものと判断して、こ
のフィード処理を終了する。なお、この所定値とは、各
センサ22、21の位置からサーマルヘッド5で印字さ
れる印字開始位置までの距離に相当する値である。
【0024】なお、この実施例で印字制御条件とは、選
択された用紙4の種類に選択的に対応するための印字制
御条件であり、用紙サイズデータおよびセンサ種別デー
タが該当する。また、設定手段とは、用紙4の種類に対
応するための用紙搬送設定手段であり、ステップ15で
示されるフィード処理である。そして、比較手段とは、
記憶された用紙4の種類データおよび記憶されたセンサ
データと受信したデータおよびセンサの検出データとを
比較する判断を実行するものであり、ステップ12、ス
テップ13で示される処理である。
【0025】このような構成のラベルプリンタ1は、ホ
スト32から通信回線32aを介して送られたデータを
一旦受信バッファ311に記憶する。そして、この記憶
したデータが印字命令か、フィード命令か、用紙サイズ
データかそれ以外のデータかを判断する。そして、印字
命令のときには、印字制御条件が今までに記憶していた
印字制御条件と同じか否かを判断して、同じときにはそ
のまま印字を開始し、用紙サイズとセンサ種別との少な
くとも一方のデータがRAM31に記憶したそれぞれの
データと異なるときには、ラベルの印字位置合わせ処理
を実行した後に、印字処理を実行する。
【0026】印字処理は、ローラ支持軸6に支持された
用紙4が引き出され、この用紙4の両端をガイドする用
紙ガイド9、一対の搬送ローラ10、用紙4の下面を支
持するガイド板11に案内されて、前記サーマルヘッド
5とプラテンローラ12とに挟持されて搬送されるとと
もに、サーマルヘッドコントーラ34に制御されるサー
マルヘッド5により印字する処理である。この印字のと
きに、インクリボン24がリボン供給軸25から引き出
され、サーマルヘッド5に供給され、このサーマルヘッ
ド5の熱によりインクリボンのインクが融溶して、ラベ
ル2に転写される。この印字された用紙4は、剥離板1
3によってラベル2と台紙3とに剥離され、ラベル2は
ラベルプリンタ1の前面に形成されたラベル発行口14
から突出し、台紙3はガイドローラ15、ガイド部16
を経て、巻取りモータ17に駆動される台紙巻取りリー
ル18に巻き取られる。
【0027】ホスト32から送信され受信したデータが
フィード命令であれば、印字制御条件が変更されている
か否かを問わずに印字制御条件をそれぞれのエリアに記
憶して、フィード処理を行う。つまり、用紙一時バッフ
ァ316に記憶した用紙サイズデータとフィード命令コ
マンドに含まれるセンサ種別データとを、用紙サイズエ
リア312とセンサ種別エリア313に記憶する。そし
て、パルスモータ21を透過型センサ22または反射型
センサ23の一方で、マークを検出するまで1ステップ
分の駆動を続け、マークを検出したならば、パルスモー
タの1ステップ分の駆動毎にカウンタをインクリメント
して、用紙を所定距離搬送する。
【0028】また、受信したデータが用紙サイズデータ
であれば、この用紙サイズデータを用紙一時バッファ3
16に記憶する。その他の処理を示すものであれば、そ
れぞれのデータに合った処理を実行する。
【0029】このようにこの実施例では、印字命令を受
信したときに、用紙サイズとセンサ種別とからなる印字
制御条件の少なくとも一方の変更があるか否かを確認し
て、変更があるときには用紙サイズエリア312とセン
サ種別エリア313との内容を書き換えて、用紙のフィ
ード処理、すなわち、ラベルの印字位置合わせを行って
から、次のラベルに印字を開始する。このようにするこ
とによって、用紙が交換され、印字制御条件が変更とな
った後に印字命令があっても、自動的に用紙の印字開始
位置への位置決めがされるので、印字された用紙4の1
枚目から正しい印字結果を得ることができる。
【0030】例えば、予め設定された枚数の用紙を発行
するときにも、最初の印字発行した用紙4が無駄になら
ず、1回の操作で正しい枚数の用紙を発行できる。ま
た、この印字発行した用紙4の数をプリンタで計数して
いるときに、実際に使用可能なラベルの枚数とプリンタ
が印字発行したとして計数した枚数とが一致するように
なる。
【0031】この実施例では、ホストから用紙サイズの
コマンドを受信したときに、用紙のフィードをすぐに行
わずに、用紙一時バッファ316に一旦記憶するように
したのは、用紙サイズを誤って送信したときに、その都
度用紙フィードを行い、用紙の無駄が発生することを防
止するためである。また、センサ種別は、印字命令やフ
ィード命令のコマンドに含まれているもので説明した
が、これに限らず、印字命令やフィード命令のコマンド
とは別のコマンドで送信するようにしてもよい。さら
に、入力手段を、プリンタに設けられたキーボードとし
てもよい。
【0032】また、印字制御条件データとして、用紙サ
イズデータとセンサ種別データとの2つの例で説明した
が、これらのデータの少なくとも一方を変更したときで
もよく、さらに、例えば、用紙送り量を微妙に調整する
ための印字位置微調量データ等でもよいものである。す
なわち、この発明で印字制御条件とは、用紙への印字に
際してサーマルヘッド5や用紙を搬送するパルスモータ
21等の動作に関する制御するための条件のことであ
る。
【0033】この実施例では、サーマルヘッド5を用い
てラベル用紙4に印字するラベルプリンタで説明した
が、この発明を、入力される用紙種類や用紙サイズによ
って用紙の搬送量や使用するセンサ種別が変わる、ワイ
ヤードットヘッドまたはインクジェットヘッドを用いた
プリンタあるいは静電記録式のプリンタ等に適用するこ
とができるものである。
【0034】
【発明の効果】この発明は、用紙サイズやセンサ種別等
の印字制御条件が変更されて印字命令を受信すると、自
動的に用紙の印字位置決めが実行されてから用紙への印
字を開始するので、印字されたラベルの1枚目から正し
い印字結果を得ることができるプリンタを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のラベルプリンタの電気ブロッ
ク図。
【図2】本発明の実施例のRAMの内容を示す図。
【図3】本発明の実施例のラベルプリンタの要部構成の
配置を示す図。
【図4】本発明の実施例の全体の流れ示すフローチャー
ト。
【図5】本発明の実施例の比較処理を示すフローチャー
ト。
【図6】本発明の実施例のフィード処理を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ 4 ラベル用紙(用紙) 5 サーマルヘッド(印字手段) 12 プラテンローラ(搬送手段) 21 パルスモータ 22 透過型センサ 23 反射型センサ 30 RAM 312 用紙サイズエリア(印字制御条件記憶手
段) 313 センサ種別エリア(印字制御条件記憶手
段) 33 通信インターフェイス(入力手段) ステップ12、ステップ13 比較手段 ステップ14、ステップ15 設定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字を施す用紙の種類またはサイズの少
    なくとも一方に応じた印字制御条件データを予め記憶し
    た印字制御条件記憶手段と、前記印字制御条件記憶手段
    に記憶した印字制御条件データに基づいて用紙を搬送す
    る搬送手段と、前記用紙に印字出力する印字手段と、前
    記印字制御条件データを入力する入力手段と、前記入力
    手段により入力された印字制御条件データと前記印字制
    御条件記憶手段に予め記憶された印字制御条件データと
    を比較する比較手段と、この比較手段によって入力され
    た印字制御条件データと予め印字制御条件記憶手段に記
    憶した印字制御条件データとが異なると判定されたとき
    は前記入力手段から入力された印字制御条件データに基
    づいて前記搬送手段を駆動して前記用紙を搬送してこの
    用紙の印字位置決めを実行する位置決め手段と、前記入
    力手段で入力された印字制御条件データを前記印字制御
    条件記憶手段に登録する登録処理手段とを設けたことを
    特徴とするプリンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11268358A (ja) * 1998-03-26 1999-10-05 Toshiba Tec Corp ラベルプリンタ
JP2002200803A (ja) * 1997-01-10 2002-07-16 Seiko Epson Corp シリアル記録装置
US6606945B1 (en) 1999-07-12 2003-08-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Continuous medium printing apparatus
JP2014213544A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 サトーホールディングス株式会社 プリンタ、印字位置設定方法、印字位置設定プログラム

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