JP2014213544A - プリンタ、印字位置設定方法、印字位置設定プログラム - Google Patents

プリンタ、印字位置設定方法、印字位置設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印字するときの印字データの天地方向の設定を変更しても、自動的に正しい位置に印字を行うことができるプリンタ、印字位置設定方法、印字位置設定プログラムを提供する。【解決手段】プリンタは、ラベル連続体の印字開始位置を特定するためにラベル連続体の位置を検出するセンサに関する設定を行うセンサ設定部と、ラベル連続体に対する印字を制御する制御部と、を備えたプリンタであって、制御部が、センサ設定部の設定を確認するセンサ確認ステップS14と、ラベル連続体に印字するときの印字データの天地方向の設定を確認する天地確認ステップS15と、センサ設定部の設定及び印字データの天地方向の設定を用いて印字位置の補正を行って印字位置の設定を行う印字位置設定ステップS16とを実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、ラベル連続体等に印字を行うプリンタ、印字位置設定方法、印字位置設定プログラムに関するものである。
帯状の台紙にラベルが所定の間隔(ギャップ)を空けて連続して配置されたラベル連続体に印刷を行うラベルプリンタが従来から用いられている。このようなプリンタには、ラベル間のギャップを検出するギャップセンサとしての透過型センサと、ラベル連続体の台紙に印刷されたアイマークを検出するアイマークセンサとしての反射型センサとの2種類のセンサが設けられている。この2種類のセンサは、印字に用いる被印字媒体(用紙)に応じて適切なものを利用者が選択する。プリンタは、選択されたセンサを用いて印字制御を行う。
特許文献1には、用紙サイズデータ及びセンサ種別データを含む印字制御条件を用いて、用紙の変更時に自動的に用紙の所定印字位置から印字を開始することができるプリンタが開示されている。
特開平7−276721号公報
ところで、このようなラベルプリンタでは、印字後のラベル貼り付け作業の効率を高めるため等の理由から、ラベルに対して印字する印字内容(印字データ)の天地の方向を変更(印字方向を回転)して印字を行う場合がある。
しかし、用いるセンサの種類によって、基準位置が異なるため、単純に用紙のサイズ情報だけに基づいて印字位置を決めてしまうと、特に印字方向を回転させた場合に、正しい位置に印字できない場合があった。このような場合、利用者は、印字位置をずらす指示を、数値入力する必要があった。これは、上述の特許文献1のプリンタにおいても印字データの天地を考慮していないことから、同様の問題があった。
本発明の課題は、印字するときの印字データの天地方向の設定を変更しても、自動的に正しい位置に印字を行うことができるプリンタ、印字位置設定方法、印字位置設定プログラムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
請求項1の発明は、被印字媒体の印字開始位置を特定するために前記被印字媒体の位置を検出するセンサに関する設定を行うセンサ設定部と、前記被印字媒体に対する印字を制御する制御部と、を備えたプリンタであって、前記制御部が、前記センサ設定部の設定を確認するセンサ確認ステップと、前記被印字媒体に印字するときの印字データの天地方向の設定を確認する天地確認ステップと、前記センサ設定部の設定及び印字データの天地方向の設定を用いて印字位置の補正を行って印字位置の設定を行う印字位置設定ステップと、を実行するプリンタである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のプリンタにおいて、前記センサ設定部に設定されるセンサに関する設定として、前記被印字媒体がラベル連続体である場合にラベル間のギャップを検出するギャップセンサとして用いられる透過型センサを用いる設定と、前記被印字媒体に設けられたアイマークを検出するアイマークセンサとして用いられる反射型センサを用いる設定と、いずれのセンサも用いないセンサ無視の設定と、が設定可能であること、を特徴とするプリンタである。
請求項3の発明は、請求項2に記載のプリンタにおいて、前記制御部は、前記センサ確認ステップで反射型センサを用いる設定であった場合に前記印字位置設定ステップを実行するときに、前記アイマークが印字領域の先頭に設けられているのか、印字領域の末尾に設けられているのかを反映して印字位置の設定を行うこと、を特徴とするプリンタである。
請求項4の発明は、被印字媒体の印字開始位置を特定するために前記被印字媒体の位置を検出するセンサに関する設定を行うセンサ設定部と、前記被印字媒体に対する印字を制御する制御部と、を備えたプリンタにおける印字位置設定方法であって、前記制御部が、前記センサ設定部の設定を確認するセンサ確認ステップと、前記被印字媒体に印字するときの印字データの天地方向の設定を確認する天地確認ステップと、前記センサ設定部の設定及び印字データの天地方向の設定を用いて印字位置の補正を行って印字位置の設定を行う印字位置設定ステップと、を実行する印字位置設定方法である。
請求項5の発明は、被印字媒体の印字開始位置を特定するために前記被印字媒体の位置を検出するセンサに関する設定を行うセンサ設定部と、前記被印字媒体に対する印字を制御する制御部と、を備えたプリンタに用いられる印字位置設定プログラムであって、コンピュータに、前記センサ設定部の設定を確認するセンサ確認ステップと、前記被印字媒体に印字するときの印字データの天地方向の設定を確認する天地確認ステップと、前記センサ設定部の設定及び印字データの天地方向の設定を用いて印字位置の補正を行って印字位置の設定を行う印字位置設定ステップと、を実行させるための印字位置設定プログラムである。
本発明のプリンタ、印字位置設定方法、印字位置設定プログラムによれば、印字するときの印字データの天地方向の設定を変更しても、自動的に正しい位置に印字を行うことができる。
本発明によるプリンタ100の第1実施形態の構成を示す概略側面図である。 プリンタ100の構成例を示す概略ブロック図である。 本実施形態のプリンタ100が印字を行うときの動作を示すフローチャートである。 制御部150が行う印字位置の補正処理の場合分けをした一覧表である。 アイマークセンサを用いる場合であって、かつ、先頭アイマークである場合の印字位置を説明する図である。 アイマークセンサを用いる場合であって、かつ、末尾アイマークである場合の印字位置を説明する図である。 ギャップセンサを用いる場合の印字位置を説明する図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるプリンタ100の第1実施形態の構成を示す概略側面図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
また、本明細書及び請求項中においては、当業者の通常の用法として、プリンタによる各種情報の出力を「印字」と記載している。しかし、「印字」との記載は、上述したように、プリンタによる情報の出力を指すものであり、文字の出力に限らず、バーコード等の図形や画像等の出力も含む広義の意味であるものとする。
本実施形態のプリンタ100は、プラテンローラ11と、サーマルヘッド12とを有した印字部10を備えたサーマルプリンタである。
プラテンローラ11は、不図示のタイミングベルトを介してステッピングモータ53(図2参照)に接続されている。プラテンローラ11は、ステッピングモータ53の駆動により、回転駆動する。
サーマルヘッド12には、複数の発熱体が幅方向に形成されている発熱体部がプラテンローラ11に対向するように配置されている。この発熱体部がプラテンローラ11との間でラベル連続体1を挟持した状態でラベル連続体1に当て付けられることとなる。また、サーマルヘッド12は、プラテンローラ11の向きに加圧されている。
プリンタ100は、複数枚のラベルが帯状台紙に所定の間隔で仮着されているラベル連続体1とインクリボン2とを重ねてプラテンローラ11とサーマルヘッド12との間に挟持搬送する。そして、プリンタ100は、ラベル連続体1とインクリボン2とを挟持搬送しながらサーマルヘッド12の発熱体を選択的に発熱させることにより、ラベル連続体1にインクリボン2からインクを転写させて印字を行う。なお、本実施形態では、インクリボン2を用いる例を挙げて説明したが、これに限らず、ラベルに感熱発色層を設けてインクリボンを用いずに印字を行うサーマルプリンタであってもよい。
ラベル連続体1は、紙管等の筒状体にロール状に巻き回された状態、すなわちロール紙5として供給部13に回転可能に支持され、供給部13からプラテンローラ11とサーマルヘッド12との間に供給される。また、インクリボン2は、プラテンローラ11に連動して回転駆動されるリボン巻き取り軸14と、リボン供給軸15との間に架け渡されている。リボン供給軸15にロール状に巻き回された状態で支持されたインクリボン2は、プラテンローラ11とサーマルヘッド12との間にラベル連続体1と共に供給され、転写後のインクリボン2が、リボン巻き取り軸14によって巻き取られる。
供給部13から印字部10に至るラベル連続体1の搬送経路には、発光素子16a及び受光素子16bを有する透過型センサ16と、反射型センサ17とが設けられている。透過型センサ16は、ラベル連続体1のラベル間のギャップを検出するギャップセンサとして用いられる。透過型センサ16は、発光素子16aから検出光を発光して台紙を透過した透過光を受光素子16bにより受光する。台紙のみの部分とラベルと台紙とが重なっている部分とでは、検出光の透過する光量が変化するので、この変化位置をラベル端部(ギャップの端部)として検出を行う。
一方、反射型センサ17は、ラベル連続体1の台紙部分にラベルと同一ピッチで設けられたアイマークを検出するアイマークセンサとして用いられる。反射型センサ17は、不図示の発光部から出射された光がラベル連続体1により反射された反射光を不図示の受光部で受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する。透過型センサ16と反射型センサ17とのいずれを用いるのかは、印字に用いるラベル連続体1の種類に応じて利用者が予め設定する。このセンサ種類の設定は、後述のセンサ設定部70により管理されるが、具体的な設定は、例えば、操作部63を用いて行ってもよいし、外部に接続されたコンピュータ80を用いて行ってもよい。
プリンタ100は、透過型センサ16又は反射型センサ17の検出結果に応じて、印字タイミングの制御を行う。プリンタ100は、透過型センサ16又は反射型センサ17によって、ラベルの先端、又は、アイマークを検出して、印字タイミングを制御する。
また、本実施形態のサーマルプリンタは、本体ユニット20と、上蓋ユニット30と、印字ユニット40とからなっている。
本体ユニット20は、プラテンローラ11及び供給部13が配置されており、上部が解放されている。
上蓋ユニット30は、本体ユニット20の上部を覆うように構成されている。
印字ユニット40は、サーマルヘッド12と、リボン巻き取り軸14と、リボン供給軸15とが配置されており、本体ユニット20と上蓋ユニット30との間に配置されている。
上蓋ユニット30と印字ユニット40とは、本体ユニット20の奥側(図1中では右側)に設けられている支持軸18によって、回動自在に支持され、印字済みのラベルが排出される排出口19が設けられている手前側(図1中では左側)から開くように構成されている。
また、上蓋ユニット30の上面には、操作部63と、表示部64とが設けられている。
図2は、プリンタ100の構成例を示す概略ブロック図である。
プリンタ100は、CPU(central processing unit)50と、ROM(read only memory)51と、RAM(random access memory)52と、ステッピングモータ53と、プラテン制御回路54と、サーマルヘッド制御回路55と、センサ制御回路58と、外部インタフェース(外部IF)62と、操作部63と、表示部64と、内部インタフェース(内部IF)65と、センサ設定部70とを備えている。
CPU50は、ROM51に記憶されている各種制御プログラムにしたがって動作し、プラテン制御回路54と、サーマルヘッド制御回路55と、センサ制御回路58と、操作部63と、表示部64等を含む各部を統括して制御する。なお、本実施形態では、CPU50と、ROM51と、RAM52と、プラテン制御回路54と、サーマルヘッド制御回路55と、センサ制御回路58と、センサ設定部70とがプリンタ100の制御部150を構成している。この制御部150を構成するプラテン制御回路54と、サーマルヘッド制御回路55と、センサ制御回路58と、センサ設定部70とは、CPU50とは別の構成として説明を行うが、これらのうちのいずれか、又は、全てを、CPU50によるコンピュータプログラムの処理として実現される形態としてもよい。
ROM51は、プリンタ制御プログラム、各種固定データ、制御テーブルデータ、IO定数、モータ制御プログラム等を記憶する。
RAM52は、CPU50が動作するうえで必要となる各種データを記憶するワークエリア、印字データが展開される印字展開エリア等を有する。
ステッピングモータ53は、不図示のタイミングベルト等を介してプラテンローラ11を回転させることにより、ラベル連続体1を移送方向(順方向:上流側から下流側に向かう向き)、又は、逆方向に搬送駆動する。
プラテン制御回路54は、ステッピングモータ53を制御することにより、プラテンローラ11の回転を制御し、印字中のラベル連続体1の搬送を制御する。
サーマルヘッド制御回路55は、CPU50による制御の下で、RAM52の印字展開エリアに展開された印字すべき文字、記号、及び、バーコード等の印字データに対応する制御信号を生成する。そして、サーマルヘッド制御回路55は、生成した制御信号をサーマルヘッド12に供給して印字中のサーマルヘッド12の動作を制御する。
センサ制御回路58は、CPU50による制御の下で、透過型センサ16又は反射型センサ17を制御し、透過型センサ16又は反射型センサ17から出力される受光光量に応じた電気信号を受け取り、デジタルのデータに変換して印字基準位置データとしてCPU50に供給する。
外部インタフェース(外部IF)62は、CPU50による制御の下で、外部のコンピュータ(PC)80から入力される信号を受けとる。
操作部63は、各種データやコマンドを入力する釦等により構成されている。
表示部64は、CPU50からのデータを表示する液晶表示装置等により構成されている。なお、表示部64は、タッチパネルを利用して操作部と表示部とをまとめるような構成としてもよい。
内部インタフェース(内部IF)65は、操作部63と表示部64とをCPU50に接続する。
センサ設定部70は、ラベル連続体1の印字開始位置を特定するためにラベル連続体1の位置を検出するセンサに関する設定を受け付け、その設定値を記憶して管理する。
図3は、本実施形態のプリンタ100が印字を行うときの動作を示すフローチャートである。
ステップ(以下、Sとする)11では、制御部150は、ラベル連続体1の交換があったか否かを判断する。この判断は、例えば、上蓋ユニット30の開閉を検出するセンサからの出力に基づいて行ってもよいし、利用者からの入力によって行ってもよい。ラベル連続体1の交換があった場合には、S12へ進み、ラベル連続体1の交換がない場合には、S13へ進む。
S12では、制御部150は、交換されたラベル連続体1の種類に応じてセンサの設定として、透過型センサ16と反射型センサ17とのいずれを用いるのかの設定を行う。この設定は、利用者によって操作部63又はコンピュータ80を用いて行われる。なお、センサの設定において、上記2種類のセンサの他、センサを利用しないセンサ無視の設定も行うことができる。
S13では、制御部150は、プリンタ100に対してコンピュータ80からの印字データの入力があったか否かの判断を行う。印字データの入力があった場合には、S14に進み、印字データの入力がない場合には、このステップを繰り返して印字データの入力を待つ。
S14では、制御部150は、センサ設定部70が管理している透過型センサ16と反射型センサ17とのいずれを用いるのかの設定を確認する(センサ確認ステップ)。
S15では、制御部150は、入力された印字データの天地方向の設定(印字データの回転方向)を確認する(天地確認ステップ)。本実施形態では、下流側が天地の上側となる向きを回転なしとし、その状態から時計回り方向の回転角度で回転量(天地方向)を表すものとする。
なお、理解を容易にするために、センサ確認ステップ及び天地確認ステップを独立したステップ14,15として説明したが、センサの確認及び天地の確認は、印字位置の設定を行うステップにおいてまとめて行ってもよい。
S16では、制御部150は、印字位置の設定を行う(印字位置設定ステップ)。ここで、本実施形態の制御部150は、センサ設定の確認結果と、印字データの天地の確認結果とを用いて、ラベルの正しい位置に印字が行われるように補正をして印字位置を設定する。
図4は、制御部150が行う印字位置の補正処理の場合分けをした一覧表である。
[アイマークセンサの場合]
先ず、アイマークセンサ(反射型センサ17)が選択されている場合の補正処理について説明する。
アイマークセンサの場合には、アイマークがラベルに対してどの位置にあるのかによって、動作が異なる。アイマークとしては、ラベルの先頭位置に対応した位置に設けられた先頭アイマークと、ラベルの末尾位置に対応した位置に設けられた末尾アイマークとがある。なお、先頭アイマークであるか末尾アイマークであるのかについては、通常は、プリンタの機種毎に設定されている場合が多いが、センサの設定時に併せて設定可能としてもよい。
[先頭アイマークの場合]
先頭アイマークの場合には、印字データの回転なしのとき、及び、印字データが90度回転のときには、補正を行わなくとも、正しい位置から印字が開始される。
図5は、アイマークセンサを用いる場合であって、かつ、先頭アイマークである場合の印字位置を説明する図である。
図5に示したラベル連続体1は、台紙1aと、ラベル1bと、アイマーク1cとを有している。なお、アイマーク1cは、台紙1aの裏面側(ラベル1bが仮着している面とは反対側)に設けられているが、図5及び後述の図6では、理解を容易にするために、ラベル1bに重ねて示している。
図5(a)は、印字データの回転がない場合を示している。この場合には、先頭アイマークが検出された位置から印字を開始すれば、ラベルの先頭位置から印字が開始されるので、印字位置の補正は不要である。
しかし、先頭アイマークの場合には、印字データが180度回転、及び、印字データが270度回転のときには、印字位置の補正が必要である。
図5(b)は、印字データが180回転して天地を逆にして印字する設定の場合に、印字位置の補正を行わない状態を示している。印字位置の補正を行わないと、印字内容の上端(図中では下方:上流側)がラベル間のギャップ部分に重なってしまう。そこで、この場合、本実施形態では、ギャップサイズ分だけ下流側(図中の上方)へ印字位置の補正を行う。
図5(c)は、印字データが180回転して天地を逆にして印字する設定の場合に、印字位置の補正を行った状態を示している。補正を行うことにより、印字位置が適正な位置となる。
[末尾アイマークの場合]
図4に戻って、末尾アイマークの場合には、印字データが180度回転、及び、印字データが270度回転のときには、補正を行わなくとも、正しい位置から印字が開始される。
しかし、末尾アイマークの場合には、印字データの回転なしのとき、及び、印字データが90度回転のときには、印字位置の補正が必要である。
図6は、アイマークセンサを用いる場合であって、かつ、末尾アイマークである場合の印字位置を説明する図である。
図6(a)は、印字データの回転がない場合であって、印字位置の補正を行わない状態を示している。印字位置の補正を行わないと、アイマークの直後から印字を開始してしまうので、ラベル間のギャップ部分に印字が重なってしまう。そこで、この場合、本実施形態では、ギャップサイズ分だけ上流側(図中の下方)へ印字位置の補正を行う。
図6(b)は、印字データの回転がない場合に、印字位置の補正を行った状態を示している。補正を行うことにより、印字位置が適正な位置となる。
[ギャップセンサの場合]
次に、ギャップセンサ(透過型センサ16)が選択されている場合の補正処理について説明する。
図4に戻って、ギャップセンサの場合には、印字データの回転なしのとき、及び、印字データが90度回転のときには、補正を行わなくとも、正しい位置から印字が開始される。
図7は、ギャップセンサを用いる場合の印字位置を説明する図である。
図7(a)は、印字データの回転がない場合を示している。この場合には、ギャップが検出されてギャップの終わり(ラベルの先端)が検出された位置から印字を開始すれば、ラベルの先頭位置から印字が開始されるので、印字位置の補正は不要である。
しかし、ギャップセンサの場合には、印字データが180度回転、及び、印字データが270度回転のときには、印字位置の補正が必要である。
図7(b)は、印字データが180回転して天地を逆にして印字する設定の場合に、印字位置の補正を行わない状態を示している。印字位置の補正を行わないと、印字内容の上端(図中では下方:上流側)がラベル間のギャップ部分に重なってしまう。そこで、この場合、本実施形態では、ギャップサイズ分だけ下流側(図中の上方)へ印字位置の補正を行う。
図7(c)は、印字データが180回転して天地を逆にして印字する設定の場合に、印字位置の補正を行った状態を示している。補正を行うことにより、印字位置が適正な位置となる。
図3に戻って、S17では、S16において必要に応じて印字位置の補正を行った正しい位置で、印字を実行し、動作を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、プリンタ100は、センサの選択、及び、印字データの天地方向(印字方向の回転方向)によらず、常に自動的に正しい位置に印字が行える。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
本実施形態において、被印字媒体がラベル連続体である例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、被印字媒体は、タグが連続して配置されているタグ連続体等、他の種類の媒体であってもよい。
なお、本発明は、以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1 ラベル連続体
1a 台紙
1b ラベル
1c アイマーク
2 インクリボン
5 ロール紙
10 印字部
11 プラテンローラ
12 サーマルヘッド
13 供給部
14 リボン巻き取り軸
15 リボン供給軸
16 透過型センサ
16a 発光素子
16b 受光素子
17 反射型センサ
18 支持軸
19 排出口
20 本体ユニット
30 上蓋ユニット
40 印字ユニット
50 CPU
51 ROM
52 RAM
53 ステッピングモータ
54 プラテン制御回路
55 サーマルヘッド制御回路
58 センサ制御回路
63 操作部
64 表示部
70 センサ設定部
80 コンピュータ
100 プリンタ
150 制御部

Claims (5)

  1. 被印字媒体の印字開始位置を特定するために前記被印字媒体の位置を検出するセンサに関する設定を行うセンサ設定部と、
    前記被印字媒体に対する印字を制御する制御部と、
    を備えたプリンタであって、
    前記制御部が、
    前記センサ設定部の設定を確認するセンサ確認ステップと、
    前記被印字媒体に印字するときの印字データの天地方向の設定を確認する天地確認ステップと、
    前記センサ設定部の設定及び印字データの天地方向の設定を用いて印字位置の補正を行って印字位置の設定を行う印字位置設定ステップと、
    を実行するプリンタ。
  2. 請求項1に記載のプリンタにおいて、
    前記センサ設定部に設定されるセンサに関する設定として、
    前記被印字媒体がラベル連続体である場合にラベル間のギャップを検出するギャップセンサとして用いられる透過型センサを用いる設定と、
    前記被印字媒体に設けられたアイマークを検出するアイマークセンサとして用いられる反射型センサを用いる設定と、
    いずれのセンサも用いないセンサ無視の設定と、
    が設定可能であること、
    を特徴とするプリンタ。
  3. 請求項2に記載のプリンタにおいて、
    前記制御部は、前記センサ確認ステップで反射型センサを用いる設定であった場合に前記印字位置設定ステップを実行するときに、前記アイマークが印字領域の先頭に設けられているのか、印字領域の末尾に設けられているのかを反映して印字位置の設定を行うこと、
    を特徴とするプリンタ。
  4. 被印字媒体の印字開始位置を特定するために前記被印字媒体の位置を検出するセンサに関する設定を行うセンサ設定部と、
    前記被印字媒体に対する印字を制御する制御部と、
    を備えたプリンタにおける印字位置設定方法であって、
    前記制御部が、
    前記センサ設定部の設定を確認するセンサ確認ステップと、
    前記被印字媒体に印字するときの印字データの天地方向の設定を確認する天地確認ステップと、
    前記センサ設定部の設定及び印字データの天地方向の設定を用いて印字位置の補正を行って印字位置の設定を行う印字位置設定ステップと、
    を実行する印字位置設定方法。
  5. 被印字媒体の印字開始位置を特定するために前記被印字媒体の位置を検出するセンサに関する設定を行うセンサ設定部と、
    前記被印字媒体に対する印字を制御する制御部と、
    を備えたプリンタに用いられる印字位置設定プログラムであって、
    コンピュータに、前記センサ設定部の設定を確認するセンサ確認ステップと、
    前記被印字媒体に印字するときの印字データの天地方向の設定を確認する天地確認ステップと、
    前記センサ設定部の設定及び印字データの天地方向の設定を用いて印字位置の補正を行って印字位置の設定を行う印字位置設定ステップと、
    を実行させるための印字位置設定プログラム。
JP2013093285A 2013-04-26 2013-04-26 プリンタ、印字位置設定方法、印字位置設定プログラム Active JP6203529B2 (ja)

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