JP4387216B2 - 券類発行装置 - Google Patents

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本発明は、券類発行装置に関するものである。
従来、鉄道の駅、飛行場、旅行代理店等に配設された乗車券、予約券、座席指定券、定期乗車券、航空機の搭乗券等を発行する券類発行装置においては、挿入口から挿入された券の情報を読み取って、該情報に新たな情報を書き込んだり、該情報を消去したり、該情報を書き換えたりした後に、新たな券に交換して発行するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。この場合、前記券類発行装置は券を集積させる集積装置を有し、前記挿入された券を前記集積装置内に集積して保管するようになっている。また、前記挿入された券を排出する場合には、一旦(たん)、前記券を集積装置内に集積した後に該集積装置から取り出して搬送し、前記挿入口又は該挿入口とは別の排出口から排出するようになっている。そのために、前記集積装置には取り出すべき券を集積された他の券と分離するための分離機構が配設されている。
図2は従来の集積装置の構成を示す断面図である。
図において、105は、図示されない券類発行装置の内部に配設された集積装置であり、集積箱103を有する。そして、101は前記券類発行装置の挿入口から挿入され、図示されない搬送装置によって搬送路に沿って搬送された券である。該券101は、例えば、予約券であり、裏面に磁気ストライプ等の記録部を備え、該記録部に予約内容が記録されている。そして、前記搬送路の途中には、磁気ヘッド等を備えた図示されない読み取り装置が配設され、前記券101の記録部に記録された予約内容を読み取るようになっている。また、前記券類発行装置は、図示されない発券機構を備え、前記予約内容に対応する乗車券等の券を前記発券機構によって発行して、排出口から排出する。これにより、利用者は、予約内容に対応する乗車券等の券を入手することができる。
一方、予約券である前記券101は、前記読み取り装置によって記録部に記録された内容が読み取られた後は、不要となるので、前記集積装置105にまで搬送され、集積箱103内の底板106上に積み重ねられ、集積されて保管される。なお、図2において104は集積済み券である。
しかし、前記読み取り装置が読み取った予約内容が不適切であった場合等には、前記券類発行装置は、前記券101を前記挿入口又は該挿入口とは別の排出口から排出して返却するようになっている。この場合、前記集積箱103内に一旦集積された券101を前記集積箱103から取り出す必要がある。そのため、前記集積装置105は、集積箱103内に券101を搬入する集積機構102に加えて、前記集積箱103内の集積済み券104の最上位に位置する券101を分離して搬出するための分離機構109を有する。
ここで、前記集積機構102は、放射状に配設された羽根状の板部材を複数枚備えた舌片ローラであり、搬送装置によって集積箱103の入口にまで搬送されてきた券101を、上方から集積済み券104上に積み重ねるようにして集積させる。
また、前記分離機構109は、ピックアップローラ106、フィードローラ107及びリバースローラ108を有する。なお、前記フィードローラ107は、両方向に回転可能であり、前記券101を集積箱103内に搬入する場合には、図2における反時計回り方向に回転する。そして、前記券101を集積箱103から搬出する場合には、図2における時計回り方向に回転する。また、前記フィードローラ107と対向するリバースローラ108は、前記券101を集積箱103から搬出する場合にだけ回転する。この場合、図2における反時計回り方向に回転する。
そして、前記ピックアップローラ106は、前記券101を集積箱103から搬出する場合にだけ図2における時計回り方向に回転し、集積箱103内の集積済み券104の最上位に位置する券101をピックアップして、前記フィードローラ107及びリバースローラ108の方向に送り出す。なお、前記集積箱103の底板106は、図示されない駆動機構によって昇降するようになっていて、前記券101を集積箱103から搬出する場合には上昇する。そのため、前記集積済み券104全体が上昇し、該集積済み券104の最上位に位置する券101は、前記ピックアップローラ106に下から押し付けられてピックアップされ、集積済み券104から分離される。
これにより、集積箱103内に一旦集積された券101は、前記集積箱103から取り出され、搬送装置によって搬送されて、挿入口又は該挿入口とは別の排出口から排出されて返却される。なお、前記集積箱103から取り出される券101は、一枚でなく複数枚の場合もある。この場合、前記券101は、集積済み券104から一枚ずつ分離されて搬送され、排出される。
特開昭64−1090号公報
しかしながら、前記従来の券類発行装置においては、券101を集積箱103内に搬入し、集積済み券104上に積み重ねて集積させる際に、前記券101や集積済み券104が折れ曲がったり破損したりしてしまうことがある。この場合、折れ曲がったり破損したりした券101が返却されてしまう。また、前記集積箱103内に一旦集積された券101を前記集積箱103から取り出すことができなくなってしまう可能性もある。
図3は従来の集積装置の動作を示す断面図である。
例えば、券101aが比較的変形し易い材質のものである場合、図3に示されるように、集積済み券104上に積み重ねられても、券101aは形状が不安定な状態になっている。そのため、次に搬送されてきた券101bが、集積箱103内に搬入される際に、前記券101aに衝突してしまうことがある。これにより、券101a及び券101bが、折れ曲がったり破損したりしてしまうことがある。したがって、折れ曲がったり破損したりした券101a又は券101bが返却されてしまうことがある。
また、該折れ曲がったり破損したりした券101a又は券101bをピックアップローラ106によってピックアップしてフィードローラ107とリバースローラ108との間に送り込むことは困難である。そのため、前記券101a又は券101bを返却することができなくなってしまうこともある。
さらに、前記分離機構109においては、ピックアップローラ106、フィードローラ107及びリバースローラ108の表面が汚れていると、集積済み券104の最上位に位置する券101を分離して集積箱103から搬出することができなくなってしまう。そのため、定期的にピックアップローラ106、フィードローラ107及びリバースローラ108の表面を清掃する必要があり、メンテナンスの負担が大きくなる。
本発明は、前記従来の券類発行装置の問題点を解決して、吸入された券の搬送路に、前記券を退避させる退避部を接続し、吸入された券を前記退避部に退避させた後に保管又は返却することによって、前記券を返却する場合に、前記券が折れ曲がったり破損したりすることがなく、前記券を確実に返却することができ、メンテナンスが容易な券類発行装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の券類発行装置においては、吸入された券を保管又は返却する券類発行装置であって、前記券を搬送する搬送路と、該搬送路に接続され、前記券を集積して保管する集積部と、前記搬送路に接続された退避部と、前記券の搬送方向を切り替えて、前記券を前記搬送路から前記退避部に、該退避部から前記集積部に、又は、前記退避部から前記搬送路に搬送する搬送方向切り替え装置とを有し、前記吸入された券を前記退避部に退避させた後に保管又は返却する券類発行装置であって、前記退避部は、退避部駆動ローラと該退避部駆動ローラの周囲に掛け回された搬送ベルトとの間に前記券を挟み込むループ状の退避搬送路であって、前記吸入された券を前記搬送方向切り替え装置を介して受け入れるとともに、退避させた券を前記搬送方向切り替え装置に向けて搬送する退避搬送路を備え、複数枚の前記券を前記退避搬送路内に順に退避させ、前記券を退避させる場合、及び、退避させた券を前記搬送方向切り替え装置を介して前記搬送路に搬送する場合に、前記退避部駆動ローラを同一の方向に回転させることにより、前記退避搬送路内に順に退避させた券を、退避させた順と同一の順で前記搬送方向切り替え装置を介して前記搬送路に搬送する。
本発明の更に他の券類発行装置においては、さらに、前記退避部は、先に吸入された券を前記退避搬送路内で退避させている状態で後に吸入された券を更に退避させる場合、前記退避部駆動ローラを回転させ、先に吸入された券を前記退避搬送路内で所定の距離だけ搬送し、後に吸入された券を前記退避搬送路内で先に吸引された券が退避していた位置に退避させることにより、複数枚の券を互いに間隔を空けた状態で前記退避搬送路内に順に退避させる。
本発明によれば、券類発行装置に吸入された券の搬送路に、券を退避させる退避部を接続し、吸入された券を前記退避部に退避させた後に保管又は返却するようになっている。これにより、吸入された券を返却する場合に、券が折れ曲がったり破損したりすることがなく、券を確実に返却することができる。また、券類発行装置のメンテナンスが容易になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における券類発行装置の退避部の構成を示す断面図、図4は本発明の第1の実施の形態における券類発行装置の搬送装置全体の構成を示す断面図である。
図4において、20は券類発行装置の内部に配設された搬送装置である。ここで、前記券類発行装置は、鉄道の駅、飛行場、旅行代理店等に配設され、鉄道の乗車券、予約券、座席指定券、定期乗車券、航空機の搭乗券等の券を発行する装置であるが、いかなる種類の券を発行する装置であってもよいし、いかなる場所に配設された装置であってもよい。そして、前記券類発行装置は、挿入口25から挿入されて吸入された券としての吸入券11の情報を読み取って、該情報に新たな情報を書き込んだり、該情報を消去したり、該情報を書き換えたりした後に、新たな券を発行する。また、前記吸入券11は回収され前記券類発行装置内に保管される。
例えば、前記吸入券11が鉄道の予約券である場合、裏面に磁気ストライプ等の記録部を備え、該記録部に予約内容が記録されている。そして、前記搬送装置20における搬送路としての主搬送路26の途中には、磁気ヘッド等から成る読み取りヘッドを備えた読み取り装置23が配設され、前記吸入券11の記録部に記録された予約内容を読み取るようになっている。また、前記券類発行装置は、図示されない発券機構を備え、前記予約内容に対応する鉄道の乗車券を前記発券機構によって発行して、図示されない排出口から排出する。これにより、前記券類発行装置を操作するオペレータ又は利用者は、予約内容に対応する鉄道の乗車券を入手することができる。そして、前記吸入券11は回収されて保管される。また、該吸入券11が鉄道の定期乗車券であり有効期間を更新する手続きが行われた場合、前記券類発行装置は有効期間が更新された定期乗車券を発行する。そして、前記吸入券11は回収されて保管される。また、該吸入券11が鉄道の座席指定券であり指定座席を変更する手続きが行われた場合、前記券類発行装置は指定座席が変更された座席指定券を発行する。そして、前記吸入券11は回収されて保管される。
また、該吸入券11が挿入口25又は排出口から排出されて返却されることもある。例えば、前記読み取り装置23が読み取った内容が不適切であった場合、前記券類発行装置は前記吸入券11を挿入口25又は排出口から排出する。また、前記吸入券11が鉄道の乗車券であり特急券を発行する手続きが行われた場合、前記券類発行装置は特急券を発行するとともに、前記吸入券11を挿入口25又は排出口から排出する。さらに、新たな券を発行するための手続きが途中でキャンセルされた場合も、前記券類発行装置は前記吸入券11を挿入口25又は排出口から排出する。なお、本実施の形態においては、前記吸入券11が挿入口25から排出されるものとして説明する。
図4に示されるように、前記搬送装置20は、主搬送路26に沿って配設された複数の搬送ローラ21を有する。該搬送ローラ21のすべて又はいくつかは、ベルト、プーリ、ギヤ等から成る動力伝達機構22aを介して、電動モータ等の駆動源22によって駆動されて回転する。これにより、前記吸入券11は、対向する搬送ローラ21によって挟み込まれた状態で主搬送路26に沿って搬送される。なお、前記搬送ローラ21の回転方向は、適宜変更することができ、挿入口25から吸入された吸入券11を券類発行装置の奥側に向けて搬送したり、券類発行装置の奥側から挿入口25に向けて搬送したりすることができる。
そして、前記吸入券11が主搬送路26に沿って搬送され、前記読み取り装置23を通過する際に、前記吸入券11の記録部に記録された内容が前記読み取りヘッドによって読み取られる。なお、前記吸入券11は裏表が逆さまになって吸入されることもあるので、前記読み取り装置23は主搬送路26の両側(図4における上側及び下側)に読み取りヘッドを、それぞれ、備えていることが望ましい。
また、前記主搬送路26における前記読み取り装置23より奥側には、搬送方向切り替え装置24が配設されている。該搬送方向切り替え装置24は、ベルトユニットとしての上側搬送ベルトユニット24a、下側搬送ベルトユニット24b、側方搬送ベルトユニット24c及び集積側搬送ベルトユニット24dを備え、内部において三本の搬送路が交差する三叉(さ)路状の搬送路を構成するようになっている。なお、前記上側搬送ベルトユニット24a、下側搬送ベルトユニット24b、側方搬送ベルトユニット24c及び集積側搬送ベルトユニット24dは、複数のベルトローラ28aの周囲に架け回された搬送ベルト28bによって、それぞれ、構成されている。また、前記ベルトローラ28aのすべて又はいくつかは、図示されない電動モータ等の駆動源によって駆動されて回転する。なお、該駆動源は、前記駆動源22と同一のものであってもよい。
そして、前記搬送方向切り替え装置24において、上側搬送ベルトユニット24aと側方搬送ベルトユニット24cとの間に構成された搬送路の出入口(図4における上側の出入口)は前記主搬送路26に接続され、上側搬送ベルトユニット24aと下側搬送ベルトユニット24bとの間に構成された搬送路の出入口(図4における右側の出入口)は前記吸入券11を退避させる退避部10に接続され、下側搬送ベルトユニット24bと集積側搬送ベルトユニット24dとの間に構成された搬送路の出入口(図4における左側の出入口)は前記吸入券11を集積して保管する集積部27に接続される。これにより、前記吸入券11は、前記搬送方向切り替え装置24の内部において、上側搬送ベルトユニット24a、下側搬送ベルトユニット24b、側方搬送ベルトユニット24c及び集積側搬送ベルトユニット24dに挟み込まれて搬送され、主搬送路26から退避部10に搬送されたり、退避部10から集積部27に搬送されたり、退避部10から主搬送路26に搬送されたりするようになっている。
ここで、前記集積部27は、集積箱を備え、該集積箱の内部に前記吸入券11を集積して保管する。すなわち、退避部10から集積部27に搬送された吸入券11は、下側搬送ベルトユニット24bと集積側搬送ベルトユニット24dとの間に構成された搬送路の出入口から排出され、前記集積箱内の底板上に積み重ねられ、集積されて保管される。
また、前記退避部10は、図1に示されるように、ベルトユニットとしての外側ベルトユニット15a及び内側ベルトユニット15bを備え、内部において略U字状の搬送路としての退避搬送路14を構成するようになっている。なお、前記外側ベルトユニット15a及び内側ベルトユニット15bは、複数のベルトローラ16aの周囲に架け回された搬送ベルト16bによって、それぞれ、構成されている。また、内側ベルトユニット15bは大径の退避部駆動ローラ12を備え、前記退避搬送路14は、退避部駆動ローラ12の周囲を回って、方向をほぼ180度転換するようになっている。
そして、前記退避部駆動ローラ12は、ベルト、プーリ、ギヤ等から成る動力伝達機構13aを介して、電動モータ等の退避駆動源13によって駆動されて回転する。これにより、前記搬送方向切り替え装置24を介して主搬送路26から退避部10に搬送された吸入券11は、対向する外側ベルトユニット15aと内側ベルトユニット15bとによって挟み込まれた状態で退避搬送路14に沿って搬送される。なお、前記退避部駆動ローラ12の回転方向は、適宜変更することができ、図において矢印で示される方向に回転して、搬送方向切り替え装置24から搬送された吸入券11を退避搬送路14の奥側に向けて搬送したり、前記矢印で示される方向と反対の方向に回転して、退避搬送路14の奥側から搬送方向切り替え装置24に向けて吸入券11を搬送したりすることができる。
本実施の形態において、挿入口25から挿入されて吸入された吸入券11は、読み取り装置23を通過した後、一旦前記退避部10に送り込まれるようになっている。そして、前記吸入券11の記録部に記録された内容が前記読み取り装置23によって読み取られ、前記吸入券11を挿入口25から排出して返却する必要がないと判断されると、前記吸入券11は、前記退避部10から集積部27に搬送され、集積箱の内部に集積されて保管される。また、前記吸入券11を挿入口25から排出して返却する必要があると判断されると、前記吸入券11は、前記退避部10から主搬送路26に搬送され、挿入口25から排出されて返却される。
ここで、前記退避部10に退避させることができる吸入券11の枚数は、退避搬送路14の長さに依存する。すなわち、退避搬送路14の長さが短ければ退避させることができる吸入券11の枚数は少なく、退避搬送路14の長さが長ければ退避させることができる吸入券11の枚数は多くなる。図1に示される例においては、四枚の吸入券11a〜11dを退避させることができるようになっている。券類発行装置において、一度に吸入する吸入券11の枚数は、通常、一〜二枚であると考えられるので、多少の余裕を見込んで、四枚の吸入券11a〜11dを退避させることができるようになっている。なお、退避搬送路14の長さは、退避させる吸入券11の枚数に応じて適宜変更することができる。
また、前記搬送方向切り替え装置24と退避部10との間には、センサ部17が配設されている。該センサ部17は、発光素子17a及び受光素子17bを備え、該発光素子17aから受光素子17bまでの光路17cを横切って通過する吸入券11を検出するようになっている。例えば、該吸入券11の後端が前記光路17cを通過した時にセンサ部17が吸入券11を検出するようになっている。そして、前記センサ部17が搬送方向切り替え装置24から退避搬送路14に向けて搬送された吸入券11を検出すると、前記退避駆動源13が作動して退避部駆動ローラ12が図において矢印で示される方向に回転し、前記吸入券11を退避搬送路14内に搬送する。また、所定の距離だけ前記吸入券11を搬送すると、前記退避駆動源13が停止し、退避搬送路14内に前記吸入券11を保持する。この場合、該吸入券11は、外側ベルトユニット15aと内側ベルトユニット15bとの間に挟み込まれているので、退避搬送路14から脱落することがない。なお、前記所定の距離は、前記吸入券11が、図1に示される吸入券11aの位置に到達するまでの距離であり、退避駆動源13の作動時間、退避部駆動ローラ12の回転角、又は、搬送ベルト16bの移動量を制御することによって、制御することができる。
そして、二枚目の吸入券11が搬送方向切り替え装置24から退避搬送路14に向けて搬送されたことを前記センサ部17が検出した場合も、同様に、前記退避駆動源13が作動して退避部駆動ローラ12が図において矢印で示される方向に回転し、前記吸入券11を所定の距離だけ搬送する。これにより、既に退避搬送路14内に保持されている一枚目の吸入券11は、図1に示される吸入券11aの位置から吸入券11bの位置にまで移動し、二枚目の吸入券11が、図1に示される吸入券11aの位置に到達する。このようにして、前記退避部10に複数枚、例えば、四枚の吸入券11を退避させることができる。
次に、前記構成の券類発行装置の動作について説明する。本実施の形態においては、鉄道の乗車券及び特急券の内容を変更して、新たな乗車券及び特急券を発行する場合のように、二枚の吸入券11が挿入口25から挿入される場合について説明する。
まず、前記券類発行装置を操作するオペレータ又は利用者が一枚目の吸入券11を挿入口25から挿入すると、前記吸入券11は搬送装置20内に吸入され、対向する搬送ローラ21によって挟み込まれた状態で主搬送路26に沿って搬送される。そして、前記吸入券11は、前記主搬送路26の途中に配設された読み取り装置23を通過する。この際に、前記吸入券11の記録部に記録された内容が前記読み取り装置23の読み取りヘッドによって読み取られる。
続いて、前記吸入券11は、前記主搬送路26から搬送方向切り替え装置24に搬送される。そして、前記吸入券11は、搬送方向切り替え装置24内において、上側搬送ベルトユニット24aと側方搬送ベルトユニット24cとの間に構成された搬送路、及び、上側搬送ベルトユニット24aと下側搬送ベルトユニット24bとの間に構成された搬送路を通過して搬送される。これにより、前記吸入券11は、搬送方向切り替え装置24を経由して、主搬送路26から退避部10に搬送される。
そして、センサ部17が搬送方向切り替え装置24から退避搬送路14に向けて搬送された吸入券11を検出すると、退避駆動源13が作動して退避部駆動ローラ12が図において矢印で示される方向に回転し、前記吸入券11を退避搬送路14内に搬送する。この場合、前記吸入券11が、図1に示される吸入券11aの位置に到達すると前記退避駆動源13が停止し、退避搬送路14内に前記吸入券11が保持される。
次に、オペレータ又は利用者が二枚目の吸入券11を挿入口25から挿入すると、前記二枚目の吸入券11は、一枚目の吸入券11と同様に、主搬送路26に沿って搬送される。続いて、前記二枚目の吸入券11は、記録部に記録された内容が読み取り装置23によって読み取られた後に、前記主搬送路26から搬送方向切り替え装置24に搬送される。そして、前記二枚目の吸入券11は、前記搬送方向切り替え装置24を経由して、主搬送路26から退避部10に搬送される。
そして、二枚目の吸入券11が搬送方向切り替え装置24から退避搬送路14に向けて搬送されたことを前記センサ部17が検出すると、一枚目の吸入券11の場合と同様に、前記退避駆動源13が作動して退避部駆動ローラ12が図において矢印で示される方向に回転し、前記吸入券11を所定の距離だけ搬送する。これにより、既に退避搬送路14内に保持されている一枚目の吸入券11は、図1に示される吸入券11aの位置から吸入券11bの位置にまで移動し、二枚目の吸入券11が、図1に示される吸入券11aの位置に到達する。
一方、前記読み取り装置23が読み取った前記二枚の吸入券11の記録部に記録された内容に基づいて、前記券類発行装置は、新たな券を発行するための手続きを実行する。そして、前記二枚の吸入券11を挿入口25から排出して返却する必要がないと判断されると、前記吸入券11は、前記退避部10から集積部27に搬送され、集積箱の内部に集積されて保管される。この場合、前記退避駆動源13が逆転し、退避部駆動ローラ12が図において矢印で示される方向と反対の方向に回転して、退避搬送路14の奥側から搬送方向切り替え装置24に向けて前記二枚の吸入券11を順次搬送する。
そして、前記二枚の吸入券11は、搬送方向切り替え装置24内において、上側搬送ベルトユニット24aと下側搬送ベルトユニット24bとの間に構成された搬送路、及び、下側搬送ベルトユニット24bと集積側搬送ベルトユニット24dとの間に構成された搬送路を通過して搬送される。これにより、前記二枚の吸入券11は、搬送方向切り替え装置24を経由して、退避部10から集積部27に搬送される。そして、前記二枚の吸入券11は、下側搬送ベルトユニット24bと集積側搬送ベルトユニット24dとの間に構成された搬送路の出入口から順次排出され、前記集積箱内の底板上に順次積み重ねられ、集積されて保管される。
また、例えば、前記読み取り装置23が読み取った内容が不適切であった場合や、新たな券を発行するための手続きが途中でキャンセルされた場合のように、前記吸入券11を挿入口25から排出して返却する必要があると判断されると、前記吸入券11は、前記退避部10から主搬送路26に搬送され、挿入口25から排出されて返却される。この場合、前記退避駆動源13が逆転し、退避部駆動ローラ12が図において矢印で示される方向と反対の方向に回転して、退避搬送路14の奥側から搬送方向切り替え装置24に向けて前記二枚の吸入券11を順次搬送する。
そして、前記二枚の吸入券11は、搬送方向切り替え装置24内において、上側搬送ベルトユニット24aと下側搬送ベルトユニット24bとの間に構成された搬送路、及び、上側搬送ベルトユニット24aと側方搬送ベルトユニット24cとの間に構成された搬送路を通過して搬送される。これにより、前記二枚の吸入券11は、搬送方向切り替え装置24を経由して、退避部10から主搬送路26に搬送される。この場合、駆動源22が逆転するので、前記搬送ローラ21は、前記二枚の吸入券11を奥側から挿入口25に向けて搬送する。そして、前記二枚の吸入券11は、順次挿入口25から排出され、前記オペレータ又は利用者に返却される。
このように、本実施の形態においては、挿入口25から吸入された吸入券11を集積部27に搬送する主搬送路26に、前記吸入券11を退避させる退避部10が接続されている。そのため、前記吸入券11を返却する場合に、前記集積部27に一旦集積された吸入券11を分離して返却する必要がないので、吸入券11が折れ曲がったり破損したりすることがなく、前記吸入券11を確実に返却することができる。また、前記集積部27に一旦集積された吸入券11を分離するための機構が不要なので、該機構のメンテナンスを行う必要がなく、券類発行装置のメンテナンスが容易になる。
さらに、前記退避部10の退避搬送路14において、前記吸入券11は外側ベルトユニット15aと内側ベルトユニット15bとの間に挟み込まれた状態となっている。そのため、前記吸入券11は、サイズが小型のものであっても、退避搬送路14から脱落することなく、安定して搬送される。また、前記吸入券11が変形し易い材質のものであっても、安定した形状を保つことができる。したがって、吸入券11を変形させることなく、確実に返却することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図5は本発明の第2の実施の形態における券類発行装置の搬送装置全体の構成を示す断面図である。
ところで、前記第1の実施の形態においては、退避搬送路14内に保持されている吸入券11を搬送方向切り替え装置24に向けて搬送する場合、退避部駆動ローラ12を反対の方向に回転させるようになっている。そのため、前記吸入券11が複数枚であり、該吸入券11を返却する場合には、吸入された順番と逆の順番で挿入口25から排出されて返却されるので、券類発行装置を操作するオペレータ又は利用者は、戸惑いを感じてしまう。そこで、本実施の形態においては、吸入券11が複数枚であっても吸入された順番と同一の順番で挿入口25から排出されるようになっている。
本実施の形態において、退避部10は、図5に示されるように、大径の退避部駆動ローラ12及び外側ベルトユニット15aを備え、前記退避部駆動ローラ12と外側ベルトユニット15aとによって、略Ω字状の形状を備えたループ状の退避搬送路14を構成するようになっている。そして、前記外側ベルトユニット15aは、複数のベルトローラ16aの周囲に架け回された搬送ベルト16bによって構成されている。なお、前記第1の実施の形態におけるような内側ベルトユニット15bは省略されている。
この場合、前記退避搬送路14は、退避部駆動ローラ12の外周面と、該外周面に接触する搬送ベルト16bとの間に形成され、退避部駆動ローラ12の周囲をほぼ一周回って元に戻るようになっている。そして、前記退避部駆動ローラ12は、動力伝達機構13aを介して退避駆動源13によって駆動され、図5において矢印で示される方向に回転する。これにより、前記搬送方向切り替え装置24を介して主搬送路26から退避部10に搬送された吸入券11は、退避部駆動ローラ12の外周面と外側ベルトユニット15aとの間に挟み込まれた状態で退避搬送路14に沿って搬送される。
本実施の形態において、前記退避部駆動ローラ12の回転方向は、変更することなく、常に一定になっている。そして、前記退避部駆動ローラ12が回転すると、搬送方向切り替え装置24から搬送された吸入券11は、前記退避部駆動ローラ12の周囲を図における時計回り方向に回転するように搬送され、前記退避部駆動ローラ12の周囲をほぼ一周回って元に戻り、前記搬送方向切り替え装置24に向けて搬送される。
ここで、前記退避部10に退避させることのできる吸入券11の枚数は、退避搬送路14の長さに依存する。図5に示される例においては、二枚の吸入券11a及び11bを退避させることができるようになっている。その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、本実施の形態における券類発行装置の動作について説明する。本実施の形態においても、前記第1の実施の形態と同様に、二枚の吸入券11が挿入口25から挿入される場合について説明する。
まず、前記券類発行装置を操作するオペレータ又は利用者が一枚目の吸入券11を挿入口25から挿入すると、前記吸入券11は搬送装置20内に吸入され、対向する搬送ローラ21によって挟み込まれた状態で主搬送路26に沿って搬送される。そして、前記吸入券11は、前記主搬送路26の途中に配設された読み取り装置23を通過する。この際に、前記吸入券11の記録部に記録された内容が前記読み取り装置23の読み取りヘッドによって読み取られる。
続いて、前記吸入券11は、前記主搬送路26から搬送方向切り替え装置24に搬送される。そして、前記吸入券11は、搬送方向切り替え装置24内において、上側搬送ベルトユニット24aと側方搬送ベルトユニット24cとの間に構成された搬送路、及び、上側搬送ベルトユニット24aと下側搬送ベルトユニット24bとの間に構成された搬送路を通過して搬送される。これにより、前記吸入券11は、搬送方向切り替え装置24を経由して、主搬送路26から退避部10に搬送される。
そして、センサ部17が搬送方向切り替え装置24から退避搬送路14に向けて搬送された吸入券11を検出すると、退避駆動源13が作動して退避部駆動ローラ12が図5において矢印で示される方向に回転し、前記吸入券11を退避搬送路14内に搬送する。この場合、前記吸入券11が、図5に示される吸入券11aの位置に到達すると前記退避駆動源13が停止し、退避搬送路14内に前記吸入券11が保持される。
次に、オペレータ又は利用者が二枚目の吸入券11を挿入口25から挿入すると、前記二枚目の吸入券11は、一枚目の吸入券11と同様に、主搬送路26に沿って搬送される。続いて、前記二枚目の吸入券11は、記録部に記録された内容が読み取り装置23によって読み取られた後に、前記主搬送路26から搬送方向切り替え装置24に搬送される。そして、前記二枚目の吸入券11は、前記搬送方向切り替え装置24を経由して、主搬送路26から退避部10に搬送される。
そして、二枚目の吸入券11が搬送方向切り替え装置24から退避搬送路14に向けて搬送されたことを前記センサ部17が検出すると、一枚目の吸入券11の場合と同様に、前記退避駆動源13が作動して退避部駆動ローラ12が図において矢印で示される方向に回転し、前記吸入券11を所定の距離だけ搬送する。これにより、既に退避搬送路14内に保持されている一枚目の吸入券11は、図5に示される吸入券11aの位置から吸入券11bの位置にまで移動し、二枚目の吸入券11が、図5に示される吸入券11aの位置に到達する。
一方、前記読み取り装置23が読み取った前記二枚の吸入券11の記録部に記録された内容に基づいて、前記券類発行装置は、新たな券を発行するための手続きを実行する。そして、前記二枚の吸入券11を挿入口25から排出して返却する必要がないと判断されると、前記吸入券11は、前記退避部10から集積部27に搬送され、集積箱の内部に集積されて保管される。この場合、前記退避駆動源13が作動して退避部駆動ローラ12が図5において矢印で示される方向に回転し、吸入券11bの位置にあった一枚目の吸入券11が搬送方向切り替え装置24に搬送される。続いて、退避部駆動ローラ12が更に回転すると、吸入券11aの位置にあった二枚目の吸入券11も搬送方向切り替え装置24に搬送される。
そして、前記二枚の吸入券11は、搬送方向切り替え装置24内において、上側搬送ベルトユニット24aと下側搬送ベルトユニット24bとの間に構成された搬送路、及び、下側搬送ベルトユニット24bと集積側搬送ベルトユニット24dとの間に構成された搬送路を通過して順次搬送される。これにより、前記二枚の吸入券11は、搬送方向切り替え装置24を経由して、退避部10から集積部27に順次搬送される。そして、前記二枚の吸入券11は、下側搬送ベルトユニット24bと集積側搬送ベルトユニット24dとの間に構成された搬送路の出入口から順次排出され、前記集積箱内の底板上に順次積み重ねられ、集積されて保管される。
また、例えば、前記読み取り装置23が読み取った内容が不適切であった場合や、新たな券を発行するための手続きが途中でキャンセルされた場合のように、前記吸入券11を挿入口25から排出して返却する必要があると判断されると、前記吸入券11は、前記退避部10から主搬送路26に搬送され、挿入口25から排出されて返却される。この場合、前記退避駆動源13が作動して退避部駆動ローラ12が図5において矢印で示される方向に回転し、吸入券11bの位置にあった一枚目の吸入券11が搬送方向切り替え装置24に搬送される。続いて、退避部駆動ローラ12が更に回転すると、吸入券11aの位置にあった二枚目の吸入券11も搬送方向切り替え装置24に搬送される。
そして、前記二枚の吸入券11は、一枚目、二枚目の順番で、搬送方向切り替え装置24内において、上側搬送ベルトユニット24aと下側搬送ベルトユニット24bとの間に構成された搬送路、及び、上側搬送ベルトユニット24aと側方搬送ベルトユニット24cとの間に構成された搬送路を通過して搬送される。これにより、前記二枚の吸入券11は、一枚目、二枚目の順番で、搬送方向切り替え装置24を経由して、退避部10から主搬送路26に搬送される。この場合、駆動源22が逆転するので、前記搬送ローラ21は、前記二枚の吸入券11を奥側から挿入口25に向けて搬送する。そして、まず一枚目の吸入券11が挿入口25から排出され、次に二枚目の吸入券11が挿入口25から排出される。そのため、前記二枚の吸入券11は、吸入された順番と同一の順番で、前記オペレータ又は利用者に返却される。
このように、本実施の形態においては、退避部10の退避搬送路14が退避部駆動ローラ12の周囲をほぼ一周回って元に戻るように、ループ状になっている。そのため、吸入券11を返却する場合、該吸入券11が複数枚であっても吸入された順番と同一の順番で挿入口25から排出される。したがって、券類発行装置を操作するオペレータ又は利用者は、戸惑いを感じることがない。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における券類発行装置の退避部の構成を示す断面図である。 従来の集積装置の構成を示す断面図である。 従来の集積装置の動作を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における券類発行装置の搬送装置全体の構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態における券類発行装置の搬送装置全体の構成を示す断面図である。
符号の説明
10 退避部
11、11a、11b、11c、11d 吸入券
14 退避搬送路
15a 外側ベルトユニット
15b 内側ベルトユニット
23 読み取り装置
24 搬送方向切り替え装置
26 主搬送路
27 集積部

Claims (2)

  1. (a)吸入された券を保管又は返却する券類発行装置であって、
    (b)前記券を搬送する搬送路と、
    (c)該搬送路に接続され、前記券を集積して保管する集積部と、
    (d)前記搬送路に接続された退避部と、
    (e)前記券の搬送方向を切り替えて、前記券を前記搬送路から前記退避部に、該退避部から前記集積部に、又は、前記退避部から前記搬送路に搬送する搬送方向切り替え装置とを有し、
    (f)前記吸入された券を前記退避部に退避させた後に保管又は返却する券類発行装置であって、
    (g)前記退避部は、退避部駆動ローラと該退避部駆動ローラの周囲に掛け回された搬送ベルトとの間に前記券を挟み込むループ状の退避搬送路であって、前記吸入された券を前記搬送方向切り替え装置を介して受け入れるとともに、退避させた券を前記搬送方向切り替え装置に向けて搬送する退避搬送路を備え、複数枚の前記券を前記退避搬送路内に順に退避させ、前記券を退避させる場合、及び、退避させた券を前記搬送方向切り替え装置を介して前記搬送路に搬送する場合に、前記退避部駆動ローラを同一の方向に回転させることにより、前記退避搬送路内に順に退避させた券を、退避させた順と同一の順で前記搬送方向切り替え装置を介して前記搬送路に搬送することを特徴とする券類発行装置。
  2. 前記退避部は、先に吸入された券を前記退避搬送路内で退避させている状態で後に吸入された券を更に退避させる場合、前記退避部駆動ローラを回転させ、先に吸入された券を前記退避搬送路内で所定の距離だけ搬送し、後に吸入された券を前記退避搬送路内で先に吸引された券が退避していた位置に退避させることにより、複数枚の券を互いに間隔を空けた状態で前記退避搬送路内に順に退避させる請求項に記載の券類発行装置。
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