JPH10827A - テープ印刷装置 - Google Patents

テープ印刷装置

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JPH10827A
JPH10827A JP9017525A JP1752597A JPH10827A JP H10827 A JPH10827 A JP H10827A JP 9017525 A JP9017525 A JP 9017525A JP 1752597 A JP1752597 A JP 1752597A JP H10827 A JPH10827 A JP H10827A
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cutting
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unit
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良之 竹内
Yoshikiyo Furuya
吉清 古屋
Kenji Watanabe
健二 渡邊
Takanobu Kameda
登信 亀田
Tomoyuki Niimura
朋之 新村
Chieko Aida
智恵子 会田
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1に、テープ送りやテープ切断時の位置ズ
レを防止し、第2に、印刷およびテープ送りを中断およ
び再開したときの印刷品質の低下を防止することができ
る、テープ印刷装置を提供する。 【解決手段】 長尺のテープに印刷を行う印刷手段と、
この印刷手段を通過した前記テープを、前記テープの所
定の切断位置で切断するテープ切断手段と、前記テープ
に転接してテープ送り動作を行い、前記テープを前記印
刷手段及び前記テープ切断手段にそれぞれ臨ませる送り
ローラと、この送りローラを回転させるステッピングモ
ータと、前記テープを切断するときに、前記ステッピン
グモータを停止させて前記テープ送り動作を停止させた
後、前記テープ切断手段を切断動作させる制御手段と、
を備え、前記制御手段は、前記テープ切断手段の切断動
作中に、停止した前記ステッピングモータを励磁状態に
維持することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープに印刷を行
うテープ印刷装置に関し、特に、テープの前側切断位置
から印刷開始位置までの前余白部の長さを設定可能に構
成されているテープ印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テープに印刷を行うためのテープ
プリンタやラベルワープロと呼ばれるテープ印刷装置が
利用されている。この種のテープ印刷装置では、テープ
表面に印刷を行って所望の長さに切断した後、裏面側の
剥離紙を剥離して粘着面を露出させることにより、ラベ
ル等として任意の場所に貼り付けることができ、取り扱
いが容易で低価格なことから、家庭用印刷装置として急
速に普及し始めている。
【0003】一方、このようなテープ印刷装置にも高い
機能が要求されてきている。例えば、通常のテープ印刷
装置では、印刷位置とテープカッターによる切断位置と
の間に機構上の一定距離を必要とするので、切断された
テープの先端と印刷開始位置との間にその一定距離に相
当する前余白部が必然的に形成されるが、この場合の前
余白部は使用者が望む余白と比べて必要以上に長く形成
される。このため、この前余白部を使用者の希望する長
さに自動的に形成可能な機能が要求されている。かかる
使用者の要求に応じた機能を有するものとして、例え
ば、特開平5−84994号公報に記載されているテー
プ印刷装置が知られている。
【0004】このテープ印刷装置では、余白設定キーに
よって前余白部の長さが設定されると、印刷開始位置を
基準として前余白部の先端位置、すなわちテープの前側
切断位置を決定する。次に、この前側切断位置がテープ
カッターによる切断動作位置に位置するまで、サーマル
ヘッドを駆動してテープに印刷を行いつつ、テープ送り
モータを駆動してテープ送りを行い、その後、テープ送
りモータの駆動を停止して切断動作位置にテープを一旦
停止させる。次に、テープカッターを駆動することによ
って、設定された長さ分の前余白部を形成してテープを
切断する。
【0005】テープの前側切断が終了すると、次に、テ
ープ送りモータの駆動とサーマルヘッドによる印刷を再
開する。印刷が終了すると、前余白部と同様に所定長に
設定された後余白部の後端の後側切断位置が切断動作位
置に位置するまで、テープ送りモータを駆動した後、テ
ープを切断する。これにより、設定された長さの余白部
が印刷開始位置の前側および印刷終了位置の後側にそれ
ぞれ形成されたラベルが作成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
テープ印刷装置では、テープカッターが作動する際に、
テープがテープカッターの刃と刃の間に挟み込まれ、前
側に引っ張られて位置ズレする。また、切断のためにテ
ープ送りを急停止させた場合にも、その駆動系に蓄積さ
れていた反発力により、前側にテープが送り出されて位
置ズレする。そして、これらの前側への位置ズレによ
り、テープ切断直前に印刷されたドットと、印刷再開後
に印刷されたドットとの間に、いわゆるドット間空きが
発生する場合があり、その結果、文字などが分割されて
印刷品質が低下してしまうという問題がある。
【0007】一方、テープ切断後、テープ送りを急加速
した場合、テープ駆動系に駆動力が吸収され、テープが
送り出されず位置ズレを発生する。すなわち、この位置
ズレにより、テープカッターによる切断の直前に印刷さ
れたドットと、印刷再開後に印刷されたドットとの間
に、いわゆるドット詰まりが発生する場合があり、この
場合にも、印刷品質を低下させてしまう。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、第1に、テープ送りやテープ切断
時の位置ズレを防止し、第2に、印刷およびテープ送り
を中断および再開したときの印刷品質の低下を防止する
ことができる、テープ印刷装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1のテープ印刷装置は、長尺のテープに印刷を行
う印刷手段と、この印刷手段を通過した前記テープを、
前記テープの所定の切断位置で切断するテープ切断手段
と、前記テープに転接してテープ送り動作を行い、前記
テープを前記印刷手段及び前記テープ切断手段にそれぞ
れ臨ませる送りローラと、この送りローラを回転させる
ステッピングモータと、前記テープを切断するときに、
前記ステッピングモータを停止させて前記テープ送り動
作を停止させた後、前記テープ切断手段を切断動作させ
る制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記テープ切
断手段の切断動作中に、停止した前記ステッピングモー
タを励磁状態に維持することを特徴とする。
【0010】このテープ印刷装置では、テープ切断手段
による切断動作中に、ステッピングモータを励磁した状
態で維持する。この場合、ステッピングモータは、内部
のロータの永久磁石とステータのコイルによる電磁石と
が互いに引き合うことにより、ロータを回転させないよ
うに作用するので、ステッピングモータが非励磁状態の
ときに比較して、より大きな力でテープの位置ズレを阻
止する。すなわち、テープ切断手段によるテープの前側
への位置ズレを防止することができる。
【0011】請求項1のテープ印刷装置において、前記
制御手段は、前記テープを切断する前に、前記印刷手段
による印刷動作が行われている場合、前記テープを切断
するときに、前記テープ送り動作を停止させると同時に
前記印刷動作を停止させることが、好ましい。
【0012】このテープ印刷装置では、テープを切断す
るときに、テープ送り動作を停止させると同時に印刷を
停止して中断する。この場合、テープ切断手段によりテ
ープを切断するときには、請求項1の上述の作用により
テープの位置ズレが防止されているので、その後、印刷
およびテープ送りを再開すれば、中断しなかったときと
同様の印刷品質を確保できる。すなわち、テープ切断前
後の印刷によるドット間空きを防止することができ、そ
の結果、印刷品質を維持することができる。
【0013】請求項3のテープ印刷装置は、テープに印
刷を行う印刷手段と、前記テープを送ってこれを前記印
刷手段に臨ませるテープ送り手段と、前記印刷手段およ
び前記テープ送り手段の作動を制御する制御手段と、を
備え、前記制御手段は、前記印刷手段の印刷動作および
前記テープ送り手段のテープ送り動作を停止させた後、
再度印刷動作を開始するときに、前記印刷手段を制御し
て、同一データにより停止前の印刷部分に重複して印刷
を行わせることを特徴とする。
【0014】一般に、印刷手段とテープ送り手段に同時
に停止指示または再開指示を出しても、電気的な反応速
度による印刷動作の方が、機械的な反応速度によるテー
プ送りより早く反応する。すなわち、この反応速度の違
いにより、印刷とテープ送りがずれる可能性がある。こ
のテープ印刷装置では、印刷動作およびテープ送りを停
止して再開するときに、同一データにより停止前の印刷
部分に重複印刷する。これにより、仮に停止および再開
の動作により印刷とテープ送りがずれても、または、仮
に停止期間中にテープが多少位置ズレしても、それを補
正した後に重複印刷すれば、印刷およびテープ送りの中
断および再開による印刷品質の低下を防止することがで
きる。この場合、補正としては、停止時にテープ送り手
段によりテープの位置を戻して補正をしても良いし、同
じことを再開前に行っても良い。
【0015】請求項3のテープ印刷装置において、前記
重複印刷が1ドットライン分の重複に相当することが、
好ましい。
【0016】このテープ印刷装置では、印刷動作および
テープ送りを停止して再開するときに、同一データによ
り1ドットライン分だけ重複印刷を行う。これにより、
請求項3の利点に加え、テープ位置等の補正無しでも印
刷品質の低下を最小限に抑えることができる。すなわ
ち、仮に停止時にテープが前側に位置ズレしても、その
位置ズレは大きくても半ドットから1ドット分程度であ
ることから、1ドットライン分だけの重複印刷で十分で
あり、重複が少ない分だけ制御が容易になる。また、位
置ズレが生じても、同じドットの印刷データを連続して
印刷することになり、これにより、ドット間空きが生じ
難くなり、たとえドット間空きが生じても目立ち難くな
る。また、再開時のドット詰まりが生じても、同じドッ
トを重ね印刷するだけなので、印刷品質を維持すること
ができる。
【0017】請求項5のテープ印刷装置は、テープに印
刷を行う印刷手段と、前記テープを送ってこれを前記印
刷手段に臨ませるテープ送り手段と、前記印刷手段およ
び前記テープ送り手段の作動を制御する制御手段と、を
備え、前記制御手段は、前記印刷手段の印刷動作および
前記テープ送り手段のテープ送り動作を停止させた後、
再度印刷動作を開始する前に、前記印刷手段を制御し
て、次の1ドットライン分のデータにより停止前の印刷
部分に重複して印刷を行わせることを特徴とする。
【0018】テープ印刷装置の機構上、どうしても半ド
ット以上のドット間空きが生じてしまうような場合、上
述の請求項4のテープ印刷装置のような同一データによ
る1ドットラインの重複印刷より、次の1ドットライン
を印刷した方が、より理想の印刷に近くなるので、印刷
品質上、好ましい。このテープ印刷装置は、その機構
上、半ドット以上のドット間空きが生じてしまうような
場合に適しており、次の1ドットライン分のデータを用
いて印刷することによって、上述の請求項4と同様の効
果、すなわち、ドット間空きを防止し、印刷品質の低下
を防止することができる。また、この場合も、1ドット
ライン分だけ特別に(テープ送りをせずに)印刷するだ
けなので、制御は容易である。
【0019】請求項3ないし5のいずれかのテープ印刷
装置において、前記制御手段は、前記印刷動作および前
記テープ送り動作を再開させるときに、これらの動作を
徐々に加速させることが、好ましい。
【0020】このテープ印刷装置では、印刷動作および
テープ送り動作を再開するときに、これらの動作を徐々
に加速させるので、印刷手段とテープ送り手段の反応速
度の違いによる位置ズレを防止することができる。すな
わち、印刷およびテープ送りの再開時に生じるドット間
詰まりを防止することができ、これにより、印刷品質を
維持することができる。
【0021】請求項2ないし6のいずれかのテープ印刷
装置において、前記制御手段は、前記印刷動作および前
記テープ送り動作を停止させるときに、これらの動作を
徐々に減速させることが、好ましい。
【0022】このテープ印刷装置では、印刷動作および
テープ送り動作を停止するときに、これらの動作を徐々
に減速させるので、印刷手段とテープ送り手段の反応速
度の違いによる位置ズレを防止することができる。すな
わち、印刷およびテープ送りの停止時に生じるテープの
前側への位置ズレを防止することができ、これにより、
ドット間空きを防止することができ、印刷品質を維持す
ることができる。
【0023】請求項8のテープ印刷装置は、請求項2な
いし7のいずれかのテープ印刷装置において、前記テー
プの前側切断位置から印刷開始位置までの前余白部の長
さを設定する設定手段をさらに備え、前記制御手段は、
設定された前記前余白部の長さが、前記テープ切断手段
による切断動作位置と前記印刷手段による印刷動作位置
との相互間距離より短い場合に、前記テープの前記印刷
開始位置を基準として前記前側切断位置を決定するとと
もに、前記テープの前記印刷開始位置からの前記印刷動
作を行わせながら、前記テープの前記前側切断位置が前
記テープ切断手段の前記切断動作位置と一致するまで前
記テープ送り動作を行わせ、前記印刷動作および前記テ
ープ送り動作を停止させた後に、前記テープ切断手段に
よる前記切断動作を行うことを特徴とする。
【0024】このテープ印刷装置では、前余白部の長さ
を設定することができ、この設定された前余白部の長さ
が印刷動作位置と切断動作位置との距離より短い場合
に、テープの印刷開始位置を基準にテープの前側切断位
置を決定し、テープの印刷開始位置からの印刷を途中で
停止して、テープを前側切断位置で切断し、その後、印
刷を再開する。この場合、請求項2ないし7の上述の作
用により、テープ送りやテープ切断時の位置ズレを防止
し、印刷およびテープ送りを中断および再開したときの
印刷品質の低下を防止することができるので、決定され
た前側切断位置で正確に切断することができ、これによ
り、前余白部の長さを設定通りに形成することができ、
また、ドット間空きやドット間詰まりによる印刷品質の
低下を防止して、例えば、見栄えの良いラベル等を作成
することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るテープ印刷装
置の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0026】図1は、テープ印刷装置(以下、「印刷装
置」という)の外観斜視図を示している。この印刷装置
は、いわゆるラベルプリンタと呼ばれるものであって、
剥離紙付きの印刷用のテープに所望の文字、記号および
絵柄などを印刷すると共に、このテープの印刷部分を所
定の長さに切断してラベルを作成するものである。この
テープ(ラベル)の切断長は、印刷部分の長さに加え、
その前側に所定長の前余白を加味すると共にその後側に
所定長さの後余白を加味した長さとなっている。また、
テープには、テープ幅や印刷色が異なる各種のものが用
意されており、これら各種のテープは、それぞれテープ
カートリッジに収容された状態で、提供される。
【0027】以下、印刷装置1の具体的な構成について
詳述する。同図に示すように、印刷装置1は、本体ケー
ス2を備え、本体ケース2の上面には、前半部にキーボ
ード3が配置され、後半部に後端を中心として開閉可能
な蓋4が取り付けられている。また、本体ケース2の前
端部には、携帯のための把手5が取り付けられている。
蓋4は、本体ケース2の上面中央に配設されている蓋オ
ープンボタン6を押すことによって開放される構造にな
っている。蓋4の同図における右側部には、本体ケース
2の内部に配設された液晶表示器9(図2参照)の表示
画面9aを目視可能な窓4aが形成されており、また左
側には、本体ケース2の内部のカートリッジ装着部8
(図2参照)に、テープカートリッジ7(図2参照)が
装着されているか否かを目視可能な窓4bが形成されて
いる。
【0028】本体ケース2の右側面には、後部に、AC
アダプターが接続される接続口4cが配設され、前部
に、電源スイッチ4dが配設されている。なお、図示し
ないが、本体ケース2内部には、電池を収納する電池収
納部が配設されており、AC電源に代えて電池によって
も駆動可能に構成されている。
【0029】図2は、蓋4を開けた状態を示しており、
同図に示すように、本体ケース2の内部には、左部に前
述したカートリッジ装着部8(以下、単に「装着部8」
という)が形成されており、この装着部8にテープカー
トリッジ7が着脱自在に装着されるようになっている。
また、装着部8の右隣には、前述した液晶表示器9が配
設されており、蓋4を開けた状態ではその表示画面9a
が露出するようになっている。
【0030】装着部8の底面には、サーマルヘッド11
が内蔵されたヘッドユニット12、位置決めピン13、
プラテンローラ駆動軸14およびリボン巻取りリール駆
動軸15がそれぞれ立設されている。テープカートリッ
ジ7が装着されると、ヘッドユニット12にテープカー
トリッジ7の貫通孔71が、位置決めピン13にテープ
リール(の中心孔72a)72が、プラテンローラ駆動
軸14にプラテンローラ(の中心孔74a)74が、そ
してリボン巻取りリール駆動軸15にリボン巻取りリー
ル(の中心孔75a)75が、それぞれが差し込まれ
る。テープカートリッジ7が装着された状態では、サー
マルヘッド11の表面に上下方向に1列に配列された発
熱体11aが、貫通孔71に設けられている窓71aを
介して、プラテンローラ74の表面に沿って重ね合った
状態で搬送されるテープTおよびインクリボンRに対峙
する。
【0031】また、本体ケース2の左側面には、テープ
Tを排出するためのテープ排出口16が形成されてい
る。このテープ排出口16には、本体ケース2内に収容
されたカッター18が臨んでおり、カッター18は、固
定刃と可動刃から成るハサミ様の構造を有している。カ
ッター18は、キーボード3内のカッター作動ボタンの
操作や、前余白部および後余白部を形成する際の処理に
伴って作動するモータ28(図4参照)によって作動
し、テープTを切断する。
【0032】次に、テープカートリッジ7の構成につい
て説明する。テープカートリッジ7は、同図に示すよう
に、上ケース7aと下ケース7bとをはめ合わせて構成
されており、同図に示す左下部には、本体ケース2側に
配設されたヘッドユニット12に差し込むための貫通孔
71が形成されている。一方、テープカートリッジ7の
内部には、図3に示すように、テープTのテープリール
72、インクリボンRのリボンリール73、プラテンロ
ーラ74およびリボン巻取りリール75が、それぞれ収
容されている。プラテンローラ74は、本体ケース2の
プラテンローラ駆動軸14に差し込まれた状態では、プ
ラテンロール駆動軸14を介してステッピングモータ4
1(図4参照)によって回転駆動され、テープTを定速
で送る。
【0033】テープリール72から繰り出されたテープ
Tは、プラテンローラ74に転接し、さらに、ケース側
面に形成した排出口76を介して本体ケース2のテープ
排出口16(図2参照)から本体ケース2外部に送り出
される。一方、インクリボンRは、リボンリール73か
ら繰り出され、プラテンローラ74の部分で、テープT
に重ね合わされた後、貫通孔71の内側面に案内される
送られ、リボン巻取りリール75に巻き取られる。この
場合、テープTとインクリボンRとが重ねなり合う位置
が印刷位置となっており、重ね合わされたテープTとイ
ンクリボンRは、プラテンロール74とヘッドユニット
12とにより挟持され、印刷が為される。なお、テープ
カートリッジ7には、例えば、6mm、9mm、12m
m、18mm、24mm、および36mmの6種類のテ
ープTのいずれか1つが収納されている。
【0034】このように構成された実施形態の印刷装置
1では、プラテンローラ74によりテープTを一定の速
度で送りながら、ヘッドユニット12によりテープTへ
の印刷が行われ、また一連の印刷が完了すると、カッタ
ー18により印刷部分を含んでテープTが所定の長さに
切断される。その際、ヘッドユニット12とカッター1
8とが離間して配設されているため、テープTの前部
は、所定長の前余白を考慮して不要部分が切断される。
すなわち、印刷を開始した後、テープTの前余白の先端
に相当する位置がカッター18の位置に達したところ
で、印刷およびテープ送りを一旦停止して、テープTの
不要部分を切断する。続いて、再度印刷を開始すると共
に、印刷が完了した後、テープ送りを続行して、テープ
Tの後余白の尾端に相当する位置がカッター18の位置
に達したところで、テープ送りを停止して、テープTを
切断する(図6参照)。
【0035】次に、図4を参照して印刷装置1の制御系
の中心的役割を果たす制御部の構成について説明する。
【0036】制御部20は、各種制御用プログラムを記
憶するROMやRAMおよび入出力ポートを一体に組み
込んだ1チップマイクロコンピュータ(以下、「CP
U」という)21と、マスクROM22と、電源部25
と、カッター18を作動させるモータ28を駆動するた
めのカッター駆動部29と、CPU21と周辺回路との
間での信号の受け渡しを行う各種回路とを備えている。
【0037】CPU21は、直前に印刷した印刷データ
を記憶する第1の印刷データバッファ26と、次に印刷
する印刷データを記憶する第2の印刷データバッファ2
7とを備え、第1の印刷データバッファ26に記憶して
いる印刷データに基づいて印刷された時から、第2の印
刷データバッファ27に記憶されている印刷データに基
づいて印刷するまでの間隔時間を計測し、その間隔時間
に基づいて印刷パルスのパルス幅を決定する。
【0038】CPU21は、アドレスバスおよびデータ
バスを介してマスクROM22と接続され、データバス
を介して液晶表示器9と接続され、また、印刷機構40
と接続され、これらを駆動制御するとともに、キーボー
ド3、判別スイッチ24、温度検出回路31と接続さ
れ、これらの出力信号に基づいて各種の制御処理を行
う。マスクROM22は、各種の書体の文字や記号およ
び絵柄のデータを記憶している。液晶表示器9は、液晶
の表示画面9aを駆動するドライバ9bと、このドライ
バ9bを制御するドライバコントローラ9cを備え、ド
ライバコントローラ9cは、データバスを介してCPU
21に接続されている。
【0039】判別スイッチ24は、装着部8の底面の片
隅に設けられ、テープカートリッジ7側のケースに形成
された3個のテープ識別孔77に差し込み可能な3個の
識別スイッチ24a〜24cを備えている。これらの識
別スイッチ24a〜24cは、その突起量が大きい場合
にはオンし、少ない場合にはオフになるように構成され
ている。一方、テープカートリッジ7側の識別孔77
は、収納されるテープTのテープ幅に応じて、異なるパ
ターンでその深さが、浅い、深いのいずれかに形成され
ている。このため、CPU21は、識別スイッチ24の
出力に基づいて、テープカートリッジ7に内蔵されたテ
ープTのテープ幅を判別し、この判別結果に基づいて、
サーマルヘッド11の発熱体11aの発熱制御を実行す
る。
【0040】温度検出回路31は、サーマルヘッド11
の環境温度を検出するものであって、温度検出素子とし
てのサーミスタが検出した温度検出信号を、CPU21
のアナログ・デジタル変換入力ポートに出力する。
【0041】また、印刷機構40は、機械的な構成要素
としてのサーマルヘッド11およびステッピングモータ
41と、電気的な構成要素としての印刷制御用ゲートア
レイ42およびモータドライバ43とを備えている。サ
ーマルヘッド11は、256個の発熱体11aを縦一列
に一定のピッチで配列して構成されている。ステッピン
グモータ41は、モータドライバ43から出力される4
相の駆動信号の位相に基づいてその回転角度が制御され
る。
【0042】ここで、CPU21は、サーマルヘッド1
1による1ドットライン毎の印刷に同期してステッピン
グモータ41を一定のステップ数づつ駆動することによ
り、テープTの送りを制御し、また、カッター18によ
ってテープTがカットされる際には、ステッピングモー
タ41を回転が停止したままの励磁状態に維持する。
【0043】ゲートアレイ42は、CPU21の第1の
印刷データバッファ26に記憶されている印刷データと
同一の印刷データを256個の各発熱体11aにそれぞ
れ対応させて記憶する第3の印刷データバッファ44
と、CPU21の第2の印刷データバッファに記憶され
ている印刷データと同一の印刷データを同じく各発熱体
11aにそれぞれ対応させて記憶する第4の印刷データ
バッファ45とを備えている。ゲートアレイ42は、こ
れらの印刷データバッファ44,45の記憶内容に基づ
いて、直前に印刷されて熱が蓄積されている発熱体11
aに対しては短いパルス幅の印刷パルスを出力し、直前
に印刷されていない発熱体11aに対しては通常の標準
時間長の印刷パルスを出力することによって、印刷濃度
が一定になるように制御する。
【0044】次に、印刷装置1における余白部設定処理
および前余白部形成処理について説明する。なお、以下
の処理は、特に注記しない場合には、CPU21によっ
て実行される。
【0045】最初に、余白部設定処理について説明す
る。キーボード3の余白設定ボタンによって前余白部の
長さAおよび後余白部の長さBが入力されると、図6に
示すように、現段階におけるテープTの先端部93から
前余白部91の先端部(前側切断位置)94までの長さ
Cが演算される。ここで、テープTの先端部93から印
刷開始位置95までの長さ(A+C)は、カッター18
の切断動作位置と発熱体11aによる印刷動作位置との
相互間距離に相当し、CPU21に内蔵のROMに予め
記憶されている。
【0046】次に、前余白形成処理について、図5を参
照して説明する。ステッピングモータ41が駆動されつ
つ印刷が開始され、前余白部91の先端部94がカッタ
ー18の切断動作位置に近づくと、同図に示すように、
ステッピングモータ41に対する駆動パルスの出力周期
を長くすることによって、テープ送りを減速した(ステ
ップ(以下、単に「Sxxx」と表現する)101)
後、1ドットラインを印刷する(S102)。次いで、
テープTの前余白部91の先端部94がカッター18の
切断動作位置まで達したか否かを、長さCに基づいて判
別した(S103)後、前余白部91の先端部94がカ
ッター18の切断動作位置に達したと判別した時に、テ
ープ送りを停止する(S104)。
【0047】次に、1ドットラインの印刷を行い(S1
05)、カッター駆動部29を介してモータ28に駆動
信号を出力することによって、カッター18を始動させ
る(S106)。この場合、テープTにおける印刷位置
は、図6に示す印刷開始位置95から長さCだけ離れた
位置96になっている。また、この状態では、ステッピ
ングモータ41に対する駆動パルスが出力されている状
態が維持されており、この結果、ステッピングモータ4
1内部のロータの永久磁石とステータのコイルによる電
磁石とが互いに引き合ってロータを回転させないように
作用している。
【0048】一方、プラテンローラ74は、ヘッドユニ
ット12に押圧した状態を維持することによって、ステ
ッピングモータ41が非励磁状態のときに比較し、より
大きな力でテープの位置ズレを阻止する。このため、テ
ープTは、テープカッター18によって引っ張られて位
置ズレすることなくカットされる。これにより、印刷が
再開されたときに、テープカッター18によってカット
される直前に印刷したドット(位置96におけるドッ
ト)と再開後に印刷したドットとの間にドット間空きが
形成されることなく、連続して印刷される。
【0049】その後、カッター18のカッター動作(切
断動作)が終了したか否かを判別する(S107)。こ
の場合、その判別に正確を期すためには、例えば、カッ
ター18の可動刃の動きを検出するためのフォトインタ
ラプタなどを設け、その検出信号に基づいて判別するの
が好ましい。
【0050】カッター18のカッター動作が終了したと
判別したときは、カッター駆動部29に対する駆動信号
の出力を停止することによってカッター18を停止させ
た(S108)後、テープ送りをせずに直前に印刷した
印刷データに基づいて再度1ドットライン印刷を行う
(S109)。具体的には、CPU21の第1の印刷デ
ータバッファ26に記憶されている印刷データをゲート
アレイ42に再度出力することによって、直前に印刷し
た印刷データと同一の印刷データに基づいて印刷が行わ
れる。
【0051】この場合、テープカッター18によるカッ
トの際に、テープTが、外乱等の外的付加により仮に半
ドットまたは1ドット分程度位置ズレしていたとして
も、テープカッター18によるカット直前に印刷された
ドットと連続して印刷されるため、ドット間空きが形成
されることがない。また、仮に、テープTが位置ズレし
なかったときでも、既に印刷したドットの上に重ね印刷
がされるだけなので、印刷品質を不要に低下させること
がない。また、1ドットライン分だけなので、制御は容
易である。なお、ゲートアレイ42の第3の印刷データ
バッファ44にも直前に印刷した印刷データが記憶され
ているため、CPU21からの印刷制御信号に基づい
て、その印刷データを印刷させるように構成してもよ
い。
【0052】次に、ステッピングモータ41に駆動パル
スを出力することによってテープ送りを再開する(S1
10)。次いで、1ドットラインを印刷した(S11
1)後、駆動パルスの出力周期を短くすることによって
テープ送りを加速し印刷する。このテープ送りの加速
(S112)および1ドットライン印刷(S113)を
所定の速度(S114:Yes)となるまで繰り返し、
所定の速度に達した時に加速を終了し(S114)、続
いて、所定の速度で連続印刷を行った(S115)後、
処理を終了する(S116)。
【0053】そして、すべての印刷が終了すると、図6
に示すように印刷終了位置97から後余白部92の長さ
B分だけテープTを送り、同図の符号98に示す位置が
カッター18の切断動作位置に達した時に、カッター1
8を駆動してテープTを切断する。これにより、印刷開
始位置95から長さA分の前余白部91および印刷終了
位置から長さB分の後余白部92がそれぞれ形成された
ラベルが作成される。また、後余白部92を形成する際
にも、ステッピングモータ41を励磁状態にしてテープ
Tをカットすることにより、正確な長さで後余白部92
を形成することができる。
【0054】なお、一般に、印刷手段とテープ送り手段
に同時に停止指示または再開指示を出しても、電気的な
反応速度による印刷動作の方が、機械的な反応速度によ
るテープ送りより早く反応する。すなわち、印刷動作と
テープ送り動作を徐々に減速または加速しても、まだ印
刷とテープ送りがずれるような場合、印刷動作およびテ
ープ送りを停止して再開するときに、テープの位置ズレ
を補正した後に同一の印刷データにより重複印刷するよ
うにしても良い。これにより、仮に停止および再開の動
作により印刷とテープ送りがずれても、または、仮に停
止期間中にテープが多少位置ズレしても、印刷およびテ
ープ送りの中断および再開による印刷品質の低下を、さ
らに確実に防止することができる。
【0055】この場合、その位置ズレ分を予め計測する
などにより実績データとして記憶しておき、その値の分
だけ、ステッピングモータ41を逆回転させるなどの補
正が可能である。このような補正は、印刷やテープ送り
の停止時に行っても良いし、再開前に行っても良い。さ
らに、この場合、ずれても半ドット程度なので、重複印
刷を前述の図5と同様に1ドットライン分にすることが
好ましい。図5のテープ送り停止(S104)の直後お
よび/または1ドットライン印刷(S109)の直前に
補正処理を挿入するだけで、他の処理に影響なく補正で
きる。
【0056】また、図5で前述した余白部設定処理で
は、カッター18を停止させた(S108)後、テープ
送りをせずに直前に印刷した印刷データに基づいて再度
1ドットライン印刷を行った(S109)が、直前に印
刷した印刷データではなく、次の1ドットラインのデー
タにより印刷する方が適当な場合も考えられる。
【0057】例えば、図7に示すように、同図(a)の
三角形を印刷する場合に、印刷の途中で、図5で前述の
テープカッター18による切断処理(S106〜S10
8)が実行され、そのテープ印刷装置の機構上、どうし
ても同図(b)のようなドット間空きが生じてしまうよ
うな場合、そのドット間空きが半ドット以下であれば、
前述のような同一データによる1ドットライン印刷(S
109:同図(c)参照)が効果的であるが、半ドット
以上1ドット以下程度であれば、同図(d)のように、
次の1ドットラインを印刷した方が、より理想形(同図
(a))に近くなる。
【0058】したがって、テープ印刷装置の実状に合わ
せて、図5の1ドットライン印刷(S109)におい
て、次の1ドットラインの印刷データにより印刷するよ
うにしても良いし、実績データ等により同一データによ
り印刷するか次のデータにより印刷するかを切り替えら
れるようにしても良い。上記のような場合、次のデータ
を用いることによって、同一データによる場合と同様の
効果、すなわち、ドット間空きを防止し、印刷品質の低
下を防止することができる、という効果が得られる。ま
た、この場合も、1ドットライン分だけ特別に(テープ
送りをせずに)印刷するだけなので、制御は容易であ
る。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更
が可能である。
【0059】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、第1に、テープ送りやテープ切断時の位置ズレを防
止し、第2に、印刷およびテープ送りを中断および再開
したときの印刷品質の低下を防止することができる、な
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るテープ印刷装置の外観斜視図
である。
【図2】図1のテープ印刷装置の蓋を開けてテープカー
トリッジを取り出した状態を示す部分斜視図である。
【図3】図1のテープ印刷装置におけるテープカートリ
ッジの内部構成図である。
【図4】図1のテープ印刷装置の制御系のブロック図で
ある。
【図5】図1のテープ印刷装置における前余白部形成処
理のフローチャートである。
【図6】図1のテープ印刷装置におけるテープの平面図
である。
【図7】別の実施形態における印刷イメージを説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 3 キーボード(設定手段) 11 サーマルヘッド(印刷手段) 18 カッター(テープ切断手段) 21 CPU(制御手段) 41 ステッピングモータ(テープ送り手段) 74 プラテンローラ(送りローラ、テープ送り手段) 91 前余白部 94 前側切断位置 95 印刷開始位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 健二 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 亀田 登信 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 新村 朋之 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 会田 智恵子 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のテープに印刷を行う印刷手段と、 この印刷手段を通過した前記テープを、前記テープの所
    定の切断位置で切断するテープ切断手段と、 前記テープに転接してテープ送り動作を行い、前記テー
    プを前記印刷手段及び前記テープ切断手段にそれぞれ臨
    ませる送りローラと、 この送りローラを回転させるステッピングモータと、 前記テープを切断するときに、前記ステッピングモータ
    を停止させて前記テープ送り動作を停止させた後、前記
    テープ切断手段を切断動作させる制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記テープ切断手段の切断動作中に、
    停止した前記ステッピングモータを励磁状態に維持する
    ことを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記テープを切断する
    前に、前記印刷手段による印刷動作が行われている場
    合、前記テープを切断するときに、前記テープ送り動作
    を停止させると同時に前記印刷動作を停止させることを
    特徴とする、請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 【請求項3】 テープに印刷を行う印刷手段と、 前記テープを送ってこれを前記印刷手段に臨ませるテー
    プ送り手段と、 前記印刷手段および前記テープ送り手段の作動を制御す
    る制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記印刷手段の印刷動作および前記テ
    ープ送り手段のテープ送り動作を停止させた後、再度印
    刷動作を開始するときに、前記印刷手段を制御して、同
    一データにより停止前の印刷部分に重複して印刷を行わ
    せることを特徴とするテープ印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記重複印刷が1ドットライン分の重複
    に相当することを特徴とする請求項3に記載のテープ印
    刷装置。
  5. 【請求項5】 テープに印刷を行う印刷手段と、 前記テープを送ってこれを前記印刷手段に臨ませるテー
    プ送り手段と、 前記印刷手段および前記テープ送り手段の作動を制御す
    る制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記印刷手段の印刷動作および前記テ
    ープ送り手段のテープ送り動作を停止させた後、再度印
    刷動作を開始する前に、前記印刷手段を制御して、次の
    1ドットライン分のデータにより停止前の印刷部分に重
    複して印刷を行わせることを特徴とするテープ印刷装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記印刷動作および前
    記テープ送り動作を再開させるときに、これらの動作を
    徐々に加速させることを特徴とする、請求項3ないし5
    のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記印刷動作および前
    記テープ送り動作を停止させるときに、これらの動作を
    徐々に減速させることを特徴とする、請求項2ないし6
    のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記テープの前側切断位置から印刷開始
    位置までの前余白部の長さを設定する設定手段をさらに
    備え、 前記制御手段は、 設定された前記前余白部の長さが、前記テープ切断手段
    による切断動作位置と前記印刷手段による印刷動作位置
    との相互間距離より短い場合に、 前記テープの前記印刷開始位置を基準として前記前側切
    断位置を決定するとともに、 前記テープの前記印刷開始位置からの前記印刷動作を行
    わせながら、前記テープの前記前側切断位置が前記テー
    プ切断手段の前記切断動作位置と一致するまで前記テー
    プ送り動作を行わせ、前記印刷動作および前記テープ送
    り動作を停止させた後に、前記テープ切断手段による前
    記切断動作を行うことを特徴とする、請求項2ないし7
    のいずれかに記載のテープ印刷装置。
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