JPH09193086A - テープ状部材の切断装置およびこれを備えた印刷装置 - Google Patents

テープ状部材の切断装置およびこれを備えた印刷装置

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JPH09193086A
JPH09193086A JP8262535A JP26253596A JPH09193086A JP H09193086 A JPH09193086 A JP H09193086A JP 8262535 A JP8262535 A JP 8262535A JP 26253596 A JP26253596 A JP 26253596A JP H09193086 A JPH09193086 A JP H09193086A
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JP
Japan
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cutting
tape
shaped member
blade
arm
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JP8262535A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Ikegami
敏正 池上
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4075Tape printers; Label printers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/66Applications of cutting devices
    • B41J11/70Applications of cutting devices cutting perpendicular to the direction of paper feed
    • B41J11/703Cutting of tape

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  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ状部材を所定長に切断する部分と、そ
の端部を整形切断する部分とを可能な限り共有化するこ
とで、小型化およびコストダウンを図ることができるテ
ープ状部材の切断装置およびこれを備えた印刷装置を提
供することにある。 【解決手段】 テープ状部材Tを所定長に切断するテー
プ切断部Aと、所定長に切断したテープ状部材Tの端部
を所定形状に整形切断する端部切断部Bとを備えたテー
プ状部材Tの切断装置であって、中間部分に設けた支軸
33を介して連結され、相対的に回動して切断動作する
一対のアーム刀31,32と、一対のアーム刀31,3
2を切断動作させる切断操作手段17とを備え、一対の
アーム刀31,32の支軸33を挟んで一方の半部に支
軸33を支点とするハサミ形式のテープ切断部Aが構成
されると共に、他方の半部に支軸33を支点とするハサ
ミ形式の端部切断部Bが構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルを構成すべ
く印字が為されたテープ状部材を所定の長さに切断する
と共に、切断したテープ状部材の端部をアール形状など
に整形切断するテープ状部材の切断装置、およびこれを
備えた印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテープ状部材の切断装置およびこ
れを備えた印刷装置として、特開平3−278973号
公報に記載のテープ印刷装置が知られている。このテー
プ印刷装置は、裏面に剥離紙を貼着した印刷用テープに
文字や図形などを印刷する印刷装置と、印刷した印刷用
テープを装置外部に送り出すテープ送り装置と、装置外
部に送り出す印刷用テープの印刷部分を所定の長さに切
断するテープ切断装置とを備えている。さらに、所定の
長さに切断した印刷用テープの端部の隅部を、アール形
状に整形切断(トリミング)する端部切断装置を備えて
おり、この端部切断装置で印刷用テープの4隅をアール
形状にトリミングすることにより、印刷用テープがラベ
ルとして対象物に貼着されたときにその端部がめくれ上
がらないように、またラベルとして良好な外観となるよ
うにしている。この場合、印刷用テープを所定の長さに
切断するテープ切断装置と、切断した印刷用テープの端
部をトリミングする端部切断装置とは、別個独立に構成
され、かつ独立に操作される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のテー
プ印刷装置では、テープを切断する切断装置として、テ
ープ切断装置と端部切断装置との2種類のものが搭載さ
れており、これらが別個独立に構成されているため、両
者をそれぞれ駆動するための駆動機構も別個独立して設
ける必要がある。この結果、テープ切断装置およびこれ
を駆動するための駆動機構並びに端部切断装置およびこ
れを駆動するための駆動機構を配設するためのスペース
が必要であり、テープ印刷装置の小型化を図る上で障害
となっている。また、別個独立の駆動機構を必要とする
ため、無駄を生じ装置のコストダウンを妨げる要因とな
っている。
【0004】本発明は、テープ状部材を所定長に切断す
る部分と、その端部を整形切断する部分とを可能な限り
共有化することで、小型化およびコストダウンを図るこ
とができるテープ状部材の切断装置およびこれを備えた
印刷装置を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のテープ状部材
の切断装置は、テープ状部材を所定長に切断するハサミ
形式のテープ切断部と、所定長に切断したテープ状部材
の端部を所定形状に整形切断するハサミ形式の端部切断
部と、テープ切断部および端部切断部をそれぞれ切断動
作させる単一の切断操作手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0006】この構成によれば、切断操作手段を操作
(作動)することにより、テープ切断部および端部切断
部がそれぞれハサミ様に切断動作する。この場合、ハサ
ミで言えば、2箇所の作用点に対し、1箇所の力点でハ
サミが機能することになる。したがって、部品点数を削
減することができると共に、その分装置全体をコンパク
トに且つ低コストで構成することができる。
【0007】請求項1のテープ状部材の切断装置におい
て、中間部分に設けた支軸を介して連結され、相対的に
回動して切断動作する一対のアーム刀を備えており、一
対のアーム刀の支軸を挟んで一方の半部に支軸を支点と
するハサミ形式のテープ切断部が構成されると共に、他
方の半部に支軸を支点とするハサミ形式の端部切断部が
構成され、切断操作手段は、一対のアーム刀を相対的に
回動させることが、好ましい。
【0008】この構成によれば、切断操作手段を操作
(作動)するると、一対のアーム刀が支軸を中心に相対
的に回動し、ハサミ形式のテープ切断部および端部切断
部がそれぞれ切断動作する。この場合、一対のアーム刀
の支軸を挟んで一方の半部にテープ切断部が、他方の半
部に端部切断部が構成され、一対のアーム刀が支軸を挟
んで両側に切断刃部を有するハサミ様のカッタ構造とな
るため、2箇所の切断刃部に対し、その支軸および切断
操作手段を共用することができる。すなわち、ハサミで
言えば、1箇所の支点および力点に対し2箇所の作用点
を有することになる。したがって、部品点数を削減する
ことができると共に、その分装置全体をコンパクトに且
つ低コストで構成することができる。
【0009】請求項2のテープ状部材の切断装置におい
て、切断操作手段は、一対のアーム刀を相対的に切断方
向に回動させる操作機構と、一対のアーム刀を相対的に
反切断方向に回動付勢するばねとを有することが、好ま
しい。
【0010】この構成によれば、切断動作を操作機構に
より、また反切断動作をばねにより行うことができるた
め、操作機構の構造を単純化するこができると共に、操
作機構を手動で操作する構造にした場合であっても、操
作し易い構造にすることができる。
【0011】請求項2または3のテープ状部材の切断装
置において、一対のアーム刀の両半部は、その回動面内
において支軸の部分を中心に所定の角度に屈曲形成され
ていることが、好ましい。
【0012】この構成によれば、屈曲形成した一対のア
ーム刀の両半部の角度分、テープ切断部と端部切断部と
を近づけて配設することができ、装置全体としてより一
層、コンパクトに構成することができる。
【0013】請求項2または4のテープ状部材の切断装
置において、支軸を中心とする各アーム刀の一方の半部
の延在方向と他方の半部の延在方向の為す角度が、両ア
ーム刀の相互間において異なることが、好ましい。
【0014】この構成によれば、一方のアーム刀を固定
とし、他方のアーム刀を可動としてその切断動作を考え
たときに、各アーム刀の一方の半部の延在方向と他方の
半部の延在方向の為す角度が、両アーム刀の相互間にお
いて異なるため、アーム刀を一方向に回動させると、テ
ープ切断部と端部切断部との相互間において、切断(ア
ーム刀同士の擦れ合い)のタイミングがずれることにな
る。したがって、両切断部でテープ状部材を同時に切断
する場合であっても、その切断負荷が加重されることが
ない。この場合は、両アーム刀同士を交差させて一対の
ハサミを構成することが前提となるが、交差させず(支
点部分のみ両アーム刀が重なる)にハサミを構成するこ
ともできる。かかる場合には、テープ切断部におけるア
ーム刀の切断方向の回動が、端部切断部では非切断方向
の回動となり、逆に端部切断部におけるアーム刀の切断
方向の回動が、テープ切断部では非切断方向の回動とな
る。このため、一方の切断部においてアーム刀同士が擦
れ合う(切断動作)ときに、他方の切断部におけるアー
ム刀同士は擦れ合うことがなく、アーム刀の刃先の摩耗
を極力少なくすることができると共に、切断の際の無用
な切断負荷を排除することができる。
【0015】請求項2ないし5のいずれかのテープ状部
材の切断装置において、一対のアーム刀の半部により構
成された端部切断部は、相互に切断動作する板状の一対
のブレードを有し、各ブレードは回動面に直交する方向
に延在し、かつ各ブレードに形成した切れ刃は回動面に
平行に形成されていることが、好ましい。
【0016】この構成によれば、各ブレードが回動面に
直交する方向に延在し、かつ各ブレードの切れ刃が回動
面に平行に形成されているため、両ブレードをその端面
同士で擦り合わせる切断刃部構造となる。このため、両
ブレードの刃先の形状、すなわち両ブレードの端の平面
形状により、テープ状部材の端部の整形切断形状が確定
する。したがって、テープ状部材の端部の所望の整形切
断形状に合わせて、両ブレードの切断刃部を簡単に形成
することができる。
【0017】請求項6のテープ状部材の切断装置におい
て、一対のブレードによる切断位置に、導入したテープ
状部材の端部を臨ませるガイド部材を更に備え、ガイド
部材は、テープ状部材の表裏いずれかの面を案内する平
坦部と、テープ状部材の端辺を案内する端辺ガイド壁部
および側辺を案内する側辺ガイド壁部とを有しているこ
とが、好ましい。
【0018】この構成によれば、テープ状部材は、平坦
部によりその上下を案内され、端辺ガイド壁部により前
後を案内され、さらに側辺ガイド壁部により左右を案内
された状態で、一対のブレードによる切断位置に臨むこ
とになる。したがって、テープ状部材の端部を所定の形
状に正確に整形切断することができる。
【0019】請求項6または7のテープ状部材の切断装
置において、切断位置における一対のブレードの一方に
は、刃先を円弧状に突出させた切断凸刃部が形成され、
これに対応させて他方には、刃先を切断凸刃部と相補形
状に窪入させた切断凹刃部が形成されていることが、好
ましい。
【0020】この構成によれば、テープ状部材の各隅部
をほぼアール形状に整形切断することができ、或いはテ
ープ状部材の各端部を円弧形状に整形切断することがで
きる。アール形状に整形切断する場合には、幅の異なる
テープ状部材であっても常に一定の形状に整形切断する
ことができる。また、切断凸刃部および切断凹刃部が円
弧状であるため、ハサミ様に切断動作される両ブレード
のこの部分の刃先は、ブレードの基端側から先端側に向
かって、常に1点で且つ連続的に接触してテープ状部材
を切断することになり、切断凸刃部と切断凹刃部とが相
互にロックするなどの支障を生ずることがない。
【0021】請求項6のテープ状部材の切断装置におい
て、一対のブレードの一方には、テープ状部材の各隅部
を整形切断する切断凸刃部が離間させた状態で2つ形成
され、これらに対応して他方には、切断凸刃部と相補形
状に窪入させた切断凹刃部が離間させた状態で2つ形成
されていることが、好ましい。
【0022】この構成によれば、テープ状部材の各端部
における両隅部の整形切断を、テープ状部材を裏返すこ
となく行うことができる。
【0023】請求項9のテープ状部材の切断装置におい
て、各切断凸刃部と各切断凹刃部とによる2つの切断位
置に、導入したテープ状部材の各端部の両隅部をそれぞ
れ臨ませる2つのガイド部材を更に備え、各ガイド部材
は、テープ状部材の表裏いずれかの面を案内する平坦部
と、2つの切断位置の中間に配設され、テープ状部材の
端辺を案内する端辺ガイド壁部と、2つの切断位置の外
側に配設され、テープ状部材の一方の側辺をそれぞれ案
内する2つの側辺ガイド壁部とを有していることが、好
ましい。
【0024】この構成によれば、2つの切断位置に対し
テープ状部材を正確に臨ませることができると共に、両
ガイド部材の平坦部および端辺ガイド壁部をそれぞれ兼
用させるようにして一体に形成することができ、両ガイ
ド部材を簡単に作製することができる。また、端辺ガイ
ド壁部を2つの切断位置の中間に配設し、2つの側辺ガ
イド壁部を2つの切断位置の外側に配設することによ
り、テープ状部材の一方の隅部を一方の切断位置で整形
切断した後、これを端辺ガイド壁部に当てがったまま扇
状に移動させれば、テープ状部材の他方の隅部を他方の
切断位置に臨ませることができ、一連の切断操作を容易
に行うことができる。
【0025】請求項1のテープ状部材の切断装置におい
て、テープ切断部および端部切断部は、テープ状部材を
ハサミ形式で切断する固定刃および可動刃をそれぞれ有
しており、一方の半部にテープ切断部を形成すると共
に、他方の半部に端部切断部を形成したカッター本体を
備え、両可動刃が切断操作手段にそれぞれ係合している
ことが、好ましい。
【0026】この構成によれば、切断操作手段を作動さ
せると、それぞれの可動刃が回動し、ハサミ形式のテー
プ切断部および端部切断部がそれぞれ切断動作する。こ
の場合、本体の一方の半部にテープ切断部が、他方の半
部に端部切断部が構成され、両切断部がそれぞれハサミ
様のカッタ構造となるため、2箇所の切断刃部に対し、
切断操作手段を共用することができる。すなわち、ハサ
ミで言えば1箇所の力点に対し、2箇所の支点および作
用点を有することになる。したがって、部品点数を削減
することができると共に、その分装置全体をコンパクト
に且つ低コストで構成することができる。
【0027】請求項11のテープ状部材の切断装置にお
いて、本体はばね性を有する板状部材で構成されてお
り、各固定刃および各可動刃は、板状部材の外端から線
状に切り込んだ切り線により、切り線の部分を相互の切
り刃としてそれぞれ形成されていることが、好ましい。
【0028】この構成によれば、テープ切断部の固定刃
および可動刃と、端部切断部の固定刃および可動刃と
を、ばね性を有する板状部材に一体に作り込むことがで
きる。このため、本体をプレス成形などで簡単に製作す
ることができ、装置全体としてコストダウンを図ること
ができる。
【0029】請求項1のテープ状部材の切断装置におい
て、テープ切断部および端部切断部は、テープ状部材を
ハサミ形式で切断する固定刃および可動刃をそれぞれ有
しており、テープ切断部および端部切断部のいずれか一
方の第1固定刃および第1可動刃を形成すると共に、他
方の第2固定刃を形成したカッター本体を備え、第2固
定刃に対応する第2可動刃が切断操作手段に形成されて
いることが、好ましい。
【0030】この構成によれば、切断操作手段を作動さ
せると、第1可動刃が回動すると共に切断操作手段に形
成した第2可動刃が回動し、ハサミ形式のテープ切断部
および端部切断部がそれぞれ切断動作する。この場合
も、テープ切断部と端部切断部との間で切断操作手段を
共用することができ、ハサミで言えば1箇所の力点に対
し、2箇所の支点および作用点を有することになる。し
たがって、部品点数を削減することができると共に、そ
の分装置全体をコンパクトに且つ低コストで構成するこ
とができる。
【0031】請求項14の印刷装置は、請求項1ないし
13のいずれかに記載のテープ状部材の切断装置と、テ
ープ状部材に所望の印刷を行う印刷手段と、印刷された
テープ状部材を送って切断装置に臨ませるテープ送り手
段とを備えたことを特徴とする。
【0032】この構成によれば、切断装置をコンパクト
に且つ低コストに構成できる分、印刷装置自体の小型化
およびコストダウンを図ることができる。
【0033】請求項14の印刷装置において、テープ送
り手段が駆動しているときに切断操作手段の作動を阻止
する切断動作阻止手段を、更に備えることが好ましい。
【0034】この構成によれば、テープ状部材が切断装
置の所定の位置に送られる前に、切断されてしまうのを
防止することができる。これは、切断装置が手動で操作
される構造のものに対し、特に有効となる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係るテープ状部材の切断装置およびこ
れを備えた印刷装置を、テープ印刷装置に適用した場合
について説明する。このテープ印刷装置は、テープ状部
材である印刷用テープに所望の文字や図形などを印刷
(印字)すると共に、印刷した印刷用テープを所定の長
さに切断してラベル状の印刷用テープを構成するもので
ある。また、このテープ印刷装置は、ラベル状の印刷用
テープの隅部をアール形状に整形切断する機能を有して
いる。
【0036】図1は、テープ印刷装置の平面図を示して
いる。同図に示すように、テープ印刷装置1は、各種部
品を収納する本体ケース2と、印刷情報を入力するため
の複数の入力キー3,3・・を備えた入力部4と、開閉
自在に構成された本体カバー5とを備えている。本体カ
バー5の内部には、入力部4から入力した文字列やその
他の情報を表示する表示部6が配設され、表示部6は、
本体カバー5に形成した透視窓7を介して外部から直視
できるようになっている。また、本体カバー5の内部に
は、印刷用テープTを収容したテープカートリッジ8が
装着されており、テープカートリッジ8は、本体カバー
5に形成した確認窓9を介して外部からその装着が確認
できるようになっている。
【0037】さらに、本体カバー5の内部には、テープ
カートリッジ8の近傍に位置して、印刷手段を構成する
印刷ヘッド10が、またテープカートリッジ8にテープ
送り手段を構成するプラテンローラ11が、それぞれ配
設されている。印刷用テープTは、プラテンローラ11
によりテープカートリッジ8から繰り出され、印刷ヘッ
ド10により印刷されながら更に装置外部に送り出され
てゆく。一方、本体カバー5の左側には、後述するカッ
ター機構12を作動させるテープカット用押釦13が配
設されており、上記の印刷用テープTの送出し動作が停
止したところで、このテープカット用押釦13を押釦す
ると、印刷用テープTが所定の長さ(印刷部分+余白)
にカットされる。
【0038】また、本体ケース2の左側部には、印刷用
テープTを装置外部に送り出すためのテープ排出口14
が形成されると共に、カットされた後の印刷用テープT
を整形切断の際に送り込むためのテープ導入口15が形
成されている。そして。このテープ排出口14およびテ
ープ導入口15に面して、本体ケース2の内部には、カ
ッター機構12が内蔵されている(図2参照)。
【0039】このテープ印刷装置1では、まず、本体カ
バー5を開いて本体ケース2内にテープカートリッジ8
を装着し、本体カバー5を閉じる。次いで、本体ケース
2の右側部に配設された電源スイッチ(図示せず)を操
作して電源を投入し、入力部4から印刷しようとする文
字を入力する。必要に応じて入力した文字列を仮名漢字
変換などし、所定のキーを操作して印刷を指示すると、
熱転写方式の印刷ヘッド10が、テープカートリッジ8
から繰り出される印刷用テープTに印刷を行う。印刷と
並行して、印刷された印刷用テープTはプラテンローラ
11によって送られ、テープ排出口14から外部に送り
出されてゆく。そして、印刷が完成すると印刷用テープ
Tの送りは停止する。ここで、テープカット用押釦13
を押釦すると、印刷用テープTは所定の長さにカットさ
れてテープ排出口14から排出される。
【0040】一方、カットされた印刷用テープTの端部
を、テープ導入口15の形状に従って装置内部に挿入
し、テープカット用押釦13を押釦すると、印刷用テー
プTの隅部がアール形状に整形切断される。そして、こ
の整形切断を印刷用テープTの四隅について行うこと
で、丸みの付いた印刷用テープTが得られる。
【0041】印刷用テープTは、いわゆる剥離紙付きの
粘着テープであり、インクの載りが良好になるように表
面が加工され、粘着材を塗布した裏面には剥離可能な剥
離テープが張り合わされている。したがって、切断され
た印刷用テープTの剥離テープを剥がせば、文字や記号
が印刷された印刷用テープTを、ラベルとして所望の対
象物に貼り付けることができる。また、このテープ印字
装置1では、テープ幅が6mm、9mm、12mmおよ
び18mmなどの各種の印刷用テープTが用意されてお
り、これらテープ幅の異なる各種の印刷用テープTは、
テープカートリッジ8内に巻回された状態で収容され、
それぞれ提供される。
【0042】次に、切断装置であるカッター機構12に
ついて、図2、図3および図4を参照して詳細に説明す
る。カッター機構12には、印刷用テープTを所定の長
さに切断するテープ切断部Aと、印刷用テープTの端部
を整形切断する端部切断部Bとが一体に作り込まれてお
り、テープ切断部Aは上記のテープ排出口14に、また
端部切断部Bは上記のテープ導入口15に臨むように配
設されている。
【0043】これらの図に示すように、カッター機構1
2は、ハサミ形式のカッター本体16と、カッター本体
16を切断動作させる刀回動手段(切断操作手段)17
とを備えている。カッター本体16は、全体としてL字
状に形成した一対のアーム刀31,32と、一対のアー
ム刀31,32をその中間の曲げ部分で相互に回動自在
に連結する支軸33とを備えており、支軸33を挟んで
略鉛直方向の上方に延びる一方の半部にテープ切断部A
が構成され、略水平方向に延びる他方の半部に端部切断
部Bが構成されている。この場合、一方のアーム刀31
は本体ケース2に固定され、いわゆる固定刃として機能
し、他方のアーム刀32は刀回動手段17に連結され、
いわゆる可動刃として機能する。
【0044】刀回動手段17は、上記のテープカット用
押釦13と、テープカット用押釦13の側面に突設した
係合ピン18と、可動刃であるアーム刀32を非切断方
向に回動付勢するばね19とで構成されている。テープ
カット用押釦13は本体ケース2に上下方向スライド自
在に取り付けられ、また係合ピン18の先端はアーム刀
32の端部切断部B側の端部に形成した長溝34に係合
している。一方、ばね19は捻りコイルばねなどで構成
され、一端が本体ケース2に取り付けられ、他端がアー
ム刀32の端部切断部B側の下面に取り付けられてい
る。テープカット用押釦13を押釦すると、係合ピン1
8を介してアーム刀32が切断方向に回動し、この可動
側のアーム刀32が固定側のアーム刀31に擦れ合って
切断動作が行われる。次に、テープカット用押釦13か
ら手を離すと、ばね19により、アーム刀32が非切断
方向に回動すると共に、係合ピン18を介してテープカ
ット用押釦13が待機位置に復帰する。
【0045】テープ切断部Aを構成する一対のアーム刀
31,32の半部は、一般のハサミのブレードと同様な
構造になっており、相互に対向する部位には切り刃35
a,35bがそれぞれ形成されている。この場合、固定
側のアーム刀31の刃先が印刷用テープTの通路、すな
わちテープ排出口14に臨んでおり、この部分に導かれ
た印刷用テープTは、可動側のアーム刀32の回動によ
り挟み込まれ、幅方向下側から連続的に切断されてゆ
く。
【0046】一方、端部切断部Bを構成する一対のアー
ム刀31,32の半部には、各アーム刀31,32の上
端を相互に内側に直角に折り曲げるようにして、ブレー
ド36a,36bがそれぞれ形成されている。すなわ
ち、両ブレード36a,36bは回動方向に直交する方
向にそれぞれ延設されており、その端面37a,37b
同士を微小な間隙を存して対向させるようにしている。
また、固定側のブレード36aの刃先の中間位置には、
円弧状に突出した切断凸刃部38aが形成され、これに
対応して、可動側のブレード36bの刃先の中間位置に
は、円弧状に窪入した切断凹刃部38bが形成されてい
る。この切断凸刃部38aと切断凹刃部38bとは相補
形状に形成され、印刷用テープTの隅部をアール形状に
整形切断する部分となる。すなわち、両ブレード36
a,36bのそれぞれの端面37a,37bは、切断凸
刃部38aおよび切断凹刃部38bのみが相互に接触し
て切断動作するようになっていて、ブレード36a,3
6b同士の擦れ合いに基づく切断負荷が最小限になるよ
うに、構成されている。
【0047】この場合、切断凸刃部38aおよび切断凹
刃部38bは、中心角がほぼ角度90゜の円弧形状に形
成されている。このため、ハサミと同様に切断凸刃部3
8aおよび切断凹刃部38bの刃先は、切断動作に従っ
て、常に点接触で且つ基端側部から先端側に向かって連
続的に擦れ合って行く。これにより、切断凸刃部38a
および切断凹刃部38bが、切断方向に直交する方向に
凹凸形状となっていても、その切断動作および非切断動
作においてロックすることがなく、印刷用テープTの整
形切断が円滑に為される。なお、切断凸刃部38aおよ
び切断凹刃部38bの平面形状は、円弧形状以外の形状
としてもよい。また、構造を分かりやすくするため図面
において、切断凸刃部38aと切断凹刃部38bとの間
等に一定のギャップを設けているが、上述したように、
実際にはこのギャップは存在しない(図6および図7も
同様である)。
【0048】このように構成された両ブレード(実際に
は固定側のブレード)36a,36bに対し、印刷用テ
ープTは角度45゜に傾けてその隅部をその切断部分に
臨ませるようになっている。このため、固定側のブレー
ド36aには、印刷用テープTの隅部を切断凸刃部38
aと切断凹刃部38bとによる切断位置に臨ませるガイ
ド部材20が添設されている。
【0049】ガイド部材20は、上面51aが固定側の
ブレード36aの上面と面一に形成された平坦部51
と、平坦部51の両側に一体に設けた端辺ガイド部52
および側辺ガイド部53とで構成されている。平坦部5
1は、印刷用テープTの裏面(表面)を案内するもので
あり、テープ導入口15から印刷用テープTを水平に挿
入すると、印刷用テープTが平坦部51の上面51aに
案内され、その隅部が水平を保持したまま固定側のブレ
ード36aの切断凸刃部38aに導かれる。
【0050】端辺ガイド部52および側辺ガイド部53
は、切断凸刃部38aの中心線に対し左右対称に形成さ
れ、それぞれのガイド面52a,53aが90゜の角度
を為して対峙している。テープ導入口15から印刷用テ
ープTを挿入すると、端辺ガイド部52のガイド面52
aと側辺ガイド部53のガイド面53aとにより、印刷
用テープTの端辺と一方の側辺とが案内され、印刷用テ
ープTは45゜の角度で斜めに導かれると共に、最終的
に両ガイド面52a,53aに位置規制されて、その隅
部が固定側のブレード36aの切断凸刃部38aに合致
するように導かれる。
【0051】このように、テープ導入口15から挿入さ
れた印刷用テープTは、その上下を平坦部51の上面5
1aにより案内され、その前後を端辺ガイド部52のガ
イド面52aにより案内され、さらにその左右を側辺ガ
イド部53のガイド面53aに案内されて、その隅部が
切断凸刃部38aに正確に導かれる。したがって、印刷
用テープTをテープ導入口15から最奥まで挿入するだ
けで、その隅部が一定のアール形状に整形切断される。
この実施形態の端部切断部Bでは、そのテープ幅に関係
なく、印刷用テープTの一方の端部の一方の隅部を整形
切断した後、印刷用テープTの表裏を反転させて他方の
隅部の整形切断を行い、さらに印刷用テープTの前後を
持ち替えて同様の切断を行うことにより、印刷用テープ
Tの四隅の整形切断が完了する。
【0052】一方、図3に示すように、テープカット用
押釦13の近傍にはソレノイド21が配設されており、
またテープカット用押釦13の側面には、ソレノイド2
1のプランジャ22が挿入される小穴13aが形成され
ている。ソレノイド21のプランジャ22は、待機位置
におけるテープカット用押釦13の小穴13aに挿入さ
れ、テープカット用押釦13の押し込みを阻止する。す
なわち、ソレノイド21が励磁されプランジャ22の先
端部が小穴13aに挿入されると、テープカット用押釦
13によるカッター本体(カッター機構12)16の切
断動作が阻止される。
【0053】ソレノイド21にはドライバ23が接続さ
れ、ドライバ23には後述するCPU62が接続されて
いる。CPU62から出力されるプラテンローラ11の
駆動信号は、同時にこのドライバ23に出力され、CP
U62はドライバ23を介してソレノイド21を励磁す
る。すなわち、ソレノイド21、小穴13a、ドライバ
23、CPU62により、切断動作阻止手段が構成され
ている。これにより、プラテンローラ11が回転して、
印刷用テープTが送られているときは、ソレノイド21
は励磁状態にあってテープカット用押釦13の押し込み
を阻止しており、プラテンローラ11が回転を停止し印
刷用テープTが走行を停止してときは、ソレノイド21
は消磁状態にあってテープカット用押釦13の押し込み
を許容する。したがって、印刷用テープTが所定の切断
位置に達していない送りの途中で、誤って印刷用テープ
Tが切断されてしまうのを有効に防止することができ
る。
【0054】次に、テープ印字装置1の電気的な構成に
ついて、図5を参照して説明する。同図は、テープ印字
装置1の全体的な動作を制御する制御部61の主たる回
路のブロック図を示している。同図に示すように、制御
部61は、1チップマイクロコンピュータ(以下、「C
PU]という)62、マスクROM63、表示制御回路
64、プリンタコントローラ65とモータドライバ66
とを有するプリンタ部67、および電源部68を備えて
いる。
【0055】CPU62は、その内部にROM、RAM
および入出力ポートを備えている。ROMは、CPU6
2の動作プログラムおよびフォントマップなどを記憶す
る。RAMは、文字編集を行うためのテキストエリアと
して機能すると共にそのテキストデータを一時的に保存
するファイルエリアとして機能する。また、CPU62
は、マスクROM63、表示制御回路64、プリンタコ
ントローラ65、モータドライバ66および入力部4に
接続され、これらのすべてを制御する。
【0056】マスクROM63は、明朝体やゴジック体
の一般的な印刷用文字や、鏡文字などの特殊文字を初め
とする様々な文字や絵柄等の各種記号のドットデータを
記憶する。表示制御回路64は、LCDコントローラ6
9およびドライバ70を備え、CPU62からシリアル
出力されるドット表示データに基づいて表示部6の表示
を制御する。プリンタコントローラ65は、CPU62
から出力される印刷ヘッド制御信号に基づいて、印刷ヘ
ッド10に流す電流値を制御する。モータドライバ66
は、CPU62から出力される4相の駆動信号に基づい
て、印刷用テープTおよびインクリボンを送り出すプラ
テンローラ11のステッピングモータ71を駆動する。
【0057】以上のように、本実施形態のテープ印刷装
置1によれば、一対のアーム刀31,32とこれらを連
結する支軸33により、印刷用テープTを切断するハサ
ミ形式のテープ切断部Aと印刷用テープTを整形切断す
るハサミ形式の端部切断部Bとを構成しているので、2
つの作用点(各切断部A,B)に対し、支点(支軸3
3)および力点(テープカット用押釦13)を兼用する
ことができる。このため、カッター機構12を低コスト
で且つコンパクトに構成することができると共に、テー
プ印刷装置1全体としても、その小型化およびコストダ
ウンを達成することができる。また、一対のアーム刀3
1,32を支軸33の部分で屈曲させ、テープ切断部A
と端部切断部Bとを「L」字状に配設しているので、こ
の点でも装置の小型化を図ることができる。
【0058】次に、図6を参照して、端部切断部Bの両
ブレード36a,36bの変形例について説明する。こ
の変形例では、両ブレード36a,36bに、上記の切
断凸刃部38aおよび切断凹刃部38bが所定の距離を
隔てて2組形成されている。また、ガイド部材20は、
2組の切断凸刃部38aおよび切断凹刃部38bに対し
て共用できる構造になっている。すなわち、ガイド部材
20は、上面81aが固定側のブレード36aの上面と
面一に形成された平坦部81と、平坦部81の両側に載
置するように設けた一対の側辺ガイド部82,82と、
一対の側辺ガイド部82,82の中間位置に設けた端辺
ガイド部83とで構成されている。
【0059】一対の側辺ガイド部82,82は、両切断
凸刃部38a,38aの中間を通る線に対し左右対称に
形成され、それぞれのガイド面82a,82aが90゜
の角度を為して対峙している。端辺ガイド部83は、両
切断凸刃部38a,38aの中間を通る線上に配設さ
れ、90゜の角度を為して両側辺ガイド部82,82に
それぞれ対峙する左右の一対のガイド面83a,83a
を有している。テープ導入口15から印刷用テープTを
斜め45゜の角度で挿入すると、端辺ガイド部83の一
方のガイド面83aと一方の側辺ガイド部82のガイド
面82aとにより、印刷用テープTの一方の隅部が一方
の切断凸刃部38aに合致するように導かれる。また、
一方の隅部を整形切断した後、印刷用テープTを端辺ガ
イド部83に突き当てたままこれを扇状に回転させ、更
に押し入れると、印刷用テープTは、端辺ガイド部83
の他方のガイド面83aと他方の側辺ガイド部82のガ
イド面82aとにより、印刷用テープTの残る他方の隅
部が他方の切断凸刃部38aに合致するように導かれ
る。
【0060】このような構成では、印刷用テープTを、
表裏を反転させることなくテープ導入口15に挿入した
まま、その各端部の両隅部を整形切断することができ、
整形切断を簡単かつ迅速に行うことができる。なお、端
辺ガイド部83は、三角形状に限定されず、2つの壁部
を有するV字状に形成してもよいし、円筒・円柱状に形
成してもよい。
【0061】次に、図7を参照して、刀回動手段17の
変形例について説明する。この変形例では、カッター本
体16の切断動作を自動で行えるようになっている。刀
回動手段17は、駆動源となるモータ91と、モータ9
1の出力歯車92に噛み合うクランク歯車93と、クラ
ンク歯車93の偏心位置に固定した係合ピン94とを備
えている。係合ピン94は上記の実施形態と同様に、ア
ーム刀32の端部切断部B側の端部に形成した長溝34
に係合している。また、クランク歯車93は一対の軸受
95,95に回転自在に支持されており、係合ピン94
と協働してアーム刀32を回動させるクランク機構を構
成している。
【0062】モータ91の回転により、クランク歯車9
3が半回転するとアーム刀32が下方に回動して切断動
作し、続いてクランク歯車93が半回転するとアーム刀
32が上方に回動して非切断動作する。なお、整形切断
におけるモータ91の駆動は、入力部4のキー入力で行
うようにしてもよいが、印刷用テープTの挿入を、例え
ばテープ導入口15やガイド部材20に設けたスイッチ
やセンサで検出して行うようにしてもよい。
【0063】一方、上記の実施形態において、固定刃と
してのアーム刀31を直角なL字状または鋭角なV字状
に形成し、可動刃としてのアーム刀32をこのアーム刀
31よりも鋭角なV字状に形成してもよい(逆でもよ
い)。この場合、図8で模式的に示すと、両アーム刀3
1,32を交差させる構成(図8(a))と、交差させ
ない構成(図8(b))とが考えられる。図8(a)の
場合には、可動側のアーム刀32の一方向への回動によ
り、先ずテープ切断部Aが切断動作し、更なる回動によ
り端部切断部Bが切断動作する。すなわち、テープ切断
部Aと端部切断部Bとの間で、両アーム刀31,32の
擦れ合い(切断)のタイミングがずれることになる。し
たがって、テープ切断部Aが印刷用テープTを切断する
ときに、端部切断部Bでは両アーム刀31,32が擦れ
合っておらず、切断時の負荷を軽減することができる。
【0064】図8(b)の場合には、可動側のアーム刀
32の一方向への回動により、テープ切断部Aまたは端
部切断部Bのいずれか一方が切断動作し、逆方向への回
動により他方が切断動作する。したがって、両アーム刀
31,32が擦れ合って生ずる負荷を半減することがで
きる。また、固定側のアーム刀31の半部同士の角度範
囲内で、可動側のアーム刀32を回動させることができ
る。
【0065】さらにこれを発展させ、固定側のアーム刀
31をさらに鋭角なV字状に形成し、可動側のアーム刀
32の半部同士を一体化して両刃のものとしてもよい。
逆に、固定刃としてのアーム刀31と可動刃としてのア
ーム刀32とを、「X」字状に連結するようにしてもよ
い。このように、種々の形状の固定刃と可動刃とを組み
合わせることができる。
【0066】次に、図9を参照して、カッター機構の第
2実施形態について説明する。このカッター機構12
は、ばね性を有する鋼板をプレス切断および折曲げ加工
して、鉛直方向に延びるテープ切断部Aおよび水平方向
に延びる端部切断部Bを構成したカッター本体24を備
えると共に、テープ切断部Aおよび端部切断部Bを切断
動作させる切断操作手段25を備えている。また、上記
の実施形態と同様のガイド部材(説明は省略)20を備
えている。
【0067】カッター本体24は、テープ切断部Aを構
成する鉛直片部101と、端部切断部Bを構成する水平
片部102と、鉛直片部101および水平片部102を
保持しこれを本体ケース2に固定するため脚片部103
とで、一体に形成されている。鉛直片部101には、基
部側の中心部を長孔状に切り抜いた切抜き部104と、
この切抜き部104から鉛直片部101の先端まで延び
る切り線部105とが形成されており、これにより鉛直
片部101を左右に2分割して鉛直固定刃106および
鉛直可動刃107が構成されている。鉛直固定刃106
および鉛直可動刃107は、切り線部105に相当する
部分がそれぞれの切り刃108a,108bとなってお
り、鉛直方向上方に延在する鉛直固定刃106に対し、
鉛直可動刃107が切抜き部104の部分で折曲げられ
た状態で対峙している。また、鉛直可動刃107の側部
には折曲げ片109が延設され、折曲げ片109には、
切断操作手段25に係合する係合溝110が形成されて
いる。
【0068】同様に、水平片部102には、基部側の切
抜き部111と、切抜き部111から水平片部102の
先端まで延びる切り線部と112が形成されており、こ
れにより水平片部102を左右に2分割して水平固定刃
113および水平可動刃114が構成されている。水平
固定刃113および水平可動刃114は、切り線部11
2に相当する部分がそれぞれの切り刃115a,115
bとなっており、水平方向に延在する水平固定刃113
に対し、水平可動刃114が折曲げられた状態で対峙し
ている。また、水平可動刃114の側部には折曲げ片1
16が延設され、折曲げ片116には、切断操作手段2
5に係合する係合溝117が形成されている。また、水
平固定刃113および水平可動刃114には、上記の実
施形態と同様に切断凸刃部118aおよび切断凹刃部1
18bがそれぞれ形成されている。さらに、水平固定刃
113には、印刷用テープTを切断凸刃部118aに導
くガイド部材20が取り付けられている。
【0069】このように構成されたカッター本体24
は、切断操作手段25により、テープ切断部Aにおいて
はその鉛直可動刃107が鉛直固定刃106と擦れ合う
ように回動し、また端部切断部Bにおいてはその水平可
動刃114が水平固定刃113と擦れ合うように回動し
て、それぞれの切断動作が行われる。また、鉛直・水平
各可動刃107,114の基部、すなわち切抜き部10
4,111を形成した幅狭部分のばね性により逆方向に
回動して、テープ切断部Aおよび端部切断部Bの非切断
動作がそれぞれ行われる。
【0070】一方、切断操作手段25は、テープカット
用押釦13と、テープカット用押釦13の側面に突設し
た係合ピン18と、尾端でこの係合ピン18に係合する
と共に、鉛直可動刃107および水平可動刃114を切
断動作させる回動レバー121とで構成されている。回
動レバー121は、長手方向のほぼ中間部分で「く」字
状に屈曲形成されており、中間部分に設けた回動軸12
2を介して、カッター本体24の脚片部103に回動自
在に取り付けられている。回動レバー121の尾端に
は、端部から切り込んだ長溝123が形成され、この長
溝123に係合ピン18が係合している。
【0071】また、回動レバー121の先端には第1ピ
ン124が取り付けられ、第1ピン124は鉛直可動刃
107の係合溝110に係合している。同様に、回動レ
バー121において、回動軸122と長溝123との間
には第2ピン125が取り付けられ、第2ピン125は
水平可動刃114の係合溝117に係合している。した
がって、テープカット用押釦13を押釦すると、回動レ
バー121が図示の反時計方向に回動し、第1ピン12
4および第2ピン125を介して、鉛直可動刃107お
よび水平可動刃114が切断動作する。次に、テープカ
ット用押釦13から手を離すと、自身のばね性により、
鉛直可動刃107および水平可動刃114がそれぞれ非
切断方向に回動すると共に、回動レバー121を介して
テープカット用押釦13が待機位置に復帰する。
【0072】以上のように第2実施形態のカッター機構
12によれば、2つの作用点および支点に対し、力点を
兼用することができ、低コストで且つコンパクトに構成
することができる。また、鋼板をプレス切断や折曲げ加
工してカッター本体24を形成するようにしているの
で、カッター本体24を低コストで簡単に製作すること
ができる。
【0073】次に、図10を参照して、カッター機構1
2の第3実施形態について説明する。このカッター機構
12では、端部切断部Bを構成する第2実施形態と同様
の水平片部131と、「L」字状に形成したテープ切断
部Aの垂直固定刃132とから成るカッター本体26を
備えると共に、テープ切断部Aの垂直可動刃133を形
成すると共に端部切断部Bを切断動作させる切断操作手
段27を備えている。また、端部切断部Bには、第2実
施形態と同様のガイド部材(説明は省略)20が設けら
れている。
【0074】端部切断部Bは、ばね性を有する鋼板をプ
レス切断および折曲げ加工して、第2実施形態と同様に
水平固定刃134、水平可動刃135および係合溝13
6などが形成されている。垂直固定刃132は、水平固
定刃134の側部から折曲げるようにして延設され、水
平固定刃134と一体に形成されている。また、垂直固
定刃132および垂直可動刃133にはハサミと同様な
切り刃137a,137bがそれぞれ形成されている。
【0075】一方、切断操作手段27は、テープカット
用押釦13と、テープカット用押釦13に突設した係合
ピン18と、回動レバー141とで構成されている。回
動レバー141は、レバー本体142と上記の垂直可動
刃133とから成り、垂直可動刃133は、レバー本体
142の端から垂直固定刃132側に折れ曲がった後上
方に立ち上がっている。垂直可動刃133の下部には支
軸143が取り付けられ、この支軸143を介して垂直
可動刃133を含む回動レバー141が、垂直固定刃1
32の下部に回動自在に取り付けられている。すなわ
ち、この垂直可動刃133、垂直固定刃132および支
軸143によりハサミ形式のテープ切断部Aが構成され
ている。
【0076】さらに、レバー本体142の尾端に形成し
た長溝144には係合ピン18が係合し、またレバー本
体142に形成した第2ピン145には水平可動刃13
5の係合溝136に係合している。このような構成で
は、テープカット用押釦13を押釦すると、回動レバー
141が図示の反時計方向に回動し、その垂直可動刃1
33が垂直固定刃132に擦れ合ってテープ切断部Aの
切断動作が行われると共に、第2ピン145を介して、
水平可動刃135が水平固定刃134に擦れ合って切断
動作が行われる。次に、テープカット用押釦13から手
を離すと、水平可動刃135の持つばね性により、鉛直
可動刃133および水平可動刃(回動レバー141)1
35がそれぞれ非切断方向に回動して、テープカット用
押釦13が待機位置に復帰する。
【0077】以上のように第3実施形態のカッター機構
によれば、2つの作用点および支点に対し、力点を兼用
することができ、低コストで且つコンパクトに構成する
ことができる。また、鋼板をプレス切断や折曲げ加工し
てカッター本体26を形成するようにしているので、カ
ッター本体26を低コストで簡単に製作することができ
る。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明のテープ状部材の切
断装置によれば、テープ状部材を所定長に切断するテー
プ切断部と、その端部を整形切断する端部切断部とから
成る2つのカッターにおいて、力点などのハサミ要素を
可能な限り共有化するようにしているので、小型化およ
びコストダウンを図ることができる。また、この切断装
置を搭載した印刷装置も、小型化およびコストダウンを
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の平
面図である。
【図2】実施形態に係るテープ印刷装置の内部透視図で
ある。
【図3】実施形態のカッター機構の斜視図である。
【図4】実施形態の端部切断部の平面図である。
【図5】実施形態の制御部のブロック図である。
【図6】端部切断部の変形例を表した平面図である。
【図7】刀回動手段の変形例を表した平面図である。
【図8】カッター本体の変形例を表した模式図である。
【図9】第2実施形態に係るカッター機構の分解斜視図
である。
【図10】第3実施形態に係るカッター機構の分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 10 印刷ヘッド 11 プラテンローラ 12 カッター機構 13 テープカット用押釦 16 カッター本体 17 刀回動手段 19 ばね 20 ガイド部材 21 ソレノイド 24 カッター本体 25 切断操作手段 26 カッター本体 27 切断操作手段 31 アーム刀 32 アーム刀 33 支軸 36a,36b ブレード 37a,37b 端面 38a 切断凸刃部 38b 切断凹刃部 51 平坦部 52 端辺ガイド部 53 側辺ガイド部 A テープ切断部 B 端部切断部 T 印刷用テープ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状部材を所定長に切断するハサミ
    形式のテープ切断部と、 所定長に切断したテープ状部材の端部を所定形状に整形
    切断するハサミ形式の端部切断部と、 前記テープ切断部および前記端部切断部をそれぞれ切断
    動作させる単一の切断操作手段とを備えたことを特徴と
    するテープ状部材の切断装置。
  2. 【請求項2】 中間部分に設けた支軸を介して連結さ
    れ、相対的に回動して切断動作する一対のアーム刀を備
    えており、 前記一対のアーム刀の前記支軸を挟んで一方の半部に当
    該支軸を支点とするハサミ形式の前記テープ切断部が構
    成されると共に、他方の半部に当該支軸を支点とするハ
    サミ形式の前記端部切断部が構成され、 前記切断操作手段は、前記一対のアーム刀を相対的に回
    動させることを特徴とする請求項1に記載のテープ状部
    材の切断装置。
  3. 【請求項3】 前記切断操作手段は、前記一対のアーム
    刀を相対的に切断方向に回動させる操作機構と、前記一
    対のアーム刀を相対的に反切断方向に回動付勢するばね
    とを有することを特徴とする請求項2に記載のテープ状
    部材の切断装置。
  4. 【請求項4】 前記一対のアーム刀の両半部は、その回
    動面内において前記支軸の部分を中心に所定の角度に屈
    曲形成されていることを特徴とする請求項2または3に
    記載のテープ状部材の切断装置。
  5. 【請求項5】 前記支軸を中心とする前記各アーム刀の
    一方の半部の延在方向と他方の半部の延在方向の為す角
    度が、両アーム刀の相互間において異なることを特徴と
    する請求項2または4に記載のテープ状部材の切断装
    置。
  6. 【請求項6】 前記一対のアーム刀の半部により構成し
    た前記端部切断部は、相互に切断動作する板状の一対の
    ブレードを有し、 前記各ブレードは回動面に直交する方向に延在し、かつ
    当該各ブレードに形成した切れ刃は回動面に平行に形成
    されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれ
    かに記載のテープ状部材の切断装置。
  7. 【請求項7】 前記一対のブレードによる切断位置に、
    導入したテープ状部材の端部を臨ませるガイド部材を更
    に備え、 前記ガイド部材は、テープ状部材の表裏いずれかの面を
    案内する平坦部と、テープ状部材の端辺を案内する端辺
    ガイド壁部および側辺を案内する側辺ガイド壁部とを有
    していることを特徴とする請求項6に記載のテープ状部
    材の切断装置。
  8. 【請求項8】 切断位置における前記一対のブレードの
    一方には、刃先を円弧状に突出させた切断凸刃部が形成
    され、これに対応させて他方には、刃先を当該切断凸刃
    部と相補形状に窪入させた切断凹刃部が形成されている
    ことを特徴とする請求項6または7に記載のテープ状部
    材の切断装置。
  9. 【請求項9】 前記一対のブレードの一方には、テープ
    状部材の各隅部を整形切断する切断凸刃部が離間させた
    状態で2つ形成され、これらに対応して他方には、当該
    切断凸刃部と相補形状に窪入させた切断凹刃部が離間さ
    せた状態で2つ形成されていることを特徴とする請求項
    6に記載のテープ状部材の切断装置。
  10. 【請求項10】 前記各切断凸刃部と前記各切断凹刃部
    とによる2つの切断位置に、導入したテープ状部材の各
    端部の両隅部をそれぞれ臨ませる2つのガイド部材を更
    に備え、 前記各ガイド部材は、テープ状部材の表裏いずれかの面
    を案内する平坦部と、 前記2つの切断位置の中間に配設され、テープ状部材の
    端辺を案内する端辺ガイド壁部と、 前記2つの切断位置の外側に配設され、テープ状部材の
    一方の側辺をそれぞれ案内する2つの側辺ガイド壁部と
    を有していることを特徴とする請求項9に記載のテープ
    状部材の切断装置。
  11. 【請求項11】 前記テープ切断部および前記端部切断
    部は、テープ状部材をハサミ形式で切断する固定刃およ
    び可動刃をそれぞれ有しており、 一方の半部に前記テープ切断部を形成すると共に、他方
    の半部に前記端部切断部を形成したカッター本体を備
    え、 前記両可動刃が前記切断操作手段にそれぞれ係合してい
    ることを特徴とする請求項1に記載のテープ状部材の切
    断装置。
  12. 【請求項12】 前記本体はばね性を有する板状部材で
    構成されており、 前記各固定刃および前記各可動刃は、前記板状部材の外
    端から線状に切り込んだ切り線により、当該切り線の部
    分を相互の切り刃としてそれぞれ形成されていることを
    特徴とする請求項11に記載のテープ状部材の切断装
    置。
  13. 【請求項13】 前記テープ切断部および前記端部切断
    部は、テープ状部材をハサミ形式で切断する固定刃およ
    び可動刃をそれぞれ有しており、 前記テープ切断部および前記端部切断部のいずれか一方
    の第1固定刃および第1可動刃を形成すると共に、他方
    の第2固定刃を形成したカッター本体を備え、 前記第2固定刃に対応する第2可動刃が切断操作手段に
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテー
    プ状部材の切断装置。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれかに記載
    のテープ状部材の切断装置と、テープ状部材に所望の印
    刷を行う印刷手段と、印刷されたテープ状部材を送って
    前記切断装置に臨ませるテープ送り手段とを備えたこと
    を特徴とする印刷装置。
  15. 【請求項15】 前記テープ送り手段が駆動していると
    きに前記切断操作手段の作動を阻止する切断動作阻止手
    段を、更に備えたことを特徴とする請求項14に記載の
    印刷装置。
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