JP4702168B2 - 印字装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、1つのカット刃を、ラベルテープの幅方向にスライド移動させることで切断するカット機構を備えた印字装置が記載されている。そして、特許文献1に記載された印字装置では、ラベルテープの厚さに対するカット刃の位置を高い精度で制御することにより、ハーフカット、フルカットを実現している。
この点、当該印字装置では、ラベルテープの幅方向の一端から他端に向かって、カット刃をスライド移動させて切断するので、ラベルテープの切断には、カット刃がラベルテープの幅方向の一端から他端に到達するまでの時間が必要となる。
又、特許文献1記載の印字装置では、ラベルシートの切断後、ラベルシートの他端側から一端側の初期位置に戻すように構成されている。即ち、ラベルシートを一回切断する場合に、ラベルシートの幅方向両端の間において、カット刃を往復移動させることになる。この結果、ラベルシートの切断には、カット刃の往復移動に要する時間という長い時間が必要となってしまう。
この点、ユーザは、大量のラベルを作成する際には、より短期間での作業完了を望むものである。従って、切断に要する時間が長いことは、ユーザに当該印字装置が不便であるとの印象を強く与えてしまう。
ここで、当該印字装置においては、切断態様変更手段によって、受け部材と切断刃の位置関係を第1状態又は第2状態に変更することにより、被記録媒体の切断態様を変更することができる。即ち、切断態様変更手段により切断刃と受け部材の位置を第1状態にした場合、被記録媒体の搬送径路上に切断刃が位置することになるので、被記録媒体を完全に分離切断することができる。一方、切断刃と受け部材の位置を第2状態とした場合、切断刃は剥離シートを完全に切断することはなく、基材部分のみを完全に分離切断する。即ち、請求項1に係る印字装置では、切断態様変更手段により、切断刃と受け部材の位置を変更することで、所謂ハーフカット、フルカットの切断態様を実現することができる。
そして、当該印字装置においては、第1状態、第2状態の何れであっても、切断刃移動手段により、切断刃を被記録媒体の幅方向に移動させる。この点、当該切断刃には、その一片に複数の単位刃が列設されているので、切断刃の移動距離を短くすることができる。即ち、ハーフカット、フルカットのいずれの切断態様であっても、被記録媒体の切断に要する時間を短縮することができる。
更に、当該切断刃には複数の単位刃が列設されているので、被記録媒体の切断に際し、一の刃面が切断する部分を少なくすることができる。即ち、被記録媒体の切断に伴う切断刃の切れ味の低下を軽減することができ、より長期間にわたって、当該切断機構に係る切断品質を維持することができる。
ここで、図1に示すように、ラベルプリンタ1は、本体筐体2を有しており、本体筐体2の内部には、後述する内部ユニット20が配設されている。そして、本体筐体2上面には、開閉蓋3が開閉可能に設けられている。開閉蓋3は、図1中、本体筐体2の右端部にて回動可能に軸支されており、バネ等の付勢部材を介して常時開放方向に付勢されている。そして、本体筐体2上面側部には、開閉ボタン4が配設されている。この開閉ボタン4が押下されると、開閉蓋3と本体筐体2とのロックが解除される。つまり、開閉ボタン4が押下されると、開閉蓋3は、付勢部材の作用に基づいて開放される。
即ち、カセット収納部6にテープカセット7を装着した状態でも、テープ特定表示部8を視認することができるので、ユーザは、テープカセット7の種類等を容易に把握することができる。
上述したように、本体筐体2内部には、内部ユニット20が配設されている。この内部ユニット20は、基本的に、テープカセット7を収納するカセット収納部6と、テープ9に印字を行う印字機構21と、印字機構21により印字されたテープ9を切断する切断機構15と、当該切断機構15で切断されたテープ9を本体筐体2外部へ排出する排出機構50から構成されている。
尚、カセット収納部6には、テープ排出口11から排出されるテープ9の幅方向の向きがラベルプリンタ1底面に対して垂直となるように、テープカセット7が収納される。
図2に示すように、印字機構21において、サーマルヘッド23は、カセット収納部6に立設されたヘッド取付部24に配置されている。このサーマルヘッド23には、複数の発熱素子が列設されている。この点、後述する制御回路部61により、サーマルヘッド23に列設された各発熱素子の発熱制御が行われるので、テープ9に対する文字等の印字が可能である。
又、係るローラホルダ25には、プラテンローラ26、テープ圧接ローラ28が夫々回転可能に配設されている。図2に示すように、ローラホルダ25が印字位置に切り換えられると、ローラホルダ25に配設されているプラテンローラ26は、サーマルヘッド23に圧接される。この時、テープ圧接ローラ28は、カセット収納部6のテープ排出口11近傍に位置するテープ送りローラ27に対して圧接される。
このテープ送りローラ27は、テープカセット7に配設されているので、カセット収納部6にテープカセット7を装着し、ローラホルダ25を印字位置に切り換えた場合に、テープ圧接ローラ28に当接する。
尚、前記印字機構21により印字されたテープ9は、テープ排出方向に位置する切断機構15へ搬送される。ここで、後述する切断機構15へ搬送されたテープ9は、PCから受信したデータに基づいて、自動的に切断され、側壁10に形成されたテープ排出口11から排出される。
又、当該切断機構フレーム33には、カッターモータ74、受け部材用モータ76が配設されており、カッターモータ74、受け部材用モータ76の駆動により、カッタホルダ部材31、受け部材32が夫々可動するように構成されている。
つまり、ラベルプリンタ1では、当該カッターモータ74、受け部材用モータ76を駆動することにより、カッタホルダ部材31、受け部材32を移動させることができる。つまり、搬送開口33Aを搬送されるテープ9に対して、ハーフカット、フルカットを施すことができる。この点、切断機構15については、後に図面を参照しつつ詳細に説明するので、ここでの詳細な説明は省略する。
排出駆動ローラ51は、切断機構15の搬送開口33Aを介して搬送されたテープ9に当接するように配設されており、排出用モータ78の駆動に基づいて回転駆動する。そして、排出回転ローラ52は、テープ9の搬送径路を隔てて、排出駆動ローラ51に対向する位置に回転可能に配設されている。ここで、当該排出回転ローラ52は、排出駆動ローラ51に当接するように配設されており、排出駆動ローラ51の回転駆動に伴って回転する。
つまり、排出機構50に搬送されたテープ9は、排出用モータ78の駆動に伴い、排出駆動ローラ51、排出回転ローラ52により挟持されつつ搬送され、テープ排出口11を介してラベルプリンタ1外部に排出される。
そして、このテープカセット7の前部には、サーマルヘッド23が嵌め込まれる嵌合部162が形成されている。この嵌合部162の一部は、前方に向かって開口され、透明テープ150に印字を施す印字処理部163を構成している。更に、嵌合部162に隣り合う左側前部には、テープ送りローラ27が回転可能に設けられている。
そして、離型紙リール159には、透明な第1粘着剤層151、基材152、第2粘着剤層153、剥離紙154からなる離型紙テープ156が巻回されている。離型紙テープ156は、印字処理が実行されると、搬送用モータ72の駆動に従って、離型紙リール159からテープ送りローラ27に向かって引き出される。
インクリボンリール161には、透明テープ150に対して、熱転写可能なインクが塗布されたインクリボン164が巻回されている。インクリボンリール161に巻回されたインクリボン164の一端は、透明テープリール158と離型紙リール159との間の中央部に回転可能に配設された巻取ローラ160に取り付けられている。
印字処理(S2)が実行されると、搬送用モータ72の駆動に伴い、巻取ローラ160が回転駆動するので、インクリボンリール161から引き出されたインクリボン164は、印字処理部163を介して、巻取ローラ160によって巻き取られる。
この時、上述したように、プラテンローラ26は、サーマルヘッド23を押圧するので、インクリボン164、透明テープ150は相互に密着しつつ、サーマルヘッド23に圧接される。この状態において、サーマルヘッド23の発熱素子の発熱態様を制御すると、インクリボン164のインクが透明テープ150に熱転写されるので、透明テープ150には、PCから受信した印字データに応じた文字や図形などの印字が施される。
尚、本実施形態においては、剥離紙154の厚みを(t)とし、ラベル155の厚みを(T)とする。
図2に示すように、切断機構15は、印字機構21に対して、テープ9の搬送方向下流側に配設されている。そして、当該切断機構15は、切断機構フレーム33に対して、カッタホルダ部材31、受け部材32、カッターモータ74、受け部材用モータ76を配設して構成されている。
そして、カッタホルダ部材31は、テープ9が搬送される搬送開口33A近傍において、単位刃30Aが搬送開口33A開口縁よりテープ9の搬送径路側に位置するように配設されている。
ここで、カッタホルダ部材31には、テープ9の幅方向を長辺とする長方形状の取付開口31Aが2箇所に形成されている。この取付開口31Aには、切断機構フレーム33に形成された突部33Bが嵌合される。従って、当該カッタホルダ部材31は、テープ9の幅方向に沿って、所定範囲内で往復移動可能である。
そして、カッタホルダ部材31上部には、カッタホルダ用バネ37が配設されている。このカッタホルダ用バネ37は、カッタホルダ部材31を切断機構15下方に向けて付勢している。一方、カッタホルダ部材31下方には、カッタホルダ用偏心カム36が配設されている。当該カッタホルダ用偏心カム36は、その周面がカッタホルダ部材31下面に当接するように配設され、不図示のギア列を介して、カッターモータ74と接続されている。
又、カッタホルダ部材31は、取付開口31Aと突部33Bにより、横方向(図5中、左右方向)の移動が制限されるので、テープ9の切断に際し、カッタホルダ部材31が横方向に移動することはなく、テープ9を安定して切断することができる。
そして、この受け部材32には、受け部材用偏心カム34、受け部材用バネ35が取り付けられている。受け部材用バネ35は、当該受け部材32を、搬送開口33Aから離間する方向(図5中、左方向)へ付勢している。
図5〜図7に示すように、受け部材用偏心カム34は、その周面が受け部材32左側面に当接するように回転可能に配設されている。そして、当該受け部材用偏心カム34は、不図示のギア列を介して、受け部材用モータ76に接続されている。従って、受け部材用モータ76を駆動し、受け部材用偏心カム34を回転させることにより、受け部材32を横方向へスライド移動させることができる。
図8に示すように、ラベルプリンタ1の制御回路部61は、CPU62、CGROM63、ROM64、EEPROM65、RAM66、入出力インターフェース67、及び通信用インターフェース68等を備えている。また、CPU62、CGROM63、ROM64、EEPROM65、RAM66、入出力インターフェース67、通信用インターフェース68は、バス線により相互に接続されて、相互にデータの送受信が行われる。
そして、ROM64には、各種制御プログラムやデータ等が記憶されている。例えば、後述するメイン処理プログラムやフルカット処理プログラム、ハーフカット処理プログラム等がROM64に記憶されている。又、ROM64には、多数の文字等のキャラクタの夫々について、各キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線データ(アウトラインデータ)が書体(ゴシック系書体、明朝体系書体等)毎に分類されて記憶されている。そして、当該アウトラインデータは、夫々コードデータに対応付けられており、このアウトラインデータに基づいてドットパターンデータが印字バッファ66A上に展開される。
EEPROM65は、外部のコンピュータ装置などから受信した外字データ等のドットパターンデータや各種図柄データのドットパターンデータ等に登録番号を付して記憶させておくものであり、ラベルプリンタ1の電源をオフしても記憶内容を保持している。
そして、RAM66は、CPU62により演算された各種の演算結果を一時的に記憶させておくための記億装置であり、印字バッファ66A、カットデータ記憶領域66B等の各種の記憶領域が設けられている。
ここで、印字バッファ66Aには、PC100から受信した印字データに基づいて、複数の文字や記号等の印字用ドットパターンや各ドットの形成エネルギ量である印加パルス数等がドットパターンデータとして格納される。つまり、ラベルプリンタ1では、印字バッファ66Aに記憶されているドットパターンデータに基づいて、サーマルヘッド23の発熱態様が制御され、テープ9に対してドット印字が行われる。
又、カットデータ記憶領域66Bには、テープ9の切断態様を示すカットデータが記憶される。このカットデータには、所望のラベルの全長より定まるカット位置、ハーフカット又はフルカットを示す切断態様が規定されている。従って、CPU62が上記カットデータを参照しつつ、後述の制御プログラムを実行することにより、テープ9を所望の切断態様で切断することが可能となる。
そして、通信用インターフェース68は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等から構成されている。即ち、ラベルプリンタ1は、USBケーブル等により通信用インターフェース68を介して、外部のコンピュータ装置(例えば、PC100)と接続され、PC100との間で双方向データ通信を行うことができる。従って、ユーザは、PC100を用いて、所望のラベルにかかる印字データ、カットデータを作成し、これらをラベルプリンタ1に送信することができる。そして、ラベルプリンタ1では、受信した印字データ、カットデータに基づいて、後述の制御プログラムを実行することができる。
尚、本実施形態においては、PC100からラベルプリンタ1への印字データの送信の際に、常に当該印字データにかかるカットデータも送信されるものとする。
尚、このメイン処理プログラムに係る説明に際し、ラベルプリンタ1は、PC100に接続されており、電源が投入されているものとする。
そして、当該印字データに基づく印字を終了すると、CPU62は、S3に処理を移行する。
この結果、テープ9は受け部材32によりカット刃30に押し当てられることになり、受け部材32がフルカット位置に移動した時点で、カット刃30がテープ9の厚み(t+T)分、テープ9に食い込んだ状態になる(図11(B)参照)。
そして、本実施形態に係るカット刃30は、テープ9の幅寸法よりも長い辺に複数の単位刃30Aが列設されているので、テープ9を幅方向に切断する際に、カッタホルダ部材31を往復移動する距離を短くすることができる。即ち、カッタホルダ部材31を、少なくとも隣り合う単位刃30Aの頂点間の距離だけ往復移動させれば、テープ9を幅方向に分離切断することができる。この結果、カッタホルダ部材31の移動距離を短くできるので、テープ9をフルカットで切断する際に要する時間を短縮することができる。つまり、迅速にフルカットで切断されたテープ9をユーザに提供することが可能となる。
これにより、S25移行時には、カット刃30先端と受け面32A表面の間には、剥離紙154の厚み(t)分の間隔が生じる。
そして、図2に示すように、テープ9は、切断機構15の搬送方向上流側において、テープ送りローラ27、テープ圧接ローラ28等により搬送径路上で圧接固定されており、搬送方向下流側では、排出駆動ローラ51、排出回転ローラ52により搬送径路上で圧接固定されている。
更に、受け部材32がフルカット位置にある場合、受け面32Aはテープ9の搬送径路よりカット刃30側に位置し、受け部材32がハーフカット位置にある場合であっても、受け面32Aはテープ9の搬送径路よりカット刃30側に位置する。
ここで、テープ9は、切断機構15の搬送方向上流側、下流側において、搬送径路上で固定されているので、受け部材32がフルカット位置からハーフカット位置に移動すると、それに従って、テープ9も逆方向に剥離紙154の厚み(t)分だけ移動する。この結果、S25移行時においては、テープ9に対するカット刃30の食い込み量は、テープ9の厚み(T+t)からラベル155の厚み(T)に変化することになる(図13(C)参照)。
この点、上述したように、本実施形態に係るラベルプリンタ1においては、複数の単位刃30Aが列設されたカット刃30によりテープ9を切断する構成であるので、テープ9にハーフカットを施す際であっても、カッタホルダ部材31を往復移動する距離を短くすることができる。この結果、テープ9をハーフカットで切断する際に要する時間を短縮することができ、迅速にハーフカットで切断されたテープ9をユーザに提供することが可能となる。
ここで、受け部材32をフルカット位置に移動した時点で、カット刃30先端が受け面32A表面に当接するまで、カット刃30が食い込むことになるので、当該切断面における剥離紙154は、カット刃30の形状に伴って部分的に切断される(図13(C)、(D)参照)。この時、カット刃30先端が受け面32A表面に当接するのであるから、受け面32Aに当接する剥離紙154表面には、カット刃30に列設された単位刃30A先端に対応して、切れ目が形成される。即ち、ハーフカットが施された位置において、剥離紙154には、その幅方向にミシン目状の切れ目が形成されることになる。
これにより、テープ9にハーフカットを施した後であっても、剥離紙154、ラベル155を容易に分離することができ、単純に剥離紙154部分を千切る場合に比べ、端正に分離することができる。そして、当該切れ目に沿って剥離紙154を千切ることで、テープ9をフルカットした場合と略同様な端正な切断面を有するラベルを提供することができるので、ハーフカットで切断した後であっても、作成されたラベルの事後的な用途変更にも柔軟に対応することができる。
そして、テープ9にハーフカット又はフルカットを行う場合、カッターモータ74の駆動により、カッタホルダ部材31をテープ9の幅方向に移動させる。ここで、カット刃30には複数の単位刃30Aが列設されているので、この時の移動距離を隣り合う単位刃30A先端間の距離にすることができる。即ち、切断時におけるカッタホルダ部材31の移動距離を短くすることができるので、ハーフカット、フルカットに要する時間を短縮することができる。
又、カット刃30に複数の単位刃30Aが列設され、当該カット刃30が配設されているカッタホルダ部材31の移動距離を短くすることができるので、一の単位刃30Aが切断する切断量を少なくすることができる。即ち、切断実行に伴うカット刃30の切れ味の低下を軽減することができ、長期にわたって高品質な切断面を有するラベルを提供することが可能となる。
例えば、本実施形態においては、ハーフカット処理(S6)で受け面32Aと単位刃30A先端との距離を、剥離紙154の厚み(t)とするように構成していたが、剥離紙154を分離切断しなければ、当該距離を種々変更することができる。つまり、受け面32Aと単位刃30A先端の距離を剥離紙154の厚み(t)未満として、ハーフカット処理(S6)を行うことも可能である。
9 テープ
15 切断機構
23 サーマルヘッド
26 プラテンローラ
28 テープ圧接ローラ
30 カット刃
30A 単位刃
31 カッタホルダ部材
32 受け部材
32A 受け面
34 受け部材用偏心カム
36 カッタホルダ用偏心カム
62 CPU
64 ROM
71 ヘッド駆動回路
72 搬送用モータ
73 搬送機構駆動回路
74 カッターモータ
75 切断機構駆動回路
76 受け部材用モータ
77 受け部材駆動回路
154 剥離紙
155 ラベル
Claims (1)
- 接着層を介して基材と剥離シートが積層された長尺状の被記録媒体に所望の印字を行う印字手段と、
被記録媒体を装置外部へ搬送する搬送手段と、
被記録媒体を幅方向に切断する切断手段と、を備える印字装置において、
前記切断手段は、
複数の単位刃が一辺に列設される切断刃と、
前記単位刃先端と当接する当接面を備え、前記被記録媒体の搬送径路をはさんで前記切断刃に対向する位置に配設される受け部材と、
前記切断刃を被記録媒体の幅方向に移動させる切断刃移動手段と、
前記切断刃と前記受け部材の間における位置を、単位刃先端が当接面に当接する第1状態と、単位刃先端が当接面から前記剥離シートの厚み分の距離離間する第2状態と、に切り換え可能な切断態様変更手段と、を備えることを特徴とする印字装置。
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