JP3626124B2 - テープ印刷装置およびテープ印刷方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープを送り出しながら印刷を行った後、テープ後端部をカットすることで、任意長のテープを作成可能なテープ印刷装置およびテープ印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザにより文字や記号などのキャラクタが入力されることによって印刷データを作成し、この印刷データに基づいてテープ上に印刷を行うと共に、印刷データに基づいて算出されたテープ長となるようにテープ後端部をカットすることで、任意長のテープ(ラベル)を作成可能なテープ印刷装置が知られている。この種のテープ印刷装置は、テープの排出(自然落下)を確実に行うべく、テープの切断位置と、テープを装置外に排出する排出口位置とはできる限り近い位置に配置されている。
【0003】
ところが、構造上、若しくは安全上(装置外に切断刃が露出することがないよう)切断位置と排出口位置に所定の長さが生じることがある。例えば図15に示すように、切断位置と排出口位置に9〔mm〕の長さが生じる場合を想定すると、同図(a)に示すように、印刷データに基づいて算出されたテープ長tpがある程度長い場合は、切断後の装置外へのテープの排出に問題はない(確実に排出が行われる)。しかしながら、同図(b)に示すように、テープ長tpが短い場合は、切断後、テープが装置外に排出されず、装置内に留まってしまうことになる。このような場合、身近にピンセットなどテープの先端部を抓み引き出せるような道具があれば、ユーザが人為的にテープを取り出すことが可能であるが、同図(c)に示すように、テープ長tpが極端に短い場合は、テープを取り出すことが不可能である。また、このようにテープ長tpが極端に短い場合は、テープ先端部を狭持しづらいためテープが上手く切断されず、切断位置においてジャミングを起こす原因となってしまう。
【0004】
また、近年、ハンディタイプのテープ印刷装置も見られるが、いつでもどこでも気軽に利用できるはずの装置において、このようにテープが排出されないなどの不具合が生じるようでは、不便きわまりない。まして、電気工事など、高所での作業中に作業者が、このハンディタイプの印刷装置を用いるような場合は、切断後のテープが落下しないようにテープ先端部を指で抓んでおく必要があるが、同図(b)や(c)に示すように、先端部を指で抓むことが出来ない場合は、実質使用不可能である(特に(b)の場合は、テープが落下する危険性がある)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題に鑑み、切断後のテープを確実に装置外に排出可能なテープ印刷装置およびテープ印刷方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のテープ印刷装置は、テープを送り出しながら印刷を行った後、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷装置であって、テープを送るテープ送り手段と、テープに印刷を行う印刷手段と、印刷手段により印刷される印刷データを入力する印刷データ入力手段と、印刷データ入力手段により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出手段と、テープ長算出手段によって算出されたテープ長tpに基づいて、テープ長tを設定するテープ長設定手段と、テープ長設定手段により設定されたテープ長tとなるようにテープをカットする切断手段と、を備え、テープ長設定手段は、算出したテープ長tpと、切断手段によりテープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に長さxを加えた長さ(a+x)とを比較して、tp<(a+x)と判断された場合、t≧(a+x)となるようにテープ長tを設定し、tp≧(a+x)と判断された場合、t=tpとしてテープ長tを設定することを特徴とする。
【0007】
また、本発明のテープ印刷方法は、テープを送り出しながら印刷を行った後、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷方法であって、印刷される印刷データを入力する印刷データ入力工程と、印刷データ入力工程により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出工程と、テープ長算出工程によって算出されたテープ長tpに基づいて、テープ長tを設定するテープ長設定工程と、テープ長設定工程により設定されたテープ長tとなるようにテープをカットする切断工程と、を備え、テープ長設定工程は、算出したテープ長tpと、切断工程によりテープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に長さxを加えた長さ(a+x)とを比較して、tp<(a+x)と判断された場合、t≧(a+x)となるようにテープ長tを設定し、tp≧(a+x)と判断された場合、t=tpとしてテープ長tを設定することを特徴とする。
【0008】
これらの構成によれば、入力された印刷データに基づいて算出されたテープ長tp(tp>0)と、テープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さaに、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)を加えた長さ(a+x)とを比較して、tp<(a+x)と判断された場合、t≧(a+x)となるようにテープ長tを変更して設定するため、常にテープ長tは、切断位置と排出口位置間の長さaに長さxを加えた長さ以上の長さに変更して設定される。すなわち、印刷データに基づいて算出されたテープ長tpが短くとも、t≧(a+x)となるようにテープ長tが変更されるため、切断時において、テープの先端が少なくとも長さxだけ排出された状態となる。したがって、確実にテープを装置外に排出することができる。
【0009】
この場合、印刷データ入力手段は、印刷データとして、印刷対象となるキャラクタデータと、テープの前余白の長さを示す前余白データと、テープの後余白の長さを示す後余白データとを入力可能であることが好ましい。
【0010】
この構成によれば、印刷対象となるキャラクタと、前余白の長さと、後余白の長さを入力することができる。すなわち、キャラクタ以外に、ユーザの好みに応じて、前余白および後余白の長さを設定することができる。なお、キャラクタとは、文字、記号、図形および装飾等を指すものである。
【0011】
この場合、印刷データ入力手段は、印刷対象となるキャラクタデータを入力するものであり、印刷データは、当該キャラクタデータと、それぞれテープの前余白および後余白の所定長さを示す前余白データおよび後余白データとで構成されることが好ましい。
【0012】
この構成によれば、印刷対象となるキャラクタを入力可能であり、前余白の長さと後余白の長さは、所定の長さに設定される。すなわち、前余白および後余白の長さを設定する必要がないため、印刷データの入力の手間を省くことができ、操作を簡素化することができる。
【0013】
この場合、テープ上において、キャラクタデータに基づいて印刷されるキャラクタ部分の配置位置を設定するキャラクタ位置設定手段を更に備え、キャラクタ位置設定手段によって設定されたキャラクタ位置にしたがって、前余白データおよび後余白データが示すそれぞれの所定長さが設定されることが好ましい。
【0014】
この構成によれば、キャラクタ部分の配置位置を、ユーザの好みに応じて設定することができる。また、この場合、設定したキャラクタ位置にしたがって、前余白および後余白の長さが設定されるため、これらの設定の手間を省くことができる。
【0015】
この場合、キャラクタ部分の配置位置には、前寄せ、後寄せ、センタリングのうち、少なくとも1つの配置位置が含まれることが好ましい。
【0016】
この構成によれば、配置位置として、前寄せ(前余白<後余白)、後寄せ(前余白>後余白)、センタリング(前余白=後余白)のうち、少なくとも1つを設定することができる。
【0017】
上記において、テープ長設定手段は、tp<(a+x)と判断された場合、前余白データまたは後余白データのいずれか一方が示す長さに、長さα{α≧(a+x−tp)}(α>0)を加えることで、t≧(a+x)となるようにテープ長tを設定することが好ましい。
【0018】
この構成によれば、tp<(a+x)と判断された場合、前余白または後余白の長さに、長さ{α≧(a+x−tp)}を加えることで、t≧(a+x)となるようにテープ長tを設定することができる。すなわち、前後いずれかの余白を長さαだけ長くなるように設定することで、常にテープ長tが切断位置と排出口位置間の長さaに所定長xを加えた長さより長くなるため、確実にテープを装置外に排出することができる。
【0019】
この場合、長さαは、α=a+x−tpで求められることが好ましい。
【0020】
この構成によれば、常に、テープ先端部が排出口位置から長さxだけ排出されるように設定することができる。すなわち、確実にテープを装置外に排出するための、テープ先端排出長さ(x)を設定することができる。
【0021】
上記において、テープ長設定手段は、tp<(a+x)と判断された場合、前余白データまたは後余白データが示す長さに、それぞれ長さβ[β≧{(a+x−tp)/2}]を加えることで、t≧(a+x)となるようにテープ長tを設定することが好ましい。
【0022】
この構成によれば、tp<(a+x)と判断された場合、前余白および後余白の長さに、長さβ[β≧{(a+x−tp)/2}](β>0)を加えることで、t≧(a+x)となるようにテープ長tを設定することができる。すなわち、前後それぞれの余白長さに長さβを加えることで、常にテープ長tが切断位置と排出口位置間の長さaに長さxを加えた長さより長くなるため、確実にテープを装置外に排出することができる。また、前後の余白長さが同一となるため、見栄えの良いテープを作成することができる。
【0023】
この場合、長さβは、β=(a+x−tp)/2で求められることが好ましい。
【0024】
この構成によれば、常に、テープ先端部が排出口位置から長さxだけ排出されるように設定することができる。すなわち、確実にテープを装置外に排出するための、テープ先端排出長さ(x)を設定することができる。
【0027】
本発明の他のテープ印刷装置は、テープを送り出しながら印刷を行った後、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷装置であって、テープを送るテープ送り手段と、テープに印刷を行う印刷手段と、印刷手段により印刷される印刷データを入力する印刷データ入力手段と、印刷データ入力手段により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出手段と、テープ長算出手段により算出されたテープ長tpに基づいてテープをカットする切断手段と、を備え、切断手段は、テープ長算出手段により算出されたテープ長tpと、テープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に長さxを加えた長さ(a+x)とを比較して、tp≧(a+x)と判断された場合、印刷手段により印刷を行うと共にテープ送り手段により長さtpだけテープを送った後、テープ後端部をカットし、tp<(a+x)と判断された場合、印刷手段により印刷を行うと共にテープ送り手段により長さtpだけテープを送った後、さらにテープ送り手段のみにより長さα{α≧(a+x−tp)}(α>0)だけテープを送った後、テープ後端部をカットすることを特徴とする。
【0028】
また、本発明の他のテープ印刷方法は、テープを送り出しながら印刷を行った後、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷方法であって、印刷される印刷データを入力する印刷データ入力工程と、印刷データ入力工程により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出工程と、テープ長算出工程により算出されたテープ長tpに基づいてテープをカットする切断工程と、を備え、切断工程は、テープ長算出工程により算出されたテープ長tpと、テープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に長さxを加えた長さ(a+x)とを比較して、tp≧(a+x)と判断された場合、印刷工程により印刷を行うと共にテープ送り工程により長さtpだけテープを送った後、テープ後端部をカットし、tp<(a+x)と判断された場合、印刷工程により印刷を行うと共にテープ送り工程により長さtpだけテープを送った後、さらにテープ送り工程のみにより長さα{α≧(a+x−tp)}(α>0)だけテープを送った後、テープ後端部をカットすることを特徴とする。
【0029】
これらの構成によれば、入力された印刷データに基づいて算出されたテープ長tpと、テープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さaに、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)を加えた長さ(a+x)とを比較して、tp≧(a+x)と判断された場合、印刷を行うと共に長さtpだけテープを送った後、テープ後端部をカットし、tp<(a+x)と判断された場合、印刷を行うと共に長さtpだけテープを送った後、さらに長さα{α≧(a+x−tp)}だけテープを送った後、テープ後端部をカットする。すなわち、いずれにしても、合計テープ送り長さは長さ(a+x)以上となり、常に切断位置と排出口位置間の長さaに長さxを加えた長さ以上分のテープが送られる。したがって、印刷データに基づいて算出されたテープ長tpが短くとも、印刷後に長さα{α≧(a+x−tp)}だけテープが送られるため、切断時において、テープの先端が少なくとも長さxだけ排出された状態となる。すなわち、確実にテープを装置外に排出することができる。
【0030】
上記において、tp<(a+x)と判断された場合、印刷手段は、テープ送り手段により長さtpだけテープを送った時点で、カットマークを印刷することが好ましい。
【0031】
この構成によれば、tp<(a+x)と判断された場合、長さtpだけテープを送った時点でカットマークを印刷するため、印刷後のテープの後端部をカットマークに合わせてカットすることで見栄えの良いテープを作成することができる。すなわち、tp<(a+x)と判断された場合は、テープ後端部に、長さ{(a+x)−tp}分の不要部分(テープ長tp以外の部分)が生じてしまうが、その不要部分の開始位置にカットマークを印刷することで、不要部分を正確な長さでカットすることができる。また、カットマークを、切断線に沿って直線となるように印刷すれば、幅広のテープを使用する場合、テープ先端部を直線的に見栄えよくカットすることができる。
【0032】
この場合、長さαは、α=a+x−tpで求められることが好ましい。
【0033】
この構成によれば、常に、テープ先端部が排出口位置から長さxだけ排出された状態でテープをカットすることができる。すなわち、確実にテープを装置外に排出するための、テープ先端排出長さ(x)を設定することができる。
【0036】
本発明の他のテープ印刷装置は、テープを送り出しながら印刷を行った後、その下流側において、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷装置において、テープを送るテープ送り手段と、テープに印刷を行う印刷手段と、印刷手段により印刷される印刷データを入力する印刷データ入力手段と、印刷データ入力手段により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出手段と、テープ長算出手段により算出されたテープ長tpに基づいてテープをカットする切断手段と、を備え、切断手段は、切断手段によりテープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に、長さxを加えた長さ(a+x)と、テープ長tpに、印刷手段により印刷を行う印刷位置と切断位置との間の長さb(b≧0)を加えた長さ(tp+b)とを比較して、(a+x)≦(tp+b)と判断された場合、印刷手段により印刷を行うと共にテープ送り手段により長さ(tp+b)だけテープを送った後、テープ後端部をカットし、(a+x)>(tp+b)と判断された場合、印刷手段により印刷を行うと共にテープ送り手段により長さ(tp+b)だけテープを送った後、さらにテープ送り手段のみにより長さγ{γ≧(a+x)−(tp+b)}(γ>0)だけテープを送った後、テープ後端部をカットすることを特徴とする。
【0037】
また、本発明の他のテープ印刷方法は、テープを送り出しながら印刷を行った後、その下流側において、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷方法において、印刷される印刷データを入力する印刷データ入力工程と、印刷データ入力工程により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出工程と、テープ長算出工程により算出されたテープ長tpに基づいてテープをカットする切断工程と、を備え、切断工程は、切断工程によりテープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に、長さxを加えた長さ(a+x)と、テープ長tpに、印刷工程により印刷を行う印刷位置と切断位置との間の長さb(b≧0)を加えた長さ(tp+b)とを比較して、(a+x)≦(tp+b)と判断された場合、印刷工程により印刷を行うと共にテープ送り工程により長さ(tp+b)だけテープを送った後、テープ後端部をカットし、(a+x)>(tp+b)と判断された場合、印刷工程により印刷を行うと共にテープ送り工程により長さ(tp+b)だけテープを送った後、さらにテープ送り工程のみにより長さγ{γ≧(a+x)−(tp+b)}(γ>0)だけテープを送った後、テープ後端部をカットすることを特徴とする。
【0038】
これらの構成によれば、テープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さaに、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)を加えた長さ(a+x)と、テープ長tpに、印刷を行う印刷位置と切断位置との間の長さbを加えた長さ(tp+b)を比較して、(a+x)≦(tp+b)と判断された場合、印刷を行うと共に長さ(tp+b)だけテープを送った後、テープ後端部をカットし、(a+x)>(tp+b)と判断された場合、印刷を行うと共に長さ(tp+b)だけテープを送った後、さらに長さγ{γ≧(a+x)−(tp+b)}だけテープを送った後、テープ後端部をカットする。すなわち、いずれにしても、合計テープ送り長さは(a+x)以上となり、常に切断位置と排出口位置間の長さaに長さxを加えた長さ以上分のテープが送られる。したがって、印刷データに基づいて算出されたテープ長tpが短くとも、印刷後に長さγ{γ≧(a+x)−(tp+b)}だけテープが送られるため、切断時において、テープの先端が少なくとも長さxだけ排出された状態となる。すなわち、確実にテープを装置外に排出することができる。
【0039】
この場合、印刷データが、印刷対象となるキャラクタデータと、テープの前余白の長さを示す前余白データと、テープの後余白の長さを示す後余白データとで構成されており、前余白データが示す長さt1(t1≧0)と、印刷位置と切断位置との間の長さb(b≧0)とを比較して、t1<bと判断された場合、印刷手段は、テープ送り手段によるテープ送りの前にカットマークを印刷することが好ましい。
【0040】
この構成によれば、印刷データが、印刷対象となるキャラクタデータと、テープの前余白の長さを示す前余白データと、テープの後余白の長さを示す後余白データとで構成されており、前余白データが示す長さt1と、印刷位置と切断位置との間の長さbとを比較して、t1<bと判断された場合、テープ送りの前にカットマークを印刷するため、印刷後のテープの先端部をカットマークに合わせてカットすることで見栄えの良いテープを作成することができる。すなわち、印刷が切断位置よりも上流側で行われる場合であって、且つ前余白データが示す長さt1が、印刷位置と切断位置との間の長さbよりも短い場合は、テープの先端部に長さb分の不要部分(テープ長tp以外の部分)が生じてしまうが、その不要部分の終了位置にカットマークを印刷することで、不要部分を正確な長さでカットすることができる。また、カットマークを、切断線に沿って直線となるように印刷すれば、幅広のテープを使用する場合、テープ先端部を直線的に見栄えよくカットすることができる。
【0041】
上記において、(a+x)>(tp+b)と判断された場合、印刷手段は、テープ送り手段により長さ(tp+b)だけテープを送った時点で、カットマークを印刷することが好ましい。
【0042】
この構成によれば、(a+x)>(tp+b)と判断された場合、長さ(tp+b)だけテープを送った時点でカットマークを印刷するため、印刷後のテープの後端部をカットマークに合わせてカットすることで見栄えの良いテープを作成することができる。すなわち、(a+x)>(tp+b)と判断された場合は、テープ後端部に、長さ{(a+x)−(tp+b)}分の不要部分(テープ後端部におけるテープ長tp以外の部分)が生じてしまうが、その不要部分の開始位置にカットマークを印刷することで、不要部分を正確な長さでカットすることができる。また、カットマークを、切断線に沿って直線となるように印刷すれば、幅広のテープを使用する場合、テープ先端部を直線的に見栄えよくカットすることができる。
【0043】
これらの場合、長さγは、γ=(a+x)−(tp+b)で求められることが好ましい。
【0044】
この構成によれば、常に、テープ先端部が長さxだけ排出された状態でテープをカットすることができる。すなわち、確実にテープを装置外に排出するための、テープ先端排出長さ(x)を設定することができる。
【0047】
なお、上記において、切断手段が、カッタ刃とこれを保持する保持部とで構成され、当該カッタ刃と保持部の間に送られたテープを、当該カッタ刃の駆動による押し切り形式でカットする場合、テープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間には、切断動作に伴うテープの位置ずれを防止するためにテープを挟み込むテープ押え手段を更に備えても良い。
【0048】
この構成によれば、テープが押し切り形式でカットされる場合、切断動作に伴って生じる押し切り力により、テープが位置ずれを起こす可能性があるが、これを防止するためのテープ押え手段を備えているため、テープを安定してカットすることができる。また、このテープ印刷装置がハンディタイプであって、電気工事など高所での作業中に使用するような場合でも、切断時においてテープが挟み込まれるため、テープTが落下することがない。
【0049】
また、この場合、テープ押え手段は、カッタ刃が保持部に接触する切断動作に先行してテープを挟み込み、切断動作の終了後、カッタ刃が保持部と離間する戻り動作に後行して、挟み込みを解除しても良い。
【0050】
この構成によれば、切断動作に先行してテープを挟み込むため、より安定したテープカットを行うことができる。また、切断動作の終了後、カッタ刃が保持部と離間する戻り動作に後行して挟み込みを解除するため、切断動作を行う際に、テープの装置外に排出された部分を指で抓んでおけば、確実にテープを取り出す(排出する)ことができる。
【0051】
また、これらの場合、テープは、ロール状に巻回された状態でカートリッジ内に収容されており、当該カートリッジを収容可能なカートリッジ装着部を備えても良い。
【0052】
この構成によれば、テープがロール状に巻回された状態でカートリッジ内に収容されているため、装置構成をコンパクトにすることができる。
【0053】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置およびテープ印刷方法について説明する。本発明のテープ印刷装置は、テープを収容したテープカートリッジを着脱自在に装着し、テープカートリッジからテープを送り出しながら、ユーザによって入力された印刷データに基づいて、文字、記号、図形および装飾等の印刷を行い、その印刷済み部分を印刷データに基づいて算出したテープ長となるように切断して、ラベルを作成するものである。
【0054】
また、このとき、算出したテープ長tp(tp>0)が、最低テープ長t0(t0>0:テープの切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置15a間の長さa(a>0)に所定長x(x>0)を加えた長さ(a+x))以下であると判断した場合には、作成されるテープ長tの設定変更やテープ送り機構を制御することにより、確実にテープ(ラベル)を装置外に排出させ得るものである。なお、以下の説明において、長さを示すアルファベットについては、図5を参照されたい。
【0055】
そこで、まず、図1ないし図3を参照して、テープ印刷装置1の装置構成について説明する。図1は、テープ印刷装置1の全体斜視図であり、図2は、テープ印刷装置1の装置ケースを省略してテープ印刷装置1を裏側から見た全体底面図である。また、図3は、テープ印刷装置1の全体断面図である。これらの図に示すように、テープ印刷装置1は、装置ケース2により外殻を形成した装置本体3と、装置本体3に着脱自在に装着したテープカートリッジ4とで構成され、このテープカートリッジ4内に印刷対象物となる剥離紙付きのテープTが繰り出し自在に収容されている。
【0056】
装置ケース2は、全体として平面視卵形に形成され、上面を構成する上ケース5と、上ケース5に溶着した中間に位置する中ケース6と、下面を構成する下ケース7とで構成されている。そして、下ケース7は、中ケース6に対し取り外し可能に構成されており、下側から装置ケース2内に装着したテープカートリッジ4および電池8の蓋体を兼ねている。
【0057】
装置本体3には、装置ケース2の上面に広く入力手段となる複数のキーからなるキーボード10が配設されると共に、キーボード10の奥側には、印刷される文字等の情報を表示するディスプレイ11とが配設されている。
【0058】
キーボード10には、アルファベットキー群、記号キー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む文字キー群10aの他、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群10bなどが配列されている。機能キー群10bには、電源キー、印刷動作を指示するための印刷キー、テキスト入力時のデータ確定や改行および選択画面における各種モードの選択指示のための選択キー、前余白および後余白の長さを設定する余白長設定キー、並びに、それぞれ左(「←」)、右(「→」)方向へのカーソル移動やディスプレイ11の表示範囲を移動させるためカーソルキー、各種指示を取り消すための取消キー等が含まれる。
【0059】
装置ケース2の右後部には、装置ケース2の外側に突出すると共に、装置ケース2の右側面に沿って前方に湾曲して延在する手動操作レバー12が取り付けられている。さらに、装置本体3の下ケース7の内側には、手前および奥側にそれぞれ3本、計6本の電池8を段違いに収容する電池収容部13と、奥側にテープカートリッジ4を着脱自在に収容するカートリッジ装着部14とが形成されている。
【0060】
また、装置ケース2の後側面中間部には、印刷済みのテープTを装置外部に送り出すためのスリット状のテープ排出口15が上下方向に延在するように形成されている(排出口位置15a)。このテープ排出口15とカートリッジ装着部14とは連通しており、テープ排出口15とカートリッジ装着部14との間には、テープ排出口15に臨むようにしてカッタ16が配設されている(切断位置16a)。そして、上記の手動操作レバー12を操作することで、カッタ16が切断動作し、テープ排出口15から繰り出されたテープTを任意の長さに切断して、ラベルが作成される。そして、手動操作レバー12およびカッタ16、後述するテープ押え部材31、回動アーム32により、テープ切断機構30が構成されている。
【0061】
このように構成された装置本体3は、全体として所定の厚みを有して形成されており、片手で簡単に把持して持ち運び可能となるように、小型に形成されている。また、使用に際しては、装置本体3を両手で包み込むように把持した状態で、両手の親指等でキーボード10をキー操作することで所望の文字等を入力するようにする。さらに、印刷完了後において、テープTを切断する場合には、この把持した状態で、右手人差し指或いは中指等で手動操作レバー12を手前内側に回動操作する。
【0062】
図2および図3に示すように、カートリッジ装着部14には、左中央部にテープカートリッジ4の装着を案内するガイド突起17と、テープカートリッジ4の被駆動部に回転動力を付与するプラテン駆動軸18およびリボン巻取軸19と、プラテン駆動軸18に対峙して印刷ヘッド22を備えたヘッドユニット20とが垂設されている。カートリッジ装着部14の上側空間にはベースフレーム21が配設されており、ベースフレーム21には、プラテン駆動軸18およびリボン巻取軸19を回転させるモータを有するテープ送り機構(図示省略)が支持されていると共に、カッタ16およびテープ押え部材31がスライド自在に支持されている(詳細は後述する)。
【0063】
一方、テープカートリッジ4には、テープリール17aに巻回されたテープTの他、テープTと同様にその幅方向を上下に位置させた縦姿勢で長手方向に沿って送られるインクリボンR、プラテン駆動軸18に係合するプラテン18aなどが搭載されている。また、プラテン18aの近傍には、装置本体3側の印刷ヘッド22が臨むヘッド開口9が形成されている。インクリボンRは、プラテン18a(印刷ヘッド22)の位置(印刷位置22a)でテープTに重なって併走し、その後、リボン巻取軸19が係合するリボン巻取リール19aに巻き取られる。一方、テープTは、テープカートリッジ4のケース側部に形成したスリット開口を通過して、テープ排出口15から送り出される。なお、テープカートリッジ4には、収容するテープTの幅として、6〔mm〕、9〔mm〕、12〔mm〕および18〔mm〕の4種類のものが用意されている。
【0064】
ユーザがこのテープ印刷装置1を使用する場合には、まず、装置本体3を裏側に反転して下ケース7を取り外し、カートリッジ装着部14にテープカートリッジ4を装着する。テープカートリッジ4をカートリッジ装着部14に装着すると、テープTの繰り出し端部およびインクリボンRがプラテン18aおよび印刷ヘッド22の間に挿入され、且つプラテン18aがプラテン駆動軸18に、リボン巻取リールがリボン巻取軸19に係合する。そして、下ケース7を中ケース6に取り付けると、テープTおよびインクリボンRを挟むように、印刷ヘッド22が回動して、プラテン18aに当接し印刷待機状態となる。
【0065】
次に、装置本体3を表裏反転させ、これを両手に把持した状態で入力の準備を行う。ここで、電源キーを押釦してONし、ディスプレイ11を参照しながらキーボード10を操作して、まずテープカートリッジ4の種別情報を入力する。テープカートリッジ4の種別認識後、キーボード10を操作して、所望の文字等を入力・編集し、印刷実行を指令する。
【0066】
印刷実行が指令されると、テープTおよびインクリボンRが同時に送られ、印刷ヘッド22が適宜発熱駆動することにより、インクリボンRのインクが熱転写してテープTに印刷が行われる。印刷後のインクリボンRは、テープカートリッジ4内で巻き取られるが、印刷後のテープTは、テープ排出口15(排出口位置15a)から送り出されてゆく。テープTの送り停止を待って、ユーザにより手動操作レバー12のレバー操作が為されると、テープTの印刷済み部分が切り落とされる。詳細は後述するが、テープTの実際の切断動作では、スライド移動したテープ押え部材31がテープTを挟み込んで押えた後、後行してスライド移動してきたカッタ16により、テープTの印刷済み部分が切り落とされる。
【0067】
ここで、図3を参照して、上述のテープ切断機構30について説明する。このテープ切断機構30は、同図に示すように、テープ排出口15に臨んで左右方向にスライド自在であってカッタ刃33(斜刃)を有するカッタ16と、カッタ16の後側に重なってカッタ16と共にスライドするテープ押え部材31と、カッタ16を切断動作させる手動操作レバー12(図2参照)と、手動操作レバー12とカッタ16との間に介設した回動アーム32と、で構成されている。このテープ切断機構30は、手動操作レバー12のレバー操作により回動アーム32が回動し、この回動アーム32によりカッタ16およびテープ押え部材31がスライドして、テープTを押えた状態で押切り式の切断が行われる。
【0068】
次に、カッタ16とテープ押え部材31とによる、印刷後のテープTへの切断動作について簡単に説明する。回動アーム32を介して手動操作レバー12からテープ切断機構30に押込み力を伝達されると、カッタ16と共にテープ押え部材31が先方(図示右側)にスライド移動を開始する。カッタ刃33の先端に対しテープ押え部材31のテープ押え面部66は、スライド方向(切断方向)にわずかに突出しており、この移動に伴って、カッタ刃33に先行するようにテープ押え部材31が、テープTを押し挟むようにして度あたり部に突き当たる。これにより、テープ押え部材31は移動を停止するが、カッタ16はばね56(図2参照)を押し縮めるようにして、テープTに切り込んでゆく。
【0069】
その際、カッタ刃(斜刃)33は、テープTを幅方向上から下に向かって、押切り形式で徐々に切り込んでゆき、テープTを切断する。このとき、送り方向下流側で、テープ押え部材31が、押し縮められたばね56の付勢力によりテープTを強く挟み込んで押えているため、テープTを安定して切断することができる。カッタ刃33の刃先が通過スリット29の位置をオーバーランしてテープTが完全に切断されると、手動操作レバー12が度あたり状態となり、更なる切込み動作が阻止される。
【0070】
ここでユーザが手動操作レバー12を戻すと、カッタ16がテープ押え部材31に先行して戻り動作に移行し、所定のカッタ戻り終端位置までスライドした後、今度はテープ押え部材31を伴って、回動アーム32の基部に取り付けられたコイルバネ84の回転力により、戻り方向(図示左側)にスライド移動する。そして、テープ押え部材31の上下に形成された一対のガイド片部が、カッタ支持フレーム24に形成された一対のガイド溝の終端に達して、戻り方向にスライド移動が停止する。また、テープ押え部材31がテープTから離れた瞬間に、テープT(ラベル)がその自重によりテープ排出口15から落下する。なお、作成されたテープTのテープ長tが短い場合(排出口位置15aからの露出長さが短い場合)は、ユーザがテープTの先端部を指で抓んだ状態で、切断動作を行うことが好ましい。この構成によれば、確実にテープTを装置外に排出させることができる。
【0071】
なお、本発明のテープ印刷装置1は、種々の制御により、印刷後確実にテープTの先端部の所定長xを、排出口位置15aから装置外に露出させることが可能である。すなわち、所定長xとは、切断時において、排出口位置15aからのテープ先端排出長さを示す値であり、図3に示すように、人間が指先でテープTを抓める長さ(抓み代の長さ;例えば、9〔mm〕)を想定したものである。したがって、切断動作を行う際に、ユーザはテープTの先端部を指で抓むことができる。
【0072】
また、詳細については後述するが、排出口位置15aと、カッタ16によりテープを切断する切断位置16aとの間の長さ「a」、並びに、切断位置16aと、印刷ヘッド22とプラテン18aが当接する印刷位置22aとの間の長さ「b」についても、同図に示すとおりである。
【0073】
次に、テープ印刷装置1の制御構成について説明する。図4に示すように、テープ印刷装置1は、基本的な構成として、キーボード10やディスプレイ11を有してユーザとのインタフェースを行う操作部110、印刷ヘッド22やテープ送りモータ23を有してテープカートリッジ4から繰り出されたテープTに印刷を行う印刷部120、ディスプレイドライバ131と、ヘッドドライバ132と、モータドライバ133等を有して各部を駆動する駆動部130、およびテープ印刷装置1内の各部を制御する制御部200を備えている。
【0074】
制御部200は、RAM240や周辺制御回路(P−CON)250を内蔵するCPU210と、ROM220とを備え、互いに内部接続されている。ROM220は、CPU210で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域221の他、色変換テーブルや文字修飾テーブルなどを含む制御データを記憶する制御データ領域222およびキャラクタジェネレータROM(CG−ROM)領域223を有している。CG−ROM領域223は、文字、記号、図形等のフォントデータを記憶していて、文字等を特定するコードデータが与えられたときに、対応するフォントデータを出力する。
【0075】
RAM240は、電源がオフにされても、記憶したデータを保持しておくように図外のバックアップ回路によって電源の供給を受けており、各種レジスタ群241や、ユーザがキーボード10から入力した文字等のテキストデータを記憶する編集テキストデータ領域242、ディスプレイ11の表示画像データを記憶する表示画像データ領域243、印刷画像データを記憶する印刷画像データ領域244の他、印刷バッファや色変換バッファなどの各種バッファ領域245などの領域を有して、制御処理のための作業領域として使用される。
【0076】
P−CON250には、周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が組み込まれ、キーボード10と接続されて、各種指令や入力データなどをそのままあるいは加工して取り込むとともに、データや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部130に出力する。
【0077】
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムにしたがって、P−CON250に各種指令、各種データ等を入力し、RAM240内の各種データ等を処理すると共に、P−CON250から駆動部130に制御信号を出力することにより、テープ送りモータ23の駆動制御やディスプレイ11の表示制御等を行うとともに、印刷ヘッド22を制御して所定の印刷条件でテープTに印刷するなど、テープ印刷装置1全体を制御している。
【0078】
次に、図6ないし図12を参照し、本発明のテープ印刷方法について説明する。前述の通り、本発明は、ユーザによって入力された印刷データに基づいてテープ長tp(tp>0)を算出し、算出したテープ長tpと、最低テープ長t0(t0>0:テープTの切断位置16aとテープTを装置外に排出する排出口位置15a間の長さa(a>0)に所定長x(x>0)を加えた長さ(a+x))との比較を行う。このとき、tp<t0と判断した場合には、「(1)作成されるテープ長tの設定変更の制御」、若しくは「(2)テープ送り機構の制御」を行うことにより、確実にテープT(ラベル)の先端部を所定長xだけ装置外に排出させることが可能である。
【0079】
そこで、まず、第一実施形態として、「(1)作成されるテープ長tの設定変更の制御」に関し、図6ないし図10を参照して説明する。この制御は、算出したテープ長tpと、最低テープ長t0(切断位置16aと排出口位置15a間の長さaに所定長xを加えた長さ(a+x))とを比較し、tp<t0となる場合、テープ長tの値をt≧t0となるように(t≧(a+x)となるように;以下、最低テープ長t0は(a+x)と表記する)変更して設定するものである。
【0080】
なお、テープ長tの変更は、図7に示すように、テープTの「前余白長」および/または「後余白長」の長さを変更することにより行う。例えば、「前余白長」を変更する場合、「前余白長」とは、算出したテープ長tpに含まれる前余白(配置設定若しくは数値入力によって決定される前余白;詳細は後述する)と、テープ長tの変更に伴って追加される前余白とを加えた長さを指す。すなわち、テープTの先端からキャラクタ部の前端までを「前余白長」と言うものとする。同様に、「後余白長」とは、算出したテープ長tpに含まれる後余白と、テープ長tの変更に伴って追加される後余白とを加えた長さを指し、キャラクタ部の後端からテープTの後端までを言うものとする。
【0081】
また、前述の通り、所定長xとは、切断時において、排出口位置15aからのテープ先端排出長さ(抓み代の長さ)を示す値であり、人間が指先でテープTを抓める長さを想定したものである。したがって、テープT(ラベル)の先端部を所定長xだけ装置外に排出させることにより、切断動作を行う際に、ユーザはテープTの先端部を指で抓むことができる。すなわち、より確実にテープTを装置外に取り出すことができる。
【0082】
図6のフローチャートに示すように、まず、ユーザにより、キーボード10を用いて、文字、記号、図形および装飾などのキャラクタデータの入力が行われる(S11)。次に、ユーザにより、この入力したキャラクタデータに基づくキャラクタ部分の配置設定を行うか、若しくは前後の余白を数値入力するかが選択される。配置設定を行う場合(S12)は、配置位置として「▲1▼前寄せ」、「▲2▼後寄せ」、「▲3▼センタリング」のいずれか1が選択される。なお、「▲1▼前寄せ」とはキャラクタ部分がテープTの先端部に寄り、前余白<後余白となる配置であり、「▲2▼後寄せ」とはキャラクタ部分がテープTの後端部に寄り、前余白>後余白となる配置である。また、「▲3▼センタリング」とは、キャラクタ部分がテープTの中央に位置し、前余白=後余白となる配置を言うものである。
【0083】
次に、選択された配置位置にしたがって、前余白および後余白の長さを決定するとともに、テープ長tpの算出を行う(S13)。具体的には、「▲1▼前寄せ」が選択された場合は前余白0〔mm〕且つ後余白8〔mm〕、「▲2▼後寄せ」が選択された場合は前余白8〔mm〕且つ後余白0〔mm〕「▲3▼センタリング」が選択された場合は、前余白および後余白がそれぞれ4〔mm〕に設定される。また、算出されるテープ長tpは、これら前余白と後余白の長さに、キャラクタ部分の長さを加えた長さとなるが、キャラクタ部分の長さは、文字サイズや書式等によって長さが変動し、計算式が複雑となるため、ここでは説明を省略する。
【0084】
次に、算出されたテープ長tpと、切断位置16aと排出口位置15a間の長さaに所定長xを加えた長さ(a+x)とを比較する(S14)。ここで、tp≧(a+x)と判断した場合(S14:No,図8(a)または(b)の場合)は、テープ長t=tpとなるように印刷およびテープ送りを行う(S15)。そして、手動によりテープTの後端部がカットされた後(S16)、テープTを排出する(S17)。
【0085】
一方、tp<(a+x)と判断した場合(S14:Yes,図8(c)の場合)は、テープ長tの変更を行う(S18)。変更方法としては、3パターンあるが、配置設定において、「▲1▼前寄せ」が選択された場合(S19)は、後余白に長さαを加え(図9(a)参照)、「▲2▼後寄せ」が選択された場合(S20)は、前余白に長さαを加え(図9(b)参照)、さらに、「▲3▼センタリング」が選択された場合(S21)は、前余白および後余白にそれぞれ長さβを加える(図9(c)参照)ことにより、テープ長tがt=(a+x)となるように変更を行う。ここで、長さαは、計算式α=(a+x−tp)で求められる値であり、長さβは、計算式β=α/2=(a+x−tp)/2で求められる値である。なお、ここではt=(a+x)となるように変更を行うだけでなく、t≧(a+x)となるように、αおよびβの値を設定しても良い。
【0086】
このようにして、テープ長tの値を変更し、印刷およびテープ送りを行う(S22)。このとき、テープ送りは、テープ長t=(a+x)分だけ送る。そして、手動によりテープTの後端部がカットされた後(S16)、テープTを排出する(S17)。
【0087】
次に、配置設定(S12)を行わず、前後の余白長をユーザが設定する場合(S23)について説明する。この場合、ユーザは、前余白および後余白の長さを、数値入力(例えば、前余白5〔mm〕、後余白3〔mm〕など)により行う(図10(a)参照)。そして、これらの長さにキャラクタ部分の長さを加えることにより、テープ長tpを算出し(S24)、tp≧(a+x)と判断した場合(S25:No,図8(a)または(b)の場合)は、テープ長t=tpとなるように印刷およびテープ送りを行う(S26)。そして、手動によりテープTの後端部がカットされた後(S27)、テープTを排出する(S28)。
【0088】
一方、tp<(a+x)と判断した場合(S25:Yes,図10(a)の場合)は、テープ長tの変更を行う(S29)。変更方法としては、余白変更位置を3パターン(「▲1▼前余白」、「▲2▼後余白」、「▲3▼前後均等」)の中から選択することにより行う。ここで、「▲1▼前余白」が選択された場合(S30)は、前余白に長さαを加え(図10(b)参照)、「▲2▼後余白」が選択された場合(S31)は、後余白に長さαを加え(図10(c)参照)、さらに、「▲3▼前後均等」が選択された場合(S32)は、前余白および後余白にそれぞれ長さβを加える(図10(d)参照)ことにより、テープ長tがt=(a+x)となるように変更を行う。なお、ここでもt=(a+x)となるように変更を行うだけでなく、t≧(a+x)となるように、αおよびβの値を設定しても良い。
【0089】
このようにして、テープ長tの値を変更し、印刷およびテープ送りを行う(S33)。このとき、テープ送りは、テープ長t=(a+x)分だけ送る。そして、手動によりテープTの後端部がカットされた後(S27)、テープTを排出する(S28)。
【0090】
上記の通り、本発明の第一実施形態によれば、算出したテープ長tpと、切断位置16aと排出口位置15a間の長さa(a>0)に所定長x(x>0)を加えた長さ(a+x)とを比較し、tp<(a+x)となる場合、テープ長tの値をt=(a+x)(t≧(a+x)でも良い)となるように変更して設定するため、切断時において、テープTの先端が少なくとも長さxだけ排出された状態となる。したがって、確実にテープTを装置外に排出することができる。
【0091】
次に、第二実施形態として、「(2)テープ送り機構の制御」を行うことにより、確実にテープT(ラベル)を装置外に排出させる方法に関し、図11および図12を参照して説明する。この制御は、算出したテープ長tpと、切断位置16aと排出口位置15a間の長さa(a>0)に所定長x(x>0)を加えた長さ(a+x)とを比較し、tp≧(a+x)となる場合、印刷を行うと共に長さtpだけテープTを送った後、テープTの後端部をカットする。一方、tp<(a+x)となる場合は、印刷を行うと共に長さtpだけテープTを送り、その後さらに長さα{α≧(a+x−tp)}(α>0)だけテープTを送った後、テープTの後端部をカットするものである。
【0092】
図11のフローチャートに示すように、まず、ユーザにより、キーボード10を用いて、キャラクタデータの入力が行われる(S41)。次に、余白長を自動的に設定する(S42)。ここで設定される余白長は、例えば、前余白および後余白それぞれ4〔mm〕であっても良いし、算出されたテープ長tpに応じて、変更されるようにしても良い。なお、この場合、テープ長が50〔mm〕以下のときは、前後それぞれ4〔mm〕、テープ長が50〔mm〕より長いときは、前後それぞれ8〔mm〕などとすれば、全体的にバランスの良いラベルを作成することができる。また、この場合、予め、ユーザの好みの余白長を設定しておいて、その長さに設定されるようにしても良い。
【0093】
次に、ユーザにより入力されたキャラクタデータおよび自動的に設定した余白長に基づいて、テープ長tpを算出し(S43)、tp≧(a+x)と判断した場合(S44:No,図8(a)または(b)の場合)は、テープ長tpとなるように印刷およびテープ送りを行う(S45)。そして、手動によりテープTの後端部がカットされた後(S46)、テープTを排出する(S47)。
【0094】
一方、tp<(a+x)と判断した場合(S44:Yes,図12(a)の場合)は、テープ長tpとなるように印刷およびテープ送りを行った後(S48)、長さα分のテープ送りを行う(S49)。長さαは、計算式α=(a+x−tp)で求められる値である。なお、この他、長さαをα≧(a+x−tp)となる値に設定しても良い。その後、手動によりテープTの後端部がカットされ(S46)、テープTを排出する(S47)。
【0095】
次に、本実施形態の変形例について、図13および図14を参照して説明する。この変形例では、印刷位置22aと切断位置16a間の長さb(b≧0)を考慮したものである。具体的には、設定された前余白長t1(t1≧0)と、長さbとを比較し、t1<bと判断された場合には、テープ送りの前に前カットマークを印刷する。さらに、(a+x)>(tp+b)の場合には、長さ(tp+b)だけテープTを送った時点で、カットマークを印刷する。
【0096】
図13のフローチャートに示すように、まず、ユーザにより、キーボード10を用いて、キャラクタデータの入力が行われる(S51)。次に、余白長を設定する(S52)が、ここで設定される余白長は、自動設定(図11のS42参照)であっても任意設定(図6のS12ないしS21、同図のS23ないしS32参照)であっても良い。そして、設定した余白長に基づいて、テープ長tpおよび前余白長t1を算出する(S53)。
【0097】
次に、設定した前余白長t1と、印刷位置22aと切断位置16a間の長さbとを比較し、t1<bと判断した場合(S54;Yes)には、前カットマークを印刷する(S55;図14(a)参照)。その後、印刷および長さ(tp+b)分のテープ送りを行う(S56)。一方、t1≧bと判断した場合(S54;No)は、前カットマークの印刷は行なわず、通常通りの印刷(長さbが前余白長t1の一部であるものとしての印刷)および長さtp分のテープ送りを行う(S57)。
【0098】
次に、(a+x)と(tp+b)の長さを比較し、(a+x)>(tp+b)と判断した場合(S58;Yes)は、後カットマークを印刷(図14(b)参照)した後、さらに長さγ{γ=(a+x)−(tp+b)}分のテープ送りを行う(S59;図14(c)参照)。なお、この他、長さγをγ≧(a+x)−(tp+b)となる値に設定しても良い。そして、手動によりテープTの後端部がカットされた後(S60)、テープTを排出する(S61)。一方、(a+x)≦(tp+b)と判断した場合(S58;No)は、後カットマークの印刷やテープ送りを行わず、手動によりテープTの後端部がカットされ(S60;図14(d)参照)、テープTを排出する(S61)。
【0099】
このように、本変形例によれば、前余白長t1が、印刷位置22aと切断位置16a間の長さbよりも短いか否かの比較を行うことにより、前余白長t1が長さbより短い場合であっても、テープ先端部の不要部分の終了位置にカットマークを印刷するため、テープ作成後、ユーザがカットマークに沿ってテープをカットすることで、見栄えの良いテープT(ラベル)を作成することができる。また、ユーザがハサミ等を用いてカットする場合、特にテープ幅の広いテープを用いる場合であっても、カットマークの形態を工夫する(点線や直線などを切断線に沿って印刷するなど)ことで、直線的に見栄え良くカットすることができる。
【0100】
なお、本変形例において、設定した前余白長t1と、印刷位置22aと切断位置16a間の長さbとの比較(S54)を行わず、常にテープ送りの前に前カットマークを印刷(S55)した後、テープ長(tp+b)となるように印刷およびテープ送りを行う(S56)ようにしても良い(すなわち、S54およびS57の処理を行わないようにしても良い)。この構成によれば、テープ先端部に必ず長さb分の不要部分が生じることになるが、S54の処理を省くことができるため、制御を簡素化することができる。
【0101】
また、カットマークの印刷に代えて、ハーフカットを行うようにしても良い。すなわち、本発明のテープ印刷装置1に用いられるテープTは、印刷面となる受像層と、その裏面に形成された粘着材層と、さらにその裏面に形成された剥離紙層とにより構成されるが、この剥離紙層以外を切断可能なハーフカット機能を備え、上記のカットマーク印刷位置においてハーフカットを行うようにしても良い。この構成によれば、確実にテープTを装置外に排出することができると共に、ハサミ等を用いることなくユーザの所望する長さのテープTを得ることができる。
【0102】
上記の通り、本発明の第二実施形態によれば、入力された印刷データに基づいて算出されたテープ長tpと、テープTをカットする切断位置16aとテープTを装置外に排出する排出口位置15aとの間の長さaに所定長xを加えた長さ(a+x)とを比較して、tp≧(a+x)と判断された場合、印刷を行うと共に長さtpだけテープTを送った後、テープT後端部をカットする。一方、tp<(a+x)と判断された場合は、印刷を行うと共に長さtpだけテープTを送り、その後さらに長さα{α≧(a+x−tp)}(α>0)だけテープTを送った後、テープTの後端部をカットする。このため、常に切断位置16aと排出口位置15a間の長さaに所定長xを加えた長さ以上分のテープTが送られる。したがって、切断時において、テープTの先端が少なくとも長さxだけ排出された状態となるため、確実にテープTを装置外に排出することができる。また、カットマークを印刷するなどの工夫により、見栄えの良いラベルを作成することができる。
【0103】
以上、説明したとおり、本発明のテープ印刷装置および印刷方法によれば、ユーザによって入力された印刷データに基づいてテープ長(tp>0)を算出し、算出したテープ長tpと、テープTの切断位置16aとテープTを装置外に排出する排出口位置15a間の長さa(a>0)に所定長x(x>0)を加えた長さ(a+x)との比較を行う。このとき、tp<(a+x)と判断した場合には、「(1)作成されるテープ長tの設定変更の制御」、若しくは「(2)テープ送り機構の制御」を行うことにより、切断時において、テープTの先端が少なくとも長さxだけ排出された状態とすることができる。したがって、確実にテープTを装置外に排出することができる。
【0104】
また、切断位置16aと排出口位置15aとの間に、テープTの位置ずれを防止するためのテープ押え手段を備えているため、テープTを安定してカットすることができる。また、テープ押え手段を備えたことにより、電気工事など、高所での作業中に作業者が、このテープ印刷装置を用いるような場合でも、切断時においてテープTが落下することがない。また、テープTの先端が排出される長さ(x)は、人間が指先でテープTを抓める長さに設定されるため、切断動作を行う際にテープ先端部を指で抓むことができる。したがって、切断後のテープTを確実に装置外に排出することができる。
【0105】
また、設定された前余白長t1と、印刷位置22aと切断位置16a間の長さbとを比較し、t1<bと判断された場合(テープ先端部に長さb分の不要部分が生じる場合)には、テープ送りの前に前カットマークを印刷し、さらに、(a+x)>(tp+b)の場合(テープ後端部に長さγ{γ≧(a+x)−(tp+b)}分の不要部分が生じる場合)には、長さ(tp+b)だけテープTを送った時点で後カットマークを印刷する。このため、テープ作成後、ユーザがカットマークに沿ってテープTをカットすることで、見栄えの良いテープ(ラベル)を作成することができる。
【0106】
なお、上記の例では、切断動作は、手動で行われるものとしたが、カッタモータ等を備え、所定の位置までテープTを送った後、自動的にテープTをカットするように構成しても良い。また、手動切断と自動切断とを切り替え可能に構成しても良い。この構成によれば、より操作性を向上させることができる。
【0107】
また、印刷データの入力に用いられるキーボード10上に配置される機能キー群10bとして、上記の例に挙げたものの他、各キーの役割を変更したり描画登録画像データの修正等に用いられるシフトキー、印刷画像データの印刷色やその中間色(混色)を指定するための色指定キー、文字色や背景色を設定するための色設定キー、テキスト入力画面や選択画面と印刷画像データの表示画面(イメージ画面)とを相互に切り換えるためのイメージキー、印刷画像データとイメージ画面に表示する表示画像データとの大きさの比率を変更するための比率変更(ズーム)キー、各種フォームを設定するためのフォームキー等を備えるようにしても良い。また、これらのキー入力は、一般的なキーボードと同様に、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。この構成によれば、よりユーザのニーズに合った、多種多様なラベルを作成することができる。
【0108】
また、上記実施形態では、ハンディタイプのテープ印刷装置を例に挙げたが、これに限らず、他のタイプの印刷装置にも、本発明の印刷方法を応用可能である。また、その場合、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【0109】
【発明の効果】
上述のように、本発明のテープ印刷装置およびテープ印刷方法によれば、切断後のテープを、装置内に留まらせることなく確実に装置外に排出することができる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の全体斜視図である。
【図2】図1のテープ印刷装置の装置ケースを省略し、これを裏側から見た全体底面図である。
【図3】図1のテープ印刷装置の全体断面図である。
【図4】図1のテープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図5】アルファベットで示す長さを説明した一覧表である。
【図6】本発明の第一実施形態を示すフローチャートである。
【図7】第一実施形態における前余白長および後余白長の概念を示す説明図である。
【図8】テープ長と、切断位置と排出口位置との間の長さに所定長を加えた長さとを比較した説明図である。
【図9】3パターンの配置位置を示す説明図である。
【図10】3パターンの余白変更位置を示す説明図である。
【図11】本発明の第二実施形態を示すフローチャートである。
【図12】印刷後のテープ送りを示す説明図である。
【図13】本発明の第二実施形態の変形例を示すフローチャートである。
【図14】カットマークの印刷を示す説明図である。
【図15】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置
4 テープカートリッジ
10 キーボード
11 ディスプレイ
15 テープ排出口
15a 排出口位置
16a 切断位置
22 印刷ヘッド
22a 印刷位置
23 テープ送りモータ
31 テープ押え部材
110 操作部
120 印刷部
130 駆動部
200 制御部
T テープ
Claims (19)
- テープを送り出しながら印刷を行った後、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷装置であって、
テープを送るテープ送り手段と、
テープに印刷を行う印刷手段と、
前記印刷手段により印刷される印刷データを入力する印刷データ入力手段と、
前記印刷データ入力手段により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出手段と、
前記テープ長算出手段によって算出されたテープ長tpに基づいて、テープ長tを設定するテープ長設定手段と、
前記テープ長設定手段により設定されたテープ長tとなるようにテープをカットする切断手段と、を備え、
前記テープ長設定手段は、算出したテープ長tpと、前記切断手段によりテープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に前記長さxを加えた長さ(a+x)とを比較して、tp<(a+x)と判断された場合、t≧(a+x)となるようにテープ長tを設定し、
tp≧(a+x)と判断された場合、t=tpとしてテープ長tを設定することを特徴とするテープ印刷装置。 - 前記印刷データ入力手段は、印刷データとして、印刷対象となるキャラクタデータと、テープの前余白の長さを示す前余白データと、テープの後余白の長さを示す後余白データとを入力可能であることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
- 前記印刷データ入力手段は、印刷対象となるキャラクタデータを入力するものであり、前記印刷データは、当該キャラクタデータと、それぞれテープの前余白および後余白の所定長さを示す前余白データおよび後余白データとで構成されることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
- テープ上において、前記キャラクタデータに基づいて印刷されるキャラクタ部分の配置位置を設定するキャラクタ位置設定手段を更に備え、
前記キャラクタ位置設定手段によって設定されたキャラクタ位置にしたがって、前記前余白データおよび後余白データが示すそれぞれの所定長さが設定されることを特徴とする請求項3に記載のテープ印刷装置。 - 前記キャラクタ部分の配置位置には、前寄せ、後寄せ、センタリングのうち、少なくとも1つの配置位置が含まれることを特徴とする請求項4に記載のテープ印刷装置。
- 前記テープ長設定手段は、tp<(a+x)と判断された場合、前余白データまたは後余白データのいずれか一方が示す長さに、長さα{α≧(a+x−tp)}(α>0)を加えることで、t≧(a+x)となるようにテープ長tを設定することを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載のテープ印刷装置。
- 前記長さαは、α=a+x−tpで求められることを特徴とする請求項6に記載のテープ印刷装置。
- 前記テープ長設定手段は、tp<(a+x)と判断された場合、前余白データまたは後余白データが示す長さに、それぞれ長さβ[β≧{(a+x−tp)/2}](β>0)を加えることで、t≧(a+x)となるようにテープ長tを設定することを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載のテープ印刷装置。
- 前記長さβは、β=(a+x−tp)/2で求められることを特徴とする請求項8に記載のテープ印刷装置。
- テープを送り出しながら印刷を行った後、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷装置であって、
テープを送るテープ送り手段と、
テープに印刷を行う印刷手段と、
前記印刷手段により印刷される印刷データを入力する印刷データ入力手段と、
前記印刷データ入力手段により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出手段と、
前記テープ長算出手段により算出されたテープ長tpに基づいてテープをカットする切断手段と、を備え、
前記切断手段は、前記テープ長算出手段により算出されたテープ長tpと、テープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に前記長さxを加えた長さ(a+x)とを比較して、tp≧(a+x)と判断された場合、前記印刷手段により印刷を行うと共に前記テープ送り手段により長さtpだけテープを送った後、テープ後端部をカットし、
tp<(a+x)と判断された場合、前記印刷手段により印刷を行うと共に前記テープ送り手段により長さtpだけテープを送った後、さらに前記テープ送り手段のみにより長さα{α≧(a+x−tp)}(α>0)だけテープを送った後、テープ後端部をカットすることを特徴とするテープ印刷装置。 - tp<(a+x)と判断された場合、前記印刷手段は、前記テープ送り手段により長さtpだけテープを送った時点で、カットマークを印刷することを特徴とする請求項10に記載のテープ印刷装置。
- 前記長さαは、α=a+x−tpで求められることを特徴とする請求項10または11に記載のテープ印刷装置。
- テープを送り出しながら印刷を行った後、その下流側において、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷装置において、
テープを送るテープ送り手段と、
テープに印刷を行う印刷手段と、
前記印刷手段により印刷される印刷データを入力する印刷データ入力手段と、
前記印刷データ入力手段により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出手段と、
前記テープ長算出手段により算出されたテープ長tpに基づいてテープをカットする切断手段と、を備え、
前記切断手段は、前記切断手段によりテープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に、前記長さxを加えた長さ(a+x)と、テープ長tpに、前記印刷手段により印刷を行う印刷位置と前記切断位置との間の長さb(b≧0)を加えた長さ(tp+b)とを比較して、(a+x)≦(tp+b)と判断された場合、前記印刷手段により印刷を行うと共に前記テープ送り手段により長さ(tp+b)だけテープを送った後、テープ後端部をカットし、
(a+x)>(tp+b)と判断された場合、前記印刷手段により印刷を行うと共に前記テープ送り手段により長さ(tp+b)だけテープを送った後、さらに前記テープ送り手段のみにより長さγ{γ≧(a+x)−(tp+b)}(γ>0)だけテープを送った後、テープ後端部をカットすることを特徴とするテープ印刷装置。 - 前記印刷データが、印刷対象となるキャラクタデータと、テープの前余白の長さを示す前余白データと、テープの後余白の長さを示す後余白データとで構成されており、前記前余白データが示す長さt1(t1≧0)と、前記印刷位置と切断位置との間の長さb(b≧0)とを比較して、t1<bと判断された場合、前記印刷手段は、前記テープ送り手段によるテープ送りの前にカットマークを印刷することを特徴とする請求項13に記載のテープ印刷装置。
- (a+x)>(tp+b)と判断された場合、前記印刷手段は、前記テープ送り手段により長さ(tp+b)だけテープを送った時点で、カットマークを印刷することを特徴とする請求項13または14に記載のテープ印刷装置。
- 前記長さγは、γ=(a+x)−(tp+b)で求められることを特徴とする請求項13、14または15に記載のテープ印刷装置。
- テープを送り出しながら印刷を行った後、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷方法であって、
印刷される印刷データを入力する印刷データ入力工程と、
前記印刷データ入力工程により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出工程と、
前記テープ長算出工程によって算出されたテープ長tpに基づいて、テープ長tを設定するテープ長設定工程と、
前記テープ長設定工程により設定されたテープ長tとなるようにテープをカットする切断工程と、を備え、
前記テープ長設定工程は、算出したテープ長tpと、前記切断工程によりテープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に前記長さxを加えた長さ(a+x)とを比較して、tp<(a+x)と判断された場合、t≧(a+x)となるようにテープ長tを設定し、
tp≧(a+x)と判断された場合、t=tpとしてテープ長tを設定することを特徴とするテープ印刷方法。 - テープを送り出しながら印刷を行った後、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷方法であって、
印刷される印刷データを入力する印刷データ入力工程と、
前記印刷データ入力工程により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出工程と、
前記テープ長設定工程により設定されたテープ長tpに基づいてテープをカットする切断工程と、を備え、
前記切断工程は、前記テープ長算出工程により算出されたテープ長tpと、テープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に前記長さxを加えた長さ(a+x)とを比較して、tp≧(a+x)と判断された場合、前記印刷工程により印刷を行うと共に前記テープ送り工程により長さtpだけテープを送った後、テープ後端部をカットし、
tp<(a+x)と判断された場合、前記印刷工程により印刷を行うと共に前記テープ送り工程により長さtpだけテープを送った後、さらに前記テープ送り工程のみにより長さα{α≧(a+x−tp)}(α>0)だけテープを送った後、テープ後端部をカットすることを特徴とするテープ印刷方法。 - テープを送り出しながら印刷を行った後、その下流側において、テープ先端部を、人間が指先でテープを抓める長さx(x>0)だけ装置外に突出した状態でカットするテープ印刷方法において、
印刷される印刷データを入力する印刷データ入力工程と、
前記印刷データ入力工程により入力された印刷データに基づき、テープ長tp(tp>0)を算出するテープ長算出工程と、
前記テープ長算出工程により算出されたテープ長tpに基づいてテープをカットする切断工程と、を備え、
前記切断工程は、前記切断工程によりテープをカットする切断位置とテープを装置外に排出する排出口位置との間の長さa(a>0)に、前記長さxを加えた長さ(a+x)と、テープ長tpに、前記印刷工程により印刷を行う印刷位置と前記切断位置との間の長さb(b≧0)を加えた長さ(tp+b)とを比較して、(a+x)≦(tp+b)と判断された場合、前記印刷工程により印刷を行うと共に前記テープ送り工程により長さ(tp+b)だけテープを送った後、テープ後端部をカットし、
(a+x)>(tp+b)と判断された場合、前記印刷工程により印刷を行うと共に前記テープ送り工程により長さ(tp+b)だけテープを送った後、さらに前記テープ送り工程のみにより長さγ{γ≧(a+x)−(tp+b)}(γ>0)だけテープを送った後、テープ後端部をカットすることを特徴とするテープ印刷方法。
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