JP3094812B2 - 複数行印刷できるテープ印刷装置 - Google Patents

複数行印刷できるテープ印刷装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状の印刷媒体
に、語句や名称などの比較的簡単な文を印刷してラベル
等を作成するテープ印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば紙やプラスチックフィルム
製の長尺テープに、所望の文字,記号などを印刷するこ
とができるテープ印刷装置が供されている。このもの
は、多数個の文字キーや機能キーなどからなるキーボー
ドや液晶ディスプレイからなる表示部を備えた入力操作
部と、テープを長手方向方向に送りつつ印刷ヘッドによ
る印刷を行う印刷部を有して構成されている。
【0003】そして、使用者が表示部を見ながらキーボ
ードを操作して所望の文字データ等を入力した後、キー
ボードにより印刷動作の実行を指示すると、図7に示す
ように、テープPに所望のキャラクタC(例えば文字
「ABCD」)が印刷され、ラベルが得られるようにな
っている。
【0004】このようなテープ印刷装置にあっては、テ
ープPに、1行だけでなく、例えば図8に示すように、
該テープPの幅寸法に応じて複数行(この場合2行)に
わたって印刷することができるものも考えられている。
このものは、使用者が、まずキーボードにより1行目の
入力を行うことを選択したのち、例えば「ABCD」の
文字データを入力し、次に2行目の入力を行うことを選
択して「EFGH」の文字データを入力し、この後、印
刷実行を指定するといった手順の操作を行うようになっ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のテープ印刷装置にあっては、複数行にわた
っての印刷を行いたい際に、使用者は、1行毎に、これ
から何行目の入力を行うといった指定を行わなければな
らず、操作が面倒で、使い勝手の悪いものとなってい
た。
【0006】特に、入力されたデータ(テキスト)を行
間に跨がって編集するような場合、例えば2行目の文字
を1行目に続けるようにして1行にまとめるといった変
更を行う場合には、何行目かの指定を新たにし直さなけ
ればならず、その操作が非常に面倒なものとなってい
た。
【0007】一方ワードプロセッサでは、1ページに行
数と1行内の文字数を設定して、文字数が1行を超えれ
ば自動的に改行し、行数が1ページを超えれば次ページ
に移るようにしている。しかしテープ印刷装置ではラベ
ルに印刷するキャラクタ列の性質からしてキャラクタ列
を自動的に分断することができない。また任意の長さの
ラベルを作成するために、改行指令がない限り長尺のテ
ープ状印刷媒体に連続して印刷するようになっており、
ワードプロセッサのように自動的に改行したり次ページ
に移るような制御ができない。つまり、テープ印刷装置
では、テープに印刷できる行数に合わせて、データを入
力しなければならない。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、テープ状の印刷媒体に複数行にわたっ
ての印刷を可能としたものにおいて、印刷するためのデ
ータの入力を容易にするとともに、印刷不能な行数にわ
たるデータの入力を未然に防止することができるテープ
印刷装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のテープ印刷装置
は、テープ状の印刷媒体に、そのテープ状の印刷媒体の
幅方向において1ブロックあたり1行あるいは所定行数
までの複数行にわたって文字、記号等のキャラクタを、
その印刷媒体の長手方向に複数ブロック並べて印刷可能
ものであって、前記キャラクタのデータを入力するた
めのキャラクタデータ入力手段と、改行データを入力す
るための改行データ入力手段と、改ブロックデータを入
力するための改ブロックデータ入力手段と、改ブロック
データ入力の前に、前記改行データ入力手段による前記
所定行数に対応する個数以上の改行データの入力を禁止
する禁止手段と、前記キャラクタデータ入力手段及び改
行データ入力手段により入力されたキャラクタデータ
改ブロックデータ、及び改行データに基づいて前記印刷
媒体に印刷を実行する印刷手段を具備するところに特徴
を有するものである。
【0010】
【作用】上記手段によれば、使用者は、キャラクタデー
タ入力手段により印刷媒体に印刷すべき所望のキャラク
タのデータを入力することができる。そして、改行デー
タ入力手段により所望の位置に改行データを入力するこ
とができ、印刷手段によって、その位置で行を変えてそ
の後のキャラクタデータを次の行に移した印刷を行わせ
ることができる。また、改ブロックデータ入力手段によ
り改ブロックを行い、各ブロックを並べて印刷すること
ができる。
【0011】この場合、使用者は、どの行にどのキャラ
クタデータを配置するかをいちいち指定する必要はな
く、改行データを改行したい所望の位置に入力するだけ
で自動的に改行がなされるものであるから、キャラクタ
データの入力あるいは編集の際に、フレキシブルに改行
を指定することができる。
【0012】また、禁止手段により、改ブロックデータ
入力の前に所定行数に対応する個数以上の改行データの
入力が禁止されているので、それ以上の余分な改行デー
タが入力されてしまうことがない
【0013】これにより、使用者は、所望の位置にて改
行がなされるようなキャラクタデータを容易に入力する
ことができ、印刷手段により、テープ状の印刷媒体に、
所定の位置で改行した所望の形態のキャラクタの印刷を
行わせることができるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1乃至
図6を参照して説明する。まず、図2乃至図4に基づい
て、本実施例に係るテープ印刷装置の概略構成について
述べる。図3はテープ印刷装置の本体1を示しており、
この本体1は、大きく分けて、前側に位置する入力操作
部2と、後側に位置する印刷手段としての印刷部3とか
ら構成されている。
【0015】前記入力操作部2には、キーボード4及び
液晶ディスプレイ5が設けられている。このうちキーボ
ード4には、アルファベットや数字等の文字や各種の記
号等のキャラクタを入力するための多数個のキャラクタ
キー6が設けられていると共に、各種の機能キー7が設
けられている。詳しく図示はしないが、機能キー7に
は、カーソルキーや印刷実行キー,改行データを入力す
るための改行キー等が含まれている。
【0016】また、前記液晶ディスプレイ5には、キー
ボード4の操作により入力されたキャラクタや、改行マ
ーク,あるいは各種のメッセージが表示されるようにな
っている。これにて、この入力操作部2が、後述する印
刷媒体に印刷すべきキャラクタのデータを入力するため
のキャラクタデータ入力手段、及び、改行データを入力
するための入力手段として機能するようになっている。
尚、本実施例では、前記液晶ディスプレイ5は2行の表
示が可能とされている。
【0017】一方、前記印刷部3には、後述するテープ
カセット8が交換可能にセットされるテープカセット装
着部9が設けられている。このテープカセット装着部9
には、リボン巻取軸10及びテープ送り軸11が設けら
れ、さらに、図4にも示すように、サーマル印刷ヘッド
12が設けられていると共に、後述するローラホルダ1
3及びカッター機構14(共に図4にのみ図示)が設け
られている。
【0018】前記リボン巻取軸10及びテープ送り軸1
1は、パルスモータ15(図2にのみ図示)により駆動
されるようになっている。また、前記サーマル印刷ヘッ
ド12は、後述する印刷媒体に印刷を行うためのもの
で、複数個の発熱素子を縦方向すなわち後述する透明フ
ィルム18の幅方向に並設して構成されている。
【0019】ここで、前記テープカセット8について詳
述する。図4は、テープカセット装着部9にテープカセ
ット8がセットされた様子を、テープカセット8の上ケ
ースを取除いた状態で示している。このテープカセット
8は、前記上ケースと下ケース16aとからなるケース
16内に、以下のような機構を組込んで構成されてい
る。
【0020】即ち、ケース16は全体として矩形箱状を
なし、その前面(図4で下側の面)の左端部分に開口部
17を有している。このケース16内の図で右側上部に
位置して、印刷媒体としての例えば長尺なテープ状の透
明フィルム18が巻回されたテープスプール19が回転
自在に設けられ、図でその下方に位置して、長尺なサー
マルインクリボン20が巻回されたリボンスプール21
が回転自在に設けられている。さらに、ケース16内の
図で左側には、外面側にのみ剥離紙が付された長尺な両
面粘着テープ22が巻回された粘着テープスプール23
がやはり回転自在に設けられている。
【0021】そして、前記粘着テープスプール23の図
で下方には、前記サーマル印刷ヘッド12が挿通される
穴部16bが形成されている。また、ケース16内の図
で左下の隅部には、圧接ローラ25が設けられている。
さらに、ケース16内のほぼ中心部分には、リボン巻取
スプール24が設けられている。
【0022】このリボン巻取スプール24は、前記リボ
ン巻取軸10に連結されて回転されるようになってい
る。これにて、前記リボンスプール21から引出された
サーマルインクリボン20は、ケース16内に設けられ
た案内ローラ26,27,28等により前記サーマル印
刷ヘッド12部分に案内されて印刷に供された後、リボ
ン巻取スプール24に巻取られるようになっている。
【0023】一方、前記ローラホルダ13は、上記テー
プカセット8の前面部分に位置して、右端部の軸29を
中心に図4に示すセット位置と左端部側がテープカセッ
ト8から離れるリリース位置との間で回動可能に設けら
れ、その左端部側にはケース16の開口部17に臨むプ
ラテンローラ30及びテープ送りローラ31を備えて構
成されている。
【0024】セット位置においては、前記プラテンロー
ラ30が前記サーマル印刷ヘッド12に接して前記フィ
ルム18及びサーマルインクリボン20を受けるように
なっており、また、テープ送りローラ31は、前記圧接
ローラ25に圧接すると共に、前記テープ送り軸11に
連結され、前記フィルム18及び両面粘着テープ22の
送りを行うようになっている。
【0025】これにて、前記テープスプール19から引
出されたフィルム18は、案内ローラ32に掛渡された
後、前記サーマルインクリボン20と重ね合わされた状
態で、サーマル印刷ヘッド12とプラテンローラ30と
の間に送られて、その長手方向に沿って順次キャラクタ
の印刷が行われるようになっている。
【0026】そして、この後、印刷が行われたフィルム
18は、サーマルインクリボン20とは離され、粘着テ
ープスプール23から引出された両面粘着テープ22と
重ね合わされた状態で、圧接ローラ25とテープ送りロ
ーラ31との間を通され、ケース16の開口部17の左
端部から排出される。このとき、印刷が行われたフィル
ム18の裏面に、裏面側に剥離紙が付された両面粘着テ
ープ22が貼付けられるようになっている。
【0027】さらに、開口部17から排出された両面粘
着テープ22付のフィルム18は、テープカセット8の
左側に位置して設けられたカッター機構14により、所
定の長さで切断され、以て所定の印刷がなされたラベル
が形成されるようになっている。詳細な説明は省略する
が、このカッター機構14は、固定刃に対して接離及び
スライド移動する可動刃を有して構成され、鋏の如く、
前記フィルム18(ラベル)を両刃間に挟んだ状態で、
DCモータ33の駆動により可動刃を移動させて切断動
作を行うようになっている。
【0028】尚、図3に示すように、前記印刷部3に
は、テープカセット装着部9にセットされたテープカセ
ット8を開閉可能に覆うカバー34が設けられており、
テープカセット8の交換作業などは、このカバー34を
開放して行われるようになっている。
【0029】さて、図2に示すように、本体1内には、
上記した各機構を制御するための制御装置35が設けら
れている。この制御装置35は、マイクロコンピュータ
を主体として構成され、CPU36,ROM37,RA
M38等を備えている。前記CPU36には前記キーボ
ード4が接続されていると共に、前記液晶ディスプレイ
5を駆動する液晶ディスプレイ駆動回路39,前記パル
スモータ15を駆動するパルスモータ駆動回路40,前
記DCモータ33を駆動するDCモータ駆動回路41,
前記サーマル印刷ヘッド12を駆動するサーマル印刷ヘ
ッド駆動回路42が、夫々接続されている。
【0030】そして、前記ROM37には、表示用及び
印刷用のキャラクタジェネレータや、各種の制御用プロ
グラムが記憶されている。また、前記RAM38は、入
力されたキャラクタデータ等からなるテキストを記憶す
るテキストデータ記憶領域を有すると共に、印刷の際に
前記テキスト等に基づいて印刷パターンを展開するイメ
ージバッファ等を有して構成されている。
【0031】これにて、使用者がキーボード4を操作し
て、所望のキャラクタのデータ及び改行データ等(テキ
スト)を入力すると、そのキャラクタCや改行マークR
が液晶ディスプレイ5に表示されるようになる(図5参
照)と共に、作成されたテキストのデータがRAM38
に記憶される。この際、使用者が液晶ディスプレイ5を
見ながらキーボード4を操作することにより、テキスト
の編集なども行うことができるようになっている。
【0032】また、この後、使用者が機能キー7を操作
して印刷実行の指令を行うことにより、前記RAM38
に記憶されたテキストのデータが、イメージバッファに
展開され、これに基づいてサーマル印刷ヘッド12が駆
動されると共に、パルスモータ15及びDCモータ33
が駆動され、以て、前記フィルム18にキャラクタCを
印刷してラベルを形成する印刷動作が実行されるのであ
る。尚、本実施例では、図6に示すように前記フィルム
18にその幅方向において最大5行までの印刷を実行す
ることが可能とされている。
【0033】そして、後述するフローチャートの説明に
て明らかとなるように、制御装置35は、そのソフトウ
エア構成により、使用者がキーボード4を操作してテキ
ストを作成する際に、印刷可能な最大行数(この場合5
行)に対応する個数即ち5個以上の改行データが入力さ
れることを禁止する禁止手段として機能するようになっ
ている。
【0034】次に、上記構成の作用について述べる。テ
ープ印刷装置の電源が投入されると、図1のフローチャ
ートに示す手順にて処理が行われる。尚、ここでは、図
6に示すように、フィルム18に、「A」〜「S」のキ
ャラクタCを5行にわたって印刷する場合を具体例とし
てあげながら説明する。
【0035】即ち、電源が投入されると、まず初期設定
の処理が行われ(ステップS1)、使用者によるキー入
力が可能となる(ステップS2)。ここで、使用者がキ
ーボード4のキャラクタキー6等を操作してキャラクタ
Cのデータを入力した場合には(ステップS2及びステ
ップS3にてYes)、入力されたキャラクタデータが
RAM38に記憶されると共に、液晶ディスプレイ5に
表示が行われる(ステップS4)。
【0036】上記の例の場合には、使用者は、まず、キ
ャラクタキー6により、「ABCD」のデータを順に入
力し、このとき、図5(a)に示すように、液晶ディス
プレイ5の1行目(上段)には、行数を表すための数字
「1」及びコロン「:」が表示され、これに引続いて
「ABCD」が表示される。
【0037】そして、使用者が、その位置で行を変えて
その後のキャラクタデータを次の行に移したい場合に
は、改行キーを操作して改行データを入力する(ステッ
プS2にてYes、ステップS3にてNo、ステップS
5にてYes)。すると、まず、今までの改行データの
個数のチェックがなされ(ステップS6)、改行データ
がすでに4個存在しているかが判断される(ステップS
7)。4個未満であった場合には(ステップS7にてN
o)、ステップS5の改行データが受け付けられて、液
晶ディスプレイ5に改行マークRの表示が行われ、カー
ソルが次の行の先頭に移行する(ステップS8)。
【0038】上記の例では、「ABCD」の入力後、改
行キーを操作すると、液晶ディスプレイ5には、「D」
の文字の次に改行マークRが表示され、カーソルが2行
目の先頭(「2:」の次)に移行する。そこで、使用者
は、ステップS2に戻って「EFGH」を順に入力する
と(ステップS2及びステップS3にてYes)、図5
(b)に示すように、1行目に「ABCD」、2行目に
「EFGH」が表示されることになる(ステップS
4)。
【0039】このような「EFGH」のキャラクタデー
タの入力後、再びステップS2にて改行データを入力す
ると(ステップS2にてYes、ステップS3にてN
o、ステップS5にてYes)、図5(c)に示すよう
に、液晶ディスプレイ5は1行分だけスクロールし(ス
テップS6、ステップS7にてNo、ステップS8)、
3行目(「3:」)が現われるようになる。以下、同様
に、3行目に「IJKL」を入力しさらに改行データを
入力すると、図5(d)に示すように4行目
(「4:」)が現われ、さらに、「MNOP」を入力し
さらに改行データを入力すると5行目が現われる。ここ
までで、入力された改行データ(改行マークR)の数は
4個となる。
【0040】そして、図5(e)に示すように、5行目
に「QRS」のキャラクタデータを入力する。すると、
カーソルが「S」の次の位置にくるが、ここでは、すで
に4個の改行データが入力されているので、それ以上の
改行データの入力が禁止されている。従って、もし次に
改行キーを操作しても、ステップS7にてNoとなり、
エラー表示あるいはアラームによるエラー報知がなされ
るようになるのである(ステップS9)。
【0041】以上のように、キャラクタデータ及び改行
データ(テキスト)の入力がなされた後、使用者により
例えば印刷実行キーが操作されると、ステップS10の
その他の処理において、印刷が実行される。これによ
り、図6に示すように、フィルム18に、「ABC
D」,「EFGH」,「IJKL」,「MNOP」,
「QRS」というキャラクタCが5行にわたって印刷さ
れる。
【0042】尚、図1のフローチャートには具体的に示
してはいないが、前述のように本実施例のテープ印刷装
置は、前記キャラクタデータや改行データの、修正,加
入,削除,移動,コピー,合成といったテキスト編集機
能をも備え、使用者のキー操作により所望の編集を行い
得るようになっている。また、印刷にあたっては、入力
された行数に応じたキャラクタの大きさにて印刷がなさ
れるようになっている。従って、従来例で説明した図7
及び図8に示すような、1行あるいは2行などの印刷の
実行も可能であることは勿論である。
【0043】そして、詳しい説明は省略するが、前記5
行にわたるキャラクタCを1ブロックとみなし、新たな
ブロックに係るキャラクタデータの入力を可能とする改
ブロックの機能が設けられている。この改ブロックは、
キーボード4の改ブロックキーが操作されたときにのみ
行われるようになっており、この改ブロック機能を使用
することにより、前記フィルム18に各ブロックを横に
並べて印刷することが可能とされている。
【0044】このように本実施例によれば、改行キーの
操作により、テキスト中の所望の位置に改行データを入
力することによって、その位置で行を変えてその後のキ
ャラクタデータを次の行に移した印刷を行うことができ
るようになった。従って、従来のものと異なって、使用
者は、どの行にどのキャラクタデータを配置するかをい
ちいち指定する必要はなく、改行データをテキストデー
タ中の所望の位置に入力するだけで自動的に改行がなさ
れ、キャラクタデータの入力あるいはテキスト編集の際
に、フレキシブルに改行を指定することができる。
【0045】しかも、印刷可能な所定行数に対応する個
数以上の改行データの入力を禁止するようにしているか
ら、使用者が誤って印刷不能な行数にわたるテキストを
作成してしまうといったことが未然に防止されるもので
ある。
【0046】この結果、使用者は、所望の位置にて改行
がなされたテキストを容易に作成することができて所望
の印刷を行わせることができ、従来に比べて使い勝手を
十分に向上させ得るものである。
【0047】尚、上記実施例では透明フィルム18に印
刷を行う場合を例としたが、印刷媒体としては、テープ
状の紙であっても良く、また、必ずしも裏面に両面粘着
テープ22を貼付ける構成としなくとも良いなど、本発
明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る
ことが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
のテープ印刷装置によれば、複数行にわたっての印刷を
可能としたものにおいて、キャラクタデータの入力ある
いは編集の際に、フレキシブルに改行を指定することが
できると共に、改ブロックデータ入力の前に所定行数に
対応する個数以上の改行データの入力が禁止されている
ので、それ以上の余分な改行データが入力されてしまう
ことがないから、使用者の使い勝手を良好とすることが
できるという優れた実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の処理手順のフロ
ーチャート
【図2】電気的構成を概略的に示すブロック図
【図3】テープカセットを取外して示す全体の平面図
【図4】テープカセット部分を示す拡大平面図
【図5】液晶ディスプレイの表示の一例を示す平面図
【図6】フィルムの印刷例を示す図
【図7】従来例を示す印刷例を示す図
【図8】異なる印刷例を示す図
【符号の説明】
図面中、1はテープ印刷装置本体、2は入力操作部(キ
ャラクタデータ入力手段,改行データ入力手段)、3は
印刷部、4はキーボード、5は液晶ディスプレイ、8は
テープカセット、9はテープカセット装着部、12はサ
ーマル印刷ヘッド、14はカッター機構、16はケー
ス、18は透明フィルム(印刷媒体)、20はサーマル
インクリボン、22は両面粘着テープ、25は圧接ロー
ラ、30はプラテンローラ、31はテープ送りローラ、
35は制御装置(禁止手段)、36はCPU、37はR
OM、38はRAM、Cはキャラクタ、Rは改行マーク
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−24360(JP,A) 特開 昭60−234856(JP,A) 実開 平3−72461(JP,U) 特公 昭63−1620(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/36 B41J 3/407 B41J 3/46 B41J 5/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の印刷媒体に、そのテープ状の
    印刷媒体の幅方向において1ブロックあたり1行あるい
    は所定行数までの複数行にわたって文字、記号等のキャ
    ラクタを、その印刷媒体の長手方向に複数ブロック並べ
    て印刷可能なテープ印刷装置であって、 前記キャラクタのデータを入力するためのキャラクタデ
    ータ入力手段と、 改行データを入力するための改行データ入力手段と、改ブロックデータを入力するための改ブロックデータ入
    力手段と、 改ブロックデータ入力の前に、前記 改行データ入力手段
    による前記所定行数に対応する個数以上の改行データの
    入力を禁止する禁止手段と、 前記キャラクタデータ入力手段及び改行データ入力手段
    により入力されたキャラクタデータ、改ブロックデー
    タ、及び改行データに基づいて前記印刷媒体に印刷を実
    行する印刷手段を具備することを特徴とするテープ印刷
    装置。
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