JPH07276746A - テープ印刷装置 - Google Patents

テープ印刷装置

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JPH07276746A
JPH07276746A JP6966694A JP6966694A JPH07276746A JP H07276746 A JPH07276746 A JP H07276746A JP 6966694 A JP6966694 A JP 6966694A JP 6966694 A JP6966694 A JP 6966694A JP H07276746 A JPH07276746 A JP H07276746A
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JP
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numbering
tape
printing
display
character string
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JP6966694A
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English (en)
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Shoji Sakuragi
章二 桜木
Hideo Ueno
英生 上野
Seiji Mori
政治 森
Akihiro Sawada
昭広 澤田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナンバリング文字列の指定がなされている場
合となされていない場合とで、ナンバリング回数の設定
のための表示を表示装置に区別して表示するテープ印刷
装置を提供すること。 【構成】 印刷パラメータセット処理が開始されると
(S3)、まず、パラメータ設定の初期画面が表示さ
れ、ディフォルト値が設定される(S31)。印刷デー
タ中にナンバリング文字列があればナンバリング回数の
項目欄74に「無し」を表示し(S35)、一方、ナン
バリング文字列がなければ「OFF」を表示する(S3
7)。次に、操作者により、左右カーソルキー3bが入
力されればカーソル75を隣の項目に移動し(S4
7)、上下カーソルキー3bが入力されれば、カーソル
75の位置する項目の値が更新され表示される(S4
9)。実行キー3aが入力されると印刷パラメータセッ
ト処理を終了する(S51)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数字、アルファベッ
ト、五十音のように所定の配列順序を有するナンバリン
グ文字列を順次更新してテープ毎に印刷するナンバリン
グ機能を備えたテープ印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本願出願人は、特開平5−177
898号公報に記載のように、キーボードやLCDディ
スプレイや印刷機構を備え、この印刷機構によりテープ
カセットに収納された印刷媒体としてのテープに文字や
記号を印刷できるテープ印刷装置を提案した。このテー
プ印刷装置は、ファイル名などをラベルとして印刷し、
ファイルの背表紙等に貼着するテープを作成するための
ものである。
【0003】ところで、最近、本願出願人は、特開平5
−185695号公報(特願平4ー19494号)に記
載のように、数字、アルファベット、五十音のように所
定の配列順序を有するナンバリング文字列について、順
次カウントアップするナンバリング処理を施しながら、
印刷媒体としてのテープに印刷するようにしたテープ印
刷装置を提案した。
【0004】かかるテープ印刷装置では、まず、操作者
によって、データの入力中やデータの入力後に、ナンバ
リングを行なうナンバリング文字列が指定される。そし
て、該データをテープに印刷する前に、更に操作者によ
って、ナンバリングの回数が設定され、その後、該テー
プの印刷が行なわれていた。このナンバリング回数の設
定は、図9(a)に示されるような設定画面にて行なわ
れていた。
【0005】図9(a)は、テープ印刷前における印刷
パラメータ設定画面を表わした図である。画面は2行で
表示される。1行目(上段行)には、印刷パラメータの
項目が表示され、2行目(下段行)には、その印刷パラ
メータに対応する現在の設定状況が表示されている。
【0006】操作者がナンバリング回数の設定を行なう
ためには、左右カーソルキーにて、カーソル91をナン
バリング回数の項目欄92に移動し、次に、上下カーソ
ルキーにて、ナンバリング回数を設定するようにしてい
た。上カーソルキーの入力により、ナンバリング回数が
「1」づつ増加して設定され、下カーソルキーの入力に
より、ナンバリング回数が「1」づつ減少して設定され
る。例えば、ナンバリング回数の項目欄92に「無し」
が表示された状態から、上カーソルキーが1回入力され
るとナンバリング回数の項目欄92に「1」が入力さ
れ、さらに、上カーソルキーが1回入力されると「2」
が入力されるというように構成されていた。
【0007】また、印刷パラメータの設定が終了し印刷
が開始されると、図9(b)に示される印刷の状況を表
わした印刷中画面がLCDディスプレイに表示される。
この印刷中画面の1行目左端には、装置が印刷動作中で
あることを示す「印刷中」95の表示がなされている。
2行目の中央には、印刷枚数の状況を示す「1/3枚」
96の表示がなされ、2行目の右端には、ナンバリング
の状況を示す「2/5回」97の表示がなされている。
【0008】印刷枚数の状況を示す「1/3枚」とは、
同一のデータを印刷するテープの枚数が3枚で、しか
も、その内の1枚目の印刷を現在実行中であることを示
している。また、ナンバリングの状況を示す「2/5
回」とは、ナンバリング回数の設定が5回で、しかも、
その内の2回目の印刷を現在実行中であることを示して
いる。
【0009】即ち、ナンバリング文字列として「A」が
指定されているとき、ナンバリング処理は、「A」、
「B」、「C」、・・・のように行なわれるわけである
が、ナンバリング回数が5回とは、「A」から「E」ま
でナンバリングが行なわれることを意味し、ナンバリン
グが2回目とは、「B」が印刷中であることを意味して
いる。また、印刷枚数が「3」に設定されていると、ナ
ンバリング毎に3枚の印刷が行なわれることを意味する
のである。つまり、ナンバリング文字列が「B」の場合
は「B」が3枚印刷され、「C」についても3枚印刷さ
れるのである。3枚のコピーが行なわれるからである。
【0010】このように、従来のテープ印刷装置では、
テープの印刷前には、ナンバリング回数などの設定を行
なうための印刷パラメータ設定画面が表示され、また、
テープの印刷中には、テープの印刷状況を操作者に示す
ための印刷中画面が表示されるように構成されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成されたテープ印刷装置では、印刷前の印刷パ
ラメータ設定画面において、ナンバリング回数の項目欄
92が、ナンバリング文字列の指定されていないデータ
を印刷する場合であっても、ナンバリング文字列の指定
されたデータを印刷する場合と同様に表示されていた。
このため、操作者は、印刷前に印刷パラメータ設定画面
を見ただけでは、印刷しようとするデータにナンバリン
グ文字列の指定があるかどうかわからないという問題点
があった。つまり、ナンバリング文字列の指定がないに
も拘らずナンバリング回数の項目欄92が表示されてい
るので、ナンバリング回数の設定をしなければならない
のか否かがわからないのである。
【0012】また、ナンバリング文字列の指定のないデ
ータやナンバリング文字列の指定はあるもののナンバリ
ング回数が1回に設定されたデータの印刷を行なう場
合、その印刷状況を示す印刷中画面において、ナンバリ
ングの状況を示すことは必要がないにも拘らず「1/1
回」という表示がなされていた。このため、操作者によ
る印刷状況の確認を、不要な表示項目によって困難なも
のとしてしまうという問題点があった。同様に、印刷枚
数の状況を示す印刷中画面についても、印刷枚数が1枚
であるにも拘らず「1/1枚」という表示がなされてい
た。よって、この場合にも操作者による印刷状況の確認
を困難なものとしてしまうという問題点があった。
【0013】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、ナンバリング文字列の指定がな
されている場合となされていない場合とで、ナンバリン
グ回数の設定のための表示を表示手段に区別して表示す
ることで、操作者が、印刷しようとするデータにナンバ
リング文字列の指定がなされているかどうかを明確に認
識できるテープ印刷装置を提供することを目的としてい
る。
【0014】また、本発明の別の目的は、印刷の状況を
示す印刷中画面において、不要な表示を行なわずに必要
な表示のみを行なうようにして、操作者が、印刷の状況
を容易に確認し得るテープ印刷装置を提供することを目
的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1のテープ印刷装置は、文字や記号及び種々
の指令を入力するための入力手段と、前記入力手段から
入力される文字や記号のデータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段のデータを表示する表示手段と、印刷媒体
としてのテープに文字や記号のデータを印刷する印刷手
段とを備え、数字、アルファベット、五十音のように所
定の配列順序を有するナンバリング文字列を、前記印刷
手段によりテープ毎に順次更新して印刷するように構成
され、前記記憶手段に記憶されるデータのうち前記ナン
バリング文字列を指定するための指定手段と、前記指定
手段により指定された前記ナンバリング文字列のナンバ
リング回数を設定するための設定手段と、前記指定手段
によりナンバリング文字列の指定がなされている場合と
なされていない場合とで、前記設定手段によるナンバリ
ング回数の設定のための表示を前記表示手段に区別して
表示する制御手段とを備えている。
【0016】請求項2のテープ印刷装置は、請求項1の
テープ印刷装置において、前記制御手段が、前記指定手
段によりナンバリング文字列の指定がされている場合に
のみ、前記表示手段に前記設定手段によるナンバリング
回数の設定のための表示をおこなうように構成されたも
のである。
【0017】請求項3のテープ印刷装置は、請求項1又
は2のテープ印刷装置において、前記指定手段によりナ
ンバリング文字列の指定がなされている場合にのみ、前
記印刷手段によるテープの印刷中に、前記表示手段にナ
ンバリング回数の表示を行なうナンバリング表示制御手
段を備えている。
【0018】請求項4のテープ印刷装置は、請求項1又
は2のテープ印刷装置において、前記設定手段により複
数のナンバリング回数が設定されている場合にのみ、前
記印刷手段によるテープの印刷中に、前記表示手段にナ
ンバリング回数の表示を行なうナンバリング表示制御手
段を備えている。
【0019】請求項5のテープ印刷装置は、請求項3又
は4のテープ印刷装置において、前記ナンバリング表示
制御手段による前記ナンバリング回数の表示が、前記ナ
ンバリング文字列の更新毎にカウントアップ又はカウン
トダウンする態様で表示されるように構成されたもので
ある。
【0020】請求項6のテープ印刷装置は、文字や記号
及び種々の指令を入力するための入力手段と、前記入力
手段から入力される文字や記号のデータを記憶する記憶
手段と、前記記憶手段のデータを表示する表示手段と、
印刷媒体としてのテープに文字や記号のデータを印刷す
る印刷手段と、前記記憶手段に記憶されたデータを複数
枚のテープに印刷するためのコピー手段とを備え、前記
コピー手段により印刷されるテープのコピー枚数を指定
するための指定手段と、前記指定手段により複数のコピ
ー枚数が指定された場合にのみ、前記印刷手段によるテ
ープの印刷中に、前記表示手段に印刷中のコピー枚数の
表示を行なうコピー表示制御手段とを備えている。
【0021】請求項7のテープ印刷装置は、請求項6の
テープ印刷装置において、前記コピー表示制御手段によ
る前記コピー枚数の表示が、1枚のテープに印刷が行な
われる毎にカウントアップ又はカウントダウンする態様
で表示されるように構成されたものである。
【0022】
【作用】上記の構成を有する請求項1のテープ印刷装置
においては、指定手段によって、数字、アルファベッ
ト、五十音のように所定の配列順序を有するナンバリン
グ文字列が指定され、その指定されたナンバリング文字
列のナンバリング回数が設定手段により設定される。制
御手段は、前記指定手段によりナンバリング文字列の指
定がなされている場合となされていない場合とで、前記
設定手段によるナンバリング回数の設定のための表示を
表示手段に区別して表示する。
【0023】請求項2のテープ印刷装置においては、請
求項1のテープ印刷装置と同様に作用する上、前記制御
手段は、指定手段によりナンバリング文字列の指定がさ
れている場合にのみ表示手段にナンバリング回数の設定
のための表示を行い、ナンバリング文字列の指定がされ
ていない場合には表示手段にナンバリング回数の設定の
ための表示を行なわない。
【0024】請求項3のテープ印刷装置においては、請
求項1又は2のテープ印刷装置と同様に作用する上、ナ
ンバリング表示制御手段は、印刷手段によるテープの印
刷中に、指定手段によりナンバリング文字列の指定がな
されている場合にのみ表示手段にナンバリング回数の表
示を行ない、ナンバリング文字列の指定がなされていな
い場合には表示手段にナンバリング回数の表示を行なわ
ない。
【0025】請求項4のテープ印刷装置においては、請
求項1又は2のテープ印刷装置と同様に作用する上、ナ
ンバリング表示制御手段は、印刷手段によるテープの印
刷中に、設定手段により複数のナンバリング回数が設定
されている場合にのみ表示手段にナンバリング回数の表
示を行ない、ナンバリング回数の設定が1の場合には表
示手段にナンバリング回数の表示を行なわない。
【0026】請求項5のテープ印刷装置においては、請
求項3又は4のテープ印刷装置と同様に作用する上、前
記ナンバリング表示制御手段は、ナンバリング回数の表
示をナンバリング文字列の更新毎にカウントアップ又は
カウントダウンする態様で表示手段に表示する。
【0027】請求項6のテープ印刷装置においては、入
力手段により入力された文字や記号のデータを記憶手段
に記憶し、これを表示手段に表示するとともに、入力手
段からの指令に応答して印刷手段を動作させ、印刷媒体
としてのテープに前記データを印刷する。コピー手段は
前記データを複数枚のテープに印刷するためのものであ
り、指定手段により印刷されるテープのコピー枚数が指
定される。コピー表示制御手段は、印刷手段によるテー
プの印刷中に、前記指定手段により複数のコピー枚数が
指定された場合にのみ表示手段に印刷中のコピー枚数の
表示を行ない、コピー枚数が1枚の場合には表示手段に
印刷中のコピー枚数の表示を行なわない。
【0028】請求項7のテープ印刷装置においては、請
求項6のテープ印刷装置と同様に作用する上、前記コピ
ー表示制御手段は、コピー枚数の表示を1枚のテープに
印刷が行なわれる毎にカウントアップ又はカウントダウ
ンする態様で表示手段に表示する。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。
【0030】本実施例は、アルファベット文字や記号な
どの多数のキャラクタやバーコードを印刷テープに印刷
可能なテープ印刷装置に本発明を適用した場合のもので
ある。
【0031】図1に示すように、テープ印刷装置1の本
体フレーム2の前部には入力手段としてのキーボード3
が配設され、キーボード3の後方で本体フレーム2内に
は印刷手段としての印刷機構PMが配設される。また、
キーボード3の直ぐ後側には、文字や記号を2行分表示
可能な表示手段としての液晶(LCD)ディスプレイ2
2が設けられている。また、本体フレーム2には、印刷
機構PMに装着するテープ収納カセットCSを着脱する
ときに、カバーフレーム6を開放する為のリリースボタ
ン4が配設されている。さらに、本体フレーム2には、
印刷テープ19を手動で切断する為の切断装置が内蔵さ
れており、この切断装置は、本体フレーム2の一側に設
けられた操作ボタン5を押下することにより、印刷テー
プ19を切断するものである。
【0032】キーボード3には、アルファベットや数字
や記号を入力する為の文字キー、スペースキー、実行キ
ー3a、カーソルを左右上下に移動させるためのカーソ
ルキー3b、印刷を指令する印刷キー3c、ナンバリン
グ文字列を指定するための指定手段としての指定キー3
d、電源をON・OFFする為の電源キーなどが設けら
れている。なお、ナンバリング文字列は、印刷データの
入力中、又は、入力後に、かかる指定キー3dの操作に
より指定される。
【0033】次に、印刷機構PMについて、図2に基い
て簡単に説明すると、印刷機構PMに着脱自在に矩形状
のテープカセットCSが装着されており、このテープカ
セットCSには、ラミネートフィルムテープ7が巻装さ
れたテープスプール8と、印字リボン9が巻装されたリ
ボン供給スプール10と、この印字リボン9を巻取る巻
取りスプール11と、ラミネートフィルムテープ7と同
一幅を有する両面テープ12が剥離紙を外側にして巻装
された供給スプール13と、これらラミネートフィルム
テープ7と両面テープ12とを接合させる接合ローラ1
4とが回転自在に設けられている。
【0034】前記ラミネートフィルムテープ7と印字リ
ボン9とが重なる位置には、サーマルヘッド(印字ヘッ
ドに相当する)15が本体フレーム2に立設され、これ
らラミネートフィルムテープ7と印字リボン9とをサー
マルヘッド15に押圧するプラテンローラ16と、ラミ
ネートフィルムテープ7と両面テープ12とを接合ロー
ラ14に押圧して印刷テープ19を作成する送りローラ
17とは、本体フレーム2に回動自在に枢着された支持
体18に回転可能に枢支されている。このサーマルヘッ
ド15には、128個の発熱素子からなる発熱素子群が
上下方向に列設されている。
【0035】従って、テープ送りモータ47(図3参
照)の所定回転方向への駆動により、接合ローラ14と
巻取りスプール11とが所定回転方向に夫々同期して駆
動されながら、サーマルヘッド15の発熱素子群に通電
されたとき、ラミネートフィルムテープ7上には複数の
ドット列により文字やバーコードが印字され、しかもラ
ミネートフィルムテープ7は両面テープ12を接合した
状態で印刷テープ19としてテープ送り方向Aにテープ
送りされ、図1及び図2に示すように、本体フレーム2
の外部に繰出される。尚、印刷機構PMの詳細について
は、特開平2−106555号公報に記載されているの
でその説明を省略する。
【0036】また、印刷手段としての印刷機構PMとし
て、本実施例では、サーマルヘッド式のものが示されて
いるが、この他に、インクジェット式(固定ヘッドとし
たもの)のようにドットパターンを形成するものや、イ
ンパクトプリント式のもの等をあげることができる。さ
らに、印刷媒体としてのテープも、本実施例のラミネー
トテープの他に、ラミネートされていないノンラミネー
トテープであってもよい。
【0037】次に、この印刷テープ19を切断する手動
式の切断装置30について、図2に基いて簡単に説明す
ると、本体フレーム2の直ぐ内側には板状の補助フレー
ム31が立設され、この補助フレーム31に固定刃32
が上向きに固着されている。補助フレーム31に固着さ
れた枢支軸33には、前後方向に延びる操作レバー34
の前端近傍部が回動可能に枢支され、その操作レバー3
4の枢支軸33より前側に対応する部位において、可動
刃35が前記固定刃32と対向して取付けられている。
また、操作レバー34の後端部は、切断用操作ボタン5
の下側に位置し、操作レバー34は常には、可動刃35
が固定刃32から離間する方向に図示外のバネ部材で弾
性付勢されている。
【0038】印刷テープ19に文書やバーコードの印刷
後においては、印刷テープ19はテープカセットCSか
ら固定刃32と可動刃35との間を通って本体フレーム
2外に延びているので、その切断用操作ボタン5を下方
に押圧操作すると、操作レバー34を介して、可動刃3
5が固定刃32に接近して、これら両刃32・35で印
刷テープ19が切断される。
【0039】ところで、前記テープカセットCSから繰
出される印刷テープ19として、テープ幅を6mm、9m
m、12mm、18mm、24mmとする5種類が準備されて
おり、これらテープカセットCSの底壁部には、これら
5種類のテープ幅の何れかを検知する為に、3つの突出
爪を組合せた突出片20が設けられている。そして、本
体フレーム2には、この突出片20の突出爪の組合せか
らテープ幅を検知するカセットセンサ42(図3参照)
が取付けられている。
【0040】テープ印刷装置1の制御系は、図3のブロ
ック図に示すように構成されている。制御装置Cの入出
力インターフェース50には、キーボード3と、カセッ
トセンサ42と、LCDディスプレイ22に表示データ
を出力する為のビデオRAM24を有するディスプレイ
コントローラ(LCDC)23と、警告用ブザー45の
為の駆動回路46と、印刷機構PMのサーマルヘッド1
5を駆動する為の駆動回路48と、同じく、印刷機構P
Mのテープ送りモータ47を駆動する為の駆動回路49
とが夫々接続されている。
【0041】制御装置Cは、CPU52と、このCPU
52にデータバスなどのバス51を介して接続された入
出力インターフェース50、CGROM53、ROM5
4、55及びRAM60とから構成されている。
【0042】CGROM53には、多数のキャラクタの
各々に関して、表示の為のドットパターンデータがコー
ドデータに対応させて格納されている。
【0043】ROM(ドットパターンデータメモリ)5
4には、文字や記号などのキャラクタを印刷する為に多
数のキャラクタの各々に関して、印刷用ドットパターン
データが、各キャラクタのコードデータに対応させて格
納されている。
【0044】ROM55には、図4乃至6に示すフロー
チャートの処理を実行するための制御プログラム、キー
ボード3から入力された文字や記号などのキャラクタの
コードデータに対応させてディスプレイコントローラ2
3を制御する表示駆動制御プログラム、テキストメモリ
61のデータを順次読出してサーマルヘッド15やテー
プ送りモータ47を駆動する印刷駆動制御プログラムな
どの各種のプログラムが格納されている。
【0045】RAM60には、記憶手段としてのテキス
トメモリ61、カーソルカウンタ62、ナンバリングカ
ウントメモリ63、ナンバリングカウンタ64、コピー
カウントメモリ65、コピーカウンタ66、及び、フラ
グメモリ67、などの各種のメモリ領域が設けられてい
る。
【0046】テキストメモリ61には、キーボード3か
ら入力された文字や記号から構成される文書データが記
憶される。即ち、文字や記号を示すコードデータと、前
記指定キー3dの押下によりナンバリング文字列である
ことを指定するためのフラグデータが記憶される。この
フラグデータの付されるコードデータがナンバリング文
字列である。
【0047】カーソルカウンタ62は、図7に示す印刷
パラメータ設定画面70におけるカーソル75の位置を
記憶する。具体的にカーソル75は、カーソルカウンタ
62の値が「0」の場合には「左右余白」72の項目部
分に位置し、「1」の場合には「印刷枚数」73の項目
部分に位置し、「2」の場合には「ナンバリング」74
の項目部分に位置する。尚、カーソルカウンタ62の値
は、左右カーソルキー3bの操作に応じて、「0」から
「2」の間で循環して更新される。また、フラグメモリ
67には、カーソルキー3bの操作により設定された印
刷テープ19の左右余白についてのデータが記憶され
る。
【0048】ナンバリングカウントメモリ63は、操作
者により設定されたナンバリング回数を記憶する。この
設定は、印刷パラメータセット処理S3において行なわ
れる。
【0049】ナンバリングカウンタ64は、印刷テープ
19の印刷中にナンバリング処理の回数を計数するため
のカウンタである。印刷パラメータセット処理S3にお
いて、ナンバリングカウントメモリ63と同じ値が設定
される。印刷動作が開始されると、ナンバリングカウン
タ64の値は、ナンバリング文字列の更新毎に「1」づ
つ減少される。ナンバリングカウンタ64の値が「0」
になるまでナンバリング処理が行なわれ、印刷テープ1
9が作成される。
【0050】コピーカウントメモリ65は、操作者によ
り設定された印刷枚数を記憶する。この設定は、印刷パ
ラメータセット処理S3において行なわれる。例えば、
コピーカウントメモリ65の値が「1」の場合には印刷
テープ19は1枚作成され、「2」の場合には2枚作成
される。この時、テープ19に印刷されるデータの内容
は、全く同じものである。なお、コピーカウントメモリ
65の値が何ら設定されない場合、コピーカウントメモ
リ65には「1」が設定される。
【0051】コピーカウンタ66は、印刷中に印刷テー
プ19の作成枚数を計数するためのカウンタである。印
刷パラメータセット処理S3において、コピーカウント
メモリ65と同じ値が設定される。印刷動作が開始され
ると、印刷テープ19が1枚作成される毎に、コピーカ
ウンタ66の値は「1」づつ減少される。そして、コピ
ーカウンタ66に設定された値の数だけ、同一のデータ
の印刷された印刷テープ19が作成される。
【0052】尚、本実施例の場合、ナンバリングは、ナ
ンバリング文字列として、数字が指定されているとき
は、指定された数字から順次1づつ加算された値が印刷
される。英記号の場合は、指定された英記号からアルフ
ァベット順に印刷され、かな記号の場合は、指定された
かな記号から50音順に印刷されされる。ナンバリング
は、ナンバリング文字列に所定の配列順序があれば何で
も良いのである。
【0053】図7を参照して、印刷パラメータ設定画面
70の構成を説明する。印刷パラメータ設定画面70
は、テープの印刷前に、印刷の状態を設定するためにL
CDディスプレイ22に表示される。設定項目は、3つ
である。1つ目は、印刷テープ19の左右の余白サイズ
72の設定である。2つ目は、印刷枚数73、即ち、コ
ピー枚数の設定であり、3つ目は、ナンバリング回数7
4の設定である。
【0054】図7(a)は、左右余白72が「小」、印
刷枚数(コピー枚数)73が「1」、ナンバリング文字
列の指定が印刷データにあるもののナンバリング回数7
4の設定がなされていない「無し」、の状態が設定され
た印刷パラメータ設定画面70を示している。また、こ
の画面において、カーソル75は左右余白72の項目の
箇所に位置している。
【0055】設定内容の変更は、カーソル75を変更し
たい項目の箇所に左右カーソルキー3bを操作して移動
し、次に、上下カーソルキー3bを操作して項目の内容
を変更する。例えば、カーソル75が印刷枚数73の項
目に位置した状態で上カーソルキー3bを操作すると、
上カーソルキー3bの操作の回数だけ、印刷枚数の設定
値が増加される。一方、下カーソルキー3bが操作され
ると、下カーソルキー3bの操作の回数だけ、印刷枚数
の設定値が減少される。なお、ナンバリング回数74の
設定も同様の操作によりなされる。
【0056】図7(b)は、左右余白72が「小」、印
刷枚数(コピー枚数)73が「5」、ナンバリング文字
列の指定が印刷データにあり、そのナンバリング回数7
4が「10」に、設定された印刷パラメータ設定画面7
0の状態が示されている。なお、図7(b)では、カー
ソル75は、ナンバリング回数74の項目の箇所に位置
している。
【0057】図7(c)は、左右余白72が「小」、印
刷枚数(コピー枚数)73が「5」と設定され、ナンバ
リング文字列の指定が印刷データにない場合の印刷パラ
メータ設定画面70の状態が示されている。このよう
に、印刷データにナンバリング文字列が存在しない場合
は、ナンバリング回数74の項目欄には、「無し」の表
示と区別して「OFF」と表示される。よって、操作者
は、この表示によって、印刷データにナンバリング文字
列の指定がないのでナンバリング回数の設定ができない
ことを認識することができる。
【0058】図8を参照して、印刷中画面80の構成を
説明する。印刷中画面80は、テープの印刷中に、印刷
の状況を操作者に知らせるためにLCDディスプレイ2
2に表示される。印刷中画面80は、印刷中であること
を示す印刷中81の表示と、印刷枚数(コピー枚数)の
印刷状況を示す表示82と、ナンバリングの処理状況を
示す表示83とから構成される。
【0059】図8(a)は、印刷枚数(コピー枚数)7
3が「5」、ナンバリング回数74が「10」と設定さ
れた場合の1枚目のテープの印刷中になされる表示を示
した図である。
【0060】図8(b)は、印刷枚数(コピー枚数)7
3が「5」と設定され、ナンバリングについては、ナン
バリング文字列の指定が印刷データにない場合、又は、
ナンバリング文字列の指定はあるもののナンバリング回
数74の設定が「0」若しくは「1」の場合に、1枚目
のテープの印刷中になされる表示を示した図である。こ
のような場合には、実質的に、ナンバリング処理はなさ
れないので、ナンバリング処理の進行状況の表示を表示
を行なわないこととした。従って、印刷中の表示に不要
なデータは表示されないので、操作者は印刷の状況を容
易に認識することができる。
【0061】図8(c)は、印刷枚数(コピー枚数)7
3が「1」と設定され、ナンバリングについては、ナン
バリング文字列の指定が印刷データにない場合、又は、
ナンバリング文字列の指定はあるもののナンバリング回
数74の設定が「0」若しくは「1」の場合に、テープ
の印刷中になされる表示を示した図である。このよう
に、コピー枚数が1枚の場合には、印刷状況を示す表示
に、コピー枚数の印刷状況が表示されないので、即ち、
不要なデータは表示されないので、操作者は印刷の状況
を容易に認識することができる。
【0062】次に、テープ印刷装置1の制御装置Cで行
なわれるテープの印刷処理について、図4乃至図6のフ
ローチャートに基いて説明する。尚、図中符号Si(i
=1、3、5・・・)は各ステップである。
【0063】図4は、印刷処理の全体を示したフローチ
ャートである。操作者により印刷キー3cが押下される
と、図4の印刷処理が開始される(S1)。そして、ま
ず、図5に示される印刷パラメータセット処理が実行さ
れる(S3)。この印刷パラメータセット処理では、印
刷テープ19の左右の余白をサイズの設定や、印刷枚数
(コピー枚数)、ナンバリング回数の設定が、テープの
印刷に先立って行なわれる。
【0064】図5は、かかる印刷パラメータセット処理
(S3)のフローチャートである。まず、LCDディス
プレイ22には、図7(a)に示されるパラメータ設定
の初期画面が表示される(S31)。これと同時に、カ
ーソルカウンタ62には、「0」が設定され、フラグメ
モリ67には、左右余白「小」が設定される。また、印
刷枚数(コピー枚数)を記憶するコピーカウントメモリ
65及びコピーカウンタ66には「1」が設定され、ナ
ンバリング回数を記憶するナンバリングカウントメモリ
63及びナンバリングカウンタ64には「0」が設定さ
れる。なお、ここで設定される値は、操作者の設定前に
装置により予め与えられるディフォルト値である。
【0065】初期画面が表示されディフォルト値が設定
されると(S31)、印刷しようとするデータ中にナン
バリング文字列の指定がされているかどうか検索される
(S33)。印刷データ中にナンバリング文字列があれ
ば(S33:Y)、ナンバリング回数の項目欄74に
「無し」を表示し(S35)、一方、ナンバリング文字
列がなければ(S33:N)、「OFF」を表示する
(S37)。
【0066】印刷パラメータ設定画面70が表示される
と、次に、操作者によるキー入力待ちの状態にはいる
(S39:N)。キー入力があると(S39:Y)、入
力されたキーの種類が判断され(S41、S43、S4
5)、それぞれに応じた処理が実行される(S47、S
49、S51)。
【0067】左右カーソルキー3bが入力されれば(S
41:Y)、カーソルカウンタ62の値を更新し、カー
ソルカウンタ62の値に適合した項目にカーソル75を
移動する(S47)。右カーソルキーが入力されると、
カーソルカウンタ62は1増加され、左カーソルキーが
入力されると、カーソルカウンタ62は1減少される。
なお、カーソルカウンタ62の値が「2」のとき1増加
されると、その値は「0」とされ、カーソルカウンタ6
2の値が「0」のとき1減少されると、その値は「2」
とされる。カーソル75の移動後は、次のキー入力を待
つべく処理をS39に移行する。
【0068】上下カーソルキー3bが入力されれば(S
43:Y)、カーソル75の位置する項目の値が更新さ
れ、その結果が表示される(S49)。なお、この時、
コピーカウントメモリ65及びコピーカウンタ66の値
は、同じ値で更新される。また、ナンバリングカウント
メモリ63及びナンバリングカウンタ64の値も、同じ
値で更新される。設定値の更新後は、次のキー入力を待
つべく処理をS39に移行する。
【0069】実行キー3aが入力されると(S45:
Y)、印刷パラメータセット処理を終了する(S5
1)。なお、入力されたキーが、カーソルキー3bでも
実行キー3aでもなければ(S45:N)、次のキー入
力を待つべく処理をS39に移行する。
【0070】図4の印刷パラメータセット処理が終了す
ると(S3)、CPU52は、LCDディスプレイ22
の表示画面を消去し、その1行目に「印刷中」81の文
字を表示する(S5)。次に、CPU52は、印刷中の
メッセージ表示を行なう(S7)。
【0071】図6は、印刷中メッセージ表示処理のフロ
ーチャートである。この処理では、まず、コピーカウン
トメモリ65の値が「1」かどうか調べられる(S7
1)。コピーカウントメモリ65の値が「1」でなけれ
ば(S71:N)、コピー枚数の印刷状況82がLCD
ディスプレイ22に表示される(S73)。これは、
「[{(コピーカウントメモリ65の値+1)−(コピ
ーカウンタ66の値)}/(コピーカウントメモリ65
の値)]枚」で表示される。これにより、操作者はコピ
ー枚数の印刷状況をLCDディスプレイ22を見ること
により認識することができる。図8(a)(b)に、コ
ピー枚数の印刷状況82が表示された印刷中画面80が
示されている。ここでは、印刷枚数(コピー枚数)が
「5」に設定された場合の「1」枚目の印刷中の状況が
示されている。
【0072】コピーカウントメモリ65の値が「1」で
あれば(S71:Y)、コピー枚数の印刷状況82の表
示は行なわない。コピーカウントメモリ65の値が
「1」の場合は印刷枚数(コピー枚数)が1枚なので、
現在、何枚目の印刷中であるかということを表示する必
要がないからである。図8(c)に、コピー枚数の印刷
状況82の表示されない印刷中画面80が示されてい
る。このように、コピー枚数が1枚の場合には、印刷状
況を示す表示に、コピー枚数の印刷状況が表示されない
ので、即ち、不要なデータは表示されないので、操作者
は印刷の状況を容易に認識することができる。
【0073】コピー枚数の印刷状況82の表示の後、ナ
ンバリングカウントメモリ63の値が調べられる(S7
5)。ナンバリングカウントメモリ63の値が「0」又
は「1」でなければ(S75:N)、ナンバリングの処
理状況83がLCDディスプレイ22に表示される(S
77)。これは、「[{(ナンバリングカウントメモリ
63の値+1)−(ナンバリングカウンタ64の値)}
/(ナンバリングカウントメモリ63の値)]回」で表
示される。これにより、操作者はナンバリング処理の進
行状況をLCDディスプレイ22を見ることにより認識
することができる。図8(a)に、ナンバリングの処理
状況83が表示された印刷中画面80が示されている。
ここでは、ナンバリング回数が「10」に設定された場
合の「1」回目のナンバリング処理がなされている状況
が示されている。
【0074】ナンバリングカウントメモリ63の値が
「0」又は「1」であれば(S75:Y)、ナンバリン
グの処理状況83の表示は行なわない。ナンバリングカ
ウントメモリ63の値が「0」とは、印刷データにナン
バリング文字列の指定がない場合、又は、ナンバリング
文字列の指定はあるもののナンバリング回数の設定がな
い場合、若しくは、設定値が「0」の場合である。ま
た、ナンバリングカウントメモリ63の値が「1」と
は、印刷データにナンバリング文字列の指定はあるもの
のナンバリング回数の設定値が「1」の場合である。よ
って、このような場合には、実質的に、ナンバリング処
理はなされないので、ナンバリング処理の進行状況の表
示を表示を行なわないこととした。従って、印刷中の表
示に不要なデータは表示されないので、操作者は印刷の
状況を容易に認識することができる。図8(b)(c)
に、ナンバリング処理の進行状況83の表示されない印
刷中画面80が示されている。
【0075】コピー枚数82とナンバリング処理83の
状況を表示した後、印刷中メッセージ表示の処理を終了
する(S79)。印刷中メッセージ表示の処理は、テー
プが印刷されるたびに実行され、その表示内容は、その
都度更新される。
【0076】図4の印刷中メッセージ表示処理が終了す
ると(S7)、CPU52は、テキストメモリ61に記
憶されたデータをテープに印刷し(S9)、印刷テープ
19を1枚作成する。その後、コピーカウンタ66の値
を1減少し(S11)、コピーカウンタ66の値が
「0」となったかどうか判断される(S13)。「0」
でなければ(S13:N)、まだ印刷枚数(コピー枚
数)が設定値に達していないので、処理をS7に移行
し、印刷中メッセージ表示を更新し、印刷テープ19を
更にもう1枚作成する。
【0077】コピーカウンタ66の値が「0」であれば
(S13:Y)、設定された印刷枚数(コピー枚数)の
印刷が終了する。そして、次に行なわれるナンバリング
処理に対応するため、コピーカウンタ66の値を初期化
する。具体的には、コピーカウントメモリ65の値をコ
ピーカウンタ66にセットする(S15)。
【0078】次に、ナンバリングカウントメモリ63の
値が「0」か調べられる(S17)。ナンバリングカウ
ントメモリ63の値が「0」であれば(S17:Y)、
印刷データにナンバリング文字列が存在しないか、又
は、ナンバリング文字列が存在するもののナンバリング
回数の設定が「0」である。よって、この場合には、ナ
ンバリング処理は行なわずに、印刷処理を終了する(S
25)。
【0079】ナンバリングカウントメモリ63の値が
「0」でなければ(S17:N)、印刷データにナンバ
リング文字列が存在し、かつ、ナンバリング回数が
「1」以上に設定されている。よって、ナンバリングカ
ウンタ64の値を1減少し(S19)、その結果、ナン
バリングカウンタ64の値が「0」となったかどうか判
断する(S21)。「0」でなければ(S21:N)、
ナンバリング処理は終了していないので、ナンバリング
文字列の更新を行ない(S23)、処理をS7に移行す
る。ナンバリングカウンタ64の値を1減少した結果
「0」となれば(S21:Y)、ナンバリング処理は終
了するので、印刷処理を終了する(S25)。
【0080】以上詳述したことから明らかなように、本
実施例のテープ印刷装置によれば、ナンバリング文字列
の指定がなされている場合となされていない場合とで、
ナンバリング回数の設定のための表示をLCDディスプ
レイ22に区別して表示する。このため、印刷しようと
するデータにナンバリング文字列の指定がされているか
どうかを明確に認識できる。
【0081】また、ナンバリング文字列の指定がされて
いない場合や、ナンバリング文字列の指定がされていて
もナンバリング回数の設定が「1」の場合には、テープ
の印刷中にナンバリング回数の表示を行なわないので、
テープの印刷中に必要な表示だけを表示できる。
【0082】ナンバリング回数の表示は、テープの印刷
中にナンバリングカウンタ64により行なっているの
で、ナンバリング文字列の更新毎にカウントアップする
態様で表示される。よって、表示手段を見るだけで印刷
の状況を認識できる。
【0083】印刷枚数(コピー枚数)の指定が1枚の場
合には、テープの印刷中にコピー枚数の表示を行なわな
いので、テープの印刷中に必要な表示だけを表示でき
る。
【0084】印刷枚数(コピー枚数)の表示は、テープ
の印刷中にコピーカウンタ66により行なっているの
で、1枚のテープに印刷が行なわれる毎にカウントアッ
プする態様で表示される。よって、表示手段を見るだけ
で印刷の状況を認識できる。
【0085】なお、本実施例における設定手段は、図5
に示されるS49の処理ステップから構成される。ま
た、制御手段は、図5に示されるS33、S35、S3
7の処理ステップから構成され、ナンバリング表示制御
手段は、図6に示されるS75、S77の処理ステップ
から構成される。
【0086】コピー手段は、図4に示されるS7からS
15の処理ステップから構成される。また、請求項6の
指定手段は、図5に示されるS49の処理ステップから
構成される。コピー表示制御手段は、図6に示されるS
71、S73の処理ステップから構成される。
【0087】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものでなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更改良が可能
であることは容易に推察できるものである。
【0088】例えば、印刷データにナンバリング文字列
の指定がない場合には、図5のS37の処理において、
ナンバリング回数の項目欄74に「OFF」を表示する
代わりに、ナンバリング回数の項目欄の表示をしないよ
うにすることも可能である。図7(d)には、この場合
の印刷パラメータ設定画面70の表示例が示されてい
る。ナンバリング回数の項目欄74が表示されないの
で、操作者は、誤ってナンバリング回数の設定をするこ
とがなくなる。
【0089】また、ナンバリング回数の表示や印刷枚数
(コピー枚数)の表示は、カウントアップする態様のみ
ならず、カウントダウンする態様で表示することも可能
である。この場合、ナンバリング回数の表示について
は、図6のS77の処理において、「{(ナンバリング
カウンタ64の値)/(ナンバリングカウントメモリ6
3の値)}回」を表示すればよい。また、印刷枚数(コ
ピー枚数)の表示は、図6のS73の処理において、
「{(コピーカウンタ66の値)/(コピーカウントメ
モリ65の値)}枚」を表示すればよい。
【0090】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
請求項1のテープ印刷装置によれば、ナンバリング文字
列の指定がなされている場合となされていない場合と
で、ナンバリング回数の設定のための表示を表示手段に
区別して表示するので、印刷しようとするデータにナン
バリング文字列が指定されているかどうかを明確に認識
できるという効果がある。
【0091】請求項2のテープ印刷装置によれば、印刷
しようとするデータにナンバリング文字列の指定がなけ
れば、ナンバリング回数の設定のための表示をしないの
で、操作者に、ナンバリング文字列の指定のないデータ
に、誤ってナンバリング回数の設定をさせることがなく
なるという効果がある。
【0092】請求項3又は4のテープ印刷装置によれ
ば、ナンバリング文字列の指定がなされていない場合
や、ナンバリング文字列の指定がなされていてもナンバ
リング回数の設定が1の場合には、テープの印刷中にナ
ンバリング回数の表示を行なわないので、テープの印刷
中に必要な表示だけを表示できるという効果がある。
【0093】請求項5のテープ印刷装置によれば、ナン
バリング回数の表示は、テープの印刷中に、ナンバリン
グ文字列の更新毎にカウントアップ又はカウントダウン
する態様で表示されるので、表示手段を見るだけで印刷
の状況を認識できるという効果がある。
【0094】請求項6のテープ印刷装置によれば、コピ
ー枚数の指定が1枚の場合には、テープの印刷中にコピ
ー枚数の表示を行なわないので、テープの印刷中に必要
な表示だけを表示できるという効果がある。
【0095】請求項7のテープ印刷装置によれば、コピ
ー枚数の表示は、テープの印刷中に、1枚のテープに印
刷が行なわれる毎にカウントアップ又はカウントダウン
する態様で表示されるので、表示手段を見るだけで印刷
の状況を認識できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるテープ印刷装置の斜視
図である。
【図2】テープカセットを装着した印刷機構の概略平面
図である。
【図3】テープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図4】印刷処理を示したフローチャートである。
【図5】印刷パラメータセット処理を示したフローチャ
ートである。
【図6】印刷中メッセージ表示処理を示したフローチャ
ートである。
【図7】印刷パラメータ設定画面の表示例を示した図で
ある。
【図8】印刷中画面の表示例を示した図である。
【図9】(a)は、従来のテープ印刷装置における印刷
パラメータ設定画面の表示例を示した図である。(b)
は、従来のテープ印刷装置における印刷中画面の表示例
を示した図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 3 入力手段としてのキーボード 3a 実行キー 3b カーソルキー 3c 印刷キー 3d 請求項1における指定手段としての指定キー 22 表示手段としての液晶(LCD)ディスプレイ 52 CPU 60 RAM 61 記憶手段としてのテキストメモリ 63 ナンバリングカウントメモリ 64 ナンバリングカウンタ 65 コピーカウントメモリ 66 コピーカウンタ C 制御装置 PM 印刷手段としての印刷機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 昭広 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号及び種々の指令を入力するた
    めの入力手段と、前記入力手段から入力される文字や記
    号のデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段のデー
    タを表示する表示手段と、印刷媒体としてのテープに文
    字や記号のデータを印刷する印刷手段とを備え、数字、
    アルファベット、五十音のように所定の配列順序を有す
    るナンバリング文字列を、前記印刷手段によりテープ毎
    に順次更新して印刷するように構成されたテープ印刷装
    置において、 前記記憶手段に記憶されるデータのうち前記ナンバリン
    グ文字列を指定するための指定手段と、 前記指定手段により指定された前記ナンバリング文字列
    のナンバリング回数を設定するための設定手段と、 前記指定手段によりナンバリング文字列の指定がなされ
    ている場合となされていない場合とで、前記設定手段に
    よるナンバリング回数の設定のための表示を前記表示手
    段に区別して表示する制御手段とを備えたことを特徴と
    するテープ印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記指定手段によりナ
    ンバリング文字列の指定がされている場合にのみ、前記
    表示手段に前記設定手段によるナンバリング回数の設定
    のための表示をおこなうようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のテープ印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記指定手段によりナンバリング文字列
    の指定がなされている場合にのみ、前記印刷手段による
    テープの印刷中に、前記表示手段にナンバリング回数の
    表示を行なうナンバリング表示制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のテープ印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段により複数のナンバリング
    回数が設定されている場合にのみ、前記印刷手段による
    テープの印刷中に、前記表示手段にナンバリング回数の
    表示を行なうナンバリング表示制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のテープ印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記ナンバリング表示制御手段による前
    記ナンバリング回数の表示は、前記ナンバリング文字列
    の更新毎にカウントアップ又はカウントダウンする態様
    で表示されることを特徴とする請求項3又は4記載のテ
    ープ印刷装置。
  6. 【請求項6】 文字や記号及び種々の指令を入力するた
    めの入力手段と、前記入力手段から入力される文字や記
    号のデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段のデー
    タを表示する表示手段と、印刷媒体としてのテープに文
    字や記号のデータを印刷する印刷手段と、前記記憶手段
    に記憶されたデータを複数枚のテープに印刷するための
    コピー手段とを備えたテープ印刷装置において、 前記コピー手段により印刷されるテープのコピー枚数を
    指定するための指定手段と、 前記指定手段により複数のコピー枚数が指定された場合
    にのみ、前記印刷手段によるテープの印刷中に、前記表
    示手段に印刷中のコピー枚数の表示を行なうコピー表示
    制御手段とを備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記コピー表示制御手段による前記コピ
    ー枚数の表示は、1枚のテープに印刷が行なわれる毎に
    カウントアップ又はカウントダウンする態様で表示され
    ることを特徴とする請求項6記載のテープ印刷装置。
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