JP4310868B2 - 印字装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、チューブ等の中空体や剥離紙ライナーなどの分離領域を有する積層体などに印字する印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時のプリンター等の印字装置には、図10に示すようなものが知られている。
【0003】
この図10に示すものでは、プラテンローラ1とサーマルヘッド2との間に、チューブ3とインクリボン4とが挟まれており、チューブ3の前後は一対の搬送ローラ5,6に挟まれている。搬送ローラ5,6は駆動ローラ5A,6Aと従動ローラ5B、6Bを有し、駆動ローラ5A、6A及びプラテンローラ1は同じ周速となるように同期回転する。サーマルヘッド2の前後にはガイドローラ7、7が設けられ、インクリボン4は巻き取りリール8によって巻出しリール9から巻き取られる。プラテンローラ1の搬送方向前方には、カッター10及び受け台11が配置されている。
【0004】
この印字装置では、搬送ローラ5,6及びプラテンローラ1によりチューブ3を送ると共に、巻き取りリール8によりインクリボン4を送りながら、サーマルヘッド2に印字データを送って印字が行われる。印字されたチューブ3は、印字した位置が所定間隔移動したときに、カッター10によりカットされる。このカットの時に搬送ローラ5,6及びプラテンローラ1の回転が停止し、サーマルヘッド2の印字及びインクリボン4の供給が停止するようになっている。
【0005】
また、特開平7−266622号公報の「印刷装置」では、被印字データの印字中断に際し、被印字媒体に搬送方向のずれが生じた場合でも、印字抜けを防止することを課題とする。
【0006】
この特開平7−266622号のものでは、印字ヘッドの1ライン印刷処理ごとに、ラベルテープを1ライン分ずつ搬送するものであるが、ラベルテープの搬送距離が予め設定された不要余白長に達したことで、印刷処理を中断して、その不要余白部分を切断分離し、再度印刷処理が再開された場合に、ラベルテープの搬送位置及び印字データのアドレス指定はそのままにして直前の印字ラインが印字されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示すような印字装置の場合、チューブ3の下部3Aには駆動ローラ5A、6A、プラテンローラ1の駆動力が直に伝わり、チューブ3の上部3Bには従動ローラ5B、6Bの転がり抵抗及びサーマルヘッド2の摩擦抵抗が働く。
【0008】
しかし、チューブ3は中空であり、通常チューブ3はポリ塩化ビニルで軟質に形成されている。このため、図11に示すように、搬送ローラ5,6及びプラテンローラ1によるチューブ3の搬送時に、駆動ローラ5A、6A及びプラテンローラ1に接触する下部3Aが、従動ローラ5B、6Bに接触する上部3Bより先行して搬送される。
【0009】
すなわち、チューブ3の搬送時には、チューブ3の下部3Aが搬送方向の前方に引かれ、チューブ3の上部3Bが後側に引かれている。
【0010】
そして、カッター10によるチューブ3のカットの時に、駆動ローラ5A、6A及びプラテンローラ1は回転停止すると、チューブ3の下部3Aは停止するが、引っ張られたチューブ3には応力が生じており、従動ローラ5B、6Bは自由回転による慣性があり、サーマルヘッド2の摩擦抵抗は小さい。このために、チューブ3の上部3Bは、図12で示すように、図11に示す状態よりも、プラテンローラ1の前方に移動する。また、チューブ3の上部3Bはサーマルヘッド2とプラテンローラ1とにより挟まれているため、プラテンローラ1側には逆戻りしない。
【0011】
従って、チューブ3のカット後に、搬送ローラ5,6及びプラテンローラ1を駆動して、サーマルヘッド2の印字を再開すると、図13に示すように、チューブ3の上部3Bが遅れて印字された文字中に白抜きの隙間Wが出来てしまう問題がある。
【0012】
これを解消するために、カット時にも継続的に印字を続行した場合には、白抜きの代わりに印字中の文字に段差が生じてしまう問題がある。
【0013】
さらに、駆動ローラ5A、6Aの停止後、一定時間経過してからチューブ3が従動ローラ5Bに向かって縮む途中で印字を再開しても、外気の寒暖差或いは作業環境の温度の違いやチューブ3の硬度の違いにより、伸縮量が変化しやすいので、停止時間の調節では、印字する文字中の白抜き状態を常時解消することは難しい。
【0014】
また、特開平7−266622号公報の「印刷装置」は、不要余白が発生した場合に、これを切断して適正な印字長のラベルを形成し、このカッタの切断時に切断前の印字データを再印字するが、この印刷装置はラベルであるために、チューブや厚肉の被印字体の搬送を停止した場合に、従動ローラ側の表面が駆動ローラ側の表面より先行した状態になることが考慮されていない。
【0015】
従って、特開平7−266622号では、チューブや厚肉の印字対象物に印字しつつ切断を行う場合の印字の白抜けが解消されない問題がある。
【0016】
本発明は、このようなチューブ等の印字対象物がプラテンローラからプラテンローラ前方の搬送ローラに送られてゆく途中で搬送ローラが停止した場合における、印字の白抜き現象を確実に解消することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の印字装置は、相対向する駆動系ローラと従動系ローラとの間に中空体若しくは中間部に分離領域を有する積層体のいずれかの印字対象物を挟み込み、前記駆動系ローラを回転させて前記印字対象物を搬送しながら前記従動系ローラ側から印字を行う印字装置であり、前記印字対象物の切断等の処理に入る前に、前記印字対象物を、搬送時の変形相当量逆方向に搬送しつつ、前記印字対象物に新規の印字データを印字し、その後に、前記印字対象物の搬送を停止して前記印字対象物を切断し、その後に、前記印字対象物を順方向に搬送しつつ、前記印字対象物に印字されている前記印字データの上に同じ印字データを重ねて印字することを特徴とする。
【0018】
本発明の請求項1の印字装置によれば、駆動系ローラと従動系ローラとで印字対象物を搬送する途中において、印字対象物の駆動系ローラ側の部位が、従動系ローラ側の部位より先に進んだ状態になっているが、印字対象物の切断等(その他エンボス加工・箔押し等でも良い)を行う際に、印字対象物の搬送時の変形(伸び)相当量駆動系ローラを逆方向に回転させつつ、印字するため、印字の白抜き部分は確実且つ素早く解消される。
【0019】
また、本発明の請求項1の印字装置では、前記印字対象物に印字する印字手段は、前記印字対象物の逆送の時に、新規の印字データの印字を行うことを特徴とする。
【0020】
本発明の請求項1の印字装置によれば、前記印字対象物に印字する印字手段は、前記駆動ローラ系が再び正回転する時に同じ印字データの印字を行うので、逆方向への搬送量が印字対象物の伸縮量を超えたとしても、前の印字の上に同じ印字がなされてオーバーラップした状態となるので、白抜き状態は確実に解消できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態にかかる印字装置を図面に基づいて説明する。図2は本発明の一実施形態にかかる印字装置の主要構成を示したものである。
【0022】
図2において、印字装置20の印字対象物には、中空体からなるチューブ21やプラスチックシートや紙シートからなる記名板(図示せず)、肉厚の厚いプラスチック板、軟らかいプラスチック板、裏面に剥離ライナーなどを有するラベル紙或いはプラスチックシートなどが挙げられ、特にチューブ21や肉厚が厚く軟らかいプラスチック板或いはラベル紙及びプラスチックシートへの印字においてこの印字装置20は有効である。図2では印字対象物の一例としてチューブ21に印字を行う。
【0023】
印字装置20は、フレーム22Aにプラテンローラ23、搬送ローラ24、送り量検知ローラ25が回転可能に軸支されており、搬送ローラ24は駆動ローラ24Aと従動ローラ24Bからなる。駆動ローラ24A及びプラテンローラ23は、図示しない同一のステッピングモータで駆動制御され、それぞれのチューブ21に接する面の周速が等しくなるようにギア比が構成されている。送り量検知ローラ25にはロータリーエンコーダが設けられ、チューブ21の送り量及び回転方向が図示しない制御装置に出力される。
【0024】
プラテンローラ23に対向する位置には、フレーム22Bに支持されるサーマルヘッド26が配置されている。サーマルヘッド26は、ベース27に固定されており、ベース27は前記制御装置に制御される図示しない電磁ソレノイドの伸縮によりプラテンローラ23に対して進退する。フレーム22Bのサーマルヘッド26の前後にはガイドローラ28,28が配置されており、ガイドローラ28,28及びサーマルヘッド26にはインクリボン29が掛け渡されている。インクリボン29は巻出しリール30から巻き取りリール31に向かって搬送される。
【0025】
巻き取りリール31及び巻出しリール30は、図3、図4に示すリボンギア32とリボンフランジ33とで構成されている。リボンギア32の回転軸部34の下部には図示しない軸受けに回転自在に保持されるジャーナル部35が設けられ、リボンギア32の下部にはギア36が形成される。このギア36は、巻き取りリール31側の軸受けにリボンギア32が装着されたときに、前述のモータの出力軸のギアと噛み合って、プラテンローラ23及び駆動ローラ24Aと同じ周速で回転する。なお、リボンギア32が巻出しリール30側の軸受けに装着されたときにギア36は自在に回転可能となる。リボンギア32は、巻出しリール30の軸受け及び巻き取りリール31の軸受けのいずれに対しても着脱可能に装着される。回転軸部34の上部のジャーナル部37には、リボンフランジ33が装着されるようになっている。回転軸部34の中央部はリボンコア38(図5参照)が装着されるように太く形成されている。
【0026】
ギア36の回転軸部34の根元部には、リボンコア38の位置決め突起39が突設され、リボンコア38には位置決め突起39が填り込む位置決め凹部40(図5参照)が形成されている。リボンコア38は、図5に示すように、回転軸部34の中央部に装着されたときに、突起39と凹部40とが嵌合することにより、回転軸部34に対する回り止めがなされる。
【0027】
図6に示すように、巻き取り側のリボンコア41にも同様に突起39が嵌合する凹部40が形成されているが、巻き取り側のリボンコア41には、インクリボン29の印字後の膨らみを吸収するための環状の凹部42が形成されており、印字の熱及び圧力によって変形したインクリボン29が巻き付けられてゆく途中でリボンコア41の外側に膨らむことを防止している。
【0028】
図4に示すように、リボンフランジ33には、回転軸部34の中央部上部に装着するための挿入穴43が形成され、リボンギア32のジャーナル部37に突設された小フランジ部44と回転軸部34の太い径の中央部との間にリボンフランジ33が固定される。リボンフランジ33の周囲には、インクリボン29の残量を表示するためのスリット45が一対形成され、また、着脱にも用いうる凹部46が形成されている。
【0029】
搬送ローラ24の駆動ローラ24A側には、図2に示すように、チューブ21を送るためのガイド板47が設けられている。また、送り量検知ローラ25の上部近傍にもチューブ21を送るガイド板48が設けられている。搬送ローラ24の先方にあるガイド板47の更に先方には、カッター49が設けられており、カッター49は図示しない電磁ソレノイドにより支持板50に向かって進退してチューブ21をカットする。
【0030】
次に、制御装置によるプラテンローラ23及び駆動ローラ24A、巻き取りリール31、サーマルヘッド26の印字の制御について説明する。
【0031】
制御装置には、プラテンローラ23及び駆動ローラ24A、巻き取りリール31を駆動するモータと、サーマルヘッド26をプラテンローラ23に対して進退させる電磁ソレノイドと、サーマルヘッド26の印字データに基づいて発熱素子の発熱を制御する印字制御部と、送り量検知ローラ25のロータリーエンコーダとが少なくとも接続されている。
【0032】
印字の際には、予め、インクリボン29は、巻出しリール30からガイドローラ28、サーマルヘッド26、ガイドローラ28を経由して巻き取りリール31に掛け渡し、手動操作により、プラテンローラ23及び搬送ローラ24及び送り量検知ローラ25にチューブ21をセットする。
【0033】
チューブ21をセットするとき、サーマルヘッド26、ガイドローラ28,28、従動ローラ24B並びに送り量検知ローラ25の従動ローラ25Aは、印字ユニットのフレーム22Bがフレーム22Aから離れている。チューブ21のセット後、フレーム22Bがフレーム22Aに結合され、チューブ21が、送り検知ローラ25及び従動ローラ25A、プラテンローラ23とインクリボン29との間、駆動ローラ24Aと従動ローラ24Bとの間に、セットされる。
【0034】
まず、印字装置20は、メインスイッチのオンにより、カッター49によるカットの実行機能を有する印字プログラムが立ち上がり済みで、更に選択キーにより、印字を行いつつカットする印字モードに入っているものとする。
【0035】
印字モードのフラグが立ち上がると、制御装置は、図1に示すように、サーマルヘッド26が印字する1チップ分のデータを読み込み(ステップ1;以下単にS1と表示する)、更に、サーマルヘッド26に通電させるための1ライン分のデータを読み取る(S2)。読み取った1ライン分のデータの判断を行い(S3)、そのデータが印字データであれば、サーマルヘッド26に通電し(S4)、プラテンローラ23のモータを1ライン分正回転させる(S5)。S3の判断処理で1ライン分のデータが例えば余白やスペースであれば、S5に進む。S5において、モータを1ライン分正回転したら、切断処理の有無の判断を行い(S6)、切断処理がなければ、印字中の1チップのデータ残があるかの判断を行う(S7)。S7の判断で、データ残があれば、S2に戻って再度次の1ライン分のデータを読み取る。
【0036】
S6において切断処理があれば、新規の印字データを読込む(S8)。次に、1ライン分(例えばステッピングモータの1ステップ角)駆動ローラ24Aのモータを逆回転させながら(S9)、S8にて新しく読み込んだ新規データをサーマルヘッド26に送って印字する(S10)。S10の印字後、プラテンローラ23等のモータを停止し(S11)、カッター49の電磁ソレノイドを作動してチューブ21を切断する(S12)。チューブ21の切断後S8にて読み込んだ1ライン分のデータを再度読み込み(S13)、駆動ローラ24Aのモータを正回転させつつ(S14)、サーマルヘッド26に送って印字する(S15)。
【0037】
S9におけるモータの逆回転のときに、図8に示すように、チューブ21の上面部が、従動ローラ24Bの慣性回転或いはチューブ21の応力によって、図7に示す状態よりも、チューブ21の下面部に対しカッター49側に先行しているので、サーマルヘッド26の発熱素子の1ライン分モータを逆回転するので、チューブ21上部の引張応力が解消され、チューブ21上部が逆回転によりチューブ21下部より先行することが防止される。モータの逆回転の後に、S10により新規な1ライン分データをサーマルヘッド26に送って印字すると共に、S13〜S15において駆動ローラ24Aのモータの正回転時にS8の1ラインデータをサーマルヘッド26に送って印字するので、印字の白抜けが防止される。
【0038】
S15において印字処理が終わったら、S7に戻る。S7の判断処理において、1チップ中の印字データ残が無ければ、次のチップの印字データがあるかどうかの判断を行う(S16)。S16で次のチップの印字データがあれば、S1に戻り、次のチップの印字に入る。
【0039】
S16において次に印字すべき印字データが無ければ、1チップ長プラテンローラ23等のモータを正回転して停止させ(S17)、カッター49によりチューブ21の切断を行い(S18)、最後のチップかどうかの判断をする(S19)。S19の判断において、未だ最後のチップが残っていれば、S17に戻り、最後のチップが残っていなければ、この印字処理モードを終了する。
【0040】
以上説明したように、この印字装置20によれば、プラテンローラ23及び駆動ローラ24Aと従動ローラ24Bとでチューブ21を搬送する途中において、プラテンローラ23に接触する側の部位が、チューブ21の従動ローラ24B、25Aに接触する側の部位より先に進む。そのため、チューブ21の切断・エンボス等の搬送の停止を伴う処理が入ると、チューブ21の上部が応力により搬送方向前方に進もうとするが、モータが逆回転しながら(S9)、新規の1ラインデータの印字を行う(S10)と共に、チューブ21の切断後の正回転時に再度S8の1ラインデータを印字するために、印字の白抜けが防止される。このため、環境温度の如何に関わらず印字停止から印字再開までの白抜き部分は確実且つ素早く解消される。
【0041】
さらに、チューブ21の印字手段であるサーマルヘッド26は、チューブ21の逆方向及び再度の順方向への搬送の際に、プラテンローラ23及び新規の印字を再開するので、逆方向への搬送量がチューブ21の伸縮量を超えたとしても、前の印字の上に同じ印字がなされてオーバーラップした状態となり、白抜き状態は確実に解消できる。
【0042】
なお、本発明の印字対象物は、チューブに限らず袋状の中空体あるいは厚みがあって軟質のものでも良く、また、ラベルのように剥離紙とラベル本体とからなり剥離紙とラベル本体との間にずれが生じやすいようなものを対象とすることができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明の請求項1の印字装置によれば、駆動系ローラと従動系ローラとで印字対象物を搬送する途中において、印字対象物の駆動系ローラ側の部位が、従動系ローラ側の部位より先に進んだ状態になっているが、印字対象物の切断等(その他エンボス加工・箔押し等でも良い)を行う際に、印字対象物の搬送時の変形(伸び)相当量駆動系ローラを逆方向に回転させつつ、印字するため、印字の白抜き部分は確実且つ素早く解消される。
【0044】
本発明の請求項1の印字装置によれば、前記印字対象物に印字する印字手段は、前記駆動ローラ系が再び正回転する時に同じ印字データの印字を行うので、逆方向への搬送量が印字対象物の伸縮量を超えたとしても、前の印字の上に同じ印字がなされてオーバーラップした状態となるので、白抜き状態は確実に解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる印字装置の印字中の切断処理の流れを説明するための流れ図
【図2】 本発明の実施形態にかかる印字装置の主要構成を示す説明図
【図3】 (A)は図2の印字装置に使用されているリボンギアの平面図、(B)はリボンギアの断面図
【図4】 (A)は図2の印字装置に使用されているリボンフランジの平面図、(B)はリボンフランジの断面図
【図5】 (A)は図2の印字装置に使用されている巻出し側のリボンコアの平面図、(B)は巻出し側のリボンコアの断面図
【図6】 (A)は図2の印字装置に使用されている巻き取り側のリボンコアの平面図、(B)は巻き取り側のリボンコアの断面図
【図7】 図2に示すチューブを正回転方向に搬送するときのチューブの挙動を示す説明図
【図8】 図2のチューブを逆回転方向に搬送するときのチューブの挙動を示す説明図
【図9】 図1に示す流れ図により印字を補正した場合の説明図
【図10】 従来の印字装置の主要構成を示す説明図
【図11】 従来の印字装置により搬送される場合のチューブの挙動を示す説明図
【図12】 従来の印字装置により従動ローラが慣性回転した場合のチューブの挙動を示す説明図
【図13】 印字を再開した場合の白抜けの状態を示す説明図
【符号の説明】
24A…駆動ローラ(駆動系ローラ)
24B…従動ローラ(従動系ローラ)
26 …サーマルヘッド
Claims (1)
- 相対向する駆動系ローラと従動系ローラとの間に中空体若しくは中間部に分離領域を有する積層体のいずれかの印字対象物を挟み込み、前記駆動系ローラを回転させて前記印字対象物を搬送しながら前記従動系ローラ側から印字を行う印字装置であり、
前記印字対象物の切断等の処理に入る前に、前記印字対象物を、搬送時の変形相当量逆方向に搬送しつつ、前記印字対象物に新規の印字データを印字し、その後に、前記印字対象物の搬送を停止して前記印字対象物を切断し、その後に、前記印字対象物を順方向に搬送しつつ、前記印字対象物に印字されている前記印字データの上に同じ印字データを重ねて印字することを特徴とする印字装置。
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