JP4274392B2 - ロールシート供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺シートがロール状に巻かれたロールシートを給送するロールシート供給装置に関し、例えば、プリンタ等の種々の画像形成装置に装備可能なロールシート供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、長尺シートがロール状に巻かれたロールシートを給送するロールシート供給装置としては、図14に示すように画像形成装置としてのインクジェットプリンタに装備されたものがある。
【0003】
従来のロールシート供給装置は、図14に示すように、ロールシート51の外形部に駆動を与えロールシートを給送するための給送手段52a,52bと、ロールシート51の有無を検知するシート有無センサアーム53及びシート有無センサ59を具備するスライド動作可能なロールシート規制手段54と、ロールシート51をプリンタ本体へ供給し又はロールシート供給装置にバックフィードさせる際、プリンタ本体とロールシート供給装置の間に常時たるみを形成させるための片持ちのループセンサアーム55及びループセンサ60と、ロールシート51をプリンタ本体に供給する時の斜行を防止するため、基準壁56(図15参照)にロールシート51を押し付けながら給送できるよう配置された斜送ローラ57a,57bを具備する斜送防止手段58と、を備えている。
【0004】
まずロールシート51を給送手段52a,52bの上に載せ、該ロールシート51に対してロールシート規制手段54を図15のX3方向に移動させて突き当てる。これにより前記ロールシート51の幅方向(搬送方向と交わる方向)のがたつきが抑えられる。更にロールシート規制手段54をロールシート51に突き当てた際に、通常、図16に示すようにシート有無センサ59に入らない位置にバネにより付勢されているシート有無センサアーム53が、図16のY5方向に回動してシート有無センサ59に入り、これによりロールシート有りと判断される。そして、前記ロールシート51の先端を斜送防止手段58と筐体63に挟み込むようセットする。
【0005】
次にプリント開始信号に基づいて斜送ローラ57a,57bに駆動(不図示)が与えられると、前記ロールシート51はプリンタ本体へと供給される。この時、ロールシート51にたるみを持たせるために、ループセンサ55からの信号に基づいて給送手段52a,52bの駆動(不図示)を制御し、該ループセンサ55の周辺のロールシート51にたるみを形成する。尚、前記ロールシート51を巻き戻す際にも同様に、たるみを形成するように給送手段52a,52bの駆動を制御する。この時、斜送ローラ57a,57bは前記ロールシート51から離間する方向に退避する構成となっている。
【0006】
前記ロールシート51は、通常、その終端51aがシート管61にテープ62で固定されているが、図17に示すようにロールシート51が終端になると、該ロールシート51はループセンサ55から外れ、シート管61は上部(図17の矢印方向)に持ち上げられる。そして、シート有無センサアーム53はシート有無センサ59から外れ、ロールシート無しを検知し、プリントを停止する。
【0007】
更に前述の従来のロールシート供給装置に対して、シート有無センサアーム53及びシート有無センサ59、ループセンサアーム55及びループセンサ60を配さず、且つ給送手段52a,52bが駆動手段を持たず空転ローラとなる構成のロールシート供給装置がある。このロールシート供給装置の場合、ロールシート51はプリンタ本体側の駆動軸65及びピンチローラ66(図14参照)によってロールシート供給装置からプリンタ本体へと搬送され、画像記録が行われる。また、ロールシート51の終端検知は、通常、記録開始の信号をとるためのTOFセンサ64(図14参照)で行われる。即ち、記録中ある一定の時間内にロールシート有りを検知できない場合は、ロールシート無しと判断される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の先の従来例の構成では、ロールシート51のたるみを形成するループセンサアーム55及びループセンサ60と、ロールシート51の終端を検知するシート有無センサアーム53及びシート有無センサ59がそれぞれ独立した構成になっており、構成が複雑である。また、ループセンサアーム55は図15に示すようにロールシート51の一部にしか接していないため、図17に示すようにループセンサアーム55からロールシート51が外れてしまい、正確且つ確実なシート検知が行えない可能性もある。
【0009】
また上述した別の従来例の構成では、ロールシート51を記録搬送中、該シートにたるみの無い突っ張った状態が発生するため、搬送負荷が生じて搬送速度が低下して画像品位が劣化するという問題がある。更にロールシート51をロールシート供給装置方向に巻き戻す際にも、巻き戻しで作られたシートのたるみを巻き戻す機構がないため、大きなたるみができ、装置の大型化や、設置スペースが大きくなるという問題もある。更にロールシート51の終端時、ロールシート51の終端51aをシート管61に固定しているテープ62が剥がれる際にも搬送負荷が生じるため、画像品位が劣化するという問題がある。
【0010】
そこで本発明の目的は、構成を簡素化すると共に、シート検知が正確且つ確実に行え、画像品位の劣化を招くことのないロールシート供給装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、長尺シートがロール状にシート管に巻かれ、終端が前記シート管に固定されたロールシートを支持固定するロール押さえ手段と、前記ロール押さえ手段を回転駆動する駆動手段と、前記ロールシートの搬送経路において前記ロールシートと当接し該ロールシートを案内しつつ揺動する揺動部材と、前記揺動部材の揺動位置を検知する検知手段と、前記検知手段からの情報に基づいて前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記検知手段により、前記ロールシートにたるみを作るための前記揺動部材の位置検知と、前記ロールシートの終端を検知するための前記揺動部材の位置検知を行うように構成し、前記検知手段がロールシートの終端を検知した場合、前記ロールシートの搬送を停止することを特徴とする。
【0012】
上記構成によれば、前記検知手段により、前記ロールシートにたるみを作るための前記揺動部材の位置検知と、前記ロールシートの終端を検知するための前記揺動部材の位置検知を行う構成となっており、前記検知手段がロールシートの終端を検知した場合、前記ロールシートの搬送を停止するので、構成が簡素化されると共に、シート検知が正確且つ確実に行われる。これにより、ロールシートの搬送負荷が生じることを防ぎ、該搬送負荷による画像品位の劣化を招くことを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明を適用したロールシート供給装置を備えた画像形成装置の実施の形態について具体的に説明する。
【0014】
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係るロールシート供給装置を備えた画像形成装置について図1〜図12を用いて詳細に説明する。
【0015】
まず、図1を用いて、画像形成装置の一形態であるインクジェットプリンタの構成を説明する。図1は本発明を適用したロールシート供給装置を備えたインクジェットプリンタの全体的な構成を示す断面図である。
【0016】
本インクジェットプリンタは、図1に示すように、長尺シートがロール状に巻かれたロールシートSを供給するロールシート供給装置Aと、該ロールシート供給装置Aによって供給されたシートSに対して画像を形成するプリンタ本体Bによって構成されている。
【0017】
プリンタ本体Bは、画像信号に応じてインクを吐出して画像形成を行う画像形成手段としてのインクジェットヘッド1と、駆動軸2によって循環回転して剥離シート上にラベルを連続配置したロールシートSを搬送する搬送ベルト3と、搬送ベルト3を介して駆動軸2にロールシートSを押さえ付けるピンチローラ4と、画像が形成されたロールシートSを排出する排出ローラ対5と、排出口から排出されたロールシートSを所定の大きさに切断するカッター6を備えている。プリンタ本体B内に供給されたロールシートSは、ピンチローラ4に押さえ付けられつつ搬送ベルト3によって図1の矢印a方向へ搬送される。このロールシートSの表面には、その搬送方向と直交するいわゆるラインタイプのインクジェットヘッド1から吐出されるインクによって画像が形成される。画像形成後、排出口から排出されたロールシートSは、カッター6により剥離シートに配置された各ラベル間の剥離シート部が切断される。
【0018】
次に、図2〜図5を用いて、ロールシート供給装置Aの構成を説明する。
【0019】
ロールシート供給装置Aは、主に、図2に示すように、ロールシートSの内径部であるシート管11を支持固定するロール押さえ手段を構成するロール押さえ後ユニット12及びロール押さえ前ユニット13と、ロール押さえ後ユニット12を回転駆動するモータ等からなる駆動手段20を有する筐体14と、ロールシートSの搬送経路において前記ロールシートSと当接し該ロールシートSを案内しつつ揺動する揺動部材であるループセンサアーム15と、前記ループセンサアーム15の揺動位置を検知する検知手段を構成する第一検知手段であるフォトセンサ16及び第二検知手段であるフォトセンサ17と、前記ロールシートSの搬送方向と交わる幅方向両端を規制する手段である基準ガイド18及び可動ガイド19と、を備えている。
【0020】
前記ロール押さえ後ユニット12は、ロールシートSを固定するための板バネ21が回転中心に対して一対設けられている。また、ロール押さえ後ユニット12の一方の側面にはロールシートSの側面を押さえるガイド板22が設けられ、ロールシートSの外形が大きくなる方向に対してロールシートSの側面とガイド板22の隙間が広がるようにテーパ23が設けられている。
【0021】
前記筐体14には、ベアリング24,25によって支持された回転自在な巻取軸26が設けられている。この巻取軸26と同軸上には前記ロール押さえ後ユニット12が回転追従可能に固定されており、更に巻取軸26の一端の同軸上にはギア27が固定されている。筐体14に固定されたステイ28には、ギア29を備えるモータ30が設けられており、該モータ30のギア29と前記巻取軸26のギア27とは駆動伝達が可能に配設されている(図3参照)。これらギア27,29やモータ30等により前述の駆動手段20を構成している。
【0022】
前記ループセンサアーム15は、ロールシート供給装置Aとプリンタ本体Bとの間のロールシート搬送経路の略中間に配置されており、筐体14に固定されたRヒンジ31とFヒンジ32を両支点として回動可能であり、センサバネ33によってストッパ34に付勢されている。ループセンサアーム15にはフラグ35が形成されており、図3に示すように、前記ロールシートSにたるみを作る(搬送方向への給送量及び搬送方向とは逆方向への巻戻量を制御する)ための前記ループセンサアーム15の位置検知を行うフォトセンサ16と、前記ロールシートSの終端を検知するための前記ループセンサアーム15の位置検知を行うフォトセンサ17は、前記フラグ35の回動軌跡上に配置されている。尚、前記フォトセンサ17は、ロールシートSがシート管11に巻き付いている状態では、ロールシート搬送中、前記ループセンサアーム15のフラグ35が入らない位置に配置されている。
【0023】
図4及び図5に示すように、前記可動ガイド19は規制軸36を備えており、該規制軸36をロールシート幅方向に導くガイド37を有するラベルトレイ38上を矢印X2方向に移動可能に構成されている。更に前記可動ガイド19は、該可動ガイド19を任意の位置に固定するための調整ネジ39を備えている。一方、前記基準ガイド18は前記ラベルトレイ38に固定されており、前記可動ガイド19をロールシート幅方向(矢印X2方向)にスライドさせて該シート幅方向両端を規制できるように配置されている。尚、図示していないが、前記可動ガイド19はシート幅センサと連動しており、シート幅を規制すると同時にロールシート幅を検知する役目も果たしている。
【0024】
尚、上記ロールシート供給装置Aの制御系は、図6のブロック図に示す如く構成されている。図6において、41は制御手段(ロール押さえ後32の回転駆動を制御する手段であるループセンサ34と、)であり、検知手段を構成する第一検知手段であるフォトセンサ16及び第二検知手段であるフォトセンサ17からの情報に基づいて駆動手段を構成するモータ30の駆動を制御している。即ち、第一検知手段であるフォトセンサ16が検知したループセンサアーム15の位置情報に基づいてロールシートSにたるみを作るために該ロールシートSの搬送方向への給送量又は搬送方向とは逆方向への巻戻量を制御し、第二検知手段であるフォトセンサ17が検知したループセンサアーム15の位置情報に基づいてロールシートSの後端を判断(検知)している。
【0025】
次に、図7〜図12を用いて、ロールシート供給装置Aの動作を説明する。
【0026】
先ず、ロールシートSのセットについて説明する。ロールシートSを図2の矢印X1方向よりロール押さえ後ユニット12に挿入すると、ロールシートSのシート管11が板バネ21によって固定される。その後、巻取軸26に対して着脱可能であり、テーパ23を有するガイド板22を持つロール押さえ前ユニット13を図2の矢印X1方向より挿入すると、ロールシートSはロール押さえ手段12,13に支持固定される。尚、前記ロール押さえ前ユニット13は固定ネジ40によって巻取軸26に固定される。
【0027】
そして、ロールシートSの先端Sa(図1参照)を、ループセンサアーム15の上部(ラベルトレイ38上)を通し、プリンタ本体Bの駆動軸2とピンチローラ4との間に挟み込む。更に、可動ガイド19を図4の矢印X2方向にスライドさせて前記ロールシートSの幅方向両端を可動ガイド19と基準ガイド18で挟み込むように規制し、該可動ガイド19を調整ネジ39で固定する。その際、ロールシートSの幅方向両端と両ガイド18,19との間に約 0.5mm程度の隙間を設けることが望ましい。
【0028】
前述の如くロールシートSをセットした後、画像形成開始信号が入力されると、該信号に基づいて搬送ベルト3を回転駆動する搬送モータ7が図12に示すタイミングチャートに従って駆動される。ロールシートSはインクジェットヘッド1の直下へと導かれ、該インクジェットヘッド1から吐出されるインクによって画像が形成される。その際、ロールシートSはループセンサアーム15周辺のたるみが吸収され、ループセンサアーム15が図7に示すように矢印Y1方向に移動される。それに伴い図8に示すように、前記ループセンサアーム15のフラグ35がフォトセンサ16を抜けると、ロール押さえ手段12,13を回転駆動するモータ30が図12に示すタイミングチャートに従って駆動され、ロールシートSは図8の矢印Y2方向に回転(搬送)され、たるみが形成される。このようにロールシートSにたるみが形成されることにより、センサバネ33によってループセンサアーム15が図8の矢印Y3方向に回動され、該ループセンサアーム15のフラグ35がフォトセンサ16に入ることで前記モータ30の駆動が停止される。このループセンサアーム15を検知するフォトセンサ16の検知信号に基づくモータ30の駆動/停止は、図12に示すタイミングチャートに従って画像形成が終了し搬送モータ7が停止されるまで継続される。
【0029】
尚、ロールシートSの終端Sbは図9に示すようにテープ42によってシート管11に止められているが、上述のモータ30の動作中にロールシートSが終端になった場合には以下のように動作する。ロールシートSが終端になると、ループセンサアーム15は図9の矢印Y1方向に移動し、通常の画像形成中には回動しない位置である図9に示す如き位置まで移動し、該ループセンサアーム15のフラグ35がフォトセンサ17に入ることで搬送モータ7の駆動が停止され、ロールシート無しを利用者に知らせることになる。
【0030】
そして、前述の如くして画像が形成されたロールシートS(ラベル)はカッター6にて所定の大きさにカットされる。そして、再度新しいロールシートS(ラベル)に画像を形成する際に、ロールシートSの先端Saを搬送方向(矢印a方向)とは逆方向(矢印b方向)へ戻す必要がある。
【0031】
即ち、上述の画像形成開始の信号が入力されると、搬送ベルト3を回転駆動する搬送モータ7を図12に示すタイミングチャートに従ってロールシート搬送方向とは逆方向に駆動し、ロールシートSの先端Saがプリンタ本体BのTOFセンサ8(図1参照)を通過したところで、該駆動を停止する。このTOFセンサ8を通過するまでの間、図10に示すようにループセンサアーム15のフラグ35がフォトセンサ16に入った状態では、ロール押さえ手段12,13を回転駆動するモータ30は図12に示すタイミングチャートに従って逆転駆動され、ロールシートSが矢印Y4方向に回転(搬送)され、該ロールシートSを巻き取る。そして、図11に示すように、ロールシートSを巻き取っていき、前記ループセンサアーム15のフラグ35がフォトセンサ16を抜けると、ロール押さえ手段12,13を回転駆動するモータ30の駆動が停止される。このループセンサアーム15を検知するフォトセンサ16検知信号に基づくモータ30の駆動/停止は、図12に示すタイミングチャートに従って前述の如く搬送モータ7が停止されるまで繰り返される。
【0032】
そして、ロールシートSの先端SaがTOFセンサ8を通過し、前記搬送モータ7及びモータ30の逆転駆動が停止されると、前記搬送モータ7が再び正転駆動されて搬送ベルト23がロールシート搬送方向(矢印a方向)に回転駆動され、ロールシートSはインクジェットヘッド21の直下へと導かれ、同様にして画像が形成される。
【0033】
上述したように、前記検知手段を構成するフォトセンサ16,17により、前記ロールシートSにたるみを作る(給送量及び巻戻量を制御する)ための前記ループセンサアーム15の位置検知と、前記ロールシートSの終端を検知するための前記ループセンサアーム15の位置検知が行われるので、構成が簡素化されると共に、シート検知が正確且つ確実に行われる。これにより、ロールシートの搬送負荷が生じることを防ぎ、該搬送負荷による画像品位の劣化を招くことを防止することができる。
【0034】
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、ロールシートSの終端Sbを検知する検知手段(第二検知手段)として、ループセンサアーム15のフラグ35が通過したことを検知するフォトセンサ17を用いた場合を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば図13に示すように前記フォトセンサ17の変わりにマイクロスイッチ43を設けた構成としても良い。この場合、ロールシートSが終端Sbになると、ループセンサアーム15のフラグ35の矢印Y1方向への回動によりマイクロスイッチ43がONされ、ロールシート無しを検知する。
【0035】
また前述した実施形態では、長尺シートがロール状に巻かれたロールシートとして、剥離シート上にラベルを連続配置したロールシートを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば通常の長尺の記録シートがロール状に巻かれたロールシートであっても良く、該ロールシートを供給するロールシート供給装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
【0036】
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に用いられるロールシート供給装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
【0037】
また前述した実施形態では、画像形成装置に対して着脱自在なロールシート供給装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば画像形成装置が一体的に有するロールシート供給装置であっても良く、該ロールシート供給装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
【0038】
また前述した実施形態では、記録方式としてインクジェット方式を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば電子写真方式等の他の記録方式であっても良い。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ロールシートの給送経路においてロールシートと当接し該ロールシートを案内しつつ揺動する揺動部材の揺動位置を検知する検知手段により、前記ロールシートのたるみを作るための前記揺動部材の位置検知と、前記ロールシートの終端を検知するための前記揺動部材の位置検知を行う構成となっており、前記検知手段がロールシートの終端を検知した場合、前記ロールシートの搬送を停止するので、構成が簡素化されると共に、シート検知が正確且つ確実に行われる。依って、ロールシートの搬送負荷が生じることを防ぎ、該搬送負荷による画像品位の劣化を招くことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るロールシート供給装置を備えたインクジェットプリンタの全体的な構成を示す断面図
【図2】前記ロールシート供給装置の主要部の構成を示す側断面図
【図3】前記ロールシート供給装置の要部構成を示す背面図
【図4】ロールシートの幅を規制する可動ガイド部を示す平面図
【図5】ロールシートの幅を規制する可動ガイド部を示す断面図
【図6】前記ロールシート供給装置の制御系の簡単な構成を示すブロック図
【図7】ロールシートの供給時のループセンサアームの位置を示す断面図
【図8】ロールシートの供給時のループセンサアームの位置を示す断面図
【図9】ロールシートが終端になった時のループセンサアームの位置を示す断面図
【図10】ロールシートのバックフィード時のループセンサアームの位置を示す断面図
【図11】ロールシートのバックフィード時のループセンサアームの位置を示す断面図
【図12】前記ロールシート供給装置の駆動/停止を行う一連の制御シーケンスを示すタイミングチャート図
【図13】ロールシートの終端を検知するための他の構成を示す断面図
【図14】従来のインクジェットプリンタの主要部を示す断面図
【図15】従来のロールシート供給装置の構成を示す側断面図
【図16】従来のシート無し状態を示すシート有無センサ部の側断面図
【図17】従来のシート無し状態を示すインクジェットプリンタの主要部を示す断面図
【符号の説明】
A …ロールシート供給装置
B …プリンタ本体
S …ロールシート
Sa …先端
Sb …終端
1 …インクジェットヘッド
2 …駆動軸
3 …搬送ベルト
4 …ピンチローラ
5 …排出ローラ対
6 …カッター
7 …搬送モータ
8 …TOFセンサ
11 …シート管
12 …ロール押さえ後ユニット
13 …ロール押さえ前ユニット
14 …筐体
15 …ループセンサアーム
16 …フォトセンサ
17 …フォトセンサ
18 …基準ガイド
19 …可動ガイド
20 …駆動手段
21 …板バネ
22 …ガイド板
23 …テーパ
24,25…ベアリング
26 …巻取軸
27 …ギア
28 …ステイ
29 …ギア
30 …モータ
31 …Rヒンジ
32 …Fヒンジ
33 …センサバネ
34 …ストッパ
35 …フラグ
36 …規制軸
37 …ガイド
38 …ラベルトレイ
39 …調整ネジ
40 …固定ネジ
41 …制御手段
42 …テープ
43 …マイクロスイッチ

Claims (4)

  1. 長尺シートがロール状にシート管に巻かれ、終端が前記シート管に固定されたロールシートを支持固定するロール押さえ手段と、前記ロール押さえ手段を回転駆動する駆動手段と、前記ロールシートの搬送経路において前記ロールシートと当接し該ロールシートを案内しつつ揺動する揺動部材と、前記揺動部材の揺動位置を検知する検知手段と、前記検知手段からの情報に基づいて前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記検知手段により、前記ロールシートにたるみを作るための前記揺動部材の位置検知と、前記ロールシートの終端を検知するための前記揺動部材の位置検知を行うように構成し、前記検知手段がロールシートの終端を検知した場合、前記ロールシートの搬送を停止することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検知手段により行われるロールシートのたるみを作るための前記揺動部材の位置検知とは、前記ロールシートを供給する際の供給量及び前記ロールシートを巻き戻す際の巻戻量を制御するための前記揺動部材の位置検知であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記揺動部材は前記ロールシートの幅全域を支持可能に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知手段は、前記ロールシートにたるみを作るための前記揺動部材の位置検知を行う第一検知手段と、前記ロールシートの終端を検知するための前記揺動部材の位置検知を行う第二検知手段とからなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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