JP2001347713A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2001347713A
JP2001347713A JP2000169829A JP2000169829A JP2001347713A JP 2001347713 A JP2001347713 A JP 2001347713A JP 2000169829 A JP2000169829 A JP 2000169829A JP 2000169829 A JP2000169829 A JP 2000169829A JP 2001347713 A JP2001347713 A JP 2001347713A
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cut
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Application number
JP2000169829A
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English (en)
Inventor
Minoru Maekawara
稔 前川原
Fujio Miyamoto
不二夫 宮本
Takeshi Yamazaki
健 山崎
Toyoaki Sugaya
豊明 菅谷
Takashi Tsutsumi
堤  敬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大量の画像記録を高速で行い、低コストで画像
記録できるインクジェット記録装置を提供すること。 【解決手段】長尺状の記録媒体面に記録ヘッドからイン
クを噴射して画像を記録するインクジェットプリンタ部
と、カットタイミング調整用のアキューム部1と、画像
が形成された記録媒体をカットするカット部2からなる
ことを特徴とするインクジェット記録装置。好ましい態
様は、前記カットタイミング調整用のアキューム部1が
アクチュエータ13によって開閉する可動ガイド14を
有することである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関し、詳しくは高速で、大量の画像記録を短時
間に行い、低コストで画像記録できるインクジェット記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置としては、長尺
状の記録媒体上をインクを噴射して画像記録を行い、次
いで目的の仕上がりサイズに応じてカットし、排紙部を
経て排紙トレイに蓄積する装置が知られている。
【0003】従来、かかるインクジェット記録装置にお
いては、画像記録後に記録媒体をカットする際には、画
像記録を停止する必要があった。
【0004】しかるに、近年では、インクジェット記録
装置の品質が向上したため、インクジェット記録装置に
よって、デジタル画像を大量にプリントする要請が増し
てきた。
【0005】しかし、上記のような画像記録停止を余儀
なくされると、大量の画像記録が出来なくなるため、高
速で、大量のインクジェット記録が可能な装置の開発が
望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、大量の画像記録を高速で行い、低コストで画像記録
できるインクジェット記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の発明に
よって解決される。
【0008】請求項1に記載の発明は、長尺状の記録媒
体(以下、ペーパという場合がある)面に記録ヘッドか
らインクを噴射して画像を記録するインクジェットプリ
ンタ部と、カットタイミング調整用のアキューム部と、
画像が形成された記録媒体をカットするカット部からな
ることを特徴とするインクジェット記録装置である。
【0009】かかる発明によると、カットタイミング調
整用のアキューム部を有するので、カット期間に記録停
止する必要がなくなり、高速化でき、大量の画像記録を
短時間に行うことができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、長尺状の記録媒
体面に記録ヘッドからインクを噴射して画像を記録する
インクジェットプリンタ部と、カットタイミング調整用
のアキューム部と、画像が形成された記録媒体をカット
するカット部からなるインクジェット記録装置におい
て、前記カットタイミング調整用のアキューム部が、記
録媒体自体のたるみによって押されて開き、記録媒体が
ない時に重力によって閉じるガイドを有することを特徴
とするインクジェット記録装置である。
【0011】かかる発明によると、機構を簡略化してコ
ストダウンできるとともに、制御も簡略化できる。
【0012】また請求項3に記載の発明は、ガイドを閉
じる重力が、当該ガイドの自重であることを特徴とする
請求項2記載のインクジェット記録装置であり、請求項
4に記載の発明は、ガイドが板状ガイド又は鎖状ガイド
であることを特徴とする請求項2又は3記載のインクジ
ェット記録装置である。
【0013】請求項5に記載の発明は、長尺状の記録媒
体面に記録ヘッドからインクを噴射して画像を記録する
インクジェットプリンタ部と、カットタイミング調整用
のアキューム部と、画像が形成された記録媒体をカット
するカット部からなるインクジェット記録装置におい
て、前記カットタイミング調整用のアキューム部がアク
チュエータによって開閉する可動ガイドを有することを
特徴とするインクジェット記録装置である。
【0014】かかる発明によると、可動ガイドの存在に
より、カット部まで記録媒体を確実に搬送することが出
来るとともに、アキュームも生成できる。またアクチュ
エータとして、モータ、ソレノイドを使用することによ
り、制御を簡略化できる。
【0015】請求項6に記載の発明は、長尺状の記録媒
体面に記録ヘッドからインクを噴射して画像を記録する
インクジェットプリンタ部と、カットタイミング調整用
のアキューム部と、画像が形成された記録媒体をカット
するカット部からなるインクジェット記録装置におい
て、前記カットタイミング調整用のアキューム部がアク
チュエータによって開閉する可動ガイドを有し、カット
部ローラ手前にカット部入口センサを有し、該センサの
検知によって可動ガイドをアクチュエータで開き、アキ
ュームを作る制御を行う制御手段を有することを特徴と
するインクジェット記録装置である。
【0016】かかる発明によると、カット部ローラ手前
のカット部入口センサによって、カット部のローラ付近
までペーパが来たことを検知し、ペーパがローラに噛ん
だことを推定できる。
【0017】請求項7に記載の発明は、長尺状の記録媒
体面に記録ヘッドからインクを噴射して画像を記録する
インクジェットプリンタ部と、カットタイミング調整用
のアキューム部と、画像が形成された記録媒体をカット
するカット部からなるインクジェット記録装置におい
て、前記カットタイミング調整用のアキューム部がアク
チュエータによって開閉する可動ガイドを有し、記録媒
体の先端がカット部ローラに噛んだことを検知して可動
ガイドをアクチュエータで開き、アキュームを作る制御
を行う制御手段を有することを特徴とするインクジェッ
ト記録装置である。
【0018】かかる発明によると、カット部までのペー
パの経路が確実に確保されてから、アキュームを生成で
きる。
【0019】請求項8に記載の発明は、長尺状の記録媒
体面に記録ヘッドからインクを噴射して画像を記録する
インクジェットプリンタ部と、カットタイミング調整用
のアキューム部と、画像が形成された記録媒体をカット
するカット部からなるインクジェット記録装置におい
て、記録媒体先端がカット部ローラに到達した後、副走
査量≧カット部のローラ送り量の関係を維持するよう
に、カット部ローラ回転速度及び又は回転量を制御する
制御手段を有することを特徴とするインクジェット記録
装置であ る。
【0020】かかる発明によると、カット部のローラを
駆動することによる記録系への影響をなくすことができ
る。
【0021】請求項9に記載の発明は、記録媒体の先端
がカット部ローラに到達した後、1画像分記録してか
ら、カット部ローラを駆動して切断位置まで記録媒体を
搬送する制御を行う制御手段を有することを特徴とする
請求項8記載のインクジェット記録装置である。
【0022】かかる発明によると、画像記録を停止する
ことなく、1画像分の画像を正確に得られる。
【0023】請求項10に記載の発明は、長尺状の記録
媒体面に記録ヘッドからインクを噴射して画像を記録す
るインクジェットプリンタ部と、カットタイミング調整
用のアキューム部と、画像が形成された記録媒体をカッ
トするカット部からなるインクジェット記録装置におい
て、記録媒体の切断後、記録媒体先端を記録位置まで巻
き戻す制御を行う制御手段を有することを特徴とするイ
ンクジェット記録装置である。
【0024】かかる発明によると、アキューム効果に加
え、記録媒体の無駄を防止できる。
【0025】請求項11に記載の発明は、画像記録後、
オペレータが記録終了を指示したら、記録媒体を切断位
置まで搬送して切断し、記録媒体先端を記録位置まで巻
き戻して画像記録を開始する制御を行う制御手段を有す
ることを特徴とする請求項10記載のインクジェット記
録装置である。
【0026】かかる発明によると、アキューム効果に加
え、記録媒体の無駄を防止し、オペレータが必要な画像
を必要な時に得ることができる。
【0027】請求項12に記載の発明は、画像記録後、
一定時間次の画像データが転送開始されなかったら、記
録媒体を切断位置まで搬送して切断し、記録媒体先端を
記録位置まで巻き戻して画像記録を開始する制御を行う
制御手段を有することを特徴とする請求項10記載のイ
ンクジェット記録装置である。
【0028】かかる発明によると、アキューム効果に加
え、オペレータに手間をかけさせずに、記録媒体の無駄
を防止し、必要な画像を得ることができる。
【0029】請求項13に記載の発明は、長尺状の記録
媒体面に記録ヘッドからインクを噴射して画像を記録す
るインクジェットプリンタ部と、カットタイミング調整
用のアキューム部と、画像が形成された記録媒体をカッ
トするカット部からなるインクジェット記録装置におい
て、アキューム部からカット部に記録媒体を誘導するガ
イドを該アキューム部に有し、前記カット部ローラ手前
のローラを順回転すると該ガイドが開き、逆回転すると
該ガイドが閉じる機構を設けてなることを特徴とするイ
ンクジェット記録装置である。
【0030】かかる発明によると、記録媒体の搬送とガ
イドの開閉を同時に行え、アキュームガイドの駆動を独
立して行う必要がなくなるため全体として制御が容易に
なる。
【0031】請求項14に記載の発明は、カット部の下
流側に熱ローラを設けることを特徴とする請求項1〜1
3の何れかに記載のインクジェット記録装置である。
【0032】かかる発明によると、上記の効果に加え
て、画質向上に寄与する効果がある。
【0033】請求項15に記載の発明は、記録媒体の長
尺方向のこわさが、テーバーこわさ試験機によるこわさ
試験方法において、2gf・cm〜30gf・cmの間のも
のを用いることを特徴とする請求項1〜14の何れかに
記載のインクジェット記録装置である。ここで、テーバ
ーこわさとは、曲げモーメント表示のこわさ(JIS
P 8125-1994) を意味するものである。かかる発明によ
ると、紙の腰の強さと言われるところの紙のこわさを利
用してアキュームを作る動作を円滑に行わせることがで
きる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 [第1の実施の形態]図1は第1の実施の形態を示す構
成図、図2は制御用のブロック図である。
【0035】図1において、1は図示しないインクジェ
ットプリンタ部から画像が形成された長尺状の記録媒体
100が搬入され、カットタイミングを調整するために
アキュームするアキューム部である。2は画像が形成さ
れた記録媒体を1又は2以上の画像長さにカットするカ
ット部であり、3はカットされた記録媒体(プリントと
言う場合がある)を排紙トレイ4に排出するための排紙
部である。
【0036】アキューム部1の入口には、副走査モータ
10によって駆動する副走査ローラ11、12が設けら
れている。アキューム部1には、アクチュエータ13に
よって開閉する可動ガイド14を有している。アクチュ
エータ13はアキュームモータ130、伸縮可動棒13
1等を有しており、伸縮可動棒131の先端は可動ガイ
ド14と連結されている。図1の例では、アクチュエー
タとしてアクチュエータモータを使用しているが、ソレ
ノイド等伸縮可動棒131を可動できるものならいかな
る手段を採用しても良い。
【0037】アキューム部1に進入した記録媒体100
は可動ガイド14が閉じたアキューム無しの状態で、経
路を進む。経路の一方側は固定ガイド15によって
規制され、他方側は前記可動ガイド14によって規制さ
れている。
【0038】アキューム部1では、可動ガイド14を開
くことにより、アキューム状態が図示のように、経路
、経路、経路のように変化する。16は最大のア
キューム状態を検知するアキュームセンサである。アキ
ューム部1でのアキューム量は1画像分であることが好
ましいが、1画像分以上でもよい。
【0039】カット部2には、入口部にカット部入口セ
ンサ20が設けられており、その下流側に搬送モータ2
1によって駆動するカット部ローラ22,23が設けら
れ、その下流側にカッター24が設けられている。該入
口センサ20は反射型又は透過型の光学センサ、あるい
はメカニカルセンサ等を用いることができる。
【0040】排紙部3には、排紙モータ30によって駆
動する一対の排紙ローラ31,32と一対の排紙ローラ
33,34が設けられている。一対の排紙ローラ33,
34の下流側には出口センサ35が設けられている。
【0041】以下に、本実施の形態の制御手段を図1及
び図2に基づいて説明する。
【0042】以下の制御はメカニカルコントローラ5に
よって行う。
【0043】始めに可動ガイドの制御について説明す
る。制御の第1の手段は、カット部入口センサ20の検
知によって可動ガイド14をアクチュエータ13で開
き、アキュームを作る制御である。該センサ20でカッ
ト部2のローラ22、23付近までペーパが来たことを
検知して、ペーパがローラに噛んだことを推定できる。
【0044】また、第2の制御手段は、記録媒体100
の先端をカット部ローラ22,23が噛んだら、アキュ
ームモータ130を駆動し、可動ガイド14を開く手段
である。第1の手段より、より直接的な制御ができる。
ペーパがカット部ローラ22,23に噛まれたか否か
は、図3に示すように、ローラ22,23軸付近にメカ
ニカルなスイッチ25を設置することにより検知でき
る。
【0045】アキュームの作成に関する制御は、長尺状
の記録媒体100の先端がカット部入口センサ20に達
した後、「副走査送り量≧カット部ローラ送り量」の関
係を維持する制御である。この関係を維持すれば、少な
くともアキュームが作成される。本発明では、記録媒体
先端がカット部ローラに到達した後、副走査量≧カット
部のローラ送り量の関係を維持するには、カット部ロー
ラ回転速度及び又は回転量を制御する。
【0046】アキュームが生成され、アキュームセンサ
16が検知(ON)したら、カット部ローラ22,23に
よって、カット位置まで記録媒体100を搬送し、カッ
ター24でカットする。
【0047】カットされた記録媒体100は、排紙部3
の搬送モータ30等の搬送系によって排紙トレイ4に排
出する。排紙は出口センサ35がOFFになる(検知しな
くなる)まで続ける。
【0048】通常時は上記のアキュームの生成から排紙
までを繰り返す。
【0049】全画像の記録終了時は、「副走査送り量≧
カット部ローラ送り量」の関係を維持しつつ、記録の終
わっている記録媒体100を順次カット位置まで搬送
し、カット・排出する。
【0050】最後の画像をカットしたら、排紙部3は通
常時と同様に記録媒体を排出するが、カッター24より
上流の搬送系(カット部搬送系、副走査など)は、記録
媒体を次の記録位置まで逆方向に搬送し、次の記録に備
える。(この処理を「全記録終了処理」と呼ぶ。) 全記録終了処理は、前の画像が記録し終わったとき
に、次の画像の記録開始指令が来ていないときに行う態
様、前の画像が記録し終わったときに、一定時間以
上、次の画像の記録開始指令が来ていないときに行う態
様、オペレータが処理開始を指示したときに行う態様
の何れでも良い。
【0051】即ち、本発明において、巻き戻して画像記
録を開始する制御を行うに際しては、画像記録後、オ
ペレータが記録終了を指示したら、記録媒体を切断位置
まで搬送して切断し、記録媒体先端を記録位置まで巻き
戻す手段、画像記録後、一定時間次の画像データが転
送開始されなかったら、画像記録済みの記録媒体を切断
位置まで搬送して切断し、記録媒体先端を記録位置まで
巻き戻す手段がある。かかる制御によって、簡単な制御
で、記録媒体の無駄を防止できる。
【0052】図3は第1の実施の形態の記録開始時のタ
イミングチャートであり、図4は最終画像(N枚目)記
録終了後のタイミングチャートである。
【0053】[第2の実施の形態]図5は第2の実施の
形態を示す構成図、図6は制御用のブロック図である。
【0054】同図に示す態様は、排紙部3の搬送系に駆
動ローラ200A,201A,202A,203Aを配
置し、該ローラ200A,201A,202A,203
Aの各々に対応して圧着ローラ200B,201B,2
02B,203Bが設けられている。
【0055】本態様では、圧着ローラの1つが熱ローラ
であることが特徴であり、例えば図示では圧着ローラ2
02Bが熱ローラである態様が示されている。かかる熱
ローラの存在により記録済みの記録媒体を熱定着させ画
質を向上させる効果がある。本態様において、熱ローラ
は圧着ローラの1つでも良いし、2つ以上でも良い。熱
ローラは、温調により一定温度に保持されており、長時
間未使用時はエネルギーコスト低減のため低温度に保持
してもよく、または、温調を停止してもよい。また、温
調はメカニカルコントローラによって行ってもよく、あ
るいは専用のハードウェアで行ってもよい。
【0056】図5において、204は熱ローラ202B
の手前(上流側)に設けられた排紙部入口センサであ
る。205はヒータ、206は温度センサである。
【0057】以下に、本実施の形態に示す態様の制御を
説明するが、図示しない部位の制御は、上述の実施の形
態1で説明した制御(特に図2参照)と基本的に同じで
ある。
【0058】カット済み記録媒体100の先端が排紙部
入口センサ204の位置に来たら、熱ローラ202Bの
温度を温度センサ206でチェックし、適正温度であっ
たら、熱定着させ排出する。本制御では記録媒体100
が熱ローラ202Bを通過する際、搬送速度が一定にな
るようにすることが好ましい。
【0059】本制御で、熱ローラの温度が適正温度でな
い場合は、適正温度になるまで待つ。(温度上昇にはヒ
ータ205を利用する。)その場合、アキュームが一杯
になるまでは、記録は停止しないが、アキュームが一杯
になると記録側も待つことになる。
【0060】[第3の実施の形態]図7は第3の実施の
形態の一例を示す構成図である。
【0061】同図は第1の実施の形態において、アキュ
ーム部の構成を別の態様に構成したものであり、図1の
アクチュエータ13により可動する可動ガイド14に代
えて、通常の板製のガイド14Aを用いた例である。
【0062】記録媒体がたるみ、そのたるみがガイド1
4Aを押すことによって、ガイド14Aが逃げ、アキュ
ームすることができる。その他の構成は基本的に図1に
示す態様と同様である。ガイド14Aは記録媒体がない
ときは重力、好ましくは自重によって閉じる構成のもの
が採用される。
【0063】図8は第3の実施の形態の他の例を示す構
成図である。
【0064】この例は、図7に示す態様において、板製
のガイド14Aに代えて、鎖製のガイド14Bを用いた
態様である。開く機構と閉じる機構は板製のガイド14
Aと同様である。
【0065】[第4の実施の形態]図10は第4の実施
の形態の一例を示す構成図である。この第4の態様は、
上記の各実施の形態において、カット部ローラ手前のロ
ーラ、例えば副走査ローラ11,12(図1参照)を順
回転すると可動ガイド14が開き、逆回転すると該ガイ
ド14が閉じる機構を設けてなることを特徴とするもの
である。この態様では、アクチュエータ13の駆動源を
カット部搬送モータ21で兼用している。その他の構成
は図1に示す装置と基本的に同一の構成であるのでその
説明を省略する。
【0066】かかる機構の存在により、記録媒体の搬送
とガイドの開閉を同時に行え、アキュームガイドの駆動
を独立して行う必要がなくなるため全体として制御が容
易になる。
【0067】以上、本発明のインクジェット記録装置の
実施の形態を説明したが、本発明は上記の態様に限定さ
れず、当業者であれば容易に想到し得る種々の変形、改
良等を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態の制御用のブロック
【図3】第1の実施の形態の記録開始時のタイミングチ
ャート
【図4】最終画像(N枚目)記録終了後のタイミングチ
ャート
【図5】第2の実施の形態を示す構成図
【図6】第2の実施の形態の制御用のブロック図
【図7】第3の実施の形態の一例を示す構成図
【図8】第3の実施の形態の他の例を示す構成図
【図9】記録媒体検出用のスイッチの作動例を示す図
【図10】第3の実施の形態の他の例を示す構成図
【符号の説明】
1:アキューム部 100:記録媒体 10:副走査モータ 11,12:副走査ローラ 13:アクチュエータ 130:アキュームモータ 131:伸縮可動棒 14:可動ガイド 15:固定ガイド 16:アキュームセンサ 2:カット部 20:カット部入口センサ 21:搬送モータ 22,23:カット部ローラ 24:カッター 25:スイッチ 3:排紙部 30:排紙モータ 31,32:排紙ローラ 33,34:排紙ローラ 35:出口センサ 4:排紙トレー 5:メカニカルコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅谷 豊明 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 (72)発明者 堤 敬 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2C056 HA28 HA46 2C058 AB03 AB08 AC07 AE04 AE09 AF06 AF23 AF35 AF51 LA03 LB09 LB17 LB35 LC11 LC22 2C060 AA09 3F105 AA02 AB04 BA27 CA14 CB01 DA08 DB11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の記録媒体面に記録ヘッドからイン
    クを噴射して画像を記録するインクジェットプリンタ部
    と、カットタイミング調整用のアキューム部と、画像が
    形成された記録媒体をカットするカット部からなること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】長尺状の記録媒体面に記録ヘッドからイン
    クを噴射して画像を記録するインクジェットプリンタ部
    と、カットタイミング調整用のアキューム部と、画像が
    形成された記録媒体をカットするカット部からなるイン
    クジェット記録装置において、前記カットタイミング調
    整用のアキューム部が、記録媒体自体のたるみによって
    押されて開き、記録媒体がない時に重力によって閉じる
    ガイドを有することを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  3. 【請求項3】ガイドを閉じる重力が、当該ガイドの自重
    であることを特徴とする請求項2記載のインクジェット
    記録装置。
  4. 【請求項4】ガイドが板状ガイド又は鎖状ガイドである
    ことを特徴とする請求項2又は3記載のインクジェット
    記録装置。
  5. 【請求項5】長尺状の記録媒体面に記録ヘッドからイン
    クを噴射して画像を記録するインクジェットプリンタ部
    と、カットタイミング調整用のアキューム部と、画像が
    形成された記録媒体をカットするカット部からなるイン
    クジェット記録装置において、前記カットタイミング調
    整用のアキューム部がアクチュエータによって開閉する
    可動ガイドを有することを特徴とするインクジェット記
    録装置。
  6. 【請求項6】長尺状の記録媒体面に記録ヘッドからイン
    クを噴射して画像を記録するインクジェットプリンタ部
    と、カットタイミング調整用のアキューム部と、画像が
    形成された記録媒体をカットするカット部からなるイン
    クジェット記録装置において、前記カットタイミング調
    整用のアキューム部がアクチュエータによって開閉する
    可動ガイドを有し、カット部ローラ手前にカット部入口
    センサを有し、該センサの検知によって可動ガイドをア
    クチュエータで開き、アキュームを作る制御を行う制御
    手段を有することを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  7. 【請求項7】長尺状の記録媒体面に記録ヘッドからイン
    クを噴射して画像を記録するインクジェットプリンタ部
    と、カットタイミング調整用のアキューム部と、画像が
    形成された記録媒体をカットするカット部からなるイン
    クジェット記録装置において、前記カットタイミング調
    整用のアキューム部がアクチュエータによって開閉する
    可動ガイドを有し、記録媒体の先端がカット部ローラに
    噛んだことを検知して可動ガイドをアクチュエータで開
    き、アキュームを作る制御を行う制御手段を有すること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】長尺状の記録媒体面に記録ヘッドからイン
    クを噴射して画像を記録するインクジェットプリンタ部
    と、カットタイミング調整用のアキューム部と、画像が
    形成された記録媒体をカットするカット部からなるイン
    クジェット記録装置において、記録媒体先端がカット部
    ローラに到達した後、副走査量≧カット部ローラ送り量
    の関係を維持するように、カット部ローラ回転速度及び
    又は回転量を制御する制御手段を有することを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】記録媒体の先端がカット部ローラに到達し
    た後、1画像分記録してから、カット部ローラを駆動し
    て切断位置まで記録媒体を搬送する制御を行うことを特
    徴とする請求項8記載のインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】長尺状の記録媒体面に記録ヘッドからイ
    ンクを噴射して画像を記録するインクジェットプリンタ
    部と、カットタイミング調整用のアキューム部と、画像
    が形成された記録媒体をカットするカット部からなるイ
    ンクジェット記録装置において、記録媒体の切断後、記
    録媒体先端を記録位置まで巻き戻す制御を行う制御手段
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  11. 【請求項11】画像記録後、オペレータが記録終了を指
    示したら、記録媒体を切断位置まで搬送して切断し、記
    録媒体先端を記録位置まで巻き戻して、画像記録を開始
    する制御を行う制御手段を有することを特徴とする請求
    項10記載のインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】画像記録後、一定時間次の画像データが
    転送開始されなかったら、記録媒体を切断位置まで搬送
    して切断し、記録媒体先端を記録位置まで巻き戻して画
    像記録を開始する制御を行う制御手段を有することを特
    徴とする請求項10記載のインクジェット記録装置。
  13. 【請求項13】長尺状の記録媒体面に記録ヘッドからイ
    ンクを噴射して画像を記録するインクジェットプリンタ
    部と、カットタイミング調整用のアキューム部と、画像
    が形成された記録媒体をカットするカット部からなるイ
    ンクジェット記録装置において、アキューム部からカッ
    ト部に記録媒体を誘導するガイドを該アキューム部に有
    し、前記カット部ローラ手前のローラを順回転すると該
    ガイドが開き、逆回転すると該ガイドが閉じる機構を設
    けてなることを特徴とするインクジェット記録装置。
  14. 【請求項14】カット部の下流側に熱ローラを設けるこ
    とを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載のインク
    ジェット記録装置。
  15. 【請求項15】記録媒体の長尺方向のこわさが、テーバ
    ーこわさ試験機によるこわさ試験方法において、2gf・
    cm〜30gf・cmの間のものを用いることを特徴とす
    る請求項1〜14の何れかに記載のインクジェット記録
    装置。
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