JP2023131523A - 給紙装置および画像形成装置 - Google Patents

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克巳 岡田
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Abstract

【課題】ロール紙先端を検知後に自動的に給紙動作を行うロール給紙装置において、用紙のカール状況や静電気等によって、用紙先端が剥離せず用紙先端を検知できないことを、低コストで防止すること。【解決手段】長尺の用紙が巻かれたロール紙Prから用紙を供給する給紙装置90であって、ロール紙Prの表面の用紙先端の段差を検知可能な検知精度を有するセンサ93と、ロール紙Prの円周方向においてセンサ93とは異なる位置に配置されるコロ92と、センサ93とコロ92とを近傍に配置し、ロール紙Prの表面に当接するように支持可能な支持部材(アーム91)と、を備え、センサ93とコロ92とは、ロール紙の芯部に向かって配置され、コロ92とロール紙Prとの間に周速差を生じさせる機構(例えば、圧解除ソレノイド98)を設けた。【選択図】図3

Description

本発明は、給紙装置および画像形成装置に関する。
ロール紙を用いる画像形成装置において、ユーザが用紙先端を給紙搬送部に手で挿入すること無く、用紙先端を自動で検知後に給紙動作を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかし、用紙のカール状況や静電気によって、用紙先端が剥離せず用紙先端を分離できない場合があった。例えば、特許文献2には、ロール紙先端が内側に強くカールしている場合や、ロール紙自体が静電気を帯びている場合等、ロール紙先端がロール紙に張り付く厳しい条件のロール紙についても、ロール紙先端の分離を行うことができるロール紙分離機構が開示されているが、コストが掛かる構成であり、改善の余地がある。
本発明は、ロール紙先端を検知後に自動的に給紙動作を行うロール給紙装置において、用紙のカール状況や静電気等によって用紙先端が剥離せず用紙先端を分離できないことを、低コストで防止することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、長尺の用紙が巻かれたロール紙から前記用紙を供給する給紙装置であって、
前記ロール紙の表面の用紙先端の段差を検知可能な検知精度を有するセンサと、
前記ロール紙の円周方向において前記センサとは異なる位置に配置されるコロと、
前記センサと前記コロとを近傍に配置し、前記ロール紙の表面に当接するように支持可能な支持部材と、を備え、
前記センサと前記コロとは、前記ロール紙の芯部に向かって配置され、
前記コロと前記ロール紙との間に周速差を生じさせる機構を設けたものとする。
本発明によれば、ロール紙先端を検知後に自動的に給紙動作を行うロール給紙装置において、用紙のカール状況や静電気等によって用紙先端が剥離せず用紙先端を分離できないことを、低コストで防止することができる。
実施形態に係る画像形成装置の概略構成例の斜視図である。 同画像形成装置の側面断面図である。 実施形態の給紙装置の構成例の要部を説明する側面図である。 アームの構成例を説明する図である。 給紙装置の機能例を説明するブロック図である。 ロール紙表面の段差を検知する動作例を説明する図である。 コロと、センサと、ロール紙先端との位置関係を説明する図である。 図8のセンサ信号の変化を説明する図である。 センサ信号の変化詳細の一例を説明する図である。 センサ信号の変化詳細の他の例を説明する図である。 ロール紙を給紙装置にセットする動作例を説明するフローチャートである。 先端を検知する動作例を説明するフローチャートである。 先端を再度検知する動作例を説明するフローチャートである。 用紙を弛ませてロール紙先端をロール紙表面から分離させる状態例を説明する図である。 実施形態1のロール紙を給紙装置にセットする動作例を説明するフローチャートである。 実施形態2のロール紙を給紙装置にセットする動作例を説明するフローチャートである。 実施形態3のロール紙を給紙装置にセットする動作例を説明するフローチャートである。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1、2を参照して、本発明の実施形態に係る給紙装置を適用する画像形成装置の構成例について説明する。給紙装置は、長尺の用紙(「シート」とも称する)をロール状に巻き付けたロール紙から用紙を供給する。
画像形成装置は、画像データに対応してインク滴を吐出することで記録媒体に印字を行うインクジェットプリンタであるが、本発明は記録媒体を搬送して印刷を行う電子写真方式等の複写機や印刷機等に適用することも可能である。
図1に実施形態に係る画像形成装置80の概略構成例の斜視図、図2に該画像形成装置の側面断面図を示し、実施形態に係る画像形成装置の全体構成と共に要部の動作を説明する。図1の矢印は、Xが画像形成装置80の奥行き方向(前後方向)、Yが画像形成装置80の幅方向(主走査方向)、Zが上下方向を示している。
図1において、画像形成装置80は、シリアル型の液体吐出方式(インク吐出方式)の画像形成装置であり、本体筐体81が、本体フレーム82上に配設されている。画像形成装置80は、本体筐体81内に、図1に両矢印Yで示す主走査方向に主ガイドロッド64と副ガイドロッド65が張り渡されている。主ガイドロッド64は、キャリッジ66を移動可能に支持しており、キャリッジ66には、副ガイドロッド65に係合してキャリッジ66の姿勢を安定化させる連結片66aが設けられている。
画像形成装置80は、主ガイドロッド64に沿って無端ベルト状のタイミングベルト67が配設されており、タイミングベルト67は、駆動プーリ68と従動プーリ69との間に張り渡されている。駆動プーリ68は、主走査モータ70によって回転駆動され、従動プーリ69は、タイミングベルト67に対して所定の張りを与える状態で配設されている。駆動プーリ68は、主走査モータ70によって回転駆動されることで、その回転方向に応じて、タイミングベルト67を主走査方向に回転移動させる。
キャリッジ66はタイミングベルト67に連結されており、タイミングベルト67が駆動プーリ68によって主走査方向に回転移動されることで、キャリッジ66が主ガイドロッド64に沿って主走査方向に往復移動する。
画像形成装置80は、本体筐体81内の主走査方向端部位置に、カートリッジ部71と維持機構部72が着脱自在に収納されている。カートリッジ部71は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各インクをそれぞれ収納するカートリッジ73が、交換可能に収納されている。カートリッジ部71の各カートリッジは、キャリッジ66が搭載する記録ヘッド(図示略)の対応する色の記録ヘッドと、図示しないパイプで連結されており、パイプを通してカートリッジ部71から各色の記録ヘッドに対してインクを供給する。
画像形成装置80は、キャリッジ66を主走査方向に移動させながら、プラテン(板)74(図2参照)上を、主走査方向と直交する副走査方向(図1の矢印X方向)に間欠的に搬送される用紙Pにインクを吐出することで、用紙Pに画像を記録する。
用紙Pとしては、紙製に限られず、ロール状フィルム等の種々の種類のものを用いることができるが、以下の説明では、説明を明確にするために、搬送中の用紙を用紙P、用紙Pが巻き付いたロール状態をロール紙Pr(Pa,Pb)、ロール紙Prの芯部(「スプール」、「芯管」とも称する)をPsとして説明する。
画像形成装置80は、図2に示すように、プラテン74の下部にファンを配設されたチャンバー75が設けられており、ファンを駆動させることで、プラテン74上を搬送される用紙Pをプラテン74に密接させながら搬送させる。
画像形成装置80は、用紙Pを副走査方向に間欠的に搬送し、用紙Pの副走査方向の搬送が停止している間に、キャリッジ66を主走査方向に移動させながら、キャリッジ66に搭載された記録ヘッドのノズル列からプラテン74上の用紙P上にインクを吐出して、ロール状用紙Pに画像を形成(記録)する。
維持機構部72は、記録ヘッドの吐出面の清掃、キャッピング、不要なインクの吐出等を行って、記録ヘッドからの不要なインクの排出や記録ヘッドの信頼性の維持を図っている。
画像形成装置80は、タイミングベルト67及び主ガイドロッド64に平行に、少なくともキャリッジ66の移動範囲に亘ってエンコーダシート(図示略)が配設されている。キャリッジ66には、エンコーダシートを読み取るエンコーダセンサが取り付けられている。画像形成装置80は、エンコーダセンサによるエンコーダシートの読み取り結果に基づいて主走査モータ70の駆動を制御することで、キャリッジ66の主走査方向の移動を制御する。
また、キャリッジ66に搭載された反射型センサ(エンコーダセンサ、用紙先端検知センサ)により、画像形成部60に搬送された用紙Pの両端部を検知し、その際、用紙先端検知センサによって読み取られた主走査方向位置から用紙Pのサイズを検出する。
画像形成装置80は、本体筐体81を支持する本体フレーム82に、図1及び図2に示すように、図1及び図2の上下方向に2つのスプール軸受台5a,5bが設けられている。
スプール軸受台5a,5bにセットされているロール紙Prの先端から引き出された用紙(ロール状用紙)Pは、図2に矢印で示すように、搬送ローラ対6a,6b、レジストローラ10、レジスト加圧ローラ17によって、搬送路9内で搬送される。
制御部100は、駆動装置7を制御して、搬送ローラ対6a,6b、レジストローラ10、レジスト加圧ローラ17等を回転させる。
ロール紙Pr(Pa,Pb)の下には、ロール紙Prの落下を防ぐロール紙受け台8a,8bが設けられている。
用紙Pは、媒体搬送ガイド部材18a,18b等によってサポートされる搬送路9を通過して、画像形成部60におけるプラテン74上に搬送される。なお、両面に画像を形成する場合は反転部19で反転される。
画像形成部60では、液体記録ヘッドが各色の液滴を画像データに対応して用紙P上に吐出することで画像が形成される。画像が形成された用紙Pの順搬送方向排出部には、連続紙からなる用紙Pを所定の長さに切断するのに用いられる、副走査方向(用紙幅方向)に延在するカッター76が設けられている。
搬送された連続紙である用紙Pの先端を揃えるため、カッター76は、複数のプーリ(そのうちの1つのプーリは駆動モータに連結されている)間に掛け渡されたワイヤやタイミングベルトに固定され、駆動モータにより主走査方向Yに移動することで用紙Pを所定の長さに切断する。切断された用紙Pは、排出部に排出される。
なお、図1、2では、二つのスプール軸受台5a,5bにロール紙Pa、Pbをセット可能な画像形成装置の構成例を示したが、スプール軸受台を一つ備える画像形成装置であってもよい。
また、前述の説明では、二つのロール紙Pa、Pbに対応する構成を識別子a、bを用いて記載したが(例えば、スプール軸受台5a,5b)、以降、区別しないときには識別子a、bを記載しない。
次に、本発明の実施形態に係る給紙装置について説明する。給紙装置は、ロール紙を用いる画像形成装置において、ユーザが用紙先端を給紙搬送部に手で挿入すること無く、用紙先端を自動で検知後に給紙動作を行う給紙装置であり、ロール紙中心を基準として回転可能にロール紙を保持し、ロール紙表面に押圧され接触している支持部材(ガイド板)にロール紙先端検知センサとロール紙受けコロとが具備されロール紙表面に接触している。給紙装置は、ロール紙を給紙搬送方向と逆方向に回転させて先端検知した後に、ロール紙を給紙搬送部に回転させた際に受けコロを、コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構(ブレーキ機構等)により停止させ(または抑えて)、用紙先端をロール紙表面から分離させることを特徴とする。
本発明の実施形態に係る給紙装置の一態様は、長尺の用紙が巻かれたロール紙から用紙を供給する給紙装置であって、ロール紙の表面の用紙先端の段差を検知可能な検知精度を有するセンサ(センサ93)と、ロール紙の円周方向においてセンサとは異なる位置に配置されるコロ(コロ92)と、センサとコロとを近傍に配置し、ロール紙の表面に当接するように支持可能な支持部材(アーム91)と、を備え、センサとコロとは、ロール紙の芯部に向かって配置され、コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構(例えば、圧解除ソレノイド98)を設けたものとする。( )内は、後述する図3の構成を一例として対応づけたものである。
このようにすることで、ロール紙を用いる画像形成装置において、ユーザが用紙先端を給紙搬送部に手で挿入すること無く、用紙先端を自動で検知後に給紙動作を行う給紙装置において、簡単な構成でロール紙先端を確実にロール紙表面から分離させる事で、搬送不良の防止を低コストで提供することができる。
なお、本明細書では、「用紙先端」を「ロール紙先端」とも称し、区別しない。
図3は、実施形態の給紙装置の構成例の要部を説明する側面図である。
給紙装置90は、アーム91と、コロ92と、センサ93と、搬送ローラ対6とを少なくとも備える。給紙装置90は、入口ガイド板95をさらに備えるとよい。加えて、図3には、コロ92とロール紙Prとの間に周速差を生じさせる機構の一例として、圧解除ソレノイド98を示している。圧解除ソレノイド98については、後述する実施形態2で説明するが、例えば、実施形態1では、給紙装置90が圧解除ソレノイド98を設けない構成としてよい。
図3では、ユーザがロール紙Prを給紙装置90にセットしたときのロール紙Prの位置を破線で示している。ロール紙Prは図示していないモジュール構成部品にロール紙中心(軸)を基準として回転可能に保持されている。
ロール紙Prの支持部材としてのアーム(ガイド板)91は、回動中心911で回動可能に構成される。アーム91は、回動中心911の一方に、バネ等によりロール紙方向に押圧されている。これにより、アーム91は、ロール径(ロール紙Prの直径)が変わってもロール紙外径と接することになる。白抜きの矢印は、アーム91の回動方向を示す。
また、アーム91は、回動中心の他方に、コロ92とセンサ93とを保持する。コロ92とセンサ93とは、ロール径に依らず、ロール紙Prの略中心(芯部Ps)に向くように配置されている。また、アーム91は、コロ92とセンサ93とを、近傍に配置し、ロール紙Prの表面に当接する様に支持する。
ロール紙Prは、(1)逆転動作で巻き取る方向に回転され、先端検知動作が行われる。先端検知後、(2)正転動作によって先端が給紙搬送方向に送られ、搬送ローラ対6(搬送部)でマシン内部へ搬送される。
コロ92と入口ガイド板95との間の矢印の範囲は、用紙先端停止位置を示す。
給紙装置90は、ロール紙Prの先端を検知した後に逆転を続け、用紙先端停止位置で用紙先端を停止させて正回転(CCW)動作へ移行し、印刷給紙状態待機となる。
次に、支持部材としてのアームの構成例を説明する。
図4は、アームの構成例を説明する図であり、(A)にアーム91の一例を説明する斜視図、(B)にセンサ93の外観を示す概略図、(C)にセンサ93を構成するアクチュエータと側板との一例を説明する側面図を示す。
アーム91は、逆転動作時の上流側(回動中心側)にコロ92が配置され、下流側にセンサ93が配置されている。
センサ93は、アクチュエータ931にスリット932が設けられたエンコーダセンサを用いており、ロール紙先端の段差(紙厚)を検知可能な検知精度を持つ。センサ93は、例えば、5μm/パルス程の分解能を持つことで紙厚分の段差を検出することが可能である。アクチュエータ931は、センサの筐体を構成する二つの側板933の間に配置され、側板933の軸受に軸934がはめ込まれ、軸934を中心に回動する。
センサ93は、発光部と受光部とを有し(図示せず)、アクチュエータ931のスリット932を発光部から受光部へ光が通る数をカウントすることにより(信号波形の数をカウントすることにより)、ロール紙Prの先端を検知する。
図4の構成例では、コロ92を2つ設け、二つのコロ92間にセンサ93を配置している。コロ92は、ロール紙Prの円周方向においてセンサ93と異なる位置に配置され、コロ92とセンサ93とは円周方向に互いにオフセットされた配置となっている。
次に、給紙装置の機能の制御について説明する。図5は、給紙装置の機能例を説明するブロック図である。
制御部110は、給紙装置全体の制御を行う。図5では、制御部110が、センサ93と、第一モータ駆動部120と、第二モータ駆動部140と、コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構(図5では「コロ周速調整機構」と記載)170とを制御する機能ブロック例を示し、他の機能ブロックを省略している。制御部110の機能は、画像形成装置全体の制御を行う制御部100(図2参照)が実行するように構成してもよい。
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える。
CPUは、各種のプログラムを実行し、演算処理や、制御プログラムに基づいて画像処理装置の全体を制御する。
RAMは、情報を高速で読み書きするための揮発性の記憶媒体であり、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する。
ROMは、各種プログラムや制御プログラムが記憶されている読み出し専用の不揮発性の記憶媒体である。
第一モータ駆動部120は、制御部110の制御によりモータを駆動させ、ロール紙駆動部130を駆動させる。
ロール紙駆動部130は、ロール紙を正転方向または逆転方向に回転させる。ロール紙駆動部130は、ロール紙回転モータ131を有する。ロール紙回転モータ131は、長尺の用紙が巻かれたスプールを回転させる。
第二モータ駆動部140は、制御部110の制御によりモータを駆動させ、搬送駆動部150を駆動させる。
搬送駆動部150は、搬送モータ151を有し、搬送部160を駆動する。
搬送部160は、用紙を搬送する搬送手段であり、例えば、搬送ローラ対6を有する。
コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構170は、例えば、コロの周速を抑える機能を有する。コロの周速を抑えることは、コロの回転を停止させることであってもよい。コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構170については、図15から図17を参照して後述する。
次に、ロール紙表面の段差(紙厚)の検知し、ロール紙先端と判断する動作例について説明する。
図6は、ロール紙表面の段差を検知する動作例を説明する図である。
図6では、ロール紙Prのロール紙先端がコロ92とセンサ93とを通過する経過を示し、(A)にロール紙先端がコロ92を通過する前の状態、(B)にロール紙先端がコロ92を通過しセンサ93を通過する前の状態、(C)にロール紙先端がセンサ93を通過した状態を示す。
センサ93とコロ92とは、近傍にオフセットされて配置されており、コロ92がセンサ93よりも上流にある為、センサ93でロール紙先端を検知する直前までコロ92がロール紙先端を押さえることができる(図6(A))。このようにすると、センサ93は、ロール紙表面にロール紙先端を密着させた状態で、ロール紙表面の段差(紙厚)を検知することが可能となる。これにより、用紙の厚みやコシ、カール状況によってセンサ93の出力(検知結果)が不安定となることはなく、センサ93は、確実にロール紙Prのロール紙先端を検知できる。
ロール紙Prの逆転動作により、ロール紙先端がコロ92を抜けると、アーム91が上がるので、センサ93のアクチュエータは下がる(図6(B))。ロール紙先端がセンサ93を抜けると、センサ93のアクチュエータは上がる(図6(C))。ここで、上述したコロ92とセンサ93とが近傍に配置されるとは、例えば、ロール紙先端がコロ92を抜けるときに、センサ93のアクチュエータが下がる距離に配置されることとするとよい。
なお、図6ではコロ92をセンサ93より上流に配置しているが、逆の配置でも検知は可能である。しかし、コロ92がセンサ93よりも上流に配置した方がより確実にロール紙先端の浮きを検知直前まで押さえることが可能となる。
また、図4で示した様にコロ92を二つ設け、二つのコロ92間にセンサ93を配置することにより、コロ92が一つよりもロール紙先端の浮きをより確実に押さえておくことが可能となる。また、コロ92とセンサ93とを円周方向でずれて配置すると、部分的なキズ等があっても、コロとセンサとの両方にかかる割合は少なくなり、誤検知しにくい構成となる。
次に、先端検知について説明する。
図7は、コロと、センサと、ロール紙先端との位置関係を説明する図である。
図8は、センサ信号の変化を説明する図である。
図9、図10は、センサ信号の変化詳細の一例を説明する図である。
制御部110は、第一モータ駆動部120によりロール紙Prを逆転(CW)させ、ロール紙先端がコロ92を抜ける際(図7のタイミングt1)の信号傾き(K1)と、続けてロール紙先端がセンサ93を抜ける際(同タイミングt2)の信号傾き(K2)とを検出することでロール紙先端を検知する。
ここで、制御部110は、信号傾き(K1)と信号傾き(K2)とを、所定の設定時間内(T1)(T1=[コロ92~センサ93までの円周距離(mm)]÷用紙先端線速(mm/s)+マージン)に続けて検出した場合にロール紙先端と検知することで、ロール紙表面の凹凸による誤検知を抑制することができる。
図9、図10に、所定の設定時間(T1)と、信号傾き(K1)と信号傾き(K2)との一例を示す。
また、制御部110は、ロール紙Prが一回転する間に先端検知しない場合には、上記検出動作を繰り返し実施することと、実施回数を設定可能とすることで検知精度を上げることができる。
さらに、図4のようにロール軸方向に2つ以上コロ92を配置している場合に用紙先端が斜めにカットされた状態だとロール紙先端がコロを抜ける際のセンサ93の信号傾き(K1)が検出されにくくなる場合がある。その際は、上記で説明した信号傾き(K1)~信号傾き(K2)の検出動作を所定回数繰り返した後に、ロール紙先端がセンサ93を抜ける際の信号傾き(K2)のみを検出することで、検知精度をあげることができる。
さらに加えて、上記信号傾き(K2)のみで先端検知する場合、一回目の信号傾き(K2)を検知した後にロール紙の一回転周期にあたる一定時間範囲(T2)で再度信号傾き(K2)を検出した時にロール紙先端と検知することと、その検出動作回数を任意に設定可能とすることでさらに検知精度をあげることができる。
図11から図13を参照して、給紙装置90へロール紙Prをセットする動作例、先端検知処理の動作例を具体的に説明する。
フローチャートでは、以下の記号を用いて説明する。
N:先端検出した回数
M:ロール紙Prを回転させた回数
K1:用紙先端がコロから抜けるときの単位時間当たりのセンサ変位出力
K2:用紙先端が紙厚センサから抜けるときの単位時間当たりのセンサ変位出力
T1:K1検出後、モータ回転数とコロからセンサまでの距離から算出されるコロからセンサまでのロール先端の移動時間+設定マージンの範囲を表す
T2:K1検出後、モータ回転数から算出されるロール紙一周後の時間+設定マージンの範囲を表す
R:先端検知まで、何回ロール紙を回転させるかを設定した値
a:先端検出を何回でロール紙先端と判定するかを設定するものであり、複数回の検出を行って信頼性を上げたい場合に設定する
制御部110は、ロール紙Prが給紙装置90にセットされたことを検出すると、第一モータ駆動部120を制御し、ロール紙回転モータ131にロール紙Prを逆転(CW)させ(S11)、先端検知処理を開始する(S12)。ロール紙先端が検知されると、制御部110は、第一モータ駆動部120に、ロール紙先端が図4に示す用紙先端停止位置となるようにロール紙回転モータ131を停止させ(S13)、ロール紙回転モータ131にロール紙を正転(CCW)させ(S14)、ロール紙Prの用紙先端を給紙搬送方向に送り(S15)、印字装置への搬送動作に移行する。
図11に示すように、ロール紙先端を検知した後に逆転を続け、図6に示す用紙先端がコロを通過する直前の位置(用紙先端停止位置)で用紙先端を停止させて(S13)、正回転(CCW)動作へ移行する(S14)。
図12を参照して、先端検知処理(図11のS12)の動作例を説明する。
先端検知処理において、制御部110は、先端検出した回数N、ロール紙Prを回転させた回数M等のパラメータを初期化し(S21)、回数Mをカウントアップして、ロール紙Prを一回転させ、信号傾き(K1)を検出する(S22)。信号傾き(K1)を検出すると(S22でYES)、時間T1内に信号傾き(K1)を検出した場合に(S23でYES)、回数Nをカウントアップし(S24)、回数Nが設定値a以上であるときに(S25でYES)、先端検知成功と判定し(S26)、図11のステップS13へ移行する。
また、ステップS25で、回数Nが設定値a未満のとききに(S25でNO)、信号傾き(K1)を検出後、時間T2以内に再度信号傾き(K1)を検出し(S27でYES)、信号傾き(K1)を検出後、時間T1以内に信号傾き(K2)を検出すると(S28でYES)、ステップS24へ戻る。
一方、信号傾き(K1)が検出されない場合(S22でNO)、時間T1内に信号傾き(K1)を検出した場合(S23でNO)、信号傾き(K1)を検出後、時間T2以内に再度信号傾き(K1)を検出しない場合(S27でNO)、または、信号傾き(K1)を検出後、時間T1以内に信号傾き(K2)を検出しない場合(S28でNO)では、ロール紙Prを回転させた回数Mが回数Rより少ないとき(M<R)には(S29でNO)、ステップS22へ戻り、回数Mが回数Rとなったとき(M≧R)には(S29でYES)、先端再検知処理(S30)を実行する。
図13を参照して、先端再検知処理(図12のS13)の動作例を説明する。
先端再検知処理において、制御部110は、先端検出した回数N、ロール紙Prを回転させた回数M等のパラメータを初期化し(S31)、回数Mをカウントアップして、ロール紙Prを一回転させ、信号傾き(K2)を検出する(S32)。信号傾き(K2)を検出すると(S32でYES)、回数Nをカウントアップし(S33)、回数Nが設定値a以上であるときに(S34でYES)、先端検知成功と判定し(S35)、図11のステップS13へ移行する。
また、ステップS34で、回数Nが設定値a未満のとききに(S34でNO)、信号傾き(K2)を検出後、時間T2以内に再度信号傾き(K2)を検出すると(S36でYES)、ステップS33へ戻る。
一方、信号傾き(K2)が検出されない場合(S32でNO)、または、信号傾き(K2)を検出後、時間T2以内に再度信号傾き(K2)を検出しない場合(S36でNO)では、ロール紙Prを回転させた回数Mが回数Rより少ないとき(M<R)には(S37でNO)、ステップS32へ戻り、回数Mが回数Rとなったとき(M≧R)には(S37でYES)、先端検知失敗と判定し、ロール紙回転モータ131を停止させ、処理を終了する(S38)。このとき、操作パネル等にエラーメッセージを表示する等によりユーザにエラー発生を通知するとよい。
次に、本実施形態の給紙装置が有する、コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構について説明する。
コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構は、コロとロールの周速差をつけることにより、用紙先端を分離する。このとき、コロ表面とロール紙面の摩擦係数は、ロール紙面同士の摩擦係数(ロール紙Prの表面で芯部Psに巻かれた用紙が重なっている部分の摩擦係数)より大きくなる様にコロ表面の摩擦係数を設定する。
また、コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構は、ロール紙Prを逆転(CW)させて用紙先端が検知された後、ロール紙を給紙方向への搬送するとき(図11のS13)にコロの周速を抑える。
このようにすると、図14に示すように、用紙を弛ませてロール紙先端をロール紙表面から分離させることで、入口ガイド板95への用紙先端挿入姿勢のバラツキを抑制し、用紙状態(カール/紙種/紙厚)によらず安定して下流側へ用紙搬送することが可能となり、分離不良によるジャムを防止することができる。
以下、コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構の詳細を各実施形態で説明する。図15から図17において、図11と同じステップ番号(S11~S14)は、同様の処理であるため適宜説明を省略する。
実施形態1.
本実施形態では、給紙装置90が、コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構として、コロ92の周速を抑える(または停止させる)コロブレーキ機構を有する一態様を説明する。図15を参照して、本実施形態の動作例を説明する。
制御部110は、ロール紙先端が検知されると(S12)、ロール紙先端が図4に示す用紙先端停止位置となるようにロール紙回転モータ131を停止させ(S13)、コロブレーキを動作(ON)させた(S41)後、ロール紙回転モータ131にロール紙を正転(CCW)させる(S14)。そして、D秒後コロブレーキを停止させ(S42)、印字装置への搬送動作に移行する。Dは、予め設定した数値とし、制御部110が参照可能な記録媒体に保持してもよいし、制御部110が実行するプログラム内で保持してもよい。
上述の動作例によると、図6に示す用紙先端がコロを通過する直前の位置で用紙先端を停止させた後に正回転(CCW)動作へ移行する前のタイミングで、図示していないコロに連結されたブレーキをONしてコロ92を一時停止させることで、コロの回転とロール紙の周速差をつけることができる。これにより、図14に示す様に用紙を弛ませて用紙先端をロール紙表面から分離させることができる。
実施形態2.
本実施形態では、給紙装置90が、コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構として、圧解除ソレノイドを用いる一態様を説明する。図3に、圧解除ソレノイド98を配置した構成例を示している。
圧解除ソレノイド98は、アーム91の回動中心911に、アーム91のロール紙表面への押圧方向と逆方向に回動させて押圧を解除する。
図16を参照して、本実施形態の動作例を説明する。
制御部110は、先端検知処理(S12)を行い、D秒後に圧解除ソレノイド98を動作させた(S51)後、ロール紙回転モータ131を停止(S13)させる。そして、ロール紙回転モータ131を正転動作とするとともに(S14)、圧解除ソレノイド98を解除し(S52)、印字装置への搬送動作に移行する。Dは、実施形態1と同様に予め設定した数値とする。
上述したように、本実施形態は、アーム91(支持部材)およびコロ92はロール紙表面から離間可能な構成であることを特徴とする。実施形態1において各受けコロにブレーキ機構を装着する代わりに、圧解除ソレノイド98によるアーム91のロール紙表面への接触と退避との動作を追加するものとする。
このようにすると、ロール紙先端を検知した後に圧解除ソレノイド98をONさせて、支持部材と共にコロをロール紙表面から離間させながら逆転を続けて図6に示す用紙先端がコロを通過する直前の位置で用紙先端を停止させて正回転(CCW)動作へ移行と同時に圧解除ソレノイド98をOFFする。これにより、コロ92が再びロール紙表面に接してコロ92の押圧によりコロ表面とロール紙面との摩擦係数は、ロール紙面同士の摩擦係数より大きい為、実施形態1と同様に、用紙を弛ませて用紙先端をロール紙表面から分離させることができる。
実施形態3.
本実施形態では、給紙装置90が、コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構として、ワンウェイコロを用いる一態様を説明する。本実施形態では、給紙装置90は、コロ92としてワンウェイコロを用いるとともに、実施形態2で説明した圧解除ソレノイド98を備える。
図17を参照して、本実施形態の動作例を説明する。
制御部110は、ロール紙回転モータ131を停止(S13)させた後、ロール紙回転モータ131を正転動作とし、ワンウェイコロをロック状態として(S61)ロール紙Prの用紙先端を給紙搬送方向に送る。そして、D秒後圧解除ソレノイド98を動作させる(S62)。Dは、実施形態1と同様に予め設定した数値とする。
上述したように、本実施形態は、コロ92が、ロール紙回転正転(給紙搬送方向)時にロックするワンウェイコロであることを特徴とする。実施形態1において各受けコロにブレーキ機構を装着する代わりに、受けコロをワンウェイとするものとする。
このようにすると、コロをロール紙回転正転(給紙搬送方向)時にロックするワンウェイコロとすることで、図6に示す用紙先端がコロを通過する直前の位置で用紙先端を停止させて正回転(CCW)動作へ移行と同時にコロがロックする。そして、ロール紙表面に対するコロの摩擦抵抗により、上記各実施形態と同様に、用紙を弛ませて用紙先端をロール紙表面から分離させた後に、圧解除ソレノイドをONする(S62)ことで支持板と共にコロをロール紙表面から離間させ、下流側へ用紙搬送することができる。
これにより、簡単な機構でロール紙を装置内へ搬送する方向にロール紙を回転させる動作へ移行と同時にコロがロックしてロール紙表面に対するコロの摩擦抵抗により用紙を弛ませて用紙先端をロール紙表面から分離できる。
その他の実施形態.
また、上述した二以上の実施形態を適宜組み合わせてもよい。例えば、実施形態1と実施形態2との組み合わせ、実施形態2と実施形態3との組み合わせとしてもよい。
給紙装置90は、例えば、用紙の種類等に基づいて、コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構を変えてもよい。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る給紙装置の一態様は、
センサとコロを近傍に配置した支持部材を有し、
センサとコロはロール紙の略中心に向かって配置され、
センサとコロはロール紙の表面に当接する様に構成され、
センサとコロはロール円周方向に互いにオフセットされた配置とし、
センサはロール紙先端の段差(紙厚)を検知可能な検知精度を持ち、
コロ表面とロール紙面の摩擦係数は、ロール紙面同士の摩擦係数より大きくなる、
という構成でセンサ信号の単位時間あたりのセンサ出力変位を検出してロール紙の先端を検知する装置において、コロとロールの周速差をつけることにより用紙先端を分離することを特徴とする。
このようにすることで、上述の給紙装置は、用紙のカール状況や静電気によって、用紙先端が剥離(分離)できない状態となることを回避し、給紙できず、用紙づまり等の搬送不良を発生させることを防ぐことができる。
また、上述の給紙装置は、特許文献2のように、用紙先端を分離する為の専用の押し付け部材、シート部材等を用いることなく、先端検知の構成に、簡単な部材を追加することで実現するため、コストを抑えることができる。
加えて、上述の給紙装置は、用紙分離にはシートと押し付け部材との摩擦による静電気を利用しないため、多様な用紙に対応することが可能になり、例えば、用紙種類に応じて、シート部材と押し付け部材の押圧力の設定変えるというような操作をしなくてよいという利点がある。
なお、本発明は上記に示す実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲において、上記実施形態の各要素を、当業者であれば容易に考えうる内容に変更、追加、変換することが可能である。
6 給紙ローラ対
80 画像形成装置
90 給紙装置
91 アーム
92 コロ
93 センサ
95 入口ガイド板
98 圧解除ソレノイド
110 制御部
120 第一モータ駆動部
130 ロール紙駆動部
131 ロール紙回転モータ
140 第二モータ駆動部
150 搬送駆動部
160 搬送部
170 コロとロール紙との間に周速差を生じさせる機構
特開2021-113118号公報 特開2011‐225320号公報

Claims (7)

  1. 長尺の用紙が巻かれたロール紙から前記用紙を供給する給紙装置であって、
    前記ロール紙の表面の用紙先端の段差を検知可能な検知精度を有するセンサと、
    前記ロール紙の円周方向において前記センサとは異なる位置に配置されるコロと、
    前記センサと前記コロとを近傍に配置し、前記ロール紙の表面に当接するように支持可能な支持部材と、を備え、
    前記センサと前記コロとは、前記ロール紙の芯部に向かって配置され、
    前記コロと前記ロール紙との間に周速差を生じさせる機構を設けた給紙装置。
  2. 前記周速差を生じさせる機構は、前記コロの表面と前記ロール紙の表面との摩擦係数を、ロール紙面同士の摩擦係数より大きくする
    ことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記周速差を生じさせる機構は、前記用紙先端が検知された後、前記ロール紙を給紙方向への搬送するときに前記コロの周速を抑える
    ことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  4. 前記周速差を生じさせる機構は、前記コロの周速を抑えるブレーキとする
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の給紙装置。
  5. 前記周速差を生じさせる機構は、前記支持部材と前記コロとを、前記ロール紙の表面から離間可能とする
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の給紙装置。
  6. 前記コロは、ロール紙の給紙搬送方向搬送時にロックするワンウェイコロである
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の給紙装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の給紙装置を備える画像形成装置。
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