JP2693068B2 - インクリボン駆動機構及びその駆動方法 - Google Patents

インクリボン駆動機構及びその駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写インクリボンを
使用する印刷装置のインクリボン駆動機構及びその駆動
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写インクリボンとサーマルヘッドを
使用した印刷装置は、印字品位が良く、比較的音が静か
であるという長所があるため、近年、ワードプロセッサ
のプリンタ等に広く用いられている。図5は熱転写イン
クリボンを使用した従来の印刷装置の印字部分を表す概
略図である。サーマルヘッド1の後方にはリボンカセッ
ト3がセットされ、リボンカセット3に巻かれた熱転写
インクリボン(以下単にインクリボンという)5はサー
マルヘッド1の前方に配置されるようになっている。イ
ンクリボン5はサーマルヘッド1により背面(インク塗
布面の反対面)からプラテン7側に押圧され、インクリ
ボン5とプラテン7との間には用紙9が挟入されるよう
になっている。インクリボン5はサーマルヘッド1の移
動に伴って順次リボンカセット3の一方の巻取軸側から
繰り出され、サーマルヘッド1の発熱によりインクが用
紙9に溶着され、印刷を行うようになっている。
【0003】また、図6は交通機関の自動券売機に使用
される印刷装置の印字部分を表す概略図である。この装
置の場合は、サーマルヘッド11が回転自在なローラ状
プラテン13に対して接近離反動のみするよう設けら
れ、プラテン13とサーマルヘッド11との間にはイン
クリボン15が配置されるようになっている。インクリ
ボン15とプラテン13との間には用紙17が挟入さ
れ、用紙17はプラテン13、及び用紙送りローラ19
a、19bにより搬送されるようになっている。したが
って、インクリボン15はサーマルヘッド11に押圧さ
れることで、用紙17と共にプラテン13の回転で繰り
出されるようになっているのである。
【0004】上述した二例の印刷装置に使用されるイン
クリボン5、15は、通常一方向一回のみ使用されるい
わゆるワンタイムリボンで、巻取側に全て巻き取られた
際には廃棄され、新しいものと交換される。
【0005】ところで、近年、複数回の印字が可能とな
ったマルチタイムの熱転写インクリボンが実用化される
に到っている。マルチタイムのリボンでは、インクがワ
ンタイムのリボンより厚く塗布されており、一回の印刷
では用紙に接している部分だけが溶着するため、複数回
(5回〜10回)の印刷が可能となっている。そして、
マルチタイムのリボンカセットは、表裏が対称形となっ
ており、一方向の巻取が終了すると、リボンカセットを
表裏反転させることにより、リボン供給側と巻取側とを
逆転させ、逆方向へのリボン巻取を可能としているので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷装置では、
一般的にワンタイムリボンが使用されていたため、イン
クリボン5、15は一回しか使用できず、ランニングコ
ストが極めて高いものとなっていた。一方、ランニング
コストの低減を図る目的で、複数回の印字が可能となっ
たマルチタイムの熱転写インクリボンが近年普及する状
況にある。しかしながら、マルチタイムの熱転写インク
リボンでは、一方向の巻取が終了すると、操作者がリボ
ンカセットを反転させなければならず、操作が煩雑であ
るとともに、印刷途中にインクリボンが巻取終わった場
合、最初の頁から再び印刷を開始しなければならず、無
駄な印刷時間が費やされる欠点があった。また、従来の
インクリボン駆動機構では、印刷時のリボン送り方向が
一方向のみのため、往復印字ができず、印字速度高速化
の障害ともなっていた。
【0007】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、マルチタイムの熱転写インクリボンを使用した際、
インクリボンが印刷時のリボン送り方向と逆方向にも巻
き取れ、操作者が巻取終了の都度リボンカセットを反転
させる必要がなく自動的に複数回の印刷が出来るインク
リボン駆動機構及びその駆動方法を提供し、もって、印
刷時の操作性向上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るインクリボン駆動機構の構成は、複数回
印字可能な熱転写インクリボンとプラテン側に押圧され
るサーマルヘッドを有するインクリボン駆動機構におい
て、正逆回転可能な駆動モータと、この駆動モータに接
続され駆動モータの正転時に第一巻取軸に噛み合い、駆
動モータの逆転時に第二巻取軸に噛み合う遊星歯車と、
駆動モータに接続され熱転写インクリボンの巻取方向と
同方向に回転される巻取ローラと、この巻取ローラ近傍
に設けられサーマルヘッドがプラテンから離反したとき
のみこの巻取ローラを押圧して、この巻取ローラとで熱
転写インクリボンを送るプレッシャローラとを具備して
なるものである。そして、上記インクリボン駆動機構の
機能を利用することで、印刷ごとに送られた熱転写イン
クリボンを、送られた量より少ない量、或いは多い量巻
き戻すこともできる。
【0009】
【作用】インクリボン駆動機構は、サーマルヘッドがプ
ラテンから離反されると、駆動モータが逆転され、遊星
歯車が第二巻取軸側に噛み合い、巻き戻し回転を行うと
ともに、プレッシャローラが巻取ローラを押圧し、挟持
された熱転写インクリボンが巻き戻し方向と同一方向に
送られる。インクリボン駆動方法は、印刷毎に送ったリ
ボンの量より少ない量の熱転写インクリボンが巻き戻さ
れ、重複印字部分が除々に前進し、巻き戻しのための待
ち時間がなくなる。また、印刷毎に送った熱転写インク
リボンの量より多い量の熱転写インクリボンが巻き戻さ
れ、結果的に熱転写インクリボンが巻き戻されることに
なり、通常印刷とは逆方向のリボン送りでの印刷が繰り
返し行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るインクリボン駆動機構及
びその駆動方法の好適な実施例を図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明に係るインクリボン駆動機構の
印字部分を表す斜視図である。印字部分にはリボンカセ
ット31がセットされ、リボンカセット31にはマルチ
タイムの熱転写インクリボン(以下単にインクリボンと
いう)33が巻装されている。リボンカセット31には
インクリボン33が露出される開口部が形成され、開口
部にはサーマルヘッド1が挿入されている。サーマルヘ
ッド1はプランジャマグネット35に接続され、プラン
ジャマグネット35の駆動により図示せぬ用紙、及びプ
ラテンに対して接近離反動するようになっている。つま
り、サーマルヘッド1はインクリボン33を背面(イン
ク塗布面の反対面)から図示せぬ用紙、及びプラテン側
に押圧し、発熱体を発熱させることで、インクを用紙に
溶着させ印刷を行うのである。また、リボンカセット3
1の両側には反射型光センサ37a、37bが取り付け
られ、反射型光センサ37a、37bはインクリボン3
3の両端に貼られた反射フィルムによりインクリボン3
3の先端、及び終端を検知するようになっている。
【0011】図2はインクリボン駆動機構のサーマルヘ
ッド、及びプレッシャローラ駆動部を表す斜視図であ
る。プランジャマグネット35の駆動軸にはリンク機構
39a〜39dの一端が接続され、リンク機構39a〜
39dの他端にはプレッシャローラ41が接続されてい
る。プレッシャローラ41の近傍には巻取ローラ43
(図1参照)が突設され、巻取ローラ43とプレッシャ
ローラ41との間にはインクリボン33が配置されるよ
うになっている。プランジャマグネット35はリンク機
構39a〜39dを介して、サーマルヘッド1がプラテ
ンを押圧する際、プレッシャローラ41を巻取ローラ4
3から離反させ、サーマルヘッド1がプラテンより離反
する際、プレッシャローラ41を巻取ローラ43に押圧
させる。プランジャマグネット35は、双方向駆動が可
能で、応答速度が速いラッチングタイプを用いるのが望
ましいが、これを用いない場合には、図2に示すよう
に、コイルスプリング45によりリンク機構39a〜3
9dに付勢力を加え、プレッシャローラ41を接近離反
動させることも可能である。
【0012】図3はインクリボン駆動機構のリボン巻取
駆動部を表す拡大斜視図である。駆動モータ47のピニ
オンには駆動歯車49が噛み合わされ、駆動歯車49は
巻取方向変換部の太陽歯車53と噛み合っている。太陽
歯車53にはアーム55に支持された遊星歯車57が噛
み合わされ、遊星歯車57はアーム55の揺動により太
陽歯車53の外周を転動するようになっている。一方、
リボンカセット31のセット部にはインクリボン33を
印刷方向に巻き取る第一巻取軸59とインクリボン33
を印刷方向の巻き取り方向と反対方向に巻き取る(以下
「巻き戻す」という)第二巻取軸61とが突設され、第
一巻取軸59には歯車63、第二巻取軸61には歯車6
5が形成されている。そして、上述の遊星歯車57は、
駆動モータ47の正転時(反時計方向の回転時)一方に
揺動されることで歯車63に噛み合わされ、駆動モータ
47の逆転時(時計方向の回転時)他方に揺動されるこ
とで歯車65に噛み合わされるようになっている。アー
ム55の近傍には巻取方向検知センサ67が設けられ、
巻取方向検知センサ67は遊星歯車57がどちらに揺動
されているかを検知するようになっている。尚、第一巻
取軸59、第二巻取軸61にはフリクションクラッチ6
9がそれぞれ内蔵され、フリクションクラッチ69は一
定以上の負荷がかかるとスリップするようになってい
る。
【0013】また、駆動モータ47のピニオンには歯車
列71、73、75、77の一端が噛み合わされ、歯車
列71〜77の他端は上述の巻取ローラ43を駆動させ
るようになっている。したがって、駆動モータ47のピ
ニオンが時計方向(反時計方向)に回転されると、巻取
ローラ43も時計方向(反時計方向)に回転されるよう
になっているのである。
【0014】次に、このように構成されたインクリボン
駆動機構の動作を説明する。初回の印字では、第二巻取
軸61にインクリボン33が全て巻き戻された状態のリ
ボンカセット31が、印字部分にセットされている。ま
た、遊星歯車57は、第一巻取軸59の歯車63側に揺
動されている。したがって、駆動モータ47が反時計回
りに回転されることで、第一巻取軸59と、巻取ローラ
43とは、反時計回りに回転されるようになっている。
また、プレッシャローラ41は、プランジャマグネット
35により、巻取ローラ43から離反状態となって保持
されている。
【0015】ここで、用紙が図示せぬ搬送手段により印
刷位置まで搬送されると、プランジャマグネット35の
吸引でサーマルヘッド1が用紙、及びプラテン側に押圧
される。次いで、サーマルヘッド1、リボンカセット3
1を含む印字部分が図示せぬ駆動手段により図1の矢印
方向に移動され、サーマルヘッド1と用紙との間に挟持
されているインクリボン33が第二巻取軸61から引き
出される。引き出されたインクリボン33は、サーマル
ヘッド1に電流が印加されることで、インクが用紙に溶
着されて印刷を行う。溶着の終了したインクリボン33
は、第一巻取軸59の回転により用紙から引き剥がさ
れ、第一巻取軸59側に巻き取られる。この際、巻取後
に余分な回転が生じると、フリクションクラッチ69が
スリップし、インクリボン33には一定以上の負荷がか
からない。
【0016】インクリボン33が第一巻取軸59に全て
巻き取られると、反射型光センサ37b(図1参照)に
よりインクリボン33の終端が検知され、印字部分の移
動、及びサーマルヘッド1の押圧が解除される。この
時、リンク機構39a〜39dによりプレッシャローラ
41が巻取ローラ43に押圧される。そして、駆動モー
タ47が時計方向に回転されることで、巻取ローラ43
が同様に時計方向に回転され、インクリボン33が第二
巻取軸61側に巻き戻される。同時に、遊星歯車57が
第二巻取軸61の歯車65側に揺動され、第二巻取軸6
1を回転させてインクリボン33の弛みを防止する。イ
ンクリボン33が第二巻取軸61側に全て巻き戻され、
反射フィルムの位置が反射型光センサ37aに達する
と、反射型光センサ37aがインクリボン33の先端を
検出し、駆動モータ47の時計方向の回転が停止される
とともに、再びプランジャマグネット35が吸引され、
サーマルヘッド1が用紙、及びプラテン側に押圧され、
印字部分が移動して再び印刷が開始されるのである。
【0017】上述の実施例に係るインクリボン駆動機構
では、印字部分が移動する一般的なプリンタを例にとっ
て説明したが、本発明に係るインクリボン駆動機構は、
図6に示したように、印字部分が動かず、プラテン11
と用紙送りローラ19a、19bで用紙17を移動して
印刷を行う装置にも用いることができ、この場合におい
ても上述同様の機能を具備させることができる。
【0018】次に、本発明に係る他の実施例を説明す
る。この実施例は、インクリボン33の巻き取り及び巻
き戻しが、上述のインクリボン駆動機構、更に言えば、
巻取りローラ43を使用することにより、正確に行える
ことを利用したものである。即ち、一行の印刷文字数が
一定となる印刷パターンの場合(例えば乗車券の印
刷)、一行印刷ごとに送ったインクリボン33の量より
僅か少ない量のインクリボン33を第二巻取軸61側に
巻き戻すのである。従って、僅か少ない量を巻き戻すこ
とで、インクリボン33の全てを一度に巻き戻すための
待ち時間がなくなり、連続的に印刷を行うことができ、
しかも、インクリボン33の使用回数も平均して使用す
ることができる。例えば、一行印字ごとに送った量の9
0%を巻き戻すと、10回のマルチタイム印刷が可能に
なる。
【0019】次に、図4に基づいて本発明に係る更に他
の実施例を説明する。図4は本発明に係る他の実施例を
説明するフローチャートである。この実施例の初回(奇
数回)の印字は、上述の第一の実施例と同様である(図
4中、81)。初回の印刷でインクリボン33が第一巻
取軸59に全て巻き取られ、反射型光センサ37bによ
りインクリボン33の終端が検知されると(図4中、8
3)、インクリボン33は全てが巻き戻されず、次回の
印刷に必要な量より多い量のインクリボン(例えば二行
分を印刷する量のインクリボン)33が第二巻取軸61
に巻き戻される(図4中、85)。二行分巻き戻された
インクリボン33は、再び一行分が第二巻取軸61から
引き出され、印刷が行われる(図4中、87)。一行分
の印刷が終了すると、再び二行分のインクリボン33が
第二巻取軸61に巻き戻され(図4中、85)、前述同
様に一行分の印刷が行われる。即ち、奇数回の印字にお
いては第一巻取軸59で巻き取り、偶数回の印字におい
ては巻取りローラ43で二行分巻き戻すとともに一行分
繰り出す動作を繰り返す。つまり、偶数回印字では、二
行分巻き戻してから、一行分印刷するのである。この
際、インクリボン33の使用回数が奇数回であるか偶数
回であるかの判断(図4中、89)は、巻取方向検知セ
ンサ67(図3参照)により遊星歯車57の揺動方向を
検知することで行われる。
【0020】逆方向のリボン送りでの印字が繰り返され
た結果、インクリボン33が全て第二巻取軸61に巻き
戻されると、反射型光センサ37aによりインクリボン
33の先端が検知され(図4中、91)、遊星歯車57
が第一巻取軸59側に反転され、その後は再び初回(奇
数回)と同様な印字を行う。このような駆動方法をとる
ことにより、インクリボン33は平均的に使用され、し
かも、操作者がインクリボン33を取り替えたいと思う
濃度の時に、自由にインクリボン33を交換することが
できるようになるのである。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るインクリボン駆動機構によれば、マルチタイムのイン
クリボンを、通常印刷時のリボン送り方向と逆方向に巻
き戻せるので、操作者がその都度リボンカセットを反転
させる必要がなくなり、操作性を著しく向上させること
ができる。また、インクリボンを印刷毎に、送ったイン
クリボンの量より少ない量巻き戻すことで、巻き戻しの
ための待ち時間なしに複数回の印字ができるようにな
る。更に、一行印字毎に、送ったインクリボンの量より
多い量のインクリボンを巻き戻すことで、インクリボン
が巻き戻されながら印字ができ、従来のエンドレスリボ
ンと同様に操作者が印字の濃淡で交換時期を選択でき、
しかも、印字途中でリボン終了のために印刷が中断され
ることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクリボン駆動機構の印字部分
を表す斜視図である。
【図2】インクリボン駆動機構のサーマルヘッド、及び
プレッシャローラ駆動部を表す斜視図である。
【図3】インクリボン駆動機構のリボン巻取駆動部を表
す拡大斜視図である。
【図4】本発明に係る他の実施例を説明するフローチャ
ートである。
【図5】熱転写インクリボンを使用した従来の印刷装置
の印字部分を表す概略図である。
【図6】自動券売機に使用される印刷装置の印字部分を
表す概略図である。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 33 熱転写インクリボン(インクリボン) 41 プレッシャローラ 43 巻取ローラ 47 駆動モータ 57 遊星歯車 59 第一巻取軸 61 第二巻取軸

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数回印字可能な熱転写インクリボンと
    プラテン側に押圧されるサーマルヘッドを有するインク
    リボン駆動機構において、 正逆回転可能な駆動モータと、該駆動モータに接続さ
    れ、該駆動モータの正転時に第一巻取軸に噛み合い該駆
    動モータの逆転時に第二巻取軸に噛み合う遊星歯車と、
    前記駆動モータに接続され前記熱転写インクリボンの巻
    取方向と同方向に回転される巻取ローラと、該巻取ロー
    ラ近傍に設けられ前記サーマルヘッドがプラテンから離
    反したときのみ該巻取ローラを押圧し該巻取ローラとで
    前記熱転写インクリボンを送るプレッシャローラとを具
    備してなることを特徴としたインクリボン駆動機構。
  2. 【請求項2】 第二巻取軸に巻いた熱転写インクリボン
    を第一巻取軸で巻き取りながら前記第二巻取軸と前記第
    一巻取軸との間の前記熱転写インクリボンをサーマルヘ
    ッドにより用紙へ加熱押圧して印刷を行うインクリボン
    駆動機構の駆動方法であって、 前記熱転写インクリボンを前記第一巻取軸で巻き取りな
    がら印刷を行い、該印刷で送った熱転写インクリボンの
    量より少ない量の熱転写インクリボンを前記第二巻取軸
    に巻き戻した後、再び前記熱転写インクリボンを第一巻
    取軸で巻き取りながら印刷を行い、前記印刷と前記巻き
    戻しとを交互に繰り返しながら前記熱転写インクリボン
    を前記第一巻取軸に巻き取ることを特徴としたインクリ
    ボン駆動機構の駆動方法。
  3. 【請求項3】 第二巻取軸に巻いた熱転写インクリボン
    を第一巻取軸で巻き取りながら前記第二巻取軸と前記第
    一巻取軸との間の前記熱転写インクリボンをサーマルヘ
    ッドにより用紙へ加熱押圧して印刷を行うインクリボン
    駆動機構の駆動方法であって、 初回の印刷で前記熱転写インクリボンを前記第一巻取軸
    に全て巻き取った後、印刷に必要な量より多い量の前記
    熱転写インクリボンを前記第二巻取軸に巻き戻し、再び
    前記熱転写インクリボンを第一巻取軸で巻き取りながら
    印刷を行い、前記巻き戻しと前記印刷とを交互に繰り返
    しながら前記熱転写インクリボンを前記第二巻取軸に巻
    き戻すことを特徴としたインクリボン駆動機構の駆動方
    法。
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