JP2861727B2 - 感光材料の供給装置 - Google Patents

感光材料の供給装置

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JP2861727B2
JP2861727B2 JP13463993A JP13463993A JP2861727B2 JP 2861727 B2 JP2861727 B2 JP 2861727B2 JP 13463993 A JP13463993 A JP 13463993A JP 13463993 A JP13463993 A JP 13463993A JP 2861727 B2 JP2861727 B2 JP 2861727B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、幅寸法が異なる各種
の感光材料を露光部へ切換えて、移送できるようにした
感光材料の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ネガフィルムのネガ像を長尺の感光材料
に連続的に焼付けるようにした写真プリント装置におい
ては、プリントサイズが変更になると、そのプリントサ
イズに対応する幅寸法の感光材料と交換することが行な
われている。
【0003】この感光材料の交換作業を容易とするた
め、二つのマガジン内に幅寸法が異なる二種類の感光材
料のロール体をそれぞれ収納し、各マガジンを装置本体
に対して着脱自在に取り付け、各マガジンから露光部に
感光材料を切換えて移送し得る様にした写真プリント装
置が既に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の写真
プリント装置においては、感光材料の交換に際し、移送
路に残る感光材料を駆動ローラの逆転によりマガジンに
向けて搬送し、マガジン内のロール体を手動でもって回
転し、感光材料を巻き取るようにしているため、感光材
料の切換えに手間がかかる問題があった。
【0005】そこで、この発明課題は、感光材料の切り
換えを自動化し、感光材料の切換えに手間がかからない
ようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明では、ネガフィルムのプリントサイズに
合わせて幅寸法が異なる複数の感光材料のロール体をそ
れぞれ収納する複数のマガジンを有し、前記マガジンか
露光処理に必要な感光材料が収納されているマガジン
を選択し、そのマガジンから引き出された感光材料を感
光材料移送路に沿って露光部へ移送るようにした感光
材料の供給装置において、上記各マガジンから露光部へ
移送される感光材料の繰り出しと巻き戻しとを行なう移
送手段と、上記露光部のネガフィルムのネガ画面の幅寸
法を検出する画面検出センサと、上記各マガジンに設け
られ、前記マガジンに収納される感光材料の幅寸法に応
じて予め設定された幅設定手段と、その幅設定手段によ
って設定される各マガジンの感光材料の幅寸法を読み取
る幅検出センサと前記幅検出センサの読み取った幅寸
法と画面検出センサにより読み取られるネガ画面の幅寸
法とからネガ画面の幅寸法と対応する感光材料が収納さ
れたマガジンを選択し、その選択されたマガジンから移
送手段によって露光部へ向けて感光材料を繰り出すと共
に、他のマガジンから露光部へ移送中の感光材料をマガ
ジンへ向けて巻き戻す制御回路を備えた構成としたので
ある。
【0007】
【作用】このように構成される感光材料の供給装置で
は、例えば露光部へネガフィルムが搬送されると、その
ネガフィルムのネガ画面の幅寸法と対応する幅寸法の感
光材料を収納するマガジンから露光部へ感光材料が供給
される。
【0008】即ち、露光部へ搬送されるネガフィルム
は、ネガ画面の幅寸法が画面検出センサにより検出され
ており、その検出出力は制御回路に入力されている。ま
た、この制御回路は、各マガジンの感光材料の幅寸法を
幅設定手段から読み取っており、制御回路は両者を比較
することにより、複数のマガジンの中からネガ画面に対
応するマガジンを選択し、このマガジンから感光材料を
供給する。
【0009】このとき、選択されたマガジンが、露光部
へ感光材料の供給中のマガジンである場合は、移送手段
により、引き続き感光材料の供給を継続する。
【0010】一方、選択されたマガジンが、露光部へ感
光材料の供給中のマガジンでない場合には、制御回路
は、感光材料の露光済みの部分を切り離し、移送手段に
より巻き戻し、露光部内の前記感光材料を排出する。
【0011】こうして、露光部内の感光材料が巻き取ら
れると、制御回路は、幅設定手段から読み取った各マガ
ジンの幅寸法からネガ画面の幅寸法と対応する幅寸法の
収納されたマガジンを選択し、その選択したマガジンか
ら移送手段により感光材料を繰り出し、露光部へ移送す
る。
【0012】露光部では、この移送される感光材料に、
ネガフィルムのネガ像を焼付けることにより、目的のサ
イズのプリントの焼き付けを行なう。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0014】図1は、第一実施例の写真プリント装置の
概略図を示す。装置本体1上には、2個のマガジン2
a、2bが着脱自在に取付けられており、各マガジン2
a、2bには感光材料A1 、A2 のロール体R1 、R2
が装着されている。感光材料A1 、A2 は、ネガフィル
ムのプリントサイズに合わせて装着され、そのため、幅
寸法が異なり、その幅寸法は、図2に示すように、マガ
ジン2a、2bの装着位置に設けた複数の幅検出センサ
PH1 、PH2 、PH3 、PH4 がマガジン2a、2b
の下面に取付けた幅寸法検出用の幅検出ピン3からなる
幅設定手段を検出することによって検出される。
【0015】ここで、幅検出ピン3は、マガジン2a、
2bの下面に設けた複数のピン孔(図示省略)に対して
着脱自在に装着され、マガジン2a、2b内に収納され
る感光材料A1 、A2 の幅寸法に応じて装着位置が変更
される。
【0016】マガジン2a、2bから引き出された感光
材料A1 、A2 は、装置本体1内に設けた幅ガイド4か
ら露光ステージ5に導かれ、焼付装置6によってネガフ
ィルムF1 のネガ像が焼付けられる。
【0017】この焼付装置6は、露光ランプ6a、ミラ
ートンネル6b、オートネガマスク6c、レンズ6d、
とで構成されており、オートネガマスク6cは、図1に
示すように、ネガフィルムF1の移送路上に配置され、
搬送されるネガフィルムF1のネガ画像の幅寸法を画面
検出センサ6eで検出し、その検出したネガ画面の幅寸
法に合わせてマスク寸法を変更して目的のネガ画面が露
光ステージ5に結像されるようになっている。なお、こ
の実施例では、このオートネガマスク6cの画面検出セ
ンサ6eの出力を写真プリント装置における画面検出セ
ンサ出力として兼用する。
【0018】露光ステージ5の上流側には感光材料
1 、A2 に一定の張力を付与するテンションローラ7
が設けられている。また、露光ステージ5の下流側には
アドバンスローラ8とカッタ装置9とが順に設けられて
いる。
【0019】図2に示すように、幅ガイド4は、一対の
ガイド枠4a、4bを有し、そのガイド枠4a、4bの
対向面に感光材料A1 、A2 の側縁の移動を案内するガ
イド溝10が設けられている。一対のガイド枠4a、4
bは、それぞれ相対的に移動自在に支持されている。ま
た、一対のガイド枠4a、4bは、スプリング11によ
って外側方に押圧され、そのガイド枠4a、4bに設け
たローラから成る接触子12が幅調整カム13に圧接さ
れている。なお、ガイド枠4aの接触子、幅調整カムは
図示省略している。
【0020】幅調整カム13は、モータ14によって回
転され、上記幅調整カム13の回転によって幅ガイド4
は、感光材料A1 、A2 の幅寸法に応じた幅に調整され
る。
【0021】各マガジン2a、2bから幅ガイド4に至
る感光材料A1 、A2 の移送路には、各マガジン2a、
2bから露光ステージ5へ移送される感光材料A1 、A
2 の繰り出しと、巻き戻しとを行なう移送手段として、
感光材料搬送用の駆動ローラ15a、15bと、感光材
料A1 、A2 を幅ガイド4に誘導するペーパガイド16
a、16bとが感光材料の移送方向に順に設けられ、各
ペーパガイド16a、16bに感光材料A1 、A2 の先
端を検出する先端検出センサ17a、17bが設けられ
ている。
【0022】前記駆動ローラ15a、15bのそれぞれ
には圧着ローラ18が圧接されている。この駆動ローラ
15a、15bは、ローラ駆動装置20によって回転さ
れる。
【0023】ローラ駆動装置20は、ローラ駆動用モー
タ21を有し、そのローラ駆動用モータ21の回転軸2
2の回転を複数のギヤ23を介して駆動ローラ15a、
15bのローラ軸24、24に取付けた従動ギヤ25に
伝達している。
【0024】ここで、複数のギヤ23はギヤ支持アーム
26に回転自在に支持されている。また、ギヤ支持アー
ム26はローラ駆動用モータ21の回転軸22を中心と
して回動自在に支持され、そのギヤ支持アーム26の後
端部に形成した長孔27に切換えアーム28の先端部に
設けたピン29が挿通されている。このため、切換えア
ーム28は、切換えモータ30によって揺動され、その
切換えアーム28を揺動させると、ギヤ支持アーム26
がローラ駆動用モータ21の回転軸22を中心に揺動
し、ローラ駆動用モータ21の回転を一対の駆動ローラ
15a、15bの一方に切換的に伝達し得るようになっ
ている。
【0025】駆動ローラ15a、15bの回転は、マガ
ジン2a、2bの巻き取り機構39に伝達される。
【0026】巻き取り機構39は、この第一実施例で
は、トルク伝達機構40a、40bと、マガジン2a、
2b内のロール体R1 、R2 と同軸上に回転体として設
けられたギヤ41及びフリクション機構60(図3参
照)とからなり、駆動ローラ15a、15bによって感
光材料A1 、A2 の巻き戻しを行なった際、巻き取られ
る感光材料A1 、A2 が移送路内に詰まらないようにロ
ール体R1 、R2 に巻き取るもので駆動ローラ15a、
15bと共に、感光材料A1 、A2 の移送手段を形成す
る。
【0027】トルク伝達機構40a、40bは、複数の
ギヤ42から成り、そのギヤ42の1つに一方向クラッ
チ43が設けられている。一方向クラッチ43は、駆動
ローラ15a、15bが感光材料A1 、A2 を巻き戻す
方向に回転したときロック状態となり、駆動ローラ15
a、15bが感光材料A1 、A2 を繰り出す方向に回転
した場合にフリー状態となる。
【0028】このため、トルク伝達機構40a、40b
は、駆動ローラ15a、15bの感光材料巻き戻し方向
の回転のみをギヤ41に伝達し、逆方向の回転について
は回転トルクを伝達しない。
【0029】図3は、マガジン2a内に収納されたロー
ル体R1 の支持部を示す。なお、マガジン2b内に収納
されたロール体R2 の支持は、図3の場合と同じ構成と
されているので説明を省略する。
【0030】ロール体R1 は巻芯50を有し、その巻芯
50が支持軸51によって回転自在に支持されている。
駆動ローラ15aの回転が伝達される前述のギヤ41
は、上記支持軸51に回転自在に支持されている。この
ギヤ41と巻芯50との間には前述のフリクション機構
60が設けられている。
【0031】フリクション機構60は、一対の円板61
a、61bと、その間に組込まれた摩擦板62とを有
し、ギヤ41のボス部41aに設けたスプリング63で
各板61a、61b、62を巻芯50の端板50aに向
けて押し、ギヤ側の円板61aに設けたピン64をギヤ
41のボス部41aに形成したピン孔65に挿入して円
板61aとギヤ41とを相対的に回り止めしている。ま
た、巻芯側の円板61bにピン孔66を形成し、巻芯5
0の端板50aに設けたピン67を上記ピン孔66に挿
入して巻芯50と円板61bとを相対的に回り止めして
いる。
【0032】上記フリクション機構60は、一対の円板
61a、61bと摩擦板62の相互間に作用する摩擦力
によってギヤ41の回転をロール体R1 、R2 に伝達
し、ロール体R1 、R2 に作用する回転抵抗が上記摩擦
力を越えた場合に、一対の円板61a、61bと摩擦板
62との間で滑りを生じさせるようにしている。
【0033】第一実施例の写真プリント装置の機構部分
は、以上の様に構成され、これら各機構部分は、図4に
示すように、制御回路70により制御され、感光材料A
1 、A2 の自動切り換えが行なわれる。
【0034】制御回路70には、マガジン2a、2bの
感光材料A1 、A2 の幅寸法を検出する幅検出センサP
1 、PH2 、PH3 、PH4 、焼付装置5のオートネ
ガマスク6cの画面検出センサ6e及びペーパーガイド
16a、16bの先端検出センサ17a、17bの各セ
ンサ出力が入力され、その入力された各センサ出力によ
って制御回路70に接続された幅ガイド4の幅調整カム
13のモータ14、ローラ駆動装置20のローラ駆動用
モータ21、切換えアーム28の切換えモータ30、カ
ッタ装置9及び焼付装置6を、内蔵する感光材料自動切
換え用シーケンスプログラムによって順次起動すること
により、感光材料A1 、A2 の自動切換えを行なう。
【0035】即ち、制御回路70は、幅検出センサPH
1 、PH2 、PH3 、PH4 によって読み取られる各マ
ガジン2a、2bの感光材料A1 、A2 の幅寸法と、画
面検出センサ6eにより読み取られるネガフィルムF1
のネガ画面の幅寸法とを比較し、ネガ画面の幅寸法と露
光ステージ5へ供給中の感光材料A1 、A2 の幅寸法と
が対応していないと、カッタ装置9を作動させて感光材
料A1 、A2 を切断し、ローラ駆動装置20のローラ駆
動用モータ21を逆転させて駆動ローラ15a、15b
を逆転させる。
【0036】また、同時に、巻き取り機構39を作動さ
せて感光材料A1 、A2 をその先端が先端検出センサ1
7a、17bに検出されるまで巻き戻した後、幅検出セ
ンサPH1 、PH2 、PH3 、PH4 により読み取った
各マガジン2a、2bの感光材料A1 、A2 の幅寸法か
ら、ネガフィルムF1のネガ画面の幅寸法と対応する感
光材料A1 、A2 が装着されたマガジン2a、2bを選
択し、切換えアーム28の切換えモータ30を作動す
る。そして、ギア支持アーム26を揺動させて他方の駆
動ローラ15a、15bと接続し、その駆動ローラ15
a、15bを正転させて、選択されたマガジン2a、2
bから感光材料A1 、A2 を露光ステージ5へ移送す
る。
【0037】また、この際、幅ガイド4の幅調整カム1
3のモータ14を作動し、選択された感光材料A1 、A
2 が移送できるよう幅ガイド4の幅も調整する。
【0038】この実施例は、以上のように構成されてお
り、次に、上記写真プリント装置において、搬入される
ネガフィルムF1の画面の幅寸法に応じて感光材料
1 、A2 の自動切換えが行なわれることを、例えば、
装置本体1に搬入された135FのネガフィルムF1の
フルサイズ画面(24mm×36mm)とパノラマサイズ画
面(13mm×36mm)の焼付処理が連続して行なわれる
ことを述べることによって説明する。
【0039】装置本体1には、両サイズの焼付を行うた
め、フルサイズ画面のLサイズ焼付用の125mm幅の感
光材料A1 のロール体R1 の装着されたマガジン2a
と、パノラマサイズ画面の焼付用の89mm幅の感光材料
2 のロール体R2 の装着されたマガジン2bとを取り
付ける。このとき、各マガジン2a、2bの幅検出ピン
3はマガジン2a、2bに装着された感光材料A1 、A
2 の幅寸法に応じて予め設定する。また、始動時のた
め、各マガジンから感光材料2a、2bの先端を引き出
し、ペーパガイド16a,16b上に位置させておく。
【0040】この状態で、装置本体1に例えば、フルサ
イズ画面のネガフィルムF1を搬入すると、ネガフィル
ムF1は露光ステージ5へ搬送され、オートネガマスク
6cの画面検出センサ6eによってネガ画面の幅寸法が
読み取られる。
【0041】この読み取られたネガ画面の幅寸法のデー
タは、制御回路70に入力され、幅検出センサPH1
PH2 、PH3 、PH4 によって読み取られたそれぞれ
のマガジン2a、2bの感光材料A1 、A2 の幅寸法の
データと比較される。
【0042】このとき、フルサイズのネガ画面とは12
5mm幅の感光材料A1 のロール体R1 が対応することか
ら制御回路70は、ローラ駆動装置20と接続された、
駆動ローラ15aを正転させてマガジン2aから露光ス
テージ5へ感光材料A1 を移送し、図1に示すように、
マガジン2a内に収納された感光材料A1 を露光ステー
ジ5に引き出された状態とし、焼付装置6により、ネガ
画像の焼付処理を行なう。
【0043】また、1コマのネガ画面の焼付処理が終了
すると、オートネガマスク6cに次のネガ画面を搬送
し、同時に、駆動ローラ15aを作動してマガジン2a
から感光材料A1 を繰り出し、繰り出した感光材料A1
にネガフィルムF1のネガ画像を連続的に焼付る。
【0044】このように、フルサイズ画面の焼付処理を
行なっている装置に、パノラマ画面のネガフィルムF1
を搬入すると、露光ステージ5へ搬送されたネガフィル
ムF1のネガ画面の幅寸法が、オートネガマスク6cの
画面検出センサ6eによって読み取られ、制御回路70
へ入力される。
【0045】この幅寸法が入力されると、制御回路70
は、この入力されたネガ画面の幅寸法と、幅検出センサ
PH1 、PH2 、PH3 、PH4 によって読み取られる
各マガジン2a、2bの感光材料A1 、A2 の幅寸法と
を比較する。このとき、ネガ画面の幅寸法は、露光ステ
ージ5へ供給中の感光材料A1 の幅寸法と対応しないた
め、制御回路70は、感光材料A1 、A2 の切換えを行
なう。
【0046】この感光材料A1 、A2 の切換えでは、制
御回路70は、カッタ装置9を作動して感光材料A1
切断し、感光材料A1 の焼付の行なわれた部分を切り離
しアドバンスローラ8により露光ステージ5より送り出
した後、切換えモータ30を作動してローラ駆動用モー
タ21の回転軸22を中心にギヤ支持アーム26を揺動
させ、ギヤ支持アーム26の先端のギヤ23を感光材料
1 と対向する駆動ローラ15aの従動ギヤ25と噛合
させ、駆動経路を切換える。
【0047】次に、ローラ駆動用モータ21を回転し、
駆動ローラ15aを感光材料A1 の巻戻し方向に回転し
て感光材料A1 を引き戻し、露光ステージ5より排出す
る。このとき、駆動ローラ15aの回転は、トルク伝達
機構40aを介してロール体R1 と同軸上に設けられた
ギヤ41に伝達され、このギヤ41の回転はフリクショ
ン機構60を介して巻芯50に伝達されるため、ロール
体R1 が回転し、駆動ローラ15aによって巻き戻され
た感光材料A1 はロール体R1 で巻き取られる。
【0048】ここで、ロール体R1 の回転速度は駆動ロ
ーラ15aの回転速度より必ず速くなるように設定され
ていて、その巻取り速度が駆動ローラ15aによる感光
材料A1 の移送速度より速くなる。
【0049】このとき、感光材料A1 に張力が増大して
ロール体R1 の回転抵抗が増し、その回転抵抗がフリク
ション機構60の設定トルク値を越えると、フリクショ
ン機構60の円板61a、61bと摩擦板62との間で
滑りが生じ、ロール体R1 への回転伝達が遮断され、感
光材料A1 は一定の張力でもってロール体R1 に巻き取
られる。
【0050】このように、一定の張力でもって巻き取ら
れる感光材料A1 の先端が先端検出センサ17aによっ
て検出されると、制御回路70は、ローラ駆動用モータ
21を停止する。すると、感光材料A1 は、フリクショ
ン機構60によって先端がマガジン2a内に巻き取られ
ることが防止され、露光ステージ5への次の移送が行な
えるように、駆動ローラ15aの下流側に先端が臨む状
態で保持される。
【0051】巻き取り完了後、制御回路70は、幅検出
センサPH1 、PH2 、PH3 、PH4 にて読み取った
切換える側の感光材料A2 の幅に対応するように、幅ガ
イド4の幅を幅調整カム13のモータ14を作動して調
整する。
【0052】幅ガイド4の幅が感光材料A2 の幅に応じ
て調整されると、制御回路70は切換えモータ30を作
動してローラ駆動装置20を、図2に示すように、駆動
ローラ15bを回転させる方向に切換え、駆動ローラ1
5bを感光材料A2 の繰り出し方向に回転させる。この
ため、マガジン2b内のロール体R2 から感光材料A2
が繰り出され、その感光材料A2 の先端がアドバンスロ
ーラ8の位置まで送り込まれると、ローラ駆動用モータ
21を停止する。
【0053】この感光材料A2 の繰り出し時、駆動ロー
ラ15bの回転はロール体R2 に伝達されず、ロール体
2 は感光材料A2 の繰り出しによってのみ回転する。
このとき、フリクション機構60はロール体R2 に回転
抵抗を付与する状態にあり、ロール体R2 が回り過ぎる
のを防止する。
【0054】こうして、露光ステージ5へ移送された感
光材料A2 には、焼付装置6を作動してパノラマサイズ
のネガ画面の焼付が行なわれる。
【0055】また、このネガ画面の焼付が終了すると、
オートネガマスク6cには、次のネガ画像を搬送し、そ
れと同時に、駆動ローラ15bを作動してネガフィルム
F1のネガ画面を連続的に焼き付ける。
【0056】同様にして、搬入されるネガフィルムF1
が替わるたびに、感光材料A1 、A2 の切換えが行なわ
れる。
【0057】このように、この実施例では、ネガ画面の
幅寸法の異なる。ネガフィルムF1を搬入すると、その
ネガ画面の幅寸法に応じた感光材料A1 、A2 が露光ス
テージ5へ導かれ、自動的に焼付処理が行なわれる。
【0058】図5(a)、(b)に第二実施例を示す。
この実施例は、第一実施例に示した単一のローラ駆動装
置20によって二本の駆動ローラ15a、15bを切換
えて回転させる様にしたものではなく、各駆動ローラ1
5a、15bごとにローラ駆動用モータ21を取り付
け、各ローラ駆動用モータ21を制御回路70により、
直接駆動するようにしたものである。
【0059】特に、図5(b)では、巻き取り機構39
の感光材料A1 、A2 の巻き取り用に、専用のモータ3
1を設ける例を示したもので、一方向クラッチ43等の
機構部品の点数を大幅に減少させて故障発生率を大幅に
低下させると共に、コストの低減も狙ったものである。
【0060】また、このとき、制御回路70に、モータ
のブレーキ回路を備えることにより、感光材料A1 、A
2 の先端検出センサ17a、17b点におけるモータの
定位置停止を行なって、巻き取り時のマガジン2a、2
bへの感光材料A1 、A2 の巻き込みを防止してフリク
ション機構60等の巻き込み防止装置を必要としないよ
うにもできる。
【0061】なお、上記実施例では、マガジンが二個の
ものについて述べたが、これに限定されるものではな
い。
【0062】また、この写真プリント装置は、同一のネ
ガフィルムに、フルサイズとパノラマサイズ等異なった
幅寸法のネガ画面が混在するものにも使用することがで
きる。
【0063】さらに、本実施例では、ネガ画面の幅寸法
の検出に、オートネガマスクの画面検出センサを用いた
が、これに限定されるものではなく、例えば、ネガフィ
ルムの搬送路にラインセンサ等を画面検出センサとして
設ける様にしても良い。
【0064】また、本装置は、ネガ画面の幅寸法がフィ
ルムの種類(135、110、6×6)と対応している
ため、フィルムの種類に応じて感光材料を選択するのに
も用いることもできる。
【0065】
【効果】この発明は、以上のように構成し、マガジンに
収納される感光材料の幅寸法に応じて予め設定される幅
設定手段を設け、露光ステージにネガ画面の幅寸法を読
みる画面検出センサを設けて、両者を比較することによ
って、制御回路がネガ画面の幅寸法に対応する感光材料
を選択するようにしたので、感光材料の切換えをネガフ
ィルムのネガフィルムのネガ画面の幅寸法に応じて自動
的に行うことができる。
【0066】このため、感光材料の切り換えに手間がか
からなくなり、作業の効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明に係る供給装置を用いた写真プリント装置
の概略図
【図2】同上供給装置の詳細を示す一部切欠斜視図
【図3】同上供給装置のロール体の支持部を示す断面図
【図4】同上供給装置の制御ブロック図
【図5】(a)、(b)本発明に係る供給装置を用いた
写真プリント装置の第二実施例の詳細を示す一部切欠斜
視図
【符号の説明】
1 、A2 感光材料 F1 ネガフィルム PH1 、PH2 幅検出センサ PH3 、PH41 、R2 ロール体 2a、2b マガジン 3 検出ピン 5 露光ステージ 6e 画面検出センサ 15a、15b 駆動ローラ 17a、17b 先端検出センサ 20 ローラ駆動装置 39 巻き取り機構 40a、40b トルク伝達機構 60 フリクション機構 70 制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネガフィルムのプリントサイズに合わせ
    て幅寸法が異なる複数の感光材料のロール体をそれぞれ
    収納する複数のマガジンを有し、前記マガジンから露光
    処理に必要な感光材料が収納されているマガジンを選択
    し、そのマガジンから引き出された感光材料を感光材料
    移送路に沿って露光部へ移送るようにした感光材料の
    供給装置において、 上記各マガジンから露光部へ移送される感光材料の繰り
    出しと巻き戻しとを行なう移送手段と、 上記露光部のネガフィルムのネガ画面の幅寸法を検出す
    る画面検出センサと、 上記各マガジンに設けられ、前記マガジンに収納される
    感光材料の幅寸法に応じて予め設定された幅設定手段
    と、 その幅設定手段によって設定される各マガジンの感光材
    料の幅寸法を読み取る幅検出センサと前記幅検出センサ の読み取った幅寸法と画面検出センサ
    により読み取られるネガ画面の幅寸法とからネガ画面の
    幅寸法と対応する感光材料が収納されたマガジンを選択
    し、その選択されたマガジンから移送手段によって露光
    部へ向けて感光材料を繰り出すと共に、他のマガジンか
    ら露光部へ移送中の感光材料をマガジンへ向けて巻き戻
    す制御回路を備えたことを特徴とする感光材料の供給装
    置。
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DE69425183T DE69425183T2 (de) 1993-04-26 1994-04-25 Gerät zum Zuführen von lichtempfindlichem Material
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