JPH05319623A - シート移送方法及びシート移送装置 - Google Patents

シート移送方法及びシート移送装置

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JPH05319623A
JPH05319623A JP4096003A JP9600392A JPH05319623A JP H05319623 A JPH05319623 A JP H05319623A JP 4096003 A JP4096003 A JP 4096003A JP 9600392 A JP9600392 A JP 9600392A JP H05319623 A JPH05319623 A JP H05319623A
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JP
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sheet
film
transfer
long
ohp
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JP4096003A
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Yoshio Ito
善雄 伊藤
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Canon Inc
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H2511/50Occurence
    • B65H2511/51Presence
    • B65H2511/514Particular portion of element
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】シート移送装置において、シート原稿を効率的
に移送して装置の安全性,信頼性を向上させること。 【構成】予め複数のOHPフィルム28を説明順とは逆に
フィルムシート8と共に芯筒6(図面右側)にロール状
に巻き取って保持しておく。次にパルスモータ27を駆動
させて、芯筒6(図面左側)にフィルムシート8を巻き
取るように移送ローラ対5,16を介してOHPフィルム
28をフィルムシート8と共に投影領域Aに移送させてモ
ータ27の駆動を停止する。またOHPフィルム28を交換
するには、再度パルスモータ27を駆動させて、フィルム
シート8とともに次のOHPフィルム28を投影位置Aに
移送させる。更に投影済みのOHPフィルム28を再投影
する場合には、前記パルスモータ27を逆転駆動させてO
HPフィルム28を逆方向に移送して取り出すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長尺状シートに画像,グ
ラフ等の情報を有するシート原稿を載置してスクリーン
上に投影するオーバーヘッドプロジェクター(OHP)
に搭載可能なシート移送装置に係り、特に複数枚のシー
ト原稿をストックしておき、これらを効率良く投影位置
に移送可能なシート移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、OHPフィルムをプロジェクター
を用いて会議,講演等でプレゼンテーションを行う場
合、資料情報を記載した複数枚からなるシート原稿を説
明順に準備しておき、講演者のプレゼンテーションの進
行に合わせて共演者または本人が手作業により1枚ずつ
原稿をOHP上面の透明,透光ガラスエリアに載置して
投影させ、投影済みの原稿をその都度他の場所に移動さ
せてからシート原稿を交換しているのが現状である。
【0003】一方、マウント内に収納された35mmフィ
ルム画等は、マウント台にてフィルム画が保護しやすく
なっているため、機械的操作によって順次フィルムを移
送できるようにオートキャリア装置を用いてフィルム画
の交換を自動化している。しかしながら、小画面のフィ
ルムコマから拡大投影するために、画質が低下し、また
光量の低下に伴いうす暗い部屋が必要とされていた。
【0004】OHP装置は上記欠点をカバーするもので
あり、大サイズのフィルムを投影することが可能であ
り、高画質な投影による比較的明るい場所での情報提供
を可能としている。
【0005】上記OHP装置に使用されるOHPフィル
ムは、従来の銀塩フィルムに高速処理されたもの、電子
写真法によるデジタルカラー画、或いは高画質化された
インクジェット法等によって、原画フィルムが容易に作
成できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、講演者のプレゼンテーションの進行
におけるシート原稿の交換作業の効率が改善されていな
かった。この原因は、OHPフィルムが比較的サイズが
大きいため、取り扱い難いことにあった。そこでOHP
装置上面に設けられた投影面に対して原画フィルムを自
動的に移送することが要望されていた。
【0007】これに対し、高画質のフィルム面に傷をつ
けないで順次積載部から1枚ずつ取り出してOHP装置
上面に設けたガラス面に取り出すには、複写機等に採用
されるシートを1枚ずつ送り込むシートフィーダのよう
な積載部におけるシート間の摩擦スリップにより分離す
る方式は採用することができない。
【0008】またプレゼンテーションの途中で既に投影
済みの積載された原画フィルムの中から必要な原画フィ
ルムを取り出して、再投影することが必要な場合がある
ため、取り出し易くしかもフィルム面に損傷を与えな
い、安全で信頼性の高い解決手段が望まれていた。
【0009】本発明の目的は前記従来技術の課題を解決
し、シート原稿を移送し易く保持すると共に、安全性,
信頼性を向上させたシート移送方法及びシート移送装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明に係る代表的な手段は、両端部を芯材に連結し
た長尺状シートを一方の芯材にロール状に巻き取ってお
き、このロール状長尺状シートより繰り出される長尺状
シート上にシート原稿を順次載置し、他方の芯材に長尺
状シートを巻き取ることによりシート原稿を移送して長
尺状シートの表面及び裏面間にシート原稿を順次巻き込
んで保持しておき、必要に応じて上記巻き取った長尺状
シートを任意の長さだけ巻き戻すことにより巻き込み保
持したシート原稿を取り出すことを特徴とする。
【0011】また左右に設けられた芯材と、前記芯材を
回転可能に保持するための枠体と、前記芯材に両端部を
連結して一方の芯材に巻き取られた長尺状シートと、前
記長尺状シート上にシート原稿を載置して移送可能な移
送手段と、前記芯材及び移送手段を正逆転駆動するため
の駆動手段とを有することを特徴とする。
【0012】
【作用】上記手段によれば、両端部を芯材に連結した長
尺状シートを一方の芯材にロール状に巻き取っておき、
駆動手段により芯材及び移送手段を正転駆動させて上記
ロール状長尺状シートより繰り出されるシート上にシー
ト原稿を順次載置し、他方の芯材に長尺状シートを巻き
取ることによりシート原稿を長尺状シートの表面及び裏
面間に順次巻き込んで保持し、シート原稿間の接触及び
装置上面との接触から保護することができる。また上記
長尺状シート上に載置して巻き取ることにより、シート
原稿を投影順とは逆の順番に並べて複数枚保持すること
ができる。
【0013】また巻き込み保持したシート原稿を取り出
す場合には、上記駆動手段により移送手段及び芯材を逆
転駆動して投影面に移送することにより、説明順に取り
出すことができる。また必要に応じて投影済みのシート
原稿を再度投影する場合には、駆動手段により移送手段
及び芯材を正転駆動して再度取り出すことができる。
【0014】また巻き取った長尺状シートのロール径が
変化してシート原稿の巻き込み位置が変化しても、その
シート原稿の自重により先端部を長尺状シート側に降下
させて安定した状態で移送させ、また前記移送手段に巻
き付けて長尺状シートを移送することにより、上記長尺
状シートにしわや波打ちが生ずることなく、芯材に安定
した状態で巻き取ることができる。
【0015】また前記芯材への駆動伝達部に滑り手段を
設けることにより、前記芯材に巻き取られたシートロー
ルより長尺状シートを繰り出してロール径が変化して
も、移送手段の移送速度に等しい周速で長尺状シートを
繰り出すことができる。
【0016】また上記駆動手段の駆動方向の切り換えを
遠隔操作により行うことで、シート原稿の切り換えをよ
り迅速に行うことができ、使い勝手を一層向上させるこ
とができる。
【0017】更にシート検出手段を用いた場合には、シ
ート原稿の先端及び後端を検知することにより、上記シ
ート原稿のサイズによらずに、シート原稿を適切な投影
位置にセットすることができる。
【0018】
【実施例】
〔第1実施例〕次に前記手段を適用したシート移送装置
の一実施例について図面を参照して説明する。本実施例
は前記手段を適用したOHP装置を用いて説明する。図
1はOHP装置の全体構成を示す斜視図、図2はOHP
装置の正面図、図3はシート移送装置の平面図、図4は
シート移送装置の正面図、図5はその移送ローラの駆動
伝達部の断面説明図である。
【0019】先ず図3乃至図5を参照してシート移送装
置の構成について説明する。図3において、1,2は枠
体であるフレームであって、これらは左右に設けた支持
軸3,4によってねじ止めされて連結保持されている。
上記支持軸3,4及び枠体1,2によって囲まれた領域
Aは、シート原稿であるOHPフィルムを載置して透過
光を照射してスクリーンに投影するための投影位置を示
す。
【0020】上記支持軸3の周囲には、OHPフィルム
を載置したフィルムシートを移送するための移送手段で
ある移送ローラ5が回転可能に取り付けられている。こ
の移送ローラ5は、外周部に薄肉ゴム層5aを有し、O
HPフィルム幅をカバーする長さを有する筒状に形成さ
れている。上記移送ローラ5のうち図面左側の両端には
プーリ5bを形成したフランジ5cが嵌合しており、上
記移送ローラ5の図面右側の一端にはプーリ5bを形成
したフランジ5c及びフランジ5dが夫々嵌合されてお
り、これらフランジ5c,5dを軸受として上記支持軸
3の周囲で回転可能に取り付けられている。
【0021】上記支持軸4は芯材であって、その周囲に
は円筒状の芯筒6が両端部に設けた軸受7を介して回転
可能に嵌合している。この左右の芯筒6には長尺状シー
トであるフィルムシート8の両端部を張り付けて連結さ
れており、図3においては右側芯筒6に巻き取られた状
態にある。上記軸受7のフレーム2側(図面下側)端面
には、耐磨耗性材からなる摩擦中空リング7aが一体的
に嵌めこまれている。この摩擦中空リング7aには、同
形の摩擦リング9aが側面どうしを接するように配置さ
れており、摩擦リング9aは、支持軸4に回転可能に嵌
合するクラッチ胴9に一体的に嵌めこまれている。
【0022】また上記支持軸4の端部には、上記クラッ
チ胴9に端面を接する他のクラッチ胴10が回転可能に夫
々嵌合しており、このクラッチ胴10にはプーリ10aが一
体的に形成されている。上記クラッチ胴9及びクラッチ
胴10の胴部9b,10bには、駆動力を伝達するためのク
ラッチバネ11,12が夫々嵌めこまれている。この左右に
設けたクラッチバネ11,12は、巻き方向が逆向きとなっ
ており、プーリ10aを時計回り方向に回転させた場合、
右側のクラッチバネ12は胴部9b,10bを締め付けてロ
ックし、摩擦中空リング7aと摩擦リング9aとの摩擦
係数μによる摩擦力によって駆動力を芯筒6に伝達す
る。
【0023】また、このとき左側のクラッチバネ11は、
クラッチ胴9の胴部9bよりバネ径が広がる方向に緩む
ため、クラッチ胴9b上でクラッチバネ11は滑って回転
しており、駆動力をクラッチ胴9に伝達しないように構
成されている。
【0024】尚、上記プーリ10aを反時計回り方向に回
転させた場合には、クラッチバネ11は締り、クラッチバ
ネ12は緩むように構成されている。
【0025】また上記支持軸4のフレーム1側(図面上
側)の軸受7と、支持軸3の端部に設けた当接部材13と
の間には、コイルバネ14が圧縮させて取り付けられてお
り、スラスト方向に力Fを発生させて芯筒6を押圧し
て、反対側の軸受7に取り付けた摩擦中空リング7aを
摩擦リング9aに密着させて摩擦面に摩擦力μFを生じ
てプーリ10aの回転力を芯筒6に伝達するように構成さ
れている。上記摩擦力μF以上の力を芯筒6に加える
と、摩擦中空リング7aと摩擦リング9aとの間で滑り
が生ずる。
【0026】また、図5に示すように、移送ローラ5の
上方には、支持軸3と対をなすローラ軸15が設けられて
おり、またこのローラ軸15には、移送ローラ5と対をな
すゴムローラからなる補助移送ローラ16が複数箇所に取
り付けられており、移送ローラ5及び補助移送ローラ16
の協働作用によりフィルムシート8を移送するものであ
る。上記ローラ軸15の端部には、軸受17が嵌入されてお
り、この軸受17は支持軸3とフレーム2との連結部に保
持された小側板18の溝内に上下方向にスライド可能に保
持されている。上記軸受17とフレーム2の突出部2a間
にリング状のバネ19を掛け渡すことにより、補助移送ロ
ーラ16と移送ローラ5間に押圧力を付与している。
【0027】また上記ローラ軸15には、プーリ20が嵌め
こまれており、このプーリ20は落とし込みピン21によっ
てローラ軸15と一体的に連結されている。上記プーリ20
の回転力はローラ軸15を介して補助移送ローラ16に伝達
されており、上記プーリ20の径は補助移送ローラ16の周
速度が移送ローラ5の周速度に等しくなるように設定し
ておくことで、補助移送ローラ16側からも移送ローラ5
側に回転力を付与することができるように構成されてい
る。
【0028】また図3に示すように、フレーム2の一部
には、固定軸部22が設けられており、この固定軸部22を
中心に揺動アーム23が揺動可能に取り付けられている。
この揺動アーム23の一端には、テンションプーリ24が回
転可能に取り付けられており、他端はフレーム2に設け
られた加圧板バネ25によって付勢されており、揺動アー
ム23は反時計回り方向に付勢されている。
【0029】26はエンドレス状の駆動ベルトであって、
フレーム2側において、移送ローラ5に連結する左右の
プーリ5bに1巻した後、芯筒6に連結する左右のプー
リ10aに掛け渡し、更に補助移送ローラ16に連結する左
右のプーリ20を経てテンションプーリ24に掛けられてい
る。上記テンションプーリ24は、反時計回り方向に付勢
されている揺動アーム23によって支持されており、駆動
ベルト26に一定の張力を付与している。
【0030】27は駆動手段であるパルスモータであっ
て、フレーム1側に固定されており、後述するように、
移送ローラ5及び芯筒6に駆動力を伝達して正逆回転駆
動するものである。上記パルスモータ27に連結するモー
タプーリ27aは、フランジ5cに形成されたプーリ5c
との間にエンドレス状の駆動ベルト28が掛け渡されてお
り、パルスモータ27よりフレーム1側のモータプーリ27
a,プーリ5cを経て移送ローラ5に駆動力が付与され
て、フレーム2側のプーリ5cによって駆動ベルト26を
介して各ローラに駆動力が伝達されるように構成されて
いる。尚、上記芯筒6の外周部の線速度はプーリ径の設
定によって同一になるように設定されている。
【0031】また上記パルスモータ27を正逆転駆動する
ことにより、移送ローラ5及び芯筒6も正逆回転方向の
駆動力が伝達されるが、前述したように、クラッチバネ
11,12の作用によって、片側の芯筒6は停止するように
構成されている。またクラッチバネ11,12によって芯筒
6に回転力が伝達されても、上記芯筒6に一定以上の負
荷が加われば摩擦リング9aと摩擦中空リング7aとの
間に滑りが生じて余分な回転トルクは解放されるように
構成されている。
【0032】また本実施例に使用されるフィルムシート
8は、強度が維持されれば薄い方が好ましく、厚さは25
μm〜60μm程度が好ましく、材質としては光の透過性
が良く、安定した耐熱性を有するものが好ましく、例え
ばポリエステルテレフタレート(商品名:マイラー)等
が用いられる。
【0033】次に上述のように構成されたシート移送装
置Bを搭載して使用するOHP装置Cについて説明す
る。図1において、シート移送装置Bは、二点鎖線で示
すOHP装置C上に、投影位置AがOHP装置Cの透過
光の照射位置に合致するように載置されている。投影位
置Aのフィルムシート8上に載置されたOHPフィルム
28を透過した透過光は、上方にアーム29によって支持さ
れた反射ミラー30a及びレンズ30bを通過して、図示し
ないスクリーン上に投影されるように構成されている。
【0034】また上記シート移送装置Bのフレーム1上
には、図1に示すように受信部31が形成されており、送
信機であるリモートコントローラ32によってパルスモー
タ27の駆動を遠隔操作できるように構成されている。ま
た図2に示すように、移送ローラ5及び補助移送ローラ
16の上側にはカバー部材33が設けられており、このカバ
ー部材33の投影位置A側の裏面には、シート検知手段で
あるシートセンサー34a,34bが設けられている。この
シートセンサー34a,34bは、フィルムシート8上に載
置されて移送されるOHPフィルム28の先端及び後端を
検知することにより、OHPフィルム28の枚数をカウン
トするものである。
【0035】次に上記OHP装置Cに搭載したシート移
送装置Bの使用方法について説明する。図2に示すよう
に、長尺状のフィルムシート8の両端を予め芯筒6の周
面に接着させておき、一方(図面左側)の芯筒6にロー
ル状に巻き付けておき、他方(図面右側)の芯筒6には
数回分の余裕をもって巻き付けておく。上記各芯筒6は
フレーム1,2に取り付け保持されており、フィルムシ
ート8は移送ローラ5及び補助移送ローラ16の間を通過
させて張設されている。上記フィルムシート8は、OH
P装置C上側の透光面にフィルムシート8の裏面側が軽
く接するように、移送ローラ5及び補助移送ローラ16の
接線位置をフレーム1,2における上下方向の位置取り
を行って決定する。
【0036】次に上記フィルムシート8がセットされた
シート移送装置Bの投影位置Aに、OHPフィルム28を
説明順とは逆にして順次載置して、リモートコントロー
ラ32によりパルスモータ27に図3に示す時計回り方向の
回転動作を指令すると、移送ローラ5及び補助移送ロー
ラ16は、OHPフィルム28を載置したフィルムシート8
を図2の破線矢印に示す矢印右方向に移送する。図2の
右側に位置する芯筒6は、クラッチバネ12を介して駆動
力を伝達されて反時計回り方向に回転し、フィルムシー
ト8を巻き取る。一方、左側の芯筒6はクラッチバネ11
が緩むことにより、駆動力は伝達されないが、フィルム
シート8によって引っ張られることにより予め巻き取ら
れたフィルムシート8が巻き戻される。
【0037】上記右側の芯筒6に巻き付くフィルムシー
ト8間にOHPフィルム28を順次巻き込んでシートロー
ル8aの巻径が大きくなるにしたがって、移送ローラ対
5,16によるフィルムシート8の移送速度より、フィル
ムシート8の巻き付き速度が速くなり、移送ローラ対
5,16とロール状に巻き取られたシートロール8aとの
間に引張力が働くが、摩擦リング9aと摩擦中空リング
7aとの滑りにより芯筒6の回転トルクの変動分を逃が
してやることにより、移送ローラ5の周速とシートロー
ルの周速を等しく保ち、フィルムシート8を安定した状
態で移送することが可能である。
【0038】また上記フィルムシート8と共に移送され
たOHPフィルム28は、移送ローラ5と補助移送ローラ
16の双方から駆動力が付与されているので、斜行が生ず
ることはなく、画像面とローラ面がスリップすることな
く移送される。
【0039】上記移送ローラ対5,16とシートロール8
a中心との距離を予め設定しておけば、移送ローラ対
5,16のニップ部を通過したOHPフィルム28は、自重
により前端部が降下してフィルムシート8の上面に規制
され、OHPフィルム28はシートロール8aとフィルム
シート8によるくさび状空間内を進行して、フィルムシ
ート8によってOHPフィルム28の表面及び裏面を挟持
させて芯筒6を中心とするシートロール8aに巻き込ま
せる。
【0040】上記操作を繰り返すことにより、複数枚の
OHPフィルム28を説明順とは逆に整列性良くフィルム
シート8と共に巻き取って一時保存させ、投影前準備を
完了する。尚、パルスモータ27の回転を停止させるに
は、リモートコントローラ32の操作により任意の位置で
停止させることが可能である。
【0041】次にリモートコントローラ32によりパルス
モータ27に、図3に示す反時計回り方向の回転動作を指
令すると、移送ローラ5及び補助移送ローラ16は、フィ
ルムシート8を図2の実線矢印に示す矢印左方向に移送
する。図2の右側に位置するに芯筒6にロール状に巻き
取られたOHPフィルム28は、シートロール8aよりフ
ィルムシート8と共に引き出されるが、OHPフィルム
28自体の平面状態に戻ろうとするバネ性復元力によって
常にフィルムシート8側に接触するため安定した状態で
引き出される。このとき、パルスモータ27からの駆動力
は、図2の左側に位置する芯筒6に、クラッチバネ11を
介して伝達され、上記芯筒6は時計回り方向に回転して
移送ローラ対5,16の周速と等しい周速でフィルムシー
ト8を巻き取る。一方、右側のシートロール8aの芯筒
6は、クラッチバネ12が緩むために、駆動力は伝達され
ないが、フィルムシート8に一定の張力が付与されて引
っ張られることにより、摩擦中空リング7aと摩擦リン
グ9aの摩擦力に打ち勝って移送ローラ対の周速と等し
い周速で巻き戻される。
【0042】上述のようにフィルムシート8上に載置さ
れて引き出されたOHPフィルム28は、移送ローラ対
5,16の接触部に向かって移送され、次いで移送ローラ
対5,16の回転によってフィルムシート8と共に投影位
置Aに向かって移送される。このときカバー部材33の裏
面側に設けられたシートセンサー34aによって、OHP
フィルム28の前端及び後端を検知され、通過信号を検出
する間のパルス数がカウントされてOHPフィルム28の
長さが認識され、公知技術により投影領域Aの中央位置
にまで移送すると、パルスモータ27の駆動を停止させ
る。
【0043】そして、図1に示すようにOHP装置Cに
よって照射された透過光は、投影領域Aのフィルムシー
ト8上に載置されているOHPフィルム28の画像を反射
ミラー30a,レンズ30bを介して、図示しないスクリー
ン上に投影する。
【0044】次に投影を終了したOHPフィルム28を交
換する場合には、再度リモートコントローラ32によりパ
ルスモータ27に回転動作を指令すると、OHPフィルム
28はフィルムシート8と共に左側に移送され、移送ロー
ラ対5,16のニップ部を通過したOHPフィルム28は、
自重により前端部が降下してフィルムシート8の上面に
規制され、OHPフィルム28はシートロール8aとフィ
ルムシート8によるくさび状空間内を進行して、フィル
ムシート8によって表面及び裏面を挟持されて芯筒6を
中心とするシートロール8aに巻き取られる。この移送
動作に伴って次のOHPフィルム28が投影領域Aに移送
されると、パルスモータ27の駆動は停止される。
【0045】上記フィルムシート8は薄いものほどシー
トロール8a内に巻き込み保持するOHPフィルム28の
枚数は増加させることができるが、移送ローラ対5,16
によって移送する際に波打ちやしわが発生するおそれが
ある。またOHPフィルム28は上面に画像が形成されて
いる場合が多く、移送に際して画像面に接触する移送手
段が少ないほうが好ましく、一対のローラによって薄手
のフィルムシート8を搬送する場合、精度(平面性)良
くシート面に接触する必要があり、画像面と全域幅に渡
って接触せざるをえない。
【0046】本実施例においては、フィルムシート8を
巻き取る側の芯筒6の外周面が、移送ローラ対5,16の
接線を含む接触面より離れた位置(図2では下方)にな
るように芯筒6の回転中心を移動させて取り付け、更に
最大巻径のシートロールの巻き付け位置が同じ方向に変
位するように設定した(図2参照)。
【0047】具体的には、図2に示すように、芯筒6に
巻き取ったフィルムシート8が最小径にあるとき、その
フィルムシート8の芯筒6に対する巻き取り方向の接線
位置から移送ローラ対5,16に対する接線位置は、図2
の左側に示すようになる。即ち、フィルムシート8は、
移送ローラ対5,16の接触位置より中心角θ1 だけ移送
ローラ5に巻き付いた位置で移送ローラ5に接してお
り、移送ローラ対5,16の接線を含む接触面より下方の
位置で芯筒6に巻き取られている。従って、フィルムシ
ート8は、巻き付き角θ1 に相当する円弧分だけ裏面側
が全域幅に渡って移送ローラ5に一様に巻き付いて接触
しており、このシート8のローラ5周面への巻き付きに
よって、フィルムシート8の全域幅に一様な張力を付与
してフィルムシート8にしわや波打ちが生ずることはな
く、上記フィルムシート8と共に移送されるOHPフィ
ルム28に対しても、平面性を維持しながら移送して芯筒
6に巻き付けられているフィルムシート8間に挟持巻き
込みを行うことができる。
【0048】また投影済みのOHPフィルム28をフィル
ムシート8間に次々に巻き込んで、巻き取ったシートロ
ール8aの巻径が増加して破線円に示す最大径となった
場合には、図2の破線に示すようにフィルムシート8の
移送ローラ5に対する巻き付き角はθ2 と拡がり、移送
動作は一層安定する。
【0049】更に図6に示すように、繰り出し側及び巻
き取り側の芯筒6を、最大径時のシートロール8aの外
周面が移送ローラ対5,16の接線方向より上方になるよ
うに配置することにより、フィルムシート8の芯筒6へ
の巻き込み及びOHPフィルム28の移送並びにフィルム
シート8間への挟持巻き込み搬入・搬出動作を安定化さ
せることができる。
【0050】上記構成によれば、OHPフィルム28を説
明順にフィルムシート8と共に移送してロール状に巻き
取って保持しておき、これをリモートコントローラ32に
よって、遠隔操作により投影位置Aに引き出して投影す
ることにより、効率的に画像を投影することが可能とな
り、また必要に応じてリモートコントローラ32によって
パルスモータ27を逆転駆動させて、投影済みのOHPフ
ィルム28を短時間で再投影することも可能である。
【0051】また巻き取ったフィルムシート8のロール
径が変化してOHPフィルム28の巻き込み位置が変化し
ても、そのOHPフィルム28の自重により先端部は、フ
ィルムシート8側に降下するので、通常移送経路に設け
られるガイド部材等は省略することが可能となり、薄手
のフィルムシート8の移送動作における信頼性を向上さ
せることができる。また補助移送ローラ16としてはゴム
ローラが用いており、これを部分的に配置させることに
より、OHPフィルム28の画像面と必要最小限の接触に
止めることができる。また移送ローラ対5,16の双方に
駆動力を伝達して移送することにより、OHPフィルム
28の斜行や画像面で滑りが生ずることもない。よって、
OHPフィルム28の画像面に傷がついたり擦れたりする
ことがないので、投影画像の安全性を維持することがで
きる。
【0052】更に前記軸受7とクラッチ胴9との連結部
に設けた摩擦中空リング7aと摩擦リング9a間の滑り
により、フィルムシート8を巻き付ける若しくはフィル
ムシート8を繰り出すことによりシートロール8aのロ
ール径が変化してフィルムシート8の移送速度が変化し
ても、芯筒6の余分な回転トルクを逃がしてやることに
より、移送ローラ5とシートロール8aの周速を等しく
保つことが可能である。また前記移送ローラ5に巻き付
けてフィルムシート8を移送することにより、しわや波
打ちが生ずることなく芯筒6に安定した状態で巻き取る
ことができる。
【0053】〔第2実施例〕次に前記シート移送装置B
の他の実施例について図7を参照して説明する。尚、前
記第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を省
略する。
【0054】OHPフィルム28の取り扱い時或いは保存
時等において、フィルム28のコーナ部は折れ曲がりやす
く破損し易いため、カールが生じて平面状態が損なわれ
る場合がある。従来、使用されているOHP装置にあっ
ては、カールしたOHPフィルム28は投影位置であるガ
ラス面より浮き上がり、時にはスクリーン上に投影結像
された画像の画質が低下するおそれがあった。本実施例
は、上記課題を解決するものであり、以下にその構成を
説明する。
【0055】図7において、図示しない枠体の左右両側
には、複数の支持軸4が平行に設けられており、これら
の支持軸4には、芯筒6,35が夫々回転可能に取り付け
られている。上記左右の芯筒6,35にはフィルムシート
8,8′が夫々連結されており、繰り出し側(図面右
側)の芯筒6,35に巻き付けられている。
【0056】上記繰り出し側の芯筒6,35の近傍には、
移送ローラ対5が設けられており、巻き取り側(図面左
側)の芯筒6,35の近傍には、移送ローラ対5,16が夫
々設けられている。繰り出し側の芯筒6,35より繰り出
されたフィルムシート8,8′は、左右の移送ローラ対
5及び移送ローラ対5,16によって少なくとも投影位置
Aにおいて重合するように移送され、巻き取り側の芯筒
6,35に夫々巻き取られるように構成されている。上記
左右の移送ローラ5は、図示しない駆動手段によって正
逆転駆動されるものである。
【0057】また上記繰り出し側の移送ローラ対5の接
線部近傍には、OHPフィルム28を積載して移送ローラ
対5間に案内するためのシート原稿案内手段であるシー
ト積載台36が設けられている。上記シート積載台36は、
OHPフィルム28の供給方向をガイドする他にフィルム
シート8,8′の繰り出し側への移送をガイドするもの
である。また上記移送ローラ対5の接線部近傍には、シ
ートセンサー37が設けられており、シート積載台36に沿
って挿入されたOHPフィルム28の先端を検知すると、
図示しない駆動手段を正転起動させて芯筒6,35、移送
ローラ5を夫々回転させてフィルムシート8,8′を巻
き取り側の芯筒6,35に巻き取るように移送し、OHP
フィルム28の先端は、フィルムシート8,8′に挟持さ
れて投影位置Aに移送されるように構成されている。
【0058】上記フィルムシート8,8′は、等しい移
送速度で移動し、シート8,8′間でOHPフィルム28
のカールは補正されて平面状態が維持されて投影位置A
に移送されて投影が行われる。また上記シート8,8′
間に挟持されたOHPフィルム28は、巻き取り側の移送
ローラ対5,16を経て、フィルムシート8上に載置され
たまま、巻き取り側の芯筒6の周面に巻き取られている
フィルムシート8間に巻き込まれて保持される。
【0059】また上記芯筒6,35、移送ローラ対5、移
送ローラ対5,16に対する駆動伝達部には、第1実施例
と同様な摩擦機構とバネクラッチによる滑り機構が設け
られている。
【0060】次に上述のように構成されたシート移送装
置Bの使用方法について説明する。予め準備した複数枚
のOHPフィルム28を説明順にシート積載台36に積載し
ておき、上側のOHPフィルム28から順次移送ローラ対
5間に挿入すると、上述したようにシートセンサー37が
OHPフィルム28を検知して駆動手段を起動させ、OH
Pフィルム28はフィルムシート8,8′間に挟持されて
移送され、巻き取り側の移送ローラ対5,16を経て芯筒
6の周面に巻き取られているフィルムシート8間に一時
的に巻き込み保持させる。
【0061】次に前記駆動手段を逆転起動させて、OH
Pフィルム28を上記巻き込み順とは逆にフィルムシート
8,8′間に挟持されて移送され、繰り出し側の移送ロ
ーラ対5を経てフィルムシート8上に載置されたまま、
繰り出し側の芯筒6の周面に巻き取られているフィルム
シート8間に巻き込み保持させる。このようにして、会
議等のプレゼンテーションに先立って、OHPフィルム
28を説明順に繰り出し側に滞留保持させて準備を完了す
る。
【0062】次に会議等のプレゼンテーションにおいて
は、第1実施例に示すように、遠隔操作によって、繰り
出し側の芯筒6に巻き取られたフィルムシート8を順次
繰り出すことにより、巻き込み保持されたOHPフィル
ム28を説明順に投影位置Aに取り出してスクリーン上に
投影させた後、巻き取り側の芯筒6に移送してフィルム
シート8間に巻き取らせることができる。
【0063】また、投影済みのOHPフィルム28を再度
投影する場合には、前記駆動手段を再度逆転起動させて
フィルムシート8,8′を繰り出し側の芯筒6,35に巻
き取るように移送することで、投影位置Aに取り出すこ
とができる。この場合、繰り出し側に移送されるOHP
フィルム28は、移送ローラ対5を経てフィルム28の供給
方向(OHPフィルム28の積載方向)に向かうことなく
シート積載台36及びフィルムシート8間に案内されて、
芯筒6に巻き付いているフィルムシート8間に確実に巻
き込み保持される。従って、何度でも、どの位置からで
もフィルムシート8,8′の前進及び後退が可能である
ので、第1実施例で説明したOHPフィルム28の移送量
を検知する機構は不要となる。
【0064】上記構成によれば、OHPフィルム28に生
じやすいカールをフィルムシート8,8′間で補正して
平面状態を維持して投影位置Aに移送することができ
る。また上記カールを防止することで、OHPフィルム
28が移送手段に移送される際に生ずる斜行を防止するこ
とも可能である。更に、投影面であるスクリーン上の投
影画像の画質を維持することが可能である。
【0065】尚、OHPフィルム28のカール矯正として
は、本実施例に示すフィルムシートの重合に限定される
ものではなく、他の方法でもよい。例えば、前記第1実
施例の図2に示すような単一フィルムシート8による移
送方式でも、繰り出し側(図2右側)の移送ローラ対
5,16の接線方向と、繰り出しから巻き取りに至るフィ
ルムシート8位置と、シート積載台36の位置関係を図6
に示す構成にすれば可能である。
【0066】〔第3実施例〕次に前記シート移送装置B
の他の実施例について図8乃至図10を参照して説明す
る。尚、前記第2実施例と同一部材には同一番号を付し
て説明を省略する。
【0067】本実施例は、第2実施例に示すシート移送
装置Bと概略構成は略同一であるが、繰り出し手段、巻
き取り手段、及び移送手段に対する駆動手段からの駆動
伝達部の構成を簡略化したものである。即ち、第2実施
例における芯筒6,35、移送ローラ対5に対する駆動伝
達部に適用される摩擦機構とバネクラッチによる滑り機
構は省略されている。
【0068】図8において、繰り出し側(図面右側)の
芯筒6,35より夫々繰り出されたフィルムシート8,
8′は、移送ローラ5に夫々巻き付くように導かれ、移
送ローラ対5の接線部を経て重合するように移送され、
巻き取り側(図面左側)の移送ローラ5を経てフィルム
シート8,8′は重合したまま芯筒6に巻き取られるよ
うに構成されている。
【0069】上記フィルムシート8,8′は、少なくと
も投影位置Aにおいて重合して移送されており、左右の
移送ローラ5間においてOHP装置Cのガラス面に対し
て平行になるように移送されている。
【0070】また上記繰り出し側の移送ローラ対5の接
線部近傍には、OHPフィルム28を積載して移送ローラ
対5間に供給可能なシート積載台36が設けられている。
上記シート積載台36は、移送ローラ対5の接線部近傍に
くさび状に成形されたガイド部36aが形成されており、
OHPフィルム28の供給方向をガイドする他にフィルム
シート8,8′の繰り出し側への移送をガイドするもの
である。また上記シート積載台36は、図示しないフレー
ムに移動可能に保持されている。
【0071】また上記移送ローラ対5の接線部近傍に
は、シートセンサー37が設けられており、シート積載台
36に沿って挿入されたOHPフィルム28の先端を検知す
ると、図示しない駆動手段を正転起動させて巻き取り側
の芯筒6を時計回り方向(実線矢印方向)に回転駆動さ
せる。この時繰り出し側の芯筒6,35、移送ローラ5は
夫々従動回転してフィルムシート8,8′を巻き取り側
の芯筒6に巻き取るように移送し、OHPフィルム28の
先端は、フィルムシート8,8′に挟持されて投影位置
Aに移送されるように構成されている。
【0072】上記フィルムシート8,8′は、等しい移
送速度で移動し、シート8,8′間でOHPフィルム28
のカールは補正されて平面状態が維持されて投影位置A
に移送されて投影が行われる。また上記シート8,8′
間に挟持されたOHPフィルム28は、巻き取り側の移送
ローラ5を経て、フィルムシート8,8′間に挟持され
たまま、巻き取り側の芯筒6の周面に巻き取られて保持
される。このときOHPフィルム28は、ずれや斜行を生
ずることなく、画像面がロール外周面に直接接触するこ
となくシールされたまま保持することができる。
【0073】上述のように、巻き取り側の芯筒6を回転
駆動させるだけで、フィルムシート8,8′の移送が可
能となり、駆動源の省力化と駆動伝達部の簡略化を図る
ことが可能となる。
【0074】また前記シート積載台36の裏面側には、後
述するように、フィルムシート8,8′を繰り出し側に
巻き戻すように、駆動手段の駆動方向を切り換えるため
のマイクロスイッチ38が設けられている。
【0075】次に上述のように構成されたシート移送装
置Bの使用方法について説明する。予め準備した複数枚
のOHPフィルム28を説明順にシート積載台36に積載し
ておき、上側のOHPフィルム28から順次移送ローラ対
5間に挿入すると、上述したようにシートセンサー37が
OHPフィルム28を検知して駆動手段を起動させ、OH
Pフィルム28はフィルムシート8,8′間に挟持されて
移送され、巻き取り側の移送ローラ5を経て巻き取り側
の芯筒6にシート8,8′間に挟持されたまま一時的に
巻き取り保持させる。
【0076】次に前記駆動手段を逆転起動させて、OH
Pフィルム28を上記巻き込み順とは逆にフィルムシート
8,8′間に挟持されたまま移送させ、上記OHPフィ
ルム28は繰り出し側の移送ローラ対5を経てガイド部36
aに案内されてフィルムシート8上に載置されたまま、
繰り出し側の芯筒6の周面に巻き取られているフィルム
シート8間に巻き込み保持される。
【0077】このとき、駆動力は繰り出し側の芯筒6,
35に夫々伝達させて、反時計回り方向(図の破線矢印方
向)に回転駆動させるが、フィルムシート8の線速度よ
りもフィルムシート8′の線速度が若干速めとなるよう
に設定する。また上記フィルムシート8に加わる引張力
よりはるかに小さい引張力でスリップする滑り機構によ
って、フィルムシート8′の線速度をフィルムシート8
の線速度に一致させる。これによって、フィルムシート
8,8′の巻き戻し移送時におけるシートのたるみの発
生を防止し、OHPフィルム28の移送時の安定性を維持
することかできる。
【0078】このようにして、会議等のプレゼンテーシ
ョンに先立って、OHPフィルム28を説明順に繰り出し
側に滞留保持させて準備を完了する。
【0079】次に会議等のプレゼンテーションにおいて
は、第1実施例に示すような遠隔操作によって、繰り出
し側の芯筒6に巻き取られたフィルムシート8を順次繰
り出すことにより、図9に示すように巻き込み保持され
たOHPフィルム28をフィルムシート8,8′間に挟持
させたまま説明順に投影位置Aに取り出してスクリーン
上に投影させた後、巻き取り側の芯筒6に移送してフィ
ルムシート8,8′間に挟持させたまま巻き取らせるこ
とができる。
【0080】また、投影済みのOHPフィルム28を再度
投影する場合には、前記駆動手段を再度逆転起動させて
フィルムシート8,8′を繰り出し側の芯筒6,35に巻
き取るように移送することで、投影位置Aに取り出すこ
とができる。
【0081】次にプレゼンテーションを終了し、繰り出
し側に保持された全てのOHPフィルム28を投影し終わ
った場合に、巻き取り側の芯筒6に巻き込み保持された
OHPフィルム28の回収動作について図10を参照して説
明する。
【0082】使用者はシート積載台36を、図10の二点鎖
線で示すように、ガイド部36a先端が、移送ローラ対5
を経て繰り出し側の芯筒6に至るフィルムシート8移送
路に交叉する位置まで移動させる。この時、上記フィル
ムシート8は、上記ガイド部36aの当接により二点鎖線
で示すように下方に引き延ばされるように変位して、巻
き取り側の芯筒6に巻き取られたフィルムシート8,
8′を繰り出すように反時計回り方向にわずかに回転さ
せる。また同時に上記シート積載台36の移動により、裏
面側に設けたマイクロスイッチ38が押されて駆動手段が
逆転起動されて、フィルムシート8,8′を繰り出し側
の芯筒6,35に巻き取るように移送を開始する。
【0083】上記フィルムシート8,8′間に挟持され
たまま移送されるOHPフィルム28は、移送ローラ対5
を経てフィルムシート8上に載置されて移送されるが、
前記くさび状のガイド部36aによってシート積載台36上
に導かれて順次回収される。全てのOHPフィルム28を
回収し終わった場合には、シート積載台36をもとの位置
に戻して、マイクロスイッチ38より離間させることによ
り、繰り出し側の芯筒6,35に巻き取り動作を終了させ
ることができる。
【0084】上記構成によれば、芯筒6,35、移送ロー
ラ対5に対する駆動伝達部に適用される摩擦機構とバネ
クラッチによる滑り手段は省略されているので、装置の
構造を簡略化して低コストで組立性を向上させることが
できる。またフィルムシート8,8′間に挟持させたO
HPフィルム28を自動的に回収することができるので、
操作性を一層向上させることができる。
【0085】
【発明の効果】本発明は前述したように、両端部を芯材
に連結した長尺状シートを一方の芯材にロール状に巻き
取っておき、駆動手段により芯材及び移送手段を正転駆
動させて上記ロール状長尺状シートより繰り出されるシ
ート上にシート原稿を順次載置し、他方の芯材に長尺状
シートを巻き取ることによりシート原稿を長尺状シート
の表面及び裏面間に順次巻き込んで保持し、シート原稿
間の接触或いはシート原稿と装置上面との接触から保護
することができる。
【0086】またシート原稿を重畳する長尺状シート間
に挟持させて移送する場合には、前記シート原稿の表面
及び裏面側が非接触状態にあり、移送手段と接触するこ
ともなく画像面の保護をより十分なものとすることがで
きる。また長尺状シート間に挟持させることによりシー
ト原稿のカールを補正して、投影位置における平面状態
を維持し、画像品位を維持することができる。
【0087】また上記長尺状シート上に載置して巻き取
ることにより、シート原稿を投影順とは逆の順番に並べ
て、複数枚保持することができる。また巻き込み保持し
たシート原稿を取り出す場合には、上記駆動手段により
移送手段及び芯材を逆転駆動して投影位置に移送するこ
とにより、説明順に取り出すことができる。また必要に
応じて投影済みのシート原稿を再度投影する場合には、
駆動手段により移送手段及び芯材を正転駆動して再度取
り出して再投影することができる。従って、シート原稿
を迅速に投影位置に移送して投影することができ、OH
P装置を用いた会議等におけるプレゼンテーションを省
力化して効率的に行うことが可能となる。
【0088】また前記芯材への駆動伝達部に滑り手段を
設けることにより、長尺状シートを移送してシートロー
ルのロール径が変化しても、前記芯材の余分な回転トル
クを逃がしてやることにより、前記シートロールの周速
を移送手段の移送速度に等しく保つことができ、長尺状
シートを安定した状態で移送することができる。
【0089】またシート検出手段を用いた場合には、シ
ート原稿の先端及び後端を検知することにより、移送さ
れるシート原稿のサイズによらずに、前記シート原稿を
適切な投影位置にセットすることができる。
【0090】また上記駆動手段の駆動方向の切り換えを
遠隔操作により行うことで、シート原稿の切り換えをよ
り迅速に行うことができ、使い勝手を一層向上させるこ
とができる。
【0091】また前記芯材,移送手段に対する駆動伝達
部に適用される滑り手段は省略可能であるので、装置の
構造を簡略化して低コストで組立性を向上させることが
できる。この場合、シート原稿案内手段によって長尺状
シート間に挟持させたシート原稿を自動的に回収するこ
とができるので、操作性を一層向上させることができ
る。
【0092】更に装置全体として部品点数が少なく、組
立工程を簡略化して生産コストを低減し、使い勝手に優
れた信頼性の高いシート移送装置を提供することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】OHP装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】OHP装置の正面図である。
【図3】シート移送装置の平面図である。
【図4】シート移送装置の正面図である。
【図5】移送ローラの駆動伝達部の断面説明図である。
【図6】シート移送装置の他例を示す断面説明図であ
る。
【図7】シート移送装置の他例を示す断面説明図であ
る。
【図8】シート移送装置の他例を示す断面説明図であ
る。
【図9】シート移送装置の他例を示す斜視説明図であ
る。
【図10】シート原稿の回収動作を示す説明図である。
【符号の説明】
A…投影位置 Bはシート移送装置 C…OHP装置 1,2…フレーム 3,4…支持軸 5…移送ローラ 5a…薄肉ゴム層 5b,10a,20…プーリ、 5c,5d…フランジ 6,35…芯筒 7,17…軸受 7a…摩擦中空リング 8…フィルムシート 8a…シートロール 9,10…クラッチ胴 9a…摩擦リング 9b,10b…胴部 11,12…クラッチバネ 13…当接部材 14…コイルバネ 15…ローラ軸 16…補助移送ローラ 18…小側板 19…バネ 21…落とし込みピン 22…固定軸部 23…揺動アーム 24…テンションプーリ 25…加圧板バネ 26,28…駆動ベルト 27…パルスモータ 27a…モータプーリ 28…OHPフィルム 29…アーム 30a…反射ミラー 30b…レンズ 31…受信部 32…リモートコントローラ 33…カバー部材 34a,34b,37…シートセンサー 36…シート積載台 36a…ガイド部 38…マイクロスイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部を芯材に連結した長尺状シートを
    一方の芯材にロール状に巻き取っておき、このロール状
    長尺状シートより繰り出される長尺状シート上にシート
    原稿を順次載置し、他方の芯材に長尺状シートを巻き取
    ることによりシート原稿を移送して長尺状シートの表面
    及び裏面間にシート原稿を順次巻き込んで保持してお
    き、必要に応じて上記巻き取った長尺状シートを任意の
    長さだけ巻き戻すことにより巻き込み保持したシート原
    稿を取り出すことを特徴とするシート移送方法。
  2. 【請求項2】 左右に設けられた芯材と、 前記芯材を回転可能に保持するための枠体と、 前記芯材に両端部を連結して一方の芯材に巻き取られた
    長尺状シートと、 前記長尺状シート上にシート原稿を載置して移送可能な
    移送手段と、 前記芯材及び移送手段を正逆転駆動するための駆動手段
    と、 を有するシート移送装置。
  3. 【請求項3】 前記枠体を連結する支持軸を芯材及び移
    送手段の回転軸とし、この回転軸の外周上を芯材及び移
    送手段が回転駆動することを特徴とする請求項2記載の
    シート移送装置。
  4. 【請求項4】 前記芯材への駆動伝達部に滑り手段を設
    けたことを特徴とする請求項2記載のシート移送装置。
  5. 【請求項5】 前記シート原稿の先端及び後端を検知す
    るためのシート検出手段を有することを特徴とする請求
    項2記載のシート移送装置。
  6. 【請求項6】 巻き取った長尺状シートを夫々に繰り出
    し可能に保持する複数の繰り出し手段と、 前記繰り出し手段より夫々繰り出される長尺状シートを
    巻き取るための複数の巻き取り手段と、 前記長尺状シートを重ねて移送可能な移送手段と、 前記繰り出し手段,巻き取り手段,及び移送手段を正逆
    転駆動するための駆動手段とを有し、 少なくとも読取投影領域において重畳する長尺状シート
    間にシート原稿を挟持させて移送することを特徴とする
    シート移送装置。
  7. 【請求項7】 巻き取った長尺状シートを夫々に繰り出
    し可能に保持する複数の繰り出し手段と、 前記繰り出し手段より夫々繰り出される長尺状シートを
    重ねて巻き取るための巻き取り手段と、 前記長尺状シートを重ねて移送可能な移送手段と、 前記繰り出し手段及び巻き取り手段を正逆転駆動するた
    めの駆動手段と、 前記繰り出し手段より夫々繰り出される長尺状シート間
    にシート原稿を導くためのシート原稿案内手段と、 を有するシート移送装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動手段は、遠隔操作によって駆動
    方向を切り換えられることを特徴とする請求項2又は請
    求項6又は請求項7記載のシート移送装置。
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