JP3205608B2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP3205608B2
JP3205608B2 JP29396392A JP29396392A JP3205608B2 JP 3205608 B2 JP3205608 B2 JP 3205608B2 JP 29396392 A JP29396392 A JP 29396392A JP 29396392 A JP29396392 A JP 29396392A JP 3205608 B2 JP3205608 B2 JP 3205608B2
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和弘 青木
義彦 北原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長尺状搬送部材に画像,
グラフ等の情報を有するシート原稿を載置してスクリー
ン上に投影するオーバーヘッドプロジェクター(OH
P)に搭載可能なシート搬送装置に係り、特に複数枚の
シート原稿をストックしておき、これらを効率良く投影
位置に搬送可能なシート搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オーバーヘッドプロジェクター
(OHP)装置に用いるシート搬送装置の一例について
図8及び図9を参照して説明する。図8及び図9におい
て、シート原稿201を供給トレイ220aに載置しそ
の先端を右ローラ対206a,206bに突き当てる
と、原稿検知センサ220cがこれを検知して左モータ
208が駆動する。
【0003】上記左モータ208の回転によって共通ロ
ール205aが時計回り方向に回転し、搬送フィルム2
02及び押さえフィルム203を巻き取っていく。これ
によって、シート原稿201は、搬送フィルム202に
よって搬送されると共に、押さえフィルム203によっ
て上面が押さえられ、両フィルム202,203によっ
て挟持された状態で共通ロール205aに巻き取られ
る。尚、この時右ローラ対206a,206b及び左ロ
ーラ206cはフィルム202,203の搬送に従動回
転する。
【0004】このようにして、1枚目のシート原稿20
1を搬送した後、同様にして2枚目以降のシート原稿2
01を搬送し、複数枚のシート原稿201を共通ロール
205aに巻き付ける。そして共通ロール205aに巻
き取られた複数枚のシート原稿のうち、任意のシート原
稿201を露光部200の読取領域上に搬送するには、
リモコン219の右コマ送りボタンを押すと、右モータ
207が駆動して搬送ロール204aが反時計回り方向
に回転して搬送フィルム202を巻き取る。
【0005】このようにシート原稿201を搬送ロール
204aに巻き取った後、該ロール204aに巻き取ら
れたシート原稿201を再度露光部200にの読取領域
上に搬送する場合には、リモコン219の左コマ送りボ
タンを押すと、左モータ208が駆動してシート原稿2
01が搬送ロール204aから共通ロール205aに巻
き取られるように搬送される。これによって、所望のシ
ート原稿201を露光部200の読取領域に搬送するこ
とができる。
【0006】尚、シート原稿201の給送・排出時は、
供給トレイ220aの先端は搬送フィルム202に当接
した位置にあり、シート原稿201を搬送ロール204
aに巻き取る時には供給トレイ220aの先端が搬送フ
ィルム202から退避した位置にある。つまり、シート
原稿201の給送・排出時の搬送路と巻き込み時の搬送
路との切り換えをカム220bを駆動することにより供
給トレイ220aを揺動させて行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シート搬送装置にあっては、供給用トレイ220aと一
体となった先端部のガイドを搬送フィルム202に圧接
させてシート原稿201の給送・排出を行っているため
に、給送時においては張架手段を構成しているローラ対
206a,206bとの位置関係によりかなり大きな曲
率が生じてしまうため、シート原稿201の突き当てが
不正確になりやすく、シート原稿201の斜行,先端位
置のばらつき等が生ずるおそれがあった。また排出時に
おいてはガイドによりシート原稿201をすくいとる方
式であるため、搬送フィルム202に傷ついてしまうお
それがあった。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、シート原稿の給送・排出動作を円滑に行い、シー
ト原稿の斜行や先端位置のばらつきを防止すると共に、
搬送部材の安全性を向上させたシート搬送装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シート原稿を搬送する
ための長尺状の搬送部材と、前記搬送部材を露光部上で
密着させるための張架手段と、前記搬送部材を前記露光
部の読取領域外の一方側へ巻き取るための第一巻取手段
と、前記搬送部材を前記露光部の読取領域外の他方側へ
巻き取るための第二巻取手段と、前記第一巻取手段、前
記第二巻取手段を駆動するための駆動手段と、を有し、
前記張架手段は、シート原稿供給側にローラ対を有し、
該ローラ対のうち一方のローラをシート原稿の給送・排
出時の搬送路を形成する第一位置と、シート原稿巻き込
み時の搬送路を形成する第二位置とを移動可能に支持す
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成にあっては、第二駆動手段を駆動する
と、前記搬送部材が第一巻取手段より繰り出されると共
に前記搬送部材上に複数のシート原稿を載置させて第二
巻取手段に巻き取らせる。この時張架手段を構成するシ
ート原稿供給側のローラ対のうち一方のローラを第一位
置に移動させてシート原稿の給送動作を行う。前記二巻
取手段に巻き取らせたシート原稿を排出する場合も同様
である。
【0011】また第一駆動手段を駆動すると、前記搬送
部材が第二巻取手段から繰り出されると共に第一巻取手
段に夫々巻き取られる。この時上記ローラを第二位置に
移動させることにより、シート原稿の第一巻取手段に対
する巻き込み動作を行う。尚、前記第二駆動手段を駆動
させて前記搬送部材を再度第二巻取手段に巻き取らせる
場合も同様である。
【0012】
【実施例】
〔第1実施例〕次に本発明を用いたオーバーヘッドプロ
ジェクター(OHP)用シート搬送装置を図1乃至図5
を参照して説明する。尚、図1は第1実施例に係るシー
ト搬送装置を用いたOHP装置の外観説明図、図2はシ
ート搬送装置の断面構成説明図、図3は第1実施例に係
るシート搬送装置の駆動系の説明図、図4は露光部の上
視図、図5はローラの移動手段の説明図である。
【0013】まず本発明を用いたシート搬送装置A及び
OHP装置の全体構成を説明すると、これはシート搬送
装置Aを図1の二点鎖線に示すOHP装置Bに装填し、
該装置Bに使用するOHP用のシート原稿1を自動的に
送り出すものである。即ち、長尺状の透明フィルムから
なる搬送部材2と、同じく長尺状の透明フィルムからな
る押さえ部材3との間に複数枚のシート原稿1を順次挟
み込むと共に、両フィルム2,3を第一巻取手段4及び
第二巻取手段5に巻き付けてある。そして前記2枚のフ
ィルム2,3が張架手段6によってシート原稿1を挟ん
だ状態で露光部101上で密着するようにする。この状
態で第一駆動手段である右モータ7又は第二駆動手段で
ある左モータ8を駆動して第一巻取手段4又は第二巻取
手段5に両フィルム2,3を巻き取ることにより、所望
のシート原稿1をOHP装置Bの露光部101のプラテ
ンガラス102上に搬送する。このシート原稿1に対し
て露光部101から光を照射し、その透過光をアーム1
03によって上方に支持された投影手段である反射ミラ
ー104及びレンズ105を介して図示しないスクリー
ン上に投影することにより、原稿記載画像を拡大投影す
るように構成している。
【0014】次に前記シート搬送装置Aの各部の構成に
ついて個々説明する。 (搬送フィルム及び押さえフィルム)搬送フィルム2及
び押さえフィルム3はシート原稿1を挟み込むようにし
て保持するものであり、長尺状であってシート原稿1の
幅よりも幅広の透明フィルムによって構成されている。
このフィルムは強度が維持されれば薄い方が好ましく、
厚さ25μm〜60μm程度のものが好ましく用いられる。
そして材質としては光の透過性が良く、安定した耐熱性
を有するものが好ましく、例えばポリエチレンテレフタ
レートフィルム等が好ましく用いられる。
【0015】前記搬送フィルム2はシート原稿1を載置
し、搬送フィルム2の巻き取りに伴ってシート原稿1を
搬送するものである。一方、押さえフィルム3は前記搬
送フィルム2上のシート原稿1の上面を押さえ、該原稿
1がカールするのを防止すると共に、該原稿1が傷付く
のを防止するものである。
【0016】また前記搬送フィルム2の幅方向端部に
は、図4に示すように、コママーク2aが所定間隔で設
けられている。このコママーク2aをコマ検出センサに
よって検出することにより、所望の原稿を露光部上に搬
送セットするものである。
【0017】(第一巻取手段)第一巻取手段4は前記長
尺状の搬送フィルム2及び押さえフィルム3の一方端を
巻き付けるものであり、図1に示すようにOHP装置B
の露光部101の読取領域外に配置される。本実施例で
は図2及び図3に示すように、露光部101の読取領域
外右側に配置され、前後のフレーム9a,9b間に搬送
フィルム2を巻き付ける搬送ロール4aと、押さえフィ
ルム3を巻き付ける押さえロール4bとを回動自在に取
り付けている。
【0018】即ち、図3に示すように、搬送ロール4a
は前後フレーム9a,9b間にロール軸4a1をネジ等に
よって固着し、該ロール軸4a1に回動自在に取り付けた
前後プーリ4a2,4a3を搬送ロール4aの両端に圧入し
て取り付け、この搬送ロール4aに搬送フィルム2を巻
き付けている。押さえロール4bも同様に、前後フレー
ム9a,9b間にロール軸4b1をネジ等によって固着
し、該ロール軸4b1に回動自在に取り付けた前後プーリ
4b2,4b3を押さえロール4bの両端に圧入し、この押
さえロール4bに押さえフィルム3を巻き付けている。
【0019】尚、前記搬送ロール4aと押さえロール4
bとの位置関係は、図2に示すように、搬送ロール4a
が下側に、押さえロール4bが上側になるように配置し
ている。
【0020】(第二巻取手段)第二巻取手段5は前記長
尺状の搬送フィルム2及び押さえフィルム3の他方端を
巻き付けるものであり、図1に示すようにOHP装置B
の露光部101の読取領域外に配置されるものである。
本実施例では図2及び図3に示すように、露光部101
の読取領域外左側に配置し、前後のフレーム9a,9b
間に搬送フィルム2及び押さえフィルム3を巻き付ける
共通ロール5aを回動自在に取り付けている。
【0021】即ち、図3に示すように、共通ロール5a
は前後フレーム9a,9b間にロール軸5bをネジ等に
よって固着し、該ロール軸5bに回動自在に取り付けた
前後プーリ5c,5dを共通ロール5aの両端に圧入す
ることによって取り付け、この共通ロール5aに搬送フ
ィルム2及び押さえフィルム3を巻き付けるように構成
している。また後プーリ5dにはギヤ5eが係合してお
り、該ギヤ5eはモータギヤ17と噛合して左モータ8か
らの回転を伝達する。上記ギヤ5eはトルクリミッタを
内蔵しており、モータギヤ17からの駆動力の伝達を一定
トルク以上では後プーリ5dに伝達しないように構成さ
れている。
【0022】(張架手段)張架手段6はシート原稿1を
間に挟んだ搬送フィルム2と押さえフィルム3がOHP
装置Bのプラテンガラス102上に互いに密着して位置
するように張架するものであり、本実施例では図2及び
図3に示すように、露光部101の読取領域外の右側に
右ローラ対6a,6bを設け、読取領域外の左側に左ロ
ーラ6cを設けている。
【0023】前記右下ローラ6a及び左ローラ6cは、
図2及び図3に示すように、前後フレーム9a,9b間
にローラ軸6a1,6c1をネジ等によって固着し、該ロー
ラ軸6a1,6c1に回動自在に取り付けた前後プーリ6a
2,6a3を右下ローラ6aの両端に、また前後プーリ6c
2,6c3を左ローラ6cの両端に圧入することによって
取り付けている。そして図2に示すように、搬送フィル
ム2及び押さえフィルム3は前記右下ローラ6aの上側
を通り、且つ左ローラ6cの下側を通ることにより、露
光部101上を密着して張架されるようになっている。
【0024】また右上ローラ6bは、図5(a),
(b)に示すように、ローラ支持板24の長穴及び前後フ
レーム9a,9bの長穴25に回動可能に取り付けられて
おり、テンションバネ23によって右下ローラ6aに付勢
している。この右ローラ対6a,6b間に搬送フィルム
2及び押さえフィルム3を通過させることによって両フ
ィルム2,3を密着させている。
【0025】(駆動系)次に搬送フィルム2及び押さえ
フィルム3を巻き取るための駆動伝達系について説明す
る。
【0026】前記搬送フィルム2及び押さえフィルム3
は、これらを巻き付ける搬送ロール4a、押さえロール
4b、及び共通ロール5aを駆動回転することによって
それぞれのロールに巻き取るようにしており、本実施例
では第一巻取手段を構成する搬送ロール4a及び押さえ
ロール4bをステッピングモータである右モータ7によ
って駆動回転し、第二巻取手段を構成する共通ロール5
aを同じくステッピングモータである左モータ8によっ
て駆動回転するように構成している。その具体的構成を
以下説明する。
【0027】図3に示すように後フレーム9bの右側に
は右モータ7が取り付けてある。また前記搬送ロール4
aの一方端に圧入した後プーリ4a3はプーリギヤで構成
してあり、右モータ7に結着したモータプーリギヤ10の
ギヤ部が前記後プーリ4a3のギヤ部と噛合し、右モータ
7の駆動力が搬送ロール4aに伝達されるようになって
いる。
【0028】一方、押さえロール4bのロール軸4b1の
一方端部にはトルクリミッタ11が取り付けてあり、該ト
ルクリミッタ11を介してロールギヤ12が取り付けてあ
り、このロールギヤ12は伝達ギヤ13aと噛合している。
この伝達ギヤ13aは後フレーム9bに回動自在に取り付
けた伝達軸13bに取り付けられたワンウェイギヤであ
り、伝達軸13bが一方向(押さえロール4bが押さえフ
ィルム3を巻き取るように回転力が伝達される方向)に
回転する場合に、伝達軸13bに対してロック状態となっ
てロールギヤ12に回転力を伝達し、伝達軸13bが逆方向
に回転する場合には伝達軸13bに対してフリー状態とな
ってロールギヤ12に回転力を伝達しないようになってい
る。
【0029】また前記伝達軸13bにはプーリ13cが結着
しており、このプーリ13cと前記モータプーリギヤ10の
プーリ部とがベルト14によって連結している。これによ
り、右モータ7の駆動力が伝達軸13bに伝達され、伝達
ギヤ13aからロールギヤ12更にはトルクリミッタ11を介
して押さえロール4bと伝達されるようになっている。
【0030】前記のように右モータ7の駆動によって搬
送ロール4a及び押さえロール4bに回転力が伝達され
るが、このとき搬送ロール4aの回転周速度よりも押さ
えロール4bの回転周速度が速くなるようにギヤ比を設
定してある。尚、この速い分は後述するようにトルクリ
ミッタ11で吸収されるため、搬送フィルム2と押さえフ
ィルム3とは常に同一速度でそれぞれのロール4a,4
bに巻き取られるものである。
【0031】更に図3に示すように、前記押さえロール
4bに圧入された後プーリ4b3には摩擦部材よりなるブ
レーキ板15が押圧スプリング16によって圧接しており、
押さえロール4bの回転にブレーキをかけるようになっ
ている。
【0032】一方、後フレーム9bの左側には左モータ
8が取り付けられ、該モータ8に結着されたモータギヤ
17が共通ロール5aの一方端に圧入された後プーリ5d
に形成されたギヤ5eと噛合している。これにより左モ
ータ8の駆動によって共通ロール5aが回転し、搬送フ
ィルム2及び押さえフィルム3を巻き取るように構成さ
れている。
【0033】尚、このシート搬送装置Aの操作パネル18
にはリモコン受信部が設けてあり、リモコン19によって
前記左右モータ7,8等の駆動指示を遠隔操作し得るよ
うに構成している。
【0034】(シート原稿供給構成)第一巻取手段4の
近傍には、図2に示すように、シート原稿1を供給する
供給トレイ20aが取り付けられている。また図1及び図
5に示すように、ローラ移動用つまみ28とカム26は共に
カム軸27に固定されており、シート原稿供給時には上記
ローラ移動用つまみ28を矢印y方向に回転させることに
より、カム26が図5(b)に示すy′方向に回転し、右
上ローラ6bのローラ軸6b1が実線位置まで移動するこ
とによって、右ローラ対6a,6bが図5(a)に示す
実線位置になる。
【0035】またシート原稿1を搬送ロール4aに巻き
取る場合には、ローラ移動用つまみ28を矢印x方向に回
転させることにより、カム26が図5(b)に示す矢印
x′方向に回転し、右上ローラ6bのローラ軸6b1が破
線Zに示す位置まで移動することによって、右ローラ対
6a,6bが図5(a)で示す破線位置になる。
【0036】また前記前記供給トレイ20a上には原稿検
出センサ20cが設けてある。このセンサ20cはトレイ20
上にシート原稿1が存在しない場合はセンサアームが起
立しており、シート原稿1を載置するとセンサアームが
倒れ、そのアームの状態を図示しない反射センサ等によ
って検出してシート原稿1の有無を検出するものであ
る。
【0037】(コママーク検出構成)更に図2に示すよ
うに、右ローラ対6a,6bと搬送ロール4aとの間に
は搬送フィルム2を挟むようにコマ検出センサ21が設け
てある。このセンサ21は透過型センサで構成してあり、
搬送フィルム2の幅方向端部に設けたコママーク2aを
検出するものである。
【0038】尚、前記コママーク2aは搬送フィルム2
の長尺方向両端部近傍には連続して設けてあり、その他
の部分にはシート原稿1の長さと略同じ等間隔に設けて
ある。従って、搬送ロール4a又は共通ロール5aに搬
送フィルム2を巻き取る場合、コマ検出センサ21がコマ
マーク2aを検出することでシート原稿1の位置出しを
検出出来、また連続したコママーク2aを検出すること
により搬送フィルム2の巻き取り終端を検出することが
出来る。
【0039】(シート原稿搬送動作)次に前記構成のシ
ート搬送装置Aによってシート原稿1を搬送する動作に
ついて説明する。
【0040】まずローラ移動用つまみ22を矢印y方向に
回転させ、右上ローラ6bを給送位置に移動させてか
ら、シート原稿1を供給トレイ20aに載置し、その先端
を右ローラ対6a,6bに突き当てると、原稿検出セン
サ20cがこれを検出し左モータ8が駆動する。その回転
によって左ローラ対6c,6d及び共通ロール5aが図
2の時計回転方向に回転し、搬送フィルム2及び押さえ
フィルム3を巻き取っていく。これにより、シート原稿
1は搬送フィルム2によって搬送されると共に、押さえ
フィルム3によって上面が押さえられ、両フィルム2,
3に挟まれた状態で共通ロール5aに巻き取られてい
く。尚、このとき右ローラ対6a,6bはフィルム2,
3の搬送に従動回転する。
【0041】前記共通ローラ5aにフィルム2,3を巻
き取るとき搬送ロール4a及び押さえロール4bはそれ
ぞれ搬送フィルム2及び押さえフィルム3を繰り出すよ
うに従動回転するが、右モータ7が停止状態にあるため
に、その停止トルクによって搬送ロール4aに回転負荷
がかかり、搬送フィルム2はテンションを付与された状
態で繰り出される。
【0042】そしてコマ検出センサ21が搬送フィルム2
のコママーク2aを検出すると左モータ8の駆動が直ち
に停止する。このときも搬送ロール4aには前述した右
モータ7の停止トルクによって回転ブレーキが付与され
ているために、慣性によって搬送フィルム2を繰り出し
てしまうことがなく、該フィルム2がたるむことがな
い。
【0043】一方、押さえロール4bが押さえフィルム
3を繰り出す方向に回転するときは、伝達ギヤ(ワンウ
ェイギヤ)13aがフリー状態となるために、右モータ7
の停止トルクが押さえロール4bには作用しない。しか
し、押さえロール4bにはブレーキ板15が圧接している
ために、そのブレーキ作用によって押さえロール4bの
回転に負荷がかかり、繰り出される押さえフィルム3に
テンションを付与すると共に、回転停止時に慣性による
押さえフィルム3の繰り出しを防止して該フィルム3に
たるみが発生するのを防止する。
【0044】前記のようにして一枚目のシート原稿1を
搬送した後は、同様にして2枚目以降のシート原稿1を
搬送し、複数枚のシート原稿を共通ロール5aに巻き付
ける。尚、この原稿搬送途中でコマ検出センサ21が連続
したコママーク2aを検出すると、搬送ロール4aから
繰り出される搬送フィルム2が終端であるために、それ
以上はシート原稿1を原稿検出センサ20cが検出しても
左モータ8は駆動しない。
【0045】前記のようにして複数枚のシート原稿1を
共通ロール5aに巻き取った後、任意のシート原稿1を
露光部101の読取領域R上に搬送するには、先ずロー
ラ移動用つまみ22を矢印x方向に回転させ、右上ローラ
6bを巻き取り位置に移動させた後、リモコン19の右コ
マ送りボタンを押すと、右モータ7が駆動して搬送ロー
ル4aが図2の反時計回転方向へ回転して搬送フィルム
2を巻き取る。
【0046】前記右モータ7が駆動すると伝達ギヤ13a
はロック状態になるために、右モータ7の回転力はトル
クリミッタ11を介して押さえロール4bにも伝達され
る。このときギヤ比の設定により押さえロール4bには
搬送ロール4aよりも速い周速度で回転するような回転
力が伝達されるが、トルクリミッタ11のトルクよりも押
さえフィルム3を繰り出す共通ロール5aのブレーキ力
が大きいと、トルクリミッタ11で滑りが生ずる。従っ
て、押さえロール4bは常に搬送ロール4aの回転周速
度に従動し、搬送ロール4aの回転によって共通ロール
5aから繰り出された分の押さえフィルム3を巻き取る
ようになる。
【0047】尚、共通ロール5aは搬送フィルム2及び
押さえフィルム3の繰り出しに伴って従動回転するが、
左モータ8が停止状態にあるために、その停止トルクに
よって共通ロール5aに回転負荷がかかり、両フィルム
2,3はテンションを付与された状態で繰り出される。
【0048】そしてコマ検出センサ21が搬送フィルム2
のコママーク2aを検出すると右モータ7の駆動が直ち
に停止する。このときも共通ロール5aには前述した左
モータ8の停止トルクによって回転ブレーキが付与され
ているために、慣性によって搬送フィルム2及び押さえ
フィルム3を繰り出してしまうことがなく、該フィルム
2,3がたるむことはない。
【0049】尚、前記のようにコマ検出センサ21がコマ
マーク2aを検出して搬送フィルム2の搬送を停止した
とき、図4に示すように、シート原稿1の搬送方向中央
が露光部101の読取領域Rの中心に位置するようにコ
ママーク2aの間隔が設定してある。これはOHP装置
がレンズを介して露光像を拡大するためにスクリーンの
周囲が暗く、それによって画像が明瞭に投影されないこ
とのないようにするためである。
【0050】また図4に示すように、搬送フィルム2及
び押さえフィルム3の幅はシート原稿1の幅よりも幅広
であるために、原稿1を図4の上下方向に多少ずらして
セットしても該原稿1が左右ローラ6a,6b,6cに
衝突することはない。
【0051】更にリモコン19の右コマ送りボタンを押す
と、同様にして次のシート原稿1が露光部101の読取
領域に位置するように搬送されるものである。尚、露光
部101を通過したシート原稿1は搬送フィルム2と共
に搬送ロール4aに順次巻き取られていく。
【0052】従って、所望のシート原稿1が露光部10
1の読取領域に至った状態でコマ送りを停止し、該原稿
1を投影することが容易になし得る。
【0053】またリモコン19には右微動送りボタンや右
連続送りボタンが設けてあり、これらの操作により右モ
ータ7を微動回転させてシート原稿1を微動送りするこ
と、或いは右モータ7を連続回転させてシート原稿1を
連続して搬送するようにすることも可能である。尚、連
続送りをした場合にはコマ検出センサ21が連続コママー
ク2aを検出したときは搬送フィルム2が終端近傍まで
繰り出されているために、モータの駆動が自動停止す
る。
【0054】前記のようにしてシート原稿1を搬送ロー
ル4aに巻き取った後、該ロール4aに巻き取られたシ
ート原稿1を再度露光部101の読取領域Rに搬送する
場合には、リモコン19の左コマ送りボタンを押すと、左
モータ8が駆動してシート原稿1が搬送ロール4aから
共通ロール5aに巻き取られるように搬送される。これ
によって所望のシート原稿1を露光部101の読取領域
に搬送することが出来る。尚、シート原稿1を搬送ロー
ル4aから共通ロール5aに巻き取る場合にも、左コマ
送りの他に、リモコン19の操作によって左微動送りや左
連続送りをすることが出来るよう構成している。
【0055】上記構成によれば、右上ローラ6bの位置
をシート原稿1の給送・排出時と巻き取り動作時とで異
なる位置に移動させることで、シート原稿1を円滑に給
送・排出を行うことができ、またシート原稿の斜行を防
止し、給送時の先端位置のばらつきを解消して高精度に
位置決めを行うことができる。またシート原稿1の給送
・排出時の供給トレイ20aと右ローラ対6a,6bの位
置関係を直線的にすることで、シート原稿1を回収する
ことが可能となり、搬送フィルム2に供給トレイ20aの
先端を圧接させる必要がなく、搬送フィルム2の破損を
防止することができる。
【0056】〔第二実施例〕次に前記第1実施例におけ
るシート原稿供給構成の他例について図6及び図7を参
照して説明する。尚、シート搬送装置の概略構成は前記
第一実施例と同様であるので同一部材には同一番号を付
して説明を省略する。
【0057】図6において、28a,28bは右上ローラ6
bの位置を検知する反射センサーであり、右上ローラ6
bの位置が反射センサー28aに検知されている時は、シ
ート原稿1の給送・排出可能な状態を示し、反射センサ
ー28bに検知されている時はシート原稿1の巻き取り可
能な状態を示すように各センサーは配置されている。上
記反射センサー28a,28bの情報はリモコン19に送られ
てユーザーに知らされるように構成されている。
【0058】シート原稿1を供給トレイ20aに載置して
その先端を右ローラ対6a,6bに突き当てると、原稿
検出センサー20cがこれを検出すると同時に反射センサ
ー28a,28bが右上ローラ6bの位置を検知する。この
時右上ローラ6bの位置が反射センサー28aに検知され
ている場合には、左モータ8が駆動して通常の給送動作
を行う。
【0059】上記右上ローラ6bの位置が反射センサー
28bに検知されている場合には、図7に示すように、カ
ム駆動モーター29がフォトインタラプタ30により所定の
クロック数だけ回転し、カム26を矢印y′方向に回転さ
せて給送可能状態とし、左モータ8を駆動させて通常の
給送動作を行う。
【0060】またシート原稿1を搬送ロール4aに巻き
取る場合には、先ずリモコン19のカム回転ボタンによ
り、所定のクロック数だけカム駆動モーター29を回転さ
せ、カム26をx′方向に回転させてシート原稿1の巻き
取り可能な状態とした後、右モータ7を駆動させて巻き
取り動作を行う
【0061】上記カム駆動モーター29は正逆回転可能で
あり、その回転方向は反射センサー28a,28bの情報に
支配されている。即ち、右上ローラ6bが反射センサー
28aに検知されている時は、カム駆動モーター29はカム
26を矢印x′方向に回転させるように回転し、反射セン
サー28bに検知されている時は、カム駆動モーター29は
カム26を矢印y′方向に回転させるように回転する。こ
の動作はリモコン19のカム回転ボタンにより行う。また
リモコン19には排出時の右上ローラ6bの位置を制御す
る排出モードボタンが設けられており、該排出モードボ
タンによる動作は、前記反射センサー28a,28bの情報
をもとに行われる。尚、本実施例では、右上ローラ6b
の移動手段としてカム26を用いたがこれに限定されるも
のではなく、ソレノイド,ギヤ駆動等の他の手段を用い
ることも可能である。
【0062】上記構成によっても、シート原稿1のスム
ーズな給送・排出動作を実現することができ、操作性の
向上や誤動作の防止等が達成される。
【0063】
【発明の効果】本発明は前述したように、張架手段を構
成するローラ対の一方のローラの位置をシート原稿の給
送・排出時と巻き取り動作時とで異なる位置に移動させ
ることで、シート原稿を円滑に給送・排出を行うことが
でき、またシート原稿の斜行を防止し、給送時の先端位
置のばらつきを解消して高精度に位置決めを行うことが
できる。
【0064】またシート原稿の給送・排出時の供給トレ
イとローラ対の位置関係を直線的にすることで、シート
原稿を円滑に回収することが可能となり、長尺状の搬送
部材に供給トレイの先端を圧接させる必要がなく、該搬
送部材の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】OHP装置に装填した本発明の第一実施例に係
るシート搬送装置の斜視説明図である。
【図2】第一実施例に係るシート搬送装置の断面構成説
明図である。
【図3】第一実施例に係るシート搬送装置の駆動系の説
明図である。
【図4】露光部の上視図である。
【図5】ローラ移動構成を示す説明図である。
【図6】第二実施例に係るシート搬送装置の構成説明図
である。
【図7】ローラ移動構成を示す説明図である。
【図8】従来のシート搬送装置の断面構成説明図であ
る。
【図9】従来のOHP装置に装填したシート搬送装置の
外観説明図である。
【符号の説明】
A…シート搬送装置 B…OHP装置 1…シート原稿 2…搬送フィルム 2a…コママーク 3…押さえフィルム 4…第一巻取手段 4a…搬送ロール 4b…押さえロール 5…第二巻取手段 5a…共通ロール 6…張架手段 6a,6b…右ローラ 6c…左ローラ 7…右モータ 8…左モータ 9a,9b…フレーム 11…トルクリミッタ 12…ロールギヤ 13a…伝達ギヤ 13b…伝達軸 13c…プーリ 14…ベルト 15…ブレーキ板 16…押圧スプリング 18…操作パネル 19…リモコン 20a…供給トレイ 20c…原稿検出センサ 21…コマ検出センサ 22…ローラ移動用つまみ 23…テンションバネ 24…ローラ支持板 25…長穴 26…カム 27…カム軸 28a,28b…反射センサー 29…カム駆動モーター 30…フォトインタラプタ 101…露光部 102…プラテンガラス 103…アーム 104…反射ミラー 105…レンズ
フロントページの続き (72)発明者 早川 公昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−136843(JP,A) 特開 昭60−164734(JP,A) 特開 平4−53941(JP,A) 特開 平2−259633(JP,A) 特開 昭64−23245(JP,A) 特開 平4−288534(JP,A) 実開 平4−40232(JP,U) 実開 平4−63438(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/132

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート原稿を搬送するための長尺状の搬
    送部材と、 前記搬送部材を露光部上で密着させるための張架手段
    と、 前記搬送部材を前記露光部の読取領域外の一方側へ巻き
    取るための第一巻取手段と、 前記搬送部材を前記露光部の読取領域外の他方側へ巻き
    取るための第二巻取手段と、 前記第一巻取手段、前記第二巻取手段を駆動するための
    駆動手段と、 を有し、 前記張架手段は、シート原稿供給側にローラ対を有し、
    該ローラ対のうち一方のローラをシート原稿の給送・排
    出時の搬送路を形成する第一位置と、シート原稿巻き込
    み時の搬送路を形成する第二位置とを移動可能に支持す
    ることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ローラ対のうち一方のローラを第一
    位置と第二位置とを移動させるための移動手段を有する
    請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段は、枠体と、前記枠体に保
    持された案内穴を有する支持部材と、前記支持部材に回
    動可能に取り付けられた偏心カムと、前記偏心カムを回
    動させる回動手段と、を有する請求項2記載のシート搬
    送装置。
  4. 【請求項4】 前記移動可能なローラの位置を検知する
    ための位置検知手段と、シート原稿積載トレイ上のシー
    ト原稿の有無を検知する原稿検知手段と、を有し、前記
    位置検知手段及び原稿検知手段の情報に応じて回動手段
    を回動させる請求項3記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記シート原稿の給送・排出を行う入力
    情報と、前記位置検知手段及び原稿検知手段の情報に応
    じて回動手段を回動させる請求項4記載のシート搬送装
    置。
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