JP2534857B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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JP2534857B2
JP2534857B2 JP62029842A JP2984287A JP2534857B2 JP 2534857 B2 JP2534857 B2 JP 2534857B2 JP 62029842 A JP62029842 A JP 62029842A JP 2984287 A JP2984287 A JP 2984287A JP 2534857 B2 JP2534857 B2 JP 2534857B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は複写機のプラテンガラス面に原稿を自動給
紙する原稿搬送装置,特に,プラテンガラス面に沿って
原稿を移動させる搬送ベルトを備えた原稿搬送装置に関
するものである. 〔発明の背景〕 一般にこの種の原稿搬送装置には,原稿供給台上に
一枚づつセットした原稿をプラテンガラス面上へ搬送す
るとともに,ストッパー部材等を利用して露光位置に停
止させたまま所定枚数の露光を行った後,露光位置から
排紙皿へ排出するSDF方式のもの,原稿スタッカー上
に載置した原稿を最下層のものから一枚づつ分離してプ
ラテンガラス面上へ搬送し,その原稿を露光位置に停止
させたまま所定枚数の露光を行った後,露光位置から排
紙皿へ排紙するADF方式のもの,原稿スタッカー上に
積層した原稿を最下層のものから一枚づつ分離してプラ
テンガラス上へ給紙し,それをプラテンガラス面に沿っ
て同期露光速度で移動させながら,固定光学系で同期露
光して一枚づつのコピーを行い,この露光後の原稿を再
び原稿スタッカー上へ循環させて再給紙態勢に置き,予
め設定して置いた部数に至るまでこの動作を繰り返すRD
F方式のものが知られている. 前記原稿搬送装置ではプラテンガラス面に沿って原稿
を移動させる手段として平行に設置した2本のローラの
間にベルトを張設し,該ベルトの下面とプラテンガラス
面との間に適当な押圧力を付与した状態でベルトを走行
させることによってプラテンガラス面上の露光位置へ原
稿を送り込んだり,所定の同期露光を行う.この場合に
おいて,プラテンガラス側のベルト面を「たるみ」状態
にすると,原稿搬送効率が向上するため,従来から原稿
送り込み側ローラを駆動ローラとして構成する方法を用
いていた. しかしながら,この方法ではベルトの走行に際してベ
ルトとガラス面との間に静電気を発生させるという問題
を生じた.この静電気は通紙枚数の増加につれて徐々に
増大した.殊に,低温,低湿状態ではそれが顕著に顕れ
る.従って,この状態では,例えばガラス面とベルトと
が吸着したり,或いは搬送中の原稿がプラテンガラス面
上で曲がったりする等の現象を招き,それが搬送ベルト
と駆動ローラとの巻き付け角を減少させて,ベルトと駆
動ローラとの間にスリップを起こさせ易くする等の弊害
を惹き起した. 特に,両面原稿をコピーする際に,搬送ベルトを正転
させて原稿を一度プラテンガラス面上に搬送した後に,
該搬送ベルトを逆転させて反転経路へ送り込んで反転さ
せた原稿を再び搬送ベルトを正転させてプラテンガラス
面上に導いて露光を行う場合にはベルトが正転及び逆転
を繰り返す分だけ,ベルトと駆動ローラとの間における
スリップの発生機会が多くなって,前述の弊害がより増
幅されることとなった. そこで従来ではプラテンガラス面上に界面活性剤を塗
布して原稿を滑り易くしたり,ガラス面上に例えば酸化
インジウム薄膜の透明膜を形成してガラス面を導電性に
する処理を施して上記問題を解決しようとしたが,前者
にあっては,数千枚の原稿を通紙すると塗布した界面活
性剤が剥がれてしまうという欠点が残り,後者の解決法
では薄膜形成による光透過率の低下を補うために露光量
を増加させる必要が生じ,これがガラス面の温度上昇や
コスト高を招くという欠点を生じさせた. 〔発明の目的〕 この発明は上記事情に鑑みてなされたもので,RDF方式
のように原稿搬送回数の多いもの,又は原稿移動露光の
ように原稿搬送速度の変動が直接に画質に影響を及ぼす
もの,さらには両面原稿のコピーのように搬送ベルトを
正・逆回動させるもののいずれに対しても,ベルトの搬
送力を安定させつつ,確実に原稿をプラテンガラス面上
へ送り込み,また,原稿をプラテンガラス面に沿って移
動させ得る新規な原稿搬送装置を提供することを目的と
している. 〔発明の構成〕 上記目的を達成するため,この発明は複写機のプラテ
ンガラス面に沿って原稿を移動させる搬送ベルトを張設
した一対のローラを設け,両ローラのうち原稿送り込み
側ローラを正逆切り換え手段を介して駆動モータに連繋
するとともに,両ローラの軸間を原稿送り込み側が原稿
排紙側よりも若干速い速度となるように調整されたタイ
ミングホイール及びタイミングベルトで連繋し,かつ,
前記原稿排紙側のローラと軸との間に,前記搬送ベルト
の正転時で原稿送り込み側ローラが原稿排出側ローラよ
りも速いときは該ローラと軸とをフリーにする一方向ク
ラッチを介装し,正常時は原稿送り込み側ローラの駆動
力で搬送ベルトを駆動し,原稿送り込み側ローラが何等
かの理由でスリップを起こした時には原稿排出側ローラ
に駆動力を持たせて搬送ベルトを駆動できるように構成
したものである. 〔実施例〕 次に,この発明を添付図面に実施例に基づいて説明す
る. 第1図において,1は露光光学系移動によるコピーモー
ドと露光光学系固定によるコピーモードとが可能な複写
機,2は原稿搬送装置本体(以下本体という)である.本
体2は前部が前上がり状の原稿スタッカー3を備え,該
原稿スタッカー3上には原稿4をセットするときに,そ
の後端を突き当てるための後端規制板5と,原稿4の幅
方向を規制するための横幅規制板6,6′が設けられてい
る.この横幅規制板6,6′は原稿スタッカー3の下面に
おいて,ピニオンギア6aを挟んで互い違いに横摺動でき
るラック6b,6b′にそれぞれ連繋し,センター中心に対
称的に可動可能となっているとともに,図示しないセン
サーでその可動位置を検出することにより原稿の横サイ
ズが読み取れるようになっている.また,前記後端規制
板5は後記するように原稿スタッカー3上にセットした
原稿4を押出し,その先端をスタックセンサー27の検知
位置(定位置)まで押出す機能を備えている. 7は前記後端規制板5の押出作用で原稿4が前進して
きたときには上昇位置にあり,原稿先端が前記スタック
センサー27の検知位置に至ると,該スタックセンサー27
からの信号により下降して自重により原稿4上に載置さ
れるゲート部材である.このゲート部材7は給紙しよう
とする原稿4を自重により押え込む機能と,後記するよ
うに処理部8を一循して原稿スタッカー3上に戻ってき
た原稿の先端を突き当てて再スタック原稿の先端揃えを
行うとともに,再スタック原稿と給紙中の原稿とを確実
に区別する機能を備える. しかして,これらの機能を有効に発揮させるため,本
実施例では原稿スタッカー3の上面に,第2図示の如く
給紙方向に沿った適当な間隔でリブ3aを突設するととも
に,ゲート部材7の下端縁に前記リブ3a間に対応して複
数の突片7aを設けていわゆる櫛歯状に形成している.即
ち,原稿スタッカー3上の原稿を前記リブ3aと櫛歯状に
配した突片7aとで第3図示の如く波形に変形させること
により,給紙中の原稿4に腰を持たせる一方,戻り原稿
の先端がゲート下に潜り込むことを有効に防止できるよ
うにしている. 前記ゲート部材7は平面コ字状に形成されているもの
で,その両側面部7b,7cは第2図示の如く本体2の前骨
格9にネジ等により止着されたブラケット10,10′の上
側に回転可能に軸架されたシャフト11に基端部を遊嵌状
に取付けた左右のゲートレバー12,12′の先端部と,該
ブラケット10,10′の下側に基端部を枢支した補助レバ
ー13,13′の先端部と枢支されている.該ゲートレバー1
2,12′はその内縁側の上部に張出し部12a,12a′を設
け,その下面にはこれに対応して前記シャフト11に植設
した押上げピン14,14′が当たるようになっている. このシャフト11はその端部に固定したセクター歯車15
を介してゲートカム歯車16と同軸の小歯車16′に噛合
し,ゲートカム歯車16は正逆可能な駆動源17の出力歯車
17′に連繋している.従って,前記シャフト11が駆動源
17からの駆動を受けて時計廻り方向に回転すると,前記
押上げピン14,14′がゲートレバー12,12′をその張出し
部12a,12a′を介して上向きに回動させ,ゲート部材7
を第4図Aに示す如く上昇させる.また,ゲート部材17
の上昇位置において前記シャフト11が駆動源17からの駆
動を受けて反時計廻り方向に廻ると,押上げピン14,1
4′と共にこれに載っているゲートレバー12,12′を下向
きに回動させ,ゲート部材7を同図Bの如く下降させ
る.このとき押上げピン14,14′はゲート部材7が原稿
スタッカー3上の原稿に当たった角度以上に逃げるよう
になっている.従って,ゲート部材7は原稿スタッカー
3上の原稿4を自重で押え込むような恰好となる. このゲート部材7はその上下動に際して前記補助レバ
ー13,13′を追従させるため,ゲート正面は原稿スタッ
カー3の上面に対してほぼ垂直な状態を維持する.即
ち,ゲート部材7は原稿枚数に無関係にゲート正面の角
度を原稿に対してほぼ直角に載置できるようにしてい
る. 前記ゲートカム歯車16にはその初期位置の検出センサ
ー18を遮断する舌片19が設けられている.該センサー18
は前記舌片19により遮断されたときをゲートカム歯車16
のホームポジションとして,前記駆動源17を必要な角度
だけ正逆転させるようになっている.この場合の駆動源
17としてはパルス制御できるステッピングモータを用い
ることが好ましい. 20は前記した如く定位置にある原稿を給紙位置まで押
出す押出ベルト,21は給紙位置にある原稿を最下層から
送出す給紙ベルト,22は給紙ベルト21に接して原稿の重
送を防止するストップローラである.前記給紙ベルト21
はその軸に設置した電磁クラッチ21a及び図示しない一
方向制御手段を介してメインモータ100に連繋している
駆動軸23と,従動軸23′との間に張設され,その上側ベ
ルト面が原稿スタッカー3のリブ3aより若干突出してい
る. 前記ストップローラ22の軸にはバネクラッチ24が設置
されている.該バネクラッチ24は第5図,第6図示の如
く外筒体24aの突起24bをクラッチレバー25で下向きに押
圧することによりバネ24cをバネボス24d,24d′から緩め
てストップローラ22をフリー回転(従動回転)可能な状
態にし,外筒体24aの突起24bにクラッチレバー25が不作
用のときにはストップローラ22の回転を規制できるよう
になっている.このクラッチレバー25は前記シャフト11
に,前記ゲートレバー12,12′の押上げピン14と反対向
きに固定したアーム26の先端に垂下状に枢支されてい
る. 従って,ゲート部材7が第4図Aの如くシャフト11の
回動でピン14を介して上昇させられると,アーム26の先
端に垂下状に枢支されている前記クラッチレバー25が下
がり,バネクラッチ24の突起24bを時計廻り方向に押す
一方,第4図Bの如くゲート部材7がシャフト11の逆方
向の回動で下降して原稿4上に降下すると,クラッチレ
バー25はバネクラッチ24の突起24bから上向きに離反
し,該バネクラッチ24は内蔵したバネの作用で旧位に復
し,前記ストップローラ22の回転を規制するようにな
る. 前記押出すベルト20は外周を一部切欠してなるいわゆ
る半月ローラ28,29との間で張設された穴あきベルトで
形成されている.この一方の半月ローラ28は,第7図示
の如く一回転バネクラッチ30を介して前記給紙ベルト21
と同様にメインモータ100から駆動力が得られるように
なっている. 前記一回転バネクラッチ30は外筒体30aに設けた突起3
0bが第8図Aの如く軸支点31′を中心にシーソー状に回
動可能に設けたクラッチレバー31の先端に当って外筒体
30aの回転が規制されているときは,これに内蔵したク
ラッチバネ30cがバネボス30d,30d′(第7図参照)から
緩んでメインモータ100からの駆動力が切り離された状
態となる一方,クラッチレバー31の先端が第8図Bの如
くバネクラッチ30の外筒体30aの突起30bから外れると,
クラッチバネ30cがバネボス30d,30d′を締めることとな
り,メインモータ100からの駆動が半月ローラ28に伝わ
るようになっている. 前記クラッチレバー31の後端側は前記ゲートカム歯車
16の円筒部分16aに引張バネ31aのバネ力にて圧接し,か
つ,この円筒部分16aの円周の一部にはカム形状部16aが
設けられている.従って,ゲートカム歯車16がゲート駆
動源17の作動で回転し,前記カム形状部16bがクラッチ
レバー31の後端側を押下げると,該クラッチレバー31の
先端がバネクラッチ30の外筒体30aの突起30bから外れる
ようになっている. このクラッチレバー31の上下揺動はゲート部材7の下
降時において,該ゲート部材7の上下駆動とは無関係な
ゲートカム歯車16の回転領域で行われる.即ち,ゲート
カム歯車16は前述した如く初期位置検出センサー18と舌
片19とで定めるホームポジション(第8図の符号Pで示
す)を持ち,その点Pから反時計廻り方向の回転領域S1
がゲート部材7の上下動に使用され,時計廻り方向の回
転領域S2がクラッチレバー31の揺動のために使用され
る.ちなみに,この揺動に使用されるゲートカム歯車16
の回転領域S2では押上げピン14がゲートレバー12より逃
げているとともに,セクター歯車15はその歯端において
小歯車16′に歯飛び状態になっている. 前記した如くクラッチレバー31の先端が外筒体30aの
突起30bから外れてメインモータにより半月ローラ28の
回転が開始すると,前記ゲートカム歯車16がゲート駆動
源17の逆転で反時計廻り方向に回転し,クラッチレバー
31の後端側が前記カム形状部16bから外れ,先端を突起3
0bが通り過ぎて行ったバネクラッチ30の外筒体30aに近
接する位置にバネ31aで戻されるから,半月ローラ28に
連れ廻りして一回転したバネクラッチの外筒体30aの突
起30bは再び,クラッチレバー31の先端に突当たり,メ
インモータ100からの駆動力を切り離す.従って,半月
ローラ28は常に確実に一回転して停止することとなる. また,前記押出ベルト20は第2図で示されている如く
原稿スタッカー3上の複数個所(図において3個所)に
横並び状に配置された透孔32内に設けられている.この
透孔32の周縁は前記原稿スタッカー3上のリブ3aと同高
に盛上がり,かつ,その給紙方向手前側(原稿の後端に
近い部分)は,原稿先端が引っ掛からないように傾斜面
32aとなっている.そして上側ベルト面は第9図示の如
く半月ローラ28,29の切欠部が上になっているときは透
孔32より没し,同図Bの如く半月ローラ28,29の円周領
域が上になったときは突出する.つまり,原稿スタッカ
ー3上の定位置にある原稿4は,半月ローラ28,29の一
回転で透孔32より突出する押出ベルト20の摩擦により押
出される.この場合,前記給紙ベルト21は電磁クラッチ
21aの作用でメインモータ100からの動力が断たれて静止
しているため,押出された原稿の先端は給紙ベルト21と
ストップローラ22のニップ部(捌き点)に楔状に食い込
むこととなる. 33は前記押出ベルト20を原稿スタッカー3の下面側か
ら囲むように設けたサクションボックスで,該サクショ
ンボックス33はその吸引ファン34の吸引作用で原稿の最
下層の1枚を前記透孔32と押出ベルト20との間の隙間や
ベルト穴で吸着し,押出ベルト20の押出力が有効に発揮
できるように構成している. 35は前記給紙機構20より送り出された原稿を処理部8
となる複写機1のプラテンガラス36上に案内する順行経
路,37は該プラテンガラス36上に一旦給紙した原稿を露
光前又は露光後に反転させるための反転経路である.反
転経路37は両面原稿の偶数ページ面がプラテンガラス36
面に向かうように反転修正したり,斯く修正して露光処
理した原稿を原稿スタッカー3に戻すときにそのページ
順を再反転修正できるようにするためのもので,前記プ
ラテンガラス36と同一面から上向きの宙返りループを描
いて順行経路35の上部側に合流するようになっている. 38は前記順行経路35の途中に設けた搬送ローラ,39,40
は反転経路37の途中に設けた搬送ローラで,これらの搬
送ローラ38,39及び40はメインモータ100に一方向制御機
構を介して常に同一の送り方向に回転できるように連繋
している. 41はプラテンガラス36の上面において原稿を順行方向
及び逆方向に搬送するための搬送ベルトである.この搬
送ベルト41は正逆切り換え手段101を介してメインモー
タ100に連繋した原稿送り込み側ローラ42と,原稿排紙
側ローラ43との間に張設されている.しかして原稿送り
込み側ローラ42寄りの上側ベルト面にはテンションロー
ラ44が圧接し,下側ベルト面は複数の押えローラ45によ
りプラテンガラス36に摺接するようになっている. 前記原稿送り込み側ローラ42と原稿排紙側ローラ43
は,第10図Aの如くタイミングベルト46により互いに連
繋している.この場合,原稿送り込み側ローラ42側のタ
イミングプーリ47はそのローラ軸42aに固着され,原稿
排紙側ローラ43側のタイミングプーリ48はそのローラ軸
43aに一方向クラッチ49を介して取付けられている. また,原稿送り込み側ローラ42の周速は,一方向クラ
ッチ49を介して駆動される原稿排紙側ローラ43の周速よ
りも若干速い速度となるように構成されている. 即ち,第10図Bに示す如く原稿送り込み側ローラ42の
軸42aの線速度をV1,原稿排出側ローラ43の線速度をV2
とした時, V1>V2 となるように設定してある. 従って,搬送ベルト41は順行方向(第10図の矢印)に
回転するときは,原稿送り込み側ローラ42からの駆動力
により走行し,この際,下側ベルト面が弛み側となる.
この場合,原稿排紙側ローラ43は一方向クラッチ49との
間で滑るようになっているが,搬送ベルト41が何らかの
理由,例えば原稿送り込み側ローラ42との間で滑りが生
じ,その駆動力が充分に伝えられないために搬送ベルト
41の走行スピードが低下した場合には,一方向クラッチ
49のロック作用により原稿排紙側ローラ43が駆動側とな
って搬送ベルト41を駆動できるようになっている. また,前記搬送ベルト41を前記とは逆の方向(反時計
廻り方向)に廻す場合には一方向クラッチ49がロックさ
れ,原稿排紙側ローラ43が搬送ベルト41の駆動側とな
る.即ち,搬送ベルト41は原稿送り込み側ローラ42が駆
動側となって走行する場合と,原稿排紙側ローラ43が駆
動側となって走行する場合とがある.これは原稿をプラ
テンガラス上で送りながら同期露光を行わせる場合に特
に有効となる. 50は前記プラテンガラス36の排紙側端部に設けた原稿
ストッパーで,該ストッパー50は第11図示の如くその中
央部がシーソー状に回動できる作動レバー51の一端に結
合軸52により枢支され,該作動レバー51の他端側に連繋
したソレノイド53と,これに対向するバネ51′との相互
作用によりプラテンガラス36に対して出没できるように
なっている.該原稿ストッパー50はRDFモードのように
原稿を搬送ベルト41でプラテンガラス36上を同期露光速
度で搬送しながら,プラテンガラス36の直下に設けた露
光光学系36を固定した状態で露光してドラム上に像を作
成する場合には,プラテンガラスより没し,ADFやSDFモ
ードのときのように原稿をプラテンガラス36上の露光位
置で停止させ,前記光学系54を移動させながら露光して
ドラム上に像を作成する場合には,プラテンガラス面よ
り上に突出するように作動する. なお,複写機1側に設けられる露光光学系54は,定位
置固定モードと移動モードとを選択し得るように予め適
宜手段により構成されている. 55は前記プラテンガラス36の出口側に連続した排紙ガ
イド板,56は排紙ベルトである.排紙ベルト56は原稿ス
タッカー3の直後に軸支され,一方向制御機構を介して
メインモータ100に連繋した駆動ローラ57と,原稿スタ
ッカー3の上下面に沿って水平方向に移動できるように
軸支されたテンションローラ58,59と,前記排紙ガイド
板55の近接位置に軸支された補助ローラ60,61により原
稿スタッカー3の後部側をC型状に巻き込むように張設
され,前記搬送ベルト41から送り出された原稿を,前記
駆動ローラ57の一定方向の回転により排紙方向に搬送で
きるようになっている. 前記排紙ベルト56の上部端及び下部端となるテンショ
ンローラ58,59は第12図示の如く本体2の両側骨格62に
設けた平行な2段の水平溝63,64上にローラ部材を介し
て滑動可能に保持された上段移動体65間及び下段移動体
66間にそれぞれ軸架されているとともに,それぞれの移
動体65,66は前記両側骨格62の前後に2個づつ軸支され
たスプロケット67,67′及び68,68′間に張設したチェー
ン69の上側及び下側にアタッチメント70,71を介して結
合している.そして前部下側のスプロケット67は第13図
示の如く正逆可能な駆動源72に中間歯車72′を介して連
繋している.従って,該駆動源72がチェーン69を正逆回
転させれば,原稿スタッカー3の上側ベルト部56aは上
段駆動体65に軸架されたテンションローラ58とともに前
方又は後方に移動し,下側ベルト部56bは下段移動体66
に軸架されたテンションローラ59ととともに後方又は前
方に移動するため,常にベルトテンションを一定に維持
できるようになっている. 前記排紙ベルト56の移動機構は原稿スタッカー3上に
原稿をセットするときにその後端を突当てる前記後端規
制板5の移動制御機構として構成したものであり,該後
端規制板5は前記上段移動体65にテンションローラ58の
前方を覆うように取付けられている.そしてその下端縁
には原稿スタッカー3の後部上面に設けた給紙方向に平
行な浅い凹凸部の凹部3bに嵌合できる凸部5aを設け,こ
れにて押圧する原稿が下に潜り込まないように構成して
いる. 73は後端規制板5のホームポジションセンサーで,該
センサー73は前記チェーン69の上側に結合したアタッチ
メント70に設けた遮断部材74を検知した位置を後端規制
板5のホームポジションセンサーとして確定する.この
ホームポジションは最大サイズ(例えばA3サイズ)の原
稿の後端を突当てできる位置とし,この点より前進して
行って原稿4の先端が前記スタックセンサー27により検
知されるまでの移動距離で,原稿の縦サイズが読み取れ
るようになっている.また,前記スタックセンサー27が
原稿の先端を検知したときはゲート部材7の駆動源17に
下降作動信号を出力する他,前記移動体65,66を移動さ
せるチェーン69の駆動源72に停止信号を出力するととも
に,該駆動源72に後端規制板5を前述の如く読み取った
当該原稿サイズ分に相当する距離だけゲート部材の正面
から後退させる信号を出力するようになっている. 75,76は前記補助ローラ60,61に対応する位置で排紙ガ
イド板55の外側から透孔を通して排紙ベルト56に当接し
ている押えローラ,77は本体2の両側骨格62の後端上部
に基端側をヒンジ結合した天井ガイド板,78は前記テン
ションローラ58を軸架した上段移動体65に排紙ベルト56
の上側ベルト部の上面に若干の隙間を開けて対峙した排
紙口ガイド板,79は該排紙口ガイド板78の上面から透孔
を通して排紙ベルト56に当接している押えローラであ
る. 前記天井ガイド板77は,ガイド面となる下面には排紙
方向に向いた複数条のリブ80が設けられ,原稿に方向性
を付与できるようになっているとともに,該リブ80には
前記排紙口ガイド板78の上向き傾斜した後板上縁に設け
た凹溝81がイレコ状に嵌合し,天井ガイド板77のガイド
面を前進した原稿を排紙口ガイド板78と排紙ベルト56と
の間に確実に導けるようにしている. 82は前記排紙ガイド板55の途中に設けた処理後の原稿
を原稿スタッカー3に向かう循環排紙経路Aと機外の排
紙皿83に向かう機外排紙経路Bとを切り換える切換爪
で,該切換爪82は前記後端規制板5がホームポジション
に復帰したときには機外排紙経路Bを開けるように可動
し,後端規制板5がホームポジションにないときは循環
排紙経路Aを開けるように可動するようになっている.
この切り換え作動はソレノイドを利用しても他の適当な
機械的機構に行ってもよい. 84は前記天井ガイド板77の先端上面に基端側をヒンジ
結合した手差し板で,該手差し板84は通常では第1図の
如く天井ガイド板77の上面に重なるように畳まれてお
り,SDFモードで一枚づつ原稿を給紙するときにヒンジ結
合部を支点として原稿スタッカー3を覆うように展開で
きるようになっている.この展開時,手差し板84の先端
は給紙ベルト21の近傍まで至る.また,手差し板84には
展開時に上面となる面に給紙しようとする原稿サイズを
示すマークが付され,原稿挿入位置が判るようになって
いる.更に,手差し板84を展開したときは,図示しない
SDF用アクチュエータがONになるように構成しておくと
便利である. 上記実施例において,原稿を積層した状態でコピー面
を上にし,上からページ順に揃えてホームポジションに
ある後端規制板5に後端を突当ててセットする.そして
幅方向を横幅規制板6,6′で規制した後,作成部数を入
力してコピーボタンをONすると,同時にゲート部材7を
駆動する駆動源17が作動し,ゲート部材7をその下に積
層原稿が充分進入できる位置まで上昇させる. 次に,後端規制板5の駆動源72が駆動し,原稿を給紙
方向に押出してゲート部材7の下を潜らせる.そして原
稿の先端がスタックセンサー27で検知されると,ゲート
部材7を下降させるようにゲート駆動源17が作動する.
この時ゲートレバー12を支持するシャフト11に植設した
ピン14がゲートレバー12より充分離れる位置まで回転す
る.従って,ゲート部材7は原稿の量にかかわらず,常
に自重で原稿上面を下向きに押圧することができる.ま
た,ゲート部材7はその下縁が櫛歯状になっており,原
稿スタッカー3の上面リブ3aと相まって原稿を波形にし
つつ給紙ベルト21に押し付ける. 前述の如く,ゲートレバー12に対し押上げピン14が充
分離れた位置においてゲートカム歯車16が駆動源17によ
り回動し,そのカム形成部16bで一回転バネクラッチ30
の外筒体30aの突起30bに係止したクラッチレバー31を上
下させることで,半月ローラ28,29をメインモータ100に
繋ぎ,押出ベルト20を走行させると,原稿は給紙ベルト
21とストップローラ22とのニップへ向けて押出される.
このとき給紙ベルト21は未だ電磁クラッチ21aの作用で
回転しないままになっているため,押出された原稿は給
紙ベルト21とストップローラ22とのニップ間に下層のも
のより先に楔形に進入して停止する. 次いで,電磁クラッチ21aがONになり,給紙ベルト21
が給紙方向に回転する.このとき給紙ベルト21に接した
ストップローラ22は非回転状態に維持されているため,
最下層の一枚の原稿は給紙ベルト21にて送り出され,2枚
目以上の原稿束はストップローラ22で抑えられ,重送防
止される.この給紙ベルト21の回転時には前記押出ベル
ト20も同期して始動し,一回転する間に最下層の一枚の
原稿のみをその上に積層されている原稿束から吸着分離
し,給紙方向に向けて押出すように作用する.即ち,ス
トップローラ22の重送防止機能をより向上させることと
なる. しかる後,後端規制板5はゲート部材7からほぼ原稿
サイズになるように後退する. かくして,給紙ベルト21により送り出された一枚の原
稿は順行経路35に入り,その途中に設けた搬送ローラ38
にニップされてプラテンガラス36と搬送ベルト41との間
へ向けて同期露光速度で搬送される.原稿先端が順行経
路35の途中(搬送ローラ38の直下)に設けた同期センサ
ー85を横切ってからサイズ毎のタイミングの後(大サイ
ズほど長くなる→サイズは後端規制板の停止位置を検出
することで判定される),電磁クラッチ21aをOFFとす
る. プラテンガラス36上において,原稿は搬送ベルト41で
同期露光速度で移動させられる.この場合に原稿送り込
み側ローラ42の線速度V1は原稿排紙側ローラ43の線速度
V2よりも若干速く設定されているので,搬送ベルト41は
原稿送り込み側ローラ42側が駆動側となり,原稿排紙側
ローラ43は一方向クラッチ49にて滑って従動回転してい
る状態にあるが,例えば,通紙枚数の増加につれて発生
する静電気により搬送ベルト41と原稿送り込み側ローラ
42との巻き付け角げ減少し,その間にスリップが生じて
搬送ベルト41が所定の速度により走行されない事態が生
じたときには搬送ベルト41の速度がタイミングベルト46
の速度より遅くなる結果,一方向クラッチ49が作用して
原稿排紙側ローラ43がタイミングベルト46からの直接の
駆動力により回転させられる.即ち,この状態では原稿
排紙側ローラ43が搬送ベルト41の駆動側となる.従っ
て,搬送ベルト41の回動速度は常に所定の速さに維持さ
れ,同期露光速度での原稿の移動が安定に保たれること
になる. 露光処理された後の原稿は排紙ガイド板55に沿って上
動し,排紙ベルト56と,これに圧接している押えローラ
73及び74とで挟持され,排紙ベルト56の上面側に出,天
井ガイド板77のガイド面を前進し,排紙口ガイド板78の
下側に導かれ,排紙ベルト56と,これに当接している押
えローラ79との間を通り抜けて原稿スタッカー3へ向け
て排出されるようになっている. 原稿スタッカー3上に排紙された原稿はゲート部材7
に突当たり,先端が次の給紙のために揃えられる.この
場合においてゲート部材7は下端縁が櫛歯状になってい
るため,原稿がゲート部材の下に潜り込むのを防止す
る. 前記送り出し動作をコピーサイズ,コピー倍率毎に定
まる送り出しタイミングや同期搬送速度に変えて,ゲー
ト部材の下の原稿がなくなるまで繰り返す.そしてゲー
ト下の原稿がなくなったことをスタックセンサー27で検
出し,その最後の原稿が排紙センサー86で排出されたこ
とが検出されると,再びゲート部材7を上昇させて後端
規制板5でスタック原稿を送り出して設定部数が完了す
るまで上記の動作を繰り返す. しかして設定部数が完了し,それが前記排紙センサー
86で検出されると,後端規制板5はそのホームポジショ
ンに戻り,次の作動に備える. 上記作動はRDFモードに片面原稿を片面コピーする場
合である.従って,複写機1のプラテンガラス36の排紙
側端部に設けた原稿ストッパー50はプラテンガラス36よ
り下に没入状態になっているとともに,露光光学系54は
定位置固定モードになっているが,これをADFモードに
設定した場合には露光光学系54は移動モードとなる.ま
た,原稿スタッカー3から送り出された原稿の先端が順
行経路35の途中のセンサーを蹴ると,プラテンガラス36
の排紙側端部に設けた原稿ストッパー50がその面上に突
出し,原稿を突当ててその位置(即ち,露光位置)に停
止させ,露光光学系54が移動して設定コピー枚数のコピ
ー作業が行われ,露光済み原稿は排紙皿83へ排出される
こととなる. また,RDFモードで両面原稿を片面コピーする場合には
原稿スタッカー3から送り出された原稿が順行経路35を
経てプラテンガラス36へ給紙されると,プラテンガラス
36上では最終ページが上になるから,まず,一度プラ
テンガラス36面上へ給紙した原稿の停止後,搬送ベル
ト41を逆転させ,その原稿を反転経路37へ送り込み,原
稿を宙返り状に反転させ,最終ページが下になるように
してプラテンガラス36上で固定光学系54により露光す
る.露光終了後,再度搬送ベルト41を逆転し,その原
稿を再び反転経路37を通してページ順を修正し,もう一
方のページ面を下にしてプラテンガラス36上で露光して
原稿スタッカー3へ戻す.この〜の作動の繰り返し
で両面原稿を片面コピーが完了する. しかして,両面原稿を両面コピーするには前記の作
動時,露光しないまま原稿スタッカー3へ戻し,一循で
は偶数ページだけのコピーを行い,二循目で奇数ページ
コピーを行う.この奇数ページのコピー時は当然のこと
ながら,反転操作は不要となる.勿論,複写機1側の転
写紙の給紙作動もも上記原稿搬送作動に合わせた動きが
行われることとなる. このような両面原稿の片面コピー,両面原稿の両面コ
ピー時における原稿の反転動作では搬送ベルト41は正転
及び逆転を繰り返すこととなり,その分だけ搬送ベルト
41と原稿送り込み側ローラ42との間におけるスリップの
発生機会が多くなるが,かかる場合には前述の如く,原
稿排紙側ローラ43が駆動側となることから,同期露光速
度は安定的に維持できる. 〔発明の効果〕 以上説明した如く,この発明は複写機のプラテンガラ
ス面に沿って原稿を移動させる搬送ベルトを張設した一
対のローラを設け,両ローラのうち原稿送り込み側ロー
ラを正逆切り換え手段を介して駆動モータに連繋すると
ともに,両ローラの軸間を原稿送り込み側が原稿排紙側
よりも若干速い速度となるように調整されたタイミング
ホイール及びタイミングベルトで連繋し,かつ,前記原
稿排紙側のローラと軸との間に,前記搬送ベルトの正転
時で原稿送り込み側ローラが原稿排出側ローラよりも速
いときは該ローラと軸とをフリーにする一方向クラッチ
を介装したことを特徴としているから,RDF方式のように
原稿搬送回数の多いもの,または,原稿移動露光のよう
に原稿搬送速度の変動が直接画質に影響を及ぼすもの,
更には,両面原稿のコピーのように搬送ベルトを正・逆
回動させるもののいずれに対しても,ベルトの搬送力を
安定させつつ,確実に原稿をプラテンガラス面上に沿っ
て移動させ得る優れた効果を奏するものである.
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し,第1図は原稿搬送装置本
体の正面断面図,第2図は原稿スタッカー及び給紙機構
を示す斜視図,第3図はゲート部材で原稿スタッカー上
に押え込まれた原稿の変形状態を示す説明図,第4図A,
Bはゲート部材の作動状態を示す説明図,第5図はスト
ップローラ軸に設けたバネクラッチの一部切欠正面図,
第6図は同側面断面図,第7図と半月ローラの一回転制
御機構を示す斜視図,第8図A,Bは同一回転制御機構の
作動状態を示す説明図,第9図A,Bは押出ベルト(半月
ローラ)の作用状態を示す説明図,第10図A,Bは搬送ベ
ルトの駆動系を示す斜視図及び説明図,第11図は原稿ス
トッパーの作動機構を示す斜視図,第12図は原稿スタッ
カーの後部側を示す斜視図,第13図は排紙ベルトと後端
規制板の駆動機構を示す略示的斜視図である. 1……複写機 2……原稿搬送装置本体 3……原稿スタッカー 41……搬送ベルト 42……第一ローラ 42a……第一ローラ軸 43……第二ローラ 43a……第二ローラ軸 44……テンションローラ 45……押えローラ 46……タイミングベルト 47……タイミングプーリ 49……一方向クラッチ 50……原稿ストッパー 54……露光光学系
フロントページの続き (72)発明者 広田 文幸 八王子市石川町2970番地 小西六写真工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−174538(JP,A) 実開 昭58−178137(JP,U) 実開 昭63−84047(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写機のプラテンガラス面に沿って原稿を
    移動させる搬送ベルトを張設した一対のローラを設け,
    両ローラのうち原稿送り込み側ローラを正逆切り換え手
    段を介して駆動モータに連繋するとともに,両ローラの
    軸間を原稿送り込み側が原稿排紙側よりも若干速い速度
    となるように調整されたタイミングホイール及びタイミ
    ングベルトで連繋し,かつ,前記原稿排紙側のローラと
    軸との間に,前記搬送ベルトの正転時で原稿送り込み側
    ローラが原稿排出側ローラよりも速いときは該ローラと
    軸とをフリーにする一方向クラッチを介装したことを特
    徴とする原稿搬送装置.
JP62029842A 1987-02-13 1987-02-13 原稿搬送装置 Expired - Lifetime JP2534857B2 (ja)

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