JP2524748B2 - 原稿搬送装置付き複写機 - Google Patents

原稿搬送装置付き複写機

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JP2524748B2
JP2524748B2 JP62115324A JP11532487A JP2524748B2 JP 2524748 B2 JP2524748 B2 JP 2524748B2 JP 62115324 A JP62115324 A JP 62115324A JP 11532487 A JP11532487 A JP 11532487A JP 2524748 B2 JP2524748 B2 JP 2524748B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は原稿スタッカー上に積層した原稿束を一枚
づつ画像読み取りを行う処理部に搬送して画像の読み取
りを行った後,該処理部から搬出し,搬送される原稿頁
順に1部づつ複写を行う原稿搬送装置付き複写機に関す
るものである. 〔発明の背景〕 一般にこの種の複写機はコピー後のシートの仕分け作
業がないため,原稿枚数が多く,しかもその作成部数の
多い場合において特に威力を発揮する.この威力をより
高めるには複写機自身のコピー速度を高速化するととも
に,原稿搬送装置の原稿交換速度を複写機の処理能力と
同等にまで高めるようにすることが必要である. しかしながら,複写機のコピー速度を高速化すると,
必然的にコピー紙の搬送速度も引き上げられる.例え
ば,複写機が70cpmの処理能力とした場合,そのプロセ
ス速度は400mm/sec以上であることが必要であり,これ
に対応するためにコピー紙を1コピーサイクル(原稿1
枚が原稿スタッカーを出て処理部を通して原稿スタッカ
ーに戻るまで)毎に1枚づつ送り出す給紙系ではその搬
送速度が1000mm/secにもなり,コピー紙の損傷,駆動音
の増大,信頼性の低下が予測される. このため,複写機のコピー速度を高速化した場合には
コピー紙の搬送速度を,前記プロセス速度(400mm/se
c)と同速にすることが必要となる.このようにする
と,コピー紙の給紙経路中には常に複数枚のコピー紙が
存在することとなる.従って,例えば,原稿が2枚で,
しかも1循だけでコピーを終了する場合には2枚のコピ
ー紙が送り出されればよいのに,原稿搬送装置の原稿搬
送速度(原稿交換速度)を複写機の処理能力と同等にま
で高めたとすると,コピー紙の給紙経路中には3枚目以
降のコピー紙も送り出されることとなり,これがコピー
終了後に,給紙経路中に残るという不都合があった. 〔発明の目的〕 この発明は上記の点に鑑み,複写機の処理能力を最大
限発揮できる原稿交換速度を維持しつつ,コピー紙をそ
の給紙経路中に残さない原稿搬送装置付き複写機を提供
することを目的としている. 〔発明の構成〕 上記の目的を達成するため,この発明は原稿スタッカ
ー上の原稿の存在を検知する原稿検知手段と,原稿枚数
をカウントするとともに変更の搬送を制御する制御手段
とを有し,前記制御手段の制御により前記原稿スタッカ
ー上の原稿を,画像読み取りを行う処理部に搬送したの
ち該処理部から搬出する原稿搬送装置が設けられ,前記
原稿搬送装置により搬送された原稿頁順に1部づつ複写
を行う原稿搬送装置付き複写機であって,転写材収納部
に収納されている転写材を給紙する給紙手段と,前記給
紙手段を制御する本体制御手段とを有し,設定部が1部
の場合は,前記原稿検知手段が前記原稿スタッカー上に
複写すべき次原稿があることを検知して次転写材の給紙
を行い,設定部が複数部の場合の少なくとも2部目以降
の複写の際には,設定された部数,および,1部目の複写
の際に前記原稿搬送装置の制御手段よりカウントされた
原稿枚数に基づき,設定枚数が1部の場合よりも短い間
隔で転写材の給紙を行うように,前記本体制御手段が前
記給紙手段を制御するものである. 〔実施例〕 次に,この発明を添付図面に実施例に基づいて説明す
る. 第1図において,1は複写機本体,2は原稿搬送装置であ
る.原稿搬送装置2は前部が前上がり状の原稿スタッカ
ー3を備え,該原稿スタッカー3上には原稿4をセット
するときにその後端を突き当てるための後端規制板5
と,原稿4の幅方向を規制するための横幅規制板6,6′
が設けられている.この後端規制板5が原稿スタッカー
3上にセットした原稿4の先端を給紙口近傍で検出する
手段(スタックセンサー)27の検知位置(定位置)まで
押出す機能を備えている.この後端規制板5の移動量は
原稿の長さによって異なるからその移動量を第14図示の
如く移動量検出センサー501にて検出することにより原
稿の長さが判る. また,横幅規制板6,6′は原稿スタッカー3の下面に
おいて,ピニオンギア6aを挟んで互い違いに横摺動でき
るラック6b,6b′にそれぞれ連繋し,原稿の横幅に合わ
せてセンター中心に対称的に可動可能となっている.こ
の横幅規制板6,6′は手動にて原稿の横幅に合わせるこ
とからその位置を第14図示の如く位置検出センサー601
にて検出さすることにより原稿の横サイズが判る. 7はゲート部材で,該ゲート部材7は後端規制板5の
押出作用で原稿4が前進してきたときには上昇位置にあ
り,原稿先端が前記スタックセンサー27の検知位置に至
ると,該スタックセンサー27からの信号により駆動する
ゲート駆動源17の作動で下降し,自重又はバネにより原
稿4上に載置されるようになっている.このゲート部材
7は給紙しようとする原稿4を押え込む機能と,後記す
るように処理部8を一循して原稿スタッカー上に戻って
きた原稿の先端を突き当て,次の給紙のために先端揃え
を行うとともに,その再スタック原稿と給紙中の未処理
原稿と確実に区別する機能を備える.しかして,これら
の機能を有効に発揮させるため,本実施例では原稿スタ
ッカー3の上面に第2図示の如く給紙方向に沿った適当
な間隔でリブ3aを突設するとともに,ゲート部材7の下
端縁に前記リブ3a間に対応して複数の突片7aを設けてい
わゆる櫛歯状に形成している.即ち,原稿スタッカー3
上の原稿を前記リブ3aと櫛歯状に配した突片7aとで第3
図示の如く波形に変形させることにより給紙中の未処理
原稿4に腰を持たせる一方,戻り原稿(処理済み原稿)
の先端がゲート下に潜り込むことを有効に防止できるよ
うにしている. 前記ゲート部材7は平面コ字状に形成されているもの
で,その両側面部7b,7cは第2図示の如く原稿搬送装置
2の前骨格9にネジ等により止着されたブラケット10,1
0′の上側に回転可能に軸架されたシャフト11に基端部
を遊嵌状に取付けた左右のゲートレバー12,12′の先端
部と,該ブラケット10,10′の下側に基端部を枢支した
補助レバー13,13′の先端部とで枢支されている.該ゲ
ートレバー12,12′はその内縁側の上部に張出し部12a,1
2a′を設け,その下面にはこれに対応して前記シャフト
11に植設した押上げピン14,14′が当たるようになって
いる.このシャフト11はその端部に固定したセクター歯
車15を介してゲートカム歯車16と同軸の小歯車16′に噛
合し,該ゲートカム歯車16は正逆可能な駆動源17の出力
歯車17′に連繋している.従って,シャフト11がゲート
駆動源17からの駆動を受けて時計廻り方向に廻ると,前
記押上げピン14,14′がゲートレバー12,12′をその張出
し部12a,12a′を介して上向きに回動させ,ゲート部材
7を第4図Aに示す如く上昇させる.また,ゲート部材
7の上昇位置において前記シャフト11がゲート駆動源17
からの駆動を受けて反時計廻り方向に廻ると,押上げピ
ン14,14′と共にこれに載っているゲートレバー12,12′
を下向きに回動させ,ゲート部材7を同図Bの如く下降
させる.このとき押上げピン14,14′はゲート部材7が
原稿スタッカー3上の原稿に当たった角度以上に逃げる
ようになっている.従って,ゲート部材7は原稿スタッ
カー上の原稿を自重又はバネで押え込むような恰好とな
る.このゲート部材7はその上下動に際して前記補助レ
バー13,13′を追従させるため,ゲート正面は原稿スタ
ッカー3の上面に対してほぼ垂直な状態を維持する.即
ち,ゲート部材7は原稿枚数(原稿束の厚み)に無関係
にゲート正面の角度を原稿に対してほぼ直角に載置でき
るようにしている. 前記ゲートカム歯車16にはその初期位置の検出センサ
ー18を遮断する舌片19が設けられている.該センサー18
は前記舌片19により遮断されたときをゲートカム歯車16
のホームポジションとして,前記駆動源17を必要な角度
だけ正逆転させるようになっている.この場合の駆動源
17としてはパルス制御できるステッピングモータを用い
ることが好ましい. 20は前記した如く定位置にある原稿を給紙位置まで押
出す押出ベルト,21は給紙位置にある原稿を最下層から
送出す給紙ベルト,22は給紙ベルト21に接して原稿の重
送を防止するストップローラである.前記給紙ベルト21
はその軸に設置した電磁クラッチ21a及び図示しない一
方向制御手段を介してメインモータ100に連繋している
駆動軸23と,従動軸23′との間に張設され,その上側ベ
ルト面が原稿スタッカー3のリブ3aより若干突出してい
る. 前記ストップローラ22は固定軸にバネクラッチ24を介
して取付けられている.このバネクラッチ24は第5図,
第6図示の如く外筒体24aの突起24bをクラッチレバー25
で下向きに押圧することによりバネ24cをバネボス24d,2
4d′より緩めてストップローラ22をフリー回転(従動回
転)可能状態にし,外筒体24aの突起24bにクラッチレバ
ー25が不作用のときには,ストップローラ22の回転を規
制できるようになっている.このクラッチレバー25は前
記シャフト11に,ゲートレバーの押上げピン14と反対向
きに固定したアーム26の先端に垂下状に枢支されてい
る.従って,ゲート部材7が第4図Aの如くシャフト11
の回動でピン14を介して上昇すると,クラッチレバー25
が下がり,バネクラッチ24の突起24bを時計廻り方向に
押す一方,第4図Bの如くシャフト11の逆方向の回動に
てゲート部材7が原稿4上に載置すると,クラッチレバ
ー25はバネクラッチ24の突起24bから上向きに離反し,
バネクラッチ24は内蔵したバネの作用で旧位に復し,前
記ストップローラ22の回転を規制するようになる. 前記押出ベルト20は外周を一部切欠してなるいわゆる
半月ローラ28,29との間に張設された穴あきベルトで形
成されている.この一方の半月ローラ28は第7図示の如
く一回転バネクラッチ30を介して前記給紙ベルト21と同
様にメインモータ100から駆動力が得られるようになっ
ている. 前記一回転バネクラッチ30は外筒体30aに設けた突起3
0bが第8図Aの如く軸支点31′を中心にシーソー状に介
して可能に設けたクラッチレバー31の先端に当って外筒
体30aの回転が規制されているときは,これに内蔵した
クラッチバネ30cがバネボス30d,30d′(第7図参照)か
ら緩んでメインモータ100からの駆動力が切り離された
状態となる一方,クラッチレバー31の先端は第8図Bの
如くバネクラッチ30の外筒体30aの突起30bから外れる
と,クラッチバネ30cとがバネボス30d,30d′を締めるこ
ととなり,メインモータ100からの駆動が半月ローラ28
に伝わるようになっている. 前記クラッチレバー31の後端側は前記ゲートカム歯車
16の円筒部分16aに引張バネ31aのバネ力にて圧接してい
る.この円筒部分16aの円周の一部にはカム形状部16bが
設けられていている.従って,ゲートカム歯車16がゲー
ト部材7の駆動源17の作動で回転し,前記カム形状部16
bがクラッチレバー31の後端側を押下げると,その先端
がバネクラッチ30の外筒体30aの突起30bから外れるよう
になっている.このクラッチレバー31の揺動はゲート部
材7の下降時において該ゲート部材7の上下駆動とは無
関係なゲートカム歯車16の回転領域で行われる.即ち,
ゲートカム歯車16は前述した如く初期位置検出センサー
18と舌片19で定まるホームポジション(第8図の符号P
で示す)を持ち,その点Pから反時計廻り方向の回転領
域S1がゲート部材7の上下動に使用され,時計廻り方向
の回転領域S2がクラッチレバー31の揺動のために使用さ
れる.ちなみに,この揺動に使用されるゲートカム歯車
16の回転領域S2では押上げピン14がゲートレバー12より
逃げている. 前記した如くクラッチレバー31の先端が外筒体30aの
突起30bから外れてメインモータにより半月ローラ28の
回転が開始すると,前記ゲートカム歯車16がゲート駆動
源17の逆転で反時計廻り方向に回転し,クラッチレバー
31の後端側が前記カム形状部16bから外れ,先端を突起3
0bが通り過ぎて行ったバネクラッチ30の外筒体30aに近
接する位置にバネ31aで戻されるから半月ローラ28に連
れ廻りして一回転したバネクラッチの外筒体30aの突起3
0bは再びクラッチレバー31の先端に突当たり,メインモ
ータ100からの駆動力を切り離す.従って,半月ローラ2
8は常に確実に一回転して停止することとなる. また,前記押圧ベルト20は第2図で示されている如く
原稿スタッカー3上の複数個所(図において3個所)に
横並び状に配置された透孔32内に設けられている.この
透孔32の周縁は前記原稿スタッカー3上のリブ3aと同高
に盛上がり,かつ,その給紙方向手前側は原稿先端が引
っ掛からないように傾斜面32aとなっている.そして上
側ベルト面は第9図示の如く半月ローラ28,29の切欠部
が上になっているときは透孔32より没し,同図Bの如く
半月ローラ28,29の円周領域が上になったときは突出す
る.各循環の最初の送り出しでは,原稿スタッカー3上
の定位置にある原稿4は半月ローラ28,29の一回転で透
孔32より突出する押出ベルト20の摩擦により押出され
る.この場合,前記給紙ベルト21は電磁クラッチ21aの
作用でメインモータ100からの動力が断たれて静止して
いるため,押出された原稿の先端は給紙ベルト21とスト
ップローラ22のニップ部(捌き点)に楔状に食い込むこ
ととなる. 33は前記押出ベルト20を原稿スタッカー3の下面側か
ら囲むように設けたサクションボックスで,該サクショ
ンボックス33はその吸引ファン34の吸引作用で原稿の最
下層の1枚を前記透孔32と押出ベルト20との間の隙間や
ベルト穴で吸着し,押出ベルト20の押出力が有効に発揮
できるように構成している. 35は前記給紙機構20より送り出された原稿を処理部8
となる複写機1のプラテンガラス36上に案内する順行経
路,37は該プラテンガラス36上に一旦給紙した原稿を露
光前又は露光後に反転させるための反転経路である.反
転経路37は両面原稿の表裏各面がプラテンガラス36面に
向かうように反転修正したり,斯く修正して露光処理し
た原稿を原稿スタッカー3に戻すときにそのページ順を
再反転修正できるようにするためのもので,前記プラテ
ンガラス36を同一面から上向きループを描いて前記順行
経路35の上部側に合流するようになっている. 38は前記順行経路35の途中に設けた搬送ローラ,39,40
は前記反転経路37の途中に設けた搬送ローラである.こ
れらの搬送ローラ38と,39,40はメインモータ100に一方
向制御機構を介して常に同一の送り方向に回転できるよ
うに連繋している. 41はプラテンガラス36の上面において原稿を順行方向
及び逆方向に搬送するための搬送ベルトである.この搬
送ベルト41は正逆切り換え手段101を介してメインモー
タ100に連繋した給紙側の第一ローラ42と,排紙側の第
二ローラ43との間に張設されている.しかして第一ロー
ラ42寄りの上側ベルト面にはテンションローラ44が圧接
し,下側ベルト面は複数の押えローラ45によりプラテン
ガラス36に摺接するようになっている. 前記第一ローラ42と第二ローラ43は第10図示の如くタ
イミングベルト46により互いに連繋している.この場
合,第一ローラ42側のタイミングプーリ47は第一ローラ
軸42aに固着され,第二ローラ43側のタイミングプーリ4
8は第二ローラ軸43aに一方向クラッチ49を介して取付け
られている.また,第一ローラ42の周速は一方向クラッ
チ49を介して駆動される第二ローラ43の周速より若干速
い速度となるよう構成されている.従って,搬送ベルト
41は順行方向(第10図の矢印)に回転するときは第一ロ
ーラ42からの駆動力で走行し,下側ベルト面が弛み側と
なるようになっている.この場合,第二ローラ43は一方
向クラッチ49との間で滑るようになっているが,搬送ベ
ルト41が何らかの理由例えば第一ローラ42との間で滑り
が生じ,その駆動力が充分に伝えられないためにベルト
の走行スピードが低下した場合にロックする一方向クラ
ッチ49の作用により第二ローラ43が駆動側となって搬送
ベルト41を駆動できるようになっている.また,前記搬
送ベルト41を前記とは逆方向(反時計廻り方向)に廻す
場合には一方向クラッチ49がロックされ,第二ローラ43
が搬送ベルト41の駆動側となる.即ち,搬送ベルト41は
第一ローラ42が駆動側となって走行する場合と,第二ロ
ーラ43が駆動側となって走行する場合とがある.これは
原稿をプラテンガラス上で送りながら同期露光を行わせ
る場合に特に有効となる. 50は前記プラテンガラス36の排紙側端部に設けた原稿
ストッパーで,該ストッパー50は第11図示の如くその中
央部がシーソー状に回動できる作動レバー51の一端に結
合軸52により枢支され,該作動レバー51の他端側に連繋
したソレノイド53と,これに対向するバネ51′との作用
でプラテンガラス36に対して出没できるようになってい
る.この原稿ストッパー50はRDFモードのように原稿を
搬送ベルト41でプラテンガラス36上を同期露光速度で搬
送しながら,プラテンガラス36の直下に設けた定位置固
定と移動がモード選択できる光学系54を固定した状態で
露光してドラム上に像を作成する場合にはプラテンガラ
スより没し,ADFやSDFモードのときのように原稿をプラ
テンガラス36上の露光位置で停止させ,前記光学系54を
移動させながら露光してドラム上に像を作成する場合に
はプラテンガラスより上に突出するように作動する. 55は前記プラテンガラス36の出口側に連続した排紙ガ
イド板,56は排紙ベルトである.排紙ベルト56は原稿ス
タッカー3の直後に軸支され,メインモータ100に連繋
した駆動ローラ57と,原稿スタッカー3の上下面に沿っ
て水平方向に移動できるように軸支された上側及び下側
の端部ローラ58,59及び前記排紙ガイド板55の近接位置
に軸支された補助ローラ60,61のローラ群により原稿ス
タッカー3の後部側をC型状に巻き込むように張設さ
れ,前記駆動ローラ57の回転により搬送ベルト41から送
り出された原稿を排紙方向に搬送できるようになってい
る. 前記排紙ベルト56の上側及び下側の端部ローラ58,59
は,第12図示の如く原稿搬送装置2の両側骨格62,62に
設けた平行な2段の水平溝63及び64にローラ部材を介し
て滑動可能に保持された上段移動体65,65間及び下段移
動体66,66間に軸架されているとともに,それぞれの移
動体65,66は前記両側骨格62の前後に2個づつ軸支され
たスプロケット(ワイヤープーリに代えることもでき
る)67,67′,68,68′間に張設したチェーン(ワイヤ
ー)69の上側及び下側にアタッチメント70,71を介して
結合している.そして,一つのスプロケット67は,第13
図の如く正逆可能なチェーン駆動源72に中間歯車72′を
介して連繋している.従って,チェーン駆動源72の正逆
回転でチェーン69が走行すれば,上側端部ローラ58と下
側端部ローラ59は互いに対向的に移動することとなり,
排紙ベルト56のベルトテンションは常に一定に維持され
ることとなる. 前記排紙ベルト56の移動機構は原稿スタッカー3上に
原稿をセットするときにその後端を突当てる前記後端規
制板5の移動制御機構として構成したものであり,該後
端規制板5は前記上段移動体65に上側端部ローラ58の前
方を覆うように取付けられている. 従って,原稿スタッカー3上に後端規制板5に突き当
てるように原稿をセットした後,チェーン駆動源72を上
段移動体65が前方に移動するように駆動すると,後端規
制板5は原稿を押出しつつ前進することとなる.この後
端規制板5の下端縁には原稿スタッカー3の後部上面に
設けた台紙方向に平行な浅い凹凸部の凹部3bに嵌合でき
る凸部5aを設け,これにて押出す原稿が後端規制板5の
下に潜り込まないように構成している. しかして,後端規制板5はチェーン69の上側に結合し
た前記アタッチメント70に設けられている遮蔽部材74に
よりホームポジションセンサー73を遮断した位置をホー
ムポジション(初期位置)とする.このホームポジショ
ンは最大サイズ(例えばA3サイズ)の原稿を後端を突当
てできる位置となっている. 前記後端規制板5は第14図の如くホームポジション5p
を出発点として前進し,これに押出される原稿4の先端
がスタックセンサー27により検出され,その検出信号を
制御部721が受領すると,一定パルス後,該制御部721は
チェーン駆動源72を停止させ,その位置を前進点5p1,5
p2……5pn(原稿サイズにより前進点が移動する)とし
て後退させるように制御する.この場合,一気のホーム
ポジションまで後退させてもよいが,本実施例ではゲー
ト部材7の正面から後端規制板5の移動量検出センサー
501により検出された検出値により定まる原稿サイズ
(原稿の搬送方向の長さ)分だけ後退させる.つまり原
稿先端がゲート部材7をくぐった量にほぼ相当する量だ
け後退させ,一循した後の原稿を再給紙するときに後端
規制板5の前進量が最小限になるようにしている. 75,76は前記補助ローラ60,61に対応する位置において
排紙ガイド板55の外側から透孔を通して排紙ベルト56に
当接している押えローラ,77は原稿搬送装置2の両側骨
格62の後端上部に基端側をヒンジ結合した天井ガイド
板,78は前記上側端部ローラ58を軸架した上段移動体65
に排紙ベルト56の上側ベルト部の上面に若干の隙間を開
けて対峙した排紙口ガイド板79は該排紙口ガイド板,78
の上面から透孔を通して排紙ベルト56の当接している押
えローラである.前記天井ガイド板77はガイド面となる
下面には排紙方向に向いた複数条のリブ80が設けられ,
原稿に方向性を付与できるようになっているとともに,
該リブ80には前記排紙口ガイド板78の上向きに傾斜した
後板上縁に設けた凹溝81が入子状に嵌合し,天井ガイド
板77のガイド面を前進した原稿を排紙口ガイド板78と排
紙ベルト56との間に確実に案内できるようにしている. 82は前記排紙ガイド板55の途中に設けた処理後の原稿
を原稿スタッカー3に向かう循環排紙経路Aと機外の排
紙皿83に向かう機外排紙経路Bとを切り換える切換爪
で,切換爪82は前記後端規制板5がホームポジションに
復帰したときには機外排紙経路Bを開けるように可動
し,後端規制板5がホームポジションにないときは循環
排紙経路Aを開けるように可動するようになっている.
この切り換え作動はソレノイドを利用しても他の適当な
機械的機構に行ってもよい. 84は前記天井ガイド板77の先端上面に基端側をヒンジ
結合した手差し板で,該手差し板84は通常では第1図の
如く天井ガイド板77の上面に重なるように畳まれてお
り,SDFモードで一枚づつ原稿を給紙するときにヒンジ結
合部を支点として原稿スタッカー3を覆うように展開で
きるようになっている.この展開時,手差し板84の先端
は給紙ベルト21の近傍まで至る.また,手差し板84の展
開時に上面となる面に給紙しようとする原稿サイズを示
すマークが付され,原稿挿入位置が判るようになってい
る.更に,手差し板84を展開したときは図示しないSDF
用アクチュエータがONになるように構成しておくと便利
である. 前記複写機本体1は第15図示の如く,原稿搬送装置2
の原稿スタッカー3から給紙され,順行経路35を経てプ
ラテンガラス36上に送られてきた原稿に露光光学系54の
光源541からの光を照射し,その反射光をミラーを介し
て感光体ドラム211に照射する.該感光体ドラム211の周
辺には,荷電器212,現像器213,転写器214及びクリーニ
ングボックス215及び感光体ドラム211と転写器214との
間にコピー紙を給紙する給紙器216,転写後に定着させる
定着器217が備えられている.転写器214で原稿情報が転
写されたコピー紙はそれが片面コピーのみでよいとき
は,定着器217を経て最終処理部300に向けて送り出され
る.この場合において片面複写したコピー紙の裏面にも
コピーを必要とするとき(両面複写)は前記最終処理部
300へ向かう通路218の途中に設けた分岐点219から感光
体ドラム211の下方に設けたコピー紙スタッカー220へコ
ピー面が上向きになるように収容される.このコピー紙
スタッカー220に収容された片面コピー紙は,その給紙
器221により底から送出され,裏の白紙面を感光体ドラ
ム211側に向けて転写器214に供給され,両面コピー後,
定着器217を経て最終処理部300へ送り出される.この最
終処理部300は図面上では明示されていないが,複写シ
ート束にファイリングのための綴じ穴を開ける手段と,
綴じ具で綴じる手段を備えている. 前記複写機本体1には制御手段201が設けられ,原稿
搬送装置2の原稿給紙にタイミングを合わせて露光光学
系54の駆動源54aを制御するとともに,感光体ドラム211
の作像に合わせたタイミングでコピー紙を給紙器216か
ら転写器214への給紙を制御する.この場合,原稿搬送
装置2の原稿スタッカー上の横幅規制板6,6′の位置検
出センサー(原稿幅検出手段)601と及び後端規制板5
の移動量検出センサー(原稿長検出手段)501の検出値
に対応するサイズ(両者が異なるときは大きいサイズ)
のコピー紙を原稿搬送装置2の制御部721からの指令に
より,給紙器216a〜216cから選択給紙する. また,前記原稿搬送装置2の制御部721は原稿の搬送
速度(原稿交換速度)をコピーの作成部数に応じて可変
する.例えば,1部コピーの場合において,複写機本体1
が70cpmの処理能力機であれば40cpmの如く遅くし,複写
機本体1の制御手段201により制御される給紙器216から
転写器214に給紙するコピー紙が1コピーサイクル毎に
1枚づつ送り出せるようにする.コピー紙の給紙経路中
にコピー紙がフライングしないようにするためである. 一方,複数部のコピーの場合には原稿搬送装置2の制
御部721は原稿の1循目を前述と同様に遅くし,原稿枚
数が判った2循目以降を複写機本体1の処理能力(70cp
m)に合わせた原稿交換速度まで上げるように制御す
る.即ち,複数部コピーの2循目以降について原稿の搬
送速度(原稿交換速度)を速くし,これに対応してコピ
ー紙の搬送速度をプロセス速度(400mm/sec)と同速に
しても,複写機本体1の制御手段201では給紙を必要と
するコピー紙の枚数が,既に判っているので,その枚数
だけがコピー紙を給紙経路中に給紙制御することは可能
だからである. なお,前記制御手段201は原稿を2循以上させる場合
において,原稿交換速度を最初から複写機の処理能力と
同等にまで高めるようにすることも可能である.1循目で
原稿枚数が把握できるがからである. 上記実施例において,上からページ順に揃えて原稿を
積層し,被コピー面を上にしてホームポジションにある
後端規制板5に後端を突当てるように原稿スタッカー3
上にセットするとともに,その原稿に合わせて横幅規制
板6,6′を移動した後,作成部数を入力し,コピーボタ
ンをONすると,横幅規制板6,6′の移動位置が位置セン
サー601で検出され,その検出信号が原稿搬送装置の制
御部721に出力される. また,前述の如くコピーボタンがONされた時点でゲー
ト駆動源17が作動し,ゲート部材7をその下に積層原稿
が十分進入できる位置まで上昇させる. 次に,チェーン駆動源72が始動し,中間歯車72′,ス
プロケット67を介してチェーン69を正転させ,該チェー
ン69の上側及び下側にアタッチメント70,71を介して結
合している上段移動体65に軸架された上側端部ローラ58
を前方へ,下段移動体66に軸架された下側端部ローラ59
を後方へ向けて移動させる.この上段移動体に取付けら
れた後端規制板5は原稿の後端を押しつつ前進し,原稿
の先端側をゲート部材7の下をくぐらせるが,該原稿の
先端がスタックセンサー27で検知されると,原稿搬送装
置2の制御部721の作用で前記チェーン駆動源72が停止
する.このとき,後端規制板5の移動量検出センサー50
1により原稿の長さが検出され,その検出信号が原稿搬
送装置2の制御部721に出力される. これにより原稿搬送装置2の制御部721はゲート駆動
源17を逆転させてゲート部材7を下降させるが,このと
きシャフト11に植設したピン14はゲートレバー12より十
分離れる位置まで回転して逃げるから,ゲート部材7は
原稿上面を下向きに自重又はバネ力で押出することとな
る.また,ゲート部材7はその下縁が櫛歯状になってお
り,原稿スタッカー3の上面リブ3aと相まって原稿を波
形に変形しつつ給紙ベルト21に押しつける. 前述の如く,ゲートレバー12に対し押上げピン14が十
分離れた位置において,ゲートカム歯車16がゲート駆動
源17により回動し,そのカム形成部16bで一回転バネク
ラッチ30の外筒体30aの突起30bに係止したクラッチレバ
ー31を上下させることで半月ローラ28,29をメインモー
タ100に繋ぎ,押出ベルト20を走行させると,原稿は給
紙ベルト21とストップローラ22とのニップへ向けて押さ
れる.このとき給紙ベルト21は電磁クラッチ21aの作用
で回転しないままになっているため,押出された原稿は
給紙ベルト21と,ストップローラ22とのニップ間に下層
のものより先に楔形に進入して停止する. 次いで,電磁クラッチ21aがONになり,給紙ベルト21
が給紙方向に回転する.このとき給紙ベルト21に接した
ストップローラ22は非回転状態に維持されているため,
最下層の一枚の原稿は給紙ベルト21にて送り出され,2枚
目以上の原稿束はストップローラ22で抑えられ,重送防
止される.この給紙ベルト21の回転時には前記押出ベル
ト20も同期して始動し,一回転する間に最下層の一枚の
原稿のみをその上に積層されている原稿束から吸着分離
し,給紙方向に向けて押出すように作用する.即ち,ス
トップローラ22の重送防止機能をより向上させることと
なる. かくして,給紙ベルト21により送り出された一枚の原
稿は順行経路35に入り,その途中に設けた搬送ローラ38
にニップされてプラテンガラス36と搬送ベルト41へ向け
て同期露光速度で搬送される.原稿先端が順行経路35の
途中(搬送ローラ38の直下)に設けた同期センサー85を
横切ってからサイズ毎のタイミングの後,電磁クラッチ
21aをOFFとする. 前記の如く搬送ローラ38で搬送されてきた原稿は搬送
ベルト41でプラテンガラス36上を同期露光速度で搬送し
ながら,固定した光学系53で露光してドラム上に像を作
成する.複写機本体1の制御手段201は感光体ドラム211
の作像に合わせたタイミングでコピー紙を給紙器216か
ら転写器214に給紙するが,同時に原稿スタッカー上の
横幅規制板6,6′の位置検出センサー(原稿幅検出手
段)601と,後端規制板5の移動量検出センサー(原稿
長検出手段)501の検出値に対応するサイズのコピー紙
を給紙できる給紙器216a〜216cの一つを選択する.この
場合,位置検出センサー601の検出サイズと対応するコ
ピー紙サイズと,後端規制板5の移動量検出センサー50
1の検出サイズと対応するコピー紙サイズが異なるとき
は大きいサイズのコピー紙を給紙する. かくして,露光処理された後の原稿は排紙ガイド板55
に沿って上動しつつ,排紙ローラ56により原稿スタッカ
ー3へ向けて排出される. また,原稿スタッカー3上に排紙された原稿はゲート
部材7と後端規制板5とにより前後端が揃えられ,横幅
規制板6,6′で横幅が揃えられた状態で再スタックされ
る.従って,次の給紙時の給紙性能が向上することとな
る. 前記送り出し動作をコピーサイズ,コピー倍率毎に定
まる送り出しタイミングや同期搬送速度に変えてゲート
部材の下の原稿がなくなるまで繰り返す.そしてゲート
下の原稿がなくなったことをスタックセンサー27で検出
し,最後の原稿が排紙センサー86で排出されたことを検
出すると,再びゲート部材7を上昇させて後端規制板5
でスタック原稿を送り出して設定倍数が完了するまで上
記の動作を繰り返す.その場合に,1部コピーのときは複
写機本体1が70cpmの処理能力機であっても40cpmの如く
遅くする.一方,複数部コピーの場合には原稿の1循目
を前述と同様に遅くし,原稿枚数が判った2循目以降を
複写機本体1の処理能力に合わせた原稿交換速度まで上
げて処理する.しかして設定部数が完了し,それが前記
排紙センサー86で検出されると後端規制板5はそのホー
ムポジションに戻して次の作動に備える. 上記作動はRDFモードで片面原稿を片面コピーする場
合である.従って,複写機本体1のプラテンガラス36の
排紙側端部に設けた原稿ストッパー50はプラテンガラス
36より下に没入状態になっているとともに,露光光学系
54は定位置固定モードになっているが,これをADFモー
ドに設定した場合には露光光学系54は移動モードとなる
とともに,プラテンガラス36の排紙側端部に設けた原稿
ストッパー50はその面上に突出し,原稿を突当ててその
位置(即ち,露光位置)に停止させ,露光光学系54が移
動して設定コピー枚数のコピー作業が行われた後,原稿
は原稿ストッパー50の退避と,搬送ベルト41の再作動に
より排出方向に送られ,排紙ガイド板55の途中に設けた
切換爪82を経て機外排紙口から排紙皿83へと排出され
る. また,片面原稿を両面コピーする場合には,まず,原
稿スタッカー上にセットした原稿は未露光で一循させて
原稿枚数をカウントし,偶数枚か奇数枚かを判断する.
この場合の枚数カウントは,順行経路35の途中のセンサ
ー85を介して係数カウンタ(図示せず)を作動すること
により行われる.その結果,原稿枚数が例えば4枚であ
れば複写機本体1側では原稿搬送装置2からプラテンガ
ラス36へ送られてきた最終の4ページ目を転写紙の片面
にコピーする.そして原稿は原稿スタッカー3へ戻し,
片面コピー済み転写紙は感光体ドラム(図示せず)の下
側に設けた転写紙スタッカー(図示せず)へコピー面が
上になるようにスタックする.この片面コピー済み転写
紙は原稿搬送装置2から3ページ目の原稿がプラテンガ
ラス上に送られてくると,これに同期して該転写紙スタ
ッカーから非コピー面が上になるように感光体ドラムに
給紙されて3ページ目をコピーして排紙される.同様に
2ページ,1ページと繰り返すが,原稿枚数が3ページの
場合には最終の3ページ目をコピーして即排紙し,2ペー
ジ目をコピーした転写紙を転写紙スタッカーへ,該転写
紙スタッカーから給紙して1ぺーじ目をコピーして排紙
することとなる. また,両面原稿を片面コピーする場合には原稿スタッ
カー3から送り出された原稿が順行経路35を経てプラテ
ンガラス36へ給紙されると,プラテンガラス36上では最
終ページが上になるから,一度プラテンガラス36面上
へ給紙した原稿の後端がガラス上に載るタイミングで停
止後,搬送ベルト41を逆転させ,その原稿を反転経路
37へ送り込み,原稿を宙返り状に反転させ,最終ページ
が下になるようにしてプラテンガラス36上で固定光学系
54により露光し,これと同期して複写機本体1の給紙器
214から給紙されたコピー紙にコピーする.このコピー
された転写紙は、そのまま排紙される.露光終了後の
原稿は,再度搬送ベルト41の逆転により,再び,反転経
路37を通してページ順が修正され,もう一方のページ面
を下にしてプラテンガラス36上で露光され複写機本体1
の給紙器より給紙された次のコピー紙にコピーされる.
しかる後,原稿スタッカー3へ戻される.この〜の
作動の繰り返しで両面原稿の片面コピーが完了する. さらに,両面原稿を片面コピーする場合は,まず,偶
数ページだけのコピーを行う,つまり,原稿をプラテン
ガラスに給紙後,反転経路37を通して反転して偶数ペー
ジを下向きにして露光し,転写紙の片面コピーをする.
しかる後,原稿は再度反転経路37を通してから未露光で
原稿スタッカー3へ戻すとともに,片面コピー済み転写
紙は複写機本体1内のコピー紙スタッカーへスタックす
る.このようにして,全ての偶数ページのコピーが終了
した後,奇数ページのコピーが開始される.この奇数ペ
ージのコピー時には,原稿の反転操作は不要となるとと
もに,転写紙は転写紙スタッカーから送り出され,片面
コピー済み転写紙の反対側にコピーされる.即ち,4ペー
ジ目がコピーされている転写紙の反対側には3ページ
目,2ページ目の反対側には1ページ目というようにコピ
ーされることとなる. 〔発明の効果〕 以上説明した如く,この発明はコピー紙をその給紙経
路中に残さないで複写機の処理能力を最大限発揮させる
原稿交換速度が得られるという優れた効果を奏するもの
である.
【図面の簡単な説明】
第1図〜第15図はこの発明の実施例を示し,第1図は原
稿搬送装置の正面断面図,第2図は原稿スタッカー及び
給紙機構を示す斜視図,第3図はゲート部材で原稿スタ
ッカー上に押え込まれた原稿の変形状態を示す説明図,
第4図A,Bはゲート部材の作動状態を示す説明図,第5
図はストップローラ軸に設けたバネクラッチの一部切欠
正面図,第6図は同側面断面図,第7図は半月ローラの
一回転制御機構の作動状態を示す説明図,第9図A,Bは
押出ベルト(半月ローラ)の作用状態を示す説明図,第
10図は搬送ベルトの駆動系の斜視図,第11図は原稿スト
ッパーの作動機構を示す斜視図,第12図は原稿スタッカ
ーの後部側を示す斜視図,第13図は排紙ベルト及び後端
規制板の駆動機構を示す略示的斜視図,第14図は制御系
の説明図,第15図は複写機本体の構成及びその制御系の
説明図である. 1…複写機本体 2…原稿搬送装置 3…原稿スタッカー 4…原稿 5…後端規制板 20…押出ベルト 21…搬送ベルト 22…ストップローラ 27…スタックセンサー 73…ホームポジションセンサー 85…経路途中のセンサー 201…複写機本体の制御手段 721…原稿搬送装置の制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿スタッカー上の原稿の存在を検知する
    原稿検知手段と, 原稿枚数をカウントするとともに原稿の搬送を制御する
    制御手段とを有し, 前記制御手段の制御により前記原稿スタッカー上の原稿
    を,画像読み取りを行う処理部に搬送したのち該処理部
    から搬出する原稿搬送装置が設けられ, 前記原稿搬送装置により搬送された原稿頁順に1部づつ
    複写を行う原稿搬送装置付き複写機であって, 転写材収納部に収納されている転写材を給紙する給紙手
    段と, 前記給紙手段を制御する本体制御手段とを有し, 設定部が1部の場合は、前記原稿検知手段が前記原稿ス
    タッカー上に複写すべき次原稿があることを検知してか
    ら次転写材の給紙を行い, 設定部が複数部の場合の少なくとも2部目以降の複写の
    際には,設定された部数,および,1部目の複写の際に前
    記原稿搬送装置の制御手段によりカウントされた原稿枚
    数に基づき、設定枚数が1部の場合よりも短い間隔で転
    写材の給紙を行うように, 前記本体制御手段が前記給紙手段を制御することを特徴
    とする原稿搬送装置付き複写機。
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