JPH083416Y2 - 用紙仕上げ装置 - Google Patents
用紙仕上げ装置Info
- Publication number
- JPH083416Y2 JPH083416Y2 JP1989014981U JP1498189U JPH083416Y2 JP H083416 Y2 JPH083416 Y2 JP H083416Y2 JP 1989014981 U JP1989014981 U JP 1989014981U JP 1498189 U JP1498189 U JP 1498189U JP H083416 Y2 JPH083416 Y2 JP H083416Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- tray
- copy
- finishing device
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複写機,プリンタ等の画像形成装置におい
て使用される用紙仕上げ装置に関する。
て使用される用紙仕上げ装置に関する。
たとえば、複写機においては、複写作業の効率を高め
るため、再循環送り装置及び仕上げ装置が使用されるこ
とがある。たとえば、N枚から構成される原稿を複写し
てM部のコピーを作成する場合、再循環送り装置を使用
して一組の原稿を循環させて複写することにより、各部
のコピーのページを揃えた状態で用紙仕上げ装置に搬入
する。そして、用紙仕上げ装置では、ステープラを使用
して綴じ針により一組のコピー毎に綴じるようにしてい
る。
るため、再循環送り装置及び仕上げ装置が使用されるこ
とがある。たとえば、N枚から構成される原稿を複写し
てM部のコピーを作成する場合、再循環送り装置を使用
して一組の原稿を循環させて複写することにより、各部
のコピーのページを揃えた状態で用紙仕上げ装置に搬入
する。そして、用紙仕上げ装置では、ステープラを使用
して綴じ針により一組のコピー毎に綴じるようにしてい
る。
この再循環送り装置及び仕上げ装置を備えた複写シス
テムの一例を第9図に示す。
テムの一例を第9図に示す。
図に示す複写システムにおいては、複写機本体100の
上部に再循環送り装置200が載置され、複写機本体100の
コピー排出側側面に仕上げ装置300が装備されている。
上部に再循環送り装置200が載置され、複写機本体100の
コピー排出側側面に仕上げ装置300が装備されている。
再循環送り装置200の原稿収容トレイ201に収納された
原稿は、分離搬送ベルト202a,エアナイフ202b,搬送ロー
ラ202c,湾曲シュート202d等からなるプラテン前方搬送
装置202により、複写機本体100の上面に設けられたプラ
テンガラス101上に搬入され、更に搬送ベルト203により
規定位置まで、すなわち、原稿の前端がゲート204に当
接するまで搬送される。
原稿は、分離搬送ベルト202a,エアナイフ202b,搬送ロー
ラ202c,湾曲シュート202d等からなるプラテン前方搬送
装置202により、複写機本体100の上面に設けられたプラ
テンガラス101上に搬入され、更に搬送ベルト203により
規定位置まで、すなわち、原稿の前端がゲート204に当
接するまで搬送される。
プラテンガラス101上に載置された原稿は、複写機本
体100の内部に設けられた露光ランプ102a,ミラー102b〜
102e,レンズ102f等からなる走査光学系102により露光走
査され、原稿からの反射光が、予め帯電器103により帯
電されている感光体104上に照射され、原稿の画像に対
応した静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装
置105により現像されてトナー像となる。また、感光体1
04の回転に同期して用紙トレイ106から用紙が感光体104
方向に搬送され、転写装置107により感光体104上のトナ
ー像が用紙に転写される。転写後の用紙は、搬送ベルト
108により定着装置109に送られてトナー像が定着され
る。定着後の用紙は、排出ガイド110を介して複数のニ
ップローラからなる搬送装置301により仕上げ装置300に
設けられた編集トレイ302に排出される。
体100の内部に設けられた露光ランプ102a,ミラー102b〜
102e,レンズ102f等からなる走査光学系102により露光走
査され、原稿からの反射光が、予め帯電器103により帯
電されている感光体104上に照射され、原稿の画像に対
応した静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装
置105により現像されてトナー像となる。また、感光体1
04の回転に同期して用紙トレイ106から用紙が感光体104
方向に搬送され、転写装置107により感光体104上のトナ
ー像が用紙に転写される。転写後の用紙は、搬送ベルト
108により定着装置109に送られてトナー像が定着され
る。定着後の用紙は、排出ガイド110を介して複数のニ
ップローラからなる搬送装置301により仕上げ装置300に
設けられた編集トレイ302に排出される。
編集トレイ302に排出された用紙は、ゲート303により
紙揃えが行われ、一定枚数毎にステープラ304により綴
じられ、駆動ローラ305とその周辺に配置されたニップ
ローラ306,307,308の間を通過して排出トレイ309に排出
される。
紙揃えが行われ、一定枚数毎にステープラ304により綴
じられ、駆動ローラ305とその周辺に配置されたニップ
ローラ306,307,308の間を通過して排出トレイ309に排出
される。
また、露光走査が終了すると、プラテンガラス101の
後方に設けられたゲート204が下がり、原稿は、再循環
送り装置200に設けられたプラテン後方搬送装置205によ
り再度原稿収納トレイ201に戻される。
後方に設けられたゲート204が下がり、原稿は、再循環
送り装置200に設けられたプラテン後方搬送装置205によ
り再度原稿収納トレイ201に戻される。
次に、上述の複写システムの動作を、N枚から構成さ
れる原稿を複写してM部のコピーを作成する場合を例に
挙げて簡単に説明する。
れる原稿を複写してM部のコピーを作成する場合を例に
挙げて簡単に説明する。
まず、複写すべきN枚の原稿を原稿面を上側にして、
第1ページが最上部となり最終ページが最下部となるよ
うに、再循環送り装置200の原稿収納トレイ201に収納す
る。収容された原稿は、分離搬送ベルト202aにより最下
部の最終ページが送り出されて複写機本体100のプラテ
ンガラス101上に載置される。したがって、この時点で
は最終ページから2ページ目の原稿が原稿収納トレイ20
1内で最下部となっている。次いでに複写機本体100によ
り通常通り複写が行われ、原稿の最終ページのコピー
が、仕上げ装置300に設けられた編集トレイ302に上向き
に排出される。また、露光走査が終了した原稿の最終ペ
ージは、再循環送り装置200に設けられたプラテン後方
搬送装置205により再度原稿収納トレイ201に戻される。
すなわち、原稿の最終ページは、第1ページ上に積層さ
れる。
第1ページが最上部となり最終ページが最下部となるよ
うに、再循環送り装置200の原稿収納トレイ201に収納す
る。収容された原稿は、分離搬送ベルト202aにより最下
部の最終ページが送り出されて複写機本体100のプラテ
ンガラス101上に載置される。したがって、この時点で
は最終ページから2ページ目の原稿が原稿収納トレイ20
1内で最下部となっている。次いでに複写機本体100によ
り通常通り複写が行われ、原稿の最終ページのコピー
が、仕上げ装置300に設けられた編集トレイ302に上向き
に排出される。また、露光走査が終了した原稿の最終ペ
ージは、再循環送り装置200に設けられたプラテン後方
搬送装置205により再度原稿収納トレイ201に戻される。
すなわち、原稿の最終ページは、第1ページ上に積層さ
れる。
次に、最終ページから2ページ目の原稿が複写機本体
100のプラテンガラス101上に送られ同様に複写されてコ
ピーが編集トレイ302に排出される。すなわち、原稿の
最終ページから2ページ目のコピーが、最終ページのコ
ピーの上に上向きで積層される。以下同様に複写が行わ
れ、N枚のコピーがページ順に編集トレイ302に収容さ
れる。一組のコピーができた時点で、コピーはステープ
ラ303により綴じられ、反転ローラ304により排出トレイ
309に排出される。この時点で、原稿収納トレイ201内の
原稿の配置は元の状態に戻っている。
100のプラテンガラス101上に送られ同様に複写されてコ
ピーが編集トレイ302に排出される。すなわち、原稿の
最終ページから2ページ目のコピーが、最終ページのコ
ピーの上に上向きで積層される。以下同様に複写が行わ
れ、N枚のコピーがページ順に編集トレイ302に収容さ
れる。一組のコピーができた時点で、コピーはステープ
ラ303により綴じられ、反転ローラ304により排出トレイ
309に排出される。この時点で、原稿収納トレイ201内の
原稿の配置は元の状態に戻っている。
更に、上述の動作がM回繰り返され、仕上げ装置300
の排出トレイ309には、N枚が一組として綴じられたコ
ピーがM部収納されることになる。
の排出トレイ309には、N枚が一組として綴じられたコ
ピーがM部収納されることになる。
上述のように、再循環送り装置200において、原稿の
画像面を上側にして載置し、最下部の最終ページから送
る方式は、Nページ目から1ページ目に向けて順次原稿
を送っているため、「N−1」方式と呼ばれている。こ
の「N−1」方式によれば、原稿の搬送経路が比較的滑
らかであるため、原稿の搬送に無理がなく搬送速度が速
いという特徴がある。たとえば、これとは逆の、原稿の
画像面を下側にして最下部の1ページ目から送るいわゆ
る「1−N」方式では、原稿を複写機本体のプラテンガ
ラス上に搬送し、しかも原稿の画像面がプラテンガラス
側を向くようにするためには、たとえば、原稿の搬送方
向を反転するための装置が必要となり、構造が複雑とな
るとともに、全体としての搬送速度が遅くなり、複写の
生産性が低下する。
画像面を上側にして載置し、最下部の最終ページから送
る方式は、Nページ目から1ページ目に向けて順次原稿
を送っているため、「N−1」方式と呼ばれている。こ
の「N−1」方式によれば、原稿の搬送経路が比較的滑
らかであるため、原稿の搬送に無理がなく搬送速度が速
いという特徴がある。たとえば、これとは逆の、原稿の
画像面を下側にして最下部の1ページ目から送るいわゆ
る「1−N」方式では、原稿を複写機本体のプラテンガ
ラス上に搬送し、しかも原稿の画像面がプラテンガラス
側を向くようにするためには、たとえば、原稿の搬送方
向を反転するための装置が必要となり、構造が複雑とな
るとともに、全体としての搬送速度が遅くなり、複写の
生産性が低下する。
このため、複写機本体に装着する再循環送り装置とし
ては「N−1」方式を採用するものが多く、また、これ
にしたがって、複写機本体に装着する仕上げ装置として
も、最終ページすなわちNページ目から1ページ目まで
を順次積載する「N−1」方式のものが採用されてい
る。
ては「N−1」方式を採用するものが多く、また、これ
にしたがって、複写機本体に装着する仕上げ装置として
も、最終ページすなわちNページ目から1ページ目まで
を順次積載する「N−1」方式のものが採用されてい
る。
しかしながら、仕上げ装置は、上述したような原稿か
らの反射光で直接感光体を露光する一般の複写機に対し
てのみではなく、原稿光を一旦電気信号に変換した後、
この電気信号で発光ダイオードアレイ等を駆動して感光
体を露光するディジタル複写機や、コンピュータ等から
の画像情報に基づいてレーザにより感光体を露光するプ
リンタ等に対しても適用可能である。
らの反射光で直接感光体を露光する一般の複写機に対し
てのみではなく、原稿光を一旦電気信号に変換した後、
この電気信号で発光ダイオードアレイ等を駆動して感光
体を露光するディジタル複写機や、コンピュータ等から
の画像情報に基づいてレーザにより感光体を露光するプ
リンタ等に対しても適用可能である。
しかし、これらのディジタル複写機やプリンタ等にお
いては、一般的に第1ページ目から最終ページに向けて
順次用紙が排出される「1−N」方式が採用されている
ため、これらの装置に装着される仕上げ装置でも「1−
N」方式を採用する必要がある。
いては、一般的に第1ページ目から最終ページに向けて
順次用紙が排出される「1−N」方式が採用されている
ため、これらの装置に装着される仕上げ装置でも「1−
N」方式を採用する必要がある。
第10図はこの「1−N」方式を採用した仕上げ装置の
一例の構造を示している。
一例の構造を示している。
図に示す仕上げ装置においては、同仕上げ装置の右側
に位置する複写機本体(図示せず)から画像面を上側に
して排出されたコピーは、搬送ローラ351により入口シ
ュート352を通って仕上げ装置内に搬入され、切換ゲー
ト353により搬送経路を図に示すように下向きに切り換
えられ、反転ローラ354により反転シュート355内に収納
される。コピーの後端が、反転ローラ354位置に達する
と反転ローラ354の回転方向が反転されるとともに、切
換ゲート353が図示の状態から若干左周りに回動され
る。したがって、反転シュート355内のコピーは、画像
面が下向きになって出口シュート356方向に搬送され、
搬送ローラ357によって編集トレイ358上に排出される。
に位置する複写機本体(図示せず)から画像面を上側に
して排出されたコピーは、搬送ローラ351により入口シ
ュート352を通って仕上げ装置内に搬入され、切換ゲー
ト353により搬送経路を図に示すように下向きに切り換
えられ、反転ローラ354により反転シュート355内に収納
される。コピーの後端が、反転ローラ354位置に達する
と反転ローラ354の回転方向が反転されるとともに、切
換ゲート353が図示の状態から若干左周りに回動され
る。したがって、反転シュート355内のコピーは、画像
面が下向きになって出口シュート356方向に搬送され、
搬送ローラ357によって編集トレイ358上に排出される。
編集トレイ358上のコピーは、パドルホイール359によ
りステープラ360方向に送られ、ゲート361で位置決めさ
れる。編集トレイ358上に所定枚数のコピーが溜まる
と、ステーブラ360により綴じ針でコピーが綴じられ
る。次に、ゲート361を搬送路から退避させることによ
り、綴じ針で綴じられた一組のコピーは、駆動ローラ36
2とその周辺に配置されたニップローラ363,364,365の間
を通過して排出トレイ366内に画像面を上側にして排出
される。
りステープラ360方向に送られ、ゲート361で位置決めさ
れる。編集トレイ358上に所定枚数のコピーが溜まる
と、ステーブラ360により綴じ針でコピーが綴じられ
る。次に、ゲート361を搬送路から退避させることによ
り、綴じ針で綴じられた一組のコピーは、駆動ローラ36
2とその周辺に配置されたニップローラ363,364,365の間
を通過して排出トレイ366内に画像面を上側にして排出
される。
第10図に示す「1−N」方式の仕上げ装置において
は、最終的に排出トレイ366内に排出されるコピーの画
像面が上側になり、且つ、ページ順が1ページ目からN
ページ目の順になるようにするため、コピーの表裏を反
転するための入口シュート352,反転シュート355,出口シ
ュート356,搬送ローラ351,357,反転ローラ354等からな
る反転機構を編集トレイ358の前に設けている。
は、最終的に排出トレイ366内に排出されるコピーの画
像面が上側になり、且つ、ページ順が1ページ目からN
ページ目の順になるようにするため、コピーの表裏を反
転するための入口シュート352,反転シュート355,出口シ
ュート356,搬送ローラ351,357,反転ローラ354等からな
る反転機構を編集トレイ358の前に設けている。
すなわち、「1−N」方式の仕上げ装置においては、
複写機本体から上向きに排出されたコピーの表裏を反転
して編集トレイ358上に下向きに積載し、所定枚数積載
された時点でステープラ360で綴じて再度表裏を一回反
転して排出トレイ366に上向きに排出することが必要と
なる。なお、複写機本体から排出されたコピーが上向き
であるのは、一般に機構上の制約から感光体の下部で用
紙への転写を行うので、複写機本体で用紙の上面に画像
が形成されるためである。また、複写機本体からトレイ
に排出されたコピーの画像の内容が直ぐ確認できるとい
う点からも、コピーが上向きであることが多い。
複写機本体から上向きに排出されたコピーの表裏を反転
して編集トレイ358上に下向きに積載し、所定枚数積載
された時点でステープラ360で綴じて再度表裏を一回反
転して排出トレイ366に上向きに排出することが必要と
なる。なお、複写機本体から排出されたコピーが上向き
であるのは、一般に機構上の制約から感光体の下部で用
紙への転写を行うので、複写機本体で用紙の上面に画像
が形成されるためである。また、複写機本体からトレイ
に排出されたコピーの画像の内容が直ぐ確認できるとい
う点からも、コピーが上向きであることが多い。
しかしながら、上述のような反転シュート355等から
成る反転機構を編集トレイ358の前に設けると、仕上げ
装置のサイズひいては複写システム全体のサイズが反転
機構の分だけ大きくなり、製造コストも上昇する。ま
た、この反転機構では詰まった紙を取り除くために必要
な空間を考慮すると、反転機構が必要とする空間は更に
大きくなる。
成る反転機構を編集トレイ358の前に設けると、仕上げ
装置のサイズひいては複写システム全体のサイズが反転
機構の分だけ大きくなり、製造コストも上昇する。ま
た、この反転機構では詰まった紙を取り除くために必要
な空間を考慮すると、反転機構が必要とする空間は更に
大きくなる。
本考案は、前記問題点を解決するために案出されたも
のであって、反転機構を簡単化するとともに小型化する
ことを目的とする。
のであって、反転機構を簡単化するとともに小型化する
ことを目的とする。
本考案の用紙仕上げ装置は、前記目的を達成するた
め、用紙仕上げ装置本体の上部に、該用紙仕上げ装置本
体内に原稿と同じ順序で画像面を上側にして排出された
用紙が導入される円弧状の長溝が形成された回転駆動さ
れる円板部材を設けるとともに、該円板部材の下部近傍
に水平面に対して前記用紙が導入される側が低くなるよ
うに傾斜し前記円板部材により搬送された用紙が画像面
を下側にして積載され且つ所望箇所に一組の用紙を綴じ
るステープラが備えられた編集トレイを設け、更に、該
編集トレイ上で綴じられた画像面が下側に向いた一組の
用紙を該編集トレイの下位に設けられた排出トレイに表
裏を反転して画像面を上側にして排出する搬送手段を設
けたことを特徴とする。
め、用紙仕上げ装置本体の上部に、該用紙仕上げ装置本
体内に原稿と同じ順序で画像面を上側にして排出された
用紙が導入される円弧状の長溝が形成された回転駆動さ
れる円板部材を設けるとともに、該円板部材の下部近傍
に水平面に対して前記用紙が導入される側が低くなるよ
うに傾斜し前記円板部材により搬送された用紙が画像面
を下側にして積載され且つ所望箇所に一組の用紙を綴じ
るステープラが備えられた編集トレイを設け、更に、該
編集トレイ上で綴じられた画像面が下側に向いた一組の
用紙を該編集トレイの下位に設けられた排出トレイに表
裏を反転して画像面を上側にして排出する搬送手段を設
けたことを特徴とする。
前記編集トレイの基部に、前記円板部材の回転に同期
して搬送通路を開閉するゲートを設けることが用紙の位
置決めを行う上で望ましい。
して搬送通路を開閉するゲートを設けることが用紙の位
置決めを行う上で望ましい。
複写機等の画像形成装置本体から上向きに排出された
用紙は、円板部材に形成された円弧状の長溝内に導かれ
る。円板部材が回転すると、回転部材に引かれて用紙が
反転しながら回転して用紙の前端がゲートに当接する。
回転部材は更に回転してもとの位置まで戻るので、用紙
は回転部材の長溝から抜けて編集トレイ上に画像面を下
向きにして落下する。すなわち、用紙の表裏反転と編集
トレイ上への収納が同時に行われる。この動作が順次繰
り返されることにより、編集トレイ上には用紙が積載さ
れる。このとき、編集トレイは用紙が導入される側が低
くなるように傾斜しており、且つ、用紙の前端はゲート
に当接しているので、用紙搬送方向の紙揃えが行われ
る。指定枚数の用紙が積載された後、ステープラにより
綴じ針が打ち込まれて仕上げが行われる。この後、ゲー
トを搬送経路から退避させると、用紙の一組が編集トレ
イから排出トレイに上向きに排出される。上述の動作が
繰り返されることにより、排出トレイ上に所定組の用紙
が上向きに積載される。
用紙は、円板部材に形成された円弧状の長溝内に導かれ
る。円板部材が回転すると、回転部材に引かれて用紙が
反転しながら回転して用紙の前端がゲートに当接する。
回転部材は更に回転してもとの位置まで戻るので、用紙
は回転部材の長溝から抜けて編集トレイ上に画像面を下
向きにして落下する。すなわち、用紙の表裏反転と編集
トレイ上への収納が同時に行われる。この動作が順次繰
り返されることにより、編集トレイ上には用紙が積載さ
れる。このとき、編集トレイは用紙が導入される側が低
くなるように傾斜しており、且つ、用紙の前端はゲート
に当接しているので、用紙搬送方向の紙揃えが行われ
る。指定枚数の用紙が積載された後、ステープラにより
綴じ針が打ち込まれて仕上げが行われる。この後、ゲー
トを搬送経路から退避させると、用紙の一組が編集トレ
イから排出トレイに上向きに排出される。上述の動作が
繰り返されることにより、排出トレイ上に所定組の用紙
が上向きに積載される。
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本考案の
特徴を具体的に説明する。
特徴を具体的に説明する。
第1図は本考案の用紙仕上げ装置全体の基本的構成例
を示す概略断面図、第2図(a),(b)は本考案実施
例の用紙仕上げ装置の部分平面図及び部分断面図、第3
図は同用紙仕上げ装置の駆動系を示す部分背面図、第4
図は搬送ローラ駆動系の詳細を示す部分平面図、第5図
はニップ側排出ローラ及びゲートの動作を説明するため
の分解斜視図、第6図は用紙の横方向の位置決めを説明
するための部分正面図、第7図はステープラの移動を説
明するための平面図、第8図は排出ローラ駆動系の詳細
を示す部分平面図である。
を示す概略断面図、第2図(a),(b)は本考案実施
例の用紙仕上げ装置の部分平面図及び部分断面図、第3
図は同用紙仕上げ装置の駆動系を示す部分背面図、第4
図は搬送ローラ駆動系の詳細を示す部分平面図、第5図
はニップ側排出ローラ及びゲートの動作を説明するため
の分解斜視図、第6図は用紙の横方向の位置決めを説明
するための部分正面図、第7図はステープラの移動を説
明するための平面図、第8図は排出ローラ駆動系の詳細
を示す部分平面図である。
第1図は全体として用紙仕上げ装置を示し、この用紙
仕上げ装置は、図示しない複写機本体のコピー排出側に
隣接して配置される。用紙仕上げ装置本体13の上部の複
写機本体側には搬送ローラ1が設けられ、複写機本体か
ら排出されたコピーは、シュート1a,1b間を通り、搬送
ローラ1により機内に搬入される。機内に搬入されたコ
ピーは、複写機本体の上部左側に設けられたディスク2
方向に送られる。ディスク2の外周近傍には、円弧状の
長溝2aが形成されており、搬送ローラ1からのコピー
は、この長溝2aに導かれる。
仕上げ装置は、図示しない複写機本体のコピー排出側に
隣接して配置される。用紙仕上げ装置本体13の上部の複
写機本体側には搬送ローラ1が設けられ、複写機本体か
ら排出されたコピーは、シュート1a,1b間を通り、搬送
ローラ1により機内に搬入される。機内に搬入されたコ
ピーは、複写機本体の上部左側に設けられたディスク2
方向に送られる。ディスク2の外周近傍には、円弧状の
長溝2aが形成されており、搬送ローラ1からのコピー
は、この長溝2aに導かれる。
このディスク2は第2図(a)に示すように一対設け
られており、ディスク軸2bを介してフレーム51,52に枢
着されている。
られており、ディスク軸2bを介してフレーム51,52に枢
着されている。
複写機本体の背面側のフレーム51には、第3図及び第
4図に示すように、ディスク駆動用のモータ20が取り付
けられており、モータ20の駆動プーリ20a及び二つの従
動プーリ22,23にはタイミングベルト21が張架されてい
る。従動プーリ22には同軸にギア22aが設けられ、この
ギア22aにギア24,25aが順次噛合している。ギア25aはデ
ィスク軸2bと同軸になっており、スプリングクラッチ25
を介してディスク軸2bと結合されている。また、スプリ
ングクラッチ25には、クラッチの接断を制御するための
ソレノイド26が連結されている。また、従動プーリ23に
は搬送ローラ1が同軸に連結されている。
4図に示すように、ディスク駆動用のモータ20が取り付
けられており、モータ20の駆動プーリ20a及び二つの従
動プーリ22,23にはタイミングベルト21が張架されてい
る。従動プーリ22には同軸にギア22aが設けられ、この
ギア22aにギア24,25aが順次噛合している。ギア25aはデ
ィスク軸2bと同軸になっており、スプリングクラッチ25
を介してディスク軸2bと結合されている。また、スプリ
ングクラッチ25には、クラッチの接断を制御するための
ソレノイド26が連結されている。また、従動プーリ23に
は搬送ローラ1が同軸に連結されている。
したがって、モータ20の回転力は、タイミイングベル
ト21,従動プーリ22,ギア22a,24,25a,スプリングクラッ
チ25及びディスク軸2bを介してディスク2に伝わる。デ
ィスク2の回転・停止はソレノイド26により制御するこ
とができる。また、モータ20の回転力は、タイミングベ
ルト21及び従動プーリ23を介して搬送ローラ1に伝わ
る。
ト21,従動プーリ22,ギア22a,24,25a,スプリングクラッ
チ25及びディスク軸2bを介してディスク2に伝わる。デ
ィスク2の回転・停止はソレノイド26により制御するこ
とができる。また、モータ20の回転力は、タイミングベ
ルト21及び従動プーリ23を介して搬送ローラ1に伝わ
る。
たとえば、搬送ローラ1の入口側に設けられた第1の
用紙センサ14によりコピーの後端の通過が検出されたと
きに、スプリングクラッチ25を接とすればディスク2が
回転を開始し、コピーは長溝2aに収納されたままの状態
で、ディスク2に引かれながら円筒状のシュート3の表
面に沿って回転し、コピーが反転しながら回転して、コ
ピーの前端が、実線で示すように、下降状態にあるL字
状のゲート8に当接する。このとき、ディスク2により
コピーを確実に搬送するためには、コピーの先端が長溝
2aの入口から90度程度からゲート8に当接する直前程度
までの範囲内に位置するように、用紙の搬送を制御する
ことが望ましい。長溝2aへの挿入距離が短すぎると、コ
ピーの保持を確実に行うことができなくなり、また、ゲ
ート8に当接するとコピーに曲がり,折れ等の不都合が
生じる。
用紙センサ14によりコピーの後端の通過が検出されたと
きに、スプリングクラッチ25を接とすればディスク2が
回転を開始し、コピーは長溝2aに収納されたままの状態
で、ディスク2に引かれながら円筒状のシュート3の表
面に沿って回転し、コピーが反転しながら回転して、コ
ピーの前端が、実線で示すように、下降状態にあるL字
状のゲート8に当接する。このとき、ディスク2により
コピーを確実に搬送するためには、コピーの先端が長溝
2aの入口から90度程度からゲート8に当接する直前程度
までの範囲内に位置するように、用紙の搬送を制御する
ことが望ましい。長溝2aへの挿入距離が短すぎると、コ
ピーの保持を確実に行うことができなくなり、また、ゲ
ート8に当接するとコピーに曲がり,折れ等の不都合が
生じる。
前記ゲート8は、第2図(a)及び第5図に示すよう
に、軸8aを介してフレーム51,52に枢着されており、軸8
aを中心として傾動可能となっている。軸8aには、第1
図及び第5図に示すようにアーム8bが固定され、その遊
端8cがリンク16を介してソレノイド9に連結されてい
る。
に、軸8aを介してフレーム51,52に枢着されており、軸8
aを中心として傾動可能となっている。軸8aには、第1
図及び第5図に示すようにアーム8bが固定され、その遊
端8cがリンク16を介してソレノイド9に連結されてい
る。
また、ディスク2の下部近傍に、軸7aを中心として傾
動可能な排出ローラ支持部材7bが設けられており、この
排出ローラ支持部材7bに取り付けられたアーム7cの遊端
にはニップ側排出ローラ7が回動自在に取り付けられて
いる。また、排出ローラ支持部材7bに一体的に設けられ
たアーム7dの先端部は、ゲート8と連動するアーム8bの
遊端8cとともにリンク16に共締めされ、リンク16を介し
てソレノイド9に連結されている。なお、軸7aは、フレ
ーム51,52間に張り渡されたタイプレート53(第2図参
照)に取り付けられた軸受板7eにより枢支される。
動可能な排出ローラ支持部材7bが設けられており、この
排出ローラ支持部材7bに取り付けられたアーム7cの遊端
にはニップ側排出ローラ7が回動自在に取り付けられて
いる。また、排出ローラ支持部材7bに一体的に設けられ
たアーム7dの先端部は、ゲート8と連動するアーム8bの
遊端8cとともにリンク16に共締めされ、リンク16を介し
てソレノイド9に連結されている。なお、軸7aは、フレ
ーム51,52間に張り渡されたタイプレート53(第2図参
照)に取り付けられた軸受板7eにより枢支される。
また、排出ローラ支持部材7bの軸7aより上の部分が、
引っ張りバネ17によりソレノイド9方向に引かれている
ので、ソレノイド9がオフのとき、ゲート8は第1図に
おいて左回りの力を受けて、実線で示すように下降状態
となり、編集トレイ4の基端4aに形成された切欠4b(第
7図参照)にゲート8の角部が落ち込み、搬送経路を遮
断する。また、排出ローラ支持部材7bは右回りの力を受
けて、ニップ側排出ローラ7が、駆動側排出ローラ6か
ら離れる方向に傾動する。逆にソレノイド9がオンのと
きは、ニップ側排出ローラ7が下がり、ゲート8が上が
る。
引っ張りバネ17によりソレノイド9方向に引かれている
ので、ソレノイド9がオフのとき、ゲート8は第1図に
おいて左回りの力を受けて、実線で示すように下降状態
となり、編集トレイ4の基端4aに形成された切欠4b(第
7図参照)にゲート8の角部が落ち込み、搬送経路を遮
断する。また、排出ローラ支持部材7bは右回りの力を受
けて、ニップ側排出ローラ7が、駆動側排出ローラ6か
ら離れる方向に傾動する。逆にソレノイド9がオンのと
きは、ニップ側排出ローラ7が下がり、ゲート8が上が
る。
ここでは、ソレノイド9をオフとしているので、ニッ
プ側排出ローラ7が上がり、ゲート8が下がった状態と
なっている。したがって、コピーはニップ側排出ローラ
7の下を通過して、先に述べたようにゲート8に当接す
る。
プ側排出ローラ7が上がり、ゲート8が下がった状態と
なっている。したがって、コピーはニップ側排出ローラ
7の下を通過して、先に述べたようにゲート8に当接す
る。
ディスク2は更に回転してもとの位置まで戻るが、コ
ピーの移動はゲート8により阻止されるので、コピーは
ディスク2の溝2aから抜けて編集トレイ4上に画像面を
下向きにして落下する。編集トレイ4上には、傾斜して
設けられているので、落下したコピーは、編集トレイ4
の傾斜面に沿って滑り落ち、コピーの前端がゲート8に
当接した位置で停止する。この動作が順次繰り返される
ことにより、編集トレイ4上にはコピーが積載される。
ピーの移動はゲート8により阻止されるので、コピーは
ディスク2の溝2aから抜けて編集トレイ4上に画像面を
下向きにして落下する。編集トレイ4上には、傾斜して
設けられているので、落下したコピーは、編集トレイ4
の傾斜面に沿って滑り落ち、コピーの前端がゲート8に
当接した位置で停止する。この動作が順次繰り返される
ことにより、編集トレイ4上にはコピーが積載される。
このとき、コピーの前端はゲート8に当接しているの
で、用紙搬送方向の紙揃えが行われる。また、ディスク
2に引かれながらコピーが移動するとき、コピーの横方
向の縁部は、第6図(第2図(b)のA方向矢視図)に
示すような、搬送方向に対して傾斜してシュート3に設
けられた横方向位置規制部材3aに摺接しながら移動する
ので、横方向の位置揃えが可能となる。
で、用紙搬送方向の紙揃えが行われる。また、ディスク
2に引かれながらコピーが移動するとき、コピーの横方
向の縁部は、第6図(第2図(b)のA方向矢視図)に
示すような、搬送方向に対して傾斜してシュート3に設
けられた横方向位置規制部材3aに摺接しながら移動する
ので、横方向の位置揃えが可能となる。
編集トレイ4上に所定枚数の、すなわち、N枚のコピ
ーが収納されると、ステープラ5により綴じ針が打ち込
まれ仕上げが行われる。なお、編集トレイ4上のコピー
の隅部の位置は、A4版,B5版等の用紙のサイズによって
異なるので、用紙のサイズに応じてステープラ5の位置
を移動させる必要がある。
ーが収納されると、ステープラ5により綴じ針が打ち込
まれ仕上げが行われる。なお、編集トレイ4上のコピー
の隅部の位置は、A4版,B5版等の用紙のサイズによって
異なるので、用紙のサイズに応じてステープラ5の位置
を移動させる必要がある。
第7図はステープラ5の位置を移動させるための構成
の一例を示している。
の一例を示している。
ステープラ5はブラケット40に取りつけられており、
このブラケット40は、フレーム52に適当な支持部材を介
して固定された棒状ガイド41に対して摺動自在に取り付
けられている。ブラケット40には一体的にラック40aが
設けられており、更にこのラック40aに駆動源(図示せ
ず)により回転駆動されるピニオン40bが噛合されてい
る。したがって、ピニオン40bを回転することによっ
て、ステープラ5をコピーの搬送方向に移動させること
ができ、用紙のサイズに応じて最適な位置で紙綴じを行
うことができる。
このブラケット40は、フレーム52に適当な支持部材を介
して固定された棒状ガイド41に対して摺動自在に取り付
けられている。ブラケット40には一体的にラック40aが
設けられており、更にこのラック40aに駆動源(図示せ
ず)により回転駆動されるピニオン40bが噛合されてい
る。したがって、ピニオン40bを回転することによっ
て、ステープラ5をコピーの搬送方向に移動させること
ができ、用紙のサイズに応じて最適な位置で紙綴じを行
うことができる。
この後、ソレノイド9をオンすると、破線で示すよう
に、ゲート8が上がって、搬送経路から退避するととも
に、ニップ側排出ローラ7が下がり、コピーに圧接す
る。したがって、コピーがニップ側排出ローラ7と駆動
側排出ローラ6との間に挟まれて湾曲シュート18に送り
出され、搬送ローラ10,11により、コピーの一組が編集
トレイ4から排出トレイ12に画像面を上側にして排出さ
れる。
に、ゲート8が上がって、搬送経路から退避するととも
に、ニップ側排出ローラ7が下がり、コピーに圧接す
る。したがって、コピーがニップ側排出ローラ7と駆動
側排出ローラ6との間に挟まれて湾曲シュート18に送り
出され、搬送ローラ10,11により、コピーの一組が編集
トレイ4から排出トレイ12に画像面を上側にして排出さ
れる。
上記コピーを排出する駆動側排出ローラ6,排出ローラ
10の駆動系について第3図,第7図及び第8図を参照し
て説明する。
10の駆動系について第3図,第7図及び第8図を参照し
て説明する。
排出ローラ10は、第7図に示すように軸方向に関して
2ヶ所設けられており、ローラ軸10aを介してフレーム5
1,52に枢着されている。なお、第7図は第1図に示され
る用紙仕上げ装置を上面より見た図であるが、要部が明
瞭になるように、ディスク2,シュート3,ソレノイド9及
びこれにより駆動される部材等は省略してある。
2ヶ所設けられており、ローラ軸10aを介してフレーム5
1,52に枢着されている。なお、第7図は第1図に示され
る用紙仕上げ装置を上面より見た図であるが、要部が明
瞭になるように、ディスク2,シュート3,ソレノイド9及
びこれにより駆動される部材等は省略してある。
複写機本体の背面側のフレーム51には、第3図及び第
8図に示すように、ローラ駆動用のモータ27が取り付け
られており、モータ27の駆動プーリ27a及び二つの従動
プーリ29a,31aにはタイミングベルト28が張架されてい
る。従動プーリ29aに同軸にギア29が設けられ、このギ
ア29にギア30a(第8図参照)が噛合している。ギア30a
は、排出ローラ軸30bと同軸になっており、電磁スプリ
ングクラッチ30を介して排出ローラ軸30bと結合されて
いる。
8図に示すように、ローラ駆動用のモータ27が取り付け
られており、モータ27の駆動プーリ27a及び二つの従動
プーリ29a,31aにはタイミングベルト28が張架されてい
る。従動プーリ29aに同軸にギア29が設けられ、このギ
ア29にギア30a(第8図参照)が噛合している。ギア30a
は、排出ローラ軸30bと同軸になっており、電磁スプリ
ングクラッチ30を介して排出ローラ軸30bと結合されて
いる。
また、従動プーリ31aには同軸にギア31が設けられ、
このギア31にギア32、33,34が順次噛合している。した
がって、モータ27の回転力は、タイミングベルト28,従
動プーリ29a,ギア29,30a,電磁スプリングクラッチ30及
び排出ローラ軸30bを介して駆動側排出ローラ6に伝わ
る。排出ローラ6の回転・停止は、電磁スプリングクラ
ッチ30により制御することができる。また、モータ27の
回転力は、タイミングベルト28,従動プーリ31a,ギア31,
32を介して搬送ローラ1に伝わり、更に、ギア33,34を
介して搬送ローラ11に伝わる。
このギア31にギア32、33,34が順次噛合している。した
がって、モータ27の回転力は、タイミングベルト28,従
動プーリ29a,ギア29,30a,電磁スプリングクラッチ30及
び排出ローラ軸30bを介して駆動側排出ローラ6に伝わ
る。排出ローラ6の回転・停止は、電磁スプリングクラ
ッチ30により制御することができる。また、モータ27の
回転力は、タイミングベルト28,従動プーリ31a,ギア31,
32を介して搬送ローラ1に伝わり、更に、ギア33,34を
介して搬送ローラ11に伝わる。
したがって、たとえば、第1の用紙センサ14により一
定枚数のコピーが搬入されたことが検出された後に、電
磁スプリングクラッチ30を接とすれば、駆動側排出ロー
ラ6が回転を開始し、この駆動側排出ローラ6とニップ
側排出ローラ7により挟まれた一組のコピーは、湾曲シ
ュート18方向に送り出され、搬送ローラ10,11により排
出トレイ12に排出される。
定枚数のコピーが搬入されたことが検出された後に、電
磁スプリングクラッチ30を接とすれば、駆動側排出ロー
ラ6が回転を開始し、この駆動側排出ローラ6とニップ
側排出ローラ7により挟まれた一組のコピーは、湾曲シ
ュート18方向に送り出され、搬送ローラ10,11により排
出トレイ12に排出される。
湾曲シュート18の入口近傍には、第1図に示すように
第2の用紙センサ15が設けられており、この第2のセン
サ15によりコピーの後端が検出されたとき前記ソレノイ
ド9をオフとする。これにより、ゲート8が下がって搬
送経路を遮断するとともに、ニップ側排出ローラ7が上
がり、コピーに搬送力が付与されなくなる。したがっ
て、これ以降に複写機本体側から排出されたコピーは、
再度編集トレイ4上に積載される。
第2の用紙センサ15が設けられており、この第2のセン
サ15によりコピーの後端が検出されたとき前記ソレノイ
ド9をオフとする。これにより、ゲート8が下がって搬
送経路を遮断するとともに、ニップ側排出ローラ7が上
がり、コピーに搬送力が付与されなくなる。したがっ
て、これ以降に複写機本体側から排出されたコピーは、
再度編集トレイ4上に積載される。
上述の動作が繰り返され、排出トレイ12上には、ペー
ジ揃えされたN枚の原稿からなるコピーが、原稿の画像
面を上にしてM組積載される。
ジ揃えされたN枚の原稿からなるコピーが、原稿の画像
面を上にしてM組積載される。
以上に述べたように、本考案によれば、画像形成装置
本体から1ページ目から最終ページに向けて出力される
用紙をステープラにより仕上げするに際し、円板部材に
形成した円弧上の長溝に用紙を導入し、円板部材を回転
することにより、用紙の表裏を反転しながらステープラ
を備えた編集トレイに排出するようにしている。すなわ
ち、用紙を編集トレイに排出するための手段と用紙の表
裏を反転するための手段を兼用している。これにより、
用紙反転手段を編集トレイの近傍に配置することがで
き、用紙仕上げ装置の小型化が実現できる。また、傾斜
した編集トレイの下端に設けたゲートに用紙の前端を当
接することにより、用紙の反転と位置決めを同時に行う
ことができるので、作業効率が向上する。更に、原稿と
同じ順序で画像面を上側にして排出された用紙を綴じ
て、画像面を上側にして排出することができ、複写後の
用紙の取り扱いが容易になる。
本体から1ページ目から最終ページに向けて出力される
用紙をステープラにより仕上げするに際し、円板部材に
形成した円弧上の長溝に用紙を導入し、円板部材を回転
することにより、用紙の表裏を反転しながらステープラ
を備えた編集トレイに排出するようにしている。すなわ
ち、用紙を編集トレイに排出するための手段と用紙の表
裏を反転するための手段を兼用している。これにより、
用紙反転手段を編集トレイの近傍に配置することがで
き、用紙仕上げ装置の小型化が実現できる。また、傾斜
した編集トレイの下端に設けたゲートに用紙の前端を当
接することにより、用紙の反転と位置決めを同時に行う
ことができるので、作業効率が向上する。更に、原稿と
同じ順序で画像面を上側にして排出された用紙を綴じ
て、画像面を上側にして排出することができ、複写後の
用紙の取り扱いが容易になる。
第1図は本考案の用紙仕上げ装置全体の基本的構成例を
示す概略断面図、第2図(a),(b)は本考案実施例
の用紙仕上げ装置の部分平面図及び部分断面図、第3図
は同用紙仕上げ装置の駆動系を示す部分背面図、第4図
は搬送ローラ駆動系の詳細を示す部分平面図、第5図は
ニップ側排出ローラ及びゲートの動作を説明するための
分解斜視図、第6図は用紙の横方向の位置決めを説明す
るための部分正面図、第7図はステープラの移動を説明
するための平面図、第8図は排出ローラ駆動系の詳細を
示す部分平面図である。また、第9図は「N−1」方式
を採用した複写システムを示す概略断面図、第10図は
「1−N」方式を採用した従来の用紙仕上げ装置の概略
断面図である。 1:搬送ローラ、2:ディスク(円板部材) 2a:長溝、2b:ディスク軸 3:シュート、3a:横方向位置規制部材 4:編集トレイ、4a:基端 4b:切欠、5:ステープラ 6:駆動側排出ローラ 7:ニップ側排出ローラ 7a:軸、7b:排出ローラ支持部材 7c,7d,8b:アーム、7e:軸受板 8:ゲート、8a:軸 8c:遊端、9,26:ソレノイド 10,11:搬送ローラ、10a:ローラ軸 12:排出トレイ、13:用紙仕上げ装置本体 14:第1の用紙センサ 15:第2の用紙センサ 16:リンク、17:引っ張りバネ 18:湾曲シュート 20,27:モータ、20a,27a:駆動プーリ 21,28:タイミングベルト 22,23,29a,31a:従動プーリ 22a,24,25a,29,30a,31〜34:ギア 25:スプリングクラッチ 30:電磁スプリングクラッチ 30b:排出ローラ軸、40:ブラケット 40a:ラック、40b:ピニオン 41:棒状ガイド、51,52:フレーム 53:タイプレート
示す概略断面図、第2図(a),(b)は本考案実施例
の用紙仕上げ装置の部分平面図及び部分断面図、第3図
は同用紙仕上げ装置の駆動系を示す部分背面図、第4図
は搬送ローラ駆動系の詳細を示す部分平面図、第5図は
ニップ側排出ローラ及びゲートの動作を説明するための
分解斜視図、第6図は用紙の横方向の位置決めを説明す
るための部分正面図、第7図はステープラの移動を説明
するための平面図、第8図は排出ローラ駆動系の詳細を
示す部分平面図である。また、第9図は「N−1」方式
を採用した複写システムを示す概略断面図、第10図は
「1−N」方式を採用した従来の用紙仕上げ装置の概略
断面図である。 1:搬送ローラ、2:ディスク(円板部材) 2a:長溝、2b:ディスク軸 3:シュート、3a:横方向位置規制部材 4:編集トレイ、4a:基端 4b:切欠、5:ステープラ 6:駆動側排出ローラ 7:ニップ側排出ローラ 7a:軸、7b:排出ローラ支持部材 7c,7d,8b:アーム、7e:軸受板 8:ゲート、8a:軸 8c:遊端、9,26:ソレノイド 10,11:搬送ローラ、10a:ローラ軸 12:排出トレイ、13:用紙仕上げ装置本体 14:第1の用紙センサ 15:第2の用紙センサ 16:リンク、17:引っ張りバネ 18:湾曲シュート 20,27:モータ、20a,27a:駆動プーリ 21,28:タイミングベルト 22,23,29a,31a:従動プーリ 22a,24,25a,29,30a,31〜34:ギア 25:スプリングクラッチ 30:電磁スプリングクラッチ 30b:排出ローラ軸、40:ブラケット 40a:ラック、40b:ピニオン 41:棒状ガイド、51,52:フレーム 53:タイプレート
Claims (2)
- 【請求項1】用紙仕上げ装置本体の上部に、該用紙仕上
げ装置本体内に原稿と同じ順序で画像面を上側にして排
出された用紙が導入される円弧状の長溝が形成された回
転駆動される円板部材を設けるとともに、該円板部材の
下部近傍に水平面に対して前記用紙が導入される側が低
くなるように傾斜し前記円板部材により搬送された用紙
が画像面を下側にして積載され且つ所望箇所に一組の用
紙を綴じるステープラが備えられた編集トレイを設け、
更に、該編集トレイ上で綴じられた画像面が下側に向い
た一組の用紙を該編集トレイの下位に設けられた排出ト
レイに表裏を反転して画像面を上側にして排出する搬送
手段を設けたことを特徴とする用紙仕上げ装置。 - 【請求項2】前記編集トレイの基部に、前記円板部材の
回転に同期して搬送通路を開閉するゲートを設けたこと
を特徴とする請求項1記載の用紙仕上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989014981U JPH083416Y2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 用紙仕上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989014981U JPH083416Y2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 用紙仕上げ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02105957U JPH02105957U (ja) | 1990-08-23 |
JPH083416Y2 true JPH083416Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31226637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989014981U Expired - Lifetime JPH083416Y2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 用紙仕上げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083416Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5409202A (en) * | 1994-03-18 | 1995-04-25 | Xerox Corporation | Integral disk type inverter-stacker and stapler |
US5409201A (en) * | 1994-03-18 | 1995-04-25 | Xerox Corporation | Integral disk type inverter-stacker and stapler with sheet stacking control |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4431177A (en) * | 1980-08-29 | 1984-02-14 | Xerox Corporation | Sheet offsetting and registering apparatus |
US4832330A (en) * | 1982-09-21 | 1989-05-23 | Xerox Corporation | Copy finishing apparatus |
JPS6093061A (ja) * | 1983-10-22 | 1985-05-24 | Canon Inc | 自動ステ−プラ− |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP1989014981U patent/JPH083416Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02105957U (ja) | 1990-08-23 |
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