JP2002293471A - 排紙装置およびその構成部品の取り付け方法 - Google Patents

排紙装置およびその構成部品の取り付け方法

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JP2002293471A
JP2002293471A JP2001097253A JP2001097253A JP2002293471A JP 2002293471 A JP2002293471 A JP 2002293471A JP 2001097253 A JP2001097253 A JP 2001097253A JP 2001097253 A JP2001097253 A JP 2001097253A JP 2002293471 A JP2002293471 A JP 2002293471A
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sheet
paddle
rotation
detection sensor
discharge
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JP2001097253A
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English (en)
Inventor
Jinichi Osada
甚一 長田
Toshiki Ogida
利樹 扇田
Shigeki Hayashi
重貴 林
Sei Tokishige
聖 時重
Naofumi Okada
直文 岡田
Toyoaki Nanba
豊明 難波
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パドラーおよびシート上面検知センサーの、
排紙ローラの位置に対する装置内での取り付け位置の精
度を高くすることができる排紙装置を提供する。 【解決手段】 パドラー101の回転筒101aを排紙
ローラ502の回転シャフト502aの外周面を覆うよ
うに取り付ける。回転筒101aの外周面上のパドラー
アーム保持部101b・101cを介して、排出シート
の上面に接触して排紙トレイの一端への整合を行うパド
ラーアーム101d・101eを取り付ける。また、回
転筒101aに突起101fを設け、回転シャフト50
2aに当接させて位置固定させた当接部材とユニット化
したカムとの相互作用を行わせ、回転筒101aの回転
および停止を制御する。また、シート上面検知センサー
を上記当接部材とユニット化し、回転筒101aに設け
た回転板101gからシート上面検知センサ−のセンサ
ー回転シャフトに回転力を伝達させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置など
に設けられてシートを排出する排紙装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の排紙部のような、シート
を排出する排紙装置には、特開平10−181982号
公報の紙押さえ部材のように、排紙時に排紙トレイ上の
シートの上面に接触してシートを後端部側に引き寄せて
排紙トレイの一端に整合することによって、シートのス
タッキング性を向上させるパドラーが設けられるものが
ある。さらに、上記パドラーが設けられる排紙装置に、
排紙トレイに排出されるシートの有無および積載量を、
排紙トレイ内の満杯状態をも含めて検出するシート上面
検知センサーが設けられるものがある。
【0003】このような排紙装置において、通常、排出
されるシートを排紙トレイに導く排紙ローラは、画像形
成装置のシート搬送方向と直交する方向に対向して設け
られたフレームに軸支されて回転するようになってお
り、パドラーおよびシート上面検知センサーも排紙ロー
ラと同方向に軸支される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにパドラーとシート上面検知センサーとが組み合わ
されて用いられる従来の排紙装置では、パドラーおよび
シート上面検知センサーの、排紙ローラの位置に対する
排紙装置内での取り付け位置の精度を高くすることが容
易でないという問題がある。取り付け位置の精度が悪い
と、排出されるシートのスタッキング性能の低下や、排
紙トレイにおける排出シートの満杯の誤検知、さらには
排出されるシートのジャムや破れなどといった、排紙乱
れを招来する虞がある。パドラーおよびシート上面検知
センサーを構成する各部品の、パドラーおよびシート上
面検知センサー内での位置精度が高くても、パドラーお
よびシート上面検知センサー全体として、排紙ローラの
位置に対する排紙装置内での取り付け位置の精度が悪け
れば、やはり上記排紙乱れを招来する虞がある。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、パドラーおよびシート上面
検知センサーの、排紙ローラの位置に対する装置内での
取り付け位置の精度を高くすることができる排紙装置、
および排紙装置の構成部品の取り付け方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の排紙装置は、上
記課題を解決するために、シートが排出される排紙トレ
イと、シートの上記排紙トレイへの排出に用いられる排
紙ローラと、上記排紙トレイに排出されたシートを上記
排紙トレイ上で整合する整合動作を行うパドラーと、上
記排紙トレイ上のシートの最上面を検知する検知動作を
行うシート上面検知センサーとを備える排紙装置におい
て、上記パドラーおよび上記シート上面検知センサー
が、上記排紙ローラの回転シャフトの位置を基準として
取り付けられていることを特徴としている。
【0007】上記の発明によれば、パドラーおよびシー
ト上面検知センサーが排紙ローラの回転シャフトの位置
を基準として取り付けられているので、排紙ローラの位
置に対するパドラーおよびシート上面検知センサーの排
紙装置内での取り付け位置の精度は高いものとなる。
【0008】この結果、パドラーおよびシート上面検知
センサーの、排紙ローラの位置に対する装置内での取り
付け位置の精度を高くすることができる排紙装置を提供
することができる。
【0009】さらに本発明の排紙装置は、上記課題を解
決するために、上記回転シャフトの回転を妨げないよう
に上記回転シャフトの外周面に当接することにより位置
固定される当接部材を備え、上記シート上面検知センサ
ーは上記当接部材とユニット化されていることにより上
記回転シャフトの位置を基準として取り付けられている
ことを特徴としている。
【0010】上記の発明によれば、排紙ローラの回転シ
ャフトの外周面に当接することにより位置固定される当
接部材を備えており、当接部材の当接によって回転シャ
フトの回転は妨げられないようになっている。そして、
シート上面検知センサーはこの当接部材とユニット化さ
れていることにより回転シャフトの位置を基準として取
り付けられている。従って、排紙ローラの位置に対する
シート上面検知センサーの取り付け位置の精度を特に容
易に高くすることができる。
【0011】さらに本発明の排紙装置は、上記課題を解
決するために、上記パドラーは、上記回転シャフトの周
りで回転して上記パドラーに上記整合動作を行わせるよ
うに回転力が伝達される回転筒を備え、上記回転筒が上
記回転シャフトと同軸で回転するように取り付けられて
いることにより上記回転シャフトの位置を基準として取
り付けられていることを特徴としている。
【0012】上記の発明によれば、パドラーは回転力が
伝達される回転筒を備えており、回転筒が排紙ローラの
回転シャフトの周りで回転することによりパドラーが整
合動作を行う。そして、この回転筒が回転シャフトと同
軸で回転するように取り付けられていることによってパ
ドラーが回転シャフトの位置を基準として取り付けられ
ている。従って、排紙ローラの位置に対するパドラーの
取り付け位置の精度を特に容易に高くすることができ
る。
【0013】さらに本発明の排紙装置は、上記課題を解
決するために、上記シート上面検知センサーは、受けた
回転力を回転することによって上記検知動作の動作駆動
力に変換するセンサー回転シャフトを備えており、上記
回転筒に、上記回転筒とともに回転して上記センサー回
転シャフトに接触することにより上記回転筒の回転力を
上記センサー回転シャフトに伝達する回転板が設けられ
ていることを特徴としている。
【0014】上記の発明によれば、回転筒から回転板を
介してセンサー回転シャフトに回転力が伝達される。セ
ンサー回転シャフトはこれにより回転することによって
上記回転力を検知動作の動作駆動力に変換し、シート上
面検知センサーはこの動作駆動力によって検知動作を行
う。従って、検知動作の駆動源が別途必要なく、簡単な
構成で検知動作を行うことができる。
【0015】さらに本発明の排紙装置は、上記課題を解
決するために、上記回転筒は上記回転シャフトから回転
力が伝達されることにより回転することを特徴としてい
る。
【0016】上記の発明によれば、パドラーは回転シャ
フトから回転筒に回転力が伝達されることにより回転す
るので、整合動作の駆動源が別途必要なく、簡単な構成
で整合動作を行うことができる。
【0017】さらに本発明の排紙装置は、上記課題を解
決するために、上記回転筒は上記回転シャフトとともに
回転する一方、上記回転シャフトの回転が継続される状
態で自身の回転を停止させる所定の力が働くと上記回転
シャフトが回転したまま自身の回転を停止するように取
り付けられているとともに、外周面から外側へ向かって
突出する突起を備え、上記シート上面検知センサーとユ
ニット化されるとともに上記回転筒の回転に伴う上記突
起の回転軌道の所定位置の開放および遮断を行うことに
より上記突起の回転位置制御を行うカムを備えているこ
とを特徴としている。
【0018】上記の発明によれば、パドラーの回転筒の
外周面から外側へ向かって突出する突起の回転軌道を、
シート上面検知センサーとユニット化された、すなわち
シート検知センサーと同様に取り付け位置の高い精度が
確保されたカムによって開放および遮断することにより
突起の回転位置制御を行う。カムは、突起の回転軌道の
所定位置を開放することによって突起の上記所定位置の
通過を許容し、回転シャフトとともに回転筒の回転すな
わちパドラーの回転を継続する。また、カムは、上記所
定位置を遮断することによって突起が上記所定位置に達
した時点で回転筒の回転を遮り、これによって回転シャ
フトの回転が継続される状態で回転筒に回転を停止させ
る所定の力を加えて回転シャフトを回転させたまま回転
筒を停止させ、パドラーの回転を停止させる。従って、
排紙ローラを用いてシートを排出しながら、パドラーの
回転およびその停止を容易に行うことができる。
【0019】さらに本発明の排紙装置は、上記課題を解
決するために、上記カムの上記回転位置制御によって、
上記パドラーのシートの通過域外への退避が可能である
ことを特徴としている。
【0020】上記の発明によれば、カムの回転位置制御
によって、パドラーをシートの通過域外へ退避させるこ
とができるので、パドラーをシートに接触させたくない
場合に容易に非接触となる位置へ移動させることができ
る。
【0021】さらに本発明の排紙装置は、上記課題を解
決するために、上記パドラーは上記退避を、上記排紙ロ
ーラを用いたシートの排出開始時からシートの排紙トレ
イへの排出完了時まで行い、排出完了後に上記カムの上
記回転位置制御によって上記パドラーが上記整合動作を
行うことを特徴としている。
【0022】上記の発明によれば、排紙ローラを用いた
シートの排出開始時からシートの排紙トレイへの排出完
了時まではパドラーがシートの通過域外に退避し、その
後、カムの回転位置制御によって排紙トレイ上のシート
に対して整合動作を行う。従って、パドラーは、排紙ロ
ーラを用いた排紙動作と全く干渉することのない期間で
整合動作を行うので、整合動作を確実に行うことができ
る。
【0023】さらに本発明の排紙装置は、上記課題を解
決するために、上記シート上面検知センサーは、受けた
回転力を回転することによって上記検知動作の動作駆動
力に変換するセンサー回転シャフトを備えており、上記
回転筒に、上記回転筒とともに回転して上記センサー回
転シャフトに接触することにより上記回転筒の回転力を
上記センサー回転シャフトに伝達する回転板が設けられ
ており、上記カムの上記回転位置制御によって上記シー
ト上面検知センサーのシートの通過域外への退避が可能
であることを特徴としている。
【0024】上記の発明によれば、カムの回転位置制御
によって、シート上面検知センサーを回転筒の回転およ
び停止に連動させてシートの通過域外へ退避させること
ができるので、シート上面検知センサーをシートに接触
させたくない場合に容易に非接触となる位置へ移動させ
ることができる。
【0025】さらに本発明の排紙装置は、上記課題を解
決するために、上記シート上面検知センサーは上記退避
を、上記排紙ローラを用いたシートの排出開始時から上
記パドラーの上記整合動作の完了時まで行い、上記整合
動作の完了後に上記カムの上記回転位置制御によって上
記シート上面検知センサーが上記検知動作を行うことを
特徴としている。
【0026】上記の発明によれば、排紙ローラを用いた
シートの排出開始時からパドラーの上記整合動作の完了
時まではシート上面検知センサーがシートの通過域外に
退避し、その後、カムの回転位置制御によって排紙トレ
イ上のシートに対して検知動作を行う。従って、シート
上面検知センサーは、排紙ローラを用いた排紙動作およ
びパドラーの整合動作と全く干渉することのない期間で
検知動作を行うので、検知動作を確実に行うことができ
る。
【0027】また、本発明の排紙装置の構成部品の取り
付け方法は、上記課題を解決するために、シートが排出
される排紙トレイと、シートの上記排紙トレイへの排出
に用いられる排紙ローラと、上記排紙トレイに排出され
たシートを上記排紙トレイ上で整合する整合動作を行う
パドラーと、上記排紙トレイ上のシートの最上面を検知
する検知動作を行うシート上面検知センサーとを構成部
品として備える排紙装置の、上記パドラーおよび上記シ
ート上面検知センサーを取り付ける排紙装置の構成部品
の取り付け方法において、上記パドラーおよび上記シー
ト上面検知センサーを、上記排紙ローラの回転シャフト
の位置を基準として取り付けることを特徴としている。
【0028】上記の発明によれば、パドラーおよびシー
ト上面検知センサーを排紙ローラの回転シャフトの位置
を基準として取り付けるので、排紙ローラの位置に対す
るパドラーおよびシート上面検知センサーの排紙装置内
での取り付け位置の精度は高いものとなる。
【0029】この結果、パドラーおよびシート上面検知
センサーの、排紙ローラの位置に対する装置内での取り
付け位置の精度を高くすることができる排紙装置の構成
部品の取り付け方法を提供することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の排紙装置およびその構成
部品の取り付け方法を具現する一実施の形態について、
図1ないし図7に基づいて説明すれば以下の通りであ
る。
【0031】図7に、本実施の形態に係る排紙装置が搭
載される画像形成システム1の断面構成を示す。画像形
成システム1は、画像形成装置2、スキャナ3、自動原
稿搬送装置4、シート後処理装置(排紙装置)5、シー
ト供給装置6、システムラック7、および中継搬送ユニ
ット8を備えている。この画像形成システム1は、画像
形成装置2を核として上記各種周辺機器が接続されるこ
とで機能の拡張が図られた構成である。このうち、シー
ト後処理装置5と画像形成装置2とは、シート供給装置
6の上面に並んで載置され、これらの上方にスキャナ3
が、その上部に配置された自動原稿搬送装置4と共に、
システムラック7上に支持されることで配置されてい
る。
【0032】上記画像形成装置2は、スキャナ3にて読
み込まれた画像の記録出力はもとより、外部接続機器と
してパーソナルコンピュータなどの画像処理装置が接続
されると、この外部接続機器からの画像データを記録出
力するものであって、ここでは、コピーモード、ファッ
クスモード、プリンタモードなど複数の動作モードを有
したデジタル複合機の構成を採っている。
【0033】画像形成装置2の略中央左側には、感光体
ドラム200を中心とした電子写真プロセス部20が配
置されている。上記感光体ドラム200の周囲には、感
光体ドラム200表面を均一に帯電させる帯電ローラ2
01、均一に帯電された感光体ドラム200上に光像を
走査して静電潜像を書き込む光走査ユニット22、光走
査ユニット22により書き込まれた静電潜像を現像剤に
より再現する現像ユニット202、感光体ドラム200
上に再現された画像をシート上に転写する転写ユニット
203、転写後の感光体ドラム200上に残留した現像
剤を除去して感光体ドラム200上に新たな画像を記録
することを可能にするクリーニングユニット204、及
び感光体ドラム200表面の電荷を除去する除電ランプ
ユニット(図示せず)などが配置されている。
【0034】画像形成装置2の下部には、最大A4サイ
ズのシートを収容可能なシート供給部21が配置されて
いる。このシート供給部21は、シートを収容するシー
ト収容トレイ210と、シート収容トレイ210に収容
されたシートを1枚ずつ分離給紙する分離給送手段21
1とで構成されている。この分離給送手段211にて1
枚ずつ分離給紙されたシートは、電子写真プロセス部2
0の感光体ドラム200と転写ユニット203との間に
順次供給され、感光体ドラム200上に記録再現された
画像が転写される。なお、上記シート供給部21へのシ
ートの補給やシートの交換などの作業は、画像形成装置
2本体の正面側にシート収容トレイ210を引き出して
行う。
【0035】画像形成装置2本体の下面には、オプショ
ン配置されているシート供給装置6から送られてくるシ
ートを受け入れ、電子写真プロセス部20の感光体ドラ
ム200と転写ユニット203との間に向かって順次供
給するためのシート受入口27が設けられている。
【0036】電子写真プロセス部20の上方には定着装
置23が配置されており、画像が転写されたシートを順
次受け入れて、シート上に転写された現像剤を加熱定着
して定着装置23外へとシートを送り出す。画像が記録
されたシートは、画像形成装置2の排出ローラ28から
画像形成装置2本体の上面の中継搬送ユニット8に受け
渡される。このように画像形成装置2のシート搬送パス
64は、下から上に向かって略縦型に構成されている。
【0037】また、光走査ユニット22の上下空間部に
は、電子写真プロセスをコントロールするプロセスコン
トロールユニット(PCU)基板と、装置外部からの画
像データを受け入れるインターフェイス基板とを収容す
る装置制御部24、インターフェイス基板から受け入れ
られた画像データに対して所定の画像処理を施し、光走
査ユニット22により画像として走査記録させるための
イメージコントロールユニット(ICU)基板を備えた
画像制御部25、そして、これら各種基板、ならびにユ
ニットに対して電力を供給する電源ユニット26などが
配置されている。
【0038】シート供給装置6は、オプションにて付設
された外付けのシート供給装置であって、3つのシート
供給部61・62・63を有している。シート供給部6
1・62・63では、シート収容トレイ610・620
・630に収容したシートを、各々に備えられた分離給
送手段611・621・631によってそれぞれ1枚ず
つ分離して、該ユニット上面に設けられた、画像形成装
置2のシート受入口27に連通しているシート排出口6
5に向かって供給する。稼働時には、所望とするサイズ
のシートを収容したシート供給部61・62・63が選
択的に動作する。シート供給部61・62・63へのシ
ートの補給は、該ユニット本体の正面側にシート収容ト
レイ610・620・630を引出すことで行われ、シ
ート供給部62とシート供給部63とには、同一サイズ
のシートが収納される。
【0039】また、シート供給装置6は、上部に画像形
成装置2とシート後処理装置5とを載置するように構成
されているが、この状態で移動してシステムラック7の
間に固定して配置可能なように、下部に移動コロ69…
及び固定部68…を備えている。移動時には、固定部6
8…を回転して上昇させることで固定部68…を床面か
ら離間し、固定時には、固定部68…を回転して下降さ
せることで固定部68…を床面に接触させて、シート供
給装置6を固定する。
【0040】なお、図7では、3つの異なるシート供給
部61・62・63を有するタイプのシート供給装置6
を例示したが、同一のシート供給部が複数段積層された
ものや、シート供給部が1段のみのもの等がある。
【0041】シート後処理装置5は、該装置の上部で中
継搬送ユニット8、画像形成装置2から排出される画像
の記録されたシートを搬入ローラ50で導き入れて、シ
ートに対して後処理を施すものである。
【0042】シート後処理装置5は、図7に示したよう
に、画像形成装置2のシート排紙口側に設置され、この
画像形成装置2から排出された画像形成後の用紙やOH
Pシート等のシートをそのまま、あるいは上記シートに
対してステープル処理を行って排出するものである。シ
ート後処理装置5で行う後処理としては、ステープル処
理以外にパンチング処理、糊付け処理等もあるが、ここ
ではステープル処理を行う場合を例示する。
【0043】シート後処理装置5の排出側(画像形成装
置2の反対側)には、2つの独立したトレイが設けられ
ている。このうち、上側が固定トレイ56で、下側が昇
降動作及びオフセット仕分け動作が可能なオフセットト
レイ(排紙トレイ)59である。このような2つのトレ
イは、例えば、固定トレイ56がファックスモード時の
排出先トレイとして設定される一方、オフセットトレイ
59がプリンタモード時の排出先トレイとして設定され
るなどして、それぞれのモードにより出力されたシート
を混在させないように仕分け管理されている。また、用
紙やOHPシートなどのオフセットトレイ59への排出
口に、排紙ローラ502が設けられている。排紙ローラ
502はモータにより駆動されるローラであり、その上
方に排紙ローラ502を圧するように付勢される従動ロ
ーラ503が設けられている。本実施の形態において
は、パドラーおよび用紙上面検知センサーが上記排紙ロ
ーラ502に取り付けられるが、詳細については後述す
る。
【0044】また、ファックスモードで出力される画像
が形成されたシートに対してステープル処理を施し、複
数部数のシート物として出力させたいといった要望も考
えられるので、オフセットトレイ59は、ファックスモ
ードで画像が形成されたシートを排出させるようにも設
定できる。
【0045】さらに、オフセットトレイ59がコピーモ
ード時の排出先トレイとして設定されており、画像が記
録されたシートにステープル処理が施された状態で出力
されたり、ステープル処理が施されることなく出力され
たりと、オペレータからの指示に応じて動作するように
なっている。
【0046】上記オフセットトレイ59は、図示しない
昇降用モータの駆動力が、ギヤ等で構成される駆動力伝
達系501によって伝達されることで、上下方向へのス
ムーズな昇降動作を行い、排紙ローラ502および従動
ローラ503にてオフセットトレイ59上に向かって排
出されるシートを収容するようになっている。
【0047】スキャナ3は、シート物の原稿を自動原稿
搬送装置4により自動的に供給して1枚ずつ順次露光走
査して原稿画像を読み取る自動読み取りモードと、ブッ
ク物の原稿、もしくは自動原稿搬送装置4により自動供
給が不可能なシート物の原稿をマニュアル操作によりセ
ットして原稿画像を読み取る手動読み取りモードとを備
えている。
【0048】そして、透明な原稿載置台30上にセット
された原稿の画像を、相互に所定の速度関係で原稿載置
台30に沿って移動する第1走査ユニット31及び第2
走査ユニット32で露光走査して、ミラーや結像レンズ
33等の光学部品で導いて光電変換素子34上に結像さ
せることで、原稿画像を電気的信号に変換した上で出力
するものである。
【0049】自動原稿搬送装置4は、原稿セットトレイ
40上に載置された原稿を原稿載置台30上に向かって
搬送し、走査後の原稿を原稿排出トレイ42上に排出す
る原稿搬送手段41を備えている。また、自動供給が不
可能なシート物の原稿を原稿載置台30上に載置して読
み取り走査可能なように、装置リア側を支点にして上方
に回動して、装置の手前側が開放するように構成されて
いる。
【0050】中継搬送ユニット8は、画像形成装置2頂
部に設けられた排紙トレイ29の上部に装着され、画像
形成装置2の排紙ローラ28から排出される画像が記録
されたシートを、画像形成装置2の下流側に位置するシ
ート後処理装置5に向かって導入するための搬送ユニッ
トである。
【0051】また、この中継搬送ユニット8のシート搬
送経路84の途中で、シートを該ユニットの上面82と
シート後処理装置5の上面54とで形成された排出トレ
イ9に導く別のシート搬送路83が分岐している。2つ
の排出先は、搬送路の分岐部に配置されたゲート81の
切り換えにより、変更可能になっている。
【0052】排出トレイ9は、シートの反転搬送路とし
て使用されるようにもなっており、外付けの両面搬送路
10と合わせて、シートの両面への画像形成を実現す
る。そのため、排出ローラ28は正逆両方向に回転可能
となっている。また、前記したシート供給部21・61
・62・63から電子写真プロセス部20および定着装
置23への搬送路64には、定着装置23の下流側に切
換ゲート251が設けられている。定着の終了したシー
トは、切換ゲート251が図7の実線側に切り換わって
いると、シート後処理装置5または排出トレイ9へ排出
される。そして、前記のように排出トレイ9が反転搬送
路として使用される場合には、シートが引き戻され、破
線側に切り換わっている切換ゲート251を介して、搬
送路250に反転搬送される。このようにして、シート
両面への画像形成が可能となっている。
【0053】次に、前述した、本実施の形態に係る排紙
装置としてのシート後処理装置5の排紙ローラ502付
近の構成について説明する。
【0054】図1(a)に、排紙ローラ502の一部お
よびその周辺の構成を排紙ローラ502の上方側から見
た平面図を示す。また同図(b)に、上記一部およびそ
の周辺の構成の外観斜視図を示す。排紙ローラ502は
回転シャフト502aと複数のローラとからなる。同図
では、図示されている2つのローラをそれぞれローラ5
02b、ローラ502cとする。回転シャフト502a
は、排紙ローラ502が配置されている排出口で搬送方
向と直交する方向に対向するシート後処理装置5の装置
フレームに回転自在に支えられている。回転シャフト5
02aは、ギアを介してモータから回転駆動力が伝達さ
れ、これにより複数のローラを回転させる。
【0055】また、回転シャフト502aのローラ50
2bとローラ502cとの間の部分にはパドラー101
が取り付けられている。パドラー101は、オフセット
トレイ59に個別に排出されたシートをオフセットトレ
イ59上で整合する整合動作を行うものであり、回転筒
101a、パドラーアーム保持部101b・101c、
パドラーアーム101d・101e、突起101f、回
転板101g、トルクリミッター101h、および摩擦
部材101i・101i(図2に図示)を備えている。
【0056】回転筒101aは、回転シャフト502a
の外周面を所定の間隙を隔てて覆う円筒状部材であり、
後述するトルクリミッター101hと接続されている。
すなわち、回転筒101aは回転シャフト502aと同
軸で回転するように取り付けられており、回転シャフト
502aが回転することによりトルクリミッター101
hから回転力を得て回転する。パドラーアーム保持部1
01b・101cは回転筒101aの外周面上に取り付
けられている円筒状部材であり、パドラーアーム保持部
101bはパドラーアーム101dを、またパドラーア
ーム保持部101cはパドラーアーム101eを保持し
ている。パドラーアーム101dはパドラーアーム保持
部101bから、またパドラーアーム101eはパドラ
ーアーム保持部101cから、それぞれ回転シャフト5
02aに対して垂直に同じ方向に延びるように設けられ
たアーム状部材である。パドラーアーム101d・10
1eは、排紙ローラ502が用いられることによってシ
ートがオフセットトレイ59に排出される排紙時に、回
転筒101aの回転によって回転し、オフセットトレイ
59上のシートの上面に接触してシートを後端部側に引
き寄せ、オフセットトレイ59のシート後処理装置5の
本体側の一端に整合する。すなわち、回転筒101aは
回転シャフト502aの周りで回転してパドラー101
に整合動作を行わせる。また、パドラーアーム101d
・101eは弾性部材で形成されており、障害物に当た
ると変形し、障害が解除されると元の形状に復元するよ
うになっている。
【0057】突起101fは、回転筒101aの外周面
から外側へ向かって突出するように固定されて設けられ
たものであり、後述するカム108との相互作用を行
う。回転板101gは、回転筒101aの外周面上に取
り付けられ、回転シャフト502aに垂直で、一部に外
周を円弧とする扇形部分の切欠き部を有する形状の円板
である。回転板101gは回転筒101aとともに回転
して後述するセンサー回転シャフト105aと相互作用
を行う。
【0058】トルクリミッター101hは回転筒101
aと同じく回転シャフト502aの外周面を所定の間隙
を隔てて覆う円筒状部材であり、回転筒101aと接続
されている。摩擦部材101i・101iは、トルクリ
ミッター101hと回転シャフト502aの外周面との
間の上記所定の間隙に設けられ、回転シャフト502a
の外周面に固定された円筒状部材である。摩擦部材10
1i・101iの外周面はトルクリミッター101hの
内周面に当接しており、回転シャフト502aの回転に
よってトルクリミッター101hが摩擦部材101i・
101iとの間の摩擦力によって回転する。これによっ
て回転筒101aも回転する。
【0059】また、上記摩擦力が所定値以下では上記の
ように回転シャフト502aとともにトルクリミッター
101hが回転するが、トルクリミッター101hを強
制的に停止させようとする力が加わるときなど上記摩擦
力が所定値を越えるときにはトルクリミッター101h
と摩擦部材101i・101iとの接触面で滑り現象が
発生し、回転シャフト502aおよび摩擦部材101i
・101iが回転してもトルクリミッター101hおよ
び回転筒101aはこれに追随しなくなる。これによっ
て、後述するようにシートの排出時にパドラー101の
回転および停止を制御することができるとともに、シー
ト後処理装置5のウォームアップ時の最初の時にもパド
ラー101を回転させないようにすることができる。
【0060】次に、図3(a)に、排紙ローラ502付
近の他の一部の構成を排紙方向側から見た正面図を示
す。同図に示すように、排紙ローラ502付近には、回
転シャフト502aのローラ502cの両外側の部分に
当接して位置固定される当接部材111が設けられてい
る。当接部材111は溝部111a・111bを備えて
おり、溝部111a・111bのそれぞれは、同図のA
−A断面図である同図(b)に示すように、内面が回転
シャフト502aの外周面と略同じ曲率のU字形状の断
面をなしていて、回転シャフト502aの下方から上記
内面が回転シャフト502aの外周面に当接するように
なっている。この当接は、当接部材111の下部とシー
ト後処理装置5の装置フレームとを接続するスプリング
112・113による上方への付勢力によって行われて
おり、当接力は回転シャフト502aの回転を妨げない
程度に調整されている。
【0061】また、図3(a)に示すように、排紙ロー
ラ502付近には、シート上面検知センサー105が上
記当接部材111とユニット化されるように設けられて
いる。シート上面検知センサー105は、オフセットト
レイ59上のシートの最上面を検知する検知動作を行う
ものであり、センサー回転シャフト105aおよび検知
アーム105bを備えている。センサー回転シャフト1
05aはシート上面検知センサー105を下方から持ち
上げる回転体であり、回転シャフト502aと平行に設
けられていて、センサー回転シャフト105aとシート
後処理装置5の装置フレームとを接続するスプリング1
14による付勢力でその位置を保っている。さらにセン
サー回転シャフト105aは前述の回転板101gの切
欠き部以外と接触するようになっており、回転板101
gが回転することにより回転筒101aの回転力が伝達
されて回転する。また、センサー回転シャフト105a
の回転軸105cに垂直な断面は、図4(a)・(b)
に示すように当接部材111に支持された回転軸105
cに対して偏った偏芯カム形状をなしている。
【0062】検知アーム105bはセンサー回転シャフ
ト105aに対して垂直に延びるように設けられ、その
先端側は図4(a)・(b)に示すように略L字形状に
折れ曲がっている。検知アーム105bは、当接部材1
11に支持された回転軸105dを中心として回転する
ことができるようになっており、上記断面が偏芯カム形
状をなしているセンサー回転シャフト105aの回転に
伴ってセンサー回転シャフト105aによる持ち上げ位
置が変化することにより回転して、略上下方向に往復移
動する。そして検知アーム105bは、排紙ローラ50
2が用いられることによってシートがオフセットトレイ
59に排出され、さらにパドラー101の整合動作が終
了した後に、オフセットトレイ59上のシートの最上
面、すなわち最上段のシートの上面に接触することによ
り、最上面の位置検出である検出動作の一部を行う。こ
のように、センサー回転シャフト105aは、受けた回
転力を、回転することによってシート上面検知センサー
105の検知動作の動作駆動力に変換する。
【0063】また、前記当接部材111には、ソレノイ
ド106が固定して取り付けられており、ユニット化さ
れている。ソレノイド106は、プランジャー106a
が回転シャフト502aに垂直な平面上で鉛直方向から
傾いた方向に往復動作を行うように配置される。プラン
ジャー106aの先端には回転シャフト502aに平行
なカム回転軸107が接続されており、カム回転軸10
7の一端には回転シャフト502aに垂直な平面上で回
転するカム108が取り付けられている。これにより、
カム回転軸107およびカム108も当接部材111と
ユニット化されており、同時にシート上面検知センサー
105ともユニット化されている。
【0064】カム108は、図5(a)の正面図に示す
ように、回転シャフト502aの方向に見て回転筒10
1aを挟むような略V字形状をなしており、V字の両先
端が回転筒101a側に向かって折れ曲がった爪部10
8a・108bを備えている構成である。同図(b)
に、カム108をソレノイド106とともに同図(a)
の側面側から見た側面図を示す。このカム108は、ソ
レノイド106のONおよびOFFによるプランジャー
106aの突出および引き込みの往復動作に伴ってカム
回転軸107が回転シャフト502aに垂直な平面上で
鉛直方向から傾いた方向に沿って移動すると、カム10
8の重心の移動により上記平面上で回転し、爪部108
a・108bのそれぞれが回転筒101aと交互に接触
して停止するようになっている。
【0065】ソレノイド106がOFFのときには爪部
108aが、ソレノイド106がONのときには爪部1
08bが、それぞれ回転筒101aと接触する。この回
転によってカム108は、パドラー101の回転に伴う
前述の突起101fの回転軌道の所定位置の開放および
遮断を行うことにより突起101fの回転位置制御を行
う。ここで所定位置は、爪部108aが回転筒101a
と接触する位置T1、爪部108bが回転筒101aと
接触する位置T2である。なお、回転筒101aは、回
転シャフト502aの回転が継続される状態で、爪部1
08a・108bが突起101fに接触して突起101
fの回転を停止させる場合のように突起101fに所定
の力が働くと、トルクリミッター101hと摩擦部材1
01i・101iとの作用により、回転シャフト502
aが回転したまま自身の回転を停止する。
【0066】以上のように、本実施の形態では、回転筒
101aが回転シャフト502aと同軸で回転するよう
に取り付けられることによってパドラー101が取り付
けられていること、および回転シャフト502aに当接
して位置固定される当接部材111とユニット化される
ことによってシート上面検知センサー105が取り付け
られていることとにより、パドラー101およびシート
上面検知センサー105が排紙ローラ502の回転シャ
フト502aの位置を基準として取り付けられている。
【0067】パドラー101およびシート上面検知セン
サー105が排紙ローラ502の回転シャフト502a
の位置を基準として取り付けられているので、排紙ロー
ラ502の位置に対するパドラー101およびシート上
面検知センサー105のシート後処理装置5内での取り
付け位置の精度は高いものとなる。この結果、シート後
処理装置5は、パドラーおよびシート上面検知センサー
の、排紙ローラの位置に対する装置内での取り付け位置
の精度を高くすることができる排紙装置となる。
【0068】また、オフセットトレイ59と、排紙ロー
ラ502と、パドラー101と、シート上面検知センサ
ー105とを構成部品として備えるシート後処理装置5
に対して、パドラー101およびシート上面検知センサ
ー105を、排紙ローラ502の回転シャフト502a
の位置を基準として取り付けるので、排紙ローラ502
の位置に対するパドラー101およびシート上面検知セ
ンサー105のシート後処理装置5内での取り付け位置
の精度は高いものとなる。この結果、パドラーおよびシ
ート上面検知センサーの、排紙ローラの位置に対する装
置内での取り付け位置の精度を高くすることができる排
紙装置の構成部品の取り付け方法を提供することができ
る。
【0069】また、回転筒101aが回転シャフト50
2aと同軸で回転するよう、回転シャフト502aの周
りを覆うように取り付けられているので、パドラーが排
紙ローラの回転シャフトの位置を基準として取り付けら
れる構成の中でも、排紙ローラの位置に対するパドラー
の取り付け位置の精度を特に容易に高くすることができ
る。さらに、シート上面検知センサー105は当接部材
111とユニット化されているので、シート上面検知セ
ンサーが排紙ローラの回転シャフトの位置を基準として
取り付けられる構成の中でも、排紙ローラの位置に対す
るシート上面検知センサーの取り付け位置の精度を特に
容易に高くすることができる。
【0070】また、シート後処理装置5によれば、回転
筒101aは回転シャフト502aから回転力が伝達さ
れることにより回転する、すなわち、パドラー101は
回転シャフト502aから回転筒101aに回転力が伝
達されることにより回転するので、整合動作の駆動源が
別途必要なく、簡単な構成で整合動作を行うことができ
る。
【0071】また、シート後処理装置5によれば、シー
ト上面検知センサー105は、回転筒101aから回転
板101gを介してセンサー回転シャフト105aに伝
達された回転力を、センサー回転シャフト105aによ
って動作駆動力に変換して検知動作を行うので、検知動
作の駆動源が別途必要なく、簡単な構成で検知動作を行
うことができる。
【0072】次に、図6を用いて、カム108、シート
排出に伴うパドラー101、およびシート上面検知セン
サー105の動作を互いに関連付けながら説明する。
【0073】同図のステップはシートを排出しない非
排出時の状態を示す。この状態ではソレノイド106は
OFFであり、カム108の爪部108aが位置T1を
遮断して突起101fをこの位置で停止させている。こ
のときパドラー101のパドラーアーム101d・10
1e、およびシート上面検知センサー105の検知アー
ム105はオフセットトレイ59の上方で停止してい
る。
【0074】次いで、同図のステップに示すように排
紙ローラ502が回転駆動されて従動ローラ503も回
転し、シートの排出が開始されると、ソレノイド106
はONとなってカム108の爪部108aが位置T1を
開放する。これにより、突起101fが移動可能となり
パドラー101の回転筒101aは回転シャフト502
aの回転により回転する。パドラーアーム101d・1
01eはオフセットトレイ59に接触して変形しながら
排紙ローラ502の下方側からシート後処理装置5の内
部に引き込まれていく。また、シート上面検知センサー
105の検知アーム105bは、センサー回転シャフト
105aがパドラー101の回転板101gと接触する
ことにより回転シャフト502aとは逆方向に回転し、
偏芯カム形状のセンサー回転シャフト105aに持ち上
げられることによって、先端側が排紙ローラ502の上
方側に回転移動する。
【0075】次いで同図のステップに示すように、ソ
レノイド106のONが継続されることによって、カム
108がそのままの状態を維持しながら排紙が進んで突
起101fがカム108の爪部108bによって遮断さ
れている位置T2に達すると、回転筒101aがそこで
回転を停止することにより、パドラー101は回転を停
止する。なお、トルクリミッター101hと摩擦部材1
01i・101iとの作用により、この状態で回転シャ
フト502aは回転を続け、排紙は継続される。パドラ
ー101のパドラーアーム101d・101eは全体が
シート後処理装置5の内部に引き込まれた状態となる。
これによりパドラー101はシートの通過領域外に位置
することになり、整合動作を開始するまでこの位置に停
止して退避する。また、パドラー101が停止すること
によりシート上面検知センサー105も停止し、検知ア
ーム105bは先端側が排紙ローラ502の上方の所定
位置に達した位置に停止する。シート上面検知センサー
105のこの位置もシートの通過領域外であり、検知動
作を開始するまでこの位置に停止して退避する。
【0076】次に、同図のステップに示すように、排
紙ローラ502によるシートのオフセットトレイ59へ
の排出が完了すると、ソレノイド106がOFFとな
り、カム108の爪部108bは位置T2を開放する。
これによって突起101fが移動可能となり回転筒10
1aは回転シャフト502aの回転により回転する。パ
ドラー101のパドラーアーム101d・101eは従
動ローラ503の回転軸に当たりながら変形してシート
後処理装置5の外部へ送り出される。そして、パドラー
アーム101d・101eは、シート後処理装置5の外
部へ全体が送り出されると、オフセットトレイ59上の
シートに接触し、パドラー101は整合動作を行う。ま
た同図の状態では、パドラー101が回転を開始して
も、回転板101gの切欠き部がセンサー回転シャフト
105aの位置に回転してくることによりセンサー回転
シャフト105aが回転板101gと接触しなくなって
回転せず、シート上面検知センサー105は退避位置で
しばらく停止している。そして、パドラー101の整合
動作が完了すると、回転板101gが再びセンサー回転
シャフト105aに接触し、シート上面検知センサー1
05は回転を開始する。このとき、偏芯カム形状のセン
サー回転シャフト105aによる持ち上げ位置が降下す
ることにより検知アーム105bがオフセットトレイ5
9上のシートの上面に接触し、シートに対して検知動作
を行う。
【0077】シート上面検知センサー105の検知動作
が完了すると、同図のステップに示すように、カム1
08がそのままの状態を維持しながら、回転筒101a
が回転を続ける。そして、突起101fがカム108の
爪部108aによって遮断されている位置T2に達する
と、回転を停止し、排紙ローラ502の回転駆動も停止
される。これにより、パドラー101およびシート上面
検知センサー105は同図のステップと同じ状態とな
って全ての動作が終了する。
【0078】このように、本実施の形態に係るシート後
処理装置5によれば、突起101fの回転軌道を、シー
ト上面検知センサー105とユニット化された、すなわ
ちシート検知センサー105と同様に取り付け位置の高
い精度が確保されたカム108によって開放および遮断
することにより突起101fの回転位置制御を行う。カ
ム108は、突起101fの回転軌道の位置T1・T2
を開放することによって突起101fの位置T1・T2
の通過を許容し、回転シャフト502aとともに回転筒
101aの回転すなわちパドラー101の回転を継続す
る。また、カム108は、位置T1・T2を遮断するこ
とによって突起101fが位置T1・T2に達した時点
で回転筒101aの回転を遮る。カム108は、これに
よって回転シャフト502aの回転が継続される状態で
回転筒101aに回転を停止させる所定の力を加え、ト
ルクリミッター101hと摩擦部材101i・101i
との作用により回転シャフト502aを回転させたまま
回転筒101aを停止させ、パドラー101の回転を停
止させる。従って、排紙ローラ502を用いてシートを
排出しながら、パドラー101の回転およびその停止を
容易に行うことができる。
【0079】また、シート後処理装置5によれば、カム
108の回転位置制御によって、パドラー101をシー
トの通過域外へ退避させることができるので、パドラー
101をシートに接触させたくない場合に容易に非接触
となる位置へ移動させることができる。
【0080】さらに、上記において、排紙ローラ502
を用いたシートの排出開始時からシートのオフセットト
レイ59への排出完了時まではパドラー101がシート
の通過域外に退避し、その後、カム108の回転位置制
御によってオフセットトレイ59上のシートに対して整
合動作を行う。従って、パドラー101は、排紙ローラ
502を用いた排紙動作と全く干渉することのない期間
で整合動作を行うので、整合動作を確実に行うことがで
きる。
【0081】また、シート後処理装置5によれば、カム
108の回転位置制御によってシート上面検知センサー
105をシートの通過域外へ退避させることができるの
で、シート上面検知センサー105をシートに接触させ
たくない場合に容易に非接触となる位置へ移動させるこ
とができる。
【0082】さらに、上記において、排紙ローラ502
を用いたシートの排出開始時からパドラー101の整合
動作の完了時まではシート上面検知センサー105がシ
ートの通過域外に退避し、その後、カム108の回転位
置制御によってオフセットトレイ59上のシートに対し
て検知動作を行う。従って、シート上面検知センサー1
05は、排紙ローラ502を用いた排紙動作およびパド
ラー101の整合動作と全く干渉することのない期間で
検知動作を行うので、検知動作を確実に行うことができ
る。
【0083】
【発明の効果】本発明の排紙装置は、以上のように、上
記パドラーおよび上記シート上面検知センサーが、上記
排紙ローラの回転シャフトの位置を基準として取り付け
られている構成である。
【0084】それゆえ、排紙ローラの位置に対するパド
ラーおよびシート上面検知センサーの排紙装置内での取
り付け位置の精度は高いものとなる。この結果、パドラ
ーおよびシート上面検知センサーの、排紙ローラの位置
に対する排紙装置内での取り付け位置の精度を高くする
ことができる排紙装置を提供することができるという効
果を奏する。
【0085】さらに本発明の排紙装置は、以上のよう
に、上記回転シャフトの回転を妨げないように上記回転
シャフトの外周面に当接することにより位置固定される
当接部材を備え、上記シート上面検知センサーは上記当
接部材とユニット化されていることにより上記回転シャ
フトの位置を基準として取り付けられている構成であ
る。
【0086】それゆえ、従って、排紙ローラの位置に対
するシート上面検知センサーの取り付け位置の精度を特
に容易に高くすることができるという効果を奏する。
【0087】さらに本発明の排紙装置は、以上のよう
に、上記パドラーは、上記回転シャフトの周りで回転し
て上記パドラーに上記整合動作を行わせるように回転力
が伝達される回転筒を備え、上記回転筒が上記回転シャ
フトと同軸で回転するように取り付けられていることに
より上記回転シャフトの位置を基準として取り付けられ
ている構成である。
【0088】それゆえ、排紙ローラの位置に対するパド
ラーの取り付け位置の精度を特に容易に高くすることが
できるという効果を奏する。
【0089】さらに本発明の排紙装置は、以上のよう
に、上記シート上面検知センサーは、受けた回転力を回
転することによって上記検知動作の動作駆動力に変換す
るセンサー回転シャフトを備えており、上記回転筒に、
上記回転筒とともに回転して上記センサー回転シャフト
に接触することにより上記回転筒の回転力を上記センサ
ー回転シャフトに伝達する回転板が設けられている構成
である。
【0090】それゆえ、検知動作の駆動源が別途必要な
く、簡単な構成で検知動作を行うことができるという効
果を奏する。
【0091】さらに本発明の排紙装置は、以上のよう
に、上記回転筒は上記回転シャフトから回転力が伝達さ
れることにより回転する構成である。
【0092】それゆえ、整合動作の駆動源が別途必要な
く、簡単な構成で整合動作を行うことができるという効
果を奏する。
【0093】さらに本発明の排紙装置は、以上のよう
に、上記回転筒は上記回転シャフトとともに回転する一
方、上記回転シャフトの回転が継続される状態で自身の
回転を停止させる所定の力が働くと上記回転シャフトが
回転したまま自身の回転を停止するように取り付けられ
ているとともに、外周面から外側へ向かって突出する突
起を備え、上記シート上面検知センサーとユニット化さ
れるとともに上記回転筒の回転に伴う上記突起の回転軌
道の所定位置の開放および遮断を行うことにより上記突
起の回転位置制御を行うカムを備えている構成である。
【0094】それゆえ、突起の回転軌道を、シート検知
センサーと同様に取り付け位置の高い精度が確保された
カムによって開放および遮断することにより突起の回転
位置制御を行う。従って、排紙ローラを用いてシートを
排出しながら、パドラーの回転およびその停止を容易に
行うことができるという効果を奏する。
【0095】さらに本発明の排紙装置は、以上のよう
に、上記カムの上記回転位置制御によって、上記パドラ
ーのシートの通過域外への退避が可能である構成であ
る。
【0096】それゆえ、パドラーをシートに接触させた
くない場合に容易に非接触となる位置へ移動させること
ができるという効果を奏する。
【0097】さらに本発明の排紙装置は、以上のよう
に、上記パドラーは上記退避を、上記排紙ローラを用い
たシートの排出開始時からシートの排紙トレイへの排出
完了時まで行い、排出完了後に上記カムの上記回転位置
制御によって上記パドラーが上記整合動作を行う構成で
ある。
【0098】それゆえ、パドラーは、排紙ローラを用い
た排紙動作と全く干渉することのない期間で整合動作を
行うので、整合動作を確実に行うことができるという効
果を奏する。
【0099】さらに本発明の排紙装置は、以上のよう
に、上記シート上面検知センサーは、受けた回転力を回
転することによって上記検知動作の動作駆動力に変換す
るセンサー回転シャフトを備えており、上記回転筒に、
上記回転筒とともに回転して上記センサー回転シャフト
に接触することにより上記回転筒の回転力を上記センサ
ー回転シャフトに伝達する回転板が設けられており、上
記カムの上記回転位置制御によって上記シート上面検知
センサーのシートの通過域外への退避が可能である構成
である。
【0100】それゆえ、シート上面検知センサーをシー
トに接触させたくない場合に容易に非接触となる位置へ
移動させることができるという効果を奏する。
【0101】さらに本発明の排紙装置は、以上のよう
に、上記シート上面検知センサーは上記退避を、上記排
紙ローラを用いたシートの排出開始時から上記パドラー
の上記整合動作の完了時まで行い、上記整合動作の完了
後に上記カムの上記回転位置制御によって上記シート上
面検知センサーが上記検知動作を行う構成である。
【0102】それゆえ、シート上面検知センサーは、排
紙ローラを用いた排紙動作およびパドラーの整合動作と
全く干渉することのない期間で検知動作を行うので、検
知動作を確実に行うことができるという効果を奏する。
【0103】また、本発明の排紙装置の構成部品の取り
付け方法は、以上のように、上記パドラーおよび上記シ
ート上面検知センサーを、上記排紙ローラの回転シャフ
トの位置を基準として取り付ける構成である。
【0104】それゆえ、排紙ローラの位置に対するパド
ラーおよびシート上面検知センサーの排紙装置内での取
り付け位置の精度は高いものとなる。この結果、パドラ
ーおよびシート上面検知センサーの、排紙ローラの位置
に対する排紙装置内での取り付け位置の精度を高くする
ことができる排紙装置の構成部品の取り付け方法を提供
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施の形態に係る排紙装置
に備えられる排紙ローラの一部およびその周辺の構成を
示す平面図、(b)は(a)の排紙ローラの一部および
その周辺の構成の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の構成の一部であるトルクリミッター周辺
を回転シャフト方向に切断した場合の構成を示す断面図
である。
【図3】(a)は本発明の一実施の形態に係る排紙装置
に備えられる排紙ローラの他の一部およびその周辺の構
成を示す正面図、(b)は(a)のA−A断面図であ
る。
【図4】(a)および(b)は、図3の構成の一部であ
るシート上面検知センサーをセンサー回転シャフトの回
転軸に垂直に切断した場合の構成と、シート上面検知セ
ンサーの移動状態とを示す断面図である。
【図5】(a)は図3の構成に備えられるカムの構成を
示す正面図、(b)は(a)の側面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る排紙装置に備えら
れるカム、パドラー、およびシート上面検知センサーの
シート排出に伴う動作を説明する説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る排紙装置が備えら
れる画像形成システムの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
5 シート後処理装置(排紙装置) 59 オフセットトレイ(排紙トレイ、構成部
品) 101 パドラー(構成部品) 101a 回転筒 101f 突起 101g 回転板 105 シート上面検知センサー(構成部品) 105a センサー回転シャフト 108 カム 111 当接部材 502 排紙ローラ(構成部品) 502a 回転シャフト T1・T2 位置(所定位置)
フロントページの続き (72)発明者 林 重貴 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 時重 聖 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岡田 直文 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 難波 豊明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H072 AA17 AA26 CA01 FB01 FB08 HB07 JA02 3F048 AA01 AB01 BA04 BB10 CA05 CB03 CB12 DA09 DC00 3F049 AA10 DA12 EA29 LA01 LB03 3F054 AA01 AC01 BA04 BB03 BD02 BH02 BH26 CA02 CA22 CA40

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートが排出される排紙トレイと、シート
    の上記排紙トレイへの排出に用いられる排紙ローラと、
    上記排紙トレイに排出されたシートを上記排紙トレイ上
    で整合する整合動作を行うパドラーと、上記排紙トレイ
    上のシートの最上面を検知する検知動作を行うシート上
    面検知センサーとを備える排紙装置において、 上記パドラーおよび上記シート上面検知センサーが、上
    記排紙ローラの回転シャフトの位置を基準として取り付
    けられていることを特徴とする排紙装置。
  2. 【請求項2】上記回転シャフトの回転を妨げないように
    上記回転シャフトの外周面に当接することにより位置固
    定される当接部材を備え、上記シート上面検知センサー
    は上記当接部材とユニット化されていることにより上記
    回転シャフトの位置を基準として取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の排紙装置。
  3. 【請求項3】上記パドラーは、上記回転シャフトの周り
    で回転して上記パドラーに上記整合動作を行わせるよう
    に回転力が伝達される回転筒を備え、上記回転筒が上記
    回転シャフトと同軸で回転するように取り付けられてい
    ることにより上記回転シャフトの位置を基準として取り
    付けられていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の排紙装置。
  4. 【請求項4】上記シート上面検知センサーは、受けた回
    転力を回転することによって上記検知動作の動作駆動力
    に変換するセンサー回転シャフトを備えており、上記回
    転筒に、上記回転筒とともに回転して上記センサー回転
    シャフトに接触することにより上記回転筒の回転力を上
    記センサー回転シャフトに伝達する回転板が設けられて
    いることを特徴とする請求項3に記載の排紙装置。
  5. 【請求項5】上記回転筒は上記回転シャフトから回転力
    が伝達されることにより回転することを特徴とする請求
    項3または4に記載の排紙装置。
  6. 【請求項6】上記回転筒は上記回転シャフトとともに回
    転する一方、上記回転シャフトの回転が継続される状態
    で自身の回転を停止させる所定の力が働くと上記回転シ
    ャフトが回転したまま自身の回転を停止するように取り
    付けられているとともに、外周面から外側へ向かって突
    出する突起を備え、上記シート上面検知センサーとユニ
    ット化されるとともに上記回転筒の回転に伴う上記突起
    の回転軌道の所定位置の開放および遮断を行うことによ
    り上記突起の回転位置制御を行うカムを備えていること
    を特徴とする請求項5に記載の排紙装置。
  7. 【請求項7】上記カムの上記回転位置制御によって、上
    記パドラーのシートの通過域外への退避が可能であるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の排紙装置。
  8. 【請求項8】上記パドラーは上記退避を、上記排紙ロー
    ラを用いたシートの排出開始時からシートの排紙トレイ
    への排出完了時まで行い、排出完了後に上記カムの上記
    回転位置制御によって上記パドラーが上記整合動作を行
    うことを特徴とする請求項7に記載の排紙装置。
  9. 【請求項9】上記シート上面検知センサーは、受けた回
    転力を回転することによって上記検知動作の動作駆動力
    に変換するセンサー回転シャフトを備えており、上記回
    転筒に、上記回転筒とともに回転して上記センサー回転
    シャフトに接触することにより上記回転筒の回転力を上
    記センサー回転シャフトに伝達する回転板が設けられて
    おり、上記カムの上記回転位置制御によって上記シート
    上面検知センサーのシートの通過域外への退避が可能で
    あることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記
    載の排紙装置。
  10. 【請求項10】上記シート上面検知センサーは上記退避
    を、上記排紙ローラを用いたシートの排出開始時から上
    記パドラーの上記整合動作の完了時まで行い、上記整合
    動作の完了後に上記カムの上記回転位置制御によって上
    記シート上面検知センサーが上記検知動作を行うことを
    特徴とする請求項9に記載の排紙装置。
  11. 【請求項11】シートが排出される排紙トレイと、シー
    トの上記排紙トレイへの排出に用いられる排紙ローラ
    と、上記排紙トレイに排出されたシートを上記排紙トレ
    イ上で整合する整合動作を行うパドラーと、上記排紙ト
    レイ上のシートの最上面を検知する検知動作を行うシー
    ト上面検知センサーとを構成部品として備える排紙装置
    の、上記パドラーおよび上記シート上面検知センサーを
    取り付ける排紙装置の構成部品の取り付け方法におい
    て、 上記パドラーおよび上記シート上面検知センサーを、上
    記排紙ローラの回転シャフトの位置を基準として取り付
    けることを特徴とする排紙装置の構成部品の取り付け方
    法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007269433A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Sanyo Electric Co Ltd 給紙トレイ及び該給紙トレイを用いた印刷装置
JP2009179471A (ja) * 2008-02-01 2009-08-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 処理装置
JP2013032197A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Ricoh Co Ltd 用紙処理装置、画像形成システム及び用紙整合方法
CN105128003A (zh) * 2015-09-16 2015-12-09 广州御银科技股份有限公司 一种取钞机械手
US11827043B2 (en) 2018-05-11 2023-11-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Knockdown for compiling recording media in finisher

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