JPH07206192A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JPH07206192A
JPH07206192A JP6003619A JP361994A JPH07206192A JP H07206192 A JPH07206192 A JP H07206192A JP 6003619 A JP6003619 A JP 6003619A JP 361994 A JP361994 A JP 361994A JP H07206192 A JPH07206192 A JP H07206192A
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sheet
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sheet supporting
feeding
sheets
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JP6003619A
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Akihiro Sakai
昭弘 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成を簡略化することでコストの低減及び装
置の小型化を図ったシート給送装置を提供する。 【構成】 シートカセット15のカセット中板110に
支持したシート及びマルチ手差しトレイ102に支持し
たシートを、共通のピックアップローラ16により選択
的に送り出す。この場合、偏心カム109によりカセッ
ト中板110を上昇させた時にはカセット中板110に
支持されているシートが送り出され、偏心カム112に
よりマルチ手差しトレイ102を下降させた時にはマル
チ手差しトレイ102に支持したシートが送り出され
る。このようにして、装置の簡略化が図れ、コストの低
減及び装置の小型化を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に記録紙等のシートを供給
するためのシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等に設けられているシート
給送装置は、例えば、シートカセットに記録紙であるシ
ートを収納し、収納されているシートを、給送ローラと
分離パッドとにより一枚ずつ分離して送り出す構成の自
動シート給送部と、装置本体に直接シート束を装填し、
給送ローラと分離パッドとにより一枚ずつ分離して送り
出す構成のマルチ手差しシート給送部とを備えたものが
ある。
【0003】この従来のシート材給送装置の一例を図8
に基づいて説明する。
【0004】まず、自動シート給送部を説明すると、シ
ートカセット508内のカセット中板508aに積載さ
れているシートPは、スプリング509により給送ロー
ラであるピックアップローラ502に加圧されている。
また、ピックアップローラ502には、スプリング50
4により分離パッド503が加圧されている。
【0005】そして、ピックアップローラ502が図中
矢印方向に回転すると、積載されているシートPは上部
から一枚または数枚が送り出され、ピックアップローラ
502により送り出されたシートは分離パッド503と
ピックアップローラ502との摩擦力により最上位のシ
ートのみが分離される。分離されて送り出されたシート
Pはガイド510,511,512により案内されてス
リップローラ507,507aに搬送される。それ以降
は、シートPは図示しない複写機の現像、転写、定着等
の画像形成プロセスを経て画像が形成されて排出され
る。
【0006】マルチ手差しシート給送部は、手差し挿入
される複数枚のシートPを積載支持するマルチ手差しト
レイ514と、マルチ手差しトレイ514に支持されて
いるシートPを送り出すためのピックアップローラ50
1とを有している。また、ピックアップローラ501に
は分離パッド505がスプリング513により加圧され
ている。
【0007】そして、ピックアップローラ501が図中
矢印方向に回転すると、積載支持されているシートPが
送り出され、分離パッド505とピックアップローラ5
01との摩擦力により一枚ずつ分離され、ガイド51
1,512に案内されてスリップローラ507,507
aに搬送される。これ以降は自動シート給送部から送り
出されたシートと同様に画像処理が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシート給送装置では、自動シート給送部及びマルチ
手差しシート給送部にそれぞれシートPを分離搬送する
ためのピックアップローラ501,502が必要であ
り、そのピックアップローラ501,502を設置する
ためのスペースを確保するために装置全体が大型化した
り、同じ機能をさせるための部品が数カ所に分散されて
いたためコストが高くなってしまうという問題点があっ
た。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑み点されたもの
であり、構成を簡略化することでコストの低減及び装置
の小型化を図ったシート給送装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを積載
支持する第1のシート支持手段と、 前記第1のシート
支持手段に対して上下方向で異なった位置に配置され
た、シートを積載支持する第2のシート支持手段と、前
記第1のシート支持手段と前記第2のシート支持手段と
の間に配置された回転給送手段と、前記回転給送手段
に、前記第1のシート支持手段に支持されているシート
または前記第2のシート支持手段に支持されているシー
トのいずれかを選択的に圧接させるための加圧手段と、
前記回転給送手段により前記第1のシート支持手段から
送り出したシートを案内するガイド手段と、前記回転給
送手段により前記第2のシート支持手段から送り出した
シートを前記回転給送手段に沿って反転させて前記ガイ
ド手段に合流させるための反転ガイド手段と、を備えた
ことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明は、シートを積載支持する第
1のシート支持手段と、前記第1のシート支持手段に対
して上下方向で異なった位置に配置された、シートを積
載支持する第2のシート支持手段と、前記第1のシート
支持手段と前記第2のシート支持手段との間に配置され
た回転給送手段と、前記第1のシート支持手段に支持さ
れているシートを付勢して前記回転給送手段に圧接させ
る第1の加圧手段と、前記第2のシート支持手段に支持
されているシートを付勢して前記回転給送手段に圧接さ
せる第2の加圧手段と、前記第1の加圧手段または前記
第2の加圧手段のいずれかを選択的に動作させる制御手
段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】上反転ガイドを設けたものでは、共通の回転給
送手段により複数のシート支持手段から適宜シートの送
り出しが行えるとともに、複数のシート支持手段を備え
ていても同一の位置から画像形成装置等にシートを供給
することができる。
【0013】各シート支持手段に支持されているシート
を選択的に加圧手段により回転給送手段に加圧させるも
のでは、共通の回転給送手段により複数のシート支持手
段から適宜シートの送り出しが行えるとともに、選択的
に加圧手段を動作させるだけであるため、構成及び制御
が簡単である。
【0014】
【実施例】本発明の第1の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本発明の一実施例のシート給送装
置を示す要部断面図であり、このシート給送装置は、図
5に示す画像形成装置としての複写機に備えられてい
る。図3は図1のA−A断面図であり、図4は図2のB
−B断面図を示す。
【0015】まず、シートカセット15からシートPを
供給する自動シート給送部を説明する。
【0016】シートカセット15は複写機本体1の前面
(操作側)から着脱自在なフロントローディング方式の
ものである。シートカセット15にはシートPを積載支
持するためのカセット中板110が設けられており、カ
セット中板110は図5に示す支点部110aを支点と
して揺動可能に設けられている。
【0017】複写機本体1側にはカセット中板110の
下面に接触する偏心カム109が図示しない駆動源に接
続された駆動軸109aに取り付けられており、この偏
心カム109aの回転によりカセット中板110が上下
に揺動する。駆動軸109には図4に示すように電磁ク
ラッチ151が設けられており、この電磁クラッチ15
1は、偏心カム109の位置を検出するマイクロスイッ
チ81からの検出信号に基づいてON・OFFすること
により偏心カム109の回転位置を制御する。
【0018】複写機本体1側には給紙ローラであるピッ
クアップローラ16が駆動軸に設けられている。そし
て、前記偏心カム109の回転によりカセット中板11
0が上下して積載されているシートPがピックアップロ
ーラ16に圧接されたり圧接が解除されたりする。
【0019】ピックアップローラ16にはパッドホルダ
106に取り付けられた摩擦パッド107がスプリング
108によって圧接されている。この摩擦パッド107
は、25〜30%のコルクを含有したポリウレタン等の
合成樹脂によって形成されており、シートPとの摩擦係
数μは1.2程度に設定されているものである。
【0020】このように構成した自動シート給送部で
は、偏心カム109が回転してカセット中板110を上
昇させ、積載されているシートPをピックアップローラ
16に圧接させた後、ピックアップローラ16を回転さ
せることにより積載されているシートPの上部1枚また
は数枚が分離パッド107まで送り出され、さらに、分
離パッド107によりシートP1枚が分離されて下流側
に搬送される。
【0021】分離パッド107の下流側には、分離され
たシートをピックアップローラ16に沿って反転させる
ための反転ガイド手段が設けられている。この反転ガイ
ド手段は、反転ガイド部材111と、後述するマルチ手
差しトレイ102の背面に形成されている湾曲部とから
構成されている。
【0022】次に、マルチ手差しシート給送部について
説明する。
【0023】複写機本体1にはシートPを積載支持する
マルチ手差しトレイ102が図5に示す支点部102a
を支点として揺動可能に支持されている。複写機本体1
側にはマルチ手差しトレイ102の下面に接触する偏心
カム112がピックアップローラ16の駆動軸151に
取り付けられており、この偏心カム112の回転により
マルチ手差しトレイ102が上下に揺動する。駆動軸1
51には図3に示すように電磁クラッチ150が設けら
れており、この電磁クラッチ150は、偏心カム112
の位置を検出するマイクロスイッチ80からの検出信号
に基づいてON・OFFすることにより偏心カム112
の回転位置を制御する。
【0024】そして、前記偏心カム112の回転により
マルチ手差しトレイ102が上下して積載されているシ
ートPがピックアップローラ16に圧接されたり圧接が
解除されたりする。シートPとピックアップローラ16
の圧接は、シートPの自重であっても、図示しないウエ
イトをシートPの上面に配置しても、後述する摩擦パッ
ド105を付勢するスプリング104の弾性力を利用し
てもよい。
【0025】ピックアップローラ16の上方にはマルチ
手差し用の摩擦パッド105が設けられている。この摩
擦パッド105はパッドホルダ103に取り付けられて
いて、スプリング104によりピックアップローラ16
に向けて付勢されている。摩擦パッド105は、自動シ
ート給送部の摩擦パッド107と同様に、25〜30%
のコルクを含有したポリウレタン等の合成樹脂によって
形成されており、シートPとの摩擦係数μは1.2程度
に設定されているものである。
【0026】パッドホルダ103は、図3に示すよう
に、マルチ手差しトレイ102に下方から係合されてお
り、マルチ手差しトレイ102が積載しているシートP
をピックアップローラ16に圧接させるための下方位置
にある場合には、摩擦パッド105をスプリング104
によってピックアップローラ16に圧接させ(図2に示
す状態)、マルチ手差しトレイ102がシートPとピッ
クアップローラ16との圧接を解除する上方位置にある
場合には、パッドホルダ103がマルチ手差しトレイ1
02によりスプリング104の弾性力に抗して持ち上げ
られて摩擦パッド105とピックアップローラ16とを
離間させる(図1に示す状態)。この離間した状態で自
動シート給送部からのシートPをガイドする経路が形成
される。
【0027】このように構成したマルチ手差しシート給
送部では、偏心カム112が回転してマルチ手差しトレ
イ102を下降させ、積載されているシートPと、摩擦
パッド105とをピックアップローラ16に圧接させた
後、ピックアップローラ16を回転することにより積載
されているシートPの下部1枚または数枚が分離パッド
105まで送り出され、さらに、分離パッド105によ
りシートP1枚が分離されて下流側に搬送される。
【0028】搬送方向下流側にはスリップローラ17,
17aである搬送手段が設けられており、シートカセッ
ト15またはマルチ手差しトレイ102から送り出され
て分離されたシートPをさらに下流側に搬送する。
【0029】なお、自動シート給送部からのシートの給
送及びマルチ手差し記シート給送部からのシートの給送
の切り換え及びそれぞれのシート給送部における給送動
作の制御は図示しない制御手段によって行われる。
【0030】次に、上記シートP給送装置がを備えた複
写機の構成を図5に基づいて概略説明する。
【0031】1は複写機本体であり、複写機本体1の上
部には固定して設けられた透明ガラス板からなる原稿台
2が設けられている。3は原稿圧着板であり、原稿台2
の所定の位置に画像面を下向きにして載置された原稿O
を押圧固定する。原稿台2の下側には原稿Oを照明する
ランプ4と、照明した原稿Oの光像を感光ドラム12に
導くための反射ミラー5,6,7,8,9,10及び結
像レンズ11とからなる光学系が設けられている。な
お、ランプ4及び反射ミラー4,5,6,7は矢印a方
向に所定の速度で移動して原稿Oを走査する。
【0032】画像形成部は、感光ドラム12と、感光ド
ラム12の表面に均一な帯電を施すための帯電器13
と、帯電器13により帯電された感光ドラム12の表面
に前記光学系から照射される光像により形成された静電
潜像を現像してシートPに転写すべきトナー像を形成す
るための現像器14と、感光ドラム12の表面に現像さ
れたトナー像をシートPに転写するための転写帯電器1
9と、感光ドラム12からトナー像が転写されたシート
Pを分離するための分離帯電器20と、トナー像を転写
した後、感光ドラム12に残留したトナーを除去するた
めのクリーナ26とを備えている。
【0033】画像形成部の下流側にはトナー像が転写さ
れたシートPを搬送するための搬送部21と、搬送部2
1により搬送されるシートP上の像を永久画像として定
着するための定着器22が設けられている。また、定着
器22で像が定着されたシートPを複写機本体1から排
出するための排出ローラ24が設けられており、さら
に、複写機本体1の外側には排出ローラ24で排出され
たシートPを受け取るための排出トレイ25が設けられ
ている。
【0034】以上の構成に係る作用を説明する。
【0035】ユーザが図示しない操作部のスイッチによ
り自動シート給送部からの給紙を選択すると、制御手段
が適宜電磁クラッチ150,151をONして各偏心カ
ム109,112を図1に示す位置に設定する。これ
は、シートカセット15のカセット中板110を上昇さ
せて積載されているシートPをピックアップローラ16
に圧接させ、マルチ手差しトレイ102を上昇させて積
載されているシートPをピックアップローラ16から離
間させる。
【0036】次に、コピースイッチをONすると、ピッ
クアップローラ16が回転してカセット中板110に積
載されているシートPの上部1枚または数枚を送り出
し、分離パッド107により1枚ずつ分離されて搬送さ
れる。分離されたシートPは、反転ガイド部材111及
びマルチ手差しトレイ102の背面にガイドされて反転
しスリップローラ17,17aまで搬送される。スリッ
プローラ17,17aの下流側にはレジストローラ対1
8が設けられており、レジストローラ対18は感光ドラ
ム12の表面に形成されたトナー像とシートPが一致す
るようにタイミングをとって回転を始めシートPを送り
出すものである。
【0037】スリップローラ17,17aで送り出され
たシートPは、レジストローラ対18との間で斜行が補
正され、適正なタイミングによって画像形成部に送り出
される。シートPは画像形成部で画像が転写された後、
定着器22により画像が定着されて排出トレイ25に排
出される。
【0038】マルチ手差しシート給送部からの給紙を行
う場合には、図1に示す状態でマルチ手差しトレイ10
2上にシートPを挿入する。そして、図示しない操作部
のスイッチによりマルチ手差しシート給送部からの給紙
を選択すると、制御手段が適宜電磁クラッチ150,1
51をONして各偏心カム109,112を図2に示す
位置に設定する。これは、マルチ手差しトレイ102を
下降させて積載されているシートPをピックアップロー
ラ16に圧接させ、シートカセット15のカセット中板
110を下降させて積載されているシートPをピックア
ップローラ16から離間させる。
【0039】この状態で給紙を開始すると、マルチ手差
しトレイ102上に積載されているシートPの下部1枚
または数枚がピックアップローラ16により送り出され
摩擦パッド105により1枚ずつ分離されてスリップロ
ーラ17,17aに送られる。この後は自動シート給送
部からのシートPと同様に画像形成処理が行われる。
【0040】次に、本発明の第2の実施例のシートP給
送装置を図6に基づいて説明する。なお、第1の実施例
と同一の構成については詳細な説明を省略する。
【0041】ピックアップローラ16は、アーム支点部
610aを支点として上下に揺動可能に支持されたアー
ム610の一端側に取り付けられていて、上下に移動可
能となっている。そして、ピックアップローラ16は下
方に位置しているときにはシートカセット15のカセッ
ト中板110に積載されているシートPの上部に圧接可
能となっており、また、ピックアップローラ16が上方
に位置しているときにはマルチ手差しトレイ102に積
載されているシートPの下部に圧接可能となっている。
【0042】アーム610の他端にはソレノイド630
とスプリング620とが取り付けられており、ソレノイ
ド630が非励磁状態ではスプリング620によりアー
ム610が付勢されてピックアップローラ16を下方に
位置させ(図6の実線で示す状態)、ソレノイド630
が励磁されるとアーム610が揺動してピックアップロ
ーラ16を上方に位置させる(図6の破線で示す状
態)。
【0043】ピックアップローラ16が下方に位置して
いる場合にはスプリング603の弾性力によりシートP
との圧接力が確保され、ピックアップローラ16が上方
に位置している場合にはシートPの自重や図示しないウ
エイトをシートPの上面に配置したり摩擦パッド105
を付勢するスプリング104の弾性力を利用したりする
ことによりシートPとの圧接力を確保する。
【0044】そして、この構成によれば、自動シート給
送部からの給紙を選択した場合には、ソレノイド630
を非励磁状態としてピックアップローラ16を下方に位
置され、ピックアップローラ16を回転させることによ
りシートカセット15からシートPを送り出して摩擦パ
ッド107により一枚ずつ分離してスリップローラ1
7,17aに搬送する。また、マルチ手差しシート給送
部からの給紙を選択した場合には、ソレノイド630を
励磁してピックアップローラ16を上昇させ、ピックア
ップローラ16を回転させることによりマルチ手差しト
レイ102上のシートPを送り出して摩擦パッド105
により一枚ずつ分離しスリップローラ17,17aに搬
送する。なお、各給紙部から送り出されたシートPは第
1の実施例と同様に画像処理が行われて排出される。
【0045】続いて、本発明の第3の実施例のシートP
給送装置を第7図に基づいて説明する。なお、本実施例
は第2の実施例に対してアーム610の駆動機構を変え
たものであるため、その部分を詳細に説明する。
【0046】一端にピックアップローラ16が取り付け
られているアーム610の他端には、スプリング620
aが取り付けられ、さらに偏心カム640が当接してい
る。スプリング620aはピックアップローラ16を上
方へ付勢する方向に弾性力を発生するようにアーム61
0に取り付けられており、偏心カム640は回転するこ
とによりスプリング620aの弾性力に抗してピックア
ップローラ16を下方へ移動させるようにアーム610
に当接している。なお、偏心カム640の駆動は第1の
実施例と同様に、駆動軸を図示しない電磁クラッチのO
N・OFFによって回転させることにより制御する。
【0047】この構成によれば、自動シート給送部から
の給紙を選択した場合には、偏心カム640を回転して
ピックアップローラ16を下方に位置させて、ピックア
ップローラ16を回転させることによりシートカセット
15からシートPを送り出して摩擦パッド107により
一枚ずつ分離してスリップローラ17,17aに搬送す
る。また、マルチ手差しシート給送部からの給紙を選択
した場合には、偏心カム640をアーム610に当接し
ない位置に回転させ、スプリング620aによりピック
アップローラ16を上昇させてマルチ手差しトレイ10
2上のシートPを送り出して摩擦パッド105により一
枚ずつ分離してスリップローラ17,17aに搬送す
る。なお、各給紙部から送り出されたシートPは第1の
実施例と同様に画像処理が行われて排出される。
【0048】以上詳細に本発明の実施例を説明したが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。例
えば、本実施例ではシートカセット15をフロントロー
ディング方式としたが、サイドローディング方式として
もよい。また、本発明のシート給送装置が適用される画
像形成装置も複写機に限定されるものではなく、例えば
プリンタ、ファクシミリ等に適用してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
共通の回転給送手段により複数のシート支持手段からシ
ートの給送を行えるようにしたため、装置の簡略化が図
れ、コストの低減及び装置の小型化を達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート給送装置の第1の実施例を示す
要部縦断面図
【図2】図1に示したシート給送装置の動作状態を示す
【図3】図1のA−A線断面図
【図4】図2のB−B線断面図
【図5】本発明のシート給送装置を備えた複写機の一例
を示す縦断面図
【図6】本発明のシート給送装置の第2の実施例を示す
要部縦断面図
【図7】本発明のシート給送装置の第3の実施例を示す
要部縦断面図
【図8】従来のシート給送装置の一例を示す要部縦断面
【符号の説明】
15 シートカセット 16 ピックアップローラ(回転給送体) 102 マルチ手差しトレイ(第1のシート支持手段) 105 分離パッド(第1の分離パッド) 106 分離パッド(第2の分離パッド) 109 偏心カム(第2のカム部材) 110 カセット中板(第2のシート支持手段) 111 反転ガイド 112 偏心カム(第1のカム部材) 610 アーム 630 ソレノイド(駆動機構) 640 偏心カム(駆動機構) P シート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載支持する第1のシート支持
    手段と、 前記第1のシート支持手段に対して上下方向で異なった
    位置に配置された、シートを積載支持する第2のシート
    支持手段と、 前記第1のシート支持手段と前記第2のシート支持手段
    との間に配置された回転給送手段と、 前記回転給送手段に、前記第1のシート支持手段に支持
    されているシートまたは前記第2のシート支持手段に支
    持されているシートのいずれかを選択的に圧接させるた
    めの加圧手段と、 前記回転給送手段により前記第1のシート支持手段から
    送り出したシートを案内するガイド手段と、 前記回転給送手段により前記第2のシート支持手段から
    送り出したシートを前記回転給送手段に沿って反転させ
    て前記ガイド手段に合流させるための反転ガイド手段
    と、を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記加圧手段は、前記第1のシート支持
    手段を移動させるための第1のカム部材と、前記第2の
    シート支持手段を移動させるための第2のカム部材とを
    有し、各カム部材の停止位置を制御することにより、い
    ずれか一方の支持手段に支持されているシートを前記回
    転給送手段に圧接させてなる請求項1に記載のシート給
    送装置。
  3. 【請求項3】 前記加圧手段は、前記回転給送手段を前
    記第1のシート支持手段または前記第2のシート支持手
    段に向けて変位自在に支持するアームを有し、駆動機構
    により前記アームを変位させることによりいずれか一方
    のシート支持手段に支持されているシートに前記回転給
    送手段を圧接させてなる請求項1に記載のシート支持手
    段。
  4. 【請求項4】 前記第1のシート支持手段はマルチ手差
    しトレイであり、前記第2のシート支持手段はシートカ
    セットのカセット中板である請求項2または3のいずれ
    かに記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のシート支持手段から送り出し
    たシートを分離する第1の分離パッドと、前記第2のシ
    ート支持手段から送り出したシートを分離する第2の分
    離パッドを有し、前記第2の分離パッドを保持するパッ
    ドホルダが前記反転ガイド手段の一部を構成してなる請
    求項1に記載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 シートを積載支持する第1のシート支持
    手段と、 前記第1のシート支持手段に対して上下方向で異なった
    位置に配置された、シートを積載支持する第2のシート
    支持手段と、 前記第1のシート支持手段と前記第2のシート支持手段
    との間に配置された回転給送手段と、 前記第1のシート支持手段に支持されているシートを付
    勢して前記回転給送手段に圧接させる第1の加圧手段
    と、 前記第2のシート支持手段に支持されているシートを付
    勢して前記回転給送手段に圧接させる第2の加圧手段
    と、 前記第1の加圧手段または前記第2の加圧手段のいずれ
    かを選択的に動作させる制御手段と、を備えたことを特
    徴とするシート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の加圧手段は前記第1のシート
    支持手段を移動させるための第1のカム部材であり、前
    記第2の加圧手段は前記第2のシート支持手段を移動さ
    せるための第2のカム部材であり、前記制御手段は前記
    各カム部材の停止位置を制御することにより、いずれか
    一方の支持手段に支持されているシートを前記回転給送
    手段に圧接させてなる請求項6に記載のシート給送装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1のシート支持手段はマルチ手差
    しトレイであり、前記第2のシート支持手段はシートカ
    セットのカセット中板である請求項7に記載のシート給
    送装置。
  9. 【請求項9】 シートを積載支持する第1のシート支持
    手段と、 前記第1のシート支持手段に対して上下方向で異なった
    位置に配置された、シートを積載支持する第2のシート
    支持手段と、 前記第1のシート支持手段と前記第2のシート支持手段
    との間に配置された回転給送手段と、 前記回転給送手段に、前記第1のシート支持手段に支持
    されているシートまたは前記第2のシート支持手段に支
    持されているシートのいずれかを選択的に圧接させるた
    めの加圧手段と、 前記回転給送手段により前記第1のシート支持手段から
    送り出したシートを案内するガイド手段と、 前記回転給送手段により前記第2のシート支持手段から
    送り出したシートを前記回転給送手段に沿って反転させ
    て前記ガイド手段に合流させるための反転ガイド手段
    と、 前記ガイド手段により搬送されるシートに画像を形成す
    る画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 シートを積載支持する第1のシート支
    持手段と、 前記第1のシート支持手段に対して上下方向で異なった
    位置に配置された、シートを積載支持する第2のシート
    支持手段と、 前記第1のシート支持手段と前記第2のシート支持手段
    との間に配置された回転給送手段と、 前記第1のシート支持手段に支持されているシートを付
    勢して前記回転給送手段に圧接させる第1の加圧手段
    と、 前記第2のシート支持手段に支持されているシートを付
    勢して前記回転給送手段に圧接させる第2の加圧手段
    と、 前記第1の加圧手段または前記第2の加圧手段のいずれ
    かを選択的に動作させる制御手段と、 前記回転給送手段により送り出されたシートに画像を形
    成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100398333C (zh) * 2004-01-27 2008-07-02 三星电子株式会社 双路取纸系统
JP2020203746A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 株式会社リコー シート搬送装置及び画像形成装置

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