JP2558872B2 - 給紙機構 - Google Patents

給紙機構

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JP2558872B2
JP2558872B2 JP1121814A JP12181489A JP2558872B2 JP 2558872 B2 JP2558872 B2 JP 2558872B2 JP 1121814 A JP1121814 A JP 1121814A JP 12181489 A JP12181489 A JP 12181489A JP 2558872 B2 JP2558872 B2 JP 2558872B2
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研一 岩本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カセット内に積載されている用紙を所定の
搬送経路に導くための給紙機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、例えば複写機においては、複写機本体の下
方に設けられたデスクに数段の用紙カセットを設け、各
用紙カセットに積載される用紙の大きさや送り方向を異
ならせると共に必要な用紙を自動的に選択し、用紙交換
に要する手間を極力低減するようにしたものが知られて
いる(特開昭61−192637号公報参照)。
ところで、上記各用紙カセットの各々の給紙側上方位
置には、各用紙カセットに積載されている用紙を用紙供
給経路に送り出すための給紙機構が配備されている。か
かる給紙機構は、用紙を1枚ずつ送り出すものである
が、例えば静電気による用紙同士の吸着等によって、用
紙の同時2枚送り(ダブルフィード)が生じることがあ
る。
従来より、かかる問題点を解決する手段を備えた給紙
機構が提案されており、例えば、特開昭53−129648号公
報には、ローラに対してパッドを離接自在に設け、この
パッドの摩擦係数をローラの摩擦係数よりも小さくして
いるものが開示されている。
ところが、上記従来の給紙機構にあっては、用紙の同
時2枚送りの際の下側の用紙の搬送を阻止するだけに留
まっており、用紙はカセットからせり出したまま残って
しまうことになる。これでは、用紙の補充やジャム処理
を行おうとしてカセットをデスクから引き出すときに、
前記せり出している用紙が給紙機構などに接触してこの
用紙がダメージを受けることがある。
特に、上記の用紙カセットが用紙の縦送りや横送りを
可能とする回転式の用紙カセットである場合、この用紙
カセットにおいて用紙送り方向変換のための回転動作が
加わるため、上述のように用紙がせり出していると用紙
がダメージを受ける機会がさらに増えることになり、こ
の用紙ダメージに起因して給紙が困難になる虞れがあ
る。
そこで、上記の問題を解決するために、カセットから
せり出した用紙をカセットへ戻す機構を具備した給紙機
構が提案されている。このような給紙機構として、例え
ば、実開昭62−44839号公報には、用紙をカセットから
繰り出す呼び出しローラと、用紙の同時2枚送りを防止
して一枚ずつ確実に送り出すための分離ローラー対と、
用紙カセットからせり出した用紙をカセットへ押し戻す
用紙戻し板とを備えた構成が開示されている。この給紙
機構では、給紙動作が終了した後、分離ローラー対を逆
回転させて分離部に残されている用紙を分離部から排出
した後、用紙戻し板を駆動して用紙をカセットへ戻すよ
うになっている。また、分離ローラー対を逆回転させず
にローラー対の圧接を解除する構成も示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような用紙カセット内の用紙の給紙の際に用紙
の同時複数枚送りを防止する機構と、給紙後に用紙カセ
ットからせり出た用紙を用紙カセットに押し戻す機構と
を具備した給紙機構を用紙カセットに設ける場合、構成
が複雑になり大型化しがちであり、機構を簡単にするこ
とが望まれる。特に、固定式の用紙カセットにくらべて
用紙カセット自体の機構が複雑かつ大型になる回転式の
用紙カセットに、上記の機構を備えた給紙機構を設ける
場合、設置スペースの制約も厳しいため、給紙機構の構
成を簡単にすることは重要な課題である。
さらに、上記の給紙機構においては、給紙か終了した
直後に用紙カセットの引出しや回転を行う際、用紙が用
紙カセット内に戻るのを待つ必要がある。この待ち時間
を短縮することも課題となっている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る給紙機構は、上記の課題を解決するため
に、給紙のために、載置された用紙群の最上部を所定位
置に移動する用紙載置板が設けられた用紙カセットを用
いて、上記用紙カセット内に積載されている用紙を所定
の搬送経路に導くための給紙機構であって、上記の用紙
を用紙カセット内から引き出された用紙を送るように回
転する給紙ローラと、この給紙ローラに対し圧接可能に
設けられ上記用紙の同時複数枚送りの際の給紙されるべ
きでない用紙の搬送を阻止する阻止手段と、回転軸と該
回転軸を中心として回動する作用片と連結片とを備え、
上記阻止手段と上記給紙ローラとの圧接および離反を上
記作用片にて切り替えて上記用紙への圧力の付与および
解除を選択的に行わせる圧接解除手段と、回転軸と該回
転軸を中心として回動する戻し片部とを備え、上記圧接
解除手段による圧力解除時に前記の搬送が阻止された用
紙の給紙方向側の先端に当接し、上記所定位置に停止し
ている用紙群の上面に沿って、上記の送り方向と反対方
向に用紙を押圧して用紙カセットに押し戻す用紙戻し板
と、上記用紙載置板の移動とは独立して、上記圧接解除
手段と上記用紙戻し板とを略同時に動作させるための両
者共通の動力源と、上記動力源と上記圧接解除手段の連
結片および上記用紙戻し板とを連結し、上記動力源の動
力を上記圧接解除手段と上記用紙戻し板とに略同時に伝
達する動力伝達手段とを備えていることを特徴としてい
る。
〔作 用〕
上記の構成によれば、用紙の同時複数枚送り防止のた
めに送りを阻止された用紙が給紙ローラと阻止手段との
接線上にせり出して残っている場合でも、かかる用紙の
給紙方向側の先端が、用紙戻し板によって、所定位置に
保持された用紙群の上面にそって当接押圧され、上記用
紙は用紙載置板上へと確実に押し戻される。一連の用紙
供給が終了し、上記の用紙載置板上に全ての用紙が完全
に収納された後で、用紙載置板が用紙カセット内へ収納
されることになるので、用紙カセット外部への用紙のは
み出しがなくなり、用紙カセットの引き出しや回転が行
われたときでも用紙ダメージは生じない。また、用紙先
端部が給紙ローラと阻止手段との間に噛み込んでいる場
合でも、圧接解除手段によって用紙の自由な移動が確保
されるので、前記用紙戻し板による用紙の押し戻しは確
実に行われることになる。
また、圧接解除手段と用紙戻し板とで共通の動力源を
用い、該動力源の動力を両者に略同時に伝達し、上記の
圧接を解除する動作と上記の用紙の押し戻す動作を、略
同時に行なうようになっている。これにより、圧接解除
手段と用紙戻し板とでそれぞれ必要だった動力源のうち
の1つが不要になり、構成が簡略になる。また、共通の
駆動源を用いて略同時に圧接解除手段と用紙戻し板とを
動作させるため、圧接解除動作後に用紙戻し動作を行う
といったような両動作の相対的なタイミング制御が不要
である。また、圧接解除と用紙戻しを略同時に行うた
め、短時間で用紙を用紙カセットに戻すことができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
第3図に示すように、複写機1の原稿台ガラス2上に
は、原稿自動送り装置(以下、ADFと称する)3が設置
されている、ADF3は、原稿載置台3a上に載せ置かれた図
示しない原稿を、その大きさや送り方向(横送り若しく
は縦送り)に応じて予め定められた原稿台ガラス2上の
所定位置へと搬送すると共に、複写終了後には原稿をAD
F3の外部に排出する機能を備える他、例えば、両面複写
を行うのであれば、原稿を反転して再び原稿台ガラス2
上の所定位置まで搬送し、両面複写終了後に原稿をADF3
の外部に排出し得る機能も備えている。なお、原稿載置
台3a上にはこれに載せ置かれた原稿の大きさを判別する
ためのスイッチ4・5が設けられている。
原稿台ガラス2の下方には、反射ミラー6a…やレンズ
6b…からなる光学系6が配備されている。この光学系6
は、原稿にて反射される反射光を感光体ドラム7へと導
く基本機能に加え、倍率可変機能も備えてなり、等倍複
写は勿論、拡大複写や縮小複写が可能な構成になってい
る。
感光体ドラム7の周囲には、クリーナ8、除電チャー
ジャ9、帯電チャージャ10、カラー複写用のトナーを有
する現像手段11、および黒色のトナーを有する現像手段
12が配設されており、これら各手段により、感光体ドラ
ム7に対して残存トナーの除去→除電→帯電→露光(前
記の光学系6により行われる)→現像の一連の操作が行
われるようになっている。
感光体ドラム7の下方には、転写チャージャ13と剥離
チャージャ14とが配設されており、図示しない複写用紙
が感光体ドラム7と転写チャージャ13との間を通る際に
この転写チャージャ13によって上記の複写用紙には感光
体ドラム7上に形成されているトナー像が転写されるよ
うになっている。また、剥離チャージャ14により、複写
用紙が感光体ドラム7から引き離され、この引き離され
た複写用紙は搬送ベルト17にて定着装置18へと搬送され
るようになっている。定着装置18は、加熱や加圧により
複写用紙に転写されたトナーの定着を行うためのもので
ある。
この定着装置18を経た複写用紙は、基本的には複写機
1の外、即ちソータ19を経てその受け台19a…へと排出
されるが、例えば両面複写や合成複写が行われる場合に
は、用紙戻り経路20を通って両面合成ユニット21へと導
かれるようになっている。そして、両面複写を行う場合
には、両面合成ユニット21内の第1搬送路21aを経て中
間トレイ21c上に反転載置された後、送り出しローラ21d
にて用紙供給経路22へと送り出される一方、合成複写を
行う場合には、両面合成ユニット21内の第2搬送路21b
へ送られ、この第2搬送路21bにおいて複写用紙の後端
が検出された後、この複写用紙の後端を進行方向先端に
して送り出され、前記の第1搬送路21aを経て中間トレ
イ21c上に反転載置された後、送り出しローラ21dにて用
紙供給経路22へと送り出されるようになっている。
上記の用紙供給経路22は、複写用紙を前記の感光体ド
ラム7へと導くための経路であり、その終端部におい
て、感光体ドラム7の回転と複写用紙送り出しとのタイ
ミングをとるためのペーパストップローラ15を備えてい
る。また、用紙供給経路22には、デスク39内で数段に設
けられた用紙供給手段が接続されており、これら各手段
から複写用紙が適宜供給されるようになっている。具体
的には、複写機1の下部側から順に、第1固定カセット
25、第1回転カセットユニット26、第2回転カセットユ
ニット27、前記の両面合成ユニット21、第2固定カセッ
ト28、第3固定カセット29、および手差し供給部30が設
けられている。なお、上記の第1固定カセット25、第2
固定カセット28、および第3固定カセット29は複写機1
に対して着脱自在に設けられており、第1回転カセット
ユニット26および第2回転カセットユニット27は複写機
1に対して台板31ごと引き出し可能に設けられている。
上記の第1・第2回転カセットユニット26・27におい
て、第4図にも示すように、その筐体部となる台板31上
には台座31aが固着されており、この台座31a上に立設さ
れた支持軸31bにはアーム32の一端側が軸支され、これ
によりアーム32は水平回りに回動自在に支持されてい
る。アーム32の他端部には支持軸32aが立設されてお
り、この支持軸32aによって回転カセット35が回転自在
に支持されている。回転カセット35は給紙ベース33およ
びこの給紙ベース33上に配された回転板34の2枚板構造
になっており、90゜回転することによって回転板34上に
積まれている複写用紙の送りを縦送り若しくは横送りに
自在に切り替え得るようになっている。なお、上記した
縦送りおよび横送りの各々のポジションにおいて、複写
用紙の送り中心が前記の支持軸32a上を通るように、こ
の支持軸32aによる回転カセット35の軸支位置が設定さ
れている。
給紙ベース33における縦送り給紙部および横送り給紙
部には、複写用紙の積載ずれを防止するための壁部33a
・33bが折曲状態に形成されている。これら壁部33a・33
bの略中央部には切欠部33cが各々形成され、さらに各切
欠部33cは給紙ベース33の底板に及んでその中心方向に
向かって所定長さ入り込んで形成されており、給紙ベー
ス33の下方に配されているリフト板40が前記の回転板34
の底板の裏面に当接できるようになっている。リフト板
40の具体的構成については後述する。
また、給紙ベース33上には、上記の壁部33a・33bの各
々に対向するように壁部33e・33fが配置されている。こ
れら壁部33e・33fは、回転板34に形成された切欠34a・3
4bを通して設けられており、回転板34における縦送り給
紙部および縦送り給紙部の持ち上げ動作が壁部33e・33f
によって干渉されることのないように構成されている。
回転板34には、縦送り給紙部で前下りに傾斜している
傾斜部34f、および、横送り給紙部で前下りに傾斜して
いる傾斜部34gが形成されている。
また、回転板34における、縦送り給紙部に対する非給
紙側と横送り給紙部に対する非給紙側との間の角部に
は、回転板34の壁部34dの上端から外側に延びるように
支持片部34cが折曲状態に形成されており、この支持片
部34cにおいて回転板34を一点支持する支持構造36が構
成されている。
回転カセット35の非給紙側であって、前記の支持構造
36から縦送り送出側に幾分距離をおいた位置には、ガイ
ド手段37が設けられている。このガイド手段37は、回転
板34における縦送り給紙部の持ち上げ時においては回転
板34のガイドを行う一方、回転板34における横送り給紙
部の持ち上げ時においては回転板34の回動支点部となる
ものである。
回転カセットユニット26(27)における給紙部には、
回転カセット35の90゜回転駆動と、前記の回転板34にお
ける用紙持ち上げ動作のためのリフト板40の回動駆動と
を一つの駆動モータ41にて行う駆動手段42が設けられて
いる。この駆動手段42において、駆動モータ41の出力軸
にはギヤ41aが固着されており、このギヤ41aに歯合され
たギヤ群43を介することにより駆動モータ41の駆動力が
第1クラッチ44および第2クラッチ45に伝達されるよう
になっている。
第1クラッチ44は回転カセット35の90゜回転のための
駆動力伝達を断続するためのものであり、回転カセット
35における給紙部の側方に配設されている。第1クラッ
チ44の出力軸44aにはプーリ46が固着される一方、回転
カセット35における給紙部の他の側方にはプーリ47が配
設されており、これら両プーリ46・47間には無端のベル
ト48が架け渡されている。このベルト48における前記プ
ーリ46・47の下側を通る部分の所定部位には移動ブロッ
ク50が固着されており、ベルト48の移動に伴って移動ブ
ロック50が往復移動するようになっている。移動ブロッ
ク50の略中央部に形成されている貫通穴には、前記のプ
ーリ46・47間において給紙方向と直交する方向に横架さ
れているガイドシャフト51が挿通されており、このガイ
ドシャフト51により移動ブロック50が直線的に案内され
るようになっている。移動ブロック50の上部には支持軸
50aが形成されており、この支持軸50aには保持部材52が
回動自在に支持されている。保持部材52には略L字状の
アングル部52aが形成されており、このアングル部52aが
給紙ベース33における縦送り給紙部と横送り給紙部との
間の角部に取り付けられている。また、ガイドシャフト
51の一端側近傍および他端側近傍には位置検知スイッチ
100・101(第5図に示している)が各々配設されてお
り、位置検知スイッチ100は前記アングル部52aに固設さ
れたスイッチ作動片52bに押されることにより、位置検
知スイッチ101は移動ブロック50の作動片50bに押される
ことにより各々作動するようになっている。
一方、第2クラッチ45は回転板34における用紙持ち上
げ動作のための駆動力伝達を断続するためのものであ
り、かかる第2クラッチ45の出力はギヤ群53を介して回
転シャフト54に伝達されるようになっている。即ち、第
2クラッチ45の出力は、ギヤ群53における各ギヤからウ
ォームギヤ53aに伝達され、更にこれと歯合されている
ホィールギヤ53bを経ることにより、第2クラッチ45の
出力軸に対して立体交差状に設けられている回転シャフ
ト54に伝達されるようになっている。
回転シャフト54の他端側には、第1カップリング55の
一方をなす継手部55aが固着される一方、複写機1本体
側に回転自在に支持された回転軸56の先端部には、第1
カップリング55の他方をなす継手部55bが固着されてい
る。そして、回転軸56に固着されているギヤ56bには、
回転軸57に固着されているギヤ57aが歯合されている。
回転軸57は上記の回転軸56と平行に、且つこの回転軸56
と同様、複写機1本体側に回転自在に支持されている。
回転軸57の先端には第2カップリング58の一方をなす継
手部58bが固着されている。第2カップリング58の他方
をなす継手部58aは、前記の回転シャフト54と平行に設
けられているリフトアップ軸60の一端側に固着されてい
る。なお、、第1カップリング55における継手部55aと
継手部55bとの係合・離脱および第2カップリング58に
おける継手部58aと継手部58bとの係合・離脱は、回転カ
セットユニット26(27)の複写機1に対する押入・引出
により行われるようになっている。
前記リフトアップ軸60の略中央部にはリフト板40が固
着されており、リフトアップ軸60の回転によりリフト板
40が回動して前記回転板34の給紙部を持ち上げるように
なっている。また、リフトアップ軸60の他端側は単に回
転自在に支持されているだけであって、この端部には何
の部材も接続されていない。
リフトアップ軸60の所定位置にはスイッチ作動片60a
(第5図に示している)が固着されており、このスイッ
チ作動片60aの近傍にはこのスイッチ作動片60aにてON・
OFFされるリフト検知スイッチ61が配設されている。
前記の回転カセット35における給紙部の上方位置に
は、第2図に示すように、支持台63が複写機1本体側に
固設されており、この支持台63には、複写用紙を用紙供
給経路22へと送り出すための給紙機構63が設けられてい
る。なお、上記の支持台63には、給紙機構62における呼
込ローラ65および給紙ローラ66の一部が支持台63の下方
から突き出るための切欠部63a、用紙戻し板81の一部が
支持台63の下方から突き出るための切欠部63b、およ
び、圧接解除レバー(圧接解除手段)76の一部が支持台
63の下方から突き出るための切欠部63cがそれぞれ形成
されている。
前記の給紙機構62において、呼込ローラ65は回転カセ
ット35の給紙部の上方に位置して設けられている一方、
給紙ローラ66は呼込ローラ65と平行に且つ複写用紙の送
り方向に所定距離をおいて並んで配設されており、これ
ら両ローラ65・66は、その一端側において架け渡された
無端のベルト67にて同方向に回転されるようになってい
る。呼込ローラ65を回転自在に支持する支持軸65aと、
給紙ローラ66に回転力を伝達する回転軸66aとの間に
は、両ローラ65・66を挟むように一対のローラアーム68
・68が横架されており、これらローラアーム68・68が前
記の回転軸66aを支点に回動することにより呼込ローラ6
5の上げ下げが行われ、呼込ローラ65の複写用紙に対す
る当接および離脱が行われるようになっている。かかる
呼び込みローラ方式を採用することにより、半月ローラ
を採用する場合(第3図に示した第1固定カセット25の
給紙部B参照)に比して給紙機構62の薄型化が可能にな
り、デスク39のコンパクト化並びにデスク39を大きくせ
ずにカセットの収容段数を増やすことができる。例え
ば、半月ローラを使用したカセットでは一段あたり140m
mの高さが必要であったが、呼び込みローラ方式では110
mmというように約30%高さを低くでき、その分用紙の収
容枚数を増やすことも可能になる。
ローラアーム68・68における給紙ローラ66側の端部に
は、突起部68a・68aが各々形成されており、この突起部
68a・68aが給紙作動アングル70にて下方に押圧されるこ
とによりローラアーム68・68の上方向回動が行われるよ
うになっている。給紙作動アングル70と支持台63との間
にはばね79(第1図に示している)が設けられており、
このばね79により給紙作動アングル70は突起部68a・68a
を押さえる方向に付勢されている。給紙作動アングル70
は給紙作動軸71の一端側に固着されたものであり、この
給紙作動軸71の回動に伴って回動するようになってい
る。
給紙作動軸71の他端側にはソレノイド連結板72が固着
されている。ソレノイド連結板72の先端部に形成された
長穴には給紙ソレノイド73の作動軸73aが連結されてお
り、この作動軸73aの進退動作が前記のソレノイド連結
板72を介することで給紙作動軸71における回動動作に変
換されるようになっている。
また、第1図(a)に示すように、給紙ローラ66の下
方には取付板75が配されており、この取付板75には、前
記の給紙ローラ66の回転方向と同じ方向(図中時計回
り)に回転して用紙を戻そうとする逆転ローラ(阻止手
段)74が取り付けられている。逆転ローラ74のローラ面
の摩擦係数は、前記給紙ローラ66のローラ面の摩擦係数
よりも小さく設定されており、用紙が1枚ずつ引き出さ
れたときにはこの用紙を用紙送り方向に送ることができ
る一方、用紙の同時2枚送りの際には下側の用紙の搬送
を阻止するようになっている。前記取付板75は両端の軸
75a・75a(第2図に示してある)がペーパガイド99に支
持されて垂直回りに回動可能に設けられており、この回
動によって逆転ローラ74の給紙ローラ66に対する圧接お
よび離反が行われるようになっている。なお、取付板75
は図示しないスプリングにより逆転ローラ74を給紙ロー
ラ66に圧接させる方向に付勢されている。逆転ローラ74
はこれに回転力を伝達するための回転軸74aに図示しな
いスプリング摩擦材を介して嵌合されており、或る一定
値以上の回転抵抗が逆転ローラ74に加わると回転軸74a
の駆動力が逆転ローラ74に伝達されずに逆転ローラ74の
回転が止まるようになっている。回転軸74aは、前記給
紙ローラ66の回転軸66aの下方においてこれと平行に配
設されており、これら回転軸66aと回転軸74aとの間には
略L字形状をなす圧接解除レバー76の作動片76aが介装
されている。圧接解除レバー76は軸76cにて垂直回りに
回動可能に設けられたものであり、下方向に回動するこ
とによって前記の作動片76aにて回転軸74a逆転ローラ74
を押さえて逆転ローラ74を給紙ローラ66から離反させる
ようになっている。
圧接解除レバー76における連結片76bは圧接解除連結
部材77(動力伝達手段)の一端側77aに連結されてお
り、この圧接解除連結部材77が軸77c(第2図に示して
いる)を中心に水平回りに回動することにより、圧接解
除レバー76の回動が行われるようになっている。圧接解
除連結部材77の他端側77bは、用紙戻しソレノイド80
(動力源)の作動軸80aのピンに連結されており、この
作動軸80aが進退駆動することにより圧接解除連結部材7
7の回動が行われるようになっている。また、用紙戻し
ソレノイド80の作動軸80aには、用紙を回転カセット35
側に戻すための用紙戻し板81が連結されている。用紙戻
し板81は、呼込ローラ65と給紙ローラ66との間におい
て、前記の作動軸80aのピン位置よりも上側に設けられ
ている軸81aを支点に垂直回りに回動可能に設けられた
ものである。用紙戻し板81には、給紙ローラ66と逆転ロ
ーラ74との接線上で送りを阻止された用紙の先端部を押
してこれを回転板34側へ戻すべく、給紙ローラ66の両側
において前記ローラ接線部近傍まで延びて形成された戻
し片部81b・81bを有している。
支持台63上であって、呼込ローラ65の両側方には、用
紙検知スイッチ82および用紙無し検知スイッチ83が各々
配設されており、各スイッチ82・83における作動片82a
・83aは支持台63の切欠部63aを通して支持台63の下方に
臨むようになっている。そして、各スイッチ82・83の作
動片82a・83aは、持ち上がった状態における回転板34の
給紙部によって押されて作動するようになっている。な
お、回転板34における縦送り給紙部および横送り給紙部
の各々には、前記用紙無し検知スイッチ83の作動片83a
に対応して図示しない切欠部が形成されており、回転板
34上に複写用紙が無い状態では作動片83aは上記切欠部
を通るのでONせずに用紙検知スイッチ82のみがONする一
方、複写用紙が積載されている状態ではこの複写用紙に
よって検知スイッチ82・83の双方がONするようになって
いる。
第5図(a)〜(d)に基づいて、回転カセット35が
横送り給紙状態から、縦送り給紙状態に移行するときの
動作を説明する。
同図(a)に示すように、横送りポジションにおいて
は、回転カセット35の横送り給紙部が回転カセットユニ
ット26(27)における給紙部側に位置しており、かかる
状態においては、移動手段を構成する移動ブロック50お
よび保持部材52はガイドシャフト51の一方の端に位置し
ている。
第1クラッチ44を介して駆動モータ41の駆動力がプー
リ46に伝達されると、このプーリ46が回転してベルト48
が回り出し、同図(b)に示すように、このベルト48に
固着されている移動ブロック50がガイドシャフト51に案
内されてその他方の端側へと移動する。
上記移動ブロック50の直線移動によって回転カセット
35がA方向に回転する。ここで、回転カセット35と移動
ブロック50とが連結され且つこの移動ブロック50が直線
移動するため、回転カセット35における回転中心は移動
することになるが、かかる移動は、回転カセット35を軸
支するアーム32が支持軸31bを支点にしてD方向に回動
することによって確保されることになる。なお、アーム
32のD方向回動は、移動ブロック50の支持軸50aと支持
軸32aとを結んだ線Xとガイドシャフト51とのなす角が9
0゜になるまで行われる。
次に、同図(c)に示すように、上記の線Xとガイド
シャフト51とのなす角が90゜を超えるようになると、回
転カセット35の回転方向はAのままであるが、アーム32
はC方向に回動するようになる。そして、同図(d)に
示すように、移動ブロック50がガイドシャフト51の端ま
で来ると、移動ブロック50の作動片50bにて位置検知ス
イッチ101が作動される。この位置検知スイッチ101の作
動を複写機1の制御部が検知し、この制御部が第1クラ
ッチ44による駆動力伝達を遮断することにより、移動ブ
ロック50の移動が停止される。かかる状態においては、
回転カセット35における縦送り給紙部が回転カセットユ
ニット26(27)の給紙側に向けられることになる。
一方、回転カセット35における縦送り状態から横送り
状態への移行は、駆動モータ41を逆転させ、上記の動作
とは逆の動作を行わせることにより実行できる。なお、
回転カセット35が横送りポジションをとると同時に保持
部材52のスイッチ作動片52bが位置検知スイッチ100を作
動させることになる。そして、この位置検知スイッチ10
0の作動を複写機1の制御部が検知し、この制御部が第
1クラッチ44による駆動力伝達を遮断することにより、
移動ブロック50の移動が停止されることになる。
次に、回転板34の給紙部を持ち上げる動作並びに給紙
機構62による給紙動作を説明する。第2クラッチ45の作
動により、駆動モータ41の駆動力は、ギヤ群53→回転シ
ャフト54→第1カップリング55→回転軸56→回転軸57→
第2カップリング58→リフトアップ軸60へと伝達され
る。リフトアップ軸60の回転により、リフト板40が回動
する。リフト板40が上方へ回動されると、リフト板40は
給紙ベース33の切欠部33cを通って回転板34の底面に当
接し、この回転板34の給紙部を持ち上げることになり、
この持ち上げによって給紙機構62による用紙の呼び込み
が可能となる。
複写機1の制御部からの給紙信号により、給紙ソレノ
イド73が作動し、ソレノイド連結板72および給紙作動軸
71を介して給紙作動アングル70が上方向に回動し、突起
部68a・68aへの押圧が解除されたローラアーム68・68は
ベルト67の回転力により降下し、呼込ローラ65が降下す
る。呼込ローラ65の回転により回転板34上の最上位の用
紙が給紙ローラ66と逆転ローラ74との接線上に呼び込ま
れる。呼込ローラ65による用紙呼び込み動作(降下状
態)は、給紙ソレノイド73の一定時間作動若しくは送り
出された用紙が所定の搬送路上で検知されるまでの間行
われる。なお、呼込ローラ65の非呼び込み状態(上昇状
態)後においても、前記の給紙ローラ66が回転している
ことにより呼込ローラ65は回転している。
ここで、用紙が1枚ずつ呼び込まれたときは、給紙ロ
ーラ66のローラ面の摩擦係数が逆転ローラ74のローラ面
の摩擦係数よりも大きいことにより、上記用紙は給紙ロ
ーラ66による送り方向へと導かれる。終紙ローラ66およ
び逆転ローラ74は上記用紙が完全に次の搬送ローラ等に
達するまで回転を続ける。
一方、用紙の同時2枚送り(ダブルフィード)が生じ
たときは、かかる2枚の用紙のうち上側の用紙は給紙ロ
ーラ66により送り方向へと導かれる一方、下側の用紙は
逆転ローラ74により用紙送り方向への進行を阻止され
る。上側の用紙が完全に次の搬送ローラ等に達するまで
給紙ローラ66は回転し続けるが、同時に逆転ローラ74も
回転し続けるので、下側の用紙はローラ接線より先へは
送られない。なお、かかる状態では用紙は回転板34から
せり出したままである。
用紙のマルチ給紙(複数枚連続送り)の場合には、そ
の途中においてダブルフィードによる後続用紙のせり出
し状態が生じても特に不都合とはならず、所定枚数の送
りを完了するまで前記の各ローラ65・66・74は回転し続
け、また、給紙ソレノイド73の作動軸73aは給紙枚数の
数に応じた数だけ進退作動を続ける。
そして、シングル給紙の場合には1枚送り完了の都
度、また上記マルチ給紙の場合には所定枚数の送り完了
の都度、制御部より用紙戻し信号が出力され、この信号
により前記ローラ66・74の回転が停止されると共に、用
紙戻しソレノイド80が作動してその作動軸80aが後退す
る。
用紙戻しソレノイド80の作動軸80aが後退動作する
と、第1図(b)に示すように、圧接解除連結部材77は
図中時計回りに回転し、この回転により一端側77aに連
結されている圧接解除レバー76は下方向に回動され、そ
の作用片76aにて逆転ローラ74が給紙ローラ66から離反
することになる。
また、かかる圧接解除レバー76の動作と並行して、上
記の作動軸80aの後退動作により、用紙戻し板81は、作
動軸80aのピン位置よりも上側に設けられている軸81aを
支点にして図中反時計回りに回動される。
ダブルフィード防止のために送りを阻止され、ローラ
接線上にせり出したままで残っている用紙は、前記逆転
ローラ74の離反により圧力を解除されるので、用紙先端
部がローラ66・74間に噛み込んでいた場合でも用紙の自
由移動が確保される。そして、用紙戻し板81の下方向回
動によりその戻し片部81b・81bにて用紙の先端が回転カ
セット35方向に当接押圧され、回転板34側へと押し戻さ
れることになる。
これにより、給紙終了後に例えば回転カセット35の回
転動作が行われても、用紙は回転板34上に完全に収まっ
ているので、かかる回転動作による用紙のダメージ発生
を確実に防止することができ、回転後の給紙においてダ
メージを受けた用紙が給紙されることによる給紙不良等
の事態を回避することが可能となる。
なお、本実施例では、回転カセットユニットにおいて
給紙機構62を用いた例を示したが、これに限るものでは
なく、回転のできない固定カセットユニットにおいても
同様に適用できるものである。また、阻止手段として逆
転ローラ74を示したが、この逆転ローラ74の代わりに摩
擦板等を使用してもよいものである。
〔発明の効果〕
本発明に係る給紙機構は、以上のように、給紙のため
に、載置された用紙群の最上部を所定位置に移動する用
紙載置板が設けられた用紙カセットを用いて、上記用紙
カセット内に積載されている用紙を所定の搬送経路に導
くための給紙機構であって、上記の用紙を用紙カセット
内から引き出すように回転する給紙ローラと、この給紙
ローラに対し圧接可能に設けられ上記用紙の同時複数枚
送りの際の給紙されるべきでない用紙の搬送を阻止する
阻止手段と、この阻止手段と上記給紙ローラとの圧接お
よび離反を切り替えて上記用紙への圧力の付与および解
除を選択的に行わせる圧接解除手段と、この圧接解除手
段による圧力解除時に前記の搬送が阻止された用紙の給
紙方向側の先端に当接し、上記所定位置に停止している
用紙群の上面に沿って、上記の送り方向と反対方向に用
紙を押圧して用紙カセットに押し戻す用紙戻し板と、上
記用紙載置板の移動とは独立して、上記圧接解除手段と
上記用紙戻し板とを略同時に動作させるための両者共通
の動力源と、上記動力源と上記圧接解除手段及び上記用
紙戻し板とを連結し、上記動力源の動力を上記圧接解除
手段と上記用紙戻し板とに略同時に伝達する動力伝達手
段とを備えている構成である。
これにより、用紙の同時複数枚送り防止のために送り
を阻止された用紙が給紙ローラと阻止手段との接線上に
せり出して残っている場合でも、かかる用紙は、用紙戻
し板により、給紙方向側の先端が用紙カセット方向に当
接押圧され、用紙カセット内へ確実に収納されるので、
カセットの引き出しや回転による用紙ダメージの問題は
生じない。また、用紙先端部が給紙ローラと阻止手段と
の間に噛み込んでいる場合でも、圧接解除手段によって
用紙の自由な移動が確保されるので、前記用紙戻し板に
よる用紙の押し戻しは確実に行われる。そして、上記圧
接解除手段と上記用紙戻し板との両方で別々に持ってい
た動力源の1つが不要になる。また、共通の駆動源を用
いて略同時に圧接解除手段と用紙戻し板とを動作させる
ため、圧接解除手段と用紙戻し板との相対的な動作タイ
ミング制御も不要になる。これにより、給紙終了時に用
紙を用紙カセットに確実に押し戻す効果をもったまま
で、給紙機構の構成を簡単にすることができるという効
果を奏する。
また、圧接解除手段による圧接解除動作と、用紙戻し
板による用紙戻し動作とを略同時に行うため、給紙後の
用紙戻しを迅速にできる。したがって、給紙が終了した
直後に用紙カセットの引き出しや回転を行う際、用紙が
用紙カセット内に戻るのを待つ必要があるが、この待ち
時間を短縮することができるという効果を併せて奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図(a)は給紙機構の側面図、同図(b)は同図
(a)において用紙戻し板等が回動した状態を示す側面
図である。 第2図は給紙機構を示す平面図である。 第3図は複写機の概略の内部機構を示す正面図である。 第4図は回転カセットユニットを示す斜視図である。 第5図(a)ないし(d)はそれぞれ回転カセットの回
転動作を示す平面図である。 26・27は回転カセットユニット、34は回転板(用紙載置
板)、35は回転カセット(用紙カセット)、65は呼込ロ
ーラ、66は給紙ローラ、70は給紙作動アングル、74は逆
転ローラ(阻止手段)、76は圧接解除レバー(圧接解除
手段)、77は圧接解除連結部材(動力伝達手段)、80は
用紙戻しソレノイド(動力源)、81は用紙戻し板であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 謙二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−2951(JP,A) 実開 昭62−44839(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙のために、載置された用紙群の最上部
    を所定位置に移動する用紙載置板が設けられた用紙カセ
    ットを用いて、上記用紙カセット内に積載されている用
    紙を所定の搬送経路に導くための給紙機構であって、 上記の用紙を用紙カセット内から引き出された用紙を送
    るように回転する給紙ローラと、この給紙ローラに対し
    圧接可能に設けられ上記用紙の同時複数枚送りの際の給
    紙されるべきでない用紙の搬送を阻止する阻止手段と、 回転軸と該回転軸を中心として回動する作用片と連結片
    とを備え、上記阻止手段と上記給紙ローラとの圧接およ
    び離反を上記作用片にて切り替えて上記用紙への圧力の
    付与および解除を選択的に行わせる圧接解除手段と、 回転軸と該回転軸を中心として回動する戻し片部とを備
    え、上記圧接解除手段による圧力解除時に前記の搬送が
    阻止された用紙の給紙方向側の先端に当接し、上記所定
    位置に停止している用紙群の上面に沿って、上記の送り
    方向と反対方向に用紙を押圧して用紙カセットに押し戻
    す用紙戻し板と、 上記用紙載置板の移動とは独立して、上記圧接解除手段
    と上記用紙戻し板とを略同時に動作させるための両者共
    通の動力源と、 上記動力源と上記圧接解除手段の連結片および上記用紙
    戻し板とを連結し、上記動力源の動力を上記圧接解除手
    段と上記用紙戻し板とに略同時に伝達する動力伝達手段
    とを備えていることを特徴する給紙機構。
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DE69015877T DE69015877T2 (de) 1989-05-15 1990-05-14 Zuführvorrichtung für Blätter.
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JP3386854B2 (ja) * 1993-06-30 2003-03-17 ニスカ株式会社 シート給送装置

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