JP3386854B2 - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

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JP3386854B2
JP3386854B2 JP18905193A JP18905193A JP3386854B2 JP 3386854 B2 JP3386854 B2 JP 3386854B2 JP 18905193 A JP18905193 A JP 18905193A JP 18905193 A JP18905193 A JP 18905193A JP 3386854 B2 JP3386854 B2 JP 3386854B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機や記録装置等に
有用なシート給送装置、特に密着性や吸着性の強いシー
トに対しても分離が良好なシート給送装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機や記録装置等において扱
うべきシートの中には、OHP用の透明なマラーシート
の如くシート間の密着性や静電気による吸着性が極めて
強いものがある。従来、かかるOHPシートを扱う場
合、カセットを用いてシートを搬送すると重送してしま
うため、1枚づつ手差しにより給紙していた。
【0003】一方、一般的なシートの分離装置として
は、従来、給紙の都度シート載置台(ホッパー)を上下
動させてシートを1枚づつ分離する原稿繰出し装置(特
開昭55−111958号公報)や、給紙動作を行なっ
た後所定時間内にシートをその下流で検出しない場合に
は、シート載置台に積んである帳票全体を一旦下げて紙
の分離を行なわせた後、再び上昇させて再給送する帳票
送り出し装置が知られている(特開昭58−51859
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
給紙装置におけるシート分離装置では、上述した密着性
の強いシート、例えばOHP用の透明なマラーシートを
給紙する場合や、又は一旦コピーしたシートを原稿送り
装置等で給送する際には、やはり静電気などの影響でシ
ートの分離が不十分となり、シートが2〜3枚重なって
送られるいわゆるダブルフィードが多発する。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、密着性及び静電気による吸着性の強いシート材また
摩擦係数の高いシート材であっても、これを確実に分離
して給送することができるシート給送装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシート給紙装置は、載置台に積層されたシ
ートを繰り出す繰り出しローラと、この繰り出しローラ
にて繰り出されたシートを搬送する搬送ローラと、この
搬送ローラに対向して設けられて搬送ローラの回転方向
とは逆方向に回転するリバースローラと、を備えたシー
ト給紙装置において、搬送ローラにて搬送されるシート
に接触してシートを戻すように搬送ローラの回転方向と
は逆方向に回転する回転体と、繰り出しローラにて繰り
出されたシートが搬送ローラとリバースローラとにニッ
プされたことを検出する検出手段と、検出手段の検出結
果に基づき回転体を作動させる作動手段と、を設け、回
転体はシートが前記搬送ローラで搬送される度に搬送ロ
ーラとリバースローラとの間にニップされたシートをリ
バースローラと協働して分離する(請求項1)。
【0007】また、本発明においては、載置台を昇降さ
せる昇降手段を備え、作動手段は載置台の下降動作に連
動して回転体を作動させるようにすることができる(請
求項2)。
【0008】上記押し戻回転体は、リバースローラと同
一軸に設けられた回転式のパドルとし(請求項3)、更
には、これらの回転式パドルの回転を阻止するパドルロ
ック爪を設け、パドルロック爪によるパドル回転の阻止
及び解除を載置台の上下動に連動させることができる
(請求項4)。また、検出手段は、搬送ローラの下流側
に設けられて該搬送ローラにて搬送されるシートの先端
を検出する検出センサーとすることができる(請求項
5)。さらに、回転体をリバースローラと別軸に設けら
れた回転式のパドルとすることもできる(請求項6)。
【0009】
【作用】載置台に積層されたシートは給送手段で繰り出
され、そのシート先端は、該給送手段としての搬送ロー
ラとこれに対向して位置するリバース手段としてのリバ
ースローラとの間でニップされる。押し戻し手段として
の回転体は、このニップ位置をシート先端が通過した
後、リバース手段側のシートに対して給送方向とは逆方
向に押し戻し力を作用させる。このため不幸にして2枚
以上のシートが給送手段とリバース手段との間にニップ
された場合であっても、そのリバース手段側のシートは
リバース手段により給送方向とは逆方向に押し戻され、
給送手段側のシートのみが順方向に送り出される。この
結果、OHPシート等の密着性の強いシートであって
も、1枚毎の完全なシート分離がなされる。
【0010】
【0011】ここで、「押し戻し手段」は、先端がニッ
プ位置を通過したシートのリバース手段側に押し戻し力
を作用させるものであればよい。シート先端がニップ位
置を通過したことの把握は、例えば図1のように、シー
ト先端がニップ位置から若干下流側に移動した時点をシ
ート先端検知センサーで把握してもよいし、ニップされ
た前後で回転負荷が変動することを利用して把握しても
よい。押し戻し力を作用させる時点は、押し戻し手段の
構成及びその押し戻し作用力の大きさにも関係するが、
要するに、所望シートの給送ができなくなる状態の発生
をなくし、かつ、ダブルフィードされようとする余分な
シートの押し戻しを可能とすることであり、タイミング
的には早期の方が効果的である。
【0012】さらに、シートを給送する際にシート載置
台が上昇され、そのシート束の表面が繰り出し手段に接
触させられる。これによってシートが繰り出され、次の
搬送手段とリバース手段とにニップされる。この分離部
では、リバース手段がシートに対して逆方向の搬送力を
与えているため、シートが2重送りされた場合であって
も、通常シートならば1枚目のシートだけが分離部を通
過し、2枚目以降のシートは分離リバースローラのシー
ト搬送方向上流側の面、特にその上部付近に停留してい
る状態となる。但し、OHPシート等の密着性の強いシ
ートでは、1枚目のシートに2枚目以降のシートが重な
った状態で、搬送手段とリバース手段との間をニップさ
れつつ通過するという不都合な事態を生じる。
【0013】しかし、シート先端が搬送手段とリバース
手段とにニップされる位置を通過すると、シート載置台
の下降動作と共に、連動手段により押し戻し手段が作動
され、該押し戻し手段がリバース手段側のシートに対し
て押し戻し力を作用させる。このため、通過しつつある
2枚目以降のシートは、この押し戻し手段により押し戻
され、1枚目のシートだけが搬送手段とリバース手段と
の間を通過する結果となる。一方では、シート載置台の
下降動作が行われているため、これに伴なって2枚目以
降のシートは下方に移動し、1枚目のシートと2枚目以
降のシートとの間には大きな空気層部が形成される。即
ち、1枚目のシートと2枚目以降のシートとの分離が完
全になる。
【0014】よって、OHPシート等の密着性の強いシ
ートや、一度コピーされた吸着性の強いシートであって
も、1枚毎の分離が確実に行われ、シートの連れ送りを
なくすことができる。
【0015】押し戻し手段を分離リバースローラ軸に設
けて回転式とし、更にはパドルの回転の阻止及び解除を
シート載置台の上下動に連動させることで、簡易な構成
が得られる。又、押し戻し手段を、分離リバースローラ
と別軸に設けた回転式のパドルとすることで、所望の構
成に対応することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0017】図1において、1はOHPシート用給紙カ
セットであり、内部には内部空間を上下に区切る形で搬
送支持板2が配設されており、そのシート給送方向後端
部(上流端)から中間部までの区間はシート載置台の静
止側として用いられる。この搬送支持板2の中間部、つ
まりシート束の前半部分を支持する部分は、シート繰り
出し方向先端側(下流側)を深くした傾斜凹部3として
形成されており、その下方には、可動シート載置台4が
配置されている。このシート載置台4は、凹部3の傾斜
開始部付近に配設した回動軸4aに支承されており、ま
た、シート載置台4よりもシート給送方向上流端側には
昇降駆動レバー6が配設されている。シート載置台4の
回動軸4aから斜めに垂下させた板バネから成るレバー
5を、この昇降駆動レバー6で押し下げることにより、
シート載置台4は回動軸4aを中心として回動し、その
際、シート載置台4全体は、搬送支持板2の凹部3に設
けた開口2Aを通過して、先端が斜め上方に持ち上がる
ようになっている。
【0018】上記凹部3の上方には、この持ち上がった
シート載置台4の先端部が当接するように、繰り出し手
段たるキックローラ7が設けてある。また上記凹部3よ
りもシート繰り出し方向下流側には、搬送支持板2の上
側に、搬送手段たる分離搬送ローラ8が配設されてお
り、上記繰り出し手段と搬送手段とで給送手段を構成し
ている。この分離搬送ローラ8に対向して、搬送支持板
2の下側に、リバース手段たる分離リバースローラ9が
配設され、分離搬送ローラ8と分離リバースローラ9の
両者によって分離部が構成されている。この実施例で
は、両ローラ8,9は上下に一部分が無接触で重なり合
う関係に配設され、この重なり部分で見た場合、分離搬
送ローラ8はシート繰り出し方向に対して順方向の摩擦
搬送力をシートに与える方向に、また分離リバースロー
ラ9は繰り出し方向とは逆方向の摩擦搬送力をローラ9
側のシートに与える方向に、それぞれ回転する。具体的
には、両ローラは共に同じ反時計方向に回転される。
【0019】本実施例の場合、図2に軸位置を展開して
示すように、分離搬送ローラ8はその軸8aに対して中
央に1個設けられ、他方、分離リバースローラ9はその
軸9aに対して2個設けられており、分離リバースロー
ラ9,9間に分離搬送ローラ8の下部の一部が入り込む
ように配設され、軸方向に見たとき両ローラ8,9は互
いに一部が重なり合っている。尚、分離リバースローラ
9はその上部が部分的に搬送支持板2より露出してい
る。
【0020】更に、上記各分離リバースローラ9の側方
には、分離リバースローラ軸9aと同軸に、後述するシ
ート押し戻し手段としてのパドル10が設けられてい
る。このパドル10は、本実施例の場合、バネ式トルク
リミッター13を介して分離リバースローラ軸9aに取
り付けられた回転式のパドルから成り、パドル本体11
の形状は、軸9aから半径方向外側にずれた位置から回
転方向斜め後方に傾いており、その正面が戻し作用面と
して機能するようになっている。このパドル本体11
は、分離リバースローラ9と同様に、その先端部が部分
的に搬送支持板2の切欠2Bより露出する長さを有して
いる。更に、パドル10は、パドル本体11を図1の如
く給紙を阻害しない退避位置に保持させる係止部12を
ボス部周面に有し、この係止部12には連動手段として
のパドルロック爪14の先端爪部15が係合するように
なっている。
【0021】パドルロック爪14は、軸16に揺動自在
に支承され且つバネ17により引っ張られ、以て、図1
で反時計方向の回動習性を常時付与されている。但し、
パドルロック爪14の軸16は、上記したシート載置台
4の先端が描く回動軌跡の半径内に位置しており、従っ
てパドルロック爪14は上方からシート載置台4が下降
したとき、その先端部で押圧されて図1に鎖線で示す非
係合位置に移動し、パドル10を釈放するようになって
いる。尚、このシート載置台4の下降は、最上部のシー
ト先端が分離部のローラ対でニップされた直後又はそれ
から若干後の時点で行なわれるようになっている。
【0022】図2に、上記3つのローラ7,8,9及び
昇降駆動レバー6の駆動系を展開した形で示す。昇降駆
動レバー6の軸6a、キックローラ7の軸7a、分離搬
送ローラ8の軸8a、分離リバースローラの軸9aは、
それぞれ両サイドの機枠18,19に支承されており、
これらに共通の1台の駆動モータ20で駆動される。即
ち、昇降駆動レバー軸6aは、機枠18側において、駆
動モータ20によりベルト21を介して回転される主ギ
ヤ22により、ギヤ23及びトルクリミッタ24を介し
て回転される。また、キックローラ軸7aは、ギヤ22
と係合するギヤ25及び一方向クラッチ26を介して又
はギヤ22と係合するギヤ27,28及び一方向クラッ
チ29を介して回転駆動される。機枠19側において、
キックローラ軸7a、分離搬送ローラ軸8a、分離リバ
ースローラ軸9aには、それぞれギヤ30,32,34
が取り付けられ、これらは、それらの間に設けた中間ギ
ヤ31,33を介して順次直列に連結されている。従っ
て、分離搬送ローラ軸8a及び分離リバースローラ軸9
aは、キックローラ軸7aの回転により順々に回転され
ると共に、この3つのローラ軸7a,8a,9aは、一
方向クラッチ26,29の働きで、駆動モータ20の正
逆転とも図1に矢印で示す方向に順回転をする。
【0023】図1に戻り、シート載置台4には、シート
載置台上にシートが存在しないことを検出する空検知セ
ンサ(エンプティセンサ)35が設けてあり、また、分
離ローラ対8,9よりシート搬送方向下流側(前側)に
はシート先端検知センサ36が設けてある。これらのセ
ンサ35,36は例えば接触式センサにより構成され
る。これらのセンサ類からの信号は、図示してないマイ
クロプロセッサを主体とする制御装置に入力され、該制
御装置により、上記駆動モータ20等が制御される。
尚、シート先端検知センサ36より更にシート給送方向
前側には複写機の本体ピックアップローラ37が配置さ
れる。
【0024】次に上記構成の作用について、図7の制御
フローを参照しながら説明する。
【0025】まず、図3に示すように、シート束40を
セットする。これにより、シート載置台4は軸4aを中
心として回動して先端側が下がり、また空検知センサ3
5はONする。
【0026】今、複写機の複写ボタンをONすると(ス
テップ41)、制御装置において空検知センサ35がO
N状態であることが確認されるので、制御装置のプログ
ラムは図7のステップ43に進み、駆動モータ20を正
転させる(ステップ42〜43)。
【0027】これにより、キックローラ7、分離搬送ロ
ーラ8、分離リバースローラ9が、図4に矢印で示すよ
うに順転する。また、昇降駆動レバー6が図1で時計方
向に回動してレバー5を押し下げ、シート載置台4を回
動軸4aを中心として反時計方向に回動させ、図4の如
く、その先端側を上昇させる(ステップ44)。トルク
リミッター24の働きにより、シート束40の表面は適
度な圧接力をもってキックローラ7に当接する。
【0028】シート載置台4が上昇しパドルロック爪1
4から離れている結果、パドルロック爪14はバネ17
により図4で反時計周りに引き寄せられ、その先端爪部
15はパドル10の係止部12に係合している。即ち、
キックローラ7、分離搬送ローラ8、分離リバースロー
ラ9は順転しているが、パドル10(トルクリミッター
配設)はパドルロック爪14によりロックされ退避位置
に停止している。この時、パドル10が回転している
と、分離部のニップ部にシート材が突入しなくなるため
である。
【0029】上記キックローラ7への当接により、シー
ト束40の1枚目の最上部シート40aが繰り出され、
次の分離搬送ローラ8と分離リバースローラ9とにニッ
プされる。この分離部では、分離リバースローラ9がシ
ートに対して逆方向の搬送力を与えているため、シート
が2重送りされた場合であっても、通常シートならばシ
ートに対する分離搬送ローラ8と分離リバースローラ9
の摩擦力差により、図5に示す如く、最上部シート40
aは分離搬送ローラ8によりシート搬送方向に摩擦力で
送られ、その先端が分離ローラ対8,9部を通過する。
しかし、それより下方の2枚目以降のシートは、分離ロ
ーラ対8,9部を通過することができず、シート先端は
分離リバースローラ9のシート搬送方向上流側の面、特
にその上部付近に停留している状態となる(図5)。
【0030】しかし、密着性の強いOHPシート束の場
合には、これに続く下方の1又は2枚以上のシートが一
緒に引き出され、続く分離部ローラ対8,9において、
最上部シート40a及びこの下方のシートがニップさ
れ、分離搬送ローラ8と分離リバースローラ9との間を
ニップされつつ通過し始める。しかし、最上部シート4
0aの先端がシート先端検知センサ36を通過すると、
下記のようにして、パドル10が作動し、下側のシート
を押し戻す。
【0031】まず、最上部シート40aの先端がシート
先端検知センサ36を通過すると(ステップ45)、制
御装置は駆動モータ20を逆転させ、シート載置台4を
図6に示すように下降させる(ステップ46)。但し、
駆動モータ20を逆転しても、キックローラ7に対する
力伝達経路がクラッチ26を含む系統からクラッチ29
を含む系統に変わるだけであり、キックローラ7、分離
搬送ローラ8、分離リバースローラ9の回転方向は変わ
らず、図4に矢印で示す順転を続行する(ステップ4
7)。
【0032】下降したシート載置台4先端が連動手段た
るパドルロック爪14を押し下げることにより、パドル
ロック爪14がパドル10から外れる。
【0033】これにより、パドル10の回転阻止状態が
解除され(ステップ48)、パドル10は軸9aにつれ
て回転し(ステップ49)、通過しつつあるリバース手
段側のシートに対して押し戻し力を作用させる。このた
め、通過しつつあるリバース手段側のシートは、このパ
ドル10により押し戻され、1枚目のシートだけが分離
搬送ローラ8と分離リバースローラ9との間を通過する
結果となる。押し戻されたシートは、分離リバースロー
ラ9に摺接して留まっているシートと共に、下方に位置
するシート載置台4のシート束上に落ちる。この結果、
最上部シート40aと2枚目以降のシートとの間に、図
6中に斜線を付して示す空気層部38が発生し、シート
の分離が確実に行なわれる。よって、OHPシート等の
密着性の強いシートや、一度コピーされた吸着性の強い
シートであっても、1枚毎の分離が確実に行ってシート
を給送することができる。
【0034】その後駆動モータ20が停止され、複写機
の本体ピックアップローラ37が回転される(ステップ
50,51)。制御装置は、シート先端検知センサ36
がOFFしたことを確認して(ステップ52)、シート
給送制御を終了する。
【0035】上記実施例では、押し戻し手段を分離リバ
ースローラ9と同軸に設けられた回転式のパドル10と
し、またパドル本体11が一本だけである形態をとした
が、本発明はこれに限定されるものではなく、分離ロー
ラ対でニップされたシートのリバース手段側シートに押
し戻し作用を与えることができる形態のものであればよ
い。従って、図8に例示するように、少なくとも分離リ
バースローラ9の対向面側の前後θ=30〜45°の角
度範囲、好ましくは、分離リバースローラ9の対向面側
における上記θ=30〜45°の角度範囲に加えて真横
までのD=60〜45°の範囲に亘って、シート繰り出
し方向とは逆方向に移動するように装置されたパドル類
であれば、他の任意の構成のものを用いることができ
る。
【0036】図9は、パドル10を、上記角度範囲2θ
+Dを挟む開度範囲の切欠を有する円弧セグメント55
から構成したものであり、分離リバースローラ9と同軸
に設けられた回転式のパドルである点は、図1の場合と
同じである。図9の実施例のパドルの場合、円弧セグメ
ント55の切欠平面部56がパドル本体11として作用
する。この回転式パドルにも凹所として係止部12を設
け、パドルロック爪14により、パドル回転の阻止及び
解除を上記シート載置台たるシート載置台4の上下動に
連動させることができる。
【0037】図10及び図11は、パドル10の支持軸
57を分離リバースローラ9の軸9aと異ならせた実施
例である。この実施例の場合、パドル10の支持軸57
は上記角度領域2θ+Dの範囲内に位置され、パドル本
体11はその作用時のみ上記角度領域2θ+Dにおいて
分離リバースローラ9の周面より突出して通過し、連れ
送りされようとする2枚目以降のシート及び停留してい
る残りのシートを押し戻す。
【0038】図12は、360度一回転まではしない揺
動レバー58を、その先端部曲面59が上記角度領域θ
+D(又は2θ+D)の範囲において分離リバースロー
ラ9の周面より突出して通過するように設けたもので、
本実施例の場合、揺動レバー58の揺動中心軸58a
は、シート搬送方向に見て分離ローラ対8,9の前方且
つ下側にあり、従って揺動レバー58の先端部曲面59
までの半径は分離リバースローラ9の直径よりも大きく
なっている。パドルたる揺動レバー58の分離リバース
ローラ9の周面より突出した作用位置とそうでない非作
用位置への切り替えは、電磁ソレノイド60で行なうこ
とができ、これは上記と同様にシート載置台4の上下動
に連動させることができる。
【0039】上記実施例では、シート載置台4の全体
が、搬送支持板2の凹部3に設けた開口2Aを通過し
て、先端が斜め上方に持ち上がるように構成したが、シ
ート載置台4は、搬送支持板2に載置されるシートの幅
方向にみて、その中央部付近だけを斜め上方に持ち上げ
るような形状寸法とすることもできる。かく構成する
と、シート束がその幅中央付近で下方から支持されなが
ら上下に振られるため、シート束の全体の拘束度合を弱
めて1枚ずつに、いわゆる「さばけ」た状態にすること
ができる利点が得られる。
【0040】ところで、上記実施例では、上述した給送
手段がキックローラ7と分離搬送ローラ8とで構成され
る場合について説明したが、給送手段は1つのローラで
構成されていてもよい。例えば、分離搬送ローラ8の入
口側周面にシート束先端部上面が圧接され、分離搬送ロ
ーラ8の摩擦力によりローラの周方向に繰り出されたシ
ートが、同じ分離搬送ローラ8の上記圧接位置よりは繰
り出し方向下流側の周面で、分離搬送ローラ8と対向す
る分離リバースローラ9との間にニップされる形態であ
ってもよい。このような形態においては、図1の実施例
におけるようなキックローラ7は付随的なものとなり、
キックローラ7を省略することができる。
【0041】また、上記実施例では、シート先端検知セ
ンサ36によって、シート先端がニップ位置から若干下
流側に移動した時点を検出したが、ニップされたその時
点を検出し、これを基準として作動時点を決定すること
もできる。「ニップされた時点」の検出は、次の様にし
て検出することができる。
【0042】図13〜図15は、「ニップされた時点」
を負荷の変動から把握するようにした実施例である。
【0043】図13は電子複写装置Cの自動原稿送り装
置70における給紙部80の構成を示したもので、給紙
トレー71の原稿シートを繰り出すため繰り出し手段た
るピックアップローラ81、このピックアップローラ8
1から繰り出された原稿シートを繰り出し方向に送る分
離ローラ86、この分離ローラ86に接して第2紙以下
の進行を阻止する分離パッド87とから構成されてい
る。この実施例でも、分離ローラ86はピックアップロ
ーラ81と共に給送手段を構成しており、また分離パッ
ド87との関係では、分離パッド87と共に原稿シート
を1枚づつに分離するための分離部85を構成してい
る。この分離パッド87はパッドホルダ88によって保
持され、該パッドホルダ88に作用する抑えばね89に
よって分離ローラ86側に押圧されている。この分離パ
ッド87は、静止部材ではあるが、分離ローラ86との
相対的関係においては、上述のシートの繰り出し方向と
逆方向に搬送力を与えるリバース手段として機能するも
のである。
【0044】この実施例において、上述した押し戻し手
段としてのパドル10が図示されてないが、上記と同様
にリバース手段たる分離パッド87側に装置される。
【0045】給紙トレー71に積載されたシートは、ピ
ックアップローラ81によって下側から1枚又は複数枚
ずつ取り出され、分離ローラ86と分離パッド87から
なる分離部85で最下位シートのみが分離されて反転空
間部93へ送り出される。この分離動作の中で、ピック
アップローラ81による原稿シートの繰り出し時に、ソ
レノイド等の駆動手段62により、ウエイト板83でシ
ート束を上から下方に押圧し、摩擦力を上げることによ
りシートの搬送力を得て、分離ローラ86まで送り出し
ている。尚、82はシートのエンプティセンサ、97は
レジストセンサである。
【0046】上記ピックアップローラ81と分離ローラ
86とレジストローラ95とは、共通のDCモータであ
る駆動モータMOT1によって駆動され、その回転量は
エンコーダEで検出される。制御装置63は、この駆動
モータMOT1にかかる負荷の大きさを、負荷検出手段
61からの信号を受けて監視し、負荷が大から小に変化
したとき、ウエイト板83の押圧動作用駆動手段62を
OFF状態に戻し、これによりウエイト板83の押圧動
作を解除させる。
【0047】図14に制御装置63の具体的構成を示
す。
【0048】CPUからの信号によりON/OFFされ
るトランジスタ64のコレクタ出力回路中に、上記駆動
モータMOT1が挿入されている。上述した負荷検出手
段61は、同トランジスタのエミッタ回路中に挿入した
検出用抵抗器65と、この検出用抵抗器65の端子電圧
Viを基準電圧VRと比較する電圧比較器66とで構成さ
れる。また、ウエイト板83に押圧動作を行わせる押圧
動作用駆動手段62は、電磁ソレノイド67及びその駆
動トランジスタ68で構成される。
【0049】次に作用について説明する。
【0050】給紙トレー71上に原稿シートが載置さ
れ、複写装置Cをスタートさせると(図15のa点)、
押圧動作用駆動手段62におけるソレノイド67が作動
(ON)し、ウエイト板83をピックアップローラ81
側に圧接させる。また、トランジタ64に対してON信
号が発生され、ピックアップローラ81の駆動モータM
OT1が正転側に始動して、原稿シート束の下部のシー
トを分離部85の方に送り出す。このとき同時にストッ
パ84の図示しないソレノイドも作動してスットパ84
を下方に下げる。
【0051】ここで、シートが分離ローラ86と分離パ
ッド87のニップ部分まで達しない間(図15のa,b
間)は、分離ローラ86と分離パッド87が直接摺擦す
る。分離ローラ86と分離パッド87間の摩擦係数は原
稿シートと分離パット87間の摩擦係数よりも更に大き
いため、分離ローラ86を駆動する前記駆動モータMO
T1の負荷が大きくなり、DCモータの特性として負荷
電流も増大する(図15中のH)。また、ウエイト板8
3によって、ピックアップローラ81に押圧されたシー
ト束は、押圧によるシートとピックアップローラ81と
の間の摩擦力の増加により、ピックアップローラ81の
回転に従動して繰り出される。
【0052】このとき、通常は1枚以上のシートが送り
出されるが、分離ローラ86に圧接されている分離パッ
ド87に阻止され、最下位の原稿シートのみが送り出さ
れる。
【0053】分離ローラ86と分離パッド87の間に原
稿シートがもぐり込むことにより、分離ローラ86の摩
擦負荷は軽減し、その結果、前記駆動モータMOT1の
負荷電流も減少する(図15中のL)。
【0054】駆動モータMOT1の負荷電流は、検出抵
抗器65による電圧降下により電圧値(図14中Vi)
に変換され、電圧比較器66により、基準電圧VRとの
比較が行われる。図示した例では負荷電流が大きい場合
(Vi>VR)、CPUには“1”のレベルの信号が入力
され、負荷電流が小さい場合(Vi<VR)、CPUには
“0”が入力される。基準電圧VRは予め設定された値
で、分離ローラ86と分離パッド87の間にシートが存
在する場合のMOT1負荷電流による抵抗器62の電圧
降下をViLとし、シートが存在しない場合(分離ローラ
86と分離パッド87が直接摺擦する場合)の電圧降下
をViHとすれば、 ViH>VR>ViL と設定されている。従って、電圧比較器66の出力が
“0”レベルか“1”レベルかで、分離ローラ86と分
離パッド87のニップ部にシートが到達したか、未到達
かが判断できる。
【0055】CPUは、前記電圧比較器66からの前記
出力が“0”レベルになったところで、又は、それから
若干送れたタイミングで、図示してない押し戻し手段1
0を作動させ、押し戻し手段側のシートを押し戻す。従
って、1枚目の最下位シートだけが給送されることにな
る。CPUは、前記電圧比較器66からの前記出力が
“0”レベルになったところで、ウエイト板83を駆動
するソレノイド67をOFFさせ(図15のc点)、積
載シートへの押圧動作を解除する。分離ローラ86はそ
のまま回転を続け、最下位シートを搬送する。
【0056】上記の検出手段は、分離ローラ86の負荷
変動に基づくものであるため、分離部85の近傍にシー
ト検出手段を設ける必要なしに、従って組立性やメンテ
ナンス性を阻害せずに、シートのニップ位置を検出する
ことができる。
【0057】上記実施例では、給紙モータMOT1の負
荷を検出する方法として、給紙ローラたる分離ローラ8
6を駆動するDCモータの負荷電流値を検出している
が、他に、エンコーダEによる駆動モータMOT1の回
転信号から、駆動モータMOT1の回転速度を検出して
もよい。即ち、駆動モータにDCモータを用い、これを
電圧制御している場合には、シートが分離部にニップさ
れて駆動モータが低負荷となったとき、モータ回転速度
値が増大する。従って、かかる変化をエンコーダE単位
時間当りのパルス数より判断している回転速度で捕らえ
て、シートが分離部にニップされた時点を判断すること
ができる。
【0058】
【発明の効果】以上要するに、本発明によれば下記のよ
うな優れた効果が得られる。
【0059】(1)請求項1の発明によれば、1枚目の
シートの給送に伴なって2枚目以降のシートも一緒に繰
り出されて、給送手段とリバース手段との間にニップさ
れた場合であっても、リバース手段側のシートはリバー
ス手段により給送方向とは逆方向に押し戻され、給送手
段側のシートのみが順方向に送り出される。この結果、
OHPシート等の密着性の強いシートや、一度コピーさ
れた静電気による吸着性の強いシート又は摩擦係数の高
いシートであっても、1枚毎の完全なシート分離がなさ
れ、1枚づつ確実に給紙することができる。従って、例
えば複写機の給紙装置として用いた場合、OHPシート
等の従来の手差し作業から開放される。
【0060】(2)請求項2の発明によれば、シート先
端が搬送手段とリバース手段とにニップされる位置を通
過すると、通過しつつある2枚目以降のシートが押し戻
し手段により押し戻される点は請求項1と同じである
が、シート載置台の下降動作と連動して押し戻し手段が
作動されるため、押し戻し手段により押し落される。こ
のため、1枚目のシートと2枚目以降のシートとの間に
は大きな空気層部が形成され、1枚目のシートと2枚目
以降のシートとの分離がより完全となる。
【0061】(3)また、請求項3,4の発明によれ
ば、回転式の構成が容易なパドル及びその回転の阻止・
解除をシート載置台の上下動に連動させた簡易な構成を
得ることができる。更に、請求項6の発明によれば、分
離リバースローラと別軸とすることで他の任意の構成に
対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシート給送装置を示す断
面図である。
【図2】図1のシート給送装置の駆動系を示す展開図で
ある。
【図3】図1のシート給送装置の動作説明に供する図で
ある。
【図4】同じく図1のシート給送装置の動作説明に供す
る図である。
【図5】同じく図1のシート給送装置の動作説明に供す
る図である。
【図6】同じく図1のシート給送装置の動作説明に供す
る図である。
【図7】同じく図1のシート給送装置の制御動作の説明
に供するフロー図である。
【図8】パドルの作用領域の説明に供する図である。
【図9】パドルの他の構成を示した図である。
【図10】パドルの別の構成例を示した部分上面図であ
る。
【図11】同じくパドルの別の構成例を示した側面図で
ある。
【図12】パドルの更に別の構成例を示した側面図であ
る。
【図13】本発明の一実施例に係る自動原稿送り装置の
部分縦断面図である。
【図14】駆動モータMOT1の制御装置の構成図であ
る。
【図15】ニップ位置検出の動作を示すタイムチャート
図である。
【符号の説明】
1 OHPシート用給紙カセット 2 搬送支持板 2A 開口 2B 切欠 3 凹部 4 シート載置台 4a 回動軸 5 レバー 6 昇降駆動レバー 7 キックローラ 8 分離搬送ローラ 8a 分離搬送ローラ軸 9 分離リバースローラ 9a 分離リバースローラ軸 10 パドル 11 パドル本体 12 係止部 13 バネ式トルクリミッター 14 パドルロック爪 15 先端爪部 16 軸 17 バネ 18 ,19 機枠 20 駆動モータ 21 ベルト 22 主ギヤ 23,25,27,28,30,32,34 ギヤ 24 トルクリミッタ 26,29 クラッチ 31,33 中間ギヤ 35 空検知センサ(エンプティセンサ) 36 シート先端検知センサ 37 本体ピックアップローラ 38 空気層部 40 シート束 40a 最上部シート 55 円弧セグメント 56 切欠平面部 57 支持軸 58 揺動レバー 58a 揺動中心軸 59 先端部曲面 60 電磁ソレノイド 61 負荷検出手段 62 押圧動作用駆動手段 63 制御装置 64 トランジスタ 65 検出用抵抗器 66 電圧比較器 67 電磁ソレノイド 68 駆動トランジスタ 70 自動原稿送り装置 71 給紙トレー 80 給紙部 81 ピックアップローラ 82 エンプティセンサ 83 ウエイト板(板ばね) 84 ストッパ 85 分離部 86 分離ローラ 87 分離パッド 88 パッドホルダ 89 抑えばね 93 反転空間部 95 レジストローラ C 電子複写装置 P プラテン P1 露光基準位置 MOT1 駆動モータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/52 330 B65H 1/14 310 B65H 3/46

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置台に積層されたシートを繰り出す繰
    り出しローラと、この繰り出しローラにて繰り出された
    シートを搬送する搬送ローラと、この搬送ローラに対向
    して設けられて前記搬送ローラの回転方向とは逆方向に
    回転するリバースローラと、を備えたシート給紙装置に
    おいて、 前記搬送ローラにて搬送されるシートに接触してシート
    を戻すように前記搬送ローラの回転方向とは逆方向に回
    転する回転体と、前記繰り出しローラにて繰り出された
    シートが前記搬送ローラと前記リバースローラとにニッ
    プされたことを検出する検出手段と、前記検出手段の検
    出結果に基づき前記回転体を作動させる作動手段と、を
    設け、 前記回転体は、シートが前記搬送ローラで搬送される度
    に前記搬送ローラと前記リバースローラとの間にニップ
    されたシートを前記リバースローラと協働して分離する
    ことを特徴とするシート給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記載置台を昇降させる昇降手段を備
    え、 前記作動手段は、該載置台の下降動作に連動して前記回
    転体を作動させることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ート給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記回転体は、前記リバースローラと同
    一軸に設けられた回転式のパドルであることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記回転式パドルの回転を阻止するパド
    ルロック爪を設け、該パドルロック爪によるパドル回転
    の阻止及び解除を前記シート載置台の上下動に連動させ
    たことを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記搬送ローラの下流
    側に設けられて該搬送ローラにて搬送されるシートの先
    端を検出する検出センサーであることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のシート給紙装置。
  6. 【請求項6】 前記回転体は、前記リバースローラと別
    軸に設けられた回転式のパドルであることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のシート給送装置。
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