JP3624108B2 - 給送装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンター等の画像形成装置、スキャナ等の画像読取装置に関し、特に給送装置に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置、画像読取装置に用いられている給送装置について、図を用いて説明する。図10は従来例に係るマルチ給送装置の概略断面図であって、リタード分離方式を用いて連続給送可能な構成となっている。
【0003】
図において給送トレイ101 には複数枚のシートSが積載されており、ピックアップローラ102 によって積載した上面から給送される。このピックアップローラ102 は給送クラッチ108 によって回転停止の駆動制御がなされ、シートSを搬送ローラ103 と分離ローラ104 とからなる分離部のニップまで給送した後に、ピックアップソレノイド106 によってシート上から退避される。分離部にてー枚ずつに分離されたシートSは、搬送クラッチ109 によって駆動、停止する搬送ローラ対105 によって図示しない画像形成部へと搬送される。
【0004】
このようにピックアップローラ102 を退避させるのは、該ピックアップローラ102 によるピックアップ動作時に分離部へ複数枚のシートSが搬送された場合(以下重送と称する)に、分離部による重送シートの戻し力を阻害しないようにし、確実に重送を防止するためである。
【0005】
更には、使用者がシート束を給送トレイ101 にセットする際に、ピックアップローラ102 によってそのセット操作を阻害しないよう、本体が非動作時にはピックアップソレノイド106 によってピックアップローラ102 を退避するよう構成している。
【0006】
また使用者がシート束をセットする際に、使用者の誤操作によって該シート束が分離部まで入り込まないように、そして使用者のセットミスによるピックアップ不良が発生しないよう使用者にセット感を与えるために、給送トレイ101 端部にはシャッター110 が設けられている。このシャッター110 は適宜作用するようシャッターソレノイド107 によって回動可能に構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記説明した如く従来のマルチ給送部においてリタード分離方式を採用するにあたっては、シート束からシートSを送出するためのピックアップローラ102 、ピックアップソレノイド106 等からなるピックアップローラ102 の退避機構、使用者の誤操作を防止するシャッター110 、シャッター110 の制御手段であるシャッターソレノイド107 等の機構が必要である。これらの機構を設置するためのスペースを確保するために装置の小型化は困難であり、また構成が複雑になることにより製造コストが高価であるという問題があった。
【0008】
また上記構成においては搬送ローラ103 の回転停止や駆動制御に電磁クラッチを用いたり、ピックアップローラ102 の昇降制御にソレノイドを作用させて制御させている。これらの装置は作動誤差が大きいため、シート搬送装置の動作タイミングが不正確になり、重送やジャムの原因となっていた。
【0009】
例えばピックアップローラ102 の退避タイミングはシートSの先端が分離部に確実に到達してからでなければ給送遅延ジャムとなり、且つシート先端がその下流に設けられた搬送ローラ対105 に到達するまでの間に退避させなければ重送視を戻す機会を失ってしまい、重送またはジャムとなってしまう。この給送クラッチ108 やピックアップソレノイド106 の制御タイミングは精度を要求されるため、その制御も複雑なものとなってしまう。
【0010】
一方、近年における画像形成装置及び画像読取装置の高速化、素材の多種多様化に伴い、上記従来例に係るリタード分離方式では、重送防止、高速性、高生産性を達成することが困難になりつつある。すなわち上記リタード分離方式において多様な素材に対応するためには、分離ローラ104 の戻しトルクを増大するか、あるいは分離ローラ104 の搬送ローラ103 に対する加圧力を軽減する等が必要となるが、これは搬送ローラ103 と分離ローラ104 との間で滑りが発生しやすくなり、搬送ローラ103 および分離ローラ104 の摩耗が加速し、耐久寿命を短くすることとなる。従って、消耗部品の定期交換回数が増え、装置の維持費が高くなるばかりでなく、装置の高速性、高生産性を阻害するおそれもある。
【0011】
上記課題を鑑みて、本発明にかかる給送装置及び画像処理装置は、給送装置の構成を簡略化してコストの低減及び装置の小型化を図ると共に、動作タイミングを正確に行うことができ、且つ多様な素材に対して安定した給送、分離を行い、更には維持費が安く、高速性、高生産性を達成することが可能な給送装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る給送装置及び画像処理装置の代表的な構成は、シートを積載する揺動可能な中板と、前記中板上に積載されたシートと当接してシートを送出するための給送ローラと、前記給送ローラを回転駆動するための給送ローラ駆動軸と、前記給送ローラ駆動軸の駆動を回転、停止するための駆動制御手段と、前記給送ローラのシート搬送方向下流側に設けた搬送ローラ対と、前記中板を前記給送ローラに加圧または圧解除する中板制御手段と、前記給送ローラと当接し、前記シートの分離を行うために前記給送ローラのシート給送方向と反対方向に回転する分離ローラと、前記給送ローラ駆動軸の駆動制御手段とは独立した分離ローラ駆動制御手段とを有し、前記中板を前記給送ローラに対し加圧、圧解除させることによりピックアップ動作を行うよう構成すると共に、前記中板制御手段は、前記給送ローラによって給送されたシートの先端が前記搬送ローラ対に達する前に、前記中板を前記給送ローラから離間して圧解除し、前記給送ローラを前記給送ローラ駆動軸に対して所定角回動自在に構成したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第一実施形態]
本発明に係る給送装置及び画像処理装置の第一実施形態を、図を用いて説明する。図1は本実施形態に係る画像処理装置の断面図、図2はマルチ給送装置の要部断面図、図3はマルチ給送装置の駆動機構を説明する図、図4は制御ギアの動作を説明する図、図5及び図6はマルチ給送部の動作を説明する図である。本実施形態においては、画像処理装置としては画像形成装置である複写機を用いて説明する。
【0014】
(全体構成)
図1において、複写機本体1の上部には透明ガラス板からなる原稿台2がもうけられており、該原稿台2上に画像面を下向きにして載置された原稿Pを押圧する原稿圧着板3が取り付けられている。原稿台2の下側には、原稿Pを照射するランプ4、照射した原稿Pの光像を感光ドラム12に導くための反射ミラー5〜10、及び結像レンズ11からなる光学系が設けられている。なお、ランプ4及び反射ミラー5,6,7は矢印a方向に所定の速度で移動し、原稿Pを走査する。
【0015】
画像形成部において感光ドラム12は帯電器13によって表面を一様に帯電され、前記光学系から照射される光像により静電潜像が形成される。この静電潜像を現像器14によって現像してトナー像を顕像化し、該トナー像を転写帯電器15によりシートSに転写し、シートSを分離帯電器16によって感光ドラム12から分離した後に、感光ドラム12に残留したトナーをクリーナ17によって除去している。
【0016】
画像形成部には、装置下方に備えられた給送カセット又は給送デッキ等のシート収納部18、または後述するマルチ給送部よりシートが供給される。シート収納部18は各サイズのシートSを積載するよう複数備えられており、複写機本体1から着脱してシートSを積載することができる。各シート収納部18に積載されたシートSはピックアップローラ19で送出し、分離ローラ対20によって一枚ずつに分離されて給送される。給送されたシートSは感光ドラム12の上流側に配置されたレジストローラ対21によって斜行および縦レジストを矯正された後に搬送され、画像を転写される。
【0017】
画像形成部の下流側には、トナー像が転写されたシートSを搬送するための搬送部22と、搬送部22により搬送されたシートS上の像を永久画像として定着するための定着器23が設けられている。また定着器23で像が定着されたシートSは、排出ローラ24によって排出トレイ25に排出、積載される。
【0018】
(給送装置)
次に、本発明にかかる給送装置であるマルチ給送部について説明する。マルチ給送部とは個別的に様々なモード、材質にて給送することのできる給送部であり、装置外部にシートSを積載するマルチ給送トレイ26を有している。このマルチ給送トレイ26には、フォトインタラプタ等により構成され該トレイ上のシートSを検知するシート検知手段27が設けられている。マルチ給送トレイ26の下部には前側板28、後側板29(図3参照)に対して揺動自在な中板30が取り付けられている。中板30は支点部30a、30bを中心に回動可能であり、加圧手段である加圧バネ32a、32bによってシートSを給送ローラ33に加圧するとともに、後述する駆動制御部によって圧解除することができる。また中板30の先端には、シートSの重送を防止するとともに該中板30の加圧時の衝撃を和らげるために、フェルト31を取り付けている。
【0019】
給送ローラ33は給送ローラ駆動軸35に設けられたスプリングピン36に対し所定の遊び角A°だけ回動可能なように、溝部を有するフランジ34を介して固定されている。給送ローラ駆動軸35は前側板28、後側板29に軸支されているが、前側板28と給送ローラ駆動軸35との間に介在させたワンウェイ37の作用により逆回転しないよう構成されている。従って給送ローラ駆動軸35の奥側端部に取り付けられた給送駆動ギア38より駆動入力されると、まず給送ローラ駆動軸35が送り方向に回転し、スプリングピン36がフランジ壁34aに突き当たると給送ローラ33に駆動力が伝達される。
【0020】
給送駆動ギア38には、欠歯部(歯のない部分)39aを有する制御ギア39、駆動軸40、一回転駆動制御手段であるバネクラッチ41、及び給送モータM1からなる駆動制御手段が接続されている。バネクラッチ41は制御用ソレノイド42を所定時間ONにすることによって給送モータM1の駆動力を駆動軸40に伝達するよう構成されている。また初期状態においては給送駆動ギア38の対向位置に制御ギア39の欠歯部39aが対向するようにバネクラッチ41及び欠歯部39aの位相角が選択されており、給送駆動ギア38、給送ローラ駆動軸35、給送ローラ33はシート搬送方向に無負荷で回転できるように構成されている。
【0021】
制御ギア39には中板30の給送ローラ33への加圧、圧解除を制御するためのカム部39cが一体的に設けられている。一方中板30の奥側にはカム当接部30cが一体的に設けられており、後側板29の穴29aを通じてカム部39cに当接する位置まで延長されている。これらカム部39c、カム当接部30c、及び中板30の加圧手段である加圧バネ32によって中板制御手段が構成されている。すなわちカム当接部30cがカム部39cに当接することにより中板30が給送ローラ33から下方に離間して圧解除され、制御ギア39が回転してカム部39cがカム当接部30cに当接しない位相となると中板30が給送ローラに加圧する。
【0022】
給送ローラ33には、分離ローラ43が加圧手段44a、44bによって加圧されている。分離ローラ43は所定のトルクを発生するトルクリミッタ44を介して分離ローラ駆動軸45に回転可能に取り付けられている。なおトルクリミッタ44のトルク値および分離ローラ43の加圧手段44a、44bは、給送ローラ33と分離ローラ43とによって形成されるニップ(以下分離ニップという)内にシートSが一枚のみ存在又はシートが無い状態においては分離ローラ43が摩擦力により給送ローラに従動し、分離ニップ内にシートSが二枚以上存在する場合のみ分離ローラ43が逆転して戻し力を発生するように設定されている。
【0023】
分離ローラ43と中板30の間には、使用者がシートSを給送トレイにセットする際の突き当て部となる突き当て板46が設けられている。この突き当て板46の先端にはポリエチレンシートやSUS 材等の薄板で形成した案内ガイド47が取り付けられており、シートSの先端を分離ニップへと案内している。これにより、シートSの先端が分離ローラ43に突き当たって、シートSの先端が捲れたり折れたりすることを防止している。
【0024】
給送ローラ33の搬送方向下流側には搬送ローラ対として、引抜き駆動ローラ48a、引抜き従動ローラ48bからなる引抜きローラ対48が配設されている。引抜き従動ローラ48bは、加圧手段49a、49bによって引抜き駆動ローラ48aに加圧されている。引抜き駆動ローラ48aは前側板28、後側板29にそれぞれ回転自在に軸支されており、その端部には引抜きクラッチ50、ギア50aが取り付けられて、ギア51を介して分離ローラ駆動手段である引抜きモータM2に接続されている。この引抜きクラッチ50を作動させることにより、引き抜き駆動ローラ48aは引抜きモータM2からの駆動を遮断することができる。
【0025】
また引抜き駆動ローラ48aにはギア52が固定されており、ギア53を介して分離ローラ駆動軸45に駆動が伝達されるように構成されている。なおギア52、53はそれぞれ引抜き駆動ローラ48a、分離ローラ駆動軸45に固定されているため、引抜きローラ対48と分離ローラ駆動軸45とは同期して回転するよう構成されている。
【0026】
また引抜きローラ対48はシートを搬送する方向に、分離ローラ駆動軸45は給送方向と逆方向に、それぞれ回転するようにギア52、53が選択されている。すなわち、引抜きクラッチ50をONすると引抜きモータM2の駆動が伝達され、引抜きローラ対48がシートを搬送する方向に回転し、且つ同時に分離ローラ駆動軸45はシートSをマルチ給送トレイ26に押し戻すよう逆方向に回転する。
【0027】
(給送装置の動作)
次に図4及び図5を用いて、給送動作に伴う給送ローラ33及び中板30の制御、動作を詳細に説明する。制御ギア39は、前述したように通常は欠歯部39aが給送駆動ギア38に対向するように、バネクラッチ41の位相角や欠歯部39aの形状が選択されている。このため給送ローラ駆動軸35は回転自在であるが、ワンウェイ37の作用により給送方向とは逆方向の回転が規制されている。またカム部39cの形状及び欠歯部に対する位相角は、通常の状態においてカム当接部30cがカム部39cに当接し、中板30が加圧バネ32の加圧力に抗して下方に離間するよう設定されている。従って、使用者がシート束をセットする際には中板30が給送ローラ33より離間しており、容易に突き当て板46に当接するまでシート束をセットすることが可能となっている。
【0028】
マルチ給送トレイ26上にシート束が積載された状態で図示しないスタートボタンが押されると、引抜きモータM2、給送モータM1がそれぞれ回転を開始し、CPUが引抜きクラッチ50ONの状態を示す。これにより、前記した如く引抜きローラ対48がシート搬送方向に回転を開始すると共に、分離ローラ駆動軸45がシート搬送方向と逆方向に回転する。分離ローラ43には、トルクリミッタ44によって発生されるトルクによって所定の戻し力が発生し、この戻し力により給送ローラ33が逆回転方向の力を受ける。従って、給送ローラ33はフランジ壁34aがスプリングピン36に突き当たるまでは分離ローラ43に従動して逆方向に回転するが、その後はワンウェイ37の作用によって逆回転が規制されるために回転を停止し、給送ローラ33との摩擦力によって分離ローラ43も静止する(図4(a) 、図5(a) )。
【0029】
次に、所定時間経過後、CPUからの信号により制御用ソレノイド42を所定時間ONすると、バネクラッチ41の作用により制御ギア39が一回転する。制御ギア39が図4において時計方向に回転を開始すると、まずカム部39cが中板離間位置から中板加圧位置へと回転し、それに中板のカム当接部30cが連動して、中板が給送ローラ33に加圧される。これによりマルチ給送トレイ26及び中板30上に積載されたシート束の最上紙が、給送ローラ33に当接加圧される(図4(b) 、図5(b) )。
【0030】
更に制御ギア39が回転すると、該制御ギア39に設けられたギア部39dが給送駆動ギア38に噛合し、給送駆動ギア38、給送ローラ駆動軸35、スプリングピン36を介して給送ローラ33に駆動が伝達され、シートSのピックアップ動作が開始される(図4(c) 、図5(c) )。
【0031】
また更に制御ギア39が回転すると給送駆動ギア38が所定の回転角度B°回転し、シートSの搬送量がL1に達すると中板30の給送ローラ33に対する離間動作が開始となる(図4(d) 、図5(d) )。
【0032】
その後制御ギア39が更に回転することにより給送駆動ギア38も更に所定の回転角度C°回転し、シートSの搬送量がL2に達すると、カム部39cが中板離間位置へ戻り、中板30のカム当接部30cがこれに連動し、中板30は加圧バネ32の加圧力に抗して給送ローラ33から完全に離間する(図4(e) 、図5(e) )。この間の給送動作中、給送ローラ33の回転によって分離ローラ43は給送方向に連れ回りするが、上記給送動作においてシートSが二枚以上重なって給送されてしまった場合(いわゆる重送)は、引抜きクラッチ50がONの状態を維持していることにより分離ローラ駆動軸45が搬送方向の逆方向に継続して駆動力を受けているため、分離ローラ43は図5(e) に示すように重送したシートSを戻すように作用する。
【0033】
このとき、中板30が加圧バネ32によって給送ローラ33に押圧されている間は重送したシートSを戻すことができないため、分離ローラ43による分離動作を阻害するという問題がある。しかしながら、中板30離間後は重送したシートSに対する拘束力が解放されるため、分離ローラ43の戻しトルクにより重送シートを分離ニップまで戻し、重送を防止することができる。
【0034】
なお、この給送時の送り量L1(図5(d) )、L2(図5(e) )は、突き当て板46から分離ニップまでの距離La(図5(d) )よりも多く、且つ該ニップから引抜きローラ対48までの距離Lbよりも小さい送り量となるようにギア部39dの歯数が設定されている。従って、給送されたシートSの先端は、分離ニップから引抜きローラ対48のニップ位置の間に確実に搬送することができ、また重送シートが引抜きローラ対48に到達することはない。なお、このときの給送駆動ギア38の回転速度は給送ローラ33によるシート送り速度が引抜きローラ対48やレジストローラ対21による送り速度と略同等もしくは若干遅くなるように、給送モータM1の回転速度や各ギアの歯数、ローラ径等が選択されている。
【0035】
そして、さらに制御ギア39の回転が進行し、給送駆動ギア38の対向位置に欠歯部39aがくると、給送駆動ギア38は駆動力を受けなくなり、給送駆動ギア38及び給送ローラ駆動軸35は停止する。そして、該制御ギア39は一回転を終了し、元の位置で停止する(図4(f) 、図5(f) )。ここまでのシート送り量L3(図5(f) )は、シート先端を少なくとも引抜きローラ対48に確実に受け渡す量であり、且つレジストローラ対21には到達しない量になるように、ギア部39dの歯数が選択されている。
【0036】
この後、制御ギア39は図4(f) の状態に保たれるが、さらに給送動作が継続されることにより給送ローラ33は引抜きローラ対48により搬送されるシートSに連れ回り、フランジ壁34bがスプリングピン36に当接する位置まで正回転する(図6(a) )。そしてその後は、欠歯部39aによって駆動ギア38が空転することにより、シートの後端が分離ニップを抜けるまでフランジ壁34bにスプリングピン36が当接した状態で給送ローラ33がシートSに従動する(図6(b) )。なお、この引抜き動作時に万が一次のシートSが重送されてしまった場合にも、引抜きローラ対48の動作中は分離ローラ駆動軸45が逆転方向に回転しており且つ中板30が給送ローラ33から離間しているため、その時点で分離ローラ43が逆転を開始して重送シートを戻すことができ、重送を確実に防止することができる。
【0037】
また、特にシートの後端が分離ニップを抜け、給送ローラ33に対する正回転の駆動入力が完了した後は、給送ローラ33は更に回転の継続されている分離ローラ43の逆回転に連れ回って、フランジ壁34aが再びスプリングピン36に突き当たる遊び角A°分だけ逆回転することができる(図6(c) )。このとき遊び角A°は中板加圧状態での回転角度B°および中板離間途中での回転角度C°に対して、
A°≧B°+C°
の関係が成り立つように構成されている。従って、万が一回転角度B°およびC°において中板の加圧により分離ローラ43の分離動作が阻害されて重送シートが搬送され、シート間の摩擦係数やシートSの給送ローラ33に対する摩擦係数が非常に高く、且つ中板30離間後の分離ローラ43の戻し量が不十分となる素材があったとしても、給送ローラ33が分離ローラ43に連れ回って遊び角A°分無負荷で逆回転することができるため、重送シートを分離ニップからいなくなるまで上流側に搬送し、給送トレイ26上に戻すことができる。従って多種多様な素材に対する重送防止に関して更に確実性を向上させることができる。
【0038】
上記動作の後、シートSの先端が図2に示す停止したレジストローラ対21のニップに向けて搬送される。該レジストローラ対21の上流側近傍にはフォトインタラプタ等にて構成されたシート検知センサ54が配設されており、シートSの先端を検知する。一方CPUには図示しないタイマー手段がもうけられており、シート検知センサ54がシートS先端を検知してから引抜きローラ対48とレジストローラ対21との間に適正なループを形成するまで引抜きクラッチ50の停止タイミングを制御している。
【0039】
感光ドラム12等により発せられる画像先端同期信号によりレジストクラッチ55をONしてレジストローラ対21の回転を開始し、ループを形成したシートSを再び搬送して、感光ドラム12上に形成されたトナー像を転写する。そしてシートSの後端がシート検知センサ54を抜けてから所定時間経過すると、シートSの後端が確実にレジストローラ対21のニップを通過してからレジストクラッチ55をOFFさせる。以下同様の動作を設定枚数が終了するまで繰り返し、終了すると引抜きクラッチ50をOFFした後に、給送モータM1、引抜きモータM2をそれぞれ停止させ、一連の給送処理が終了する。
【0040】
[第二実施形態]
次に、本発明にかかる給送装置及び画像処理装置の第二実施形態について図を用いて説明する。図7は本実施形態にかかる制御ギアの動作を説明する図、図8及び図9はマルチ給送部の動作を説明する図である。上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0041】
上記第一実施形態において制御ギア39の欠歯部39aを一カ所として説明したが、本実施形態においては図7(a) に示すように、中板30が離間動作を行っている領域に相当する位相に更に欠歯部39bを設けている。これら二つの欠歯部39a、39bの間には少量のギア部39dを配置し、給送駆動ギア38に駆動を伝達するよう構成している。
【0042】
まず上記第一実施形態と同様に中板30を給送ローラに加圧し(図7(b) 、図8(b) )、給送動作を開始(図7(c) 、図8(c) )する。そして本実施形態においては、中板30の離間を開始すると同時に欠歯部39bが給送ローラ33に対向し、給送動作を再び停止する(図7(d) 、図8(d) )。
【0043】
中板30が離間してから改めて給送動作を再開させる(図7(e) 、図8(e) )。このとき中板30よりシートSが搬送された量は、上記第一実施形態にあっては中板離隔中にも搬送された搬送量L2であったのに対し、本実施形態においては中板加圧中に搬送した搬送量L1のみである。
【0044】
そして給送動作を完了(図7(f) 、図8(f) )すると、給送ローラ33は、第一実施形態と同様にフランジ壁34bがスプリングピン36に当接する位置まで正回転し(図9(a) )、シートの後端が分離ニップを抜けるまでシートSに従動し(図9(b) )、分離ローラ43の逆回転に従動して逆回転する(図9(c) )。
【0045】
すなわち中板30の離間動作中に給送ローラ33の駆動を停止することができ、これにより重送を引き起こす可能性のある中板加圧状態での給送搬送量を可能な限り少なくすることが可能となる。また給送ローラ33の停止中にも分離ローラ43による分離動作を行うことができるため、分離動作時間を長くすることが可能となり、確実にシート分離を行うことができ、給送性能を更に向上させることができる。
【0046】
[他の実施形態]
上記各実施形態においては、制御ギア39についてギア部39dとカム部39cを一体構成して示したが、これらの位相角を調整できるよう分割して構成することでもよい。また本実施形態においては、制御ギア39の一回転駆動制御手段としてバネクラッチ41を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば引抜きモータM2をステッピングモータにて一回転制御するよう構成してもよい。
【0047】
また本実施形態においては給送ローラ33、中板30の駆動手段として給送モータM1、引抜き駆動ローラ48a、分離ローラ43の駆動手段として引抜きモータM2を使用して説明したが、感光ドラム12や定着器23を駆動するためのメインモータ等から駆動を分配することでもよい。
【0048】
また給送ローラ33と給送ローラ駆動軸35との間の遊び角A°をスプリングピン36とフランジ34の溝とにより構成したが、同様な回転遊び角が生じるものであれば、本発明は上記構成に限定されるものではない。
【0049】
また本実施形態においては本発明をマルチ給送部に適用して説明したが、カセット給送部やデッキ給送部に適用することでもよい。また本実施形態においては本発明にかかる給送装置を画像形成装置としての複写機に適用して説明したが、たとえば給送装置のシート搬送方向下流側に画像読取部を設けることにより、画像読取装置に適用することも可能である。
【0050】
【発明の効果】
上記説明したごとく、本発明にかかる給送装置及び画像処理装置においては、給送ローラに対して中板を加圧、圧解除させることによってピックアップ動作を行うよう構成したことにより、従来のピックアップローラが不要となり、給送装置の構成を簡略化することができた。また中板が回動し、シート束設置の際には中板が給送ローラから下方に離間しているため、シート束の設置の為には中板端部に突き当て板を配置すればよい。従って従来の如くシート束端部を規定するシャッター部材や、該シャッター部材の制御手段を設ける必要がなく、装置構成を簡略化することができる。
【0051】
また給送ローラ駆動軸の駆動制御および中板の給送ローラに対する加圧、圧解除を、制御ギア、カム部及び一回転駆動制御手段によって連動するよう構成したことにより、給送装置の構成を簡略化することができた。これらのような装置構成の簡略化により、生産コストの低減、及び装置の小型化を図ることが可能となった。
【0052】
また中板と給送ローラ駆動軸との連動を、カム部と欠歯部を有する制御ギアとにより行うため、給送タイミング及び中板の加圧、圧解除タイミングは、カム部と欠歯部の位相角のみによって決定される。このため動作のばらつきの要因が非常に少なく、安定した精度の高い給送、分離動作を行うことができる。
【0053】
また上記構成によれば、給送ローラ駆動軸の回転、停止及び中板の加圧、圧解除の制御は、一回転駆動制御手段の動作のみとなり、非常に簡略であり、且つその制御精度も厳しく要求されないため制御が容易となる。
【0054】
また分離ローラ駆動軸を給送ローラ駆動軸と独立して駆動するよう構成したことにより、給送ローラ停止後も分離ローラを駆動させて分離動作を行うことができる。更に給送ローラを所定角回動自在に構成したことにより、給送ローラと分離ローラのニップに残留した重送シートを搬送方向上流側に確実に戻すことができる。従って給送開始位置が安定し、且つ多種多様な素材に対して給送、分離性能を向上させることができる。またこのように分離性能を向上させることができたため、分離ローラの戻しトルクを低く、もしくは給送ローラに対する分離ローラの加圧力を高く設定することができ、給送ローラ及び分離ローラの部品寿命を延ばし、装置の維持費を安くすることが可能となった。
【0055】
また給送ローラ下流側に設けた搬送ローラ対を分離ローラ駆動手段によって駆動するよう構成したことにより、装置構成の簡略化を図ることができる。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る画像処理装置の断面図である。
【図2】マルチ給送装置の要部断面図である。
【図3】マルチ給送装置の駆動機構を説明する図である。
【図4】制御ギアの動作を説明する図である。
【図5】マルチ給送部の動作を説明する図である。
【図6】マルチ給送部の動作を説明する図である。
【図7】第二実施形態にかかる制御ギアの動作を説明する図である。
【図8】マルチ給送部の動作を説明する図である。
【図9】マルチ給送部の動作を説明する図である。
【図10】従来例に係るマルチ給送装置の概略断面図である。
【符号の説明】
M1 …給送モータ
M2 …引抜きモータ
P …原稿
S …シート
1 …複写機本体
2 …原稿台
3 …原稿圧着板
4 …ランプ
5〜10 …反射ミラー
11 …結像レンズ
12 …感光ドラム
13 …帯電器
14 …現像器
15 …転写帯電器
16 …分離帯電器
17 …クリーナ
18 …シート収納部
19 …ピックアップローラ
20 …分離ローラ対
21 …レジストローラ対
22 …搬送部
23 …定着器
24 …排出ローラ
25 …排出トレイ
26 …マルチ給送トレイ
27 …シート検知手段
28 …前側板
29 …後側板
30 …中板
30a …支点部
30b …支点部
30c …カム当接部
31 …フェルト
32 …加圧バネ
33 …給送ローラ
34 …フランジ
34 …フランジ壁
35 …給送ローラ駆動軸
36 …スプリングピン
37 …ワンウェイ
38 …給送駆動ギア
39 …制御ギア
39a …欠歯部
39b …欠歯部
39c …カム部
39d …ギア部
40 …駆動軸
41 …バネクラッチ
42 …制御用ソレノイド
43 …分離ローラ
44 …トルクリミッタ
44 …加圧手段
45 …分離ローラ駆動軸
46 …突き当て板
47 …案内ガイド
48 …引抜きローラ対
48 …引抜き駆動ローラ
49 …加圧手段
50 …引抜きクラッチ
50a …ギア
51〜53 …ギア
54 …シート検知センサ
55 …レジストクラッチ

Claims (9)

  1. シートを積載する揺動可能な中板と、
    前記中板上に積載されたシートと当接してシートを送出するための給送ローラと、
    前記給送ローラを回転駆動するための給送ローラ駆動軸と、
    前記給送ローラ駆動軸の駆動を回転、停止するための駆動制御手段と、
    前記給送ローラのシート搬送方向下流側に設けた搬送ローラ対と、
    前記中板を前記給送ローラに加圧または圧解除する中板制御手段と、
    前記給送ローラと当接し、前記シートの分離を行うために前記給送ローラのシート給送方向と反対方向に回転する分離ローラと、
    前記給送ローラ駆動軸の駆動制御手段とは独立した分離ローラ駆動制御手段とを有し
    前記中板を前記給送ローラに対し加圧、圧解除させることによりピックアップ動作を行うよう構成すると共に、前記中板制御手段は、前記給送ローラによって給送されたシートの先端が前記搬送ローラ対に達する前に、前記中板を前記給送ローラから離間して圧解除し、
    前記給送ローラを前記給送ローラ駆動軸に対して所定角回動自在に構成したことを特徴とする給送装置。
  2. 前記給送ローラ駆動軸にはピンを設け、前記給送ローラには溝部を設けて、前記ピンと前記溝部とを組み合わせることにより、前記給送ローラを前記給送ローラ駆動軸に対して所定角回動自在に構成したことを特徴とする請求項1記載の給送装置。
  3. 前記給送ローラの回動する所定角とは、少なくとも前記中板を加圧してシートを搬送する間の回転角度以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の給送装置。
  4. 前記中板制御手段は、前記給送ローラ駆動軸の駆動制御手段に連動して、前記給送ローラに対し加圧、圧解除するよう構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の給送装置。
  5. 前記中板制御手段とは、前記駆動制御手段に設けたカム部と、前記中板に設けたカム当接部と、前記中板を前記給送ローラに加圧する加圧手段とからなり、前記駆動制御手段の駆動に連動して前記加圧手段の加圧力に抗して離間するよう構成したことを特徴とする請求項4記載の給送装置。
  6. 前記駆動制御手段とは、少なくとも一カ所の欠歯部を設けた制御ギアと、該制御ギアを一回転駆動する一回転駆動制御手段とを有し、前記制御ギアを前記給送ローラ駆動軸に取り付けた給送駆動ギアとを噛合させることにより、前記欠歯部においては駆動力を伝達しないよう構成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の給送装置。
  7. 前記駆動制御手段は、前記中板を前記給送ローラに対し加圧又は圧解除する際に前記給送ローラ駆動軸に駆動力を伝達しないよう構成したことを特徴とする請求項6記載の給送装置。
  8. 前記給送ローラのシート搬送方向下流側に搬送ローラ対を設けると共に、該搬送ローラ対は前記分離ローラ駆動制御手段により駆動するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の給送装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項記載の給送装置と、前記給送装置から給送されたシートに画像を形成する画像形成手段、または前記給送されたシートの画像を読み取る画像読取手段を有することを特徴とする画像処理装置。
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