JP4401525B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、リタード方式によりシートを1枚ずつ分離して給送するシート給送装置を備えた複写機、プリンター等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来のリタード分離方式を用いた連続給紙可能な手差し給紙装置の概略断面図であり、図13は前記装置の駆動展開図である。給紙モータM1は給紙ローラ103及びピックアップローラ102に駆動を伝達する伝達経路と、分離ローラ104に駆動を伝達する伝達経路をそれぞれ有している。
【0003】
給紙ローラ軸113には搬送方向と逆方向の回転を規制するワンウェイクラッチ111が設けられている。
【0004】
ピックアップローラ102と給紙ローラ103はシート搬送方向に回転するが分離ローラ104はシート搬送方向とは逆方向に回転する分離ローラ軸114にトルクリミッタ112を介して軸支されている。
【0005】
ピックアップローラ102によってシートが1枚のみ送り出され、給紙ローラ103と分離ローラ104のニップ部に挟持された場合は、分離ローラ104は給紙ローラ103のシート搬送方向の回転に連れ回るが、給紙ローラ103と分離ローラ104のニップに複数枚のシートが搬送された場合には、トルクリミッタ112が作用して分離ローラ104がシート搬送方向とは逆転方向に回転し、最上位の1枚だけを残してその他のシートを積載板101に戻すように構成されている。
【0006】
ピックアップローラ102は積載板101に積載されたシートを1枚ずつ給紙ローラ103方向に送り出し、送り出したシートが給紙ローラ103と分離ローラ104のニップ部に達した後、ピックアップソレノイド106の動作によりシート表面から退避する。
【0007】
これは、複数枚のシートがピックアップローラ102によって前記ニップ部に送り出された際に、分離ローラ104によってシートが積載板方向に戻す動作を阻害しないためである。
【0008】
この従来技術では、ピックアップローラ102はピックアップ支持板115により給紙ローラ軸113の周囲に回転可能に支持されており、ピックアップソレノイド106に連動するピックアップレバー108がピックアップ支持板115を押し上げているか否がで、ピックアップローラ102をシートS表面に対する圧接及び退避が切り換わる。
【0009】
また、使用者がシート束を給送装置にセットする際、ピックアップローラ102がそのセット操作を阻害しないよう、本体非動作時にはピックアップソレノイド106によりピックアップローラ102が退避するように構成されている。
【0010】
また、引き抜きローラ105の周りに位置する上ガイド120、下ガイド121によって構成されたシートパスによってシートは搬送されていく。
【0011】
給紙動作により、送り出され分離ローラ104によって1枚に分離されたシートがシート搬送方向下流側の引き抜きローラ105のニップ部に引き渡されると、シートの後端が給紙ローラ103と分離ローラ104のニップを抜けるまでに給紙モータM1の駆動を図示しない制御手段で停止させる。給紙モータM1は駆動が停止した状態では駆動方向と逆方向には回転しないステッビングモータ等が用いられている。
【0012】
給紙モータM1の駆動を停止させるのは、後続しているシートの先端が給紙ローラ103と分離ローラ104のニップの直前まで搬送されている場合、先行しているシートにつられて後続しているシートが搬送されるのを防止するためである。給紙モータM1の駆動停止後も、シート後端がニップを抜けるまで給紙ローラ103がシートに連れ回ることができるようにワンウェイクラッチ111が設けられている。
【0013】
その他、使用者がシート束をセットする際に、使用者の誤操作によってシート束がニップにまで到達することがないよう、そして使用者のセットミスによるピックアップ不良が発生しないよう、使用者にセット感を与えるためのシャッター110が設けられており、シャッター110はシャッターソレノイド107によって装置が非動作時にシート束を突き当てるよう位置し、給紙動作時には退避できるように構成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の手差し給紙装置において、給紙ローラ103と分離ローラ104をサービスマンが交換する場合、給紙ローラ103の上方を覆っている上ガイド120、分離ローラ104の下方を覆っている下ガイド121、給紙ローラ103から引き抜きローラ105までシートをガイドする上ガイド122、下ガイド123をそれぞれひとつずつ外さなければならず、交換に時間がかかり、また手数もかかるものであった。
【0015】
本願発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、シート給送装置の給送ローラや分離ローラを容易に交換することが可能な画像形成装置を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、画像形成装置本体に開閉可能に設けられた扉に、シートを分離給送する給送手段と、前記給送手段によって送り出されたシートを引き抜いて搬送するための搬送手段と、前記搬送手段近傍のシート搬送をガイドするガイド手段と、を有する給紙ユニットを取り付けた画像形成装置であって、前記搬送手段とガイド手段とで引き抜きユニットを構成し、該引き抜きユニットを前記給紙ユニットから一体的に着脱可能な構成とし、該引き抜きユニットを前記給紙ユニットとU溝と凸部との係合によってスライド可能とし、前記引き抜きユニットに形成した軸受孔と搬送手段を構成するローラ軸を基準に位置決めを行い、前記引き抜きユニットは、前記扉を開いた状態で、前記扉を閉じたときの前記画像形成装置本体の内側になる方からスライドさせて前記給紙ユニットに着脱でき、前記給送手段、前記引き抜きユニットをスライドさせて前記給紙ユニットから外すことによりアクセス可能となることを特徴とする。
【0017】
上記構成にあっては、給送されたシートを搬送する搬送手段とこれをガイドするガイド手段を装置本体から一体的に取り外すことが可能となっているために、給送手段を構成する給送ローラ等に容易にアクセスすることができ、これらを容易に交換することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1乃至図11を用いて本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の断面図である。なお、本実施形態では、画像形成装置として複写機を例示している。
【0019】
図1において、1は複写機本体であり、複写機本体1の上部には固定して設けられた透明ガラス板からなる原稿台2が設けられている。3は原稿送り装置であり、原稿台2の所定位置へ画像面を下向きにして原稿Oを搬送して押圧固定する。原稿台2の下側には原稿Oを照明するランプ4と、照明した原稿Oの光像を感光ドラム12に導くための反射ミラー5,6,7,8,9,10及び結像レンズ11とからなる光学系が設けられている。なお、ランプ4及び反射ミラー5,6,7は矢印a方向に所定の速度で移動して原稿Oを走査する。
【0020】
画像処理手段としての画像形成部は、感光ドラム12と、感光ドラム12の表面に均一な帯電を施すための帯電器13と、帯電器13により帯電された感光ドラム12の表面に前記光学系から照射される光像により形成された静電潜像を現像してシートSに転写すべきトナー像を形成するための現像器14と、感光ドラム12の表面に現像されたトナー像をシートSに転写するための転写帯電器19と、感光ドラム12からトナー像が転写されたシートSを分離するための分離帯電器20と、トナー像を転写した後、感光ドラム12に残留したトナーを除去するためのクリーナ26とを備えている。
【0021】
画像形成部の下流側にはトナー像が転写されたシートSを搬送するための搬送部21と、搬送部21により搬送されるシートS上の像を永久画像として定着するための定着器22が設けられている。また、定着器22で像が定着されたシートSを複写機本体1から排出するための排出ローラ24が設けられており、さらに、複写機本体1の外側には排出ローラ24で排出されたシートSを受け取るための排出トレイ25が設けられている。
【0022】
給送部は、複写機本体1に内蔵されたデッキ30,31やシートカセット32,33に積載されたシートを、画像形成部に給送するカセット給送部34,35,36,37と、給紙トレイ74から連続して種々の材質、種々のサイズのシートを画像形成部に給送する給送手段(以下、マルチ給送部と称する)51,53,55,70が設けられている。また、一方側面に画像形成を行ったシートを再給送パス38を通して表裏反転して再度画像形成部へ搬送し、他方側面に画像形成を行ってから排出トレイ25へ排出する両面複写動作も可能となっている。
【0023】
次にシート給送装置を構成するマルチ給送部の説明を行う。図2はマルチ給送部の断面図、図3はマルチ給送部の駆動展開図(平面図)、図4は制御用ソレノイド周辺の断面図、図5はマルチ給送部を本体から開いた状態の斜視説明図である。
【0024】
複写機本体1にはシート束Sを積載支持するマルチ給紙トレイ74が設けられている。このマルチ給紙トレイ74には、該トレイ74上のシートSの有無を検知するフォトインタラプタ等から構成されるシート検知センサ82が設けられている。またシートを支持するためのシート支持手段としての中板70は前後側板63,64に対して、支点部70a,70bを支点として揺動自在に設けられており、加圧バネ72(72a,72b)によって図2の時計回り(給紙ローラ51に加圧する方向)のモーメントが付勢されているが、後に詳細に説明する加圧離間部によって適宜給送回転体としての給紙ローラ51に対して、支持しているシートSを給紙ローラ51に圧接(図2の破線の状態)又は圧接解除(図2の実線の状態)できるようになっている。
【0025】
また、中板70の先端部の給紙ローラ51との当接部にはシートSの重送を防止するとともに、該中板70の給紙ローラ51への押圧時の衝撃をやわらげるためのフェルト71が設けられている。
【0026】
前記給紙ローラ51には、所定の戻し力で給紙搬送方向とは逆方向に回転駆動する分離回転体としての分離ローラ53が当接加圧されている。
【0027】
また、分離ローラ53と中板70の間には使用者がシートSをマルチ給紙トレイ74にセットする際の突き当て部となる突当板78が固定されている。また、前記突当板78の先端にはシートの先端を前記給紙ローラ51と分離ローラ53によって形成されるニップへ案内するためのポリエチレンシートやSUS材等の薄板で形成した案内ガイド75が設けられており、これによってシートの先端が分離ローラ53に突き当たって、シートの先端が捲れたり折れたりすることを防止している。
【0028】
給紙ローラ51は給紙ローラ駆動軸52に固定されており、この給紙ローラ駆動軸52は、図3に示すように、回転自在に前側板63及び後側板64に軸支されているが、後側板64と給紙ローラ駆動軸52の間に介在させたワンウェイクラッチ91の作用により、逆回転(図2の反時計回り方向の回転)しないように構成されている。
【0029】
さらに、図3に示すように、給紙ローラ駆動軸52の奥側端部には駆動伝達手段としての給紙駆動ギア65が固定されている。また、前記給紙駆動ギア65の対向噛合位置には、該給紙駆動ギア65と噛合可能であり、2箇所の切欠部80a,80b(図9参照)を有する駆動伝達手段としての欠歯ギアである制御ギア80が設けられている。
【0030】
また、前記制御ギア80には中板70に支持されているシートSを給紙ローラ51へ圧接又は圧接解除させるための加圧離間手段であるカム部80cが一体的に設けられている。このカム部80cには中板70の奥側に一体的に設けられ、後側板64に形成された孔64cを貫通してカム部80cの対向当接位置まで延出させるようにしたカムフォロアー部70cが当接するようになっており、これによって中板70は図2の時計回り方向の回転が規制されている。
【0031】
また、図3及び図4に示すように、前記制御ギア80はソレノイド用突起201をもった欠歯ギア202が設けられた駆動軸90に固定されている。ソレノイド用突起201はソレノイド69と係合するようになっている。そして、ソレノイド用突起201がソレノイド69と係合している間、駆動軸90はカム部80cからの力によって図4に示す矢印A方向に回転するように力を受けている。このとき、給紙駆動ギア65の対向位置には制御ギア80の切欠部80aが位置し、かつ、欠歯ギア202の切欠部202aの対向位置に第一中継ギア203が位置するようにソレノイド用突起201などは位相合せされている。これによって、初期状態においては給紙駆動ギア65、給紙ローラ駆動軸52、給紙ローラ51はシートを搬送する方向には無負荷で回転できるようになっている。
【0032】
所定時間、ソレノイド69を引くことでソレノイド用突起201との係合部が外れて駆動軸90が回転し、第一中継ギア203と欠歯ギア202が噛合する。第一中継ギア203は、図3に示すように、第二中継ギア204と一体で回転するように構成されている。そして、第二中継ギア204は後述する引き抜き駆動ローラ55aと一緒に回転する第三中継ギア205と係合している。
【0033】
給紙ローラ51のシート搬送方向下流側には、搬送手段である引き抜きローラ対55が設けられている。引き抜き駆動ローラ55aは、引き抜き前側板241、引き抜き後側板242に軸受243a,243bを介して支持されており、引き抜き駆動ローラ55aに設けられたEリング溝244a,244bにストッパーとしてのEリング245a,245bを嵌めることによってスラスト方向が規制されている。また、引き抜き駆動ローラ55aの端部には本体から駆動力を受けるカップリング206がある。
【0034】
本体側に設けられたモータ207の駆動は電磁クラッチ208を介して本体側カップリング209に駆動が伝達される。また、図5に示すように、マルチ給紙ユニット210は回動中心211を中心にデッキカセットからのシートパスの片方のガイド220と共に回動可能で、本体にセットされると、前記本体側カップリング209とカップリング206が係合して引き抜き駆動ローラ55aに駆動が伝達される。
【0035】
また引き抜き駆動ローラ55aに対向して、引き抜き従動ローラ55bが図示せぬ軸受部材を介し、バネ56(56a,56b)によって引き抜き駆動ローラ55aに加圧されている。また、引き抜き駆動ローラ55aの駆動軸には、ギア57が固定されており、ギア58を介して分離ローラ駆動軸54に駆動が伝達されるように構成されている。
【0036】
なお、ギア57,58はそれぞれ引き抜き駆動ローラ55aの駆動軸、分離ローラ駆動軸54に固定されているので、引き抜きローラ対55と分離ローラ駆動軸54は同期して回転するようになっている。また、引き抜き駆動ローラ55aはシートSを搬送する方向(図2中時計回り方向)に、分離ローラ駆動軸54は給紙方向に対して逆転する方向(図2中時計回り方向)にそれぞれ回転するようにギア57,58が選択されている。
【0037】
つまり電磁クラッチ208をONすると、モータ207の駆動が伝達され、引き抜き駆動ローラ55aがシートSを搬送する方向に回転し、かつ同時に分離ローラ駆動軸54はシートSの搬送方向に対して逆方向に回転するようになっている。また、分離ローラ駆動軸54には、カップリング246を介して分離ローラ軸247が設けられ、分離ローラ軸247には所定のトルクを発生するトルクリミッタ62を介在させて分離ローラ53が回動自在に設けられている。この分離ローラ53は給紙ローラ51に対向するように設けられている。また、分離ローラ軸247は軸受248,249を介して分離アーム229に設けられている。そして、分離ローラ53は分離アーム229の回動と加圧バネ73(73a,73b)によって給紙ローラ51に所定のリタード圧で圧接するように構成されている。
【0038】
なお、トルクリミッタ62のトルク値、及び分離ローラ53の加圧バネ73a,73bは給紙ローラ51と分離ローラ53によって形成されるニップ内にシートが1枚のみ存在する状態、またはシートが無い状態では分離ローラ53が摩擦力により給紙ローラ51に追従するように(給紙ローラ51が停止している時は停止するように)、ニップ内にシートが2枚以上存在する場合のみ、分離ローラ53が逆転し、戻し力を発生するようにそれぞれトルク値、リタード圧が選択されている。
【0039】
次にマルチ給紙ユニット210とシートパスの片方のガイド220が右扉225として一体で回動中心211(図5参照)を中心に回動する時の動作について述べる。
【0040】
図2に示すように、引き抜きローラ対55の近傍にはシートの搬送をガイドするガイド手段が設けられている。このガイド手段はシートの上面をガイドする引き抜き上ガイド221とシートの下面をガイドする引き抜き下ガイド250の一対のガイド部材によって構成されており、一方の引き抜き上ガイド221は透明又は半透明の光透過性部材によって構成されている。この引き抜き上ガイド221に引き抜き従動ローラ55bがバネ56(56a,56b)と共に設けられ、本体側には引き抜き上ガイド221を押し下げ、引き抜き従動ローラ55bを引き抜き駆動ローラ55aに加圧するためのガイド加圧部材222が設けられている。そして、ガイド加圧バネ223によって、引き抜き上ガイド221の加圧ポイント224が略下方に押し下げられている。
【0041】
引き抜き上ガイド221は引き抜き従動ローラ55bを基準に見た時の加圧ポイント224とは反対に設けられた支点となる回動中心221aを中心に回動可能に引き抜き前側板241と引き抜き後側板242に支持されており、図6に示すように、右扉225を開くと引き抜き従動ローラ55bと引き抜き駆動ローラ55aの加圧が抜けるようになっている。
【0042】
また、226は分離圧加圧解除アーム、227は解除軸、228は解除バネ、230は分離アームの圧を解除する分離アーム押部材であり、右扉225が開いている状態では分離圧加圧解除アーム226は、図6に示すように、矢印A方向に解除バネ228によって回動させられている。解除軸227と、分離圧加圧解除アーム226と分離アーム押部材230は一体で回るように支持されているので、右扉225が開いていると分離圧加圧解除アーム226が分離アーム229の圧を解除し、よって図6に示すように、分離ローラ53と、給紙ローラ51とが離れる。
【0043】
右扉225が閉まっている時は、本体前側板231(図3参照)と分離圧加圧解除アーム226が当接することで図2の矢印B方向に回転し、分離ローラ53と給紙ローラ51の圧がかかるようになる。
【0044】
よってジャムを起こしてシートが詰まった場合、右扉225を開くとシートをトレイ側からも、また引き抜き上ガイド221側からもとれる。このとき、引き抜き上ガイド221が透明(または半透明)なので、シートの視認性もよい。
【0045】
ここで、図3、図7及び図8を参照して、給紙ローラ51や分離ローラ53を交換するための構成について説明する。
【0046】
引き抜き前側板241、引き抜き後側板242は引き抜き上ガイド221を回動可能に支持していること以外に、引き抜き上ガイド221と対向して設けられた引き抜き下ガイド250を固定する役割をもっている。また、前述のように引き抜き前側板241、引き抜き後側板242には引き抜き駆動ローラ55aを軸受243a,243bを介して支持してあり、引き抜き駆動ローラ55aに設けられたEリング溝244a,244bにEリング245a,245b(図3参照)をはめることによってスラスト方向を規制している。
【0047】
引き抜き前側板241と引き抜き後側板242は、前側板63、後側板64の内側に入っていて、前側板63、後側板64には凸部としてそれぞれの切り起こし63a,64aが形成され、この切り起こし63a,64aに対してU溝251,252が入るようになっている。そして、前側板63、後側板64に設けられた軸受孔63b,64bには軸受253a,253bを介して引き抜き駆動ローラ55aが回動可能に支持されている。尚、前記軸受孔63b,64bは、端部まで引き抜き駆動ローラ55aの軸径よりも大きく、前記U溝方向と略平行な切り欠きが形成されている。
【0048】
更に、引き抜き駆動ローラ55aに設けられたEリング溝253,254に、工具を使わずに脱着ができる樹脂でできたストッパーとしてのEリング255,256をはめることによってスラスト方向が規制されている。
【0049】
給紙ローラ51は給紙ローラ駆動軸52に対して回転方向にはピン257に給紙ローラ51の溝51aがはまることによって一体に回転するようになっており、スラスト方向には前述のような工具を使わずに脱着ができる樹脂でできたEリング258がはめられている。
【0050】
また前述したように、分離ローラ軸247は軸受248,249を介して分離アーム229に設けられている。分離アーム229には分離ローラ軸247の径よりも大きい切り欠きがある軸受孔259,260があり、これに軸受248,249を通して、分離ローラ軸247に設けられたEリング溝261,262にストッパーとしてのEリング263,264をはめることによって分離ローラ軸247を回動可能に支持している。
【0051】
よって、給紙ローラ51、分離ローラ53の交換のときは、まず、Eリング255,256を外して、軸受253a,253bをずらして引き抜き駆動ローラ55aと、前側板63、後側板64の結合を外し、次に図7の矢印A方向に引き抜きユニット265をずらして外す。このことで、シート搬送方向下流側からのアクセスが可能になる。
【0052】
次に給紙ローラ51を外すために、ストッパーとしての樹脂性Eリング258を外し、給紙ローラ51を軸方向にスライドさせ、搬送方向下流側へ外す。分離ローラ53はEリング263,264を外して、図8の矢印B方向に分離ローラ軸247をずらし、カップリング246からも外す。そして、分離ローラ53を分離ローラ軸247にスラスト方向に止めているEリングを外して分離ローラ53を外す。
【0053】
ローラ交換後に取り付ける場合には、前述した取り外す場合の逆の動作で給紙ローラ51、分離ローラ53をつける。
【0054】
上記のように、容易にローラ類にアクセスできるため交換が容易になっている。
【0055】
次に給紙ローラ51及び中板70における駆動伝達手段、及び加圧離間手段の構成について、詳細な説明を行う。
【0056】
先に述べたように、給紙駆動ギア65の対向噛合位置には、給紙駆動ギア65と噛合可能な第一ギア部80d、第二ギア部80e、2箇所の切欠部80a,80bと、中板70が給紙ローラ51に対して押圧/押圧解除を行うためのカム部80cが一体的に構成された制御ギア80が設けられている。制御ギア80は先に述べた通り、ソレノイド用突起201とソレノイド69によって1回転駆動が可能な構成となっており、これによって定量回転手段が構成されている。
【0057】
制御ギア80は初期状態においては、第一切欠部80aが給紙駆動ギア65に対向するようにソレノイド用突起201の位相角や第一切欠部80aの形状及び位置が選択されているため、給紙ローラ駆動軸52は回転自在であるが、ワンウェイクラッチ91の作用により給紙方向とは逆方向の回転が規制されている。
【0058】
また、カム部80cは中板70の端部に設けられたカムフォロアー部70cに当接し、初期状態においては中板70を加圧バネ72に抗して離間するように、カム形状、及び切欠部80aとの位相角が選択されている。このため、使用者がシート束をセットする際には、中板70は給紙ローラ51への押圧が解除されて離間しており、容易に突当板78に当接するまでシート束をセットすることが可能となっている。
【0059】
続いて、以上の駆動伝達手段、及び加圧離間手段による給紙及び分離の動作について説明を行う。
【0060】
ソレノイド69をONすると欠歯ギア202の作用により、初期位置(図9(a)及び図10(a)の状態)から制御ギア80が回転を開始する。制御ギア80が図9の反時計方向に回転を開始し、まずカム部80cが中板離間位置から中板加圧位置θ1へと回転する。それにしたがってカム部80cとカムフォロアー部70cが離間して、中板70が給紙ローラ51に押圧するように変位する。これによって、給紙トレイ74に積載されたシート束の最上部のシートSが給紙ローラ51に圧接される(図9(b)及び図10(b)の状態)。
【0061】
さらに制御ギア80の回転が進行してθ2まで回転すると、次に制御ギア80に設けられた第一ギア部80dが給紙駆動ギア65に噛合し、給紙駆動ギア65は所定角度A°だけ回転する。この回転に従って、給紙ローラ51はA°回転し、シート束の最上部のシートSは所定量L1だけ送り出される(以降、ここまでの給紙動作を「プレ給紙」と称する)(図9(c)(d)及び図10(c)(d)の状態)。
【0062】
なおこのプレ給紙動作による送り量L1は、給紙ローラ51の外径をDとすると、
L1=A°×π×D/360°…………(式A)
で与えられる。
【0063】
なお、このプレ給紙時のシート送り量L1はシート突当板78から給紙ローラ51と分離ローラ53によって形成されるニップまでの距離Laよりも多く送り出し、かつ前記ニップ位置から引き抜きローラ対55までの距離Lbよりも小さい送り量となるように第一ギア部80dの歯数が選択されている。また、この時の給紙駆動ギア65の回転速度は給紙ローラ51によるシート送り速度が引き抜きローラ対55や、レジストローラ対81による送り速度と同等になるように、給紙モータM1の回転速度や各ギアの歯数、ローラ径等が選択されている。
【0064】
次に制御ギア80がθ3まで回転を続けて、給紙駆動ギア65の対向噛合位置に第二切欠部80bが到達すると(図9(d)及び図10(d)の状態)、給紙駆動ギア65には駆動が伝達されなくなり、給紙ローラ51は一旦、回転を停止する。なお、上記のとおり第一ギア部80dの歯数が選択されているので、シートSの給紙開始時の位置がどこであろうとプレ給紙動作によってL1だけ給紙されたシートSの先端をニップから引き抜きローラ対55の間で確実に一旦停止させることができる。
【0065】
その後、さらに制御ギア80がθ4まで回転し、カム80cが中板離間位置へ戻ると、カム部80cとカムフォロアー部70cが当接して、中板70は給紙ローラ51に対する押圧を解除される(図9(e)及び図10(e)の状態)。なお、プレ給紙後の給紙ローラ51の回転停止時間はプレ給紙で送られた重送した送り量L1のシートSを中板70上に確実に戻すための分離動作時間として設定している。
【0066】
そして、さらに制御ギア80がθ5まで回転し、次に制御ギア80の第二ギア部80eと給紙駆動ギア65が噛合することによって(図9(f)及び図10(f)の状態)、給紙駆動ギア65の回転が再開され、給紙駆動ギア65は所定角度B°だけ回転し、この回転に伴って給紙ローラ51によるシート搬送が再開される(以降、このプレ給紙後の給紙動作を「再給紙」と称する)。
【0067】
なお、このときの給紙ローラ51による送り量L2は、
L2=B°×π×D/360°………(式B)
となる。
【0068】
なお、再給紙による送り量L2はプレ給紙動作によって引き抜きローラ対55の手前まで搬送されたシートSの先端を、少なくとも引き抜きローラ対55に確実に受け渡す分であり、かつレジストローラ対81には到達しない量になるように、第二ギア部80eの歯数が選択されている。
【0069】
そして、さらに、制御ギア80の回転が進行し、給紙駆動ギア65の対向位置に第一切欠部80aがきた時に、給紙駆動ギア65は駆動力を受けなくなり、給紙ローラ51は回転を停止する。そして、制御ギア80は回転を終了し、初期位置で停止する(図9(g)及び図10(g)の状態)。
【0070】
ここで、プレ給紙されたシートSを引き抜きローラ対55に到達する前に一旦停止させる理由を述べる。
【0071】
プレ給紙が完了すると給紙ローラ51は制御ギア80と給紙駆動ギア65が噛合していないため、回転を停止している。そのために、送り量L1だけ送られたシートSはその状態を保って、停止している。この間にカム部80cがカムフォロアー部70cに当接することで中板70を押し下げる。前述したプレ給紙動作によって重送したシートSが給紙ローラ51と分離ローラ53のニップ間にある場合、分離ローラ53が分離動作を行った後、所定時間回転を停止していた給紙ローラ51は再給紙動作を開始し、引き抜きローラ対55までシートSを搬送する。
【0072】
これらの一連の動作は制御ギア80、給紙駆動ギア65、カム部80c及びカムフォロアー部70cによって、常に一定のタイミングで行われているものである。もし、シートSを一旦停止させずに給紙動作を行う場合、中板70に積載されているシート枚数によってカム部80cとカムフォロアー部70cの当接のタイミングが異なってしまうため、中板70の離間のタイミングが変わってしまう。このことはシート搬送の安定性、及びシート分離に悪影響を及ぼす可能性がある。
【0073】
しかし、シートSを一旦停止させることにより、プレ給紙から再給紙にかけての一連の動作タイミングを常時一定とすることができる。それにより、シート給送の安定性を高めることができる。
【0074】
また、中板70に支持されているシートの圧接解除時にシートSは停止しているため、シートSの先端位置を高精度で管理できるので、給紙ローラ51と分離ローラ53のニップ位置から引き抜きローラ対55までの距離を短縮することが可能となり、これによって装置の小型化が実現できる。さらに、シートSを一旦停止させることで、シートを分離するための時間を確保することができる。給紙ローラ51に押圧していた中板70を離間させた後に、分離動作を行えるため、確実かつ安定したシート分離が可能である。
【0075】
次に図11に示すフローチャートを用いて、マルチ給紙部からの給紙動作の説明を行う。給紙トレイ74上にシート束が積載された状態で、不図示のスタートボタンが押されると、モータ207が回転を開始し(step1)、CPU40(図1参照)からは電磁クラッチ208のONの信号が発信される(step2)。
【0076】
これによって、先に説明したように、引き抜きローラ対55はシートを搬送する方向に回転を開始するとともに、分離ローラ駆動軸54がシートを搬送する方向と逆方向に回転し、分離ローラ53にはトルクリミッタ62によって発生されるトルクによって、所定の戻し力が発生する。しかし、分離ローラ53はワンウェイクラッチ91の作用によって逆転方向の回転が規制されている給紙ローラ51との間の摩擦力によって静止している。
【0077】
次に所定時間経過後、CPU40からの信号でソレノイド69をONさせる(step3)。このとき第三中継ギア205は回転しているので、第二中継ギア204、第一中継ギア203を介して制御ギア80の1回転駆動を開始させることができる。この動作によって、先ほど詳細に説明したように、まず、中板70に支持されているシートが給紙ローラ51に圧接する。次に給紙ローラ51が所定角A°だけ回転し、トレイ74に積載された最上部のシートSが中板70の加圧力、及び給紙ローラ51の表面の摩擦力によって、所定量L1だけ送り出される(プレ給紙動作)。
【0078】
なお、この給紙ローラ51の回転によって、分離ローラ53は給紙方向に連れ回りする。ところで、上記のプレ給紙動作において、シートが2枚以上重なって給紙されてしまった場合(いわゆる重送)は分離ローラ53が重送したシートを戻すように作用はするが、この時、中板70が加圧バネ72によって給紙ローラ51を押圧しているため、分離ローラ53による分離動作を阻害し、重送したシートを戻すことができない可能性がある。
【0079】
しかしながら、制御ギア80の更なる回転によって、給紙ローラ51が一旦停止した後、カム部80cとカムフォロアー部70cの作用によって中板70上のシートは給紙ローラ51から圧接を解除される。この時、電磁クラッチ208はONの状態を維持しているので、分離ローラ駆動軸54は、シートを搬送する方向と逆方向に継続して回転しており、かつ圧接解除によって、重送されたシートの拘束力が解放される。
【0080】
この時点で、分離ローラ53は前記プレ給紙動作にて発生した重送シートが給紙ローラ51と分離ローラ53のニップ内に残存しなくなるまで、戻し方向に回転を開始し、確実に重送を防止することができる。なお、給紙ローラ51と分離ローラ53のニップ内にシートが1枚だけ挟持された状態ではワンウェイクラッチ91及びシートSと、給紙ローラ51、シートSと分離ローラ53の摩擦力の作用によって、給紙ローラ51、分離ローラ53、シートSは静止した状態を保持することができる。
【0081】
さらに制御ギア80の回転が更に進行すると、給紙ローラ51が再給紙動作を開始し、一旦停止していたシートSの搬送を再開し、シートSの先端が引き抜きローラ対55に受け渡される。そして、再給紙動作によって給紙ローラ51による所定量L2の搬送がなされた後、制御ギア80が1回転駆動を終了し、給紙ローラ51は停止するが、引き抜きローラ対55の回転が継続しているため、シートSはレジストローラ対81まで搬送される。
【0082】
なおこの時、制御ギア80の第一切欠部80aは給紙駆動ギア65の対向位置にあるため、給紙ローラ51は無負荷の状態である。そのため、給紙ローラ51は引き抜きローラ対55によって搬送されているシートSにより、回転力を受け、シートSの後端が給紙ローラ51と分離ローラ53のニップ間を通過するまで給紙ローラ51は連れ回り(空転)する。
【0083】
なお、この引き抜き動作時においては、中板70は給紙ローラ51から離間しているので次に給紙すべきシートは引抜かれているシートSから摩擦力は受けないので重送しにくいのではあるが、万が一、次のシートが連れ送りされてしまっても、引き抜きローラ対55の動作中は分離ローラ駆動軸54がシート給送方向と逆転方向に回転しており、かつ中板70が給紙ローラ51への押圧を解除され、離間しているので、その時点で分離ローラ53が逆転を開始して、重送したシートを戻すことができ、重送を確実に防止することができる。
【0084】
上記動作によってシートSの先端は、停止しているレジストローラ対81のニップ部へ向けて搬送される。レジストローラ対81の上流側には、フォトインタラプタ等で構成されているシート検知センサ82が配設されており、シートSの先端を検知して(step4)、該センサ82とレジストローラ対81までの距離に対応した時間を計時するCPU40に設けられた図示しないタイマー手段により、引き抜きローラ対55とレジストローラ対81の間に適正なループを形成すべく(図10(h)の状態参照)、電磁クラッチ208の停止タイミングを制御する信号を発している(step6)。このループがシートSの斜行送りを矯正する手段として形成されるのは公知のことである。
【0085】
さらにシートSは感光ドラム12もしくは、画像を露光する光学装置等より発せられた画像先端同期信号により、レジストローラ対81を回転させることで、シートSが再び搬送され、感光ドラム12上に送り込まれて、トナー像がその表面に転写される(step7)。
【0086】
そしてレジストクラッチ83(図2参照)、電磁クラッチ208をONさせ(step8)、シートSの後端がシート検知センサ82を抜けてから所定時間T2(Sec)経過して、シートSの後端が確実にレジストローラ対81のニップ部を通過してからレジストクラッチ83をOFFさせる(step9、10、11)。なお、トナー像がその表面に転写されたシートSは、定着器22により画像が定着されて排出トレイ25に排出される。
【0087】
以下、同様の動作を設定枚数終了するまで繰り返し(step12)、設定枚数が終了すると、電磁クラッチ208をOFFした後に(step13)、モータ207を停止し(step14)、終了する。
【0088】
なお、前述した実施形態においては、上記制御ギア80について、ギア部とカム部を一体構成するように説明したが、これらの位相角を調整できるように分割して構成しても良い。
【0091】
【発明の効果】
本発明は前述のように構成したために、給送されたシートを搬送する搬送手段とこれをガイドするガイド手段を装置本体から一体的に取り外すことが可能であり、給送手段を構成する給送ローラ等に容易にアクセスすることができることから、これらを容易に交換することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の概略断面説明図である。
【図2】手差し給紙部におけるシート給送装置の要部断面説明図である。
【図3】マルチ給送部の駆動展開説明図である。
【図4】欠歯ギアとソレノイド用突起との係合説明図である。
【図5】装置本体に対してマルチ給紙ユニットを開いた状態を示す斜視図である。
【図6】マルチ給紙ユニットを開いたときのシート給送装置の要部断面説明図である。
【図7】引き抜きユニットの断面説明図である。
【図8】分離ローラを取り外す場合の説明図である。
【図9】制御ギアの動作状態説明図である。
【図10】マルチ給送部の動作状態説明図である。
【図11】マルチ給送部の動作フローチャートである。
【図12】従来技術に係る手差し給紙部におけるシート給送装置の要部断面説明図である。
【図13】従来技術に係るマルチ給送部の駆動展開説明図である。
【符号の説明】
M1 …給紙モータ
O …原稿
S …シート
1 …複写機本体
2 …原稿台
3 …原稿送り装置
4 …ランプ
5,6,7,8,9,10 …反射ミラー
11 …結像レンズ
12 …感光ドラム
13 …帯電器
14 …現像器
19 …転写帯電器
20 …分離帯電器
21 …搬送部
22 …定着器
24 …排出ローラ
25 …排出トレイ
30,31 …デッキ
32,33 …シートカセット
34,35,36,37 …カセット給送部
38 …再給送パス
40 …CPU
51 …給紙ローラ
51a …溝
52 …給紙ローラ駆動軸
53 …分離ローラ
54 …分離ローラ駆動軸
55 …引き抜きローラ対
55a …引き抜き駆動ローラ
55b …引き抜き従動ローラ
56(56a,56b) …バネ
57 …ギア
58 …ギア
62 …トルクリミッタ
63 …前側板
63a,64a …切り起こし
63b,64b …軸受孔
64 …後側板
64c …孔
65 …給紙駆動ギア
69 …ソレノイド
70 …中板
70a,70b …支点部
70c …カムフォロアー部
71 …フェルト
72(72a,72b) …加圧バネ
73(73a,73b) …加圧バネ
74 …給紙トレイ
75 …案内ガイド
78 …突当板
80 …制御ギア
80a,80b …切欠部
80c …カム部
80d …第一ギア部
80e …第二ギア部
81 …レジストローラ対
82 …シート検知センサ
83 …レジストクラッチ
90 …駆動軸
91 …ワンウェイクラッチ
201 …ソレノイド用突起
202 …欠歯ギア
202a …切欠部
203 …第一中継ギア
204 …第二中継ギア
205 …第三中継ギア
206 …カップリング
207 …モータ
208 …電磁クラッチ
209 …本体側カップリング
210 …マルチ給紙ユニット
211 …回動中心
220 …ガイド
221 …引き抜き上ガイド
221a …回動中心
222 …ガイド加圧部材
223 …ガイド加圧バネ
224 …加圧ポイント
225 …右扉
226 …分離圧加圧解除アーム
227 …解除軸
228 …解除バネ
229 …分離アーム
230 …分離アーム押部材
231 …本体前側板
241 …引き抜き前側板
242 …引き抜き後側板
243a,243b …軸受
244a,244b …Eリング溝
245a,245b …Eリング
246 …カップリング
247 …分離ローラ軸
248,249 …軸受
250 …引き抜き下ガイド
251,252 …U溝
253,254 …Eリング溝
253a,253b …軸受
255,256 …樹脂性のEリング
257 …ピン
258 …樹脂性のEリング
259,260 …軸受孔
261,262 …Eリング溝
263,264 …Eリング
265 …引き抜きユニット

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体に開閉可能に設けられた扉に、シートを分離給送する給送手段と、前記給送手段によって送り出されたシートを引き抜いて搬送するための搬送手段と、前記搬送手段近傍のシート搬送をガイドするガイド手段と、を有する給紙ユニットを取り付けた画像形成装置であって、
    前記搬送手段とガイド手段とで引き抜きユニットを構成し、該引き抜きユニットを前記給紙ユニットから一体的に着脱可能な構成とし、該引き抜きユニットを前記給紙ユニットとU溝と凸部との係合によってスライド可能とし、前記引き抜きユニットに形成した軸受孔と搬送手段を構成するローラ軸を基準に位置決めを行い、
    前記引き抜きユニットは、前記扉を開いた状態で、前記扉を閉じたときの前記画像形成装置本体の内側になる方からスライドさせて前記給紙ユニットに着脱でき、
    前記給送手段、前記引き抜きユニットをスライドさせて前記給紙ユニットから外すことによりアクセス可能となることを特徴とする画像形成装置
  2. 前記軸受孔には端部まで前記ローラ軸よりも大きい切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置
  3. 前記給送手段はシートを搬送する方向に回転してシートを給送するための給送回転体を有し、該給送回転体のスラスト方向のストッパーを取り外して該給送回転体をスラスト方向へスライドさせることで前記給紙ユニットから給送回転体を取り外し可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置
  4. 前記給送手段は送り出されるシートを分離するために前記シートを戻す方向へ回転する分離回転体を有し、該分離回転体の回転軸をアーム部材に形成された軸受孔によって支持し、該軸受孔に前記回転軸の軸径よりも大きい切り欠きを設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置
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