JP2005008291A - シート材給送装置、画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

シート材給送装置、画像読取装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】分離手段の逆転ローラを両端支持の構成とし、かつ、その着脱交換作業を容易としたシート材給送装置を提供する。
【解決手段】複数のシート材を積み重ねた状態で収容するシート材収容手段と、前記シート材に接触し前記シート材を搬送路に向かって供給搬送するシート材ピックアップ手段と、前記シートピックアップ手段の下流側に位置し互いに当接し合う搬送ローラと逆転ローラR2a等により構成されるシート材分離手段と、を備え、装置本体に対して両端支持される回転支持軸53に対して逆転ローラR2aを着脱可能に支持させている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿を供給搬送するためのシート材給送装置、画像読取装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、シート状の原稿を自動的に搬送し順次読み取るようにした原稿読取装置が画像形成装置などにセットされ、効率的な画像読み取りや画像形成が行なわれるようになった。そしてさらに、デジタル技術が進歩し、原稿からの読取りや電子データへの変換の速度や、電子データからの画像形成の速度が速くなり、より多くの枚数の原稿の処理を高速に行うことができるようになった。これらの原稿読取装置では一度にセットできる原稿の枚数が100〜200枚程度と非常に多くなってきており、また、原稿読取装置の原稿搬送部の進歩に伴い搬送できる原稿の種類も多様化してきている。
【0003】
上記のように原稿等のシート材を多数枚セットして供給搬送し、シート材に形成されている画像を読取る画像読取装置では、原稿載置トレイに積載させたシート材を1枚ずつピックアップして読み取りを行う。複数枚積載されたシート材から1枚だけを読取部に供給搬送するためには、搬送ローラと逆転ローラとの組合せ等により構成される分離手段を用いて、複数枚のシート材がピックアップされた場合に逆転ローラに接触している下側のシート材を原稿載置トレイに戻し、搬送ローラに接触しているシート材1枚のみを読取部に続く搬送路に供給するようにしている。
【0004】
このような構成では、分離手段の逆転ローラは、トルクリミッタを介して搬送ローラの回転方向とは逆向きに回転させるための駆動部に連結されており、シート材が分離部に1枚のみ挟持されている場合の負荷トルクでは、逆転ローラが駆動部に対してスリップすることで逆転ローラが原稿と共に連れ回りし1枚のシート材のみが分離手段を通過できるが、シート材が2枚以上挟持されようとしたときには負荷トルクが増大しトルクリミッタにより逆転ローラがスリップできなくなりシート材の搬送方向とは逆の方向に逆転ローラが回転することにより確実に1枚のシート材だけを供給搬送できるようになっている。
【0005】
このような重送を防止するための逆転ローラに対向する搬送ローラや用紙を繰り出すピックアップローラは、メンテナンス時や、磨耗等により重送防止機能が低下した場合やトラブルが発生した時等には、容易に交換ができるように、装置本体に対して片持ち状態に支持されるように構成されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−60066号公報(段落「0023」〜「0025」、図1、図2)
【0007】
【特許文献2】
特開平6−144607号公報(段落「0008」〜「0025」、図4)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、逆転ローラは、通常、当接する搬送ローラの下側に配設されていること、及び、搬送ローラが片持ち状態で支持されていること等のために、特許文献1,2に記載のように、対向する逆転ローラを片持ち状態の支持構造にすると、両ローラの当接状態が不安定になり、分離性能が低下しやすい。
【0009】
分離性能が低下すると、シート材の重送やジャムが発生しやすくなるため、逆転ローラは、その両側を支持する両端支持の構造とするのが一般的であった。ところが、逆転ローラを両端支持の構造にすると、逆転ローラの着脱作業が難しくなり、メンテナンスも容易でなくなるため、その対策が求められていた。
【0010】
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、分離手段の逆転ローラを両端支持の構成とし、かつ、その着脱交換作業を容易としたシート材給送装置、画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
【0012】
(1)複数のシート材を積み重ねた状態で収容するシート材収容手段と、前記シート材に接触し前記シート材を搬送路に向かって供給搬送するシート材ピックアップ手段と、前記シート材ピックアップ手段の下流側に位置し互いに付勢当接し合う搬送ローラと逆転ローラからなるシート材分離手段と、を備え、
前記逆転ローラを支持する回転支持軸に対して前記逆転ローラが前記回転支持軸の軸方向に着脱可能に支持され、かつ、前記回転支持軸の両端部が支持手段を介して装置本体に回転自在に支持され、さらに、前記支持手段の少なくとも一方が、前記逆転ローラを前記搬送ローラから離間させる方向に移動可能であり、かつ、前記回転支持軸が、一方の前記支持手段から取外し可能に構成されていることを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、逆転ローラを両端支持により装置本体に支持させていることで、たとえ、分離手段の搬送ローラが片持ち状態で支持されていても、搬送ローラに対する逆転ローラの当接状態が安定化するため、分離機能が安定し、シートの搬送状態が良好となる。
【0014】
そして、逆転ローラを交換したり点検したりする時等には、その逆転ローラを支持する支持手段の少なくとも一方を回動させて、搬送ローラから逆転ローラを離間させれば、搬送ローラが邪魔になることなく、作業性よく、回転支持軸を一方の支持手段から取り外すことができ、次いで、その回転支持軸から逆転ローラを、容易に取り外すことができる。従って、シート材給送装置のメンテナンス作業が容易となる。
【0015】
(2)他方の前記支持手段は、自在継手を介して、前記回転支持軸を揺動自在に支持することを特徴とする。
【0016】
この構成においては、回転支持軸が、自在継手を介して、揺動自在に支持されていることで、一方の前記支持手段が、逆転ローラを搬送ローラから離間させる方向に回動する際に、回転支持軸の揺動が許容されるため、逆転ローラの搬送ローラからの離間動作をスムーズに行うことができる。
【0017】
(3)前記装置本体に対して回動可能な支持手段は、前記装置本体に対して回動可能に支持される第1の支持部材と、前記第1の支持部材に着脱自在に形成され前記回転支持軸を支持する第2の支持部材と、を含み、
前記第2の支持部材を、前記第1の支持部材から分離させることにより、前記回転支持軸が前記第2の支持部材から取外し可能となることを特徴とする。
【0018】
この構成においては、回動可能な支持部材を第1の支持部材と、第2の支持部材と、を分離可能としたことで、第1の支持部材をそのままの状態として、その第1の支持部材から第2の支持部材を分離させれば、回転支持軸から第2の支持部材を取り外すことができる。従って、その回動軸部材から逆転ローラを容易に抜き取ることができ、逆転ローラの交換作業を容易に行うことができる。
【0019】
(4)前記第1の支持部材と、前記装置本体側との間に、前記逆転ローラを前記搬送ローラに対して所定の圧力で付勢当接させる弾発部材を掛張させたことを特徴とする。
【0020】
この構成においては、弾発部材の弾発力によって、逆転ローラを搬送ローラに対して所定の圧力で付勢当接させるため、安定した当接圧力を得ることができ、分離機能が安定化する。
【0021】
(5)前記第1の支持部材には、前記逆転ローラを前記搬送ローラから離間させるための解除レバー部を設け、該解除レバー部と、前記装置本体に開閉自在に設けた外装カバーとを、連結レバーで連動連結したことを特徴とする。
【0022】
この構成においては、外装カバーを開放すると、連結レバーを介して、解除レバー部が連動動作し、逆転ローラを搬送ローラから離間させることがでるため、別途、逆転ローラを搬送ローラから離間させる作業が不要となり、作業性よく、逆転ローラの取り換えを行うことができ、分離機能の低下防止が容易となる。
【0023】
(6)少なくとも、画像を読み取るための走査光学系を備え、かつ、請求項1ないし4のいずれかに記載のシート材給送装置を備えたことを特徴とする。
【0024】
この構成においては、画像読取装置に設けているシート材給送装置にて、逆転ローラを装置本体に対して着脱自在に支持させていることにより、逆転ローラの交換作業が容易となり、逆転ローラの交換作業を含むメンテナンス作業が容易となり、分離機能の低下防止が容易となる。
【0025】
(7)少なくとも、画像データに基づいて像担持体上に画像を形成する画像形成部を備え、請求項1ないし5のいずれかに記載のシート材給送装置を備えたことを特徴とする。
【0026】
この構成においては、画像形成装置のシート材給送装置において、逆転ローラを装置本体に対して着脱自在に支持させていることにより、逆転ローラの交換作業が容易となり、分離機能の低下防止が容易となる。
【0027】
(8)請求項6に記載の画像読取装置から出力される画像データに基づいて像担持体上に画像を形成する画像形成部を備えたことを特徴とする。
【0028】
この構成においては、画像形成装置のシート材給送装置において、逆転ローラを装置本体に対して着脱自在に支持させていることにより、逆転ローラの交換作業が容易となり、分離機能の低下防止が容易となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態に係るシート材給送装置およびその装置を備えた画像読取装置について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0030】
《画像読取装置》
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像読取装置1の全体構成を示す縦断面図である。この画像読取装置1は、大略的に、光学系2と、その上方に配置されるADF(Automatic Document Feeder)3とを備えて構成されており、前記複写機やファクシミリ装置のスキャナ装置として用いられ、原稿(本発明のシート材)の両面を読取り可能な構成である。
【0031】
光学系2は、第1の読取り手段であるCCD(Charge CoupledDevice)読取りユニット11を備えて構成され、原稿台12上に載置されて平面状態に支持された原稿の画像を、光源ユニット13およびミラーユニット14によって、固定位置に設けられたCCD読取りユニット11に結像し、読取りを行う。CCD読取りユニット11は、結像レンズ11aおよびCCDイメージセンサ11bなどを備えて構成される。
【0032】
光源ユニット13は、光源13aと、その光源13aからの読取り用の照明光を原稿台12上の所定の読取り位置に集光するミラー13bと、原稿からの反射光のみを通過させるスリット13cと、スリット13cを通過した光の光路を90°変更するミラー13dとを備えて構成される。ミラーユニット14は、光源ユニット13からの光の光路を180°変更する一対のミラー14a,14bを備えて構成される。光源ユニット13の速度をVとすると、ミラーユニット14はV/2の速度で移動する。一方の走査ユニット13は、参照符13e,13f等で示すように矢符15方向(副走査方向)に変位することによって、原稿画像を読取ることができる。
【0033】
または、CCD読取りユニット11は、図示していないが、少なくともCCDイメージセンサ11b、結像レンズ11aおよび光源13aを一つのユニットに構成した縮小読取光学系または等倍読取光学系のユニットを速度Vで走査させる構造であってもよい。
【0034】
また、この光学系2には、ガラス12から副走査方向に離間して、別の原稿台16が設けられている。光源ユニット13は、この原稿台16の下方まで変位して静止した状態で、原稿台16上を搬送されてゆく原稿の一方の面(以下、こちらを表面とする)の画像を読取ることができる。その搬送された原稿の出口付近には、排紙トレイ17が設けられている。
【0035】
一方、ADF3は、第2の読取り手段であるCIS(Contact Image Senser)21を備えて構成され、原稿トレイ(本発明のシート材収容手段)22上に積層状態で載置された原稿を1枚ずつ搬送してゆき、CIS21で、その原稿の他方の面(以下、こちらを裏面とする)の画像を読取る。
【0036】
このため、大略的に、各種のローラR1〜R10、検出器S1〜S7、湾曲搬送経路23およびレジスト・斜行補正領域24をさらに備えて構成されている。CIS21は、たとえばアレイ状のイメージセンサと、アレイ状の導光手段(セルフォックレンズ等のレンズアレイ)と、光源(LEDアレイ光源または蛍光灯)と、等から成る密着イメージセンサである。
【0037】
原稿トレイ22は、アクチュエータS1aおよびセンサ本体S1bから成る光学式の原稿検出器S1によって原稿トレイ22に原稿がセットされたことを検知すると、所定のタイミングで該原稿トレイ22の上昇が開始され、積載された原稿束の最上面原稿が、アーム25によって昇降変位自在に支持されている呼込ローラR1を押し上げ、そのことが呼込ローラ位置検出器S2によって検知されると、原稿トレイ22の上昇動作が一旦停止し、この状態で待機状態となる。
【0038】
なお、原稿トレイ22に原稿がセットされて上述のように該原稿トレイ22が上昇して待機状態となった後、読取りを開始する信号が入力されずに所定時間放置された場合は、そのままの状態で待機状態を継続させても良いが、好ましくは呼込みローラ(本発明のシート材ピックアップ手段)R1の変形を防止するために、所定のレベルまで該原稿トレイ22を降下させて待機させる。
【0039】
そして、原稿の給紙開始信号が入力されると、呼込ローラR1が回転駆動され、前記原稿束の最上面原稿から順次取込まれる。呼込ローラR1の下流側には、シート材分離手段である搬送ローラ(分離ローラ)R2,逆転ローラR2aが配置されている。呼込ローラR1はアーム25に支持され、アーム25は搬送ローラR2の回転軸に回動可能に支持されている。
【0040】
そして、自重または付勢力により呼込ローラR1が原稿に接触する。また、呼込ローラR1は後述のストッパにより必要以上に下降しないようになっている。後述するように、アーム25には凸部が形成されており、光センサ等で構成される呼込ローラ位置検出器S2によって、呼込ローラR1の高さをアーム25の揺動角から検出することができる。
【0041】
本実施の形態では、アーム25に凸部を設け直接に呼込ローラ位置検出器S2で検出しているが、呼込ローラ位置検出器S2をアーム25から離れた位置に設けることもでき、その場合には、リンク機構等の連結手段を用いてアーム25の高さを検出できるようにすればよい。なお、上述の原稿トレイ22、呼込ローラR1、搬送ローラR2及び逆転ローラR2aにて、本発明のシート材給送装置51を構成している。
【0042】
搬送ローラR2には、トルクリミッタを備えた逆転ローラR2aが対向して設けられ、原稿が重送されることなく、1枚の原稿が確実に分離されて搬送されるようになっている。したがって、呼込ローラR1によって複数枚の原稿が取込まれても、該搬送ローラR2と逆転ローラR2aによって、呼込ローラR1に密着していた最上面の原稿のみが繰り出され、湾曲搬送経路23へと搬送される。
【0043】
原稿が搬送ローラR2と逆転ローラR2aで確実に分離供給されたか否かは、アクチュエータS3aおよびセンサ本体S3bから成る給紙検出器S3によって検知される。そして、所定のタイミングで、下流側の湾曲搬送経路23へと導かれる。
【0044】
湾曲搬送経路23では、原稿は搬送ローラR3〜R7によって搬送され、無理なく導かれてきているか否かは、アクチュエータS4aおよびセンサ本体S4bから成り、湾曲搬送経路23からの通過を検知する給紙検出器S4によって検知される。湾曲搬送経路23は、あらゆる種類の原稿の安定供給を保証できる曲率に設計されており、読取り可能な原稿の内、最も厚い、すなわち最も腰のある原稿を円滑に搬送できる曲率が設定されている。
【0045】
そして、この湾曲搬送経路23と搬送ローラR2及び逆転ローラR2aを覆うように、外装カバー41が装置本体に対して開閉自在に設けられている。なお、外装カバー41の開放状態を破線で示す。また、この外装カバー41の開閉動作に連動して、逆転ローラR2aの支持機構を連動動作させるための連結レバー42が設けられている。なお、連結レバー42は、図示は省略するが、外装カバー41に連動させることなく、装置本体の外部から操作できるようにしてもよい。
【0046】
湾曲搬送経路23から排出された原稿は、レジスト・斜行補正領域24に搬送され、その先端が該レジスト・斜行補正領域24の出口付近にあるレジストローラR8,R9の手前に配置された給紙検出器S5によって検知されると、前記レジストローラR8,R9を停止させた状態で、所定時間、上流側からの搬送力により衝突させ、レジストおよび斜行の補正が行われる。給紙検出器S5は、アクチュエータS5aおよびセンサ本体S5bから成る。
【0047】
レジスト・斜行補正領域24は、湾曲搬送経路23の最終の搬送ローラR6,R7から前記レジストローラR8,R9までの該レジスト・斜行補正領域24において、上述のようなレジストおよび斜行の補正を行えるように、これらのローラR6,R7とローラR8,R9の間で原稿Sの状態がほぼ平面状態となり、搬送経路のガイド面から変形を強いられることのないように考慮されている。
【0048】
なお、ローラR6,R7とローラR8,R9の間の距離は、原稿送り装置として処理することが可能な原稿の中で、最も小さな原稿の搬送方向の長さが最低限設定されていればよい。すなわち、湾曲搬送経路23に残っている原稿の後端部分が少ない程、原稿のレジストおよび斜行の補正がスムーズに行えることとなる。
【0049】
次に、レジストおよび斜行の補正が行われた原稿は、所定のタイミングで搬送が再開され、原稿の表面を露光走査するための第1の読取り位置(走行原稿読み取り時位置)Pos1へと導かれる。さらに、引続き原稿の裏面を露光走査するための第2の読取り位置Pos2を通過する。第1の読取り位置Pos1へは光源ユニット13が臨み、第2の読取り位置Pos2へはCIS21が臨んでいる。
【0050】
そして、表面のみまたは表裏両面の画像を読取られた原稿は、排出ローラR10,R11(排出ローラR11は光学系2側に設けられている)によって原稿排出点よりも低い位置にある該原稿読取装置1の側面に支持された排紙トレイ17上へと排出される。この原稿の排出動作の確認は、アクチュエータS6aおよびセンサ本体S6bから成る排紙検出器S6によって検知される。以上の動作が、原稿トレイ22上にセットされた原稿がなくなるまで繰返され、読取りが完了した原稿はすべて排紙トレイ17上に順次排出される。
【0051】
また、原稿トレイ22は、原稿が順次給紙される毎に原稿束の高さが下がってくるので、ある程度下がれば、呼込ローラR1の位置が下がった分だけ上昇して、原稿束の最上面と該呼込ローラR1とが所定の状態を保てるように監視されている。このため、原稿トレイ22は、支点22aを中心に揺動可能になっており、その支点22aとは反対側の端部に設けられたリブ22bが、昇降プレート31によって押し上げられることで昇降可能となっている。
【0052】
昇降プレート31は、前記リブ22bとは反対側の端部がプレート支持軸32に固着されており、このプレート支持軸32が、伝達部材(歯車)列から成る昇降機構部34を介して昇降モータ61によって回転駆動される。
【0053】
この原稿トレイ22の待機時の位置は、呼込ローラ位置検出器S2の動作信号を基準に、後述の制御部が昇降機構部34の昇降モータ61を動作制御することで維持される。この位置はセットされる頻度の高い原稿の枚数に合わせて、後述の操作部から任意に設定できるようになっており、サービスマンや使用者が予め設定を行う。
【0054】
さらに、原稿トレイ22は、上述したように安定した原稿の搬送を保証できるように設定された湾曲搬送経路23によって必然的に形成される該湾曲搬送経路23の入口側と出口側との高さの範囲内で上下できるようになっており、この上下方向に変位することによって、大量の原稿の載置が可能になるとともに、該原稿トレイ22上に載置された大量の原稿の最上面を湾曲搬送経路23の入口へと給紙可能な状態まで上昇させ、順次給紙するようになっている。
【0055】
また、原稿トレイ22には、原稿の側部を揃えるための原稿規制板30が設けられており、この原稿規制板30の位置は、原稿サイズ検出器S0によって検出され、画像形成時の用紙選択等に使用される。
【0056】
一方、原稿台12上の原稿を読取る際には、光源ユニット13は、図1中の位置Pos3から位置Pos4の方向に、図1に図示しない原稿サイズ検出器S9等で検出されたサイズに応じて所定距離だけ移動するようになっている。これに対して、搬送されている原稿を読取る際には、位置Pos1に停止して行う。また、位置Pos3,Pos4または位置Pos3と位置Pos1との中間の位置のいずれかを、該光源ユニット13の位置検出器の検出結果を基準に、ホームポジションとし、使用されていない待機中には、このホームポジションで停止している。
【0057】
この原稿台12上の原稿を読取るために、ADF3は、原稿読取装置1の奥側(紙面奥側)にて、光学系2との間に設けられたヒンジ(図示せず)を回動支点として、上方に回動する。これにより、該原稿読取装置1では、紙面手前側から、原稿台12の上面を開放でき、搬送できないブック物の原稿等を原稿台12にセットできるようになっている。そして、ADF3側には、原稿台12に対向して原稿マット35が設けられている。
【0058】
上述のように構成される原稿読取装置1は、静止読取モード、走行読取モード、両面読取モードの3つのモードで原稿の読取りが可能である。前記静止読取モードは、ブック物等の前記原稿台12上に載置された原稿を、前記光源ユニット13およびミラーユニット14を移動させつつ、CCD読取りユニット11によって読取るモードである。
【0059】
また、走行読取モードおよび両面読取モードは、共に前記原稿トレイ22にセットされた原稿を、ADF3で自動的に1枚ずつ給送しながら読取るモードであり、走行読取モードでは前記CCD読取りユニット11によって、両面読取モードでは、前記CCD読取りユニット11およびCIS21を共に使用して読取りを行う。前記原稿載置トレイ22にセット可能な原稿の最大枚数は、たとえば200枚である。
【0060】
《シート材給送装置》
シート材給送装置51の要部の具体的な構成は、図2ないし図4に示される。図1に示すように、シート材給送装置51は、シート材収容手段としての原稿トレイ22と、シート材を供給搬送するシート材ピックアップ手段としての呼込ローラR1と、呼込ローラR1の下流側に配設されてシート材分離手段として機能する搬送ローラR2及び逆転ローラR2aと、で構成され、さらに、逆転ローラR2aを回転自在に支持する回転支持軸53に対して、その逆転ローラR2aが着脱可能に支持されている(図4参照)。
【0061】
その回転支持軸53は、図2に示すように、その両端部が、支持手段54,55を介して装置本体に支持されており、その支持手段54,55の少なくとも一方(本実施形態では54)が装置本体に対して回動可能に支持されることで、逆転ローラR2aを搬送ローラR2から分離させ、搬送ローラR2をそのままの状態として、逆転ローラR2aを回転支持軸53から容易に取り外せるようにしている。
【0062】
手前側の支持手段54は、図3および図4に示すように、装置本体に対して回動可能に支持される第1の支持部材541と、第1の支持部材541に着脱自在に組付けられて、回転支持軸53を支持する第2の支持部材542と、で構成され、その第2の支持部材542を、第1の支持部材541から分離させることにより、回転支持軸53の手前側が開放され、逆転ローラR2aを回転支持軸53から引き抜き、取外せるようにしている。
【0063】
奥側の支持手段55は、図2に示すように、装置本体に立設された支持板60に取り付けられた軸受であり、その軸受55から後方に突出した回転支持軸53は、2つのジョイント62,63からなるユニバーサルジョイント(本発明の自在継手)64を介して、装置本体のフレーム部材65に取り付けられた軸受66に支持され、そのフレーム部材65の外側に配設されている駆動系に連動連結されている。従って、回転支持軸53の手前側は、ユニバーサルな方向への揺動が許容されるようになっており、これにより、前述したように、逆転ローラR2aの着脱作業が容易となる。
【0064】
より詳しく説明すると、その第1の支持部材541の一端は、装置本体に固定状態に立設された略L字状の支持板57の上部に突設された支持軸58に揺動(回動)自在に支持され、その一端下部に突設した係止部541aには、弾発部材56の一端が係止され、その弾発部材56の他端は、支持板57の下辺部の折曲端571に係止されている。この弾発部材56の弾発力(常時付勢)によって、逆転ローラR2aが搬送ローラR2に付勢圧接される(図5参照)。
【0065】
第1の支持部材541は、例えば、図4に示すように、その略中央部で直角に折曲されて他端側に延びる解除レバー部541bが形成され、その端部には、連結レバー42の一端が枢着されている。その連結レバー42の他端は、開閉自在な外装カバー41(図1参照)に枢着されており、その外装カバー41の開放動作に連動して、例えば、図6に示すように、連結レバー42は矢印方向に移動することで、弾発部材56の弾発力に抗して、第1の支持部材541が、反時計回りに回動され、逆転ローラR2aが搬送ローラR2から離間する方向に移動される。なお、弾発部材56には、バネ用ステンレス鋼線材やバネ用の鋼線材等を用いた引張コイルスプリングを用いているが、バネ用ステンレス鋼板材やリン青銅板材を用いた板バネを用いてもよい。
【0066】
一方、第1の支持部材541に着脱自在に組付けられる第2の支持部材542は、図4に示すように、その一端側に、支持軸58に揺動自在に被嵌する軸孔542aが形成され、かつ、第1の支持部材541の一端に形成された凹部541cに嵌合する凸部542cが突設されている。その他端側には、回転支持軸53を回転自在に支承する軸孔542bが形成され、かつ、回転支持軸53の端部に形成された周溝53dに摺接状態に係止する抜け止め突部542dが形成されている。そして、この他端側には、第2の支持部材542を第1の支持部材541から分離する際のツマミ542eが形成されている。
【0067】
このような構成により、第1の支持部材541に対して第2の支持部材542が組付けられた状態では、第1の支持部材541の凹部541cと第2の支持部材542の凸部542cとの嵌合によって、両支持部材541,542が一体固定の状態となり、かつ、その第2の支持部材542が、抜け止め状態で、回転支持軸53を回転自在に支承し、弾発部材56の弾発力によって、逆転ローラR2aが搬送ローラR2に付勢圧接される(図5参照)。
【0068】
次いで、逆転ローラR2aを交換する時の手順について説明する(図5ないし図7参照)。まず、図1に破線で示すように、外装カバー41を開放する。このとき、外装カバー41と第1の支持部材541の解除レバー部541aとを連結する連結レバー42の連動動作により、図5の状態から図6の状態に変化し、分離部が解除される(分離部の搬送ローラR2に対して逆転ローラR2aが離間する)。
【0069】
これにより、搬送ローラR2を取り外す時に逆転ローラR2aが邪魔にならなくなる。呼込みローラR1と搬送ローラR2のそれぞれを回転可能に支持しているアーム25をさらに所定の関係になるように支持している連結支持部材を外し、呼込みローラR1および搬送ローラR2をそれぞれの回転軸部材より外す(図7参照)。
【0070】
次に、逆転ローラR2aの支持部分を覆っている内カバー(図示省略)を取外し、逆転ローラR2aの第2の支持部材542のツマミ542eを掴み(図3参照)、第1の支持部材541から第2の支持部材542を分離して、回転支持軸53の手前側をフリーな状態とし、この状態で、逆転ローラR2aを回転支持軸53から抜き去り、新しい逆転ローラR2aに交換し、逆の手順で元のように戻す。このとき、同時に呼込みローラR1や搬送ローラR2を必要に応じて交換してもよいのはいうまでもない。
【0071】
《画像形成装置》
図8は、本発明の実施の他の形態の画像形成装置であるデジタル複合機100の概略構成説明図である。このデジタル複合機100では、読取り部(原稿読取装置)110にて読取られた原稿画像は、画像データとして図示しない画像データ入力部へと送られ、画像データに対して所定の画像処理が施された後、画像処理部のメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画像を読出して画像形成部210の光書込み装置であるレーザ書込みユニット227に転送される。なお、図9に示すように、読取り部(原稿読取装置)110の上部には、ADF111が搭載され、また、その操作側には、操作パネル112が設けられている。
【0072】
レーザ書込みユニット227は、メモリから読出した画像データ、または外部の装置から転送されてきた画像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ光源、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度で偏向されたレーザ光が感光体ドラム222上において等角速度で偏向されるように補正するf−θレンズなどをから構成されている。なお、本実施の形態では、書込み装置としてレーザ書込みユニットを用いているが、LEDやEL等の発光素子アレイを用いた固体走査型の光書込みヘッドユニットを用いてもよい。
【0073】
画像形成部210にはその他、感光体ドラム222の周囲に、感光体ドラム222を所定の電位に帯電させる帯電器223、感光体ドラム222上に形成された静電潜像にトナーを供給して顕像化する現像器224、感光体ドラム222表面に形成されたトナー像をシートに転写する転写器(転写チャージャ等)225、余分なトナーを回収するクリーニング器226、除電器(除電チャージャ等)229を備えている。この画像形成部210で画像が転写されたシートは、その後、定着ユニット217に送られ、画像がシートに定着される。
【0074】
前記画像形成部210の排出側には、上記定着ユニット217の他に、シートの裏面に再度画像を形成するためにシートの前後を反転させるスイッチバック路221、画像が形成されたシートに対してステープル処理等を行うとともに昇降トレイ261を有する後処理装置260を備えている。定着ユニット217にてトナー像が定着されたシートは、必要に応じてスイッチバック路221を経て排紙ローラ219にて後処理装置260へと導かれ、ここで所定の後処理が施された後、排出される。
【0075】
給紙部は、上記画像形成部210の下方に配設されており、本体に備えられた手差トレイ254,両面ユニット255,用紙トレイ251と多段給紙部270に備えられた給紙トレイ252,253で構成されている。また、これらのトレイ251,252,253,254から給紙した用紙を画像形成部210における転写器が配置された転写位置へと搬送する搬送手段250を備えている。
【0076】
両面ユニット255は、シートを反転させるスイッチバック路221に通じており、シートの両面に画像形成を行う時に用いられる。なお両面ユニット255は通常の用紙カセットと交換可能な構成となっており、両面ユニット255を通常の用紙カセットに置き換えた構成とすることも可能となっている。
【0077】
このように構成されるデジタル複合機100における搬送手段250、すなわち、250a,250b,250c,250dには、図2ないし図7に示したようなシート材給送装置1を設けることができる。
【0078】
なお、画像読取装置は、図1に示す構成に限定されることなく、少なくとも、複数のシート材を積み重ねた状態で収容するシート材収容手段と、前記シート材に接触し前記シート材を搬送路に向かって供給搬送するシート材ピックアップ手段と、前記シート材ピックアップ手段の下流側に位置し互いに当接し合う搬送ローラと逆転ローラ等により構成されるシート材分離手段と、を備えたシート材給送装置を具備することができれば、その構成や形式の如何を問わず、本発明を適用することができる。
【0079】
また、画像形成装置は、図8および図9に示す構成に限定されることなく、少なくとも、複数のシート材を積み重ねた状態で収容するシート材収容手段と、前記シート材に接触し前記シート材を搬送路に向かって供給搬送するシート材ピックアップ手段と、前記シート材ピックアップ手段の下流側に位置し互いに当接し合う搬送ローラと逆転ローラ等により構成されるシート材分離手段と、を備えたシート材給送装置を具備することができれば、その構成や形式の如何を問わず、本発明を適用することができる。
【0080】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、以下の効果を奏する。
【0081】
(1)逆転ローラを両端支持により装置本体に支持させているので、たとえ、分離手段の搬送ローラが片持ち状態で支持されていても、搬送ローラに対する逆転ローラの当接状態が安定化するため、分離機能が安定し、シートの搬送状態が良好となる。
【0082】
そして、逆転ローラを交換したり点検したりする時等には、その逆転ローラを支持する支持手段の少なくとも一方を回動させて、搬送ローラから逆転ローラを離間させれば、搬送ローラが邪魔になることなく、作業性よく、回転支持軸を一方の支持手段から取り外すことができ、次いで、その回転支持軸から逆転ローラを、容易に取り外すことができる。従って、シート材給送装置のメンテナンス作業が容易となる。
【0083】
(2)回転支持軸が、自在継手を介して、揺動自在に支持されているので、一方の前記支持手段が、逆転ローラを搬送ローラから離間させる方向に回動する際に、回転支持軸の揺動が許容されるため、逆転ローラの搬送ローラからの離間動作をスムーズに行うことができる。
【0084】
(3)回動可能な支持部材を第1の支持部材と、第2の支持部材と、を分離可能としたので、その第2の支持部材を第1の支持部材から分離させれば、回転支持軸を第2の支持部材から容易に取り外すことができる。従って、その回動軸部材から逆転ローラを容易に抜き取ることができ、逆転ローラの交換作業を容易に行うことができる。
【0085】
(4)弾発部材の弾発力によって、逆転ローラを搬送ローラに対して所定の圧力で付勢当接させるので、安定した当接圧力を得ることができ、分離機能が安定化する。
【0086】
(5)外装カバーを開放すると、連結レバーを介して、解除レバー部が連動動作し、逆転ローラを搬送ローラから離間させることがでるので、別途、逆転ローラを搬送ローラから離間させる作業が不要となり、作業性よく、逆転ローラの取り換えを行うことができ、分離機能の低下防止が容易となる。
【0087】
(6)画像読取装置において、シート材給送装置の逆転ローラを装置本体に対して着脱自在に支持させていることにより、逆転ローラの交換作業が容易となり、逆転ローラの交換作業を含むメンテナンス作業が容易となり、分離機能の低下防止が容易となる。
【0088】
(7)画像形成装置において、シート材給送装置の逆転ローラを装置本体に対して着脱自在に支持させていることにより、逆転ローラの交換作業が容易となり、分離機能の低下防止が容易となる。
【0089】
(8)画像形成装置において、シート材給送装置の逆転ローラを装置本体に対して着脱自在に支持させていることにより、逆転ローラの交換作業が容易となり、分離機能の低下防止が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシート材給送装置の構成図である。
【図2】同シート材給送装置の要部斜視図である。
【図3】同シート材給送装置の要部拡大斜視図である。
【図4】同第2の支持部材を第1の支持部材から分離した状態の斜視図である。
【図5】同シート材給送装置の要部構成説明図である。
【図6】同逆転ローラを搬送ローラから分離させた状態の説明図である。
【図7】同メンテナンス時のシート材給送装置の分解作業の説明図である。
【図8】同画像形成装置の構成説明図である。
【図9】同画像形成装置の斜視図である。
【符号の説明】
22−シート材収容手段
41−外装カバー
42−連結レバー
53−回転支持軸
54,55−支持手段
56−弾発部材
541−第1の支持部材
541b−解除レバー部
542−第2の支持部材
64−自在継手
R1−シート材ピックアップ手段
R2−搬送ローラ
R2a−逆転ローラ
R2,R2a−シート材分離手段

Claims (8)

  1. 複数のシート材を積み重ねた状態で収容するシート材収容手段と、
    前記シート材に接触し前記シート材を搬送路に向かって供給搬送するシート材ピックアップ手段と、
    前記シート材ピックアップ手段の下流側に位置し互いに付勢当接し合う搬送ローラと逆転ローラからなるシート材分離手段と、を備え、
    前記逆転ローラを支持する回転支持軸に対して前記逆転ローラが前記回転支持軸の軸方向に着脱可能に支持され、かつ、
    前記回転支持軸の両端部が支持手段を介して装置本体に回転自在に支持され、さらに、
    前記支持手段の少なくとも一方が、前記逆転ローラを前記搬送ローラから離間させる方向に移動可能であり、かつ、前記回転支持軸が、一方の前記支持手段から取外し可能に構成されていることを特徴とするシート材給送装置。
  2. 他方の前記支持手段は、自在継手を介して、前記回転支持軸を揺動自在に支持することを特徴とする請求項1に記載のシート材給送装置。
  3. 前記装置本体に対して回動可能な支持手段は、
    前記装置本体に対して回動可能に支持される第1の支持部材と、
    前記第1の支持部材に着脱自在に形成され前記回転支持軸を支持する第2の支持部材と、を含み、
    前記第2の支持部材を、前記第1の支持部材から分離させることにより、前記回転支持軸が前記第2の支持部材から取外し可能となることを特徴とする請求項1または2に記載のシート材給送装置。
  4. 前記第1の支持部材と、前記装置本体側との間に、前記逆転ローラを前記搬送ローラに対して所定の圧力で付勢当接させる弾発部材を掛張させたことを特徴とする請求項3に記載のシート材給送装置。
  5. 前記第1の支持部材には、前記逆転ローラを前記搬送ローラから離間させるための解除レバー部を設け、該解除レバー部と、前記装置本体に開閉自在に設けた外装カバーとを、連結レバーで連動連結したことを特徴とする請求項3または4に記載のシート材給送装置。
  6. 少なくとも、画像を読み取るための走査光学系を備え、かつ、請求項1ないし4のいずれかに記載のシート材給送装置を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  7. 少なくとも、画像データに基づいて像担持体上に画像を形成する画像形成部を備え、請求項1ないし5のいずれかに記載のシート材給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6に記載の画像読取装置から出力される画像データに基づいて像担持体上に画像を形成する画像形成部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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