JP5412398B2 - 給紙装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、デジタル複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置に搭載される給紙カセットや原稿搬送装置等の、用紙束から一枚ずつ用紙を分離して給紙する給紙装置に関するものである。
従来、電子写真プロセスを用いた複写機等に搭載される画像読取装置には、シート状の原稿を読み取るために順次原稿載置台へ送り込み、読み取り終了後に原稿載置台上から排出するような原稿搬送装置(Automatic Document Feeder)を備えたものがある。このような画像読取装置においては、原稿押さえを閉じたままで原稿搬送装置によって原稿を自動的に搬送して読み取るシートスルー方式と、読み取る毎に原稿押さえを開閉して原稿載置台(コンタクトガラス)上の原稿を1枚ずつ取り替える原稿固定方式の2種類の読み取り方式が可能である。なお、前者のシートスルー方式では、画像読取装置内の光学系が走査移動することなく所定の画像読取位置に保持されたまま原稿の読取動作が行われ、他方、後者の原稿固定方式では、その光学系が走査移動しながら読取動作が行われる。
シートスルー方式の読み取りにおいては、積載された原稿束の最上面をピックアップローラに圧接して複数枚の原稿を送り出し、給紙ローラ及び分離コロから成る分離搬送機構で最上の1枚のみを搬送する構成が一般的である。分離コロにはトルクリミッタが内蔵されており、回転負荷が所定トルクを上回る場合のみ給紙ローラと従動回転するようになっている。
このような原稿搬送装置において原稿の供給を安定して行うためには、分離コロを所定の圧力で給紙ローラに圧接しておく必要がある。そこで、特許文献1、2に開示されているように、分離部材(リタードローラまたは分離パッド)を支持部材で揺動可能に支持し、バネによって給紙ローラに圧接する構成が用いられている。
また、分離コロは原稿に摺接しながら回転するため、表面が摩耗しやすい。そこで、搬送枚数等に応じて定期的に交換する必要がある。特許文献3には、分離コロのスラスト方向に隣接するスペースにスナップフィットでガイド部材を取り付け、分離コロのスラスト方向への移動を防止するとともに、分離コロの交換作業性も向上させた原稿自動給送装置が開示されている。
特開2001−348133号公報 特開2007−31121号公報 特開平10−279098号公報
しかしながら、特許文献1、2の構成では、原稿の搬送によって分離コロに作用する搬送方向の力の分力が支持部材を揺動させる方向に加わる。そのため、給紙ローラと分離コロとの隙間が変化し、特に紙質や紙厚の異なる原稿を搬送する場合に分離性能が不安定になるという問題点があった。
また、特許文献3の構成では、ガイド部材がネジ等で固定されていないためガイド部材の着脱作業性は向上するものの、分離コロをスラスト方向に隣接する交換用のスペースに移動させて交換作業を行う必要があり、作業性の面で十分とは言えなかった。
なお、ここではシート原稿を自動搬送する原稿搬送装置を例に挙げて説明したが、記録媒体としての用紙を給送する給紙カセットや手差しトレイ等の他の給紙装置においても事情は同じであった。
本発明は、上記問題点に鑑み、分離コロの位置変動を抑制して給紙性能を安定化させた給紙装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、分離コロの交換性を向上させた給紙装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、積載された用紙を搬送方向に送り出す給紙手段と、該給紙手段の下部に搬送方向に対し略垂直に圧接又は離間する分離コロと、を有し、積載された用紙の最上の1枚のみを分離して搬送する分離搬送機構と、該分離搬送機構の搬送方向上流側から下流側に亘って配置され、搬送される用紙の下面を支持する搬送ガイド部材と、を備えた給紙装置において、前記分離コロを回転可能に保持するとともに、搬送方向下流側を支点として前記搬送ガイド部材に揺動可能に支持される分離コロホルダが設けられており、前記分離コロホルダの揺動支点の外周面は、前記給紙手段と前記分離コロのニップ部と略同一の高さに設けられることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の給紙装置において、前記分離コロホルダの揺動支点は、用紙幅方向に延びる断面円弧状のホルダ軸受部であり、前記ホルダ軸受部の外周面は前記搬送ガイド部材から突出して用紙搬送路の屈曲部を構成することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の給紙装置において、前記分離コロホルダの揺動端を前記ニップ部の方向に付勢する付勢手段と、前記分離コロホルダの上方に配置され、前記付勢手段の付勢力に抗して前記分離コロホルダを所定の位置に配置する分離コロカバーとを設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の給紙装置において、前記分離コロカバーは、前記搬送ガイド部材の上面に回動可能に支持されており、前記分離コロカバーの回動端に、前記搬送ガイド部材に形成された係合孔に係合するフック部を設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の給紙装置において、前記分離コロカバーの回動支点は搬送方向上流側に設けられており、前記フック部の先端に形成される係合爪は、搬送方向下流側に突出することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の給紙装置において、前記搬送ガイド部材の上面には搬送方向に沿って凹部が形成されており、前記係合孔は前記凹部内の搬送方向下流側端部よりも上流側寄りに形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の給紙装置が搭載された画像形成装置である。
本発明の第1の構成によれば、分離コロホルダの揺動支点の外周面を、給紙手段と分離コロのニップ部よりも搬送方向下流側、且つニップ部と略同一の高さに設けることにより、用紙の搬送によって分離コロに作用する搬送方向の力は分離コロホルダの揺動支点に向かって略水平に加わることになり、分離コロホルダの揺動方向(上下方向)への分力はほとんど発生しない。従って、給紙手段に対する分離コロの相対位置が変化せず、安定した給紙動作が可能となる。また、揺動支点の外周面がニップ部と略同一の高さにあるため、揺動支点が用紙搬送路上にある場合であっても用紙の搬送の妨げとならない。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の給紙装置において、分離コロホルダの揺動支点であるホルダ軸受部の外周面が用紙搬送路の屈曲部を兼ねているため、給紙手段と分離コロのニップ部と搬送方向下流側の搬送ローラとの間で用紙の引っ張り合いが生じて屈曲部に圧力が加えられても分離コロホルダの位置が変化しない。従って、用紙の搬送状態によらず給紙手段に対する分離コロの相対位置を安定させることができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の給紙装置において、分離コロホルダの揺動端をニップ部の方向に付勢する付勢手段と、分離コロホルダの上方に配置され、付勢手段の付勢力に抗して分離コロホルダを所定の位置に配置する分離コロカバーとを設けることにより、分離コロカバーを用いて分離コロホルダの位置決めを簡単に行うことができる。また、分離コロカバーを取り外す際、付勢手段の付勢力によって分離コロカバー及び分離コロホルダが搬送ガイド部材から上方へ飛び出すため、分離コロや分離コロカバーの交換作業も容易となる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第3の構成の給紙装置において、分離コロカバーを搬送ガイド部材の上面に回動可能に支持するとともに、分離コロカバーの回動端には搬送ガイド部材の係合孔に係合するフック部を設けたので、分離コロカバーの固定にネジ等を必要としないため、ドライバー等の工具を用いることなく分離コロカバーを容易に着脱することができる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第4の構成の給紙装置において、分離コロカバーの回動支点を搬送方向上流側に設け、フック部の先端に形成される係合爪を搬送方向下流側に突出させることにより、用紙の搬送によって分離コロカバーに搬送方向の力が作用してもフック部が係合孔から外れるおそれがなくなる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第5の構成の給紙装置において、搬送ガイド部材の上面には搬送方向に沿って凹部が形成されており、係合孔を凹部内の搬送方向下流側端部よりも上流側寄りに形成することにより、凹部に指を差し入れて搬送方向下流側からフック部の側面を押圧することでフックを撓ませてフックと係合孔との係合を容易に解除することができる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第1乃至第6のいずれかの構成の給紙装置を搭載することにより、給紙カセットや原稿搬送装置から用紙や原稿を搬送する際の分離コロの位置変化による重送等の不具合を効果的に防止して、安定した搬送動作を行うことができる画像形成装置となる。
本発明の原稿搬送装置が搭載された画像形成装置の全体構成を示す側面断面図 本発明の原稿搬送装置の内部構造を示す側面断面図 原稿搬送装置の分離搬送機構周辺の側面断面図 分離搬送機構を構成する分離コロ周辺を上方から見た斜視図斜視図 分離コロカバーを開放した状態を示す分離コロ周辺の斜視図 分離コロホルダの外観斜視図 分離コロカバーの外観斜視図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の原稿搬送装置を備えた画像形成装置の概略構成図である。図1において、画像形成装置100(ここでは一例としてデジタル複合機を示す)では、コピー動作を行う場合、画像読取装置6において原稿の画像データを読み取り画像信号に変換する。一方、複合機本体2内の画像形成部3において、帯電ユニット4により図中のA方向に回転する感光体ドラム5が一様に帯電され、画像読取装置6で読み取られた原稿画像データに基づく露光ユニット(レーザ走査ユニット等)7からのレーザビームにより感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、現像ユニット8により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。この現像ユニット8へのトナーの供給はトナーコンテナ9から行われる。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム5に向けて、用紙が給紙機構10から用紙搬送路11及びレジストローラ対12を経由して画像形成部3に搬送され、この画像形成部3において転写ローラ13(画像転写部)により感光体ドラム5の表面におけるトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム5から分離され、定着ローラ対14aを有する定着部14に搬送されてトナー像が定着される。定着部14を通過した用紙は、複数方向に分岐した用紙搬送路15に送られて、用紙搬送路15の分岐点に設けられた複数の経路切換ガイドを有する経路切換機構21、22によって搬送方向が振り分けられ、そのまま(或いは、両面搬送路16に送られて両面コピーされた後に)、第1排出トレイ17a、第2排出トレイ17bから成る用紙排出部に排出される。
また、図示しないが、感光体ドラム5の表面の残留電荷を除去する除電装置がクリーニング装置18の下流側に設けられている。さらに、給紙機構10は、複合機本体2に着脱自在に取り付けられ、用紙を収納する複数の給紙カセット10a、10bと、その上方に設けられるスタックバイパス(手差しトレイ)10cとを備えてなり、これらは用紙搬送路11によって感光体ドラム5及び現像ユニット8等からなる画像形成部3に繋がっている。装置本体上面には画像読取装置6のコンタクトガラス25(図2参照)上に載置される原稿を押さえて保持するプラテン(原稿押さえ)24が開閉可能に設けられており、プラテン24上には原稿搬送装置27が付設されている。
用紙搬送路15は、具体的には、定着ローラ対14aの下流側において、まず左右二股に分岐し、一方の経路(図1では右方向に分岐する経路)は第1排出トレイ17aに連通するように構成されている。そして、他方の経路(図1では左方向に分岐する経路)は搬送ローラ対19を経由して上下二股に分岐し、一方の経路(図1では上方向に分岐する経路)は第2排出トレイ17bに連通するように構成されている。これに対し、他方の経路(図1では下方向に分岐する経路)は両面搬送路16に連通するように構成されている。
図2は、原稿搬送装置の内部構造を示す側面断面図である。原稿搬送装置27は、複数枚の原稿を整合して積載する原稿ガイド29aを備えた原稿給紙トレイ29と、原稿給紙トレイ29の下方に設けられた反転トレイ30とを有し、原稿給紙トレイ29及び反転トレイ30は原稿搬送装置27のフレームに対して各々の部材が装着されている。また、原稿搬送装置27のフレームに対し一端(図の左下)を回動支点としてカバー部材31が開閉可能に支持されており、このカバー部材31の側方には原稿排出トレイ32がプラテン24(図1参照)の上面の一部に直付けで形成されている。カバー部材31内には原稿給紙トレイ29から原稿排出トレイ32に至る原稿搬送路dが形成されており、カバー部材31を開放することで原稿搬送路dを開放し、ジャム処理が可能となっている。
カバー部材31内には、原稿搬送路dに沿ってピックアップローラ33、給紙ローラ34及び分離コロ35、レジストローラ対36、搬送ローラ対37、38、39、及び40、CISローラ41、反転ローラ対42、排出ローラ対43等から成る原稿搬送手段が設けられている。給紙ローラ34には下方から分離コロ35が所定の圧力で接触しており、給紙ローラ34及び分離コロ35は原稿を1枚ずつ分離して搬送する分離搬送機構を構成している。分離コロ35にはトルクリミッタが内蔵されており、回転負荷が所定トルクを下回る場合は停止し、回転負荷が所定トルクを上回る場合のみ給紙ローラ34と従動回転するようになっている。ピックアップローラ33の上方には原稿の上面位置を検知する上面検知センサ50が配置されている。
コンタクトガラス25は、手置き原稿用ガラス25aと自動読取用ガラス25bから成り、自動読取用ガラス25b(画像読取位置)に対向して配置されたシェーディング補正用の白基準板と、白基準板の上部にあって白基準板を手置き原稿用ガラス25aに向けて押圧するための原稿押圧部(いずれも図示せず)とが設けられている。なお、原稿搬送路dはレジストローラ対36から自動読取用ガラス25bに至る間において反転するように湾曲している。また、原稿搬送路dには、原稿の存否或いは通過を検知するための給紙センサS1、排出センサS2を含む複数の用紙検知センサが適所に設けられている。
次に、原稿搬送部27を用いたシートスルー方式の原稿搬送動作について説明する。シートスルー方式においては、原稿給紙トレイ29に画像面を上向きにして複数枚の原稿をセットした後、画像形成装置100の操作パネルのコピー開始ボタンがオンされると、昇降機構(図示せず)により上昇したリフト板45が原稿を介してピックアップローラ33を押し上げ、ピックアップローラ33を含む枠体(図示せず)の重さがリフト板45に加わることにより、原稿の上面が所定の圧力(給紙圧)でピックアップローラ33に押しつけられる。ここでモータ(図示せず)によりピックアップローラ33及び給紙ローラ34が回転駆動される。
原稿給紙トレイ29にセットされた原稿は、ピックアップローラ33によって通常上段の複数枚が給紙ローラ34と分離コロ35のニップ部に送られる。そして、複数枚の原稿のうち分離コロ35により最上の1枚のみが分離されてレジストローラ対36に向けて搬送される。その際、原稿の先端が給紙センサS1によって検出されてから所定の距離だけその原稿が搬送された後、ピックアップローラ33及び給紙ローラ34の回転駆動が停止され一次給紙が終了する。一次給紙された原稿は、その先端がレジストローラ対36のニップ部に押圧され、且つその先端部に撓みが形成された状態で停止させられる。
一次給紙が終了してから所定時間経過後、二次給紙が開始される。つまり、二次給紙駆動モータ(図示せず)の作動によりレジストローラ対36が回転駆動される。原稿は、レジストローラ対36、搬送ローラ対37〜39、CISローラ41により、自動読取用ガラス25bを経て排出ローラ対43に向けて搬送された後、最終的には排出ローラ対43によって原稿排出トレイ32上に排出される。その際、排出センサS2により原稿の後端通過を検知したことによって、原稿1枚の画像読み取りの完了を検出するようになっている。
ここで排出センサS2は、原稿の搬送完了毎に原稿枚数を計数するカウント機能を有しており、給紙センサS1が後続の原稿を検知していれば、2枚目以降の原稿搬送が上記と同様に続行される。なお、原稿は、自動読取用ガラス25bを通過する際に自動読取用ガラス25bに向けて軽く押圧されながら搬送され、その原稿の画像が自動読取用ガラス25bを通じて画像読取装置6(図1参照)により読み取られるようになっている。
また、両面原稿を読み取る場合は、CISローラ41に対向して設けられたコンタクトイメージセンサ51で原稿裏面の画像を読み取り、自動読取用ガラス25bで原稿表面の画像を読み取る一段階読み取り法と、自動読取用ガラス25bで原稿表面の画像を読み取った後、分岐爪47a、47b、及び47cにより原稿を反転トレイ30に振り分け、反転ローラ対42を逆転させて、原稿の裏面を上にした状態で再びレジストローラ対36の上流側に搬送し、自動読取用ガラス25bで原稿裏面の画像を読み取る二段階読み取り法とがある。
コンタクトイメージセンサ51による読み取りは読み取り時間が短縮できる反面、自動読取用ガラス25bでの読み取りに比べて画質の面で劣る。そのため、文字原稿などの場合はコンタクトイメージセンサ51を用いた一段階読み取り法を用い、写真原稿など高画質、高精細な読み取りが要求される場合は反転トレイ31を用いた二段階読み取り法を用いることが好ましい。
なお、二段階読み取り法を用いる場合、読み取り終了後の原稿をそのまま原稿排出トレイ32に順次排出すると、排出された原稿は原稿給紙トレイ29にセットした状態と表裏が逆になって積載されることになる。そこで、自動読取用ガラス25bで原稿裏面の画像を読み取った後、分岐爪47a〜47cを揺動させて原稿を再び反転トレイ31上へ導入し、搬送ローラ対40及び排出ローラ対43を介して原稿排出トレイ32へ排出する。これにより、各原稿の表裏が排出前にもう一度反転されるため、原稿給紙トレイ29にセットした状態を保持したまま原稿排出トレイ32上へ積載することができる。
図3は、原稿搬送装置の分離搬送機構周辺の側面断面図である。分離コロ35は、分離コロホルダ53に回転可能に保持されている。分離コロホルダ53は、ホルダ軸受部53aが搬送ガイド部材55に設けられた第1支軸55aに係合することで、第1支軸55aを中心として上下に揺動自在に支持されている。分離コロホルダ53の揺動端の下方には、分離コロホルダ53を給紙ローラ34方向に付勢するコイルバネ57が配置されている。
分離コロホルダ53の上方には分離コロカバー60が配置されている。分離コロカバー60の原稿搬送方向上流側(図3の右側、以下、上流側と略す)には、搬送ガイド部材55に設けられた第2支軸55bに係合するカバー軸受部60aが設けられ、分離コロカバー60の原稿搬送方向下流側(図3の左側、以下、下流側と略す)には、搬送ガイド部材55の係合孔55cに係合するフック部60bが設けられている。係合孔55c及びフック部60bは、分離コロカバー60を搬送ガイド部材55に着脱自在に保持するスナップフィットを構成する。
分離コロカバー60は、コイルバネ57の付勢力に抗して分離コロホルダ53を押し下げ、分離コロ35を所定の高さに配置する。これにより、給紙ローラ34に対する分離コロ35の圧接力が一定に保持される。また、分離コロカバー60の上面の分離コロ35よりも上流側には、前捌き部材61が付設されている。前捌き部材61は、ピックアップローラ33により送出された複数枚の原稿の先端を前捌き部材61の傾斜面に押し当てて斜めに捌き、給紙ローラ34と分離コロ35のニップ部へ複数枚の原稿が一度に進入するのを防止する。
本発明の原稿搬送装置では、分離コロホルダ53のホルダ軸受部53aが原稿搬送方向に対し給紙ローラ34と分離コロ35のニップ部(分離部)の下流側に設けられている。また、ホルダ軸受部53aの外周面は、給紙ローラ34と分離コロ35のニップ部と略同じ高さ(図3の一点鎖線B上)に位置している。
この構成によれば、原稿の搬送によって分離コロ35に作用する搬送方向の力は分離コロホルダ53のホルダ軸受部53a(揺動支点)を左方向に略水平に押圧するため、分離コロホルダ53の揺動方向(上下方向)への分力がほとんど発生しない。従って、給紙ローラ34に対する分離コロ35の相対位置が変化せず、安定した給紙性能を確保することができる。
なお、分離コロホルダ53の揺動支点は、厳密には搬送ガイド部材55の第1支軸55aである。しかし、第1支軸55aを給紙ローラ34と分離コロ35のニップ部と略同じ高さにすると、ホルダ軸受部53aの外周面はホルダ軸受部53aの厚み分だけ給紙ローラ34と分離コロ35のニップ部よりも高くなる。その結果、ホルダ軸受部53aがニップ部を通過した原稿の搬送の妨げとなる。
そこで、本実施形態では、ホルダ軸受部53aの外周面と、給紙ローラ34と分離コロ35のニップ部とを略同じ高さに配置することにより、分離コロホルダ53の揺動方向(上下方向)への分力の発生を極力抑えつつ、ホルダ軸受部53aが原稿の搬送を妨げない構成としている。
また、分離コロホルダ53のホルダ軸受部53aは、搬送ガイド部材55から突出して原稿搬送路の屈曲部を構成しているため、例えば分離部と下流側の搬送部(レジストローラ対36)との間で原稿の引っ張り合いが生じて屈曲部(ホルダ軸受部53a)に圧力が加えられても分離コロホルダ53の位置は変化しない。従って、原稿の搬送状態によって給紙ローラ34に対する分離コロ35の相対位置が変化することもないため、より安定した給紙性能を確保することができる。
さらに、分離コロカバー60のフック部60bに形成される係合爪67(図7参照)は下流側に突出している。そのため、原稿の搬送によって分離コロカバー60に原稿搬送方向の力が作用してもフック部60bと係合孔55cとの係合が解除されるおそれはなく、分離コロカバー60の外れを防止することができる。
図4は、図3の分離コロ周辺を上方から見た斜視図であり、図5は、図4の分離コロカバーを開放した状態を示す斜視図である。また、図6及び図7は、それぞれ分離コロホルダ及び分離コロカバーの外観斜視図である。
図6に示すように、分離コロホルダ53は、断面円弧状のホルダ軸受部53aと、分離コロ35を保持する半円筒状の保持部53bとで構成されている。保持部53bの長手方向の側面には、分離コロ35の回転軸を支持するD形状の支持穴65が設けられている。
図7に示すように、分離コロカバー60は、搬送ガイド部材55(図4参照)の形状に合わせて屈曲した平板状であり、断面C形状のカバー軸受部60aと、先端に係合爪67が形成されたフック部60bが設けられている。また、分離コロカバー60の上面には、前捌き部材61(図4参照)を保持する前捌き部材保持部70、分離コロ35の上部が露出する第1開口部71、及び分離コロホルダ53のホルダ軸受部53aが露出する第2開口部73が、カバー軸受部60aからフック部60b方向にこの順で形成されている。
次に、図4及び図5を用いて分離コロ35の交換方法について説明する。分離コロ35を交換する場合、先ずフック部60bと係合孔55cとの係合を解除して分離コロカバー60を取り外す。ここで、図4に示すように、搬送ガイド部材55には係合孔55cから下流側に向かって凹部63が形成されているため、作業者は凹部63に指を入れてフック部60bの側面を上流側に押圧することにより、フック部60bを撓ませてフック部60bと係合孔55cとの係合を容易に解除することができる。フック部60bと係合孔55cとの係合が解除されると、コイルバネ57の付勢力によって分離コロホルダ53が上方へ移動し、分離コロカバー60の回動端が跳ね上がる。
そして、分離コロカバー60の回動端を把持して分離コロカバー60を開放することにより、図5に示すように分離コロホルダ53が露出する。分離コロ35と共に分離コロホルダ53を上方へ持ち上げて搬送ガイド部材55から取り外し、支持穴65から分離コロ35の回転軸を抜いて分離コロホルダ53から分離コロ35を取り外す。分離コロホルダ53に新たな分離コロ35をセットした後、ホルダ軸受部53aを第1支軸55aに係合させて分離コロホルダ53を搬送ガイド部材55に取り付ける。
最後に、分離コロカバー60のカバー軸受部60aを第2支軸55bに係合させ、フック部60bを係合孔55cに係合させて分離コロカバー60を搬送ガイド部材55に装着し、交換作業を終了する。
上記の構成によれば、分離コロホルダ53は分離コロカバー60によりコイルバネ57の付勢力に抗して押さえ込まれ、所定の高さに位置決めされているため、フック部60bと係合孔55cとの係合を解除するとコイルバネ57の付勢力によって分離コロカバー60の回動端が跳ね上がる。そのため、作業者は容易に分離コロカバーを開放若しくは交換することができる。
また、分離コロカバー60は係合孔55c及びフック部60bで構成されるスナップフィットにより搬送ガイド部材55に着脱自在に保持されているため、ドライバー等の工具を用いることなく分離コロ35、分離コロカバー60の交換を簡単に行うことができる。さらに、分離コロ35は分離コロホルダ53と共に搬送ガイド部材55から取り外し可能であるため、搬送ガイド部材55に分離コロ35を取り外すためのスペースを設ける必要もなくなる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態においては、給紙ローラ34と分離コロ35とを用いて分離搬送機構を構成しているが、給紙ローラ34に代えて駆動ローラと従動ローラに掛け回された給紙ベルトを配置する構成も可能である。
また、上記実施形態では複数枚のシート原稿を順次搬送する原稿搬送装置を例に挙げて説明したが、本発明の給紙装置は、用紙の供給源として用いられる図1の給紙カセット10a、10bや手差しトレイ10c、画像形成装置と用紙後処理装置の間に合紙の供給減として配置されるインサータ装置にも適用できるのはもちろんである。
本発明は、給紙カセットや原稿搬送装置等の、用紙束から一枚ずつ用紙を分離して給紙する給紙装置に利用可能であり、分離コロを回転可能に保持するとともに、搬送方向下流側を支点として搬送ガイド部材に揺動可能に支持される分離コロホルダを設け、分離コロホルダの揺動支点の外周面を、給紙手段と分離コロのニップ部と略同一の高さに設けた給紙装置である。
本発明の利用により、給紙手段に対する分離コロの相対位置が変化せず、安定した給紙動作が可能な給紙装置を提供することができる。また、本発明の給紙装置を搭載すれば、用紙や原稿の搬送時における重送等の搬送不良が効果的に抑制され、安定した給紙動作または原稿搬送動作を行う画像形成装置を提供可能となる。
27 原稿搬送装置(給紙装置)
29 原稿給紙トレイ
30 反転トレイ
32 原稿排出トレイ
33 ピックアップローラ
34 給紙ローラ(給紙手段)
35 分離コロ
53 分離コロホルダ
53a ホルダ軸受部
55 搬送ガイド部材
55a 第1支軸
55b 第2支軸
55c 係合孔
57 コイルバネ(付勢手段)
60 分離コロカバー
61 前捌き部材
60a カバー軸受部
60b フック部
67 係合爪
100 画像形成装置

Claims (6)

  1. 積載された用紙を搬送方向に送り出す給紙手段と、該給紙手段の下部に搬送方向に対し略垂直に圧接又は離間する分離コロと、を有し、積載された用紙の最上の1枚のみを分離して搬送する分離搬送機構と、
    該分離搬送機構の搬送方向上流側から下流側に亘って配置され、搬送される用紙の下面を支持する搬送ガイド部材と、
    を備えた給紙装置において、
    前記分離コロを回転可能に保持するとともに、搬送方向下流側を支点として前記搬送ガイド部材に揺動可能に支持される分離コロホルダが設けられており、前記分離コロホルダの揺動支点の外周面は、前記給紙手段と前記分離コロのニップ部と略同一の高さに設けられ
    前記分離コロホルダの揺動支点は、用紙幅方向に延びる断面円弧状のホルダ軸受部であり、前記ホルダ軸受部の外周面は前記搬送ガイド部材から突出して用紙搬送路の屈曲部を構成することを特徴とする給紙装置。
  2. 前記分離コロホルダの揺動端を前記ニップ部の方向に付勢する付勢手段と、前記分離コロホルダの上方に配置され、前記付勢手段の付勢力に抗して前記分離コロホルダを所定の位置に配置する分離コロカバーとを設けたことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記分離コロカバーは、前記搬送ガイド部材の上面に回動可能に支持されており、前記分離コロカバーの回動端に、前記搬送ガイド部材に形成された係合孔に係合するフック部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
  4. 積載された用紙を搬送方向に送り出す給紙手段と、該給紙手段の下部に搬送方向に対し略垂直に圧接又は離間する分離コロと、を有し、積載された用紙の最上の1枚のみを分離して搬送する分離搬送機構と、
    該分離搬送機構の搬送方向上流側から下流側に亘って配置され、搬送される用紙の下面を支持する搬送ガイド部材と、
    を備えた給紙装置において、
    前記分離コロを回転可能に保持するとともに、搬送方向下流側を支点として前記搬送ガイド部材に揺動可能に支持される分離コロホルダが設けられており、前記分離コロホルダの揺動支点の外周面は、前記給紙手段と前記分離コロのニップ部と略同一の高さに設けられ、
    前記分離コロホルダの揺動端を前記ニップ部の方向に付勢する付勢手段と、前記分離コロホルダの上方に配置され、前記付勢手段の付勢力に抗して前記分離コロホルダを所定の位置に配置する分離コロカバーとを設け、
    前記分離コロカバーは、前記搬送ガイド部材の上面に回動可能に支持されており、前記分離コロカバーの回動端に、前記搬送ガイド部材に形成された係合孔に係合するフック部を設け
    前記分離コロカバーの回動支点は搬送方向上流側に設けられており、前記フック部の先端に形成される係合爪は、搬送方向下流側に突出することを特徴とする給紙装置。
  5. 前記搬送ガイド部材の上面には搬送方向に沿って凹部が形成されており、前記係合孔は前記凹部内の搬送方向下流側端部よりも上流側寄りに形成されることを特徴とする請求項4に記載の給紙装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の給紙装置を備えた画像形成装置
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