JP3624107B2 - 給送装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンターなどの画像形成装置や、画像読取装置における給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置等に使用されている給送装置の例について、図を用いて説明する。図14は従来例に係るマルチ給送装置の概略断面図、図15は第二の従来例に係るマルチ給送装置の概略構成図、図16は第二の従来例に係る給送装置の概略平面図である。
【0003】
図14に示す給送装置はリタード分離方式を採用し連続給送可能なマルチ給送装置であって、給送トレイ101 にシートSを積載し、ピックアップローラ102 によって積載した上面から給送される。このピックアップローラ102 は給送クラッチ108 によって回転停止の駆動制御がなされ、シートSを搬送ローラ103 と分離ローラ104 とからなる分離部のニップまで給送した後に、ピックアップソレノイド106 によってシート上から退避される。分離部にてー枚ずつに分離されたシートSは、搬送クラッチ109 によって駆動、停止する搬送ローラ対105 によって図示しない画像形成部へと搬送される。
【0004】
このようにピックアップローラ102 を退避させるのは、該ピックアップローラ102 による送出動作時に分離部へ複数枚のシートSが搬送された場合(以下重送と称する)に、分離部による重送シートの戻し力を阻害しないようにし、確実に重送を防止するためである。
【0005】
更には、使用者がシート束を給送トレイ101 にセットする際に、ピックアップローラ102 によってそのセット操作を阻害しないよう、本体が非動作時にはピックアップソレノイド106 によってピックアップローラ102 を退避するよう構成している。
【0006】
また使用者がシート束をセットする際に、使用者の誤操作によって該シート束が分離部まで入り込まないように、そして使用者のセットミスによるピックアップ不良が発生しないよう使用者にセット感を与えるために、給送トレイ101 端部にシャッター110 が設けられている。このシャッター110 は適宜作用するようシャッターソレノイド107 によって回動可能に構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のマルチ給送装置においてリタード分離方式を採用するにあたっては、シート束からシートSを送出するためのピックアップローラ102 、ピックアップソレノイド106 等からなるピックアップローラ102 の退避機構、使用者の誤操作を防止するシャッター110 、シャッター110 の制御手段であるシャッターソレノイド107 等の機構が必要である。これらの機構を設置するためのスペースを確保するために装置の小型化は困難であり、また構成が複雑になることにより製造コストが高価であるという問題があった。
【0008】
かかるリタード分離方式の問題点を解決するために、図15及び図16に示す如く、一つのローラでピックアップ、分離給送を兼ねた給送ローラを設けることが考えられる。図において給送トレイ111 に積載したシートSの下端を中板112 によって給送ローラ113 に加圧し、該給送ローラ113 を回転させることによってピックアップを行う。更に給送ローラ113 には分離パッド114 を加圧しており、その分離部115 の摩擦によって一枚ずつシートを分離給送するものである。このように構成することにより、上記従来の構成と比べて構造の簡略化、製造コストの低減、省スペースによる装置の小型化を図ることができる等利点が多い。
【0009】
しかしながら、シートのピックアップと分離の両方の作業を一つの給送ローラにて行うことから、従来のリタード方式よりもローラの摩耗が促進されるという問題がある。特に従来は図16に示す如く給送ローラ113 の幅LL1と斜線部にて示す分離パッド114 の幅LL2とがほぼ同じ長さに形成されており、分離部115 による著しい摩耗のため、耐久が進むにつれて給送ローラ113 表面の摩擦力が劣化し、ピックアップ時に滑りが生じてジャムが発生していた。
【0010】
このため、サービスマンが頻繁に給送ローラ113 の交換を行わなければならず、装置の維持費(ランニングコスト)が非常に高くなってしまっていた。また、上記滑りが生じないように中板の加圧力を高く設定することも行われているが、この場合ピックアップ時の重送が発生しやすくなり、分離性能が維持できない。このため、従来の方式では給送ローラの長寿命化と分離性能を両立させることは非常に困難であった。
【0011】
本発明は、上記課題を鑑みて、一つの給送ローラによってピックアップと分離給送を行い、且つ給送ローラの長寿命化と分離性能を両立させ、耐久性に優れた給送装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明にかかる給送装置及び画像処理装置の代表的な構成は、シートを送り出すための給送ローラと、前記給送ローラに当接し前記シートを該給送ローラに加圧するための揺動自在な中板と、該給送ローラに当接加圧し、重送したシートの分離を行う分離手段と、前記給送ローラのシート搬送方向下流側に設けた引抜きローラ対と、前記中板を前記給送ローラに加圧または圧解除するカム部と、前記中板上に設けられ、前記給送ローラと対向する少なくとも一つの摩擦部材と、を有し、前記カム部は、前記給送ローラによって給送されたシートの先端が前記引抜きローラ対に達する前に、前記中板を前記給送ローラから離間して圧解除し、前記摩擦部材のシート搬送方向に対し略垂直な方向の長さの合計をA、前記給送ローラの搬送方向に対し略垂直な方向の長さをB、前記分離手段の搬送方向に対し略垂直な方向の長さをCとするとA≧B>Cの関係を満たすことにより、前記給送ローラは、シート搬送方向に対し略垂直な方向において、前記シートを送り出すための、前記摩擦部材と対向し且つ前記分離手段とは対向しない少なくとも一つの第一領域と、前記シートを分離するための、前記分離手段と対向する少なくとも一つの第二領域とを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第一実施形態]
本発明にかかる給送装置及び画像処理装置の第一実施形態について、図を用いて説明する。図1は本実施形態に係る画像形成装置の全体構成図、図2は給送装置の概略側面図、図3は給送装置の駆動系を説明する平面図、図4は給送ローラ近傍の拡大説明図、図5及び図6は制御ギアの動作説明図、図7及び図8は給送ローラの動作説明図、図9は給送動作を説明するフローチャート、図10は給送動作におけるタイミングチャートである。
【0014】
(全体構成)
本実施形態において画像処理装置としては、画像形成装置である複写機を用いて説明する。図1において、複写機本体1の上部には透明ガラス板からなる原稿台2がもうけられており、該原稿台2上に画像面を下向きにして載置された原稿Pを押圧する原稿圧着板3が取り付けられている。原稿台2の下側には、原稿Pを照射するランプ4、照射した原稿Pの光像を感光ドラム12に導くための反射ミラー5〜10、及び結像レンズ11からなる光学系が設けられている。なお、ランプ4及び反射ミラー5,6,7は矢印a方向に所定の速度で移動し、原稿Pを走査する。
【0015】
画像形成部において感光ドラム12は帯電器13によって表面を一様に帯電され、前記光学系から照射される光像により静電潜像が形成される。この静電潜像を現像器14によって現像してトナー像を顕像化し、該トナー像を転写帯電器15によりシートSに転写し、シートSを分離帯電器16によって感光ドラム12から分離した後に、感光ドラム12に残留したトナーをクリーナ17によって除去している。
【0016】
画像形成部には、装置下方に備えられた給送カセット又は給送デッキ等のシート収納部18、または後述するマルチ給送装置よりシートが供給される。シート収納部18は各サイズのシートSを積載するよう複数備えられており、複写機本体1から着脱してシートSを積載することができる。各シート収納部18に積載されたシートSはピックアップローラ19で送出し、分離ローラ対20によって一枚ずつに分離されて給送される。給送されたシートSは感光ドラム12の上流側に配置されたレジストローラ対21によって斜行および縦レジストを矯正された後に搬送され、画像を転写される。
【0017】
画像形成部の下流側には、トナー像が転写されたシートSを搬送するための搬送部22と、搬送部22により搬送されたシートS上の像を永久画像として定着するための定着器23が設けられている。また定着器23で像が定着されたシートSは、排出ローラ24によって排出トレイ25に排出、積載される。
【0018】
(給送装置)
次に、本発明にかかる給送装置であるマルチ給送部について説明する。マルチ給送部は個別的に様々なモード、材質にて給送することができ、装置外部にシートSを積載する給送トレイ26を有している。この給送トレイ26には、フォトインタラプタ等により構成され該トレイ上のシートSを検出するシート検出手段27が設けられている。
【0019】
給送トレイ26の下部には前側板28、後側板29(図3参照)に対して揺動自在なシート送出手段である中板30が取り付けられている。中板30は支点部30a、30bを中心に回動可能であり、加圧手段である加圧バネ32a、32bによってシートSを給送ローラ33に加圧するとともに、後述する駆動制御部によって圧解除することができる。また中板30の先端には、シートSの重送を防止するとともに該中板30の加圧時の衝撃を和らげるために、摩擦部材であるフェルト31を取り付けている。
【0020】
給送ローラ33は給送駆動軸34に固定されており、該給送駆動軸34は前側板28及び後側板29に回転自在に軸支されている。該給送駆動軸34は、前側板28と給送駆動軸32との間に介在させたワンウェイ37の作用により逆回転しないよう構成されている。給送駆動軸35の奥側端部には給送駆動ギア38が取り付けられている。
【0021】
給送駆動ギア38には、図5(a) に示すように、二つの歯のない部分である第一欠歯部39a、第二欠歯部39bと第一ギア部39d、第二ギア部39eとからなる制御ギア39が噛合しており、この制御ギア39には中板30を給送ローラ33に対する加圧、圧解除を制御するためのカム部39cが一体的に設けられている。一方、該カム部39cには中板30の奥側に一体的に設けられたカム当接部30cが後側板29の穴29aを通して延長、当接しており、これにより中板30の回転が規制されている。すなわちカム当接部30cがカム部39cに当接することにより中板30が給送ローラ33から下方に離間して圧解除され、制御ギア39が回転してカム部39cがカム当接部30cに当接しない位相となると中板30が給送ローラ33に加圧する。
【0022】
また制御ギア39には駆動軸40、バネクラッチ41、及び給送モータM1からなる駆動制御手段が接続されている。バネクラッチ41は制御用ソレノイド42を所定時間t1(sec) ONにすることによって給送駆動ギア38を一回転制御するよう構成されており、初期状態においては給送駆動ギア38の対向位置に制御ギア39の第一欠歯部39aが対向するようにバネクラッチ41の位相角が選択されており、給送駆動ギア38、給送駆動軸35、給送ローラ33はシート搬送方向に無負荷で回転できるように構成されている。
【0023】
給送ローラ33には、分離ローラ43が加圧手段44a、44bによって加圧されている。分離ローラ43は所定のトルクを発生するトルク規制手段であるトルクリミッタ44を介して分離駆動軸45に回転可能に取り付けられている。なおトルクリミッタ44のトルク値および分離ローラ43の加圧手段44a、44bは、給送ローラ33と分離ローラ43とによって形成されるニップ(以下分離ニップという)内にシートSが一枚のみ存在又はシートが無い状態においては分離ローラ43が摩擦力により給送ローラに従動し、分離ニップ内にシートSが二枚以上存在する場合のみ分離ローラ43が逆転して戻し力を発生するように設定されている。
【0024】
また図4に示すように、中板30上のフェルト31、給送ローラ33、分離ローラ43それぞれのシート搬送方向に対し略垂直方向の長さをA、B、Cとすると、A≧B>Cとなるよう構成している。そして給送ローラ33に分離ローラ43が当接せずフェルト31が当接する第一領域33aと、更に分離ローラ43が当接する第二領域33bとが生じるように各部材が配置されている。
【0025】
分離ローラ43と中板30の間には、使用者がシートSを給送トレイにセットする際の突き当て部となる突き当て板46が設けられている。この突き当て板46の先端にはポリエチレンシートやSUS 材等の薄板で形成した案内ガイド47が取り付けられており、シートSの先端を分離ニップへと案内している。これにより、シートSの先端が分離ローラ43に突き当たって、シートSの先端が捲れたり折れたりすることを防止している。
【0026】
給送ローラ33の搬送方向下流側には引抜き駆動ローラ48a、引抜き従動ローラ48bからなる引抜きローラ対48が配設されている。引抜き従動ローラ48bは、加圧手段49a、49bによって引抜き駆動ローラ48aに加圧されている。引抜き駆動ローラ48aは前側板28、後側板29にそれぞれ回転自在に軸支されており、その端部には引抜きクラッチ50、ギア50aが取り付けられて、ギア51を介して分離ローラ駆動手段でもある引抜きモータM2に接続されている。この引抜きクラッチ50を作動させることにより、引抜き駆動ローラ48aは引抜きモータM2からの駆動を接続、遮断することができる。
【0027】
また引抜き駆動ローラ48aにはギア52が固定されており、ギア53を介して分離駆動軸45のギア45aに駆動が伝達されるように構成されている。なおギア52、45aはそれぞれ引抜き駆動ローラ48a、分離駆動軸45に固定されているため、引抜きローラ対48と分離駆動軸45とは同期して回転するよう構成されている。
【0028】
また引抜きローラ対48はシートを搬送する方向に、分離ローラ駆動軸45は給送方向と逆方向に、それぞれ回転するようにギア52、53が選択されている。すなわち、引抜きクラッチ50をONすると引抜きモータM2の駆動が伝達され、引抜きローラ対48がシートを搬送する方向に回転し、且つ同時に分離ローラ駆動軸45はシートSをマルチ給送トレイ26に押し戻すよう逆方向に回転する。
【0029】
(給送装置の動作)
次に図5乃至図8を用いて、給送動作に伴う給送ローラ33及び中板30の制御、動作を詳細に説明する。制御ギア39は、前述したように通常は第一欠歯部39aが給送駆動ギア38に対向するように、バネクラッチ41の位相角や欠歯部39aの形状が選択されている。このため給送ローラ駆動軸35は回転自在であるが、ワンウェイ37の作用により給送方向とは逆方向の回転が規制されている。またカム部39cの形状及び欠歯部に対する位相角は、通常の状態においてカム当接部30cがカム部39cに当接し、中板30が加圧バネ32の加圧力に抗して下方に離間するよう設定されている。従って、使用者がシート束をセットする際には中板30が給送ローラ33より離間しており、容易に突き当て板46に当接するまでシート束をセットすることが可能となっている。
【0030】
給送トレイ26上にシート束が積載された状態で図示しないスタートボタンが押されると、引抜きモータM2、給送モータM1がそれぞれ回転を開始し、CPUが引抜きクラッチ50のONの状態を示す。これにより、前記した如く引抜きローラ対48がシート搬送方向に回転を開始すると共に、分離ローラ駆動軸45がシート搬送方向と逆方向に回転する。分離ローラ43には、トルクリミッタ44によって発生されるトルクによって所定の戻し力が発生し、この戻し力により給送ローラ33が逆回転方向の力を受ける。従って、給送ローラ33はフランジ壁34aがスプリングピン36に突き当たるまでは分離ローラ43に従動して逆方向に回転するが、その後はワンウェイ37の作用によって逆回転が規制されるために回転を停止し、給送ローラ33との摩擦力によって分離ローラ43も静止する(図5(a) 、図7(a) )。
【0031】
次に、所定時間経過後、CPUからの信号により制御用ソレノイド42を所定時間t1(sec) ONすると、バネクラッチ41の作用により制御ギア39が一回転する。制御ギア39が図5において時計方向に回転を開始すると、まずカム部39cが中板離間位置から中板加圧位置へとθ1(図10参照)回転し、それに中板のカム当接部30cが連動して、中板が給送ローラ33に加圧される。これにより給送トレイ26及び中板30上に積載されたシート束の最上紙が、給送ローラ33に当接加圧される(図5(b) 、図7(b) )。
【0032】
更に制御ギア39がθ2まで回転すると、該制御ギア39に設けられた第一ギア部39dが給送駆動ギア38に噛合し、給送駆動ギア38は所定角A°だけ回転する。この回転に従って該給送ローラ33も所定角度A°だけ回転し、シート束の最上紙が所定の送り量L1だけ繰り出される(以下プレ給送動作という)(図5(c) 、図7(c) )。なおこのプレ給送動作による送り量L1は、給送ローラ33の外径をRとすると
L1=A°×π×R/360° …(式1)
で与えられる。
【0033】
なおこのプレ給送時のシートの送り量L1は突き当て板46から分離ニップまでの距離Laよりも大きく、且つ分離ニップ位置から引抜きローラ対48までの距離Lbよりも小さい送り量となるように第一ギア部39dの歯数が選択されている。これによって、プレ給送されたシートSの先端は分離ニップから引抜きローラ対48のニップ位置までの間に確実に停止することが出来る(図7(d) )。またこのときの給送駆動ギア38の回転速度は給送ローラ33によるシート送り速度が、引抜きローラ対48やレジストローラ対21による送り速度と略同等もしくは若干遅くなるように、給送モータM1の回転速度や各ギアの歯数、ローラ径等が選択されている。
【0034】
このプレ給送の給送ローラの回転によって、分離ローラ43は給送方向に連れ回りする。このプレ給送動作においてシートが二枚以上重なって給送されてしまった場合(いわゆる重送)は、分離ローラ43は重送したシートを戻すように作用はするが、このとき中板30が加圧バネ32a、32bによって給送ローラ33に押圧されているため、分離ローラ43による分離動作を阻害し、重送したシートを戻しにくい。
【0035】
そして更に制御ギア39がθ3まで回転を続け、給送駆動ギア38の対向位置に第二欠歯部39bが到達すると(図5(d) )、給送駆動ギア38には駆動力が伝達されなくなり、給送ローラ33は一旦停止する。なお、上述の如く第一ギア部39dの歯数を選択することにより、シートSの給送開始位置が給送トレイ26上あるいは分離ニップ直前であっても、プレ給送動作によって送り量L1給送されたシートSの先端は分離ニップと引抜きローラ対48との間で確実に一旦停止させることができる。
【0036】
その後、更に制御ギア39がθ4まで回転し、中板制御カム39cがカム当接部30cに当接すると、カム当接部30cが中板制御カム39cに追従して回動し、中板30が給送ローラ33から離間する(図6(a) 、図8(a) )。ここで重送シートがあった場合に、引抜きクラッチ50はONの状態を維持しているため分離駆動軸45がシート搬送方向と逆方向に継続して回転しており、且つ中板30の離間により重送したシートとの拘束力が開放されているため、この時点で分離ローラ43は上記プレ給送動作にて発生した重送シートを分離ニップから無くなるまで戻すことが出来る。なお、分離ニップ内にシートが一枚だけ挟持された状態では逆転防止クラッチ36、ワンウェイギア37及びシートと給送ローラ33、シートと分離ローラ43の摩擦力の作用によって、給送ローラ33、分離ローラ43、シートSは静止した状態を保持することが出来る。
【0037】
そして制御ギア39がθ5まで回転しての第二ギア部39eが給送駆動ギア38に噛合すると(図6(b) 、図8(b) )、給送駆動ギア38の回転が再開されて所定角B°だけ回転する。これにより給送ローラ33も所定角B°回転し、シートSの給送が再開される(以下再給送という)。なお、このときの給送ローラ33による送り量L2は
L2=B°×π×R/360° …(式2)
となる。
【0038】
なお、再給送による送り量L2はプレ給送動作によって引抜きローラ対48の手前まで搬送されたシート先端を少なくとも引抜きローラ対48に確実に受け渡す量であり、且つレジストローラ対21には到達しない量になるように、第二ギア部39eの歯数が選択されている。そしてさらに、該制御ギア39の回転が進行し、給送駆動ギア38の対向位置に第一切欠部がくると、給送駆動ギア38は駆動力を受けなくなり、給送ローラ33は停止する。そして、制御ギア39は一回転を終了し、元の位置で停止する(図5(g) 、図6(g) )。
【0039】
制御ギア39が停止すると給送ローラ33は停止するが、引抜きローラ対48の回転が継続しているために、シートSはレジストローラ対21まで搬送される。なおこのとき、制御ギア39の第一欠歯部39aが給送駆動ギア38の対向位置にあるため、給送ローラ33は無負荷で回転し、引抜きローラ対48によって搬送されるシートSに従動する。またこのとき分離駆動軸45にも依然として駆動力が伝達されているために、この引抜き動作時に万が一次のシートSが連れ送りされてしまってもこれを戻すことができ、シートSの重送を確実に防止することが出来る。
【0040】
(給送動作)
次に、図7に示すフローチャートを用いてマルチ給送部からのシート給送の動作について説明する。給送トレイ26上にシートが積載された状態で図示しないスタートボタンが押されると、給送モータM1、引抜きモータM2がそれぞれ回転を開始し(S1)、CPU54(図1参照)から引抜きクラッチ50、逆転防止クラッチ36のONの信号を送出する(S2)。
【0041】
これによって上記説明した如く、引抜きローラ対48がシート搬送方向に回転を開始すると共に、分離駆動軸45が逆方向に駆動される。分離ローラ43にはトルクリミッタ44によって発生されるトルクによって所定の戻し力が発生するが、給送ローラ33は逆転防止クラッチ36、ワンウェイギア37の作用によって逆転方向の回転が規制されているため、これとの摩擦力によって分離ローラ43は回転せずに静止している。
【0042】
次に所定時間経過後、CPU54からの信号で制御用ソレノイド42をt1(sec) ONさせ(S3)、制御ギア39の一回転制御を開始させる。この動作によって、先ほど詳細に説明したようにシートがレジストローラ対21まで搬送される。レジストローラ対21の上流側近傍にはフォトインタラプタ等で構成されているレジセンサ55が配設されており、これによりシートSの先端を検知(S4)してから、CPU54により所定の時間を計測し、レジストローラ対21と引抜きローラ対48との間に適正なループを形成(S5)してから引抜きクラッチ50を停止させる(S6)。
【0043】
ループを形成することはシートSの斜行を矯正する手段として公知であり、さらにシートSは感光ドラム12若しくは画像を露光する光学装置などより発せられた画像先端同期信号(S7)により、レジストローラ対21と引抜きローラ対48を回転させる(S8)。これによりシートSが再び搬送され、感光ドラム12上に送り込まれて、転写帯電器15によりトナー像が転写される。そしてシートS後端がレジセンサ55を抜けて(S9)から所定時間t2(sec) 経過(S10)して、シートSの後端が確実にレジストローラ対21のニップを通過してから、レジクラッチ56(図2参照)をOFFさせる(S11)。なお、このときシートSの後端が分離ニップを抜ける直前まで給送ローラ33を駆動させる、いわゆる補助送り動作を行ってもよい。
【0044】
そして上記動作を所定の枚数について終了するまで繰り返すのであるが、ここで送出動作時に重送が発生した場合の次のシートは、図6(c) に示すようにシートS先端が分離ニップに位置しているため、次の給送開始信号に先立って給送センサ56の信号はあらかじめシート有りの状態となっている(S3)。そして上記ニップ内に次のシート先端がつっこんでいるので、この場合は送出動作、すなわち中板30を給送ローラ33に当接させて該給送ローラ33を回転させる動作が不要となるため、再給送動作(S10)から開始することができ、重送の発生を防止することができる。
【0045】
所定の枚数について画像形成が終了すると(S12)、引抜きクラッチ50、逆転防止クラッチ36をOFF(S13)にした後に、給送モータM1、引抜きモータM2を停止させ(S14)、画像形成を終了する。
【0046】
以上詳細に説明した如く、本実施形態においては図3に示す如く給送ローラ33をシートのピックアップ専用の第一領域33aと分離ローラ43に当接しシートを分離する為の第二領域33bといったように搬送方向に対し略垂直な方向においてローラの機能を分離させた。このことにより、当初図13(a) に示す如く表面が平坦であった給送ローラ33は、分離ローラ43との摩擦によって摩耗する部分が図13(b) に示す如く限定され、ピックアップに使用される第一領域33aは摩耗から保護される。従って耐久によるピックアップローラとしての給送ローラ33の寿命を延長させることができる。
【0047】
またこのように給送ローラ33の摩耗を低減させることが可能となったことから、中板30を加圧している加圧バネ32の加圧力を下げることが可能となり、更に重送しにくくすることができる。更に、給送ローラ33に対して中板30を加圧、離間させてピックアップ動作を行うことにより、従来のリタードローラ分離方式のように別途ピックアップローラを設ける必要がなく、低価格でコンパクトな給送装置を提供することができた。
【0048】
また通常状態においては、中板30は給送ローラ33から離間しているため、使用者がシート束をセットする際にその操作のじゃまをすることがない。更に使用者はシートをシート収納部18にセットする際にはシート束の先端を突き当て板46に突き当てればよく、その操作は非常に容易であるため操作性に優れると共に、従来の如く可動部材であるシャッター部材、及びその制御手段を設ける必要がない。これらの簡略化によって、低価格でコンパクトな装置を提供することができる。
【0049】
更に、引抜きローラ対48と分離ローラ駆動軸とを同期させ、一個の引抜きクラッチ50でその制御を行うよう構成したことにより、装置構成が簡略化されると共に、給送ローラ33と独立して駆動させることが可能であるため、給送ローラ33が停止状態にあっても分離ローラ43による戻し動作を作用させることができ、重送のない非常に安定した給送装置を提供することができる。
【0050】
[第二実施形態]
次に、本発明にかかる第二実施形態について図を用いて説明する。図11は本実施形態に係る給送ローラ近傍の拡大説明図であって、上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0051】
上記第一実施形態においては、給送ローラ33及び分離ローラ43のシート搬送方向に対し略直行方向の長さを変更することによって給送ローラの機能をピックアップ専用部分(第一領域33a)とピックアップ兼分離部分(第二領域33b)とに分割したが、本実施形態においては図11に示すように給送ローラ33を二分割以上し、第一領域であるピックアップ部33cと第二領域である分離部33dとを別体に構成することにより機能分割している。
【0052】
このように給送ローラ33を実際に分割することにより、図13(b) に示す如く給送ローラ33の分離ローラ43端部に対応する位置が円弧状に摩耗することを回避することができ、給送ローラの耐久性を向上させることができる。円弧状に摩耗が進展すると円滑なシート搬送が困難となり、シートが給送ローラに突き当たってジャムを発生するためである。
【0053】
また給送ローラ33を分割することにより、摩耗量の激しい分離部33dの部分のみを交換することが可能となったため、ランニングコストを低減させることが可能となる。
【0054】
[第三実施形態]
次に、本発明にかかる第三実施形態について図を用いて説明する。図12は本実施形態に係る給送ローラ近傍の拡大説明図であって、上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0055】
図12に示す如く、本実施形態においては中板30上に切欠部30dを設け、フェルト31は略中央にて分断されている。従って中板30上には給送ローラと当接する摩擦部材である第三領域31aと、給送ローラ33と当接しない第四領域である切欠部30dとが形成される。この切欠部30dのシート搬送方向に対し略垂直な方向の長さDは分離ローラ43の幅Cと略等しく、且つこれらは対応する位置に配置されている。すなわち給送ローラ33において分離ローラ43と当接する第二領域33bにはフェルト31が当接せず、分離ローラ43と当接しない第一領域33aのみに第三領域31aが当接するよう構成されている。
【0056】
このように中板30に切欠部30dを設けたことにより、給送ローラ33のピックアップ専用部分(第一領域33a)と分離専用部分(第二領域33b)とを完全に機能分離することができる。これにより第二領域33bにはピックアップ動作による摩耗が生じないため、耐久後ローラの断面形状が、図13(b) に示す切欠部30dを設けなかった場合の摩耗量e1と、図13(c) に示す切欠部を設けた場合の摩耗量e2とを比較すると、e1>e2となった。従って給送ローラ33の第二領域33bの摩耗量を更に減らすことができ、耐久性を向上させることができる。
【0057】
なお、本実施形態において切欠部のシート搬送方向に対し略垂直な方向の長さDを分離ローラ43のシート搬送方向に対し略垂直方向の長さCに対しD=Cと構成して示しているが、B>C>D(第三領域31aが一部第二領域33bにかかる状態)もしくはB>D>C(第三領域31aと第二領域33bが隙間を有して完全に独立した状態)と構成することでも、本発明の効果を得ることができる。
【0058】
[他の実施形態]
なお、上記各実施形態において分離手段として分離ローラを設けて示したが、本発明はこれに限定するものではなく、給送ローラに所定の圧力で摩擦部材を当接させることにより分離を行う、いわゆるデュプロ分離方式を採用する場合であっても同様の効果を得ることができる。
【0059】
また制御ギア39の一回転制御の方法としてバネクラッチ41と制御用ソレノイド42とを用いて説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば引抜きモータM2にステッピングモータを使用することにより一回転制御することでもよい。
【0060】
また給送ローラ33及び中板30の駆動手段として給送モータM1、引抜きローラ対48及び分離ローラ43の駆動手段として引抜きモータM2を使用して説明したが、本発明はこれに限定するものでなく、感光ドラム12や定着器23等を駆動するためのメインモータ等から分配するよう構成してもよい。
【0061】
また本実施形態においては本発明をマルチ給送部に適用して説明したが、カセット給送部やデッキ給送部に適用することでもよい。また本実施形態においては本発明にかかる給送装置を画像形成装置としての複写機に適用して説明したが、たとえば給送装置のシート搬送方向下流側に画像読取部を設けることにより、画像読取装置に適用することも可能である。
【0062】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明にかかる給送装置及び画像処理装置においては、一つのローラでピックアップと分離の両機能を持たせることができ、装置構成の簡素化、小型化、及び生産コストの低減を図ることができる。
【0063】
特に、給送ローラよりも分離ローラを短く構成することにより、給送ローラに分離手段の当接しないピックアップ専用部分(第一領域)を設けることができ、耐久使用にあってもピックアップ性能を維持することができる。従って給送ローラの寿命を延長させることができると共に、給送ローラにピックアップのためシート束を加圧する際の圧力を適正に設定することができ、重送の少ない装置とすることができる。
【0064】
また給送ローラを上記第一領域と、分離手段の当接する第二領域とに分割することにより、給送ローラの耐久性を向上させることができ、また摩耗の激しい第二領域のみを交換することが可能となるためにランニングコストを低減させることができる。
【0065】
また更に中板に、給送ローラの分離手段の当接する部分と対応する位置に該給送ローラと当接しない領域を設けることにより、第二領域をピックアップを行わない分離専用の領域とすることができ、その摩耗を低減させ、給送ローラの耐久性を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0001】
【図1】第一実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。
【図2】給送装置の概略側面図である。
【図3】給送装置の駆動系を説明する平面図である。
【図4】給送ローラ近傍の拡大説明図である。
【図5】制御ギアの動作説明図である。
【図6】制御ギアの動作説明図である。
【図7】給送ローラの動作説明図である。
【図8】給送ローラの動作説明図である。
【図9】給送動作を説明するフローチャートである。
【図10】給送動作におけるタイミングチャートである。
【図11】第二実施形態に係る給送ローラ近傍の拡大説明図である。
【図12】第三実施形態に係る給送ローラ近傍の拡大説明図である。
【図13】各実施形態において給送ローラの摩耗を説明する図である。
【図14】従来例に係るマルチ給送装置の概略断面図である。
【図15】第二の従来例に係るマルチ給送装置の概略構成図である。
【図16】第二の従来例に係る給送装置の概略平面図である。
【符号の説明】
M1 …給送モータ
M2 …引抜きモータ
P …原稿
S …シート
1 …複写機本体
2 …原稿台
3 …原稿圧着板
4 …ランプ
5〜10 …反射ミラー
11 …結像レンズ
12 …感光ドラム
13 …帯電器
14 …現像器
15 …転写帯電器
16 …分離帯電器
17 …クリーナ
18 …シート収納部
19 …ピックアップローラ
20 …分離ローラ対
21 …レジストローラ対
23 …定着器
24 …排出ローラ
25 …排出トレイ
26 …給送トレイ
27 …シート検出手段
28 …前側板
29 …後側板
29a …穴
30 …中板
30a …支点部
30c …カム当接部
30d …切欠部
31 …フェルト
31a …第三領域
32a …加圧バネ
33 …給送ローラ
33a …第一領域
33b …第二領域
33c …ピックアップ部
33d …分離部
34 …給送駆動軸
37 …ワンウェイ
38 …給送駆動ギア
39 …制御ギア
39a …第一欠歯部
39b …第二欠歯部
39c …カム部
39d …第一ギア部
39e …第二ギア部
40 …駆動軸
41 …バネクラッチ
42 …制御用ソレノイド
43 …分離ローラ
44 …トルクリミッタ
44a …加圧手段
45 …分離駆動軸
45a …ギア
46 …突き当て板
47 …案内ガイド
48 …引抜きローラ対
48a …引抜き駆動ローラ
48b …引抜き従動ローラ
49a …加圧手段
50 …引抜きクラッチ
50a …ギア
51 …ギア
52 …ギア
53 …ギア
54 …CPU
55 …レジセンサ
56 …レジクラッチ

Claims (6)

  1. シートを送り出すための給送ローラと、
    前記給送ローラに当接し前記シートを該給送ローラに加圧するための揺動自在な中板と、
    該給送ローラに当接加圧し、重送したシートの分離を行う分離手段と、
    前記給送ローラのシート搬送方向下流側に設けた引抜きローラ対と、
    前記中板を前記給送ローラに加圧または圧解除するカム部と、
    前記中板上に設けられ、前記給送ローラと対向する少なくとも一つの摩擦部材と、
    を有し、
    前記カム部は、前記給送ローラによって給送されたシートの先端が前記引抜きローラ対に達する前に、前記中板を前記給送ローラから離間して圧解除し、
    前記摩擦部材のシート搬送方向に対し略垂直な方向の長さの合計をA、前記給送ローラの搬送方向に対し略垂直な方向の長さをB、前記分離手段の搬送方向に対し略垂直な方向の長さをCとすると
    A≧B>C
    の関係を満たすことにより、前記給送ローラは、シート搬送方向に対し略垂直な方向において、前記シートを送り出すための、前記摩擦部材と対向し且つ前記分離手段とは対向しない少なくとも一つの第一領域と、前記シートを分離するための、前記分離手段と対向する少なくとも一つの第二領域とを有することを特徴とする給送装置。
  2. 前記中板上に設けた摩擦部材において、該中板を前記給送ローラに当接加圧した際に前記給送ローラの長さBに当接する領域内において、
    前記給送ローラと当接する少なくとも一つの第三領域と、
    前記給送ローラと当接しない少なくとも一つの第四領域とを設け、
    該第四領域のシート搬送方向に対し略垂直な方向の長さの合計をDとすると、
    前記分離手段の搬送方向に対し略垂直な方向の長さCに対し
    C≒D
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1記載の給送装置。
  3. 前記給送ローラを複数に分割し、前記第一領域と第二領域とを別体に構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の給送装置。
  4. 前記分離手段は、所定のトルクで前記シート搬送方向と逆方向に回転駆動する分離ローラにて構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の給送装置。
  5. 前記分離手段は、所定の摩擦力を有する摩擦部材により構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の給送装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項記載の給送装置と、該給送装置から給送されたシートに画像を形成する画像形成手段、または前記給送されたシートの画像を読み取る画像読取手段を有することを特徴とする画像処理装置。
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