JPH09236163A - 駆動伝達機構及び給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents
駆動伝達機構及び給紙装置及び画像形成装置Info
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- JPH09236163A JPH09236163A JP8069127A JP6912796A JPH09236163A JP H09236163 A JPH09236163 A JP H09236163A JP 8069127 A JP8069127 A JP 8069127A JP 6912796 A JP6912796 A JP 6912796A JP H09236163 A JPH09236163 A JP H09236163A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 給紙性能の向上および構成の簡略化を図るこ
とのできる駆動伝達機構を備えた給紙装置、またこのよ
うな給紙装置を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 欠け歯ギア10が、電磁クラッチ4のギ
ア4−Aおよびカムギア7に噛み合うことにより、アイ
ドラギア1の回転がギア4−Aと欠け歯ギア10とを介
してカムギア7に伝達されてカム7−Aを回転する。ソ
レノイドMは、欠け歯ギア10の欠け歯部を電磁クラッ
チ4のギア4−Aに対向させた位置で欠け歯ギア10を
停止させることができるものである。すなわち、ソレノ
イドMの係止片としての爪部M−Aが欠け歯ギア10の
係止片としての突起10−Aに係合することにより、所
定の位置で欠け歯ギア10の回転を規制する。なお、バ
ネ11はソレノイドMの規制が解除されたときに欠け歯
ギア10をギア4−Aに噛み合わせるように回転させる
ための付勢部材である。
とのできる駆動伝達機構を備えた給紙装置、またこのよ
うな給紙装置を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 欠け歯ギア10が、電磁クラッチ4のギ
ア4−Aおよびカムギア7に噛み合うことにより、アイ
ドラギア1の回転がギア4−Aと欠け歯ギア10とを介
してカムギア7に伝達されてカム7−Aを回転する。ソ
レノイドMは、欠け歯ギア10の欠け歯部を電磁クラッ
チ4のギア4−Aに対向させた位置で欠け歯ギア10を
停止させることができるものである。すなわち、ソレノ
イドMの係止片としての爪部M−Aが欠け歯ギア10の
係止片としての突起10−Aに係合することにより、所
定の位置で欠け歯ギア10の回転を規制する。なお、バ
ネ11はソレノイドMの規制が解除されたときに欠け歯
ギア10をギア4−Aに噛み合わせるように回転させる
ための付勢部材である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ、複写機、
ファクシミリ等画像形成装置に設けられる給紙装置の特
に駆動伝達機構に関するものである。
ファクシミリ等画像形成装置に設けられる給紙装置の特
に駆動伝達機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置等に設けられた給紙
装置として、用紙を積載する中板を自動的に昇降させる
手段を有し、給紙時には中板を上昇させて積載されてい
る用紙を給紙ロ−ラに圧接させ、非給紙時には中板を下
降させて給紙ロ−ラから用紙を離間させるようにしたも
のがある。そして、このようなの給紙装置の動作をさせ
るための駆動伝達機構としては、たとえば、Dカットロ
ーラを使用した駆動伝達機構がある。以下、図17,図
18を用いて従来の技術の特に駆動伝達機構を説明す
る。
装置として、用紙を積載する中板を自動的に昇降させる
手段を有し、給紙時には中板を上昇させて積載されてい
る用紙を給紙ロ−ラに圧接させ、非給紙時には中板を下
降させて給紙ロ−ラから用紙を離間させるようにしたも
のがある。そして、このようなの給紙装置の動作をさせ
るための駆動伝達機構としては、たとえば、Dカットロ
ーラを使用した駆動伝達機構がある。以下、図17,図
18を用いて従来の技術の特に駆動伝達機構を説明す
る。
【0003】用紙を積載する中板を自動的に上下させる
手段として図に示すような機構を用いている。
手段として図に示すような機構を用いている。
【0004】その機構を説明すると、用紙を積載する中
板35はバネ36によって上方に付勢されていて、非給
紙時にはこの中板35を欠け歯ギアを有するカム37に
よって押し下げて、図示した状態の用紙積載位置に保っ
ている。41は図示しないモ−タに接続されたアイドラ
ギアであり、カム37の欠け歯ギア37aに噛み合うこ
とによりカム37を回転させる。図に示した用紙積載位
置の状態では、揺動自在に設けられたストッパ48がカ
ム37を規制して欠け歯ギア37aの欠け歯部をアイド
ラギア41に対向させることにより、回転が伝達され
ず、且つカム37を停止させている。カム37には中板
に設けられているコロ42が当接して、このコロ42を
介してバネ36の付勢力が加わっており、その付勢力に
抗してストッパ48がカム37を停止している。
板35はバネ36によって上方に付勢されていて、非給
紙時にはこの中板35を欠け歯ギアを有するカム37に
よって押し下げて、図示した状態の用紙積載位置に保っ
ている。41は図示しないモ−タに接続されたアイドラ
ギアであり、カム37の欠け歯ギア37aに噛み合うこ
とによりカム37を回転させる。図に示した用紙積載位
置の状態では、揺動自在に設けられたストッパ48がカ
ム37を規制して欠け歯ギア37aの欠け歯部をアイド
ラギア41に対向させることにより、回転が伝達され
ず、且つカム37を停止させている。カム37には中板
に設けられているコロ42が当接して、このコロ42を
介してバネ36の付勢力が加わっており、その付勢力に
抗してストッパ48がカム37を停止している。
【0005】前記カム37の軸37bにはDカット形状
の給紙ロ−ラ45が固定されており、カム37の回転に
より給紙ロ−ラ45も回転するようになっている。
の給紙ロ−ラ45が固定されており、カム37の回転に
より給紙ロ−ラ45も回転するようになっている。
【0006】次に、用紙を給紙する動作について説明す
る。ストッパ48を外すことによりバネ36の付勢力に
よりカム37が図17において時計回りに回転してカム
37の欠け歯ギア37aがアイドラギア41に噛み合う
ことによりカム37に回転が伝達される。この回転によ
り中板35がバネ36により上昇して積載されている用
紙をカム37と共に回転している給紙ロ−ラ45による
給紙がスタ−トする。カム37が1回転すると再びカム
37の欠け歯部分がアイドラギア41に対向することに
より回転の伝達が停止し、ストッパ48によりカム37
の回転が規制されて給紙動作が終了する。このとき、送
り出された用紙は下流側の搬送ロ−ラ46によってさら
に図示しない画像形成手段に向けて搬送される。
る。ストッパ48を外すことによりバネ36の付勢力に
よりカム37が図17において時計回りに回転してカム
37の欠け歯ギア37aがアイドラギア41に噛み合う
ことによりカム37に回転が伝達される。この回転によ
り中板35がバネ36により上昇して積載されている用
紙をカム37と共に回転している給紙ロ−ラ45による
給紙がスタ−トする。カム37が1回転すると再びカム
37の欠け歯部分がアイドラギア41に対向することに
より回転の伝達が停止し、ストッパ48によりカム37
の回転が規制されて給紙動作が終了する。このとき、送
り出された用紙は下流側の搬送ロ−ラ46によってさら
に図示しない画像形成手段に向けて搬送される。
【0007】ここで、前記ストッパ48はバネ36の比
較的大きな付勢力を受けているためカム37から外すた
めに大きな力が必要となっている。そのため、ソレノイ
ドを用いてストッパ48を外そうとすると大きなソレノ
イドが必要となってしまい、装置のコスト高や大型化を
招いてしまう。そこで、ここではアイドラギア41から
の回転力を利用してストッパ48をカム37から外すよ
うにしており、以下にこの構成を説明する。
較的大きな付勢力を受けているためカム37から外すた
めに大きな力が必要となっている。そのため、ソレノイ
ドを用いてストッパ48を外そうとすると大きなソレノ
イドが必要となってしまい、装置のコスト高や大型化を
招いてしまう。そこで、ここではアイドラギア41から
の回転力を利用してストッパ48をカム37から外すよ
うにしており、以下にこの構成を説明する。
【0008】アイドラギア41に噛み合い可能な欠け歯
ギア39が設けられており、この欠け歯ギア39に一体
にカム39aが取り付けられている。図に示すように、
欠け歯ギア39の欠け歯部がアイドラギア41に対向し
ているときにはカム39aはストッパ48から離れてい
るが、欠け歯ギア39が回転してカム39aが回転する
とストッパ48を図17の矢印方向に押圧してカム37
から外すことができるようになっている。欠け歯ギア3
9の欠け歯部をアイドラギア41に対向する状態で停止
させるためにソレノイド38が設けられている。そし
て、ソレノイド38を作動させることにより欠け歯ギア
39の規制が解除されてバネ40により回転してアイド
ラギア41と噛み合うことにより欠け歯ギア39が回転
する。
ギア39が設けられており、この欠け歯ギア39に一体
にカム39aが取り付けられている。図に示すように、
欠け歯ギア39の欠け歯部がアイドラギア41に対向し
ているときにはカム39aはストッパ48から離れてい
るが、欠け歯ギア39が回転してカム39aが回転する
とストッパ48を図17の矢印方向に押圧してカム37
から外すことができるようになっている。欠け歯ギア3
9の欠け歯部をアイドラギア41に対向する状態で停止
させるためにソレノイド38が設けられている。そし
て、ソレノイド38を作動させることにより欠け歯ギア
39の規制が解除されてバネ40により回転してアイド
ラギア41と噛み合うことにより欠け歯ギア39が回転
する。
【0009】このように、アイドラギア41に伝達され
ているモ−タの駆動力を利用してストッパ48を移動さ
せるようにしたため、使用されるソレノイド38は比較
的付勢力の弱いバネ40よりも強いものであればよいの
で、大きな力を必要とせず安価で小型のものが使用でき
る。
ているモ−タの駆動力を利用してストッパ48を移動さ
せるようにしたため、使用されるソレノイド38は比較
的付勢力の弱いバネ40よりも強いものであればよいの
で、大きな力を必要とせず安価で小型のものが使用でき
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては下記のような問題が生じていた。
来技術においては下記のような問題が生じていた。
【0011】まず、給紙開始信号によりソレノイド38
が作動した後、給紙ローラ45により給紙が開始される
までに2つの欠け歯ギアをアイドラギアにそれぞれ噛み
合わせなければならないため給紙に時間がかかり、連続
給紙をする際に制御上は実際の紙間以上に次の給紙まで
の時間の余裕が短くなってしまい、次の給紙開始信号を
出すまでに検知しなければならないラスト紙の検知に対
しては、高速機になればなるほどマージンが少なくなっ
てしまうため、給紙性能に制限が生じてしまう。
が作動した後、給紙ローラ45により給紙が開始される
までに2つの欠け歯ギアをアイドラギアにそれぞれ噛み
合わせなければならないため給紙に時間がかかり、連続
給紙をする際に制御上は実際の紙間以上に次の給紙まで
の時間の余裕が短くなってしまい、次の給紙開始信号を
出すまでに検知しなければならないラスト紙の検知に対
しては、高速機になればなるほどマージンが少なくなっ
てしまうため、給紙性能に制限が生じてしまう。
【0012】また、Dカット形状の給紙ローラ45によ
り1回転でシ−トを送るようにしているため、給紙ロー
ラによる用紙の送り量が制限されてしまい、給紙ローラ
の径を大きくしたり下流側の搬送ロ−ラを増やしたりし
なければならず、装置の大型化やコスト高を招いてい
た。
り1回転でシ−トを送るようにしているため、給紙ロー
ラによる用紙の送り量が制限されてしまい、給紙ローラ
の径を大きくしたり下流側の搬送ロ−ラを増やしたりし
なければならず、装置の大型化やコスト高を招いてい
た。
【0013】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、給紙
性能の向上および構成の簡略化を図れるようにした駆動
伝達機構及び給紙装置及び画像形成装置を提供すること
にある。
ためになされたもので、その目的とするところは、給紙
性能の向上および構成の簡略化を図れるようにした駆動
伝達機構及び給紙装置及び画像形成装置を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、複数のギアを介して、駆動源から
の入力駆動を出力部へ駆動伝達を行う駆動伝達機構にお
いて、第1の出力駆動手段へ導く第1の出力ギアと、前
記第1の出力駆動手段を制御する第1の制御手段と、前
記第1の出力ギアと第2の出力駆動手段へ導く第2の出
力ギアとを連繋する所定の歯数切り欠いた欠け歯ギアと
を備え、第2の制御手段により、前記欠け歯ギアの回転
を規制可能なことを特徴とする。
に本発明にあっては、複数のギアを介して、駆動源から
の入力駆動を出力部へ駆動伝達を行う駆動伝達機構にお
いて、第1の出力駆動手段へ導く第1の出力ギアと、前
記第1の出力駆動手段を制御する第1の制御手段と、前
記第1の出力ギアと第2の出力駆動手段へ導く第2の出
力ギアとを連繋する所定の歯数切り欠いた欠け歯ギアと
を備え、第2の制御手段により、前記欠け歯ギアの回転
を規制可能なことを特徴とする。
【0015】したがって、上記のように構成された駆動
伝達機構では、第1の制御手段によって、第1の出力駆
動手段により第1の出力駆動を行うとともに、欠け歯ギ
アの歯部に第1の出力ギアおよび第2の出力ギアが噛合
されている場合には、第1の出力ギアの回転に伴い、欠
け歯ギアを介して第2の出力ギアへも駆動が伝達され、
よって回転し、第2の出力駆動手段により第2の出力駆
動も行われ、欠け歯ギアの欠け歯部により、いずれかの
出力ギアと噛合されていない場合には、第1の出力駆動
が行われている場合であっても、第2の出力ギアへは駆
動が伝達されず第2の出力駆動は行われない。また、欠
け歯ギアが第1の出力ギアへ噛合されておらず、第1の
出力ギアの回転駆動により制御されていない状態におい
ても、第2の制御手段により欠け歯ギアの回転を規制
し、所定の位置で欠け歯ギアは保持される。
伝達機構では、第1の制御手段によって、第1の出力駆
動手段により第1の出力駆動を行うとともに、欠け歯ギ
アの歯部に第1の出力ギアおよび第2の出力ギアが噛合
されている場合には、第1の出力ギアの回転に伴い、欠
け歯ギアを介して第2の出力ギアへも駆動が伝達され、
よって回転し、第2の出力駆動手段により第2の出力駆
動も行われ、欠け歯ギアの欠け歯部により、いずれかの
出力ギアと噛合されていない場合には、第1の出力駆動
が行われている場合であっても、第2の出力ギアへは駆
動が伝達されず第2の出力駆動は行われない。また、欠
け歯ギアが第1の出力ギアへ噛合されておらず、第1の
出力ギアの回転駆動により制御されていない状態におい
ても、第2の制御手段により欠け歯ギアの回転を規制
し、所定の位置で欠け歯ギアは保持される。
【0016】また、複数のギアを介して、駆動源からの
入力駆動を出力部へ駆動伝達を行う駆動伝達機構におい
て、第1の出力駆動手段へ導く第1の出力ギアと、前記
第1の出力駆動手段を制御する第1の制御手段と、前記
第1の出力ギアと第2の出力駆動手段へ導く第2の出力
ギアとを連繋する所定の歯数切り欠いた欠け歯ギアとを
備え、前記第1の制御手段による制御状態の移行に伴
い、前記欠け歯ギアの回転を規制可能な規制手段を備え
てもよい。
入力駆動を出力部へ駆動伝達を行う駆動伝達機構におい
て、第1の出力駆動手段へ導く第1の出力ギアと、前記
第1の出力駆動手段を制御する第1の制御手段と、前記
第1の出力ギアと第2の出力駆動手段へ導く第2の出力
ギアとを連繋する所定の歯数切り欠いた欠け歯ギアとを
備え、前記第1の制御手段による制御状態の移行に伴
い、前記欠け歯ギアの回転を規制可能な規制手段を備え
てもよい。
【0017】したがって、この場合においては、第1の
制御手段によって、第1の出力駆動手段により第1の出
力駆動を行うとともに、欠け歯ギアの歯部に第1の出力
ギアおよび第2の出力ギアが噛合されている場合には、
第1の出力ギアの回転に伴い、欠け歯ギアを介して第2
の出力ギアへも駆動が伝達され、よって回転し、第2の
出力駆動手段によりより第2の出力駆動も行われ、欠け
歯ギアの欠け歯部により、いずれかの出力ギアと噛合さ
れていない場合には、第1の出力駆動が行われている場
合であっても、第2の出力ギアへは駆動が伝達されず第
2の出力駆動は行われない。また、この第1の制御手段
による制御状態の移行に伴い、すなわち第1の出力ギア
が回転状態または非回転状態の一方から他方への移行に
伴い、規制手段により欠け歯ギアの回転を規制可能であ
り、欠け歯ギアが第1の出力ギアへ噛合されておらず、
第1の出力ギアの回転駆動により制御されていない場合
においても、欠け歯ギアの回転を規制し、所定の位置で
欠け歯ギアは保持される。前記第1の制御手段は電磁ク
ラッチであり、クラッチの切り換えにより第1の出力駆
動手段を制御し、かつ前記欠け歯ギアの回転規制可能で
あるとよい。
制御手段によって、第1の出力駆動手段により第1の出
力駆動を行うとともに、欠け歯ギアの歯部に第1の出力
ギアおよび第2の出力ギアが噛合されている場合には、
第1の出力ギアの回転に伴い、欠け歯ギアを介して第2
の出力ギアへも駆動が伝達され、よって回転し、第2の
出力駆動手段によりより第2の出力駆動も行われ、欠け
歯ギアの欠け歯部により、いずれかの出力ギアと噛合さ
れていない場合には、第1の出力駆動が行われている場
合であっても、第2の出力ギアへは駆動が伝達されず第
2の出力駆動は行われない。また、この第1の制御手段
による制御状態の移行に伴い、すなわち第1の出力ギア
が回転状態または非回転状態の一方から他方への移行に
伴い、規制手段により欠け歯ギアの回転を規制可能であ
り、欠け歯ギアが第1の出力ギアへ噛合されておらず、
第1の出力ギアの回転駆動により制御されていない場合
においても、欠け歯ギアの回転を規制し、所定の位置で
欠け歯ギアは保持される。前記第1の制御手段は電磁ク
ラッチであり、クラッチの切り換えにより第1の出力駆
動手段を制御し、かつ前記欠け歯ギアの回転規制可能で
あるとよい。
【0018】したがって、クラッチの切り換えにより第
1の出力ギアを回転状態または非回転状態に切り換え、
かつ、この切り換えに伴い欠け歯ギアの回転を規制も可
能である。
1の出力ギアを回転状態または非回転状態に切り換え、
かつ、この切り換えに伴い欠け歯ギアの回転を規制も可
能である。
【0019】駆動源により回転させられるギアに噛合す
ると共に、前記第1の制御手段により第1の出力駆動が
駆動状態および非駆動のうち、一方から他方への移行に
伴い揺動する揺動ギアを備え、前記規制手段は、前記揺
動ギアの移動に連動する規制部材を備え、該規制部材の
位置により前記欠け歯ギアの回転を規制可能であるとよ
い。
ると共に、前記第1の制御手段により第1の出力駆動が
駆動状態および非駆動のうち、一方から他方への移行に
伴い揺動する揺動ギアを備え、前記規制手段は、前記揺
動ギアの移動に連動する規制部材を備え、該規制部材の
位置により前記欠け歯ギアの回転を規制可能であるとよ
い。
【0020】したがって、第1の制御手段の制御状態に
よって、揺動ギアは揺動し、これに連動する規制部材の
移動に伴って、欠け歯ギアの回転の規制が可能である。
よって、揺動ギアは揺動し、これに連動する規制部材の
移動に伴って、欠け歯ギアの回転の規制が可能である。
【0021】前記欠け歯ギアに係止片を設け、前記規制
部材にも係止片を設けることによって、前記規制部材の
移動に伴う該規制部材の係止片の移動により、前記欠け
歯ギアへの係止片に係止される場合と、係止されない場
合があることで前記欠け歯ギアの回転を規制可能である
とよい。
部材にも係止片を設けることによって、前記規制部材の
移動に伴う該規制部材の係止片の移動により、前記欠け
歯ギアへの係止片に係止される場合と、係止されない場
合があることで前記欠け歯ギアの回転を規制可能である
とよい。
【0022】したがって、規制部材に設けられた係止片
の位置が、欠け歯ギアの係止片との係止位置にある場合
には欠け歯ギアは回転されず、規制部材の移動により係
止が解除された場合には欠け歯ギアは回転可能となる。
の位置が、欠け歯ギアの係止片との係止位置にある場合
には欠け歯ギアは回転されず、規制部材の移動により係
止が解除された場合には欠け歯ギアは回転可能となる。
【0023】前記揺動ギアは、該揺動ギアの回転軸の一
端が揺動可能に支持され、他端がピボットとして支持さ
れ、該揺動ギアは前記電磁クラッチの切り換えに伴い一
方の揺動端から他方の揺動端へ移動するとよい。
端が揺動可能に支持され、他端がピボットとして支持さ
れ、該揺動ギアは前記電磁クラッチの切り換えに伴い一
方の揺動端から他方の揺動端へ移動するとよい。
【0024】これにより、揺動ギアは、電磁クラッチの
切り換えによって回転軸の一端が一方の揺動端から他方
の揺動端へ移動し、他端はピボットとして支持され、ま
た、ピボットに近い側のギアともしっかり噛合される。
切り換えによって回転軸の一端が一方の揺動端から他方
の揺動端へ移動し、他端はピボットとして支持され、ま
た、ピボットに近い側のギアともしっかり噛合される。
【0025】前記欠け歯ギアに付勢部材を設け、前記第
1の制御手段により、第1の出力ギアを介して回転駆動
の伝達がされない場合でも、前記付勢部材により欠け歯
ギアを回転付勢可能であるとよい。
1の制御手段により、第1の出力ギアを介して回転駆動
の伝達がされない場合でも、前記付勢部材により欠け歯
ギアを回転付勢可能であるとよい。
【0026】したがって、欠け歯ギアは、第1の出力ギ
アの回転駆動による伝達がされない場合においても付勢
部材により所定の位置まで回転される。
アの回転駆動による伝達がされない場合においても付勢
部材により所定の位置まで回転される。
【0027】前記欠け歯ギアは、第1の出力ギアと噛合
する第1の噛合部と、第2の出力ギアと噛合する第2の
噛合部とを備え、駆動の入力から出力に至る過程におい
て、前記第1の噛合部の噛合がされた後に、前記第2の
噛合部の噛合がされるとよい。
する第1の噛合部と、第2の出力ギアと噛合する第2の
噛合部とを備え、駆動の入力から出力に至る過程におい
て、前記第1の噛合部の噛合がされた後に、前記第2の
噛合部の噛合がされるとよい。
【0028】したがって、たとえば回転していない欠け
歯ギアと第2の出力ギアが既に噛合された状態におい
て、欠け歯ギアを回転させるのに必要な力が高すぎて、
既に回転している第1の出力ギアへの欠け歯ギアの噛合
が滑らかにされないというような不具合を生じることな
く、まず、回転している第1の出力ギアが回転していな
い欠け歯ギアへ噛合し、回転駆動を伝達し、次に回転し
ている欠け歯ギアが回転していない第2の出力ギアへ噛
合し、回転駆動を伝達する。
歯ギアと第2の出力ギアが既に噛合された状態におい
て、欠け歯ギアを回転させるのに必要な力が高すぎて、
既に回転している第1の出力ギアへの欠け歯ギアの噛合
が滑らかにされないというような不具合を生じることな
く、まず、回転している第1の出力ギアが回転していな
い欠け歯ギアへ噛合し、回転駆動を伝達し、次に回転し
ている欠け歯ギアが回転していない第2の出力ギアへ噛
合し、回転駆動を伝達する。
【0029】前記欠け歯ギアは第1の欠け歯ギアが前記
第1の噛合部を有し、第2の欠け歯ギアが前記第2の噛
合部を有し、第1の欠け歯ギアと第2の欠け歯ギアが連
動するとよい。
第1の噛合部を有し、第2の欠け歯ギアが前記第2の噛
合部を有し、第1の欠け歯ギアと第2の欠け歯ギアが連
動するとよい。
【0030】したがって、欠け歯ギアが複数あった場合
でも、不具合を生じることなく、第1の出力ギアから第
2の出力ギアへ回転駆動が伝達される。
でも、不具合を生じることなく、第1の出力ギアから第
2の出力ギアへ回転駆動が伝達される。
【0031】前記第1の出力ギアと前記第2の出力ギア
は同軸上に設けられているとよい。したがって、第1の
出力ギアと第2の出力ギアとの間に多くのギアを介在さ
せる必要もない。
は同軸上に設けられているとよい。したがって、第1の
出力ギアと第2の出力ギアとの間に多くのギアを介在さ
せる必要もない。
【0032】回転可能に軸支されたカムを設け、該カム
は、前記第2の出力ギアから駆動を伝達されるとよい。
は、前記第2の出力ギアから駆動を伝達されるとよい。
【0033】したがって、カムは第2の出力ギアから駆
動を伝達され、回転する。
動を伝達され、回転する。
【0034】上記ような駆動伝達機構を備えた給紙装置
においては、回転可能に軸支された用紙積載台とを備
え、該用紙積載台は前記カム方向に付勢され、前記カム
の回転によって前記用紙積載台の位置を移動させられる
とよい。
においては、回転可能に軸支された用紙積載台とを備
え、該用紙積載台は前記カム方向に付勢され、前記カム
の回転によって前記用紙積載台の位置を移動させられる
とよい。
【0035】したがって、駆動伝達機構に設けられたカ
ムにより、用紙積載台が移動し、給紙される。
ムにより、用紙積載台が移動し、給紙される。
【0036】前記カムに凹部を設けるとよい。
【0037】したがって、用紙積載台がカムの凹部と当
接している時は、凹部の前後と当接している場合に比べ
て、付勢力が弱まるため、カムを回転させようとする力
が弱くなる。
接している時は、凹部の前後と当接している場合に比べ
て、付勢力が弱まるため、カムを回転させようとする力
が弱くなる。
【0038】前記第1の出力ギアの軸上に丸ロ−ラを設
け、前記用紙積載台上の用紙を前記丸ロ−ラにより給紙
されるとよい。
け、前記用紙積載台上の用紙を前記丸ロ−ラにより給紙
されるとよい。
【0039】また、上記のような給紙装置を画像形成装
置に備えることもできる。
置に備えることもできる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の材質、
形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がないか
ぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨の
ものではない。 (第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態に係る
画像形成装置における給紙装置の、特に駆動伝達機構に
ついて図1,図2および図3に基づいて説明する。な
お、駆動伝達機構以外の構成については後述する実施の
形態と同じであるので、その構成部品については一部図
4を用いて説明する。
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の材質、
形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がないか
ぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨の
ものではない。 (第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態に係る
画像形成装置における給紙装置の、特に駆動伝達機構に
ついて図1,図2および図3に基づいて説明する。な
お、駆動伝達機構以外の構成については後述する実施の
形態と同じであるので、その構成部品については一部図
4を用いて説明する。
【0041】図1は第1の実施の形態に係る給紙装置に
おいて本発明の主要部である駆動伝達機構の詳細図,図
2は第1図における矢印V方向から見た側面図,図3は
第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略図である。
おいて本発明の主要部である駆動伝達機構の詳細図,図
2は第1図における矢印V方向から見た側面図,図3は
第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略図である。
【0042】まず、給紙装置について説明する。
【0043】給紙軸5はシ−トを送り出すための丸ロ−
ラ形状の第1の出力駆動手段としての給紙ロ−ラ5−A
を結合しており、給紙中は図1において時計逆回りに給
紙ロ−ラ5−Aと共に回転するようになっている。8は
シ−トの先端側を支持する中板であり、図示しないバネ
により給紙ロ−ラ5−Aに向けて付勢され、揺動自在に
設けられている。
ラ形状の第1の出力駆動手段としての給紙ロ−ラ5−A
を結合しており、給紙中は図1において時計逆回りに給
紙ロ−ラ5−Aと共に回転するようになっている。8は
シ−トの先端側を支持する中板であり、図示しないバネ
により給紙ロ−ラ5−Aに向けて付勢され、揺動自在に
設けられている。
【0044】また、13は給紙ロ−ラ5−Aにより送り
出されたシ−トを位置枚ずつ分離するための分離パッド
であり、メインパッドア−ム12に取りつけられてい
る。メインパッドア−ム12は揺動自在に支持されてお
り、図示しないバネにより給紙ロ−ラ側に付勢されてい
る。また、メインパッドア−ム12には中板8が下降し
たときに当接して分離パッド13を給紙ロ−ラ5−Aか
ら離間するための突起12−1が設けられている。
出されたシ−トを位置枚ずつ分離するための分離パッド
であり、メインパッドア−ム12に取りつけられてい
る。メインパッドア−ム12は揺動自在に支持されてお
り、図示しないバネにより給紙ロ−ラ側に付勢されてい
る。また、メインパッドア−ム12には中板8が下降し
たときに当接して分離パッド13を給紙ロ−ラ5−Aか
ら離間するための突起12−1が設けられている。
【0045】なお、中板8は後述する第2の出力駆動手
段としてのカム7−Aが中板8に設けられているコロ8
−Aに当接することにより揺動する。
段としてのカム7−Aが中板8に設けられているコロ8
−Aに当接することにより揺動する。
【0046】次に、上述した給紙装置が装着された画像
形成装置の実施形態の一つとしてレ−ザ−ビ−ムプリン
タの場合について説明する。
形成装置の実施形態の一つとしてレ−ザ−ビ−ムプリン
タの場合について説明する。
【0047】17はスキャナ−ユニットであり、図示し
ないホストコンピュ−タ等からの情報に基づいてレ−ザ
−を転写ドラムに照射する。転写ドラムはドラムカ−ト
リッジ15内に配置されており、公知の電子写真プロセ
スによってトナ−像が形成され、転写ロ−ラ16によっ
て給紙装置から送り出されてきたシ−トSにトナ−像が
転写される。18は定着ユニットであり、トナ−像が転
写されたシ−トを加熱・加圧してシ−トに像を定着させ
て画像を形成する。画像が形成されたシ−トは搬送ロ−
ラ対19,20により搬送され排出ロ−ラ対21により
排紙トレイ22上に排出される。
ないホストコンピュ−タ等からの情報に基づいてレ−ザ
−を転写ドラムに照射する。転写ドラムはドラムカ−ト
リッジ15内に配置されており、公知の電子写真プロセ
スによってトナ−像が形成され、転写ロ−ラ16によっ
て給紙装置から送り出されてきたシ−トSにトナ−像が
転写される。18は定着ユニットであり、トナ−像が転
写されたシ−トを加熱・加圧してシ−トに像を定着させ
て画像を形成する。画像が形成されたシ−トは搬送ロ−
ラ対19,20により搬送され排出ロ−ラ対21により
排紙トレイ22上に排出される。
【0048】次に、給紙装置における駆動伝達機構につ
いて、詳しく説明する。
いて、詳しく説明する。
【0049】1は給紙部に図示しない駆動源から駆動を
入力するためのアイドラギアであり、第1の制御手段と
しての電磁クラッチ4の第1の出力ギアとしてのギア4
−Aと噛み合っている。電磁クラッチ4は給紙軸5に連
結されており、電磁クラッチ4がONしたときにはアイ
ドラギア1の回転が給紙軸5に伝達されて給紙ロ−ラを
回転させ、OFFしたときには回転の伝達が停止され
る。
入力するためのアイドラギアであり、第1の制御手段と
しての電磁クラッチ4の第1の出力ギアとしてのギア4
−Aと噛み合っている。電磁クラッチ4は給紙軸5に連
結されており、電磁クラッチ4がONしたときにはアイ
ドラギア1の回転が給紙軸5に伝達されて給紙ロ−ラを
回転させ、OFFしたときには回転の伝達が停止され
る。
【0050】給紙軸5上にはカム7−Aが設けられてお
り、このカム7−Aには第2の出力ギアとしてのカムギ
ア7と、後述するセンサ−ア−ム9が当接する検知部7
−Bとが一体に設けられている。カムギア7は電磁クラ
ッチ4のギア4−Aと同じ径及び歯数に設定されてい
る。
り、このカム7−Aには第2の出力ギアとしてのカムギ
ア7と、後述するセンサ−ア−ム9が当接する検知部7
−Bとが一体に設けられている。カムギア7は電磁クラ
ッチ4のギア4−Aと同じ径及び歯数に設定されてい
る。
【0051】10は欠け歯ギアであり、電磁クラッチ4
のギア4−Aおよびカムギア7に噛み合うことにより、
アイドラギア1の回転がギア4−Aと欠け歯ギア10と
を介してカムギア7に伝達されてカム7−Aを回転す
る。
のギア4−Aおよびカムギア7に噛み合うことにより、
アイドラギア1の回転がギア4−Aと欠け歯ギア10と
を介してカムギア7に伝達されてカム7−Aを回転す
る。
【0052】Mは第2の制御手段としてのソレノイドで
あり、欠け歯ギア10の欠け歯部を電磁クラッチ4のギ
ア4−Aに対向させた位置で欠け歯ギア10を停止させ
ることができるものである。すなわち、ソレノイドMの
係止片としての爪部M−Aが欠け歯ギア10の係止片と
しての突起10−Aに係合することにより図にしめす位
置で欠け歯ギア10の回転を規制する。なお、11はソ
レノイドMの規制が解除されたときに欠け歯ギア10を
ギア4−Aに噛み合わせるように回転させるための付勢
部材としてのバネである。
あり、欠け歯ギア10の欠け歯部を電磁クラッチ4のギ
ア4−Aに対向させた位置で欠け歯ギア10を停止させ
ることができるものである。すなわち、ソレノイドMの
係止片としての爪部M−Aが欠け歯ギア10の係止片と
しての突起10−Aに係合することにより図にしめす位
置で欠け歯ギア10の回転を規制する。なお、11はソ
レノイドMの規制が解除されたときに欠け歯ギア10を
ギア4−Aに噛み合わせるように回転させるための付勢
部材としてのバネである。
【0053】9は揺動自在に設けられたセンサ−ア−ム
であり、カム7−Aの検知部7−Bに摺接して揺動し、
この揺動に応じてフラグ部分9−Fがフォトインタラプ
タFを遮光・非遮光することによりカム7−Aの位置を
検知するものである。また、このセンサ−ア−ム9はセ
ンサ−ア−ムバネ9baにより検知部7−Bに付勢され
ている。
であり、カム7−Aの検知部7−Bに摺接して揺動し、
この揺動に応じてフラグ部分9−Fがフォトインタラプ
タFを遮光・非遮光することによりカム7−Aの位置を
検知するものである。また、このセンサ−ア−ム9はセ
ンサ−ア−ムバネ9baにより検知部7−Bに付勢され
ている。
【0054】カム7−Aが中板8を押し下げているとき
の回転方向の位置決めは、カム7−Aに形成されている
凹部にバネにより付勢された中板8に設けられているコ
ロ8−Aが圧接することと、センサ−ア−ム9が比較的
強い弾性力を有するセンサ−ア−ムバネ9baにより検
知部7−Bを押えることによって確実に行われている。
の回転方向の位置決めは、カム7−Aに形成されている
凹部にバネにより付勢された中板8に設けられているコ
ロ8−Aが圧接することと、センサ−ア−ム9が比較的
強い弾性力を有するセンサ−ア−ムバネ9baにより検
知部7−Bを押えることによって確実に行われている。
【0055】以下、給紙動作について段階を追って説明
する。 [作動前]カム7−Aが中板8を押し下げており、給紙
ロ−ラと中板8を押し下げており給紙ロ−ラ5−Aと中
板8に積載されているシ−トとは離間している。さらに
分離パット13も中板8により押し下げられていて給紙
ロ−ラ5−Aと離間している。 [段階1(作動開始)…第2の出力駆動の開始]給紙信
号に基づいてソレノイドMを励磁することにより爪部M
−Aが欠け歯ギア10の規制を解除する。これにより、
バネ11により欠け歯ギア10が回転して、アイドラギ
ア1から回転が伝達されて回転しているギア4−Aに噛
み合う。これにより、アイドラギア1の回転がギア4−
Aと欠け歯ギア10とを介してカムギア7に伝達されて
カム7−Aを回転する。カム7−Aの回転により中板8
が上昇し積載されているシ−トが給紙ロ−ラ5−Aに圧
接する。さらに分離パッド13も中板8による規制が解
除されて給紙ロ−ラに圧接する。 [段階2…第1の出力駆動の開始]電磁クラッチ4をO
Nすることにより、給紙軸5に回転が伝達されて給紙ロ
−ラ5−Aが回転してシ−トを送り出す。 [段階3…給紙中]欠け歯ギア10は1回転すると再び
ソレノイドMによって図に示す位置で停止し、カム7−
Aへの回転伝達が行われなくなる。欠け歯ギア10の1
回転によりカム7−Aは1/2回転(180度)回転す
るように設定されており、この状態では中板8は上昇位
置(給紙位置)に維持されている。 [段階4…給紙終了(元の状態へ)]送り出されたシ−
トがレジストロ−ラ14に到達して所定のタイミングで
レジストロ−ラ14が搬送を開始した後に、再びソレノ
イドMが励磁されて欠け歯ギア10の規制を解除する
と、欠け歯ギア10が1回転し、これによりカム7−A
が1/2回転して中板8を押し下げて初期の状態に戻
り、シ−トと給紙ロ−ラ5−Aとの圧接を解除する。こ
れに伴って、分離パッドも押し下げられて給紙ロ−ラ5
−Aから離間する。また、電磁クラッチ4をOFFして
給紙ロ−ラの回転も停止させる。
する。 [作動前]カム7−Aが中板8を押し下げており、給紙
ロ−ラと中板8を押し下げており給紙ロ−ラ5−Aと中
板8に積載されているシ−トとは離間している。さらに
分離パット13も中板8により押し下げられていて給紙
ロ−ラ5−Aと離間している。 [段階1(作動開始)…第2の出力駆動の開始]給紙信
号に基づいてソレノイドMを励磁することにより爪部M
−Aが欠け歯ギア10の規制を解除する。これにより、
バネ11により欠け歯ギア10が回転して、アイドラギ
ア1から回転が伝達されて回転しているギア4−Aに噛
み合う。これにより、アイドラギア1の回転がギア4−
Aと欠け歯ギア10とを介してカムギア7に伝達されて
カム7−Aを回転する。カム7−Aの回転により中板8
が上昇し積載されているシ−トが給紙ロ−ラ5−Aに圧
接する。さらに分離パッド13も中板8による規制が解
除されて給紙ロ−ラに圧接する。 [段階2…第1の出力駆動の開始]電磁クラッチ4をO
Nすることにより、給紙軸5に回転が伝達されて給紙ロ
−ラ5−Aが回転してシ−トを送り出す。 [段階3…給紙中]欠け歯ギア10は1回転すると再び
ソレノイドMによって図に示す位置で停止し、カム7−
Aへの回転伝達が行われなくなる。欠け歯ギア10の1
回転によりカム7−Aは1/2回転(180度)回転す
るように設定されており、この状態では中板8は上昇位
置(給紙位置)に維持されている。 [段階4…給紙終了(元の状態へ)]送り出されたシ−
トがレジストロ−ラ14に到達して所定のタイミングで
レジストロ−ラ14が搬送を開始した後に、再びソレノ
イドMが励磁されて欠け歯ギア10の規制を解除する
と、欠け歯ギア10が1回転し、これによりカム7−A
が1/2回転して中板8を押し下げて初期の状態に戻
り、シ−トと給紙ロ−ラ5−Aとの圧接を解除する。こ
れに伴って、分離パッドも押し下げられて給紙ロ−ラ5
−Aから離間する。また、電磁クラッチ4をOFFして
給紙ロ−ラの回転も停止させる。
【0056】このように、シ−トの送り途中で給紙ロ−
ラ5−Aから中板8および分離パッド13を離間するこ
とにより、シ−トにバックテンションが加わることがな
くなって安定したシ−ト送りが行える。
ラ5−Aから中板8および分離パッド13を離間するこ
とにより、シ−トにバックテンションが加わることがな
くなって安定したシ−ト送りが行える。
【0057】以上説明したように、本実施の形態では欠
け歯ギア10を一つ使用して回転の制御を行うように
し、また、欠け歯ギア10を規制するソレノイドMもバ
ネ11の比較的弱い付勢力に抗して作動すればよいた
め、力の弱い小さなものが使用できる。そのため、構成
の簡略化が図られるので、小型化・低コスト化等が図れ
る。
け歯ギア10を一つ使用して回転の制御を行うように
し、また、欠け歯ギア10を規制するソレノイドMもバ
ネ11の比較的弱い付勢力に抗して作動すればよいた
め、力の弱い小さなものが使用できる。そのため、構成
の簡略化が図られるので、小型化・低コスト化等が図れ
る。
【0058】また、本実施の形態では、丸ロ−ラ形状の
給紙ロ−ラを用い、さらに、給紙ロ−ラとカムとの回転
を別々に制御するようにしたため、シ−トの送り量が制
限されることがなくなり、給紙ロ−ラの径を小さく設定
したり、下流側の搬送ロ−ラの位置が制約されず設計の
自由度を広げることができ、給紙性能が増す。 (第2の実施の形態)図4乃至図10には、本発明の第
2の実施の形態が示されている。上記実施の形態の駆動
伝達機構では二つの制御手段によって、駆動伝達を制御
していたが、本実施の形態においては一つの制御手段に
よって、駆動伝達を制御する機構となっている。その他
の構成および作用については第1の実施の形態と同じな
ので、同一の構成部分については同一の符号を付して、
その説明は省略する。
給紙ロ−ラを用い、さらに、給紙ロ−ラとカムとの回転
を別々に制御するようにしたため、シ−トの送り量が制
限されることがなくなり、給紙ロ−ラの径を小さく設定
したり、下流側の搬送ロ−ラの位置が制約されず設計の
自由度を広げることができ、給紙性能が増す。 (第2の実施の形態)図4乃至図10には、本発明の第
2の実施の形態が示されている。上記実施の形態の駆動
伝達機構では二つの制御手段によって、駆動伝達を制御
していたが、本実施の形態においては一つの制御手段に
よって、駆動伝達を制御する機構となっている。その他
の構成および作用については第1の実施の形態と同じな
ので、同一の構成部分については同一の符号を付して、
その説明は省略する。
【0059】図4は第2の実施の形態に係るレ−ザ−ビ
−ムプリンタの給紙装置の斜視図、図5は給紙装置の駆
動伝達機構の斜視図である。
−ムプリンタの給紙装置の斜視図、図5は給紙装置の駆
動伝達機構の斜視図である。
【0060】図4,図5に於て、1は給紙部に図示を省
略した駆動源よりの駆動を入力するアイドラギア、2は
アイドラギアに近い側をピボットにし反対側を駆動カバ
ーKに設けられた長穴K−1で支持された揺動ギアで、
ピボットと反対側を図5に示す規制部材としての揺動ト
リガー3で一方の揺動端に位置している。揺動トリガー
3は、トリガーバネ3baによって引き上げられている
が、その力は、後述する電磁クラッチの空転トルクによ
って揺動ギア2が引き下げられない力で、電磁クラッチ
が締結した時のトルク増加によって揺動ギア2を他方の
揺動端に移動させる事の出来る力に設定されている。4
は第1の制御手段としての電磁クラッチで、揺動ギア2
から駆動を入力され、5の給紙軸と第1の出力駆動手段
としての給紙ローラ5−Aに対する駆動のON/OFF
を行なう。6は第1の出力ギアとしての駆動ギアで給紙
軸5の回転と共に回転する。第2の出力ギアとしてのカ
ムギア7は駆動ギア6と同軸上にあるが、給紙軸5の回
転とは無関係に回転し、第2の出力駆動手段としてのカ
ム7−Aが回転自在に装置本体に軸支され、図示を省略
したバネによって上方に押圧された中板8の位置を規制
し、カム7−Bがセンサーアーム9と当接している。セ
ンサーアーム9はセンサーアームバネ9baによって図
6に示す矢印の向きに回転付勢されている。また、セン
サーアーム9のフラグ部分9−Fはフォトインタラプタ
Fを遮光出来る。10は欠け歯ギアで、駆動ギア6とカ
ムギア7とに噛む位置にあり、駆動ギア6から駆動をカ
ムギア7に伝える。また欠け歯ギア10は図6に示す付
勢部材としての付勢バネ11によって回転付勢され、図
4に示す位置まで回転すると駆動ギア6からの駆動が切
れても図1の位置まで回転する。さらに欠け歯ギア10
には図5に示す位置に係止片としての突起10−Aがあ
り、図6に示す様に揺動トリガー3が引き下げられた時
に揺動トリガー3の係止片としての突起3−A(図5)
によって係止される。
略した駆動源よりの駆動を入力するアイドラギア、2は
アイドラギアに近い側をピボットにし反対側を駆動カバ
ーKに設けられた長穴K−1で支持された揺動ギアで、
ピボットと反対側を図5に示す規制部材としての揺動ト
リガー3で一方の揺動端に位置している。揺動トリガー
3は、トリガーバネ3baによって引き上げられている
が、その力は、後述する電磁クラッチの空転トルクによ
って揺動ギア2が引き下げられない力で、電磁クラッチ
が締結した時のトルク増加によって揺動ギア2を他方の
揺動端に移動させる事の出来る力に設定されている。4
は第1の制御手段としての電磁クラッチで、揺動ギア2
から駆動を入力され、5の給紙軸と第1の出力駆動手段
としての給紙ローラ5−Aに対する駆動のON/OFF
を行なう。6は第1の出力ギアとしての駆動ギアで給紙
軸5の回転と共に回転する。第2の出力ギアとしてのカ
ムギア7は駆動ギア6と同軸上にあるが、給紙軸5の回
転とは無関係に回転し、第2の出力駆動手段としてのカ
ム7−Aが回転自在に装置本体に軸支され、図示を省略
したバネによって上方に押圧された中板8の位置を規制
し、カム7−Bがセンサーアーム9と当接している。セ
ンサーアーム9はセンサーアームバネ9baによって図
6に示す矢印の向きに回転付勢されている。また、セン
サーアーム9のフラグ部分9−Fはフォトインタラプタ
Fを遮光出来る。10は欠け歯ギアで、駆動ギア6とカ
ムギア7とに噛む位置にあり、駆動ギア6から駆動をカ
ムギア7に伝える。また欠け歯ギア10は図6に示す付
勢部材としての付勢バネ11によって回転付勢され、図
4に示す位置まで回転すると駆動ギア6からの駆動が切
れても図1の位置まで回転する。さらに欠け歯ギア10
には図5に示す位置に係止片としての突起10−Aがあ
り、図6に示す様に揺動トリガー3が引き下げられた時
に揺動トリガー3の係止片としての突起3−A(図5)
によって係止される。
【0061】以下、給紙動作について段階を追って説明
する。 [作動前](図6)中板8はカムギア7のカム7−Aに
よって押し下げられている。この時欠け歯ギア10は付
勢バネ11によって回転付勢されているため、図に示す
様に駆動ギア6とカムギア7に飛び込んでいる。しかし
電磁クラッチ4が締結されていないため、駆動ギア6は
駆動されず欠け歯ギア10、カムギア7共に回転しな
い。また、揺動ギア2も電磁クラッチ4が締結していな
いため、揺動トリガー3と共にトリガーバネ3baによ
って上方に引き上げられている。この時のカムギア7
は、中板8がカム7−Aを押し上げる力と、センサ−ア
−ムバネ9baに押えられることによって回転が止めら
れている。さらに、この状態ではメインパットアーム1
2は中板8によって突起12−1を押されることで押し
上げられ、分離パット13と給紙ローラ5−Aの間には
分離圧は発生していない。 [段階1(作動開始)…第1および第2の出力駆動の開
始]電磁クラッチ4を締結させると、給紙軸5、給紙ロ
ーラ5−Aと共に駆動ギア6が回転する。すると欠け歯
ギア10が回転し、同時にカムギア7が回転を始める。
カムギア7が回転すると、カム7−Aの形状に沿って中
板8が上昇し、メインパットアーム12が分離パット1
3と共に持ち上がる。また、センサーアーム9も、カム
ギア7のカム7−Bの回転と共に回転し、フラグ部9−
Fが矢印方向に回転しフォトインタラプタFに入ってい
き、遮光状態となる。さらに、揺動ギア2は電磁クラッ
チ4が締結したことで、トルクが増加し揺動トリガー3
の引き上げる力よりも大きくなるため、引き込まれる。 [段階2…給紙中](図7・図8)図7の位置まで欠け
歯ギア10の回転が進むと、カムギア7は180度回転
し中板8は完全に上昇し中板8上のシート材Sは給紙ロ
ーラ5−Aに当接する。中板8が上昇することで、メイ
ンパットアーム12の突起12−1は中板8に当接しな
くなりメインパットアーム12は完全に上昇し、分離パ
ット13が給紙ローラ5−Aとの間に分離圧を発生させ
る。そこで、既に回転を始めている給紙ローラ5−Aに
よってピックアップされたシート材Sは、分離パット1
3によって分離され給紙されていく。同時にこの時欠け
歯ギア10はカムギア7と駆動ギア6の両方と噛み合わ
なくなる。したがって、電磁クラッチ4が給紙ローラ5
−Aを回転させるために締結していて、駆動ギア6が回
転していてもカムギア7には駆動が伝わらなくなる。こ
の時欠け歯ギア10は付勢バネ11によって回転付勢さ
れているため、再び駆動ギア6に飛び込もうとする。し
かし、揺動トリガー3が引き込まれているためその突起
3−Aが欠け歯ギア10の突起10−Aを係止するため
図8に示す位置で止まることになる。 [段階3…出力駆動終了](図9)給紙されたシート材
Sがレジストローラ14に到達すると、一定量のループ
を作った後に電磁クラッチ4の締結を解除し給紙ローラ
5−Aの回転を止める。すると、電磁クラッチ4を回転
させるのに必要なトルクが減少し、揺動トリガー3の揺
動ギア2と共に揺動トリガーバネ3baによって引き上
げられる。すると、欠け歯ギア10の突起10−Aに対
する揺動トリガー3の突起3−Aの係止が外れる。する
と、欠け歯ギア10は付勢バネ11によって回転付勢さ
れているため、回転していない駆動ギア6とカムギア7
に飛び込んで停止する。 [段階4…作動前の状態に戻すための作動開始]レジス
トローラ14が回転を始めると、同時に電磁クラッチ4
を締結させ、給紙ローラ5−Aも回転させる。すると、
再び駆動ギア6が回転するため、既に駆動ギア6に飛び
込んでいる欠け歯ギア10を回転させ、その結果カムギ
ア7を回転させる。カムギア7が回転を始めると、カム
ギア7のカム7−Aが上昇していた中板8を押し下げ始
める。カムギア7の回転にともなって中板8の下降が進
むと、中板8がメインパットアーム12の突起12−1
を押すことで押し下げ始め、分離パット13と給紙ロー
ラ5−Aの間に発生していた分離圧も解除されていく。
また、電磁クラッチ4が締結してトルクが増加している
ため、再び揺動ギア2は揺動トリガー3の引き上げる力
よりも大きくなるため、揺動トリガー3ごと引き込まれ
る。さらに、カムギア7のカム7Bによってセンサアー
ム9が回転させられるため、フラグ部9−Fが再びフォ
トインタラプタFから抜けて透過状態にする。 [段階5…作動前の状態に戻すための作動中](図1
0)カムギア7が180度回転すると、中板8は下降を
終了し給紙スタート前の位置に戻り、欠け歯ギア10は
カムギア7と駆動ギア6の両方と噛み合わなくなる。駆
動ギア6と噛み合わなくなった欠け歯ギア10は、付勢
バネ11によって回転付勢されているため、駆動は切れ
ているが再び駆動ギア6に飛び込もうとする。しかしこ
の時、電磁クラッチ4はまだ締結状態にあるため、揺動
トリガー3は揺動ギアによって引き込まれた位置にあ
る。このため、揺動トリガー3の突起3−Aが欠け歯ギ
ア10の突起10−Aを係止し図に示す位置で止まるこ
とになる。 [段階6…給紙作動終了(元の状態)]電磁クラッチ4
の締結をが解除すると、電磁クラッチ4を回転させるの
に必要なトルクが減少し、揺動トリガー3が揺動ギア2
と共に揺動トリガーバネ3baによって引き上げられ
る。すると、欠け歯ギア10の突起10−Aに対する揺
動トリガー3の突起3−Aの係止が外れる。すると、欠
け歯ギア10は付勢バネ11によって回転付勢されてい
るため、回転していない駆動ギア6とカムギア7に飛び
込んで給紙スタート前の状態に戻って停止する。
する。 [作動前](図6)中板8はカムギア7のカム7−Aに
よって押し下げられている。この時欠け歯ギア10は付
勢バネ11によって回転付勢されているため、図に示す
様に駆動ギア6とカムギア7に飛び込んでいる。しかし
電磁クラッチ4が締結されていないため、駆動ギア6は
駆動されず欠け歯ギア10、カムギア7共に回転しな
い。また、揺動ギア2も電磁クラッチ4が締結していな
いため、揺動トリガー3と共にトリガーバネ3baによ
って上方に引き上げられている。この時のカムギア7
は、中板8がカム7−Aを押し上げる力と、センサ−ア
−ムバネ9baに押えられることによって回転が止めら
れている。さらに、この状態ではメインパットアーム1
2は中板8によって突起12−1を押されることで押し
上げられ、分離パット13と給紙ローラ5−Aの間には
分離圧は発生していない。 [段階1(作動開始)…第1および第2の出力駆動の開
始]電磁クラッチ4を締結させると、給紙軸5、給紙ロ
ーラ5−Aと共に駆動ギア6が回転する。すると欠け歯
ギア10が回転し、同時にカムギア7が回転を始める。
カムギア7が回転すると、カム7−Aの形状に沿って中
板8が上昇し、メインパットアーム12が分離パット1
3と共に持ち上がる。また、センサーアーム9も、カム
ギア7のカム7−Bの回転と共に回転し、フラグ部9−
Fが矢印方向に回転しフォトインタラプタFに入ってい
き、遮光状態となる。さらに、揺動ギア2は電磁クラッ
チ4が締結したことで、トルクが増加し揺動トリガー3
の引き上げる力よりも大きくなるため、引き込まれる。 [段階2…給紙中](図7・図8)図7の位置まで欠け
歯ギア10の回転が進むと、カムギア7は180度回転
し中板8は完全に上昇し中板8上のシート材Sは給紙ロ
ーラ5−Aに当接する。中板8が上昇することで、メイ
ンパットアーム12の突起12−1は中板8に当接しな
くなりメインパットアーム12は完全に上昇し、分離パ
ット13が給紙ローラ5−Aとの間に分離圧を発生させ
る。そこで、既に回転を始めている給紙ローラ5−Aに
よってピックアップされたシート材Sは、分離パット1
3によって分離され給紙されていく。同時にこの時欠け
歯ギア10はカムギア7と駆動ギア6の両方と噛み合わ
なくなる。したがって、電磁クラッチ4が給紙ローラ5
−Aを回転させるために締結していて、駆動ギア6が回
転していてもカムギア7には駆動が伝わらなくなる。こ
の時欠け歯ギア10は付勢バネ11によって回転付勢さ
れているため、再び駆動ギア6に飛び込もうとする。し
かし、揺動トリガー3が引き込まれているためその突起
3−Aが欠け歯ギア10の突起10−Aを係止するため
図8に示す位置で止まることになる。 [段階3…出力駆動終了](図9)給紙されたシート材
Sがレジストローラ14に到達すると、一定量のループ
を作った後に電磁クラッチ4の締結を解除し給紙ローラ
5−Aの回転を止める。すると、電磁クラッチ4を回転
させるのに必要なトルクが減少し、揺動トリガー3の揺
動ギア2と共に揺動トリガーバネ3baによって引き上
げられる。すると、欠け歯ギア10の突起10−Aに対
する揺動トリガー3の突起3−Aの係止が外れる。する
と、欠け歯ギア10は付勢バネ11によって回転付勢さ
れているため、回転していない駆動ギア6とカムギア7
に飛び込んで停止する。 [段階4…作動前の状態に戻すための作動開始]レジス
トローラ14が回転を始めると、同時に電磁クラッチ4
を締結させ、給紙ローラ5−Aも回転させる。すると、
再び駆動ギア6が回転するため、既に駆動ギア6に飛び
込んでいる欠け歯ギア10を回転させ、その結果カムギ
ア7を回転させる。カムギア7が回転を始めると、カム
ギア7のカム7−Aが上昇していた中板8を押し下げ始
める。カムギア7の回転にともなって中板8の下降が進
むと、中板8がメインパットアーム12の突起12−1
を押すことで押し下げ始め、分離パット13と給紙ロー
ラ5−Aの間に発生していた分離圧も解除されていく。
また、電磁クラッチ4が締結してトルクが増加している
ため、再び揺動ギア2は揺動トリガー3の引き上げる力
よりも大きくなるため、揺動トリガー3ごと引き込まれ
る。さらに、カムギア7のカム7Bによってセンサアー
ム9が回転させられるため、フラグ部9−Fが再びフォ
トインタラプタFから抜けて透過状態にする。 [段階5…作動前の状態に戻すための作動中](図1
0)カムギア7が180度回転すると、中板8は下降を
終了し給紙スタート前の位置に戻り、欠け歯ギア10は
カムギア7と駆動ギア6の両方と噛み合わなくなる。駆
動ギア6と噛み合わなくなった欠け歯ギア10は、付勢
バネ11によって回転付勢されているため、駆動は切れ
ているが再び駆動ギア6に飛び込もうとする。しかしこ
の時、電磁クラッチ4はまだ締結状態にあるため、揺動
トリガー3は揺動ギアによって引き込まれた位置にあ
る。このため、揺動トリガー3の突起3−Aが欠け歯ギ
ア10の突起10−Aを係止し図に示す位置で止まるこ
とになる。 [段階6…給紙作動終了(元の状態)]電磁クラッチ4
の締結をが解除すると、電磁クラッチ4を回転させるの
に必要なトルクが減少し、揺動トリガー3が揺動ギア2
と共に揺動トリガーバネ3baによって引き上げられ
る。すると、欠け歯ギア10の突起10−Aに対する揺
動トリガー3の突起3−Aの係止が外れる。すると、欠
け歯ギア10は付勢バネ11によって回転付勢されてい
るため、回転していない駆動ギア6とカムギア7に飛び
込んで給紙スタート前の状態に戻って停止する。
【0062】この後レジストローラ14によって搬送さ
れたシート材Sは、スキャナーユニット17からのレー
ザーを公知の電子写真プロセスによってドラムカートリ
ッジ15と転写ローラ16を用いて転写され、定着ユニ
ット18によって画像を定着され、搬送ローラ対19,
20によって排紙ローラ対21まで搬送され、排紙ロー
ラ対21によって排紙トレイ22に排紙される。
れたシート材Sは、スキャナーユニット17からのレー
ザーを公知の電子写真プロセスによってドラムカートリ
ッジ15と転写ローラ16を用いて転写され、定着ユニ
ット18によって画像を定着され、搬送ローラ対19,
20によって排紙ローラ対21まで搬送され、排紙ロー
ラ対21によって排紙トレイ22に排紙される。
【0063】以上が1枚の用紙をプリントする場合の動
作で、連続してプリントを行なう場合には、これまでの
動作を繰り返すことになる。
作で、連続してプリントを行なう場合には、これまでの
動作を繰り返すことになる。
【0064】なお、本実施の形態においては、制御手段
として電磁クラッチ4のみ使用し、ソレノイドMを必要
とせず、電子部品数の低減および電気的制御手段の簡略
化により、より一層の構成の簡略化を図ることができ、
また、これによって、低コストも果たすことができる。 (第3の実施の形態)図11乃至図15には、本発明の
第3の実施の形態が示されている。上記第2の実施の形
態では欠け歯ギアには一つの係止片が設けられていた
が、本実施の形態では欠け歯ギアには二つの係止片が設
けられている。その他の構成および作用については第2
の実施の形態と同じなので、同一の構成部分については
同一の符号を付して、その説明は省略する。
として電磁クラッチ4のみ使用し、ソレノイドMを必要
とせず、電子部品数の低減および電気的制御手段の簡略
化により、より一層の構成の簡略化を図ることができ、
また、これによって、低コストも果たすことができる。 (第3の実施の形態)図11乃至図15には、本発明の
第3の実施の形態が示されている。上記第2の実施の形
態では欠け歯ギアには一つの係止片が設けられていた
が、本実施の形態では欠け歯ギアには二つの係止片が設
けられている。その他の構成および作用については第2
の実施の形態と同じなので、同一の構成部分については
同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0065】図11に於いて、欠け歯ギア10−2には
揺動トリガー3が引き込まれている状態で係止される係
止片としてのA突起10−2−Aと揺動トリガー3が引
き上げられた状態で係止される係止片としてのB突起1
0−2−Bが設けらた構成となっている。
揺動トリガー3が引き込まれている状態で係止される係
止片としてのA突起10−2−Aと揺動トリガー3が引
き上げられた状態で係止される係止片としてのB突起1
0−2−Bが設けらた構成となっている。
【0066】以下、第2の実施の形態における各段階の
異なる作用についてのみ対応させて説明する。 [第2の実施の形態における作動前に該当](図11)
欠け歯ギア10は付勢バネ11によって回転付勢されて
いるため、駆動ギア6とカムギア7に飛び込もうとする
が、B突起10−2−Bと揺動トリガー3に設けられた
突起3−Aが係止するため、図に示す位置で静止する。 [第2の実施の形態における1段階に該当](図12)
給紙を開始するために電磁クラッチ4が締結されると、
第2の実施の形態と同様に揺動トリガー3が引き込ま
れ、欠け歯ギア10−2のB突起10−2−Bに対する
係止が外れる。 [第2の実施の形態における2段階に該当](図13・
図14)揺動トリガー3が引き込まれた状態のまま欠け
歯ギア10−2が図13の位置まで回転すると駆動ギア
6による駆動伝達はされなくなるが、付勢バネ11に回
転付勢されているため回転を続け、今度は欠け歯ギア1
0−2のA突起10−2−Aに揺動トリガー3の突起3
−Aが係止することで、欠け歯ギア10−2の回転をス
トップさせる。(図14) [第2の実施の形態における3段階に該当](図15)
電磁クラッチ4の締結が解除されると揺動トリガー3が
引き上げられ、欠け歯ギア10−2が付勢バネ11の力
でわずかに回転し、再びB突起10−2−Bを揺動トリ
ガー3の突起3−Aに係止されてカムギア7が180度
回転する。
異なる作用についてのみ対応させて説明する。 [第2の実施の形態における作動前に該当](図11)
欠け歯ギア10は付勢バネ11によって回転付勢されて
いるため、駆動ギア6とカムギア7に飛び込もうとする
が、B突起10−2−Bと揺動トリガー3に設けられた
突起3−Aが係止するため、図に示す位置で静止する。 [第2の実施の形態における1段階に該当](図12)
給紙を開始するために電磁クラッチ4が締結されると、
第2の実施の形態と同様に揺動トリガー3が引き込ま
れ、欠け歯ギア10−2のB突起10−2−Bに対する
係止が外れる。 [第2の実施の形態における2段階に該当](図13・
図14)揺動トリガー3が引き込まれた状態のまま欠け
歯ギア10−2が図13の位置まで回転すると駆動ギア
6による駆動伝達はされなくなるが、付勢バネ11に回
転付勢されているため回転を続け、今度は欠け歯ギア1
0−2のA突起10−2−Aに揺動トリガー3の突起3
−Aが係止することで、欠け歯ギア10−2の回転をス
トップさせる。(図14) [第2の実施の形態における3段階に該当](図15)
電磁クラッチ4の締結が解除されると揺動トリガー3が
引き上げられ、欠け歯ギア10−2が付勢バネ11の力
でわずかに回転し、再びB突起10−2−Bを揺動トリ
ガー3の突起3−Aに係止されてカムギア7が180度
回転する。
【0067】その後、引き続き第2の実施の形態と同様
にレジストローラ14のスタートに合わせて所定の時間
電磁クラッチ4の締結を行なうことで、最初に180度
カムギア7が回転した時と同様に欠け歯ギア10−2が
回転しイニシャルの状態に戻る。
にレジストローラ14のスタートに合わせて所定の時間
電磁クラッチ4の締結を行なうことで、最初に180度
カムギア7が回転した時と同様に欠け歯ギア10−2が
回転しイニシャルの状態に戻る。
【0068】本実施の形態では、欠け歯ギア10−2を
駆動ギア6に飛び込ませたままの状態にしないので、給
紙ローラ5−Aが電磁クラッチ4を締結していないとき
に、つれ回り等で回転してもカムギア6が回ることがな
いため、中板制御の信頼性を上げる事が出来る。
駆動ギア6に飛び込ませたままの状態にしないので、給
紙ローラ5−Aが電磁クラッチ4を締結していないとき
に、つれ回り等で回転してもカムギア6が回ることがな
いため、中板制御の信頼性を上げる事が出来る。
【0069】揺動トリガー3が引き込まれた状態のまま
欠け歯ギア10−2が図13の位置まで回転すると駆動
ギア6による駆動伝達はされなくなるが、付勢バネ11
に回転付勢されているため回転を続け、今度は欠け歯ギ
ア10−2のA突起10−2−Aに揺動トリガー3の突
起3−Aが係止することで、欠け歯ギア10−2の回転
をストップさせる。(図14) [第2の実施の形態における3段階に該当](図15)
電磁クラッチ4の締結が解除されると揺動トリガー3が
引き上げられ、欠け歯ギア10−2が付勢バネ11の力
でわずかに回転し、再びB突起10−2−Bを揺動トリ
ガー3の突起3−Aに係止されてカムギア7が180度
回転する。
欠け歯ギア10−2が図13の位置まで回転すると駆動
ギア6による駆動伝達はされなくなるが、付勢バネ11
に回転付勢されているため回転を続け、今度は欠け歯ギ
ア10−2のA突起10−2−Aに揺動トリガー3の突
起3−Aが係止することで、欠け歯ギア10−2の回転
をストップさせる。(図14) [第2の実施の形態における3段階に該当](図15)
電磁クラッチ4の締結が解除されると揺動トリガー3が
引き上げられ、欠け歯ギア10−2が付勢バネ11の力
でわずかに回転し、再びB突起10−2−Bを揺動トリ
ガー3の突起3−Aに係止されてカムギア7が180度
回転する。
【0070】その後、引き続き第2の実施の形態と同様
にレジストローラ14のスタートに合わせて所定の時間
電磁クラッチ4の締結を行なうことで、最初に180度
カムギア7が回転した時と同様に欠け歯ギア10−2が
回転しイニシャルの状態に戻る。
にレジストローラ14のスタートに合わせて所定の時間
電磁クラッチ4の締結を行なうことで、最初に180度
カムギア7が回転した時と同様に欠け歯ギア10−2が
回転しイニシャルの状態に戻る。
【0071】本実施の形態では、欠け歯ギア10−2を
駆動ギア6に飛び込ませたままの状態にしないので、給
紙ローラ5−Aが電磁クラッチ4を締結していないとき
に、つれ回り等で回転してもカムギア6が回ることがな
いため、中板制御の信頼性を上げる事が出来る。 (第4の実施の形態)図16には、本発明の第4の実施
の形態が示されている。本実施の形態では欠け歯ギア
と、欠け歯ギアに噛み合う第1の出力ギアとしての駆動
ギア6と第2の出力ギアとしてのカムギア7との噛み合
うタイミングを特定した構成になっている。その他の構
成および作用については第1乃至3のいずれかの実施の
形態と同じなので、同一の構成部分については同一の符
号を付して、その説明は省略する。
駆動ギア6に飛び込ませたままの状態にしないので、給
紙ローラ5−Aが電磁クラッチ4を締結していないとき
に、つれ回り等で回転してもカムギア6が回ることがな
いため、中板制御の信頼性を上げる事が出来る。 (第4の実施の形態)図16には、本発明の第4の実施
の形態が示されている。本実施の形態では欠け歯ギア
と、欠け歯ギアに噛み合う第1の出力ギアとしての駆動
ギア6と第2の出力ギアとしてのカムギア7との噛み合
うタイミングを特定した構成になっている。その他の構
成および作用については第1乃至3のいずれかの実施の
形態と同じなので、同一の構成部分については同一の符
号を付して、その説明は省略する。
【0072】図に示したように、欠け歯ギア10−3の
飛び込み部分で、カムギア7に歯飛び込む部分10−3
−1よりも駆動ギア6に飛び込む部分10−3−2の歯
を多くする。
飛び込み部分で、カムギア7に歯飛び込む部分10−3
−1よりも駆動ギア6に飛び込む部分10−3−2の歯
を多くする。
【0073】次にその動作について説明すると、係止を
外れた欠け歯ギア10−3が回転している駆動ギア6と
回転していないカムギア7に飛び込む時に、まず歯数の
多い駆動ギア6に飛び込む部分10−3−2が駆動ギア
6と噛み合う、その後カムギア7に歯飛び込む部分10
−3−1が遅れてカムギア7に噛み合う。
外れた欠け歯ギア10−3が回転している駆動ギア6と
回転していないカムギア7に飛び込む時に、まず歯数の
多い駆動ギア6に飛び込む部分10−3−2が駆動ギア
6と噛み合う、その後カムギア7に歯飛び込む部分10
−3−1が遅れてカムギア7に噛み合う。
【0074】本実施の形態では、回転していないカムギ
ア7先に欠け歯ギア10−3が当たってしまい、回転し
ている駆動ギア6に噛み合わなくなることを防止し、中
板制御の信頼性をより一層上げている。
ア7先に欠け歯ギア10−3が当たってしまい、回転し
ている駆動ギア6に噛み合わなくなることを防止し、中
板制御の信頼性をより一層上げている。
【0075】
【発明の効果】本発明は、第1の出力駆動手段へ導く第
1の出力ギアと、前記第1の出力駆動手段を制御する第
1の制御手段と、前記第1の出力ギアと第2の出力駆動
手段へ導く第2の出力ギアとを連繋する所定の歯数切り
欠いた欠け歯ギアとを備え、第2の制御手段により、前
記欠け歯ギアの回転を規制可能なので、第1の制御手段
によって、第1の出力駆動制御可能で、かつ、欠け歯ギ
アを介して、第2の出力駆動へも駆動の伝達が可能で、
また、欠け歯ギアが第1の出力ギアへ噛合されておら
ず、第1の出力ギアの駆動により制御されていない状態
においても、第2の制御手段により欠け歯ギアの回転を
規制し、所定の位置で欠け歯ギアを保持できる。したが
って、欠け歯ギアは一つだけでよいので構成の簡略化を
図ることができ、また、第1の出力駆動と第2の出力駆
動をそれぞれ独立に制御可能なため給紙性能も向上でき
る。
1の出力ギアと、前記第1の出力駆動手段を制御する第
1の制御手段と、前記第1の出力ギアと第2の出力駆動
手段へ導く第2の出力ギアとを連繋する所定の歯数切り
欠いた欠け歯ギアとを備え、第2の制御手段により、前
記欠け歯ギアの回転を規制可能なので、第1の制御手段
によって、第1の出力駆動制御可能で、かつ、欠け歯ギ
アを介して、第2の出力駆動へも駆動の伝達が可能で、
また、欠け歯ギアが第1の出力ギアへ噛合されておら
ず、第1の出力ギアの駆動により制御されていない状態
においても、第2の制御手段により欠け歯ギアの回転を
規制し、所定の位置で欠け歯ギアを保持できる。したが
って、欠け歯ギアは一つだけでよいので構成の簡略化を
図ることができ、また、第1の出力駆動と第2の出力駆
動をそれぞれ独立に制御可能なため給紙性能も向上でき
る。
【0076】また、第1の出力駆動手段へ導く第1の出
力ギアと、前記第1の出力駆動手段を制御する第1の制
御手段と、前記第1の出力ギアと第2の出力駆動手段へ
導く第2の出力ギアとを連繋する所定の歯数切り欠いた
欠け歯ギアとを備え、前記第1の制御手段による制御状
態の移行に伴い、前記欠け歯ギアの回転を規制可能な規
制手段を備えることにより、第1の制御手段だけで、第
1の出力駆動制御、および、欠け歯ギアを介して第2の
出力駆動伝達が可能で、また、欠け歯ギアが第1の出力
ギアへ噛合されておらず、第1の出力ギアの駆動により
制御されていない状態においても、この第1の制御手段
による制御状態の移行に伴い、規制手段により欠け歯ギ
アの回転を規制可能であり、所定の位置で欠け歯ギアを
保持できるので、制御手段の簡略化を図ることができ、
より一層の構成の簡略化を図ることができる。
力ギアと、前記第1の出力駆動手段を制御する第1の制
御手段と、前記第1の出力ギアと第2の出力駆動手段へ
導く第2の出力ギアとを連繋する所定の歯数切り欠いた
欠け歯ギアとを備え、前記第1の制御手段による制御状
態の移行に伴い、前記欠け歯ギアの回転を規制可能な規
制手段を備えることにより、第1の制御手段だけで、第
1の出力駆動制御、および、欠け歯ギアを介して第2の
出力駆動伝達が可能で、また、欠け歯ギアが第1の出力
ギアへ噛合されておらず、第1の出力ギアの駆動により
制御されていない状態においても、この第1の制御手段
による制御状態の移行に伴い、規制手段により欠け歯ギ
アの回転を規制可能であり、所定の位置で欠け歯ギアを
保持できるので、制御手段の簡略化を図ることができ、
より一層の構成の簡略化を図ることができる。
【0077】第1の制御手段は電磁クラッチでありこと
により、クラッチの切り換えにより第1の出力ギアを回
転状態または非回転状態に切り換え、かつ、この切り換
えに伴い欠け歯ギアの回転を規制も可能である。
により、クラッチの切り換えにより第1の出力ギアを回
転状態または非回転状態に切り換え、かつ、この切り換
えに伴い欠け歯ギアの回転を規制も可能である。
【0078】駆動源により回転させられるギアに噛合す
ると共に、第1の制御手段により第1の出力駆動が駆動
状態および非駆動のうち、一方から他方への移行に伴い
揺動する揺動ギアを備え、規制手段は、前記揺動ギアの
移動に連動する規制部材を備え、該規制部材の位置によ
り前記欠け歯ギアの回転を規制可能であることによっ
て、第1の制御手段の制御状態によって、揺動ギアは揺
動し、これに連動する規制部材の移動に伴って、欠け歯
ギアの回転の規制が可能である。
ると共に、第1の制御手段により第1の出力駆動が駆動
状態および非駆動のうち、一方から他方への移行に伴い
揺動する揺動ギアを備え、規制手段は、前記揺動ギアの
移動に連動する規制部材を備え、該規制部材の位置によ
り前記欠け歯ギアの回転を規制可能であることによっ
て、第1の制御手段の制御状態によって、揺動ギアは揺
動し、これに連動する規制部材の移動に伴って、欠け歯
ギアの回転の規制が可能である。
【0079】欠け歯ギアに係止片を設け、規制部材にも
係止片を設けることによって、前記規制部材の移動に伴
う該規制部材の係止片の移動により、前記欠け歯ギアへ
の係止片に係止される場合は欠け歯ギアは回転できず、
係止されない場合には欠け歯ギアは回転可能である。
係止片を設けることによって、前記規制部材の移動に伴
う該規制部材の係止片の移動により、前記欠け歯ギアへ
の係止片に係止される場合は欠け歯ギアは回転できず、
係止されない場合には欠け歯ギアは回転可能である。
【0080】揺動ギアは、該揺動ギアの回転軸の一端が
揺動可能に支持され、他端がピボットとして支持され、
該揺動ギアは前記電磁クラッチの切り換えに伴い回転軸
の一端が一方の揺動端から他方の揺動端へ移動し、他端
はピボットとして支持され、また、ピボットに近い側の
ギアともしっかり噛合される。
揺動可能に支持され、他端がピボットとして支持され、
該揺動ギアは前記電磁クラッチの切り換えに伴い回転軸
の一端が一方の揺動端から他方の揺動端へ移動し、他端
はピボットとして支持され、また、ピボットに近い側の
ギアともしっかり噛合される。
【0081】欠け歯ギアに付勢部材を設けることによ
り、第1の制御手段により、第1の出力ギアを介して回
転駆動の伝達がされない場合でも、付勢部材により欠け
歯ギアを回転付勢可能となり、欠け歯ギアを所定の位置
まで回転できる。
り、第1の制御手段により、第1の出力ギアを介して回
転駆動の伝達がされない場合でも、付勢部材により欠け
歯ギアを回転付勢可能となり、欠け歯ギアを所定の位置
まで回転できる。
【0082】欠け歯ギアは、第1の出力ギアと噛合する
第1の噛合部と、第2の出力ギアと噛合する第2の噛合
部とを備え、駆動の入力から出力に至る過程において、
前記第1の噛合部の噛合がされた後に、前記第2の噛合
部の噛合がされることにより、確実に第2の出力ギア
へ、回転駆動を伝達できる。
第1の噛合部と、第2の出力ギアと噛合する第2の噛合
部とを備え、駆動の入力から出力に至る過程において、
前記第1の噛合部の噛合がされた後に、前記第2の噛合
部の噛合がされることにより、確実に第2の出力ギア
へ、回転駆動を伝達できる。
【0083】欠け歯ギアは第1の欠け歯ギアが第1の噛
合部を有し、第2の欠け歯ギアが第2の噛合部を有し、
第1の欠け歯ギアと第2の欠け歯ギアが連動することに
より、欠け歯ギアが複数あった場合でも、不具合を生じ
ることなく、第1の出力ギアから第2の出力ギアへ回転
駆動を伝達できる。
合部を有し、第2の欠け歯ギアが第2の噛合部を有し、
第1の欠け歯ギアと第2の欠け歯ギアが連動することに
より、欠け歯ギアが複数あった場合でも、不具合を生じ
ることなく、第1の出力ギアから第2の出力ギアへ回転
駆動を伝達できる。
【0084】第1の出力ギアと第2の出力ギアは同軸上
に設けられていることにより、第1の出力ギアと第2の
出力ギアとの間に多くのギアを介在させる必要もない。
に設けられていることにより、第1の出力ギアと第2の
出力ギアとの間に多くのギアを介在させる必要もない。
【0085】回転可能に軸支されたカムを設け、該カム
は、第2の出力ギアから駆動を伝達されることができ
る。
は、第2の出力ギアから駆動を伝達されることができ
る。
【0086】上記ような駆動伝達機構を備えた給紙装置
においては、回転可能に軸支された用紙積載台とを備
え、該用紙積載台は前記カム方向に付勢することで前記
カムの回転によって用紙積載台の位置を移動させ、給紙
できる。
においては、回転可能に軸支された用紙積載台とを備
え、該用紙積載台は前記カム方向に付勢することで前記
カムの回転によって用紙積載台の位置を移動させ、給紙
できる。
【0087】カムに凹部を設けることで、用紙積載台が
カムの凹部と当接している時はカムを回転させようとす
る力が弱まるので、カムを回転させないようにする力は
比較的弱い力でよい。
カムの凹部と当接している時はカムを回転させようとす
る力が弱まるので、カムを回転させないようにする力は
比較的弱い力でよい。
【0088】また、上記のような給紙装置を画像形成装
置に備えることもできる。
置に備えることもできる。
【図1】図1は第1の実施の形態に係る給紙装置におけ
る駆動伝達機構の詳細図である。
る駆動伝達機構の詳細図である。
【図2】図2は図1における矢印P方向から見た側面図
である。
である。
【図3】図3は第1の実施の形態に係る画像形成装置の
概略図である。
概略図である。
【図4】図4は第2の実施の形態に係る給紙装置の斜視
図である。
図である。
【図5】図5は第2の実施の形態に係る給紙装置におけ
る駆動伝達機構の斜視図である。
る駆動伝達機構の斜視図である。
【図6】図6は第2の実施の形態に係る駆動伝達機構の
作動説明図である。
作動説明図である。
【図7】図7は第2の実施の形態に係る駆動伝達機構の
作動説明図である。
作動説明図である。
【図8】図8は第2の実施の形態に係る駆動伝達機構の
作動説明図である。
作動説明図である。
【図9】図9は第2の実施の形態に係る駆動伝達機構の
作動説明図である。
作動説明図である。
【図10】図10は第2の実施の形態に係る駆動伝達機
構の作動説明図である。
構の作動説明図である。
【図11】図11は第3の実施の形態に係る駆動伝達機
構の作動説明図である。
構の作動説明図である。
【図12】図12は第3の実施の形態に係る駆動伝達機
構の作動説明図である。
構の作動説明図である。
【図13】図13は第3の実施の形態に係る駆動伝達機
構の作動説明図である。
構の作動説明図である。
【図14】図14は第3の実施の形態に係る駆動伝達機
構の作動説明図である。
構の作動説明図である。
【図15】図15は第3の実施の形態に係る駆動伝達機
構の作動説明図である。
構の作動説明図である。
【図16】図16は第4の実施の形態に係る駆動伝達機
構の欠け歯ギアの噛合部のあたりの拡大斜視図である。
構の欠け歯ギアの噛合部のあたりの拡大斜視図である。
【図17】図17は従来の画像形成装置における給紙装
置の特に駆動伝達機構を示す図である。
置の特に駆動伝達機構を示す図である。
【図18】図18は従来の画像形成装置における給紙装
置の特に駆動伝達機構を示す図である。
置の特に駆動伝達機構を示す図である。
2 揺動ギア 3 揺動トリガ− 3−A 突起 4 電磁クラッチ 5−A 給紙ロ−ラ 6 駆動ギア 7 カムギア 7−A カム 10 欠け歯ギア 10−A 突起 10−2−A A突起 10−2−B B突起 11 付勢バネ M ソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 516 G03G 15/00 516
Claims (15)
- 【請求項1】複数のギアを介して、駆動源からの入力駆
動を出力部へ駆動伝達を行う駆動伝達機構において、 第1の出力駆動手段へ導く第1の出力ギアと、前記第1
の出力駆動手段を制御する第1の制御手段と、前記第1
の出力ギアと第2の出力駆動手段へ導く第2の出力ギア
とを連繋する所定の歯数切り欠いた欠け歯ギアとを備
え、 第2の制御手段により、前記欠け歯ギアの回転を規制可
能なことを特徴とする駆動伝達機構。 - 【請求項2】複数のギアを介して、駆動源からの入力駆
動を出力部へ駆動伝達を行う駆動伝達機構において、 第1の出力駆動手段へ導く第1の出力ギアと、前記第1
の出力駆動手段を制御する第1の制御手段と、前記第1
の出力ギアと第2の出力駆動手段へ導く第2の出力ギア
とを連繋する所定の歯数切り欠いた欠け歯ギアとを備
え、 前記第1の制御手段による制御状態の移行に伴い、前記
欠け歯ギアの回転を規制可能な規制手段を備えたことを
特徴とする駆動伝達機構。 - 【請求項3】前記第1の制御手段は電磁クラッチであ
り、クラッチの切り換えにより、第1の出力駆動手段を
制御し、かつ前記欠け歯ギアの回転規制可能なことを特
徴とする請求項2に記載の駆動伝達機構。 - 【請求項4】駆動源により回転させられるギアに噛合す
ると共に、前記第1の制御手段により第1の出力駆動が
駆動状態および非駆動状態のうち、一方から他方への移
行に伴い揺動する揺動ギアを備え、 前記規制手段は、前記揺動ギアの移動に連動する規制部
材を備え、 該規制部材の位置により前記欠け歯ギアの回転を規制可
能であることを特徴とする請求項2または3に記載の駆
動伝達機構。 - 【請求項5】前記欠け歯ギアに係止片を設け、前記規制
部材にも係止片を設けることによって、前記規制部材の
移動に伴う該規制部材の係止片の移動により、前記欠け
歯ギアへの係止片に係止される場合と、係止されない場
合があることで前記欠け歯ギアの回転を規制可能である
ことを特徴とする請求項4に記載の駆動伝達機構。 - 【請求項6】前記揺動ギアは、該揺動ギアの回転軸の一
端が揺動可能に支持され、他端がピボットとして支持さ
れ、該揺動ギアは前記電磁クラッチの切り換えに伴い一
方の揺動端から他方の揺動端へ移動することを特徴とす
る請求項4または5に記載の駆動伝達機構。 - 【請求項7】前記欠け歯ギアに付勢部材を設け、前記第
1の制御手段により、第1の出力ギアを介して回転駆動
の伝達がされない場合でも、前記付勢部材により欠け歯
ギアを回転付勢可能であることを特徴とする請求項1,
2,3,4,5または6に記載の駆動伝達機構。 - 【請求項8】前記欠け歯ギアは、第1の出力ギアと噛合
する第1の噛合部と、第2の出力ギアと噛合する第2の
噛合部とを備え、 駆動の入力から出力に至る過程において、前記第1の噛
合部の噛合がされた後に、前記第2の噛合部の噛合がさ
れることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6ま
たは7に記載の駆動伝達機構。 - 【請求項9】前記欠け歯ギアは第1の欠け歯ギアが前記
第1の噛合部を有し、第2の欠け歯ギアが前記第2の噛
合部を有し、第1の欠け歯ギアと第2の欠け歯ギアが連
動することを特徴とする請求項8に記載の駆動伝達機
構。 - 【請求項10】前記第1の出力ギアと前記第2の出力ギ
アは同軸上に設けられていることを特徴とする請求項
1,2,3,4,5,6,7,8または9に記載の駆動
伝達機構。 - 【請求項11】回転可能に軸支されたカムを設け、 該カムは、前記第2の出力ギアから駆動を伝達されるこ
とを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,
8,9または10に記載の駆動伝達機構。 - 【請求項12】請求項11に記載の駆動伝達機構と、 回転可能に軸支された用紙積載台とを備え、 該用紙積載台は前記カム方向に付勢され、 前記カムの回転によって前記用紙積載台の位置を移動さ
せられることを特徴とする給紙装置。 - 【請求項13】前記カムに凹部を設けたことを特徴とす
る請求項12に記載の給紙装置。 - 【請求項14】前記第1の出力ギアの軸上に丸ロ−ラを
設け、前記用紙積載台上の用紙を前記丸ロ−ラにより給
紙されることを特徴とする請求項12または13に記載
の給紙装置。 - 【請求項15】請求項12,13ないし14に記載の給
紙装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8069127A JPH09236163A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 駆動伝達機構及び給紙装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8069127A JPH09236163A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 駆動伝達機構及び給紙装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09236163A true JPH09236163A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=13393672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8069127A Withdrawn JPH09236163A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 駆動伝達機構及び給紙装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09236163A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7637493B2 (en) | 2006-11-01 | 2009-12-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Intermittent drive mechanism, sheet feeder, and image forming apparatus |
JP2010037086A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Canon Inc | 駆動切換機構および給送装置 |
JP2017003892A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | カバー開閉機構およびそれを備えた画像形成装置 |
US10005630B2 (en) | 2015-12-28 | 2018-06-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveyance apparatus and image forming apparatus |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP8069127A patent/JPH09236163A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7637493B2 (en) | 2006-11-01 | 2009-12-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Intermittent drive mechanism, sheet feeder, and image forming apparatus |
JP2010037086A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Canon Inc | 駆動切換機構および給送装置 |
JP2017003892A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | カバー開閉機構およびそれを備えた画像形成装置 |
US10005630B2 (en) | 2015-12-28 | 2018-06-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveyance apparatus and image forming apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |