JP3656713B2 - 給紙装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷用紙等の紙の給紙経路を切り替えるための給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給紙カセットに収納された用紙および手差し口に差し込まれた用紙のいずれについても印刷を行うことができるプリンタが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなプリンタでは、給紙カセットに収納された用紙を給送する場合の動作と、手差し口に差し込まれた用紙を給送する場合の動作とを切り替えるための給紙装置が設けられる。この給紙装置には、2つのローラと、それぞれのローラの回転/非回転を切り替える2つのクラッチとが用いられており、さらにそれぞれのクラッチを切り替えるための2つのソレノイドが用いられる。また、クラッチによる切替を行わない場合には、給紙機構を駆動するためのモータを2つ用意する必要がある。
【0004】
本発明は、ソレノイドやモータの個数を減らすことにより、装置の小型化を図るとともにコストを低減できる給紙装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、第1の経路を経由した紙、および第2の経路を経由した紙のいずれかを選択的に第1の経路および第2の経路から合流する合流経路に給送する給紙装置において、合流経路に配置された第1ローラ(32)と、第2の経路に配置された第2ローラ(14)と、第1ローラ(32)および第2ローラ(14)を単一の駆動アクチュエータ(M)により駆動するローラ駆動機構と、ローラ駆動機構に設けられ、第1ローラ(32)の回転を許容する第1の許容位置、および第1ローラ(32)の回転を禁止する第1の禁止位置の間を移動可能とされた第1ローラ制御部材(133)と、ローラ駆動機構に設けられ、第2ローラ(14)の回転を禁止する第2の禁止位置、および第2ローラ(14)の回転を許容する第2の許容位置の間を移動可能とされた第2ローラ制御部材(134)と、第1ローラ制御部材(133)および第2ローラ制御部材(134)をそれぞれ許容位置および禁止位置との間で移動させることが可能な単一の制御アクチュエータ(135)と、第1の経路に紙がある場合には検出位置に、第1の経路に紙がない場合には非検出位置に、それぞれ位置付けられる紙検出部材(138,139)と、紙検出部材(138,139)が非検出位置にある場合には、制御アクチュエータ(135)により第1ローラ制御部材(133)を第1の許容位置に移動させたときに第2ローラ制御部材(134)は第2の禁止位置に位置付けられ、制御アクチュエータ(135)により第1ローラ制御部材(133)を第1の禁止位置に移動させたときに第2ローラ制御部材(134)は第2の許容位置に位置付けられるとともに、紙検出部材(138,139)が検出位置にある場合には、制御アクチュエータ(135)により第1ローラ制御部材(133)を第1の許容位置に移動させたときに第2ローラ制御部材(134)は第2の禁止位置に位置付けられ、制御アクチュエータ(135)により第1ローラ制御部材(133)を第1の禁止位置に移動させたときに第2ローラ制御部材(134)は第2の禁止位置に留まるように機構的に制御する制御機構(138等)と、を備えることを特徴とする。
【0006】
この発明では、1つの駆動アクチュエータ(M)と、1つの制御アクチュエータ(135)とによって、第1および第2の制御部材(133,134)の位置を制御することができるので、装置の小型化を図ることができるとともに、コストを低減できる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、第1の経路を経由した紙、および第2の経路を経由した紙のいずれかを選択的に第1の経路および第2の経路から合流する合流経路に給送する給紙装置において、合流経路に配置された第1ローラ(32)と、第2の経路に配置された第2ローラ(14)と、第1ローラ(32)および第2ローラ(14)を単一の駆動アクチュエータ(M)により駆動するローラ駆動機構と、ローラ駆動機構に設けられ、第1ローラ(32)の回転を許容する第1の許容位置、および第1ローラ(32)の回転を禁止する第1の禁止位置の間を移動可能とされた第1ローラ制御部材(133)と、ローラ駆動機構に設けられるとともに第1ローラ制御部材(133)と連動可能とされ、第2ローラ(14)の回転を禁止する第2の禁止位置、および第2ローラ(14)の回転を許容する第2の許容位置の間を移動可能とされた第2ローラ制御部材(134)と、第1ローラ制御部材(133)を第1の許容位置および第1の禁止位置との間で移動させる制御アクチュエータ(135)と、第1の経路の紙に接触可能とされ、第1の経路の紙に接触している場合には検出位置に、第1の経路の紙に接触していない場合には非検出位置に、それぞれ位置付けられる紙検出部材(138,139)と、を備え、紙検出部材(138,139)が非検出位置にある場合には、制御アクチュエータ(135)により第1ローラ制御部材(133)を第1の許容位置に移動させたときに第2ローラ制御部材(134)は第1ローラ制御部材(133)と連動して第2の禁止位置に位置付けられ、制御アクチュエータ(135)により第1ローラ制御部材(133)を第1の禁止位置に移動させたときに第2ローラ制御部材(134)は第1ローラ制御部材(133)と連動して第2の許容位置に位置付けられ、紙検出部材(138,139)が検出位置にある場合には、制御アクチュエータ(135)により第1ローラ制御部材(133)を第1の許容位置に移動させたときに第2ローラ制御部材(134)は第1ローラ制御部材(133)と連動して第2の禁止位置に位置付けられ、制御アクチュエータ(135)により第1ローラ制御部材(133)を第1の禁止位置に移動させたときに第2ローラ制御部材(134)は紙検出部材(138,139)に当接して第2の禁止位置に留まることを特徴とする。
【0008】
この発明では、1つの駆動アクチュエータ(M)と、1つの制御アクチュエータ(135)とによって、第1および第2の制御部材(133,134)の位置を制御することができるので、装置の小型化を図ることができるとともに、コストを低減できる。
【0009】
請求項2に記載の給紙装置において、請求項3のように、第1ローラ制御部材(133)はローラ駆動機構に設けられたクラッチ(123)を切替えることにより第1ローラ(32)の回転の許容/禁止を切替えるようにしてもよい。この場合において、クラッチ(123)として遊星ギアクラッチを用いることもできる。
【0010】
請求項2または3に記載の給紙装置において、請求項4のように、第2ローラ制御部材(134)はローラ駆動機構に設けられたクラッチ(124)を切替えることにより第2ローラ(14)の回転の許容/禁止を切替えるようにしてもよい。この場合において、クラッチ(124)として遊星ギアクラッチを用いることもできる。
【0011】
請求項2〜4のいずれか1項に記載の給紙装置において、請求項5のように、第2ローラ制御部材(134)がすでに第2の許容位置にある場合には、紙検出部材(138,139)に紙が接触しても第2ローラ制御部材(134)が第2の許容位置に留まるようにしてもよい。
【0012】
請求項5に記載の給紙装置において、請求項6において、第2ローラ制御部材(134)がすでに許容位置にある場合には、紙検出部材(138,139)に紙が接触しても、紙検出部材(138,139)が第2ローラ制御部材(134)に当接することにより検出位置に到達しないようにしてもよい。
【0013】
請求項1〜6のいずれか1項に記載の給紙装置において、請求項7のように、画像形成装置の用紙を給送する装置に適用してもよい。
【0014】
請求項7に記載の給紙装置において、請求項8のように、第1の経路を手差し口(92)からの給紙経路とし、第2の経路を給紙カセット(10)からの給紙経路としてもよい。
【0015】
請求項8に記載の給紙装置において、請求項9のように、紙検出部材(138,139)の位置を検出する検出手段(202)と、検出手段(202)により紙検出部材(138,139)が検出位置にあることが検出されたときには、一時的に、第1ローラ制御部材(133)を第1の許容位置に位置付けた状態で駆動アクチュエータ(M)を駆動するように、制御アクチュエータ(153)および駆動アクチュエータ(M)を制御する制御手段(201)と、を備えるようにしてもよい(図15)。
【0016】
この場合には、手差し口(92)から差し込まれた紙が、第1ローラ(32)によって所定量だけ給送される。
【0017】
請求項8に記載の給紙装置において、請求項10のように、駆動アクチュエータの駆動を開始し、その後印刷指令を受けると第1ローラ制御部材(133)を第1の許容位置に移動するように、制御アクチュエータ(135)および駆動アクチュエータ(M)を制御する制御手段(201)を備えるようにしてもよい(図15)。
【0018】
この場合には、印刷指令を受けると、手差し口(92)から差し込まれた用紙あるいは給紙カセット(10)から給紙された用紙の給送が開始される。
【0019】
なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図15を参照して、本発明の給紙装置をレーザビームプリンタに適用した一実施の形態について説明する。
【0021】
図1は、本実施の形態の給紙装置を備えるレーザプリンタを示す側面図、図2はその正面図、図3はその断面図である。図1〜図3に示すように、レーザビームプリンタ1の下部には、積層された用紙を収納する給紙カセット10が装着される。給紙カセット10は着脱可能とされ、取手13を介して矢印Pの方向に引き出すことによりこれを取り出すことができる。給紙カセット10の用紙押圧板12は押圧ばね(不図示)により上方向に付勢され、これにより、用紙押圧板12の上に積層された最上層の用紙が、プリンタ1の本体に設けられ矢印で示す方向に回転する給紙ローラ14に接触するように構成されており、分離パッド15の作用により用紙が1枚だけ分離されて給送される(図3)。
【0022】
給紙カセット10の上方には、プロセスカートリッジ20が配置される。プロセスカートリッジ20も給紙カセット10と同様、着脱可能とされ、トナー交換に際して矢印Q方向に引き抜かれる。プロセスカートリッジ20は、用紙に接触してトナーを転写する感光体ドラム21、感光体ドラム21に対向する転写ローラ22およびコロナ放電を発生させて感光体ドラム21の表面を正電位に帯電させるスコロトロン型の帯電器28を備える感光体カートリッジ20Aと、トナーが蓄積される現像剤室24、感光体ドラム21にトナーを供給する現像ローラ25および現像ローラ25にトナーを供給する供給ローラ27を備える現像カートリッジ20Bとからなる。現像剤室24には、トナーを攪拌するためのアジテータ24aが設けられている。
【0023】
感光体カートリッジ20Aと現像カートリッジ20Bとは互いに分解可能とされているが、プロセスカートリッジ20をプリンタ1の本体から取り外す際には両者は一体の状態で引き出される。プリンタ1の正面には、回動軸33aにその下端が回動可能に取り付けられたカバー33が設けられており、カバー33を図2において時計回りに回動させてプリンタ1の正面を開放することにより、プロセスカートリッジ20を着脱することができる。
【0024】
図3に示すように、プロセスカートリッジ20と給紙カセット10との間には一対のレジストローラ31およびレジストローラ32がそれぞれ回転可能に取り付けられている。
【0025】
プロセスカートリッジ20の上方には、レーザビームを射出するレーザ発生器(不図示)、回転駆動されるポリゴンミラー(5面体ミラー)41、レンズ42、反射ミラー43、反射ミラー44、レンズ45および反射ミラー46を備えるレーザスキャナユニット40が取り付けられている。図3に示すように、ポリゴンミラー41によって振られたレーザビームLは、レンズ42、反射ミラー43,44、レンズ45および反射ミラー46を介して感光体ドラム21に照射され、感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成される。
【0026】
プロセスカートリッジ20の左方には、用紙上にトナーを定着させるための定着ユニット50が設けられている。定着ユニット50は転写された用紙上のトナーを加熱溶融させるための加熱ローラ51と、加熱ローラ51に対向して配置され、給送される用紙を加熱ローラ51に向けて押圧する押圧ローラ52と、一対の搬送ローラ53,54とを備える。
【0027】
図3において搬送ローラ53,54の左方には、必要に応じて用紙の向きを反転させるためのシュータ61が回動軸62の周りに回動可能に取り付けられている。また、回動軸62の右方には、シュータ61に沿って搬送された用紙を支持するとともに、その用紙をプリンタ1の上面に形成された排紙トレイ70に排出するための一対の排紙ローラ64,65が取り付けられている。
【0028】
図1〜図3に示すように、プリンタ1の正面には、各種操作を受付ける操作部91と、用紙を手差しにより供給するための手差し口92とが設けられている。本実施の形態では、手差し口92から差し込まれた用紙の有無を検出することにより、給紙カセット10の用紙あるいは手差し口92から差し込まれた用紙を選択的に給紙するようにしている。
【0029】
次に、用紙の給送動作について説明する。給紙ローラ14を所定のタイミングで回転させると、給紙カセット10から用紙が1枚ずつ排出される。この用紙はガイド35の作用により反転されて、レジストローラ31およびレジストローラ32によりその先端の位置調整がなされた後、感光体ドラム21および転写ローラ22の間へ搬送される。
【0030】
一方、帯電器28によって帯電された感光体ドラム21の表面には、レーザスキャナユニット40から射出されたレーザ光が照射されて静電潜像が形成される。感光体ドラム21上の静電潜像が現像ローラ25に対向するとき、供給ローラ27および現像ローラ25を介して搬送されたトナーがこの静電潜像を顕在化させ、そのトナー像が感光体ドラム21および転写ローラ22の間を通る用紙に転写される。
【0031】
トナー像が転写された用紙は、次に加熱ローラ51および押圧ローラ52の間を通過するが、このとき用紙上のトナー像に熱と圧力が加えられることにより、トナー像が用紙に定着される。
【0032】
さらに用紙は搬送ローラ53,54の間を通って、シュータ61に沿って搬送され、次いで排紙ローラ63,64の間から排紙トレイ70に印刷面を下に向けて(フェイスダウンで)排出される。なお、シュータ61をプリンタ1の背面側に跳ね上げた場合には、用紙は印刷面を上に向けて(フェイスアップで)プリンタ1の背面側に排出される。
【0033】
図4はプリンタ1の給送機構を示す図、図5はその一部断面図である。図4および図5に示すように、DCモータMの出力軸にはモータギア101が取り付けられる。モータギア101は2段ギア102の歯102aと噛み合い、ギア102の歯102bは、2段ギア103に形成された歯103aと噛み合う。ギア103に形成された歯103bは感光体ドラム21の外周に形成されたギアの歯21aと噛み合う。これによって、モータMを駆動しモータギア101を図2において反時計回り方向に回転させることにより、感光体ドラム21を図1および図2において時計回り方向に回転させることができる。
【0034】
ギア103の歯103aは、ギア105およびギア106を介してヒートローラ51に取り付けられたギア51aに噛合されており、これによりモータMの駆動力がヒートローラ51に伝達される。また、不図示のギア列を介して、ギア106は排紙ローラ65に噛み合っている。このため、モータMによってモータギア101を反時計回り方向に回転駆動すると、ヒートローラ51および排紙ローラ64が、それぞれ矢印で示す所定方向に回転する。
【0035】
2段ギア103の歯103aに対して、ギア108,109を介して噛み合うギア110は、現像カートリッジ20Bの駆動ギア(不図示)と結合される。この駆動ギアは、現像カートリッジ20Bに設けられたギア列(不図示)を介して、軸24c、現像ローラ25および供給ローラ27にそれぞれ噛み合っている。このためモータギア101を反時計回り方向に回転駆動すると、軸24c、現像ローラ25および供給ローラ27が、それぞれ矢印で示す所定方向に回転する。
【0036】
さらに2段ギア103の歯103aには、給送ローラおよびレジストローラ32に向けてモータMの駆動力を伝達する給紙切替機構部120のギア列が噛み合っている。給紙ローラ14およびレジストローラ32の回転/停止は、給紙切替機構部120により制御される。
【0037】
図4に示すように、給送切替機構部120は、2段ギア103の歯103aに歯121aを介して噛み合う振子ギア121と、振子ギア121の歯121bに噛み合うギア122と、ギア122と噛み合う遊星ギアクラッチ123と、遊星ギアクラッチ123と噛み合う遊星ギアクラッチ124とを備える。
【0038】
なお、ジャム処理(詰まった用紙を取り除く処理)時には、モータMを反転させることにより、振り子ギア121をガイド孔121aに沿って移動させて、振り子ギア121をギア122から切り離すことができる。これにより、ギア122以降のギア列の回転を開放して、ジャム処理を可能としている。
【0039】
図11は遊星ギアクラッチ123の分解図、図12は遊星ギアクラッチ124の分解図、図13は遊星ギアクラッチ123,124近辺の断面図である。
【0040】
図11および図13に示すように、遊星ギアクラッチ123は、太陽ギア123bと、太陽ギア123bに対して回転可能に取り付けられた遊星ギア123dと、外歯を介して遊星ギア123dと噛み合うラチェット123aと、内歯を介して遊星ギア123dと噛み合うギア123cとを備える。太陽ギア123b、ラチェット123aおよびギア123cはいずれも回転可能に取り付けられ、これらの回転軸は同軸とされている。
【0041】
図12および図13に示すように、遊星ギアクラッチ124は、太陽ギア124bと、太陽ギア124bに対して回転可能に取り付けられた遊星ギア124dと、外歯を介して遊星ギア124dと噛み合うラチェット124aと、内歯を介して遊星ギア124dと噛み合うギア124cとを備える。太陽ギア124b、ラチェット124aおよびギア124cはいずれも回転可能に取り付けられ、これらの回転軸は同軸とされている。
【0042】
図13に示すように、太陽ギア123bはギア32aと、ギア123cはギア122および太陽ギア124bと、それぞれ噛み合っている。また、図示は省略するが、ギア124cは同軸に設けられた給紙ロール14に結合されており、給紙ロール14はギア124cとともに回転する。
【0043】
図6に示すように、遊星ギアクラッチ123および遊星ギアクラッチ124の近傍には、それぞれ軸132の回りに回動可能に取り付けられる第1部材133および第2部材134が設けられ、不図示の付勢ばねによって第1部材は時計回り方向に付勢されている。また、第1部材133の突起133cおよび第2部材134の突起134cの間には圧縮ばね(不図示)が取り付けられており、これにより第2部材134は第1部材133に対して反時計回り方向に付勢されている。
【0044】
第1部材133には遊星ギアクラッチ123のラチェット123aに対して係合可能とされた係合部133aと、ソレノイド135の駆動軸135aに当接された駆動腕133bとが設けられている。また、第2部材134には遊星ギアクラッチ124のラチェット124aに対して係合可能とされた係合部134aが設けられている。
【0045】
そして、ラチェット123aに係合部133aが係合している場合には、遊星ギアクラッチ123を介してギア122とギア32aとが噛み合い、ラチェット123aから係合部133aが離れている場合には、ギア122とギア32aとは切り離された状態となる。ギア122とギア32aとが噛み合っているときには、モータMの回転に応じてローラ32が回転する。また、ギア122とギア32aとが切り離されているときには、ラチェット123aのみが回転しローラ32は回転しない。
【0046】
また、ラチェット124aに係合部134aが係合している場合には、ギア123cおよび遊星ギアクラッチ124を介してギア122とギア124cとが噛み合い、ラチェット124aから係合部134aが離れている場合には、ギア122とギア124cとは切り離された状態となる。ギア122とギア124cとが噛み合っているときには、モータMの回転に応じて給紙ローら14が回転する。また、ギア122とギア124cとが切り離されているときには、ラチェット124aのみが回転し給紙ローラ14は回転しない。
【0047】
図6において、第2部材134の近傍には第2部材134が当接する突起136aを備えるストッパ136が設けられている。
【0048】
図6および図13に示すように、遊星ギアクラッチ123および遊星ギアクラッチ124の間には、回動軸138aを中心として回動可能に取り付けられた切替部材138が設けられている。切替部材138には、第2部材134の当接部134bが当接する受け部138bが形成されるとともに、コイルばね138cが回動軸138aの周りに巻き回されて取り付けられている。
【0049】
図6において切替部材138の上方には、一対の突起を備える手差し検出部材139が設けられており、検出部材139の一対の突起の間には、切替部材138に取り付けられたコイルばね138cの一端が挟み込まれている。手差し検出部材139は手差し口92から差し込まれた用紙が当たることにより、図6において軸139aを中心として反時計回り方向に回動する。用紙が差し込まれていない場合には、手差し検出部材139は、図6に示す時計回り方向に回動した位置に位置付けられる。手差し検出部材139の位置はフォトインタラプタを用いた手差しセンサ202(図14)によって検出される。
【0050】
図14は、プリンタ1の制御系を示す制御ブロック図である。手差しセンサ202、給紙機構各部の用紙の通過等を検出するための給紙センサ群203、操作部91、DCモータM、およびソレノイド135が、それぞれ制御装置201に接続され、制御装置201はプリンタ1の各部を制御する。なお、制御装置201には、DCモータMを駆動するための駆動制御装置およびソレノイド135を駆動するための駆動制御装置が含まれる。
【0051】
次に、給送切替機構部120の機能について説明する。図6は手差し口91に用紙が差し込まれておらず、かつソレノイド135がオンしている状態を示している。用紙が手差し口91に差し込まれていないとき、手差し検出部材139は時計回り方向に回動しており、手差し検出部材139の一対の突起に挟まれたコイルばね138cの一端は、左方に位置付けられる。このため、切替部材138は反時計回り方向に回動した位置にある。
【0052】
また、ソレノイド135がオンしているとき、駆動軸135aは沈み込んだ位置(図6において右方にスライドした状態)にあり、付勢力にしたがって反時計回り方向に付勢された第1部材133の係合部133aは、遊星ギアクラッチ123のクラッチ歯123aから離れた位置にある。
【0053】
一方、第1の部材133に対して反時計回り方向に付勢されている第2部材134は、付勢力により反時計周り方向に回動され、係合部134aはクラッチ歯124aと噛み合っている。
【0054】
したがって、この状態からモータMを駆動すると、給紙ローラ14のみが回転し、レジストローラ32は回転しない。
【0055】
図7は手差し口91に用紙が差し込まれておらず、かつソレノイド135がオフしている状態を示している。このとき、図6の場合と同様、切替部材138は反時計回り方向に回動した位置にある。
【0056】
また、ソレノイド135がオフしているとき、駆動軸135aは突出した位置(図6において左方にスライドした状態)にあり、第1部材133の駆動腕133bを左方に押し込んでいるため、第1部材133は反時計回り方向の付勢力に抗して時計回り方向に回動され、係合部133aはクラッチ歯123aに噛み合っている。
【0057】
一方、第1部材133に対して反時計回り方向に付勢されている第2部材134は、当接部134dが第1部材133に当接する位置で停止し、係合部134aはクラッチ歯124aから離れた位置にある。
【0058】
したがって、この状態からモータMを駆動すると、レジストローラ32のみが回転し、給紙ローラ14は回転しない。
【0059】
図8は手差し口91に用紙が差し込まれており、かつソレノイド135がオフしている状態を示している。手差し口91に用紙が差し込まれているとき、手差し検出部材139は反時計回り方向に回動した位置にあり、手差し検出部材139の一対の突起の間に挟み込まれたコイルばね138cの一端は右方に位置付けられる。このため、切替部材138は時計回り方向に回動した位置に位置付けられる。
【0060】
ソレノイド135がオフしているので、図7の場合と同様、係合部133aはクラッチ歯123aに噛み合っている。また、第2部材134は係合部134aはクラッチ歯124aから離れた位置にある。
【0061】
したがって、この状態からモータMを駆動すると、レジストローラ32のみが回転し、給紙ローラ14は回転しない。すなわち、図7の場合と同様である。
【0062】
図9は手差し口91に用紙が差し込まれた状態からソレノイド135をオフからオンに切り替えた後の状態を示している。用紙が手差し口91に差し込まれているとき、手差し検出部材139は反時計回り方向に回動しているので、図8の場合と同様、切替部材138は時計回り方向に回動した位置にある。
【0063】
また、ソレノイド135がオンすると、第1部材133は反時計回り方向に回動し、図6の場合と同様、係合部133aは遊星ギアクラッチ123のクラッチ歯123aから離れた位置にくる。
【0064】
ソレノイド135がオンすると、第2部材134は付勢力に従って第1部材133とともに反時計回り方向に回動し始めるが、図9に示すように、第2部材134は、当接部134bが切替部材138の受け部138bに当接する位置において停止する。このとき、係合部134aはクラッチ歯124aから離れた位置にある。
【0065】
したがって、この状態からモータMを駆動しても、給紙ローラ14およびレジストローラ32はいずれも回転しない。
【0066】
図10はソレノイド135がオンしており、かつ手差し口92に用紙を差し込んでいない図6の状態から、手差し口92に用紙を差し込んだ場合を示している。係合部133aがクラッチ歯123aに噛み合い、かつ係合部134aがクラッチ124aから離れた状態(図6の状態)で、手差し口92に用紙を差し込むと、手差し検出部材139が反時計回り方向に回動し、コイルばね138cの一端は右方に押し込まれる。したがって、切替部材138は時計回り方向に回動するが、切替部材138の回動に伴って移動する受け部138bが第2部材134の当接部134bに当接する。また、受け部138bが当接することにより第2部材134に与えられる回転モーメントはごく小さいため、第2部材134は回動せず、係合部134aがクラッチ歯123aに噛み合った状態が維持される。
【0067】
したがって、図6の状態でモータMを駆動しているときに、手差し口62に用紙を差し込んだとしても、給紙ローラ14は回転を継続する。
【0068】
次に、図12を用いて手差しモード(手差しにより給紙を行う場合の動作モード)時および自動給紙モード(給紙カセットから給紙を行う場合の動作モード)時の動作について説明する。これらの動作は制御装置201の制御に基づいて実行される。
【0069】
手差しモードでは、手差し口92に差し込まれた用紙を給送して印刷を行う。図12に示すように、手差しモードでは、手差しセンサ202がオンした(図12のA)ことが検出されると、DCモータMの回転を開始する(図12のB)。このときの状態は図8に相当するので、給紙ローラ14は停止したままレジストローラ32のみが回転する。手差し口92に差し込まれた用紙をレジストローラ31,32の間にくわえ込んだ後、次にソレノイド135をオンする(図12のC)。これにより図9に示す状態となるので、レジストローラ32の回転が停止する。
【0070】
印刷の準備が終了すると、制御装置201から印刷指令が送出されるが、その送出のタイミングに合わせてソレノイド135をオフする(図12のD)。このため、給送切替機構部120は、再度、図8に示す状態となり、印刷のための給紙が行われる。次に、給紙センサ群203からの信号によって印字の終了が検出されると、モータMの回転を停止して、印刷を終了する(図12のF)。
【0071】
自動給紙モードでは、給紙カセット10に収納された用紙を給送して印刷を行う。図12に示すように、自動給紙モードでは、ソレノイド135をオフさせた状態でモータMを駆動する(図12のG)。この状態は図7に相当するので、レジストローラ32のみ回転し、給紙ローラ14は回転しない。次に、ソレノイド135をオンする(図12のH)。このとき、給紙切替機構部120は図6に示す状態となるので、レジストローラ32の回転は停止し、給紙ローラ14が回転する。このため、給紙カセット10から用紙が給送される。次に、用紙の先端がレジストローラ31,32に到達すると、ソレノイド135を再びオフする(図12のJ)。これにより、給紙ローラ32が回転して用紙が給送され、印刷が実行される。なお、ソレノイド135をオフする時点(図12のJ)で、すでに印刷指令が送出されている。次に、給紙センサ群203からの信号によって印字の終了が検出されると、モータMの回転を停止して、印刷を終了する(図12のK)。
【0072】
本実施の形態では、ソレノイド135がオンしている間、すなわち給紙ローラ14によって給紙カセット10から用紙が給送されている間に、手差し口92に別の用紙が差し込まれた場合(図12のI)には、図10に示したように給紙ローラ14は回転を継続し、レジストローラ32は停止状態を維持する。したがって、手差し口92に差し込まれた用紙が給送されてしまうおそれはなく、給紙カセット10の用紙が確実に給送される。
【0073】
以上説明したように、本実施の形態では、1つのソレノイド135を用いて、給紙ローラ14およびレジストローラ32の回転/非回転を切り替えている。このため、2つのソレノイドを用いたり、あるいは2つのモータを備える場合と比較して、装置をコンパクトにすることができるとともにコストを低減することができる。
【0074】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、1つの駆動アクチュエータと、1つの制御アクチュエータとによって、第1および第2の制御部材の位置を制御することができるので、装置の小型化を図ることができるとともに、コストを低減できる。
【0075】
請求項2に記載の発明によれば、1つの駆動アクチュエータと、1つの制御アクチュエータとによって、第1および第2の制御部材の位置を制御することができるので、装置の小型化を図ることができるとともに、コストを低減できる。
【0076】
請求項8に記載の給紙装置において、請求項9のように構成した場合には、手差し口から差し込まれた紙が、第1ローラによって所定量だけ給送される。
【0077】
請求項8に記載の給紙装置において、請求項10のように構成した場合には、印刷指令を受けると、手差し口から差し込まれた用紙あるいは給紙カセットから給紙された用紙の給送が開始される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の給紙装置を備えるレーザビームプリンタの側面図。
【図2】図1のII−II線方向から見た正面図。
【図3】図2のIII−III線断面図。
【図4】レーザビームプリンタの給紙機構を示す図。
【図5】給紙機構の一部断面図。
【図6】手差し口に用紙が差し込まれておらずソレノイドがオンしている状態の給紙切替機構を示す図。
【図7】手差し口に用紙が差し込まれておらずソレノイドがオフしている状態の給紙切替機構を示す図。
【図8】手差し口に用紙が差し込まれておりソレノイドがオフしている状態の給紙切替機構を示す図。
【図9】手差し口に用紙が差し込まれておりソレノイドがオンしている状態の給紙切替機構を示す図。
【図10】手差し口に用紙が差し込まれた後の状態の給紙切替機構を示す図。
【図11】遊星ギアクラッチの構成を示す分解図。
【図12】遊星ギアクラッチの構成を示す分解図。
【図13】給紙切替機構の一部を示す断面図。
【図14】レーザビームプリンタの制御ブロック図。
【図15】レーザビームプリンタの動作を説明するタイミングチャート。
【符号の説明】
14 給紙ローラ(第1ローラ)
32 レジストローラ(第2ローラ)
133 第1部材(第1ローラ制御部材)
134 第2部材(第2ローラ制御部材)
135 ソレノイド
138 切替部材
139 手差し検出部材
201 制御装置(制御手段)
202 手差しセンサ(検出手段)
M DCモータ

Claims (10)

  1. 第1の経路を経由した紙、および第2の経路を経由した紙のいずれかを選択的に前記第1の経路および前記第2の経路から合流する合流経路に給送する給紙装置において、
    前記合流経路に配置された第1ローラと、
    前記第2の経路に配置された第2ローラと、
    前記第1ローラおよび前記第2ローラを単一の駆動アクチュエータにより駆動するローラ駆動機構と、
    前記ローラ駆動機構に設けられ、前記第1ローラの回転を許容する第1の許容位置、および前記第1ローラの回転を禁止する第1の禁止位置の間を移動可能とされた第1ローラ制御部材と、
    前記ローラ駆動機構に設けられ、前記第2ローラの回転を禁止する第2の禁止位置、および前記第2ローラの回転を許容する第2の許容位置の間を移動可能とされた第2ローラ制御部材と、
    前記第1ローラ制御部材および第2ローラ制御部材をそれぞれ前記許容位置および前記禁止位置との間で移動させることが可能な単一の制御アクチュエータと、
    前記第1の経路に紙がある場合には検出位置に、前記第1の経路に紙がない場合には非検出位置に、それぞれ位置付けられる紙検出部材と、
    前記紙検出部材が前記非検出位置にある場合には、前記制御アクチュエータにより前記第1ローラ制御部材を前記第1の許容位置に移動させたときに前記第2ローラ制御部材は前記第2の禁止位置に位置付けられ、前記制御アクチュエータにより前記第1ローラ制御部材を前記第1の禁止位置に移動させたときに前記第2ローラ制御部材は前記第2の許容位置に位置付けられるとともに、前記紙検出部材が前記検出位置にある場合には、前記制御アクチュエータにより前記第1ローラ制御部材を前記第1の許容位置に移動させたときに前記第2ローラ制御部材は前記第2の禁止位置に位置付けられ、前記制御アクチュエータにより前記第1ローラ制御部材を前記第1の禁止位置に移動させたときに前記第2ローラ制御部材は前記第2の禁止位置に留まるように機構的に制御する制御機構と、を備えることを特徴とする給紙装置。
  2. 第1の経路を経由した紙、および第2の経路を経由した紙のいずれかを選択的に前記第1の経路および第2の経路から合流する合流経路に給送する給紙装置において、
    前記合流経路に配置された第1ローラと、
    前記第2の経路に配置された第2ローラと、
    前記第1ローラおよび前記第2ローラを単一の駆動アクチュエータにより駆動するローラ駆動機構と、
    前記ローラ駆動機構に設けられ、前記第1ローラの回転を許容する第1の許容位置、および前記第1ローラの回転を禁止する第1の禁止位置の間を移動可能とされた第1ローラ制御部材と、
    前記ローラ駆動機構に設けられるとともに前記第1ローラ制御部材と連動可能とされ、前記第2ローラの回転を禁止する第2の禁止位置、および前記第2ローラの回転を許容する第2の許容位置の間を移動可能とされた第2ローラ制御部材と、
    前記第1ローラ制御部材を前記第1の許容位置および前記第1の禁止位置との間で移動させる制御アクチュエータと、
    前記第1の経路の紙に接触可能とされ、前記第1の経路の紙に接触している場合には検出位置に、前記第1の経路の紙に接触していない場合には非検出位置に、それぞれ位置付けられる紙検出部材と、を備え、
    前記紙検出部材が前記非検出位置にある場合には、前記制御アクチュエータにより前記第1ローラ制御部材を前記第1の許容位置に移動させたときに前記第2ローラ制御部材は前記第1ローラ制御部材と連動して前記第2の禁止位置に位置付けられ、前記制御アクチュエータにより前記第1ローラ制御部材を前記第1の禁止位置に移動させたときに前記第2ローラ制御部材は前記第1ローラ制御部材と連動して前記第2の許容位置に位置付けられ、
    前記紙検出部材が前記検出位置にある場合には、前記制御アクチュエータにより前記第1ローラ制御部材を前記第1の許容位置に移動させたときに前記第2ローラ制御部材は前記第1ローラ制御部材と連動して前記第2の禁止位置に位置付けられ、前記制御アクチュエータにより前記第1ローラ制御部材を前記第1の禁止位置に移動させたときに前記第2ローラ制御部材は前記紙検出部材に当接して前記第2の禁止位置に留まることを特徴とする給紙装置。
  3. 前記第1ローラ制御部材は前記ローラ駆動機構に設けられたクラッチを切替えることにより前記第1ローラの回転の許容/禁止を切替えることを特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記第2ローラ制御部材は前記ローラ駆動機構に設けられたクラッチを切替えることにより前記第2ローラの回転の許容/禁止を切替えることを特徴とする請求項2または3に記載の給紙装置。
  5. 前記第2ローラ制御部材がすでに前記第2の許容位置にある場合には、前記紙検出部材に紙が接触しても前記第2ローラ制御部材は前記第2の許容位置に留まるようにされていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の給紙装置。
  6. 前記第2ローラ制御部材がすでに前記許容位置にある場合には、前記紙検出部材に紙が接触しても、前記紙検出部材は第2ローラ制御部材に当接することにより前記検出位置に到達しないようにされていることを特徴とする請求項5に記載の給紙装置。
  7. 画像形成装置の用紙を給送するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の給紙装置。
  8. 前記第1の経路は手差し口からの給紙経路であり、前記第2の経路は給紙カセットからの給紙経路であることを特徴とする請求項7に記載の給紙装置。
  9. 前記紙検出部材の位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記紙検出部材が前記検出位置にあることが検出されたときには、一時的に、前記第1ローラ制御部材を前記第1の許容位置に位置付けた状態で前記駆動アクチュエータを駆動するように、前記制御アクチュエータおよび前記駆動アクチュエータを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項8に記載の給紙装置。
  10. 前記駆動アクチュエータの駆動を開始し、その後印刷指令を受けると前記第1ローラ制御部材を前記第1の許容位置に移動するように、前記制御アクチュエータおよび前記駆動アクチュエータを制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の給紙装置。
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