JP6452526B2 - 駆動伝達装置、シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

駆動伝達装置、シート搬送装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、駆動伝達装置、前記駆動伝達装置を備えるシート搬送装置、及び、前記駆動伝達装置を備える画像形成装置に関するものである。
画像形成装置の内部には、シートを搬送するための搬送ローラが複数本備えられ、また前記搬送ローラを駆動するための搬送ローラ駆動機構が設けられる。この搬送ローラを用いることによって、シートは、シート収納カセット又はシート積載トレイから、画像を形成する画像形成部、シート排出トレイへの順に搬送される。
また、シートの第1面及び第2面に画像形成を行う両面印刷のために、シートの表裏面を反転搬送する搬送ユニットを標準あるいはオプションとして備える画像形成装置もある。
前記搬送ユニットの内部においては、第1面の印刷を終えたシートを、搬送ローラの回転方向を正逆切り替えることによってスイッチバックさせて、第2面の印刷のために画像形成部へ再度送り込むという動作が多くの機種で行われている。
ここで、搬送ローラの回転方向を切り替える方法としては、搬送ローラを駆動するモータの回転方向を切り替える制御を行うものや、特許文献1に示されるような反転駆動機構を用いて搬送ローラの回転方向の切り替えるものがある。特許文献1に示されるような方法では、正逆回転を切り替える搬送ローラについて、専用モータを用いる必要が無いため、比較的安価に製造することが可能である。
特開2011−140980号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置に用いられる搬送ローラ駆動機構では、図13に示すように、組み合わされる一対の遊星ギア機構104、105に関して、突起部を有する太陽ギア100、101のみ個別の形状とする必要があった。より具体的には、各遊星ギア機構の太陽ギア100、101の突起部の歯形状を、図13に示すように反転形状に構成している。その理由は以下の通りである。
すなわち、図13に示すように一対の遊星ギア機構104、105の回転方向J1、J2は互いに逆方向となっている。この各遊星ギア機構の各太陽ギア100、101に、ソレノイド103によって軸を支点に揺動可能に構成された係止アーム102の先端を係合させる。このように係止アーム102の先端を選択的に太陽ギアに係止させることにより、遊星ギア機構104、105のいずれか一方の回転を止めることができる。このため、前述したように、各遊星ギア機構の太陽ギア100、101の突起部の歯形状を反転形状に構成している。
したがって装置の組み立て時において、一対の遊星ギア機構は互いに入れ替えて取り付けることが許されなくなるため、作業者は組み間違えをしないように細心の注意を払う必要があった。さらに、上記課題による組み立て作業効率の低下だけでなく、前述の太陽ギアの突起部の歯形状を反転形状にするための金型の製造コスト、部品の管理コスト等の課題もあった。
さらに、遊星ギア機構の小型化を進めた場合、必然的に突起部同士の間隔が狭くなり、係止アームの配置が難しくなるという課題もあった。
また、もしこの突起部を一対の遊星ギア機構で同一形状とした場合、図14に示すように、一方の突起部106においては、係止アーム107の係合状態を外そうとする方向の力Fが発生する。この押し出し力Fに抗するために、例えば引張りバネ108を用いて係止アーム107に付勢力を与えることはできるが、係止アーム107を切り替える際にバネ力を超える駆動力を与えなければならない。そのため、ソレノイド等の切り替え用アクチュエータの大型化等の課題が考えられる。
そこで、本発明の目的は、組み立て作業効率を向上させる。又は、部品の管理や製造に係るコストを抑制することができる構成を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、第一被係止部を設けられた第1被係止ギアと第1噛合ギアとを備える第一遊星ギアユニットと、第二被係止部を設けられた第2被係止ギアと前記第1噛合ギアと噛み合う第2噛合ギアとを備える第二遊星ギアユニットと、前記第一被係止部を係止可能な第一係止部と、前記第二被係止部を係止可能な第二係止部と、を備え、回動することによって、前記第一係止部を前記第一被係止部に係止して前記第1被係止ギアを停止させる第1停止位置と、前記第二係止部を前記第二被係止部に係止して前記第2被係止ギアを停止させる第2停止位置とへ移動可能なストッパ部材と、を有する駆動伝達装置において、前記ストッパ部材が前記第1停止位置にある時に前記第一係止部が前記第一被係止部から受ける力のベクトルの延長線と前記ストッパ部材が前記第2停止位置にある時に前記第二係止部が前記第二被係止部から受ける力のベクトルの延長線との交点に前記ストッパ部材の回動支点が配置され、前記第1被係止ギアと前記第2被係止ギアは、表裏を反転させずに両者を重ねた時に、互いに完全に重なり合う形状であり、前記ストッパ部材の回動軸を通る第1直線と、前記第一被係止部の前記第一係止部との噛み合い点と前記第二被係止部の前記第二係止部との噛み合い点とを結んだ第2直線と、前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ第3直線と、がある場合に、前記第1直線と前記第2直線とが平行であり、前記ストッパ部材の回動軸線方向に見た時に前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ直線に対して直交する方向において、前記第1直線、前記第2直線、前記第3直線の順に並んでいることを特徴とする。
また、本発明は、第一被係止部を設けられた第1被係止ギアと第1噛合ギアとを備える第一遊星ギアユニットと、第二被係止部を設けられた第2被係止ギアと前記第1噛合ギアと噛み合う第2噛合ギアとを備える第二遊星ギアユニットと、前記第一被係止部を係止可能な第一係止部と、前記第二被係止部を係止可能な第二係止部と、を備え、回動することによって、前記第一係止部を前記第一被係止部に係止して前記第1被係止ギアを停止させる第1停止位置と、前記第二係止部を前記第二被係止部に係止して前記第2被係止ギアを停止させる第2停止位置とへ移動可能なストッパ部材と、を有する駆動伝達装置において、前記ストッパ部材が前記第1停止位置にある時に前記第一係止部が前記第一被係止部から受ける力のベクトルの逆方向のベクトルの延長線と前記ストッパ部材が前記第2停止位置にある時に前記第二係止部が前記第二被係止部から受ける力のベクトルの逆方向のベクトルの延長線との交点に前記ストッパ部材の回動支点が配置され、前記第1被係止ギアと前記第2被係止ギアは、表裏を反転させずに両者を重ねた時に、互いに完全に重なり合う形状であり、前記ストッパ部材の回動軸を通る第1直線と、前記第一被係止部の前記第一係止部との噛み合い点と前記第二被係止部の前記第二係止部との噛み合い点とを結んだ第2直線と、前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ第3直線と、がある場合に、前記第1直線と前記第2直線とが平行であり、前記ストッパ部材の回動軸線方向に見た時に前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ直線に対して直交する方向において、前記第1直線、前記第2直線、前記第3直線の順に並んでいることを特徴とする。
また、本発明は、第一被係止部を設けられた第1被係止ギアと第1噛合ギアとを備える第一遊星ギアユニットと、第二被係止部を設けられた第2被係止ギアと前記第1噛合ギアと噛み合う第2噛合ギアとを備える第二遊星ギアユニットと、前記第一被係止部を係止可能な第一係止部と、前記第二被係止部を係止可能な第二係止部と、を備え、回動することによって、前記第一係止部を前記第一被係止部に係止して前記第1被係止ギアを停止させる第1停止位置と、前記第二係止部を前記第二被係止部に係止して前記第2被係止ギアを停止させる第2停止位置とへ移動可能なストッパ部材と、を有する駆動伝達装置において、前記ストッパ部材が前記第2停止位置にある時の前記第1被係止ギアの回転方向と前記ストッパ部材が前記第1停止位置にある時の前記第2被係止ギアの回転方向は逆であり、前記第1被係止ギアと前記第2被係止ギアとは同形の部材で、互いの回転軸線が実質的に平行で、且つ、前記互いの回転軸線方向に関して、同じ向きに配置され、前記第1被係止ギアと前記第2被係止ギアは、表裏を反転させずに両者を重ねた時に、互いに完全に重なり合う形状であり、前記ストッパ部材の回動軸を通る第1直線と、前記第一被係止部の前記第一係止部との噛み合い点と前記第二被係止部の前記第二係止部との噛み合い点とを結んだ第2直線と、前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ第3直線と、がある場合に、前記第1直線と前記第2直線とが平行であり、前記ストッパ部材の回動軸線方向に見た時に前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ直線に対して直交する方向において、前記第1直線、前記第2直線、前記第3直線の順に並んでいることを特徴とする。
本発明によれば、組み立て作業効率を向上させる。又は、部品の管理や製造に係るコストを抑制することができる。又は小型化に対しても有利である。
駆動機構を備える画像形成装置の構成例を示す断面図である。 両面ユニットに関する駆動機構の内部構成を示す斜視図である。 両面ユニットに関する駆動機構の内部構成を示す斜視図である。 (a)(b)は第一遊星ギアユニット及び第二遊星ギアユニットの構成を示す分解図である。 第一遊星ギアユニット及び第二遊星ギアユニットの構成のそれぞれの回転を説明する斜視図である。 駆動機構における各ギアの回転を説明するための側面図である。 駆動機構における各ギアの回転を説明するための側面図である。 ストッパ部材と突起部の係止状態を示す模式側面図である。 ストッパ部材の回動支点を配置する領域を示す図である。 実施例1に係る駆動機構の変形例を示す模式側面図である。 実施例1に係る駆動機構の変形例を示す模式側面図である。 実施例2に係る駆動機構の構成を示す模式側面図である。 従来例を説明する図である。 従来例を説明する図である。
以下、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載される構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対位置等は、本発明が適用される機構の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
図1を用いて、本発明の実施例に係る搬送ローラ駆動機構(駆動伝達装置)を備える画像形成装置について説明する。図1は、本発明の実施例に係る搬送ローラ駆動機構を備える画像形成装置の構成例を示す断面図である。なお、搬送ローラ駆動機構については図2以降を用いて詳しく説明する。
画像形成装置1は、電子写真画像形成プロセスを利用した両面印刷機能を有する画像形成装置である。図1に示すように、画像形成装置1の内部には、シートに画像を形成する画像形成部が設けられる。画像形成部は、像担持体である感光体ドラム2、転写装置である転写ローラ3等を含む。本例においては、感光体ドラム2は、プロセスカートリッジ4に含まれ、プロセスカートリッジ4として画像形成装置1に対してユーザーが交換可能な構成となっている。なお、このプロセスカートリッジには、不図示の帯電ローラ、クリーニング装置等を含んでいる。
画像形成装置1には、画像を形成するシート束Sが積載された給紙カセット5が配置される。コントローラ(制御部)6により、不図示の駆動モータの回転を制御し、給送ローラ7が回転して1枚のシートを分離給送し、複数の搬送ローラ対8、感光体ドラム2及び転写ローラ3の順に搬送される。画像書き込み用のレーザースキャナ9は、レーザー光Lを発して、帯電ローラにより帯電された感光体ドラム2の表面に静電潜像を描き、不図示の現像装置によって感光体ドラム2上にトナー像が現像され、トナー像は、感光体ドラム2及び転写ローラ3の間でシートの第1面に転写される。シートはその後、定着装置10で加熱定着され、排紙ローラ対11により排紙トレイ12に搬送される。
また、画像形成装置1には、反転搬送パス13及び両面搬送パス14から構成される両面ユニットが設けられる。この両面ユニットは、シートを一方向又は他方向に搬送する正逆回転可能な搬送手段(搬送部材)を有し、前記搬送手段によりシートの表裏面を反転搬送する搬送ユニット(シート搬送装置)である。定着装置10のシート搬送方向下流には、排紙ローラ対11までの間で別ルートに分岐した、反転搬送パス13が設けられる。この分岐部には排紙ローラ対11までの搬送経路または反転搬送ローラ対16までの搬送経路(反転搬送パス13)にシートを案内する切替可能な経路切替手段15が設けられる。この経路切替手段15は、不図示の駆動源により切り替え駆動される。
反転搬送パス13内にはシートを一方向又は他方向に搬送する正逆回転可能な搬送手段としての反転搬送ローラ対16が設けられる。反転搬送ローラ対16は、シートの両面に画像形成を行う場合には、第1面の画像形成を終えたシートを正逆回転により反転搬送し、両面搬送パス14に送り込む。その後、第1面とは反対側の第2面が感光体ドラムと対向するように反転されたシートを、複数の搬送ローラ対17により再度画像形成部に送り込む。その後、反転されたシートの第2面に画像形成を行う動作については、第1面と同様である。
なお、本例では反転搬送ローラ対を排紙ローラ対とは独立して有する構成を説明しているが、本発明の趣旨としては、反転搬送ローラ対が排紙ローラ対を兼ねる構成の画像形成装置に対しても適用可能である。
図2は、両面ユニットに関する搬送ローラ駆動機構(駆動伝達装置)の内部構成を、画像形成装置外側から見た斜視図であり、排紙ローラ11及び反転搬送ローラ16へ駆動を伝える駆動列を示す。図2に示す駆動機構における駆動列は、駆動入力ギア20、第一遊星ギアユニット21、第二遊星ギアユニット22、排紙アイドラギア23、排紙ローラギア24、反転搬送アイドラギア25、反転搬送ローラギア26から構成される。
駆動入力ギア20は、不図示の駆動源であるモータの回転力を、不図示のギア列を介して伝えられる。駆動入力ギア20は一方向にのみ回転し、正逆両方向の回転機能は付与されていない。また、図2に示す通り、排紙ローラギア24には排紙ローラ11が、反転搬送ローラギア26には反転搬送ローラ16が取り付けられる。各ギアの噛み合わせ配置ついての詳細な説明は、後に行う。
図3は、図2で示した駆動機構の構成を、画像形成装置内側から見た斜視図である。第一遊星ギアユニット21、第二遊星ギアユニット22は、それぞれ、回転を制御するためのストッパ部材27と噛み合う多数のラッチ形状をなす第一突起部28A、第二突起部28Bを有する。ストッパ部材27は、第一遊星ギアユニット21の第一突起部28A又は第二遊星ギアユニット22の第二突起部28Bに対して交互に係止して拘束するための回転停止切替手段である。ストッパ部材27は、第一遊星ギアユニット21の第一突起部28Aを係止可能な第一係止部27Aと、第二遊星ギアユニット22の第二突起部28Bを係止可能な第二係止部27Bを一体に有している。ストッパ部材27は、軸29を支点に揺動可能(第1停止位置と第2停止位置に移動可能)に配置され、リンク部材30を介して動作手段であるソレノイド31に接続される。
ソレノイド31は、反転搬送ローラ16によりシートを一方向に搬送する場合に通電状態となり、反転搬送ローラ16によりシートを他方向に搬送する場合には非通電状態となる、電気的に制御されるアクチュエータである。したがって、ソレノイド31に通電し、ソレノイドフラッパ32をソレノイド本体に引き付けた状態では、図3に示すように、ストッパ部材27は第二係止部27Bが第二遊星ギアユニット22の第二突起部28Bを係止して拘束する(第2停止位置)。またソレノイド31が非通電状態では、ソレノイドフラッパ32がソレノイド本体から離れる位置となり、ストッパ部材27は第一係止部27Aが第一遊星ギアユニット21の第一突起部28Aを係止して拘束する(第1停止位置)。なお、ストッパ部材27は、回動支点を中心とする回動により、一方の係止部を一方の突起部に係止してその突起部を一体に備えた太陽ギアの回転を拘束するとともに、他方の係止部と他方の突起部との係止を解除してその突起部を一体に備えた太陽ギアの拘束を解除する。
図4は、第一遊星ギアユニット21及び第二遊星ギアユニット22の構成を示す分解図であり、図4(a)と図4(b)は互いに視点の方向を変えた分解斜視図である。なお第一遊星ギアユニット21及び第二遊星ギアユニット22は互いに同一形状の部品から構成されるため、一つのユニットについて説明する。
以下、第一遊星ギアユニットと第二遊星ギアユニットの構成部品を特に区別して説明する必要がある場合には、構成の名称の先頭に第一、第二を付し、同一の番号の末尾に、第一遊星ギアユニットの場合にはAを、第二遊星ギアユニットの場合にはBを、それぞれ付して区別することとする。
図4(a)及び図4(b)に示すように、太陽ギア33と、突起部(被係止部)28は、同軸上で回転可能に一体的に被係止ギアとして構成される。第一遊星ギアユニットと第二遊星ギアユニットの被係止ギア(第1被係止ギア、第2被係止ギア)は、同じ型若しくは実質的に同形の型により樹脂成形された同形の部材である。そして、第一遊星ギアユニットと第二遊星ギアユニットの被係止ギアは、互いの回転軸線同士が実質的に平行で、且つ、互いの回転軸線方向に関して同じ向きとなるよう配置される。キャリア34は、外周に入力ギア部35を有し、中心軸では太陽ギア33を保持する。またキャリア34は、本例では2個の遊星ギア36を太陽ギア33の周りを公転可能に軸支する軸37を一体的に有する。なお遊星ギアの数量は、1個以上の任意の数で構わない。内歯ギア38は、遊星ギア36の外側に噛み合う内歯ギア部39と出力ギア部40を同軸上に、一体的に有する。こうした構成により、例えば突起部28の回転を拘束した上で入力ギア部35に駆動力を入力して回転させた場合、遊星ギア36は回転を拘束されている太陽ギア33の周囲を公転し、それにより内歯ギア部39が回転し、出力ギア部40が入力ギア部35と同一方向に回転する。
図5、図6及び図7は、各ギアの回転を説明する図である。図5は斜め方向から見た図であり、図6及び図7は図5の左側つまり画像形成装置内部から見た方向の図である。
図5、図6においては、ストッパ部材27は第一係止部27Aが第一遊星ギアユニット21の第一突起部(第一被係止部)28Aを係止して拘束する状態を示す。図6において左回転(矢印J方向に回転)する駆動入力ギア20は、第一遊星ギアユニット21の第一入力ギア部35Aを右回転(矢印K方向に回転)させる。
まず排紙ローラ11への駆動列を説明する。第一遊星ギアユニット21と第二遊星ギアユニット22は互いに第一入力ギア部35A(第1噛合ギア)と第二入力ギア部35B(第2噛合ギア)で噛み合う。そのため、第二遊星ギアユニット22の第二入力ギア部35Bは図6において左回転(矢印N方向に回転)する。第二遊星ギアユニット22の第二入力ギア部35Bから排紙アイドラギア23を介して排紙ローラギア24は左回転(矢印P方向に回転)する。こうして、排紙ローラ11は排紙を行う回転方向一方向のみに回転する。このように、遊星ギアユニットを、以下で説明するような反転搬送のためだけに用いるのではなく、他の駆動列(ここでは排紙ローラの駆動列)としても利用しているため、部品点数削減などの効果を持たせることができる。
次に反転搬送ローラ16への駆動列を説明する。被駆動ギアである反転搬送アイドラギア25は、第一遊星ギアユニット21と第二遊星ギアユニット22の第一出力ギア部40A、第二出力ギア部40Bに共に噛み合う(図2、図4参照)。前述したように駆動入力ギア20の回転により第一遊星ギアユニット21の第一入力ギア部35Aが図6において右回転(矢印K方向に回転)する。第一遊星ギアユニット21の第一突起部28Aがストッパ部材27の第一係止部27Aに拘束されているため、第一遊星ギアユニット21の第一出力ギア部40Aも右回転(図5の矢印T方向に回転)して、駆動力を反転搬送アイドラギア25に出力し、左回転(第一方向回転=矢印U方向の回転)する。したがって、反転搬送アイドラギア25を介して駆動力を受ける反転搬送ローラ16は、右回転(矢印Q方向に回転)すなわちシートを逆方向に送る反転方向に回転する。ここで、シートを逆方向に送る反転方向を他方向とし、これに対して、後述するシートを順方向に送る正転方向を一方向とする。
同時に、反転搬送アイドラギア25を介して第二遊星ギアユニット22の出力ギア部40Bに図5の矢印V方向に駆動力の入力が行われる。しかし、第二遊星ギアユニット22の第二突起部28Bは、図6に示すようにストッパ部材27に拘束されていないフリーの状態である。そのため、遊星ギア36(図4参照)を介して、第二遊星ギアユニット22の第二突起部28Bは図5、図6の矢印W方向に空転することとなる。
なお図6に示す状態は、排紙トレイへの排紙を行う状態、及び、反転搬送してシートを両面パスへと送り込む時の位置である。このときソレノイド31は非通電状態としているので、ソレノイドフラッパ32はソレノイド31が備える引張バネ48(付勢部材)で引かれた位置にある。この動作により、ストッパ部材27は第一係止部27Aにより第一遊星ギアユニット21の第一突起部28Aを係止する位置となる。
一方、図7においては、ストッパ部材27は第二係止部27Bが第二遊星ギアユニット22の第二突起部28Bを係止して拘束する状態を示す。図7において、駆動入力ギア20、第一遊星ギアユニット21及び第二遊星ギアユニット22の第一、第二入力ギア部35A、35B、排紙ローラ11の回転方向(矢印J、K、N、P方向)は、図6の場合と同一である。
一方、ここでは第二遊星ギアユニット22の第二突起部28Bがストッパ部材27の第二係止部27Bに拘束されているため、第二遊星ギアユニット22の第二出力ギア部40B(図5に記載)が図7において左回転し、反転搬送アイドラギア25も右回転(第二方向回転)し、駆動力の出力を行う。つまり、反転搬送ローラ16は左回転(矢印R方向に回転)すなわちシートを順方向に送る正転方向に回転する。
同時に、反転搬送アイドラギア25を介して第一遊星ギアユニット21の出力ギア部40A(図5に記載)に駆動力の入力が行われる。しかし、第一遊星ギアユニット21の第一突起部28Aは、図7に示すようにストッパ部材27に拘束されていないフリーの状態である。そのため、遊星ギア36(図4参照)を介して、第一遊星ギアユニット21の第一突起部28Aは図7の矢印X方向に空転することとなる。
なお図7に示す状態は、反転搬送パスにおいて、シートを反転搬送ローラ16により順方向へ送る時の位置である。このときソレノイド31は通電状態としているので、ソレノイドフラッパ32は吸引状態にある。吸引力は、引張バネ48の引張力に抗して吸引を行うように構成されている。この動作により、ストッパ部材27は第二係止部27Bが第二遊星ギアユニット22の突起部28Bを係止する位置となる。
図6、図7で説明した動作により、例えば片面印刷を行う場合には、反転搬送ローラ16は使用しないので、ソレノイド31を非通電状態としておく。このとき、反転搬送ローラ16にも駆動力は伝わっているため、回転することになる。以下図1を用いて説明する。片面印刷時には、図1に示すように、経路切替手段15は、排紙ローラ11までの搬送経路(排紙パス)へ搬送される位置(実線で示した位置)にしておく。そのため、片面印刷をしたシートは前記経路切替手段15により排紙ローラ側の搬送経路に案内される。そのため、片面印刷時に反転搬送ローラが回転していても、その反転搬送ローラによってシートが搬送されることはない。
一方、両面印刷を行う場合、第1面を印刷したシートは、まず反転搬送パスへ送り込む。このとき経路切替手段15は反転搬送パス13へ搬送される位置(二点鎖線で示した位置)へ切り替え、ソレノイド31を通電状態として、反転搬送ローラ16の回転方向はシートを順方向へ搬送する方向としておく。従って、第1面を印刷したシートは、前記経路切替手段15により反転搬送ローラ側の搬送経路に案内される。前記シートを所定量順方向へ搬送し、シート後端が定着装置10を抜けて両面搬送パスへの分岐位置である経路切替手段15の先端付近に達した段階でソレノイド31を非通電状態に戻し、それにより反転搬送ローラ16の回転方向を逆転させる。なおこれらの動作は、コントローラ6及び不図示のセンサ類により制御される。こうして第1面を印刷したシートを両面搬送パス14へと送り込み、第2面を印刷するべく再び画像形成部に送り込む。
なお、反転搬送ローラ16によりシートを一方向又は他方向へ搬送する一連の反転搬送動作を例示して説明した、ソレノイド31の通電および非通電の論理については、本例で示したものと反対にしても動作上差し支えない。但し、電力消費や画像形成装置内部の温度上昇を考慮すると、本例で示した論理を選択すればシートを反転搬送パスへ送り込んで、反転搬送を開始するまでの間のみ通電を行えば良く、相対的に通電時間の方が非通電時間よりも短くなるため好適である。
また、反転搬送ローラ対が排紙ローラ対を兼ねる構成の画像形成装置においては、同様の理由から、反転開始からシートが反転搬送ローラを抜けるまでの間のみソレノイドを通電する構成が望ましい。
図8はストッパ部材27の第二係止部27Bと第二突起部28Bの係止状態を示す図である。ストッパ部材27が第二係止部27Bと第二突起部28Bとの接点から受ける力F1のベクトルは、第二係止部27Bと第二突起部28Bとの接点から第二突起部28Bの面と直交する方向に延びるベクトルとなり、図8の実線の矢印で示すベクトルである。ストッパ部材27が第一係止部27Aと第一突起部28Aとの接点から受ける力F2のベクトルは、第一係止部27Aと第一突起部28Aとの接点から第一突起部28Aの面と直交する方向に延びるベクトルとなり、図8の破線の矢印で示すベクトルである。本例においては、ストッパ部材27が有する2つの係止部(腕部)を回動支点を中心に対称形状としている。そして、ストッパ部材27の回動支点(回動軸)を、第二係止部27Bが第二突起部28Bから受ける力F1のベクトルの延長線(図8の実線の矢印)と、第一係止部27Aが第一突起部28Aから受ける力F2のベクトルの延長線(図8の破線の矢印)の交点に、ストッパ部材27の回動支点41を設けている。また、第一、第二突起部28にストッパ部材27の第一、第二係止部27A、27Bと係合可能に設けられた複数の爪部(係合部)281の形状は、突起部28の回転中心Zと爪部281の先端282とを結ぶ直線Dを基準に対称な形状である。こうすることで、係止状態においてストッパ部材27が突起部から受ける応力をストッパ部材27の回動支点41がすべて受け止めるため、ソレノイド31に対して係止時または切り替え時(係止解除時)に負荷にならないようにしながら、確実な係止をすることができる。
なお回動支点41は、必ずしも力F1及び力F2のベクトルの延長線上にある必要は無く、図9に示す斜線領域にあれば、ストッパ部材27の各係止部が各遊星ギアユニットの突起部から受ける力が共に押圧力となる。これによって、2つの遊星ギアユニットを同一形状とする目的を達することができる。ここで斜線領域は、それぞれの係止位置における、第一、第二突起部28A、28Bの爪部の第一、第二係止部27A、27Bと接触する接触面に対して共に法線方向となる領域を示している。すなわち、ストッパ部材27の回動支点41は、ストッパ部材27の回動軸線方向から見た時に、第一突起部28Aの第一係止部27Aとの接触面を延長した面よりも第一係止部27Aが第一突起部28Aから受ける力F2のベクトルの延びる側の領域に配置されている。且つ、ストッパ部材27の回動支点41は、第二突起部28Bの第二係止部27Bとの接触面を変調した面よりも第二係止部27Bが第二突起部28Bから受ける力F1のベクトルの延びる側の領域に配置されている。
図10は、上述したような突起部による係止位置と回動支点の位置関係と、突起部形状の変形例を説明するための図である。なお、突起部による係止位置と回動支点の位置関係と、突起部形状の変形例はそれぞれ単独で適用可能な内容であるが、便宜上、単一の図内で説明することとする。
まず、突起部による係止位置と回動支点の位置関係に関し、力F3のベクトルは、ストッパ部材42の係止時に、食い込み方向のモーメントM3を発生させる方向である。より強力な係止状態を求める場合には、こうした位置関係を選択することもある。反対に逃げ方向のモーメントを発生させる位置関係では、ストッパ部材の切り替えに要するトルクを低くしたい場合に有効である。
次に、突起部形状の変形例について説明する。図9までは、太陽ギアが同軸上に一体に有する突起部の形状を、ストッパ部材の各係止部に対して左右対称形状として示した。一方、図10では太陽ギアが同軸上に一体に有する第一、第二突起部43A,43Bの形状を、ストッパ部材の各係止部に対して左右非対称形状とした例を示している。こうした形状に対しても、例えばストッパ部材42(の回動支点44を中心とする各係止部44A,44B)の形状を最適化することで、2つの遊星ギアユニットに用いられる突起部を同一形状で用いることが可能である。回動支点44の配置については、図9での説明と同様である。
図11は、ストッパ部材の形状の変形例を示す図である。本例で前述しているように、ソレノイド31に通電したときには、引張バネ48の引張力(非電磁的な動作力)に抗した電磁的吸引力(電磁的な動作力)によりフラッパ32を動作させている。したがって力の大小関係は、電磁的吸引力>バネの引張力となる。例えば図7に示す第二係止部27Bと第二突起部28Bの係止状態を維持するのはソレノイド31による電磁的吸引力であり、前記係止状態を解除させる力は非電磁的な手段であるバネ48の引張力である。反対に図6に示す第一係止部27Aと第一突起部28Aの係止状態を維持するのは前記バネ48の引張力(付勢力)であり、前記係止を解除させる力はソレノイド31による電磁的吸引力である。こうした関係から、例えば吸引力の小さい小型のソレノイドを用いた場合、バネの引張力はさらに小さなものとなるため、図7の係止状態からその係止を解除させる力が不足する、あるいは図6の係止状態を維持する力が不足する懸念がある。
この課題に対処するため、図11に示すように、ストッパ部材49の2つの係止部の形状を非対称とすることにより、各突起部28A,28Bから受ける力の作用によるモーメントM4,M5が互いに異なるものとすることも有効である。ここでは、図11に示すように、ストッパ部材49の2つの係止部の形状を非対称とし、第一遊星ギアユニット21における角度αと第二遊星ギアユニット22における角度βを互いに異ならせることで、前述のモーメントM4,M5を互いに異ならせている。角度αは、第一遊星ギアユニット21において、第一突起部がストッパ部材49の第一係止部49Aに対して与える力F4の方向と、前記第一係止部49Aとストッパ部材49の回動支点41を結ぶ直線L1とがなす角度である。角度βは、第二遊星ギアユニット22において、第二突起部がストッパ部材49の第二係止部49Bに対して与える力F5の方向と、前記第二係止部49Bとストッパ部材49の回動支点41を結ぶ直線L2とがなす角度である。
具体的には、ソレノイド31の吸引力により係止する側のストッパ部材の係止部の先端の形状は、食い込み力が小さい、あるいはやや抜けやすい方向の力を受ける形状とする。図11での力の方向は、図11の矢印F4で示す方向であり、ストッパ部材49には抜け方向のモーメントM4を与える。ここで、抜ける方向の力を受けるとしても、ソレノイド31の吸引力が十分であれば、打ち勝って係合状態を維持することができる。一方、引張バネ48の引張力により係合する側のストッパ部材の係止部の先端の形状は、食い込み力が比較的大きく発生するような形状とすることで、弱い保持力でも係合を維持することが可能となる。本例での力の方向は、図11の矢印F5で示す方向であり、ストッパ部材49には食い込み方向のモーメントM5を与える。
以上のように、実施例1によれば、第一遊星ギアユニット及び第二遊星ギアユニットの突起部からそれぞれ係止時に与える力の方向が、ストッパ部材の回動軸付近を向いている。そのため、係止を保持するために外力を加える必要がほとんど無く、また係止時にソレノイドにほとんど負荷をかけないため、確実な係止が実現できる。こうして第一遊星ギアユニット及び第二遊星ギアユニットが突起部も含めて同一の形状を有することを実現できるので、装置の組み立て時において、一対の遊星ギアユニットは互いに入れ替えて取り付けることが可能であり、組み間違える可能性を一切排除することができる。さらに、上記理由により組み立て作業効率が向上したり、部品の管理や製造に係るコストを抑制したりすることができる。また小型化に対しても有利である。
〔実施例2〕
図12は、実施例2に係る搬送ローラ駆動機構の特有の構成を示した図である。実施例2に係る搬送ローラ駆動機構に関し、実施例1と同一の構成及び効果については、同一の符号を用いて適宜省略する。また本実施例を適用した画像形成装置に関する説明も、実施例1と同一のため、説明を省略する。
実施例1においては、一対の遊星ギアユニットの突起部がストッパ部材に対して与える力は、共にストッパ部材の軸に対する押圧力であった。これに対し本実施例においては、一対の遊星ギアユニットの突起部がストッパ部材に対して与える力の方向が、共にストッパ部材の軸に対して引張力である。
図12はストッパ部材46の第一係止部46Aと第一突起部45Aの係止状態を示す図である。ここで、第一突起部45A、第二突起部45Bの回転方向はそれぞれ、矢印Y1、矢印Y2の方向である。ストッパ部材46が第一係止部46Aと第一突起部45Aとの接点から受ける力F4のベクトルは、図12の実線の矢印で示す方向のベクトルである。本実施例においては、力F4のマイナス方向の延長線上にストッパ部材46の回動支点47を設けている。同時に、係止状態は図示しないが、同様にストッパ部材46が係合時に第二係止部46Bと第二突起部45Bとの接点から受ける力F5の方向ベクトルは、図12の破線の矢印で示すベクトルである。
ストッパ部材46の回動軸線方向から見た時に、ストッパ部材46の回動支点47は、以下の領域に配置されている。つまり、ストッパ部材46の回動支点47は、第一突起部45Aの第一係止部46Aとの接触面を延長した面よりも力F4のベクトルの延びる方向とは逆方向の側の領域に配置されている。、且つ、ストッパ部材46の回動支点47は、第二突起部45Bの第二係止部46Bとの接触面を延長した面よりも力F5のベクトルの延びる方向とは逆方向の側の領域に配置している。特に本例では、第一係止部46Aと第一突起部45Aとの接点から力F4のベクトルの方向とは逆方向に延びる延長線と、第二係止部46Bと第二突起部45Bとの接点から力F5のベクトルの方向とは逆方向に延びる延長線の交点に、ストッパ部材46の回動支点47を設けている。こうすることで、係止状態においてストッパ部材46が突起部45から受ける引張力をストッパ部材46の回動支点47がすべて受け止めるため、ソレノイド31に対して係止時または切り替え時(係止解除時)に負荷にならないようにしながら、確実な係止をすることができる。
なおストッパ部材46の回動支点47は、必ずしも力F4及び力F5のベクトルの反対方向の延長線上にある必要は無く、それぞれの係止位置における突起部の面に対して共に法線方向のマイナス側となる領域にあれば、ストッパ部材46及び回動支点47が2つの突起部から受ける力が共に引張力となる。これにより、2つの遊星ギアユニットを同一形状とする目的を達することができる。
例えばストッパ部材46の係止時に、食い込み方向に力が働くような形状を設定した場合は、より強力な係止状態を作ることができる。反対に逃げ方向に力が働くような形状を設定した場合は、ストッパ部材の切り替えに要するトルクを低くすることができる。
なお実施例1同様にソレノイド31は、通電時には反転搬送ローラを順方向回転とし、非通電時には反転搬送ローラを順方向とは逆方向の反転方向回転としている。ソレノイドの通電および非通電の論理については、本例で示したものと反対にしても動作上差し支えない。但し、電力消費や画像形成装置内部の温度上昇を考慮すると、本例で示した論理を選択すればシートを反転搬送パスへ送り込んで、反転を開始するまでの間のみアクチュエータに通電を行えば良く、相対的に通電時間の方が非通電時間よりも短くなるため好適である。
以上のように、実施例2によれば、第一遊星ギアユニット及び第二遊星ギアユニットの突起部からそれぞれ係止時に与える力のマイナス方向が、ストッパ部材の回動軸付近を向いている。そのため、係止を保持するために外力を加える必要がほとんど無く、また係止時にソレノイドにほとんど負荷をかけないため、確実な係止が実現できる。こうして第一遊星ギアユニット及び第二遊星ギアユニットが突起部も含めて同一の形状を有することを実現できるので、装置の組み立て時において、一対の遊星ギアユニットは互いに入れ替えて取り付けることが可能であり、組み間違える可能性を一切排除することができる。さらに、上記理由により組み立て作業効率が向上したり、部品の管理や製造に係るコストを抑制したりすることができる。また小型化に対しても有利である。
なお前述した実施例では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であってもよい。これらの画像形成装置における駆動機構もしくは搬送ユニットにおける駆動機構に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施例では、記録対象としての記録紙等のシートを一方向又は他方向に搬送する搬送手段を備えた搬送ユニットを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、読取対象としての原稿等のシートを一方向又は他方向に搬送する搬送手段を備えた搬送ユニットに適用しても同様の効果を得ることができる。
11 …排紙ローラ
13 …反転搬送パス
14 …両面搬送パス
15 …経路切替手段
16 …反転搬送ローラ
20 …駆動入力ギア
21 …第一遊星ギアユニット
22 …第二遊星ギアユニット
23 …排紙アイドラギア
24 …排紙ローラギア
25 …反転搬送アイドラギア
26 …反転搬送ローラギア
27,42,46,49 …ストッパ部材
27A,44A,46A …第一係止部
27B,44B,46B …第二係止部
28A,43A,45A …第一突起部
28B,43B,45B …第二突起部
29,37 …軸
30 …リンク部材
31 …ソレノイド
32 …ソレノイドフラッパ
33 …太陽ギア
34 …キャリア
35A …第一入力ギア部
35B …第二入力ギア部
36 …遊星ギア
38 …内歯ギア
39 …内歯ギア部
40 …出力ギア部
41,44,47 …回動支点
48 …引張バネ

Claims (10)

  1. 第一被係止部を設けられた第1被係止ギアと第1噛合ギアとを備える第一遊星ギアユニットと、
    第二被係止部を設けられた第2被係止ギアと前記第1噛合ギアと噛み合う第2噛合ギアとを備える第二遊星ギアユニットと、
    前記第一被係止部を係止可能な第一係止部と、前記第二被係止部を係止可能な第二係止部と、を備え、回動することによって、前記第一係止部を前記第一被係止部に係止して前記第1被係止ギアを停止させる第1停止位置と、前記第二係止部を前記第二被係止部に係止して前記第2被係止ギアを停止させる第2停止位置とへ移動可能なストッパ部材と、
    を有する駆動伝達装置において、
    前記ストッパ部材が前記第1停止位置にある時に前記第一係止部が前記第一被係止部から受ける力のベクトルの延長線と前記ストッパ部材が前記第2停止位置にある時に前記第二係止部が前記第二被係止部から受ける力のベクトルの延長線との交点に前記ストッパ部材の回動支点が配置され
    前記第1被係止ギアと前記第2被係止ギアは、表裏を反転させずに両者を重ねた時に、互いに完全に重なり合う形状であり、
    前記ストッパ部材の回動軸を通る第1直線と、前記第一被係止部の前記第一係止部との噛み合い点と前記第二被係止部の前記第二係止部との噛み合い点とを結んだ第2直線と、前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ第3直線と、がある場合に、
    前記第1直線と前記第2直線とが平行であり、
    前記ストッパ部材の回動軸線方向に見た時に前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ直線に対して直交する方向において、前記第1直線、前記第2直線、前記第3直線の順に並んでいることを特徴とする駆動伝達装置。
  2. 第一被係止部を設けられた第1被係止ギアと第1噛合ギアとを備える第一遊星ギアユニットと、
    第二被係止部を設けられた第2被係止ギアと前記第1噛合ギアと噛み合う第2噛合ギアとを備える第二遊星ギアユニットと、
    前記第一被係止部を係止可能な第一係止部と、前記第二被係止部を係止可能な第二係止部と、を備え、回動することによって、前記第一係止部を前記第一被係止部に係止して前記第1被係止ギアを停止させる第1停止位置と、前記第二係止部を前記第二被係止部に係止して前記第2被係止ギアを停止させる第2停止位置とへ移動可能なストッパ部材と、
    を有する駆動伝達装置において、
    前記ストッパ部材が前記第1停止位置にある時に前記第一係止部が前記第一被係止部から受ける力のベクトルの逆方向のベクトルの延長線と前記ストッパ部材が前記第2停止位置にある時に前記第二係止部が前記第二被係止部から受ける力のベクトルの逆方向のベクトルの延長線との交点に前記ストッパ部材の回動支点が配置され
    前記第1被係止ギアと前記第2被係止ギアは、表裏を反転させずに両者を重ねた時に、互いに完全に重なり合う形状であり、
    前記ストッパ部材の回動軸を通る第1直線と、前記第一被係止部の前記第一係止部との噛み合い点と前記第二被係止部の前記第二係止部との噛み合い点とを結んだ第2直線と、前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ第3直線と、がある場合に、
    前記第1直線と前記第2直線とが平行であり、
    前記ストッパ部材の回動軸線方向に見た時に前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ直線に対して直交する方向において、前記第1直線、前記第2直線、前記第3直線の順に並んでいることを特徴とする駆動伝達装置。
  3. 前記第1被係止ギアと前記第2被係止ギアとは同形の部材で、互いの回転軸線が実質的に平行で、且つ、前記互いの回転軸線方向に関して、同じ向きに配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動伝達装置。
  4. 前記ストッパ部材が前記第2停止位置にある時の前記第1被係止ギアの回転方向と前記ストッパ部材が前記第1停止位置にある時の前記第2被係止ギアの回転方向は逆であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の駆動伝達装置。
  5. 第一被係止部を設けられた第1被係止ギアと第1噛合ギアとを備える第一遊星ギアユニットと、
    第二被係止部を設けられた第2被係止ギアと前記第1噛合ギアと噛み合う第2噛合ギアとを備える第二遊星ギアユニットと、
    前記第一被係止部を係止可能な第一係止部と、前記第二被係止部を係止可能な第二係止部と、を備え、回動することによって、前記第一係止部を前記第一被係止部に係止して前記第1被係止ギアを停止させる第1停止位置と、前記第二係止部を前記第二被係止部に係止して前記第2被係止ギアを停止させる第2停止位置とへ移動可能なストッパ部材と、
    を有する駆動伝達装置において、
    前記ストッパ部材が前記第2停止位置にある時の前記第1被係止ギアの回転方向と前記ストッパ部材が前記第1停止位置にある時の前記第2被係止ギアの回転方向は逆であり、
    前記第1被係止ギアと前記第2被係止ギアとは同形の部材で、互いの回転軸線が実質的に平行で、且つ、前記互いの回転軸線方向に関して、同じ向きに配置され
    前記第1被係止ギアと前記第2被係止ギアは、表裏を反転させずに両者を重ねた時に、互いに完全に重なり合う形状であり、
    前記ストッパ部材の回動軸を通る第1直線と、前記第一被係止部の前記第一係止部との噛み合い点と前記第二被係止部の前記第二係止部との噛み合い点とを結んだ第2直線と、前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ第3直線と、がある場合に、
    前記第1直線と前記第2直線とが平行であり、
    前記ストッパ部材の回動軸線方向に見た時に前記第1被係止ギアの軸と前記第2被係止ギアの軸を結んだ直線に対して直交する方向において、前記第1直線、前記第2直線、前記第3直線の順に並んでいることを特徴とする駆動伝達装置。
  6. 前記第一、第二被係止ギアは前記ストッパ部材と係合する爪部をそれぞれ備え、前記爪部のそれぞれは、前記第一、第二被係止ギアの回転中心と前記爪部の先端とを結ぶ直線を基準として対象な形状であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の駆動伝達装置。
  7. 前記ストッパ部材を前記第1停止位置と前記第2停止位置との間で移動させるアクチュエータと、前記ストッパ部材を前記第1停止位置へ向かって移動する方向に付勢する付勢部材と、を有し、前記アクチュエータに通電すると、前記アクチュエータは前記ストッパ部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記第2停止位置へ移動させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の駆動伝達装置。
  8. 被駆動ギアを有し、
    前記第一、第二被係止ギアは前記第一、第二遊星ギアユニットの太陽ギアであり、前記第一、第二遊星ギアユニットは、それぞれ、前記第一、第二被係止ギアと噛み合う第一、第二遊星ギアと、前記第一、第二遊星ギアを前記第一、第二被係止ギアの周りに公転可能に軸支し、外周に第一、第二入力ギア部を有する第一、第二キャリアと、前記第一、第二遊星ギアと噛み合う第一、第二内歯ギア部及び前記被駆動ギアと噛み合う第一、第二出力ギア部を備える第一、第二内歯ギアと、を含み、
    前記第一入力ギア部に駆動源からの駆動力が入力され、第一、第二入力ギア部が互いに噛み合い、
    前記ストッパ部材で前記第一被係止部を係止した場合、前記第一前記出力ギアの回転力により、前記被駆動ギアを第一方向に回転させ、前記ストッパ部材で前記第二被係止部を係止した場合、前記第二前記出力ギアの回転力により、前記被駆動ギアを前記第一方向と逆の第二方向に回転させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の駆動伝達装置。
  9. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の駆動伝達装置と、
    正又は逆回転してシートを一方向又は他方向に搬送する搬送部材と、
    を有するシート搬送装置において、
    駆動源からの駆動力を前記駆動伝達装置を介して前記搬送部材に伝達して回転させることを特徴とするシート搬送装置。
  10. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の駆動伝達装置と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    正又は逆回転してシートを一方向又は他方向に搬送する搬送部材と、
    を備える画像形成装置において、
    駆動源からの駆動力を前記駆動伝達装置を介して前記搬送部材に伝達して回転させることを特徴とする画像形成装置。
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