JP6429557B2 - 駆動力伝達装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
駆動源からの駆動力を伝達する駆動力伝達装置であって、
第1外周ギヤと、
前記第1外周ギヤと同軸で回転する第2外周ギヤと、
前記第1外周ギヤの内側に配置され前記第1外周ギヤと噛合する第1内周ギヤと、
前記第2外周ギヤの内側に配置され前記第2外周ギヤ及び前記第1内周ギヤと噛合する第2内周ギヤと、
前記第1内周ギヤと前記第2内周ギヤを回転可能に支持し、前記第1外周ギヤと同軸で回転するキャリヤと、
前記第1外周ギヤ、前記第2外周ギヤ、とキャリヤのうちの一つを入力部材、別の一つを出力部材、残りの一つを回転部材とした時に、前記入力部材又は前記出力部材のうちの一方と前記回転部材とを一体的に回転させる為のアクチュエータと、
を有し、
前記入力部材に前記駆動源からの駆動力が入力されて一方向に回転させられている時、前記入力部材又は前記出力部材のうちの一方と前記回転部材とが一体的に回転している場合と一体的に回転していない場合とで、前記出力部材の回転方向が逆であることを特徴とする。
駆動源からの駆動力を伝達する駆動力伝達装置であって、
第1外周ギヤと、
前記第1外周ギヤと同軸で回転する第2外周ギヤと、
前記第1外周ギヤの内側に配置され前記第1外周ギヤと噛合する第1内周ギヤと、
前記第2外周ギヤの内側に配置され前記第2外周ギヤ及び前記第1内周ギヤと噛合する第2内周ギヤと、
前記第1内周ギヤと前記第2内周ギヤを回転可能に支持し、前記第1外周ギヤと同軸で回転するキャリヤと、
前記第1外周ギヤと前記キャリヤとの間の相対移動を規制する為のアクチュエータと、
を有し、
前記第1外周ギヤに前記駆動源からの駆動力が入力されて一方向に回転させられている時(i)前記アクチュエータが前記第1外周ギヤと前記キャリヤとの間の相対移動を規制すると、前記第1外周ギヤ、第1内周ギヤ、前記第2内周ギヤ、及び前記キャリヤの間の相対移動が規制されることで、前記第2外周ギヤが前記第1外周ギヤと同じ方向に回転し、(ii)前記アクチュエータが前記第1外周ギヤと前記キャリヤとの間の相対移動を規制しないと、前記第1外周ギヤの回転駆動力が前記第1内周ギヤ及び前記第2内周ギヤを介して前記第2外周ギヤに伝達されることで、前記第2外周ギヤが前記第1外周ギヤの回転方向とは逆方向に回転することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の駆動力伝達装置は、
駆動源からの駆動力を伝達する駆動力伝達装置であって、
第1外周ギヤと、
前記第1外周ギヤと同軸で回転する第2外周ギヤと、
前記第1外周ギヤの内側に配置され前記第1外周ギヤと噛合する第1内周ギヤと、
前記第2外周ギヤの内側に配置され前記第2外周ギヤ及び前記第1内周ギヤと噛合する第2内周ギヤと、
前記第1内周ギヤと前記第2内周ギヤを回転可能に支持し、前記第1外周ギヤと同軸で回転するキャリヤと、
前記キャリヤの回転を規制する為のアクチュエータと、
を有し、
前記第1外周ギヤ、前記第1内周ギヤ、前記第2内周ギヤ、前記第2外周ギヤの順番の駆動列で駆動が伝達され、(i)前記アクチュエータが前記キャリヤの回転を規制する場合に、前記第1外周ギヤと第1内周ギヤとが同じ方向に回転し、前記第2内周ギヤと前記第2外周ギヤとが前記第1外周ギヤの回転方向と逆の逆方向に回転し、(ii)前記アクチュエータが前記キャリヤの回転を規制しない場合に、前記第1外周ギヤと前記キャリヤとが同じ方向に回転し、前記第1内周ギヤと前記第2内周ギヤとの回転が規制され、前記第2外周ギヤが前記第1外周ギヤの回転方向と同じ方向に回転することを特徴とする駆動力伝達装置。
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
記録材の片面に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を通過した記録材を搬送するための回転体と、
前記回転体に伝達される回転駆動力の回転方向の正逆を切り替え可能な上記本発明の駆動力伝達装置と、
前記回転体の回転方向が逆転することにより搬送方向を反転された記録材を、前記画像形成部の上流側に搬送する搬送部と、
を備えることを特徴とする。
図1〜図6を参照して、本発明の実施例1に係る駆動力伝達装置及び画像形成装置について説明する。
図1を参照して、本発明の実施例1に係る画像形成装置について説明する。図1は、本実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図である。本実施例に係る画像形成装置1としては、両面印刷が可能な複写機やプリンタなどが挙げられる。
図2を参照して、実施例1に係る駆動力伝達装置の概略構成について説明する。図2は、本実施例に係る駆動力伝達装置8の構成を示す分解斜視図である。
用紙Pを排紙する方向に排紙ローラ5aを回転駆動させる正転動作時において、駆動力伝達装置8は、入力ギヤ11に入力される矢印R1方向の回転駆動力が矢印R3方向の回転駆動力となって出力ギヤ14から出力される。正転動作時において、駆動力伝達装置8は、ソレノイド22の電磁石の通電がOFFにされており、被作用部材としての円盤部品21の回転が、作用位置(当接位置)に位置するソレノイド22のアマーチャ(可動部)によって規制された状態となっている。円盤部品21の回転が規制されていることで、係止レバー19は入力ギヤ11との係合状態が解除された状態が維持されるとともに、キャリヤユニット15においてキャリヤ16、17、18の回転が規制された状態となっている。入力ギヤ11に入力された矢印R1方向の回転駆動力は、停止したキャリヤ18に回転可能に支持された駆動伝達ギヤ12、13を介して、出力ギヤ14に伝達され、矢印R1方向とは逆方向の矢印R3方向の回転駆動力となって出力される。駆動伝達ギヤ12は、入力ギヤ11の内歯と噛合しているため、入力ギヤ11と同じ回転方向に回転する。駆動伝達ギヤ13も、出力ギヤ14の内歯と噛合しているため、出力ギヤ14と同じ方向に回転する。回転駆動力の回転方向の転換は、駆動伝達ギヤ12、13の間で行われる。
用紙Pを排紙する方向とは逆方向に排紙ローラ5aを回転駆動させる逆転動作時において、駆動力伝達装置8は、入力ギヤ11に入力される矢印R1方向の回転駆動力が矢印R2方向の回転駆動力となって出力ギヤ14から出力される。逆転動作時において、駆動力伝達装置8は、ソレノイド22の電磁石の通電がONにされ、アマーチャが電磁石に引き付
けられて非作用位置(離間位置)に位置している。ソレノイド22のアマーチャによる規制がないことで、円盤部品21は自由に回転できる状態となっている。円盤部品21を介してのソレノイド22による規制がないことで、係止レバー19は、押圧バネ20の付勢力を受けて入力ギヤ11と係合した状態になっており、この係合によってキャリヤ16が入力ギヤ11に係止された状態となっている。したがって、キャリヤ16は入力ギヤ11と一体となって回転する状態となっており、キャリヤ16と一体のキャリヤ17、18も、入力ギヤ11と一体となって回転する。キャリヤ18に支持された駆動伝達ギヤ12は、キャリヤ18と入力ギヤ11との間に相対的な変位が生じないことから、キャリヤ18に対して停止した(固定された)状態で維持されている。同様に、キャリヤ18に支持された駆動伝達ギヤ13も、駆動伝達ギヤ12とキャリヤ18との間に相対的な変位が生じないことから、キャリヤ18に対して停止した(固定された)状態で維持されている。したがって、駆動伝達ギヤ13は、入力ギヤ11、キャリヤユニット15の他の構成と一体となって、入力ギヤ11の回転軸を中心に矢印R1方向と同じ方向に周回移動する。入力ギヤ11に入力された矢印R1方向の回転駆動力は、入力ギヤ11とキャリヤユニット15が一体となって回転することにより、同じ方向に周回移動する駆動伝達ギヤ13を介して出力ギヤ14に伝達される。出力ギヤ14は、キャリヤ18に対して固定された状態で周回移動する駆動伝達ギヤ13から内歯に回転駆動力を受けることで、矢印R1方向と同じ方向の矢印R2方向に回転し、回転駆動力を出力する。
図4、図5を参照して、用紙Pを排紙部5においてスイッチバックさせるとき(排紙ローラ5aが正転動作から逆転動作に切り替わるとき)の駆動力伝達装置8の構成と動作について説明する。両面印刷において一面目(片面)が印刷された用紙Pを搬送経路Aから搬送経路Bへ搬送する際に行われる切替動作である。図4は、正転から逆転への切替時における駆動力伝達装置8の各構成における動作の様子を示す模式図であり、図4(a)は、円盤部品21とソレノイド22の動作を示す図、図4(b)は、入力ギヤ11とキャリヤ16の動作を示す図である。図5は、正転から逆転への切替時における駆動伝達ギヤ12、13と出力ギヤ14の動作を示す図である。
を介して排紙ローラギヤ5bに伝達し、排紙ローラ5aが用紙Pを搬送経路Bへ引き込む方向へ回転する。
図6及び図7を参照して、用紙Pが排紙トレイ10に排出されるときの排紙ローラ5aの駆動の切り替え(逆転動作から正転動作への切り替え)について説明する。図6は、排紙ローラ5aを逆回転から正回転に切り替えるときの駆動力伝達装置8の構成と動作を示す図であり、図6(a)は、円盤部品21とソレノイド22の動作を示す図、図6(b)は、入力ギヤ11とキャリヤ16の動作を示す図である。図7は、正転から逆転への切替時における駆動伝達ギヤ12、13と出力ギヤ14の動作を示す図である。
ヤ11や出力ギヤ14の径方向で小型化することができる。
また、円盤部品21は、係止レバー19を介してキャリヤユニット15から矢印R6の方向の回転力を得ており、その回転はソレノイド22のアマーチャ22aにより係止されている。そのため、円盤部品21からアマーチャ22aを引き抜く際に、円盤部品21の回転方向の力が摩擦力として円盤部品21とアマーチャ22aの係合点に働き、アマーチャ22aを稼働させる際の負荷となる。一方、アマーチャ22aを稼働させ、円盤部品21を係止して矢印R6方向の回転を止める際には、稼働時に円盤部品21とアマーチャ22aが係合していないことから、アマーチャ22aに負荷がかからない。そのため、抗力がかかる駆動の切り替え、特に、アマーチャ22aを引き抜く動作に力の強いソレノイドの吸引力を割り当てることで、反発力も用いて駆動を切り替える従来機構に比べて、円盤部品21にかかるトルクの許容範囲を大きくすることができる。
また、必ずしも入力ギヤ11をモータMから駆動力が入力される入力部材、出力ギヤ14を駆動力を被駆動部材へ出力する出力部材、キャリヤユニット15を回転部材としなくてもよい。つまり、ギヤ(第1外周ギヤ)11、ギヤ(第2外周ギヤ)14、キャリヤユニット(キャリア)15のうちの一つを入力部材、別の一つを出力部材、残りの一つを回転部材とすればよい。入力部材又は出力部材のうちの一方と回転部材とを一体的に回転させる、しないを選択可能な構成であればよい。
図8〜図11を参照して、本発明の実施例2に係る駆動力伝達装置について説明する。本実施例の駆動力伝達装置も実施例1で説明した画像形成装置1に適用される。本実施例において実施例1と機能及び構成が同じものについては、同符号で示し説明を割愛する。ここで説明しない事項は、実施例1と同様である。
図8を参照して、実施例2に係る駆動力伝達装置8の概略構成について説明する。図8は、本実施例に係る駆動力伝達装置8の構成を示す分解斜視図である。
円盤部品21の回転中心となる回転軸35a、駆動伝達ギヤ31の回転軸35b、減速ギヤ32の回転軸35cを有し、回転軸35dには係止レバー19が回動可能に保持されている。図8の入力ギヤ30の外歯30aには、矢印R11の方向に一定方向の回転が入力され、入力ギヤ30は、キャリヤ35の回転軸35aを中心に回転する。
N=(A/X)×(X/Y)×(Z/B)×N
図12〜図14を参照して、本発明の実施例3に係る駆動力伝達装置について説明する。本実施例の駆動力伝達装置も実施例1で説明した画像形成装置1に適用される。本実施例において実施例1、2と機能及び構成が同じものについては、同符号で示し説明を割愛する。ここで説明しない事項は、実施例1、2と同様である。
図13を参照して、用紙Pを排紙部5においてスイッチバックさせるときの駆動力伝達装置8の構成と動作について説明する。図13は、正転から逆転への切替時における駆動力伝達装置8の各構成における動作の様子を示す模式図であり、図13(a)は、円盤部品55とソレノイド22の動作を示す図、図13(b)は、入力ギヤ50とキャリヤ52の動作を示す図である。
止部品53のピン53aを介してキャリヤ52の回転駆動力が作用し、キャリヤユニット51とともに矢印R20に回転するようになる。
図14を参照して、用紙Pが排紙トレイ10に排出されるときの排紙ローラ5aの駆動の切り替え(逆転動作から正転動作への切り替え)について説明する。図14は、排紙ローラ5aを逆回転から正回転に切り替えるときの駆動力伝達装置8の構成と動作を示す図であり、図14(a)は、円盤部品55とソレノイド22の動作を示す図、図14(b)は、入力ギヤ50とキャリヤ52の動作を示す図である。
が切り替わるまでには一定時間を要し、安定した用紙搬送を行うためには、その応答時間は常に一定であることが望ましい。駆動の切り替えにおける応答時間の誤差は、入力ギヤ50の被係止部50cの数に依存しており、被係止部50cの数を増やすことで駆動切り替え時の分解能が向上し、応答誤差を減少させることが可能である。しかし、入力ギヤ50の径が変わらない場合、被係止部50cの数が増えると、被係止部50c一つ当たりの係止部品53との噛み合い量が減少するため、係止部品53の係止部53bを複数にすることで、噛み合い量を維持する必要がある。しかし、複数の係止部53bを有する係止部品53が実施例1のように回動した場合、回転半径の違いから複数の係止部53bを入力ギヤ50の被係止部50cに、同時に係合あるいは離間させることができない。そのため、キャリヤユニット51と入力ギヤ50の拘束・解除に支障をきたす恐れがある。
図15〜図17を参照して、実施例4に係る駆動力伝達装置について説明する。本実施例の駆動力伝達装置も実施例1で説明した画像形成装置1に適用される。本実施例において実施例1と機能及び構成が同じものについては、同符号で示し説明を割愛する。ここで説明しない事項は、実施例1と同様である。
図15および図16を参照して、実施例4に係る駆動力伝達装置8の概略構成について説明する。図15は、本実施例に係る駆動力伝達装置8の構成を示す分解斜視図である。図16は、入力ギヤ70、かさ歯ギヤ71a、かさ歯ギヤ71b、出力ギヤ72の噛合関係を示す断面図であり、これら4部品と各ギヤの回転軸を有するキャリヤ75以外の部品の図示を省略して示している。
Claims (10)
- 駆動源からの駆動力を伝達する駆動力伝達装置であって、
第1外周ギヤと、
前記第1外周ギヤと同軸で回転する第2外周ギヤと、
前記第1外周ギヤの内側に配置され前記第1外周ギヤと噛合する第1内周ギヤと、
前記第2外周ギヤの内側に配置され前記第2外周ギヤ及び前記第1内周ギヤと噛合する第2内周ギヤと、
前記第1内周ギヤと前記第2内周ギヤを回転可能に支持し、前記第1外周ギヤと同軸で回転するキャリヤと、
前記第1外周ギヤ、前記第2外周ギヤ、とキャリヤのうちの一つを入力部材、別の一つを出力部材、残りの一つを回転部材とした時に、前記入力部材又は前記出力部材のうちの一方と前記回転部材とを一体的に回転させる為のアクチュエータと、
を有し、
前記入力部材に前記駆動源からの駆動力が入力されて一方向に回転させられている時、前記入力部材又は前記出力部材のうちの一方と前記回転部材とが一体的に回転している場合と一体的に回転していない場合とで、前記出力部材の回転方向が逆であることを特徴とする駆動力伝達装置。 - 前記第1内周ギヤの前記第1外周ギヤと噛合するギヤ部と前記第2内周ギヤと噛合するギヤ部とは前記第1内周ギヤの回転軸方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動力伝達装置。
- 前記第1内周ギヤは、前記第1外周ギヤと噛合するギヤ部と前記第2内周ギヤと噛合する第2ギヤ部のピッチ円径が互いに異なる段ギヤであることを特徴とする請求項2に記載の駆動力伝達装置。
- 前記第1内周ギヤ及び前記第2内周ギヤは、互いに同形のギヤであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の駆動力伝達装置。
- 前記回転部材に保持され、前記入力部材と出力部材のうちの一方と係合する係合位置と
係合しない非係合位置へ移動可能な係合部と、
前記係合部を前記非係合位置から前記係合位置へ移動するよう付勢する付勢部材と、
前記アクチュエータによって前記回転部材に当接する当接位置と、前記回転部材から離れた離間位置とに移動可能な可動部と、
を備え、
前記可動部が前記離間位置にある時、前記係合部が前記一方と係合する係合位置にあり、前記回転部材が前記一方と一体的に回転し、
前記回転部材に前記当接位置にある前記可動部が当接することにより、前記係合部が前記一方と係合しない非係合位置に移動するとともに、前記回転部材の回転が規制されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の駆動力伝達装置。 - 前記回転部材は、前記係合部に連結され、前記可動部が前記当接位置にあるときに前記可動部と接触する被当接部を有し、
前記係合部は、前記被当接部が前記可動部から受ける力によって、前記付勢部材の付勢力に抗して、前記係合位置から前記非係合位置に移動することを特徴とする請求項5に記載の駆動力伝達装置。 - 前記第1内周ギヤの回転軸及び前記第2内周ギヤの回転軸は、前記回転部材の回転軸と同軸ではないことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の駆動力伝達装置。
- 駆動源からの駆動力を伝達する駆動力伝達装置であって、
第1外周ギヤと、
前記第1外周ギヤと同軸で回転する第2外周ギヤと、
前記第1外周ギヤの内側に配置され前記第1外周ギヤと噛合する第1内周ギヤと、
前記第2外周ギヤの内側に配置され前記第2外周ギヤ及び前記第1内周ギヤと噛合する第2内周ギヤと、
前記第1内周ギヤと前記第2内周ギヤを回転可能に支持し、前記第1外周ギヤと同軸で回転するキャリヤと、
前記第1外周ギヤと前記キャリヤとの間の相対移動を規制する為のアクチュエータと、
を有し、
前記第1外周ギヤに前記駆動源からの駆動力が入力されて一方向に回転させられている時(i)前記アクチュエータが前記第1外周ギヤと前記キャリヤとの間の相対移動を規制すると、前記第1外周ギヤ、第1内周ギヤ、前記第2内周ギヤ、及び前記キャリヤの間の相対移動が規制されることで、前記第2外周ギヤが前記第1外周ギヤと同じ方向に回転し、(ii)前記アクチュエータが前記第1外周ギヤと前記キャリヤとの間の相対移動を規制しないと、前記第1外周ギヤの回転駆動力が前記第1内周ギヤ及び前記第2内周ギヤを介して前記第2外周ギヤに伝達されることで、前記第2外周ギヤが前記第1外周ギヤの回転方向とは逆方向に回転することを特徴とする駆動力伝達装置。 - 駆動源からの駆動力を伝達する駆動力伝達装置であって、
第1外周ギヤと、
前記第1外周ギヤと同軸で回転する第2外周ギヤと、
前記第1外周ギヤの内側に配置され前記第1外周ギヤと噛合する第1内周ギヤと、
前記第2外周ギヤの内側に配置され前記第2外周ギヤ及び前記第1内周ギヤと噛合する第2内周ギヤと、
前記第1内周ギヤと前記第2内周ギヤを回転可能に支持し、前記第1外周ギヤと同軸で回転するキャリヤと、
前記キャリヤの回転を規制する為のアクチュエータと、
を有し、
前記第1外周ギヤ、前記第1内周ギヤ、前記第2内周ギヤ、前記第2外周ギヤの順番の
駆動列で駆動が伝達され、(i)前記アクチュエータが前記キャリヤの回転を規制する場合に、前記第1外周ギヤと第1内周ギヤとが同じ方向に回転し、前記第2内周ギヤと前記第2外周ギヤとが前記第1外周ギヤの回転方向と逆の逆方向に回転し、(ii)前記アクチュエータが前記キャリヤの回転を規制しない場合に、前記第1外周ギヤと前記キャリヤとが同じ方向に回転し、前記第1内周ギヤと前記第2内周ギヤとの回転が規制され、前記第2外周ギヤが前記第1外周ギヤの回転方向と同じ方向に回転することを特徴とする駆動力伝達装置。 - 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
記録材の片面に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を通過した記録材を搬送するための回転体と、
前記回転体に伝達される回転駆動力の回転方向の正逆を切り替え可能な請求項1〜9のいずれか1項に記載の駆動力伝達装置と、
前記回転体の回転方向が逆転することにより搬送方向を反転された記録材を、前記画像形成部の上流側に搬送する搬送部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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