JP4996436B2 - 用紙案内装置及びこれを搭載した画像形成装置 - Google Patents

用紙案内装置及びこれを搭載した画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、用紙の搬送方向を複数設定する用紙案内装置及びこれを搭載した画像形成装置に関するものである。
この種の画像形成装置、例えば電子写真プロセスを用いる装置では、感光体ドラムを予め帯電し、このドラムの表面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する。そして、現像されたトナー画像を用紙に転写及び定着する。
次に、この定着工程を経た用紙は、片面印刷の場合には排紙トレイに、パンチング処理やステープル処理を行う場合には後処理装置に、両面印刷の場合には両面印刷ユニットに向けてそれぞれ送られる。
このように、用紙は分岐位置を経由して種々の搬送路に送出される(例えば、特許文献1〜4参照)。つまり、上述した例で云えば、定着工程の下流側には搬送路の分岐位置があり、当該位置には第1可動ガイドが設置されている。これにより、定着工程を経た用紙は、排紙トレイに向かう搬送路や、後処理装置に向かう搬送路にそれぞれ送出可能になる。
また、上述した例で云えば、この後処理装置に向かう搬送路にも分岐位置があり、当該位置にも第2可動ガイドが別途設置され、この搬送路の途中から両面印刷ユニットに向かう搬送路が延びている。
そして、この第2可動ガイドは駆動側レバーで操作される。具体的には、この駆動側レバーは駆動源からの駆動力によって作動しており、また、駆動側レバーは従動側レバーを押圧可能に構成されている。そして、この従動側レバーが第2可動ガイドを可動させ、搬送路の切り替えが行われる。
特開2006−76779号公報 特開2002−274732号公報 特開平7−309500号公報 特開2007−91359号公報
ところで、上述した例で云えば、第1可動ガイドや駆動側レバーは、画像形成装置の装置本体に設置されるのに対し、第2可動ガイドや従動側レバーは、装置本体に着脱可能に構成された外装カバーに設置されることがある。
つまり、このカバーを装置本体から開放すると、駆動側レバーと従動側レバーとが泣き別れ状態になる。そして、カバーを装置本体に再び取り付けた場合には、駆動側レバーと従動側レバーとの位置が逆転する場合があり、これでは、駆動側レバーが従動側レバーを押圧できず、所望の搬送路の切り替えが行えないとの問題がある。
この問題を解消すべく、特に特許文献4に記載の技術のように、ばねを用いて駆動側レバーが従動側レバーを押圧する正規位置を常に維持することが考えられるし、或いは、ばね等を用いて絶えず一方向に向けて力を加えておき、仮に、各レバーの位置が逆転した場合にも正規位置に復帰させる機構を別途設けることも考えられる。しかしながら、これらいずれの場合にも、装置の構成が複雑になるという問題が別途生じてしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、搬送路の切り替えを確実に行いつつ、構成の簡素化も達成する用紙案内装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、第1用紙搬送路において第2用紙搬送路と第3用紙搬送路との分岐位置に設置されており、第2用紙搬送路と第3用紙搬送路とを切り替え可能な可動ガイドと、駆動源からの駆動力によって駆動する駆動側レバーと、駆動側レバーに当接可能に構成され、その正規位置にて駆動側レバーに押圧されることにより、可動ガイドを可動させる従動側レバーと、駆動側レバーが従動側レバーを押圧できない位置関係にある場合に、駆動側レバーによる押圧方向とは反対の上方へ向けて従動側レバーを空転させることで駆動側レバーが従動側レバーを押圧できないとした位置関係を解消させた後、従動側レバーの自重を利用して従動側レバーを正規位置に復帰させる復帰手段とを具備し、復帰手段は、駆動側レバーによる従動側レバーの押圧時には可動ガイドに連動する一方、上記の位置関係を解消させる際は従動側レバーの上方向けた空転を許容するレバー受け部材を有する。
第1の発明によれば、用紙案内装置は、第2用紙搬送路と第3用紙搬送路とを切り替える可動ガイドを有しており、この可動ガイドは従動側レバーを介して駆動側レバーに接続されている。詳しくは、この駆動側レバーは駆動源からの駆動力によって駆動し、その正規位置にて従動側レバーを押圧する。このとき、従動側レバーは初めて作動して可動ガイドを可動させる。これにより、第2用紙搬送路と第3用紙搬送路とが切り替えられる。
ここで、駆動側レバーが従動側レバーを押圧できない位置関係にある場合に、従動側レバーの自重を利用して従動側レバーを正規位置に復帰させる復帰手段を具備している。具体的には、当該復帰手段はレバー受け部材を有しており、この受け部材は、可動ガイドに連動し、従動側レバーからの力を受けて第2用紙搬送路と第3用紙搬送路とを切り替えるが、従動側レバーの上方に向けた空転も許容すべく構成されている。
これにより、従動側レバーが上方に向けて空転すると、駆動側レバーが従動側レバーを押圧できない位置関係は解消され、この従動側レバーはその自重で正規位置に復帰可能になる。よって、従来の構成に比して正規位置を常に維持するためのばねや、逆転位置を解消して正規位置に復帰させるためのばね等も不要になり、構成の簡素化が達成可能になる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、レバー受け部材は、正規位置にて従動側レバーに当接し、空転の下限を設定する下限規制部と、正規位置に復帰させる場合に従動側レバーに当接し、空転の上限を設定する上限規制部とを有することを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、従動側レバーは、上限規制部と下限規制部との間でフリー状態になり、これら各規制部の間で空転することができる。よって、従動側レバーは、上限規制部に当接するまでに駆動側レバーの動作をかわし、その後は、その自重で正規位置に復帰可能になる。
第3の発明は、第2の発明の構成において、復帰手段は、駆動側レバーが従動側レバーを押圧できない位置関係にある場合に駆動源を駆動させ、駆動側レバーを介して従動側レバーを上限規制部に向けて移動させる駆動調整部を有することを特徴とする。
第3の発明によれば、第2の発明の作用に加えてさらに、駆動側レバーが従動側レバーを押圧できない位置関係にある場合に、駆動調整部が駆動源を駆動すれば、駆動側レバーが作動する。この駆動側レバーの作動に応じて従動側レバーが上限規制部に向けて移動すると、この従動側レバーは、駆動側レバーの動作をかわした後に、その自重で正規位置に復帰することができる。つまり、駆動側レバーに対する通常の動作のみで、従動側レバーは正規位置に復帰できることから、この正規位置を常に維持するため、或いは、逆転位置を解消して正規位置に復帰させるための特別な装置がいずれも確実に不要になる。
第4の発明は、第1から第3の発明に係る用紙案内装置を搭載した画像形成装置であって、駆動側レバーは、画像形成装置の本体に設置される一方、可動ガイド及び従動側レバーは、本体に開放可能に構成されたカバーに設置されており、カバーを本体から開放した後に、カバーを該本体に取り付けることにより、駆動側レバーが従動側レバーを押圧できない位置関係にある場合には、復帰手段は、従動側レバーの自重を利用して従動側レバーを正規位置に復帰させることを特徴とする。
第4の発明によれば、第1から第3の発明の作用に加えてさらに、駆動側レバーは、画像形成装置の本体に設置されるのに対し、可動ガイド及び従動側レバーは、本体に開放可能に構成されたカバーに設置されている。そして、このカバーを本体から開放して駆動側レバーと従動側レバーとが泣き別れ状態になった後に、カバーを本体に取り付けることにより、仮に、駆動側レバーが従動側レバーを押圧できない位置関係にある場合には、復帰手段は、従動側レバーの自重を利用して従動側レバーを正規位置に復帰させる。よって、カバーを再び取り付けた場合にも、用紙は所望の方向へ確実に搬送されるので、画像形成装置の信頼性向上に寄与する。
本発明によれば、搬送路の切り替えが確実に行え、且つ、その構成の簡素化も図る用紙案内装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、画像形成装置の一例である複合機1が右前上方から示されており、操作者に相対する複合機1の正面と、この複合機1の右側面とが見えている。この複合機1は筐体をなす装置本体2を備え、本実施例では、胴内排紙型の装置本体2を有しており、この本体2の内側には排紙トレイ18が形成されている。
装置本体2の上側には原稿送り装置8が搭載されており、複合機1を複写機やファクシミリ、ネットワークスキャナとして利用するときには、この送り装置8から原稿を搬送し、その画像面は光学式のスキャナ部9にて光学的に読み取られる。
スキャナ部9の手前側には操作表示部25が設置されている。この操作表示部25には、ユーザの各種操作に供される複数の操作キーやスイッチが配置され、各種情報を表示する表示画面26が設けられている。
装置本体2の下部にはフロントローディング式の用紙供給装置3が配置されている。詳しくは、この供給装置3には、本体2の高さ方向に沿って上下2段の給紙カセット4が備えられている。そして、各カセット4はいずれも本体2に対して着脱可能に構成され、複合機1の正面側に向けて引き出されることによりカセット4の内部が外部に対して開かれる一方、複合機1の背面側に向けて押し込まれることによりその内部が閉じられる。
複合機1の内部は図2に示されている。なお、図中に実線で示された矢印は用紙の搬送経路及びその搬送方向を表している。
同図に示されるように、各カセット4には画像形成前の各種の用紙Pが積層状態で収容され、この用紙Pはカセット4から1枚ずつ分離され、左方向に向けて送出される。
供給装置3の左方には用紙搬送部6が配置され、カセット4から送出された用紙Pは装置本体2の左側面に沿って上方に向けて搬送される。また、本体2の右側面には開閉式の手差しトレイ5が備えられており、このトレイ5から送出された用紙も本体2の右側から左方向に向けて搬送され、その後、上方に向けて搬送される。
この本体2の内部には、用紙搬送方向で見て下流側にレジストローラ7、画像形成部10及び転写部11が順番に配置されている。画像形成部10の右方には光学部14が備えられており、この光学部14からは画像形成部10の感光体ドラムに向けてレーザ光が照射される。
また、用紙搬送方向で見て転写部11の下流側には、定着部12、及び排出分岐部13が順番に配置され、片面印刷の場合には、定着部12から排出された用紙は排出分岐部13を経て排紙トレイ18に排出される。
一方、図示しない後処理装置或いはジョブセパレータが複合機1に装着され、パンチング処理、ステープル処理や仕分け処理等が行われる場合には、用紙は排出分岐部13を経てトレイ18の上方に設けられた用紙受けトレイ27に排出される。
さらに、この排出分岐部13と用紙搬送部6との間には両面印刷用ユニット(後述する第3用紙搬送路)23が配置されており、このユニット23では定着部12から排出された用紙を用紙搬送部6に戻し、画像形成部10に向けて再び送出する。
これら排紙トレイ18、用紙受けトレイ27、及び両面印刷用ユニット23にそれぞれ向かう用紙の搬送方向は、用紙案内装置で切り替えられている。
詳しくは、この用紙案内装置は、排出分岐部13を拡大した図3に示されるように、定着部12からの用紙の搬送路20と、排紙トレイ18に向かう用紙の搬送路24と、用紙受けトレイ27或いは両面印刷用ユニット23に向かう用紙の搬送路(第1用紙搬送路)21とが略T字状に配設され、これら搬送路21,24は水平方向に延び、搬送路20に対して略直交して設けられている。
搬送路24には搬送ローラ17が設置され、このローラ17は用紙を排紙トレイ18に向けて送出、若しくは、反転することにより用紙を搬送路21に向けて送出可能に構成されている。一方、搬送路21にも搬送ローラ19が設置され、このローラ19は用紙を用紙受けトレイ27或いは両面印刷用ユニット23に向けて送出可能に構成される。なお、排出分岐部13の適宜位置には用紙検出装置が設けられている。
排出分岐部13において略T字状の交差部分には略三角形状の第1切り替え爪15が設けられ、この第1切り替え爪15は、搬送路20に向けて頂点を有して配置されている。そして、当該頂点が図3の実線の如く、左側に向けて移動した場合には、搬送路20と搬送路21とは連通せず、搬送路20と搬送路24とが連通する。これに対し、当該頂点が右側に向けて移動した場合には、搬送路20と搬送路21とが連通する。
このように、第1切り替え爪15は、搬送路21と搬送路24とを切り替え可能に構成されており、この切り替えは図示しない電磁ソレノイドによって行われる。
再び図2に戻り、複合機1の左側面には外装カバー(カバー)28が設置されている。このカバー28は装置本体2に対し、下端を支点として開放可能に構成され、その上部には切り替え部材40を備えられている。具体的には、図4に示されるように、カバー28の中央部は、用紙搬送部6や両面印刷用ユニット23を区画しており、これら用紙搬送部6やユニット23で紙詰まり等が生じた場合には、装置本体2からカバー28を開放してジャム処理を行う。
また、切り替え部材40は、カバー28の上部で連結可能に構成され、図5にも示される如く、複合機1の正面側から背面側に向けて延びた板状の本体42を有する。この本体42は、回動自在に支持する回動軸44を有し、この回動軸44には略三角形状の第2切り替え爪(可動ガイド)45が複数設けられている。
この第2切り替え爪45は、排紙トレイ18に向けて頂点を有して配置され、当該頂点が下側に向けて移動した場合には、搬送路21と両面印刷ユニット23とは連通せず、搬送路21と用紙受けトレイ27に向かう用紙の搬送路(第2用紙搬送路)22とが連通する。これに対し、当該頂点が図3に示されるように、上側に向けて移動した場合には、搬送路21とユニット23とが連通する。
このように、第2切り替え爪45は、搬送路21を搬送路22と両面印刷ユニット23とに切り替え可能に構成されており、この切り替えは駆動側レバー36及び従動側レバー46によって行われる。
より詳しくは、排出分岐部13の一部を複合機1の背面側からみた図6に示されるように、まず、上述の駆動側レバー36は、複合機1の背面側で回動軸34に連結され、この回動軸34は装置本体2に対して回動自在に支持されている。
本実施例の駆動側レバー36は、カバー28に向けて延設するアーム37を備え、その先端部分に押圧面39及び裏面38を有している。この裏面38はアーム37の上側に、押圧面39はアーム37の下側にそれぞれ配置される。また、本実施例の駆動側レバー36には図示しない巻きばねが配設されており、このばねは、レバー36を図6でみて反時計回りに回動させる方向に付勢している。
さらに、回動軸34は電磁ソレノイド(駆動源)30の駆動力で回動し、図示しないコントローラに設けられた駆動調整部(復帰手段)52がオン信号を出力すると、回動軸34は図6の位置から時計回りに回動し、駆動側レバー36も巻きばねの付勢力に抗して同方向に回動する。なお、このソレノイド30は上述した切り替え爪15を駆動させるためのソレノイドとは別個の装置である。
一方、この駆動調整部52がオフ信号を出力すると、駆動側レバー36は巻きばねの付勢力によって図6でみて反時計回りに回動し、回動軸34も同方向に回動する。
これに対し、上述の第2切り替え爪45は回動軸44に連結され、この回動軸44に上述の従動側レバー46が連結されている。
本実施例の従動側レバー46は、装置本体2に向けて延設するアーム47を備えており、その先端部分が下方に向けて湾曲し、当該先端部分に被押圧面48及び裏面49を有している。この裏面49はアーム47の下側に、被押圧面48はアーム47の上側にそれぞれ配置されている。また、この従動側レバー46側にも後述する巻きばねが配設され、このばねは、レバー46を図6でみて時計回りに回動させる方向に付勢する。
詳しくは、図5にも示されるように、回動軸44は、その先端側に溝部44aを有している。この溝部44aは、回動軸44の上方部分、すなわち、複合機1の背面側からみて略0時の方向を除いた略全周に亘って形成されている。
これに対し、従動側レバー46の後端部分において、アーム47の下側には当接片47aが形成され、さらに、このアーム47の根元には回動軸44に嵌合される筒状部47bが形成されている。この筒状部47bは、その内周面に凸部47cを有しており、この凸部47cが上述した溝部44aに滑動可能に構成されている。これにより、当該レバー46は回動軸44に対してフリーな状態で回動自在に支持される。
一方、従動側レバー46の外周側には、復帰手段をなすストッパ(レバー受け部材)53が配設されている。具体的には、このストッパ53は、装置本体2に向けて開口を有する略C字状に構成され、上述した略0時の方向から図6の時計回りで左方(略9時の方向)に亘って形成されている。そして、ストッパ53は、当該左方に下側規制部(復帰手段)53aを、上方に上側規制部(復帰手段)54をそれぞれ備えている。
ここで、このストッパ53は回動軸44に固着されている。また、ストッパ53の適宜位置には巻きばね53bが配設され、このばね53bは、レバー46を図6でみて時計回りに回動させる方向に付勢している。そして、当該レバー46は、駆動側レバー36で押圧されると、ばね53bの付勢力に抗してストッパ53及び回動軸44を図6でみて反時計回りに回動させ、第2切り替え爪45を可動させる。これに対し、当該レバー46は、下側規制部53aと上側規制部54との間ではフリーな状態で回動可能に構成され、これら各規制部53a,54のいずれかに突き当たると、レバー46の自由な回動(空転)が阻止される。
より具体的には、レバー46の被押圧面48は、レバー36の押圧面39に当接可能に構成され、その正規位置、具体的には図6に示されるように、駆動側レバー36の先端が従動側レバー46の先端よりも上側に配置され、レバー36の押圧面39がレバー46の被押圧面48を押圧可能な位置にて、駆動側レバー36が従動側レバー46に押圧すると、このレバー46は巻きばね53bの付勢力に抗して図6の位置から反時計回りに回動し、回動軸44も同方向に回動する。これにより、第2切り替え爪45が搬送路21と用紙受けトレイ27とを連通する。
一方、駆動側レバー36が図6でみて反時計回りに回動すると、従動側レバー46は巻きばね53bの付勢力によって図6でみて時計回りに回動し、回動軸44も同方向に回動する。これにより、第2切り替え爪45は搬送路21と両面印刷ユニット23とを連通することになる(図3)。
なお、この従動側レバー46に配設された巻きばね53bは、ソレノイド30をオフ作動させた後に、当該レバー46を正規位置に戻す程度の付勢力を有して構成されている。
ところで、用紙にパンチング処理等を行う場合には、第1切り替え爪15が搬送路20と搬送路21とを予め連通させておく。また、ソレノイド30のオン作動によって駆動側レバー36を図6でみて時計回りに回動させて従動側レバー46を押圧させるが、この状態において、仮に、用紙搬送路6にて紙詰まりが生じた場合には、外装カバー28を装置本体2から開放しなければならない。
ここで、上述のように、第1切り替え爪15や駆動側レバー36は装置本体2に設置される一方、第2切り替え爪45や従動側レバー46は外装カバー28に設置されているので、この従動側レバー46を有するカバー28が装置本体2から開放されると、これら駆動側レバー36と従動側レバー46とは泣き別れ状態になる。
次いで、このジャム処理後にカバー28を装置本体2に再び取り付けると、駆動側レバー36は、図7に示されるように、既に時計回りに回動していることから、従動側レバー46が駆動側レバー36の上側に配置され、これらの裏面38,49同士が接触し、上述の正規位置とは逆の位置になる。この状態では、押圧面39が被押圧面48を押圧できず、用紙は両面搬送ユニット23に搬送されてしまう。
このように、用紙にパンチング処理等を行いたいにも拘わらず、駆動側レバー36が従動側レバー46を押圧できない位置関係にある場合には、従来ではカバー28を再び開放し、ソレノイド30をオフ作動させた後に、このカバー28を再び取り付けなければならない。
しかしながら、本実施例によれば、当該正規位置とは逆の位置関係にある場合には、この従動側レバー46の自重を利用して従動側レバー46を正規位置に復帰させている。
つまり、本実施例では、従動側レバー46の回動量には遊びが設けられており、上記正規位置よりもさらに時計回りの空転が上限規制部54と下限規制部53aとの間で許容されている。
この点について詳述する。
仮に、用紙にパンチング処理等を行っているものの、カバー28を再び取り付けることによって図7の状態になった場合には、駆動調整部52がオフ信号を出力する。これにより、駆動側レバー36はその巻きばねの付勢力によって同図でみて反時計回りに回動し始める。
同時に、当該レバー36の裏面38が従動側レバー46の裏面49を押し上げ、当接片47aと下限規制部53aとを離間させ、この従動側レバー46を時計回りに回動させる。
続いて、図8に示されるように、アーム47が上限規制部54に当接すると、このレバー46の時計回りの回動が停止するが、その直前にて、これらレバー36の裏面38とレバー46の裏面49との当接が解消され、駆動側レバー36の先端が従動側レバー46の先端よりも上方に達する。
次いで、回動軸44には反時計方向に付勢する巻きばねが掛けられているし、また、このアーム47は、下方に向けて湾曲した形状で構成されていることから、その自重で同図の反時計回りに回動し、図6に示される如くの正規位置にて停止する。そして、駆動調整部52がオン信号を出力すれば、駆動側レバー36が従動側レバー46を押圧し、このレバー46が第2切り替え爪45を可動する。これにより、用紙にパンチング処理等を行える状態になる。
このように、上述した用紙案内装置を搭載した複合機1では、カセット4やトレイ5から用紙が1枚ずつ分離して送出され、この用紙は用紙搬送部6を介してレジストローラ7に到達する。このローラ7は、用紙の斜め送りを矯正しつつ、画像形成部10で形成されるトナー画像とのタイミングを計りながら、用紙を転写部11へと送出する。
また、上記コントローラからの画像データに基づき、複合機1では光学部14によるレーザ光の照射が制御される。これにより、画像形成部10においてドラム上に原稿画像の静電潜像が作られ、続いてこの潜像からドラム上にトナー画像が形成され、用紙に転写される。
その後、用紙は未定着トナー画像を担持した状態で定着部12に向けて送られ、トナー画像を定着する。次いで、定着部12から排出された用紙は排出分岐部13を通ってトレイ18に排出される。
これに対し、後処理装置やジョブセパレータによる処理が必要な場合には、定着部12から排出された用紙は用紙受けトレイ27に排出される。また、上記片面印刷に対し、両面印刷を行う場合には、定着部12から排出された用紙は排紙トレイ18に排出される直前にてユニット23側に引き戻され、この用紙は用紙搬送部6に合流し、再び転写部11に向けて送られる。そして、この場合には、用紙の未だ印刷がされていない面にトナー画像が転写される。
以上のように、本実施例によれば、用紙案内装置は、搬送路21から用紙受けトレイ27に至る搬送路22と両面印刷ユニット23とを切り替える第2切り替え爪45を有しており、この切り替え爪45は従動側レバー46を介して駆動側レバー36に接続されている。詳しくは、この駆動側レバー36はソレノイド30からの駆動力によって駆動し、その正規位置にて従動側レバー46を押圧する。このとき、従動側レバー46は初めて作動して切り替え爪45を可動させる。これにより、搬送路22とユニット23とが切り替えられる。
ここで、従来では、駆動側レバーが従動側レバーを押圧できない位置関係を避けるべく、ばねを用いて駆動側レバーが従動側レバーを押圧する正規位置を常に維持する、或いは、ばね等を用いて絶えず一方向に向けて力を加えておき、逆転位置から正規位置に復帰させる機構を別途設けているが、これでは、用紙案内装置の構成が複雑になるとの問題がある。
しかしながら、本実施例によれば、従動側レバー46の自重を利用して従動側レバー46を正規位置に復帰させる復帰手段を具備している。具体的には、当該復帰手段は略C字状のストッパ53を有しており、このストッパ53は、切り替え爪45に連動し、従動側レバー46からの力を受けて搬送路22とユニット23とを切り替えるが、従動側レバー46の上方に向けた空転も許容すべく構成されている。
これにより、従動側レバー46が上方に向けて空転すると、駆動側レバー36が従動側レバー46を押圧できない位置関係は解消され、この従動側レバー46はその自重で正規位置に復帰可能になる。よって、従来の構成に比して正規位置を常に維持するためのばねや、逆転位置を解消して正規位置に復帰させるためのばね等も不要になり、構成の簡素化が達成可能になる。
より詳しくは、従動側レバー46の自重を利用すべく、このレバー46の移動量には遊びが設けられており、従動側レバー46は、上限規制部54と下限規制部53aとの間でフリー状態になって空転することができ、従動側レバー46が上限規制部54に向けて移動すると、これら従動側レバー46と駆動側レバー36との当接が解消される。よって、この従動側レバー46は、駆動側レバー36の動作をかわし、その後は、その自重で正規位置に復帰可能になる。
さらに、駆動側レバー36が従動側レバー46を押圧できない位置関係にある場合に、駆動調整部52がソレノイド30を駆動、本実施例ではオフ信号を出力すれば、駆動側レバー36が巻きばねの付勢力で作動する。このレバー36の作動に応じて従動側レバー46が上限規制部54に向けて移動すると、このレバー46は、レバー36の動作をかわした後に、その自重で正規位置に復帰することができる。
つまり、従動側レバー46は、駆動側レバー36に対する通常の動作のみで正規位置に復帰できることから、この正規位置を常に維持するため、或いは、逆転位置を解消して正規位置に復帰させるための特別な装置がいずれも確実に不要になる。
この点を複合機1全体から改めて鑑みると、駆動側レバー36は、装置本体2に設置されるのに対し、第2切り替え爪45及び従動側レバー46は、装置本体2に着脱可能に構成された外装カバー28に設置されている。
そして、このカバー28を装置本体2から開放して駆動側レバー36と従動側レバー46とが泣き別れ状態になった後に、カバー28を装置本体2に取り付け、且つ、その前に既に駆動調整部52がソレノイド30にオン信号を出力しており、駆動側レバー36が図7の如く時計回りに既に回動していると、駆動側レバー36が従動側レバー46を押圧できない位置関係になり得る。
ここで、駆動調整部52がソレノイド30にオフ信号を出力すると、従動側レバー46が下限規制部53aから離間して上限規制部54に当接するまで回動し、次いで、このレバー46の自重を利用してレバー46を正規位置に復帰させる。よって、カバー28を再び取り付けた場合にも、用紙は所望の方向へ確実に搬送されるので、複合機1の信頼性向上に寄与する。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施例の用紙搬送ガイドは、搬送路21が計2方向に分岐しているが、必ずしもこの形態に限定されるものではない。つまり、カバー28には別の排紙トレイが設置されており、この場合の搬送路21は、当該別の排紙トレイ、両面印刷ユニット23、及び用紙受けトレイ27の計3方向に分岐されていても良い。
このときの外装カバー28には、第2切り替え爪45の他、第3切り替え爪も設けられ、この第3切り替え爪の回動軸には、当該第3切り替え爪を可動させる別の従動側レバーが設置されることになる。
また、上記実施例の用紙搬送ガイドは、排出分岐部13に設置されているが、用紙の搬送路が分岐している他の分岐位置に設置されていても良い。
さらに、上記実施例では画像形成装置として複合機に具現化した例を示しているが、本発明は用紙搬送ガイドを有する複写機、プリンタ等にも当然に適用可能である。
そして、これらいずれの場合にも上記と同様に、搬送路の切り替えを確実に行いつつ、構成の簡素化も達成するとの効果を奏する。
本実施例の複合機の斜視図である。 図1の複合機を概略的に示した垂直断面正面図である。 図2の排出分岐部周辺の拡大図である。 図2の外装カバーの斜視図である。 図4の切り替え部材の要部拡大図である。 図3の排出分岐部を背面側からみた図であり、各レバーの正規位置を示す図である。 図2の装置本体から外装カバーを再び取り付けた図であり、各レバーの位置関係が逆転した状態を示す図である。 図7の状態から復帰しつつある状態を示す図である。
符号の説明
1 複合機(画像形成装置)
2 装置本体(本体)
13 排出分岐部
21 搬送路(第1用紙搬送路)
22 搬送路(第2用紙搬送路)
23 両面印刷ユニット(第3用紙搬送路)
28 外装カバー(カバー)
30 ソレノイド(駆動源)
36 駆動側レバー
45 第2切り替え爪(可動ガイド)
46 従動側レバー
52 駆動調整部(復帰手段)
53 ストッパ(レバー受け部材:復帰手段)
53a 下限規制部(復帰手段)
54 上限規制部(復帰手段)

Claims (4)

  1. 第1用紙搬送路において第2用紙搬送路と第3用紙搬送路との分岐位置に設置されており、該第2用紙搬送路と該第3用紙搬送路とを切り替え可能な可動ガイドと、
    駆動源からの駆動力によって駆動する駆動側レバーと、
    該駆動側レバーに当接可能に構成され、その正規位置にて該駆動側レバーに押圧されることにより、該可動ガイドを可動させる従動側レバーと、
    前記駆動側レバーが該従動側レバーを押圧できない位置関係にある場合に、前記駆動側レバーによる押圧方向とは反対の上方へ向けて該従動側レバーを空転させることで前記位置関係を解消させた後、該従動側レバーの自重を利用して該従動側レバーを前記正規位置に復帰させる復帰手段とを具備し、
    該復帰手段は、前記駆動側レバーによる前記従動側レバーの押圧時には前記可動ガイドに連動する一方、前記位置関係を解消させる際は前記従動側レバーの上方向けた空転を許容するレバー受け部材を有することを特徴とする用紙案内装置。
  2. 請求項1に記載の用紙案内装置であって、
    前記レバー受け部材は、
    前記正規位置にて前記従動側レバーに当接し、前記空転の下限を設定する下限規制部と、
    前記正規位置に復帰させる場合に前記従動側レバーに当接し、前記空転の上限を設定する上限規制部と
    を有することを特徴とする用紙案内装置。
  3. 請求項2に記載の用紙案内装置であって、
    前記復帰手段は、前記駆動側レバーが該従動側レバーを押圧できない位置関係にある場合に前記駆動源を駆動させ、前記駆動側レバーを介して該従動側レバーを前記上限規制部に向けて移動させる駆動調整部を有することを特徴とする用紙案内装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の用紙案内装置を搭載した画像形成装置であって、
    前記駆動側レバーは、該画像形成装置の本体に設置される一方、前記可動ガイド及び前記従動側レバーは、該本体に開放可能に構成されたカバーに設置されており、
    該カバーを前記本体から開放した後に、該カバーを該本体に取り付けることにより、前記駆動側レバーが該従動側レバーを押圧できない位置関係にある場合には、前記復帰手段は、該従動側レバーの自重を利用して該従動側レバーを前記正規位置に復帰させることを特徴とする画像形成装置。
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