JP2803103B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2803103B2
JP2803103B2 JP63221180A JP22118088A JP2803103B2 JP 2803103 B2 JP2803103 B2 JP 2803103B2 JP 63221180 A JP63221180 A JP 63221180A JP 22118088 A JP22118088 A JP 22118088A JP 2803103 B2 JP2803103 B2 JP 2803103B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感材を複数のパネルに分割可能な複写装置に
係わり、特に原稿1枚当たりの複写枚数(R/L)に応じ
て自動原稿送り装置の駆動用サーボモータを低速か高速
かに切り替えて駆動することにより、サーボモータの温
度上昇を防止すると共に、ピッチスキップをなくして効
率のよい複写を行うことができるDADF(デュープレック
スオートドキュメントフィーダ:自動両面原稿送り装
置)サーボモータ速度切替装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、複写機においては、作業能率向上のために複写
の高速化が要請され、そのため感材を複数のパネルに分
割可能にして高速複写を実現している。例えば、第15図
に示すように1158mmの感材ベルトを4パネルに分割し、
プロセススピードを308.9mm/secとすると、1ピッチ間
隔は937.5msecとなる。そしてキャリッジスキャンはこ
のピッチ間隔の中で行われ、例えば、A4サイズ、倍率10
0%の時にはイメージスキャン時間は500mm/secである。
そしてスキャンエンドのタイミングで原稿交換を行って
次のスキャン開始に間に合わせるためには937.5−500ms
ec=437.5msecの間に原稿交換をする必要があり、従来3
50msecの速度で原稿交換を行えるようにサーボモータの
速度を設定することにより4ピッチ分割時にあってもピ
ッチスキップを生ぜずに64CPM(1分当たりの複写枚
数)を達成するようにしている。
〔発明が解決すべき課題〕
しかしながら、DADFの原稿交換速度を350msecとし、
4ピッチ分割でピッチスキップなしにコピーをとろうと
すると、第16図に示すように前回の原稿交換終了から次
の原稿交換開始までには587.5mm/secしかなく、これがD
ADFサーボモータの休止時間ということになる。このよ
うにR/L=1の場合、キャリッジスキャン毎に原稿交換
が行われ、そのためサーボモータの休止時間が少なくな
ると共に、サーボモータをハイパワーで駆動しているた
めにモータが発熱し、温度が上昇してしまうという問題
があった。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、サーボ
モータの温度上昇を防止すると共にピッチスキップをな
くして効率のよいコピー動作を行うことができるDADFサ
ーボモータの速度切替装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明のDADFサーボモータ速度切替装置
は、第1図に示すように、インプットモード設定手段01
と、コピー枚数設定手段02と、インプットモードと設定
コピー枚数に応じて自動原稿送り駆動手段04を制御する
制御手段03とを備えている。自動原稿送り駆動手段04
は、低速モードと高速モードを有し、制御手段03は、設
定枚数が1の場合のみ自動原稿送り駆動手段04を低速モ
ードに切り替え、低速モードに切り替えた時はパネル分
割数を少なくし、またキャリッジのスキャンエンドのタ
イミングで、原稿交換を行うようにしている。
〔作用〕
本発明はADF、R/L=1のモードにおいては、DADFのサ
ーボモータを低速モードに切り替えて駆動し、これに伴
ってピッチ分割数も落とすことにより、モータの休止時
間を長くして発熱による温度上昇を防止すると共に、ピ
ッチスキップをなくして効率のよい複写動作を行うこと
が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の複写機の全体構成を示す図である。
本発明の複写機は、ベースマシン1に対して幾つかの
付加装置が装備可能になったものであり、基本構成とな
るベースマシン1は、上面に原稿を載置するプラテンガ
ラス2が配置され、その下方に光学系3、マーキング系
5の各装置が配置されている。他方、ベースマシン1に
は、上段トレイ6−1、中段トレイ6−2、下段トレイ
6−3が取り付けられ、これら各給紙トレイは全て前面
に引き出せるようになっており、操作性の向上と複写機
の配置スペースの節約が図られると共に、ベースマシン
1に対して出っ張らないスッキリとしたデザインの複写
機が実現されている。また、給紙トレイ内の用紙を搬送
するための用紙搬送系7には、インバータ9、10および
デュープレックストレイ11が配置されている。さらに、
ベースマシン1上には、CRTディスプレイからなるユー
ザインターフェイス12が取付けられると共に、プラテン
ガラス2の上にDADF13が取り付けられる。また、ユーザ
インターフェース12は、スタンドタイプであり、その下
側にカード装置が取り付け可能となっている。
このベースマシン1の付加装置を挙げると、DADF13の
代わりにRDH(リサイクルドキュメントハンドラー:原
稿を元のフィード状態に戻し原稿送りを自動的に繰り返
す装置)15或いは通常のADF(オートドキュメントフィ
ーダ:自動原稿送り装置)、エディタパッド(座標入力
装置)付プラテン、プラテンカバーのいずれかを取付け
ることも可能である。また、用紙搬送系7の供給側に
は、MSI(マルチシートインサータ:手差しトレイ)16
およびHCF(ハイキャパシティフィーダ:大容量トレ
イ)17を取付けることが可能であり、用紙搬送系7の排
出側には、1台ないし複数台のソータ19が配設可能であ
る。なお、DADF13を配置した場合には、シンプルキャッ
チトレイ20或いはソータ19が取付可能であり、また、RD
H15を取付けた場合には、コピーされた1組1組を交互
に重ねてゆくオフセットキャッチトレイ21、コピーされ
た1組1組をステープルでとめるフィニッシャ22が取付
可能であり、さらに、紙折機能を有するフォールダ23が
取付可能である。
第3図は本発明の複写機のサブシステムの構成を示す
図、第4図はCPUによるハード構成を示す図である。
本発明の複写機のシステムは、第3図に示すようにメ
イン基板31上のSQMGRサブシステム32、CHMサブシステム
33、IMMサブシステム34、マーキングサブシステム35か
らなる4つのサブシステムと、その周りのU/Iサブシス
テム36、INPUTサブシステム37、OUTPUTサブシステム3
8、OPTサブシステム39、IELサブシステム40からなる5
つのサブシステムとによる9つのサブシステムで構成し
ている。そして、SQMGRサブシステム32に対して、CHMサ
ブシステム33及びIMMサブシステム34は、SQMGRサブシス
テム32と共に第4図に示すメインCPU41下にあるソフト
ウエアで実行されているので、通信が不要なサブシステ
ム間インターフェース(実線表示)で接続されている。
しかし、その他のサブシステムは、メインCPU41とは別
個のCPU下のソフトウエアで実行されているので、シリ
アル通信インターフェース(点線表示)で接続されてい
る。次にこれらのサブシステムを簡単に説明する。
SQMGRサブシステムは、U/Iサブシステム36からコピー
モードの設定情報を受信し、効率よくコピー作業が実施
できるように各サブシステム間の同期をとりながら、各
サブシステムに作業指示を発行すると共に、各サブシス
テムの状態を常時監視し、異常発生時には速やかな状況
判断処理を行うシーケンスマネージャーである。
CHMサブシステム33は、用紙収納トレイやデュープレ
ックストレイ、手差しトレイの制御、コピー用紙のフィ
ード制御、コピー用紙のパージ動作の制御を行うサブシ
ステムである。
IMMサブシステム34は、感材ベルト上のパネル分割、
感材ベルトの走行/停止の制御、メインモータの制御そ
の他感材ベルト周りの制御を行うサブシステムである。
マーキングサブシステム35は、コロトロンや露光ラン
プ、現像機、感材ベルトの電位、トナー濃度の制御を行
うサブシステムである。
U/Iサブシステム36は、ユーザインターフェースの全
ての制御、マシンの状態表示、コピーモード決定等のジ
ョブ管理、ジョブリカバリーを行うサブシステムであ
る。
INPUTサブシステム37は、原稿の自動送り(DADF)や
原稿の半自動送り(SADF)、大型サイズ(A2)の原稿送
り(LCD)、コンピュータフォーム原稿の送り(CFF)、
原稿の2枚自動送り(2−UP)の制御、原稿の繰り返し
自動送り(RDH)の制御、原稿サイズの検知を行うサブ
システムである。
OUTPUTサブシステム37は、ソーターやフィニッシャー
を制御し、コピーをソーティングやスタッキング、ノン
ソーティングの各モードにより出力したり、綴じ込み出
力するサブシステムである。
OPTサブシステム39は、原稿露光時のスキャン、レン
ズ移動、シャッター、PIS/NON−PISの制御を行い、ま
た、LDCモード時のキャリッジ移動を行うサブシステム
である。
IELサブシステム40は、感材ベルト上の不要像の消し
込み、像に対する先端・後端の消し込み、編集モードに
応じた像の消し込みを行うサブシステムである。
上記システムは、第4図に示す7個のCPUを核として
構成され、ペースマシン1とこれを取り巻く付加装置等
の組み合わせに柔軟に対応することを可能にしている。
ここで、メインCPU41が、ベースマシン1のメイン基板
上にあってSQMGRサブシステム32、CHMサブシステム33、
IMMサブシステム34のソフトを含み、シリアルバス53を
介して各CPU42〜47と接続される。これらのCPU42〜47
は、第3図に示すシリアル通信インターフェースで接続
された各サブシステムと1対1で対応している。シリア
ル通信は、100msecを1通信サイクルとして所定のタイ
ミングに従ってメインCPU41と他の各CPU42〜47との間で
行われる。そのため、機構的に厳密なタイミングが要求
され、シリアル通信のタイミングに合わせることができ
ない信号については、それぞれのCPUに割り込みポート
(INT端子信号)が設けられシリアルバス53とは別のホ
ットラインにより割り込み処理される。すなわち、例え
ば64cpm(A4LEF)、309mm/secのプロセススピードでコ
ピー動作をさせ、レジゲートのコントロール精度等を±
1mmに設定すると、上記の如き100msecの通信サイクルで
は処理できないジョブが発生する。このようなジョブの
実行を保証するためにホットラインが必要となる。
従って、この複写機では、各種の付加装置を取りつけ
ることができるのに対応して、ソフトウェアについても
これら各付加装置に対応したシステム構成を採用するこ
とができるようになっている。
このような構成を採用した理由の1つは、(i)これ
らの付加装置すべての動作制御プログラムを仮にベース
マシン1に用意させるとすれば、このために必要とする
メモリの容量が膨大になってしまうことによる。また、
(ii)将来新しい付加装置を開発したり、現在の付加装
置の改良を行った場合に、ベースマシン1内のROM(リ
ード・オンリ・メモリ)の交換や増設を行うことなく、
これらの付加装置を活用することができるようにするた
めである。
このため、ベースマシン1には、複写機の基本部分を
制御するための基本記憶領域と、ICカードから本発明の
機能情報と共に取り込まれたプログラムを記憶する付加
記憶領域が存在する。付加記憶領域には、DADF13の制御
プログラム、ユーザインターフェース12の制御プログラ
ム等の各種プログラムが格納されるようになっている。
そして、ベースマシン1に所定の付加装置を取りつけた
状態でICカードをICカード装置22にセットすると、ユー
ザインターフェース12を通してコピー作業に必要なプロ
グラムが読み出され、付加記憶装置にロードされるよう
になっている。このロードされたプログラムは、基本記
憶領域に書き込まれたプログラムと共働して、あるいは
このプログラムに対して優先的な地位をもってコピー作
業の制御を行う。ここで使用されるメモリは電池によっ
てバックアップされたランダム・アクセス・メモリから
構成される不揮発性メモリである。もちろん、ICカー
ド、磁気カード、フロッピーディスク等の他の記憶媒体
も不揮発性メモリとして使用することができる。この複
写機ではオペレータによる操作の負担を軽減するため
に、画像の濃度や倍率の設定等をプリセットすることか
できるようになっており、このプリセットされた値を不
揮発性メモリに記憶するようになっている。
次に、DADFについて説明すると、第5図においてDADF
13は、ベースマシン1のプラテンガラス2の上に取りつ
けられている。このDADF13には、原稿601を載置する原
稿トレイ602が備えられている。原稿トレイ602の原稿送
り出し側には、送出パドル603が配置されており、これ
により原稿601が1枚ずつ送り出される。送りだされた
原稿601は、第1の駆動ローラ605とその従動ローラ606
および第2の駆動ローラ607とその従動ローラ608により
円弧状搬送路609に搬送される。さらに、円弧状搬送路6
09は、手差し用搬送路610と合流して水平搬送路611に接
続されると共に、円弧状搬送路609の出口には、第3の
駆動ローラ612とその従動ローラ613が設けられている。
この第3の駆動ローラ612は、ソレノイド(図示せず)
により上下に昇降自在になっており、従動ローラ613に
対して接離可能に構成されている。水平搬送路611に
は、図示しない駆動モータにより回動される停止ゲート
615が設けられると共に、水平搬送路611から円弧状搬送
路609に向けて反転用搬送路616が接続されている。反転
用搬送路616には、第4の駆動ローラ617が設けられてい
る。また、水平搬送路611の出口と対向してプラテンガ
ラス2の上にベルト駆動ローラ619が設けられ、その従
動ローラ620間に張設されたベルト621を正逆転可能にし
ている。このベルト搬送部の出口には、第5の駆動ロー
ラ622が設けられ、また、前記手差し用搬送路610には第
6の駆動ローラ623が配設されている。該駆動ローラ623
はベースマシン1の前後方向(図で紙面と垂直方向)に
2個設けられ、同一サイズの原稿を2枚同時に送ること
が可能に構成されている。なお、625は第7の駆動ロー
ラ626により送出パドル603の表面をクリーニングするク
リーニングテープである。
次に第6図をも参照しつつフォトセンサS1〜S12につ
いて説明する。S1は原稿トレイ602上の原稿601の有無を
検出するノーペーパーセンサ、S2は原稿の通過を検出す
るテイクアウエイセンサ、S3、S4は手差し用搬送路610
の前後に設けられるフィードセンサ、S5はスキューロー
ラ627により原稿の斜め送りが補正され停止ゲート615に
おいて原稿が所定位置にあるか否かを検出するレジセン
サ、S6〜S10は原稿のサイズを検出するペーパサイズセ
ンサ、S11は原稿が排出されたか否かを検出する排出セ
ンサ、S12はクリーニングテープ625の終端を検出するエ
ンドセンサである。
次に第7図をも参照しつつ上記構成からなるDADF13の
作用について説明する。(イ)はプラテンモードであ
り、プラテン2上に原稿601を載置して露光するモード
である。
(ロ)はシンプレックスモードであり、原稿トレイ602
には、原稿601をそのコピーされる第1の面が上側とな
るようにして積層する。スタートボタンを押すと先ず、
第1の駆動ローラ605および第2の駆動ローラ607が回転
するが、第3の駆動ローラ612は上方に移動して従動ロ
ーラ613と離れると共に、停止ゲート615は下降して水平
搬送路611を遮断する。これにより原稿601は円弧状搬送
路609を通り、停止ゲート615に押し当てられる(〜
)。この停止ゲート615の位置でスキューローラ627に
より、原稿はその端部が水平搬送路611と直角になるよ
うに補正されると共に、センサS6〜S10で原稿サイズが
検出される。次いで、第3の駆動ローラ612が下方に移
動して従動ローラ613と接触すると共に、停止ゲート615
は上昇して水平搬送路611を開き、第3の駆動ローラ61
2、ベルト駆動ローラ619および第5の駆動ローラ622が
回転し、原稿のコピーされる面が下になってプラテン2
上の所定位置に送られ露光された後、排出される。な
お、手差し用搬送路610から単一原稿を送る場合にも同
様な作用となり、原稿を1枚づつ送る機能に加え、同一
サイズの2枚の原稿を同時に送る機能(2−UP)、大型
原稿を送る機能(LDC)、コンピュータ用の連続用紙を
送るコンピュータフォームフィーダ(CCF)機能を有す
る。
(ハ)はデュープレックスモードであり、原稿の片面を
露光する工程は上記(ロ)の〜の工程と同様である
が、片面露光が終了するとベルト駆動ローラ619が逆転
し、かつ、第3の駆動ローラ612は上方に移動して従動
ローラ613と離れると共に、停止ゲート615は下降して水
平搬送路611を遮断する。従って、原稿は反転用搬送路6
16に搬送され、さらに第4の駆動ローラ617および第2
の駆動ローラ607により、円弧状搬送路609を通り、停止
ゲート615に押し当てられる(〜)。次いで、第3
の駆動ローラ612が下方に移動して従動ローラ613と接触
すると共に、停止ゲート615は上昇して水平搬送路611を
開き、第3の駆動ローラ612、ベルト駆動ローラ619およ
び第5の駆動ローラ622が回転し、原稿の裏面が下にな
ってプラテン2上の所定位置に送られ露光される。両面
の露光が終了すると再びベルト駆動ローラ619が逆転
し、再度反転用搬送路616に搬送され以下同様にしてプ
ラテン2上を通って第5の駆動ローラ622により排出さ
れる(〜)。従って排出された原稿は、コピーされ
る第1の面が下側になって最初に原稿トレイ602に積層
した順番で積層されることになる。
第8図は感材ベルト4上のパネル分割の様子を示すも
のである。
ベルト4はシーム部251があるので、ここに像がのら
ないようにしており、シーム部から一定距離lの位置に
ベルトホール252が設けられ、例えば周長1158mmの場合
でlは70mmとしている。図の253、254は感材ベルト面を
Nピッチ分割したときの先頭と最後のパネルで、図のB
はパネルの間隔、Cはパネル長、Dはパネルのピッチ長
さであり、4ピッチ分割の場合は289.5mm、3ピッチ分
割の場合は386mm、2ピッチ分割の場合は579mmである。
シーム251は、パネル253のLE(Lead Edge)とパネル254
のTE(Tail Edge)との中央にくるようにA=B/2とす
る。
なお、パネルのLEは用紙のLEと一致させる必要がある
が、TEは必ずしも一致せず、パネル適用の最大用紙TEと
一致する。
第9図は本発明のDADFサーボモータの速度プロファイ
ルを示す図で、第8図(イ)は低速モードの場合、第8
図(ロ)は高速モードの場合を示している。
本実施例においては低速モードの場合は原稿交換時間
はほぼ600msec、高速モードの場合は350msecとしてい
る。これはサーボモータの能力と消費電力の観点から決
めているものである。
第10図は4ピッチ分割、R/L=2の場合のスキャン動
作と原稿交換動作のタイミングチャートを示す図で、ス
キャンエンドと共に原稿交換を開始する。これは最も速
く交換するためのタイミングとしてスキャンエンドのタ
イミングを選んでいるもので、スキャンエンドで原稿面
は全てスキャンしているのでこのタイミングで原稿を交
換しても差しつかえないからである。そしてR/L=2で
あるので、1回の原稿交換に対して2回のスキャンが行
われ、その結果、次の原稿交換までには1525mm/secの時
間があり、サーボモータは高速モードであっても発熱に
よる温度上昇を生ずることはない。
第11図は3ピッチ分割、R/L=1の場合のスキャン動
作と原稿交換動作のタイミングチャートを示す図であ
る。
本実施例においてはR/L=1の時はサーボモータを低
速モードにし、そのため原稿交換時間は600msecとな
る。この場合4ピッチ分割とすると、原稿交換終了が次
のスキャンスタートに間に合わないため、ピッチスキッ
プが生じてしまう。そこで本実施例では3ピッチ分割と
している。その結果1ピッチ間隔は1250msec、原稿交換
終了から次のスキャンスタートまで150msec余裕がある
ので、ピッチスキップは生じない。また、原稿交換から
次の原稿交換開始まで650msecあるので、この程度の休
止時間と低速モードであることによるパワーの減少とに
よりサーボモータの温度上昇を防ぐことができる。ま
た、前述したように3ピッチ分割でピッチスキップがな
いため48CPMが達成でき、4ピッチ分割のままにし、1
ピッチスキップを生じさせた場合の32CPMに対して効率
のよいコピー動作を行うことができる。
第12図は本発明の速度切替の処理フローを示す図であ
る。
この処理においてはINPUTモードがADFかどうか、ADF
の場合にR/L=1かどうかで低速モードか、或いは高速
モードに設定し(ステップ1001〜1004)、低速モードの
場合にはピッチスキップが生じないようにピッチ分割を
少なくしている(ステップ1005)。
第13図は本発明のパネル分解を行ってコピーを行う場
合の各サブシステム間のインターフェース相関図であ
る。
いま、マシンステート、プロセッサステートがSTAND
BY状態にあり、U/IによりINPUTモードが決定され、U/I
からはSQMGRに対して所定倍率値が送られてくると、SQM
GRはオプチカルに対してその倍率セット要求を出す。オ
プチカルは倍率設定エンドをSQMGRに対して返す。そし
てスタートボタンが押されるとU/Iからマシンスタート
のコマンドが送られてくる。
スタートコマンドには、第14図に示すようなコピーモ
ードを示すデータが付加されており、例えばデータ1に
はOUTPUTモード、INPUTモード、データ2にはCFサイ
ズ、データ3にはAPMSステート、トレイナンバーの情報
が入っている。
このようなコピーモードをU/Iから受け取ると、SQMSR
はDADFに対してINPUTスタートコマンドを送り、DADFは
原稿をフィードする共に原稿サイズをSQMGRに対して送
る。SQMGRはADFからの原稿サイズをU/Iに送ると共にソ
ーター(SRT)に対してOUTPUTスタートコマンドを送信
する。そしてIMMに対してセットアップリクエストコマ
ンドを送り、IMMはベルトステートコマンドをマーキン
グに対して送ってVDDPセットアップ、V0.2Gセットアッ
プ、XEROセットアップ処理に入る。そしてSQMGRはプロ
セッサーステートをセットアップからサイクルアップに
変える共に、ピッチ分割を決定し、各サブシステムに対
してその情報を流す。
こうして例えばオプチカルに対して倍率セット、スキ
ャン長を指示し、またCHMにたいしてコピーモードを指
示し、IMMに対してゲットパークリクエストを出し、IMM
から次の先頭のコピーパネルのリードエッジが見つかっ
たというゲットパークレディが返ってくるとプロセッサ
ーステートをサイクルに変えてコピー動作に移ることに
なる。なお、MIXADFモードで原稿交換のたびにピッチ分
割が変更になる場合にはSQMGRはその都度プロセッサー
ステートをサイクルからサイクルアップに切り変え、再
度ピッチ決定をやり直し、各サブシステムに対して同様
に決定したピッチの情報を流し、プロセッサーステート
をサイクルに切り変えて同様にコピーを続行する。従っ
てMIXADFではサイクルとサイクルアップの間を行き来し
ながらコピー動作が継続されることになる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、ADFモードが選択さ
れ、R/L=1の時はDADFのサーボモータを低速モードに
切替るようにしたので、サーボモータの温度上昇を防止
することができ、また低速モードにおいてピッチ分割を
少なくすることによりピッチスキップを防止することが
でき、効率のよいコピー動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のDADFサーボモータ速度切替装置の構成
を示す図、第2図は全体の概略構成を示す図、第3図は
制御系のシステム構成を示す図、第4図はCPUのハード
構成を示す図、第5図は原稿自動送り装置の側面図、第
6図はセンサの配置例を示す図、第7図は原稿自動送り
の作用を説明するための図、第8図は感材ベルト上のパ
ネル分割の様子を示す図、第9図は本発明のDADFサーボ
モータの速度プロファイルを示す図、第10図は4ピッチ
分割、R/L=2の場合のスキャン動作と原稿交換動作の
タイミングチャートを示す図、第11図はR/L=1の場合
のスキャン動作と原稿交換動作のタイミングチャートを
示す図、第12図は本発明の速度切替の処理フローを示す
図、第13図は本発明のパネル分割を行ってコピーを行う
場合の各サブシステム間のインターフェース相関図、第
14図はコピーモードデータを示す図、第15図、第16図は
従来のスキャン動作と原稿交換動作のタイミングチャー
トを説明するための図である。 01……インプットモード設定部、02……コピー枚数設定
部、03……制御手段、04……自動原稿送り駆動手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−282050(JP,A) 特開 昭59−67556(JP,A) 特開 昭62−50823(JP,A) 特開 平2−6976(JP,A) 特開 昭54−25838(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 107 G03G 21/00 370 - 540

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンガラス上に順次原稿を給送する自
    動原稿送り手段と、 前記プラテンガラス上に給送された1枚の原稿の画像を
    複写する用紙の枚数を設定する複写枚数設定手段とを有
    し、 前記自動原稿送り手段にてプラテンガラス上に送りこん
    だ原稿を、プラテンガラス上に停止させた状態で複写枚
    数設定手段にて設定された枚数分連続的に複写を行う複
    写装置において、 前記複写枚数設定手段にて設定された枚数に応じて前記
    自動原稿送り手段の原稿の給送速度を低速モードか高速
    モードに制御する給送速度制御手段を備え、 前記給送速度制御手段は、前記複写枚数設定手段にて設
    定された枚数が1枚のとき前記自動原稿送り手段の原稿
    の給送速度を低速モードにすることを特徴とする複写装
    置。
  2. 【請求項2】ベルト状感光体と、 該ベルト状感光体のパネル分割数を、原稿の給送速度が
    低速モード時における分割数が、原稿の給送速度が高速
    モード時における分割数よりも小さくなるように原稿の
    給送速度に応じて制御するパネル分割手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の複写装置。
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