JP2780292B2 - 原稿送り装置の原稿サイズ決定装置 - Google Patents

原稿送り装置の原稿サイズ決定装置

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JP2780292B2
JP2780292B2 JP63320280A JP32028088A JP2780292B2 JP 2780292 B2 JP2780292 B2 JP 2780292B2 JP 63320280 A JP63320280 A JP 63320280A JP 32028088 A JP32028088 A JP 32028088A JP 2780292 B2 JP2780292 B2 JP 2780292B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録装置の原稿サイズ決定装置に係わり、特
に各種サイズの原稿の複写が可能な装置における原稿サ
イズ決定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の複写機においては各種サイズの原稿の複写が可
能であるが、その原稿サイズの決定に当たっては、原稿
のフィード方向に対して直角に複数のセンサを配置し、
各センサが用紙を検知したかしないかの全ての組合わせ
を考慮して原稿サイズを決定していた。
〔発明が解決すべき課題〕
このように従来の原稿サイズの決定にあたっては、複
数の検知センサによる検知データの全ての組合せについ
て考慮して原稿サイズを決定していたため、その処理を
行うためのソフトウエア構成が膨大となり、また、大き
な原稿を検知する外側のセンサと小さな原稿を検知する
内側のセンサとの間で矛盾が生じた場合、例えば外側セ
ンサがONであるにもかかわらず、内側センサがOFFであ
るような場合には、非定型サイズの原稿であるとしてい
る。勿論、非定型サイズであると検知しても、ユーザに
より倍率および用紙が選択されている場合にはマシン
(M/C)を停止せずにコピーは行われるが、自動用紙・
倍率選択モードの場合には非定型が検知される毎にM/C
を停止しており、そのため作業能率を著しく低下させて
しまう要因となっていた。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので
ある。
本発明の第1の目的は、どのような場合にも非定型と
せずに必ず原稿サイズを決定し、M/Cが停止することを
防止することである。
さらに本発明の目的は、原稿サイズ決定処理を簡素化
し、ソフトウエア構成を単純化してソフト開発の効率化
を図ることである。
さらに本発明の目的は、各種インプットモード、両面
原稿モード等に対応して正確に原稿サイズを決定するこ
とである。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明は原稿サイズ検知手段と、原稿サイズ決定処理
手段とを備え、原稿サイズ検知手段が原稿を検知する複
数のセンサからなるとともに、さらに原稿送り装置の所
定位置に原稿がセットされたことを検知する位置決めセ
ンサを有し、位置決めセンサON後、所定時間後に原稿サ
イズ検知を行って、原稿を検知する複数のセンサからの
データにより原稿サイズを決定することを特徴としてい
る。本発明の原稿サイズ検知タイミングは、原稿が検知
されてから所定時間後に行うようにしてスキュー補正中
は原稿サイズ検知は行わないので、用紙の曲がりがなく
なった状態で原稿サイズ検知を行うことができ、正確な
サイズ検知が可能となる。また、スキュー補正の時間は
インプットモードにより異なるので、インプットモード
に応じて検知タイミングを異ならせることにより、一層
原稿サイズ検知の正確さを向上できる。さらに両面原稿
モードではSidelの原稿サイズデータを有効とし、Sidel
とSide2で検知した原稿サイズが異なっても正常なコピ
ーを保証することができる。
また、従来のように各センサの検知データの組合わせ
により原稿サイズを決定しないため、各センサの検知デ
ータで矛盾を生ずることがなく、必ず一義的に原稿サイ
ズが決定され、非定型という結論がでることがないた
め、自動用紙・倍率選択モードにおいてもM/Cが停止す
ることを防止することができる。
また、複数の原稿を検知するセンサのうち一番外側の
センサの検知データに基づいて原稿サイズを決定するこ
とにより、原稿サイズ決定のためのソフトウエア構成を
大幅に簡素化でき、ソフト開発上の効率化を図ることが
できる。
〔実施例〕
以下実施例に基づき本発明を詳細に説明する。以下で
は、記録装置の一例として複写機を例にとって説明す
る。
第1図は本発明が適用される複写機の全体構成の1例
を示す図である。
本発明が適用される複写機は、ベースマシン1に対し
て幾つかの付加装置が装備可能になったものであり、基
本構成となるベースマシン1は、上面に原稿を載置する
プラテンガラス2が配置され、その下方に光学系3、マ
ーキング系5の各装置が配置されている。他方、ベース
マシン1には、上段トレイ6−1、中段トレイ6−2、
下段トレイ6−3が取り付けられ、これら各給紙トレイ
は全て前面に引き出せるようになっており、操作性の向
上と複写機の配置スペースの節約が図られると共に、ベ
ースマシン1に対して出っ張らないスッキリとしたデザ
インの複写機が実現されている。また、給紙トレイ内の
用紙を搬送するための用紙搬送系7には、インバータ
9、10およびデュープレックストレイ11が配置されてい
る。さらに、ベースマシン1上には、CRTディスプレイ
ンからなるユーザインターフェイス12が取付けられると
共に、プラテンガラス2の上にDADF(デュープレックス
オートドキュメントフィーダ:自動両面原稿送り装置)
13が取り付けられる。また、ユーザインターフェース12
は、スタンドタイプであり、その下側にカード装置が取
り付け可能となっている。
次に、ベースマシン1の付加装置を挙げる。DADF13の
代わりにRDH(リサイクルドキュメントハンドラー:原
稿を元のフィード状態に戻し原稿送りを自動的に繰り返
す装置)15或いは通常のADF(オートドキュメントフィ
ーダ:自動原稿送り装置)、エディタパッド(座標入力
装置)付プラテン、プラテンカバーのいずれかを取付け
ることも可能である。また、用紙搬送系7の供給側に
は、MSI(マルチシートインサータ:手差しトレイ)16
およびHCF(ハイキャパシティフィーダ:大容量トレ
イ)17を取付けることが可能であり、用紙搬送系7の排
出側には、1台ないし複数台のソータ19が配設可能であ
る。なお、DADF13を配置した場合には、シンプルキャッ
チトレイ20或いはソータ19が取付可能であり、また、RD
H15を取付けた場合には、コピーされた1組1組を交互
に重ねてゆくオフセットキャッチトレイ21、コピーされ
た1組1組をステープルでとめるフィニッシャ22が取付
可能であり、さらに、紙折機能を有するフォールダ23が
取付可能である。
第2図は本発明が適用される複写機のサブシステムの
構成を示す図である。
本発明が適用される複写機のシステムは、第2図に示
すように、メイン基板31上のSQMGRサブシステム32、CHM
サブシステム33、IMMサブシステム34、マーキングサブ
システム35からなる4つのサブシステムと、その周りの
U/Iサブシステム36、INPUTサブシステム37、OUTPUTサブ
システム38、OPTサブシステム39、IELサブシステム40か
らなる5つのサブシステムとによる9つのサブシステム
で構成している。そして、SQMGRサブシステム32に対し
て、CHMサブシステム33及びIMMサブシステム34は、SQMG
Rサブシステム32と共に図示しないメインCPU下にあるソ
フトウエアで実行されているので、通信が不要なサブシ
ステム間インターフェース(実線表示)で接続されてい
る。しかし、その他のサブシステムは、メインCPUとは
別個のCPU下のソフトウエアで実行されているので、シ
リアル通信インターフェース(点線表示)で接続されて
いる。次にこれらのサブシステムを簡単に説明する。
SQMGRサブシステム32は、U/Iサブシステム36からコピ
ーモードの設定情報を受信し、効率よくコピー作業が実
施できるように各サブシステム間の同期をとりながら、
各サブシステムに作業指示を発行すると共に、各サブシ
ステムの状態を常時監視し、異常発生時には速やかな状
況判断処理を行う本体を制御するシーケンスマネージャ
ーである。
CHMサブシステム33は、用紙収納トレイやデュープレ
ックストレイ、手差しトレイの制御、コピー用紙のフィ
ード制御、コピー用紙のパージ動作の制御を行うサブシ
ステムである。
IMMサブシステム34は、感材ベルト上のパネル分割、
感材ベルトの走行/停止の制御、メインモータの制御そ
の他感材ベルト周りの制御を行うサブシステムである。
マーキングサブシステム35は、コロトロンや露光ラン
プ、現像機、感材ベルトの電位、トナー濃度の制御を行
うサブシステムである。
U/Iサブシステム36は、ユーザインターフェースの全
ての制御、マシンの状態表示、コピーモード決定等のジ
ョブ管理、ジョブリカバリーを行うサブシステムであ
る。
INPUTサブシステム37は、原稿の自動送り(DADF)や
原稿の半自動送り(SADF)、大型サイズ(A2)の原稿送
り(LDC)、コンピュータフォーム原稿の送り(CFF)、
原稿の2枚自動送り(2−UP)の制御、原稿の繰り返し
自動送り(RDH)の制御、原稿サイズの検知を行うサブ
システムである。
OUTPUTサブシステム37は、ソーターやフィニッシャー
を制御し、コピーをソーティングやスタッキング、ノン
ソーティングの各モードにより出力したり、綴じ込み出
力するサブシステムである。
OPTサブシステム39は、原稿露光時のスキャン、レン
ズ移動、シャッター、PIS/NON-PISの制御を行い、ま
た、LDCモード時のキャリッジ移動を行うサブシステム
である。
IELサブシステム40は、感材ベルト上の不要像の消し
込み、像に対する先端・後端の消し込み、編集モードに
応じた像の消し込みを行うサブシステムである。
なお、本体の各サブシステムはSQMGR32の管理下に置
かれ、各サブシステムは全てSQMGR32を介して必要なデ
ータをやり取りし、システム全体の状態はSQMGR32が常
時把握している。もちろん、各サブシステムだけが知っ
ていればよい情報、例えば原稿トレイに単に原稿が載せ
られたというようなことはU/Iだけが知っていればよ
く、特にSQMGRに対してその情報は伝えられない。こう
してSQMGRによって装置全体が有機的、かつ効率的に制
御が行われるように構成している。
第3図は自動原稿送り装置(DADF)を説明する図であ
る。
第3図においてDADF13は、ベースマシン1のプラテン
ガラス2の上に取りつけられている。このDADF13には、
原稿601を載置する原稿トレイ602が備えられている。原
稿トレイ602の原稿送り出し側には、送出パドル603が配
置されており、これにより原稿601が1枚ずつ送り出さ
れる。送りだされた原稿601は、第1の駆動ローラ605と
その従動ローラ606および第2の駆動ローラ607とその従
動ローラ608により円弧状搬送路609に搬送される。さら
に、円弧状搬送路609は、手差し用搬送路610と合流して
水平搬送路611に接続されると共に、円弧状搬送路609の
出口には、第3の駆動ローラ612とその従動ローラ613が
設けられている。この第3の駆動ローラ612は、ソレノ
イド(図示せず)により上下に昇降自在になっており、
従動ローラ613に対して接離可能に構成されている。水
平搬送路611には、図示しない駆動モータにより回動さ
れる停止ゲート615が設けられると共に、水平搬送路611
から円弧状搬送路609に向けて反転用搬送路616が接続さ
れている。反転用搬送路616には、第4の駆動ローラ617
が設けられている。また、水平搬送路611の出口と対向
してプラテンガラス2の上にベルト駆動ローラ619が設
けられ、その従動ローラ620間に張設されたベルト621を
正逆転可能にしている。このベルト搬送部の出口には、
第5の駆動ローラ622が設けられ、また、前記手差し用
搬送路610には第6の駆動ローラ623が配設されている。
該駆動ローラ623はベースマシン1の前後方向(図で紙
面と垂直方向)に2個設けられ、同一サイズの原稿を2
枚同時に送ることが可能に構成されている。なお、625
は第7の駆動ローラ626により送出パドル603の表面をク
リーニングするクリーニングテープである。
次に、第4図により原稿検知するためのフォトセンサ
1〜S12について説明する。
1は原稿トレイ602上の原稿601の有無を検出するノ
ーペーパーセンサ、S2は原稿の通過を検出するテイク
アウエイセンサ、S3、S4は手差し用搬送路610の前後
に設けられるフィードセンサ、S5はスキューローラ627
により原稿の斜め送りが補正され停止ゲート615におい
て原稿が所定位置にあるか否かを検出するレジセンサ、
6〜S10は原稿のサイズを検出するペーパサイズセン
サ、S11は原稿が排出されたか否かを検出する排出セン
サ、S12はクリーニングテープ625の終端を検出するエ
ンドセンサである。
第5図は上記構成からなるDADF13の作用を説明する図
である。
第5図(イ)はプラテンモードであり、プラテン2上
に原稿601を載置して露光するモードである。
第5図(ロ)はシンプレックスモードであり、原稿ト
レイ602には、原稿601をそのコピーされる第1の面が上
側となるようにして積層する。スタートボタンを押すと
先ず、第1の駆動ローラ605および第2の駆動ローラ607
が回転するが、第3の駆動ローラ612は上方に移動して
従動ローラ613と離れると共に、停止ゲート615は下降し
て水平搬送路611を遮断する。これにより原稿601は円弧
状搬送路609を通り、停止ゲート615に押し当てられる
(〜)。この停止ゲート615の位置でスキューロー
ラ627により、原稿はその端部が水平搬送路611と直角に
なるように補正されると共に、センサS6〜S10で原稿
サイズが検出される。次いで、第3の駆動ローラ612が
下方に移動して従動ローラ613と接触すると共に、停止
ゲート615は上昇して水平搬送路611を開き、第3の駆動
ローラ612、ベルト駆動ローラ619および第5の駆動ロー
ラ622が回転し、原稿のコピーされる面が下になってプ
ラテン2上の所定位置に送られ露光された後、排出され
る。なお、手差し用搬送路610から単一原稿を送る場合
にも同様な作用となり、原稿を1枚づつ送る機能に加
え、同一サイズの2枚の原稿を同時に送る機能(2−U
P)、大型原稿を送る機能(LDC)、コンピュータ用の連
続用紙を送るコンピュータフォームフィーダ(CCF)機
能を有する。
第5図(ハ)はデュープレックスモードであり、原稿
の片面を露光する工程は上記(ロ)の〜の工程と同
様であるが、片面露光が終了するとベルト駆動ローラ61
9が逆転し、かつ、第3の駆動ローラ612は上方に移動し
て従動ローラ613と離れると共に、停止ゲート615は下降
して水平搬送路611を遮断する。従って、原稿は反転用
搬送路616に搬送され、さらに第4の駆動ローラ617およ
び第2の駆動ローラ607により、円弧状搬送路609を通
り、停止ゲート615に押し当てられる(〜)。次い
で、第3の駆動ローラ612が下方に移動して従動ローラ6
13と接触すると共に、停止ゲート615は上昇して水平搬
送路611を開き、第3の駆動ローラ612、ベルト駆動ロー
ラ619および第5の駆動ローラ622が回転し、原稿の裏面
が下になってプラテン2上の所定位置に送られ露光され
る。両面の露光が終了すると再びベルト駆動ローラ619
が逆転し、再度反転用搬送路616に搬送され以下同様に
してプラテン2上を通って第5の駆動ローラ622により
排出される(〜)。従って排出された原稿は、コピ
ーされる第1の面が下側になって最初に原稿トレイ602
に積層した順番で積層されることになる。
以下に、本発明の原稿サイズ決定処理について説明す
る。
本発明の原稿サイズ決定処理は原稿フィード方向に対
して直角方向に配置した複数の原稿サイズセンサのう
ち、当該原稿サイズに対して最大の大きさを検出したセ
ンサによって原稿サイズを決定するようにしたもので、
必ず原稿サイズを一義的に決定して自動用紙・倍率選択
モードにおいてもM/Cが停止するのを防止し、かつ原稿
サイズ決定のためのソフトウエア構成を簡素化したもの
である。
なお、基準位置にセットされている原稿面のサイド
は、DADF(自動両面原稿送り装置)から送られてくるRE
GI INFコマンド(基準位置情報に関する命令)をもら
い、これに付いているデータをみてSQMGR(シーケンス
マネージャー)が判断している。
第6図は原稿サイズ決定方法を説明するための図、第
7図は原稿サイズとセンサとの対応テーブルを示す図で
ある。
第6図において、ADFモード、SADFモード、LDCモー
ド、2UPモードにおいて、原稿が引き込まれてプリレジ
センサ位置に到達して一定時間後に原稿サイズが決定さ
れる。本実施例ではプリレジセンサ位置に原稿サイズ用
のセンサS6,S7,S8,S9,S10が装置の後側サイズガイドか
らそれぞれ196mm、236mm、268mm、313mm、384mmの位置
に配置され、それぞれA4SEF、B5LEF、A4LEF、B4、A3サ
イズを検知している。各センサは、それぞれ前記サイズ
の原稿を一義的に決定するような位置に配置されている
ため、必ずしも等間隔に配置されていない。
既に第4図に関連して説明したように、後側のサイド
ガイドの所には原稿サイズが所定位置にセットされたか
否かのレジセンサS5が配置されている。同様に第4図
に関連して説明したように、例えばADFモードにおいてA
DFトレイから原稿が引き込まれ、レジセンサ位置に到達
した時に原稿は必ずしも真っ直ぐになっているとは限ら
ず、そのため、スキューローラ627によりスキュー補正
を行っている。このスキュー補正に要する時間は給紙が
どのように行われたかによって異なっている。そこで本
発明において、ADFモードの場合にはレジセンサがONし
てから150msec後、両面原稿モードの時でインバート時
にはレジセンサONしてから300msec後に原稿サイズ検知
を行っている。これはADFトレイから原稿を引き込む場
合とインバート時では原稿パスの長さが異なり、その分
レジセンサ位置に到達したときの原稿の曲がりが異な
り、そのスキュー補正に要する時間が異なるためであ
る。
また、SADFモード、LDCモード、2UPモードにおいて
は、原稿を入手により差し入れるため、さらに原稿の曲
がりが大きくスキュー補正にも時間を要し、本実施例に
おいてはレジセンサON後、600msec後にスキュー補正が
完了するとして原稿サイズ検知を行うようにしている。
なお、各インプットモードにおけるスキュー補正完了時
間は自己診断モード(ダイアグ)で変更可能のようにし
ている。
また、2UPモードにおいては、M/Cラン中の場合、2枚
の原稿がREGIしたかどうかを後側のREGIセンサS5、及
び前側のREGIセンサとして兼用しているB4センサ
(S9)で検出し、量REGIセンサが両方ともにONした場
合に原稿サイズを検知し、M/C停止中の場合には後側REG
Iセンサのみ検出した場合にも原稿サイズを検知して1
枚原稿としてスタートボタンを受け付けるようにしてい
る。例えば、原稿5枚で2枚、2枚、1枚の順番でコピ
ーを行う場合、最初の2枚をセットしてスタートボタン
を押し、コピーを行うと、次の2枚についてはリスター
トで受付けられ、最後の1枚についてはリスタートは受
付けられず、M/C停止後のスタートでコピーが行われる
ことになる。このように、M/Cラン中の場合、前側及び
後側のREGIセンサの検出で原稿サイズ検知を行ってスタ
ートボタンを受付けるようにしているのは、後側REGIセ
ンサだけの検出で原稿サイズ検知を行ってコピーを行う
とすると、ユーザがまだ前側に原稿を入れる準備をして
いる場合が考えられ、前側REGIセンサを何時まで待てば
良いか設定する必要があるためである。例えば、5秒間
だけ待つように設定すると、前述の例のように奇数枚原
稿で最後が1枚の場合は、5秒間だけM/C停止が遅れる
ことになり操作性向上にならないためである。なお、M/
C停止中について、後側REGIセンサが検出した場合に限
定しているのは原稿の排出センサが後側にだけ設置され
ているためである。
次に、第7図のテーブルを参照して原稿サイズ決定方
法について説明すると、第7図における○印はセンサON
を、×印はセンサOFFを、−印はONでもOFFでもかまわな
いDONT CAREをそれぞれ意味しており、例えばA3センサ
(S10)がONであれば、他のセンサの検出結果に関わら
ずA3LEFサイズ、A3センサ(S10)がOFF、B4センサ(S
9)がONであれば他のセンサの検出結果に関わらずB4サ
イズ、A3センサ(S10)、B4センサ(S9)が共にOFF、
A4L(S8)がONであれば他のセンサの検出結果に関わら
ずA4LEF、A3センサ(S10)、B4センサ(S9)、A4L
(S8)が共にOFF、B5L(S7)がONであればB5LEF、A4S
(S6)のみONであればA4SEFというように、一番大きな
サイズを検出したセンサの信号により原稿サイズを決定
する。従って原稿がセンサのどれかを踏むかぎり、原稿
サイズが一義的に決定されることになる。また、本実施
ではすべてのセンサがOFFの場合はB5SEFとしている。
なお、レターLEFとA4LEF、リーガルLEFと特B4LEF、B4
LEF、またA3LEFと17インチLEFはそれぞれサイズが近い
値で、センサを数多く設置すればさらに区別をつけるこ
とができるが、同時に誤る確率も大きくなり、本実施例
ではセンサをさらに設置することはせず、ダイアグで、
対応するセンサによる検出が行われたときどちらの原稿
サイズとするか優先度を設定している。
また、ADF両面原稿でADFトレイから引き込み時の原稿
サイズデータに対してインバート時の原稿サイズデータ
が違っていたとしても、最初の原稿サイズデータを有効
とし、インバート時の原稿サイズはソフトコントロール
上の単なるトリガーとし、原稿がそこに来たという信号
として利用している。これは自動用紙・倍率選択モード
の場合両面原稿のSidelとSide2に対して異なるサイズの
用紙によるコピーが行われてしまうのを防ぐためであ
る。
第8図は原稿サイズ決定処理フローを示す図である。
この処理フローにおいては、ADFモード、SADFモー
ド、LDCモード、2UPモードを対象としており、各モード
に応じてスキュー補正時間を考慮して原稿サイズ検知を
行っている。ステップ801で原稿決定処理がスタートと
し、原稿フィードが行れ、REGIセンサONが検出されると
(ステップ802,803)、所定時間経過するまで待って
(ステップ804)、各センサのON/OFF状態を見る。この
場合の所定時間は前述したようにスキュー補正に要する
時間であり、ADFモードにおいては原稿引き込み時が150
msec、両面原稿モードにおけるインバート時が300mse
c、SADFモード、LDCモード、2UPモードはそれぞれ600ms
ecであり、それらはダイアグで変更可能である。そし
て、一番外側のセンサから順次見ていき、一番外側のセ
ンサONが検出されると、その時点で原稿サイズを決定し
ている(ステップ805〜815)。
なお、第6図〜第8図の説明においては、ADF、SAD
F、LDC、2UPモードを対象としたが、プラテンモードの
場合も同様であり、但しプラテンモードの場合にはセン
サがキャリッジに設けられており、プラテンカバーオー
プンの状態でないと、光量が少ないため検出できないの
で、M/Cが停止していること、プラテンカバーがオープ
ンしていること、キャリッジがホームポジションにいる
ことを条件に原稿サイズ検知を行う。そして、センサの
数およびその位置、原稿サイズとセンサの対応テーブル
とは前記説明と全く同様である。
第9図はADFモードにおける原稿サイズ決定処理のイ
ンターフェース相関図である。
プロセッサーステートがSTANDBY状態で、ユーザーに
よりスタートキーが押されるとU/IからSQMGRに対してM/
Cスタートが送られる。SQMGRはM/Cスタートを受け取る
と、プロセッサーステートをSTANDBYからSETUPに変更
し、同時にDADFに対してINPUTスタートコマンドを送
る。DADFはこのコマンドを受け取ると、原稿をフィード
してDOC・FEEDコマンドをSQMGRに対して送ると共に、ス
キュー補正を行い、それが完了すると原稿サイズを検知
してそのデータをSQMGRに送る。SQMGRはDOCサイズデー
タをU/Iに送り、U/IはAMPS(自動用紙・倍率選択)処理
を実行する。そしてDOCサイズに対応した用紙が見つか
ると、DOC・DECIDE・ANSをSQMGRに返し、一方DADFはプ
ラテン上に原稿を敷き込み、このことをFEEDINコマンド
でSQMGRに知らせる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、原稿サイズ検知を、原
稿が検知されてから所定時間後に行うようにしてスキュ
ー補正中は原稿サイズ検知は行わないようにしたので、
用紙の曲がりがなくなった状態で原稿サイズ検知を行う
ことができ、正確なサイズ検知が可能となる。また、イ
ンプットモードに応じて原稿検知タイミングを異ならせ
ることにより、一層原稿サイズ検知の正確さを向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の概略構成を示す図、第2図は制御系のシ
ステム構成を示す図、第3図は原稿自動送り装置の側面
図、第4図はセンサの配置例を示す図、第5図は原稿自
動送りの作用を説明するための図、第6図は原稿サイズ
決定方法を説明するための図、第7図は原稿サイズとセ
ンサとの対応テーブルを示す図、第8図は原稿サイズ決
定処理フローを示す図、第9図はADFモードにおける原
稿サイズ決定処理のインターフェース相関図である。 13……自動両面原稿送り装置、S5……レジ(位置決
め)センサ、S6,S7,S8,S9,S10……原稿サイズ用のセン
サ、627……スキューローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 107 G03G 21/00 370 - 540 G03B 27/62 H04N 1/04 106

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿サイズ検知手段と、原稿サイズ決定処
    理手段とを備えた原稿送り装置の原稿サイズ決定装置に
    おいて、 前記原稿サイズ検知手段は原稿を検知する複数のセンサ
    からなるとともに、原稿送り装置の所定位置に原稿がセ
    ットされたことを検知する位置決めセンサを有し、該位
    置決めセンサON後、所定時間後に原稿サイズ検知を行
    い、前記原稿サイズ決定処理手段は、前記原稿を検知す
    る複数のセンサからのデータにより原稿サイズを決定す
    ることを特徴とする原稿送り装置の原稿サイズ決定装
    置。
  2. 【請求項2】前記所定時間後は原稿給紙モードに対応し
    ていることを特徴とする請求項1記載の原稿送り装置の
    原稿サイズ決定装置。
  3. 【請求項3】両面原稿モードにおいては最初のサイドに
    対して検出した原稿サイズデータにより原稿サイズを決
    定する請求項1記載の原稿送り装置の原稿サイズ決定装
    置。
  4. 【請求項4】前記原稿を検知する複数のセンサのうち一
    番外側のセンサの検知データに基づいて原稿サイズを決
    定することを特徴とする請求項1記載の原稿送り装置の
    原稿サイズ決定装置。
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