JPH01197236A - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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Publication number
JPH01197236A
JPH01197236A JP2023088A JP2023088A JPH01197236A JP H01197236 A JPH01197236 A JP H01197236A JP 2023088 A JP2023088 A JP 2023088A JP 2023088 A JP2023088 A JP 2023088A JP H01197236 A JPH01197236 A JP H01197236A
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JP
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stacker
belt
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Pending
Application number
JP2023088A
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English (en)
Inventor
Yasushi Yamada
山田 恭
Takao Shiozawa
塩沢 隆雄
Tsugio Hirabayashi
次夫 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は原稿スタッカー上に積層した原稿を一枚づつ分
離して複写機のプラテンガラス上に自動給紙し、該プラ
テンカラス上において露光処理後の原稿を再度原稿スタ
ンカー上に戻して繰り返し処理できるようにした循環式
の原稿搬送装置に関するものである。
【従来の技術】
一般に循環式の原稿搬送装置(RD)I)は−循環で一
部づつコピーを作成し、その作成部数に!シい回数だけ
原稿を循環させるようになっている。このような装置で
は給紙部での分離性能が極めて重要となる。この分離性
能に優れた給紙方式として従来から採用されているもの
に「既遂り一上戻し」方式がある。これは原稿スタッカ
ー上に積層した原稿を最下層のものから一枚づつ処理部
へ向けて分離搬送し、露光処理後の原稿を原稿スタッカ
ーへ戻すときに給紙中の原稿の最上面に戻す動作を繰り
返すものである。この既遂りにはサクションを利用して
一枚を吸着分離するものと、給紙ベルトとこれに圧接す
るストップローラを用いて捌くように摩擦分離するもの
とがあるが、前者に比して後者の方が低コストにしてコ
ンパクトで、調整やメンテナンスが簡単というメリット
がある。 これを実現する代表的な原稿搬送装置としては、第18
図に図示の如く、原稿搬送装置20の給紙方向の前方を
下向きに急傾斜させた原稿スタッカー21の下端部に給
紙口22を設け、該給紙口22付近の第1給紙部23か
ら送り出した一枚の原稿りを第2給紙部24から給紙経
路25を通して複写機IOのプラテンガラス11の上面
に導き、該原稿りをプラテンガラス11上に設けた搬送
ベルト26の正転で露光位置まで移動させ、その位置に
おいて露光光学系12を往復動させて露光処理した後、
該処理済原稿を搬送ベルト26の逆転で逆送し、排紙経
路27を通して給紙口22の上側に設けた排紙口28か
ら原稿スタッカー21上に給紙方向と逆向きに排紙し、
該原稿スタッカー21上の未処理原稿の最上面に戻すよ
うにしていた。この場合、未処理原稿と処理済みの再ス
タック原稿とは給紙口22の手前に設けた仕切り板29
により区別され、該仕切り板29は未処理原稿の最後の
一枚が処理部を通して再スタックされた後、反時計廻り
方向に一回転して最上面に載り、以後−循した原稿をこ
の仕切り板29上に載せることにより区別できるように
なっていた。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記装置の場合には原稿スタッカーの傾
斜角を急にする必要があり、全高が非常に高くなること
、再スタック原稿はその自重落下を利用して給紙口22
にセットする関係で先端揃え性が悪く、シかも、折れや
カール等により落ち切れず、途中に引っ掛かることがあ
り、分離性能が著しく低下する不安があること、原稿ス
タッカー21の傾斜角が急であり、再スタック原稿が前
記仕切り板・29の下に潜り込む虞れかあること、さら
に、原稿は一旦プラテンガラスの露光位置で露光処理し
てから逆送することが必要となり、原稿交換速度が遅く
なってしまうなどの各種の問題があった。 更に、原稿の処理が完了して原稿スタッカー上に再積載
された原稿が取り出しにくいというような欠点かあった
【問題点を解決するための手段】
この発明は上記問題を解消するためのもので、原稿スタ
ンカーを急傾斜させないで原稿給紙を可能にすると共に
、原稿スタッカーから給紙した原稿が処理部を経て閉ル
ープで原稿スタッカーに戻るようにした原稿搬送装置を
提供することを目的としている。また、他の目的は未処
理原稿と処理済の再スタック原稿との区分が確実で、し
かも分離性能にすぐれた原稿搬送装置を提供することに
ある。 更に、循環処理が完了して原稿スタッカー上に再積載さ
れた原稿を取り出し易くした原稿搬送装置の提供を目的
とするものである。 上記目的は、原稿スタッカー上に積層状に載置した原稿
の束を給送方向に送り出し、更に分離手段により原稿束
の最下層から一枚ずつ原稿を分離して搬送経路を経て処
理部に給送し処理したのち、再び原稿を閉ループで前記
原稿スタッカー上に循環し積載させる原稿搬送装置にお
いて、前記送り出された原稿の束を積載して前記分離手
段の分離位置まで押出す押出し部材と、循環処理の完了
した原稿を再積載した上記押出゛し部材を反給送方向に
逆送移動させる逆送制御手段とを設け、処理済原稿を給
紙位置から逆送させるように構成したことを特徴とする
原稿搬送装置によって達成される。
【実施例】
本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。 第1図において、100は複写機本体、200は原稿搬
送装置である。原稿搬送装置200は前部が前止がり状
の原稿スタッカー201を備え、該原稿スタッカー20
1上には原稿りをセットするときにその後端を突き当て
るための後端規制板202と、原稿りの幅方向を規制す
るための横幅規制板203.203が設けられている。 この横幅規制板203.203は原稿スタッカー201
の下面において、ピニオンギア204を挟んで互い違い
に横摺動できる一対のラック205.205にそれぞれ
連繋し、センター中心に対称的に移動可能となっている
と共に、図示しないセンサでその移動位置を検出するこ
とにより原稿の横サイズが読み取れるようになっている
。また、前記後端規制板202は原稿スタッカー201
上にセットした原稿りの先端をスタックセンサ206の
検知位置(定位値)まで押出す機能を備えている。28
9は原稿スタッカー201上に原稿りがセットされてい
るかどうかを検知する原稿セント検知センサーである。 該検知センサー289は前記後端規制板202の前方上
部に設置され、該規制板202と一体的に移動できるよ
うになっている。 W稿りが原稿スタッカー201上の
当初位置に停止しているとき、また原稿りがその後端を
押圧されて原稿スタッカー201上を摺動しているとき
、更に原稿りがその先端を給紙開始位置に到達させたと
きにのいずれの場合にも、原稿スタッカー201上に原
稿りがセットされているかどうかを常時検知できるよう
にして、原稿りが原稿スタッカー2旧上にセットされて
いないのにコピー動作に入るというような無駄コピーを
防止できるようになっている。 207は前記後端規制板202の押出作用で原稿りが前
進してきたときには上昇位置にあり、原稿先端が前記ス
タックセンサー206の検知位置に至ると、該スタック
センサー206かもの信号により下降して自重により原
稿り上に載置されるゲート部材である。該ゲート部材2
07は前記原稿スタッカー201の前部の給紙口288
に近接させて配置されている。 このゲート部材207は給紙しようとする原稿りを自重
により押さえ込む機能と、後記するように処理部101
を一循して原稿スタッカー201上に戻ってきた原稿り
の先端を突き当て、次の給紙のために先端揃えを行うと
共に、再スタック原稿と給紙中の原稿とを確実に区別す
る機能を備える。しかしてこれらの機能を有効に発揮さ
せるため、本実施例では原稿スタンカー201の上面に
第2図に図示の如く給紙方向に沿った適当な間隔でリブ
201&を突設すると共に、ゲート部材207の下縁端
に前記リブ201a間に対応して複数の突片207aを
設けていわゆる櫛歯状に形成している。即ち、原稿スタ
ッカー201上の原稿りを前記リブ201aと櫛歯状に
配した突片207aとで第3図に図示の如く波形に変形
させることにより給紙中の原稿りに腰をもたせる一方、
戻り原稿の先端がゲート部材207の下に潜り込むこと
を有効に防止できるようにしている。 前記ゲート部材
207は平面コ字状に形成されているもので、その両側
面部207b、207cは第2図に図示の如く原稿搬送
装置200の前骨格209の左右にネジ等により止着さ
れた一対のブラケット210.210の上側に回転可能
に軸架されたシャフト211に基端部を遊嵌状に取付け
た左右のゲートレバー212.212の先端部と、該ブ
ラケット210.210の下側に基端部を枢支した一対
の補助レバー213.213の先端部とで枢支されてい
る。該ゲートレバー212.212はその内縁側の上部
に張出し部212a、212aを設け、その下面にはこ
れに対応して前記シャフト211に植設した左右一対の
押上げピン214.214が当たるようになっている。 このシャフト211はその端部に固定したセクター歯車
215を介してゲートカム歯車216と同軸の小歯車2
16Aに噛合し、該ゲートカム歯車216は正逆可能な
駆動源217の出力歯車217Aに連繋している。従っ
て、シャフト211がゲート駆動源217からの駆動を
受けて時計廻り方向に廻ると、前記押上げピン214.
214がゲートレバー212.212をその張り出し部
212a、212aを介して上向きに回動させ、ゲート
部拐207を第4図(A)に示す如く上昇させる。 また、ゲート部材207の上昇位置において前記シャツ
l−211がゲート駆動源217かもの駆動を受けて反
時計廻り方向に廻ると、押上げピン214.214と共
にこれに載っているゲートレバー212.212を下向
きに回動させ、ゲート部材207を第4図(B)の如く
下降させる。このとき押上げピン214.214はゲー
ト部材207が原稿スタッカー201上の原稿に当たっ
た角度以上に逃げるようになっている。従って、ゲート
部材207は原稿スタッカー201上の原稿りを自重で
押さえ込むような恰好となる。このゲート部材207そ
の上下動に際して、前記補助レバー213.213を追
従させるため、ゲート正面は原稿スタッカー201の上
面に対してほぼ垂直な状態を維持する。即ち、ゲート部
材207は原稿枚数に無関係にゲート正面の角度を原稿
に対してほぼ直角に載置できるようにしている。 前記ゲートカム歯車216には、その初期位置の検出セ
ンサー218を遮断する舌片219が設けられている。 該センサー218は前記舌片219により遮断されたと
きをゲートカム歯車216のホームポジションとして、
前記駆動源217を必要な角度だけ正逆転させるように
なっている。この場合の駆動源217としてはパルス制
御できるステッピングモータを用いることが好ましい。 220は前記した如く定位置にある原稿りを給紙位置ま
で押出す押出しベルトである。221は給紙位置にある
原稿りを最下層から送出す給紙ベルト、222は給紙ベ
ルト221に接して原稿りの重送を防止するストップロ
ーラで、これらにより分離手段を形成している。前記給
紙ベルト221はその軸に設置した電磁クラッチ223
及び図示しない一方向制御手段を介してメインモータ2
50に連繋している駆動ローラ225と、従動ローラ2
26との間に張設され、その上側ベルト面が原稿スタッ
カー201のリブ201aより若干突出している。 前記ストップローラ222の軸にはバネクラッチ224
が設置されている。該バネクラッチ224は第5図、第
6図に図示の如く外筒体224aの突起224bをクラ
ッチレバ−227で下向きに押圧することによりハネ2
24cをバネポス224d、224eより緩めてストッ
プローラ222をフリー回転(従動回転)可能状態にし
、外筒体224aの突起224bにクラッチレバ−22
7が不作用のときには、ストップローラ222の回転を
規制できるようになっている。このクラッチレバ−22
7は前記シャフト211に、前記ゲートレバーの押上げ
ピン214と反対向きに固定したアーム228の先端に
垂下状に枢支されている。従ってゲート部材207が第
4図(A)の如くシャフト211の回動でピン214を
介して上昇すると、前記クラッチレバ−227が下がり
、バネクラッチ224の突起224bを時計廻りに押す
一方、第4図(B)の如くゲート部材207がシャフト
211の逆方向の回動にて下降し、原稿り上に載置する
と、クラッチレバ−227はバネクラッチ224の突起
224bから上向きに離反し、バネクラッチ224は内
蔵したバネの作用で旧位に復し、前記ストップローラ2
22の回転を規制するようになる。 前記押出しベルト220は外周を一部切欠してなるいわ
ゆる半月ローラ229A、 229Bとの間に張設され
た穴あきベル!・で形成されている。この一方の一11
= 半月ローラ229Aは第7図に図示の如く一回転バネク
ラッチ230を介して前記給紙ベルトと同様にメインモ
ータ250から駆動力が得られるようになっている。 前記一回転バネクラッチ230は外筒体230aに設け
た突起230bが第8図(A)の如く軸支点231Aを
中心にシーソー状に回動可能に設けたクラッチレバ−2
31の先端に当たって外筒体230aの回転が規制され
ているときは、これに内蔵したクラッチバネ230cが
バネポス230d、 230e(第7図参照)から緩ん
でメインモータ250からの駆動力が切り話された状態
となる一方、クラッチレバ−231の先端が第8図(B
)の如くバネクラッチ230の外筒体230aの突起2
30bから外れると、クラッチバネ230cがバネポス
230d、230eを締めることとなり、メインモータ
250からの駆動が半月ローラ229Aに伝わるように
なっている。 前記クラッチレバ−231の後端側は前記ゲートカム歯
車216の円筒部分216aに引張バネ231Bのバネ
力にて圧接している。この円筒部分216aの円周の一
部にはカム形状部216bが設けられている。従って、
ゲートカム歯車216がゲート部材207の駆動源21
7の作動で回転し、前記カム形状部216bがクラッチ
レバ−231の後端側を押下げると、その先端がバネク
ラッチ230の外筒体230aの突起230bから外れ
るようになっている。このクラッチレバ−231の揺動
はゲート部材207の下降時において該ゲート部材20
7の上下駆動とは無関係なゲートカム歯車216の回転
領域で行われる。即ち、ゲートカム歯車216は前述し
た如く初期位置検出センサー218と舌片219で決ま
るホームポジション(第8図の符号P−c示す)を持ち
、その点Pから反時計廻り方向の回転領域S1がゲート
部材207の上下動に使用され、時計廻り方向の回転領
域S2がクラッチレバ−231の揺動のために使用され
る。ちなみに、この揺動に使用されるゲートカム歯車2
16の回転領域S2では押上げピン214がゲートレバ
ー212より逃げていると共に、セクター歯車215は
その歯端において小歯車216Aに歯飛び状態になって
いる。 前記した如くクラッチレバ−231の先端が外筒体23
0aの突起230bから外れてメインモータ250によ
り半月ローラ229Aの回転が開始すると、前記ゲート
カム歯車216がゲート駆動源217の逆転で反時計廻
り方向に回転し、クラッチレバ−231の後端側が前記
カム形状部216bから外れ、先端を突起230bを通
り過ぎて行ったバネクラッチ230の外筒体230aに
近接する位置にバネ231Bで戻されるから半月ローラ
229Aに連れ廻りして一回転したバネクラッチ230
の外筒体230aの突起230bは再びクラッチレバ−
231の先端に突当たり、メインモータ250からの駆
動力を切り離す。従って、半月ローラ229Aは常に確
実に一回転して停止することとなる。 また、前記押出ベルト220は第2図によって示されて
いる如く原稿スタッカー201上の複数個所(図におい
て3個所)に横並び状に配置された透孔232内に設け
られている。この透孔232の周縁は前記原稿スタッカ
ー201のリブ201aと同高に盛上がり、かつ、その
給紙方向手前側は原稿先端が引っ掛からないように傾斜
面232aとなっている。そして上側ベルト面は第9図
に図示の如く半月ローラ229A。 229Bの切欠部が上になっているときは透孔232よ
り没し、同図(B)の如く半月ローラ229A、 22
9Bの円周領域が上になったときは突出する。つまり、
原稿スタッカー201上の定位置にある原稿りは半月ロ
ーラ229A、 229Bの一回転で透孔232より突
出する押出ベルト220の摩擦により押出される。この
場合、前記給紙ベルト221は電磁クラッチ223の作
用でメインモータ250からの動力が断たれて静止して
いるため、押出された原稿の先端は給紙ベルト221と
ストップローラ222のニップ部(捌き点)に楔状に食
い込むこととなる。 233は前記押出ベルト220を原稿スタッカー201
の下面側から囲むように設けたサクションボックスで、
該サクションボックス233はその吸引ファン234の
吸引作用で原稿の最下層の一枚を前記透孔232と押出
ベルト220との間の隙間やベルト穴で吸着し、押出ベ
ルト220の押出力が有効に発揮できるように構成して
いる。 本実施例では前記押出ベルト220を原稿の処理が完了
した時点で逆送させる。原稿処理の完了した時点でメイ
ンモータ250を逆回転駆動させると、前記クラッチレ
バ−231は突起230bから離れクラッチバネ230
cがバネボス230d、 230eを締めることとなり
メインモータ250の逆回転駆動は半月ローラ229A
に伝わる。このようにして押出ベルト220は逆送され
る。この逆回転駆動時には、前記突起230b上をクラ
ッチレバ−231が乗り越えてしまうため、機械的に逆
送回数を規制せず、逆送の時間で規制するようにしてい
る。所定の時間逆送させた後メインモータ250を正転
させると、外筒体230aの突起230bがクラッチレ
バ−231の先端に当接しメインモータ250の駆動が
切り離され一回転バネクラッチ230は元の位置に復帰
する。 235は、前述した原稿りの給紙に係る給紙機構290
より送り出された原稿りを処理部101となる複写機1
00のプラテンガラス102上に案内する順行経路、2
37は該プラテンガラス102上に一旦給紙した原稿り
を露光前又は露光後に反転させるための反転経路である
。反転経路237は両面原稿の偶数ページ面がプラテン
ガラス102面に向かうように反転修正したり、斯く修
正して露光処理した原稿りを原稿スタッカー201に戻
すときにそのページ順を再反転修正できるようにするた
めのもので、前記プラテンガラス102と同一面から上
向きループを描いて前記順行経路235の上部側に合流
するようになっている。 238は前記順行経路235の途中に設けた搬送ローラ
、239.240は前記反転経路237の途中に設けた
搬送ローラである。これらの搬送ローラ238と239
.240はメインモータ250に一方向制御機構を介し
て常に同一の送り方向に回転できるように連繋している
。 241はプラテンガラス102の上面において原稿を順
行方向及び逆方向に搬送するための搬送ベルトである。  この搬送ベルト241は正逆切り換え手段251を介
してメインモータ250に連繋した給紙側の第一ローラ
242と、排紙側の第二ローラ243との間に張設され
ている。しかして第一ローラ242寄りの上側ベルト面
にはテンションローラ244が圧接し、下側ベルト面は
複数の押えローラ245によりプラテンガラス102に
摺接するようになっている。 前記第一ローラ242と第二ローラ243は第10図に
図示の如くタイミングベルト246により互いに連繋し
でいる。この場合、第一ローラ242側のタイミングプ
ーリ247は第一ローラ軸242aに固着され、第二ロ
ーラ243側のタイミングプーリ248は第二ローラ軸
243aに一方向クラッチ249を介して取付けられて
いる。また、第一ローラ242のの周速は一方向クラッ
チ249を介して駆動される第二ローラ243の周速よ
り若干速い速度となるように構成されている。従って、
搬送ベルト241は順行方向(第1o図の矢印)に回転
するときは第一ローラ242からの駆動力で走行し、下
側ベルト面が弛み側となっている。この場合、第二ロー
ラ243は一方向クラッチ249との間で滑るようにな
っているが、搬送ベルト241が何らかの理由、例えば
第一ローラ242との間で滑りが生し、その駆動力が充
分に伝えられないためにベルトの走行スピードが低下し
た場合にロックする一方向クラッチ249の作用により
第二ローラ243が駆動側となって搬送ベルト241を
駆動できるようになっている。また、前記搬送ベルト2
41を前記とは逆方向(反時計廻り方向)に廻す場合に
は一方向、クラッチ249かロックされ、第二ローラ2
43が搬送ベルト241の駆動側となる。即ち、搬送ベ
ルト241は第一ローラ242が駆動側となって走行す
る場合と、第二ローラ243が駆動側となって走行する
場合とがある。これは原稿りをプラテンガラス102上
で送りながら同期露光を行わせる場合に特に有効となる
。 103は前記プラテンガラス102の排紙側端部に設け
た原稿ストッパーで、該ストッパー103は第11図に
図示の如く、その中央部がシーソー状に回動できる作動
レバー104の一端に結合軸105により枢支され、該
作動レバー104の他端側に連繋したソレノイド106
と、これに対向するバネ107との作用でプラテンガラ
ス102に対して出没できるようになっている。この原
稿ストッパー103は、RDHモードのように原稿を搬
送ベルト241でプラテンガラス102上を同期露光速
度で搬送しながら、プラテンガラス102の直下に設け
た定位置固定と移動とがモード選択できる露光光学系1
10を固定した状態で露光してドラム上に像を作成する
場合にはプラテンガラス102より没し、ADFやSD
Fモードのときのように原稿をプラテンガラス102上
の露光位置で停止させ、前記光学系110を移動させな
がら露光してドラム上に像を作成する場合にはプラテン
ガラス102より上に突出するように作動する。 255は前記プラテンガラス102の出口側に連続した
排紙ガイド板、256は排紙ベルトである。排紙ベルト
256は原稿スタッカー201の直後に軸支され、一方
向制御機構を介してメインモータ250に連繋した駆動
ローラ257と、原稿スタッカー201の上下面に沿っ
て水平方向に移動できるように軸支された上側及び下側
の端部ローラ258.259及び前記排紙ガイド板25
5の近接位置に軸支された補助ローラ260.261の
ローラ群により原稿スタッカー201の後部側をC型状
に巻き込むように張設され、前記駆動ローラ257の一
定方向の回転により搬送ベルト241から送り出された
原稿りを排紙方向に搬送できるようになっている。 −20= 前記排紙ベル1〜256の上側及び下側の端部ローラ2
58.259は第12図に図示の如く原稿搬送袋R20
0の両側骨格262に設けた平行な2段の水平溝263
及び264にローラ部材を介して滑動可能に保持された
上段移動体265及び下段移動体266間にそれぞれ軸
架されていると共に、それぞれの移動体265.266
は前記両側骨格262の前後に2個づつ軸支されたスプ
ロケット267A、 267E、 268A及び268
Bに張設したチェーン269の上側及び下側にアタッチ
メント270.271を介して結合している。そして、
前部下側のスプロケット267Aは、第13図の如く正
逆可能なチェーン駆動源272に中間歯車272Bを介
して連繋している。 従って、チェーン駆動源272の正逆回転でチェーン2
69が走行すれば、上側端部ローラ258と下側端部ロ
ーラ259は互いに対向的に移動することとなり、排紙
ベルト256のベルトテンションは常に一定に維持され
ることとなる。 前記排紙ベルト256の移動機構は原稿スタッカー20
1上に原稿りをセットするときにその後端を突当てる前
記後端規制板202の移動制御機構として構成したもの
であり、該後端規制板202は前記上段移動体265に
上側端部ローラ258の前方を覆うように取付けられて
いる。そしてその下縁部には第12図に図示の如く原稿
スタッカー201の後部上面に設けた給紙方向に平行な
浅い凹凸部の凹部201bに嵌合できる凸部202aを
設け、これにて押圧する原稿が下に潜り込まないように
構成している。 第13図において、273は後端規制板202のホーム
ポジションセンサーで、該センサー273は前記チェー
ン269の上側に結合したアタッチメント270に設け
られている遮断部材274により遮断された位置を後端
規制板202のホームポジションとして確定する。この
ホームポジションは最大サイズ(例えばA3ザイズ)の
原稿の後端を突当てできる位置となる。 前記チェーン駆動源272は第14図の如く制御手段7
21により正逆回転及び回転量が制御される。この制御
手段721は原稿スタッカー201上に原稿がセットさ
れていることが前記原稿セット検知センザー289によ
って確認されると、コピーボタンのON信号によりチェ
ーン駆動源272を正転させ、ホームポジション202
Plを出発点として後端規制板202を前進させる。上
記原稿セット検知センサー289は後端規制板202と
一体的に移動して、移動中の原稿りを検知している。従
って、原稿りが移動中か又は移動終了直後に何等かの理
由により原稿スタッカー201上から除去されると、た
だちに検知して、前記制御手段721に検知信号が伝達
されチェーン駆動源272を停止させる。しかして、原
稿りの先端が前記スタックセンサー206により検知さ
れ、その検知信号を受領すると、チェーン駆動源272
を停止させた後、逆転させる。これにより後端規制板2
02はその停止位置を前進点として後退する。この場合
、−気にホームポジションまで後退させてもよいが、本
実施例ではゲート部材207の正面から当該原稿サイズ
分だけ後退させるようにしている。換言すれば、原稿先
端がゲート部材207をくぐった量に相当する量だけ後
退させるようにしている。これは原稿が一循した後に再
給紙時における後端規制板202の前進量を最小限にす
るために有効である。 前記原稿サイズの判定のため、前記ホームポジションセ
ンサー273により検出された後端規制板202の初期
位置202Pから前進点(スタックセンサー検知点)2
02 P’ 、、202P2、−202Pnまでの移動
量を検出する手段723と、前記移動量に対する原稿サ
イズを判定する手段722とを備えている。即ち、前記
判定手段722は移動量により異なる複数の原稿サイズ
情報(例えばA4、A3、B4、B5等)を記憶する記
憶回路と、前記移動量検出手段723からの出力により
その記憶回路から必要な原稿サイズ情報を選択する選択
回路を有している。従って、当該原稿のサイズは後端規
制板202の初期位置から前進点までの移動量により判
定でき、その判定結果は前記制御手段721に出力され
、チェーン駆動源272の逆転時の回転量が制御され、
上述の如く後端規制板202を当該原稿サイズに相当す
る指定位置まで正しく後退させ得る。また、前記判定手
段722の記憶回路には複数の原稿サイズ情報と共に、
不適合サイズ情報(例えば、B5以下)が記憶され、当
該原稿を不適合と判定した場合にはメインモータの制両
部に作動禁止信号を出力するようになっている。 勿論、判定手段722の判定の結果は複写機本体側の転
写紙を選択する制御部にも出力され、原稿サイズに合っ
た転写紙が給紙できるようになっていることは言うまで
もない。 275.276は前記補助ローラ260.261に対応
する位置において排紙ガイド板255の外側から透孔を
通して排紙ベルト256に当接している押えローラ、2
77は原稿搬送装置200の両側骨格262の後端上部
に基端側をヒンジ結合した天井カイト板、278は前記
上側端部ローラ258を軸架した上段移動体265に排
紙ベルト256の上側ベルト部の上面に若干の隙間を開
けて対峙した排紙ロガイド板、279は該排紙ロガイド
板278の上面から透孔を通して排紙ベルト256に当
接している押えローラである。289は原稿スタッカー
201上に原稿りがセットされているかどうかを検知す
る原稿セット検知センサーである。該原稿セット検知セ
ンサー289は上記排紙ロガイド板278上に固設され
る。 前記天井ガイド板277はガイド面となる下面には排紙
方向に向いた複数条のリブ280が設けられ、原稿に方
向性を付与できるようになっていると共に、該リブ28
0には前記排紙ロガイド板278の上向き傾斜した後板
上縁に設けた凹溝281がイレコ状に嵌合し、天井ガイ
ド板277のガイド面を前進した原稿を排紙ロガイド板
278と排紙ベルト256との間に確実に案内できるよ
うにしている。 前記原稿セット検知センサー289は排紙ロガイド板2
78上に前部を前方に突出させた状態で固設される。該
検知センサ−289枠体の前部下面には透孔が穿設され
ていて、該検知センサ−289枠体内からの投射光及び
該検知センサーへの反射光が上記枠体透孔を通過するよ
うになっている。上記検知センサー289は、発光LE
Dとフォトトランジスタとによって構成される投光部及
び受光部が同一枠体内に設けられた検知センサーである
。投光部(発光LED)から投射された投射光は枠体透
孔を通過して、後端規制板202の下縁部から前方に一
体的に突出させた反射板202bに到達する。該反射板
202bによって反射された反射光は、枠体透孔を再び
通過して受光部(フォトトランジスタ)に達する。 282は前記排紙カイト板255の途中に設けた処理後
の原稿を原稿スタッカー201に向かう循環排紙経路A
と機外の排紙皿283に向かう機外排紙経路Bとを切り
換える切換爪で、該切換爪282は前記後端規制板20
2がホームポジションに復帰したときには機外排紙経路
Bを開けるように可動し、後端規制板202がホームポ
ジションにないときは循環排紙経路Aを開けるように可
動するようになっている。この切り換え作動はソレノイ
ドを利用しても他の適当な機械的機構によって行っても
よい。 284は前記天井ガイド板277の先端上面に基端側を
ヒンジ結合した手差し板で、核子差し板284は通常で
は第1図の如く天井ガイド板277の上面に重なるよう
に畳まれており、SDFモードで一枚づつ原稿を給紙す
るときにヒンジ結合部を支点として原稿スタッカー20
1を覆うように展開できるようになっている。この展開
時、手差し板284の先端は給紙ベルl−221の近傍
まで至る。また、手差し板284には展開時に上面とな
る面に給紙しようとする原稿サイズを示すマークが付さ
れ、原稿挿入位置が判るようになっている。更に、手差
し板284を展開したときは図示しないSDF用アクチ
ュエータがONになるように構成しておくと便利である
。 第15図はメインモータ250を駆動して押出ベルト2
20を逆送する逆送制御手段300のブロック図である
。該逆送制御手段300は、メインモータ250の回転
速度及び回転方向を切換制御するRDHC,B(原稿搬
送装置コントロールボックス)293、原稿先端通過を
検知する同期センサー285、複写機100本体側のC
PU(中央処理装置)120かも構成される。 RDI(C,B 293とCPU 120との間でデー
タの授受が行われる。CPU120からはRDHC,B
 293へDF 5TARTのデータが送られる。DF
STARTのデータによってRDHC,B 293は原
稿再給紙スタート信号を発信し、メインモータ250は
回転する。本データDF 5TARTは原稿給紙タイミ
ングと露光タイミングとをあわせるデータである。CP
U 120がRDHC,B 293から準備完了を意味
するDF READYデータを受けていないときは、上
記DF 5TARTデータは送られない。又、CPU1
20からはRDHC,B 293へORG BACKデ
ータが送られる。両面原稿モード時、ウラ面露光終了後
、本データORG BACKを受けるとRDHC,B2
93からは原稿反転動作又は給紙動作のスタート信号が
出される。更にCPU 120からはDF ENDデー
タが送られる。本データはコピー動作が終了することを
知らせるデータである。 第16図は両面原稿処理時の搬送動作のタイムチャート
である。 原稿が給送され順行経路235を通過する。同期センサ
ー285によって原稿後端が検知されると一旦停止させ
る。この搬送時には、メインモータ250は高速正回転
作動し、原稿を急送する。 原稿は後端側から反転経路237を通過し給送される。 原稿反転検知センサー252が原稿先端を検知したとこ
ろで原稿を一時停止させ複写機100側と処理タイミン
グを合わせる。この搬送時には、メインモータ250は
高速逆回転作動し、原稿を急送する。 cpu 120から前述したようにRDHC,B293
がDF 5TARTデータを受は取り原稿は再スタート
し−光処理にはいる。この処理は処理系を固定させ原稿
を搬送させて行う。この処理搬送時には、原稿は複写機
100本体側の処理速度に同期させた同期速度で搬送さ
れる。 この後、露光処理終了位置で原稿を停止させ、CPU 
120からORG BACKデータを受けた時点で原稿
を反転させ、原稿のオモテ面を露光処理する。 露光処理後は、メインモータ250は高速正転作動し原
稿を原稿スタンカー201上へ急送する。しかしてこれ
らの作動を繰り返した後、原稿の循環処理が総て完了し
た時点で前記CPU 120からDF ENDデータが
送られる。前記同期センサー285が最終原稿の通過を
検知し、所定の時間経過の後メインモータ250の逆転
駆動を開始し、前記したように一定時間押出ベルト22
0の逆送を行う。 上記実施例において、原稿を積層した状態でコピー面を
上にし、上からページ類に揃えてホームポジションにあ
る後端規制板202に後端を突当ててセットする。さら
に幅方向を横幅規制板203.203で規制した後、作
成部数を入力し、コピーボタンをONすると、ゲート部
材207を駆動するゲート駆動源217が作動し、ゲー
ト部材207をその下に積層原稿が十分進入できる位置
まで上昇させる。 次に、チェーン駆動源272が始動し、中間歯車272
B1スプロケyト267Aを介してチェーン269を正
転させ、該チェーン269の上側及び下側にアタッチメ
ント270.271を介して結合している上段移動体2
65に軸架された上側端部ローラ258を前方へ、下段
移動体266に軸架された下側端部ローラ259を後方
へ向けて移動させる。従って、この上段移動体265に
上側端部ローラ258の前方を覆うように取付けられた
後端規制板202は原稿の後端を押しつつ前進し、原稿
りの先端側をゲート部材207の下をくぐらせるが、該
原稿りの先端がスタックセンサー206で検知されると
、制御手段721の作用で前記チェーン駆動源272が
停止すると共に、ゲート駆動源217が逆転してゲート
部材207が下降する。 このときシャツl−211に植設したピン214がゲー
トレバー212より十分熱れる位置まで回転して逃げる
から、ゲート部材207は原稿の量にかかわらず常にそ
の自重で原稿上面を下向きに押圧することができる。ま
た、ゲート部材207はその下縁が櫛歯状になっており
、原稿スタッカー201の上面リブ201aと相まって
原稿を波形に変形しつつ給紙ベルト221に押しつける
。 前述の如く、ゲートレバー212に対し押上げビン21
4が十分熱れた位置において、ゲートカム歯車21、6
がゲート駆動源217により回動し、そのカム形状部2
16bで一回転バネクラッチ230の外筒体230aの
突起230bに係止したクラッチレバ−231を上下さ
せることで半月ローラ229A、 229Bをメインモ
ータ250に繋ぎ、押出ベルト220を走行させると、
原稿は給紙ベルト221とストップローラ222とのニ
ップへ向けて押出される。このとき給紙ベルト221は
電磁クラッチ223の作用で回転しないままになってい
るため、押出された原稿は給紙ベルト221と、ストッ
プローラ222とのニップ間に下層のものより先に楔形
に進入して停止する。 次いで、電磁クラッチ223がONになり、給紙ベルト
221が給紙方向に回転する。このとき給紙ベルト22
1に接したスト7プローラ222は非回転状態に維持さ
れているため、最下層の一枚の原稿は給紙ベルト221
にて送り出され、2枚目以上の原稿束はストップローラ
222で抑えられ、重送防止される。この給紙ベルト2
21の回転時には前記押出ベルト220も同期して始動
し、一回転する間に最下層の一枚の原稿のみをその上に
積層されている原稿束から吸着分離し、給紙方向に向け
て押出すように作用する。即ち、ストップローラ222
の重送防止機能をより向上させることとなる。 前述した如く、後端規制板202は原稿の先端がスタッ
クセンサー206で検知された時点で停止した後、その
位置から当該原稿サイズにより定まる指定位置まで後退
する。 かくして、給紙ベルト221により送り出された一枚の
原稿は順行経路235に入り、その途中に設けた搬送ロ
ーラ238にニップされてプラテンガラス102と搬送
ベルト241へ向けて同期露光速度で搬送される。原稿
先端が順行経路235の途中(搬送ローラ238の直下
)に設けた同期センサー285を横切ってからサイズ毎
のタイミングの後、電磁クラッチ223をOFFとする
。 前記搬送ローラ238で搬送された原稿は搬送ベルト2
41でプラテンガラス102上を同期露光速度で搬送し
ながら、固定した光学系110で露光してドラム上に像
を作成する。露光処理された後の原稿は排紙ガイド板2
55に沿って上動し、排紙ローラ256により原稿スタ
ッカー201へ向けて排出されることとなる。この場合
、排紙ロガイド板278及び排紙経路を構成する排紙ガ
イド板255の外面から透孔を通して排紙ベベルト25
6のローラ支持部に当接した押えローラ279.275
.276が原稿を支持することから、排紙口287が原
稿サイズ等に合わせてその位置を移動しても、プラテン
ガラス102上から搬送ベルトにより送り出された原稿
はそのサイズ如何にかかわらず、搬送ベルトと排紙口2
87との間において全くニップされない状態を生じさせ
ることがなく、排紙不能になることはない。 また、原稿スタッカー201上に排紙された原稿はゲー
ト部材207と後端規制板202とにより前後端が揃え
られ、横幅規制板203.203で横幅が揃えられた状
態で再スタックされる。従って、次の給紙時の給紙性能
が向上することとなる。 前記送り出し動作をコピーサイズ、コピー倍率毎に定ま
る送り出しタイミングや同期搬送速度に変えてゲート部
材の下の原稿かなくなるまで繰り返す。そしてゲート下
の原稿がなくなったことをスタックセンサー206で検
出し、最後の原稿が排紙センサー286で排出されたこ
とを検出すると、再びゲート部材207を上昇させて後
端規制板202でスタック原稿を送り出して設定部数が
完了するまで上記の動作を繰り返す。しかして設定部数
が完了し、それが前記排紙センサー286て検出される
と後端規制板202はそのホームポジションに戻り、次
の作動に備える。 上記作動はRDHモードで片面原稿を片面コピーする場
合である。従って、複写機100のプラテンガラス10
2の排紙側端部に設けた原稿ストッパー103はプラテ
ンガラス102より下に没入状態になっていると共に、
露光光学系110は定位置固定モードになっているが、
これをADFモードに設定した場合には露光光学系11
0は移動モードとなると共に、プラテンガラス102の
排紙側端部に設けた原稿ストッパー103はその面上に
突出し、原稿を突当ててその位置(即ち、露光位置)に
停止させ、露光光学系110が移動して設定コピー枚数
のコピー作業が行われた後、原稿は原稿ストッパー10
3の退避と、搬送ベル) 241の再作動により排出方
向に送られ、排紙ガイド板255の途中に設けた切換爪
282を経て機外排紙口から排紙皿283へと排出され
る。 また、RDHモードで両面原稿を片面コピーする場合に
は前述したように原稿スタッカー201から送り出され
た原稿が順行経路235を経てプラテンガラス102へ
給紙されると、プラテンガラス102上では最終ページ
が上になるから、まず、■−度プラテンガラス102面
上へ給紙した原稿の停止後、■搬送ベルト241を逆転
させ、その原稿を反転経路237へ送り込み、原稿を宙
返り状に反転させ、最終ページが下になるようにしてプ
ラテンガラス102上で固定光学系llOにより露光す
る。■露光終了後、再度−36= 搬送ベル) 241を逆転し、その原稿を再び反転経路
237を通してページ順を修正し、もう一方のページ面
を下にしてからプラテンガラス102上で露光して原稿
スタッカー201へ戻す。この■〜■の作動の繰り返し
で両面原稿の片面コピーが完了する。 しかして、両面原稿を両面コピーするには、前記■の作
動時、露光しないまま原稿スタッカー201へ戻し、−
循では偶数ページだけのコピーを行い、二循目で奇数ペ
ージのコピーを行う。この奇数ページのコピー時は当然
のことながら、反転操作は不要となる。勿論、複写機1
00側の転写紙の給紙作動も上記原稿搬送作動に合わせ
た動きが行われることとなる。 以上各モードいずれの場合においても、処理完了時、同
期センサー285によって最終原稿の通過が検知され各
サイズのタイミングの後、CPTJ 120からコピー
動作が終了することを意味するDF ENDデータがR
DHC,B 293に送られる。そして原稿が原稿スタ
ッカー201の押出ベルト220上に再積載されるがこ
の再積載された処理済原稿を該押出ベルト220を逆送
させることにより取り出し易い位置に戻すようにしてい
る。
【発明の効果】
以上説明した如く、この発明の原稿搬送装置は、原稿ス
タッカー上にセット又は再スタックされた原稿は原稿ス
タッカーを急傾斜させないで原稿給紙が可能になると共
に、原稿スタッカーから給紙された原稿は処理部を経て
閉ループで原稿スタッカーに戻るようになるので、原稿
交換速度が速くなるという効果がある。又、循環処理の
完了した原稿を再積載した押出ベルトを逆送するように
したので処理済の原稿が取り出し易くなるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は本発明の実施例を示し、第1図は原
稿搬送装置の正面断面図、第2図は原稿スタッカー及び
給紙機構を示す斜視図、第3図はゲート部材で原稿スタ
ッカー上に押え込まれた原稿の変形状態を示す説明図、
第4図(A)、(B)はゲート部材の作動状態を示す゛
説明図、第5図はストップローラ軸に設けたバネクラッ
チの一部切欠正面図、第6図は同側面断面図、第7図は
半月ローラの一回転制御機構の斜視図、第8図(A)、
(B)は同一回転制御機構の作動状態を示す説明図、第
9図(A)、(B)は押出ベルト(半月ローラ)の作動
状態を示す説明図、第10図は搬送ベルトの駆動系の斜
視図、第11図は原稿ストッパーの作動機構を示す斜視
図、第12図は原稿スタッカーの後部側を示す斜視図、
第13図は排紙ベルト及び後端規制板の駆動機構を示す
要部斜視図、第14図は排紙ベルト及び後端規制板の駆
動の説明図、第15図はメインモータ駆動の逆送切換制
御手段のブロック図、第16図は原稿処理時のタイミン
グチャート、第17図は従来例の原稿搬送装置の断面図
である。 100・・・複写機    120・・・CPU(中央
処理装置)200・・・原稿搬送装置 201・・・原
稿スタッカー202・・・後端規制板  202b・・
・反射板206・・・スタックセンサー 207・・・ゲート部材  220・・・押出ベルト2
50・・・メインモータ 252・・・原稿反転検知センサー 285・・・同期センサー(原稿先端検知センサー)2
89・・・原稿セット検知センサー 290・・・給紙機構   293・・・RDHC,B
 (原稿搬送装置コントロールボックス) 300・・・逆送制御手段 D・・・原稿

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿スタッカー上に積層状に載置した原稿の束を給送方
    向に送り出し、更に分離手段により原稿束の最下層から
    一枚ずつ原稿を分離して搬送経路を経て処理部に給送し
    処理したのち、再び原稿を閉ループで前記原稿スタッカ
    ー上に循環し積載させる原稿搬送装置において、前記送
    り出された原稿の束を積載して前記分離手段の分離位置
    まで押出す押出し部材と、循環処理の完了した原稿を再
    積載した上記押出し部材を反給送方向に逆送移動させる
    逆送制御手段とを設け、処理済原稿を給紙位置から逆送
    させるように構成したことを特徴とする原稿搬送装置。
JP2023088A 1988-01-29 1988-01-29 原稿搬送装置 Pending JPH01197236A (ja)

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JP2023088A JPH01197236A (ja) 1988-01-29 1988-01-29 原稿搬送装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0507279A2 (en) * 1991-04-01 1992-10-07 Mita Industrial Co. Ltd. Restoring document transport apparatus
JPH04304471A (ja) * 1991-04-01 1992-10-27 Mita Ind Co Ltd 自動原稿搬送装置

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