JPH10194514A - 写真処理装置 - Google Patents

写真処理装置

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JPH10194514A
JPH10194514A JP9000195A JP19597A JPH10194514A JP H10194514 A JPH10194514 A JP H10194514A JP 9000195 A JP9000195 A JP 9000195A JP 19597 A JP19597 A JP 19597A JP H10194514 A JPH10194514 A JP H10194514A
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roller
photographic processing
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光彦 糸島
Shinji Azuma
信二 東
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/003Film feed or extraction in development apparatus

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術に比べてコストを低減できる写真処
理装置を提供すること。 【解決手段】 感光材料25を搬送経路に沿って露光部
から現像処理部へと搬送させて所定の処理を行う写真処
理装置において、感光材料25を挟持するローラ対と、
感光材料25を挟持した状態のローラ対を搬送経路に沿
って搬送させる駆動装置とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料を搬送経
路に沿って露光部から現像処理部へと搬送させて所定の
処理を行う写真処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12,13により従来技術を説明す
る。図12は写真処理装置の露光部と現像処理部(一
部)の拡大断面図である。露光部30ではロール状に巻
かれた感光材料25が送りローラで送り出され、カッタ
ー1で各コマ長さにカットされた感光材料25として露
光台2へ送られる。露光台2上には、断面が三角形の頂
点にローラを設けその周りに巻かれた無端状の吸着ベル
ト3が設けられ、この吸着ベルト3が図の矢印方向に移
動することによって、感光材料25を所定位置まで送
る。吸着ベルト3には多数の小孔が穿設されており、内
部を真空状にすることによって感光材料25を吸着ベル
ト3に吸着するようにしている。露光台2の所定位置に
送られた感光材料25は、光源4からの光でミラートン
ネル5、ネガマスク6、レンズユニット7等を介してネ
ガマスク6に保持されているフィルム26の画像を焼付
露光する。焼付露光された感光材料25は搬送装置31
によって次の現像処理部32へ送られる。
【0003】搬送装置31は、多数のローラ対からな
り、図示を省略しているが、各ローラの端に無端ベルト
が掛け渡されて駆動される。この搬送装置31には、搬
送振り分け装置10と並列搬送経路20とが設けられて
いる。図13は図12のA−A断面図である。搬送振り
分け装置10は、ベース台11上のレール12に沿って
感光材料25の送り方向と直角な方向にトラバースして
移動する移動経路13からなる。移動経路13は移動フ
レーム14に複数のローラ対15を備え、移動フレーム
14の底部に設けたガイド12aでレール12に摺動自
在に係合している。並列搬送経路20は、並列に設けら
れた2つの搬送経路20A,20Bからなり、それぞれ
の搬送経路はベース台21の上に多数のローラ対22を
備えている。そして不図示の無端ベルトがモータ駆動さ
れて各ローラ対は回転駆動され、感光材料25を送る
が、この駆動部は左右の搬送経路に対して別々に設けら
れる。現像処理部32は、タンク16内を仕切り板17
によりいくつかの区画に仕切る。各区画内には複数のロ
ーラ対18を水平に支持したラックが備えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術におい
ては、搬送経路に沿って多数のローラ対が配置されてい
た。このローラ対が配置される間隔は、搬送されるべき
感光材料の最少寸法を考慮しなければならず、この点か
らもかなりの数のローラ対を配置しなければならなかっ
た。特に、振り分け搬送を行う場合においては並列に設
けられた複数の搬送経路にそれぞれ多数のローラ対を配
置しなければならない。また、ローラ対の配置に加え
て、感光材料をガイドするガイド部材も多数配置しなけ
ればならなかった。従って、これら多数のローラ対やガ
イド部材を設けるため、写真処理装置のコストが高くな
ると言う問題点があった。又、搬送経路に沿って多数の
ローラ対やガイド部材を配置すると、感光材料にキズが
発生する可能性もあった。
【0005】本発明の目的は、従来技術に比べてコスト
を低減できる写真処理装置を提供することである。本発
明の別の目的は、感光材料にキズが発生しにくい搬送経
路を備えた写真処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、感光材料を搬送経路に沿って露
光部から現像処理部へと搬送させて所定の処理を行う写
真処理装置において、感光材料を挟持する挟持手段と、
感光材料を挟持した状態の挟持手段を搬送経路に沿って
搬送させる第1駆動手段とを備えたことである。これに
よると、感光材料を挟持手段によって挟持し、この挟持
手段を搬送経路に沿って搬送させることで、感光材料を
搬送することができる。例えば、挟持手段としてローラ
対を利用すれば、ローラ対に感光材料を挟持させ、この
ローラ対を搬送駆動するのである。従って、搬送経路に
沿って、従来技術のように多数のローラ対を配置させる
必要がなく、コストを低減できる写真処理装置を提供す
ることができた。
【0007】また、挟持手段を搬送経路と略直交する方
向に移動させる第2駆動手段を更に備えておくと、振り
分け搬送をさせることができる。つまり、多数のローラ
対を配置させることなく振り分け搬送を行うことができ
る。また、写真処理装置における露光部と現像処理部と
の間の搬送経路に、挟持手段を設けるのが好ましい。
さきに説明した図12からも分かるように、露光部30
から現像処理部32へ至るまでの搬送経路はかなり長く
なっており、この部分におけるローラ対はかなりの数が
必要とされていた。従って、この部分に挟持手段を設け
ることにより、効果的にコストダウンを達成することが
できる。
【0008】更に、挟持手段により感光材料を搬送させ
るにあたり、感光材料の表裏面を反転させる機構が設け
られていることは特に好ましい。図12の従来技術にお
いて、露光部30から現像処理部32へ至るまでの搬送
経路がかなり長くなっているのは、現像処理部32にお
いて感光材料の乳剤面を内側にしてターンをさせないた
めである。タンク16では、小径ローラ群の配置されて
いる側が乳剤面になるように感光材料を搬送させてお
り、これにより画像の品質低下を防止している。本発明
では上記のように感光材料の表裏面を反転させる機構が
設けられており、従来技術のように乳剤面の内側ターン
を防止するために、わざわざ搬送経路を長くする必要が
無い。これにより、搬送経路を設けるためのスペースを
低減できると言う効果がある。
【0009】挟持手段の一態様として、これをローラ対
により感光材料を挟持するように構成すると共に、露光
部において感光材料を搬送させるための駆動源により、
ローラ対の各ローラを回動駆動させることができる。こ
れにより、ローラ対を駆動することで、搬送されてきた
感光材料をローラ対に挟持することができる。露光部に
おいては焼付露光が終了すると、感光材料は駆動源によ
り搬送されるが、この駆動源によりローラ対をも回動駆
動させることにより、ローラ対のための専用の駆動源が
不要となりコストの面で好ましい。
【0010】更に又、ローラ対が所定の軸芯周りに回動
可能に構成され、ローラ対に感光材料を挟持させた状態
で所定角度回動させることで、感光材料の表裏面を反転
させる構成が好ましい。これによると、ローラ対を回動
させる動作だけでよいから、簡素な構成で感光材料の表
裏面を反転させることができる。更に又、ローラ対は搬
送経路上の第1の位置で感光材料を挟持し、ローラ対が
この第1の位置から所定の距離だけ搬送経路を搬送され
たときにローラ対が回動するように構成されていること
が好ましい。これにより、ローラ対は、第1の位置にお
いて搬送されてきた感光材料をそのままの姿勢で挟持す
ることができる。そして、感光材料を挟持した状態でロ
ーラ対を搬送させると、ローラ対が回動されて感光材料
の表裏面が、第1の位置とは異なる第2の位置で反転さ
せられる。
【0011】更に又、露光部から挟持手段へ感光材料を
案内するためのガイド部材を備えておれば、挟持手段に
よる感光材料の挟持が確実なものとなる。更に又、挟持
手段は搬送経路に直交する方向に沿って一対設けられて
いることが好ましい。挟持手段は一つであっても、通常
の搬送のみならず振り分け搬送も可能である。しかしな
がら、振り分け搬送を効率よく行うには、挟持手段を一
対設けておくのが良いのである。又、幅の異なる感光材
料を扱う場合に、幅大の感光材料の場合には一対の挟持
手段で搬送させ、幅小の感光材料の場合には一対のうち
一方の挟持手段のみを作動させるという制御もできる。
【0012】本発明のその他の特徴と利点は、以下の図
面を用いた実施形態の説明から明らかにされるだろう。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を、図
を基に説明する。図1〜4は第1実施形態を示す。ここ
では、写真処理装置のうちの露光部30と搬送装置31
の詳細が示される。露光部30の基本構成は図12に示
すものと同じである。三角形に巻回された吸着ベルト3
の各頂点には、ローラ対34,35,36が設けられて
いる。感光材料25は図1の左から右側へと搬送され
る。露光部30の下流側のローラ対34は、押えローラ
34aと駆動ローラ34bとからなり、更にその下流側
には挟持搬送ユニット37が設けられている。
【0014】挟持搬送ユニット37は、感光材料25を
挟持する下部保持ローラ40及び上部保持ローラ41
と、これらローラ40,41へ感光材料25を案内する
ガイド部材42と、保持ローラ40,41を回動自在に
保持し、ガイド部材42が固定取り付けされる第1ロー
ラ保持台43と、第1ローラ保持台43を下部保持ロー
ラ40の軸芯周りに回動可能に保持する第2ローラ保持
台44、第1ローラ保持台43を図1の時計方向に回動
付勢するねじりコイルばね45と、第1ローラ保持台4
3の時計方向の回動を阻止する板ばね46と、下部保持
ローラ40と同軸に取り付けられるギヤ47とを備え
る。板ばね46は、台板61に対して取り付けられる。
ここで、保持ローラ40,41は、感光材料25を挟持
する挟持手段として機能する。駆動ローラ34bは、駆
動源であるモータ29により駆動され、駆動力は駆動ロ
ーラ34bと同軸に設けられた第1ギヤ38、第2ギヤ
39、ギヤ47を介して下部保持ローラ40に伝達され
る。なお、ギヤ47と下部保持ローラ40とは、ワンウ
ェイクラッチを介して連結される。
【0015】更に、保持ローラ40,41を感光材料2
5の搬送経路に直交する方向(図2の左右方向)にスラ
イド駆動するモータ48と、モータ48のモータ軸に取
り付けられる駆動スプロケット49aと、従動スプロケ
ット49bと、スプロケット49a,49bに巻回され
る無端ベルト50とを備える。これら駆動機構はモータ
台板51に取り付けられる。図4に簡単に図示している
が、無端ベルト50と第2ローラ保持台44の下部44
aとが係合しており、これにより保持ローラ40,41
の上記スライド駆動が可能となっている。又、このスラ
イド駆動をスムースに行うため、モータ台板51に取り
付けられたスライドレール52に第2ローラ支持台44
に設けられたガイド部44bが係合している。又、モー
タ台板51には、発光器53aと受光器53bとからな
る第1センサー53が設けられ、これに対応して検出板
54が第2ローラ保持台44のガイド部44bの上部に
取り付けられている。ここで、モータ48、スプロケッ
ト49a,49b、無端ベルト50は、挟持手段を搬送
経路と直交する方向に移動させる第2駆動手段として機
能する。
【0016】挟持搬送ユニット37は、モータ55と、
モータ55のモータ軸に取り付けられた駆動スプロケッ
ト56aと、従動スプロケット56bと、これらスプロ
ケット56a,56bに巻回される無端ベルト57によ
り、図2に示す位置から上方に向けて駆動される。これ
により、感光材料25は露光部30から現像処理部32
へと案内される。このように、挟持搬送ユニット37は
上昇位置と下降位置をとるが、下降位置を検出するため
の第2センサー58が設けられており、これに対応して
モータ台板51に折り曲げ部51aが形成されている。
無端ベルト57と平行にスライドレール59が設けられ
ており、挟持搬送ユニット37を昇降方向に案内する。
ここで、モータ55、スプロケット56a,56b、無
端ベルト57は、感光材料25を挟持した状態の挟持手
段を搬送経路に沿って搬送させる第1駆動手段として機
能する。図3に示すように、挟持搬送ユニット37内に
搬送されてきた感光材料25の先端部を検出する、発光
器60aと受光器60bとからなる第3センサー60が
設けられている。
【0017】図2において、感光材料25の搬送経路の
中心線Yに対して左右対象になるように、搬送装置31
が設けられている。又、搬送装置31の上部には、挟持
搬送ユニット37により搬送されてきた感光材料25を
受け取るローラ対62と、感光材料25を現像処理部3
2へと案内するローラ対63とが設けられている。
【0018】図10は、制御ブロック図である。写真処
理装置の各部はマイクロコンピュータを中核とする制御
部80により作動制御される。感光材料判別手段81
は、搬送される感光材料25が幅小か幅大かを判別す
る。例えば、搬送経路に直交する方向にいくつかのセン
サーを配置することで、幅を検出できる。搬送制御手段
82は、各センサー53,58,60の出力信号と、感
光材料判別手段81の判別結果に基づいて、各モータ2
9,48,55の駆動を制御する。更に、制御部80
は、露光部30と現像処理部の作動をも制御している。
【0019】次に、搬送装置31の作動に付いて説明す
る。まず、幅小の感光材料25aを振り分け搬送する動
作を説明する。図5(a)は、初期状態を示し、露光部
30から送り出される感光材料25aを待機している。
左右のユニットのうち、右ユニット37aが最も下降し
た位置に待機をしており、左ユニット37bは右ユニッ
ト37aよりも少し上昇した位置で、しかも保持ローラ
40,41は図の左側にスライド移動した状態で待機し
ている。図4(a)に示すように、露光済みの感光材料
25aが搬送されてくると、ガイド部材42に案内され
て、引続き保持ローラ40,41による図3の矢印B方
向に搬送される。センサー60により感光材料25の先
端が検出されると、保持ローラ40,41の駆動を停止
する。引き続いて、モータ55を起動し、右ユニット3
7aを上昇させていく。図4(a)の状態では、第1ロ
ーラ保持台43は時計方向に回動しようとするが、板ば
ね46が存在するためにその回動を阻止されている。し
かしながら、図4(b)の状態まで、右ユニット37a
が上昇すると、板ばね46による阻止から開放され、ね
じりコイルばね45により第1ローラ保持台43が時計
方向に約90°回動する。これにより、感光材料25a
も水平状態から鉛直状態へと姿勢変更される。正面から
みると、図5(b)のようになる。この姿勢変更によ
り、感光材料25aの乳剤面が搬送経路の外側から内側
へと移動する。このように、搬送経路の途中で表裏面が
入れ替わるので、これをスイッチバック方式と呼ぶもの
とする。
【0020】さて、図5(b)の状態から、引続き右ユ
ニット37aは上昇すると共に、図6(a)に示すよう
に感光材料25aを挟持した保持ローラ40,41は、
モータ48により図の右方向、即ち、搬送経路の中心Y
から遠ざかる方向にスライド移動させられる。第1セン
サー53が検出板54を検出すると、スライド移動は停
止させられる。このように、感光材料25aは振り分け
ながら搬送される。右ユニット37aが所定位置まで上
昇すると、不図示のセンサーによりこれを検出し、右ユ
ニット37aは停止する。この状態で感光材料25aの
先端部がローラ対62に受渡しされる。この動作とほぼ
同時に、左ユニット37bが次の感光材料25aを受け
取り、図6(b)の状態となる。なお、左ユニット37
bが感光材料25aを受け取る際には、一旦最下降位置
にまで下降させられると共に、保持ローラ40,41は
モータ48により図の右側へスライド移動させられる。
【0021】次に、図7(a)のように、右ユニット3
7aは保持ローラ40,41が図の右方向にスライド移
動した状態のまま、下降する。下降停止の制御は、第2
センサー58がモータ台板51の折り曲げ部51aを検
出することで行われる。その一方で、左ユニット37b
は次の感光材料25aを振り分け搬送させる。図7
(a)でも分かるように、先にローラ対62に受け取ら
れた右側の感光材料25aと後で受け取られた左側の感
光材料25aとは搬送方向において位相がずれており、
千鳥状態で搬送される。このように、露光部30におい
て単列で搬送されてきた感光材料25aは、この搬送装
置31において複列に振り分けられるのである。図7
(a)において、保持ローラ40,41を図の右方向に
スライド移動した状態のまま下降するのは、左ユニット
37bにおいて挟持搬送させられる感光材料25aとの
干渉を防ぐためである。又、ユニット37は感光材料2
5がローラ対62に挟持させられた状態で、元の位置に
戻るが、ユニット37が上昇しているときは保持ローラ
40,41はフリーになっている(駆動モータとは伝達
経路が断たれている。)から問題はない。ユニット37
が初期位置に復帰するときは、図4(b)のように、第
1ローラ保持台43の側部43aが板ばね46の先端部
46aに当接し、ねじりコイルばね45の付勢力に抗し
て反時計方向に回動させられて図4(a)の初期状態に
戻るのである。
【0022】図7(b)に示すように、右ユニット37
aが下降した状態で、モータ48が駆動され保持ローラ
40,41を図の左方向、即ち搬送経路の中心Yに向け
てスライド移動させる。その後、左ユニット37bも下
降し、図5(a)に示す初期位置に復帰し、次に搬送さ
れてくる感光材料25aを待つ。
【0023】次に、幅大の感光材料25bを振り分け搬
送する場合の搬送装置31の作動に付いて説明する。図
8(a)は、初期状態であり、左右のユニット37a,
37bはいずれも最下降位置で待機している。感光材料
25bは、左右の保持ローラ40,41で挟持される。
図8(b)は、スイッチバックが完了した状態であり、
左右のモータ55,55が同時に駆動されて、図9
(a)のように上昇していく。幅大の感光材料25bの
場合には、振り分けはされずに、単列状態のままで搬送
される。図10(b)のように、感光材料25bのロー
ラ対62への受渡しが完了すると、左右のユニット37
a,37bは初期位置にまで復帰する。
【0024】次に搬送装置31の第2実施形態を図11
により説明する。既に説明した、第1実施形態と同じ機
能をするものには、同じ図番を付けてその説明は省略す
る。左側保持ローラ70と右側保持ローラ71がローラ
保持台74に対して回動自在に取り付けられる。又、ギ
ヤ72,73により左側保持ローラ70は、モータ29
の駆動力を伝達される。露光部30で焼付露光された感
光材料25をローラ対34から、保持ローラ70,71
へ案内するための固定ガイド75が設けられている。こ
の固定ガイド75により、感光材料25は水平方向から
鉛直方向へ姿勢変更させられる。
【0025】更に、本発明の別実施形態について説明す
る。 (1) 本実施形態では、挟持手段は露光部30と現像処理
部32の間に配置しているが、その他の搬送経路に配置
しても良い。例えば、現像処理部32や乾燥部である。 (2) 保持ローラ40,41を回動させるためにねじりコ
イルばね45を用いているが、専用のモータを設けても
良い。 (3) 保持ローラ40,41をスライドさせるタイミング
としては、本実施形態のようにユニット37を上昇させ
ながらスライドさせる制御だけでなく、上昇させる前又
は後にスライドさせても良い。 (4) 第1センサー53、第2センサー58(及び不図示
の上昇位置検出センサー)を設けずにモータ(パルスモ
ータ)48,55のパルス信号によって停止位置を制御
してもよい。 (5) 感光材料判別手段として感光材料25を収容するペ
ーパーマガジン(不図示)の種類から感光材料25の幅
を検出するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】露光部と搬送装置の断面図
【図2】搬送装置の正面図
【図3】挟持搬送ユニットの斜視図
【図4】挟持搬送ユニットの作動を説明する図
【図5】搬送装置の作動図1(振り分け搬送あり)
【図6】搬送装置の作動図2(振り分け搬送あり)
【図7】搬送装置の作動図3(振り分け搬送あり)
【図8】搬送装置の作動図4(振り分け搬送なし)
【図9】搬送装置の作動図5(振り分け搬送なし)
【図10】制御ブロック図
【図11】搬送装置の第2実施形態を表す図
【図12】従来技術の搬送装置の断面図
【図13】従来技術の振り分け搬送装置の平面図
【符号の説明】
25 感光材料 31 搬送装置 37 挟持搬送ユニット 40 下部保持ローラ 41 上部保持ローラ 42 ガイド部材 43 第1ローラ保持台 44 第2ローラ保持台 45 ねじりコイルばね 46 板ばね 47 ギヤ 48 モータ 52 スライドレール 53 第1センサー 54 検出板 55 モータ 58 第2センサー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を搬送経路に沿って露光部から
    現像処理部へと搬送させて所定の処理を行う写真処理装
    置において、感光材料を挟持する挟持手段と、前記感光
    材料を挟持した状態の挟持手段を搬送経路に沿って搬送
    させる第1駆動手段とを備えたことを特徴とする写真処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記挟持手段を前記搬送経路と略直交す
    る方向に移動させる第2駆動手段を更に備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の写真処理装置。
  3. 【請求項3】 前記露光部と前記現像処理部との間の搬
    送経路に前記挟持手段を設けたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の写真処理装置。
  4. 【請求項4】 前記挟持手段により前記感光材料を搬送
    させるにあたり、前記感光材料の表裏面を反転させる機
    構が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の
    写真処理装置。
  5. 【請求項5】 前記挟持手段はローラ対により感光材料
    を挟持するように構成されると共に、前記露光部におい
    て感光材料を搬送させるための駆動源により、前記ロー
    ラ対の各ローラを回動駆動させることを特徴とする請求
    項3に記載の写真処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ローラ対が所定の軸芯周りに回動可
    能に構成され、前記ローラ対に感光材料を挟持させた状
    態で所定角度回動させることで、前記感光材料の表裏面
    を反転させることを特徴とする請求項4に記載の写真処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記ローラ対は搬送経路上の第1の位置
    で感光材料を挟持し、前記ローラ対がこの第1の位置か
    ら所定の距離だけ搬送経路を搬送されたときに第2の位
    置で前記ローラ対が前記回動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の写真処理装置。
  8. 【請求項8】 前記露光部から前記挟持手段へ感光材料
    を案内するためのガイド部材を備えていることを特徴と
    する請求項3〜7のいずれかに記載の写真処理装置。
  9. 【請求項9】 前記挟持手段は搬送経路に直交する方向
    に沿って一対設けられていることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれかに記載の写真処理装置。
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