JP4604352B2 - プリンタ及びその制御方法、並びに情報記録媒体 - Google Patents

プリンタ及びその制御方法、並びに情報記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
ラベル紙およびマーク付用紙を含む複数種類の連続用紙を択一的にセットして印字を行うことが可能なプリンタ及びその制御方法、並びに当該制御方法を実行するコンピュータプログラムを格納した情報記録媒体等のコンピュータプログラムプロダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ロール紙等の連続用紙をセットし、該連続用紙に印字を行うプリンタが普及している。この種のプリンタは、主に業務用として提供されており、小売店におけるレシートの印字以外にも、ラベル、チケット等の印字に広く利用されている。
【0003】
ラベルの印字を行う場合は、連続状の台紙に所定間隔を存して複数のラベルを貼着したラベル紙が使用される。ラベル紙に対応したプリンタは、透過型の光学センサを備えており、光の透過率の違いから台紙位置を検出し、該検出位置を基準にして所定の位置に印字を行う。
【0004】
チケット等の印字を行う場合は、連続状の用紙に所定間隔を存してマークを付したマーク付用紙が使用される。マーク付用紙に対応したプリンタは、反射型の光学センサを備えており、光の反射率の違いからマーク位置を検出し、該検出位置を基準にして所定の位置に印字を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のプリンタに設けられる光学センサは、透過型もしくは反射型の何れか一方であり、印字できる用紙の種類に制約を受ける不都合があった。
【0006】
そこで、上記プリンタに、両方式の光学センサを設けたり、透過・反射兼用型の光学センサを設けることにより、ラベル紙およびマーク付用紙の印字に対応させることが提案されるが、この場合には、印字する用紙の種類をプリンタに認識させなければならない。そのため、用紙の種類を変更する際に用紙設定の変更操作が必要になってユーザの操作負担が増加する許りでなく、設定変更操作を忘れたり、設定を間違えた場合に、適正な印字処理が行われずにトラブルになる不都合がある。
【0007】
従って、本発明の目的は、ラベル紙およびマーク付用紙を含む複数種類の連続用紙に対応するものでありながら、用紙変更時に設定変更操作をしなくても、その用紙の種類に応じた適正な印字処理を行うことができ、その結果、ユーザの操作負担を軽減できる許りでなく、設定の誤り等によるトラブルの発生を回避することができるプリンタ及びその制御方法、並びにプリンタ読み取り可能な記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、連続状の台紙に所定間隔を存して複数のラベルを貼着したラベル紙と、連続状の用紙に所定間隔を存してマークを付したマーク付用紙とを含む複数種類の連続用紙を択一的にセットし、該連続用紙を搬送しながら所定の位置に印字を行うプリンタにおいて、交互に発光駆動する透過用発光手段および反射用発光手段より前記連続用紙に照射した光の透過受光レベルおよび反射受光レベルを検出する受光レベル検出手段と、前記連続用紙を搬送しつつ、前記透過受光レベルおよび前記反射受光レベルに基づいて前記連続用紙の種類を判定する用紙判定手段とを備えて構成される。
【0009】
また、前記透過用発光手段および反射用発光手段は、前記連続用紙の搬送ピッチ毎に交互に発光駆動され、前記受光レベル検出手段は、前記透過用発光手段および反射用発光手段の発光駆動に対応して、透過受光レベル信号および反射受光レベル信号を交互に出力することが好ましい。
【0010】
また、上部が開口した筐体と、前記上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体とを備え、前記蓋体が覆蓋することにより前記蓋体および前記筐体との間に形成される前記連続紙の搬送路が形成され、前記反射用発光手段および前記受光レベル検出手段は、前記筐体または前記蓋体の一方の前記搬送路側に設けられ、前記透過用発光手段は、前記筐体または前記蓋体の他方の前記搬送路側に前記受光レベル検出手段に対向して設けられていることが好ましい。
【0011】
また、前記用紙判定手段は、前記透過受光レベルが高く、且つ、前記反射受光レベルが高いとき、前記ラベル紙であると判定し、前記透過受光レベルが低く、且つ、前記反射受光レベルが低いとき、前記マーク付用紙であると判定し、前記透過受光レベルが高く、且つ、前記反射受光レベルが低いとき、紙無し状態であると判定することが好ましい。この場合においては、ラベル紙の台紙部分が受光レベル検出位置に達した時点で用紙判定が終了するため、用紙判定の所要時間を短縮することができ、その結果、迅速なイニシャライズ処理が可能になる。また、マーク付用紙のマーク部分が受光レベル検出位置に達した時点で用紙判定が終了するため、用紙判定の所要時間を短縮することができ、その結果、迅速なイニシャライズ処理が可能になる。また、用紙の種類に拘わらず、紙無し状態を瞬時に判定することが可能になり、その結果、迅速な紙無し処理が可能になる。
【0012】
また、前記用紙判定手段は、前記連続用紙が所定量搬送されるあいだ、前記透過受光レベルが低く、且つ、前記反射受光レベルが高い状態が続いたとき、普通紙であると判定し、前記所定量は、前記ラベル紙のラベル長さより大きく、且つ、前記マーク付用紙のマーク間距離より大きいことが好ましい。この場合においては、ラベル紙、マーク付用紙に加えて普通紙の判定も可能になり、その結果、プリンタの汎用性を高めることができる。また、ラベル紙のラベル部分やマーク付用紙の非マーク部分を普通紙と誤認する不都合がない。
【0014】
また、前記用紙判定手段は、前記連続用紙がプリンタにセットされたとき、前記連続用紙の種類を判定することが好ましい。この場合においては、判定処理を必要以上に行うことを回避し、判定ミスによる不適正な印字処理を防止することができる。
【0015】
また、前記用紙判定手段の判定結果に応じて前記連続用紙を位置合せする位置合せ手段を更に備えることが好ましい。この場合においては、複数種類の連続用紙に対応するものでありながら、任意の連続用紙をプリンタにセットするだけで、用紙判定および位置合せを含む一連のイニシャライズ処理が行われ、直ちに印字を行うことが可能になる。
【0016】
また、前記連続用紙がプリンタにセットされたとき、前記透過受光レベルおよび前記反射受光レベルの高低判断に用いるしきい値を設定するしきい値設定手段を更に備えることが好ましい。この場合においては、セットされた連続用紙の受光レベルに基づいてしきい値が更新されるため、種類の違いのみならず、紙厚、紙質等が異なる連続用紙を使用しても、受光レベルの高低判断を正確に行うことができる。
【0017】
また、前記しきい値設定手段は、前記しきい値の基準になる前記透過受光レベルを取得するとき、少なくとも前記ラベル紙の台紙部分ではないことまたは前記マーク付用紙のマーク部分ではないことが好ましい。この場合においては、不適正な基準値に基づくしきい値設定を防止し、受光レベルの高低判断を正確に行うことができる。
【0019】
また、上記目的を達成するための本発明は、連続状の台紙に所定間隔を存して複数のラベルを貼着したラベル紙と、連続状の用紙に所定間隔を存してマークを付したマーク付用紙とを含む複数種類の連続用紙を択一的にセットし、該連続用紙を搬送しながら所定の位置に印字を行うプリンタの制御方法であって、前記連続用紙の搬送を開始する搬送開始工程と、交互に発光駆動する透過用発光手段および反射用発光手段より前記連続用紙に照射した光の透過受光レベルおよび反射受光レベルを検出する受光レベル検出工程と、前記透過受光レベルおよび前記反射受光レベルに基づいて前記連続用紙の種類を判定する用紙判定工程とを備えて構成されてる。
【0020】
また、本発明のプリンタの制御方法において、前記用紙判定工程は、前記透過受光レベルが高く、且つ、前記反射受光レベルが高いとき、前記ラベル紙であると判定し、前記透過受光レベルが低く、且つ、前記反射受光レベルが低いとき、前記マーク付用紙であると判定し、前記透過受光レベルが高く、且つ、前記反射受光レベルが低いとき、紙無し状態であると判定することが好ましい。
【0022】
また、本発明のプリンタの制御方法において、前記用紙判定工程は、前記連続用紙が所定量搬送されるあいだ、前記透過受光レベルが低く、且つ、前記反射受光レベルが高い状態が続いたとき、普通紙であると判定し、前記所定量は、前記ラベル紙のラベル長さより大きく、且つ、前記マーク付用紙のマーク間距離より大きいことが好ましい。
【0025】
また、本発明のプリンタの制御方法において、前記搬送開始工程および前記用紙判定工程は、前記連続用紙がプリンタにセットされたときに実行されることが好ましい。
【0026】
また、本発明のプリンタの制御方法において、前記用紙判定工程の判定結果に応じて前記連続用紙を位置合せする位置合せ工程を更に備えることが好ましい。
【0027】
また、本発明のプリンタの制御方法において、前記透過受光レベルおよび前記反射受光レベルの高低判断に用いるしきい値を設定するしきい値設定工程を更に備え、該しきい値設定工程は、前記連続用紙がプリンタにセットされたとき、前記用紙判定工程に先立って実行されることが好ましい。
【0031】
また、本発明は、上記のプリンタの制御方法を実行するコンピュータプログラムプロダクトに関する。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に沿って説明する。図1は本発明の一実施形態に係るプリンタ(縦置き)の斜視図、図2は蓋体を開いたプリンタ(縦置き)の斜視図、図3はプリンタ(横置き)の断面図、図4は蓋体を開いたプリンタ(横置き)の断面図である。これらの図に示すように、本実施形態のプリンタ10は、印字したロール紙P(連続用紙)を前面から排出する縦置き姿勢と、上面から排出する横置き姿勢との2姿勢で使用可能であるが、以下においては横置き姿勢を基準としてプリンタ10を説明する。
【0033】
プリンタ10は、上部が開口した筐体11と、上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体12とを備えており、該蓋体12を開放することによって、ロール紙Pの交換および内部の保守、点検が可能になる。ロール紙Pは、プリンタ10の内部に回転自在に収納され、その先端側は、搬送路13を経由して排紙口14から筐体外へ導かれる。搬送路13上には、印字ヘッド15、プラテンローラ16およびカッタ機構17が配置される。ホストコンピュータからの印字指令を受信した場合、搬送ローラを兼ねるプラテンローラ16が適宜駆動され、排紙口14に向けてロール紙Pが搬送される。プラテンローラ16によるロール紙Pの搬送と共に印字ヘッド15が印字駆動され、所望の文字や記号がロール紙P上に印字される。ロール紙Pの印字された領域は、排紙口14に向けてさらに搬送され、その後端位置がカッタ機構17の切断位置に達したとき、カッタ機構17により切断分離されて排紙口14から単票シートとして利用者に提供される。
【0034】
図5は、普通紙、ラベル紙およびマーク付用紙の斜視図である。この図に示すように、本実施形態のプリンタ10は、ロール紙Pとして、少なくとも、普通紙P1、ラベル紙P2およびマーク付用紙P3を使用できる。普通紙P1は、マークの無い連続用紙をロール状に巻いて形成される。ラベル紙P2は、連続状の台紙18に所定長さL1のラベル19を所定間隔L2を存して複数貼着し、これをロール状に巻いて形成される。マーク付用紙P3は、その一側部に所定長さL3のマーク20(ブラックマーク)が所定間隔L4を存して複数印刷された連続用紙をロール状に巻いて形成される。
【0035】
前記搬送路13における印字ヘッド15の上流側近傍には、ロール紙Pの基準位置を検出する基準位置検出センサ21(透光・反射兼用型光学センサ)が配置される。基準位置検出センサ21は、図6に示すように、搬送路13を挟んで対向する表裏のセンサユニット21a、21bを備える。ロール紙Pの裏面に対向する裏側センサユニット21bは、蓋体12側に設けられており、内部に組込まれる反射用発光素子22および受光素子23を一対として反射型光学センサを構成する。ロール紙Pの表面に対向する表側センサユニット21aは、プリンタ本体側に設けられており、内部には透過用発光素子24が組込まれる。透過用発光素子24は、受光素子23に対向して配置され、透過用発光素子24および受光素子23を一対として透過型光学センサを構成する。反射用発光素子22と透過用発光素子24は、紙送りピッチ(1ドット)毎に交互に発光駆動され、それに応じて受光素子23が反射受光レベル信号と透過受光レベル信号を交互に出力する。例えば紙送りステップモータの4ステップで1ドットを構成している場合、ステップモータの駆動パルスに同期し、4ステップ毎に発光素子22、24の発光駆動が交互に切換られる。
【0036】
図7は、各種用紙における反射および透過受光レベルを示す説明図である。この図に示すように、マーク付用紙P3を使用した場合、透過受光レベルは、紙位置に拘わらずL(低い)となる。反射受光レベルは、白紙部分ではH(高い)となり、マーク部分ではLとなる。従って、マーク付用紙P3を使用した通常印字処理においては、透過受光レベルを利用することなく(紙無し判断では利用)、反射受光レベルにより基準位置(マーク部分)を判断して所定の位置に印字を行う。一方、ラベル紙P2を使用した場合、反射受光レベルは、紙位置に拘わらずHとなる。透過受光レベルは、ラベル部分ではLとなり、台紙部分ではHとなる。従って、ラベル紙P2を使用した通常印字処理においては、反射受光レベルを利用することなく(紙無し判断では利用)、透過受光レベルにより基準位置(台紙部分)を判断して所定の位置に印字を行う。また、普通紙P1を使用した場合、紙位置に拘わらず、反射受光レベルはHで、透過受光レベルはLとなる。従って、普通紙P1を使用した通常印字処理においては、何れかの受光レベル(本実施形態では透過)を紙無し判断に利用する。さらに、反射受光レベルがLで、透過受光レベルがHの場合は、用紙の種類に拘わらず、紙無し状態と判断される。
【0037】
図8は、プリンタの構成を示すブロック図である。図に示すように、プリンタ10は、その制御に関し、CPU25と、該CPU25の出力信号に応じて印字ヘッド15を駆動させる印字駆動部26と、CPU25の出力信号に応じてプラテンローラ16を駆動させる搬送駆動部27と、CPU25の出力信号に応じてカッタ機構17を駆動させるカッタ駆動部28と、基準位置検出センサ21の検出信号をCPU25に入力する基準位置検出部29と、蓋体12の開閉検出を行う蓋体開閉センサ(図示せず)の検出信号をCPU25に入力する蓋体開閉検出部30とを備える。
【0038】
次に、プリンタ10のイニシャライズ処理における動作手順を説明する。但し、イニシャライズ処理は、プリンタ10にロール紙Pがセットされたときに実行される。例えば本実施形態では、電源のON、OFF操作、或いは、蓋体12の開閉操作があったとき、ロール紙Pがセットされたと判断してイニシャライズ処理を実行する。また、イニシャライズ処理では、しきい値設定と用紙位置合せ(用紙判定)を実行する。しきい値設定で設定されたしきい値A、Bは、用紙位置合せおよび通常印字処理に反映され、用紙位置合せの用紙判定結果は、通常印字処理に反映される。また、しきい値Aは、透過受光レベルの高低判断に用いる判断基準値、しきい値Bは、反射受光レベルの高低判断に用いる判断基準値である。また、本実施形態のプリンタ10は、ロール紙Pの取外しを検出するセンサを備えるが、図示および詳細な説明は省略する。
【0039】
図9は、しきい値設定のフローチャートである。しきい値設定がスタートすると、蓋体12の開放中にロール紙Pが取外されたか否かを判断する(ステップ901)。ロール紙Pの取外しが行われなかった場合には、紙有り処理(ステップ902)で紙有り状態を確認後、用紙位置合せを実行する。一方、その他の場合は、透過受光レベルを入力し(ステップ903)、該透過受光レベルがしきい値A以下であるか否かを判断する(ステップ904)。また、該透過受光レベルがしきい値Aよりも大きい場合には、反射受光レベルを入力し(ステップ905)、該反射受光レベルがしきい値B以上であるか否かを判断する(ステップ906)。ここで、反射受光レベルがしきい値Bよりも小さい場合には、紙無し状態であると判断し、紙無し処理(ステップ907)を実行した後、しきい値設定を終了する。一方、その他の場合は、紙送りを開始し(ステップ908)、ラベル紙P2の台紙部分でないことを確認して透過受光レベルを取得(ステップ909)すると共に、マーク付用紙P3のマーク部分でないことを確認して反射受光レベルを取得する(ステップ910)。台紙部分でないことの確認は、所定量(L2以上で、且つL3以上)の紙送りのあいだに透過受光レベルが1.5倍を越えて変化しないことを条件に行われる。また、マーク部分でないことの確認は、上記所定量の紙送りのあいだに反射受光レベルが0.6倍を越えて変化しないことを条件に行われる。その後、両受光レベルの取得が正常に終了したか否かを判断し(ステップ911)、ここでエラーを判断した場合には、エラー処理(ステップ912)を実行した後、しきい値設定を終了する。一方、両受光レベルを正常取得した場合は、取得した透過受光レベルの1.5倍をしきい値Aとし、また、取得した反射受光レベルの0.6倍をしきい値Bとする。これにより、今回セットした用紙の受光レベルを基準としてしきい値A、Bが更新されることになる。
【0040】
図10は、用紙位置合せのフローチャートである。用紙位置合せがスタートすると、紙送りを開始(1001)すると共に、透過受光レベルを入力し(ステップ1002)、該透過受光レベルがしきい値A以上であるか否かを判断する(ステップ1003)。ここで、しきい値A以上であると判断した場合には、反射受光レベルを入力し(ステップ1004)、該反射受光レベルがしきい値B以下であるか否かを判断する(ステップ1005)。そして、しきい値B以下である場合には、紙無し状態であると判定し、紙無し処理(ステップ1006)を実行した後、用紙位置合せを終了する。また、反射受光レベルがしきい値Bより大きい場合には、ラベル紙P2であると判定し、ラベル紙用位置合せ(ステップ1007)を実行した後、用紙位置合せを終了する。一方、透過受光レベルがしきい値Aより小さいと判断した場合も、反射受光レベルを入力し(ステップ1008)、該反射受光レベルがしきい値B以下であるか否かを判断する(ステップ1009)。そして、しきい値B以下である場合には、マーク付用紙P3であると判定し、マーク付用紙用位置合せ(ステップ1010)を実行した後、用紙位置合せを終了する。また、反射受光レベルがしきい値Bより大きい場合には、紙送り量が所定量L(L1以上で、且つL4以上)以上か否かを判断し(ステップ1011)、ここで紙送り量が所定量L以上であると判断した場合には、普通紙P1であると判定し、普通紙用位置合せ(ステップ1012)を実行した後、用紙位置合せを終了する。一方、紙送り量が所定量Lに達していない場合には、紙送りを継続しつつ各受光レベルの判断を繰返し、受光レベルが変化した場合には、その変化に応じた用紙判定を行う一方、受光レベルが変化することなく紙送り量が所定量Lに達した場合には、上記普通紙判定を行うことになる。
【0041】
以上の如く本実施形態によれば、連続状の台紙18に所定間隔を存して複数のラベル19を貼着したラベル紙P2と、連続状の用紙に所定間隔を存してマーク20を付したマーク付用紙P3とを含む複数種類のロール紙Pを択一的にセットし、該ロール紙Pを搬送しながら所定の位置に印字を行うプリンタ10において、ロール紙Pに照射した光の透過受光レベルおよび反射受光レベルを検出する基準位置検出センサ21を設けると共に、ロール紙Pを搬送しつつ、透過受光レベルおよび反射受光レベルに基づいてロール紙Pの種類を判定するため、ラベル紙P2およびマーク付用紙P3を含む複数種類のロール紙Pに対応するものでありながら、用紙変更時に設定変更操作をしなくても、その用紙の種類に応じた適正な印字処理を行うことができ、その結果、ユーザの操作負担を軽減できる許りでなく、設定の誤り等によるトラブルの発生を回避することができる。
【0042】
また、透過受光レベルが高く、且つ、反射受光レベルが高いとき、ラベル紙P2であると判定するため、ラベル紙P2の台紙部分が受光レベル検出位置に達した時点で用紙判定が終了することになり、その結果、用紙判定の所要時間を短縮して迅速なイニシャライズ処理が可能になる。
【0043】
また、透過受光レベルが低く、且つ、反射受光レベルが低いとき、マーク付用紙P3であると判定するため、マーク付用紙P3のマーク部分が受光レベル検出位置に達した時点で用紙判定が終了することになり、その結果、用紙判定の所要時間を短縮して迅速なイニシャライズ処理が可能になる。
【0044】
また、ロール紙Pが所定量L搬送されるあいだ、透過受光レベルが低く、且つ、反射受光レベルが高い状態が続いたとき、普通紙P1であると判定するため、ラベル紙P2、マーク付用紙P3に加えて普通紙P1の判定も可能になり、その結果、プリンタ10の汎用性を高めることができる。
【0045】
また、前記所定量Lは、ラベル紙P2のラベル長さL1より大きく、且つ、マーク付用紙P3のマーク間距離L4より大きいため、ラベル紙P2のラベル部分やマーク付用紙P3の白紙部分を普通紙P1と誤認する不都合がない。
【0046】
また、透過受光レベルが高く、且つ、反射受光レベルが低いとき、紙無し状態であると判定するため、用紙の種類に拘わらず、紙無し状態を瞬時に判定することが可能になり、その結果、迅速な紙無し処理が可能になる。
【0047】
また、ロール紙Pがプリンタ10にセットされたとき、その種類を判定するため、判定処理を必要以上に行うことを回避し、判定ミスによる不適正な印字処理を防止することができる。
【0048】
また、用紙判定結果に応じてロール紙Pを位置合せするため、複数種類のロール紙Pに対応するものでありながら、任意のロール紙Pをプリンタ10にセットするだけで、用紙判定および位置合せを含む一連のイニシャライズ処理が行われ、直ちに印字を行うことが可能になる。
【0049】
また、ロール紙Pがプリンタ10にセットされたとき、透過受光レベルおよび反射受光レベルの高低判断に用いるしきい値A、Bを設定するため、セットされたロール紙Pの受光レベルに基づいてしきい値A、Bを更新でき、その結果、種類の違いのみならず、紙厚、紙質等が異なるロール紙Pを使用しても、受光レベルの高低判断を正確に行うことができる。
【0050】
また、しきい値Aの基準になる透過受光レベルを取得するとき、ラベル紙P2の台紙部分ではないことを確認するため、不適正な基準値に基づくしきい値設定を防止し、受光レベルの高低判断を正確に行うことができる。
【0051】
また、しきい値Bの基準になる反射受光レベルを取得するとき、マーク付用紙P3のマーク部分ではないことを確認するため、不適正な基準値に基づくしきい値設定を防止し、受光レベルの高低判断を正確に行うことができる。
【0052】
以上、本発明の一実施形態を図面に沿って説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用を行うことができる範囲が含まれる。
【0053】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、ラベル紙およびマーク付用紙を含む複数種類の連続用紙に対応するものでありながら、用紙変更時に設定変更操作をしなくても、その用紙の種類に応じた適正な印字処理を行うことができ、その結果、ユーザの操作負担を軽減できる許りでなく、設定の誤り等によるトラブルの発生を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ(縦置き)の斜視図である。
【図2】蓋体を開いたプリンタ(縦置き)の斜視図である。
【図3】プリンタ(横置き)の断面図である。
【図4】蓋体を開いたプリンタ(横置き)の断面図である。
【図5】普通紙、ラベル紙およびマーク付用紙の斜視図である。
【図6】基準位置検出センサの断面図である。
【図7】各種用紙における反射および透過受光レベルを示す説明図である。
【図8】プリンタの構成を示すブロック図である。
【図9】しきい値設定のフローチャートである。
【図10】用紙位置合せのフローチャートである。
【符号の説明】
P ロール紙
P1 普通紙
P2 ラベル紙
P3 マーク付用紙
10 プリンタ
11 筐体
12 蓋体
15 印字ヘッド
16 プラテンローラ
18 台紙
19 ラベル
20 マーク
21 基準位置検出センサ
21a 表側センサユニット
21b 裏側センサユニット
22 反射用発光素子
23 受光素子
24 透過用発光素子
25 CPU

Claims (16)

  1. 連続状の台紙に所定間隔を存して複数のラベルを貼着したラベル紙と、連続状の用紙に所定間隔を存してマークを付したマーク付用紙とを含む複数種類の連続用紙を択一的にセットし、該連続用紙を搬送しながら所定の位置に印字を行うプリンタにおいて、
    交互に発光駆動する透過用発光手段および反射用発光手段より前記連続用紙に照射した光の透過受光レベルおよび反射受光レベルを検出する受光レベル検出手段と、
    前記連続用紙を搬送しつつ、前記透過受光レベルおよび前記反射受光レベルに基づいて前記連続用紙の種類を判定する用紙判定手段と、
    を備えることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記透過用発光手段および反射用発光手段は、前記連続用紙の搬送ピッチ毎に交互に発光駆動され、
    前記受光レベル検出手段は、前記透過用発光手段および反射用発光手段の発光駆動に対応して、透過受光レベル信号および反射受光レベル信号を交互に出力することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 上部が開口した筐体と、前記上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体とを備え、前記蓋体が覆蓋することにより前記蓋体および前記筐体との間に形成される前記連続紙の搬送路が形成され、
    前記反射用発光手段および前記受光レベル検出手段は、前記筐体または前記蓋体の一方の前記搬送路側に設けられ、前記透過用発光手段は、前記筐体または前記蓋体の他方の前記搬送路側に前記受光レベル検出手段に対向して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
  4. 前記用紙判定手段は、前記透過受光レベルが高く、且つ、前記反射受光レベルが高いとき、前記ラベル紙であると判定し、前記透過受光レベルが低く、且つ、前記反射受光レベルが低いとき、前記マーク付用紙であると判定し、前記透過受光レベルが高く、且つ、前記反射受光レベルが低いとき、紙無し状態であると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
  5. 前記用紙判定手段は、前記連続用紙が所定量搬送されるあいだ、前記透過受光レベルが低く、且つ、前記反射受光レベルが高い状態が続いたとき、普通紙であると判定し、
    前記所定量は、前記ラベル紙のラベル長さより大きく、且つ、前記マーク付用紙のマーク間距離より大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
  6. 前記用紙判定手段は、前記連続用紙がプリンタにセットされたとき、前記連続用紙の種類を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
  7. 前記用紙判定手段の判定結果に応じて前記連続用紙を位置合せする位置合せ手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
  8. 前記連続用紙がプリンタにセットされたとき、前記透過受光レベルおよび前記反射受光レベルの高低判断に用いるしきい値を設定するしきい値設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
  9. 前記しきい値設定手段は、前記しきい値の基準になる前記透過受光レベルを取得するとき、少なくとも前記ラベル紙の台紙部分ではないこと、または前記マーク付用紙のマーク部分ではないことを確認することを特徴とする請求項に記載のプリンタ。
  10. 連続状の台紙に所定間隔を存して複数のラベルを貼着したラベル紙と、連続状の用紙に所定間隔を存してマークを付したマーク付用紙とを含む複数種類の連続用紙を択一的にセットし、該連続用紙を搬送しながら所定の位置に印字を行うプリンタの制御方法であって、
    前記連続用紙の搬送を開始する搬送開始工程と、
    交互に発光駆動する透過用発光手段および反射用発光手段より前記連続用紙に照射した光の透過受光レベルおよび反射受光レベルを検出する受光レベル検出工程と、
    前記透過受光レベルおよび前記反射受光レベルに基づいて前記連続用紙の種類を判定する用紙判定工程と、
    を備えることを特徴とするプリンタの制御方法。
  11. 前記用紙判定工程は、前記透過受光レベルが高く、且つ、前記反射受光レベルが高いとき、前記ラベル紙であると判定し、前記透過受光レベルが低く、且つ、前記反射受光レベルが低いとき、前記マーク付用紙であると判定し、前記透過受光レベルが高く、且つ、前記反射受光レベルが低いとき、紙無し状態であると判定することを特徴とする請求項10に記載のプリンタの制御方法。
  12. 前記用紙判定工程は、前記連続用紙が所定量搬送されるあいだ、前記透過受光レベルが低く、且つ、前記反射受光レベルが高い状態が続いたとき、普通紙であると判定し、前記所定量は、前記ラベル紙のラベル長さより大きく、且つ、前記マーク付用紙のマーク間距離より大きいことを特徴とする請求項10に記載のプリンタの制御方法。
  13. 前記搬送開始工程および前記用紙判定工程は、前記連続用紙がプリンタにセットされたときに実行されることを特徴とする請求項10に記載のプリンタの制御方法。
  14. 前記用紙判定工程の判定結果に応じて前記連続用紙を位置合せする位置合せ工程を備えることを特徴とする請求項10に記載のプリンタの制御方法。
  15. 前記透過受光レベルおよび前記反射受光レベルの高低判断に用いるしきい値を設定するしきい値設定工程を備え、該しきい値設定工程は、前記連続用紙がプリンタにセットされたとき、前記用紙判定工程に先立って実行されることを特徴とする請求項10に記載のプリンタの制御方法。
  16. 請求項10〜15の何れかに記載のプリンタの制御方法を実行するプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な情報記録媒体。
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