JP2009234533A - 自動二輪車 - Google Patents

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    • B60T8/3685Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units combined with other mechanical components, e.g. pump units, master cylinders characterised by the mounting of the modulator unit onto the vehicle

Abstract

【課題】配管を容易にするとともに、外観性を向上する。
【解決手段】自動二輪車100は、車体の前部に配置され、フロントフォーク27を枢支するヘッドパイプ26と、そのヘッドパイプ26から下方に伸び、エンジン10の下側を後方に延びる左右一対のダウンチューブ3とを備えた自動二輪車100において、ヘッドパイプ26の後方に、弾性部材からなるブレーキホース90a、90c、90dと、金属パイプからなるブレーキパイプ80a、80c、80dとを接続する接続部材81を配置し、その接続部材81から前輪28のブレーキ30へと延びるブレーキホース90a、90cは、左右一対のダウンチューブ3の間を通って前方に延びる構成とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、ブレーキ制御装置、特にアンチスキッドブレーキユニット(以下、ABSユニットという)を備え、ブレーキホース構造を改良した自動二輪車に関する。
従来、自動二輪車において、ブレーキ制御装置から延びるブレーキ配管と、前輪のブレーキへと延びる可撓性のブレーキ配管とを連結する接続部材を、ヘッドパイプ近傍のメインパイプに設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
実開昭58−188287号公報
しかしながら、上記従来の構成では、接続部材が上方に位置するメインパイプに設けられるため、接続部材から前輪のブレーキへと延びるブレーキ配管が長くなる。ブレーキ配管が長くなると、前輪の左右の操舵やリアフォークの伸縮等に追従すべく、可撓性のブレーキ配管に大きなたるみを持たせる必要があるため、外観性の向上が望まれる。
ところで、ブレーキ作動時の車輪のロックやスピン等を未然に防止するものとして、油圧ブレーキの油圧を自動的に制御するABSユニットを搭載した自動二輪車がある。ABSユニットを搭載した自動二輪車においては、ブレーキレバー及びブレーキペダルとABSユニットとの間、並びに前後輪のブレーキのブレーキキャリパとABSユニットとの間を、それぞれブレーキ配管等により接続しているので、ブレーキ配管が長くなると共に、配管も複雑化している。このため、配管作業の簡素化を図るとともに、さらに外観性を向上しなければならない。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、ブレーキホース構造を改良することで、配管を容易にするとともに、外観性を向上した自動二輪車を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、車体の前部に配置され、フロントフォークを軸支するヘッドパイプと、そのヘッドパイプから下方に伸び、エンジンの下側を後方に延びる左右一対のダウンチューブとを備えた自動二輪車において、前記ヘッドパイプの後方に、弾性部材からなるブレーキホースと、金属パイプからなるブレーキパイプとを接続する接続部材を配置し、その接続部材から前輪のブレーキへと延びる前記ブレーキホースは、前記左右一対のダウンチューブの間を通って前方に延びることを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドパイプの後方に、弾性部材からなるブレーキホースと金属パイプからなるブレーキパイプとを接続する接続部材が配置されるため、この接続部材が外から見えにくく配置される。したがって、外観性を向上することができる。また、前輪のブレーキとの距離が近くなるヘッドパイプの後方に接続部材が配置され、接続部材から前輪のブレーキへと延びるブレーキホースが左右一対のダウンチューブの間を通って前方に延びるので、前輪のブレーキへと延びるブレーキホースの長さを短くできる。このブレーキホースの長さを短くすることにより、金属パイプの経路長を長く確保できるため、膨張による液損を抑制できる。
また、本発明は、上記自動二輪車において、前記ブレーキパイプは、複数本束ねられ車体後方に延出し、前記接続部材は、前記ヘッドパイプの後方に上下方向に並んで配置され、上部に配置された接続部材から延びるブレーキホースは、前記ヘッドパイプに沿って上方に延び、ハンドルに備えられたマスタシリンダに接続され、下部に配置された接続部材から延びるブレーキホースは、前記フロントフォークに沿って下方に延び、前輪に備えられたブレーキに接続されることが好ましい。
この構成によれば、接続部材が上下方向に並んで配置され、上部に配置された接続部材から延びるブレーキホースがハンドルに備えられたマスタシリンダに接続され、下部に配置された接続部材から延びるブレーキホースが前輪に備えられたブレーキに接続されるので、外観性を向上することができるとともに、ブレーキホースの長さを短くすることができる。さらに、ブレーキパイプが複数本束ねられ車体後方に延出するので、外観性を向上することができるとともに、配管作業が容易となる。
また、本発明は、上記自動二輪車において、前記ブレーキパイプの後端は、車体後方に配置されたブレーキ油圧コントロールユニットに接続されることが好ましい。
この構成によれば、外観性を向上できるとともに、ブレーキホースの長さを短くすることができるので、ブレーキパイプの後端が車体後方に配置されたブレーキ油圧コントロールユニットに接続され、前輪のブレーキとブレーキ油圧コントロールユニットとの距離が長くなっても、金属パイプの経路長を長く確保し、膨張による液損を抑制できる。
本発明によれば、ヘッドパイプの後方に、弾性部材からなるブレーキホースと金属パイプからなるブレーキパイプとを接続する接続部材が配置されるため、この接続部材が外から見えにくく配置される。したがって、外観性を向上することができる。また、前輪のブレーキとの距離が近くなるヘッドパイプの後方に接続部材が配置され、接続部材から前輪のブレーキへと延びるブレーキホースが左右一対のダウンチューブの間を通って前方に延びるので、前輪のブレーキへと延びるブレーキホースの長さを短くできる。このブレーキホースの長さを短くすることにより、金属パイプの経路長を長く確保できるため、膨張による液損を抑制できる。
また、接続部材が上下方向に並んで配置され、上部に配置された接続部材から延びるブレーキホースがハンドルに備えられたマスタシリンダに接続され、下部に配置された接続部材から延びるブレーキホースが前輪に備えられたブレーキに接続されるので、外観性を向上することができるとともに、ブレーキホースの長さを短くすることができる。さらに、ブレーキパイプが複数本束ねられ車体後方に延出するので、外観性を向上することができるとともに、配管作業が容易となる。
また、外観性を向上できるとともに、ブレーキホースの長さを短くすることができるので、ブレーキパイプの後端が車体後方に配置されたブレーキ油圧コントロールユニットに接続され、前輪のブレーキとブレーキ油圧コントロールユニットとの距離が長くなっても、金属パイプの経路長を長く確保し、膨張による液損を抑制できる。
次に、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車を示す左側面図である。なお、以下の説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は車体に対してのものとする。
自動二輪車100の車体フレーム1は、車体前部に配置されるヘッドパイプ26と、このヘッドパイプ26から後方に延びるメインパイプ2と、ヘッドパイプ26からから後方斜め下方に延びて車体下側を後方に延びるダウンチューブ3と、ヘッドパイプ26から後方に延びるガセット部材4と、メインパイプ2の後端及びダウンチューブ3の後端を繋ぐセンターフレーム5とを備え、これらが側面視で略四辺形枠状に形成されている。
センターフレーム5は、メインパイプ2との接続部からさらに後方へ延出する左右一対のシートステー6を有し、その上にシート7が支持されている。シート7前方のメインパイプ2上には、燃料タンク8が支持されている。燃料タンク8の下方には、エアクリーナ9が配置されている。
メインパイプ2、ダウンチューブ3、及びセンターフレーム5とで囲まれた空間には、エンジン10が配置されている。エンジン10は、クランクケース19と、このクランクケース19から立ち上げた2つの前気筒11及び後気筒12を備えるV型2気筒のエンジンである。前気筒11と後気筒12とによって形成されるV字状の空間であるVバンク13には、エアクリーナ9が設けられている。これらの前気筒11及び後気筒12は、燃料タンク8及びエアクリーナ9より混合空気を上方から吸気し、排気管15、16より排気する。排気管15、16は、車体右側へ出てマフラー17、18に接続されている。
図中の符号20はクランクシャフト、21はメイン軸、22はカウンター軸、23は出力ギアである。24はチェンジペダルであり、クランクケース19の前方下部側面に軸着されている。25はステップであり、チェンジペダル24付近のダウンチューブ3へ取り付けられている。なお、これらの軸はいずれも概略的かつ模式的に示すものであり、実際は軸上のギアにより噛み合ってギア列を構成し、順次回転動力を伝達している。
ヘッドパイプ26には、ステアリングの伝達装置及びサスペンション装置を兼ねるフロントフォーク27が回動自在に取り付けられている。このフロントフォーク27の下端には、前輪28が回転自在に支持されている。フロントフォーク27の上端部にはトップブリッジ27aが連結され、このトップブリッジ27aに操舵用のハンドル29が取り付けられている。符号30は前輪ブレーキ(ブレーキ)であり、油圧式ディスクブレーキとして構成されている。
センターフレーム5の上下方向の中間部には、ピボット軸31が回動自在に設けられていおり、このピボット軸31に、リアフォーク32が上下方向に揺動自在に取り付けられている。リアフォーク32の後端には、後輪33が支持され、リアフォーク32に設けられたドライブシャフト34及びギヤボックス35を介してシャフト駆動される。ドライブシャフト34は、出力軸23aにより回転駆動力を伝達される。図示を省略してあるが、後輪33にも油圧式ディスクブレーキとして後輪ブレーキが設けられ、この後輪ブレーキは、ブレーキペダル(不図示)の操作により制動される。リアフォーク32は、リアフォーク32とメインパイプ2の前後方向中間部とを連結するリアクッションユニット36によって、衝撃が吸収されるようになっている。
ピボット軸31の下方には、ブレーキ制御装置(ブレーキ油圧コントロールユニット)37が設けられている。このブレーキ制御装置37は、センターフレーム5の内側空間内で、ダウンチューブ3の後端部に取り付けられている下クロスパイプ38上に支持されている。本実施の形態のブレーキ制御装置37は、前後輪ABS形式である。このブレーキ制御装置37は、車速等の検出情報に基づいて、前輪28及び後輪33がロックしそうな状態になったとき、前輪ブレーキ30及び後輪ブレーキの油圧を制御して各ブレーキの作動を自動制御し、前輪28及び後輪33のロックを防止するものである。
図2は自動二輪車100の平面図であって、シート7を省略したものである。
フロントフォーク27、ステップ25、ハンドル29、ダウンチューブ3、センターフレーム5、シートステー6は、前後方向における車体中心に対して、左右一対で設けられている。また、メインパイプ2も前後方向の途中から後半側が左右一対になっている。一方、排気管15、16及びマフラー17、18からなる排気系部品並びにエアクリーナ9は、車体右方へ張り出して配置されている。
符号40はフロントマスタシリンダ(マスタシリンダ)であり、右側のハンドル29における右ブレーキレバー41近傍に設けられ、右ブレーキレバー41の操作により油圧を発生させる。また、符号45、46、47は左右のシートステー6間に設けられるクロスプレートである。左右のシートステー6の後端間は、平面視略略U字状の部材48で連結されている。リアフォーク32の左側前端部に設けられたドライブシャフト34のジョイント部には、ジョイント用ラバーブーツ49が取り付けられ、ドライブシャフト34と出力軸23aとのジョイント部を覆っている。
図3は車体フレーム1及びエンジン10部分を車体左側の後方斜め上側から示す斜視図であって、エアクリーナ9を省略したものである。メインパイプ2は、車体中心に沿う一本の前部2aと、左右に分かれて略平行する2本の後部2bで構成されている。左右の後部2bはクロスプレート42、43で連結されている。クロスプレート42にはリアクッションユニット36(図1参照)の前端が支持されている。左右の後部2bは、クロスプレート42から左右へ拡開しながらさらに後方へ延びて、左右のセンターフレーム5の上部外側へ溶接される。
センターフレーム5は軽合金等の各種金属等、剛性を有する適宜材料を用いて鋳造等適宜方法で形成されるプレート状部材であり、シートステー6と連続一体である。メインパイプ2の後端が接続する部分を境界とし、これより上方側は屈曲して後方へ延びるシートステー6をなす。
図4は、車体フレーム1を車体左側の斜め前方から示す斜視図である。
左右のセンターフレーム5の中間部間は、上クロスパイプ51で連結され、下端部はそれぞれ左右のダウンチューブ3の後端部へ溶接される。左右のダウンチューブ3の後端部間は、下クロスパイプ38で連結されている。これらの車体フレーム側部材により、左右のセンターフレーム5と、上クロスパイプ51と、下クロスパイプ38とで囲まれた空間50が形成され、この空間50を利用してブレーキ制御装置37(図1参照)が配置されている。
図5は、空間50にブレーキ制御装置37を取り付けた状態を車体左側の後方斜め下側から示す斜視図であって、リアフォーク32を省略したものである。図6は、空間50にブレーキ制御装置37を取り付けた状態を車体右側の後方斜め下側から示す斜視図であって、右側のセンターフレーム5を省略したものである。
エンジン10の後端には、図5に示すように、ピボット軸支持部材52が取り付けられており、このピボット軸支持部材52にピボット軸31(図1参照)が上クロスパイプ51と平行かつその下方に掛け渡されている。このピボット軸31には、図6に示すリアフォーク32が揺動自在に取り付けられる。
これらの車体フレーム側部材により、左右のセンターフレーム5と、上クロスパイプ51と、下クロスパイプ38とで囲まれた空間50が形成され、この空間50を利用してブレーキ制御装置37が配置されている。
ブレーキ制御装置37は、図示しない取付金具に載置され、鋼板を加工して形成されたベース部材67を介して下クロスパイプ38に取り付けられている。このベース部材67は、略L字形状に形成されており、その下側が下クロスパイプ38に溶接で固定されている。ブレーキ制御装置37は、ベース部材67の下側から挿入されるボルト68と、車体側方側から挿入されるボルト69とによって、ベース部材67に取り付けられる。
このように、比較的重量が嵩むブレーキ制御装置37を空間50に配置することで、車体の重心近傍に位置するように車体フレーム1(図1参照)の前後方向の略中央部に設置することが可能である。また、ブレーキ制御装置37を空間50に配置することにより、ブレーキ制御装置37の下側がダウンチューブ3の下側に突出しないようにすることができると共に、車体側方から見て、ブレーキ制御装置37をダウンチューブ3とセンターフレーム5とで極力見えない(目立たせない)ようにすることができる。
ブレーキ制御装置37は、車体下側に位置する空間50に取り付けられるため、走行中に前輪28(図1参照)が跳ね上げる水等で濡れてしまうおそれがある。そのため、ブレーキ制御装置37の外側を、防水性を備えた防水ケース60で覆っている。この防水ケース60は、分割面Xを境に上下に2分割に構成されており、図6に示すように、上ケース60aと、下ケース60bと、上ケース60a及び下ケース60bに挟まれるように配置される配管支持部材61とで構成されている。また、これらの上ケース60a及び下ケース60bは、樹脂成形によりそれぞれ成形されている。
防水ケース60の後方下側であって、下ケース60b側面の後端部には、車体外側方に向かって延在するドレン口64が形成されている。このドレン口64は、車体外側方に向けて突出するパイプ状に形成されている。このドレン口64には、図示しない排水チューブ等が取り付け可能になっている。
さらに、防水ケース60の前方上側であって、上ケース60a側面の前側端部には、車体前後方向に向かって延びる呼吸口65が形成されている。
ブレーキ制御装置37がベース部材67に取り付けられた状態では、ブレーキ制御装置37の底面は、後方下側に少し傾斜している。これにより、上述したドレン口64の位置が防水ケース60の最下端となり、防水ケース60内に入り込んだ水をドレン口64から排出できるようにしている。
図7は、ブレーキ制御装置37の上ケース60aを外した状態を示す斜視図である。
配管支持部材61は略直方体形状をなしており、金属製で形成されている。また、配管支持部材61には、防水ケース60の外側から内側まで貫通する6個の導通穴61a、61b、61c、61d、61e、61fが形成されている。
ブレーキ制御装置37であって、防水ケース60の内部には、ABSモジュレータ71と、コントロールユニット72が収容されている。
ABSモジュレータ71には、5本のブレーキ配管73a、73b、73c、73d、73eが接続されている。より詳細には、ブレーキ配管73d及び73eは、それぞれフロントマスタシリンダ40(図2参照)及びプレッシャーコントロールバルブ39(図2参照)と接続されており、ブレーキ配管73a〜73cは、図示しない2つのフロントブレーキキャリパ及び1つのリアブレーキキャリパに接続されている。
一方、コントロールユニット72には、例えば、前輪28及び後輪33の回転状態を検出する車輪速センサ(不図示)からのそれぞれの入力信号、ABS警告灯への出力信号等の電気配線(不図示)が接続されている。
コントロールユニット72は、車速センサからの信号に基づいてABSモジュレータ71を制御する。すなわち、ABSモジュレータ71は、コントロールユニット72からの信号に基づいて、ABSモジュレータ71内のポンプ(モータポンプ)でブレーキオイルをそれぞれのブレーキ配管73a〜73cへ圧送する。
これらのブレーキ配管73a〜73eは、金属のパイプで形成されており、ゴム製と比較して外径が細くかつ膨張しないものである。これらの5本のブレーキ配管73a〜73eは、防水ケース60内を引き回されて、配管支持部材61の5つの導通穴61a〜61eの接続開口部(防水ケース60の内側に面する接続開口部)にそれぞれ接続される。
なお、導通穴61fは、配管支持部材61を上述した取付金具にボルト(不図示)で固定するための穴である。
図8は、ブレーキパイプの配管図であって、右側のセンターフレーム5を省略したものである。車体フレーム1の後方下端には配管支持部材61が配置され、配管支持部材61には、ブレーキパイプ80a、80b、80c、80d、80eが接続される。これらのブレーキパイプ80a〜80eは、金属のパイプで形成されており、ゴム製と比較して外径が細くかつ膨張しないものである。
これらのブレーキパイプ80a〜80eのうち、ブレーキパイプ80a、80c、80dは、右側のセンターフレーム5(不図示)の車幅方向内側、右側の後部2bの下側、クロスプレート43の下側、左側の後部2bの下側、ガセット部材4の下側に沿って配管されている。そして、ブレーキパイプ80a、80c、80dは、ヘッドパイプ26の後方に配置された接続部材81に接続されている。
ブレーキパイプ80a、80c、80dは、センターフレーム5の中間と、後部2bの前方、中間、後方と、ガセット部材4の前方、後方とに配置される複数(本実施の形態では、4つ)のクリップ82により束ねられている。束ねられたブレーキパイプ80a、80c、80dは、複数(本実施の形態では、3つ)のパイプステー83により、車体フレーム1のメインパイプ2及びガセット部材4に固定されている。このパイプステー83は、メインパイプ2の後部2bの前方及び中央と、ガセット部材4の後方とにワンタッチで固定可能に形成されている。
一方、ブレーキパイプ80bは後輪33側のリアブレーキキャリパ(不図示)に接続され、ブレーキパイプ80eはプレッシャーコントロールバルブ39に接続されている。
図9は、接続部材81を車体左側の斜め後方から示す図である。
ヘッドパイプ26の後方下部には、分岐部3aが溶接により一体に設けられ、この分岐部3aに後方斜め下方に延びる左右一対のダウンチューブ3と、後方に延びるガセット部材4とが連結される。分岐部3aは、左右一対のダウンチューブ3の間を跨ぐ凹部3bを備え、この凹部3bは、左右のダウンチューブ3よりも窪んだ態様で形成されている。
これら分岐部3aと、左右一対のダウンチューブ3と、ガセット部材4とで囲まれた外から見えにくい、側面視で三角形状の空間84が、ヘッドパイプ26の後方下部に形成され、この空間84を利用して接続部材81が配置されている。この接続部材81は、略角柱に形成された3つの接続部材81a、81c、81dを備えている。各接続部材81a、81c、81dは、それらの長手方向を左右に向け、ダウンチューブ3に沿うように上下方向に並んで配置されている。
一番下に配置された接続部材81aは、パイプ接続口85aを左方に備えるとともに、ホース接続口86aを前方斜め下に備える。一番上に配置された接続部材81dは、凹部3bの後方に配置され、パイプ接続口85dを左方に備えるとともに、ホース接続口86dを後方斜め上方に備える。接続部材81cは、接続部材81aと接続部材81dとの間に配置され、パイプ接続口85cを左方に備えるとともに、ホース接続口86cを前方斜め下に備える。これら3つの接続部材81a、81b、81dは、一本のボルト88でブラケット87に固定される。そして、このブラケット87は、ボルト89を介して分岐部3aに設けられた凹部3bに固定されている。この構成により、ホース接続口86a、86cは、左右のダウンチューブ3の間であって、凹部3bの下方に配置され、前方斜め下に開放している。なお、接続部材81は、ヘッドパイプ26と、分岐部3aと、左右一対のダウンチューブ3と、ガセット部材4とで囲まれた外から見えにくい空間84に配置されればよく、ブラケット87は分岐部3aに限らず、ヘッドパイプ26、ダウンチューブ3、もしくはガセット部材4のいずれかに固定されてもよい。
ガセット部材4の下側に沿って配管されたブレーキパイプ80a、80c、80dは、接続部材81のパイプ接続口85a、85c、85dにそれぞれ接続されている。各ブレーキパイプ80a、80c、80dは、幅Wで接続部材81から左方に延出するとともに、これらが側面視で三角形状になるよう配管される。
ホース接続口86a、86c、86dには、ブレーキホース90a、90c、90dがそれぞれ接続されている。このブレーキホース90a、90c、90dは、ゴム等の弾性部材が用いられ、湾曲自在に形成されている。
上部に配置された接続部材81aから延びるブレーキホース90dは、右側のダウンチューブ3とガセット部材4との間を通り、図2に示すように、ヘッドパイプ26及びハンドル29に沿って配管され、ハンドル29に備えられたフロントマスタシリンダ40に接続される。ブレーキホース90dは、直線に配管されるのではなく、ハンドル29の操舵を追従できるよう、少しのたるみを有して配管されている。そして、ブレーキホース90dは、フロントフォーク27のトップブリッジ27aに設けられたホースステー92により支持されている。このホースステー92は、ブレーキホース90dの前後左右の移動は制限するが、上下方向の移動を許容するものである。
また、図9に示すように、下部に配置された接続部材81a、81bから延びるブレーキホース90a、90cは、前方斜め下に開放するホース接続口86a、86cに案内されて、左右一対のダウンチューブ3の間を通って前方に延び、前輪28(図1参照)に設けられるフロントブレーキキャリパ(不図示)に接続されている。ブレーキホース90a、90cは、図1に示すように、直線に配管されるのではなく、ハンドル29の操舵やフロントフォーク27の上下の伸縮を吸収できるよう、たるみを有して配管されている。そして、ブレーキホース90a、90cは、フロントフォーク27に設けられたホースステー91により支持されている。このホースステー91は、ブレーキホース90a、90cの前後左右の移動は制限するが、上下方向の移動を許容するものである。
本実施の形態によれば、金属製のブレーキパイプ80a、80c、80dと弾性素材のブレーキホース90a、90c、90dとを接続する接続部材81は、ヘッドパイプ26の後方であって、分岐部3aと、左右一対のダウンチューブ3と、ガセット部材4とで囲まれた外から見えにくい空間84に設けられている。より具体的には、各接続部材81a、81b、81dは、それらの長手方向を左右に向け、ダウンチューブ3に沿うように上下方向に並んで配置されている。
各ブレーキパイプ80a、80c、80dは、側面視で三角形状の空間84に、幅Wで接続部材81から左方に延出するとともに、これらの配管が側面視で三角形状になるように、それぞれパイプ接続口85a、85c、85dに接続されている。この構成により、接続部材81やブレーキパイプ80a、80c、80d及びブレーキホース90a、90c、90dの接続部分を、分岐部3aと、左右一対のダウンチューブ3と、ガセット部材4とによって、車体側方から見て極力目立たせないようにすることができ、外観性を向上することができる。
本実施の形態の接続部材81は、左右一対のダウンチューブ3とガセット部材4とをヘッドパイプ26に連結する分岐部3aの凹部3bに、ブラケット87を介して取り付けられているため、車体フレーム1側に取り付け用の支持部材等を設ける必要がない。また、凹部3bは、左右のダウンチューブ3よりも窪んだ態様で形成されているため、接続部材81をダウンチューブ3により、車体側方から目立ちにくく配置することができる。
本実施の形態の自動二輪車100は、接続部材81を車体の前方の空間84に設けたことにより、接続部材81と前輪ブレーキ30との距離、及び、接続部材81とフロントマスタシリンダ40との距離が短くなるので、ブレーキホース90a、90c、90dの長さを短くすることができる。接続部材81は固定部に連結する必要があるが、本実施の形態では、前輪ブレーキ30との距離が最も短くなるヘッドパイプ26の後方に接続部材81を設けたため、ブレーキホース90a、90c、90dの長さを短くできる。さらに、ブレーキホース90a、90cが左右一対のダウンチューブ3の間を通って前方に延び、前輪ブレーキ30のブレーキキャリパに接続されるので、ダウンチューブ3間を通さずに配管した場合に比べブレーキホース90a、90cの長さを短くできる。
このようにブレーキホース90a、90c、90dの長さを短くすることにより、金属製のブレーキパイプ80a、80c、80dの経路長を長く確保し、膨張による液損を抑制することができる。なお、湾曲自在な弾性のブレーキホース90a、90c、90dは、前輪28の左右の操舵やフロントフォーク27の上下の伸縮等に対して十分な自由度を持って形成されており、耐久性や、ハンドル29の操作性に優れている。
また、接続部材81を空間84に設けたことにより、上部に配置した接続部材81dからフロントマスタシリンダ40に延びるブレーキホース90dを、ヘッドパイプ26及びハンドル29に沿って配管することができる。さらに、下部に配置した接続部材81a、81cから前輪ブレーキ30に延びるブレーキホース90a、90cを、左右一対のダウンチューブ3の間を通り、フロントフォーク27に沿って配管することもできる。これにより、ブレーキホース90a、90c、90dを車体フレーム1に沿って目立ちにくく配管することができ、外観性を向上することができる。
ブレーキ制御装置37は、比較的重量が嵩むため、車体の重心近傍に位置するように車体フレーム1の後方下部、より具体的には、下クロスパイプ38及びダウンチューブ3の間の空間50に設けられているため、前輪ブレーキ30からブレーキ制御装置37までの距離が比較的長くなっている。本実施の形態のブレーキパイプ80a、80c、80dは、接続部材81からブレーキ制御装置37までの距離が最短距離になるように、右側のセンターフレーム5の車幅方向内側、右側の後部2bの下側、クロスプレート43の下側、左側の後部2bの下側、ガセット部材4の下側に沿って配管されるため、ブレーキパイプ80a、80c、80dの長さを短くすることができ、コストを削減することができる。
さらに、ブレーキパイプ80a、80c、80dは、車体フレーム1の車幅方向内側、或いは下側に沿って配管されるので、自動二輪車100が転倒した際等に、ブレーキパイプ80a、80c、80dが車体フレーム1によって路面等との接触から保護され、損傷が防止される。
ブレーキ制御装置37からは、3本のブレーキパイプ80a、80c、80dが車体の前方に配管されている。本実施の形態のブレーキパイプ80a、80c、80dは、複数のクリップ82により束ねられ、車体フレーム1の下側にパイプステー83によりワンタッチで固定できるため、配管作業が容易となるとともに、すっきりとした外観を得られる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ヘッドパイプ26の後方に、弾性部材からなるブレーキホース90a、90c、90dと金属パイプからなるブレーキパイプ80a、80c、80dとを接続する接続部材81が配置されるため、この接続部材81が外から見えにくく配置される。したがって、外観性を向上することができる。また、前輪ブレーキ30との距離が近くなるヘッドパイプ26の後方に接続部材81が配置され、接続部材81a、81cから前輪ブレーキ30へと延びるブレーキホース90a、90cが左右一対のダウンチューブ3の間を通って前方に延びるので、前輪ブレーキ30へと延びるブレーキホース90a、90cの長さを短くできる。このブレーキホース90a、90c、90dの長さを短くすることにより、金属製のブレーキパイプ80a、80c、80dの経路長を長く確保できるため、膨張による液損を抑制できる。
また、本実施の形態によれば、接続部材81a、81c、81dが上下方向に並んで配置され、上部に配置された接続部材81dから延びるブレーキホース90dがハンドル29に備えられたフロントマスタシリンダ40に接続され、下部に配置された接続部材81a、81cから延びるブレーキホース90a、90cが前輪ブレーキ30に接続されるので、外観性を向上することができるとともに、ブレーキホース90a、90c、90dの長さを短くすることができる。さらに、ブレーキパイプ80a、80c、80dは、複数本束ねられ車体後方に延出するので、外観性を向上することができるとともに、配管作業が容易となる。
また、本実施の形態によれば、外観性を向上できるとともに、ブレーキホース90a、90c、90dの長さを短くすることができるので、ブレーキパイプ80a、80c、80dの後端が車体後方に配置されたブレーキ制御装置37に接続され、前輪ブレーキ30とブレーキ制御装置37との距離が長くなっても、ブレーキパイプ80a、80c、80dの経路長を長く確保し、膨張による液損を抑制できる。
但し、上記実施の形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記各実施の形態では、前輪28用の右ブレーキレバー41と後輪33用のブレーキペダル(不図示)を備える構成としたが、ブレーキペダルを備えず、ハンドル29の左側に後輪33用の左ブレーキレバーを備える構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、前輪ブレーキ30と後輪ブレーキ(不図示)を備える構成としたが、何れか一方のブレーキを備える構成としてもよい。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車を示す左側面図である。 本発明に係る自動二輪車の平面図である。 本発明に係る車体フレーム及びエンジン部分を示す斜視図である。 本発明に係る車体フレームを斜め前側から示す斜視図である。 本発明に係る車体ブレーキ制御装置を右側の後方斜め下側から示す斜視図である。 本発明に係るブレーキ制御装置の上ケースを外した状態を示す斜視図である。 本発明に係る接続部材を車体左側の斜め後方から示す図である。 本発明に係るブレーキパイプの配管図である。 本発明に係るブレーキパイプ及びブレーキホースの配管図である。
符号の説明
100 自動二輪車
3 ダウンチューブ
10 エンジン
26 ヘッドパイプ
27 フロントフォーク
28 前輪
29 ハンドル
30 前輪ブレーキ(ブレーキ)
40 フロントマスタシリンダ(マスタシリンダ)
37 ブレーキ制御装置(ブレーキ油圧コントロールユニット)
80a、80c、80d ブレーキパイプ
81、81a、81c、81d 接続部材
90a、90c、90d ブレーキホース

Claims (3)

  1. 車体の前部に配置され、フロントフォークを枢支するヘッドパイプと、そのヘッドパイプから下方に延び、エンジンの下側を後方に延びる左右一対のダウンチューブとを備えた自動二輪車において、
    前記ヘッドパイプの後方に、弾性部材からなるブレーキホースと、金属パイプからなるブレーキパイプとを接続する接続部材を配置し、その接続部材から前輪のブレーキへと延びる前記ブレーキホースは、前記左右一対のダウンチューブの間を通って前方に延びることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記ブレーキパイプは、複数本束ねられ車体後方に延出し、前記接続部材は、前記ヘッドパイプの後方に上下方向に並んで配置され、上部に配置された接続部材から延びるブレーキホースは、前記ヘッドパイプに沿って上方に延び、ハンドルに備えられたマスタシリンダに接続され、下部に配置された接続部材から延びるブレーキホースは、前記フロントフォークに沿って下方に延び、前輪に備えられたブレーキに接続されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記ブレーキパイプの後端は、車体後方に配置されたブレーキ油圧コントロールユニットに接続されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
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