JP2009060103A - 接合構造体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続部材が挿入されるセラミックス部材の凹部深さが浅くても、接続強度を維持できる接合構造体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】板状の内部電極2が埋設され、表面から内部電極2に向かう凹部4aが設けられ、凹部4aの底面4sの一部には内部電極2に至る端子孔4cが設けられ、4sが粗化処理された、アルミナを主成分とするセラミックス部材4と、下面が内部電極に接し、上面3sが凹部4aの底面4sの水平レベルに露出するように端子孔4cに埋め込まれた導電性の端子3と、上面3sを含んで凹部4aの底面4sに接するロウ接合層6と、下端面5eがロウ接合層に接するように下部が凹部4aに挿入され、熱膨張係数が6.5〜9.5ppm/Kの範囲の導電性の接続部材5と、を備える接合構造体1。
【選択図】図1

Description

本発明は接合構造体及びその製造方法に関する。さらに詳しくは、本発明はセラミックス部材に埋設された端子に接続部材を接合する接合構造体、埋設された電極に電力を供給する接続部材を有する接合構造体及びその製造方法に関する。
エッチング装置やCVD装置等の半導体製造装置の分野において、セラミックス部材中に電極が埋設された静電チェック等の半導体用サセプタが使用されている。例えば窒化アルミニウムや緻密質アルミナの基材中に電極が埋設されプラズマを発生させるための放電電極として機能する半導体用サセプタ、窒化アルミニウムやアルミナ基材中に金属抵抗体(ヒータ)が埋設されたCVD等の熱処理プロセスにおいてウエハーの温度を制御するためのセラミックスヒーターとして機能する半導体用サセプタが挙げられる。また半導体ウエハーの搬送、露光、CVD、スパッタリング等の成膜プロセス、微細加工、洗浄、エッチング、ダイシング等の工程において、半導体ウエハーを吸着し、保持するための静電チャックとして機能する半導体用サセプタにも電極が埋設されているものもある(例えば、特許文献1参照。)。
上述の静電チェック等の半導体支持装置に埋設された電極には、接合構造体を介して外部から電流が供給される。例えば、接合構造体は、内部電極が埋設され、表面から内部電極に向かう凹部が設けられ、凹部の底面から内部電極に至る端子孔が設けられたセラミックス部材と、下面が内部電極に接し上面が凹部の底面に露出するように端子孔に埋め込まれた端子と、上面を含んで凹部の底面に接するロウ接合層と、ロウ接合層に接するように凹部に挿入される接続部材とを備える。セラミックス部材と接続部材の接合強度は、セラミックス部材の凹部側面と接続部材との接合部が接合強度を担っている。
ところが、半導体支持装置に対する熱応答性向上の要請より、セラミック部材が10mmから2mmに肉薄化し、従来3mm以上確保されていた凹部の深さが0.5mm程度に浅くなる傾向がある。それに伴い、セラミックス部材の凹部側面と接続部材の接触面積が低下し、セラミックス部材と接続部材の接合強度の低下が懸念される。
そのため、接続部材が挿入されるセラミックス部材の凹部深さが浅くても、接続強度を維持できる接合構造体及びその製造方法が求められていた。
特開2006−196864号公報
本発明は、接続部材が挿入されるセラミックス部材の凹部深さが浅くても、接続強度を維持できる接合構造体及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、板状の内部電極が埋設され、表面から内部電極に向かう凹部が設けられ、凹部の底面の一部には内部電極に至る端子孔が設けられ、底面が粗化処理された、アルミナを主成分とするセラミックス部材と、下面が内部電極に接し、上面が凹部の底面の水平レベルに露出するように端子孔に埋め込まれた導電性の端子と、上面を含んで凹部の底面に接するロウ接合層と、下端面がロウ接合層に接するように下部が凹部に挿入され、熱膨張係数が6.5〜9.5ppm/Kの範囲の導電性の接続部材と、を備える接合構造体を要旨とする。
本発明の第2の特徴は、アルミナを主成分とする第1のセラミックス層の上面に板状の内部電極を形成する工程と、焼結体からなる端子を、下面が内部電極の上面の一部に接するように内部電極上に配置する工程と、端子と内部電極を覆うようにアルミナを主成分とする焼成材料を配置し、焼成して第2のセラミックス層を得て、内部電極及び端子が第1のセラミックス層と第2のセラミックス層の間に埋設されたセラミックス部材を作製する工程と、セラミックス部材の表面から内部電極に向かう凹部を設け、端子の上面を凹部の底面の一部に露出させる工程と、凹部の底面の表面粗さがRa=0.7〜2.0μmになるように粗化処理する工程と、底面と接合材層との間に、Niを含むメッキ層を更に配置する工程と、端子の上面を含んで凹部の底面にロウ接合層を設ける工程と、表面粗さがRa=1〜3μmとなるようにロウ接合層との接触面が粗化処理され、熱膨張係数が6.5〜9.5ppm/Kの範囲である導電性の接続部材の下端面が、ロウ接合層に接するように接続部材の下部を凹部に挿入する工程とを有する接合構造体の製造方法を要旨とする。
本発明によれば、接続部材が挿入されるセラミックス部材の凹部深さが浅くても、接続強度を維持できる接合構造体及びその製造方法が提供される。
以下に、実施形態を挙げて本発明の説明を行うが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。図中同一の機能又は類似の機能を有するものについては、同一又は類似の符号を付して説明を省略する。また本明細書においては、上面、下面等の「上」、「下」の定義は単なる便宜上のものであり、現実の方向の選択の仕方によっては、「上」、「下」が逆になっても構わないし、斜め方向であっても構わない。
〔第1の実施形態〕
(半導体用サセプタ(接合構造体))
図1(a)は、第1の実施形態にかかる半導体用サセプタ11の縦方向に切断して得られる断面概略図を示し、図1(b)は、実施形態にかかる半導体用サセプタ11のセラミックス部材の表面に平行に切断して得られるA1-A2からみた断面概略図を示し、図1(c)は、第1の実施形態にかかる半導体用サセプタ11のセラミックス部材4の表面に平行に切断して得られるB1-B2からみた断面概略図を示す。尚、第1の実施形態にかかる半導体用サセプタ11の説明をすることで、接合構造体や接合構造体を有する半導体製造装置についても説明することとなる。
第1の実施形態にかかる半導体用サセプタ11は、板状の内部電極2が埋設され、表面から内部電極2に向かう凹部4aが設けられ、凹部4aの底面4sの一部には内部電極2に至る端子孔4cが設けられ、4sが粗化処理された、アルミナを主成分とするセラミックス部材4と、下面が内部電極に接し、上面3sが凹部4aの底面4sの水平レベルに露出するように端子孔4cに埋め込まれた導電性の端子3と、上面3sを含んで凹部4aの底面4sに接するロウ接合層6と、下端面5eがロウ接合層に接するように下部が凹部4aに挿入され、熱膨張係数が6.5〜9.5ppm/Kの範囲の導電性の接続部材5と、を備える。
セラミックス部材4としては、アルミナ(Al)を主成分とする材料が好ましい。さらには高い電気抵抗率を有するためにはアルミナの純度を99%以上とすることが好ましく、99.5%以上とすることがより好ましい。この場合、好適にクーロン力を用いる静電チャックを得ることができる。一方、ジョンソンラーベック力を用いる静電チャックを得るために、チタン等の遷移金属元素をドープ材として添加したアルミナに本発明を用いても良い。
内部電極2は炭化タングステン(WC)とアルミナの混合物からなることが好ましい。内部電極2の周囲に配置される、アルミナからなるセラミックス部材4や端子3と接合性が良く、界面剥離等のクラック等が生じない上、不要な導電材料の拡散や反応を防げるからである。内部電極2は、炭化タングステン(WC)粉末とアルミナ粉末の混合ペーストを印刷して作製された印刷電極であることが好ましい。尚、内部電極2としては、炭化ニオブ(NbC)とアルミナの混合物を内部電極2として用いることもできる。内部電極2としては、印刷電極の他にメッシュ電極等の形態にしても構わない。
端子3の材質は、内部電極2と同様の理由から、内部電極2と同材料とすることができる。その他にもPtやNbを用いることができる。端子3はタブレット形状とすることが好ましい。タブレット形状にすることで、製造が容易になるばかりでなく、内部電極2と接続部材5の双方と十分な電気的接触を維持しつつ、熱サイクル等による破損を抑制できるからである。
端子3の直径と端子孔4cの内径は、0.7mm〜3mmが好ましい。0.7mm未満では接続部材5との接合面積が小さく十分な導電性を保つことが困難になるからである。また、3mmよりも大きいと残留応力が大きくなりすぎるからである。
端子3の埋設方法(形態)としては、上記組成の材料粉末を焼結して得られたタブレット状の焼結体を内部電極2上に設置し、内部電極2及び端子3を覆うように、アルミナを主成分とする焼成材料として、アルミナ粉末もしくはアルミナのグリーンシートを載せ、その後、ホットプレス焼成することで埋設される。上記方法以外にも、上記組成の材料混合粉末をタブレット状に成形して設置した後にホットプレスしたり、あるいはペースト状の材料混合粉末を用いる方法が考えられる。接合構造体にクラックが入りずらく、原料材料が拡散しずらい観点からは予め製造しておいた焼結体を端子3に用いることが好ましい。
凹部4aの内径は、接続部材5の外径よりも大きいことが好ましい。接続部材5を凹部4aに挿入することができるようにするためである。また接続部材5を凹部4aに挿入した際に接続部材5が熱膨張可能になるように接続部材5の外径との間にクリアランス4dを形成するためである。クリアランス4dは接続部材5の全周にわたってあっても良いし、接続部材5の一部が凹部4aに接触していてもよい。クリアランス4dとしては、接続部材5の外径を4〜6mmとしたときに、0mm超過、略0.5mm以下が好ましい。下限値より小さいと接続部材5が凹部4aに挿入できず、作製上極めて困難な状況になる。一方、凹部4a径が大きいと不純物が入り込みやすくなり、汚染源や電極の腐食原因になるおそれがあるからである。もっとも、セラミックス部材4にあける凹部4aが大きいほど、セラミックス部材4の強度が低下し、接続部材5挿入時のガイドの役割もあることから必要以上に大きな凹部4aをあける必要はない。具体的には、凹部4aの直径は3〜15mm程度が好ましい。直径が3mmより小さいと、接合面積が小さいため、接合後に接続部材5がセラミックス部材4から外れる場合がある。直径が15mmより大きいと、残留応力が大きくなるため、破壊が生じる場合がある。
凹部4aの底面4sは、ロウ接合層6との接触面積を広げるために表面(粗面)処理されているので、アンカー効果により、凹部4aの底面4sと、ロウ接合層6間の密着力が向上する。そのため、接続部材5と凹部4aの底面4sとの接続強度が向上する。凹部4aの底面4sは、表面粗さ(Ra)=0.7〜2.0μmが好ましく、表面粗さ(Ra)=1.0〜1.5μmがより好ましい。0.7μm未満ではアンカー効果が得られず、2.0μmを超えるとロウ接合層6の溶融時の濡れ性が低下し、接続強度が低下するからである。「アンカー効果」とは、基材表面に形成さらた凸凹にロウ接合層6が入り込むことで生じる、基材表面の凸凹とロウ接合層6の絡み合いをいう。例えば、第1の実施形態では底面4sの表面に形成さらた凸凹とロウ接合層6の絡み合いをいう。凹部4aの底面4sに粗化処理した際に、端子3の上面3sについても、同時に粗化処理される。
第1の実施形態によれば、粗化処理された底面4sを有する凹部4aを含むセラミックス部材4を備えることにより、半導体支持装置等に用いられる接合構造体におけるロウ接合層6とアルミナからなるセラミックス部材4の密着力を向上できる。特に、底面4sの表面粗さをRa=0.7〜2.0μmの範囲となるように粗化処理することによって、ロウ接合層6に対する密着力が向上する。
粗化処理方法としては特に制限はないが、サンドブラスト法等が挙げられる。サンドブラストの条件としては、粒度#600の炭化ケイ素砥粒を用いて空気圧=2kgf/cmで1分間程度行うことが好ましい。尚、粒度#600の炭化ケイ素砥粒の微粉の粒度分布は、電気抵抗試験方法によると、最大粒子径(dv−0値)が53μm以下、累積高さ3%点の粒子径(dv−3値)が43μm以下、累積高さ50%点の粒子径(dv−50値)が20.0μm±1.5μm、累積高さ95%点の粒子径(dv−95値)が13μm以上である。
ロウ接合層6は、図1(a)に示されるように、接続部材5の端部の下端面5eと端子3の上面3s(露出面)間に充填される。ロウ接合層6の材質としては、インジウム及びその合金、アルミニウム及びその合金、金、金/ニッケル合金が用いられるが、特に残留応力低減の観点からインジウムおよびアルミニウム合金が望ましい。ロウ接合層6は凹部4aに露出した端子3の全面ならびに周囲の凹部4aの底面4s、そして壁面の底面に近い一部をカバーするように充填されることが好ましい。ロウ接合層6は凹部4aのクリアランス4dにはなるべく充填されない方が良い。充填されるとセラミックス部材4と接続部材5との熱膨張差がある場合、セラミックス部材4にクラックが生じることがあるからである。ロウ接合層6の厚は、ロウ接合層6の直径を4mm以上6mm以下としたときに、ロウ接合層6の層厚が0.05mmを超え0.3mm未満であることが好ましい。
接続部材5の内部には螺旋状の溝5aが切られており、発明を理解しやすくするため図示を省略してあるが、溝5aに半導体用サセプタ11に電力を供給する螺旋状の溝を備える電極の端がねじ込まれている。
接続部材5としては、セラミックス部材4の主成分をアルミナとした場合、アルミナの熱膨張係数に近い材料を用いることが好ましい。残留応力を低減することができるからである。具来的には、接続部材5は、熱膨張係数が6.5〜9.5ppm/Kの範囲である導電性物質により形成されることが好ましい。接続部材5と、セラミックス部材4との熱膨張係数の差に起因する残留応力を低減できるからである。また、静電チャック、ヒーター付静電チャック、RFサセプター等の半導体支持装置等において、セラミックス部材4、接続部材5及びセラミックス部材4−接続部材5接合部分等の破損を抑制できるからである。
また接続部材5は、熱伝導率が50W/mK以下の金属により形成されることが好ましい。熱伝導率の下限値に特に制限はないが、20W/mK程度である。接続部材5の材質を熱伝導率50W/mK以下の金属にすることで、接続部材5とロウ接合層6との接合部の均熱性が改善されるからである。具体的には、接続部材5は、チタン(Ti)、ニオブ(Nb)、白金(Pt)、及びこれらの合金からなる群より選ばれる金属により形成されることが好ましい。なかでもチタンが好ましい。尚、アルミナの熱膨張係数が8.0ppm/Kであるのに対して、Ti、Nb、Ptの熱膨張係数は、それぞれTi:8.9、Nb:7.2、Pt:9.0[ppm/K]である。
接続部材5は、接続部材5の下端面5eを含む、接続部材5のロウ接合層6との接触面の表面粗さをRa=1〜3μmの範囲となるように粗化処理することが好ましい。ロウ接合層6との密着力がより向上するからである。
粗化処理の方法としては上述のサンドブラスト法が挙げられるが、その他にも、接続部材5に応力抑制材料を用いて、接続部材5とセラミックス部材4の表面にそれぞれ粗化処理を施すことにより、接続部材5とセラミックス部材4との接合強度を更に向上できる。
以上、第1の実施形態について説明したが、第1の実施形態の中でも特に好ましい態様としては、接続部材がチタン(Ti)、ニオブ(Nb)、白金(Pt)、及びこれらの合金からなる群より選ばれる金属を含み、凹部4aの底面4sが表面粗さRa=0.7〜2.0μmとなるように粗化処理されており、接続部材5の下端面5eが表面粗さRa=1〜3μmとなるように粗化処理されているものが好ましく、さらにロウ接合層がインジウム(In)もしくはアルミニウム(Al)合金としたものがより好ましい。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態においては、メッキ層を設けていないが、凹部4aの底面4s及び端子3と、ロウ接合層6との間に、Niを含むメッキ層を更に配置しても構わない。上記の凹部4aの底面4s及び端子3の上面を粗化処理することに加えて、さらにメッキ層を設けることで、接続部材5と凹部4aの底面4s及び端子3との接続強度がさらに向上するからである。メッキ層としては、セラミックス部材4、端子3、接続部材5と同程度の熱膨張係数を有することが好ましい。加熱時の応力緩和を図るためである。具体的には、メッキ層はニッケル(Ni)を主成分とすることが好ましい。尚、メッキ層の副成分としては金やチタンを含ませることができる。
凹部4aの底面4sの角部は、表面粗さをRa=0.1〜0.5μm程度となるように粗化処理してもよい。応力緩和を図ることができるからである。この場合、表面粗さをRa=0.1より小さくすると応力が集中しやすくなり、表面粗さをRa=0.5より大きくすると、金属端子が角部に乗り上げる場合がある。
(半導体用サセプタ(接合構造体)の製造方法)
(イ)図2に示すようなアルミナを主成分とする第1のセラミックス層41を用意する。そして、電極形成面となる第1のセラミックス層41の表面を平面になるように研削する。
(ロ)図3に示すように、アルミナを主成分とする第1のセラミックス層41の上面に板状の内部電極2を形成する。この場合、電極材料ペーストを第1のセラミックス層41の表面に印刷し乾燥して印刷電極を形成することが好ましい。
(ハ)内部電極2と同材料の電極材料ペーストを用いて、タブレット状の仮焼結体を製造する。その後、窒素中1800℃程度で2時間程度焼成して密度95%以上の焼結体からなる端子3を製造する。さらに、端子3を所定寸法の円盤形状(タブレット形状)に加工することが好ましい。
(ニ)図4に示すように、焼結体からなる端子3を、下面が内部電極2の上面の一部に接するように内部電極2上に配置する。その後、端子3が配置された第1のセラミックス層41を金型内に設置する。そして、端子3と内部電極2を覆うようにアルミナを主成分とする焼成材料を配置する。金型プレスを用いて、内部電極2及び端子3を埋設した成形体を作製する。成形体を窒素中1850℃でホットプレス焼成して、図5に示すように、第2のセラミックス層42を得て、内部電極2及び端子3が第1のセラミックス層41と第2のセラミックス層42の間に埋設されたセラミックス部材4を作製する。この時点で端子3と内部電極2及び周囲のアルミナからなるセラミックス部材4は強固に焼結接合される。
(ホ)図6に示すように、セラミックス部材4の表面から内部電極2に向かう凹部4aを設け、端子3の上面3sを凹部4aの底面4sに露出させる。この際、機械加工により凹部4aを設けることが好ましい。凹部4aの底面4sに端子3の上面3sが露出し、かつ凹部4aの底面4sと端子3の上面3sが同一の高さとなるように端子3の一部を研削加工してもよい。
(ヘ)凹部4aの底面4sの表面積を広げるために底面4sをサンドブラスト法を用いて粗化処理する。その後、適宜、凹部4aの底面4sと端子3の上面3sにメッキ層を設ける。
(ト)図7に示すように、端子3の上面3aを含んで凹部4aの底面4sにロウ接合層6(ロウ材)を設ける。
(チ)図8に示すように、熱膨張係数が6.5〜9.5ppm/Kの範囲である導電性物質により形成された接続部材5の下端面5eが、ロウ接合層6に接するように接続部材5の下部を凹部4aに挿入する。接続部材5を凹部4aに挿入する前に、表面粗さがRa=1〜2μmとなるように、接続部材5の下端面5eを含む、接続部材5のロウ接合層6との接触面をサンドブラスト法により粗化処理しておいてもよい。その後、真空もしくは不活性雰囲気下でロウ接合層6を加熱して溶融させる。加熱温度はインジウムロウの場合は200℃程度、アルミニウム(Al)合金ロウの場合は670℃程度、金ロウの場合は1100℃程度まで加熱することが好ましい。ロウ接合層6の溶融を確認してから5分程度その温度に放置した後、加熱を止め自然冷却を行うことが好ましい。接続部材5がロウ接合層6を介して端子3に接続される。以上により、図1(a)(b)に示す半導体用サセプタ11が製造される。
〔第2の実施形態〕
(半導体用サセプタ(接合構造体))
第1の実施形態にかかる半導体用サセプタ11との相違点について中心に説明する。
図9(a)に示す第2の実施形態にかかる半導体用サセプタ21は、セラミックス部材4の表面に平行なセラミックス部材4の断面において、図9(b)に示すように半円形状のロウ溜空間4bがセラミックス部材4の凹部4aの側壁の一部に設けられ、ロウ接合層6bが、ロウ溜空間4bの一部を充填している。半導体用サセプタ21は、接続部材5が、ロウ溜空間4bの一部を埋めるように、接続部材5の外周表面の一部に、ロウ溜空間4bと嵌合する半円形状のカギ部5bをさらに備える。
第2の実施形態にかかる半導体用サセプタ21は、クリアランス4dの一部にロウ溜空間4bを備えるため、かかる空間に充填されたロウ接合層6が鍵の役割をするため(以下「キー効果」という)、ロウ溜空間4bがない第1の実施形態に比べて接続部材5の軸を中心に回す力に対するねじり破断強度がはるかに高い。
第2の実施形態によれば、クリアランス4dの一部のみがロウ接合層6により満たされるため、接続部材5とセラミックス部材4は凹部4aの側面の一部でのみ強固に拘束され、接続部材5とセラミックス部材4の間の大部分にクリアランス4dが形成される。よって、クリアランス4dの全部をロウ接合層6で満たした場合に起きるセラミックス部材4の破壊は第2の実施形態では生じない。第2の実施形態は、図1に示すような、凹部4aと同形状の断面形状の接続部材5を入れた第1の実施形態よりもはるかに高いねじり破断強度を有する。
第1の実施形態のように、凹部4aと同形状の断面形状の接続部材5を入れた場合、凹部4aと接続部材5の間にクリアランス4dが発生する。接続部材5が凹部4aの一部と接触している場合もあるが、接続部材5のねじる方向によっては、必ずクリアランス4dがあるため、ねじる方向を逆にすると破断する傾向がある。一方、第2の実施形態では、接続部材5の溝5aにねじ込んだねじを締めたり緩めたりした場合であっても、両方のねじる方向で半円形状のロウ溜空間4bにクリアランス4dがないようにロウ接合層6bが満たされているので、キー効果により高強度のねじり破断強度を発揮する。
ロウ接合層6は、セラミックス部材4の凹部4aの底面4sから2mm程度まで、接続部材5の側面に這い上がらせるように形成することが好ましい。これにより、接続部材5−ロウ接合層6間の接合面積が増えるため、接合強度を向上できる。具体的には、凹部4aの壁面をメタライズ処理等により表面処理することにより、図9(a)に示すように、ロウ接合層6bを凹部4aの壁面に這い上がらせることが好ましい。ロウ接合層6と接続部材5や凹部4aとの接触面積が増加し、接合強度が向上する点で有利だからである。この場合、凹部4aの側面の一部にメタライズ処理を行うことに加えて、ロウ接合層6を這い上がらせたくない接続部材5の所定の部分に表面酸化処理を行うことが好ましい。表面酸化処理によって、ロウ接合層6が這い上がらなくなるので、クリアランス4d全体がロウ接合層6で満たされるのを防ぐことができるからである。表面酸化処理に限らず、濡れ性の悪い物質をはい上がらせたくない部分に塗布することでもよい。セラミックス部材4へのメタライズ処理か、接続部材5への表面酸化処理のいずれかもしくは両方を行えば、ロウ接合層6bをロウ溜空間4bにのみ這い上がらせることが出来る。
ロウ溜空間4bは一箇所でも良いが、複数のロウ溜空間4bを設けても構わない。例えば2もしくは4箇所に互いに対称になるようにロウ溜空間4bを配置することにより更にねじり破断強度が高くなるからである。しかし、例えば5箇所以上に多くなると、必要なロウ接合材量が多くなり、また、セラミックスに破断が生じる可能性が高くなるので好ましくない。なかでも、ロウ溜空間4bは、凹部4aの側壁の互いに対向する位置に1組もしくは2組設けられていることが好ましく、凹部4aの側壁の互いに対向する位置に1組設けられていることが最も好ましい。
(半導体用サセプタの製造方法)
第2の実施形態にかかる半導体用サセプタ21の製造方法について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
(イ)第1の実施形態の図2〜図6と同様に、セラミックス部材4を加工する。
(ロ)図10(a)(b)に示すように、ドリルなどを用いてセラミックス部材4の凹部4aの外周の一部にロウ溜空間4bを形成する。その際、凹部4aと同時にロウ溜空間4bを形成してもよい。
(ハ)その後、図11(a)(b)に示すように、ロウ溜空間4bを除いてシール部材10をセラミックス部材4上に配置し、そしてメタライズ処理を行う。メタライズ処理を行うことで、ロウ接合層6が溶融したときにロウ溜空間4bに這い上がり易くするためである。ロウ接合層6を這い上がらせたくない接続部材5の所定の部分に表面酸化処理を適宜行う。
(ニ)図12に示すように、端子3上の第1空間4eにロウ接合層6を配置する。そしてロウ接合層6を介して接続部材5をセラミックス部材4の凹部4a内に配置する。セラミックス部材4と熱膨張係数が類似の高融点金属からなる接続部材5を、ロウ接合層6に接するように凹部4aに挿入する。その後、ロウ接合層6を加熱して溶融させる。加熱温度はロウ接合層6の融点より20℃程度高くまで加熱することが好ましい。ロウ接合層6の溶融を確認してから5分程度その温度に放置する。
(ホ)そしてロウ接合層6が接続部材5の側面やロウ溜空間4bの側面を這い上がることでロウ接合層6の界面が序所に上昇してロウ溜空間4bが充填される。その後、加熱を止め自然冷却を行う。接続部材5がロウ接合層6を介して端子3に接続される。以上により、図9(a)(b)に示す半導体用サセプタ21が製造される。
第2の実施形態によれば、外部螺旋の螺合及び取り外しに際しても信頼性が高く、高温でも使用できる信頼性の高い接合構造、この接合構造を有する半導体製造装置が提供される。
〔実施形態の変形例〕
上記のように、本発明は第1、第2の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。例えば、ねじり破断強度を増加させるためには、以下のような構成としても構わない。
変形例1:図13(a)(b)に示すように、接続部材5が、接続部材5の外周表面の一部に内側に切り込まれた切り欠き部5fを備え、セラミックス部材4に取付けた際にロウ接合層6が第1空間4eに連続して切り欠き部5fの一部を充填するように構成された半導体用サセプタ31としてもよい。
さらに、実施形態にかかるサセプタを用いた半導体製造装置が提供される。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
〔接合構造体の製造例〕
第1の実施形態にかかる接合構造体の製造方法に準じて、表1、表2、表3に示す条件下、以下の工程により、図1(a)(b)に示すような実施例1〜42、比較例1〜68にかかる接合構造体を製造した。
(イ)図2に示すような、99.9質量%アルミナ粉から調製された第1のセラミックス層41を用意した。
(ロ)図3に示すように、第1のセラミックス層41の上面に炭化タングステン(WC)とアルミナ(Al)の混合物からなる電極材料ペーストを印刷し、乾燥して、印刷電極、即ち板状の内部電極2を形成した。
(ハ)炭化タングステン(WC)粉末とアルミナ(Al)粉末を混合し、成形後、不活性雰囲気中で1700℃で焼成し、焼結体を得た。これから直径2mm、厚み1mmのタブレット形状の端子3を加工して切り出した。
(ニ)図4に示すように、端子3を、下面が内部電極2の上面の一部に接するように内部電極2上に配置した。その後、端子3が配置された第1のセラミックス層41を金型内に設置した。そして、端子3と内部電極2を覆うようにアルミナを主成分とする原料粉末を配置した。金型プレスを用いて、内部電極2及び端子3をアルミナ原料粉末に埋設した成形体を作製した。成形体を窒素中170℃でホットプレス焼成して、図5に示すようなセラミックス部材4を得た。
(ホ)図6に示すように、機械加工により端子3に到達する直径7mm、深さ4mmの凹部4aを穿孔した。凹部4aの底面4sに直径2mmの端子3が露出し、且つ底面4sと端子3の上面3sが同一の高さとなるように端子3の一部も凹部4aと同時に研削加工した。
(ヘ)凹部4aの底面4sと、接続部材5の下端面5eを表1,表2に示す表面粗さ(Ra)となるように、粒度#600の炭化ケイ素砥粒を用いて空気圧=2kgf/cmの条件でサンドブラスト法により粗化処理した。表面粗さはサンドブラスト時間を変えることで調整した。例えば、凹部4aの底面4sの表面粗さ(Ra)はサンドブラストなしで0.3μmであり、サンドブラスト時間を30秒にするとRaは0.7μmとなり、サンドブラスト時間を5分にするとRaは2.5μmとなった。
(ト)次に、凹部4aに無電解メッキ法にてメッキ温度70℃で10分間、Niメッキを施した。洗浄、乾燥後、図7に示すように、端子3の上面3aを含んで凹部4aの底面4sにロウ接合層6(ロウ材)を設けた。
続いて、ロウ接合層6がインジウム(In)の場合は(チ)工程を行い、ロウ接合層6がアルミニウム(Al)合金の場合は(リ)工程を行った。
(チ)ロウ接合層6がインジウム(In)の場合、表1、表2に示す材質の接続部材5とセラミックス部材4を180℃に加熱した。また、超音波はんだごてを用いてロウ接合層6を溶融し、凹部4aの底面4sと端子3の上面3s上のNiメッキ層をロウ接合層6で濡らした。その後、図8に示すように、接続部材5の下端面5eが、ロウ接合層6に接するように接続部材5の下部を凹部4aに挿入した。そして、200gの錘で接続部材に荷重を加えながら、室温まで冷却した。
(リ)一方、ロウ接合層6がアルミニウム(Al)合金の場合、図8に示すように、表1、表3に示す材質の接続部材5を、接続部材5の下端面5eがロウ接合層6に接するように凹部4aに挿入した。そして、200gの錘で荷重を加えながら、真空炉にて610℃、1×10−5Torrの真空雰囲気でロウ接合を行った。そして、ロウ接合層6を介して接続部材5とセラミックス部材4を接合し、図1(a)(b)に示すような、端子3の表面上にロウ接合層6を備える、接合構造体を得た。
なお、表1、2における接続部材の内、Ti、Nb、Pt、Moは純度95%以上であり、Ti−Ni合金はTi:Ni=50:50(at%)である。
以上のようにして、図14に示すような、セラミックス部材4の寸法が20mm×20mm、セラミックス部材4の厚みDが5mm、凹部4aの直径Aが7mm、凹部4aの深さEが4mm、端子3の直径Cが3mm、端子3の厚みが0.5mmの接合構造体1(試験片)を複数用意した。各接合構造体は、表1〜表3に示すような、端子材質及びロウ接合層からなり、アルミナ表面粗さRa及び端子表面粗さRaを備える。
(接合強度測定)
図14の固定具8に接合構造体1を引っ掛けた後、接続部材5の溝5aにねじ込ませた引張部材9で矢印で示すように垂直上方に加重を加え、接続部材5がセラミックス部材4からはく離するまでの耐加重を接合強度(kgf)として測定した。実験条件及び実験結果をまとめて表1、表2、表3に示す。
Figure 2009060103
Figure 2009060103
Figure 2009060103
表1により、凹部4aの底面4sの表面粗さRaが、0.7μm〜2.0μmにおいて、良好な接合強度が得られることが分かった。特に底面4sの表面粗さRaが上限の2.0μmに近づくほど良好な接続強度が得られることが分かった。また表1において、凹部4aの底面4sの表面粗さRaが同じ条件であれば、ロウ接合層6としてインジウム(In)よりも金(Al)を用いた場合のほうが、良好な接続強度が得られることが分かった。
表1、2に示すように、ロウ接合層がインジウム(In)の場合において、接続部材材質がチタン(Ti)である実施例1〜10と比較例1〜8とを比較した結果、凹部4aの底面4sの表面粗さRaが0.7μm〜2.0μm、接続部材5の表面粗さRaが1.0μm〜3.0μmにおいてそれぞれ良好な接合強度が得られた。このことから凹部4aの底面4sと接続部材5の表面粗さRaの臨界的意義が明確になった。また表1,2より、接続部材材質をニオブ(Nb)とする実施例11〜14、比較例9〜16と、接続部材材質を白金(Pt)とする実施例15〜18、比較例17〜24と、接続部材材質をチタン−ニッケル(Ti−Ni)合金とする実施例19〜22、比較例25〜32とからも同様にしてロウ接合層がインジウム(In)の場合における凹部4aの底面4sと接続部材5の表面粗さRaの臨界的意義が明確になった。
さらに表2より、ロウ接合層がインジウム(In)の場合において、接続部材材質をモリブデン(Mo)、ステンレス(SUS304)とし、凹部4aの底面4s及び接続部材5の表面粗さRaが本発明で規定する範囲内とした比較例33,34はいずれも接合強度が劣ることが分かった。このことら、接続部材材質としては、チタン(Ti)、ニオブ(Nb)、白金(Pt)、チタン−ニッケル(Ti−Ni)合金とすることが好ましいことが分かった。
表1、3に示すように、ロウ接合層がアルミニウム(Al)合金の場合において、接続部材材質がチタン(Ti)とする実施例23〜30と比較例35〜42とを比較した結果、凹部4aの底面4sの表面粗さRaが0.7μm〜2.0μm、接続部材5の表面粗さRaが1.0μm〜3.0μmにおいてそれぞれ良好な接合強度が得られた。このことから凹部4aの底面4sと接続部材5の表面粗さRaの臨界的意義が明確になった。また表1,3より、接続部材材質をニオブ(Nb)とする実施例31〜34、比較例43〜50と、接続部材材質を白金(Pt)とする実施例35〜38、比較例51〜58と、接続部材材質をチタン−ニッケル(Ti−Ni)合金とする実施例39〜42、比較例59〜66とからも同様にしてロウ接合層がアルミニウム(Al)合金の場合における凹部4aの底面4sと接続部材5の表面粗さRaの臨界的意義が明確になった。
さらに表3より、ロウ接合層がアルミニウム(Al)合金の場合において、接続部材材質をモリブデン(Mo)、ステンレス(SUS304)とし、凹部4aの底面4s及び接続部材5の表面粗さRaが本発明で規定する範囲内とした比較例67,68はいずれも接合強度が劣ることが分かった。このことら、接続部材材質としては、チタン(Ti)、ニオブ(Nb)、白金(Pt)、チタン−ニッケル(Ti−Ni)合金とすることが好ましいことが分かった。
(均熱性試験)
接合構造体の製造例と同様にして、表4に示すような、接続部材材質、ロウ接合層からなる接合構造体を得た。そして、アルミニウム製の冷却水路51aを供える冷却板51を熱伝導性樹脂シート53を介して接合構造体に接着し、接続部材5と冷却板51の間に接続部材5を取り囲むように絶縁管52を取り付けて、図15に示すような静電チャック61を得た。その後、内部電極2に通電しセラミックス部材4を加熱して、平均温度80℃に設定した際の均熱性をサーモグラフィーで評価した。結果を図16に示す。図16は、サーモグラフィーから端子3周辺の基板載置面側の表面を測定した結果から温度分布を等高線にてトレースした結果を示す。図16(a)は実施例を示し、図16(b)は比較例を示す。その結果、端子3の周辺と、セラミックス部材4の表面の平均温度の差を比較すると、実施例が−2.2℃、比較例が−3.5℃となり、均熱性が向上することがわかった。
Figure 2009060103
(a)は第1の実施形態にかかる半導体用サセプタの縦方向に切断して得られる断面概略図を示し、(b)は第1の実施形態にかかる半導体用サセプタのセラミックス部材の表面に平行に切断して得られるA1-A2からみた断面概略図を示し、(c)は第1の実施形態にかかる半導体用サセプタのセラミックス部材の表面に平行に切断して得られるB1-B2からみた断面概略図を示す。 第1の実施形態にかかる半導体用サセプタの製造工程図(その1)を示す。 第1の実施形態にかかる半導体用サセプタの製造工程図(その2)を示す。 第1の実施形態にかかる半導体用サセプタの製造工程図(その3)を示す。 第1の実施形態にかかる半導体用サセプタの製造工程図(その4)を示す。 第1の実施形態にかかる半導体用サセプタの製造工程図(その5)を示す。 第1の実施形態にかかる半導体用サセプタの製造工程図(その6)を示す。 第1の実施形態にかかる半導体用サセプタの製造工程図(その7)を示す。 (a)は、第2の実施形態にかかる半導体用サセプタの縦方向に切断して得られる断面概略図を示し、(b)は、第2の実施形態にかかる半導体用サセプタのセラミックス部材の表面に平行に切断して得られる断面概略図を示す。 (a)(b)は、第2の実施形態にかかる半導体用サセプタの製造工程図(その1)を示す。 (a)(b)は、第2の実施形態にかかる半導体用サセプタの製造工程図(その2)を示す。 第2の実施形態にかかる半導体用サセプタの製造工程図(その3)を示す。 (a)は、第2の実施形態の変形例1にかかる半導体用サセプタの縦方向に切断して得られる断面概略図を示し、(b)は、第2の実施形態の変形例1にかかる半導体用サセプタのセラミックス部材の表面に平行に切断して得られる断面概略図を示す。 半導体用サセプタの接合構造体の接合強度測定の概念図を示す。 均熱性試験に用いた静電チャックの概略図を示す。 (a)(b)は、サーモグラフィーから端子3周辺の基板載置面側の表面を測定した結果から温度分布を等高線にてトレースした結果を示す((a)は実施例、(b)は比較例)。
符号の説明
11,21,31,51:半導体用サセプタ(接合構造体)
2:内部電極(印刷電極)
3:端子
4:セラミックス部材
4a:凹部
4b:ロウ溜空間
4d:クリアランス
4c:端子孔
5:接続部材
5a:溝
5b:カギ部
5f:切り欠き部
6:ロウ接合層

Claims (7)

  1. 板状の内部電極が埋設され、表面から前記内部電極に向かう凹部が設けられ、前記凹部の底面の一部には前記内部電極に至る端子孔が設けられ、前記底面が粗化処理された、アルミナを主成分とするセラミックス部材と、
    下面が前記内部電極に接し、上面が前記凹部の底面の水平レベルに露出するように前記端子孔に埋め込まれた導電性の端子と、
    前記上面を含んで前記凹部の底面に接するロウ接合層と、
    下端面が前記ロウ接合層に接するように下部が前記凹部に挿入され、熱膨張係数が6.5〜9.5ppm/Kの範囲の導電性の接続部材と、
    を備えることを特徴とする接合構造体。
  2. 前記接続部材は、熱伝導率が50W/mK以下の金属を含むことを特徴とする請求項1に記載の接合構造体。
  3. 前記接続部材は、チタン(Ti)、ニオブ(Nb)、白金(Pt)、及びこれらの合金からなる群より選ばれる金属を含み、
    前記凹部の底面は、表面粗さがRa=0.7〜2.0μmとなるように粗化処理されており、
    前記接続部材の前記下端面は、表面粗さがRa=1〜3μmとなるように粗化処理されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の接合構造体。
  4. 前記凹部の底面と前記ロウ接合層との間に配置されたNiを含むメッキ層を更に含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の接合構造体。
  5. 前記セラミックス部材の表面に平行な前記セラミックス部材の断面において半円形状のロウ溜空間が前記セラミックス部材の前記凹部の側壁の一部に設けられ、前記ロウ接合層が、前記ロウ溜空間の一部を充填しており、前記接続部材が、前記ロウ溜空間の一部を埋めるように、前記接続部材の外周表面の一部に、前記ロウ溜空間と嵌合するカギ部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の接合構造体。
  6. 前記接続部材が、前記接続部材の外周表面の一部に前記接続部材の内側に切り込まれた切り欠き部を備え、前記ロウ接合層が前記切り欠き部の一部を充填していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の接合構造体。
  7. アルミナを主成分とする第1のセラミックス層の上面に板状の内部電極を形成する工程と、
    焼結体からなる端子を、下面が前記内部電極の上面の一部に接するように前記内部電極上に配置する工程と、
    前記端子と前記内部電極を覆うようにアルミナを主成分とする焼成材料を配置し、焼成して第2のセラミックス層を得て、前記内部電極及び前記端子が前記第1のセラミックス層と前記第2のセラミックス層の間に埋設されたセラミックス部材を作製する工程と、
    前記セラミックス部材の表面から前記内部電極に向かう凹部を設け、前記端子の上面を前記凹部の底面の一部に露出させる工程と、
    前記凹部の底面の表面粗さがRa=0.7〜2.0μmになるように粗化処理する工程と、
    前記底面と接合材層との間に、Niを含むメッキ層を更に配置する工程と、
    前記端子の上面を含んで前記凹部の底面にロウ接合層を設ける工程と、
    表面粗さがRa=1〜3μmとなるように前記ロウ接合層との接触面が粗化処理され、熱膨張係数が6.5〜9.5ppm/Kの範囲である導電性の接続部材の下端面が、前記ロウ接合層に接するように前記接続部材の下部を前記凹部に挿入する工程と
    を有することを特徴とする接合構造体の製造方法。
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