JPH10209255A - セラミックス部材と電力供給用コネクターとの接合構造 - Google Patents

セラミックス部材と電力供給用コネクターとの接合構造

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JPH10209255A
JPH10209255A JP1276997A JP1276997A JPH10209255A JP H10209255 A JPH10209255 A JP H10209255A JP 1276997 A JP1276997 A JP 1276997A JP 1276997 A JP1276997 A JP 1276997A JP H10209255 A JPH10209255 A JP H10209255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属部材が埋設されているセラミックス部材と
電力供給用コネクターとの接合構造であって、酸化性雰
囲気下で、高温や熱サイクルにさらされても、高い接合
強度と良好な導通性能を保持できるようにする。 【解決手段】セラミックス部材1に孔4が設けられてい
る。孔4に金属部材5の一部が露出している。孔4内に
筒状雰囲気保護体9が挿入されている。雰囲気保護体9
の内側に、電力供給用コネクター8と応力緩和用の低熱
膨張導体7とが挿入されている。雰囲気保護体9とコネ
クター8とが接合されている。低熱膨張導体7および雰
囲気保護体9が、金属部材5に対して接合されている。
好ましくは、雰囲気保護体9とコネクター8とがろう材
によって気密に接合されており、低熱膨張導体7および
雰囲気保護体9が、金属部材5に対してろう材によって
気密に接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックス部材と電
力供給用コネクターとの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体ウエハーの搬送、露光、C
VD、スパッタリング等の成膜プロセス、微細加工、洗
浄、エッチング、ダイシング等の工程において、半導体
ウエハーを吸着し、保持するために、静電チャックが使
用されている。こうした静電チャックの基材として、緻
密質セラミックスが注目されている。特に半導体製造装
置においては、エッチングガスやクリーニングガスとし
て、ClF 3 等のハロゲン系腐食性ガスを多用する。ま
た、半導体ウエハーを保持しつつ、急速に加熱し、冷却
させるためには、静電チャックの基材が高い熱伝導性を
備えていることが望まれる。また、急激な温度変化によ
って破壊しないような耐熱衝撃性を備えていることが望
まれる。緻密な窒化アルミニウムおよびアルミナは、前
記のようなハロゲン系腐食性ガスに対して高い耐食性を
備えている。
【0003】また、半導体製造装置の分野において、プ
ラズマを発生させるための高周波電極を内蔵したサセプ
ターが実用化されているが、こうした高周波電力発生装
置の分野においても、窒化アルミニウムや緻密質アルミ
ナの基材中に金属電極を埋設している。更に、半導体製
造装置の分野において、各プロセス中、ウエハーの温度
を制御するために、窒化アルミニウムやアルミナ基材中
に金属抵抗体を埋設したセラミックスヒーターも実用化
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの各装置におい
ては、窒化アルミニウム等のセラミックス基材中に金属
電極を埋設し、外部の電力供給用コネクターに対して金
属電極を電気的に接続する必要がある。しかし、こうし
た接続部分は、酸化性雰囲気下、更には腐食性ガス雰囲
気下で、非常な高温と低温との熱サイクルにさらされ
る。このような悪条件下においても、長期間高い接合強
度と良好な電気的接続とを保持することが望まれてい
る。
【0005】本発明者は、このような接続構造について
研究を続けてきた。例えば、特願平8−24835号明
細書においては、電力供給用コネクターの先端部分とサ
セプター中の金属電極とを、耐食性の高いAl合金ろ
う、Cu合金ろう、Ni合金ろうによって接合すること
を開示した。また、特願平8−24836号明細書にお
いては、メッシュ状ないしは網状の金属電極をAlNセ
ラミックス内に埋設させ、メッシュの一部を露出させ、
メッシュの露出部分とAlNセラミックスとの双方を電
力供給用コネクターの先端面にろう付けすることを提案
した。
【0006】これらの明細書においては、ハロゲン系腐
食性ガスおよびそのプラズマに対して高い耐食性を有す
るろう付け方法を提案しているが、しかし、コネクター
と金属電極との接続構造において、酸化性雰囲気下で、
高温や熱サイクルにさらされても、高い接合強度と良好
な導通性能を保持するような特定の接合構造は、いまだ
詳しく検討されていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属部材が埋
設されているセラミックス部材と電力供給用コネクター
との接合構造であって、セラミックス部材に孔が設けら
れており、この孔に金属部材の一部が露出しており、孔
内に筒状雰囲気保護体が挿入されており、この筒状雰囲
気保護体の内側に電力供給用コネクターと応力緩和用の
低熱膨張導体とが挿入されており、筒状雰囲気保護体と
電力供給用コネクターとが接合されており、低熱膨張導
体および筒状雰囲気保護体が金属部材に対して接合され
ていることを特徴とする、接合構造に係るものである。
【0008】本発明者は、孔内に筒状雰囲気保護体を挿
入し、この筒状雰囲気保護体の内側に電力供給用コネク
ターと応力緩和用の低熱膨張導体とを挿入し、筒状雰囲
気保護体と電力供給用コネクターとを接合し、かつ、低
熱膨張導体および筒状雰囲気保護体を金属部材に対して
接合するという構造を想到し、実験を行ったところ、他
の構造よりもはるかに耐熱性、耐食性が高く、酸化性雰
囲気または腐食性雰囲気下で熱サイクルにさらされて
も、高い接合強度と良好な導通性能を保持することを確
認し、本発明に到達した。
【0009】
【発明の実施形態】以下、図面を参照しつつ、本発明の
各実施形態を述べる。本発明の作用効果等は、以下の説
明から一層明確になるであろう。図1は、本発明の一実
施形態に係る接合構造を示す断面図である。図3(a)
は、プラズマ発生用電極装置1のうち一部を切り欠いて
示す斜視図であり、図3(b)は、金網からなる電極3
を示す斜視図である。
【0010】略円盤形状のセラミックス基材2の内部
に、金網からなる電極3が埋設されている。2aは半導
体ウエハーの設置面であり、2bは背面である。基材2
の所定箇所に、半導体ウエハーを昇降させるためのピン
を通す孔13が形成されている。電極3は、図3
(a)、(b)に示すような金網によって形成されてい
る。金網3は、円形の枠線3aと、枠線3aの内部に縦
横に形成されている線3bとからなっており、これらの
間に網目14が形成されている。
【0011】基材2の背面2b側には孔4が設けられて
いる。基材2中には網状の電極3が埋設されており、か
つ金属の粉末焼結体5が埋設されている。粉末焼結体5
の一方の表面5aが孔4の底面4a側に露出しており、
粉末焼結体5の他方の表面5bが金属電極3に対して接
触している。
【0012】孔4の中に、本実施形態では円筒形状の雰
囲気保護体9が挿入されている。雰囲気保護体9の外側
面9aと孔4の内側面との間には、若干の隙間18が設
けられている。雰囲気保護体9の内側空間の下方には、
例えば円盤形状の低熱膨張導体7が収容され、設置され
ている。
【0013】低熱膨張導体7の下側面7bと孔4の底面
4aとの間、および下側面7bと粉末焼結体5との間
が、好ましくはろう材からなる導電性接合層6Aによっ
て気密に接合されている。また、雰囲気保護体9の下側
面9dと底面4aとの間も、導電性接合層6Aによって
接合されている。
【0014】電力供給用コネクター8は、プラズマ発生
用電極装置1外の本体部分8b、円環形状のフランジ部
分8c、および先端部分8dを備えており、先端部分8
dが雰囲気保護体9内に収容されている。雰囲気保護体
9の内周面9bと、低熱膨張導体7および先端部分8d
との間には、若干の隙間19が設けられている。雰囲気
保護体9の上側面9cとフランジ部分8cとの間は、好
ましくはろう材からなる導電性接合層6Cが形成されて
いる。これと共に、コネクター8の先端面8aと、低熱
膨張導体7の上側面7aとの間には、導電性接合層6B
が形成されている。
【0015】こうした接合構造を有するプラズマ発生用
電極装置を製造するためには、好ましくは、図2に示す
ように、セラミックスの原料からなる成形体10を作成
し、この成形体10を焼成する。成形体10中には、網
状の金属電極3と、粉末焼結体の原料である金属粉末の
成形体11が埋設されている。ただし、10aは半導体
ウエハーの設置面側であり、10bは背面側である。こ
の成形体10を焼成することによって、同時に粉末成形
体11を焼結させて粉末焼結体5を得る。そして、背面
2b側から研削加工を施し、孔4を形成する。
【0016】本発明においては、低熱膨張導体は、熱膨
張率が、少なくとも400℃以下で8.0×10- 6
℃以下の材質からなる導体を言う。具体的には、低熱膨
張導体の材質としては、モリブデン、タングステン、モ
リブデン−タングステン合金、タングステン−銅−ニッ
ケル合金、コバールが好ましい。雰囲気保護体の材質
は、純ニッケル、ニッケル基耐熱合金、金、白金、銀、
およびこれらの合金とすることが好ましい。コネクター
の材質は、雰囲気に対する耐食性の高い金属であること
が好ましく、具体的には、純ニッケル、ニッケル基耐熱
合金、金、白金、銀、およびこれらの合金が好ましい。
【0017】本発明の作用効果を、主として図1を参照
しつつ、更に説明する。コネクター8の材質としては、
耐酸化性のある金属が好ましいが、これらは一般的に熱
膨張率が大きく、セラミックス側との熱膨張差による応
力が大きい。このため、コネクター8とセラミックス基
材2とを直接にろう付けすると、両者の熱膨張差によっ
て接合強度が低下する傾向がある。この点を改善するた
めに、本発明においては、コネクター8とセラミックス
との間に低熱膨張導体7を設置し、コネクターとセラミ
ックスとの間の応力差を緩和する構造を採用した。
【0018】しかし、一般的に、熱膨張率の低い金属
(モリブデン、タングステン、モリブデン−タングステ
ン合金など)は、酸化されやすい。このため、低熱膨張
導体7が高温の酸化性雰囲気に触れると、低熱膨張導体
7が直ちに酸化し、接合強度の低下、電気抵抗の上昇を
招く。従って、低熱膨張導体7の材質として、熱膨張率
の低い金属を使用することは困難であった。
【0019】低熱膨張導体7を、アルミナ、窒化アルミ
ニウム等の絶縁性セラミックスからなる絶縁性の応力緩
和材によって置換すると、低熱膨張導体7の酸化という
問題は生じなくなると考えられる。しかし、この場合に
は応力緩和材は電流経路から外れ、応力緩和材とセラミ
ックス基材内部の金属部材との電気的接続が不可能にな
る。従って、基材内の金属部材に対して供給するべき電
力が制限される。
【0020】これに対して、本発明の構造によれば、低
熱膨張導体7と金属部材5との接続部分の面積が大き
く、この部分で低熱膨張導体7が電流経路に加わるため
に、大きな電流、例えば30アンペア以上の大きさの電
流も、容易に流すことができる。
【0021】これと共に、本発明者は、筒状雰囲気保護
体9を孔4内に収容、設置し、雰囲気保護体9の内側空
間の下部に低熱膨張導体7を設置し、低熱膨張導体の上
側にコネクター8の先端部分8dを挿入した。
【0022】これによって、低熱膨張導体7の側周面側
を雰囲気保護体9によって完全に包囲して保護した。し
かも、低熱膨張導体の上側にコネクター8を設置し、か
つその周囲を雰囲気保護体9で包囲した。従って、酸化
性雰囲気が低熱膨張導体7に至るまでの進入経路の長さ
が非常に大きくなった。これと同時に、コネクター8と
雰囲気保護体9とを導電性接合層6Cによって接合し、
この接合部分を気密に保持することで、低熱膨張導体7
の酸化性雰囲気からの隔離を、一層完全に確保すること
に成功した。
【0023】更に、本実施形態においては、コネクター
8の先端部分8d、導電性接合層6B、低熱膨張導体
7、導電性接合層6Aおよび粉末焼結体5を経由する電
流経路と、フランジ部分8c、導電性接合層6C、雰囲
気保護体9、導電性接合層6Aを経由する電流経路とが
ある。この双方の電流経路があることによって、電極3
への電力供給量を一層増大させ、かつ安定化することが
できる。
【0024】本発明においては、セラミックス基材内に
金属電極を埋設する場合には、金属電極を、面状の金属
バルク材とすることが好ましい。ここで、「面状の金属
バルク材」とは、例えば、線体あるいは板体を、らせん
状、蛇行状に配置することなく、例えば図3および図4
に示すように、金属を一体の面状として形成したものを
いう。
【0025】金属電極は、アルミナ粉末や窒化アルミニ
ウム粉末等のセラミックス粉末と同時に焼成するので、
高融点金属で形成することが好ましい。こうした高融点
金属としては、タンタル,タングステン,モリブデン,
白金,レニウム、ハフニウム及びこれらの合金を例示で
きる。半導体汚染防止の観点から、更に、タンタル、タ
ングステン、モリブデン、白金及びこれらの合金が好ま
しい。
【0026】こうした面状のバルク材としては、次を例
示できる。 (1)薄板からなる、面状のバルク材。 (2)面状の電極の中に多数の小空間が形成されている
バルク材。これには、多数の小孔を有する板状体からな
るバルク材や、網状のバルク材を含む。多数の小孔を有
する板状体としては、パンチングメタルを例示できる。
ただし、バルク材が高融点金属からなり、かつパンチン
グメタルである場合には、高融点金属の硬度が高いの
で、高融点金属からなる板に多数の小孔をパンチによっ
て開けることは困難であり、加工コストも非常に高くな
る。この点、バルク材が金網である場合には、高融点金
属からなる線材が容易に入手でき、この線材を編組すれ
ば金網を製造できる。
【0027】こうした金網のメッシュ形状、線径等は特
に限定しない。しかし、線径φ0.03mm、150メ
ッシュ〜線径φ0.5mm、6メッシュにおいて、特に
問題なく使用できた。また、金網を構成する線材の幅方
向断面形状は、円形の他、楕円形、長方形等、種々の圧
延形状であってよい。ここで、1メッシュは1インチあ
たり1本という意味である。
【0028】図4(a)は、金属電極として使用できる
パンチングメタル15を示す斜視図である。パンチング
メタル15は円形をしており、円形の平板15a内に多
数の円形孔15bが、碁盤目形状に多数形成されてい
る。図4(b)は、金属電極として使用できる円形の薄
板16を示す斜視図である。
【0029】図4(c)は、金属電極として使用できる
薄板17を示す平面図である。薄板17内には、細長い
直線状の切り込み17b、17cが、互いに平行に合計
6列形成されている。このうち、3列の切り込み17b
は、図4(c)において下側に開口しており、残り3列
の切り込み17cは、上側に開口している。切り込み1
7bと17cとは、交互に配置されている。こうした形
状を採用した結果、薄板によって細長い導電路が形成さ
れている。この導電路の両端17aに端子を接続する。
【0030】ハロゲン系腐食性ガスを成膜用ガス、エッ
チング用ガスとして使用する半導体製造装置内に設置す
るための部材に対して、本発明の接合構造を適用でき
る。
【0031】こうした部材としては、セラミックス基材
中に抵抗発熱体を埋設したヒーター、セラミックス基材
中に静電チャック用電極を埋設した静電チャック、セラ
ミックス基材中に抵抗発熱体と静電チャック用電極とを
埋設した静電チャック付きヒーター、セラミックス基材
中にプラズマ発生用電極を埋設した高周波発生用電極装
置、セラミックス基材中にプラズマ発生用電極および抵
抗発熱体を埋設した高周波発生用電極装置等を例示でき
る。
【0032】本発明において、導電性接合層の材質は限
定されないが、気密性が高く、電気抵抗の小さいものが
好ましい。この観点からは、金属ろう材が特に好まし
い。こうしたろう材の化学組成は、特に限定するもので
ない。
【0033】しかし、セラミックス部材そのものに対し
ても良好な接合力ないし濡れ易さを有するろう材が好ま
しい。セラミックス部材の基材を、緻密質アルミナまた
は窒化アルミニウムとした場合には、主成分がCu、N
i、AgおよびAlのうちの1種類からなり、Mg、T
i、ZrおよびHfのうちの1種類からなる活性金属を
0.3〜20wt%と、第3成分50wt%以下とを含
むろう材を使用することが好ましい。ハロゲン系腐食性
ガスに対する耐食性の必要な用途においては、Ag系の
ろう材などは、耐蝕性が低いために、使用しない方が好
ましい。
【0034】第3成分としては、Si、Al、Cuおよ
びInのうちの少なくとも1種を用いることが、主成分
に影響を与えない点から好ましい。また、特に、主成分
がAlからなるろう材を用いると、低温で接合するた
め、接合後の熱応力が小さくなり好ましい。
【0035】ここで、活性金属の配合量が0.3wt%
未満であると、濡れ性が悪くなり、接合しない場合があ
るとともに、20wt%を超えると接合界面の反応層が
厚くなりクラックが発生する場合があるため、0.3〜
20wt%であると好ましい。また、第3成分の合計の
配合量は、50wt%を超えると、金属間化合物が多く
なり、接合界面にクラックが発生する場合があるため、
50wt%以下であると好ましい。第3成分は含有され
ていなくとも良い。
【0036】ここで、ろう材の主成分である金属の含有
割合は、ろう材の全含有量を100重量%とした場合
に、活性金属成分および第3成分の含有割合を100重
量%から差し引いた残部である。
【0037】本発明においては、図1の実施形態におけ
るように、低熱膨張導体とコネクターとが電気的に接合
されていることが好ましいが、両者を電気的に接続する
ことは必須ではない。図5は、この実施形態に係る接合
構造を示す断面図である。ただし、図5、図6におい
て、図1に示した構成部分には同じ符号を付け、その説
明は省略する。
【0038】図5の実施形態においては、コネクター8
の先端部分8dと低熱膨張導体7とが、導電性接合層に
よって接合されておらず、隙間20が形成されている。
しかし、この場合にも、低熱膨張導体7と金属部材5と
が直接に導電性接合層6Aによって接合されており、こ
の部分の電気抵抗が低いので、大電流を供給することが
可能である。
【0039】図6の実施形態においては、粉末焼結体5
を使用していない。即ち、基材2の背面2b側に開口す
る孔22を形成し、この孔22に、網状電極3の一部を
露出させた。そして、網状電極3と低熱膨張導体7との
間、および網状電極3と雰囲気保護体9の底面9dとの
間を、それぞれ、導電性接合層6Dによって接合してい
る。
【0040】ただし、図1に示すように、粉末焼結体
を、セラミックス基材内部の金属電極と低熱膨張導体と
の間に介在させる方が、金属電極に到達するまでの、酸
化性ガスないし腐食性ガスの伝達経路が長くなるので、
一層好ましい。
【0041】図1、図5、図6に示すような実施形態に
おいて、孔4、22の内側面と雰囲気保護体9の外周面
9aとの隙間18の大きさは、0.2mm以上とするこ
とが好ましい。雰囲気保護体9の内側面9bと粉末焼結
体7および先端部分8dとの隙間19の大きさは、0.
01m以上とすることが好ましい。これ以下であると、
各隙間18、19を通して毛細管現象によってろう材が
上昇し易くなる。各隙間にろう材が上昇すると、セラミ
ックス基材やろう材のクラックが生じ易くなる。隙間1
8の好ましい下限値が0.2mmであるのに対して、隙
間18の好ましい下限値が0.01mmであるのは、同
時に6A、6Cで接合するので、この部分の隙間が密閉
されても、毛細管の力に対する抵抗となるためである。
【0042】ただし、隙間18、19の大きさは、共に
1.0mm以下とすることが好ましい。
【0043】図7は、セラミックス部材中に、金属電極
と、低熱膨張金属の緻密体とを埋設した実施形態を示す
断面図である。ただし、図7、図8、図9において、図
1に示した構成部分と同じ構成部分には同じ符号を付
け、その説明を省略する。
【0044】本実施形態においては、セラミックスヒー
ター30の基材2の中に、例えばコイル状等の金属電極
31が埋設されている。こうした金属電極の好適例とし
ては、コイル状の線状のヒーターがある。基材2の収容
孔4の底面の下側に、緻密体32が埋設されている。緻
密体32は、雄ねじ部32aと本体32bとを備えてお
り、本体32bの上側面32cが、導電性接合層6Aを
介在して低熱膨張導体7に対して電気的に接続されてい
る。コイル状のヒーター31が雄ねじ部32aに対して
巻き付けられている。
【0045】図8、図9に示した各実施形態の接合構造
は、それぞれ図1の接合構造と類似したものであるが、
雰囲気保護体の構造が異なっている。図8の接合構造に
おいては、雰囲気保護体33は、前記したような耐熱性
の金属からなる本体36と、本体36の外側面36aお
よび内側面36bを被覆している酸化性被膜35とを備
えている。本体36の上側面36cと下側面36dと
は、それぞれ本体36を構成する金属が露出している。
【0046】本体36の上側の露出面36cが、導電性
接合層6Cを介在してコネクター8に対して接合されて
いる。また、本体36の下側面36dが、導電性接合層
6Aを介在して粉末焼結体5に対して接合されている。
酸化性被膜35は、本体36を構成する耐食性の金属よ
りも、ろう材に対する濡れ性が低いので、ろう材が雰囲
気保護体33の外側面および内側面に沿って上昇しにく
くなり、ろう材が収容孔4の側壁面に沿って上昇する傾
向がある。これによって、収容孔4中の導電性接合層6
Aの形状を、残留応力の少ないフィレット形状とするこ
とができる。また、雰囲気保護体33と収容孔4をネジ
の嵌め合わせ構造とすることにより、強度の信頼性が向
上する。
【0047】図9の接合構造においては、雰囲気保護体
37は、前記したような耐熱性の金属からなる本体38
と酸化性被膜35とを備えている。本体38の外側面3
8a、内側面38bおよび上側平坦面38cが、酸化性
被膜35によって被覆されている。本体38の上側傾斜
面38dと、下側平坦面38eおよび下側傾斜面38f
には、それぞれ本体38を構成する金属が露出してい
る。
【0048】本体38の上側の露出面である上側傾斜面
38dが、導電性接合層6Eを介在してケーブル8に対
して接合されている。また、本体38の下側傾斜面38
fおよび下側平坦面38eが、導電性接合層6Aを介在
して粉末焼結体5に対して接合されている。
【0049】図8、図9に示すような形態の各雰囲気保
護体を製造するために、図10(a)〜(c)を参照し
つつ説明する下記の方法によることが好ましい。まず、
図10(a)に示すように、前記耐熱性金属からなる管
状部材40を準備し、管状部材40を酸化性雰囲気下で
熱処理することによって、管状部材40の表面の全体に
酸化性被膜35を生成させる。
【0050】次いで、本体40の両側の端面のみを研削
加工することによって、図10(b)に示す露出面36
c、36dを生成させる。
【0051】また、図10(a)の管状部材を研削加工
することによって、図10(c)に示すような露出面3
8d、38e、38fを生成させることができる。この
場合には、本体38の上側平坦面38c、外側面38
a、内側面38b上には、酸化性被膜35が残る。
【0052】
【実施例】(本発明例) 図8および図3に示すような形態の接合構造を製造し
た。窒化アルミニウム粉末を一軸加圧成形することによ
って、図2に示す形態の円盤形状の予備成形体10を製
造した。
【0053】金属電極3としては、モリブデン製の金網
を使用した。この金網は、直径φ0.12mmのモリブ
デン線を、1インチ当たり50本の密度で編んだ金網を
使用した。この金網を、予備成形体中に埋設した。これ
と共に、粒径1〜100μmのモリブデン粉末を成形し
て成形体11を得、この成形体11をも成形体10中に
埋設した。
【0054】この成形体10を型内に設置し、成形体1
0をカーボンフォイル内に密封し、1950℃の温度、
200kg/cm2 の圧力および2時間の保持時間で、
ホットプレス法によって、この成形体を焼成し、焼結体
を得た。この焼結体の相対密度は、98.0%以上であ
った。
【0055】得られた焼結体の背面側から、マシニング
センターによって孔4を形成し、プラズマ発生用電極装
置を製造した。得られたプラズマ発生用電極装置1の寸
法は、直径は200mmであり、厚さは8mmであっ
た。
【0056】一方、図10(a)および(b)に示すよ
うにして雰囲気保護体33を製造した。具体的には、ニ
ッケル製の管状部材40を準備し、環状部材40を、大
気中、1000℃で2時間熱処理し、酸化ニッケル膜3
5を生成させた。これを研削加工し、図10(b)に示
す雰囲気保護体33を製造した。
【0057】孔4内に、厚さ5μmのチタン箔、厚さ2
00μmの銀板および2枚目の厚さ5μmのチタン箔を
順次に積層して設置した。その上に、モリブデン製の低
熱膨張導体7と、前記の雰囲気保護体33とを設置し
た。低熱膨張導体7の上に、厚さ5μmのチタン箔を設
置し、この上に厚さ400μmの銀板を設置し、ニッケ
ル製のコネクター8の先端部分8dをこの上に載せた。
雰囲気保護体33の上側面36cとフランジ部分8cと
の間に、厚さ200μmの銀板を載せた。こうして得ら
れた組み立て体を、960℃〜1000℃で10分間熱
処理し、図8に示す接合構造を製造した。
【0058】こうして得られた接合構造について、引っ
張り破断荷重を測定したところ、175±29kgfで
あった(n=4)。また、曲げ破断トルクを測定したと
ころ、22±3kgf・cmであった(n=2)。
【0059】また、この接合構造について、100℃と
700℃との間での熱サイクルを50回加えた後に、引
っ張り破断荷重を測定した。ただし、昇温速度、降温速
度は、共に約200℃/分とした。この結果、引っ張り
破断荷重は、157±17kgfであった(n=4)。
また、この熱サイクル後の接合構造の曲げ破断トルクを
測定したところ、20±5kgf・cmであった(n=
2)。
【0060】また、この接合構造について、700℃で
24時間保持する耐熱試験の後に、引っ張り破断荷重を
測定したところ、101±63kgfであった(n=
5)。また、この耐熱試験後の曲げ破断トルクを測定し
たところ、18±2kgf・cmであった(n=2)。
【0061】(比較例)比較例として、図11に示すよ
うな接合構造を製造した。まず、上記した本発明例と同
じようにしてプラズマ発生用電極装置1を製造した。次
いで、孔22内に、厚さ5μmのチタン箔を設置し、そ
の上に厚さ200μmの銀板を設置した。この上に、ニ
ッケル製のコネクター25の先端のフランジ部分25a
を載せた。ろう材のシートを、コネクター25の先端面
25bに対して接触させた。
【0062】次いで、フランジ部分25aの上に、窒化
アルミニウム製の円環状部材26を設置した。円環状部
材26の内周面26aをコネクター25の外周面に対向
させ、円環状部材26の下側面26cをフランジ部分2
5aに対向させた。円環状部材26の外側面に隙間26
bを設けた。
【0063】円環状部材26の内周面26aとコネクタ
ー25の外周面との間、および、円環状部材26の下側
面26cとフランジ部分25aとの間に、それぞれ、前
記の組成を有するろう材のシートを設置した。こうして
得られた組み立て体を、960℃〜1000℃で10分
間熱処理し、図11に示す接合構造を製造した。なお、
27、28は導電性接合層である。
【0064】こうして得られた接合構造について、引っ
張り破断荷重を測定したところ、129±31kgfで
あった(n=13)。また、曲げ破断トルクを測定した
ところ、15±5kgf・cmであった(n=3)。
【0065】また、この接合構造について、100℃と
700℃との間での熱サイクルを50回加えた後に、引
っ張り破断荷重を測定した。ただし、昇温速度、降温速
度は、共に約200℃/分とした。この結果、引っ張り
破断荷重は、33±22kgfであった(n=21)。
また、この熱サイクル後の接合構造の曲げ破断トルクを
測定したところ、10±3kgf・cmであった(n=
3)。
【0066】また、この接合構造について、700℃で
24時間保持する耐熱試験の後に、引っ張り破断荷重を
測定したところ、25±12kgfであった(n=
4)。また、この耐熱試験後の曲げ破断トルクを測定し
たところ、8±4kgf・cmであった(n=3)。
【0067】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれば、金属部材が埋設されているセラミックス部材
と電力供給用コネクターとの接合構造において、酸化性
雰囲気下で、高温や熱サイクルにさらされても、高い接
合強度と良好な導通性能を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る接合構造の断面図で
ある。
【図2】金属電極3および粉末焼結体の成形体11が埋
設されている成形体10を示す断面図である。
【図3】(a)は、プラズマ発生用電極装置1の一部分
を破断して示す斜視図であり、(b)は、金網ないし金
属メッシュからなる網状電極3を示す斜視図である。
【図4】(a)、(b)、(c)は、セラミックス部材
内に埋設できる金属電極の好適例を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る接合構造を示す断
面図である。
【図6】本発明の更に他の実施形態に係る接合構造を示
す断面図である。
【図7】緻密体32を基材中に埋設した実施形態の接合
構造を示す断面図である。
【図8】酸化性被膜35を備えている雰囲気保護体33
を使用した実施形態の接合構造を示す断面図である。
【図9】酸化性被膜35を備えている雰囲気保護体37
を使用した実施形態の接合構造を示す断面図である。
【図10】(a)、(b)、(c)は、雰囲気保護体3
3、37の製造プロセスを説明するための断面図であ
る。
【図11】比較例の接合構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 プラズマ発生用電極装置(セラミックス部材ないし
サセプター),2 セラミックス基材,2a 半導体ウ
エハー設置面,2b 基材2の背面,3 網状の金属電
極(金属部材の一例),4、22 孔,5 粉末焼結体
(金属部材の一例),6A、6B、6C、6D 導電性
接合層,7 低熱膨張導体,8 電力供給用コネクタ
ー,9、33、37 円筒状の雰囲気保護体,10成形
体,11 粉末焼結体の成形体,15、16、17 金
属電極の一例,18雰囲気保護体9の外周面と孔の内周
面との隙間,19 雰囲気保護体9の内周面とコネクタ
ー8および低熱膨張導体7の外周面との隙間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属部材が埋設されているセラミックス部
    材と電力供給用コネクターとの接合構造であって、 前記セラミックス部材に孔が設けられており、この孔に
    前記金属部材の一部が露出しており、前記孔内に筒状雰
    囲気保護体が挿入されており、この筒状雰囲気保護体の
    内側に前記電力供給用コネクターと応力緩和用の低熱膨
    張導体とが挿入されており、前記筒状雰囲気保護体と前
    記電力供給用コネクターとが接合されており、前記低熱
    膨張導体および前記筒状雰囲気保護体が前記金属部材に
    対して接合されていることを特徴とする、セラミックス
    部材と電力供給用コネクターとの接合構造。
  2. 【請求項2】前記筒状雰囲気保護体と前記電力供給用コ
    ネクターとがろう材によって気密に接合されており、前
    記低熱膨張導体および前記筒状雰囲気保護体が前記金属
    部材に対してろう材によって気密に接合されていること
    を特徴とする、請求項1記載のセラミックス部材と電力
    供給用コネクターとの接合構造。
  3. 【請求項3】前記低熱膨張導体と前記電力供給用コネク
    ターとが電気的に接合されていることを特徴とする、請
    求項1または2記載のセラミックス部材と電力供給用コ
    ネクターとの接合構造。
  4. 【請求項4】前記低熱膨張導体が、モリブデン、タング
    ステンおよびモリブデン−タングステン合金からなる群
    より選ばれた金属からなることを特徴とする、請求項1
    〜3のいずれか一つの請求項に記載のセラミックス部材
    と電力供給用コネクターとの接合構造。
  5. 【請求項5】前記セラミックス部材が、半導体ウエハー
    を設置するためのサセプターであることを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか一つの請求項に記載のセラミッ
    クス部材と電力供給用コネクターとの接合構造。
  6. 【請求項6】前記セラミックス部材中に、面状の金属電
    極と、低熱膨張金属の粉末焼結体とが埋設されており、
    前記金属電極に対して前記粉末焼結体が電気的に接続さ
    れており、この粉末焼結体が前記低熱膨張導体に対して
    電気的に接続されていることを特徴とする、請求項5記
    載のセラミックス部材と電力供給用コネクターとの接合
    構造。
  7. 【請求項7】前記セラミックス部材中に、金属電極と、
    低熱膨張金属の緻密体とが埋設されており、前記金属電
    極に対して前記緻密体が電気的に接続されており、この
    緻密体が前記低熱膨張導体に対して電気的に接続されて
    いることを特徴とする、請求項5記載のセラミックス部
    材と電力供給用コネクターとの接合構造。
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