JPH11220008A - ウエハ支持部材 - Google Patents

ウエハ支持部材

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JPH11220008A
JPH11220008A JP2008598A JP2008598A JPH11220008A JP H11220008 A JPH11220008 A JP H11220008A JP 2008598 A JP2008598 A JP 2008598A JP 2008598 A JP2008598 A JP 2008598A JP H11220008 A JPH11220008 A JP H11220008A
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supply terminal
internal electrode
wafer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウエハ支持部材1を構成するセラミック体2内
に内蔵する内部電極4への給電端子5のロウ付け固定時
やウエハ支持部材1の使用時において、セラミック体2
の破損がなくかつ大気中の酸素がロウ材7中を拡散する
ことによる内部電極4の酸化を抑え、500℃以上の高
温域においても長寿命のウエハ支持部材1を提供する。 【解決手段】ウエハの載置面を有するセラミック体2中
に膜状の内部電極4を埋設し、上記載置面以外のセラミ
ック体2の表面に給電端子5を取り付けるための凹部6
を上記内部電極4を貫通して穿設し、該凹部6に銀を主
体とするロウ材7を介して前記給電端子5をロウ付け固
定することにより給電端子5と内部電極4とを電気的に
接続してウエハ支持部材1を構成するとともに、上記給
電端子5の外周にはフランジ部5cを設け、このフラン
ジ部5cとセラミック体2の表面との間にも前記銀を主
体とするロウ材7を介してロウ付け固定するとともに、
上記給電端子5のフランジ部5cとセラミック体2の表
面との間隔の距離hを50μm以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハなど
のウエハの載置面を有するセラミック体中に静電吸着用
電極やヒータ電極、あるいは高周波発生用電極などの内
部電極を備えたウエハ支持部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の製造工程において
は、半導体ウエハ(以下、ウエハと称す。)を保持する
ために静電チャックやヒータ内蔵型サセプタなどのウエ
ハ支持部材が使用されている。
【0003】例えば、図5に一般的なウエハ支持部材5
1の断面図を示すように、セラミック体52の上面をウ
エハの載置面53とし、セラミック体52中に膜状の内
部電極54を埋設したものがあった。そして、上記内部
電極54を静電吸着用電極として用いる場合、載置面5
3にウエハWを載せ、ウエハWと内部電極54との間に
直流電圧を印加して静電吸着力を発現させれば、ウエハ
Wを載置面53に吸着保持することができ、また、上記
内部電極54をヒータ電極として用いる場合、ウエハW
を載置面53に載せ、内部電極54に交流電圧を印加し
て発熱させれば、載置面53に支持したウエハWを加熱
することができ、さらに、上記内部電極54をプラズマ
発生用電極として用いる場合、ウエハWを載置面53に
載せ、別に用意されたプラズマ発生用電極(不図示)と
内部電極54との間に高周波電力を印加してプラズマを
発生させれば、載置面53に支持したウエハWへの各種
加工速度を高めることができるようになっていた。
【0004】また、上記セラミック体52中に埋設され
たヒータ電極54への給電は、図6に示すように、セラ
ミック体52の下面に給電端子55を取り付けるための
凹部56が前記内部電極54を貫通して穿設され、この
凹部56に銀を主体とするロウ材57を介して外径が3
〜10mm程度である棒状の給電端子55をロウ付け固
定することにより電気的に接続するようにしたものがあ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、ウエ
ハWへの成膜工程においては、使用温度が年々高くなる
傾向にあった。例えば、ウエハW上へ金属膜を被覆する
CVD装置においては、薄膜の種類がW膜からTi膜、
SiO2 膜、WSiX 膜等が使用されるようになり、こ
れまで処理温度が400℃程度であったものが500〜
850℃の高温域での使用が求められるようになってい
た。
【0006】しかしながら、このような高温域でウエハ
支持部材51を使用すると、セラミック体52中の内部
電極54が酸化されて抵抗値が変化するために、ウエハ
Wの温度制御ができなくなり、ついには断線してしまう
といった課題があった。
【0007】即ち、処理温度が500℃以上になると、
大気中における酸素が銀を主体とするロウ材57中に拡
散し易くなり、セラミック体52の凹部56に露出して
いる内部電極54を酸化させていた。
【0008】また、処理温度が高くなると、セラミック
体52とロウ材57との間の熱応力やセラミック体52
と給電端子55との間の熱応力がそれぞれ大きくなるた
め、加熱、冷却の繰り返しに伴ってセラミック体52に
クラックが発生するといった課題もあった。そして、セ
ラミックスの中でも機械的強度が若干劣る窒化アルミニ
ウムにおいては、これらの問題は顕著であった。
【0009】一方、給電端子55を固定する他の方法と
して、内部電極54と給電端子55とをかしめ圧着した
り、給電端子55を焼き嵌めにより固定する方法も提案
されている(特開平4−104494号公報参照)が、
かしめ圧着や焼き嵌めでは、製作上のばらつきが大きく
信頼性に欠けるものであった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題に鑑み、ウエハの載置面を有するセラミック体中に少
なくとも一つの内部電極を埋設してなり、上記載置面以
外のセラミック体の表面に給電端子を取り付けるための
凹部を上記内部電極を貫通して穿設し、該凹部に銀を主
体とするロウ材を介して前記給電端子をロウ付け固定す
ることにより給電端子と上記内部電極とを電気的に接続
してなるウエハ支持部材であって、上記給電端子は外周
にフランジ部を設け、このフランジ部とセラミック体の
表面との間にも前記銀を主体とするロウ材を介してロウ
付け固定するとともに、上記給電端子のフランジ部とセ
ラミック体の表面との間隔の距離を50μm以下とした
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、上記給電端子のフランジ
部に、前記セラミック体と同種のセラミックスからなる
リング体をロウ付け固定することで、熱応力に伴う上記
フランジ部の剥離を抑え、さらに耐久性を高めることが
できる。
【0012】なお、上記セラミック体中の内部電極とし
ては、静電吸着用電極、ヒータ電極、プラズマ発生用電
極として用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0014】図1(a)は本発明のウエハ支持部材の一
例を示す斜視図であり、(b)は(a)のX−X線断面
図である。
【0015】このウエハ支持部材1は、円盤状をしたセ
ラミック体2からなり、その上面をウエハWの載置面3
とするとともに、セラミック体2中には膜状の内部電極
4を埋設してあり、該内部電極4への給電はセラミック
体2の下面に接合した給電端子5を介して通電するよう
にしてある。そして、載置面3に半導体ウエハなどのウ
エハWを載せ、ウエハWと内部電極4との間に直流電圧
を印加して静電吸着力を発現させれば、上記内部電極4
に静電吸着用電極としての機能を持たせ、ウエハWを載
置面3に吸着保持することができ、また、ウエハWを載
置面3に載せ、内部電極4に交流電圧を印加して発熱さ
せれば、上記内部電極4にヒータ電極としての機能を持
たせ、載置面3に支持したウエハWを加熱することがで
き、さらに、ウエハWを載置面3に載せ、内部電極4と
別に用意したプラズマ発生用電極(不図示)との間に高
周波電力を印加してプラズマを発生させれば、上記内部
電極4にプラズマ発生用電極としての機能を持たせ、載
置面3に支持したウエハWへの各種加工速度を高めるこ
とができるようになっている。
【0016】このようなウエハ支持部材1を構成するセ
ラミック体2としては、アルミナ、窒化アルミニウム、
窒化珪素、炭化珪素、炭化硼素、イットリウム−アルミ
ニウム−ガーネットを主成分とするセラミックスを用い
ることができる。この中でも特に窒化アルミニウムは、
優れた熱伝導率を有することから、加工精度に影響を与
えるウエハW上の温度ムラを小さくすることができると
ともに、デポジッション用ガスやエッチング用ガスとし
て使用されるハロゲン系腐食性ガスに対して優れた耐蝕
性を有することから、セラミック体2を構成する材質と
して好適である。
【0017】また、上記セラミック体2中に埋設する内
部電極4の材質としては、タングステン、モリブデン、
白金等の高融点金属やこれらの合金、あるいはWCやT
iNなどの導電性セラミックスを用いることができる。
これらの金属、合金、導電性セラミックスは、上記セラ
ミック体2との熱膨張差が小さいことから、製作時や使
用時におけるセラミック体2との密着性を高めることが
できる。
【0018】ところで、図2に示すように、セラミック
体2中の内部電極4と給電端子5との接合は、セラミッ
ク体2の下面に給電端子5を取り付けるための凹部6を
前記内部電極4を貫通して穿設し、この凹部6にフラン
ジ部5cを有する棒状の給電端子5を挿入するととも
に、セラミック体2の下面の凹部6近傍と給電端子5の
フランジ部5cとの間、及び凹部6の内壁面6aと給電
端子5の先端部5aとの間にそれぞれ、耐熱性に優れた
銀を主体とするロウ材7を介在させてロウ付け固定する
とともに、給電端子5のフランジ部5cとセラミック体
2の下面との隙間の距離hを50μm以下としてある。
なお、本実施形態ではセラミック体2の下面の凹部6近
傍及び凹部6の内壁面6aにはロウ材7との密着性を高
めるために銀を主体とするメタライズ層8を設けてあ
り、凹部6に露出する内部電極4はメタライズ層8と電
気的に接続されている。ただし、メタライズ層8はロウ
付け時にロウ材7と溶け合って数μm〜20μm程度の
ロウ材の一部を形成するようになっている。このよう
に、給電端子5の外周にフランジ部5cを設け、このフ
ランジ部5cとセラミック体2の下面との間にも銀を主
体とするロウ材7を介して接合することにより、ロウ付
け面積を大きくすることができ、給電端子5をより強固
に接合することができるとともに、外気から内部電極4
までの距離を長くすることができるため、大気中の酸素
がロウ材7やメタライズ層8中を拡散して内部電極4に
到達するまでの時間を長くすることができ、酸化に伴う
内部電極4の寿命を高めることができる。
【0019】ただし、給電端子5にフランジ部5cを設
けたとしても500℃以上の高温域では内部電極4の酸
化を充分に抑えることができないため、給電端子5のフ
ランジ部5cとセラック体2の下面との間隔の距離hを
50μm以下とすることが重要である。
【0020】即ち、本件発明者は鋭意実験を重ねたとこ
ろ、給電端子5のフランジ部5cとセラミック体2の下
面との隙間の距離hによって酸素の拡散速度が異なるこ
とを見出し、その隙間の距離hを50μm以下とすれば
良いことを突き止めた。このように給電端子5のフラン
ジ部5cとセラミック体2の下面との隙間の距離hを5
0μm以下にまで狭めてロウ材7やメタライズ層8をよ
り緻密化することで、酸素の拡散速度を大幅に低減する
ことができるため、500℃以上の高温域での酸化に伴
う内部電極4の寿命を高めることができる。
【0021】また、図2において、給電端子5の先端部
5aにおける先端面とセラミック体2の凹部6の底面と
の間には隙間を設けてロウ付けしない構造としてある。
その為、熱膨張差に伴う熱応力を凹部6のコーナーにお
いて皆無とすることができ、凹部6のコーナーに発生す
る応力集中を抑制してセラミック体2の破損を防ぐこと
ができる。
【0022】一方、セラミック体2と給電端子5を接合
するロウ材7としては、銀80〜99重量%に対して銅
を1〜20重量%の範囲で含んだものが良い。これは、
ロウ材として従来より使用されているBag−8(銀7
2重量%、銅28重量%)は融点が780℃程度と低い
ために、処理温度が800℃以上となると使用に耐え
ず、また、銅の含有量が多いと耐酸化性に劣るからであ
る。ただし、800℃未満の温度での使用においてはB
ag−8でも構わない。
【0023】また、メタライズ層8を構成する材質とし
ては、上記ロウ材7を構成する銀と銅の合計100重量
%に対して活性金属としてチタンを0.2〜20重量%
の範囲で含有させたものを用いれば、セラミック体2と
の濡れ性を高め、接合強度を高めることができる。
【0024】このようなウエハ支持部材1を製作する方
法としては、各種セラミック原料に対してバインダーと
溶媒を添加混練して泥漿を作成し、ドクターブレード法
などのテープ成形法にて複数枚のセラミックグリーンシ
ートを形成したあと、数枚のグリーンシートを積層して
グリーンシート積層体とし、この表面に内部電極4をな
す導体ペーストを所定のパターン形状に敷設したあと、
該導体ペーストを覆うように残りのグリーンシートを積
層し熱圧着することによりグリーンシート積層体を形成
する。次に、このグリーンシート積層体を所定の形状に
切削加工を施して円盤状となし、各種セラミックスを焼
結させることができる温度にて焼成することにより、膜
状の内部電極4を埋設してなるセラミック基体2を製作
する。
【0025】また、セラミック体2を製作する他の方法
としては、予め所定のパターン形状を有する内部電極4
を敷設してなる円盤状のセラミック成形体を用意し、こ
のセラミック成形体の表面上に内部電極4を埋めるよう
にセラミック粉末を堆積させ、プレス機により加圧した
あと、各種セラミックスを焼結させることができる温度
にて焼成したものでも構わない。
【0026】しかるのち、セラミック体2の上面に研磨
加工を施してウエハWの載置面3を形成するとともに、
セラミック体2の下面に内部電極4を貫通する凹部6を
ドリル等で穿設したあと、セラミック体2の下面の凹部
6近傍及び凹部6の内壁面6aにメタライズ層8を形成
し、メタライズ層8上に銀を主体とするロウ材7を塗布
しつつフランジ部5cを有する給電端子5を挿入し、給
電端子5のフランジ部5cに荷重を加えた状態で所定の
高温雰囲気で加熱することにより、給電端子5のフラン
ジ部5cとセラミック体2の下面との隙間の距離hが5
0μm以下となるようにロウ付け固定することにより得
ることができる。
【0027】ところで、処理温度が500℃以上の高温
域になると、セラミック体2と給電端子5との間の熱膨
張差に伴う熱応力によってセラミック体2が破損し易く
なる。
【0028】その為、内部電極4に通電するための給電
端子5の材質としては、高い耐熱性を有するとともに、
熱膨張係数が前記セラミック体2の熱膨張係数の3倍以
内の範囲にあるものが良く、このような金属や合金とし
ては、タングステン、モリブデン、タンタル、鉄−コバ
ルト−ニッケル合金(商品名:コバール)を用いること
ができる。
【0029】これらの金属や合金は、熱膨張係数が3〜
7×10-6/℃と前述したセラミック体2の熱膨張係数
(3×10-6〜7.8×10-6/℃)の3倍以内の範囲
にあることから、セラミック体2に加わる熱応力を軽減
することができる。また、高温域では給電端子5の酸化
が進んで導通がとれなくなる恐れがあるため、このよう
な場合には給電端子5の表面にメッキ処理等によってニ
ッケル、ニッケル−クロム、金、白金などの耐熱金属膜
を被覆しておけば良い。
【0030】また、セラミック体2の破損は、給電端子
5の形状とも密接な関係があり、給電端子5のフランジ
部5cの厚み幅tが1.0mmより大きくなると、セラ
ミック体2との熱膨張差による熱応力が大きくなり、セ
ラミック体2の下面の凹部6近傍にクラックが発生す
る。ただし、フランジ部5cの厚み幅tが0.1mm未
満では、接合強度が10kgf未満にまで大きく低下す
る。
【0031】その為、給電端子5のフランジ部5cの厚
み幅tは0.1〜1.0mmとすることが良い。
【0032】また、給電端子5のフランジ部5cの長さ
dは、長ければ長いほど内部電極4の酸化を抑えること
ができるものの、内部電極4のパターン形状等によって
さまざまな制約がある。その為、本発明における効果を
得るためには給電端子5のフランジ部5cの長さdは少
なくとも1.5mm以上あれば良い。
【0033】さらに、給電端子5の後端部5bの外径が
セラミック体2の凹部6の穴径より大きくなっても熱応
力によってセラミック体2にクラックが発生し易くな
る。特に給電端子5の後端部5bの外径が、セラミック
体2の凹部6の穴径の1.5倍より大きくなると、破損
する確率が大幅に高くなる。その為、給電端子5の後端
部5bの外径はセラミック体2の凹部6の穴径の1.5
倍以下とすることが好ましい。
【0034】また、図3に示すように、給電端子5のフ
ランジ部5bに、前記セラミック体2と同種のセラミッ
クスからなるリング体9を銀を主体とするロウ材7で接
合しても良い。このように給電端子5のフランジ部5b
をセラミック体2とリング体9とで挟み込む構造とする
ことで、熱膨張差に伴うフランジ部5bの変形を抑え、
セラミック体2からの剥離を防ぎ、抵抗発熱体4の酸化
を効果的に抑えることができる。なお、セラミック体2
と同種のセラミックスとは、セラミック体2を構成する
主成分が同一材料からなるセラミックスのことである。
【0035】かくして、本願発明のウエハ支持部材1を
用いれば、500℃以上の高温域で使用してもセラミッ
ク体2を破損させることなく給電端子5より確実に内部
電極4へ通電することができるとともに、内部電極4の
酸化を大幅に低減することができることから、長寿命の
ウエハ支持部材1とすることができる。
【0036】
【実施例】(実施例1)ここで、フランジ部5cを備え
た給電端子5とフランジ部のない給電端子55を用いた
ヒータ電極内蔵型のウエハ支持部材1,51をそれぞれ
用意するとともに、フランジ部5cを備えた給電端子5
を用いたものにあってはセラミック体2の下面との隙間
の距離hを適宜異ならせたものを用意し、各ウエハ支持
部材1,51を850℃の温度で加熱しつつづけた時の
寿命について調べる実験を行った。
【0037】本実験で用いるウエハ支持部材1,51
は、平均粒子径が1.2μm程度である純度99.9%
のAlN粉末にバインダーと溶媒のみを添加混合して泥
漿を製作し、ドクターブレード法により厚さ0.4mm
程度のグリーンシートを複数枚成形したあと、数枚積層
したグリーンシート積層体の表面にAlN粉末を混ぜた
タングステン(W)のペーストをスクリーン印刷機でも
って図4に示すパターン形状に敷設し、残りのグリーン
シートを積層して80℃、50kg/cm2 の圧力にて
熱圧着したあと、切削加工を施して円板状のグリーンシ
ート積層体とした。しかるのち、このグリーンシート積
層体を真空脱脂したあと、真空雰囲気にて2000℃程
度の温度で5時間焼成することにより、外径200m
m、厚み幅10mmで、かつ内部に膜厚15μm程度の
膜状の内部電極4,54を埋設してなる窒化アルミニウ
ム製のセラミック体2,52を製作し、その上面に研磨
加工を施して載置面3,53を形成した。
【0038】そして、セラミック体2,52の下面に前
記内部電極4,54を貫通する凹部6,56を穿設し、
セラミック体2,52の下面の凹部6,56近傍と凹部
6,56の内壁面6aにメタライズ層8を形成したあ
と、図2及び図5に示す構造のようにモリブデンからな
る給電端子5,55をロウ材7,57を用いてロウ付け
固定した。
【0039】なお、図2の構造に用いる給電端子5の形
状としては棒状体をなし、その外周にリング状のフラン
ジ部5cを設けたものであり、先端部5aの外径が3m
m、後端部5bの外径が3.5mm、フランジ部5cの
長さdが1.75mm、フランジ部5cの厚み幅tが
0.5mmのものを使用し、図5の構造に用いる給電端
子51の形状としては棒状体をなし、先端部5aの外径
が3mm、後端部5bの外径が3.5mmのものをそれ
ぞれ使用した。また、メタライズ層8には、銀、銅、チ
タンの合金を、ロウ材7,57には銀と銅を重量比で
8:2の割合で含有してなる銀銅ロウを使用し、それぞ
れ950℃の温度でロウ付け固定した。
【0040】そして、各ウエハ支持部材1,51の給電
端子5,55に通電して850℃に発熱させた状態で放
置し、酸化に伴う内部電極4,54の断線が起こるまで
の時間を測定した。それぞれの結果は表1に示す通りで
ある。
【0041】
【表1】
【0042】この結果、試料Aの給電端子55にフラン
ジ部のないもの、及び試料Bの給電端子5のフランジ部
5cとセラミック体2の下面との隙間の距離hが150
μmであるものは、10時間以内に発熱させることがで
きなくなった。そこで、ロウ付け接合部を観察したとこ
ろ、内部電極54の酸化によって断線が発生していた。
【0043】また、試料Cの隙間の距離hが100μm
であるものは100時間以内に、試料Dの隙間の距離h
が80μmであるものは1000時間以内にそれぞれ内
部電極4が酸化して断線した。
【0044】これに対し、試料E〜Gの給電端子5のフ
ランジ部5cとセラミック体2の下面との隙間の距離h
が50μm以下であるものは、1000時間もの間85
0℃に発熱させつづけても内部電極4の酸化による断線
は見られず、良好に発熱させることができた。
【0045】この結果より、給電端子5にフランジ部5
cを設けるとともに、そのフランジ部5cとセラミック
体2の下面との隙間の距離hを50μmとすれば寿命を
大幅に高められることが判る。
【0046】(実施例2)次に、フランジ部5cを有す
る給電端子5を用いたウエハ支持部材1において、セラ
ミック体2の凹部6の穴径と給電端子5の後端部5bの
径との関係を異ならせたものを30個ずつ用意し、常温
(25℃)から850℃の間で加熱、冷却を繰り返す熱
サイクル試験を50回行ったあと、硝酸により給電端子
5、ロウ材7、メタライズ層8を溶かし、セラミック体
2の破損の有無をそれぞれ調べる実験を行った。
【0047】それぞれの結果は表2に示す通りである。
【0048】
【表2】
【0049】この結果、給電端子5の後端部5bの外径
がセラミック体2の凹部6の穴径より大きくなるにつれ
てセラミック体2の破損確率が大きくなることが判る。
そして、給電端子5の後端部5bの外径をセラミック体
2の凹部6の穴径の1.5倍以下とすれば、セラミック
体2の破損は見られなかった。
【0050】従って、給電端子5の後端部5bの外径
は、セラミック体2の凹部6の穴径の1.5倍以下とす
れば良いことが判る。
【0051】(実施例3)さらに、フランジ部5cの厚
み幅tを異ならせた給電端子5を備えるウエハ支持部材
1をそれぞれ31個ずつ用意し、このうち各1つのウエ
ハ支持部材1に対して給電端子5の接合強度を調べると
ともに、残りの30個について、常温(25℃)から8
50℃の間で加熱、冷却を繰り返す熱サイクル試験を5
0回行ったあと、硝酸により給電端子5、ロウ材7、メ
タライズ層8を溶かし、セラミック体2の破損の有無を
それぞれ調べる実験を行った。
【0052】それぞれの結果は表3に示す通りである。
【0053】
【表3】
【0054】この結果、給電端子5のフランジ部5cの
厚み幅tが厚くなるにしたがって接合強度を高めること
ができることが判る。ただし、試料No.25のように
給電端子5のフランジ部5cの厚み幅tが0.05mm
では接合強度が2kgfしかなく、試料No.30,3
1のように給電端子5のフランジ部5cの厚み幅tが1
mmより厚くなるとセラミック体2にクラックが発生す
るものが見られた。
【0055】従って、給電端子5のフランジ部5cの厚
み幅tは0.1〜1.0mmの範囲にあるものが良い。
【0056】(実施例4)次に、表1の試料Eのウエハ
支持部材1と、このウエハ支持部材1の給電端子5にお
けるフランジ部5cに、図3のようにセラミック体2と
同一の窒化アルミニウム質セラミックスからなるリング
体9をロウ付け固定したものをそれぞれ30個ずつ用意
し、これらのウエハ支持部材1を常温(25℃)から8
50℃の間で加熱、冷却を繰り返す熱サイクル試験を2
000回行ったあと、硝酸により給電端子5、ロウ材
7、メタライズ層8を溶かし、セラミック体2の破損の
有無をそれぞれ調べる実験を行った。
【0057】この結果、リング体9を持たないウエハ支
持部材1では、30個中15個に抵抗発熱体4の断線が
発生したが、リング体9を有するウエハ支持部材1にお
いては、抵抗発熱体4の断線が全く見られなかった。
【0058】このことから、リング体9を設けた方が良
いことが判る。
【0059】(実施例5)次に、組成を異ならせた銀を
含むロウ材7を用いて給電端子5を窒化アルミニウム製
のセラミック体2にロウ付け固定した時の接合強度につ
いて調べる実験を行った。
【0060】なお、ウエハ支持部材1は使用中、給電端
子5の自重以外に大きな荷重は加わらないことから、1
kgf以上の荷重に耐ええるものであれば使用可とし
た。
【0061】それぞれの結果は表4に示す通りである。
【0062】
【表4】
【0063】この結果、まず、銀の含有量が多いほど接
合強度を高めることができることが判る。ただし、銅の
含有量が1重量%より少なくなるとセラミック体2との
濡れ性が悪くなり、試料No.39のように銅を含まな
い場合は接合させることができなかった。また、逆に試
料No.32,33のように銅の含有量が20重量%よ
り大きくなると引っ張り強度が1kgf以上を満足する
ことができなかった。
【0064】従って、ロウ材7としては、銀を80〜9
9重量%、銅を1〜20重量%の範囲で含んだものが良
いことが判る。なお、実施例5では、銀及び銅を100
重量%に対し、活性金属であるチタンを5重量%添加し
たものを示したが、この活性金属は銀及び銅を100重
量%に対して0.2〜20重量%の範囲で添加してあれ
ば良好な接合強度を得ることができた。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ウエハ
の載置面を有するセラミック体中に少なくとも一つの内
部電極を埋設してなり、上記載置面以外のセラミック体
の表面に給電端子を取り付けるための凹部を上記内部電
極を貫通して穿設し、該凹部に銀を主体とするロウ材を
介して前記給電端子をロウ付け固定し、該給電端子と内
部電極とを電気的に接続してなるウエハ支持部材であっ
て、上記給電端子の外周にはフランジ部を設け、このフ
ランジ部とセラミック体の表面との間にも前記銀を主体
とするロウ材を介してロウ付け固定するとともに、上記
給電端子のフランジ部とセラミック体の表面との間隔の
距離を50μm以下としたことにより、500℃以上の
高温域に曝されたとしても、上記給電端子を強固に接合
することができるとともに、大気中の酸素がロウ材中を
拡散することを抑え、セラミック体の凹部に露出する内
部電極の酸化を抑えることができるため、高温域におい
て長寿命のウエハ支持部材を提供することができる。
【0066】また、本発明は上記給電端子のフランジ部
の厚み幅を0.1〜1.0mmとするとともに、給電端
子の後端部の径をセラミック体の凹部の穴径の1.5倍
とし、さらに給電端子のフランジ部にセラミック体と同
種のセラミックスからなるリング体をロウ付けしたこと
から、熱応力に伴うセラミック体の破損と抵抗発熱体の
酸化を防ぎ、ウエハ支持部材の耐久性をさらに高めるこ
とができる。
【0067】その為、ウエハ支持部材の内部電極を静電
吸着用電極として用いれば、高温域においてウエハを精
度良く吸着保持することができ、内部電極をヒータ電極
として用いれば、ウエハの均熱性を高めることができ、
さらに内部電極を高周波発生用電極として用いれば、各
種加工速度を高めることができるとともに、これらの特
性を長期間にわたって得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のウエハ支持部材の一例を示す
斜視図であり、(b)は(a)のX−X線断面図であ
る。
【図2】図1(b)のA部を拡大した断面図である。
【図3】本発明のウエハ支持部材における他の給電構造
を示す断面図である。
【図4】内部電極のパターン形状を示す模式図である。
【図5】従来のウエハ支持部材を示す断面図である。
【図6】図5のB部を拡大した断面図である。
【符号の説明】
1…ウエハ支持部材 2…セラミック体 3…載置面
4…内部電極 5…給電端子 5a…先端部 5b…後端部 5c…フ
ランジ部 6…セラミック体の凹部 7…ロウ材 8…メタライズ
層 W…ウエハ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエハの載置面を有するセラミック体中に
    少なくとも一つの内部電極を埋設してなり、上記載置面
    以外のセラミック体の表面に給電端子を取り付けるため
    の凹部を前記内部電極を貫通して穿設し、該凹部に銀を
    主体とするロウ材を介して上記給電端子をロウ付け固定
    することにより給電端子と上記内部電極とを電気的に接
    続してなるウエハ支持部材であって、上記給電端子は外
    周にフランジ部を備え、このフランジ部とセラミック体
    の表面との間にも前記銀を主体とするロウ材を介してロ
    ウ付け固定するとともに、上記給電端子のフランジ部と
    セラミック体の表面との間隔の距離を50μm以下とし
    たことを特徴とするウエハ支持部材。
  2. 【請求項2】上記給電端子のフランジ部に、前記セラミ
    ック体と同種のセラミックスからなるリング体をロウ付
    け固定したことを特徴とする請求項1に記載のウエハ支
    持部材。
  3. 【請求項3】上記セラミック体中の内部電極が、静電吸
    着用電極、ヒータ電極、プラズマ発生用電極のいずれか
    である請求項1及び請求項2に記載のウエハ支持部材。
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